38 :
JKC:
>9>15>36
いやいや、私的には・・・
「主人公が目覚めたのは2009年の正月のソウルであった。 初夢から覚めた彼は
寒風が吹き込むバラックの中でふさぎ込む。」
「5年前に北朝鮮が南侵を行わなければ・・・。 そして北朝鮮が先制核攻撃で
ソウルと在韓米軍基地を吹き飛ばさなければ・・・。 そして米軍の報復核攻撃
で北朝鮮という国が無くなってしまわなければ・・・。 我が国はこんな事には
ならなかったのに・・・。」
と、今更悔やんでもどうしようも無い事ばかり考え込む主人公であった。
2004年に勃発した第二次朝鮮戦争によって、朝鮮半島の大半は廃墟と化し、かって
の大都市ソウルもその大半が放射能汚染によって居住に適さない無人地帯となってい
た。 人口の大半を失った北朝鮮もろとも韓国は国連の管理下に置かれ、辛うじて生
き残った主人公も、ソウル郊外の巨大な貧民窟で難民同然の生活で辛うじて生き延び
る毎日であった・・・。
要するに「日帝の統治が21世紀まで続いている」と言う「悪夢」よりも、現実の方
が遙かに悲惨であったというオチですね(藁。