朝鮮日報日本語版より
北朝鮮軍がDMZで韓国軍に銃撃
27日午前10時42分ごろ、京畿(キョンギ)道・坡州(パジュ)郡
・積城(チョクソン)面の非武装地帯(DMZ)北方7キロ地点の朝鮮
民主主義人民共和国(北朝鮮)軍の歩哨所から、韓国軍の歩哨所
に向かって2〜3発の銃撃が加えられたと、合同参謀本部が明ら
かにした。
合同参謀本部は北朝鮮側の銃撃の直後、韓国軍は交戦の規則
に従って、「銃撃挑発は明確な戦争協定違反だ。即刻挑発を中
止せよ」という警告放送とともに、小銃で15発ほどの対応射撃
を行ったと明らかにした。
北朝鮮軍が非武装地帯で韓国軍に対し銃撃を加え、韓国軍が
対応射撃を行ったのは98年6月、同じ地点で似たような事件が発
生して以来、3年5カ月ぶりのこと。
この日の北朝鮮軍の銃撃で、北朝鮮側から770メートル離れ
た韓国軍の塹壕のガラスが割れ、残りの銃弾が塹壕の鉄柵に当
たったが、韓国軍に被害はなかった。銃撃戦の後、北朝鮮側の
特異な軍事動向は観測されなかったと合同参謀本部は明らかに
した。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2001/11/27/20011127000004.html