光臨歓迎!李統輝先生訪日実現!

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1名無しさん@お腹いっぱい。
2001.04.20 産経新聞
■今夜中にビザ発給に決着 首相・外相-------------

 政府筋は二十日夕、台湾の李登輝前総統への訪日査証(ビザ)発給問
題について、同日夜に森喜朗首相と河野洋平外相が会談、決着させると
の見通しを明らかにした。

■ビザ発給条件で李登輝氏側と合意------------------------

 政府首脳は二十日夕、李登輝前台湾総統への査証(ビザ)発給問題で
「台湾から返事は来ている」と述べ、発給の条件について李前総統側と
合意に達したことを明らかにした。

■今日中にも発給-----------------------
李登輝氏ビザ 本人側と最終調整

 森喜朗首相は二十日午前の閣議終了後、河野洋平外相、福田康夫官房
長官と会談し、台湾前総統の李登輝氏に対する訪日のための査証(ビザ)
発給に向け、詰めの協議を行った。政府は人道的観点から、李氏の訪日
目的を医療行為に限定、滞在先も病院のある岡山県倉敷市のみとするこ
となどを条件に査証を発給する方向で、李氏側と最終調整を続けており
、まとまれば同日中にも査証を発給する。
 福田官房長官は同日午前の記者会見で、李氏への査証発給に向けた調
整について「外相が中心となって取りまとめをしているところだ。今日
中に何とか結論になればと思っている」として、二十日中の査証発給に
向けて調整を急ぐ考えを示した。河野外相も記者会見で、「人道的な側
面と同時に国際環境などを慎重に考え、早急に結論を出すよう最大限努
力したい」と述べた。

 また、福田長官は日本政府が李氏側に政治活動を行わないことなどに
ついて誓約書への署名を求めたとの報道については「そういうことはな
い」と否定した。

 一方、査証発給に慎重な考えを示している橋本龍太郎行革・沖縄北方
担当相は記者会見で、「どう決着させるにせよ、政治問題化したことを
憂えている」と述べ、外務省などの対応に不満を示し、中国の反発に懸
念を示した。
2名無し:2001/04/20(金) 21:47
「台湾は回虫駆除の虫下し」
この騒ぎで,日本は寄生虫が政界の中枢に巣くっていることに
気づいた。大々的な駆除が必要だ。

田中角栄が感染したのだろう。あと竹下が
長いことわずらった。今H本も重態だ。
K野は回虫が頭にきたようだ。回虫が脳に入ると狂ってしまう。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/20(金) 22:10
教科書騒ぎの時もそうだったけど、森首相を評価できるのは歴史問題とやらに関する外圧に対して日本の立場を明快にしてきたという点ですね。
首相が代わったらまた尻尾振るんですかね、隣国に……。

ニュースステーション、北京からの中継でテレビ朝日のアナウンサーが「中日関係」と言っていた。自分の国を先に言うのが普通だ。
日本の報道関係者があの国に行くと、国籍変わっちまうのか?
4名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/20(金) 22:30
そう、あの人たちは日本人ではありません
外国人による外国人の新聞、テレビです
5名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/20(金) 23:10
橋本逝って良し
6駆逐艦雪風:2001/04/20(金) 23:16
台湾を取られるという事は,日本が中国の属国となるということ。
 日本が20世紀からアジアにおいて急激な発展を遂げたのはなぜか?
日本人が努力したから? それは必要不可欠な条件だったが,何よりも重要なのは,
日本が軍事的に東アジアの制海権を抑えた事だ。 日本の繁栄は軍事的な保証の上に成り立っている。
 アメリカが日本にアジアのパイを独占させたくないから,今度は日本とアメリカで共同してアジアを握っているだけ。
 もし台湾が中国のものとなれば,日本の株価は大暴落,日本の経済的地位は,(韓国もだが)低下,アメリカへの依存度が
拡大して,属国のように扱われることになる。
 いいかげん日本の現在の経済的繁栄が日本人の勤勉さにあるという幻想を捨てるべきで,
アメリカが阻止するまでもなく,分断されて大国の餌食になるアジア諸国は、自ら率先して台湾だけは死守しなければならない。
と言う事実が解ってないんでしょ?単に彼等わ。 事実を見たがらんだけでしょ?
何遍も言うけど学研M文庫の「海上護衛戦」大井篤著を読んでみればよーく解るよ。
凡百の政治、軍事、歴史、イデオロギー書よりこっち読んだほうが絶対いいよ。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 07:07
平成 13年 (2001) 4月21日[土] 赤口 産経新聞---------------

主張 禍根残してやっと実現
【李登輝氏ビザ】
日本を卑しめた外交対応
 台湾の前総統、李登輝氏が病気治療のため訪日を申請していた問題で、政府はよ
うやくビザ発給の決定を下した。遅ればせとはいえ、とりあえずは政府の最終判断を
評価したい。だが本来、ビザの発給は当然のことであり、もっと早期に決定できたは
ずである。ここまでもつれさせた政府・外交当局者に猛省を促さなくてはなるまい。

 李登輝氏の訪日申請に対して中国当局は激しく反発し、日本政府にビザを発給しな
いよう求めた。陳健駐日大使は首相官邸に乗り込んで、「中日関係が前進するか後退
するかという問題だ」と牽制した。

≪中国の圧力になぜ弱い≫

 いうまでもなく、ビザの発給は主権国家の固有の判断によるべきものであって、中
国の内政干渉まがいの態度は国際社会では通用しない。

 中国の理不尽な圧力を背景に、政府・外務省は異常なほどの神経をつかった。「台
湾は中国の不可分の領土の一部とする中国政府の立場を理解、尊重する」とした昭和
四十七年の日中共同声明を順守する立場から、台湾独立につながるような政治的発言、
活動は困るというわけだ。

 このため、ビザ発給の決定にさいしては、李登輝氏が当初求めていた京都市への立
ち寄りを認めず、岡山県・倉敷中央病院での心臓病の再検査など医療目的に限定する
条件をつけたという。李登輝氏は今回の訪日が治療を目的とするものであることを記
者会見までして明らかにしており、こうした条件を課したこと自体、礼を失するもの
といわなくてはならない。

 森喜朗首相は当初からビザ発給に前向きだったとされるが、河
野洋平外相や槙
田邦彦アジア大洋州局長らがこれに抵抗した。歴史教科書問題や中国産野菜の緊急輸
入制限(セーフガード)発動などの懸案に直面していることから、日中関係をこれ以上
悪化させたくないという思惑によるとされる。

 首相の指示が通らない外務省とはいったいどういう存在なのか。国益の観点を忘れ
、ひたすら中国の顔色をうかがうことを優先させるのでは、外交の名に値しない。

 それも、李登輝氏が交流協会台北事務所にビザ申請書を提出したにもかかわらず、
「受理していない」という論法で切り抜けようとしたのである。外交上のテクニック
ということであるならばまだ許されようが、児戯にも劣る愚策としかいいようがな
い。

≪国益の観点どこまでも≫

 あらためていうまでもないが、日本は共産国家とは異なり、言論や思想信条の自由
を最も貴重な価値と考える民主主義国家である。その原点をどこまでも貫くことと中
国の意向に恭順の意を表することと、いずれが国益に合致するか。

 まして李登輝氏の訪日が治療目的であることは明白であり、人道的観点からも発給
拒否はあり得ないことであった。日本のほとんどのメディアも人道問題であるとして
ビザ発給を認めるよう求めたが、仮に医療目的でなくても、私人の入国を拒否する理
由はないことをわきまえる必要があろう。

 李登輝氏はすでに私人となっていて政治権力から離れているのである。「独立主義
者」と断じて危険人物視するかどうかは中国の勝手であって、これに日本が従わなく
てはならないいわれはまったくない。ここまで訪日拒否の姿勢を示し続けたのは、中
国向けのアナウンスという側面があったにせよ、遺憾きわまりないことといわなくて
はならない。

 李登輝氏は五月に米国訪問を予定し、昨年には英国を訪問しているが、両国とも入
国条件などはつけていない。中国も今回の日本に対して示したほどの反発はしていな
いのである。今回の経緯は国際社会が注目していたが、高圧的な中国に対して卑屈な
までの姿勢を示してしまったことは、日本外交に取り返しのつかない禍根を残したの
ではないか。

 中国政府も、国際社会に対して大国らしい雅量を示す機会を逸したことをやがて後
悔するに違いない。これを契機に、日中関係が対等な主権国家同士の「成熟した友好
関係」に発展していくことを願うのみである。そのためにも、日本は外交の主体性を
確立させなくてはならない。
8名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 08:04
惨刑の社説は李登輝の訪日が日中間にトラブルをもたらすという目的を
わざと無視する偏向したもの。

森の言動は「一つの中国論」を支持する日本国政府の外交政策から
逸脱する可能性を秘めており、同盟国の中国から懸念を示されることは
いたしかたないものである。それを「内政干渉」と呼ぶのは外交という
ものを理解できないウスラボケなのであろう。
これは日米安保を破棄すると日本の首相が言えば、米国が懸念を示すことと
同様のものだ。

森は半年ほど前に、内々に李登輝の訪日を認めたと報道されているが、
この軽率な口約束により台湾政府に乗じる隙を作った。数々の失言により
森は首相の器でないことを示したが、この行為は今後の日中間の外交関係を
損なう最も日本の国益に反するものだ。2chではこの森の言動を賞賛する
迷妄軽薄な輩がいるが、彼らこそ日露戦争時に講和に反対し、日比谷焼き討ち
事件を起こした連中と同じ、己の国力を知らず中国との対立を煽る売国奴である。
9名無し:2001/04/21(土) 08:32
>>8
ジョークにしては上出来。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 08:42
そもそも日中は同盟国かい?
あとフォーリン・アフェアーズにアメリカは5年以内に対中戦争をするって出てるってマジ?
11名無しさん:2001/04/21(土) 08:48
>李登輝の訪日が日中間にトラブルをもたらす
もともと日中関係は、日本が中国に金を出し、中国が日本を罵倒するという物。
元来、中国こそトラブルの元凶であって、李登輝やサンケイに罪はない。

大体、乞食国家の分際で、日本や台湾の様な先進国に文句を付けるのが筋違い。
まともな内政も出来ないのに、他国に文句を付けて回るのはただのアホウ。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 08:52
>>10
まぁ、日本と台湾との関係より近いだろうな。
フォーリン・アフェアーズの記事は知らん。
ここに載ってるか?

http://www.foreignaffairs.org/Search/globalsurvey_results.asp?gs=Asia
13名無し:2001/04/21(土) 08:54
乞食国家中国は犯罪人を輸出するな。
乞食国家からの留学生は全員帰れ。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 09:02
今回の李登輝訪日は、偵察機問題で米中関係が悪化している時期に
日本に対しても中国との関係を悪化させようとする台湾の外交攻勢である。

偵察機問題に関しては米中どちらの側にも立たず、静観する態度をとる
日本の立場からすれば、台湾が仕掛けた罠を無視しようとした河野が正しい。
15駆逐艦雪風:2001/04/21(土) 09:04
世界地図を見た事も無いリアル消防だと自分から証明してるよコイツ
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 09:08
>>15
コピペ野郎ウザイ
17今回は、:2001/04/21(土) 09:09


李登輝(台湾)vs 河野洋平(中華人民共和国)

結果は「条件付き」が無念ではあるが、李登輝氏の勝ち!
ちゃんころ(厨獄)は、だまっとれ!

ってことで、よろしいですね?みなさん。

狆犬(ちんけん)なんてヤツが日本に居たのか?
逝ってよし。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 09:13
>>17
日本の国益を考えない「りある消防」とはこうゆう輩を
指すのか?>逝き風邪
19....:2001/04/21(土) 09:42
>>8
中国がいつから日本の同盟国になったんだ?
核ミサイルを日本に向けて配備している国が何で同盟国なんだよ。

日中共同声明で日本が一つの中国を認めたことと、台湾の民間人
にビザを発給することに何の矛盾もない。ビザを発給するかどうか
は日本が決めることで、それに圧力をかけるのが内政干渉でなかったら
一体何だ? おまえ、頭悪すぎ。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 09:57
>>8
支那がいつから日本國の同盟国になったんだ?
核ミサイルを日本國に向けて配備している国が何で同盟国なんだよ。

日中共同声明で日本國が一つの支那を認めたふりをしたこと、台湾民国の民間人
にビザを発給することに何の矛盾もない。ビザを発給するかどうか
は日本國が決めることで、それに圧力をかけるのが内政干渉でなかったら
一体何だ? おまえ、頭悪すぎ。 っていうか,バカ。
21名無しさん@餓死寸前:2001/04/21(土) 10:12
日中関係も、米中関係も、悪化させてる張本人は中共じゃネーノ。

中共とそのシンパがわめき散らした挙句、「恨むんなら李登輝を恨みな。
李登輝を入国させるお前らが悪いのよ」っつーのは
やくざがA社を潰すのに、取引先のB社で暴れて「恨むんなら以下略」
っつーのとまるで同じだよ。

ちなみに国益がどうたら言うんだったら、そもそもまず
中国への援助を廃止するべき。金額的にも即、莫大な効果が上がるぞ。
浮いた分で原潜でも配備しよう。
22名無し:2001/04/21(土) 10:29
国益の最初は独立の維持だ。日本の独立をどう守るかだ。
外国の干渉を許さない。

独立を侵害するのは,地政学的な敵国隣国だ。
中共,韓国,北朝鮮,ロシアだ。
そこで台湾を利用して,独立を守る。
米国を利用して独立を守る。

国家の当然の戦略だ。
出来るだけ早く核自衛する。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 11:20
>>22
日本が核を持てば、米国は日米安保を破棄するであろう。
米国の後ろ盾をなくした日本は、日英同盟を失った戦前の
二の舞をすることであろう、愚か者めが。
24名無しさん:2001/04/21(土) 11:23
>>19
「圧力をかけた」じゃなくて「懸念を表明した」ね。
被害妄想はすぐキャンキャン吠えてウザイわ。
25名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 12:57
中国、「報復措置」をするってさ。どんなことやってくれるか
楽しみだね。大使の召還とか、要人訪日の中止とからしいけど、
それだけか?
26 :2001/04/21(土) 13:09
>>23 アメリカ国防省だかの調査書によれば
「日本はやがて核を持つことになる、アメリカはそれを認めなければならない」と書いてあるよ
アメリカは馬鹿じゃない
27 :2001/04/21(土) 13:23
是非ミサイルを撃ち込んでもらいたい
できれば野中の地元に
2827:2001/04/21(土) 13:24
板違い失礼
29名無しさん@お腹いっぱい:2001/04/21(土) 13:27
>独立を侵害するのは,地政学的な敵国隣国だ。
>中共,韓国,北朝鮮,ロシアだ。 >

朝鮮半島の少なくとも南端に、橋頭堡を築くか、
有効勢力に占めさせなければなにも守れん。

韓国に対してなにか感情的なアレがあるのはわからないでもないけど、
アレはどんな手をつかってでも友好勢力として確保しとかなあかんのだよ。
30ななしさん:2001/04/21(土) 13:37
>>25
それ以上のカードを中国は持たないと思われ。
あるとすればODAキックバック削減ぐらいかな?(ワラ

>>23
激しく同意

>>22
>>23に補足、核の傘の厚みも桁違いです。
日本が自前で用意したとしても
中共が第一撃で全滅できると判断する可能性があります。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 13:37
それにしても、教科書、セーフガード、台湾問題と、立て続けで事が起こりますね。
アメリカの偵察機の事もあるし。

何か起こりそうでドッキドキ(爆)
32暴力団:2001/04/21(土) 15:19
いまの日本は恫喝され、恐喝され外交だ。政治家は俺たちのところへ
来い。恫喝、恐喝の仕方を教えてやるよ。
33名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 19:16
>>30

ネギ食えなくなる
ユニクロ買えなくなる
畳が高くなる
不法入国者倍増

ってところか?最後のがいちばん怖いな。
34名無し三等兵:2001/04/21(土) 20:29
>>27
いいね、野中広務の工作活動も最近実績が上がらないので
ばれる前に抹殺。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 20:54
アメリカはあっさり観光ビザ発給しちゃったね。
声明も李氏は1私人であるときっぱり。
これくらいうちもきぜんとしてほしい。
36天安門の門番:2001/04/21(土) 23:26
>>35まで極端なことは、現在の日本には無理だと思うけど、
裏でいろいろやるのは、やめて欲しいもんだな、害務省。

まぁ>>18もバカだけど。


37名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/22(日) 00:29

李統輝先生の光臨を歓迎しよう!
具体的には「李統輝先生光臨歓迎」のプラカードや
横断幕、台湾国旗の小旗等を持って、関西空港へ行こう!
38警告:2001/04/22(日) 01:03
削除依頼が出されています。
直にスレごと消されることを前提に書き込みましょう。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/22(日) 01:28
I hope that Minister of Tokyo Ishihara said about the attacking to China.
40名無し:2001/04/22(日) 01:57
>>39
Governer Ishihara is not stupid enough to do what you
fucking Chink hopes. Heheheh..... Go return to your
mother fucking China !!
41名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/23(月) 08:04
2001.04.23 産経新聞
■李氏来日 中国は「沈黙」----------

 【北京22日=伊藤正】李登輝氏が訪日を開始したことについて、中国政府は二十二
日、新たな動きを取らず、また国営の新華社通信や中央テレビも同日深夜になっても
、李氏到着の事実すら報道しなかった。これは、中国側が李氏の訪日を無視すること
で、不快感と抗議の意思を示したものと受け取られている。
 中国政府は李氏の訪日が決定した二十日、阿南惟茂駐中国大使を通じて日本政府に
厳重抗議、その際、対抗措置を示唆していた。このため日本側は、李氏到着後に新た
な声明発表など何らかの抗議行動に出ると予測していたが、中国側は当面「沈黙」で
こたえた形だ。

 中国側がこのまま沈黙を続けるかどうか定かではない。李氏の日本における行動や
日本側の対応を注視しながら、既定の「対抗措置」のタイミングを計っている可能性
が大きいが、両国関係に影響するような対抗措置をあえて控え、対日外交で優位に立
つことを狙っているとの見方もある。

 また五月末の李鵬全国人民代表大会常務委員長の訪日計画との絡みで、中国政府が
対抗措置の選択で揺れている可能性も北京では取りざたされだした。

 李鵬氏の訪日計画をどうするかによって、対抗措置を取るにしても制約が生まれる
。計画の中止ないし延期が決まれば、陳健大使の召還など、強い外交上の措置が取れ
るが、もし計画変更をしないなら、対日関係をこれ以上緊張させることは避けねばな
らないからだ。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/23(月) 08:14
2001.04.23 産経新聞
■李氏「台湾独立言ってない…」--------------------
台湾のテレビ伝える
 【台北22日=福島香織】台湾前総統の李登輝氏が日本を訪れた二十二
日、台湾行政院大陸委員会の蔡英文主任はテレビ報道を通して、「訪日
は人道的目的。中台関係にとっては問題ではない」と強調。「李氏訪日
を日本から勝ち取った」といった論調の報道にクギを刺した。
 また、呂秀蓮副総統が「だれが勝った負けたという問題ではない。中
国も過度に反応する必要はない」と中国に冷静な態度を期待したほか、
国民党の連戦党首も「人道的な目的の訪日。中台問題と一緒に論じるべ
きではない」と語った。

 台湾ではテレビ局のTVBSが生中継で日本の歓迎や報道ぶりを「退
職した老人の影響力の大きさ」として報道し、「最大の敗者はやはり中
国」とコメントするなど、李氏訪日の報道は過熱気味だ。
43名無しさん@台湾独立万歳:2001/04/23(月) 21:30
2001.04.23 産経新聞
■日本の”勇気”評価 李登輝氏問題で米Wポスト紙---------------
「条件付き」には批判

 【ワシントン22日=古森義久】台湾の李登輝前総統の訪日についてワシントン・ポ
ストは二十二日付の社説で、日本政府はやっと勇気をふりしぼって李氏の入国を認め
たとして、日本にとってこの問題は中国の威嚇にどう対応するかがすべてだったと論
評した。

 同紙は「台湾との率直な話し合い」と題するこの社説で「日本の政府はすべての勇
気をやっとふりしぼって李登輝前総統の医療措置のための訪日を認めることになった
」と前向きな評価を述べる一方、「だが李氏の訪日に付けられた条件は七十八歳の同
氏が危険な革命家ででもあるかのように思わせる。李氏は日本ではいかなる政治活動
にもかかわらないことを誓約しなければならなかったのだ」と論じ日本政府の「訪日
条件」に対して遠回しの批判を表明した。

 同社説はさらに「だが日本の不安は実際には、共産主義の中国の脅しから生まれて
いるのだ」として、「中国は李氏を入国させるなと警告し、さらに条件付きビザを出
すことにも猛烈な抗議をしていた」と述べ、日本にとっては李氏の訪日自体の意味よ
りも、ただ中国政府が激しく反対しており、その反対にどう対応するかということが
この問題のすべてだという見方を示した。

 同社説はまた米国政府がすでに李登輝氏への入国ビザを条件なしで発行したことを
指摘し、「米国も(李氏の入国を認めることで中国の非難を受けるという点で)日本と
いま悲しむべきほど似た立場にあるが、もしそうでなければ、日本の憶病さをあざけ
っていたことだろう」とも述べている。同社説は、台湾の将来については米国が独立
にも中国の武力併合にも反対すべきだと述べる一方、台湾の中国への統合は台湾の住
民の意思による自発的な動きでなければならない、と強調している。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/24(火) 06:41
2001.04.24 産経新聞

■李登輝氏 大阪城再訪に感慨---------------

 来日中の台湾前総統の李登輝氏(七八)は二十三日、曽文恵夫人を伴い、大阪市中央
区の大阪城天守閣を見学した。私人ながらも報道の過熱ぶりに当初の予定が変更にな
るなど難しい立場を浮き彫りにした。

 午前中、ホテル周辺を散歩した李氏は、同市内のレストランで関係者のみで昼食。
希望していた財務省造幣局の桜見学は、「安全を保証しかねる」という大阪府警や台
湾側警備担当者の要請で急きょ天守閣見学に切り替えられた。

 大阪城で李氏は修学旅行生に声をかけるなど、リラックスした様子。展示フロアで
は曽夫人に日本の封建時代について説明、日本に関する博識ぶりをうかがわせた。李
氏は徴兵で大阪城内の第四師団司令部を訪れたことがあり、「変わりましたね」と感
慨深げだった。

 一方、二十四日に李氏の治療を行う岡山県の倉敷中央病院の光藤和明・循環器内科
主任部長らが二十三日会見し、治療の概要を説明。心臓病治療後の六カ月検診で、台
湾から同行した主治医らとともにカテーテルを使い、冠動脈を造影検査する。順調な
ら約六時間で終了するという。
45名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/24(火) 21:10
2001.04.24 産経新聞
■台湾当局、新華社記者を批判-------------
「李登輝氏訪日で事実誤認」 報道交流、再検討を

 【台北24日=福島香織】台湾行政院新聞局の蘇正平局長は二十三日、中国国営通信
社・新華社の台北駐在記者による李登輝氏の訪日報道などが事実と著しく異なってい
るとして、記者を名指しで批判した。中国の記者は昨年十一月に台湾での常駐を認め
られたが、蘇局長は「大陸(中国)の報道は私たちの理解からかけ離れている。このま
までは新聞局として両岸(中台)の報道交流のあり方を検討しないとならない」と強調
した。

 問題とされたのは、新華社のホームページに掲載された「李登輝訪日に対して台湾
社会の人々は強烈に反対している」「台湾の知識人は李登輝訪日が政治的陰謀だと認
識している」といった李氏訪日に関する報道や、「台湾島民はダライ・ラマに激しい
抗議の声をあげ、台湾・チベットの独立に反対した」というダライ・ラマが台湾を訪
問したときの記事。

 蘇局長は「台湾は言論の自由な国だから、李前総統の訪日についても違う意見を言
うこともできる。しかし、数人の意見をとりあげて『社会の人々』『知識人』の意見
として報道していいのか」と批判。さらに、「大陸の記者はプロの報道者ではない。
大陸の新聞はわれわれの理解をはるかに超えている」と述べ、中国記者の台湾常駐に
ついては引き続き認めるとしているものの、「両岸の報道交流のあり方は検討が必要
」と語った。

 これに対し新華社記者は台湾のテレビを通し、「われわれは一介の記者として、公
正な取材をしている。記者個人の評論は一切加えていない客観報道だ」と答えている。
46名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/26(木) 06:32
あげ
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/26(木) 07:34
>>45
「人民日報」より。今回の李登輝訪日で日本の広範大衆は不愉快、怒りの
声をあげ、自発的なデモが新宿駅西口、関空、大阪帝國ホテルで
繰り広げられた。
48名無しさん@お腹いっぱい
2001.04.28 産経新聞
■李登輝氏の訪日 台湾マスコミ評価さまざま------------------------
歓迎派「外交上の勝利だ」
批判派「マイナス影響も」

 【台北27日=矢島誠司】台湾の前総統、李登輝氏の十六年ぶりの訪日は台湾マスコ
ミでも連日、大きく報じられたが、李氏訪日の意義についての見方はそれぞれの立場
によって異なっていた。評価と批判が入り交じり、本省人(台湾出身)と外省人(大陸
出身)の対立を中心にしたモザイク社会といわれる台湾の現実を反映していた。
 外省人資本で日ごろ李氏に批判的な聯合報グループはやはり批判中心。同グループ
の民生報は二十五日付で、「これは単に李登輝個人の障壁突破であり、外交上の障壁
突破ではない。台湾へのマイナスの影響もあるかもしれない」と書いた。

 聯合報本紙も同日付のコラムで「李登輝訪日、兵器売却と相次いで外交上の勝利を
得たかのように浮かれているが、もっと慎重に受け止めたほうがよい」と警告した。

 もっとも、この批判派は、日本政府のビザ発給や李氏本人の訪日実現そのものは批
判せず、台湾に与える悪影響や李氏の日本での言動のあら探しが大半で、李氏の訪日
に強く反対した中国とは微妙に異なる反応を示したのが目を引いた。

 一方、李氏に近い本省人資本の自由時報は、一貫して支持・評価の立場で、出発日
の二十二日付の社説では、「李氏の訪日は人道という普遍的価値を広めた」と書き、
同じく台湾資本の台湾日報も二十七日付のコラムで、「外交上の勝利であり台湾の声
を国際社会に届けた」と評価した。

 二十三日付の自由時報は同行記者が、「これは李登輝の小さな一歩だが台湾にとっ
ては大きな一歩だ」と大阪で涙を流して出迎えた老華僑の言葉を紹介した。