1 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:
A、B、Cと3人の人がいて、それぞれ風船を1つずつ持っている。
3人はダーツによって、相手の風船に攻撃を加えて
最後まで自分の風船を割られなかった者が勝ちというゲームをやる。
攻撃は誰かに対して1度に1回ずつ行われる。
一人が同時に2人にダーツを投げることはできない。
ただし、ダーツの腕がそれぞれ違っていて
Aは5回中4回(80%)、Bは5回中3回(60%)、Cは5回中2回(40%)
の確率で、狙った相手の風船に命中させられる。
さて、最終的に勝つのは誰だろうか?
そしてそれは何故だろうか。
(例えば、A=日本、B=中国、C=韓国、とする)
2 :
名無し:02/01/21 00:03 ID:dRHBTK34
地球市民
3 :
:02/01/21 00:18 ID:NnS5mVJT
日本は攻撃できないでしょ
韓国と中国から集中攻撃をうけ かつ 反撃できない日本の負け
というか生産業でゲームしたら?
4 :
:02/01/21 00:27 ID:qLQRaMt+
ランチェスターの法則か?
ランチェスターの法則だったら、日本の圧勝でしょ。
そうでなくて・・・
これが完全情報・完備情報で同時手番ゲームとして・・・
ABが潰し合ってCが生き残るかな?
よくわからん。
1さん、答えプリーズ
6 :
名無し@仕事人:02/01/21 00:56 ID:laBDiFpp
1さ〜ん!
7 :
FF-4トリアーエズ:02/01/21 01:11 ID:UnZa1f3H
BとCが組んでAを狙った場合、
BかCどちらかが投げたダーツがAの風船に当たる確立は
1−(1−0.6)*(1−0.4)=0.76=76%
Aはより強いBから狙うとして、4%程Aの方が有利かな。
んで、その後Cを始末。
よりAが勝率を上げたいなら、Bに対して「一緒にCを狙おう」と誘う。
勝負の時になったら、AはCではなく、Bを潰す。(つまりBを裏切る)
Bを始末した後に、Cを始末する。
しかし、
>>1氏の設定では、ABCそれぞれが、お互い及び自分のダーツの腕を知っている
かどうかが不明だな。
8 :
:02/01/21 01:17 ID:dFuQ83yK
9 :
大ばか野郎:02/01/21 01:46 ID:G+Qodmz2
>>7反論してほしいのですが、Bの5回中3回とCの5回中2回を合わせると10回中
5回で50%にならないのでしょうか?
10 :
7じゃないけど:02/01/21 01:57 ID:4+tpZzXA
BとCの試行はそれぞれ独立してるから、足し算じゃダメだと
思いますよ。
11 :
名無し@仕事人:02/01/21 02:06 ID:laBDiFpp
>>9それは、計算の仕方が違います。
わかりやすく、例を作ってみましょう。
A,B,Cの確率はそのままで、
Aの風船に、B,Cがダーツを投げるとします。
Bがまず投げるとすると、「あたらない確率」は
40%ですね。
Cが投げます。[あたらない確率」は
60%ですね。
Aの風船が生き残るためには、Bのダーツから生き残った上に、
Cのダーツからも生き残らねばなりません。
即ち、40%の確率で生き残った上に、さらに60%で
生き残らねばなりません。故に生き残る確率は、24%なのです。
と、いうことは、B,Cいずれか、あるいは両方のダーツが
あたる確率は、76%になるのです。
12 :
名無し@解答?:02/01/21 02:11 ID:4+tpZzXA
ダーツがポイントです。
結果的には勝つのはA(日本)。
なぜなら、
B(中国)のダーツはmade in chinaなのでまっすぐ飛ばない。
C(韓国)のダーツはアメリカからもらったものなので
大きすぎて韓国人には投げられない。
ちがいますか、1さん?
13 :
:02/01/21 02:16 ID:ujFIXQzJ
>>12made in koreaのダーツを韓国人が使うと、手の中で爆発したりして
14 :
名無し@仕事人:02/01/21 02:17 ID:laBDiFpp
15 :
名無し@解答?:02/01/21 02:18 ID:4+tpZzXA
韓国人なら生えてくるから大丈夫
16 :
大ばか野郎:02/01/21 02:20 ID:G+Qodmz2
こういうことですね。
Bにとっての5回とCにとっての5回というのは確率が違うためにそれぞれ
にとっての存在価値(?)も違ってくるのでそのまま足したらおかしい。
17 :
名無し@解答?:02/01/21 02:21 ID:4+tpZzXA
>>14アメリカから見れば黄色人種がどうこうなるのはゲームでしょ?
黄色い猿に経済理論はわかんないYO!
18 :
名無し@解答?:02/01/21 02:23 ID:4+tpZzXA
>>16まあだいたい当たり。
でも存在価値は似たようなもの
19 :
大ばか野郎:02/01/21 02:31 ID:G+Qodmz2
日本の風船だけ特殊加工で割れないように作られていると思う。
20 :
名無し@仕事人:02/01/21 02:33 ID:laBDiFpp
21 :
:02/01/21 02:35 ID:CywzsjVD
経済じゃないの?
22 :
大ばか野郎:02/01/21 02:35 ID:G+Qodmz2
23 :
名無し@仕事人:02/01/21 02:35 ID:laBDiFpp
>>16公正なサイコロを2回振って、2回とも1が出る確率は?
次に、2回とも1が出ない確率は?
24 :
:02/01/21 02:37 ID:5aYSSwU3
数学でしょ。囚人のジレンマとか。
25 :
大ばか野郎:02/01/21 02:37 ID:G+Qodmz2
26 :
:02/01/21 02:39 ID:DmUY7bay
日本が中韓いずれかを狙うと「侵略ニダ!」等とわめき立て
日本は攻撃できない。
韓国は迷わず日本を狙う。
日本がそのダーツを打ち落とす。
「何するニダ!?」「専守防衛……」
中国はその隙に韓国を攻撃し、成功。
次の目標は日本だが、韓国がやられたことによってやっと危機感に
目覚めた日本と本気で戦うと、確率上負けは見えている。
結局、撃たないで恩を売った方がいいと判断し両者勝利でノーサイド。
ハン板にスレ立てたのはこういう回答が欲しかったからだろうかと推測。
27 :
:02/01/21 02:39 ID:5aYSSwU3
28 :
大ばか野郎:02/01/21 02:39 ID:G+Qodmz2
数学に心理学が合わさっているらしい。ちなみに創始者は
ジョン・フォン・ノイマン。コンピュータで有名な人。
29 :
ななし:02/01/21 02:39 ID:C0zpjyVz
30 :
名無し@解答?:02/01/21 02:39 ID:4+tpZzXA
>>20数学の理論かもしれないけど、おもに活用されているのは
経済分野でしょ?
31 :
名無し@仕事人:02/01/21 02:40 ID:laBDiFpp
>>21経済学で出てきたし、経済学で使われるけど、
数学の一分野を構成する。ノイマンもナッシュも、
どっちかってーと数学者的だし。
それに、社会学や経営学でも使われるね。
動学ゲームなんかは数理生物学でも使われる。
32 :
ななし:02/01/21 02:41 ID:C0zpjyVz
経済学部でーす。
ゲームの理論はやったことあるなー。
33 :
大大大ばか野郎:02/01/21 02:42 ID:G+Qodmz2
なるほど。
34 :
:02/01/21 02:43 ID:CywzsjVD
ノイマン型コンピュータのノイマンか。
現代コンピュータの父で大量破壊兵器開発の虐殺者
35 :
名無し@仕事人:02/01/21 02:43 ID:laBDiFpp
>>30数理生物学では、トレンドのようだ。
進化ゲームなんて、流行りだね。
もっとも、理系のゲーム論のテキストは、
経済学のそれとは到底同じものとは思えないほどでは有るが・・・。
36 :
名無し@解答?:02/01/21 02:44 ID:4+tpZzXA
>>31ところで、ゲーム理論って不確定な要素をもとに
妥当性のある解を導くとかなんとかいうやつでしょ?
元が不確定なのに、それを理論化しようとするのって
考えついたジョンさんは物好きだよね
37 :
名無し@仕事人:02/01/21 02:45 ID:laBDiFpp
38 :
:02/01/21 02:45 ID:CywzsjVD
39 :
名無し@仕事人:02/01/21 02:51 ID:laBDiFpp
>>36というか、相互連関的意思決定というべきか。
不確定なものを理論化しようとするのは、
当時の科学全体の流れでしょ。
40 :
大大大ばか野郎:02/01/21 02:54 ID:G+Qodmz2
>>37御講義ありがとうございます。高校時代のものを全て忘れております。
41 :
大大大ばか野郎:02/01/21 02:55 ID:G+Qodmz2
面白かったのでコピペしておきます。
ゲーム理論は、数学者のフォン・ノイマンが2人ゼロサムゲームの基本定理を証明した
ことに始まる学問です。お互いに影響を与え合う場で自分の利益を追求する行動(戦略)
は、本質的に室内ゲームと同じである、という認識から「ゲーム理論」と呼ばれる
ようになりました。だからゲーム理論は行動科学であり、心理学とはお隣りさんと
いえるとおもいます。ノイマンは室内ゲームに利害対立の原型があると気付きました
。そして同じような利害対立が、政治、経済、戦争、日常生活においても起こること
に気付いたのです。
42 :
大大大ばか野郎:02/01/21 02:55 ID:G+Qodmz2
第2次大戦中、フォン・ノイマンといっしょに仕事をしていたある学者が、ノイマンに
こう言いました。「つまりチェスのようなゲームの理論ですね。」ノイマンはこう答え
ました。「いやいやチェスはゲームじゃありません。チェスというのは、明確に定義
された計算の一形式なのです。実際に答えを出すことはできないかもしれないが、理論的
には、どんな状況でも、ある一つの解、つまり「正しい手」が存在するはずです。」
43 :
大大大ばか野郎:02/01/21 02:56 ID:G+Qodmz2
つづけて、「それに対して本当のゲームというのは全然ちがいます。現実の生活はそう
いうものではないんです。現実の生活は、はったりや、ちょっとしたごまかしの駆け
引きや、こちらの動きを相手はどう読んでいるのだろうかと考えたりすることなどから
成っています。そして、これこそが、私の理論で言うゲームなんです。」
44 :
大大大ばか野郎:02/01/21 02:56 ID:G+Qodmz2
はったりや駆け引きと聞くと、ゲーム理論は心理学の一分野と考える人もいるかも
しれません。しかしノイマンの考えたゲーム理論は、れっきとした数学でした。なぜ
人間の行動や、人間の利害の対立を扱うのに、心理学でなく数学なのでしょうか。
それは、ゲーム理論が「完全に合理的なプレーヤー」を想定しているからです。だから、
厳密に数学的な解析ができるのです。
45 :
名無し@仕事人:02/01/21 02:57 ID:laBDiFpp
>>38そういうシュミレーションもあるけど、もっと単純に、
ロトカ・ボルテラ方程式なんてのも数理生物学の
基本的動学ゲームだね。その応用で、量的遺伝の力学系なんかもある。
経済学でも、グッドウィンが応用してたね。
46 :
名無し@解答?:02/01/21 03:00 ID:4+tpZzXA
なんだかえらい高等なお話になってるけど…
ハングル板にこんな場が生じた結果、
ゲーム理論的にはどうなるのでしょうか?
47 :
さるだ:02/01/21 03:01 ID:XHuZy8Wy
一つだけ確かなことがある、それは生き残る最大の要因は自分以外
の者で当てる確率が最大の者を攻撃すべきだということ。
そう言う意味では第一回戦では確かにCが生き残る可能性は強い、
しかし生き残ったA若しくはBと次に対戦する時に滅ぼされる確率
は強くなる。
基本的に先攻する確率が各3分の1だとすると。
AはBを攻撃するから
Bの生き残れる確率は2/3+1/3×0.2=11/15
B若しくはCはAを攻撃するから
Aの生き残れる確率は1/3+1/3×0.4+1/3×0.6
=10/15
Cは攻撃されないので1
但し上記はA若しくはBのいずれかが負けるまで繰り返されるから
実際は
Aは10/21
Bは11/21
で次に生き残った方とCとの対戦で
A対Cなら当たる確率が2対1なので
Aは2/3
Cは1/3
これに先の確率をかけて
Aは20/63(100/315)
Cは10/63(50/315)
次にBについて同様に
Bは33/105(99/315)
Cは22/105(66/315)上を加えて(115/315)
かな
48 :
名無し@仕事人:02/01/21 03:04 ID:laBDiFpp
リミットサイクルが発生する(w
49 :
さるだ:02/01/21 03:05 ID:XHuZy8Wy
途中で切れたので結論だけ
Aは100/315
Bは99/315
Cは115/315
かな
50 :
さるだ:02/01/21 03:07 ID:XHuZy8Wy
51 :
名無し@解答?:02/01/21 03:08 ID:4+tpZzXA
てか、このスレ立てた人はどこ逝っちゃったの?
52 :
名無し@仕事人:02/01/21 03:15 ID:laBDiFpp
>>47同時手番ゲームだとすると、
2ループ目終わった時点での
Aの生存確率は
(0.24*0.24)*0.24*0.2+(0.24*0.6)*0.24*0.8=0.0400128
同様に、
Bの生存確率
0.02016
Cの生存確率
0.7552
で、Cの生存確率がダントツのように思えるのですが。
(自信なし)
53 :
さるだ:02/01/21 03:20 ID:XHuZy8Wy
>>52それだと、その時点での生存確率の合計値が1にならないのでは。
単純化して考えれば、風船が割れなかったループは何も起こらな
かったゲーム自体が成立しなかったと考えてはいけませんか。
54 :
名無し@仕事人:02/01/21 03:23 ID:laBDiFpp
>>53同時手番ゲームですから、全員死亡でも良いわけです。
55 :
名無し@仕事人:02/01/21 03:28 ID:laBDiFpp
>>53というか、同時手番か否か以外にも、ルールの解釈に相違があるようですね。
まず、完備情報・完全情報ゲームということは、いいですね。
次に、1回で三人がそれぞれ1回ずつ投げられるのか、
三人のうち、一人しか投げられないのか、どちらですか?
56 :
さるだ:02/01/21 03:53 ID:XHuZy8Wy
>>55それは1に聞いてください、と言っても遁走しましたが。
>攻撃は誰かに対して1度に1回ずつ行われる。
>一人が同時に2人にダーツを投げることはできない。
これを読むと、誰か特定の人に1回行われると読めます。
とすると、その時点では攻撃する者、攻撃される者、局外者という
構成になると思います。
57 :
名無し@仕事人:02/01/21 03:58 ID:laBDiFpp
>>56でも、それやると先攻確率だとか、わけわからん
要素がいっぱい出てくるんですよね・・・・
それに、あまりハッキリした結果に収束しないし。
つーか、1自体、よくわからずに書いたのかなあ・・・
58 :
:02/01/21 22:14 ID:xSbCUDTj
同時攻撃ルールだとして、かつ
BとCが同盟を結んでAを攻撃する。AはBを優先して攻撃するとして、
初回の攻撃終了後、
・AがBに勝利(Aの攻撃は当たり、Bの攻撃は当たらない)
0.8*(1−0.76)=0.192
・B、CがAに勝利(Aの攻撃は当たらず、Bの攻撃は当たる)
(1−0.8)*0.76=0.152
・AとBが相互破壊(A、Bともに攻撃が当たる)
0.8*0.76=0.608
・次のターンへ(A、Bともに攻撃が当たらない)
(1−0.8)*(1−0.76)=0.048
2ターン目では、それ自体が存在する可能性が0.048であるから
・Aが勝利 0.048*0.192
・Bが勝利 0.048*0.152
・相互破壊 0.048*0.608
・3ターン目へ 0.048*0.048
59 :
:02/01/21 22:14 ID:xSbCUDTj
結局、Aの勝利の可能性は
0.048のn乗*0.192(nは0以上の整数)
の総和となる。
Bの勝利の可能性、及び相互破壊の可能性も同様。
実際に計算してみると、それぞれ
A勝利 0.201681
B勝利 0.159664
相互破壊 0.638655
AがBに勝利し、Cと戦う場合も同様に算出すると
Aが勝利 0.540504
Cが勝利 0.091899
相互破壊 0.367597
Aが敗北した後、BとC同士が戦うとするなら
Bが勝利 0.458017
Cが勝利 0.207597
相互破壊 0.334387
60 :
:02/01/21 22:15 ID:xSbCUDTj
BとCが戦う場合、最終勝利条件とその確率は
A=Bに勝利し、さらにCに勝利する 0.201681*0.540504=0.109009
B=Aに勝利し、さらにCに勝利する 0.159664*0.458017=0.073129
C=3パターンある
1)Bに勝利したAに勝利 0.201681*0.091899=0.018534
2)Aに勝利したBに勝利 0.159664*0.207597=0.033146
3)AとBが相互破壊 0.638655
Cの勝率はこれらの総和 0.690335
他のパターン
a)Bに勝利したAとCが相互破壊 0.201681*0.367597=0.074137
b)Aに勝利したBとCが相互破壊 0.159664*0.334387=0.05339
すなわち全滅パターン。 0.074137+0.05339=0.127527
・・・一応、それぞれ総計1になるし間違ってはいないと思うんだけど。採点キボーン。
結論=C圧倒的有利
61 :
名無し@仕事人: