>>681 産経新聞の「正論」(月刊誌のほうではなくて、新聞のほう)執筆メンバーに
なることを厭わないようなレベルの韓国人でさえ、この体たらく…。
−−引用開始−−
西尾幹二『歴史と常識』(扶桑社)所収
『月刊朝鮮』編集長・趙甲済氏への質問
付・趙甲済氏からの返書の要旨
『現代コリア』(平成十四年一・二月号)に載せた右の「趙甲済氏の質問」は、
趙氏が日本の『文藝春秋』にも当たる『月刊朝鮮』編集長で、韓国を代表する
ジャーナリストであり、しかも『産経新聞』コラム「正論」欄の執筆メンバー
でもあることから、公正な対応をしていただけると信じ、あえて試みた一文です。
趙氏は『現代コリア』(平成十四年四月号)に、「西尾幹二氏への返事」と
題した一文を寄せ、西岡力氏の訳文でこれがA4で六枚、かなりの量です。
(略)
最後に、(趙)氏は次のように言っています。
「『国民の歴史』にはこのような文章がありました。
<われわれが朝鮮半島からの渡来人と呼んでいる人々は、『論語』を教えた
王仁や、聖徳太子の恩師となった僧慧慈…などが代表する知識人や芸術家で、
明治期のお雇い外国人のような役割である>
古代国家日本を作った主役集団は、韓半島を渡っていった北方遊牧民族出
身の騎馬戦士だったと私は考えます。明治期のお雇い外国人程度ではなく古
代日本の執権層が渡来人だったと私は確信します。米国大陸を開拓した主役
が英国から集団で渡っていった人々だったのと同じことではないですか。西
暦七世紀以前の東アジアは移動の時代でした。この躍動の時代を古代国家完
成後の定着時代の感覚で分析しつつ愛国心や差別性を強調(または隠蔽)す
るのは事実の政治的歪曲でしょう。