VAWW−NETジャパンからの集会案内
「女性国際戦犯法廷」は昨年12月ハーグで最終判決を下しましたが、日本のメディアはまた黙殺しました。
東京での2000年「法廷」を取り上げたNHKのETV特集番組は右翼の圧力で無残に改ざんされたため
知る権利と表現・言論・報道の自由を侵し、被害女性を再び侮辱するものだと
VAWW−NETジャパンはNHKに抗議し、昨年7月NHKを提訴しました。
その第3回口頭弁論が、番組放映1周年の1月30日に開かれます。
記念集会ではこの番組をもう一度見て、韓国の尹貞玉さんと吉見俊哉東大教授とともにNHK裁判の意味を考えたいと思います。
NHKのこの問題に関する対応はまさに現在のメディアの危機の表れであり、アフガン戦争についての偏向報道ともつながっています。
私たちは沈黙しないで、NHKに抗議し続け、メディアを監視します。裁判の傍聴と集会への参加をお願いします。
記
2002年1月30日(水)6時30分(開場6時)
江戸東京博物館1階会議室(JR・地下鉄両国駅下車徒歩5分)
会場費700円
プログラム
1.NHK第3回裁判報告
弁護団 緑川由香弁護士
原告 松井やよりVAWW−NETジャパン代表
2.NHK ETV2001特集「問われる戦時性暴力」上映
3.NHK裁判の意味を考える
論評 尹貞玉「女性国際戦犯法廷」国際実行委員会共同代表
「NHKは『慰安婦』被害女性をどう傷つけたか」
講演 吉見俊哉 東京大学社会情報研究所教授
「日本のメディアは『女性国際戦犯法廷』をなぜ報道しなかったか」
メッセージ 米山リサ カリフォルニア大学準教授
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この1月30日はVAWW−NETジャパンから、NHK裁判第3回口頭弁論の傍聴呼びかけも行なわれています。時間は午後1時半、東京地裁103号法廷、原告側が事実経過に関する陳述書を提出することになっています。
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