>>713 私は中学高校時代、厳しい学校や両親への反発。そしてクラス
には誰も友達がおらず、また好きだった女の子に告白したところ、
「あんんた気持ち悪いの。つきまとわないで。あたしをじろじろ見
ないで」といわれ、ショックで登校拒否に陥り一時は真剣に自殺
も考えたりしていました。
そんなある日、本屋でふとなにげに手に取った本が「狼たちへの
伝言」だったのです。狼をはじめて読んだときの興奮は忘れられ
ません。体中に熱い炎が燃え上がるのを感じました。いかに自分が
ちっぽけな人間だったかに気付き、また今日から心をいれかえ、
日々前向きに生きようと誓いました。
私にとって落合さんは閉塞感に悩んでいた青春時代に勇気を与えてくれた
人だったのです。
落合さんの本と出会って以来、猛烈に努力を重ねた私は、無事に難関と言われる某
国立大入試を現役で突破しました。ところが、大学入学後も落合さんの教えを
守り、多くの本を読み、勉強を積み重ねたある日のこと(20歳ころ)、
ふと書店で「落合信彦最後の真実」を手にとってしまったのです。
私は最初は落合さんの新作かと思ったのですが、読みすすめていくうちに
言葉にはできない恐怖を覚えてしまい、最後まで読めませんでした。
私にとって青春のシンボルであり、心の支えであり、人生の師でもあった
落合さんに対する偶像が崩壊していくのを感じたからです。
それでも、最初はこんな本は、奥菜某が落合さんをひがんで書いた根拠なき妄想、トンデモ
電波だと決めつけることにしました。
しかし、しかし、です。