んではいったい何故、非致死的手法によって系統群構造解析の為のDNA情報が得られない(特に商業捕鯨再開後の主目的種であるクロミンクに対して)のか?というご説明♪↓
495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/25(水) 11:29:26.03 ID:UaeFuSHw
ついでに、どうしてクロミンクへのDNAバイオプシーが難しいのか、書いておきましょう♪
ザトウやナガスと比して小型ですばしっこいクロミンクの体組織試料を得難いのは、それだけ的(マト)が小さく小回りが利くから、です。
ザトウやナガスに使ってるバイオプシーガンの射程まで近付こうにも、ガタイが小さい上に運動性能の高いクロミンクに当てる事は困難。
そしてそのクロミンクの運動性能の前では、距離が遠ければ遠いほど、現在の飛翔速度では目標到達の前にマトに移動されてしまう、という事です。
では、クロミンク専用に射程距離を長く、射出・飛翔速度を増したバイオプシーガンを使ってみればどうでしょうか?
射程距離が長く・飛翔速度も速いという事は射出圧力が高いという事で、その高い射出圧力でマトに当たっても標本採取筒が壊れない様に射出体自体も頑丈にする必要があります。
・・・さて、射程距離の長いバイオプシーガンが完成したとしましょう。
今までよりも遠い距離から狙うことが出来るので、クロミンクに接近出来なくとも組織標本を抉り取ることに成功する確率が格段にUPしました!!
(思いの外長くなったので、続く!!)
>>773の続き♪
496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/25(水) 11:30:29.30 ID:UaeFuSHw
>>495の続き♪
しかしながら、ザトウやナガスより遥かに小型で皮も肉も薄いクロミンク相手に、そのすばしっこい動作でも逃げられないほどの距離から撃っても当たり、
尚且つ標本採取筒も壊れない程頑丈な飛翔体、という事は撃たれた鯨さんの肉体に大きなダメージを与える、という事です。
正直、大部分のクロミンクに関し南半球冬場の回遊先が判ってない以上、(全個体からのランダム採取でなければ意味を成さない)
系統群把握の為のDNA情報採取は南極海で行う他は無く、その荒い海でクロミンク相手のバイオプシー採取を円滑に行えるバイオプシーガンの威力は捕鯨砲と大差無い事になりますw
折角開発したクロミンク用の高圧・長射程バイオプシーガンで撃たれた小柄なクロミンク鯨さんは瀕死の重傷負っちゃいます。
肉も得られないのに組織標本だけ採って鯨を死なせたら勿体ねえじゃねえかよバカw
ハイ、これが「殺さなくても出来るんだもんッ!!」と大見得切った豪主導のAWEが、開始3年以上も経ってクロミンクには未だまったく手付かずのままになってる、その大きな要因です。
クロミンク相手の数百以上のDNAバイオプシー、やれるもんならさっさとやって見せろってのw