フィリピンはどうなった？

＜比ホテル火災＞７５人死亡　キリスト教団体客ら宿泊　ケソン市（毎日新聞）
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010818/dom/14450000_maidome048.html
【マニラ井田純】フィリピンのマニラ首都圏ケソン市の「マノール・ホテル」（６階建て）から、１８日午前４時１５分（日本時間同５時１５分）ごろ出火した。消防当局などによると、少なくとも７５人が死亡、２０人前後がやけどなどで病院に搬送された。
残る数十人は消防隊に救出されたり、自力で脱出した。約３時間半後に鎮火した。このホテルは日本人も利用することがあるというが、死傷者の中に日本人は確認されていない。

　地元テレビなどによると、ホテルには少なくとも１７２人が宿泊。宿泊客の大半はフィリピン人で、マニラで開催中の集会に参加するキリスト教系団体の信者だったという。

　消防当局によると、死者の多くは部屋で就寝中だった様子で、火事に気付き避難しようとしたが、強盗よけの鉄さくに阻まれた上、非常口も施錠されていたため、煙に巻かれて窒息したらしい。
地元警察スポークスマンは「原因は空調システムの過熱だ」と語った。

　同国のアロヨ大統領は、火災原因の徹底究明と被災者の救援を関係当局に命じた。ホテルがあるケソン市はマニラ中心部から北東へ約２０キロ。

［毎日新聞８月１８日］ ( 2001-08-18-13:21 )