北朝鮮はかってどのように語られたか

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735超党派訪朝団
日本共産党参議院議員 緒方 靖夫
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それは、私たちが北朝鮮を訪問したときいちばん悩みだったのは“金日成参り”でした。
金日成の廟があります。それから銅像があります。お参りする所がいっぱいあるのです。
そこに代表団はみんな連れていかれるのです。私たちは金日成とは論争関係にあり、
攻撃されてきたという関係がありますから、頭はいっさい下げない。しかし代表団の流れを
乱すわけにはいかないということで、参加したけれども頭は下げませんでした。目立ちます。
みんなが深々と頭を下げているときに。きわめつけは金日成の廟です。

なにしろ500メートル歩かされて、また200メートル歩いて廟があって、そこに靴の泥をおとす
マットが敷いてある。そこで泥を落として、そして飛行機に乗るときの探知機のようなものがあって、
そこを通ると空気のようなものがビューと出てきて服の泥をはらう。それを通っていくと彼の遺体が
寝ているわけです。まず足におじぎするわけです。その横でおじぎして、頭のところでおじぎして
またおじぎしてと4回おじぎする。そして出てきたところには記帳するところがあり、みんな記帳する
わけです。

たとえば野中自民党幹事長、「偉大な金日成首相の教えに従って日朝関係を改善していきたい」と。
自主性がどこにあるかと思います。村山団長にいたっては、「金日成」とかくところを「金日生」と
書いてしまって真っ青になっていました。私は隣にいましたので、「生きてほしいと願いを書いたの
だからいいじゃないですか」となぐさめましたが、あの方「おお、そうじゃのう」と言っていました。
http://www.ogata-jp.net/~jinken/Rombun/kenpo_asia.htm
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情けなくて涙が出る・・・・