■ハングル板の本棚■第２棹

＜韓日漫画を読む＞ ホラー漫画
http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=cul&cont=cul0&aid=20020122232155700
ホラー漫画が安定したジャンルとして認められるのに最も大きく貢献した作家といえば、断然伊藤潤二だろう。
少女漫画的な繊細なムード、キャラクターの奇怪な表情のタッチに定評のある彼の世界は、『うずまき』に
至ってその頂点に達する。映画の興行でも成功を収めた同作品は、黒渦町を舞台に起きる奇怪なストーリー集だ。　

韓国の漫画文化の中で、直接「ホラー」を取り入れた作品はまれな方だ。　ジャンルの特性上残忍な演出が
避けられず韓国の検閲を避け難かったためではないかと思われる

男であれ女であれホラー文化を楽しむ理由は、我々の現実がすでに恐怖そのものであるため、より大きな
恐怖の体験で現実の恐れを忘れようとする心理がその裏側にあるからではないだろうか。