【エジプト・リビア】中東、アフリカの反政府デモ総合 3
1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2011/07/05(火) 01:32:53.95 ID:5Z10yt7c
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/05(火) 01:46:20.68 ID:5Z10yt7c
ブレジンスキー
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/05(火) 12:11:25.13 ID:5Z10yt7c
水面下でかけひき合戦が進行中なのか
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/07(木) 21:45:24.39 ID:cC0qNwaE
イランでもそろそろ、アラブの春の影響が出始めているのかもしれない。 それは、イランの最高指導者の発言からも感じ取れる。 ハメネイ師は最近になって、国内の意思統一が大事であることを強調している。 そのことは、国民の間に分裂が起こり始めているということを表しているのであろう。 実際に、イラン国内では国民の不満が拡大しているものと思われる。 それは、インフレによる物価の高騰によるものであろう。イラン政府の発表によれば、 4月から5月にかけて、物価が14・2パーセント高騰したということだ。 もちろん、その前の月にも物価は上がっているわけであり、14・2パーセントという 物価上昇率は、今年1年間の物価上昇率ではないのだ。 このことの前には、大統領選挙をめぐり、イランが政治的にも大きく揺れた時期がある。 その問題は今でも、イラン国民の間でくすぶっていよう。反対派国民はチャンスの到来を 待っているのであって、体制変革を決してあきらめているわけではあるまい。 サウジアラビアは石油収入を国民にばら撒くことによって不満を抑えているが、 それと似たような手法を、アハマド・ネジャド大統領は行ってきている。直接的な貧民に 対する物資の支援などがそれだ。しかし、そうした手法が有効に働くのは、期間に限度が あろうし、支援にも一定の限界があるはずだ。その限界点を迎えたとき、インフレは猛烈な 勢いでイラン国民の生活を襲うことになろう。 つい最近、イラン政府は中央銀行に対して、インフレ率に関する報告書を発表するなと 指示した。それは、対ドルレートに影響を与えるし、金の価格がイラン通貨に対して 高騰する危険性があるからだ、と説明している。つまり、そこまでイランのインフレは 危険水域に近づいている、ということであろう。政府発表のインフレ率14・2パーセントは、 実際には20パーセントを超えているのではないかと思われる。 こうした国内問題の存在を隠すために、ハメネイ師は国内の意思統一を呼びかけ、 イラン革命を周辺諸国に広めることを指示したのであろう。しかし、それは単なる時間稼ぎ であって、問題の解決には程遠いのではないか。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/07(木) 23:45:22.25 ID:89PZjZOJ
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/07(木) 23:46:00.55 ID:89PZjZOJ
日本とエジプトは同時期に、政権交代によって反米に転向したし、 共に安保理の常任理事国入りを目指してもいる。
常任理事国入りのメリットなんて皆無だろ ただの落とし穴さ。
今度の台詞は「名誉ユダヤ」 悦んで梯子でもなんでものぼれw
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/07(木) 23:56:35.25 ID:89PZjZOJ
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/08(金) 00:13:28.33 ID:hEy+Ixlc
ロシアが穀物輸出を再開 7月2日 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110702/t10013925471000.html ロシア政府は1日、去年大幅に落ち込んだ小麦などの穀物の生産が今年は回復する見通しになったとして、
去年8月から続けてきた穀物の輸出を禁止する措置を解除しました。ロシアの農業団体によりますと、
生産が順調に回復すれば向こう1年間で1500万トンの穀物輸出が可能になる見通しだということです。
ロシアによる穀物の輸出禁止は去年夏の深刻な干ばつを受けたものでしたが、世界有数の穀物輸出国
での輸出禁止は小麦などの国際取引価格の高騰を招く一因となっていました。小麦の高騰を巡っては、
日本でも大手のパンメーカーが食パンなどの出荷価格を値上げするといった影響が出ていますが、
ロシアからの輸出量が今後増えれば、高止まりする小麦価格の値下がりにつながるのではないか
という見方が出ています。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/08(金) 00:38:39.43 ID:hEy+Ixlc
トルコ、カダフィー政権との窓口を閉鎖へ 2011年07月03日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=1153847&title=turkiye-kaddafi-ile-kopruleri-atiyor リビア危機の当事者である双方の勢力と交渉を続けてきたトルコは、カダフィー側との関係を断った。
在トリポリのトルコ大使を中央へ呼び戻す一方で、代わりの大使の任命はなかったので、カダフィー
政権との正式な関係は断たれた。
ダヴドオール外相は反カダフィー勢力の拠点となっているベンガジを訪問することになっているが、
その訪問一日前にこのことが明らかとなったということは、「反カダフィー勢力支持への意思表示」
であるとみなされている。ダウトオール外相は、反カダフィー派関係者とカダフィー後についての
話し合いを行う予定であるとされている。
ダヴトオール外相は昨日のエジプト訪問でエジプトのムハンマド・エル・ウラビ外相と会談し、
トルコがリビアでの衝突を終息させるために努力していると説明した。ダヴトオール外相は、
「リビアで解決策が見出されなければならないが、カダフィーに忠実な部隊が町や市民達を
襲っている。市民を守ることはわれわれにとっての優先事項だ」と述べた。
ガザ地区でのイスラエルの封鎖は違法であるとさえ発言したダヴトオール外相は、トルコは
中東での平和に向けてのあらゆる努力を支持すると述べた。エル・ウラビ外相は、トルコとの
関係がいつもそうであるように安定して継続してきたことを、そしてトルコ・エジプト両国が
この地域で戦略的協力を行ってきたと述べた。
先週、外国メディアにおいて、トルコとアメリカが新しい時代にリビア経済において重要な役割を
果たすことになるとの報道がなされた。トルコ側の最新の動きは、カダフィー政権に支援を
与えているという報道に対し、きっぱりと否定の意思を示している。6月に出されたEUレポートでは、
政府はカダフィーと反カダフィー派の間で二枚舌外交を行っていると非難されており、トルコが
ジェイハンからトリポリに石油を供給したとされていた。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/08(金) 01:15:55.96 ID:hEy+Ixlc
二週間以内にリビア上陸作戦か 7月4日 by Paul Joseph Watson
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=25521 エルサレムに本部のあるタカ派のイスラエル情報機関と繋がっているニュース・アウトレットが、
リビアでの戦争は「とどめの一撃」の段階に近づいているとし、フランス、イギリス、アメリカ軍が
今後二週間以内にリビアに上陸、全面的侵略を開始すると報じている。
「アメリカとNATOはリビア最終攻撃の準備中」と題する記事で、デブカ・ファイル(DebkaFile)は、
軍の筋からとして、NATOは「カダフィ大佐を殺害もしくは追放するための大規模で全面的攻撃」
計画の最終調整段階にある、と書いている。
「今後二週間以内に行われると思われている、来るとどめの一撃は、ロンドン、パリ、ブリュッセル、
モスクワ、オスロ、ハーグ、ローマなどでハイレベルの軍事・情報関係者の間で熱い議論の話題と
なっている。今後二週間以内に、フランス、イギリス軍がリビアに上陸、アメリカ軍が作戦の最終
段階でこれに加わるようだ」とある。
軍事用語で、「とどめの一撃」とは、「致命的打撃」と同義語で、デブカファイルは、フランスが
反カダフィ勢力に武器を供与してきた、という発表を、上陸侵攻作戦の前兆であり、「彼を除去する
シナリオの最終作戦の最初の一発」と見ている。もしもこのレポートの指摘している上陸作戦は
間近というのが正確ならば、当初10月に予定されていた上陸作戦はその予定を大幅に早めた
ことになる。これはアルカイダと繋がる反乱勢力がカダフィを追放することに失敗したという事実が
原因となっているかもしれない。
先月報告したように、テキサス州フォート・フッドの筋からの情報では、テキサスとセントコム
(CENTCOM=アメリカ中央軍)は、我々と接触し、第一騎兵師団(重装甲)と第3軍団(鉄槌軍団)は、
10月下旬から11月上旬にかけてリビアに展開することになっていたという。その場合、合計3万人
の軍になるだろうと言われていた。
ロシアのNATO大使であるドミトリー・ロゴジンはRIAノーボスティに対して1日、「NATOないしは
少なくともそのいくつかのメンバー国が陸上作戦を開始する準備が出来ている、ということを
目撃している」と語った。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/08(金) 01:40:58.44 ID:fJTWcYQo
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/08(金) 02:32:36.29 ID:fJTWcYQo
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/08(金) 02:33:34.53 ID:fJTWcYQo
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/08(金) 02:35:05.46 ID:fJTWcYQo
日本とエジプトは離れているようで繋がりがあるような気がする
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/08(金) 02:36:47.12 ID:fJTWcYQo
あとは、エジプトの政変に触発された数少ない西欧諸国の中で、 セルビアやクロアチアが、EU加盟に向けて好転したのも印象的
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/08(金) 15:18:29.36 ID:fJTWcYQo
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/09(土) 00:01:02.22 ID:n/8SBF/f
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/09(土) 14:09:12.94 ID:ag9z1gON
他の幾つかのアラブの共和国と同様に、アラビア半島の東南端に位置するイエメンでも、 政情不安が起こって久しい。その流れのなかで、アリー・サーレハ大統領が彼の宮廷の モスクのなかで、大怪我をした。攻撃が行われた後、大統領は急遽、治療のため隣国 サウジアラビアに入った。サウジアラビアから漏れてくる情報によれば、一命は取り留めた ものの、ほとんど回復の見込みがないということだった。 しかし、アリー・サーレハ大統領はそう簡単に政治の舞台から降りるわけにはいかなかった。 しばらくすると、近日中に帰国という情報が流れ始めた。この情報は、大統領側が流した ものであり、相当に政治臭の強い、信ずるべきではない情報として受け止められた。 案の定、それからしばらくした6月29日、イエメンからテレビ局のクルーがサウジアラビア に向かい、アリー・サーレハ大統領の声明を録画し、放送するという情報が流れてきた。 つまり、大統領はとても帰国できる状態ではない、ということが証明されたわけだ。 それでは何故、そこまで無理をしてまでも、サーレハ大統領はイエメン国民に対して 声明を発表する必要があるのだろうか。それは、復帰が不可能だということになれば、 イエメンの内乱は一気に方向を変える危険性があるからだ。 今のところ、3人の息子たちと大統領支持派の政府幹部が、かろうじて権力を維持しているが、 大統領が復帰不可能となれば、一気に反政府側が元気付くであろう。現政権が持たなくなる 危険性があるのだ。そのため、無理を押してでも、国民に対し声明を流さなければならない、 ということであろう。 しかし、とても元気な姿をテレビの映像で流せる状態ではないのではないか。何らかの 工夫をして声明を発表するのであろうが、その際に、テレビ・クルーはサーレハ大統領の 負傷の様子を目の当たりにするであろう。そのことは、必ずイエメン国民に知れ渡っていこう。 つまり、サーレハ大統領が一か八かに賭けた、ということではないか。つまり重症を負って尚、 敢然と自分の地位を守り通そうとする大統領に対して、イエメン国民が支持することに賭けた ということだ。しかし、この賭けは全く逆の結果を齎す危険性もあろう。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/09(土) 14:11:16.88 ID:ag9z1gON
溺れる犬を棒で突付き溺死させようとする者、負け犬に石を投げる者が居るのと同様に、 アリー・サーレハ大統領時代の終焉を、声高に唱え始める者が出てこよう。可能性は後者、 つまり、サーレハ大統領の賭けは失敗に終わる確率の方が高いのではないか。 つい最近、イエメン人のジャーナリストが訪日したが、彼が言うには、イエメンの場合も 他のアラブの国の場合も、体制派と反体制派の対立の根底には、部族間対立があるという ことだった。つまり、アリー・サーレハ大統領が失脚するようなことになれば、イエメンは 民主的な国家になっていくというよりも、国内の部族間の武力衝突が、拡大していく可能性 の方が高いということだ。 リビアの場合も同様で、部族間対立が本当の理由であり、それは富の配分が最も重要な 争いの原因になっているのだ。外国の支援や介入、反体制派支持は、そのアラブの国が 民主化していくことを望んでではなく、自国の利益に繋がるような体制が出来上がっていく ようにするため以外の、何ものでもないのだ。それが国際政治の現実なのだ。 イラクの場合も、リビアの場合も、シリアの場合も、イエメンの場合も、強力なリーダーが 居ればこそ、部族間の武力衝突を防いで来れたのだ。つまり、独裁者の存在は、必要悪の 部分が多分にあるのが、アラブ世界なのだ。その独裁者が存在しなくなった時は、漬物石を 取ったのと同様に、内部は混乱の度を増していくのがほとんどであろう。そう考えると、今後 イエメンは当分の間、希望も平和も豊かさも、民主主義もありえないということであろう。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/10(日) 01:02:06.23 ID:6M23+YYo
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/10(日) 12:05:05.35 ID:ztUIErG0
アラブの春と欧米が命名したアラブの大衆蜂起について、そろそろ中間決算が始まったようだ。 エジプトでは7月8日の金曜日、大衆蜂起が始まった主舞台タハリール広場に、数十万人の 大衆が集まり、遅々として進まない革命の成果について抗議したようだ。 革命が達成された後、大衆は自分の言いたいことを自由に言えるようになり、警察に対しても 恐れなくなったことは事実だが、革命によって大衆にもたらされたものは、失業の増加、物価高、 相変わらずの汚職、治安の悪化などではなかったのか。 そして、自由選挙が実施される前に大衆の多くが望んだ憲法改正は後回しにされ、選挙が9月に 実施される可能性が高いようだ。そうなれば、準備が出来ており組織力のある、ムスリム同報団が 勝利するのは、誰にでも予測できよう。エジプトの革命を推進した市民の努力は、とんびに油揚げ を拐われるように、ムスリム同報団に持ち去られるということだ。 もう一つの懸念は、アラブ世界の多くの国が、アラブの春により不安定化したことだ。 エジプトばかりではなく、ヨルダンもシリアも、大混乱の坩堝のなかにある。これではパレスチナ 問題に関心を払ってはいられまい。イスラエル政府がヨルダン川西岸地区に新たな入植地を 設けることを正式に許可したが、その事はパレスチナ問題の解決を益々困難なものにするだろう。 しかし、元々この問題を解決する意志の無い(まじめに国家を設立する意志の無い)マハムード・ アッバース議長は、紙に書いたボタ餅のパレスチナ国家承認を国連に認めさせたい、と意気込ん でいる。それが何も変えないことを、彼はよく知っているはずなのだが。この考えに反対のパレス チナ自治政府幹部は、アッバース議長が何らかの成果をパレスチナ史に残したいだけのことだ と嗤っている。その通りであろう。 つまり、アラブの春はアラブ各国に混乱をもたらし、パレスチナ問題には誰も真剣に取り組めない 状態が生まれ、イスラエルにとっては極めて好都合な状態になり、安全度が高まったということだろう。 イランのプレス・テレビは『アメリカにとって最大の関心事は、イスラエルの安全だが、アラブの春により、 アラブの反イスラエルの動きは大幅に弱体化した。』と報じている。その通りであろう。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/12(火) 06:02:39.52 ID:hxPlqMSZ
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/12(火) 06:02:57.62 ID:hxPlqMSZ
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/12(火) 16:31:34.95 ID:hxPlqMSZ
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/12(火) 17:28:26.55 ID:6E4nHuQ5
7月10日から、シリアの首都ダマスカスから19キロ離れた国営リゾート施設で、 シリア国民大討論会が開催された。述べるまでもなく、現在の混沌とした状況を いかにして解決するかということが、この会議開催の主題だ。 しかし、蓋を開けてみると、どうやらこの会議は、国民のコンセンサスを生み出す会議 というよりは、シリア政府、バッシャール・アサド体制が打ち出した、国内民主化政策を 発表するものである、ということのようだ。 広く国民に呼びかけて会議に参加をうながしたということになっているが、会議に参加した のは独立系の国会議員やバアス党員でほとんどが占められているようだ。独立系議員 と言っても、シリアの厳しい政府の取り締まりの中で議員に選出されるということは、 簡単に言ってしまえばシリア政府のイエスマンであり、アサド大統領万歳組であろう。 この会議には反政府勢力からは誰も参加しなかったようだ。1300人の死者と12000人 の投獄者を生んだ今回の反政府デモは、反体制派の人士をして、政府の準備した会議 への参加を思い留まらせたのであろう。 シリア政府はこの会議を開催し、政府の考える民主化路線が参加者から賛同を受け、 実行することになるということであろうが、バッシャール・アサド体制が、それほど柔軟な 対応変更を出来るとは思えない。加えて、反体制運動がここまで来てしまうと、反体制側 も妥協はできないだろう。そうなると、反体制派が唱えるように『体制を打倒する』という 当初の目的が成就されない限り、反政府運動は続くということではないのか。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/12(火) 17:30:27.39 ID:6E4nHuQ5
シリアの現体制は、現在のバッシャール・アサド体制以前の、彼の父ハーフェズ・アサド 大統領の時代から続いているものであり、その政治方針はバアス党である。 バアス党理論が果たして正しい政治の理論であるのか否かについては、理想的なもの であろうと思われる。何となれば、バアス党は人種、宗教、宗派の別なく、国民が一体と なって、平等な立場で国家を運営していくことになっているからだ。 しかし、実際にはバアス党理論は独裁政権を擁護する理論になり、シリアではアサド 王朝が父ハーフェズ・アサドの時代が1971年から2000年まで、その息子バッシャール ・アサド大統領の時代が2000年から現在にまで至っている。つまり、バアス党理論に 基づくアサド体制下で、シリアはすでに40年の歳月を経過しているのだ。 これでは権力はがんじがらめの老朽化した状態であり、抜本的な改革など出来るはずが なかろう。一度解体し再構築するしかあるまい。今回の国民大討論会は、その古い体制の 開催する、最後の会議なのかもしれない。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/13(水) 06:29:21.18 ID:0o9mJ9cX
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/13(水) 12:33:25.46 ID:UQA+tuui
アメリカはアフガンをタリバンに返してイラク支配の強化を狙っているようだね。 イラク基地恒久化しようとしてるし。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/13(水) 18:58:33.59 ID:0o9mJ9cX
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 08:13:45.06 ID:q/joqL1y
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 12:12:54.07 ID:dOb3JdV/
エジプト、チュニジア、イエメン、バーレーンで起きた 親米ユダヤ傀儡政権打倒のデモと、 リビア、シリアの米ユダヤの工作員に扇動された似非民主化デモを混同する奴がいるから困る。 これら2つは全く性格を異にするものであるから。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 12:20:49.78 ID:q/joqL1y
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 16:59:04.91 ID:q/joqL1y
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 17:03:14.54 ID:q/joqL1y
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 17:18:23.20 ID:D57InYqr
ヨルダンタイムズ紙が、革命から6カ月が経過したチュニジアの状況を、ありのままに伝えている。 予想した通りと言えばそれまでのことだが、チュニジアの国内状況に、これといった好転はないようだ。 チュニジアの主要産業の一つは観光業だが、外国からの観光客は激減しているようだ。 ラクダの業者が言うには、以前はベン・アリ統領の家族がただ乗りしていたが、それは無くなり 自由になったということだ。観光業に携わっているチュニジア人は5人に1人だったものが、 最近ではその半分が離職しているということのようだ。 経済の伸びも、昨年2010年は3・7%だったものが、今年は今までで1%の伸びしか記録していない ということだ。チュニジアの財務大臣ジャッルール・アイド氏は、来年に期待し、来年の成長率は 5%に達するだろうと予測している。 チュニジアの国民や政府は、今回の革命が達成された後、諸外国かららの経済援助が数十億ドル に達するだろうと期待していたが、それは期待倒れに終わりそうだ。チュニジアの若者は、革命を 褒めるだけではなく、外国は援助すべきだと不満を述べてもいる。 しかし、それは甘い期待と予測であったろう。自分で努力して状況を変えなければならないのが 基本であり、それに外国の支援が重なって状況が好転するという考え方をしないのだろうか。 チュニジアの失業状況は革命前よりも悪化しており、仕事に就けない若者の間には、非合法に 船でヨーロッパに出稼ぎに行くか、革命のきっかけとなったムハンマド・ブアジジのように自殺 するしかない、と語っている。 最近のチュニジア社会について、あるチュニジア人は、『以前は不満と恐怖があったが、 今は不満はあるが恐怖はなくなった。』と現状を皮肉っている。この先については誰もが 暗い予測をしているようだ。 革命は必要であろうが、重要なのは、そのあと何年間で秩序を回復し、復興に向かって スタートを切るかであろう。その青写真を描くのは、政治家と官僚ということになるのだろうが、 人材に事欠くのがアラブ諸国のほとんどであろう。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 18:26:34.39 ID:q/joqL1y
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 18:34:57.34 ID:q/joqL1y
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 20:32:33.43 ID:q/joqL1y
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 20:32:51.10 ID:q/joqL1y
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/15(金) 07:24:51.48 ID:voJHqVW1
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/15(金) 18:29:05.02 ID:x9CGdps8
アラブ世界では各種のテロ事件が起こってきたが、意外に少なかったのは、石油やガス施設に 対するものだった。この施設へのテロ行為が最も政府にダメージを与えると思うのだが、これまで そう多くは発生してこなかった。 しかし、ここにきて、エジプトのシナイ半島のガス・パイプラインに対するテロ事件が4度も起き、 その修復には時間がかかるとエジプト政府が発表している。エジプトのガス・パイプラインは イスラエル向けであることから、明確な政治目的のテロであろうことがうかがえる。修理に時間が かかるというエジプト政府の発表には、事件の重要性を考慮してのものかもしれない。テロである 場合には、修理してもすぐまたやられる可能性が高いからだ。 エジプトの影響を受けたのであろうか、シリアのイラク国境に近い北東部のデール・ゾウルの 近くでも、石油パイプラインが爆発した。シリア政府は暑さによる爆発か、工事中で油が漏れ、 それに引火した事故であろう、と原因を発表している。 しかし、他方では部族の反政府のテロだとする情報もある。一連の反政府デモの中で、 複数の部族の若者が逮捕された部族が政府に釈放を求めたが、それが叶わなかったことから、 テロを実行すると脅しをかけていたということのようだ。この部族はイラクのアンバル県にも 同じ部族員が居る、大きな部族のようだ。 シリアの石油生産量は38万バーレル程度と少ない。それだけに、こうしたパイプラインの 事故が起こることは、シリア政府にとって大きな痛手であろう。もし、今回の爆発が事故では なくテロによるものであれば、今後大きく影響するものと思われる。 問題はこうしたケースが一定の政治的効果を上げれば、他の国でも真似をするグループが 出てくることが考えられる点だ。そうなれば、小規模の産油国ばかりではなく、大規模産油国 でも起こりうるということになる。 中東の不安定化は、その意味で日本の不安定化と直結しているということではないのか。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/15(金) 19:16:45.45 ID:voJHqVW1
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/16(土) 10:00:27.11 ID:Xy9VxOa6
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/16(土) 14:00:48.49 ID:wBOwoZZU
アラビア半島の北東部に位置するオマーンのスルタン・カーブース国王が、 隣国UAE(アラブ首長国連邦)を訪問し、UAEのトップ・メンバーと会談している。 会談の会場に選ばれたのは、オマーンからも近いUAEのアルアイン・オアシスで、 UAR(アラブ連合共和国)のシェイク・カリーファ・ビン・ザーイド大統領、ドバイのシェイ・ ムハンマド・ビン・ラーシド首長兼UAE首相、アブダビのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド 皇太子などが参加した。 オマーンとUAEが話し合った内容は、UAE側が行っていた・オマーンに対するスパイ行為を やめさせるというものであったが、話し合いの結果、穏便な解決が図られた模様だ。 この点については、スルタン・カーブース国王から、両国関係が強化されていくという表現で 語られている。この会談に先立って、アブダビの皇太子がオマーンを訪問しており、 今回はセレモニー的な意味合いが強かったものと思われる。 なぜこの時期にこの問題が取り上げられ、解決を見たかといえば、UAEもオマーンも、 アラブの春が自国に及ぶことを恐れ、できるだけ隣国との関係を改善し、協力して対応して 行こうということではないかと思われる。 これ以外に、UARでは有権者の数を大幅に増加している。2006年の選挙時には6500人 であった有権者数が、今回の決定で13万人に増加している。これも、アラブの春の影響が 及ぶことを恐れた次善の策ではないかと思われる。 アラブ各国は出来るだけ早めに、大幅な改革を進める必要があろう。 そうでなければ、不安定な状態がアラブの各国で発生してくることになろう。
アメリカが評議会を承認するのは、軍事侵攻につながりそうにない。 評議会の借金は、評議会債権と呼べるほどまとまったものではなく、部族ごとの借り入れのようだ。 これが、早期講和派と徹底交戦派が足を引っ張り合う背景になっている。 8月末に巨額の資金が必要な理由は、5月末にデフォルトした?債権が、三ヶ月しか借り換えできなかったのか。 何れにせよ、この戦争は四半期ごとに緊張と弛緩をくりかえす。 ぶっちゃけ、真夏の北アフリカで戦争をやる馬鹿はいないので、8末までは動き無しでしょう。
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/17(日) 10:42:48.63 ID:E53o3dFs
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/17(日) 11:26:58.85 ID:/QXqb6vO
エジプトの軍最高評議会、つまり実質的なエジプトの最高決議機関が、最近になって国会議員選挙を 9月から11月頃に遅延することを発表している。しかも、11月実施も明確なものにはなっていない。 これには幾つかの理由が想像できる。第一に大衆の不満が未だに大きいということだ。 第二革命と言ってもいいほどの国民集会が最近になってタハリール(解放)広場で繰り返されている。 彼らはムバーラク政権時代の閣僚を非難し、裁判に持ち込むことに成功したが、その後も抗議集会が 続き、遂には暴力を振るった警察官600人以上を首にさせることに成功している。この大衆の要求に、 軍最高評議会は応えざるを得なかった、ということであろう。 続いて、大衆の要求はムスリム同胞段に有利な9月選挙開催を遅延するよう要求していた。 組織がしっかり出来ているムスリム同報団にとっては、選挙が早ければ早いほど有利だということだ。 ムスリム同胞団の独走的勝利となれば、軍最高評議会も一目置かざるを得なくなり、イスラム法も 強化される危険がある。大衆側はそれで選挙の日程遅延を要求していたわけだし、その前の段階では 憲法改正が先だとも言っていたわけだ。述べるまでもなく、憲法改正が先だということには、時間稼ぎも あった。もちろん、現在のエジプト憲法は、社会主義体制下での実質一党独裁型の憲法であり、 多党制にするには改正が必要であることは確かなのだが。 もうひとつの理由として考えられるのは、社会や政治変革が大衆の希望通りには進んでいないことから、 次第に軍部に対する批判が出始めてきていることだ。現在の軍最高評議会のメンバーは、述べるまでも なくムバーラク前大統領の指名によって就任した軍幹部だからだ。そこで、大衆の軍に対する批判を かわす意味もあり、選挙の実施日程を遅延させたのではないか。 大衆は最終的に、軍が治安を維持出来る状態を残しておく必要があろう。 そうしなければ、結果的に大衆による方向の定まらない政治運動が、国家を混乱に引きずり込んで、 自殺的な状況を生み出すだけになるからだ。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/17(日) 21:04:56.12 ID:E53o3dFs
53 :
サッバーフ :2011/07/18(月) 08:54:02.27 ID:5NydjwO2
シナイ半島のガス・パイプラインに対するテロ事件 ↑ は、ベドウィンの反乱ですよ。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/19(火) 12:20:42.52 ID:KjJ70Lle
シリアで「第1回世俗主義大会」開催 2011年07月18日付 al-Hayat紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20110718_093620.html ダマスカスで昨日、「第1回世俗主義大会」が開催され、「共生」のスローガンのもと約100人が参加した。
シリア人権ネットワークと世俗主義青年運動が主催したこの大会は「世俗主義国家建設を今後の段階を
指導するための唯一の解決策として提示することで社会の各層の結束を強化する」ことを目指している。
世俗主義青年運動という組織が表舞台に現れるのは初めてである。
シリア民主党のムスタファー・カルアジー書記長は「世俗主義は社会的要請であり、政治的なお飾り
などではない」と述べ、「世俗主義は、政治と宗教の関係を調整する手段であり、民主国家は世俗主義
無しには存在し得ない」と強調した。一方、大会主催者の一人でシリア人権ネットワークのイリヤース・
フルヤーニー氏は「世俗国家はすべての宗教と思想を擁護することを保障するのに対し、宗教国家は
他者を認めず、宗教的統治のもとで多元主義を敵視する」と述べ、「民主主義は世俗国家のもとで
なければ実現しない」と力説した。
世俗主義青年運動を指導するリーン・ミールーさんは「イラクの多元主義がそうであったように、
シリアの多元主義を擁護できるものは世俗主義以外にない」と述べた。
1日間続いた大会の閉幕声明では、人権最高会議の結成、言論犯・政治犯、裁判を受けていない
すべての逮捕者の即時釈放が確認された。また避難民の強制帰還、職を失った人々への任意の
補償を呼びかけた。現下の危機的状況に関して、閉幕声明は、祖国救済のための対話のテーブル
につき、危機を脱却することを各団体に呼びかけるとともに、人権を口実とした外国の干渉を拒否した。
また寛容の文化、意見の相違の受容、あらゆる排他的・優越主義的な行為の停止の必要を強調し、
変化を国民的ニーズとみなし、民主主義を政治体制とする必要を確認した。
他方、レバノン人女性400人以上が昨日、8台のバスに乗ってシリアを訪問した。これは「レバノンの
マリアム夫人」キャンペーンの一環で、「国家、国民、そして愛国的立場が立ち向かっている混乱と
国際社会の陰謀に直面するシリアを支援する」ことを目指している。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/19(火) 21:49:16.94 ID:KjJ70Lle
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/19(火) 22:33:17.65 ID:p5zw0RvY
平和な国マラウイでもデモが始まったみたいですな。
どうやらエジプトでは、この段階にきて、軍幹部が選挙に大きく影響を及ぼす気配が出てきた。 エジプト軍にしてみれば、1952年に起こったナセルの革命以来、エジプトの歴代の大統領職に 就いたのは軍の幹部だったのだから、当然の事なのかもしれない。ナセル大統領もサダト大統領も ムバーラク大統領も軍の出身者だったのだ。 エジプトの軍部は、ムスリム同胞団の抑え込みにも掛かり始めたのではないかと思われる。 軍幹部は今回の選挙でアメリカ方式を採り入れようと考えている。つまり直接投票で議員を選出 すると同時に政党支持を書かせ、その得票数で議席を割り振るという方式だ。同時に軍幹部は、 女性や農民、青年などのための特別枠も設ける方針を検討しているようだ。これは国民からの 直接的な軍への支持を得ることができるだろう。 エジプトの軍幹部は、軍が最終的には国家の安全と民主主義を擁護する立場を確保したい のであろう。それは、かつてのトルコにおける軍の立場と、似通ったものではないか。そのことは エジプトがやっとトルコが目指してきた世俗的民主化への移行を始めたということなのかもしれない。 トルコでは最近になって、国家の護持者であった軍の影響力が抑え込まれ、より一層民主的な形が 整いつつある。エジプトの政体も、一日でも早い独自の民主的なスタイルを確立してほしいものだ。
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/22(金) 00:53:20.73 ID:ypoh5m1T
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/22(金) 00:55:05.73 ID:ypoh5m1T
シリア、宗派対立で緊張高まる―アラウィ派とスンニ派衝突
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_276208 アラウィー派
イスマーイール派やキリスト教にシリア地方の土着宗教の要素があわさったと考えられる独特の教義を持つ。
女性に魂はないとされるため、教義は男性のみのサークル内の秘伝とされ、神秘主義の色彩が強い。
「正統派」イスラムとは異なり、神(アッラーフ)は人間の姿をとって現れることがあるとする。
61 :
haza-ru :2011/07/22(金) 02:23:47.81 ID:iri2TZaH
ypoh5m1Tって言うコミュ障が ユダスレに寄生しててうざいのだが。 そんなに嫌々言うなら来るなんじゃねーよ。 どうせ行き場無くて下らないスレでぼやくしか出来ないんだろうになwwwww 認めて公言しろよwww
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/22(金) 02:30:12.11 ID:ypoh5m1T
一神教の文化とは、そういうものなのだ
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/22(金) 07:15:16.88 ID:Dlu7NWH5
その昔サウジアラビアでは、石油ブームに沸く前後から大学をたくさん設立していた。 そこで、その計画段階から関与していたのが、エジプト人学者たちだった。 彼らはナセル時代、弾圧から逃れてサウジアラビアに渡り、イスラム法学(シャリーア学)の 教鞭を執っていた人たちだった。述べるまでも無い、彼らはムスリム同胞団のメンバーたち であり、しかも強い政治的抵抗精神を持った人たちだった。 サウジアラビア政府には十分な学問的知識を持つ人たちが少なかったことから、サウジ アラビアのイスラム大学は、押しなべてこのムスリム同胞団メンバーの学者たちの指導に 従って大学を設立し、講義を進めることになった。その中から出てきたのが、世界的に 知られるイスラム原理の闘士、ウサーマ・ビン・ラーデンであり、彼と共にアフガニスタン で戦ったムジャーヒデーン(聖戦の兵士)たちなのだ。 つまり、サウジアラビアにはエジプトのムスリム同胞団の学者たちの感化を受けた人が、 相当数居るということだ。ややもすれば、サウジアラビアはワハビー派の原理主義の国家 と言われるが、実はその影でムスリム同胞団のメンバーが増加しているのではないかと 思われる。ムスリム同胞団とは、その組織の発足当初から極めて政治色の強い組織であり、 単なるイスラム原理主義緒の団体ではない。しかも、彼らのメンバーはエジプトに始まり、 シリア、ヨルダン、パレスチナなど、そしてリビアにも多数いるのだ。 サウジアラビアでも最近、『アラブの春』の影響が出始め、インテリ層が政府批判の言動を し始めているが、近い将来、隠れムスリム同胞団メンバーが一気に政治的な活動を起こす のではないかという懸念が萌芽し始めている。長い政治闘争の経験を持つムスリム同報団が、 サウジアラビア政府を相手に反政府の動きに出た場合、サウジアラビア政府にはその動き に対して十分な対応能力が無いのではないか。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/25(月) 05:59:12.90 ID:QtDlBIUO
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/26(火) 01:04:02.56 ID:qLNj3jMK
エジプトのムスリム同胞団がどのような方向に向かうのかをめぐり、同組織内部で意見の対立が 顕著になってきているようだ。その内部対立は、決して簡単なものではなさそうだ。 まず、ムスリム同胞団のベテラン層と、青年層との意見の対立だ。 青年層は今回の革命運動の中で最初の段階から参加し一定の役割を果たしてきたが、 ベテラン層はこれに参加しない立場を採ってきていた。ベテラン層が革命広場(タハリール広場)に 顔を出したのは、ほとんど革命が成就した段階であった。つまり、トンビのように横から油揚げを さらった形だった。その場で革命を起こした若者たちを押しのけて得意げにスピーチをしたのは、 世界的に有名なイスラム法学者のカルダーウイ師だった。 こうした経緯から、今ムスリム同胞団のベテラン層と青年層の間には、明確な立場の違いが 出来ているのだ。エジプトの大統領選挙に対しても、ベテラン層は議会の多数派を手にすれば 後はどうにでもなると考えているのであろうか、あるいは権力への意欲がないようにカムフラージュ する意図であろうか、ムスリム同胞団のベテラン層は大統領候補を立てないことを決めているが、 これに対して反発し、大統領選挙に立候補すると言い出したベテラン層の一人、アブドルムナイム・ アブルファットーフ氏がいる。 当然のことながら、彼を支持する人たちがムスリム同胞団のベテラン層や青年層の中にいよう。 そうなれば、ベテラン層は少なくとも二つのグループに分裂するということになろう。同時に青年層も、 ベテラン層と連帯するグループと、独自の新しい方針で活動していくグループに分裂するだろう。 鉄壁の結束を守り通してきたムスリム同胞団も、権力を目の前にして心乱れたのであろうか。 ムスリム同胞団は今後、少なくとも4つ以上のグループに分裂し、内紛を起こしていくのではないか。 その結果、誰が得をし、誰が笑うのだろうか。
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/26(火) 18:37:26.20 ID:qLNj3jMK
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/26(火) 19:23:40.10 ID:qLNj3jMK
イギリスは、エジプト、メソポタミア、インド、中国、、、と 四大文明を全て植民地化しておきながら、 そうした文明から何も学んでいないところがすごい。
シリア:内閣が政党法承認…反体制勢力は疑問視 2011年07月26日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/291658 シリア内閣は新政党の結成に条件を設定する政党法案を閣議承認した。
国営のSANAは、同法案が「政党活動を行う際の目的、基本原則、政党設立・認可の条件と措置、
政党の収入、活動資金、権利・義務に関する規定を定めている」と報じた。
複数のバアス党筋は『アル=ハヤート』に対して、同法が現行憲法と矛盾しないと述べ、憲法第8条
(「バアス党は社会と国家を指導する党である」と規定)の是非が広範な国民的議論を要すると指摘した。
一方、複数の高官は同法案に関して、複数政党制を保障すると述べた。
シリアの反体制サイトは同法案への不服を表明した。
反体制活動家のアンワル・アル=ブンニー弁護士は、同法案を「罠」と評した。
アル=ブンニー弁護士は同胞団が「シリア当局が依拠しているヘゲモニー精神に基づいて」作られた
と述べ、「シリアの政治的自由の次元に何ら付け加えるものではない」と強調した。またこの法律が
「人権活動家、反体制活動家のいずれからも拒否されるだろう」と表明した。
ベルリンでは、ドイツがダマスカスとベルリンにいるシリアの反体制活動家と最近ベルリンで会談した、
とドイツ外務省報道官が明かしたが、その一方でドイツ政府が「中東地域におけるシリアの立場、
シリアがさまざまな当事者との関係において演じている多元的役割を踏まえて、シリアとの連絡を
継続していると述べた。
イラク:ジハード主義者がシリアでの「革命」を支持 2011年07月26日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/291585 イラクのジハード主義者は、シリアの体制に対する「革命」と彼らがみなす動きへの支持を表明した。
ジハードに関するニュースを専門に取り上げるインターネット・サイト「フナイン」上に設けられた
「シリア革命」というコーナーでは、ジハード主義者たちはシリアの体制を攻撃し、シリアの体制に
対するデモを「禁止」するようジハード主義者に呼びかけた高位のシャイフたちの呼びかけを批判した。
イブン・アルド・アン=ナフワイラクを名乗るイラク人ジハード主義者の一人は「シリアの体制は…
アッ=シャーム(東アラブ地域)の地を荒廃させた」と述べている。また、「シリアの体制がレジスタンス
を支援しているという者がいる。腐敗を蔓延させた…あいつらが支援するレジスタンスをアッラーが
祝福しませんことを」と付け加えている。
「フナイン」サイトは連日、シリアでの事件のビデオをアップしているが、そのほとんどが携帯電話で
撮影されたものである。また抗議行動で命を落とした「殉教者」の写真も公開している。
同サイトはまた、ダマスカスの当局を批判するコメントや記事を公開している。
シリアの体制を非難するジハード主義者のコメントの殆どは、イラク・スンナ派布教指導ファトワー
最高委員会事務局長のマフディー・アッ=スマイダイー師が発したファトワーに対するものである。
アッ=スマイダイー師は「シリアの支配に反対するデモを行うことはハラームである」と述べていた。
アッ=スマイダイー師はこのデモが「アラブ地域で起きている事態とはかけ離れた政治的・法的
側面を持っているため、内乱の扉を開くことは決して許されず、イスラーム教徒は不必要な内乱を
発生させてはならない」と述べた。
これに対して、アブー・ウバイダ・アル=アッザーウィーを名乗るジハード主義者の一人は、
「マフディー・アッ=スマイダイー師は優れたウラマーで、イラクの占領状態、占領政府、
ジハード支援において優れた立場を持っている」と述べた。
だが「その知識がどれほど高かろうと、間違いを犯さないわけではない」と非難した。
エジプト軍最高評議会を批判するデモ隊と軍支持者が激突、内閣改造も不発 2011年7月24日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20110727_005829.pdf 23日の晩、カイロで改革を求めるデモ隊と、政権を担っている軍最高評議会との間で激しい衝突が起き、
231名の負傷者が出た。この数時間前には、抗議活動を鎮静化しようと、軍最高評議会のフサイン・
タンターウィー議長が民主主義の実現を約束したばかりだった。
カイロ中心部のタハリール広場を出発した数百人のデモ隊は、移行期間における軍最高評議会の
政権運営への不満を表明するために、「軍政打倒」を叫びながら、同評議会が本拠地を置いている
防衛省に向かった。だが彼らの行く手を阻んだ軍警察は、解散させようと空中に発砲した。
その晩、軍を支持する私服姿の活動家たちとデモ隊の間で、石や火炎瓶を用いた激しい衝突が
起きたが、AFP特派員の報道によれば、軍は介入して両者を引き離そうとはしなかったという。
保健省の発表では衝突で231人が負傷、うち39人は病院に搬送されたが残りは現場で治療を受けた。
民主主義を求めたデモ隊は、軍警察や機動隊と軍を支持する私服姿の活動家達との間に挟まれて
身動きが取れなくなった。衝突のあまりの激しさから、活動家の一人は隣接するモスクに向かい、
モスクの拡声器から「デモ隊を保護せよ」と軍に訴えた。
ルアイ・ウムラーン(40歳)と名乗るデモ参加者は、「我々はならず者に取り囲まれ、機動隊はならず者
の側についたが、軍はまったく動こうとしなかった」と語った。だが軍の担当者は国営テレビに対し、
「石や瓶を投げつけてきた」デモ隊に、「軍は最大限の自制心を持って対処した」と断言した。
結局、デモ隊は15日前からテントを張っているタハリール広場に引き返した。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/28(木) 08:19:23.45 ID:XQkaJ8SB
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/28(木) 12:59:44.47 ID:6WnBmiKR
最近メディアもリビア情勢をあまり伝えなくなりました。 当初は日本の報道はカダフィ大佐を支持する人は少数で追い詰められた大佐は亡命するのではないかという姿勢でした。 アメリカの同盟国なのでアメリカの都合の悪い報道は出来ないんだなと思っていました。 なぜならリビアは完全ではありませんが社会主義国家です 格差の差が大きい資本主義国家と違い不満分子が現れにくいのも事実です 現時点ではカダフィ大佐を完全に失脚させるのは難しいかもしれません アメリカがあまりリビアに介入しないのもわかります。 キューバもやはりアメリカにとっては武力行使するにはデメリットが多すぎるんでしょうね。
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/28(木) 18:30:20.23 ID:XQkaJ8SB
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/28(木) 18:35:18.51 ID:XQkaJ8SB
国内のリビアに関する報道は慎重。 中心になって動いているのも、アメリカではなくイギリスだと思う。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/28(木) 18:39:16.22 ID:XQkaJ8SB
リビアに対するイギリスとフランスの作戦は、必ずしもうまくいってはいないようだ。 反カダフィ派がいまだに決定的な勝利を収めていないため、カダフィ派の巻き返しが あちこちで起こっているのだ。 業を煮やしたイギリスやフランスそしてイタリアは、カダフィが権力さえ放棄したら リビア国内に残っても良いと言い出した。つまり、これ以上戦争を続けるのは経費が かさみ過ぎる、と考えたのであろうか。あるいは、リビア問題への介入について、 正統性がないという意見が国際社会の中で拡大してくることを恐れたためであろうか。 いずれの理由があるにしろ、反体制派に対し勝手に攻撃をそそのかし、自らも攻撃を 加えた上で、カダフィ大佐といえども、一国家元首に対して自国に留まって良いと言う 権利が、何故イギリスやフランスにあるというのだろうか。リビアも国家の主権を持った 国のはずだが、これではいまだにリビアは植民地下にある、ということではないのか。 カダフィ大佐の人となりはさておいて、これはどう考えても無茶な話ではないか。 もっといやらしい話もある。カダフィ大佐やシリアのアサド大統領は、痛めつけるだけ 痛めつけた上で、統治を続けさせる方が欧米の利益につながる、という考えだ。 そうすれば、何時でもこれらの国に再介入でき、脅しが掛けられ、両国の国民を味方に 付けることが出来るということだ。簡単な話なのだが、見えない人には見えないだろう。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/28(木) 23:47:36.46 ID:XQkaJ8SB
英仏主導のリビア空爆は歴史的な大コケ。
>>76 の大使館員追放は引き返しがきかないんじゃないかな?
今後の展開が見もの。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/29(金) 09:48:38.68 ID:Y4VZVDUp
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/29(金) 09:54:55.88 ID:Y4VZVDUp
> 同議長は、「暗殺者はとらえられた」と述べた。ユネス氏を悼み、3日間の喪に服するという。 このままラマダンか…
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/29(金) 10:06:06.80 ID:Y4VZVDUp
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/29(金) 10:51:18.64 ID:Y4VZVDUp
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/29(金) 12:00:24.96 ID:Y4VZVDUp
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/29(金) 12:41:27.72 ID:Y4VZVDUp
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/29(金) 22:46:08.63 ID:Y4VZVDUp
親族がカダフィ側にいるのか
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/30(土) 10:02:12.37 ID:sbe2K1rf
新しいニュースが来ない 慎重にならざるを得ない状況なのか 喪に服しているのか
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/30(土) 10:14:10.49 ID:sbe2K1rf
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/30(土) 12:02:43.53 ID:sbe2K1rf
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/30(土) 12:48:51.79 ID:sbe2K1rf
Libya taunts UK over rebel leader death
http://www.bbc.co.uk/news/uk-14351722 Government spokesman Moussa Ibrahim said: "It is a nice slap to the face of the British that the council that they recognised could not protect its own commander of the army."
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/30(土) 13:53:02.50 ID:sbe2K1rf
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/30(土) 21:58:30.93 ID:sbe2K1rf
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/30(土) 21:59:52.30 ID:sbe2K1rf
逮捕された武装勢力は取り調べ中
95 :
huruchinkamen :2011/07/30(土) 22:29:10.67 ID:ODpxh6DC
ところでさ、でさ、何で”キリスト教”=正規軍、イスラム教=反乱軍見たいな構図が世間的に出来上がってるのかって考えたことあるかな?
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/01(月) 03:39:34.93 ID:nFiChhyU
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/01(月) 03:40:19.69 ID:nFiChhyU
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/01(月) 17:53:00.07 ID:nFiChhyU
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/01(月) 17:58:11.34 ID:nFiChhyU
あ、英女王の孫娘の結婚式は30日だったのか。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/01(月) 17:58:36.52 ID:nFiChhyU
よくやるよ。。。どっちも。。。
イスラム教は出来上がりからしてキリスト教に反旗を翻した連中だからだろ むしろユダヤ教が迫害されてる方が面白い
イスラエルで福祉政策改善を求め15万人デモ 7月31日 ハーレツ
http://www.haaretz.com/print-edition/news/150-000-protesters-take-to-streets-around-the-country-calling-for-reform-of-welfare-state-1.376144 富の分配の改善とネタニヤフ首相の退陣を求めて、15万人以上がイスラエルの12の都市でデモを行った。
テルアビブでは10万人ほどがハビマ広場からテルアビブ博物館までをデモ行進した。
「イスラエル人がそれぞれの都市で多くの者と共通する自分達の問題を掲げて通りに出てくれたのは嬉しい」と、
これを組織した一人であるヨナタン・レビは語った。
エルサレムでは首都としてかつて無かった1万人以上がラリーに集まった。最近では最大となるこのラリーは、
超保守派の参加しない、あるいは何らの組織や政党の支援を受けていないものだった。
作家のデイビッド・グロスマンは以下のように語った:「人々は国家に誠実であるが、国家は人々に誠実ではない」
ハイファでは、デモ隊は民族的な紐帯の壁を打破する動きを示した。1万2000人ほどの集まった群集に対して、
あるオーガナイザーの挨拶がそれを示していた:「今晩は、ユダヤとアラブの方々、今晩は、世俗の方々、
正統派の方々、今晩は、若い方々、お年を召された方々」
モディでは、デモ隊は600人を集めた。ラアナナでは350人、主に近隣のベイト・。バール大学からの学生たちだ。
またベエルシェバでは3000人が集まった。北方ではナザレのスプリング広場に主にユダヤ人が40人ほどデモをした。
キリャット・シュモナのデモでは、2000人ほどが集まり、時折交通を遮断した。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/03(水) 05:23:12.72 ID:zRbPGK0o
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/03(水) 05:44:40.53 ID:zRbPGK0o
親シオニストだったトルコ軍の再編 8月4日 by The Truthseeker
http://www.thetruthseeker.co.uk/?p=31398 トルコ軍の首脳部の辞任と多くの将校の逮捕劇は、世俗的軍部とイスラム傾向の強い政府との間の軋轢
以上のものがある。多くのことが、そしてそれが示唆するところのものは、トルコ一国の枠を超えている。
ロイターの記事で書かれていないことは、トルコ軍の首脳部は長いこと親シオニストであったという点である。
だから、「世俗的軍部とイスラム傾向の強い政府」との間の軋轢ということではないのだ。
要するに、これはトルコ軍部の階級内におけるシオニスト・シンパの粛清となっているのである。
勿論、これはエルドアン首相の最初の意図ではなかったかもしれないが、結果的にそうなった。
Hasan Cemal コラム:軍はトルコをどうみてきたか 2011年08月01日付 Milliyet紙
http://siyaset.milliyet.com.tr/asker-hep-kocaman-bir-kisla-olarak-gordu-turkiye-yi-/siyaset/siyasetyazardetay/02.08.2011/1421447/default.htm 軍、クーデター、もしくは「後見人たる軍」が、トルコの民主主義が二流に留まった原因であることは
明らかである。今、このシステムが崩れようとしている。トルコは公正発展党政権のもとで、法の優位を厭う
このシステムの崩壊とその苦痛を経験している。
軍は、常にトルコを巨大な兵舎と見なしてきた。この兵舎に規律を作り上げようとした。
その中の人間は、一種類の人間になるはずだった。その中の思想は、一種類になるはずであった。
この兵舎の中では全員がアタテュルク主義者となるはずであった。全員がトルコ人となるはずだった。
差異は許されない。この兵舎は動力旋盤のように機能する、まったく同じものを作り出すはずだった。
ハンマーを持つ人は、あらゆる物を打ち込むべき釘と見なす様に、軍も戦車と大砲を使ってあらゆる物を
押しつぶし、新たな形を作りだそうと考えた。自らを救済者だと思っていたのだ。「文民」、とりわけ政治家を
全く信用していなかった。軍の目に文民は「統率のとれていない、ばらばらな集団」として映っていた・・・
「社会」も野放しにしてはならないものであった。「娘を放っておくと太鼓奏者やらズルナ(木管楽器)奏者に
走ってしまう」という諺のように、社会には常に鞭や武器を持った番人の存在が必要であった。
その番人とは軍であった。軍は社会を常にまったく成長しない子どものように扱った。選挙に反映された
市民の意思を気に入らなかった。国民の票に深い疑心を抱いた。真実は常に軍のみ存在した。
何が正しいか知っているのも軍だけであった。これらから逸脱しないために、政治を赤線で取り囲んだ。
政治を狭い領域に閉じ込めた。「大決定」はいつも軍が下し、「小決定」は政治家に委ねた。
常に政治家を軽んじてきた。市民を「頂上」から見下ろしてきた。
特に1960年5月27日のクーデター後には、自分たちと社会との間に徐々に壁を築いた。象牙の塔を建て、 その中に引きこもった。軍の世界は、特権的な世界であった。自分たちの宿舎あり、サマーキャンプあり、 病院あり、ショッピングセンターあり、軍互助協会あり、安全地帯あり、さらには自らの司法制度を有し、 法廷(軍事裁判所)までも持つ、本当に特権的な世界であった。 この世界に、自らの「ガラスの宮殿」に引きこもってしまったために、軍は社会との関係が断たれ始めた。 世界とトルコにおける、特に冷戦後の「変化」を読むことができなかった。時代遅れの「旧套」を改めることが できなかったために変化を理解できなかった。 そして変化を恐れた。すべてを自らの「旧套」の窓から見ようとし、すべてを自分の「慣例」に基づいて 判断したため、社会的発展や多様化は軍にとって恐怖であった。なぜなら軍の世界は「兵舎」なのだ。 命令が鉄をも穿つ世界なのだ。「動力旋盤」によって作られ、髪の剃り方も服装も考えも単一で、 決して問いたださず、「司令官の仰せのままに」と叫ぶ、イエスマンらの世界なのだ、軍の世界は・・・。 軍は、この「兵舎的秩序の衣」をトルコにも着せようとした。 このため、彼らが引いた「赤線」が踏みにじられたと思ったときには、兵舎で行うのと同じようにトルコで、 一斉清掃を行なった。戦車を進めた。「書簡」を出した。死刑台を作った。政治活動を禁止した。 要するに:選挙の結果を、武器を使って持ち去ったのだ!
一体こんなことが何回起きただろうか。毎回、憲法による規制、または法的規制によって、文民政治の 領域を狭め、自らの「赤線」を濃くし、体制の頂点にたつ自らの立場を強化した。その名は「後見人たる軍」 であった。軍は武装化した政党のように、国家の中の国家のように活動した。選挙でもたらされた文民 権限が統轄し、また統轄しなければならない基本的な事柄もしくは問題を、常にもっとも広範囲に見渡し、 その最終決定を行なうのは参謀本部司令部であった。 こうした体制は長年の間まったく変わらなかった。軍は、クーデター期に司法や大学や文民官僚との 間に築いた―組織的もしくは非組織的な―結びつきによって、政府や国会を常に管理下に置いていた。 言い方を変えると:世界の民主主義国家とは正反対に、トルコでは国家が市民の票によってもたらされる 機関より常に強力であった。この中心には軍がいた、武器を手にして・・・。 クルド問題は軍の「専売特許」であった。キプロス問題における最終決定も軍が出した。欧州連合加盟 における状況もまったく変わらない。9月12日(クーデター)で、高等教育機構とともに大学をあたかも 兵舎体制に変えたのも軍だった。司法制度改革の決定的なボタンを押す、もしくは押させるのはいつも 軍であった。人権と自由の腕や翼をへし折る動きの背後には、常に軍が存在した。 要するに:軍とクーデター―もしくは「後見人たる軍」―が、トルコの民主主義が二流に留まった原因で あることは明らかである。今、このシステムが崩れようとしている。トルコは2000年代に公正発展党政権 のもとで、民主主義と法の優位を厭うこのシステムの崩壊とその苦痛を経験している。
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/05(金) 16:25:30.44 ID:4cro0IAN
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/05(金) 17:19:13.35 ID:4cro0IAN
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/05(金) 18:16:26.83 ID:4cro0IAN
8月3日はエジプト国民にとって、エジプト政治史に残る、歴史的に記念すべき日となった。 この日、ムバーラク元大統領がカイロのポリスア・カデミー内に特設された裁判法廷で、 裁判の被告人として引き出された様子が、テレビで中継されたからだ。 外国では大統領や首相が権力を奪われ敗北すると、裁判にかけられ、判決によっては銃殺や 絞首刑になることが少なくない。しかし、私に言わせれば、こうした結論を国家元首だった人物に 当てはめるのは、その国の民度が低い、ということではないのかということになる。 少なくとも、国民はその人物を国家元首として、何年間あるいは何十年間に渡り、戴いてきていたのだから、 それなりの最終的な敬意が示されてしかるべきだと思うのだが。そもそも、権力者が独裁者になるのには、 大衆の甘えがあったからではないのか。権力者を独裁者にし、彼に全ての責任を押し付け、ぶら下がって 安逸な生活をしていたのではなかったのか、と問い質したくなる。 ムバーラク元大統領は30年の長きに渡って大統領の地位にとどまってきた。彼が大統領に就任する前の エジプトは、故サダト大統領がやっとイスラエルとの戦争を止め、平和協定を結び、経済開放政策を進めた 時期だった。当然の事ながら、当時のエジプトは今とは比べ物にならないほど貧困な状態だった。 ムバーラク元大統領が外国の投資を呼び起し、企業を誘致し、外国から援助を集め、インフラを整備し、 国内企業を育成したことは事実であろう。その経済の急速な発展の中で所得格差が生じるのは、 何処の国も同じことだ。かつて中国のケ小平氏は『白い猫でも黒い猫でもねずみを取る猫がいい』と語り 『富める者から先に豊かになれ』とも語っている。中国でもその結果、所得格差が広がったが、経済は今 日本を抜いて、世界第二位の規模に成長している。当然各種の汚職も拡大しているが。 中国では学生を中心とする、反政府運動が起こった時、戦車でひき殺して、このデモを阻止している。 エジプトではムバーラク元大統領が指示し、デモ隊のメンバーを殺したとされ、裁判にかけられている。 結果が有罪となれば、処刑される可能性は高かろう。しかし、中国とエジプトの間に、何の違いがあると 言うのだろうか。
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/06(土) 10:20:02.22 ID:MRDCSyus
世界が東西冷戦の時代、アラブ諸国は西側陣営か東側陣営に分けられていた。 革命を起こした国は皆、アラブ社会主義を標榜し、ソビエトとの関係を強化していった。 他方、革命を恐れる王制諸国は、アメリカとの関係を強化することで、自国の体制の安全を 確保しようと考えていた。それが当時の大まかなアラブ世界の区分となっていた。 しかし、東西の冷戦構造がソビエトの崩壊によって崩れると、社会主義を標榜してきていた 国の中から、次第に新生ロシアとの関係を弱め、アメリカやヨーロッパとの関係を強化する 国々が出てきた。エジプトやチュニジア、イエメンがその先鞭をつけた国だったかもしれない。 リビアはアメリカにねじ伏せられて、イエスマンになった。それが今回の大衆蜂起の中で、 最初に不安定化した国々だ。 そして今、シリアが世界的な関心を呼んでいる。アサド政権による力の行使が多数の犠牲者 を生み出したことによって非難されているのだ。しかし、ここでも通常考えられないようなことが 起こっている。シリアのアサド政権を支えるために、湾岸諸国が援助しているというのだ。 それが最近になって、シリアの内情が世界的に知られ非難が激しくなると、湾岸諸国もシリア のアサド体制に対する非難を始めたようだ。その内容は「大いなる懸念と激しい遺憾の意」を 表明し、「流血の即時停止、必要な改革の実施」といったものだ。 では何故、湾岸諸国がシリアのアサド体制を支持してきていたのかという疑問と、何故今に なって非難を始めたのかという疑問が沸いてくる。その疑問に対する答えは、アラブの国々で 始まった大衆蜂起が、共和国ばかりではなく、王制諸国にも広がる中で、湾岸諸国はそれが 自国にも飛び火してくることを恐れ、アラブ各国の体制の安定化に努力したのではないか。 しかし、アラブ諸国の大衆蜂起が拡大し、体制側による弾圧が強化されると、湾岸諸国内でも シリア非難のデモが拡大してきた。そのデモは同時に、自国の体制非難に突然変わりうる 危険性を含んでいるのだ。湾岸諸国は非難の矛先が変わるのを恐れながらも、それを容認 するしかないのだ。中国の反日デモのようなものだと考えれば解かり易いかもしれない。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/08(月) 20:50:18.95 ID:n+xQOTKv
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/09(火) 08:12:48.75 ID:WLuh+u8K
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/09(火) 12:05:15.06 ID:WLuh+u8K
そもそも、アラブの独裁体制を最初に力づくで打倒したのは、アメリカによるイラク攻撃だった。 アラブの大変革は、2003年のイラク戦争に始まったのだとも考えられるのではないか。 現在起こっているアラブ諸国の不安定化をアメリカは望んでいたのだろうか?あるいはその逆だろうか。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/09(火) 22:05:54.33 ID:WLuh+u8K
>>119 エジプトの政権交代に影響を与えたのは、
日本の政権交代では?
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/10(水) 19:11:46.15 ID:2y1xCL1s
122 :
120 :2011/08/10(水) 21:32:23.70 ID:2y1xCL1s
それ以前にオバマもあるか
民主主義の持つ利点の一つは、 政権が交代するときのいらぬ流血を避けられる点だ。 選挙という形で内戦の仮想化を行っているため。
>>123 戦争もハンゲームで仮想対決すればいいのにな
読売は地域名が無くても強い でもオリックスは弱い 金返せ!!!!!
↑誤爆です。マイッタカ
ORIX Buffaloes 様 拝啓 大阪のシンボルでもある京セラドーム大阪をお守りください
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/12(金) 13:49:09.00 ID:UDqx/o1g
129 :
korean :2011/08/12(金) 13:58:47.90 ID:YKcdbt0h
??????????
Let's Go Buffaloes !!!!!
ゴバクデス m(__)m
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/12(金) 15:59:58.91 ID:Vt4dJBl3
中東に吹き荒れる変革の嵐・・・ 変革と言うがよくなるかどうかは分からない。単なる混乱の始まりと言う事もある。 何しろ五千年の歴史は裏切りと虐殺の歴史だ。 私が昔海外駐在員だった時、使っていたエジプト人秘書の父親の遺言は、 「決して他人を信じてはいけない。信じればお前は滅びる」だったと言う。 和解の集まりで皆殺しが起こる世界だ。民主主義など存在しない。 荒っぽい世界なのだ。名君待ちである。
JAPAN'S PRESIDENT IS TRASH!! JAPAN'S PRESIDENT IS TRASH!! JAPAN'S PRESIDENT IS TRASH!! JAPAN'S PRESIDENT IS TRASH!! JAPAN'S PRESIDENT IS TRASH!! JAPAN'S PRESIDENT IS TRASH!! JAPAN'S PRESIDENT IS TRASH!! JAPAN'S PRESIDENT IS TRASH!! JAPAN'S PRESIDENT IS TRASH!!
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/12(金) 18:23:10.17 ID:UDqx/o1g
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137 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/12(金) 19:13:17.61 ID:UDqx/o1g
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139 :
fucking japan :2011/08/12(金) 19:36:27.93 ID:5GW8v8XF
日本はゴミのように汚い国
140 :
fucking japan :2011/08/12(金) 19:41:55.44 ID:5GW8v8XF
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パレスチナ自治政府が国連に対しパレスチナを国家として承認するよう提案することに対し、 イスラエルは異常なまでの警戒心をかきたてているようだ。このため、イスラエルの軍は 特別な訓練に入ることになっている。戦争を始めるに当たっては、事前に緊張感を高め、 心の準備をする必要があるのだから、イスラエルの戦争を前提とする今回の軍事訓練は 必ずしも間違った判断ではあるまい。 イスラエルが懸念しているのは、パレスチナ自治政府が計画している国連提案の時期に 実施する予定の穏健なデモが、結果的にヨルダン川西岸地区からイスラエル領内にデモ隊 が流れ込み、混乱を生むということだ。その場合、イスラエル治安軍はパレスチナ人のデモを 制止するのは当然であり、それに激昂したパレスチナ人デモ隊とイスラエルの治安部隊とが 衝突する可能性が高いと判断しているのだ。 また、シリアとの国境にあるゴラン高原に対しても、在シリアのパレスチナ人がデモ行進して イスラエル領土内に侵入し、イスラエルの治安部隊と衝突することも想定している。 パレスチナのガザ地区でも、ハマースがそうしたヨルダン川西岸の動きに合わせ、しかるべき 行動を採るるだろうし、レバノンからもヘズブラによる軍事的な動きがあることを想定している。 イスラエル政府は結局、レバノン、ヨルダン川西岸地区、ガザ地区、シリアの四方向から 自国に対しデモ隊が押し寄せ、それがイスラエルの治安部隊との間に衝突を起こし、 やがて戦争にまで発展する、という予測をしているということだ。 そうしたことはあまり現実的ではないと思えるのだが、イスラエルでは30万人にも上る テント・デモが続いていること、シリアでは各地で暴動が起こっていることから、外部との 緊張を生み出すことが、国内問題を抑え込むうえで有効な手段と考えることもありえる。 したがって、今回イスラエルが採った準軍事態勢は、決して冗談の範囲ではない、 現実味を持ったものだと受け止めておく必要があるのではないか。
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/13(土) 00:38:36.50 ID:CcHFY3Pk
Facebookで革命って聞いた時は素直に凄い時代だなーって思ったけど、これ嘘だよね?
インターネット普及率がチュニジアで30%以下みたいなんだけど…
100人集めても金持ち30人しかネットに繋がってないんだよね?
金持ちなら革命しない方がいいよね?独裁政権の恩恵があるだろうから
インターネットカフェ利用率が高いのかな?
Facebook普及率はもっと低いみたいw
http://infosecurity.jp/archives/6957 詳しい人解説よろしくお願いします。
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/13(土) 14:50:07.88 ID:SBXfID6D
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/13(土) 22:54:21.66 ID:SBXfID6D
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/13(土) 22:58:56.47 ID:SBXfID6D
エジプトがイランのようになるかならないかは大きい。 アメリカやNATOがイスラエルを過保護したり、聖戦だとか言って叩くのが悪いと思うが。
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/13(土) 23:10:21.11 ID:SBXfID6D
インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)紙が、興味深い記事を発信した。 それによれば、イラクのマリキー首相がシリアのアサド大統領を支持する発言をしたというのだ。 現在、ほとんどのアラブの首脳は、アサド大統領のシリア国内におけるデモに対する対応が ひどすぎると非難しているのだが、マリキー首相は逆に支持する発言をしているのだ。 シリアとイラクとの関係は、サダム・フセイン政権時代同じバアス党政権であったにも拘わらず、 敵対関係にあった。それがフセイン政権が打倒され、シーア派が主流となった現在の体制下に なってからは、イランの強い影響を受けるようになり、次第にイランと緊密な関係にあるシリアとの 関係が改善し、最近では両国間の経済協力が促進されるようにすらなっている。 問題は、イラク国内にそれがどう影響を及ぼすかということだ。 イラクにはマイノリティのスンニー派が存在し、彼らはアサド政権によるデモに対する弾圧を 強く非難している。もし、このままシーア派のマリキー首相がシリアのアサド政権(シーア派の 一派アラウイ派)を支持し、関係強化を続けていけば、イラクのスンニー派国民とシーア派国民 との関係が悪化し、武力衝突に拡大する危険性があろう。 こうした現状に対して欧米諸国の間からは、次第にシーア派政権をイラク国内に維持する ことは国益に反するという意見が出てくるのではないか。イラクがこのままイランとの関係を 強化していけば、そのことはバーレーンを始めとする湾岸諸国にとって、危険なものとなって いく可能性を否定できないからだ。 イラクのシーア派国民の一部は、バーレーンのシーア派国民がスンニー派体制によって 弾圧されていることを放置すべきでないと主張し、バーレーンで抗議デモを続けるシーア派 国民への支援物資を積んだ船団が送られてもいる。また、クウェートのムバーラク港建設に ついても、イラク南部の住民(シーア派)が強く抗議している。 つまり、イラクのシーア派国民の一部が、バーレーンやクウェートに対して敵対行動に出る 危険性が否定できないということだ。マリキー首相にとっては、シリア対応が決して容易な 問題ではないということであろう。
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/15(月) 12:50:47.99 ID:viZB+tlm
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/15(月) 20:31:23.31 ID:viZB+tlm
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/16(火) 16:12:39.37 ID:GA7E7Rs6
シリアの国内状況は、もう戦場といっても過言ではあるまい。このため、周辺諸国が何とか国民殺戮を 止めようと努力している。トルコからはギュル大統領やダウトール外相がシリアを訪問し、政治改革を 迫っているが埒が明かず、軍を派遣するとまで警告している。 こうした周辺諸国の非難に対し、アサド政権はテロリストによるデモの混乱と過激化を図る狙撃が 行われている、と非難してきた。先日もレバノンのトリポリ港からシリアのバニヤース港に向けて、 武器が何十回と無く密輸されたと主張している。 さて、それではその密輸された武器を使って、シリア政府が主張しているように、デモ参加者や 軍警察に対し無差別に狙撃を加えているのは、誰なのかという疑問が湧いてくる。 つい最近、パレスチナ内部の権力闘争の情報が流れてきたが、それによるとマハムード・アッバース 議長を激しく非難しているムハンマド・ダハラーン氏は、イスラエルのアラブ人から武器を買い、シリア に密輸しているということだ。そして、もうひとつ流れてきた情報では、シリアのラタキア市が、シリアの 陸海軍によって攻撃される中で、ラタキア市にあるアッラムル難民キャンプに対しても攻撃が行われ、 多くのパレスチナ人の若者が逮捕されているということだ。 こうした断片的な情報を眺めていると、シリアのデモを暴動のレベルにまで高めるために狙撃したのは、 パレスチナ人ではなかったのかと思えるのだが。そのことを知っているからこそ、シリア政府がラタキア市 への攻撃の中で、パレスチナ人を標的にしたのではないか。 イランはこれまで、シリアの暴動では第三者が狙撃をしデモを煽り激化させている、というシリアの説明を 支持してきていた。そして、外国の介入と陰謀によるものだとも主張してきている。シリア政府やイラン政府が、 何の根拠も無くこうしたことを主張するとは思えない。 最近、アラブ世界で起こっている変革には、押し並べて外国の影がちらつく。 シリアに武器を密売しているとアッバース議長によって非難されれているムハンマド・ダハラーン氏は、 イスラエルやアメリカと親密な関係にあることを付け加えておこう。
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/17(水) 12:44:50.02 ID:xY/Vo+FH
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/19(金) 01:22:03.50 ID:jk1kJavd
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/19(金) 15:24:59.12 ID:jk1kJavd
リビアの内戦になかなか決着がつかないことに痺れを切らした外部の人たちの間から、 反政府派はカダフィ体制を打倒す気が本当にあるのか?反政府派は軍事トレーニングを 受けていないから、戦闘の仕方がわからないのではないか?等といった意見が出ていた。 これに対し、反政府派が主張していたのは、武器の不足、ガソリンなどエネルギーの不足、 資金の不足などであった。しかし、これらは批判する側も、反政府側も皆、核心を突いて いないか、語っていないのではないか。 最近、トリポリ包囲網がほぼ完成し、後は時間の問題で、カダフィ大佐が死闘を展開し、 戦死するのを待つのみ、というニュースが伝わってくる。アメリカ政府はカダフィ大佐の 運命は、あと数日残されているだけであろう、と語っている。 しかし、実際はそうではなかろう。トリポリがほぼ反政府側によって包囲された今、 反政府側はトリポリ侵攻を嫌がっている。それはカダフィ大佐側が徹底抗戦に出た場合、 トリポリ市とその周辺で膨大な数の犠牲者が出ることが明らかだからだ。 つい最近、カダフィ大佐側によって初めてスカッド・ミサイルが発射された、というニュース が伝えられた。それよれば、ミサイルは砂漠に到達し、誰も犠牲にならなかったということだ。 何故カダフィ大佐側は、今までミサイルを発射しなかったのか?何故もっと発射しないのか? つまり、カダフィ大佐側も反体制側も、同じリビア人なのだ。だから本心では戦闘を続けたく ない、リビア人の犠牲をこれ以上増やしたくない、ということではないのか。 最近、カダフィ大佐側が大金を南アフリカに移送したという情報が伝わり、カダフィ大佐と 家族が南アフリカに亡命するのではないか、という情報が伝えられている。それに対し、 反政府側は大佐の亡命を認めるし、その後の安全を保証するよう手配すると語っている。 つまり、トリポリの天王山の戦いはやりたくない、何とかカダフィ大佐に退陣願いたい、 ということであろう。 しかし、カダフィ大佐はシンボルであってもいいから、リビアに留まりたいと望んでいる。 彼が病気だという情報も流れ始めている。何とか再度の体制側反体制側の話し合いの 機会を作り仲介を行う国は出てこないものか、それが今できるのはトルコだけかもしれない。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/19(金) 21:02:01.27 ID:jk1kJavd
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/20(土) 01:47:45.98 ID:HjQ+qqG7
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/20(土) 17:13:22.83 ID:HjQ+qqG7
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/20(土) 21:25:42.15 ID:HjQ+qqG7
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/21(日) 16:28:51.80 ID:wpnsHUPq
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/21(日) 16:29:05.32 ID:wpnsHUPq
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/21(日) 22:42:01.42 ID:wpnsHUPq
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/22(月) 02:13:18.15 ID:ST0Nfs43
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/22(月) 08:31:45.34 ID:ST0Nfs43
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/22(月) 08:32:20.18 ID:ST0Nfs43
カダフィは今いずこ
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/22(月) 13:53:21.47 ID:pmK8QBBc
民主化よりイスラム化だろ
「緑の広場」で解放に歓喜=独裁終えんで住民繰り出す−リビア首都
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011082200144 【カイロ時事】
リビア反政府勢力が制圧した首都トリポリ中心部の「緑の広場」には22日未明、42年間の独裁体制を敷いた
カダフィ政権の事実上の崩壊を喜ぶ反政府勢力や市民ら群衆が詰め掛けた。人々は勝利のVサインを掲げ、
カダフィ大佐の肖像写真を燃やすなど解放の歓喜に沸いた。緑の広場は2月の反体制運動開始後、カダフィ
大佐支持派が大規模デモを行ったほか、大佐も演説を行った体制の象徴的な場所。反政府勢力の制圧で、
独裁からの解放を象徴する広場になった。
「この日を心待ちにしていた。人生でこれほど感激した日はない」。トリポリ市民は時事通信の電話取材に
こう語った。祝砲が響き、近隣住民は緑の広場に向かったという。現地からのテレビ映像によると、広場で
人々は反政府勢力の象徴である赤と黒、緑の王政時代の旗を掲げ、ダンスを踊るなどして政権「崩壊」の
喜びを表現した。ひざまずいて地面にキスする姿も見られた。
(2011/08/22-10:09)
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/22(月) 19:40:11.91 ID:ST0Nfs43
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/22(月) 19:54:57.40 ID:ST0Nfs43
最近の国際情勢の一番の変化は、米中の外交姿勢が軟化してきたこと。 これは、リビア以降だと思う。
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/22(月) 20:03:08.48 ID:ST0Nfs43
これまでの欧米は、その他の地域に対して、一方的に不平等な要求を突きつけ 受け入れられないと、政権の腰を折ったり空爆をしてきた。 そういう頑なな姿勢が、中露を頑なにし、それに連れあうリビア・北朝鮮・ベネズエラなどをも頑なにし、 イスラエルをも頑なにしてきた。
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/22(月) 20:23:14.99 ID:ST0Nfs43
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 01:44:53.68 ID:H5Kfdz2r
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 01:46:04.63 ID:H5Kfdz2r
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 03:57:25.01 ID:H5Kfdz2r
>>168 と
>>173 を見ると、今回の日本は、アメリカの後というより
中国の後をついて回ったという感じがするね。
「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」の頃とは大きく違う。
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 04:11:11.41 ID:H5Kfdz2r
アメリカの後というか欧米の後か
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 04:15:52.46 ID:H5Kfdz2r
VOR記者;リビア国民評議会の指導者にインタビュー
http://japanese.ruvr.ru/2011/08/22/55022477.html Q;カダフィ大佐とその息子達の運命はどうなるのか?
Q;カダフィ氏の息子、セイフ=アリ=イスラム氏逮捕の情報は確認されたのか?
Q;現時点でカダフィ大佐自身の状態は、どうなのか? 今も生きており、身を隠しているのか、それとも彼は逮捕されたのか?
Q;もしカダフィ氏の家族すべてを逮捕したならば、どうするつもりか?
Q;カダフィ氏には、抵抗する力が残っていると思うか?
Q;リビアの今後はどうなるのだろうか?
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 04:18:43.10 ID:H5Kfdz2r
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 07:42:18.08 ID:H5Kfdz2r
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 07:43:04.30 ID:H5Kfdz2r
トリポリは戦勝ムード後退−局地的な銃撃続く
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_293170 NATOが22日に発表したところによると、3月31日以来、NATOによるリビアへの出撃回数は19877回に達し、うち7505回が空爆のための出動となっている。
破壊した軍事目標は 4490カ所に上り、レーダーシステムや倉庫500カ所、 指令拠点275カ所、飛行機10機、船10隻、戦車や装甲車両500台以上を破壊した。
カダフィ大佐によるリビア統治が、ほぼ終わりの時を告げているようだ。どうやらリビアの政治犯は ほぼ釈放されたようであり、残りはカダフィ大佐が隠れていると思われているバーブ・アジージーヤ の自宅を落とし、彼を逮捕することであろう。この状況下で、革命派のリーダーであるアブドッジャリ ール氏は、カダフィ大佐と彼の家族の裁判は公平なものにすると語っている。彼の記者会見での 対応は立派で冷静なものだった。 しかし、問題が幾つか残されている。第一の問題は、カダフィ大佐はバーブ・アジージーヤの 自宅の地下に大規模な地下居住施設を造っており、そこに当分の間隠れ住むことができると 言われている。そこも徹底的に調べなければ、彼の逮捕はありえまい。 第二の問題は、カダフィ体制が打倒された後、革命派は意思を統一してリビアの再建に向かえる のかという問題だ。これまでも、リビアでは部族間の利益の対立が何度と無く話題に上ってきた。 この事に加え、リビアは三つの地域がそれぞれに個性を持っており、地域意識が強いことも忘れる わけにはいかない。西のトリポリタニア地方、東のキレナイカ地方、そして南部のフェッザーン地方だ。 王制時代には、西のトリポリと東のベンガジが首都として維持されていたのだ。それだけリビアでは 地域意識が強いということであろう。 加えて、リビアの革命に参加したグループは、部族単位、宗教グループ単位、世俗主義グループ 単位など、各種のグループによって構成されたものだった。そのことも、今後のリビアの統一に 問題を生み出す可能性がある。 リビアの今後を考える場合、イラクの前例を考えてみる必要があろう。イラクは未だに宗教宗派、 スンニー派とシーア派の対立があり、加えてクルド人のグループが存在し、なかなか国内の意志 統一ができないでいる。アメリカ軍の侵攻が2003年の3月だったが、8年半が経過した今なお、 イラクの国内情勢は安定していないのだ。
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 20:45:54.42 ID:2IbiIYxV
リビア国民は石油の富を求めているのでしょうか?働くのか?
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 20:58:33.50 ID:H5Kfdz2r
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 20:59:16.00 ID:H5Kfdz2r
イスラエルのエルサレムポス紙に興味深い記事が掲載されていた。 それによれば、リビアの反体制派のムスタファ・アブドッジャーリール氏が、イギリスに住む ユダヤ人に対し、リビアに戻って政党を結成し、政治に参加してほしいと要請したというのだ。 このユダヤ人はロンドンに居住するラファエル・ルゾンン氏で、在英リビア・ユダヤ人協会の会長だ。 彼はカダフィ体制の時代にも何度かリビアを訪問し、カダフィ大佐とも会見しているということだ。 ラファエル・ルゾン氏は、新生リビアが民主的な国家になるのであれば、リビアに戻り活動することも やぶさかではないと語っている。 そもそも、リビアを始めとする北アフリカのアラブ諸国には、相当数のユダヤ人が居住している。 モロッコのユダヤ人グループがエジプトとイスラエルの和平の仲介役として動いたという話は 事情通の間では有名だし、幾つものユダヤ人会議がモロッコで開催されてきたことも事実だ。 リビアには1930年代、ユダヤ人居住者が最も多かったと言われており、当時25000人が居住して いたということだ。リビアにはかつて、82のシナゴーグ(ユダヤ教会)が存在していた。 ラファエル・ルゾン氏はこのシナゴーグに絡んでの話であろうが、リビアにはユダヤ人に属する 不動産、かつて放棄せざるを得なかった財産などが残されているということのようだ。 当然、今後リビアが民主化していく中では、元リビアに居住したリビア系ユダヤ人に対する 帰国と国籍の付与、そして財産の補償問題が持ち上がってくるだろう。 イラクのサダム体制が打倒された後も、イラク系ユダヤ人の権利の話や、国籍取得、選挙参加 の権利などが話題になっていた。リビアで今、そのことが持ち上がっているということは、今後、 政権の崩壊が予測されるシリアやイエメンでも、同様の問題が持ち上がって来ようし、エジプト ですらもこのユダヤ人問題を無視するわけにはいかなくなるかもしれない。 この元アラブに居住していたユダヤ人の権利と国籍をめぐる問題は、新たなアラブ・ユダヤの 問題となっていく可能性があろう。この裏には、パレスチナ国家の設立が絡んでいるのではないか というのは考え過ぎであろうか。
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/24(水) 21:45:00.39 ID:UlRf8t6G
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/24(水) 22:29:02.60 ID:UlRf8t6G
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/24(水) 22:29:54.62 ID:UlRf8t6G
リビアは石油埋蔵量世界第8位
ソ連が亡くなってアメリカのやりたい放題。。。 あーソ連蘇れよー
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/25(木) 04:29:53.50 ID:sLOotdNs
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/25(木) 04:30:33.79 ID:sLOotdNs
まぁ、建前だろうが、変化は変化だろう
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/25(木) 12:31:25.89 ID:4LH+yTq3
リビアのカダフィはペリーに似ていると思うのはおれだけか・・・
リビアの王制時代の閣僚の子息であるアハマド・シェイバーニ氏が、『イスラエルとの協力関係が重要だ。』 と語っている。彼に言わせれば、イスラエルの持つ国際的な影響力を通じて、新生リビアが国際的認知を 受けていく必要があるからだ、というのだ。 この新生リビアの要人の発言をどう受け止めるか。述べるまでもなく、イスラエルのアメリカ政府に与える 持つ力も強力だ。今回のリビア革命で、イスラエルや在米ユダヤ人が、その初期の段階から革命を支援 した可能性があることを物語っているのではないか。そう考えれば、今後のリビアはある程度の発展が 期待できるかもしれない。 しかし他方では、元リビアに居住していたユダヤ人の子息たちの中には、リビアに戻ってそこで生活をする 気にはなれない、という意見が多いようだ。それは今後のリビアがまだまだ不安定であり、何が起こるか 分からない、ということであろう。なかでもユダヤ人にとって気になるのは、リビアのイスラム原理主義者 たちが革命後にどのような動きをしてくるかであろう。チュニジアの場合は、20年間亡命していたナハダ党 のメンバーが革命後に帰国して一大政治勢力となりつつあるし、エジプトでもそれまで禁止されていた ムスリム同胞団が堂々と政治に参加し、発言力を強めている。 リビアは今、ハイリスク・ハイリターンの典型的な国になっているのかもしれない。 ギャンブル志向の人にとっては、リビアに今出ていくことが一獲千金のチャンスかもしれない。
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/26(金) 07:53:05.37 ID:DVwyJ/Tv
age
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/26(金) 07:57:22.93 ID:DVwyJ/Tv
あれだけ世界中を騒がせ続けてきたカダフィ大佐だけのことがあって、彼の体制がほぼ終わりの時を 迎える今日、意外な問題が露呈し始めている。 リビアに限って言えば、カダフィ大佐がおめおめ降参するわけはないのだから、南部にある彼の拠点 セブハにこもって、巻き返しのゲリラ戦争に出てくるだろう。そうなった場合、リビアはアフガニスタンと 同じように、長期に渡る戦争状態に引きずり込まれるだろう、という予測を立てている専門家もいる。 それ以外にも、中東世界全体を包む大問題が持ち上がっている。それはカダフィ大佐が石油収入で 手にした大金を使い、膨大な量の武器兵器を買い込んできたということだ。今になってそれらの兵器が、 闇ルートで中東諸国に密輸されているというのだ。 最近になって話題になってきているのは、カダフィ大佐がかつてWMDの開発に力を入れていたことから、 化学兵器やダーティ・ボムもあるだろうというのだ。もしダーティ・ボムが闇ルートで他の国に流れ出した 場合、その被害は想像を絶するものになりかねない。 現在噂されているのは、リビアから隣国のエジプトにこれらの武器兵器が流れ、そこからレバノンや パレスチナのガザ地区に入っているというのだ。しかも、レバノンに運ばれた者武器兵器は、レバノン からシリアに持ち込まれているという噂が流れている。 そうなると今後、シリアの体制はリビアから密輸された、武器を手にしている反体制派の国民と 戦わなくてはならなくなるということだ。今までは、シリアに流れ込んでいた武器の量がそれほど 多くなかったために、力で抑え込むということが何とか政権の安定を守ってきたが、これからは どうなるか分からないということだ。 リビアから放出された武器の行き先はシリアだけではなかろう。トルコのクルドゲリラや、イエメンの 反体制派にも流れることを考えなければならないし、エジプトの内部でも拡散する可能性があろう。 つまり、今回リビアで起こっている政変劇は、『カダフィ打倒の次はアサド打倒だ。』といったような 政治的な意味だけではなく、武器や兵器の拡散にも大きな影響を及ぼしているということだ。 結果的に中東諸国は、より複雑な状況に向かっていく、ということであろう。
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/27(土) 12:20:22.86 ID:Xvt1+8Pq
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/27(土) 12:36:31.06 ID:Xvt1+8Pq
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/27(土) 12:59:45.71 ID:Xvt1+8Pq
アフリカはしっかりしてるな
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/27(土) 13:01:38.17 ID:Xvt1+8Pq
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/27(土) 14:36:44.01 ID:Xvt1+8Pq
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/27(土) 18:26:45.63 ID:Xvt1+8Pq
【中国】カダフィ大佐を支持すべきか 二分される世論
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110827/chn11082718010004-n1.htm 共産党や毛沢東支持などで知られる保守系サイトや軍事ファンの若者が多く集まる軍事系サイトには、カダフィ氏を支持し、氏に同情する意見が圧倒的に多い。
「国民評議会は欧米のかいらい政権だ」
「主権国家のリビアの内政を介入した欧米を糾弾すべきだ」
欧米諸国は常に自国と違う体制を倒そうとしており、リビアのカダフィ政権が崩壊すれば、次は中国が狙われる
「ゲリラ戦に持ち込めばまだまだチャンスがある。中国はカダフィ派ゲリラ部隊に対し武器を支援すべきだ」
「ともに米帝国主義と戦おう」
「今日の中国にとって国際社会との提携は何より重要で、リビア新政権を支援することで中国の大国としての責任を果たすべきだ」
シリアのバッシャール・アサド大統領も、ここに来て窮地に立たされたようだ。 欧米の彼に対する非難は遂に経済制裁の強化となり、石油に対する不買方針が決まったようだ。 兵糧攻めばかりではない、外交的にも窮地に立たされることとなった。アラブ連盟のアラービー 事務総長がシリアのダマスカスを訪問し、バッシャール・アサド大統領と話し合っているが、 そこで持ち出されたのは民主化の推進と大幅な改革であり、強力な圧力がかかったのだ。 無理も無い、毎日政府軍によって国民が殺害され、最近ではモスクが襲撃されイマームも 殺害されているのだ。これまでアサド大統領を支持してきたイランも、遂にたまりかねて口を開き、 アサド大統領は国民の要望を聞き入れ、改革を進めることが必要であることを伝えた。 イランがこの段階で口を開いたということは、シリアの内情が来るところまで来たということであろう。 この後、バッシャール・アサド体制が崩壊したとき、イランは何と評するのであろうか。サーレヒー 外相は、アサド体制が崩壊すれば中東地域とシリアは大混乱の坩堝になるだろう、と警告している。 ロシアや中国は未だにアサド大統領を支持しているが、これも積極的な支持とは考えられない。 無責任な言い方が許されるならば、成り行きの延長ということであろうか。 リビアのカダフィ体制の実質的崩壊は、シリア国民に大きな勇気を与えたようだ。 シリアのデモ隊は『カダフィの次はバッシャール・アサドだ。』と叫び始めているということを考えると、 ますます妥協の余地はありえなくなってきた、ということであろう。たとえ、イランやアラブ連盟が 仲介したとしても、その成果は全く期待できないだろう。既に妥協は無理であろうことを考えると、 アサド大統領は弾圧の度合いを増して行き、チュニジアのベンアリ大統領のように国外逃亡するか、 最後には自分が絞首刑、あるいは銃殺刑に処せられるのではないか。 この国の体制が打倒された場合に予想できるのは、国民の経済困難と犯罪の増加、そして武器の 密輸の問題であろう。それは新たな混乱を中東地域にもたらすということではないか、そのなかには 湾岸諸国やイランも含まれるだろう。
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/28(日) 21:39:49.63 ID:ts+TwCex
おいオマイラ杉原一馬自作自演ってググッてみなよ!!
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/30(火) 14:53:47.03 ID:AgTG4Xak
多くの犠牲をデモ参加者側に生んできた今回のシリアの大衆蜂起は、なかなか戦闘状態を 生みださなかった。それは武器の調達が難しかったからであろう。それがここにきて、状況が 一変したようだ。パレスチナのガザには対空ミサイルや対戦車ロケット砲が届いているようだが、 同じようにシリアの反政府側にも武器が届き始めているのではないか。 シリアの革命評議会の代表ムハンマド・ラッハール氏はシャルクルアウサト紙とのインタビュー の中で、武力闘争に踏み切ることを宣言した。彼に言わせると、シリア体制との平和的な交渉は、 もうあり得ないということのようだ。 問題はこれらの武器がどこから来るのかということだが、多分にリビアからの密輸という説明が なされるのではないか。確かに、リビアから武器が密輸されているだろうが、それを誰が実行 しているかについて考えてみる必要があろう。シリア反体制側が武器を持って武力闘争を展開 するのであれば、周辺諸国の内の何カ国かは、それを歓迎し支援するものと思われる。 シリア人はアラブ人の中にあって最も聡明と云われているのだが、この国でも最終的には 大衆運動が武力闘争の段階に入っていくのであろうか。イラクやイエメン、リビアの同国民同士 の流血の惨事の二の舞にシリアがなることはできるだけ避けたいのだが、状況がそれを許さない のであろう。
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/31(水) 05:16:09.70 ID:C/lmdqg2
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/31(水) 20:01:36.77 ID:C/lmdqg2
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/31(水) 20:28:44.63 ID:mIxEGE7o
ロックフェラー VS カダフィ大佐
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/01(木) 08:16:54.33 ID:p+a8x2f3
イラン政府はアラブ諸国で続いている大変革について、イスラムの台頭であるとして大歓迎し、 称賛を送っていた。しかし、革命の実態が次第に詳しく伝わってくるに従い、イランは考えを 変えざるを得なくなってきているのではないか。 イランにとって一番ショックなことは、アラブ諸国の中で最も親しい関係にある、シリアの アサド体制が危機に直面していることだ。アサド体制が崩壊すると、イランはアラブ世界の 中の、イラン革命の最も重要な橋頭保を失うことになる。 そればかりではない、シリアはこれまでイランからレバノンのヘズブラへの武器供給の 中継地になっていたことを考えると、イランのレバノンのヘズブラに対する影響力も弱まって いくことにもなる。当然、ヘズブラは近い将来、レバノン政治の中での、影響力を失っていく 可能性があろう。つまり、アラブの春の影響で、イランはシリア、レバノンのヘズブラという 重要な友人を失うことになるということだ。 シリアの革命が達成された時点では、現在のアラウイー派主導の体制から、スンニー派 主導のシリアに変わってくことは必定だ。(バッシャール・アサド大統領はマイノリティである アラウイー派の出身であり、シリア軍や情報機関のトップは皆アラウイー派の人士によって 占められている。アラウイー派はイランと同じシーア派の一派だ) こうしたこともあってであろうか、アルジェリアで起こっているテロについて、イラン政府は 激しい反発の声明を発表している。アルジェリア政府に対する支持と、犠牲者の遺族に 対する哀悼の意を伝えているのだ。 チュニジアで起こった革命も、エジプトで起こった革命も、リビアで始まった革命も、 いずれもイスラム主義者たちが主体ではなかったのだが、イランは自国を有利に見せる ために、これを『イスラムによる革命』と評していた。しかし、それは事実ではなく、世俗的な 大衆の怒りの結果だったということが分かり、しかも自国にもそれが影響を及ぼし始めている ということに、やっとイランの体制は気がつき始めたようだ。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/01(木) 21:45:43.09 ID:p+a8x2f3
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/02(金) 01:34:08.91 ID:lsp5SDdm
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/03(土) 09:08:28.17 ID:0hpWWEUb
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/03(土) 10:21:19.30 ID:0hpWWEUb
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/03(土) 10:22:00.42 ID:0hpWWEUb
ゾロアスター教は、古代バルフの地に始まる宗教である。 バルフは現在のアフガニスタン北部にあり、ゾロアスター教の信徒にとっては、始祖ザラスシュトラが埋葬された地として神聖視されてきた。
トリポリではカダフィ派の抵抗がいまだに続いているが、リビア臨時政府とトリポリ市民にとって 問題なのはそれだけではない。実は人間が生きていく上で、一番大事な水の確保が難しく なっているのだ。トリポリと周辺の住民は自分で井戸を掘り地下水を使おうとしたが、塩分が 濃すぎてとても飲める代物ではないということを、今更ながらに知らされた。 水が無いということは水洗トイレが使えないし、風呂も入れないということだ。 加えて、農業用水が無くなったということであり、収穫量は激減しているだろう。 実際にトリポリからは野菜の価格の高騰が伝えられている。 カダフィ大佐の時代は、トリポリも他の街も水に困ることはなかった。それは、カダフィ大佐が 建設した用水路が、リビア南部地域の地下水をトリポリを始めとした地中海沿岸部にまで 引いていたからだ。今その蛇口が有る南部地域を抑えているのはカダフィ派の軍人たちなの だから、臨時政府にはどうにもならないのだ。 水の問題ばかりではない。電力の供給も同じように問題となっている。それは電話でも同じ であり、公共サービス全般に言えることだ。もちろん、ゴミ処理もうまくいっておらず、いまや トリポリの街中は、産廃物やごみであふれているだろう。これまでは周辺国からの出稼ぎ者が このゴミ処理にあたっていたが、今回の内戦の中で外国人、なかでも黒人はカダフィ大佐の 傭兵と疑われ、虐待を受けているのだ。これではごみ処理などできるはずもあるまい。 加えて警察による治安維持も、ままならないのではないか。警察官はガソリンの入手や、 食料の入手で多忙であり、犯罪者の取り締まりなどしている余裕はあるまい。医療サービスも ほとんど止まっているものと思われる。医師の不足、医薬品の不足、医療機器の破損と メンテナンスの不能など、多くの不都合な状態が推測できる。 大衆は常に無責任であり、わがままであることを考えると、そのうち臨時政府に不満を言い 始めるだろう。『カダフィ体制のほうがよかった。』その不満を言わせないためには、臨時政府が 一日も早い公共サービスの体制を、確立することだろう。在外資産の確保や、外国からの援助 獲得も重要だが、自身の手で問題を解決することを考えることの方が優先されるべきであろう。
なるほど・・
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/04(日) 09:34:19.26 ID:u+3G60cc
日本での報道が激薄でキモい あげ
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/04(日) 09:56:56.71 ID:u+3G60cc
>>212 ひげのオヤジの熱い語りが非常にわかりやすい
日本で何でもかんでもロックフェラーに集約させてる奴らが隠してる部分だな
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/04(日) 19:35:12.00 ID:yNgxipEq
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/05(月) 15:34:32.70 ID:AVN+Q5g9
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/05(月) 15:37:14.49 ID:AVN+Q5g9
やっぱりイギリスもか
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/05(月) 15:37:27.51 ID:AVN+Q5g9
ttp://www.47news.jp/CN/201109/CN2011090501000455.html 中国企業が武器売却を提案 カダフィ政権に、加紙報道 2011/09/05 15:43 【共同通信】
【ニューヨーク共同】カナダ紙グローブ・アンド・メール(電子版)は5日までに、中国の国営軍事関連企業3社が
7月、当時のリビアのカダフィ政権側に対し、携帯式地対空ミサイルやロケット砲など2億ドル(約153億円)相
当の武器を売却する用意があると伝えていたと報じた。
同紙記者が首都トリポリで、こうした内容の公文書を発見したという。実際に売却されたかどうかは不明だが、反カ
ダフィ派「国民評議会」の軍事部門トップのオマル・ハリリ氏は「武器が実際に(カダフィ政権側に)渡り、われわ
れに向けて使われたとほぼ確信している」と述べ、中国に強い不快感を示した。
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*この事件はグローブ&メール以外にNYTが報じていて
ttp://www.nytimes.com/2011/09/05/world/africa/05libya.html China Sought to Sell Arms to Qaddafi, Documents Suggest By ANNE BARNARD Published: September 4, 2011
文書の記録に依れば、中国はリビアへの武器輸出を計画していた By ANNE BARNARD NYT 4日
TRIPOLI, Libya ? In the final weeks of Col. Muammar el-Qaddafi’s battle with Libyan rebels, Chinese state
companies offered to sell his government large stockpiles of weapons and ammunition in apparent violation of
United Nations sanctions, officials of Libya’s transitional government said Sunday. They cited Qaddafi government
documents found by a Canadian journalist, which the officials said were authentic.
リビアの暫定政府の発表に依れば、中国国営企業が国連安保理の武器供与禁止に違反して、カダフィ政権に多量の武器弾薬
を輸出しようとしていた。カナダのジャーナリストがこの関連文書を発見し、この文書は正統的なものと見られている(後略)
VOAの記者ブログから、中国のカダフィ屁の武器輸出計画
ttp://blogs.voanews.com/breaking-news/2011/09/05/documents-purport-to-show-china-offered-arms-to-gadhafi/ The reports will further complicate relations between Libya's new provisional government and China, which had
billions of dollars invested in Libya's oil sector before the anti-Gadhafi revolt began. It is not clear whether
the provisional government will honor Gadhafi-era contracts, but NTC officials have hinted they will favor
companies from countries that supported their revolt.
中国のカダフィ政権への武器輸出計画は(国連安保理の決定に違反するのみならず)
リビアの新政権と中国との関係を複雑なものにするだろう。
カダフィ時代に中国は石油開発のため数十億ドルの投資をしている。
リビアの新政権がカダフィ時代に結ばれた外国との契約を認めるか否かは定かではない。
NTCの関係者は新政権を支援した国の石油会社を優遇すると言っている。
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/06(火) 08:33:07.23 ID:rYv9Vhb2
資源国リビアの巨大利権 布石打った仏サルコジ大統領 海外とっておき パリ支局・古谷茂久 リビアのカダフィ大佐の政権が事実上崩壊したことを最も喜んでいる首脳はフランスのサルコジ大統領だ。 軍事力を行使してリビア問題に積極関与した仏は外交上の得点を稼いだだけでなく、大資源国リビアで今後、様々な利権を得ることを確実にした。 大統領は国民評議会にとって恩人だ。サルコジ氏は3月10日、まだ国民評議会の力が弱かった段階で幹部と会談し、同評議会をリビアを代表する政権として承認すると発表した。 外務省にもまったく相談しない大統領の独断だったといわれる。リビア情勢が不透明なかで、大きなリスクを負いながらいち早く反体制派に肩入れする大統領の賭けに国際社会は驚いた。 背水の陣でリビア問題に臨んだサルコジ大統領の行動は素早かった。3月19日にはパリに各国首脳を集めて緊急会合を開催。軍事行動に踏み切ることで意見をまとめた。 記者会見の直後には仏軍のミラージュ戦闘機がリビアに入り込みカダフィ政権側への攻撃を開始した。ドイツなどが軍事行動に慎重な姿勢を崩さない一方、仏は一貫してリビアに将兵を送り続けてきた。 サルコジ大統領の読みはあたり、最終的にカダフィ政権は崩壊した。国民評議会は仏に対し大きな借りを作った。 リビア復興のための支援国首脳らによる会議は1日、返礼するように再びパリで開かれた。 その日の仏紙リベラシオンは、国民評議会が仏との間でリビア原油の35%をフランスに割り当てるとの密約を結んでいたと報じた。仏による軍事介入の直後、両者が合意文書を交わしたという。
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/06(火) 08:33:27.60 ID:rYv9Vhb2
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/06(火) 08:40:12.39 ID:rYv9Vhb2
NATOや英仏なんて、いつでも壊せる とっとと方向転換しろボケカス共
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/07(水) 01:45:51.39 ID:0LshGnO3
英国際戦略研「米、介入主義終わる」 11年版の戦略概観 安全保障の新興国シフト指摘 【ロンドン=上杉素直】英国際戦略研究所(IISS)は6日、世界の軍事・外交関係についてまとめた2011年版「戦略概観」を発表した。 米国が01年の同時テロから10年を経て、世界の地域紛争への介入主義を終えつつあると指摘。中国やブラジルが経済成長を背景に存在感を高めているとし、安全保障の勢力図でも新興国シフトが進んだと分析した。 IISSのチップマン所長は記者会見で、オバマ米大統領が6月に表明したアフガニスタンからの米軍撤退が「10年にわたる米国の介入主義の終わりの合図だったと将来言われるだろう」と語った。 対リビア軍事行動で米国が北大西洋条約機構(NATO)に指揮権を譲り、先頭に立つのを避けたのも外交姿勢の変化として示した。 米国が今後、世界の地域紛争などにどう対処するかについてチップマン氏は「最近の戦争参加でどれだけ疲労しているか次第だ」と予想。「米国の政治感覚では『外国』は『泥沼』と同義と見なされるようになった。 『本国』が政治的エネルギーの大半を傾けなければならない優先事項になった」とも述べ、超大国が内向き志向に傾いていると繰り返した。 背景にあるのが01年の同時テロ以後、米国の国防支出が2倍近くに増え財政を圧迫している状況だ。 戦略概観はユーロ圏周辺国が財政不安に悩まされている問題も強調。米国だけでなく英国やフランスを含む西側諸国が「極度に疲労している」と説明した。
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/07(水) 01:45:56.21 ID:0LshGnO3
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/07(水) 17:31:10.37 ID:0LshGnO3
指導国不在で危機も 英戦略研が年次報告
英国の国際戦略研究所(IISS)は6日、過去1年間の国際情勢を分析した年次報告「戦略概観2011」を発表。
米国が厭戦(えんせん)機運の高まりや国内の経済対策で安全保障での役割を減らしているため、指導国不在の状態で、北朝鮮やイランなど国際社会に脅威となる国が力を持つ余地が広がっていると分析した。
報告は、アフガニスタンからの米軍撤退は10年間続いてきた米国の軍事介入政策の終わりを示していると指摘。
米国がリーダーシップを取る時代から、関係各国が必要に応じて連携し国際的な危機に対処する時代への移行期にあるとしている。
ただ、欧米諸国は軍事介入に疲弊しており、新興国も決断力の不足などから、どの国が指導力を発揮できるかは不透明だとした。(共同)
http://www.usfl.com/Daily/News/11/09/0906_020.asp?id=90522
EUはシリアの石油輸入を禁止 2011年09月03日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/303630 欧州連合はバッシャール・アル=アサド政権に対する制裁を強めた。
政権への抗議活動に対する激しい弾圧が続いていることを理由に、土曜日(3日)からシリアの
石油輸入の禁止を義務づけると発表した。ヨーロッパの高位の外交官は「アル=アサド政権には、
十分な代替品がないこと」に注目し、シリア人の流血を止められる唯一の平和的な解決策は、
「バッシャール・アル=アサド大統領については、亡命を選択すること」だとみなした。
声明の中で欧州連合は「シリア情勢の深刻さ」に面して、制裁の強化に連合加盟国の全会一致
の賛成を得たと明かした。「禁止にはシリアからの原油と石油製品の購入、その輸入、運搬」を
含んでいる。また、決定では「全ての金融取引またはシリア製の石油に関連するサービスの保証、
その派生製品」もまた禁止された。
また、欧州連合はシリア人4名の名前を資産凍結と欧州連合への入国ビザの(発給)禁止の
制裁リストに追加することを決定した。複数の情報筋によるとその4名とは、ワリード・アル=ムア
ッリム外務大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府顧問、アリー・アリー・在レバノン・シリア大使、
ラフィーク・シャハーダ諜報責任者で、3つの経済主体(に対する資産凍結のリスト)に加えられる。
複数の情報筋によると、禁止は今日(3日)連合の公報に掲載され、即座に効力を持つが、
現在契約済みのものに関しては11月15日まで実施が開始されないと「AFP」が報じた。
情報筋は、イタリアは、今週の交渉で、欧州の石油会社がシリアや、シリアの2つの国営企業と
既に署名済みの貨物は、11月15日までリストに残すとの段取りを取り付けたと付け加えた。
イタリアは先日、11月の終わりまで契約が尊重される可能性への期待を表明していた。
(後略)
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/08(木) 23:11:35.07 ID:Ld/RAeY4
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/09(金) 11:50:46.50 ID:7ualjaLA
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/09(金) 19:24:29.04 ID:7ualjaLA
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/11(日) 13:55:16.99 ID:K0k2aI0L
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/11(日) 13:57:28.08 ID:sJAltVFD
おそらく、エジプトとイスラエルの交戦をきっかけに中東戦争になるな
>>239 今はまだ時期じゃないだろ
トルコが本気でイスラエルと険悪になったら開戦時期だけど
今やっても間違いなくアラブ側が負ける
241 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/09/11(日) 14:34:25.00 ID:hW6rQV8+
トルコはNATO加盟国でEU加盟も目指してるから、欧米の友達イスラエルには攻撃できんだろ? まぁイスラム原理主義者が政権取らない限りねw
NATO加盟国としては初めて空軍が中国と合同軍事演習やったのはまだ良いが イランと急接近してるしトルコは何がしたいのかよくわからん
カダフィングしまいか?
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/12(月) 20:08:51.99 ID:fRYUq2YE
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/12(月) 20:09:02.78 ID:fRYUq2YE
エジプト 議会選を前にイスラム勢力が拡大
http://japanese.ruvr.ru/2011/09/11/55999204.html エジプトの首都カイロでは再び混乱が巻き起こっており、警察はその混乱に対処する能力がないのか、もしくは対処する気がないのか、状況に収拾はついていないようだ。
すべては、イスラエルとの関係断絶を叫ぶ若者を中心としたデモ集会から始まった。
事の発端は8月18日、イスラム武装勢力がイスラエルでの破壊工作を行ったことに発しており、その報復としてイスラエル空軍は武装勢力が潜伏していたエジプトとの国境に近い付近を攻撃した。
しかしその際、ミスによってエジプト軍の車両が攻撃され、5名のエジプト軍兵士が死亡した。
その後イスラエルは謝罪を行ったものの、エジプト市民の反発は止まず、ついにはイスラエル大使館襲撃事件へとつながった。
政治学者のスタニスラフ・タラソフ氏は、今回の事件の裏側にはアラブ諸国とイスラエルとの関係悪化を画策する、エジプト国内の過激イスラム勢力があると見ている・・・
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/13(火) 05:35:33.69 ID:+mYnDWtZ
アルジェリア:イスラーム過激派恩赦対象者の政党加入についての議論 2011年09月12日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/306435 11日、アブドゥルアズィーズ・ブーテフリカ大統領は、閣僚に対しかつて国民和解憲章の対象となった者の
政党加入を可能とすることについての議論を提案した。高位の情報筋は、議論は5年前にアルジェリアで
和解憲章が適用されて以来初めて提案されるもので、和解憲章の対象となった者が諸政党に政治的に
加入することと、彼らが政党の創始者にはならない、という方向である、と述べた。
国民和解憲章が「国家的悲劇に関与した者」と規定する者の政治活動参加問題は、アルジェリアにおいては
大変機微な問題である。また、現役の政府筋は、解散した「イスラーム救済戦線(FIS)」の党員や、和解憲章
の対象者となった「ジハード主義者」が新たな政治活動を行うことを拒否している。
国民和解憲章の対象者の政治活動の禁止は、国民和解憲章の諸措置によって定められている。
同県相は、2005年12月に「国家的悲劇の反復を予防」との掛け声で国民投票に付された。同憲章の26条は、
「宗教を歪んだ形で使用した責任があるあらゆる人物には、いかなる形でも政治活動を禁止する。宗教の
歪んだ形での使用は、国家的悲劇を引き起こした。同様に、テロ活動に参加した全ての者には、政治活動を
禁止する。損害があろうと、ウンマと国家機関に対する暴力を称える政治の策定と適用を拒否する。損害とは、
責任の所在が明らかになったテロと犯罪目的での宗教の使用が原因で生じた損害である。」と規定している。
ちなみに、アフマド・ウーヤヒヤー首相は政治改革についての諮問委員会のアブドゥルカーディル・ベン・
サーリフ委員長に、政党法に「和解憲章あるウンマに対する暴力行為に参加した者による政党設立を
禁止する規定」を追記するよう提案した。
消息筋は、閣議での議論で妥協の対象となる「折衷」案は、和解憲章対象者が政党の設立には加わる
ことができないが、政党に所属することができるようにする案であると述べた。これに関連して、閣議では
政党法の一部改正が議論された。議論は、内務省に政党の政治活動停止を認めず、政党の活動停止を
司法の管轄にする件である。
リビア:ベンガジで革命指導部交代要求デモ 2011年09月11日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/306087 ベンガジで、数百名がデモを行った。彼等は新生リビア指導部の変更を要求したが、このデモは
新興の諸般の政治団体がリビアの暫定指導部について彼らの統治計画は人民の要求を満たして
いないとする覚書を出したのと時同じくして起きた。
ベンガジの住民は、行進は金曜日(9日)に焼失したアル=カッザーフィー元指導者のための
建物群から始まったと述べた。住民によると、彼等は「最初の殉教者はベンガジから出た。」
と繰り返し、新指導部にいる「おべっか使い」や「日和見主義者」を非難した。
中年の会計監査間のシュクリー氏は、「新指導部の者の一部は、吸血鬼で泥棒である。
我々は、いまだに連中をテレビで見ている。彼等は裁判所に送られるべきだ。」と述べた。
諸般の政治団体が発表した覚書は、政治的分裂に焦点を当てた。この覚書には56の政治組織が
調印したが、その大半はリビア東部地域の組織である。覚書が指摘した政治的分裂とは、アル=
カッザーフィー政権打倒から2週間を経てリビアの将来について生じた分裂である。覚書は、リビア
移行評議会の計画には複数の矛盾が含まれており、アル=カッザーフィー後の統治のありかたの
行程表として使われてはならない、と述べている。
現在の計画では、移行評議会は辞職し、移行期間中は2代にわたる暫定政府に国を任せることに
なっている。移行期間とは、アル=カッザーフィーの統治から公式にリビアが解放されてから18カ月
続くとされている。この計画の代わりに、覚書に調印した人々は暫定政府の下での政治過程を
最初の選挙がおこなわれるまで継続すること支持している。
「ロイター」が入手した覚書は、移行評議会の憲法宣言は世論の望みや解放された人民の願いを 表現していないと述べている。リビア移行国民評議会のアブドゥルハフィーズ・グーカ副代表は、 政府がこの覚書を受領したことを確認した。同副代表は、評議会はアル=カッザーフィー支持者の 最後の砦を制圧した後でなくては問題の覚書について検討することはできないと述べた。 反アル=カッザーフィー派は、移行国民評議会の計画を重視している。何故なら、この計画の 大半は東部の都市であるベンガジから発案されたもので、ベンガジ市はアル=カッザーフィーに する軍事行動の指揮していたからである。ベンガジ市は数カ月間反アル=カッザーフィー派の 支配下に置かれていたことも理由である。 ベンガジの抗議者たちは、一連の問題についての不満を表明する横断幕を掲げた。一連の 問題とは、ベンガジを犠牲にしたトリポリによる中央集権に始まり、旧体制の幹部が政治的に 顕現していることに及んだ。旧体制の政治家の存在は、アル=カッザーフィー政権の者たちを、 いかにして新体制に統合するか、という機微な問題を惹起する。 ヌーファラーと名乗る少女は、「私は、おべっか使い共にNOと言いたい。彼等は私たちの革命 戦士の背中に乗っておべっかを使っている。我々は、新しい幹部を必要としている。」と述べた。 この少女は、移行国民評議会の執行局のマフムード・ジブリール局長を標的とする言葉が 手書きされた横断幕を指示した。ジブリール局長は、かつてアル=カッザーフィーの下で 経済研究所を運営していた。 抗議者たちは、自分たちは移行評議会の計画に抗議したいのだと述べるとともに、諸政治勢力 が発表した覚書の要求事項を繰り返した。
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/13(火) 13:34:30.68 ID:+mYnDWtZ
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/13(火) 19:53:55.12 ID:kNrnWaR3
中東五千年の歴史は、裏切りと虐殺の歴史だった。
中東の人間は、支那とおなじように人間らしさは消え去り、盲目的な生存の遺伝子だけ
が残っている。なにしろ和解の集会を呼びかけて、出席すれば皆殺しという伝統だ。
「絶対不信」の世界に解決の希望があるのだろうか。あるわけがない。
そして混乱を決定的にするのが軍事科学の進歩と普及だ。
ロシア南部で先年起きた事件は、スタディアムの貴賓席にあらかじめ爆薬を仕掛けて、
大統領が出席すると無線でスイッチオン。大統領は吹っ飛んだ。
駿河山人
http://pub.ne.jp/surugasankei/
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/13(火) 20:07:36.40 ID:+mYnDWtZ
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/13(火) 20:09:20.52 ID:+mYnDWtZ
新リビア「法治国家に」 反カダフィ派トップ初演説
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011091301000942.html 【トリポリ共同】リビアの反カダフィ派「国民評議会」のトップ、アブドルジャリル議長は12日夜、首都トリポリ中心部の殉教者広場(旧称・緑の広場)で「法治国家建設のため努力する」などと演説した。
首都で同議長が演説するのは初めて。同議長は10日にトリポリ入りしていた。
殉教者広場は最高指導者だったカダフィ大佐が演説の舞台として好んだ場所だった。
反カダフィ派の三色旗を掲げる数千人の市民に歓迎された同議長は「報復、迫害は行うな。革命はそうしたことでつまずいてはならない」と述べ、国民和解を訴えた。
また新国家について、「イスラム法が法の基本となる」と述べた。
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/13(火) 21:36:40.30 ID:+mYnDWtZ
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/14(水) 20:18:08.24 ID:9v86/rSX
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/14(水) 20:18:51.33 ID:9v86/rSX
Joost Lagendijk コラム:エジプトのモデルとなるのはどちらのトルコ・モデル? 2011年09月14日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/yazar.do?yazarno=1186 このコラムを書いている今、タイイプ・エルドアン首相はカイロ空港に降り立とうとしている。カイロは、トルコの
リーダーによるエジプト、チュニジア、リビア訪問というかなり宣伝的な「アラブの春ツアー」の最初の目的地だ。
エルドアン首相の、とりわけ革命後のエジプトへの訪問は、世界中のメディアから注目されている。
メディアは、トルコのエルサレムとの外交関係の破綻や、エジプトのイスラエル大使館が先週、怒りの群衆に
よって襲撃され大使がエジプトからの脱出を余儀なくされたことなどを受け、トルコ、エジプト両国が新たな
対イスラエル連合の動きを見せるかどうかを待ち構えているのだ。
しかしながら、昨年のガザへの支援船団の活動家9名の殺害に関し、断固謝罪を拒否する「わがままな」
イスラエルに対し、再び言葉で攻めるためだけにエルドアン首相はエジプトを訪れたのではない。周辺地域
の中で最も強力な軍の力に対して立ち向かう勇気を持った1人のリーダー、もしくはエジプト人や他のアラブ
の人々の大部分が自分たちの国が倣うべきモデルとして見ている国の首相という形容詞をもって、アラブ
世界にどれほど人気があるのかを示したいという狙いもあるのだ。
今年の1月に「アラブの春」が興隆して以降、1つのモデルとしてのトルコに関して様々なことが言われている。
単純化に対して警鐘を鳴らすアナリストや、あるいは独裁者から新しく解放されたばかりのアラブ諸国とトルコ
の間にある大きな差異を強調するアナリストに私は同調している。今日のトルコを、例えるならば80年間に亘る
世俗主義の政治組織の歴史を持たない国々で模倣できないことは間違いない。この歴史という点にしても、
大きな隔たりのたった一つに過ぎない。それでも尚、国の改革を願う多くのアラブ社会が、トルコや公正発展党
を多くのことを学べる魅惑的な例としてみていることも事実である。
私が関心があるのは、エジプトでの会合でエルドアン首相がどの様なトルコ・モデルを勧めたのか、という点だ。 2月にムバラク大統領を倒そうという運動を牽引した若者たちや、現在エジプトを統治する軍最高評議会の タンタウィ議長と会談する際に、1つの話題だけに終始することはそれほど簡単なはずはない。 抗議運動を続ける若者たちにとって現在のトルコは、世俗的な政府をポスト・イスラム主義の保守政党が 統治するムスリム国家であり、様々な不自由はあるにしてもトルコ国民は他のアラブ諸国に比べてより多くの 個人の自由を享受できる、成功した経済と民主主義を持つ魅力的な例なのである。新しいトルコに関する こうした認識が、公正発展党党首をも満足させたことは間違いない。 しかし、依然として昔のトルコ・モデルも存在しており、タンタウィ議長や軍高官たちの頭にあるのはこの古い モデルである。ムバラク氏から権力を奪ったいま、選挙後に現在の当局に従うような兆候はあまり見えない。 この例の一つが新しいエジプト憲法だ。先頭に立つ軍高官たちは、この憲法が軍にとって将来的に必要と なるとみるや、(軍の)国家運営への介入を可能にするいくつかの条項を含めるようにとのサインをずいぶん前 から示していた。数十年に渡る軍の後見の後、政治における軍の役割をまだ最近ようやく後退させることに 成功し始めたばかりのトルコの人々にとって、このような話しは耳慣れているのではないだろうか? エルドアン首相は(確実に非公式のかたちで)エジプトの軍高官らに政治的野心を諦め、任務は新たな 行政当局へ委任するのを認めるよう忠告をしたのだろうか?それとも、軍の絶え間ない支配にほとほと愛想を 尽かした抗議者たちには別のこと、イスラエルを追い詰めるために少なくとも短期間の協同を余儀なくされた 軍の有力者にも何か別のことを話したのだろうか? というわけでこれは、新しい民主主義の集団としてこのように見られたいのだが、いまだ権力にある昔の 後見人と仕事をしなくてはならないトルコ政府の直面しているジレンマの一例なのである。
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 00:16:33.75 ID:H38+Ylcy
古代カザール トルコ人と日本人がモンゴル高原に同じ起源を持つ兄弟民族であると考え、親しみを感じるトルコ人も多いとされる。 かつてあるトルコ人は、両国の国旗がちょうど明け方の白い空に昇る太陽をモチーフとする日の丸と、 夕暮れの赤い空に傾く月をモチーフとする新月旗であることを対比して、 「仲の良い兄弟がモンゴル高原で別れ、太陽を追いかけて東に行った方は日の丸を国旗とする日本を建国し、 月を追いかけて西に行った方は新月を国旗とするトルコを建国した」という話を自著で紹介した。
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 00:55:22.24 ID:H38+Ylcy
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 06:19:01.98 ID:H38+Ylcy
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 16:46:43.41 ID:H38+Ylcy
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 22:25:45.19 ID:H38+Ylcy
15日はサルコジとキャメロンがリビアを訪問 16日はエルドアンが訪問 リビア復興を巡る主導権争いか
トルコのエルドアン首相がエジプトを訪問した。今回の訪問には深い意味が隠されていたと思う。 まず、訪問に先立ち、トルコのアッサバー紙は、トルコとエジプトが軍事同盟を結ぶという情報を 流したのだ。(このアッサバー紙のオーナーはエルドアン首相と極めて近い友人なのだ。) これをエジプトのアルアハラーム紙(半官半民)が、早速転載して伝えている。 もうひとつは、パレスチナのガザ地区を訪問する意向を持っていることも報じられた。 この二つの情報は結果的に、いずれも結実しなかった。 普通に考えれば、トルコとイスラエルとの関係が悪化している時期とはいえ、エジプトとの 軍事同盟を締結することは、あまりにもイスラエルに対して刺激的だから、実施しなかったのだ。 ガザ地区訪問もしかり、というところであろう。しかし、私はこの二点について、全く違う解釈をした。 まずエジプトとトルコとの軍事同盟については、タンターウイ国防大臣との間で話し合われ、 ほぼ合意に至ったものと思われる。そうでなければ、訪問前にわざわざイスラエルを刺激する 情報のリークをする必要はなかったはずだ。共同記者会見の後で出てきたのは、戦略的検討 委員会を結成するというものだった。このニュースには、経済協力が別途謳われているところを 見ると、戦略的協力の意味は軍事的協力ということではないのか。
そして、ガザ訪問の中止については、イスラエルに対する配慮という意味合いをうかがわせるが、 実は軍事同盟のリークと合わせ、イスラエルに対して相当な圧力となったものと思われる。 エルドアン首相はガザ訪問を断念したものの、他方ではイスラエル軍によるガザ攻撃を国際司法 裁判所に提訴すると言っているし、ガザの封鎖は正当ではないとも語り、一日も早い開放を訴えている。 これはエジプトに対しても向けられたものであろう。なぜならば、イスラエルがガザを封鎖していることは、 エジプトの協力があってこそ意味を成していたものだからだ。エジプトはトルコとの間で情報のリークを 使い、トルコと同じようにイスラエルに対して圧力をかけたのであろう。 イスラエルにして見れば、中東の二大軍事大国であるトルコとエジプトが、軍事同盟には至らないまでも、 軍事面での協力関係を拡大していくことは、危険極まりないことであろう。エルドアン首相のエジプト訪問 には、まさにイスラエルの死活問題がかかっている、刺激的なものであったということだ。 想像するにトルコやエジプトとの関係をここまで悪化させた原因であるリーベルマン外相の更迭が、 このことによって早まるのではないか。そして、その後任にはツビ・リブニ元外相がおさまり、トルコ、 エジプトとの和解の道を開く努力をするのではないかと思われる。そうでもなければ、イスラエルは 自滅の道を歩み続けていくことにあるからだ。 世界がそうであるように、中東地域、そしてイスラエルは、大転換期を迎えているということであろう。 その転換期のタイミングを逃した国には、破滅が待ち受けている、ということではないか。
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/16(金) 03:38:23.26 ID:IiM9CE1h
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/16(金) 07:54:42.96 ID:jlQs9avl
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/16(金) 17:52:55.56 ID:IiM9CE1h
>>268 > ファラオのDNA鑑定では人種は公表されていない。
> しかし、ファラオの彫像はモンゴロイドの特徴を呈している。
> 鑑定結果が公表されないことに問題が隠されている。
これはヤバイね。
十六菊紋はツタンカーメンの墓からも出ている。
エルドアン首相、シリアへの懸念は「スンナ派・アラウィー派対立激化」 2011年09月14日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetayV3&Date=14.9.2011&ArticleID=1063295&CategoryID=78 エルドアン首相はアラブ世界の報道陣に対し、シリア国民の怒りは治安組織において重要な位置にある
アラウィー派へ向けられていると述べた。
カイロ-レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はエジプトの報道陣に対し会見を行った。首相はシリアでの
展開について、「アラウィー派とスンナ派の間で、シリアで内戦が勃発することを危惧している」と発言した。
「アラウィー派が体制の中で、また治安組織において重要な位置にあること」を指摘したエルドアン首相は、
「国民の怒りは彼らに向けられている」と言った。活動家の死に責任があるとされる政府支持の市民兵も、
アラウィー派に属しており、このためアラウィー派と多数派であるスンナ派との和解はますます難しくなって
いると述べた。エルドアン首相は、シリアの展開に関してイランとコンタクトを取っており、アフメト・ダヴトオ
ール外相が近くテヘランを訪問することにも言及した。
■チェリキ副首相も「宗派」と発言
公正発展党(AKP)のヒュセイン・チェリキ副首相は、共和人民党(CHP)をバース党と比較し、
「もしかしてケマル・クルチダルオール氏は宗派が近いという理由でシリアに肩入れをしているのでしょうか?」
と述べた。チェリキ副首相はこの後会見を開き、全体主義と権威主義という性質から、バース党の政治体制
とCHPを繋げたのだと述べ、「スンニ派かアラウィー派かということは一切関係ない」と発言した。
シリア:イスタンブルで「6ヵ月以内の政権打倒」をめざす「シリア国民評議会」発足 2011年09月16日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/307973 国連の潘基文事務総長は、バッシャール・アル=アサド大統領に対する「国際的な統一行動」を呼びかけ、
同大統領が交わした多くの約束を履行していないと非難した。ダマスカスは昨日、ナビール・アル=アラビー
事務局長が反体制勢力使節団を受け入れたことに対する「強い調子」の正式抗議文をアラブ連盟に提出し、
事務局長が「外国の干渉を奨励・扇動する暗黙の措置」をとったと非難した。
イスタンブルでは昨日、「6ヵ月以内の政権打倒」をめざす「シリア国民評議会」の発足が宣言された。
これに先立ち、活動家は今日、「体制打倒まで突き進む金曜日」のデモを呼びかけた。
一方、離反兵との戦闘があったダマスカス郊外県などシリアの複数の都市で、治安部隊・軍の作戦に
よって3人が殺害、数十人が負傷した。
(後略)
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/17(土) 07:56:11.84 ID:T0p+JDr6
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/17(土) 07:57:27.79 ID:T0p+JDr6
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/17(土) 17:50:24.69 ID:T0p+JDr6
リビアの革命にイギリスとフランスが早い段階から介入したのに、シリアでも同様の展開になっている にもかかわらず欧米が介入しないのは、イスラエルとシリアとの微妙な関係もさることながら、シリアには 石油もガスも無く(少量は算出しているが)、同国に軍事関与してもあまりメリットが無いからだ、とアラブ人 の多くは考えている。 それではエジプトはどうであろうか。エジプトは8600万の人口を擁する大国であり、インテリも相当数居り、 軍も相当の実力を有している。したがって、下手な軍事介入をすれば、とんでもない大火傷をすることになる。 エジプトの場合は革命を支持するだけで、欧米はそれ以上の関与をしなかったようだ。 しかし、革命が達成し、同国の経済が行き詰まると、即座に介入を始めた。それは金融介入の試みだった。 革命が達成されてしばらくした4月の終わり頃であったろうか。エジプトの財相は、このままで行けば7月 から国家公務員に給与が支払えなくなる、と悲鳴をあげたのだ。欧米はエジプトに対し、IMFから23億ドル の融資をする、という甘い話を持ちかけている。その貸付でエジプトを縛りつけよう、自分たちの自由にしよう、 ということであったろう。これに対しタンターウイ国防大臣は、国防省が溜め込んでいた資金を出し、IMFから の借り入れをしなかったというのだ。 エジプトの国防省は、実は大企業と変わらない性格を持っている。軍に必要なもの全てを自己調達できる ようになっているのだ。兵士の食料、軍服に始まり、武器や軍事車両から、重兵器にいたるまで生産して いるのだ。軍にはムバーラク政権時代にも、他の省庁に比べ大幅な権限と特典が与えられていた。 例えば、海岸線の土地を軍事的に必要だと言えば、そこを軍が使うことを、政府は許可していたのだ。 その一部が民間に払い下げられるということもあったと聞いている。 タンターウイ国防大臣とエジプト軍は、今後もこの特権を維持して行くのであろう。軍は戦闘だけではなく、 経済侵略に対しても国を守らなければならないということだ。それを立派にこなしているのだ。
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/19(月) 08:28:00.40 ID:CpuKw/0D
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/19(月) 08:51:12.04 ID:CpuKw/0D
278 :
g :2011/09/19(月) 15:35:55.44 ID:wkbccCBI
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/20(火) 03:23:11.74 ID:iUeIPJED
アラブ世界を席巻するエルドアン人気 「アラブの目覚め」で独裁政治の打倒に成功したエジプト、チュニジア、リビアを歴訪し、祝賀ムードで迎えられたトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、アラブ世界で最も人気の高い政治家だと正当に主張できる。 中にはエルドアン氏のことを、サラーフッディーン(メソポタミアのクルド人)が1187年に十字軍からエルサレムを奪還して以来、アラブ人が最も尊敬する非アラブ人指導者だと言う人もいる。 欧米諸国では、エルドアン氏は激しいイスラエル叩きで非難されており、同氏の姿勢は斜に構えたポピュリズムであり、アラブの観衆に向けた露骨な演出だと見なされている。 それでもトルコ首相の人気は、アラブ人にとっても欧米諸国にとっても掛け替えのない資産だ。エルドアン氏が売り込んでいるのは、穏健派イスラム主義のトルコ与党・公正発展党(AKP)の効果的な政治ブランドだからだ。 欧米諸国にとっても掛け替えのない資産 今のところエルドアン氏は、不快な競争相手を打ち負かしている。すなわち、イランの宗教指導者たちの攻撃的で宗派心の強いイスラム主義だ。 アラブ人が独裁制からの解放を求めて戦い、新たな民主的秩序を築こうとする中、トルコとイランの争いの結果は中東の未来を左右する一因になるだろう。 トルコの目論見書(活気に満ちた民主主義国、力強い経済国であり、キリスト教民主主義者のイスラム版と呼べる政党が率いている)の方がイランの神政主義者の強烈な頑固さよりも有望であることを一瞬でも疑える人はいるだろうか? それを疑うアラブ人はほとんどいない。 アラブ・アメリカ研究所財団のためにゾグビー・インターナショナルが実施する権威ある年次調査「アラブ・アティチュード」によれば、 今年はエルドアン氏の支持率が際立って高く、(彼の政敵がささやくように)同氏が新オスマン帝国を築けると考えたとしても許されるほどだった。 今年の調査では、トルコの政策は圧倒的な支持を得ており、モロッコでは賛成する人が80%、サウジアラビアでは98%に上った。 これに対し、イランの政策を支持する人は少なく、支持率はモロッコで14%、サウジアラビアで6%にとどまっている。
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/20(火) 03:23:34.87 ID:iUeIPJED
イランのシーア派イスラム主義者の代理人であるヒズボラの本拠地レバノンでさえ、93%の人がトルコに好意的で、87%がエルドアン氏を好ましいと思っている。 だが、こうした構図の一端には、サウジアラビアを除くすべての国で、米国とバラク・オバマ大統領がイランを大きく下回る支持しか得ていないという事実がある。 エジプトはアラブ世界で最も人口が多く、戦略上最も重要な国だ。新たな革命の中心地でもあり、米国がいまだに年間約13億ドルの資金を軍に提供している国でもある。 オバマ大統領が米国と中東・イスラム世界との絆に関する大胆な構想を打ち出したのは、2009年のカイロでの演説だった。 あれから2年が経ち、米国がパレスチナ問題でイスラエルに屈したように見えた状況にあって、エジプト人の62%はエルドアン氏の政策を支持し、 31%がイランのマフムード・アフマディネジャド大統領を支持しているが、オバマ大統領を支持する人はたった3%しかいない。 こうした状況下では、北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、欧州連合(EU)加盟候補国でもあるトルコは、欧米諸国にとっても最善の望みだろう。 イランの市場シェアを奪うAKPの政治ブランド エルドアン氏と同氏率いるAKPは3度連続で選挙に勝利し、毎回、得票率を伸ばしてきた。その間、トルコ経済の規模は3倍になり、1人当たりの所得は倍増した。 同氏はさらに、これまで最終的な権威だったトルコ軍も屈服させた。この成功は、アラブの多くのイスラム主義者だけでなく、多くのリベラル派の目にも魅力的に映る。 イスラム主義は確実に新しいアラブの体制の一要素になる。あらゆる反対意見を抑圧した旧体制の下では、反対派はモスク以外に結集する場所がなかった。 しかし、トルコのモデルは、イスラム主義を多元的な秩序の中に組み込めることを示している。
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/20(火) 03:23:41.11 ID:iUeIPJED
一方で、イランのモデルは、神の秩序という建前の下に猛烈に守られる揺るがぬ既得権を生む。
イランの宗教指導者らは当初、今年に入って相次いだ民衆蜂起を、1979年のイラン革命に触発されたイスラムの目覚めだと称賛した。それは甘い考えというものだろう。
最近では、トルコとの争いが先鋭化する中で、イランはシリアでの改革を求める発言さえした。
何しろシリアでは、イランの味方であるバシャル・アル・アサド大統領が凄まじい民衆蜂起を押し潰そうとしており、トルコが反政府勢力を組織化する拠点となりつつある。
イランのシーア派神政主義者らは、ワッハーブ主義と絶対君主制という2つの支柱の上に築かれたサウジアラビアの準神権政治とだけ競えばよかった頃は、安穏としていた。
だが、トルコAKPの旗印である多元的で近代化するスンニ派ブランドは次元の異なる脅威であり、イランの市場シェアをどんどん奪っているのだ。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/22927
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/20(火) 03:24:03.44 ID:iUeIPJED
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/20(火) 03:54:30.27 ID:iUeIPJED
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/20(火) 03:59:31.97 ID:KR9berxX
日本は古代エジプト王朝末裔の支配下にある
http://2nd.geocities.jp/jmpx759/0204/47/308.html 彼らは、知能の点で極めて優秀だ。いや優秀だった。
彼らが普通の人類を超越していたのは、
「品種改良」の技術だった。
作物も家畜もペットも品種改良を繰り返した。
最後は、支配者階級である自分たちも「品種改良」した。
人を欺く天才たちが次々と生まれた。
それだけではない、他の支配者たちは、特に人間の品種改良に失敗し、
次々と滅びていったのだが、この支配者たちは、その問題も克服した。
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/20(火) 05:34:34.86 ID:iUeIPJED
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/20(火) 22:40:58.71 ID:iUeIPJED
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/21(水) 01:55:05.15 ID:/SfYJfy3
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/21(水) 07:32:39.38 ID:/SfYJfy3
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/21(水) 07:36:31.15 ID:/SfYJfy3
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/21(水) 08:28:11.75 ID:/SfYJfy3
野田とカルザイはどんな話をするのだろうか?
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/21(水) 15:50:07.56 ID:/SfYJfy3
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/21(水) 16:34:52.49 ID:/SfYJfy3
AU:反カダフィ派を承認
http://mainichi.jp/select/world/news/20110921k0000e030037000c.html 【ヨハネスブルク高尾具成】アフリカ連合(AU)は20日、リビアの反カダフィ派「国民評議会」を正式な政府と承認した。
AFP通信によると、現AU議長である赤道ギニアのヌゲマ大統領が、リビア支援国会合が開催されたニューヨークで、国民評議会承認の声明を出し、「AUはリビア再建を支援する準備がある」と述べた。
リビア情勢の解決に向けてAU代表団を率いてきた南ア政府によると、評議会は今月5日、AUに対し
▽リビアはアフリカの一員である▽国家統合を優先し、すべてのリビアの利害関係者をまとめる▽アフリカ系移民を含む、全外国人労働者を保護する−−ことを文書で確約した。
ある情報筋によると、今週金曜日23時現地時間午後7時、 イランで作り上げられたデモが起こる。
23日現地時間19時だった。
ウィキリークスで流れた情報が原因で、アルジャズイーラの報道部長が首になった。 アルジャズイーラといえば、歯に衣着せない報道で、アラブ世界ばかりか世界中で人気になった、 カタールのテレビ局だ。その報道局長の首が飛んだということは、おのずから重要ニュースとして 世界に伝わった。その裏には、ウィキリークスによる情報漏えいがあったからだ。 その情報によれば、アルジャズイーラ・テレビのワダーハ・カンファル報道部長が、カタールの アメリカ大使から圧力を受け、イラク戦争報道に手心を加えたというのだ。たとえば、婦女子の 顔などが重傷を負った映像の放映が差止めされたことなどだ。 アルジャズイーラ・テレビの報道は公平ではないという非難の声もある。例えば、シリアに関する 国内動乱報道と、バハレーンの国内動乱に関する報道との間には、明らかに差異があるというのだ。 チュニジアの大衆蜂起やエジプトの大衆蜂起を、昨年末の段階から誇大に伝えていたということも 話題になっていた。 今回、報道部長部長が首になったのは、アルジャズイーラ・テレビの最大スポンサーである、 カタール王家の意向であろう。そのことは、これまでのようなアメリカ政府による直接的な圧力に よる報道の歪曲がだんだん通用しなくなってきている、ということを意味しているのではないか。 アラブ世界でもパソコンの普及やモバイル電話などで、情報が大量に行きかう時代を迎えている。 そうした中では、情報のコントロールが極めて難しくなってきており、下手なやり方をすれば、 かえって墓穴を掘ることにつながる危険性があるということではないか。 カンファル報道部長の後継者にどのような人物が就任するのか。その人物とアメリカ政府大使館は どういう取引をするのか、あるいは一切裏取引を止めるのか、興味深いところだ。 いずれにしろ、今回のこのニュースは、『時代は変わった』ということを実感させるものだ。
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 10:25:22.48 ID:x+/RDi3H
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 10:26:21.09 ID:x+/RDi3H
こうしてトルコは中東のリーダーに躍り出る 論説副委員長 脇祐三 政治情勢が激変する中東でトルコの精力的な外交が目立つ。 エルドアン・トルコ首相は、地域大国の地位を固めてグローバル・プレーヤーをめざす目標を定め、イスラムと民主主義のモデルを示して影響力を広げつつある。 9月16日の金曜日、エルドアン・トルコ首相はリビアの首都トリポリに赴いた。 カダフィ政権崩壊後の首脳外交では、まずフランスのサルコジ大統領、英国のキャメロン首相が、そろって前日15日にトリポリを訪れていた。 仏英に後れを取ったように見えるが、16日に訪問することがエルドアン首相にとってより重要だった。 ■金曜礼拝にあわせてリビア訪問 金曜はイスラム教の安息日であり、国民の多くがモスクに集まって神に祈りをささげ、自らがムスリム(イスラム教徒)であることを強く意識する。 16日にはトリポリの広場で独裁政権打倒を記念する特別な金曜礼拝集会が行われた。 エルドアン首相はそこにダウトオール外相らトルコ代表団を引き連れて現れ、リビア国民評議会のアブドルジャリル議長らと並んで祈りをささげた。 その様子を撮影した動画は、ユーチューブにアップされている。仏英の首脳と違い、トルコの指導者は同じムスリムだということを、リビア国民やアラブの多くの人々に、あらためて印象付けたであろう。 トルコのメディアの報道を見ると、首相が計算し尽くした発言をしていることもわかる。 金曜礼拝集会の後に演説したエルドアン首相は、まずリビアの独裁打倒に祝意を表した。そして「国民を抑圧する者は存続できない。 抑圧と繁栄は両立しない」とシリアのアサド政権を非難。パレスチナの国連加盟に拒否権を発動する構えの米国も批判した。 さらに「リビアはリビア人のものだ」「資源に対する目論見を抱く者たちに道を譲ってはならない」と、軍事支援の見返りに利権獲得を狙う欧州諸国をけん制し、聴衆から喝采を浴びたという。
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 10:26:37.45 ID:x+/RDi3H
リビアの復興について同首相は「われわれはリビア国民のために学校や警察署などを再建する。そして新しい国会議事堂を建てる」と説明した。 建設工事の受注に力を入れる方針を示すと同時に、民主化のサポーターとしての位置づけを強調したといえる。 エルドアン首相のリビア訪問は、エジプト、チュニジア訪問に続く「ロードショー」の締めくくりだった。カイロとチュニスでは、世俗主義(secularism)に新たな意味づけをして、注目を集めた。 ■イスラムの価値観と両立する民主化モデルを提示 「世俗主義や世俗的な憲法は、宗教に敵対するものではない」「世俗的な体制の下において、個々の人は宗教的であるか非宗教的であるかの自由を得られる」。 欧米やトルコ国内でイスラム主義者とみなされがちな同首相が、こういう発言をした点に斬新さがある。 発言はトルコでの近代化とイスラムの関係の経験を踏まえたものだ。画一的な西欧化や脱宗教と同義でない近代化と民主化のモデルの提示と言ってもいい。 トルコ政治に詳しい内藤正典・同志社大教授は、 (1)第1次大戦後から世俗主義に立脚した近代化を進めてきた過程で、イスラム的な価値観の否定が近代化の必須要件だと政治エリートや軍が勘違いするようになった (2)その結果、女性のスカーフ着用を認めないといった抑圧が強まった (3)これに対しイスラム的な価値観を尊重し、軍の政治的影響力の排除を進めてきた現政権の政策は、より自由で民主的だと多くの国民から支持される――と説明している。 エルドアン首相は、ムバラク政権崩壊後にイスラム教徒とキリスト教徒の対立が強まっているエジプトの状況を踏まえて、 「宗教対立、宗派対立の危険から逃れる唯一の道は、世俗主義に基づく政治体制だ」とも語った。 こうした見解にエジプトのイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」などは異議を唱えた。 エルドアン流の「世俗主義」の勧めが理解されたわけでは必ずしもないが、今や非アラブのトルコの首相はアラブ諸国で最も人気のある政治指導者になったとも言われる。
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 10:26:48.48 ID:x+/RDi3H
首相のイスラエル批判はアラブで確実に受ける。
ガザへの救援物資を運ぶ船をイスラエル軍が公海上で襲撃し、トルコ人の死傷者が出た昨年の事件に関連して9月に外交関係を2等書記官レベルに格下げした際の、
「国連が非を指摘しても謝罪しないような国とは、正常な関係に戻れない」といった発言だ。
イスラエルに厳しい姿勢をとり、イランが窮地に陥ると助け舟を出すエルドアン政権を、危険な存在とみなす声も米議会などにはある。
だが、一方で米国にもサービスして貸しをつくるのも、トルコ外交のしたたかさだ。
北大西洋条約機構(NATO)の対イラン戦略の柱であるミサイル防衛で、早期警戒用レーダーをトルコに誘致したのが、その好例だろう。
トルコは何をめざそうとしているのか。その答はエルドアン首相が7月8日にトルコ国会で行った政府綱領演説の中にある。
「外交の基本目標は、トルコをリージョナル・パワー(地域の大国)にし、さらにグローバル・プレーヤーにすること」
「トルコは出来事を傍観する国にとどまらず、それに方向性を与える国」「歴史的、文化的に深いつながりがある中東諸国との関係は、重要な戦略的要素」と首相は演説した。
■経済規模で世界トップ10入りも視野に
独裁政権が倒れたチュニジアもエジプトもリビアも、もともとオスマン・トルコの版図の一部であった。政権崩壊の瀬戸際にあるイエメンも、次の焦点のシリアもそうだ。
帝国時代からの歴史的な影響力をよみがえらせ、外交の資産として活用する戦略を首相は描く。
7月8日の演説で同首相は「2023年にトルコが世界のトップ10に入る経済大国になる」目標も掲げた。トルコの昨年の実質国内総生産(GDP)成長率は9%。
今年1〜6月は前年同期比で10.2%に達し、中国を上回った。急速な経済成長の勢いともあわせ、トルコの影響力拡大に注目すべきだ。
http://www.nikkei.com/biz/editorial/article/g=96958A9C93819499E0E2E2E6E28DE0E3E2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;df=3;p=9694E2E4E3E2E0E2E3E2EBE4E6E2
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 10:28:08.33 ID:x+/RDi3H
イエメン:共和国防衛隊と離反者との戦闘 2011年09月21日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/309724 サナアでの治安部隊の発砲によるデモ参加者の犠牲者数は、死者60名以上、数百名の負傷者へと増加した。
20日には、これに先立ち少なくとも10名が死亡、数十名が負傷している。一方、機甲師団と共和国防衛隊との
激しい戦闘は月曜(19日)夜から住宅地の街路や公共市場の近くで続いている。双方とも、首都のより広い
範囲を掌握しようと努めている。
消息筋はサナアにて本紙に対し、革命を支持する軍の兵士は、首都の南のハッダ地区に展開し、20日早朝に
大統領府と共和国防衛隊の拠点を砲撃したと述べた。同筋は、共和国防衛隊側は大統領府に対する砲撃
拠点を火砲やカチューシャ・ロケットで砲撃した後、特別大統領警護隊の特殊部隊が拠点に突入したと述べた。
また、同筋は双方で数十名の兵士が死傷し、反体制側の兵士複数が逮捕されたと述べた。
同筋は、夜間に第一師団司令部とそれに隣接する「アル=イーマーン・アル=イスラーミーヤ」モスク、
機甲師団の拠点周辺のアン=ナフダ街区がロケット弾による激しい砲撃を受けたと述べた。「アル=イーマーン
・アル=イスラーミーヤ」モスクは、アブドゥルマジード・アッ=ズィンダーニー師のモスクである。砲撃は州と
西方の山岳部であるアスル・アル=ミトラ地区に展開する共和国防衛隊が行った。同筋は、砲撃により兵士と
一部民間人に犠牲者が出たと述べた。
一方、イエメンのアブド・ラッブ・マンスール・ハーディー副大統領は、「合同会合」グループに参加する
反体制諸政党の指導部に対し、支持者のデモ参加者をサナア・モスク前のアル=イウティサーム広場と
その周辺の街路に戻すよう求めた。これらの場所は、去る土曜(17日)に衝突が始まる前にデモ参加者が
集結していた場所である。
20日、軍事筋は副大統領は事態を関心と懸念を持って注視しており、諸政党に対し支持者を武装衝突が
起きている諸地区から離れたところに引き揚げさせるよう求めたと述べた。
(後略)
シリア:トルコ首相がアル=アサド政権との戦略的パートナー関係解消を宣言 2011年09月22日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/310158 トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アフメト・ダウトオール外相がヒラリー・クリントン米国務長官と
会談を行い、ダマスカスに対して初となるトルコの制裁に関して調整を行うことを明らかにし、シリア政府との
「全ての連絡を絶った」と述べた。これは、シリアとトルコの意見の相違の激化を繁栄した動きで、アンカラは
過去数年にわたってダマスカスとともに行ってきた戦略的な宥和関係のページを精算した。
一方、EUは、石油部門への新規投資の禁止などからなるダマスカスへの追加制裁を科すと発表したが、
シリアでは逮捕・突入作戦が続き、複数が死亡した。
(後略)
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 02:51:39.41 ID:QrKLqM+v
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 06:14:27.72 ID:QrKLqM+v
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 21:38:57.53 ID:QrKLqM+v
エジプトの著名なジャーナリストであるハサネイン・ヘイカル氏が、現在の中東情勢について重要な発言を している。彼の発言によれば、今アラブ世界で起こっている事は第二次サイクス・ピコ計画であるというのだ。 サイクス・ピコとは、1916年4月26日ロンドンで、サイクス(イギリス外務省・中東担当官)とピコ(フランス前 駐ベイルート領事)との間で、オスマン帝国領土の戦後分割について交わされた秘密協定のことを言う。 つまり、第一次世界大戦中にイギリス・フランス・ロシアの間で話し合われたオスマン帝国領土の分割と、 その後の占有(植民地支配)のことだ。それと同じ事が進んでいる、とハサネイン・ヘイカル氏は指摘している。 一見する限りではオスマン帝国の影は何処にも無く、アラブ各国の民主化の波が旧体制を打倒しているように 見えるのだが、その裏ではイギリス・フランス・アメリカの介入が明確だというのだ。 また、アメリカは既にパレスチナ問題に対しては何も関心も示さなくなり、この問題を国連の小委員会に 委ねてしまったという。つまり、アメリカが積極的にパレスチナ問題解決に向かうことは無い、とハサネイン・ ヘイカル氏は予測している。リビアについて言えば、リビア国民のカダフィ体制弾圧からの解放の支援でも 民主化でも無く、まさにサイクス・ピコ協定の現代版であり、イギリス・フランス・アメリカ・イタリアが、 それぞれの権益を狙って介入しているのだということだ。 シリアも現在、厳しい状況に向かっているが、ハーフェズ・アサド大統領から現在のバッシャール・アサド 大統領に権力が移行したことについては問題があるとしながらも、そのことがイラン問題と結びつき、遂には イランと湾岸諸国との対立に火を着けていく、と見ているようだ。確かに、バハレーンやイエメンなどの問題を 見ていると、イランとサウジアラビアとの国益が正面から対立しているし、目に見えない形での、敵対行動も 起こっている。それがこの先表面化され、より強化されていく、ということであろう。 そうした中で、トルコの位置は同国にとって極めて好都合だ、とハサネイン・ヘイカル氏は分析している。 彼によれば、第二次サイクス・ピコ協定では、トルコもケーキの一片を手にすることが出来るというのだ。
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/25(日) 23:37:01.89 ID:nTmU9/F4
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/26(月) 00:25:05.59 ID:YPGMndAy
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/26(月) 01:47:00.33 ID:YPGMndAy
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/26(月) 17:18:18.08 ID:YPGMndAy
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/26(月) 18:53:12.83 ID:YPGMndAy
トルコ、シリアに向かう武器は差し押さえる 2011年09月24日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Dunya/?t=24.09.2011&i=342439 エルドアン首相はシリアに武器を輸送していた船を、トルコが差し押さえたことがあると発表した。
ニューヨークの「トルコ館」でこの件に関し記者に情報を提供したエルドアン首相は詳細は明らかにせず、
ただ「シリアに武器が向かうなら、我々はそれを阻止する」とだけ述べた。
エルドアン首相は、トルコがシリアに対し制裁策をとるという決定がシリア政府に正式に通知されたと述べ、
さらに、「以前にも、マルマラ海である船を差し押さえたたことがある。現在、もしこの種の航空機があったり、
陸路で同様の輸送が行われたなら、これまでにもしたように、介入し、差し押さえる」と述べた。
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/27(火) 00:29:04.71 ID:Xx6T3bI4
「新シルクロード構想」でアフガンに平和と繁栄を
http://www.afpbb.com/article/economy/2830833/7831039 【9月26日 AFP】アフガニスタンと周辺国・支援国は22日、南アジアと中央アジア市場を結んで平和と繁栄を促進する「新シルクロード構想(New Silk Road)」を発表した。
アフガニスタンと周辺国のより緊密な経済関係を構築する長期戦略で、アジアと西洋を結んだかつてのシルクロード同様にアフガニスタンを貿易ルートの中心とするが、新しいシルクロードを結ぶものは高速道路や鉄道網、パイプラインなどだ。
米ニューヨーク(New York)で開催された国連(UN)総会に合わせて開かれた「新シルクロード構想」に関する会合には、
アフガニスタン、米、独、仏、中国、インド、日本、カナダ、スウェーデン、ノルウェー、アラブ首長国連邦(UAE)の外相と、イラン、パキスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギスの高官らが出席。
アフガニスタンのザルマイ・ラスール(Zalmai Rassoul)外相は、「貿易や民間企業、投資に基づいたアフガニスタンの経済成長を達成したい」と目的を語った。
今後は11月2日にトルコのイスタンブール(Istanbul)で、12月5日にはドイツのボン(Bonn)で、新構想の個別プロジェクトを協議する閣僚級会議を開く。(c)AFP
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/27(火) 22:52:06.74 ID:de51Xt3X
サウジアラビアは、アメリカとの強い信頼関係を維持してきた国だ。 そのために、サウジアラビアの王制は安定してこれた、という部分が多い。 つまり、サウジアラビアの体制は、アメリカによって守られてきたということだ。 その見返りとして、これまでアメリカの意向に沿い、石油価格の安定に協力してきていた。 また、イラク侵攻(湾岸戦争、イラク戦争)時には、全面的な協力もしてきた。 しかし、昨年末から始まるアラブ世界の不安定化の中で、サウジアラビア王家はアメリカの意向に 反する動きを明確にし始めた。その一つは、エジプトのムバーラク体制を倒す方向にアメリカが動いた時、 全面的にこれに反対した。革命が達成された後にも、新生エジプトへの協力をしない立場を採りもした。 第二のサウジアラビアのアメリカに対する抵抗は、パレスチナ問題だった。今回国連でパレスチナ 自治政府のマハムード・アッバース議長が国家としての承認を要請したが、これをサウジアラビアは 全面的に支持したのだ。アメリカの立場は国連での承認ではなく、且つパレスチナ側の一方的な要請に よるのではなく、国家の樹立はイスラエルとの話し合いによるべきだという立場だ。 以上のように、サウジアラビアは重大なテーマで、アメリカと立場を異にしたのだ。 その結果、何がサウジアラビア政府や王家に及んでくるのか不明だ。 多くの識者たちは、このことがサウジアラビアとアメリカとの関係を破壊して行き、アメリカがしかるべき 敵対的立場になり、サウジアラビアに対する行動を起こすのではないかという不安を抱いている。 かつて、アメリカの国防総省の高官は、アメリカの国益のために保守的なアラブの体制は破壊しなけれ ばならない、と言っている。サウジアラビアはまさに、保守派アラブの代表的な国家ではないのか。
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/28(水) 03:20:44.39 ID:rj1inl/q
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/28(水) 03:21:02.26 ID:rj1inl/q
アフガン和平に暗雲 ラバニ氏殺害でタリバン攻勢
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E5E2E09B8DE0E5E2EBE0E2E3E39494E3E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000 一方、アフガンではタリバンの犯行とみられる20日のラバニ氏殺害事件が波紋を広げる。タリバンと協力関係にあるイスラム系武装組織ヒズビ・イスラミは背景について、
日本経済新聞に「ラバニ氏が直前にイランを訪れ、多発する自爆テロ犯に対する(否定的な)宗教令の布告を求めたことがタリバンの逆鱗(げきりん)に触れた」と指摘する。
■タリバン戦略転換? ラバニ氏の死と前後してタリバンが攻勢を強めているのは事実だ。軍幹部やカルザイ大統領の実弟暗殺、
13日のカブールの米大使館襲撃に続き、25日にはカブールの米大使館の別館で、アフガン人職員が米中央情報局(CIA)契約職員を射殺する事件も発生。
アフガンのタナイ元国防相は「タリバンは大量虐殺ではなく、政府の士気をそぐために指導者ら象徴的な人物をピンポイントで排除する戦術に切り替えた」と語る。
ラバニ氏の事件を受け、カルザイ大統領は国連総会出席を切り上げて急きょ帰国し、対応に当たったが、米軍撤収計画や国際治安支援部隊(ISAF)からの治安権限移譲への悪影響を懸念する声は広がるばかり。
パキスタンの政治アナリスト、ハッサン・アスカリ・リズビ氏は「軍や政治家と良好な関係にあったラバニ氏の死は、和平プロセスに大きな打撃。後継者選びは相当困難だ」と分析している。
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/29(木) 21:36:52.54 ID:kqj7Sy5s
ヨルダン:ムスリム同胞団は地方選挙への参加を中止 2011年09月28日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/312184 ヨルダンのイスラーム運動は、彼らの改革要求が実現するまで次の地方選挙への参加を中止した。
選挙参加停止という立場は、イスラーム行動戦線党とムスリム同胞団の執行事務局の共同会議の
終了の際に出された。この立場は、5つの要求がかなうまで続けられる。ムスリム同胞団のシューラー
議会は、明日(29日)の通常会期で執行事務局の決定に同意するとみられている。
イスラーム運動は政府に対し、イスラーム運動側の要求に応じるよう訴えた。要求は、国民的改革
政府編成に要約される。この政府は、現段階を運営し、地方選挙・国会議員選を監視する。
また、この政府は首相と全員が能力・清廉さ・公益への熱意の面で人民から高い信頼を得るチーム
によって構成される。政府の権限は、民間・軍事・治安の全ての国家機関に及ぶ。
イスラーム運動は憲法改正の実施もまた要求した。改正には下院を解散から守ること、院内多数派
による政府の編成、上院の選挙、或いは立法権と選挙法案の提案を下院に限定することを含む。
選挙法案は人民の要求に応じ、全国・地方のレベルでの選挙で定数の50%を閉鎖リストによる
比例代表制で選出するものである。
イスラーム運動は、行政当局から独立した最高組織の設立を呼びかけた。この組織は地方・
国政選挙を運営・管理し、登録・選挙・開票という地方選挙の過程の全段階において十分な保障を
与える組織である。選挙の過程の保障は、市民の身元登録を遵守して行われる。
「ムスリム同胞団」のジャミール・アブー・バクル報道官は、イスラーム運動は5つの要求に対応が
なされるまで、地方選挙への参加を中止すると述べた。同報道官は、この要求は来年(2012年)の
夏に見込まれている下院選挙への参加停止にも当てはまると言及した。
このイスラーム運動(ムスリム同胞団)については、2007年に行われた地方議会選挙から候補者を
引き上げ、当時のバヒート政権を謙虚結果を偽装したと非難したことが想起される。
来たる土曜日(10月1日)に地方選挙の登録活動が開始される予定だ。
世論調査:「ムスリム同胞団」はエジプト人の35%の支持を獲得 2011年09月27日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/311899 26日、エジプトの国営通信社である中東通信が報じた世論調査によると、35%のエジプト人がムスリム
同胞団を支持しており、58%のエジプト人は自分と異なる宗教の大統領[候補]には投票しないという。
この調査は内閣所属の「決議採択支援・情報センター」によって行われた。調査によって、「35%の
エジプト人はムスリム同胞団を支持し、21%は同胞団に反対である」ことが明らかになった。
ムスリム同胞団は1928年に設立され、1954年に禁止された。しかし、退陣したホスニー・ムバーラク
大統領の時代には、当局は同胞団の活動を黙認した一方で、同胞団の活動家たちは時折、逮捕
キャンペーンにさらされていた。今日では同胞団は、最も良く組織された政治団体とみなされている。
同胞団は、ムバーラク大統領の時代には無所属で候補者をたてていたが、2月のムバーラク政権
崩壊後は合法的な政党を設立し、選挙への参加を目指している。
調査では、「58%のエジプト人が、自分と宗教が異なる大統領が選出されることに反対している」
のに対し、60%のエジプト人が自分と宗教が異なる議員への投票は支持していることもわかった。
また4分の3(73%)のエジプト人が、エジプト国民は信仰深いと考えており、76%のエジプト人は
身分証明書に宗教を記載しないことを拒否している。
調査対象となったエジプト人のうち78%は、エジプトにおけるキリスト教徒とイスラム教徒の関係が
トラブルの元になっているわけではないとみなしており、50%は「外国勢力」が最近の宗教対立の
原因だと考えている。
エジプトでは定期的に宗教間で事件が起こっており、その大半が、無許可での教会の建設や
コプト教徒女性のイスラム教への改宗をめぐる議論、近隣トラブルから生じている。
8000万人に上るエジプト住民全体の約10%を占めているコプト・キリスト教徒は、自分たちは
差別を受けており、攻撃の標的にされていると述べている。
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/29(木) 23:20:48.26 ID:kqj7Sy5s
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/30(金) 11:29:52.98 ID:Ndc+wXdm
今年の10月20日、チュニジアでは革命後初の選挙が実施される予定になっている。 それが大衆の望む結果を生み出すのか否かについては、現段階では誰にも予測がつかない。 しかし、現段階でもチュニジア国民がどの政党を支持しているのかということについては、 おおよその見当が付いている。それによれば、イギリスに20年間亡命していたラーシド・ ガンヌーシ氏が率いるナハダ党が、20パーセントの票を集めることができ、他党との連携に 成功すれば30パーセントの支持を集めそうだということだ。 次いで、アハマド・ナジーブ・シャービ氏が率いる、改革民主党が10パーセントの支持を 集めることが予想されている。それに続くのはアハマド・イブラーヒーム氏が率いる革新党で、 8パーセントの支持を集めると予測されている。それ以外には共産党の4パーセント、次いで 大衆のための会議党で3パーセントとなっている。 アラブの春と呼ばれる一連の革命はチュニジアを発端としているだけに、チュニジアで 最初に行われる選挙の結果は、今からアラブ諸国をはじめ世界の関心の的になっている。 問題は、旧体制の残党、例えば内務省や軍が、イスラム教原理主義の政党であるナハダ党 が第一党になり権力を掌握することを許すのか、あるいはこれを阻止する方向に動くのか ということだ。 革命に立ち上がった最初のコアとなった青年層は、ナハダ党が権力を掌握することを放置 するのか、あるいはこれに対抗して立ち上がろうとするのか。その場合には内務省や軍との 関係をどうしていくのか、興味の持たれるところだ。 選挙は来月末に迫っているだけに、ナハダ党潰しをやるのであれば、軍あるいは内務省が 早急に動き出す必要があろう。その場合、軍や内務省は、実際に革命を起こした青年層 との関係を、どう構築していくのか。あるいはそれを考慮せずに、力で押し切って権力を 掌握するのか、何とも予測ができない。 ただ、現段階で言えることは、チュニジアの国内政局が、相当に緊張を高めてきている、 ということだ。その緊張の挙句には、暴発が起こることが十分に予測される。 チュニジアは当分危険信号、ということであろうか。
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/01(土) 17:25:08.23 ID:6RVYYOXF
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/02(日) 11:42:07.11 ID:15OECU6g
NATO リビアでの軍事作戦終了の可能性
http://japanese.ruvr.ru/2011/10/02/58030952.html イタル・タス通信によれば、米アフリカ軍司令官のカーター・ハム陸軍大将は「リビアにおける軍事作戦は、全体として終了した。NATOは、作戦の縮小に関する決定を下すかもしれない」と伝えた。
ハム陸軍大将は又、次のように述べた―
「来週の末ブリュッセルのNATO本部で開かれる会議で、アメリカ軍司令部は、リビアの国内状況に関する自分達の評価を明らかにする。
その際NATO同盟国は、カダフィ大佐はまだ捕まっておらず、彼を支持する勢力がシルトやバニヴァリドで抵抗を続けているにもかかわらず、作戦縮小の時期が来たと判断する可能性がある。
カダフィ大佐がいまだリビア国内のどこかに隠れているという事は、リビア国民自身にとってまず意味を持つことであり、
アメリカとNATO同盟国が再三強調してきたように、我々の目的は、リビア国民を擁護する事であって、カダフィ大佐の息の根を止めることではない。
ただもし作戦終了と決まっても、空爆は停止されるだろうが、リビア上空での有人・無人機による偵察飛行は、ある期間続けられる。 」
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/02(日) 16:38:37.93 ID:15OECU6g
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/02(日) 16:39:38.64 ID:15OECU6g
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/02(日) 16:39:53.96 ID:15OECU6g
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/02(日) 16:43:46.94 ID:15OECU6g
>>269 メキシコのピラミッドの例なんかもあるから、当然と言えば当然か…
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/02(日) 20:56:44.23 ID:15OECU6g
アフガニスタンの首都カブールで30年ぶりに野外コンサート開催
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00208739.html アフガニスタンで1日、30年ぶりに野外コンサートが開催され、集まった多くの若者たちが熱狂の渦に包まれた。
首都カブールで、30年ぶりに開かれた野外コンサート。
ブルース、パンク、メタルなど、アフガニスタン人やウズベキスタン人などのバンドによるコンサートは、6時間に及んだ。
タリバン政権下では、音楽そのものが禁止され、楽器店が襲撃に遭うなどの事件は、今も発生している。
今回のような野外コンサートが行われるのは異例のことで、日程や場所などは最後まで秘密裏に準備が進められ、
オーストラリア人のメンバーが、リハーサルの場所を提供するなどのサポートを行い、厳重な警戒態勢のもと、コンサート実現にこぎつけたという。
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/03(月) 08:39:59.52 ID:K/C2qIIA
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/03(月) 08:40:20.04 ID:K/C2qIIA
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/03(月) 08:43:12.45 ID:7RjdyM7+
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/03(月) 12:18:27.26 ID:K/C2qIIA
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/04(火) 09:33:09.52 ID:pt0cYJrT
パレスチナ・イスラエルの両立支持 バチカン
http://www.christiantoday.co.jp/view-3535.html 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)国務省外務局長のドミニク・マンベルティ大司教は9月27日、国連総会で演説、パレスチナ自治政府の国連加盟申請を取り上げ、
パレスチナ市民が独立国家を持つ権利と、イスラエルの安定という権利を認めることが必要だ、と主張した。
パレスチナ独立をエルサレムのラテン典礼総主教は強く支持していたが、バチカン自体はこれまで、パレスチナ自治区の国連加盟については言及しない立場を取っていた。
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 01:20:00.64 ID:JIdqXH+R
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 16:16:42.51 ID:JduP7Lg/
チュニジア臨時政府のシブシー軍指令官が、エジプトとリビアの臨時政府に対し、大衆の要求を 受け入れすぎてはいけない、と助言している。シブシ―司令官は85歳の高齢であり、多くの経験を 持つベテランだ。そうであるだけに、彼の言葉には重い意味がある。 革命後エジプトの経済もリビアの経済も悪化の一途をたどっているが、大衆は賃上げを要求し、 かつ権利を主張している。諸物価が値上がりしている中では、大衆の賃上げ要求の気持ちを 理解できないわけではないが、国家そのものが今、資金難で苦しんでいるのだ。エジプトでは 観光業が壊滅的な打撃を受けているし、外国企業の投資も途絶えている。無い袖は振れまい。 政治的な権利についても、現実を全く理解しないで、欧米並みの自由を出来るだけ早く手に入れ たいという考えは、社会を混乱に追いやるだけであろう。馬鹿げているのは、警察がデモを弾圧 したということで、警察に対する権限の制限を要求したり復讐を試みる者が多いことだ。このため、 社会は安全が保たれず、犯罪が増加しているのだ。 リビアでは、カダフィ打倒の戦闘に加わった者が、銃の携帯を権利として主張し、トリポリの街を 闊歩している。トリポリ市民の間から銃器の取り締まり要求が出ているが、なかなかそれは出来 ないのではないか。 結局のところ、こうした状況からエジプトやリビアが脱出するためには、軍が権限を振るわなけれ ばなるまい。エジプトでは軍が残存し堅固な状態にあることから、それが可能だが、リビアには 国軍が存在しないために、それも不可能であろう。現状が続くのであれば、秩序は回復せず、 社会にはますます不満と問題が積み重なっていくだろう。必要悪としての独裁が求められる時も 有るが、エジプトやリビアはまさにその時期に来ているということではないだろうか。 チュニジアのシブシ―司令官は勇気を奮って、大衆を敵に回しかねない危険な発言をしたのだ。 それが価値ある正論である事は、冷静に判断できる誰にも分ろう。彼の勇気ある発言を称賛したい。
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 21:10:01.64 ID:Ogmt+7WY
>>337 でたらめは梨でね。
エジプトの米は日本由来って書いてあるじゃん。
ニチユ同祖論は、日本人を騙し囲い込むための
捏造理論だろ?
英湯同祖論とか、彼らが狙いを定めた国には同じような
話があるもんね。
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/06(木) 13:31:14.77 ID:xS0uN0wQ
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/06(木) 15:04:33.95 ID:xS0uN0wQ
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/06(木) 20:23:54.89 ID:xS0uN0wQ
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/07(金) 11:45:36.37 ID:gMNREYw7
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/07(金) 16:38:44.78 ID:gMNREYw7
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/07(金) 16:39:23.51 ID:gMNREYw7
カダフィが反戦活動家になるようです
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/08(土) 01:54:17.43 ID:CSVk5eIW
>>339 【英】英ユ同祖論
【日】日ユ同祖論、Y染色体D系統
〜ユ同祖論というのは、英日どちらにもあるけど、
それは入り口で、肝心なのはY染色体D系統。
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/08(土) 11:02:10.66 ID:XbTpujO9
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/08(土) 11:15:55.61 ID:XbTpujO9
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/08(土) 12:01:29.17 ID:XbTpujO9
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/09(日) 01:22:53.91 ID:8LCuA0qa
火病るなよ。 半島にもY染色体D系統は2%ほどいるから安心しなさい。 恐らく、百済辺りにいた倭人だと思うけど。 ヨン様とかは、キリスト教化されているけど、古代ユダヤ。 日本で人気があるのに、韓国ではそうでもない、というのはそういうこと。
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/09(日) 01:24:10.80 ID:8LCuA0qa
353 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/09(日) 03:35:26.69 ID:CQ+gf1LE
ニュー速かな? 少し前にアメリカ?がサウジアラビアとパキスタンの民主化を煽って 第三次世界大戦を引き起こす計画が有るとか スレが立ってたんですが、うる覚えで、、どなたか分かりませんか?
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/09(日) 04:15:02.60 ID:8LCuA0qa
355 :
か〜 :2011/10/09(日) 10:27:05.51 ID:wdm5D6hw
個々のテーマで論議するより、それぞれが複雑に絡み合っているので、まずは「全体像」を知るべきでは、 ないか、と思います。
大マスコミ(大手の新聞・テレビ・雑誌)ばかり観ている人(以前の自分。)は、観ている人ほど、「洗脳」されていますよ。
今、多くの人がこのシリーズを観て、「覚醒」しています。→
http://www.youtube.com/watch?v=zWPAktCuzK4 きっと、日本国民の洗脳を解く、「最強の武器」になるのでは・・・・!?
みなさんの情報拡散(貼り付け)を切に願います!!
356 :
353 :2011/10/09(日) 11:40:00.38 ID:cB27mNFk
>>353 ありがとうございます。
でも確か、アメリカ(ユダヤだっけ?)
中国も巻き込んで戦争を起こす計画だって見たので違う記事だと思います。
特に鍵になるのが、サウジとパキスタンだと…。
国際情勢とかまるで知らないド素人なんだけど、エジプトの動乱というか体制の混乱は 正味のところ、今どれくらい沈静化してる? あとザガジグ近郊の治安も知りたいです。 ご存知の方、是非ともお願いします。
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/10(月) 00:04:38.09 ID:2AQnfMM/
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/10(月) 04:41:41.68 ID:2AQnfMM/
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/10(月) 04:43:42.42 ID:2AQnfMM/
オセロかモグラ叩きみたいだな。
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/10(月) 04:45:20.18 ID:2AQnfMM/
イスラム諸国である中東の一切が、 キリスト教国であるアメリカや国連の思うがままになる、 という前提自体に無理がある。
シリア:デモ参加者は「国民評議会」に忠誠を誓う。クルド人の著名な反体制活動家暗殺 2011年10月08日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/316037 昨日、シリア人数千人が「シリア国民評議会を支持する金曜日」のデモを行った。複数の活動家および目撃者によると、
ダマスカス郊外県、ヒムス県、(イドリブ県)ジスル・アッ=シュグール市で死者が出る一方、クルド人の著名な反体制活動家
ミシュアル・タンムー氏が武装集団によってカーミシュリー市の自宅で暗殺された。こうしたなか、ロシアのドミートリー・
メドヴェージェフ大統領はシリア政府が「必要とされる改革」を実施できない場合、「去らねばならない」 と、強く警告する
かたちで述べた。この声明はシリアの改革のペース(の遅さ)へのロシアの「焦り」が反映されている。
メドヴェージェフ大統領は昨日のテレビでの声明で「ロシアは他の国々同様シリアが流血を終わらせ、シリアの指導部が
必要不可欠な改革を実行することを望んでいる。シリア指導部がこの改革を実行できなかった場合、彼らは退陣せねば
ならない。しかしそのこと はNATOや一部の 各 国などではなく、シリア国民及びその指導部によって下される」と述べ、
ロシアが体制転覆を図る「外国のあらゆる企み」を阻むと警告した 。
メドヴェージェフ大統領の声明は、シリア当局によるデモ参加者への弾圧を非難する決議に対し、ロシア・中国が拒否権
を行使した3日後に出された。同大統領は、モスクワ政府が拒否権を行使したことが、ロシアが反対の意を唱えていた
NATO主導の対リビア爆撃作戦の実行を受けてのことでもあると述べた。だが、同作戦の実行を阻止すべく先の3月の
開かれた安全保障会議ではロシアは拒否権を行使しなかった。メドヴェージェフ大統領は「ロシアは安全保障理事会を
通して、体制転覆を図るあらゆる一方的な懲罰に正当性を付与する様な、いかなる試みにも対抗し続けるだろう」と明言した。
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/10(月) 23:55:41.12 ID:2AQnfMM/
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/11(火) 09:58:56.40 ID:2i9X9Ssl
反カダフィ派は先月も勝利宣言をしていたわけだが、、、
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/11(火) 10:02:49.14 ID:2i9X9Ssl
366 :
教員K :2011/10/11(火) 10:37:33.15 ID:T1fPIQtb
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/11(火) 19:18:26.16 ID:2i9X9Ssl
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/11(火) 19:18:54.59 ID:2i9X9Ssl
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/12(水) 02:30:10.57 ID:HnAiss5Y
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/13(木) 08:54:57.76 ID:Mzqld6d3
エジプト、革命後初の民主選挙 立候補届け出
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101201000610.html 【カイロ共同】エジプトで12日、ムバラク政権崩壊後初となる11月28日からの人民議会(国会)選と、来年1月からの諮問評議会選の立候補者の届け出が始まった。今年2月の「革命」を受けた民主的な選挙が始動した。
議会と評議会の議席が来年3月に決まった後、双方の代表による委員会が6カ月以内に新憲法案を起草し、国民投票を実施。新憲法を踏まえて大統領選が実施されるのは来年後半となる公算が大きく、約1年がかりの新体制選出となる。
選挙は中小の新政党が乱立。穏健派イスラム原理主義組織、ムスリム同胞団系の自由公正党が組織力を生かして第1党をうかがう情勢だ。
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/13(木) 09:10:24.97 ID:Mzqld6d3
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/13(木) 09:11:00.34 ID:Mzqld6d3
「イランは国民の支えにより、敵の攻撃を退けている」
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=21781:2011-10-12-14-54-56&catid=59:2010-09-15-06-22-34&Itemid=152 イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、12日水曜、イラン西部・ケルマーンシャー州の数万人の人々を前に演説し、
「イランは、イスラム革命勝利後、国民の支えにより、敵のハードな攻撃もソフトな攻撃も、全てを克服することができた」と強調しました。
ハーメネイー師は、この30年間のイスラム革命に対する敵の様々な陰謀に触れ、
「この間の成功の秘訣は、イスラム共和国の創始者ホメイニー師の賢明な指導、革命の理想に対する国民の追従と支持、そして体制責任者の思い入れにあった」としました。
また、イスラム体制の揺るぎのない力強さに、イラン国民は貴重な役割を果たしているとし、イスラム革命勝利当初、国民の意見を直接参照したことが、他の革命とは異なるイランの革命の特徴だとしました。
ハーメネイー師はまた、「敵たちは、数々の複雑な問題を生じさせることで、イランの発展を妨げようとしているが、
イランは国民の支えにより、全ての問題を克服し、神の力により、今後生じる他の問題をも解決していくだろうと、自信を持って言える」としました。
また、地域のイスラムの目覚め、アラブ諸国の国民の革命について、「最近のこうした運動は、イランのイスラム革命をモデルにしたものだ」と述べました。
さらに、「アメリカは、地域で失った信用を取り戻そうとしているが、各国の国民は目覚めており、彼らの意志に立ち向かうことは誰にもできない」と述べました。
ハーメネイー師は、ウォール街の抗議についても、「ウォール街の運動として、アメリカ国民を興奮させている出来事は非常に重要であるが、アメリカの政治家は、この問題を些細なものに見せようとしている」としました。
また、「資本主義体制の腐敗は国民の目に明らかになっている。もちろん、この運動は弾圧される可能性があるが、その根を絶つことはできない」と述べています。
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/13(木) 09:43:23.95 ID:Mzqld6d3
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/14(金) 23:50:42.04 ID:VqwD85GM
強硬手段でイランを威嚇するアメリカ
http://japanese.ruvr.ru/2011/10/14/58743663.html 国連安保理事会メンバー国を自分の側につけるため、米国は各国の国連大使と個別に協議している。
モスクワと北京には、イランがテロ活動をしている事を両国に納得させるための文書を携えた専門家グループが派遣された。
この件に関するロシア政府の立場は、一貫している。どのような決定を下すとしても、しっかりとした証拠が必要だというものだ。
今のところ存在するのは疑惑だけであり、これで何らかの「罪」について語るのは、いまだ時期尚早というものだ。
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/15(土) 01:04:34.60 ID:hB0GFK8Q
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/16(日) 02:00:12.09 ID:SAwfh/c7
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/16(日) 20:16:24.46 ID:rICVPA2W
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/17(月) 19:43:56.47 ID:9ZPDRcf5
【イラン】 最高指導者ハメネイ師、「遠い将来」の可能性として議院内閣制を示唆 [10/17]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1318832895/ イランの最高指導者ハメネイ師は16日、西部ケルマンシャー州の大学での演説で、
「遠い将来」の可能性として同国が大統領制から議院内閣制へ移行することもあり得ると述べた。
ハメネイ師のウェブサイトに掲載された演説内容によると、同師は
「わが国の現行の政治体制は、国民が直接大統領を選ぶ大統領制だ。
これは優れた効率的なシステムだが、いつの日か遠い将来、
議院内閣制がより適していると感じられることがあれば、システムを変えることに何の問題もない」と述べた。
同師は2009年の大統領選でアフマディネジャド大統領の再選を支持し、
改革派による反政府デモの取り締まりを率いたが、最近は大統領との対立が伝えられている。
同師は演説で、イスラム革命後の1980年代に首相職が廃止された経緯に言及。
今後も革命の道からそれることなく政治体制を修正することは可能だと強調した。
イランの体制の二本柱である、宗教権威者のハメネイ師とアハマド・ネジャド大統領との対立が 表面化してきている。この両者の対立が明らかになったのは、アハマド・ネジャド大統領の義兄弟が 大統領顧問として就任したが、彼が金融スキャンダルに絡んでいたことが露見してからだ。 このイラン歴史上始まって以来の巨額に上る金融事件は、関係者の複数がすでにカナダなどに 逃れている。当然のこととして、これはアハマド・ネジャド大統領にも関係する事件だ。 この問題が表ざたになった裏には、アハマド・ネジャド大統領とハメネイ師との権力闘争があったからだ。 こうした動きに至るには、2009年に行われたイランの大統領選挙が大きく影響している。当時、アハマド ・ネジャド大統領は選挙結果をごまかし、ムサヴィ候補を退けて大統領に就任したというのが、イラン国民 の多くの考えだった。このため、選挙後にアハマド・ネジャド大統領がハメネイ師に謁見した時、ハメネイ師 は彼の手にアハマド・ネジャド大統領がキスすることを認めないという場面が公にされている。 今回、ハメネイ師がこれよりも一歩踏み込んだ、議院内閣制による大統領選出の方法に言及したのだ。 これは明らかな、アハマド・ネジャド大統領に対する挑戦であろう。貧民に物資を配布して、人気を集めて いるアハマド・ネジャド大統領は、もし国会議員による大統領選出に変わった場合、選出される可能性は 低くなると考えられるからだ。 このハメネイ師の追い込みに対し、アハマド・ネジャド大統領はどう巻き返すのであろうか。 その場合ものを言うのは、革命防衛隊をどちらが味方につけるのかではないか。 そして、全く沈黙を守り続けているイランの正規軍が、どう動くかであろう。 アメリカやヨーロッパ諸国による、イラン体制への圧力が強化される中で、イランは自らの手で混乱を もたらそうとしているようだ。その混乱は、早ければ来月からでも始まるのではないか。
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/19(水) 07:13:10.12 ID:xWcYbh2d
イラン 米国での暗殺疑惑 捜査せず
http://japanese.ruvr.ru/2011/10/18/58903504.html イランのマフムド・アフマディネジャド大統領はテレビ局「アルジャジーラ」とのインタビューに答えた中で、ワシントンでのサウジアラビア大使暗殺未遂について、アメリカがイランを非難していることに関連してイラン当局は捜査を行わないつもりであることを明らかにした。
アフマディネジャド大統領によれば、アメリカはすでに国内で1ヶ月以上続いている金融政策への反対デモから注意をそらすために、イランが非難されたのだとされている。
これより先、イランのアリ・アクバル・サレヒ外相はアメリカに対して、暗殺未遂事件についての詳細な情報を提供するよう要請していた。
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/19(水) 07:13:45.96 ID:xWcYbh2d
「天野事務局長の行動はイラン人の親日感情に影響」
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=21932:2011-10-18-11-15-07&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116 イランのラーリージャーニー国会議長が、IAEA国際原子力機関の天野事務局長の日本人としての国民性について触れ、「イランの親日感情に注目し、天野事務局長の行動は、親日感情の安定、あるいは変化に影響を及ぼす」と語りました。
イスナー通信がスイスのベルンから伝えたところによりますと、ラーリージャーニー国会議長は、列国議会同盟の第125回総会の傍ら、
日本の横路衆議院議長の呼びかけにより、会談を行い、IAEAに対するアメリカの政治的圧力について触れ、「この問題は、国際機関の威信を損なう」と述べました。
また、最近の地域情勢について、「我々は地域の革命を支持している。なぜなら、この問題は地域の将来にとって重要であるからだ。
残念ながらアメリカは独裁者を支持しており、その将来をこれらの独裁者に結び付けている。これがイランとアメリカの見解の相違点のひとつだ」と語りました。
ラーリージャーニー議長はまた、日本はイランの友好国だとしました。
この会談で、横路議長は、「地域の運動は民主主義を求め、独裁者に対して起こったものだ」としました。
横路議長は、「日本がイランの核問題の追求に役立つことが出来れば嬉しく思う」とし、さらに両国の深い歴史について触れ、経済や文化の分野での関係拡大を強調しました。
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/19(水) 07:14:33.55 ID:xWcYbh2d
サウジとイランがイラクで代理戦争か―米軍撤退後に
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_326590 サウジアラビアとイランとの間の緊張の高まりを受けて、今年末に米軍の少なくとも一部撤退が予定されているイラクで、サウジとイランの代理戦争が再発するのではないかとの懸念が強まっている。
アラブの春の思わぬ影響の一つが、中東におけるサウジの支援国とイラン支援国との間の力の均衡が崩れたことだ。
サウジはイランがバーレーンやイエメンで政情不安をあおっていると非難する一方、イランは反政府抗議行動を弾圧しているシリアを支援し、中東地域の民衆のイラン支持の低下に見舞われている。
スンニ派が支配するサウジとシーア派のイランは、イラクでそれぞれの宗派を支持してきており、サウジとイランはイラクで新たな対立を引き起こす可能性が大きい。
米政府が先週、イランが駐米サウジアラビア大使の暗殺を企てていたと明らかにしたことは、アラブ世界を震撼させた。
スンニ派のアラブ諸国は、イランがイラクやレバノン、シリアなどで影響力を強めていると懸念を抱いている。イランは米政府の発表について、イランとサウジの緊張を呼び起こすためのでっち上げだと否定している。
サウジは近年、イランによるシリアやレバノンに対する影響力の拡大を阻止しようと努めてきているが、成果をあげていない。サウジはイラクについては、シーア派主導の政権ではあるものの、米軍の大規模駐留がイランの影響力浸透の防波堤になっているとみてきた。
サウジは、イラクでシーア派とスンニ派との宗派紛争が最高潮となった2006、07年にはイランが歴史的にはサウジの裏庭であるイラクに影響力を強めようとしているとみて、イラクのスンニ派武装勢力に対し積極的に資金援助を行った過去がある。
アラブの当局者は、イランからイラクのシーア派への支援のパイプラインは強化されている一方、サウジによるイラクのスンニ派への支援網も簡単に復活するものだと指摘する。
あるアラブの外交官は、「米軍が撤退すれば、イラクがサウジとイランの新たな競技場になる可能性がある」と述べる。
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/19(水) 08:47:42.89 ID:xWcYbh2d
新構図―シリア・イラン連合 vs. トルコ・イラク連合 2011年10月12日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalEklerDetayV3&ArticleID=1066078&Date=15.10.2011&CategoryID=81&Rdkref=1 シリアのアサド大統領は、国内の反体制派のもっとも強力な支持者がトルコであるとみなし、
トルコに代わってイランを後ろ盾にしようと努力している。この変化は、トルコとイラクの接近を
もたらしている。この4カ国の2極化の背後にある要因のひとつが、PKKとクルド問題である。
■イラク政府への接近
反政府派に容赦をしないシリアで、ついにクルド人リーダーのマシュアル・タンムー氏が殺害された。
ここのところ、シーア派反体制派に対し、クルド人を自らの側のつけようとしてきたアサド大統領は、
この暗殺を国内の他のシーア派反体制派の犯行としている。最近ではイランによる「(PKKのNo.2)
ムラト・カラユラン逮捕」を報じたことでも知られるファルス通信も、ダマスカス発でこの主張を支持
する報道をしたのみならず、4人のトルコ人がこの暗殺の実行者として逮捕された、と報じた。
これにつづき、PKK内のシリア出身者グループのリーダー・Dr. バホズがシリアのクルド人に対し、
「シリア政権に反乱をおこさないように」と呼びかけ、次に、イランが「PJAKのキャンプを押させた」
との情報が流れ、また、「カラユランは捕まったのか、捕まっていないのか論争」の話題が続いた。
シリアとイランがトルコに対し「PKKとクルド」カードを使うという戦略は、トルコの外務省や国家
諜報局(M?T)によって綿密に追跡され、情報分析されている。両機関は、正しい情報を入手する
ため、イラク政府や北イラクのクルド自治政府との接触を強めている。
(後略)
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 03:13:57.43 ID:1m4IRzEj
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 07:55:05.92 ID:1m4IRzEj
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 13:28:58.06 ID:1m4IRzEj
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 13:34:41.96 ID:1m4IRzEj
イラン人2人を起訴=サウジ大使暗殺計画で−米
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011102100304 サウジ大使暗殺計画:本当に工作員? イラン人被告に疑念
http://mainichi.jp/select/world/news/20111021k0000m030047000c.html 米CNNテレビによると、被告の仕事仲間だった男性は「(被告は)何事もいいかげんで(鍵や携帯電話など)どんな物でもなくす」と証言。
「捕まったのは007(英スパイ小説の主人公)ではなく、ミスター・ビーン(英人気コメディー番組の主人公)だ」と語り、被告の事件への関与に首をかしげる。
ロイター通信や英BBC放送も複数の友人の証言から「忘れっぽい性格でだらしない男」「おしゃべりで秘密は絶対守れない」などと人物像を伝える。
アルバブシア被告は、大好きなウイスキーの銘柄から「ジャック」の愛称で呼ばれ、逮捕歴も複数回あった。
中古車販売やレストラン経営など職業を転々とするが、いずれも失敗。
「イランの精鋭部隊がこんな人物を選ぶだろうか」(米CNN)「テロリストにふさわしくない素性」(米ニューヨーク・タイムズ紙)などの指摘もある。
テヘラン在住のある政治評論家は「革命防衛隊は対外工作活動に手慣れたプロ。
報道されているようなずさんな男には計画を依頼しないだろう」と米国の発表に疑義を呈している。
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 13:43:47.19 ID:1m4IRzEj
<EMeye>リビア・カダフィ氏死亡、「アラブの春」一区切りか
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=545626 いずれにせよ、カダフィ氏の死によって昨年12月から始まったジャスミン革命(アラブの春、フェイスブック革命とも)は一区切りとなった。
アラブの春はチュニジアで一青年が焼身自殺を図ったことから始まり、高い失業率、抜け出せない貧困、政権の腐敗、人権弾圧など、
抑圧されてきた民衆の怒りが爆発し燎原の火のごとくアラブ諸国に拡大。チュニジア、エジプト、リビアでは長期間続いた独裁政権の打倒に成功した。
アルジェリア、イエメン、サウジアラビア、ヨルダンでも一定の政治改革を勝ち得えている。
特にリビアはエジプトのムバラク政権やシリアのアサド政権などと並び長期独裁政権の象徴だっただけに、一つの時代が幕を閉じたのは間違いない。
中東・北アフリカの株価は20日、世界的に株価が売り優勢のなか比較的底堅く推移。騒乱終結への期待感が現れた形だ。
ただ、一区切りといってもアラブの春が完結したわけではない。3000人近い死者を出しているシリアでは依然として実質的な戦闘状態が続いており、
一時期に比べやや落ち着いているがバーレーン、イラン、アルジェリア、イエメン、サウジアラビア、ヨルダン、クウェート、モロッコ、モーリタニア、スーダンでもリビアの結果を見た民衆が再度立ち上がる可能性がある。
中東・北アフリカ以外の新興国や先進国でもアラブの春に影響を受けたデモや暴動が発生していることを考えると、今回の件を他人事とは受け取れない国も多そうだ。
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 20:03:07.27 ID:1m4IRzEj
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 20:48:56.26 ID:1m4IRzEj
焦点:リビアの独裁に幕、「カダフィ後」に課題山積 [ロンドン 21日 ロイター] リビアで40年以上にわたって独裁体制を続けたカダフィ大佐が死亡し、自由を求めてきた市民の間では歓喜の渦が広がっているが、同時に今後は「カダフィ後」をめぐる政治的な主導権争いが激化する可能性がある。 カダフィ大佐の死は、リビアが再び石油輸出で外貨を稼げるようになることを意味するが、 暫定統治機構の国民評議会(NTC)がカダフィ支持派の残党によるゲリラ的な反乱を阻止できなければ、石油輸出国機構(OPEC)加盟国である同国の石油産業が不安定化する恐れもある。 しかし、恐らくNTCにとって最も重要な試練は、リビア国民600万人の大きな期待に応えることができるかどうかだ。 アフリカと中東を専門とするコンサルティング会社クロス・ボーダー・インフォメーションのジョン・ハミルトン氏は「(国民の)圧倒的な期待が高まっている。 今までは内戦だったと言い訳できたが、もうそれはできない」と指摘。その期待に応えるには、きちんとした政府を短期間で立ち上げる必要があるが、簡単な作業ではないと強調した。 <課題は山積> カダフィ大佐の出身地であるシルトを制圧し、カダフィ大佐も死亡した今、NTCには新たな民主的システムの構築に着手することが求められている。NTCのジブリル首相はこれまで、リビア全土が解放されるまで暫定政権の発足はないとしていた。 NTCは22日に正式な「全土解放宣言」を発表し、選挙実施に向けての一歩が踏み出される予定だが、一部では、国内の騒乱が今後も長引き、そのせいで民主化プロセスが動揺するとの懸念も聞かれる。 「カダフィは今や殉教者だ」。こう指摘する英ケンブリッジ大の北アフリカ専門家、ジョージ・ジョフィ氏は「近い将来ではなくとも、中長期的には彼の死が領土回復主義者や部族的暴力の結集点になりかねない」と指摘する。 「地域的支援の点から言えば、北大西洋条約機構(NATO)がカダフィの死に責任を負わされるかもしれないという事実が懸案材料であり、国民評議会の正統性が弱まる可能性がある」という。 NTC当局者は、さらに難しい課題にも直面している。「カダフィ後」のリビアで、資金や政治的権利をめぐる反カダフィ派同士の内輪もめを抑えるという役割だ。
393 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 20:49:00.95 ID:1m4IRzEj
中東・北アフリカ問題を扱う調査会社フロンティアMEAのアレックス・ウォーレン氏は、カダフィ大佐の死は「象徴的事象にとどまらない重大な出来事」だとしたうえで、反カダフィ派の民兵組織は「慎重に解散し、国軍に統合する必要がある」と指摘。
「問題はこれらの民兵組織を誰が指揮し、お互いの関係や要求をどう整理するかだ」と述べた。
全土解放宣言を発表するNTCは、向こう1カ月以内に拠点をベンガジから首都トリポリに移すとみられる。8カ月以内には議員200人を選ぶ議会選が実施され、その1カ月後には首相が任命される見通し。
リビアでは歴史的な地域対立や部族間の対立も根強く、これまで「打倒カダフィ」でまとまっていた寄り合い所帯の勢力が、カダフィ大佐の死によって方向性を見失う可能性もある。
ウォーレン氏は、NTCのアブドルジャリル議長が新政権に参加するかどうかは分からないと指摘。
そのうえで「(NTC以外に)組織だった政治機構がない現状では、政党の認可や選挙管理、民兵の解散や統合など、重要な政権移行局面を監督するリーダーシップの存在が重要だ」と述べた。
ニューイングランド大のリビア政治学者Ali Abdullatif Ahmida氏は「これは1つの時代の終わりだが、新政権をめぐる争いはもう始まっている」とし
、「NTC指導部が国をどう癒やし、国民をどう調和させるかにかかっている。もしくは、復讐(ふくしゅう)したり恨みを晴らすのか。危険な道になるかもれない」と語っている。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-23749220111021?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 21:19:27.62 ID:b3EJsBWz
殺しちゃったら殉教者として英雄になっちゃうのに馬鹿だなぁ 欧米植民地主義と闘った革命家カダフィだよもはや
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 21:44:30.89 ID:1m4IRzEj
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/22(土) 00:25:54.71 ID:u1eR7mrC
アラブの春=アラブの混乱=石油が・・・ アメリカの常套手段 怖い国だな
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/22(土) 07:36:29.64 ID:v9IffBTN
イラク全面撤退を発表=年末に戦争終結へ−米大統領
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011102200086 【ワシントン時事】オバマ米大統領は21日、イラク駐留米軍約4万人を年末までに全面撤退させると発表、「イラクにおける米国の戦争が終結する」と宣言した。
ブッシュ前政権時代の2003年3月の開戦以来、約9年に及んだイラク戦争に終止符が打たれることになった。
今年末のイラク全面撤退で、オバマ大統領は就任直後に示したイラク戦略の公約を守った形となる。
ただ、イラク治安部隊育成支援のため、双方が目指した数千人の部隊残留をめぐる交渉は、条件が折り合わず決裂。米軍撤退後のイラクの治安悪化の懸念も指摘されている。
398 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/23(日) 06:19:40.35 ID:v+X5GWKy
朝鮮、ビルマ、ティベット、東トルキスタンらにも 天が革命、政変起きろや!!!
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/24(月) 09:32:48.25 ID:OlxTOJrQ
海外報道でリビアの全土解放宣言を聞いて思わず吹いてしまった。 国民評議会議長がいきなり何を言い出すかと思えば一夫多妻解禁宣言w 「イスラム法が基本法である。イスラム法に反する法は無効とする。 一例を挙げよう。婚姻離婚法は一夫多妻に制限を課している。 この法は無効とする」だってさ。 リビア人女性の意見も聞かずに突然の一夫多妻制復活! 議長は喝采を浴びていたけど、これがリビア解放のスタートで大丈夫?
実は一夫多妻制というのは、効率が良い制度ではある。実力がある人物の 子孫を確実に残せるし、また貧富の差が激しい社会では未婚化・少子化が 進むが、それを解消する方法でもある。日本でも惣領制を復活しようという 声が知識人の一部から有るくらいだ。 それに、そもそも国民評議会側は、カダフィの反イスラム的なところが 気に食わなくて反乱を起こしたのだから、何も不思議はない。 カダフィが何故、ああもイスラムに反したのかは今となっては不明だが、 息子の中にハンニバルという名前が居るところを見ると、あるいはバール 崇拝の家系がそうさせたのかもしれない。
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/24(月) 23:02:06.28 ID:czCTpzIf
リビア:「イスラム法基盤に」 新政権へ方針−−国民評議会
http://mainichi.jp/select/world/news/20111024dde007030003000c.html 【テヘラン鵜塚健】リビアの反カダフィ派統治機構「国民評議会」のアブドルジャリル議長は23日夕(日本時間深夜)、北東部ベンガジで「全土解放」を正式に宣言し、
国づくりの方向性に関して「シャリア(イスラム法)を基盤とする」と語った。今後正式に発足する新政権が、どこまで政治にイスラム色を反映するかが注目される。
議長は、元最高指導者、カダフィ大佐が死亡したことについて、「今回の革命は、神のご加護によって達成された」と賛美した。
イスラム法を重視した法体系を構築する意向を示し「イスラム法に矛盾する法律は無効とする」とした。イスラム教の理念を厳格に適用し、預金や貸し付けの利子がない「イスラム銀行」を開設することも明らかにした。
403 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/24(月) 23:04:29.64 ID:czCTpzIf
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/24(月) 23:06:15.19 ID:czCTpzIf
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 12:59:34.64 ID:5Ge0cewP
どうもリビア国民の大多数が本当にイスラム教徒なのか疑問なんだが。 内戦が開始された時、確か反カダフィ派は「自由」というキーワードを 英語で主張していたと記憶してる。皆が英語で必死にアピールしていた。 「アラーアクバル」とはあまり言っていなかったし、今もそう。 ところが今では英語は使わず、ただ「イスラム」とだけ強調してる。 俺には新政権がイスラム教だのイスラム法だのと言い出したのは国内統治の 単なる便宜上の理由であって、つまりはタテマエではないかと思う。 彼らのホンネは、評議会が真っ先に打ち出した具体策そのものだろうね。
>405 真っ先に打ち出したのって何だっけ?
サウジ、国内失業率対策で3万人のトルコ人労働者を解雇―「アラブの春」を恐れ? 2011年10月22日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetayV3&ArticleID=1067160&Date=22.10.2011&CategoryID=80 「アラブの春」の影響を懸念するサウジアラビアは、失業率を下げる取り組みのなかで3万人の
トルコ人労働者を国外退去させる。サウジ国内の300万人の移民労働者が帰国させられる見込みだ。
10.8%もの失業率を引き下げようと、サウジアラビアは300万人の外国人を国外退去させる。
3万人のトルコ人労働者もその対象だ。サバフ紙の記事によれば、サウジアラビアの失業率は
急速に増加しており、その解決策を外国人労働者の国外退去に見いだしている。
7月には10.8%にまで急増した失業率の低下に取り組むリヤド政府は、「サウジ人化」政策をスタート。
職場でのサウジ国民数増加を目指す政府は、およそ3万人のトルコ人労働者を含む300万人の
外国人の国外退去を計画している。
■「マイナスに影響」
人口1870万人のサウジアラビア王国で、その31%、つまり804万2千人は外国人である。
経済紙アル・エクティサディアは、ニタカットという名称の新しいビザシステムにより、外国人の数は
下がるだろうと報じた。外国人労働者数は今後数年で序々に下がるとみられ、これはトルコ企業にも
影響を与えそうだ。公式記録によれば、サウジアラビアでは2万人のトルコ人労働者が建設請負業者
として働いており、関連事業を含めれば、総数は3万人を超える。
サウジ国内で2700人の従業員を抱えるテフケン・ホールディングスのウミト・オズデミル副社長は、
「この政策でわれわれは困難に状況に陥いるでしょう。トルコ人労働者は仕事によく通じていますが、
サウジ国民はトルコ人ほど熟練していませんから。」と語った。
カダフィー関連、秘密文書 2011年10月22日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/planet/19059153.asp ヒュッリエト紙は、歴史に光を当てる文書を入手した。
トルコ政府:職務を家族の誰かに任せて引退せよ。
カダフィー:私は大統領ではなく革命指導者だ。革命指導者は職務を放棄しない。
トルコ政府:アフリカのどの国もあなたを受け入れることを望んでいない。
ベネズエラ以外のラテンアメリカか、極東で自分の行く国を選択したらどうか。
カダフィー:拒否する。それらの国で見つかっても殺されるだろう。
その死亡に至るまでトルコが秘密にしてきたリビアの元指導者ムアンマル・カダフィーとトルコ関係者の間で
行なわれた会談の詳細が、カダフィー大佐の死後、リビアの関連書類の中に加わった。議事録によると、
トルコ政府は特にNATOによる軍事作戦開始後に、「国を捨てよ。このままでは、よい結果にはならないだろう」
というメッセージを明確に伝えていた。カダフィー大佐はこれに対し自分が「革命指導者」であることを前面に
押し出し、「私が国外に出ても、発見され殺される」と述べたことが明らかになった。
(後略)
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 20:02:11.37 ID:u4WpWrtq
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 21:18:52.49 ID:u4WpWrtq
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 21:22:38.94 ID:u4WpWrtq
今度の非常任理事国改選5カ国は、 パキスタン、トーゴ、モロッコ、グアテマラに加えて東欧枠からアゼルバイジャンになった。 CISで、イランとトルコの間。
413 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 22:42:56.44 ID:KkJdvdFQ
リビア:
カダフィの遺体の埋葬。サウジなどではイスラム教徒の墓は簡単だ。
石が置いてあるだけである。墓も偶像になるからだろうか。イスラム教の聖地メッカの
信仰対象はカーバ神殿の黒い石である。隕石という話もある。そこに何億人の人が参拝
に訪れて触れ、ありがたがる。それが人間だ。
中世キリスト教では異端者は殺して遺体を灰にして川に流した。痕跡を消すのである。
日本でも極東裁判の指導者の遺灰は海に投棄されたという。幸い一部を愛国者の決死隊
が採取して現在三ケ根山の施設でお祀りしている。
駿河山人
http://pub.ne.jp/surugasankei/
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/27(木) 23:45:51.93 ID:F4LS9lyn
NATOや英仏なんて、いつでも壊せる とっとと方向転換しろボケカス共
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/28(金) 22:09:14.21 ID:9b6anr0n
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/28(金) 22:13:19.39 ID:9b6anr0n
チュニジア:制憲議会選挙結果 2011年10月28日付 Al-Nahar紙
http://www.annahar.com/content.php?priority=2&table=arab&type=arab&day=Fri 昨日(27日)、チュニジアの独立最高選挙委員会のカーミル・アル=ジャンドゥービー委員長は、
制憲議会の定数217のうちラースィド・アル=ガンヌーシー氏が氏率いるアル=ナフダ運動党
(イスラーム主義)が90議席(得票率41.47%)が90議席を獲得したと発表した。
この議席数は、獲得議席第2位の政党の3倍に相当する。
同委員長は、去る日曜日に行われた選挙で「共和国のための会議党」(世俗主義)が30議席
(得票率13.82%)で2位となったと述べた。また、同委員長はムスタファー・ベン・ジャアファル氏
が率いる「行動と自由のための民主連合(アッ=タカットゥル)党」が21議席(得票率9.68%)で
3位となったと付け加えた。
一方、独立最高選挙委員会は、アル=ハーシミー・ハーミディー氏が率いる「人民請願党
(アル=アリーダ)」の6つの候補者リストの得票を、違反があったとして無効にした。
委員会は、得票が無効となったリストは、チュニジア国内の5つの選挙区(スィーディー・ブー
ザイド、スファックス第1、ジャンドゥーバ、アル=カスライン、ターターウィーン)と、フランス国内
の1つの選挙区(フランス第2)であると述べた。そして、当該選挙区については、得票無効と
なったリストを除いて再集計することを明らかにした。
上記の決定を発表した独立最高選挙委員会の記者会見は長時間に及び、出席者がザガー
リード(女性の喜びの叫び)を上げたり、国歌を歌ったりして騒然となった。この騒ぎは独立
最高選挙委員会委員長の介入を促した。同委員長は、選挙結果の発表を続けるために
出席者に平静を求めた。
「人民請願党」リストには、ベン・アリー前大統領の旧与党との関係や、旧与党からの資金
提供が疑われていた。なお、「人民請願党」を率いるハマーディー氏は、ロンドンに本社を置く
「アル=ムスタキッラ(独立)」放送局の経営者である。
これに先立ち、アン=ナフダ運動党のアル=ガンヌーシー党首は、現在挙国一致内閣組閣の
ための協議が行われていると述べた。同党首は、チュニジアにとっては、トルコが民主主義の
御手本であると指摘した。 (後略)
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/28(金) 23:03:54.70 ID:4erA1RqP
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/30(日) 00:40:44.43 ID:/bIa25Y2
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/30(日) 23:01:59.41 ID:/bIa25Y2
422 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/01(火) 08:58:11.68 ID:h02mtJYJ
真実はロン・ポールから…
423 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/01(火) 08:58:24.28 ID:h02mtJYJ
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/02(水) 21:47:20.09 ID:tbxpW4UE
>>426 いよいよ日本も防衛力を独自に持って、真の独立外交ができる時が来るのか・・・ムネアツ!
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/05(土) 22:40:36.74 ID:g9ed+QZW
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/07(月) 09:24:34.70 ID:mQUGaH4/
テスト
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/08(火) 10:17:09.77 ID:JPNXS6xS
常任理事国には、裏理事国がある。 イスラエルだよ。 しかもシークレットで拒否権を使える。 拒否権の発動をしたら3ヶ月は、使えない制度や、 三ヶ国ぐらいでないと、拒否出来ないようにしないと、国連は、どこかに支配されるだけ。
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/09(水) 01:21:12.87 ID:kSj/aIuN
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/09(水) 01:22:52.59 ID:kSj/aIuN
>>431 リビア空爆の意味合いとしては、その通りだと思うが、
では、何故アメリカが一番先に離反したのか?
そういうところからだよ。
435 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/09(水) 03:21:27.58 ID:kSj/aIuN
大人の会話キタ━━━━━ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
【国際】 "イスラエルのネタニヤフ首相はうそつき。もう会いたくない" サルコジ仏大統領、オバマ氏に
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1320765572/ フランスのサルコジ大統領が、同国南部カンヌでの20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせて3日会談したオバマ米大統領に対して、
イスラエルのネタニヤフ首相は「うそつきだ」などとこき下ろしていたことが明らかになった。フランス公共ラジオなどが8日報じた。
オバマ氏が、パレスチナの国連教育科学文化機関(ユネスコ)加盟投票でフランスが賛成に回ったことに遺憾の意を表すると、
サルコジ氏は「ネタニヤフ氏とはもう会いたくない。彼はうそつきだ」と述べた。「うそつき」とした理由は不明。
オバマ氏は「あなたはうんざりしているようだが、私は毎日でも(ネタニヤフ氏と)対話しなければならない」と応じたという。
イスラエルは、ユネスコがパレスチナ加盟を決めた直後に報復措置として占領地東エルサレムなどへの入植加速を決定。
フランスは強く非難している。(共同)
トルコのギュル大統領がシリアに対して、厳しい言葉を向けた。シリアのバッシャール・アサド政権が、 クルド労働党(PKK)を使って、トルコに敵対行動を取ることを再開したからだ。 PKKは1984年にアブドッラー・オジャラン氏によって結成された組織であり、クルド民族のトルコからの 分離独立を謳っているが、その実態は当時シリアとトルコとの関係が悪化していたことから、シリア側 が結成し支援し、反トルコゲリラ活動をさせてきたものだ。 その後、シリアがトルコと妥協し、オジャランを逮捕させるよう仕向けた。その後両国は和解路線を 取り始め、ついには両国間のビザなし交流や、国境の地雷撤去までが進められるようになっていた。 しかし、シリアでは国民に対する弾圧政策が続き、反政府活動が活発化してきた。トルコのエルドアン 首相はシリアに対し民主化を進めるべきだと説得してきたが、その効果は生まれなかった。 今回のシリア国内外での反政府の動きの高まる中で、シリアからの難民がトルコになだれ込み、 トルコはシリアに対し何度となく厳しい言葉を向けるようになっていた。これに対し、シリア側はトルコ のアキレス腱であるクルド労働党(PKK)を背後から支援し、トルコに対するゲリラ攻撃を激化させている。 そのことに業を煮やしての、ギュル大統領の発言だった。 ギュル大統領はシリアに対し、ニ度と同じ間違いを繰り返すべきではないと語り、トルコが過去10年の なかでアラブ諸国の信頼を勝ち得てきたのは、民主的であり、世俗的であり、自由市場を採用しており、 ムスリムがマジョリテイの国家だからだと発言している。シリアがトルコに対して敵対的な行動を取り続け、 シリア国民に弾圧政策を取り続けるならば、アサド大統領はチュニジア、エジプト、リビアの元首と同じ ように追放される時が来ると言っているのであろう。 つい最近になって、シリアで反体制運動派の人たちが3500人も殺害されたという報告がなされている。 これでは世界のどの国も、シリアの現体制を支持したくなくなるだろう。数少ない友好国であるイラン ですら、最近ではシリア国内で起こっていることを、一部ではあるが報道するようになってきているのだ。
437 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/09(水) 23:51:18.03 ID:kSj/aIuN
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/11(金) 23:42:03.89 ID:hmNcdDMA
イラン攻撃論が浮上=本音は制裁進展が狙い?―イスラエル
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201111100068.html イスラエルは1981年にイラクのオシラクで建設中だった原発を、2007年にはシリアの核関連施設とされる建物をそれぞれ空爆で破壊した「実績」がある。
しかしイスラエル軍幹部は今年8月、ロイター通信に、1回の空爆で成功したイラクやシリアの例とイランを比較はできないと断じた。
「(核関連施設が分散しているため)一撃でイランの核計画を破壊することは不可能」だからだ。
専門家の間では「仮にイランを攻撃するとしても、米国に任せるべきだ」との意見が支配的。
今回の単独攻撃論は、イラン核開発の切迫性を強調し、米欧により厳しい制裁を実施させるのが狙いとの見方もある。
439 :
Mr.ニホン :2011/11/12(土) 08:43:38.43 ID:XD+jQC+3
これを観た人は、情報拡散すべし!!!
?
口で言っても信じてはもらえない。 決して、言うな!
それより、黙って観せるだけ! そうしないと、キチガイ扱いされます・・・・)
→
http://www.youtube.com/watch?v=zWPAktCuzK4 ?
(ネットの中では、もう「マスコミが真実を伝えない」は周知の事実だと思います。
一切の先入観を持たずに観ることをお勧めします。
?
?早く広げないと、日本がどんどん沈んでいきます。
真面目な話です。
中国がどうだの、TPPがどうだの、民主党がどうだの、震災がどうだの、マスコミがどうだだの、経済がどうだの、環境がどうだの・・・・
この本丸のところを知らないで、あれこれ言うのは、チャンチャラおかしな話。
?
(この動画の作者が、しばらく出なかったので、殺されたのでは、という噂もありましたが、生きていました! リビアの真実についての新作が3作がUPされています。)
440 :
Mr.ニホン :2011/11/12(土) 08:53:59.16 ID:XD+jQC+3
これを観た人は、情報拡散すべし!!!
?
口で言っても信じてはもらえない。 決して、言うな!
それより、黙って観せるだけ! そうしないと、キチガイ扱いされます・・・・)
→
http://www.youtube.com/watch?v=zWPAktCuzK4 ?
(ネットの中では、もう「マスコミが真実を伝えない」は周知の事実だと思います。
一切の先入観を持たずに観ることをお勧めします。
?
?早く広げないと、日本がどんどん沈んでいきます。
真面目な話です。
中国がどうだの、TPPがどうだの、民主党がどうだの、震災がどうだの、マスコミがどうだだの、経済がどうだの、環境がどうだの・・・・
この本丸のところを知らないで、あれこれ言うのは、チャンチャラおかしな話。
?
(この動画の作者が、しばらく出なかったので、殺されたのでは、という噂もありましたが、生きていました! リビアの真実についての新作が3作がUPされています。)
441 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/13(日) 02:12:12.95 ID:8LYoq1EX
シリア大統領支持派、サウジなどの大使館襲撃
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111114-OYT1T00145.htm 【カイロ=長谷川由紀】シリアの首都ダマスカスで12日夜、アラブ連盟(22か国・機構)が同日、
シリアの加盟資格停止などを決めたことに反発する市民数万人が抗議デモを展開し、AP通信などによると、
一部が連盟加盟国のサウジアラビア、カタールと、トルコの大使館を襲撃した。
一方、決定を受けて、シリア政府は13日、アラブ連盟の緊急首脳会議開催を求めた。国営テレビが伝えた。
サウジ大使館では、アサド大統領を支持する市民のグループが建物に投石した後に敷地内に侵入し、
略奪などを行った。サウジ外務省は13日、シリア当局が襲撃を阻止しなかったとしてアサド政権を非難した。
トルコ政府は同日、一部館員や家族の退避を決めた。
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/15(火) 10:38:31.14 ID:A71TepYn
これが真実!国連の嘘 テクノロジー犯罪テロ装置(脳内盗聴器) 今年の5月に日本の警視庁防課は被害者のSDカード15分を保持した 有る!!国民に出せ!! 創価は潰せる *犯人は創刊学会幹部だかキタオカ1962年東北生は、二十代で2人の女性をレイプ殺害して入信した 創価本尊はこれだけで潰せる 同和 公安 工作員 在日 官憲 東芝 日本住めない
445 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/15(火) 10:40:08.29 ID:n/8qY+I/
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/16(水) 00:59:27.14 ID:0Ew87jH2
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/16(水) 01:34:49.29 ID:0Ew87jH2
極めて短期間にチュニジア、エジプト、リビアでは革命が成功し、国家元首がその座を追われた。 しかし、勘違いをしてはならないのは、これで革命が終わったのではないということだ。 議員が選出され、内閣が結成され、革命後の国家運営が始まるのだ。これが革命の第2段階であり、 その次には経済をの立て直しという第3段階が待ち受けているのだ。 だが国民のほとんどは、革命で旧体制が打倒された瞬間に、革命が終わったと勘違いしている。 そして、革命をやったのは我々だから、権利を拡大できると考えてしまっている。 仕事が自動的に創出され、給料が倍増し、あらゆることを自由に行うことができると勘違いしているのだ。 つまり、革命の主体となった若者たちには、革命の何たるかが分かっていないのだ。 エジプトでは今、イスラム原理主義組織と革命の担い手となった世俗派の若者たち、 そして保守世俗派の中年組など、幾つものグループが誕生し、各々に権利を主張しあっている。 こうした状況では、革命第2段階はなかなか前進しないし、革命第3段階は望むべくもないだろう。 エジプトの場合ラッキーだったのは、しっかりした軍が存在したことだ。国民は勝手なことを言って 騒いではいるが、最終的には軍がコントロールしてくれるのだという安心感がある。 加えて、軍のトップがこれまでとは違って、大統領に就任する意欲を持っていないことだ。 もちろん、軍幹部のなかには、軍から新大統領を出すべきだという声が大きいということもあるが、 タンターウイ国防大臣本人は、そうは希望していない。 国民が革命の夢から覚めて現実を直視し、国家の再建に向かわなければならない時期は、 既にスタートしているのだ。エジプトの国民が、もしそのことに何時までも気づかずに、駄々っ子の ようなことを言っていたのでは、ムバーラク大統領の復権という、考えられないような事態が 生まれるかもしれない。 先のイスラムの犠牲祭の時には、ムバーラク大統領本人もカーキ色のスーツを新調し、 ダチョウの肉のステーキを所望したというのだ。そして、沢山のお祝い電話がムバーラク大統領に かかってきたというのだ。その電話の主の一人は『大統領閣下、間もなく問題は解決します、 我々の与党が選挙で勝利しますから。』と語ったというのだ。
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/19(土) 01:09:43.43 ID:5cgC2Gwn
ロシア軍艦がNATO攻撃阻止のためシリア領海に進入 11月19日 By Paul Joseph Watson
http://www.propagandamatrix.com/articles/november2011/181111_russian_warships.htm ロシア軍艦が「人道的介入」の口実でのNATOによるシリア攻撃阻止のため、シリア領海に進入した。
ロシア軍艦はシリア領海に到達するだろう、とシリア通信社が17日語った。これは、ロシアはシリア
国内騒乱に対し、いかなる外国の介入をも阻止するという明確な欧米側に対するメッセージを示す
動きである、とイスラエルのハアレツ紙は伝えている。
ロシアは最近、シリア保護のための動きを強化している。セルゲイ・ラブロフ外相は、シリアの
バシャール・アル・アサド大統領はデモ隊に血の弾圧をしているとする欧米勢力の非難に対抗し、
同国の騒乱は断固として内乱であるとしている。
「純軍事的には問題はないと考える。シリアは欧米システムに対する防衛力は持っていない。
しかしリビアよりかは危険を伴うかもしれない。これは相当厳しい軍事作戦になりそうだ」
とジャン・ランナウ元フランス空軍参謀長は語った。
452 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/19(土) 19:54:53.43 ID:5cgC2Gwn
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/19(土) 19:55:20.89 ID:5cgC2Gwn
>>449 こっちも北。
エジプトで軍に対する大規模デモ、民政への権力移譲を要求
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-24256420111119 エジプトの首都カイロにあるタハリール広場で18日、暫定統治を行う軍最高評議会に民政への権力移譲を求める大規模デモが行われた。
デモ参加者は約5万人で、大半がイスラム原理主義組織の支持者。
エジプトの暫定内閣はこれより先、軍に特別な権限を与える新憲法の指針を示しており、デモ参加者はこれに抗議した。
このほか大統領選挙についても、2012年末以降ではなく、12年4月までの実施を求めた。
港湾都市アレクサンドリアでも、イスラム原理主義組織の支持者や若者の数千人が軍に対するデモを行った。
一方、北シナイなどでも数千人規模のデモが実施されたが、デモ参加者は民政移管ではなく、イスラム国家の樹立を要求した。
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/20(日) 23:49:34.76 ID:2fPaeE9z
ムスリム同胞団系が躍進へ=独裁崩壊後初の議会選まで1週間―エジプト
http://news.toremaga.com/politics/foreign/367296.html 【カイロ時事】30年に及んだムバラク独裁政権の崩壊後初めてとなるエジプト人民議会(定数498)選挙が28日から段階実施される。
ムバラク前政権与党の国民民主党(NDP)は解党され、合法化された最大の穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が創設した自由公正党が過半数には達しないものの最大議席を獲得する見込み。最終結果は来年1月に発表される。
投票は、行政区単位で分割して来年1月3日まで計3回行われる。選出議員らで構成する委員会が新憲法を起草、その後に大統領選が行われる予定。
独裁政権が連鎖的に打倒された「アラブの春」では、各地で弾圧されてきたイスラム勢力の台頭が目立っている。選挙戦では、宗教を新憲法でどう位置付けるかが争点となっている。
アルアハラム戦略研究センターが今月3日に実施した世論調査によると、回答者の35.5%は自由公正党が第1党になると予想、次いで26.8%がリベラル系のワフド党と答えた。
国民の約9割がイスラム教徒のエジプトでは、イスラム思想への根強い支持があるほか、組織力や慈善福祉活動を通じた同胞団の集票力が選挙に大きな影響を与えそうだ。
ムバラク政権崩壊を受け、イスラム教の原点回帰を目指すサラフ主義者のヌール党や、青年活動家から成る公正党などが創設され、選挙には約50党が参加。
目を除いて全身を覆う衣装ニカブを着用したヌール党の女性候補もおり、反体制デモを主導し世俗的な民主主義国家を目指す若年層とイスラム勢力が激しく火花を散らしている。(了)
自由公正党 35.5%←
リベラル系のワフド党 26.8%
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/20(日) 23:50:54.66 ID:2fPaeE9z
458 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/20(日) 23:53:42.48 ID:2fPaeE9z
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/21(月) 00:29:57.97 ID:9hfBCFrz
イラク首相、日本との貿易促進へ専門委 日本経済新聞に寄稿
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE3EAE2E6878DE3EAE3E3E0E2E3E39494E0E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000 イラクのマリキ首相は20日からの来日を前に日本経済新聞に寄稿し、日本との貿易促進へ専門の委員会などを設置したい考えを明らかにした。
学生の日本留学などを支援し、国内の教育水準向上を図る方針も表明。国内の民主化プロセスの進展を強調し、国際社会の制裁解除も訴えた。
寄稿の主な内容は次の通り。
イラクは政治、治安の制度・機構を整備しつつあり、歴史的な変容のさなかにある。政府は有益で魅力的な投資環境の整備を進めている。国際的な企業によっていくつか好機が実を結んでいるが、未着手のチャンスも残されている。
残念なことに日本企業の積極的かつ建設的な関与をこれまで目にすることがなかった。イラクは数々の戦略的経済分野で日本企業の活動を待ち望んでいる。
イラクは2カ国間の貿易促進のための委員会・連携・フォーラムの設立や活動の活発化に関して自らの役割を担う用意がある。日本企業が活躍できるよう可能な支援をする準備がある。
イラクは学生1万人を海外に派遣して学位取得を支援する事業「教育イニシアチブ」を始めた。日本を主要留学先の一つとしたい。教育機関を抜本的に変革し、最新の水準にまで高めるニーズを抱えており、日本のような発展した教育システムを持つパートナーを必要としている。
国連憲章第7章に基づく制裁措置の解除について日本の価値ある支援を得たいと願っている。過去の独裁政権に科された制裁はもはや必要ではないと考えており、制裁はイラク社会の発展の遅延要因でしかない。
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/21(月) 00:30:50.22 ID:9hfBCFrz
イラク首相来日 野田首相と会談へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111120/t10014078751000.html イラクのマリキ首相は20日から日本を訪れ、野田総理大臣らと会談し、日本とイラクの経済関係を抜本的に強化する方針を確認したうえで、石油資源の開発やインフラ整備の分野で日本企業の進出を促進するための方策などについて意見を交わすことにしています。
イラクのマリキ首相は、石油や運輸担当の閣僚や経済界の代表をともない、20日から4日間の日程で日本を訪れ、
滞在中、野田総理大臣や玄葉外務大臣、枝野経済産業大臣と会談するほか、日本の商社やエネルギー関連の企業関係者らと面会する予定です。
野田総理大臣は、マリキ首相との会談で、中東・北アフリカ地域が歴史的な変革期にあるなか、イラクがこの地域の民主的な安定勢力となるよう、支援を継続する方針を伝えることにしています。
そして両首脳は、日本とイラクの経済関係を抜本的に強化する方針を確認したうえで、世界有数の埋蔵量を誇る石油資源の開発や電気や水道など、インフラ整備の分野で日本企業の進出を促進するための具体的な方策などについて、意見を交わすことにしています。
また、日本政府は、イラクに対して石油開発や通信の分野で、新たなODA=政府開発援助を行う方針を伝える見通しです。
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/22(火) 02:17:00.15 ID:rBKGd/p0
Sedat Ergin コラム:対シリア、トルコ政府の2つのシナリオ 2011年11月19日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/yazarlar/19278240.asp?yazarid=308 シリアのバッシャール・アサド政権の将来が、国際政治において最も重大な諸問題の一つとして
国際課題に定着する一方、トルコ政府は今後の対シリア政策において指針とするパラメーターを
概ね形成した状態にある。この政策の大筋は以下のように言い表せる。
■ シリアは最早引き返せない
トルコ政府は、シリアの反体制派もアサド政権も「引き返せない地点を越えた」という見解をもっている。
アサド政権崩壊は確実視されており、全関心が、政権交代の公算に向けられている。
「政権が自身を変える能力はなく、(現体制は)崩壊し始めている。如何に急速に崩壊しようとも、
我々からすればその方が良い」との言葉はこの見方を要約している。
ただ外交筋の「しかし、ことはそう簡単にいかないで あろうと認識しており、大変な困難が待ち受けている」
との評価は、シリアの政権交代が帯びているリスクに対し、またそれがもたらすであろう諸困難に対し
、トルコが前もって準備することが必要であるとのメッセージを帯びている。トルコ政府は、シリア政策に
おいて、国民の利益と依拠すべき外交上の利益双方を一致させる状況が生じていると考えている。
■ キリスト教徒達の態度の重要性
この点において、シリアで生じている困難は、ある面において次のような問題を抱えている。
バッシャール・アサド大統領は、スンニー派の重要な層を、特権を見返りとして味方に付けていた彼の父
ハーフズ・アサド前大統領に比べて、より同じ宗派に属する者を重視する姿勢に転じ、少数派の意見を
反映することで、大統領自身が属するアラウィー派に縛られ、自身の権力基盤を狭めている。
こうした中、政権の支持層の問題という点では、最大の未知の要因の一つが、キリスト教徒達が取る
態度である。シリアの人口の約12%を構成している推測されるキリスト教徒達は、今のところ反アサド
へと傾いてはいない。この点、クルド人達は事件初期の段階では変化を要求する者達と距離をおいて
いたが、最近徐々に反体制派に転じていると見られている。
■ 反体制派にトルコ国内での活動を容認 トルコ政府は、アサド政権に対して何をしようとし、また何が出来るのだろう?以下のことが明らかだ。 トルコ政府が、政権交代を進めるために、軍事作戦によってシリアに介入することは話にもならない。 他方で、政権に敵対する政治グループがトルコで活動することについては、トルコ政府は柔軟な態度を とっている。この態度の裏には、シリアの将来にトルコが関わるつもりであること、同時にこの地域に おけるトルコのプレゼンスを高めようとする試みが横たわっていると容易に読み解ける。 ■ 緩衝地帯を構築するシナリオ トルコ政府は、シリアの政権交代のために軍を使用しないだろう。しかしながら、これには2つの例外 がある。一つ目の例外は、1991年の湾岸戦争において、イラクのクルド人達が国境を越えた時のように、 集団難民という場面に直面した時である。トルコは、トルコ領内に第二の難民の波が押し寄せることを 望んでいない。数十万のシリア人がトルコ国境にむかって脱出しようとする状況が生じた場合、トルコ は軍をシリアへと越境させ、国境沿いに緩衝地帯を構築するだろう。この活動には、国連決議を必要 としないだろう。ここでの目的は、シリア人達を自身の国土の中に落ち着かせることである。 ■ 国連決議によるシナリオ もう一つのシナリオは、シリアの政権が大虐殺を企てた場合、人道的目的からこれを阻止する対策が 講じられることである。この場合、国際連合安全保障理事会の決議を条件に、トルコは国際社会の 責任ある構成員として、この問題で編成される多国籍軍に参加するだろう。この2つのシナリオに 関する計画は準備が整っている。 ■ 経済制裁は有効である トルコ政府は、現段階で、シリアに適用された国際的な経済制裁の効果が出始めているとの見解を 示している。シリア国内の通商と経済活動を牛耳っている層が、アサド政権の重要な支持層の1つ であることを踏まえれば、この層から不満が出始めていることが、政権崩壊を勢いづける傾向である と見ている。
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/23(水) 00:31:59.12 ID:nxxbsIIX
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/23(水) 00:32:30.01 ID:nxxbsIIX
466 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/23(水) 04:13:32.45 ID:nxxbsIIX
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/24(木) 23:03:25.46 ID:koRNcJwC
クルド人虐殺を謝罪=30年代に1万3000人超−トルコ首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011112400067 【エルサレム時事】トルコのエルドアン首相は23日、テレビ演説の中で、1930年代後半に東部デルシム(現トゥンジェリ)で発生した同国軍によるクルド人大量殺害について、初めて公式に謝罪した。
「国家を代表する謝罪が必要なら、私が謝罪する」と述べた。AFP通信が伝えた。
自治などを求めたデルシムのクルド人に対し、トルコ政府は1936〜39年にかけて軍事作戦を展開。1万3800人が殺害されたという。
これ以降、トルコ国内のクルド人民族運動は、80年代に反政府武装組織クルド労働者党(PKK)が台頭するまで下火になった。
エルドアン首相は、デルシムで軍事作戦を行ったのは、当時一党独裁体制を敷いていた共和民主党(CHP)だと述べ、現在は野党の同党を非難した。(2011/11/24-06:33)
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/26(土) 01:22:17.75 ID:gFDFwQwM
エジプトの新暫定首相にガンズーリ氏 大規模デモ呼びかけ 事態収束は不透明
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111125/mds11112523240007-n1.htm 【カイロ=大内清】即時の民政移管を求めるデモが続くエジプトで全権を掌握する軍最高評議会は24日夜、辞任したシャラフ暫定首相の後任としてムバラク前政権時代に首相を務めた、カマール・ガンズーリ氏に組閣を要請、同氏もこれを受諾した。
ただ、25日にはイスラム教の金曜礼拝後に全国的な「反軍政」デモが呼びかけられており、新暫定首相の任命で事態が収束に向かうかはなおも不透明な状況だ。
ガンズーリ氏は1996年から99年にかけて首相を務めた。今年1月に大規模な反政府デモが発生してからはムバラク前大統領に対して批判的な立場をとったことから、一部には次期大統領に推す声も出ていた。
最高評議会としては、実務経験が豊富で、かつデモ隊からも受け入れられやすい人物とみてガンズーリ氏に白羽の矢を立てたものとみられる。
最高評議会は、今月28日から始まる人民議会(下院に相当)は予定通り実施するとしており、近く発足するガンズーリ新内閣にとってはデモに対応しつつ議会選を無事に乗り切ることが当面の課題となる。
また、エジプトでは前政権崩壊後、主要な外貨収入源である観光産業の落ち込みなどから経済の混乱が続き、国際通貨基金(IMF)などからの融資受け入れの必要性が指摘されている。
ガンズーリ氏は首相在任中に世界銀行やIMFとの関係強化に力を入れた経済通とされるだけに、経済・財政面での手腕への期待も大きい。
首都カイロ中心部タハリール広場では24日深夜から25日にかけて数千人のデモ隊がとどまり、最高評議会トップ、タンタウィ議長の即時辞任などを要求。19日から続く治安部隊との衝突での死者は約40人、負傷者は2千人を超えている。
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/27(日) 02:24:00.60 ID:Nq7OSISi
シリア:アメリカは空母を展開、NATOは戦争準備 11月25日 by Vladimir Fedoruk
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=27850 原子力空母ジョージ・ブッシュはペルシャ湾からシリア方面に展開中である。
この空母は48機の戦闘機を含む70機の航空機を搭載できる。
専門家らはシリア領海付近の動きについて、悲観的なものと比較的に穏便な展望の両方を持っている。
ロシア政治情勢分析センターのマキシム・ミナイェフは以下のように語っている:
「これはシリアに対する軍事作戦の準備である。これらの動きはNATOの艦隊がリビア沖合に集結した
時の動きと似ていることを思い出させる。アメリカは中東と北アフリカでの革命騒ぎからできるだけ多くの
利益を引き出そうとしている。このことを考慮すれば、国連の制裁決議が無くとも軍事介入を始めるかも
しれない。それで今、NATOの最初の分遣隊がシリアの沿岸に向かっているのを目撃しているのだ」
陸軍大学の東洋研究の専門家であるオレグ・クラコフは、そんなに緊急的なものとは感じていない。
「空母艦隊を向かわせたことは脅しと言う面が強い。この海域に戦力を高め、政治的な脅しを強めて
いることは疑いない。軍事的プレッシャーを掛けることで外交面での交渉を進めることが考えられている。
だからこういったことがすぐ軍事介入するということを意味するわけではない」と言う。
民主党政権が決めたアフガンより危険な南スーダンへの自衛隊PKO派遣
>派遣理由は日本の国益ではなく、韓国人の国連事務総長に依頼されたからですか?
国民に碌な説明もなく、PKO派遣5原則も無視して、拳銃・ライフル程度の小火器のみで、
武器使用基準も緩めず約400人規模の自衛隊(施設科)を派遣することになりました。
イラク派遣で批判していたマスゴミは、さらに問題だらけの南スーダン派遣には批判しないダブスタを発揮。
すでに施設科はハイチ派遣によって手が一杯です。
民主党が要望するように南スーダン400人近い規模の派遣だと
ハイチのあとに南スーダンに休みなく派遣に。
自衛隊は命令すれば無尽蔵に人的資源を投入できる物理法則を無視した魔法の打ち出の小槌ではありません。
【南スーダン】 スーダン軍、南スーダン北部の難民キャンプを空爆 [11/11]
現地難民キャンプはスーダン軍によって無差別爆撃。所属不明な武装勢力による国境を越えての襲撃事件も多発。
上空を飛行する戦闘機から見れば難民キャンプも自衛隊宿営予定地も距離的に大差ない場所。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1321010765/ 空輸のみ、補給困難で雨季になって空港が使えなくなれば脱出も困難。自衛隊の反対を押し切り民主党政権が命じた平成のインパール作戦。
http://www.k ○amiura.com/w○hatsnew/continues_1106.html
豊かな南部独立でスーダンの未来は無い。軍と国民の不満は大きいなか、国際圧力によって独立を認めたスーダン政府は必死に言論弾圧
ttp://www.sa ○nkeibiz.jp/co○mpliance/news/11○1116/cpd11○11160503003-n1.htm
敵支配地域内でのゲリラ戦は長けているけど、侵攻を正面から阻止する正規軍としての能力は乏しい南スーダン軍
ttp://www.a ○sahi.com/inte○rnational/update/11○24/TKY2○01111240584.html
外国に陸軍を派遣するときは危険度に比例して最高指揮官(自衛隊最高指揮官は野田首相)からの丁寧かつ明快な説明が必要。
これを怠ると民主主義国家の根本である文民統制(シビリアンコントロール)の崩壊。
侵攻してくる可能性があるスーダン軍は中国製99式戦車、射程200kmのWS2多連装ロケット、MiG29戦闘機など装備
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1322223454/101-n
472 :
帝徒=繪璃奈 :2011/11/28(月) 09:14:54.97 ID:RWlI71xN
検索エンジンのグーグルだけが世界に認められました。『インターネットテレビ』プラス『朝鮮総連』や『人質』を一緒に検索してみよう。必ず、検索キーワードは頭に『インターネットテレビ』プラス。お勧めの+キーワードは『少頭劣一族』『ハッキング』『電気』『がいし』。
確信の揺らぎ―シリア、アラブとトルコの間で 2011年11月21日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/330931 シリアはアラブ諸国連盟のイニシアチブへの対応に失敗した。
連盟はその実施能力を持たない手続きを実行しなければならない。
連盟はシリアに経済制裁を下すと脅した。しかし誰もこの脅しを解釈することが出来ない。
アラブのシリアへの経済制裁は実際は闇取引であり、この代価は、治安状況のために
燃料と食糧不足にあえぐシリア国民が払うのである。
シリア反体制派とアラブ連盟の間には偽りがある。もし国際的介入がなければ、
皆が現在の状況は数年続くと知っているにも関わらず、さらに、アラブ連盟は国際組織を
使うことにヒントを得ているにも関わらず、外国の介入を全面的に否定する。介入なしには
シリアの危機は解決しない、しかしこの道のりの途中で止まってしまうのは愚かである。
アラブ連盟は実行できない理想は語るべきではない。連盟は、その強いイニシアチブに
執着すべきである。解決への移行には不明瞭さは避けねばならない。国際社会との解決を
めぐっての相談の開始は、シリア危機の調整においてアラブの効果的な役割を保証する。
この方向で動くことなしには、アラブ連盟に外部からの操られている、という(と信じられて
いるわけであるが)嫌疑がかかる。
西側のいくつかの国々と、トルコ、およびイランは、そして、ロシアでさえ、シリアの状況が
内戦へと滑り落ちていることを語り始めた。そして、緩衝地帯設置もしくは飛行禁止区域の
設定への手続きも辞さないような、警告を含んだ態度も示された。連盟はそのイニシアチブ
に袋小路で「待ち」をかけ、シリアへのアクセスを許す戸口へと移行し始めた。
おそらくシリアへの介入の形は異なるであろう、しかし、決定的にその時はやってくるのである。
トルコはNATOの代わりになるであろう、しかし、青信号になるのを待っているのである。
つまり、イラクでイランの優越を許したように、アラブがトルコをシリアという土俵で単独に
させるようにするのを。誰もアラブにシリア国境に兵を集めよとは要求しない。トルコが実行の
用意のあるその役割を、アラブが演じることが求められているのである。
PKK、12年ぶりにシリアでキャンプ設営 2011年11月24日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=1205735&title=pkk-12-yil-sonra-suriyede-kamp-kurdu トルコの軍事行動により窮地に立たされているテロ組織PKKは、シリアに待望の隠れ家を見つけた模様だ。
トルコ政府と緊張状態にあるシリア政府はPKK(クルディスタン労働者党)に対し再び大きなキャンプ設置の
許可を与えた。反体制派を支持しないという点で、シリアの諜報機関と同意したPKKの新しいキャンプは、
シャンル・ウルファ県ジェイランプナル郡の南に位置するレスル・アユン地方にある。150人の集団が暮らす
キャンプには、トルク空軍の作戦で死亡したKCK(クルディスタン社会連合トルコ議会)のメンバーで、
「ルステム・ジュディ」というコードネームで知られるルステム・バイラムの名前がつけられた。
情報によると、テロリストはここで軍事、政治教育を受けているという。
北イラクにおける空爆で打撃をうけたたPKKが、軍事部門をここに移そうとしているという情報を受け、
シリア国境線でのトルコの守備体制が強化された。陸軍司令官ハイリ・クヴルクオール大将は先日、
他の司令官らとともにシャンル・ウルファへ行き、シリア国境を守る軍の部隊を視察した。
夜間の監視目的で、サーモカメラが国境の部隊へ配置される一方、24時間の継続的監視が指示された。
PKKがシリアに設営したキャンプのリーダーは、トルコで最近行われた流血の全テロの首謀者であるとされ、
現在ザップ地域に潜伏しているとみられるフセイン・フェフマンの側近である。
フセイン・フェフマンはシリア国籍で「バホズ・エルダル」というコードネームをもつ。
シリアは、PKKが結成された1978年からアブドゥッラー・オジャランが国外追放された1999年までの間、
この組織に対しあらゆる種類の支援をしてきた。
国連総会が非難したシリアにおいて、暴力がやまない。政権につながりをもつ勢力が昨日国内で行った
軍事行動により、少なくとも28人が死亡した。そのうちの4人は学校の近くにいた子供たちであった。
また、抗議運動に参加した12歳の子供も犠牲者の中に含んでいたことが明らかにされた。
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/29(火) 00:43:41.51 ID:dM+prgFC
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/29(火) 00:44:45.91 ID:dM+prgFC
【外交】 「イラン国民と日本国民は、歴史的に共通点を持ち、深い絆で結ばれている」とイラン国会議長、日本の新参議院議長に祝辞
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1322110189/ > 40 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/11/24(木) 14:20:19.60 ID:lgW72P770
> ペルシャ語で「ちゃらんぽらん」のことを「チャランパラン」と言う。
> 「部屋」の事を「オターク」と言う。「リカちゃん」とかの「ちゃん」を
> ペルシャ語でも「チャン」と言い、「リカちゃん」は「リカチャン」と発音する。
> 「種」のことを「ダネ」と言う。日本では寿司の米の事を「シャリ」と言うが
> ペルシャ語では「田園」の事を「シャリ」と言う。
あ薔荼悲畳紗織か あ薔荼悲畳紗織か あ薔荼悲畳紗織か 本当にh抜かねらや和末亜ぬやわー。呂な日ぬたに雪見様基地機だに言わん波やぬ針、和マヌやわ。 ?leはスク阿智眉夏阿智味ゃらっつぁsな玉置生君か巻きやす湯近間か幕マカ様話チアな湯な比喩てぬそな粉屋な。 巻き右間側沼かいまな体にゃ街化しは山に釜釜釜は可否ら味様様に間は酒屋あや位ユアや草や可否アラ玉さ並木間釜様方マサ隊ユアや穴藤間様に打ち返される。 樓魔寧文へ真帆斃瑜も聾?を禰伊れ偉ぷ武万葉其方を砂魑ね地魏とぞ廻れ倭嶺、あ蘭魔廼擢と他部釜无劣不ぞ哈密き貯寸那致?く釜奴辺戸は善魔慈魔梨た魃厦亜に嘉羅汰鬼戦弥踏み縷魔荼父母夛め都莉鎖圖師苑て魘巍衛恵る木歩雨他琉偉な。 愛がなら浜な沙汰は姉ライや高谷伽耶。新たの白湯????????っら???????やな。でもちょっとトゥルリンゲていてもブワジュギ〜 ぬら彩奈棚しまさタサ裏や鮎なさやさならアラleは沙汰またさやな白湯'çaõ白湯穴や否熱美優沼アヤあり得な島さへありタラ荒尾や生は馬•?。 原油話庵は兄エア他沙汰し、はリオ無はアラ日は金原荒谷暢気久皮膚さ八幡は逢たは場に棚あり荒畑は差は間様かなあ谷田八幡的たえ。觧? また硬い粥ぬんん無鮎泡アマ泡川かを乾き、話なユダヤな罠間様やSIM絢爛たる鬨ッ=田畑腹たる多羅について舞まあ身釜か湯屋にかやかも又マカや何もかもハマスやな。
478 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/30(水) 06:20:43.72 ID:6Qv0mfGu
米パ関係の悪化と英イ関係の悪化はペアだね。 米パはNATOの誤爆。 英イは英米加の対イラン追加制裁。
479 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/30(水) 06:24:41.46 ID:6Qv0mfGu
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/30(水) 06:25:17.64 ID:6Qv0mfGu
481 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/30(水) 06:37:50.25 ID:6Qv0mfGu
ラシュディの「悪魔の詩」とか懐かしいなあ
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/30(水) 07:23:59.29 ID:6Qv0mfGu
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/30(水) 07:41:21.71 ID:6Qv0mfGu
エジプト議会選 聖も世俗も民主化へ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2011113002000016.html 中東の大国エジプトで人民議会選挙が始まった。ことし二月の民衆革命が勝ち取った成果だ。軍の不介入はもちろん、民主化という大目標に向かってイスラム組織も世俗派も力を合わせてほしい。
人民議会は下院に相当し定数五〇八。立法権をもち、国家政策や経済計画を承認する。
選挙の注目点は三つある。
一つ目は、軍が政治に介入しないことだ。今回の選挙で生まれる議会は新憲法の制定にかかわる役目を負う。公平と公正が何よりも必要だ。
選挙の直前、暫定統治中の軍政が軍事予算の聖域化やある種の拒否権を唱えたことは、国民に大きな失望と不信をもたらした。
軍が国の経済活動に大きな部分を占めるとはいえ、利権・特権の温存はムバラク前政権を引きずることになる。カイロのタハリール広場に怒れる若者らが押し寄せたのも当然だった。軍には信頼をつなぎ留める努力を求めたい。
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/30(水) 07:41:32.63 ID:6Qv0mfGu
二つ目は、宗教勢力、世俗勢力という色分けや対立を超えた選挙であってほしいということ。 国内最大の宗教勢力、イスラム原理主義組織のムスリム同胞団は、半世紀前のナセル革命の後、非合法化された。同胞団とナセルの権力闘争の果てだった。以降、同胞団は強大であるだけに徹底的に弾圧され、エジプトの社会構造は不自然な二重構造となっていた。 世論調査などからは、同胞団系の政党が議会第一党になるとみられている。過半数には届かず、ほかの世俗勢力の政党と連立を組むとの予測も出ている。 他方、広場の若者グループには軍や同胞団への反発から選挙ボイコットを叫ぶ者もいる。それぞれに考えの差はあるにせよ、多くの民衆は今度の選挙の投票に初の“自由”を感じているという。過去の選挙は何も変えなかったのだから。 選挙を通じて、エジプト社会の実際の多様性が反映されることが大事なのだ。 三つ目は、私たちも考えたいことだ。人口八千万を擁するエジプトは今もアラブの盟主である。その国の民主化の行方と成否がこの地域の安定と繁栄に密接であることは疑いない。 イスラムの政治参加は地域を不安定にするのでなく、イスラムを含む民主化こそが地域の安定と繁栄をもたらすと考えるべきである。中東和平もその中にある。 選挙は国内を三つに分け一月まで続く。この間にイスラムへの偏見が解かれていくことを願う。
イランの首都テヘランにあるイギリス大使館が襲撃されたが、写真で見る限り、 相当激しいもののようだ。この事件はかつて起こったアメリカ大使館乱入と、 その後の長期間に渡る占拠事件を髣髴させるものだ。 だが、今回の場合は、全く逆のことを狙っている可能性がある。 それは大衆による、政府に対する抗議行動の一形態ではないかということだ。
486 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/01(木) 01:45:14.51 ID:3N0jVbYZ
イランの内政がいいとは思わないけど、 それ以前に、イランやパキスタンが置かれている状態、 年中、制裁だの、誤爆だの、国家の主権が侵害されている状態も問題だと思う。
487 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/01(木) 01:45:46.19 ID:3N0jVbYZ
488 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/01(木) 01:46:47.61 ID:3N0jVbYZ
不安視されていたエジプトの選挙がうまくいけば、 イスラム諸国全体にとっても一つの契機になる。
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/01(木) 01:47:10.85 ID:3N0jVbYZ
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/01(木) 01:47:35.37 ID:3N0jVbYZ
491 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/01(木) 01:49:25.92 ID:3N0jVbYZ
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/01(木) 01:51:38.75 ID:3N0jVbYZ
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/01(木) 04:35:31.01 ID:3N0jVbYZ
英国:イランに大使館閉鎖命令 外交官退去も…襲撃に報復
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20111201k0000m030104000c.html 【ロンドン笠原敏彦】英政府は30日、テヘランの英国大使館襲撃事件への報復措置として、駐英イラン代理大使に対し、
在英イラン大使館の即時閉鎖と外交官全員の48時間以内の国外退去を命じた。英政府はまた、テヘランの英大使館を閉鎖し、
外交官全員を国外退去させた。両国大使館の閉鎖に伴い、英・イラン関係は「最低レベル」に縮小され、緊迫した事態になった。
ヘイグ英外相が議会で明らかにした。外相は、襲撃事件の中心となった民兵組織「バシジ」を「イラン体制の一翼が動かす組織」だと指摘し、
「襲撃が体制の同意なしに行われたと考えるのは空想だ」とイランを厳しく糾弾。
「事件が外交官の保護を定めたウィーン条約違反であることは世界の誰にとっても明白である」と述べた。
ヘイグ外相は、サレヒ・イラン外相に電話し「最も強い言葉」で抗議したという。
一方で、ヘイグ外相は今回の措置について「外交関係の完全な断絶ではない。両国の関係を最低レベルに低下させる行動だ」と説明。
外交関係を維持するのが「好ましい」理由として、イラン核開発や人権問題などで両国の代表が交渉する必要性を挙げた。
ヘイグ外相によると、30日に始まる欧州連合(EU)外相会議は、襲撃事件や核開発問題でイランへの「追加措置」を検討する。
英国とイランは79年2月にイランでイスラム革命が起きて以来、関係悪化と修復を繰り返してきた。
米国はイスラム革命後の79年11月の米国大使館占拠人質事件を受け、80年4月からイランとの国交を断絶している。
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/01(木) 04:36:31.50 ID:3N0jVbYZ
襲撃=真珠湾だなこりゃ 核施設どかーんが、攻撃によるものなら イランが攻撃によるものではなさそうと否定するのは、何故だろう? そしてそれに連動したかのような昨夜の為替と株式、、最高に臭うぜ
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/02(金) 00:55:08.46 ID:6BYnfd5o
襲われた英大使館は首都テヘランの一等地
http://www.47news.jp/47topics/premium/e/223054.php イランの首都テヘランで11月29日、核問題をめぐってイランへの制裁を強化した英国の大使館と関連施設を数百人の学生らが襲い、一部は敷地内に侵入して乱暴狼藉を働いた。
英国は自国外交官をイランから引き揚げ、英国駐在イラン外交官の国外追放を決めた。イランをめぐる緊張が高まっている。
制裁強化を主導したのは英国ではなく米国なのだけれど、なんでそっちの方は襲われなかったのか、というと、米国はイランと断交中で大使館は閉鎖されているからだ。
テヘランの英国大使館は市内の中心部にあり、周辺は狭い道や路地が複雑に入り組んでいる。そこに割り込むように高い塀に囲まれた一角があって、その中に大使館がある。
記事では「関連施設」と書かれているが、市内北部のお屋敷町にも広大な敷地があり、大使館員や関係者の居住用地(コンパウンド)になっている。
テヘラン在勤中に関係者を尋ねて入ったことがある。塀の外とは別世界の風景が広がっていた。
ソ連(今はロシア)大使館のコンパウンドも高い塀の内側に白樺林があり、小川が流れ、すれ違う女性は髪を隠さず、異空間にワープした気分だった。
英国やロシアが、テヘランの一等地に広大な大使館用地を保有しているのは、19世紀末から前世紀初頭の帝国主義の時代、この2カ国を始めとする欧州列強がイランにおいて大きな権益を保有していた名残りである。
例えば英国。1872年、英ロイター通信社の創設者、ジュリウス・ロイターはイラン全土で路面電車と鉄道線路を敷設する独占的権利、国営銀行を創立して経営する権利、森林・鉱物資源を独占的に処分する権利を入手した。
ロシアが介入して取り決めが撤回されると、ロイターは契約書に基づいて莫大な違約金を受け取り、何もしないことで得たその金でイラン国立銀行の経営を支配できるだけの株式を購入した。こんなことが他にも無数に繰り返された。
英国とロシアとはイランを舞台に角突き合わせた。第2次大戦後の東西冷戦時代、石油資源の国有化をめぐって民族派と王制派とが対立すると、米国は王制派を支援してイランの内政に干渉した。
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/02(金) 00:55:22.01 ID:6BYnfd5o
1979年のイラン・イスラム革命で王制は倒れるのだが、王制打倒で一致していた革命諸党派は血で血を洗う内部抗争を繰り返し、結局シーア派イスラム教原理主義集団が権力を掌握する。 イラン国民を最大公約数でまとめあげられる組織と国家理念とを曲がりながらも備えていたのは反米、反英、反イスラエルのイスラム原理主義しかなかったからである。 翌年8月、隣国イラクが、イランに侵攻する。米国はサダム・フセイン大統領のイラクを支援した。イランの反米、反西欧感情はいや増した。 それから30年。イランと米英との対立の構図に大きな変化はない。この間、イランの秘密核開発計画が発覚し、核問題をめぐる対立が際立ってきた。 国連安保理が数回、制裁決議を採択。最近では11月初め、イランが核兵器製造に向けた実験を行ってきたとの報告を国際原子力機関(IAEA)がまとめ、米英、カナダが制裁をさらに強化した。 今回の大使館襲撃はこの制裁強化に反応した。 制裁は表の動き。裏の動きも見逃せない。11月中旬、イスラム革命防衛隊の軍事基地が爆破され、長距離ミサイル開発の責任者を含む17人が死んだ。 一年ばかり前には、テヘラン市内で核科学者が乗っていた車に爆弾を取り付けられて爆死した。ほぼ同時刻に市内の別の場所でも核開発関係者が爆弾テロに遭い、重傷を負った。 この春には核開発用コンピューターシステムにウイルスが侵入。イランの核開発を1年ないし2年遅らせる打撃を与えた。 米国とイスラエルが協力して対イラン隠密サイバー戦争を進めていることは公然の秘密だ(ニューヨーク・タイムズ電子版)。同じようなことはイラン側もきっとやっているだろう。 唯一の被爆国として、われわれ日本人は核兵器の開発、保有、使用は絶対にこれを許すことは出来ない。イランが核兵器開発を進めているのだとしたらこれも絶対に見過ごせない。 同時に欧米諸国の対イラン外交失敗のつけを払わされるのもごめんである。
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/02(金) 01:10:19.14 ID:6BYnfd5o
イラン情勢 身動きとれぬ日本
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111201/plc11120121570014-n1.htm 対イラン包囲網を強める欧州に対し、日本政府は「遺憾」の意を表明するにとどまっている。
イランが伝統的な親日国家であることに加え、原油輸入量の約1割を依存していることが背景にあるが、核兵器開発疑惑への懸念を深める国際社会との対応に違いが浮き彫りになっている。
藤村修官房長官は1日の記者会見で「大変、遺憾な事態だ。イランに対する制裁を外務省で検討している」と述べた。だが、省内からは「まだ頭の体操レベルだ」との声が漏れる。
フランスのサルコジ大統領は先週、野田佳彦首相に石油輸入停止などを求める書簡を送ったが、政府は要請に応えていない。外務省幹部は「エネルギー外交上、重要な位置付けにあるイランと信頼関係を崩すわけにはいかない」と語る。
経済産業省によると、平成22年のイランからの原油輸入量は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦などに次ぎ4番目。1979(昭和54)年のイラン革命以降も日本は友好関係を維持してきた。
山口壮外務副大臣は1日の記者会見で「イランについて気になっている国はあるが、日本とそういう国が同じベクトルかといえば少し違う」と語った。
イスラムって 全てが悲惨だよな
500 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/02(金) 07:38:04.40 ID:6BYnfd5o
イラン:英国大使館襲撃事件 反大統領派が存在感誇示
http://mainichi.jp/select/world/news/20111202k0000m030070000c.html 【テヘラン鵜塚健】イランのテヘランで先月29日に起きた英国大使館襲撃事件を巡る国際社会の非難に対し、アフマディネジャド大統領が沈黙を続ける中、
ラリジャニ国会議長を頂点とする反大統領派が強硬発言を繰り返し、国内での存在感を誇示している。今回の事件を「反大統領派の画策」とする見方が浮上しており、事件の背景には、国内の苛烈な権力闘争が反映されている可能性がある。
「(民兵組織バシジに所属する)学生たちの怒りは、数十年にわたるイランに対する英国の帝国主義的な態度の結果だ。国民の(反英)意識を象徴した行動でもある」。
革命防衛隊系ファルス通信によると、ラリジャニ国会議長は30日、英国を非難し、襲撃事件への謝罪はなかった。
対外強硬姿勢で知られる宗教指導者アフマド・ハタミ師も30日、「英国は常にイランに対する陰謀に関与してきた」と批判した。
反大統領派とみられる女性国会議員、エラヒアン氏は「(今回の事件は)英国のたくらみに対する学生たちの復讐(ふくしゅう)だ。今後も圧力や制裁に黙っていない」と襲撃者を擁護した。
だが、政界での影響力を低下させているアフマディネジャド大統領は事件後、発言を控えている。
大統領の権限が強いイラン外務省は事件直後に「受け入れ難い行為で遺憾だ」とする声明を出し、襲撃者の行動を非難した。しかし、その後反大統領派の強硬発言が相次ぎ、かき消された格好だ。
イランの政権を握る保守派内では、来年3月の国会議員選挙、13年の次期大統領選に向け、内部の主導権争いが激化している。
先月下旬には大統領顧問の一人が当局に一時拘束(直後に釈放)される事件があり、反大統領派の影響下にある司法当局の「攻撃」との見方が強まった。
イランの対外強硬姿勢は、国内の主導権争奪のための手段にすぎないとの見方があり、今回の事件についても「反大統領派が影響力を誇示するために仕組んだもの」(米メディアに勤務するイラン人記者)との指摘も出ている。
リビア新政府:シリアに600人の兵士を侵入させる RT
http://rt.com/news/libya-syria-fighters-smuggled-475/ リビア政府はカダフィ政権打倒に成功した体験をシリアでも行おうとしているようだ。
アサド政権に対抗する武装勢力支援で600人の兵士をシリア領内に侵入させた、と報じられた。
この兵士らは自由シリア軍という、シリア政府に対する攻撃を行っている武装勢力に合流した、
とエジプトのアル・ライ・アル・アラビ新聞サイトが報じている。この報道では、この兵士らは
トルコ国境からシリアに侵入したという。
この侵入行動はリビア国民評議会(NTC)議長であるムスタファ・アブドゥル・ジャリル氏の
合意の下で行われた。NTCはこの動きに志願者が参加することを歓迎していると言われている。
イギリスのメディアは11月25日、イスタンブールでこのNTC側とシリアの武装勢力との間で
秘密会談が持たれたと報じた。このリビアの新しい統治者は武器、資金、兵士をシリアに送る
ことを約束したと報じられている。バシャール・アサド政府は繰り返し、外国勢力が武装勢力と
武器をシリアに送っているため暴力が拡大していると非難してきていた。
リビア人は多くの武器を所持し続けている。これは内乱時に、軍事施設から奪ったり、
密輸したり、NATOあるいはカタールなどの国からの支給品として受け取ったものである。
リビアのNTCはこのかつての反乱者から武器を取り上げることができずにいる。
彼らは自分自身を守るためにも、あるいは生活のために武器を所有し続けたがっているのだ。
11月に、リビアの首都のトリポリで、反乱者らの大衆デモが行われた。彼らはNTCに対して
賃金の支払いを要求している。中には要求が満たされねば、カダフィ政権を倒したように
新政権も打倒するぞと、この新しい政府の転覆を公言する者もいた。
したがってNTCにとって、失業した血の気の多い若者らが武器と一緒に他国へ行くことは
望ましいことかもしれない。しかしシリア政府はこれらの者たちを傭兵と見るであろう。
トルコ政府は国連安保理の制裁決議がなければ不可能である全面的な軍事作戦の代わりに、
この兵士らを自国内に抱え込むことにした。
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/04(日) 06:06:01.90 ID:IpMqao6I
同盟か石油か 米、イラン産原油輸入削減要請 日米関係に新たな火種
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111202/plc11120223470015-n1.htm コーエン米財務次官は1日、上院外交委員会の公聴会で証言し、イランの核開発問題やテヘランの英国大使館乱入事件を受け、
イランからの原油輸入の削減を日本や欧州など「緊密な同盟国」に求めていく意向を明らかにした。
日本は原油輸入の1割をイランに依存しており、削減は避けたいのが本音だが、要請を拒否すれば日米関係の新たな火種になりかねない。日米同盟か、石油か−。日本政府は苦悩している。
日本のイランからの原油輸入量は昨年、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールに次いで4番目と上位だ。イランは伝統的な親日国で、1979年のイラン革命以降、米国が国交を断絶する中、日本は友好関係を維持してきた経緯もある。
フランスのサルコジ大統領が先週、野田佳彦首相に原油輸入停止などを求める書簡を送ったが、日本政府は要請に応えていない。だが、要請元が米国となると事情は異なる。
要請に応えなかった場合、ただでさえ米軍普天間飛行場の移設問題でギクシャクしがちな日米関係がさらに不安定なものになりかねない。米国は同じ核問題でも北朝鮮とイランでは日本の対応が異なると不満をもらしたことがある。
外務省幹部は「米国の要請は傾聴に値するが、どの程度の削減を要請してくるのか…。イランも外交上、大事な国だ」と気をもんでいる。
玄葉光一郎外相は2日の記者会見で「平和的に解決する努力を日本が行う必要がある」と述べたものの、具体策は触れずじまいだった。対応を先延ばしすれば、欧米からの批判が強まることが予想される。(坂井広志、ワシントン 犬塚陽介)
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/04(日) 08:40:47.98 ID:IpMqao6I
「中南米の春」か
中南米カリブ海33か国、米と加を除き新機構
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111203-OYT1T00638.htm 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】中南米とカリブ海の33か国で構成する新たな地域機構「中南米カリブ海諸国共同体」を創設する首脳会議が2日、ベネズエラのカラカスで開かれ、米州のうち米国とカナダを除外した新機構が発足した。
ベネズエラのチャベス大統領やキューバのラウル・カストロ国家評議会議長ら「反米」の指導者は、新機構を、米国が主導しキューバを事実上追放している米州機構(OAS)に対抗する組織と位置づけている。
ロイター通信などによると、会議を主催したチャベス大統領は記者団に、「OASは米国に操られてきた。新機構はいずれOASに取って代わる」と強調した。
一方、米国との関係悪化を望まない穏健路線の首脳たちは「米国抜き」を強調することを避けている。メキシコのカルデロン大統領は2日の演説で、「調和と繁栄を目指そう」と述べるにとどまった。
シリアとロシア:機関の間のハイレベル調整。リビア戦闘員やトルコの動きの情報の付与 2011年12月01日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20111202_133016.pdf シリアがその戦略的、基本的要因から来る同国危機に対するアラブ当局とのやりとりに於いてみせる
「冷淡さ」は、ロシアの、シリア政治的指導権への絶対的な支援から来るものである。
ダマスカスの外交筋が本誌に述べるところによれば、「シリア危機の勃発数週間後にロシアの上級
代表団がダマスカスに入り、シリア指導部と会談した。ロシアのシリア指導部への発言の中で顕著な
ものは、地域問題レベルにおいては、どんなに単純であっても、いかなる政治的譲歩も補償や回復の
可能性はなく、譲歩はシリア当局の全体的状況の弱さを反映するものであり、ひいては更なる譲歩も
行わねばならないであろう、というものであった。」
外交筋はまた、ロシア代表団は、ロシア当局からのメッセージを伝えたが、それによるとシリア当局は
国内政治問題と地域、国際政治問題を区別せねばならないとし、さらに国内政治改革の問題は、
国外危機管理とは全く異なるものであるとした。外交筋はさらに、シリアにおける政権指導部がロシア
軍機関がシリアを手放すことの不可能な、戦略的、地理的、政治的同盟国とみなしていることを強調した
レポートを受け、シリア当局はこの支援国ロシアの戦略データを基礎に画策を始めた、と続けた。
また、外交筋は、以下のように強調した:
情報の調整、諜報、交換はシリアとロシアの上級レベルで行われた。ロシアの機関は、リビアの
戦闘員たちが、トルコ南部、シリアとの国境地帯に向かったことをシリア当局に伝えた。
また機関は、リビアの機動部軍事指導者アブドゥル=ハキーム・ビルハッジの名前を漏らした。
彼は、現在トルコに軌道部としてサリーム・アル=アルワーニーの名前で在住し、数百のリビアの
戦闘員をシリア・トルコ国境に差し向けている。
シリア当局は国境沿い20kmを閉鎖地区とし、シリア軍がそこを監視している。しかしさらにロシア
当局は、シリア国境におけるトルコ軍の動きに関する情報をこの数ヶ月流しており、この情報の元に、
シリア当局は軍の複数の部隊を特にイドリブ県北部へと動かした。
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/05(月) 01:56:30.01 ID:8IB1cqv8
アメリカを滅ぼせ
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/05(月) 01:57:50.32 ID:znpoOtZz
■反日韓国大統領は日本に来るな新宿大規模デモ!!☆全国からの参加者大歓迎☆
【開催日時】12/10 (土) (大量拡散希望)
【集合場所】大久保公園 JR新宿西口5分(西口交番を訪ねるとわかりやすいです)
西武新宿線西武新宿駅3分
【集合】14時30分集合 15:00出発
【主催】 ゆうさん(10.15フジテレビ抗議デモ主催者)
【使用旗】旭日旗 日章旗 Z旗
詳しくはコチラ
http://yuh20112525.kagennotuki.com/index.html
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/05(月) 07:38:57.22 ID:js+oZmBh
イスラム勢力得票率65%…エジプト人民議会選
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111204-OYT1T00638.htm 【カイロ=田尾茂樹】エジプト選挙管理委員会は4日、11月28、29両日に行われた人民議会選(下院選、定数498)第1回投票の比例選開票結果を発表した。
地元メディアでも躍進が伝えられていたイスラム勢力の得票率は合計65・3%に上った。
イスラム勢力
穏健派の「自由公正党」 36・6%
超保守派の「ヌール党」 24・4%
穏健派の「ワサト党」 4・3%
世俗派勢力
政党連合「エジプト連合」 13・4%
保守派の「新ワフド党」 7・1%
若者らが結成した政党連合「革命継続同盟」 3・5%
ロシアは3隻の軍艦をシリアに派遣
http://www.thehindu.com/news/international/article2681753.ece 欧米のシリアに対する武器禁輸の要請にも拘わらず、ロシアは対艦ミサイルをシリアに供給した。
ロシアはシリアに対して、ヤホント超音速対艦ミサイルを装備したバスチオンミサイルシステムを
シリアに供給した、と元北方艦隊司令官のヴァチスラブ・ポポフ議員が語った。
2007年の契約で、ロシアは72発のヤホント・ミサイルと共に2基のバスチオンシステムを供給する
ことになっていた。300qの射程を持つファイア・アンド・フォーゲット(撃ちっ放し能力)のヤホントは
インド・ロシア共同開発のブラモス・ミサイルのロシア版である。
違いは、ブラモスはインドのコンピューターと航法システムを使用している点だ。
「この兵器システムはシリアの防衛能力を強化するだろう」と、ポポフは2日インタファックスに語った。
インタファックスにより引用された別の筋は、このロシアのミサイルは「シリアの全沿岸を海上からの
攻撃から防御することができるだろう」と指摘した。
シリアに対する武器禁輸の国連の呼びかけをロシアは拒絶した。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、
このような要請は、シリア政府に対しては武器を禁輸しながらシリア政府に反対する勢力にはしない
点から言って、「不誠実」であると指摘した。
「我々はリビア軍に対して武器禁輸が適用された時、それがどのように作用したか知っている。
反乱勢力側は武器の供給を受けていたし、フランスやカタールなどの国々はそれを公然と認める
ことにやぶさかではなかったのだ」とラブロフ外相は語った。
彼は更に、シリア政府に圧力を掛けるのに、「最後通牒」という言葉を使用することをやめる時であり、
紛争の政治的な解決を求める時だ、と述べた。
来週にはロシアは三隻の軍艦をシリアに向けて派遣する。
アメリカほんとに嫌われてるなw
510 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/06(火) 08:28:15.60 ID:L+DZgsUp
恐怖の大王イスカンダルを持つロシア
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/06(火) 17:31:11.85 ID:L+DZgsUp
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/07(水) 17:49:40.28 ID:0JvAsSAj
シリアで食料価格20%上昇、トルコの経済制裁の影響? 2011年12月03日付 Milliyet紙
http://dunya.milliyet.com.tr/yaptirimlar-suriye-nin-ekonomisini-fena-vurdu/dunya/dunyadetay/04.12.2011/1470773/default.htm 最重要貿易相手国の1つであるトルコも経済制裁を実施したことにより、シリアは深刻な
経済危機に直面した。食料品の価格は20%高騰した。
国際社会が相次いで表明した重い経済制裁によってシリアの経済は停止している。
EU、アラブ連盟、アメリカ合衆国およびトルコが直ちに経済制裁を実施し始めたことによって、
シリア銀行はもっとも基本的な送金すら不可能な状態となり、一方で繊維業者は禁輸措置下の
フセイン時代のイラクの二の舞だとし、「大学教授がタクシー運転手になる」と不満を口にする。
国家経済の最も重要な収入源である観光業の現状は悲惨だ。ホテルの従業員全員が、
アレッポのあるホテルに滞在中のドイツ人旅行者と、最後の記念にと写真を撮影したことに
表象されている。ダマスカスからアブダビの顧客に製品を送れないデザイナーは経済制裁を
「私達を餓死させて大統領を罰するやり方」と言い表した。
将来に関してシリア実業界では2つの異なる見解が有力である。父親のハーフィズ・アサド
時代に国際的な孤立を経験した年配の実業家らはシリアが経済制裁に順応できると主張する
一方、2000年代初頭のバッシャール・アサド大統領の経済を外国に開放する政策のもとで
育った若い実業家らは、それほど冷静ではない。ある専門家は、「社会のダイナミクスは完璧に
変わった。新たな世代は、これまで投機的に小麦をストックしていたが、それを食べるだけでは
すまないだろう」と評価した。
■数字にみる経済崩壊
50%…貿易と投資は50%減少した。
12〜20%…経済は今年12〜20%の間で後退が見込まれている。
22%…失業率は22%に達した。
60億ドル…2010年に60億ドルの収入があった観光業は完璧に停止した。
27万…1日36万8000バレルであった原油生産は27万バレルに減少した。
20億ドル…14の民間銀行から合計20億ドルが引き落とされ、預金額は20%減少した。
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/11(日) 19:35:19.71 ID:qh4AL53k
イランの追加制裁を閣議了解 資産凍結対象を拡大
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111209/plc11120910250008-n1.htm 政府は9日、国際原子力機関(IAEA)が核兵器開発疑惑を指摘したイランに対し、国連安全保障理事会の制裁決議に基づく追加制裁措置を閣議了解した。
すでに実施している資産凍結措置に関し、イランの核活動に関与し得る106団体、1個人を新たに指定した。これまでと合わせると対象は267団体、66個人になる。
また、日本の金融機関について、イラン系の銀行3行との決済などの取引を停止する。対象のイラン系の銀行はこれで20行となる。
米国が要請している原油輸入削減措置は、世界経済への影響や伝統的に友好なイランとの関係を考慮し、盛り込まれなかった。
玄葉光一郎外相は9日午前の記者会見で「国際社会とよく連携して今後の対応について真剣に検討したい」と述べた。
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/11(日) 19:36:38.72 ID:qh4AL53k
これはよく説明したと思うね。 日本と中東の関係は、今後時間をかけてやっていくべきだろう。
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/11(日) 19:47:11.56 ID:qh4AL53k
>>507 穏健派の「自由公正党」
・穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系
・自由公正党は、ムバラク政権時代に弾圧された同国最大のイスラム組織ムスリム同胞団を基盤とする
・「イスラムの精神に基づいた近代的な市民国家づくり」を主張
・キリスト教徒を副党首に据えた「市民政党」の体裁を取り、政治路線は現実主義的とされている
超保守派の「ヌール党」
・厳格なイスラム原理主義政党「光の党」
・光の党は、法制度を全面的にイスラム法とするよう主張
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/12(月) 21:50:02.12 ID:wgKUES35
521 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/13(火) 16:08:54.78 ID:OxtCKk4Q
ピレイ高等弁務官は、シリアでの死者の数が5000人を超え、
拘束や拷問など市民に対する深刻な人権侵害が続いていると説明しました。
こうした状況を受けて、イギリスのライアルグラント国連大使は、
「安保理は8月に弾圧の停止を求める議長声明を採択したが、シリアは4か月間何もしてこなかった。
今こそ安保理が行動を起こすときだ」と述べました。
これに対して、シリアと近い関係にあるロシアのチュルキン国連大使は、
「安保理はすでに必要な対応を取っているのに、安保理の中には政権の転覆を目指している国々がある」
と欧米諸国を批判しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111213/t10014597761000.html 安保理はすでに必要な対応を取っているのに
安保理はすでに必要な対応を取っているのに
安保理はすでに必要な対応を取っているのに
ことし10月、決議案の採決が行われた際、ロシアと中国が拒否権を行使したため採択できず、今後も法的拘束力を持つ決議の採択は容易ではないとみられています。
エジプト、リビア、シリア、イラン、北朝鮮、
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/14(水) 17:45:17.72 ID:RdpP1uNc
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/14(水) 17:46:23.04 ID:RdpP1uNc
イラン閣僚、サウジ皇太子と異例の会談 関係改善を模索か
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE3E6E2E2E08DE3E6E3E0E0E2E3E39790E3E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000 【ドバイ=中西俊裕】イラン外務省は13日、同国のモスレヒ情報相がサウジアラビアのナエフ皇太子と会談したことを明らかにした。
サウジ・イラン関係は、今年に入りイランがサウジと周辺アラブ諸国の内政に介入したとの疑惑が浮上して冷えこんでおり、閣僚級以上の接触は異例。
国際的に孤立するイランがサウジなど湾岸協力会議(GCC)に加盟するアラブ産油国と関係改善を探り始めた可能性がある。
メフマンパラスト・イラン外務省報道官は会談の詳細には触れなかったが「こうした接触や意見交換が2国間の問題や誤解の解消につながり、政治・治安分野での協力を促進する」と語った。
10月にサウジの皇太子になったナエフ氏は内相も兼務しており、治安情報などを担当するモスレヒ氏とサウジやバーレーンなど周辺国での治安維持について話し合った可能性がある。
サウジは今年2月、隣国バーレーンに民主化運動「アラブの春」が波及して同国のイスラム教シーア派民衆がスンニ派の政府を突き上げるデモを起こした際、イランがシーア派を支援したと非難。
最近2度にわたりシーア派系住民が多く住むサウジ東部で武力衝突が発生し死者が出た件でも、サウジは名指しは避けながらもイランの介入があったことを強く示唆していた。
イランは新たな欧米の包括制裁を受け国際的な孤立を深めている。敵対する湾岸アラブの盟主国家サウジに接近し関係を改善することで、窮地から抜け出す糸口をつかみたい考えのようだ。
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/14(水) 17:48:05.00 ID:RdpP1uNc
イラン原油輸入停止回避 米に特例措置要請
政府、追加制裁巡り調整へ
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE3E6E2E3988DE3E6E3E0E0E2E3E39F9FE2E2E2E2 【ワシントン=矢沢俊樹】米議会でイランへの追加制裁の検討が進む状況を踏まえ、日本政府がイランからの原油輸入停止の回避に向け特例措置を米側に要請していることがわかった。
日本の原油輸入量の約1割を占めるイランとの決済取引が制裁により禁じられ、石油輸入が止まる恐れも強まっているためだ。ただ米議会が特例を認めるかは予断を許さず、原油確保や市場への影響を危ぶむ声が広がってきた。
米上院は今月1日、イラン中央銀行を制裁対象とする条項を盛り込んだ「国防授権法案」を賛成100対反対0という圧倒的な支持で可決。
両党協議会での調整を踏まえ月内にも下院でほぼ同じ内容の法案が可決される見通しが強まっている。オバマ大統領に制裁発動の裁量権を認めるかどうかなど細部では詰めも残す。
追加制裁は核開発を続けるイランへの資金還流を止めるのが主な狙い。イラン中銀と原油の決済関係を持つ外国銀行は、米銀とのドル取引が禁じられる。
厳密に適用されると、中銀とつながりがある日本の一部メガバンクが米市場からの撤退を避けるため、イランとの原油取引の決済を事実上止める必要が出てくる。
527 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/14(水) 17:48:17.41 ID:RdpP1uNc
関係筋によると、日本の関係省庁は今週から緊急の対策協議を本格化している。日本政府は在米大使館を通じ、米政府や議会関係者に日本の経済活動を揺るがしかねないと主張。 イランからの大口の原油輸入に影響が及ばないよう特段の配慮を求め始めた。福島第1原子力発電所の事故を受け、足元では石油に依存する火力発電の重要度が増している点も、日本側が対応を急ぐ理由だ。 一部のメガバンク側も制裁が発動される場合に備え、原油輸入の取引を停止するまでに、決済を徐々に圧縮するなどの手法で一定の経過期間を設けるよう求めている。 イランへの追加制裁の機運は、欧米市場などで原油価格を押し上げる要因となってきた。日本、ドイツ、韓国などイランに原油輸入を頼る国のエネルギー政策が揺らげば、世界経済の先行きにも影を落とす。 国内のガソリン高騰なども警戒する米財務省とホワイトハウスは景気悪化時の適用除外の枠組みなども視野に、米議会に慎重な対応を働きかけている。 だが、国際原子力機関(IAEA)が11月にイランの核開発が軍事目的との疑念を認める報告を発表したことなどをきっかけに、米議会ではイランへの圧力を強めるよう求める声が勢いづいている。米政府との調整を踏まえた落としどころはまだ見えていない。
528 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/14(水) 17:50:19.39 ID:RdpP1uNc
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/14(水) 18:05:01.89 ID:RdpP1uNc
イラクは落ち着いてきているのか
530 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/14(水) 18:07:50.03 ID:RdpP1uNc
東京大学教授・山内昌之 トルコの新オスマン外交
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111213/erp11121302540002-n1.htm この10年間、トルコのプラグマチックな「ゼロ・プロブレム」(問題ゼロ)外交は、中東の隣国との良好な政治や通商の関係をもたらした。
しかし、「アラブの春」をめぐって、地域の不安定化を懸念するイスラエルとの関係が悪化しただけでなく、
シリアの民主化運動への遅すぎた支援表明や、地中海キプロス島の分断問題をめぐる欧州連合(EU)との利害対立と並んで、いまゼロ・プロブレム外交が行き詰まっているという観測も寄せられている。
トルコは隣国とのゼロ・プロブレムを合言葉にシリアのアサド体制を支持していたが、いまでは市民への弾圧中止を要求せざるをえなくなった。
イランは、アメリカのイラクやアフガニスタンからの戦略的撤退に乗じて政治的真空を埋めようとしたが、ゼロ・プロブレムを唱えるトルコの「新オスマン外交」の矢が横合いから飛んできた。
EU加盟が難しいトルコは、カスピ海から北アフリカ、バルカンからホルムズ海峡までを扱う新戦略を活発化させ、イランの地域覇権への野望を牽制(けんせい)している。
2002年の現政権発足このかた近隣とのゼロ・プロブレムを追求してきたトルコ外交は、アラブの変動が始まるまで、シリアやリビアの独裁者にも寛容であり、その市民の自由や人権を十分に尊重してきたとはいえない。
しかし、チュニジアやエジプトで変化が生じると、すぐに蜂起した市民の立場を尊重せざるをえなかった。トルコに言わせるなら、アラブの春はゼロ・プロブレム外交の成功例とされる。そこでは自由と民主主義の価値が目指され、一部が達成されたからだというのだ。
531 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/14(水) 18:07:57.57 ID:RdpP1uNc
しかし、こうした見方は国内で穏健なイスラム主義に由来する公正発展党(AKP)政権の基盤を揺るがさないともかぎらない。 AKPが統治するトルコが地域大国として、自国でも完全に達成されていない自由と民主主義の価値観をエジプトやシリアに強制するなら、これは“理念の過剰要求”というものだろう。アラブの春は「トルコの夢」ではないからだ。 トルコのエルドアン首相やダウトオール外相は、本年のAKPの総選挙勝利が北アフリカ、バルカン、中東でも共有されたと語り、これらがいずれもオスマン帝国の領土だった事実を指摘する。 こうした国々へのトルコの投資額は1千億ドルに及んでおり、シリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルバニアではトルコが最大の投資国となっている。 エルドアンの夢は、トルコ憲法を改正して国会よりも大統領の優位を確立する点にあったと伝えられる。これは最近の国民投票によってほぼ達成されたといってもよい。もし彼が次に大統領を志すなら、5年の任期を2回務められる。 いまの首相任期を考慮するなら、理論上は2027年までトルコ政治に君臨できるという説もある。 しかし、内外の人気をよいことに、首相と大統領のポストを仲間内で勝手に交換するなら、ロシアのプーチン首相のように市民の反発を招かないともかぎらない。 アラブ人にトルコ型の民主主義を求めるなら、自らの権力交代についても慎重かつ禁欲的であらねばならない。(やまうち まさゆき)
532 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/15(木) 00:02:20.87 ID:w9rkphqc
533 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/15(木) 01:35:49.00 ID:w9rkphqc
元大統領暗殺犯は「アフガン難民」 パキスタン外相、責任否定
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111214/asi11121417170004-n1.htm パキスタンのカル外相は13日、9月に発生したアフガニスタンのラバニ元大統領の暗殺犯はパキスタンに住むアフガン難民だったとの見方を示し、パキスタン政府に責任はないと強調した。14日付の地元英字紙ドーンが報じた。
アフガンのカルザイ大統領はラバニ氏の暗殺がパキスタン国内で計画されたと主張しているが、パキスタン政府が暗殺について言及したのは初めて。
アフガン情報機関などは、パキスタン政府がタリバンなどイスラム武装勢力を同国内で保護し、
ラバニ氏の暗殺にもタリバンの最高指導者オマル師の下にある意思決定機関「評議会(シューラ)」が関与した証拠があるとしているが、カル外相は上院での質疑応答で「パキスタンは根拠なく責められている」と述べた。(共同)
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/15(木) 01:39:05.75 ID:w9rkphqc
535 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/17(土) 22:35:01.97 ID:y+hpcG+N
>>499 イギリスとイスラエルとアメ公のせいでな
チュニジアではいま、革命の発端となった人物に関する銅像が出来たようだ。 それはブ・アジジ青年が、果物や野菜を売るために使っていた大八車だ。 革命は彼の焼身自殺が原因でチュニジア全土に広がり、あっという間に ベンアリ大統領が逃亡して成就した。 以来ほぼ一年が経過したいま、チュニジアの実態はどうなのか、ということが気になる。 チュニジアの国民がどうなのかということは、失業問題は解決したのか?物価は下がったのか? 国民の生活は楽になったのか?といった面から検討してみれば分かろう。 残念ながら、そのいずれの疑問に対する答えも『ノー』だ。 そもそも特に資源の無いチュニジアは、観光収入とリビアの輸入代行業が、主な収入源であった と思われる。それ以外には、農業製品も輸出もあげられるが、たいした額には及ぶまい。 チュニジアは国土そのものが狭いのだから、仕方が無いことであろうが。 チュニジアはいま失業率が18パーセントに達し、外貨準備高も激減している。 加えて、主要産業である観光業は、33・3パーセントの落ち込みとなっている。 年間600万人の観光客が入っていたのだが、いまでは400万人に減っているのだ。 チュニジアを訪れる最大の観光客は、ヨーロッパ諸国からであろうが、 それも45・1パーセント減少しているということだ。チュニジアの旧宗主国である フランスからの観光客も、当然大幅に落ち込んでいる。 結果的に、チュニジアのGDPはゼロとなり、前途は無く真っ暗な状態に、突入しているということだ。 問題はこの現状を、何処までチュニジア国民が理解し、政府と一体となって自国経済の復活を 実現するかだ。反政府デモなどやっている余裕は無いはずだ。
537 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/18(日) 22:11:05.39 ID:Bo+H9Yw/
行進曲「ラメセスU世」 がいい曲なので好きです。
538 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/19(月) 02:24:33.74 ID:K9CVH1BH
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/21(水) 16:02:29.09 ID:8MXKtI16
テキサス・レンジャーズか…
540 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/21(水) 16:07:02.29 ID:8MXKtI16
541 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/21(水) 16:09:06.40 ID:8MXKtI16
リビアで革命が成功すると、リビアの要人が元リビアに居住していたユダヤ人に帰って来て欲しいと呼びかけていた。 リビアに次いで革命に成功したチュニジアの政府要人からも、同じようにユダヤ人に帰国して欲しいと呼びかけがあった。 これは単なる個人的な意見ではなく、革命によって誕生したリビアやチュニジア政府の本音のようだ。 つい先日、チュニジアの大統領就任したモンセル・マルズーク氏は、チュニジアの最高ラビ(ユダヤ教の指導者)と対談し、 チュニジアにいるユダヤ人は完全な市民権を持つに至ったことを伝えている。現在チュニジアには1500人のユダヤ人が 居住しているが、1960年代には10万人が居住していた。それが大幅に減少したのは、1967年に起こった第三次中東戦争 の結果だった。アラブがイスラエルとの戦争に敗れ、アラブ人の恨みはイスラエルばかりではなく、ユダヤ人全体に 向けられたのだ。身の安全を恐れたユダヤ人の多くが、この戦争を機にイスラエルに移住して行くこととなったのだ。 その後、アラブから移住したユダヤ人たちが、イスラエル国内にあって反アラブ感情をむき出しにすることが アラブ・イスラエル対立の原因だと考え、リビアのカダフィ大佐は出国したユダヤ人に帰国するよう勧めていた。 それ無しにはパレスチナ問題は解決できないとも語っていた。 アラブの春の革命に成功した国々が、今ユダヤ人の帰国を呼びかけているのには、自国の経済発展にユダヤ人の 国際的なネットワークと知恵が必要だということもあろう。加えて、イスラエルの将来が危険なものになってきている こともあるのではないか。そうした中で、ユダヤ人の中のセファルデイ(東洋系ユダヤ人)を、アラブ諸国は受け入れる ことによって、新たな危険を避けようとしているのではないか。 ユダヤ人にはご存知の通り二種類ある。ハザール王国崩壊後にヨーロッパに渡っていったユダヤ人(アシケナージ)と、 アラブやアジア諸国に居住していたユダヤ人(セファルデイ)だ。アラブ人はセファルデイを正統ユダヤ人と認めている ことも、この変化の根底にはあるのではないか。イスラエルの将来、パレスチナ問題、自国の経済発展と、種々の要素 含まれての現象であろう。このことは、今後も注視するに値しそうだ。
543 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/25(日) 02:41:37.87 ID:zTDQqsfG
>身の安全を恐れたユダヤ人の多くが、この戦争を機にイスラエルに移住して行くこととなったのだ。 > >その後、アラブから移住したユダヤ人たちが、イスラエル国内にあって反アラブ感情をむき出しにすること これはあまり知られてないことですね。 戦争屋はその感情を利用しているのでしょう。
544 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/26(月) 11:55:05.69 ID:VwH38XiK
奇妙な情報が飛び込んできた。 カタール政府がサウジアラビア政権の打倒に動きだすというのだ。 これはカタールのアルサーニ首相の秘密の発言が漏れて出て来た話だ。 その情報を流したのは、イランの国営プレス・テレビだ。 イランが湾岸最大の王国であるサウジアラビアを敵視していることから考えて、 プロパガンダ作戦ともとれるが、一国の首相の名前で出されたニュースだけに、 にわかには全面否定できない。 そのカタールだが、サウジアラビアとの間で長年に亘って領土問題で揉めてきていた。 今回流れた情報によれば、アメリカとイギリスはサウジアラビアの王制に対し不満を 抱いており、カタールの支援を受けて打倒したいと考えているということだ。 カタールは大分前に、サウジアラビアにあった米軍基地を全面的に受け入れている。 そのことがカタールに自信を持たせているのであろうか。カタールのアルサーニ首相は、 サウジアラビアの軍隊は国家を維持するだけの力が全く無いと言うのだ。 サウジアラビアのアブドッラー国王の健康状態も、相当悪化していることは事実だ。 カタールはサウジアラビアのアルカテイーフ地域に軍事侵攻し、油田地帯を奪うつもり のようだ。そうなれば、サウジアラビア王国は成り立たなくなるだろう。 このアルサーニ首相の秘密の発言なるものについては、テヘランのカタール大使館に 問い合わせたところ、返答が無かったということだ。しかし、プレス・テレビは幾つかの アラブ紙もこの情報を流していると伝え、事の信憑性を高めようとしているようだ。 今後この情報が事実か否かは、カタールのアルジャズイーラテレビが、どれだけ 敵対的にサウジアラビア情報を流すかに注目していれば分かるのではないか。 また、イランのプレス・テレビが続報を流すか否かにも、注目すべきであろう。
どきどき.....
しかし、ロイター通信によると、スーダン人のムスタファ・ダービ団長はホムスで「恐るべきものは見なかった」 などと発言した。ダービ氏は30日に発言を否定したが、スーダンのバシル大統領が国際刑事裁判所に訴追された 西部ダルフールでの大量殺害事件への関与が疑われている。
最近、イラクのマリキー首相が、故サダムフセイン大統領と同じような独裁者の道を歩み始めている、 とアラブのマスコミで批判され始めている。その際たるものは、ハーシミ副大統領を逮捕しようとした ことにあるだろう。逮捕の理由はよくある汚職容疑やテロ工作容疑なのだが、ハーシミ副大統領が スンニー派の出身であることから、にわかにイラク国内における宗派間闘争をマリキー首相は あえて煽っているのではないか、という憶測が飛びだしているのだ。 マリキー首相は最近までアメリカのイエスマンとして動いてきたわけだが、アメリカ軍が撤退した後、 彼の身の安全を守ってくれるのはイランとその一派だと考え始めているのかも知れない。 マリキー首相の最大の援護者はイラクのシーア派を代表するサドル師だが、同氏はイランと深い 関係にある人物だ。彼は時折強い調子で語り、イラク社会に少なからぬ衝撃を与えている。 イラクのスンニー派国民は、このまま行けばイラクはイランの支配下に入り、身動きが取れなくなる と考えていよう。 同時にそれは、サウジアラビアにとっても極めて危険な兆候であろう。バハレーンはサウジアラビア にとって自国領土の一部のようなものであり、日本で言う出島のような役割を果たしている。 そのバハレーンが一層不安定になり、加えて自国領土のなかのアルカテイーフが混乱の度を増す とすれば、サウジアラビアはイラク国内の変化を放置するわけには行くまい。つまり、イラク国内で スンニー派が一定の力を維持できることは、シーア派の脅威を押さえる上で重要なことなのだ。 そこでサウジアラビアは、アメリカに代わってイラク内政に手を出し始めているのではないか。 かつてCIAの手先と言われ、イラクの首相職を務めたことのあるアッラーウイ氏が、最近活発な 動きを見せている。彼はシーア派ではあるが、彼の支持者はスンニー派の人たちなのだ。 もちろん、彼はサウジアラビア政府との間に太いパイプがあることは述べるまでも無い。 状況がそうであるとすれば、今後イラクは、ほとんどの中東専門家が予測しているように、 内乱状態に突入していく可能性が高いと考えるべきであろう。マリキー首相はそうした状況を判断し、 あえて対立を煽る行動に出て、自身の安全を確保しようとしているのかも知れない。
550 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/02(月) 21:49:57.82 ID:EKNCN2dj
イスラム寺院撤去で衝突=寧夏自治区で50人負傷−中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012010200121&m=rss 【北京時事】
中国人権民主化運動情報センター(本部香港)は2日、寧夏回族自治区同心県で先月30日、
寄付金で建てられた大規模なイスラム寺院を当局が「違法な宗教場所」とみなして取り壊し、
イスラム教徒数百人と警察や軍約1000人が衝突、約50人が負傷したと伝えた。
2人が死亡したとの情報もある。
中国では寺院や教会の建設には政府の許可が必要。当局は、非合法化された気功集団
「法輪功」だけでなく、チベット仏教やイスラム教などでも多数の教徒が集まることを警戒し、
未承認の寺院建設も違法な宗教活動として取り締まりを強化している。
(2012/01/02-19:40)
アラブの春革命でエジプトの第一党に躍進したムスリム同胞団は、自信を付けたのか派手な動きが 目立ってきている。そのことに励まされたのか、パレスチナのハマース(ムスリム同胞団が母体の組織)や、 シリアのムスリム同胞団の動きも活発になってきている。 そうしたなかで、カイロを舞台にファタハとハマースの交渉が行われ、ハマースはPLOのメンバー組織に 加わることが決められた。それはPLO、強いてはパレスチナ自治政府にとって、一大転換を意味する動きだ。 ハマースはイスラエルの国家の存在を認めず、パレスチナの領土はイスラエルを含む全てのパレスチナ の土地だと主張してきていた。したがって、その主張を崩さないハマースと、ファタハ、パレスチナ自治政府が 一体となるということは、イスラエルを全面否定し、これまで交わされた合意も反故にされる危険性を、 多分に含んでいることを意味している。 このことに一番不安を感じているのは、イスラエル政府でありアッバース・パレスチナ自治政府議長であろう。 今の勢いで行けば、PLOに参加したハマースは自治政府議長選挙で勝利すること、議会議員選挙で多数派 になることも十分予測できるからだ。ハマースがパレスチナ議会の過半数を占め、もし自治政府議長の座に 就いた場合、これまでのパレスチナ自治政府幹部やPLO幹部の汚職は全てが明らかにされる可能性があろう。 そうなれば他のアラブで起こったように、アッバース議長を絞首刑にすべきだという意見も出てこよう。 アッバース議長は『パレスチナにもアラブの春革命が起こる。それはイスラエルに対する抵抗運動だ。』と 主張していたが、そうではあるまい。その前にパレスチナ内部でアラブの春革命が起こる危険性の方が、 イスラエルに対して起こるよりも高いのではないのか。
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/05(木) 03:58:58.79 ID:uWy65WZ5
タリバンが海外事務所設置へ 米などと合意、カタールが候補
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE2E1E2E0908DE2E1E2E3E0E2E3E09494EAE2E2E2;at=ALL 【ニューデリー=岩城聡】アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンが外国に連絡事務所を設置することで米国を含む関係国と基本合意した。3日に声明を出して明らかにした。
開設時期や場所などは明かしていないが、中東カタールが有力視される。米国などとの交渉窓口としての機能を持つ見通しで、実現すればアフガン安定へ国際社会とタリバンの対話枠組みが動き出すことになる。
2001年9月の米同時テロを受けた米軍などの攻撃でタリバン政権が崩壊した後、海外での政治拠点設置は初めて。声明では「アフガンへの侵攻が終わらなくてはならない」と強調。
国内での存在感を高めると同時に、米国などとの和平交渉を進めるための海外拠点を準備し、カタール政府や米国などと交渉を始めたとした。
アフガンではタリバン残党が首都カブールなどを狙ったテロを継続。政府とタリバンの間で和平交渉をしていたが、
昨年9月に交渉の政府側トップ(高等和平評議会議長)だったラバニ元大統領が暗殺され、アフガンのカルザイ大統領は「タリバンとは対話しないことを決めた」と言明して交渉は暗礁に乗り上げた。
カルザイ大統領は昨年末、トルコやサウジアラビアの方が好ましいとしつつも、カタールの首都ドーハならタリバンの拠点開設を支持すると語っていた。
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/05(木) 04:02:32.58 ID:uWy65WZ5
あすから中東歴訪 外相、エネルギー外交
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012010402000037.html 玄葉光一郎外相は五日から八日間の日程でトルコ、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)の中東四カ国を歴訪する。
トルコ以外は、最大の原油輸入元のサウジをはじめ日本の原油輸入上位三カ国で、輸入量の計約六割を占める。東京電力福島第一原発事故後、火力発電の依存が増す中、原油の安定供給確保に向けたエネルギー外交を展開する方針だ。
今回の中東訪問は、原油の主要輸入元の一つであるイランをめぐり、核開発を続けているとして欧米諸国が圧力を強めていることが背景にある。
米国では昨年末、原油輸出減を狙って輸入国側の金融機関に独自の制裁を科す法が成立。日本への発動は当面猶予される見通しだが、影響が懸念されている。
玄葉氏は歴訪を通じて、経済連携による関係強化を図る考え。産油国が積極的に取り組む再生可能エネルギーや省エネ分野での技術協力を提案する。
外相の訪問が十一年ぶりとなるサウジではサウド外相と会談し、〇六年から続く投資協定交渉の加速を確認。制裁の動きに対抗してホルムズ海峡の封鎖をちらつかせているイランの核問題についても協議する。
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/06(金) 02:53:47.05 ID:bLLG/OWr
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/06(金) 02:54:29.53 ID:bLLG/OWr
死刑か…
エジプト:17の権利団体を急襲 2011年12月30日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/344934 エジプト当局は昨日[29日]、カイロの17の国内・国際人権団体を家宅捜索した。
当局は書類やコンピューター設備を押収し、団体の一部を閉鎖した。
家宅捜索は、「国外からの資金提供の受け取り」の嫌疑を背景として行われた。
人権団体には特に、「アラブ司法・法律専門職独立センター」や「一般予算・
人権センター」、人権と民主主義の分野での2つのアメリカの活動団体、
「国際共和国研究所」と「国家民主主義国際問題研究所」が含まれる。
(後略)
エジプト:「同胞団」は混合の体制を望み、軍に「特別性」の確定を要求 2011年12月28日付 al-Hayat紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/mht/mhtNews20111228_105011.mht 議会での多数派を獲得することが見込まれている「ムスリム同胞団」は、新憲法の中での
政治体制作りのための公式な見解を発表した。同胞団は大統領制と議会制の混合した
体制を現段階で最良とみなしている。また、次期大統領選挙に同胞団のメンバーを一人も
立候補させないとの約束を繰り返した。これは、次期大統領選挙に候補を立てないことを
「全体が一致する候補者」に達するよう尽力していると強調してのことだ。
憲法での軍の規定に関して、同胞団は中立の立場をとるよう努めた。
そして、「軍は国家に優越しない」と確認した。しかし、同時に「軍は特別性がある。」と強調した。
(後略)
エジプト:サラフィー主義者の主張 2012年01月02日付 al-Hayat紙
http://www.daralhayat.com/portalarticlendah/345966 「アン=ヌール」党は、国家の市民性という原則を拒否すると発表した。
同党は、エジプトの議会選挙で第2党である。
また「アン=ヌール」党のムハンマド・ヌール報道官は声明のなかで、「エジプト社会はコプト信徒の
元首を認めない。憲法第2条は、国家の公式な宗教はイスラームであると規定している。我が党は、
この次の憲法が国家元首はムスリムであると明確に規定することを目指す。」と述べた。
そして「民主主義において歴史のある欧州諸国家の憲法の多くは、宗教だけでなく国家元首の
宗派まで規定した。」と述べ「サラフィー主義の潮流は、全面的に市民国家という用語を拒否する。
この用語を使う者たちは、この用語を世俗国家と同義語として用いている。我々が求めている
国家は、統治、原則、目的に完全なイスラームの基盤を持つ国家だ。」と付け加えた。
(後略)
ヨルダン政府は慈善団体ICS(イスラム慈善団体)のメンバーを増やし、 特定の団体が牛耳ることを避ける動きが始まっている。 この動きは、いままでこのイスラム慈善団体を牛耳ってきたムスリム同胞団を、 団体の中枢から締め出すことが目的ではないかと思われる。 イスラム慈善団体は各地で活動をしており、その結果として地域住民をひきつけ、 支持者にする効果を持っている。つまり、イスラム慈善団体を牛耳ることは、 社会的影響力をその組織が手に入れるということだ。 なかでも都市部の貧困層は、この慈善団体の援助に依存していることから、 主導権を握っている組織への支持が強まるのは当然であろう。 この慈善団体の構成委員数が増加したことで、ムスリム同胞団は主導権を 握れなくなるだろうとみられている。この新しいヨルダン政府の方針に対し、 ムスリム同胞団は対抗策を取れない状態にあるようだ。 最近このイスラム慈善団体の議長に、アブドルラテイーフ・アルアラビーヤ氏が 政府によって指名されたようだが、彼はムスリム同胞団のメンバーではない。 これは賢明な対応策であろうが、同時に、ムスリム同胞団が政府に対して 牙をむき出しにする原因にもなりかねない。ヨルダン政府はそのことを十分に 考慮したうえで、今回の決定を下したと思われる。そうである事を望む。
560 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/08(日) 19:15:46.00 ID:L3tMoMvG
561 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/08(日) 19:16:26.55 ID:L3tMoMvG
エジプト、人民議会選の第3回投票率62%
http://japanese.cri.cn/881/2012/01/08/201s185408.htm エジプト最高選挙委員会のイブラヒム委員長は7日、人民議会(議会下院)の第3回の投票率が62%で、この段階で50人の独立候補者のうち、確定議席は5つのみだ、と明らかにしました。
イブラヒム委員長は、「第3回における投票は、有権者が1404万人で、867万人が投票した。
独立候補人の議席の中ではムスリム同胞団の「自由公正党」が4席、サラフ派の「ヌール党」が1席を獲得している。今月の10日と11日に再投票を行い、残りの45席を決める予定」と述べました。
エジプトの人民議会選挙は3つの段階に分けて行われ、最終結果は13日に公表される見通しです。また、人民議会は23日に初めての議会を開く予定です。
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/08(日) 19:18:18.02 ID:L3tMoMvG
史上初、イスラム教徒のアフリカ出身力士は通用するか? 大鵬道場に入門した“アラブの星”
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120108/mrt12010807010000-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/images/news/120108/mrt12010807010000-p1.jpg 昨年12月26日に行われた新弟子検査を、エジプト人のアブデルラフマン・シャーラン(19)=大嶽部屋=が受検。
譲れない食事のルール
イスラム教徒には「五行」と呼ばれる五つの義務が課せられている。
その一つが礼拝だ。1日5回、聖地メッカの方角に向かって行われる。そして、断食もある。イスラム暦の第9月(ラマダン、断食月)の1カ月行われるもので、この間は日の出からから日没まで一切の飲食を断つことになる。
もちろん、これらを厳格に順守すれば、日頃の稽古や新弟子の仕事はもとより、本場所の土俵にまで支障が出る可能性が高い。
昨年10月から大嶽部屋に住み込んで稽古を続けているシャーラン。実際はどうなのか? 師匠である大嶽親方(元十両大竜)の説明はこうだ。
「宗教上、問題はない。日本の習慣で大丈夫かと聞いたら、本人は『大丈夫』と言っていた」
ただ、どうしても譲れない点が一つだけあった。豚肉だ。豚肉だけは絶対に食べられないのだという。
この点について、イスラム教徒の日本人男性(43)は、こう解説する。
「礼拝の時間はずらしてもいいことになっているし、断食月も病人や旅人、戦士など事情がある場合は別の時にやればいいということになっている。
イスラム教は決まり事が多いが無理強いはしない。埋め合わせできるようになっている。ただ、豚を食べる人は見たことがないですね。汚いイメージがある。衛生的にも道徳的にも不浄だとされている」
今現在、13000人のリビア人がヨルダンに滞在している。彼らは革命闘争で負傷した 人たちだけではなく、よりよい医療サービスを受けようとする人たちなのだ。 この結果、ヨルダンの私立病院は全ベッド数が2500あるが、そのうちの1200ベッドが リビア人によって占領された状態になっている。当然のことながら、この結果、病院は ヨルダン人の病人を受け入れる余裕がなくなっているのだ。 問題は、これらのリビア人の治療費を、誰が支払うのかということだ。 カダフィ政権の時代には、遅延はあっても結局政府が責任を持って治療費を支払っていた。 リビア国民はカダフィ時代と同じように、全ての費用を政府が支払ってくれると考えているのだろう。 カダフィ大佐の統治時代には、エジプトやチュニジアの病院にリビア国民は治療に出向いており、 一部の特権階級は欧米での治療を受けることが出来ていたのだ。 革命が達成された今、全ての国民はカダフィ時代の特権階級と同じように、自分の希望する国で 治療が受けられると考えているのであろうか。 それは大衆による革命が成功した結果、大衆が手に入れた権利だということであろう。 近い将来、リビア政府はこの治療費の支払い問題に悩まされることになろうし、 リビア国民に対しては国外での治療を制限するために説明をしなければならなくなろう。
564 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/09(月) 01:06:10.19 ID:8iP1YLko
エジプト政府は外国から資金を受けている各種団体の調査を始めた。 これは欧米だけではなく、アラブ諸国からの支援も含まれる。 この措置は、ある意味で当然であろう。アラブの春革命なるものが、実は外国、 なかでも欧米諸国の支援を受けて成功した経緯を見た場合、そのことが分ろう。 選挙が行われ、イスラム原理主義を唱える組織が多くの当選者を出しているが、 莫大な選挙資金が湾岸諸国などから届いていたのではないかと思われる。 もちろん、選挙に立候補者を出した組織ばかりではない。民主化を進める社会 運動組織なども調査の対象とされているようだ。加えて、エジプト国内で活動 している外国の組織についても、エジプト政府はメスを入れるようだ。 今回の各組織への立ち入り調査は、台頭し過ぎたイスラム原理主義組織に対する 間接的な圧力ではないかということだ。軍は極めて合理的な考えをする組織であり、 世俗的組織でもある。 その軍が現在の段階では、エジプトの最高権力の座に 就いているわけだが、今回の選挙結果を認め、ムスリム同胞団がエジプトの与党に なることを認めるのだろうかという疑問がある。 あるいは新段階にエジプトの政治が動き始めたのかもしれない。ムバーラク大統領の 時代に、サアードデーン・イブラーヒーム教授が主宰していた社会改革団体は、外国 から資金援助を受けているということで取り調べられ、活動を止めさせられている。 アラブの春革命が起こった後のいまでも、もし、特定の組織が外国から援助を受け、 エジプトの政治を変えようとしているということになれば、国民の多くは取り締まることを 支持するものと思われる。
アルジェリアで政変が起こるかもしれない。 事の起こりは、フランス議会がトルコのアルメニア人虐殺を議会で討議し、それを否定する者には 1年以上の投獄か45000ユーロの罰金という結論を出す方向に動き出したことから始まった。 当然の帰結としてトルコ側はこの問題を重視し、フランスに抗議した。 しかし、フランス側の対応はトルコの望むようなものにはならず、2月には可決される見通しだ。 そこでトルコはフランスに対し、フランスがアルジェリアで行った虐殺は何なのかと問い返した。 つまり、歴史を遡って言うのであれば、各国それぞれに古傷があるではないか、ということであろう。 ところがこの動きに対し、アルジェリア政府が待ったをかけた。アルジェリア政府とすれば フランス政府との間に余計な波風を立てたくない、という配慮からであったろう。 すると今度は、アルジェリア国民の間から猛烈な政府に対する非難が起こり始めた。 我が国の政府はフランスに対し屈辱的な対応をするのか、というものだ。 問題はその次だ。アルジェリアでは近く選挙が予定されている。アルジェリアの内務大臣は、 イスラム派が勝利することはないと言っているが、必ずしもそうではないのではないか、という 雰囲気が出始めている。こうなると、トルコが口にしたフランスのアルジェリア人虐殺問題が、 とんでもない選挙の最大の争点になるかもしれない。 いま中東では、ちょっとした切っ掛けが社会を大変革させる時代だ。 各国政府の要人たちは、神経を研ぎ澄まして言動しなくてはならない、ということであろうか。
トルコはイランからシリアへの武器輸送回廊を停止させた DEBKA 12日
ttp://www.debka.com/article/21640/ 水曜日にイスラエル諜報長官のAviv Kochavi少将がヒズボラとイランがシリアのアサド政権を
直接的に武器の支援していると批判した後、トルコが行動を起こし、イランからシリアへの
武器輸送の回廊を停止させた。
トルコは今週、トルコ・シリア国境のKillisで武器をイランからシリアに運ぶ5台のトラックを停止させた
と報道している。我々の入手した諜報情報では実際にはKillisではなくトルコ・イラン国境のアララト山
に近い東部Dobubayazitで、イランのコンボイが停止させられた。この供給路は最近数ヶ月、多く使わ
れている。トルコ政府の武器供給回廊の停止措置によりシリアへの輸送は60%低下する。
トルコは従来、このDogubayazitルートについて沈黙を保ってきたのだが、それはトルコのシリア紛争
への二面性の現れである。イランのアサド政権支援の武器輸送を黙認する一方で、シリアの反政府
勢力を支援するポーズを取ってきている。
イランからの武器供与はシリア政府が反政府勢力を攻撃する上での支援になっており特にHama、
Homs、Idlibなどでの紛争においてそうであるが、ここに来てトルコ政府はシリアの内戦状態を憂慮し、
ギュル大統領は紛争拡大を憂慮するといっている。我々の情報源に依れば、トルコはシリア国内の
宗教宗派戦争がトルコ国内に飛び火することを恐れている。
我々の諜報ソースに依ればトルコ政府はAhmet Davutoglu外相の1月5日のテヘラン訪問の後で 対イラン政策を変更している。外相のミッションはアハマディネジャド首相などの指導者にトルコは イランの核爆弾開発を支持しないと伝えることであった。それ故、トルコはイランの核開発を妨害する 立場で行動すると。 トルコ外相のテヘラン訪問は公式にはイランとP5+1の対話を促進するためとされたが、外相の 伝えたメッセージというのは、「トルコは二つの核保有国に挟まれて生存することはできない。」 つまりロシアとイランのことで、外相はイランが核爆弾製造に踏み切るのであれば、トルコの最初 の行動はNATO軍に道を開いてトルコ・イラン国境までの進入を許すことであると警告した。 トルコ外相はイラン政府に核爆弾製造の意志について1週間の回答期限を与えたが、イランは 核開発計画は平和利用目的としてきた。イランからトルコへの回答期限の切れた火曜日に トルコは行動を起こし、シリアへの武器輸送回廊を停止した。水曜日の11日にはイランはイラク のマリキ首相に命じて、イラク・ヨルダン国境のトルコの輸出品を運ぶコンボイを停止せしめた。 木曜日にはイランの国会議長Ali Larijaniがアンカラを訪問し事態の調停を目指している。
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/13(金) 01:51:36.23 ID:OgR3R/ie
いまアラブのスンニー派世界で、カルダーウイ師の知名度が異常に上がっているようだ。 ナセル時代にエジプトが進めた、ムスリム同胞団に対する弾圧を逃れ、国外に移り住み、 50年後の昨年、エジプト革命の成功と時を合わせて帰国した人物だ。彼のスンニー派学 のレベルは高く評価され、世界のイスラム学者を集める組織のトップに君臨している。 しかし、彼の行動を見ていると、どうしても胡散臭さが先走る。エジプトの世俗的若者が 起こした革命の成果を最終段階で取り上げ、あたかも彼と彼の所属するムスリム同胞団が 革命を成功させたかのイメージをばら撒いたからだ。それだけならまだ許せるのだが、 彼は革命後のリビアを訪問し、イスラムの何たるか、革命の何たるかを説法しているのだ。 少なくとも、この段階ではカルダーウイ師がエジプトだけではなく、リビアにおいても最高の イスラム権威者として振舞っているということだ。 最近になって、カルダーウイ師はシリアの革命に関して発言を行っている。それによれば、 『シリアの軍人は国軍から離脱した自由軍に加わるべきだ。』と語っているのだ。つまり、 簡単に言ってしまえば、アサド政権を打倒しろということなのだ。そのシリアの最大で 最強の反政府組織は、ムスリム同胞団なのだ。 カルダーウイ師の発言は、シリアだけの問題に留まるまい。いまヨルダンで起こっている 反政府のデモは、中心にムスリム同胞団がいるのだ。このムスリム同胞団もやがては ヨルダン王制の打倒に動くことになるのではないか。 カルダーウイ師のスポンサーはカタールであろう。カタールはガスの輸出によって得られる 巨額の収入の一部を、カルダーウイ師が先導するムスリム同胞団に提供することによって、 アラブ世界全体での革命を煽っていくのではないか。 その目的は何かということになるが、それはアラブ各国の体制を行き詰らせることにある のではないか。その結果、アラブ諸国は混沌とした状況が長期化し、疲弊していくことになろう。 そのような状況はどの国を利することになるのか。おおよその見当が付こう。カルダーウイ師の 言動は、あたかもイスラムの正義のように見えながら、実は敵を利する行為ではないのか。
571 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/15(日) 00:37:37.70 ID:12P5djdh
エルバラダイ氏が不出馬表明、エジプト大統領選
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120114/mds12011421230004-n1.htm 今年6月末までに予定されるエジプト大統領選に意欲を示していた国際原子力機関(IAEA)前事務局長のエルバラダイ氏は14日、一転して大統領選への不出馬を表明した。同国各紙によると、「自由な立場で国に貢献したい」としているという。
同氏は、ムバラク前大統領を退陣に追い詰めた昨年1〜2月の反政府デモに初期から参加し、若者中心の民主化グループの一部に強い人気があった。
しかし、暫定統治を担う軍部との関係がかならずしも良好ではないとされていたほか、海外生活が長かったことへの反発も強く、国民から広い支持を得るには至っていなかった。(カイロ 大内清)
572 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/17(火) 01:04:54.04 ID:wnbgdWXL
エジプト、イスラム政党が会派結成で合意 3党で全体議席の70%超
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120116/mds12011623020009-n1.htm 開票作業が進むエジプト人民議会(下院に相当)選で第一党が確実なイスラム原理主義組織ムスリム同胞団傘下の自由公正党は16日、
第二党に躍進したイスラム教の原点回帰を唱えるサラフ主義政党「ヌール党」などとの間で会派を組むことで合意した。同胞団の公式ニュースサイトが報じた。会派にはリベラル系の新ワフド党も加わり、3党で全体の議席の70%超を占める見通し。
同国では今後、議会が新憲法制定プロセスにどれだけ関与するかをめぐり、各党と暫定統治を担う軍部との駆け引きが激化するとみられているが、主要なイスラム政党2党が手を組んだことで、イスラム色の強い憲法を求める圧力が強まる可能性がある。
また3党は、新議会の議長に自由公正党のカタトニー幹事長を推すことでも合意した。ただ、3党の政治的主張は大きく異なっており、共同歩調を維持できるかは不透明だ。議会選の最終結果は18日にも発表される予定。(カイロ 大内清)
イスラエル軍はゴラン高原からのアラウィー派の難民を受け入れる準備を呼びかける 2012年01月11日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/349232 イスラエルのベニー・ガンツ将軍は昨日、バッシャール・アル=アサド大統領の体制が崩壊した場合、
イスラエルはゴラン高原からのアラウィー派シリア人難民の受け入れの『用意』があると述べた。
外交国防委員会のスポークスマンによると、イスラエル国会において委員会のガンツ将軍は、
「アル=アサド体制の崩壊はアラウィー派の人々に打撃を与えうるので、ゴランからの難民の
受け入れに備える必要がある」と述べた。
現在のシリアの体制が崩壊した場合において、アル=アサド大統領が属している少数派の
アラウィー派が他の宗派による復讐をうけ、逃亡する可能性が高まっているとイスラエルの
多くの高官が語るのはこれが初めてである。
また、ガンツ将軍は、「アル=アサド政権は権力を維持することはできず、アル=アサド政権の崩壊は、
イランやパレスチナの『ハマース』やレバノンの『ヒズブッラー』を含む急進的な枢軸に亀裂を
生じさせることになるであろう。」と付け加えた。また、「短い期間内にシリアにおける出来事は、
シリア人を我々に対抗する動きに駆り立てる可能性がある。」と述べた。
また、イスラエル国防大臣のエフード・バラクは先週、外交防衛委員会においての演説で
「シリアのアル=アサド一族の体制にはもう数週間しか残されていない。」とし、続けて「アル=アサド
体制が崩壊した日に何が起こるかは現在の状況ではわからない。」と述べた。また彼はアル=アサド
体制の崩壊がイスラエル占領下のゴラン高原に与える影響についても警告した。
さらにガンツ将軍は(不安定という理由での)シリアからレバノンへの特に対空ミサイルなどの武器の
移動に対しての不安」について言及し、「我々にはこの状況の進展を詳細に見守る必要がある。」
と述べた。また「ゴラン高原において平和が続くかは定かではない」と述べた。
バーレーン警察、シーア派反体制デモを一掃 2012年01月13日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=today\13z494.htm&arc=data\2012\01\01-13\13z494.htm 反体制派に近い情報源からの金曜日[13日]の報告によると、バーレーンで木曜夜、
シーア派活動家たちの呼びかけによる新たなデモの強制分散により多数の負傷者が出た。
反体制派のバーレーン青年人権協会の会長であるムハンマド・マスカティーがAFPに対し、
「首都マナマで数百人がデモを試みたが、警察は催涙ガスやゴム弾を使って彼らを一掃した。」
と述べた。また軍は首都マナマの道路を封鎖し、首都を囲むシーア派の村々の住民たちが
デモに参加できないようにした、と加えた。
同氏は活動家ナーディル・アブドゥ・アル=イマームが顔面を負傷し病院に運ばれたことを
明らかにし、軽傷者は自宅での治療を行ったと述べた。
バーレーン内務省は、負傷者が出たことには触れずに、治安当局は許可されていないデモを
分散させたと述べた。バーレーンは去る2月中旬に、アラブの春を背景に抗議運動が始まり、
シーア派多数派が、スンニ派一族により支配される同国の立憲君主制を求めた。
一ヶ月後には湾岸協力会議(GCC)の支援、特にサウジアラビアの同王国への軍派遣により
デモの弾圧が行われた。同国ではいまだに、デモは、特にシーア派の村々に限定されている。
ここ数週間の間に掃討が数多く行われ、12月31日には催涙ガス爆弾により男児が死亡している。
カタール首長、シリアへのアラブ軍派遣を提案 2012年1月14日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2012-01-14-12-57-22.htm カタールのシャイフ・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長は、アメリカのテレビ・
チャンネル(CBS)の番組(60分)で放送予定のインタビューの中で、シリアでの流血を止める
ためにアラブ軍の派遣を提案した。アラブの指導者でシリアへの軍の派遣を提案したのは、
同首長が初めてである。
これは、アラブ諸国がシリアに介入すべきかどうかという質問に対する答えとして明かされた。
(CBSの)ウェブサイトによると、インタビューは日曜日(15日)に放送される予定である。
アラブ連盟のシリア問題を担当する委員会の議長であるカタールの首相は、アラブの監視団
が先月(12月)にシリアに派遣されたにも関わらず、殺戮は止まっていないと述べた。
監視団は、シリア当局がアラブ連盟の提案を実施するか否かを評価するために派遣された。
また同チャンネルのウェブサイト上のインタビューの中で、カタールの首長はどのような
アラブの介入が成功しうるかは明らかにしなかった。
インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙のネットが、エジプトのムスリム同胞団幹部との 会見を報じているが、その内容が実に興味深い。エジプトのムスリム同胞団幹部イッサーム・ エリアン氏が、本音に近いだろうと思われる発言をしている。その内容は取りようによっては、 危険なものとも思われる。なぜならば、エジプト軍とアメリカを活用するという、ニュアンスの 発言が含まれているからだ。 イッサーム・エリアン氏は当分の間、少なくとも今後6ヶ月は、軍の役割を見守ると語っている。 それは、軍とイスラム勢力との衝突が、近い将来予測されるからだ。ムスリム同胞団は このトラブルに巻き込まれないよう、他のイスラム勢力とは距離を置くようだ。 エジプトの軍部は、かつてのナセル、サダト、ムバーラク時代のように、全権を掌握することは 望んでいない、とムスリム同胞団は見ているようだ。したがって当分の間、軍に主導権を委ね、 憲法改正をスムーズに進め、ムスリム同胞団が多数を占める国会をバックに、内閣を構成する ことを考えているということのようだ。 イッサーム・エリアン氏は、現段階でロシアや中国が同組織とのコンタクトを取りたがっている と語り、アメリカもそうすると見ている。実際にアメリカはムスリム同胞団が結成する政府を 支持しており、幹部と要人多数が会っている。ジョンケリー議員、パターソン大使、バーンズ 国務次官などがそれだと誇らしげに語っている。 エジプトがイスラエルとの間に交わしたキャンプ・デービッド合意については、国家間の合意 である以上は尊重すると語ったが、続けてパレスチナを中心にアラブ世界の状況が大きく 変化しているのだから、再考の必要があるとも語っている。
ドイツ:ロシアは国連のシリア政権への反対措置阻止に責任を負う 2012年01月19日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2012-01-19-06-47-12.htm ドイツは水曜日(18日)、ロシアが、シリアにおける抵抗運動への残忍な弾圧に反対する
国連の断固とした行動を阻止していると糾弾した。ドイツの国連大使ペーター・ヴィティヒ氏は、
ワシントンのウッドロー・ウィルソンセンターにおける演説の中で、「安保理は責任を負っていない。」
とし、これはヨーロッパ諸国の用意した決議案にロシアが反対したからである、と述べた。
この決議案には、的を絞った方策をもってシリア当局を威嚇することを含んでいる。
また、「ロシアの採択した決定」はシリア大統領バッシャール・アル=アサド政権を支援する
「周到な決定」である、と付け加えた。また大使は、シリア問題とNATOのリビア介入の問題を
結びつける手筈を整えようとしている、との非難も行った。
ロシアは、NATOは国連決議案の認めた権限を超えた行為を行ったと強調している。
この国連決議は、リビア市民の保護のために軍事力を行使することを認めるものであるが、
ロシアはこの経験が再びシリアで繰り返されることに懸念を持ち始めた。
大使は続けて、シリア問題に関する、「より建設的な方法への義務の欠如に対する言い訳の
ように時々感じる」ことがあり、「これらの二つの事例は比較できるものであるとは思わない。」
と付け加えた。
シリアの従来からの同盟国であるロシアは、今までのところ、シリアにおける抵抗運動に対して
シリア当局の行っている弾圧に反対する全ての国連決議案を阻止している。
最近、米がイランと事を構えようとしているのは カタールの動きを隠すのが第一の目的のような気がする。
最近の中東の動き、つまりアラブの春は日本でいう幕末・維新てこと?
581 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/23(月) 01:00:25.87 ID:COMO/5IO
エジプト議会選、イスラム勢力で7割
http://www.afpbb.com/article/politics/2852474/8343808?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics 【1月22日 AFP】ホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)前大統領の退陣後初めてのエジプト議会選の最終結果が21日、発表され、イスラム勢力が議席の3分の2以上を獲得した。
一度は非合法化された穏健派イスラム原理主義団体「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」系の「自由公正党(Freedom and Justice Party)」は議席の47.18%に上る235議席を獲得し、第1党となった。
また厳格なイスラム原理主義を掲げる「ヌール党(Al-Nur)」は議席の24.29%にあたる121議席を獲得し、第2党になった。
リベラル政党のワフド党(Wafd Party)は9%近い議席を獲得して第3党だった。最終結果はアブデル・モエス・イブラヒム(Abdel Moez Ibrahim)選管委員長が記者会見で発表した。(c)AFP/Mona Salem
自由公正党 47.18% 235議席
ヌール党 24.29% 121議席
ワフド党 9%
パレスチナでもアラブの春革命が起こりそうだ。ただし、これは選挙戦での話だが。 どうやらマハムード・アッバース議長の率いるファタハは、イスマイル・ハニヤ氏が率いる ハマースに敗北しそうだ。このため、ファタハ幹部の間では動揺が起こっている。 元閣僚を務めたナビール・アムル氏は、緊急に選挙対策会議を開催すべきだと アッバース議長に進言したようだ。 ファタハの幹部にしてみれば、気が気ではあるまい。2006年の選挙でハマースに破れ、 首相職をイスマイル・ハニヤ氏が担うことになったが、強引に彼を引きずり降ろし、 ファタハの幹部を充てた。誰が考えても正統なやり方ではなかったのだが、アッバース 議長にしてみれば、アメリカとイスラエルの圧力の前にそうせざるを得なかったのであろう。 もちろん、彼自身の利害も大きく絡んでいた。 その後アッバース議長は、何の成果も無いイスラエルとの交渉を繰り返してきたが、 他方では、イスラエルの西岸地区への入植や、東エルサレムへの入植が、着々と 進められてきていた。アッバース議長はパレスチナ大衆への手前、入植を凍結しない のであれば交渉に参加しないと見得を切ってみたが、援助と絡んでいるだけに、 遂にはアンマンでの交渉を受けてしまった。 このことは、ますますファタハとアッバース議長の信用を低下させることとなった。 当然、それは5月4日に予定されている選挙に、大きな影響を与えよう。 ファタハが不人気であることは、アッバース議長の汚職、イスラエルとの交渉に挑む 姿勢の不真面目さ、非民主的なベテラン重視の運営などによろう。当然のこととして、 ファタハ・メンバーの若者の間から反発が生まれている。ムハンマド・ダハラーン氏 (元ガザの治安責任者)に対する対応も、厳しいものであったが、ファタハ・メンバーの 若者層は、アッバース議長よりもダハラーン氏の方を支持し、信頼を寄せているのだ。 アラブの春革命が北アフリカ諸国を襲っているとき、アッバース議長は『パレスチナでも アラブの春が始まる、それはイスラエルに対する革命だ。』といったことを豪語していたが、 パレスチナの場合も他のアラブと同様に、パレスチナの権力者に対する反発の動きとなりそうだ。
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/25(水) 07:51:45.66 ID:xJVq2P/s
エジプトの革命は1月25日で1周年を迎えた。これを機に、エジプト国軍はこれまで長い間 施行させてきた、戒厳令を解除することを決定した。ある意味、思い切った決断であったと思う。 今回、エジプトの権力側にとって伝家の宝刀ともいえる戒厳令が、あっさり解除されたわけだが、 その真相はどうなのであろうか。考えられることは、国会議員選挙が実施され。民間の政府が 出来上がっていくなかで、ムスリム同胞団がその主役となったことにあるのではないか。 革命に成功した大衆は、軍が権力を掌握したままであることに反発し抗議している。 そこで軍は、民間に権力を移譲すると共に、国の安定についても一旦責任を放棄するという 選択をしたのではないか。 これからは、与党であるムスリム同胞団の自由公正党が、国家の治安維持責任を担うことに なるのだ。軍は、政府の要請がない限り動かないということであろう。そうなると、与党は今後 必要に応じて与党の責任の下に軍に対し治安維持の要請をすることになるということだ。 その場合、大衆から非難を受けるのは軍ではなく、軍に治安出動を要請した与党自由公正党 (ムスリム同胞団)に非難の矛先が向けられることになろう。 軍は今回の戒厳令解除をもって、与党自由公正党(ムスリム同胞団)に対し、お手並み拝見 という姿勢を採ったということではないのか。実際、革命記念日に軍は出動していないのだ。
シリア:アッ=ダービー監視団長の記者会見 2012年01月24日付 al-Hayat紙
http://www.daralhayat.com/internationalarticle/354068 シリアにおけるアラブ連盟監視団の団長であるムハンマド・アッ=ダービー大将は、監視団が観察した
死者数は136名であると発表した。死者はシリア政府、反体制側の双方の死者であり、死者数は
監視団の報告書が対象期間とした12月24日から1月19日までである。同団長は、死者数と負傷者数を
合計して報じているとして報道機関を非難するとともに、監視団がいる中で何件も虐殺が行われた
とする反体制派の説を否定した。
アッ=ダービー団長は、「反体制派に回答することは私の義務ではない。反体制派には言わせて
おけばいいし、幻想を想像させておけばいい。」と表明するとともに、1名でも損失が出ることは人道に
とって大きな損失であると強調した。また、同団長は、アラブ監視団がシリアにいることにより、
シリアで起きていることの程度は大きく下がったと指摘した。
アッ=ダービー団長は、シリア政府はアラブ提案を実施して諸都市から軍事車両を撤退させることにより、
アラブ提案を相当程度遵守したと強調した。同団長は、サウジアラビアが監視団から同国の人員を
撤退させることに論評しなかったが、この措置は監視団の活動に影響を与えないだろう、特に監視団は
増強されるであろうと述べた。
アッ=ダービー団長は、調査団はいかなる誤りも犯していないと強調し、「我々は、行動を起こす前に
信任覚え書きを書いたわけではない。我々は、監視団の制服を着ない限りシリア政府と協議しない。
シリア政府は、我々が長距離移動する旨通知し、移動を警備する時以外我々の行動を規制していない。
シリアの統治体制が存続しようがしまいが、我々の利益にはならない。」と述べた。
クルド人政治家ブルカイ氏、「PKKは国家がつくった」 2012年01月18日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalEklerDetayV3&ArticleID=1075953&CategoryID=77 クルド人政治家の筆頭であるケマル・ブルカイは、「PKK(クルド労働者党)は国家的策略」であったことを訴えた。
ブルカイは、昨日、トルコ大国民議会人権調査委員会内で組織された、テロ・武力事件における生きる権利の
侵害を検討する小委員会に赴き、意見した。ブルカイはPKKおよび国家の双方を批判した上で、アブドゥッラー・
オジャランがトルコに移送された後、エルゲネコンに関する捜査が始まったと主張した。
エルゲネコンについて;エルゲネコンは名前を変えた、対ゲリラ作戦である。
PKK(クルド労働者党)について;現状の政治の誤りを考えずに「PKKはなぜ現れたのか」を明らかにするのは
難しい。PKKの出現は、非難されるべき国家的策略によるものであるというのが私の意見だ。オジャランは、
「PKKは私たちが作った。そしてパンや武器を政府が与えた。3年間私たちが維持できたのは国のおかげだ」
と言っている。ウウル・ムムジュ記者は、これについて書こうとして殺された。
PKKは最初の3年間監視下におかれていた。しかし、その後、状況は変わった。シリアとの関係を強めていった
のである。オジャランは私にはっきりと「私たちはシリアで軍の情報機関に属していた」と述べた。最近でもシリアは
PKKに影響を与えている。1500人から2000人のPKKがシリアに移った。シリアでバッシャール・アサドを支持すると
言っているのだ。私の心配の種はPKKではない。しかし、この茶番を終わらせたいと願っている。
オジャランについて;オジャランは、イムラル島刑務所に収容された後、エルゲネコンの将校たちの監視下に
おかれた。オジャランが捕まった後、組織には4年から5年の間武器を使わせなかった。そして、KADEK
(クルディスタン自由民主会議)、それ以前にはKongra-Gel(クルド人民会議)となった。しかし、その後PKKの
名に戻り、戦士という位置づけになった。この時期は、クーデターが計画された時期と重なる。国家の内部に
ある国家(derin devlet)はクーデターの条件を整えるためにテロの必要性を感じたのだ。
Hasan Cemalコラム:オザルのできなかったことをエルドアンはできるのか 2012年01月22日付 Milliyet紙
http://siyaset.milliyet.com.tr/ozal-i-yazarken-erdogan-i-dusunmek-/siyaset/siyasetyazardetay/22.01.2012/1492053/default.htm 1993年に死去したオザル元大統領は80年代、「単独安定政権」を代表する日本モデルに影響されていた。
65%のブロック票を自身の政党に集め、公選大統領制への移行を考えていたが、できなかった。
50%の票を獲得したエルドアン首相は、今後これができるだろうか?
それは1985年のことだった。私は、当時の首相で祖国党の党首であったトゥルグト・オザルと共に日本を訪問した。
訪問の間、オザルが特に政治面で「日本モデル」に影響されたことは、注意を引いた。
当時、西欧で「一党による民主主義」と釘を刺されていたこのモデルが、日本にもたらした「権威主義的安定」と
急速な経済成長でオザルの心をとらえたといえる。私は1992年に再び日本に行った。
しかしその時はデミレル首相とであった。オザルは大統領になっていた。
私は東京で、オザルと日本モデルに関する記事を書いた。(サバフ紙、1992年12月4日)
その記事の一部は以下の通りである。
「オザルの、政権への過度な執着...。政権と権力を単独で運営・行使しようという欲望。唯一無二の人物たろう
という関心。超法規的であることと、法規無視とをないまぜにした政治的性格。 これらの手がかりは、オザルの
日本への賞賛の中にも見ることができる。ある国の在アンカラ大使が、オザルに関して私に以下のように言った。
『頭は西にあり、心は東にある。』このような政治家が、日本から影響されるのは簡単かもしれない。よく知られ、
常に言われることだが、日本人は自身の伝統を守る一方で、同時に西欧の文物をもちいて驚異的な発展を遂げた。
このような日本の権威主義的体制の理解… 労使関係において西欧の現行のものとは大きく異なる秩序…
そして一党優位の政治システム。このシステムは何なのだろうか?
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の、1992年11月30日付のアジア版に以下の文があった。 『自由民主党が政権をとった1955年以来、日本はまさに一党制の国家となった。そして長所を失い、うぬぼれた 自民党は、モダンで民主的な政党というより、非常に封建的な侯国を想起させる。』 1983年に政権をとって以後、オザルは2つの目標を掲げたといえる。 (1)体制…アメリカの大統領制 (2)政党…日本の自民党モデル ちょうど40年間政権にいる日本自民党の主な特徴は以下のものである。自身の他に野党がない。 政権争いは自党内で行われている。 オザルの、80年代の政治システムへの見方は、以下のように要約できた。トルコではイスラーム派を含め、 右派ブロックに65%の票があった。社会民主主義の政党は民主左派党と社会民主人民党に分裂した状態であり、 最大で35%の票があった。(現在の共和人民党はわずか25‐26%)。もしデミレルの正道党が潰れ、イスラーム派 と極右の大部分が祖国党に集まれば、オザルに永久で、不断の政権への道が開かれる可能性があった。 オザルは、この悲願を1987年の総選挙で達成し、正道党が潰れた後に憲法を改正し、公選大統領制に移行する ことを夢見ていた。このようにしてオザルは大統領府に国父として座る。行政権を手中にし、党は彼の言うことを聞く。 法の制定を党を通じてコントロールする。野党も自身の党の中にいるはずだった。 オザルの夢は打ち砕かれた。それではエルドアンの未来は? 50%の票を獲得したタイイプ・エルドアンは今後できるだろうか?オザルができなかったことを。 私はなぜこの記事を書いたか。エルドアンに近い一部の人々の間で時々「日本モデル」について話している というような情報を耳にしたからである。
ヨルダン政府はガス料金の値上げに続き、電気料金の値上げを検討している。その計画によれば、 電気料金は9%値上げされるようだ。日本でもそんな大幅な値上げをしたら大騒ぎになろう。 ヨルダンは限られた数の富裕層と、もう一方にはパレスチナ難民を含む多数の貧困層が居住している。 彼らにとって、ガス料金の値上げの後の電気料金の値上げは、相当に家計に響くことは明らかだ。 ヨルダンでは発電の80%をガスに頼っているが、そのガスは今までエジプトが供給してくれる安価な ものだった。しかし、昨年数カ月の間に起こった10回以上ものガス・パイプライン爆破テロにより、 エジプトのヨルダン向けガスは何度となく停止している。 問題は、現在のヨルダン国内政治との絡みだ。ヨルダン国内は不安定であり、各派各層の国民が 政府に対する抗議デモを繰り返している。最も用心深いムスリム同胞団ですら、最近では公然と 政府批判を行うようになってきている。そうした中で、ガス料金の値上げに続いて電気料金の値上げ が実施されるとなれば、反政府の動きはより活発なものとなることは誰にも予想できよう。 サウジアラビア政府はアラブの春革命の動きのなかで、王制諸国を一つでも減らしたくないという 立場から、ヨルダンとモロッコを湾岸諸国会議メンバーにするよう働きかけてきている。しかし、そうした 動きよりもサウジアラビアが取るべき手段は、ヨルダンに対するエネルギーの無償供給ではないのか。 カタールはガスの大生産国として世界的に知られている。この国もアラブ・イスラム世界での存在感を 高めたいのであれば、ヨルダンに対してガスの供給を行った方が良いのではないか。 こうした動きが湾岸諸国から起こってこないのは、あるいは第三国がそれを阻んでいるのかも しれない。ハマースのトップがシリアのダマスカスから、ヨルダンのアンマンに移り住む方向で画策 している。ハマースはアンマンに事務所を再開したい、とも伝えられている。それはヨルダンの王制に とって朗報であろうか?あるいはその逆であろうか?おおよその見当は付きそうなものだ。
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/29(日) 21:57:38.47 ID:YWF5T3K4
トルコ国軍、80年クーデターで接収の「国会文書」を返還へ 2012年01月26日付 Milliyet紙
http://siyaset.milliyet.com.tr/tsk-dan-bir-ilk-daha/siyaset/siyasetdetay/26.01.2012/1494058/default.htm ネジデト・オゼル参謀総長兼陸軍大将の指示で、1980年9月12日に接収された議会文書が返還される
ことが判明した。トルコ国軍は、議会文書の整理作業を開始した。文書は1ヶ月以内に議会に返還される。
議会文書の中には、デルスィム事件関連資料も含まれている。
■特別指示を出した
着任後、文民化に向けた動きで注目されているネジデト・オゼル参謀総長兼陸軍大将は、また新たな
試みを開始した。オゼル陸軍大将は、(1980年)9月12日のクーデターで接収された議会文書をトルコ
国民議会(TBMM)へ返還するよう指示を出した。
ヴァタン紙に話した公正発展党(AKP)議員のメフメト・ダニシュTBMM請願委員会委員長は、
「1980年クーデター後、TBMMから移動した委員会関連文書の返還を参謀総長に依頼した。
参謀総長は、我々の要求に対し、前向きな回答をした。参謀本部は、委員会に関する文書に関し、
整理作業を開始し、これらの文書を我々に返還するとした。1ヶ月以内に、デルスィム事件に関する
記録を含む文書が我々に引き渡される。これらの資料が歴史の解明につながろう」と話した。
ダニシュ委員長は、「我々は、請願委員会関連文書の提出を要請した。当委員会が国会の最も古い
委員会のうちの一つである。これらの文書には、9月12日クーデター以前のものも含まれている。
我々の文書は、1980年に移動された。1960年のクーデターにおいても同様のことが起こっている
可能性がある。この文書には、デルスィム事件に関する請願も含まれている。その正本がクーデター
の際に持ち去られた」と話した。
>589 名門ヨルダン・ハシム王家と湾岸首長国の関係も微妙だよな。 >578>575 十数の部族の首長と婚姻を結んで国を統一したサウジは世代交代に問題を抱えている。 その一つの部族の規模に過ぎないカタールは米英の力を背景に勢力を拡大している。
北アフリカの革命運動がいま、第二段階に入り始めたようだ。 それは、この革命の成果を横取りしたイスラム勢力が、大衆の反発を受け始めているのだ。 チュニジアではナハダ党(イスラム原理主義)が、トルコのAKP (公正発展党)に似た政治方針を採る ことを歌い文句にし、先の選挙で大勝利しているが、その後の動向を見ていると、必ずしもトルコの AKPと類似しているとは言い難い部分が多いようだ。 問題は、ナハダ党がイスラム原理主義色を強めたというよりも、他のイスラム原理主義組織の動きを 規制出来無いでいるということだ。サラフィスト・グループが次第にイスラム色を濃く打ち出し始めて いるのだ。例えば、女性がジーンズをはくことに対し、嫌悪感を口にして非難したり、女子学生が顔を 全面的に覆うことを禁止した大学に対し、抗議の座り込みをし始めているのだ。 当然のことながら、こうしたイスラミストの暴走に対し、世俗派のチュニジア国民が抗議の姿勢を 採り始めた。先週の土曜日1月29日には、チュニジアの首都チュニス市のボルギバ通りで大規模な 抗議デモが行われた。そのなかには、多くの女性が参加していたことは述べるまでも無い。 ボルギバ大統領が進めた先進的で教育重視の方針が、いま完全に躓いているということであろう。 これまで教員をしていた女性は、『チュニジアを14世紀に戻す気か』と怒りを露にしている。 このチュニジアの動きは、やがてエジプトにも伝わるだろう。エジプトは何事につけアラブのなかで 最も早く一番前に出たいと考える国民性だからだ。先の革命運動でも、チュニジアに先を越された ことを悔しがっていたが、今回もまたチュニジアに先を越された感じになっている。
ツイッターについての大ムフティーの見解 2012年01月28日付 al-Hayat紙
http://ksa.daralhayat.com/ksaarticle/355818 サウジアラビアの総ムフティーであるアブドゥルアズィーズ・アール・アッ=シャイフ師は昨日(27日)、
リヤドのイマーム・トゥルキー・ビン・アブドゥルアズィーズ・モスクでの金曜礼拝でこう述べた。
「このサイトには人々の間での告発による中傷合戦ための呼びかけや、虚言の流布が含まれている。
中傷合戦や虚言は、一部の者が名声を得るために利用し、学識も無しに人々を侮辱し、非難する手段
としている。これは危険なことであり、ムスリムがそれに流されることは許されない。
また、目的のある批判は、その手法がよく知られている。一方、ツイッターやその類のものは、虚偽と
嘘を広めるのだ。ムスリムは、ツイッターの類の情報源となったり、拡散役となったり、ツイッター上の
記述を楽しんだりすることを軽蔑すべきである。我々がこのサイトに依拠し、情報源とする場合、
それは我々が本当の情報源や真の出所の知識なしで読んだものを広める行為にあたる。
また、情報発信者が明らかにしたことや述べたことよりも大げさにしてしまう行為である。
これは大きな危険であり、人が聞いたこと全てを話していると嘘をつくのはもう十分である。」
アッ=シャイフ師は有徳者たちに、事態に通暁してこれらのサイトに警告し、人々を啓発するという
自分たちの義務を果たすよう呼びかけた。アッ=シャイフ師は、インターネットには否定的な内容の他に、
有益なサイトも含まれており、有益なサイトには知識と知恵、様々な情報、偉大なこと、商業、
アッラーへの祈願の手段が含まれていることを指摘した。
ちなみに、ワムダ経済研究センターの最新の研究では、サウジアラビア人のSNSサイト「ツイッター」
の利用はアラブ諸国の内で最も多く、利用率は38%に上ることが明らかにされている。
また、サウジアラビア人たちがツイッター内で最も影響力のあるアラブ人100人の上位を占めている
ことも明らかになっている。
595 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/04(土) 14:29:48.36 ID:T6qCRygR
ttp://www.reuters.com/article/2012/02/03/us-egypt-kidnapping-idUSTRE8120MD20120203 U.S. tourists seized in Egypt's Sinai released CAIRO | Fri Feb 3, 2012 12:31pm EST
エジプトのシナイ半島で誘拐された米国人女性旅行者は解放された ロイター 3日
(Reuters) - Two American women kidnapped by gunmen in Egypt's Sinai Peninsula on Friday were released into army custody
a few hours later, security sources said.
金曜日に、エジプトのシナイ半島で銃を持った男に、二人の米国人女性旅行者が誘拐されたが、そのあと解放され軍の保護下に
入った。警備当局が明らかにした。
The gunmen in the isolated desert region had apparently been seeking a ransom, but the security sources declined to
discuss the terms of the release.
However, a Bedouin source said the authorities had agreed to a demand to free four fellow tribesmen from police custody
in exchange for the two tourists.
この事件は砂漠地域で起こった身代金目当てのものと見られるが、警備当局は開放交渉についてはコメントしていない。しかし
ベドウィンのソースに依れば当局は二人の女性解放の引換に警察に拘束されていた部族の4人を解放したという。
Security in Sinai has deteriorated in the year since President Hosni Mubarak was overthrown in a popular uprising.
South Sinai's Red Sea coast is a major Egyptian tourism hub, and the kidnapping is yet another blow to an industry
that has been devastated by Egypt's political turmoil.
ムバラク政権の終了後にシナイ半島の安全性が悪化しており、南シナイ半島の紅海沿岸のリゾート地はエジプト観光の拠点の一つ
であるが、こうした誘拐事件は政情不安から悪化しているエジプト観光へのさらなる打撃である。
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*国内国外の資本が、エジプトから逃避する理由がまた一つ増えて(ry
596 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/04(土) 14:44:27.48 ID:3yoOxQR7
597 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/05(日) 00:22:44.47 ID:imhxN+PL
シリアの情勢が、どうやら最終段階を迎えているようだ。国連安保理がより厳しい制裁を シリアのアサド体制に突きつけることは、ほぼ確実であろう。しかも、それはシリアが所属する アラブ連盟の要請によって行われるのだ。 トルコは今日の様な状況に直面することを予測し、5〜6年前からシリアに民主化を進めるよう 助言してきていた。しかし、アサド大統領はこの助言を聞き入れることが出来なかった。 それは、アサド大統領が頑迷だったからだとは思えない。彼を取り巻くシリアの権力者集団の 意向であったろうと思われる。 取り巻きの勧めによる強圧政策は国民の反発を強め、既に後退出来ないところまで来ている。 アサド大統領が試みた土壇場の妥協と政治改革は、ことごとく反政府勢力によって拒否され、 妥協の余地は残されていない。アラブ連盟が送った調査団も、彼に味方してはくれなかった。 ここまで来ると残された道は、他国に亡命するか、力で最後まで勝負するしかあるまい。 そうしたなかで『アサド大統領はカダフィ大佐と同じ道を選択するだろう。』という予測が 出始めている。つまりシリア国内で死亡するということだ。彼の妻子と親族は既に国外脱出 を試みたようだが、失敗に終わっている。大統領宮殿からたった8キロしか離れていない 空港に到着し、国外に脱出することが出来なかったのだ。それは大統領宮殿から空港まで の道が、既に反体制派によって制圧されていたからに他ならない。 この段階に到っては、アラブ諸国もなかなか受け入れると言い出す国が出てこないのでは ないか。それは湾岸王制諸国が、こぞってアサド体制に批判的であったからだ。 それは、アサド大統領と湾岸諸国の宿敵であるイランとの関係が強かったからであろう。 ロシアやイランは受け入れる可能性が高かろうが、問題は脱出手段が無いということだ。 どこかの国あるいは機関が仲介に入り、アサド大統領が全面的に権力を放棄すれば、 あるいは可能性があるかもしれない。 その場合、残されたアラウイー派の権力中枢に位置している人たちと、彼らの家族の運命は どうなるのか。多分、皆殺しになる危険性が高いのではないか。5000人を超える死者を出した シリアの革命は、残虐で悲劇的な結末を向かえそうだ。
人の支配って悲しいもんだ…………。
まぁやっぱ、アメリカがイラク抑え続けるためには、 両隣のシリアとイランが両方反米ってのは都合が悪い、ってことに全てが起因してる
昨年の12月末日をもって、アメリカ軍はイラクから全面撤退したことになっている。 世界中もそのように受け止め、イラクには既にアメリカ軍は残留していないと思っている。 しかし、現実はそうではない。相変わらずイラク国内にアメリカ軍が留まっているのだ。 理由は治安協力、軍人、治安軍警察に対する訓練、在イラク・アメリカ大使館と職員の警護などだ。 在イラク・アメリカ軍の数は15000人といわれている。 イラクの元首相を勤めたアッラーウイ氏は、イラクがいまだにアメリカの強い影響力下にあると語った。 彼によれば、アメリカ軍の撤退は笑い話でしかない。イラクに駐留するアメリカ軍は相変わらずイラク の治安を牛耳っており、政治にも深く関与しているというのだ。アメリカの意向無しには、マリキー首相 も何も決定できないということであろう。 現在のイラクは汚職が蔓延し、マリキー派の独裁が続いており、彼に反対する人士はことごとく 『バアス党と関係がある。』ということで、政治の舞台から葬り去られているということのようだ。 また、イラクの石油収入は、安全上の問題という口実で、いまだにアメリカによって管理されており、 イラク政府の自由にはならないということのようだ。従って、イラクは近い将来必ず内戦が起こる、 とアッラーウイ氏は断言している。 アッラーウイ氏といえば、彼はCIAとの関係があったと散々に語られてきた人物であり、例えそれが 嘘であったとしても、アメリカとの関係が強い人物として知られてきた。そのアッラーウイ氏が今回 話したことは、いまのイラクがどのようなポジションにあるのかということの核心を突いているのでは ないのか、と思われる。駐留するアメリカ軍の存在により、イラクの政治がどれだけ腐敗しても、 軍はクーデターを起こすことができない状態になっているということだ。 それでは一体、今後のイラクはどうなっていくのであろうか。イラクは当面の間、アメリカの傀儡 であるマリキー首相によって統治されていくということであろう。イラクが抱える矛盾が、やがては 暴発する時を迎えるということを、アッラーウイ氏は言いたかったのではないのか。
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/07(火) 22:30:58.41 ID:ooOvDdZH
603 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/08(水) 19:19:07.88 ID:Oj9no/Y4
604 :
名無しさん :2012/02/09(木) 18:27:08.60 ID:???
最近トルコ経済社会研究財団(TESEV)が行った中東諸国での世論調査の結果が出た。 その調査内容は『トルコについて中東諸国の人たちが、どう思っているか?』ということだ。 結果は、78パーセントの中東の人たちが、トルコについて極めて好印象を持っていることが分かった。 なかでも、トルコの政治手法を支持する人が、極めて多いという結果だった。 例外的に、トルコに対する印象が悪くなっている国はシリアとイランであり、このことは最近のトルコ 政府のシリア内紛に対する厳しい対応を反映したものと思われる。これとは逆に、イスラエルに対し 厳しい対応が反映して、アラブの人たちはトルコに好印象を持つ人たちが多い。このため、トルコが パレスチナ問題にもっと関与してくれることを期待する、と答えている。加えて、61パーセントの人 たちが、トルコの政冶手法を自国のモデルとしたい、と答えているということだ。 トルコの対する印象が極めて良いのは、トルコ経済が極めて順調なことと、対外政策が一貫して いることに由るのではないか。他方、アラブの春を経験したアラブ諸国では、革命後の成果が 何一つ大衆の手に渡っていない。このことから来るフラストレーションが、ますますトルコを理想 国家というイメージで捉えさせているのかもしれない。 しかし、一部のアラブ人インテリのなかには、トルコがかつてのオスマン帝国時代のように、 自国を支配下に置くのではないかという懸念を抱いている人たちもいる。だが、彼らの主張は 極めて身勝手であり、『トルコに指導されたくも支配されたくも無いが、トルコにあらゆることで 支援して欲しい。』というものだ。そのような甘えの構造が、アラブのインテリの間にある限り、 アラブは独り立ちできないのかもしれない。 革命が第一段階を過ぎた今こそ、インテリが率先して自国の将来像を、作っていかなければ ならないはずだ。そのことを怠って『アッラーが全ての問題を解決してくれる。』という神頼みが、 ムスリム同胞団やサラフィ組織の選挙での大勝利に繋がったのであろう。
>>604 ほうっ、神頼みかぁ……。こういうのは聞いたり読まないと解らないもんだよね。
ありがとうございます。
イランの権力内部で亀裂が鮮明になってきたようだ。 これまでは、アハマド・ネジャド大統領に対する非難を、体制が弱体化する危険性があるとして、 最高権力者のハメネイ師が抑えてきていた。しかし、今回は290人からなる議会議員のうちの 100人が署名することで、遂にアハマド・ネジャド大統領を査問に掛ける決定がなされた。 その裏には、金融スキャンダル問題が起こっていたこともあろう。アハマド・ネジャド大統領の 親しい人物たちがそのスキャンダルに連なっていたのだから、ある意味仕方のないことであろう。 いずれにしろ、今回のように大統領が追及を受けるのは、1979年にイスラム体制が出来て以来 初めてのことだ。一部の情報筋は、今回の革命的な動きについて、アハマド・ネジャド大統領の 権限を弱めることはあっても、権力の座から引きずり降ろすことには繋がらないだろうと見ている。 問題はこの後に続く、3月の実施される予定のイランの議会選挙であろう。今回の査問の中で アハマド・ネジャド大統領がきちんとした答弁ができなければ、政府は信用を失いかねない。 アメリカを中心に西側諸国によるイランに対する経済制裁が効果を出し始めてきており、 それが庶民の生活を苦しくしてきていることは事実だ。イランの通貨はドルに対しても、 ユーロに対しても大幅に下げているし、国際金融機関では金が動かせなくなっているからだ。 つい最近起こった現象では、インドからのコメの買い付けに対し、イランの業者が支払い不能に 陥ったことだ。当然そうしたことは、諸物価の国内価格を押し上げることになろう。 イラン政府は、西側諸国の石油不買や金融制裁は西側諸国を最終的には苦しめるだけだ、 と強気の発言をしているが、それはイランについても同じではないのか。ここで、イランが 当面の問題をクリア出来、国内物価を安定させることができれば問題はなかろうが、 輸入上の問題から物価が値上がりするようなことになれば、たちまちにして大衆はアハマド・ ネジャド体制に反旗を翻すことになろう。 イランに対する軍事攻撃の可能性が薄れている中で、他方、経済的締め付けは効果を出しつつ あるということであり、アメリカは戦わずしてイランを屈服させることができるのかもしれない。
シリア:アル=カーイダがジハードを呼びかけ 2012年02月13日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/361828 アル=カーイダの指導者のアイマン・アッ=ザワーヒリーは、複数のサイトで流布した動画で、「傷ついたシリアは
依然として消耗している」と述べると共に、勇敢なムジャーヒドのシリア人民は既に立ち上がり、犯罪的虐殺者に
対する勝利以下のものは受け入れない。これは城砦とジハードと力によりイスラームを守る国家を必ずや樹立
するためである。」と述べた。また、同人は、「勇敢なムジャーヒドゥーンは、日々確信・忍耐・抵抗・決死の覚悟
を増し、世俗主義宗派主義体制に対する名誉と尊厳の戦いに突入している。」と述べた。
アッ=ザワーヒリーはシリア人民に対し、「西洋も、米国も、アラブ諸政府も、トルコもあてにしないよう呼びかける。
西洋、トルコ、アラブ諸国は全て、イスラームを信仰し、自由で、独立で、強力で、対イスラエル・ジハードをする
シリアを望んでいない。彼らは、従属し、抑圧され、イスラエルを承認し、イスラエルに追従し、世界的不正に
屈するシリアを望んでいるのである。」との見解を示した。
アル=カーイダの指導者は、「シリアの体制は堕落し、既に動揺し始めている。体制は消耗の極地に至っている。
蜂起と怒りを継続し、イスラームによって統治する独立で名誉ある政府以外受け入れるな。」と述べた。
また、「トルコ、イラク、ヨルダン、レバノンの全てのムスリム、名誉ある自由人は、シリアの同胞を全力で支援
するため立ち上がれ。」と呼びかけた。そして、アッ=ザワーヒリーは、「シリアの体制を根絶するための手段を
講じることは、シリアの民の権利であると共に、イスラーム共同体全体の権利である。」と指摘した。
アッ=ザワーヒリーは、2011年5月に米軍特殊部隊がパキスタンでの秘密作戦でウサーマ・ビン・ラーディン
を殺害した後、アル=カーイダの指導者となった。同人は、去る7月にシリアで抗議行動を行う人々に対し
米国政府、イスラエルに対する運動を起こすよう促していた。その際、アッ=ザワーヒリーは、米国政府は
あなた方と連帯するような友ではないと論評した。
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/14(火) 21:17:08.57 ID:Nvzo0LbP
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/15(水) 01:19:03.70 ID:JZfoehsM
2003年にイラクがアメリカ軍によって攻撃され、サダム体制が打倒された後、イラクの国内は 民主化が進むのではなく、内乱状態に陥った。そのため、多くのイラク人が難民としてシリアに 逃れて生活していた。加えて、イラク人の間でシーア派対スンニー派の宗派対立が起こると、 多くのシリア人がイラクのスンニー派の人たちに対し、武器や資金、戦闘員を送ってくれた。 今イラクの国内で、この時のシリア人の恩義に報いるべきだと考えるイラク人スンニー派の 人たちが増えている。ある人たちは、煙草の空箱に銃器の部品を詰めて密輸しているし、 ある人たちは義捐金を募っているようだ。 イラク人スンニー派の人たち、中でもモ−スルやアンバルの人たちは、義勇軍を送り出し 始めている。このためモースルでは、これまで300ドルで取り引きされていた機関銃が、 2000ドルに跳ね上がったということだ。 アラブの国内問題、その結果としての戦闘は、国家や国境をまたがって展開するようになって きている。英仏によって人工的に引かれた国境線をまたいで、同じ部族の人たちが居住している のだから無理もない。シリアとイラクの場合も、それに当てはまる。イラクの部族の人たちが 苦しい時には、シリアの同じ部族の人たちが支援を送り、その逆もあるのだ。 イラクとシリアばかりではなく、今回のシリアの内乱のなかで、レバノンとシリアとの間でも 同じような支援活動が見られる。ここでも、国境をまたいで同じ部族が棲みついているのだ。 1975年に始まったレバノンの15年に及んだ内戦時、シリアはレバノンからの難民を 受け入れてくれていたのだ。 問題はイラクのスンニー派国民がシリアのアサド体制に対抗する勢力を支援していることが、 イランの利益に直接的に関わってくるということだ。シリアのアサド体制は、イランと強い連帯関係 にあり、シリアはイランのアラブ世界台頭の橋頭保になっていたのだ。そのシリアを死守することは、 イランの中東戦略上、極めて重要なことだ。このためシリアに向かうスンニー派イラク人を国内に 留め置くために、イランはイラクのシーア派に、スンニー派との戦闘を始めさせるかも知れない。
タハリール広場からデモが消え、ストの有効性をめぐり意見対立 2012年02月12日付 Al-Ahram紙
http://www.ahram.org.eg/Al-Mashhad-Al-Syiassy/News/130557.aspx 昨日朝[11日]のタハリール広場は比較的静かな状況に覆われた。内務省へと向かう30人程度の小規模な
デモを除いて、大規模なデモがなかったのである。しかし、その小規模なデモも「広場に帰れ」コールを受け、
民衆からの拒絶に遭った。新たな衝突を恐れて、内務省への行進を妨害しようと人間の盾も形成された。
平和的なデモの形式を守るべきであるという点で合意したデモ隊が再び広場に向かって出ていくと、
ムハンマド・マフムード通り[タハリール広場から内務省庁舎へ通じる通り]には静けさが戻った。
内務省前やポートサイドスタジアムで死者を出した最近の事件、またそれ以前のムハンマド・マフムード
通り事件や首相府事件やマスペロ事件の原因を作ったのは誰かをめぐって、広場のリーダーたちの間では
対話が続けられている。広場のリーダーたちの間で対立も起こったものの、これらの事件すべてについて
エジプト軍最高評議会に全面的な責任があるという点と、原因を作った者たちを処罰する必要があるという
点では一致している。また彼らは、辞任したムバーラク前大統領こそがこれらすべての事件の背後におり、
また内乱を焚きつけてエジプト人を殺害している黒幕であると、率直に非難した。常々自分のおかげだと
主張してきた安定という恩恵をエジプトが享受できないようにすることが、その狙いだというわけだ。
また広場のリーダーたちは、ストの呼びかけの有効性をめぐる議論の輪の中でも意見が対立した。
ストを支持する者たちは、軍評議会から選挙で選ばれた市民政権への権力移譲を実現させる唯一の
手段がストであると主張した。一方、ストに反対する者たちは、生産ペースを上げるためにさらなる働きが
求められている今、ストは国家の経済状況をより悪化させると考えた。
カダフィ大佐は『国民は誰もが家を持つ権利があり、車を持つ権利があり、銃器を持つ権利がある』 と語っていた。そのため、大量の軽火器が輸入され、リビア国民はその使い方を訓練され、誰もが 機関銃や拳銃を入手できる状況にあった。リビア各地には武器庫が建設され、そこには大量かつ 多種類の武器が格納されてあった。それらの武器が今回の革命騒ぎの中で大活躍し、ついには カダフィ大佐の命を奪うに至ったのだ。 しかし、話はこれで終わりではない。武器を手にした男たちは、銃口から飛び出す弾丸の音と 硝煙に中毒になったのであろうか。革命が達成された今も、だれも銃器を手放そうとは考えない。 誰もが明日への不安から、自分と家族を守るために重火器を持ち続けているのだ。街中には この重火器を車に積んだ若者たちが、我が物顔で走り回っている。まさに傍若無人の様相だ。 カダフィ大佐の息子の一人サアーデイ・カダフィ氏は、こうしたリビアの混乱を見てか、最近、 反革命の動きを起こすと宣言し、リビア国内には多くのカダフィ支持者がいると語り、臨時政府 (NTC)内部にも仲間がいると語っている。 カダフィの隠し財宝の在り処は二男のサイフルイスラーム氏が知っているとされ、カダフィ大佐 の住居バーブ・アジージーヤ内を探し回ったという情報が流れた。 長期戦を考えていたカダフィ大佐は、リビア各地に資金と武器を隠匿しているのであろう。 それが今後、次第に独自の意思を持ち始め、リビアの内政を動かしていくかもしれない。 今サイフィルイスラーム氏を捕らえているジンタンの部族は、場合によってはサアーデイ氏の 反政府蜂起に加わるかもしれない。
Semih idizコラム もはや単純な「シリア問題」ではない 2012年02月20日付 Milliyet紙
http://dunya.milliyet.com.tr/mesele-artik-basit-bir-suriye-meselesi-degil/dunya/dunyayazardetay/20.02.2012/1505317/default.htm 現在、中東地域に関してトルコが抱える最大の問題はバッシャール・アサド大統領だ。
アサド大統領ができるだけ早期に退陣すればトルコは非常に好都合なのだが、逆にアサド氏が大統領に
留まるほど、トルコにとってシリア問題は大きく厄介なものとなり、政府の望まない展開に陥ってしまうだろう。
今日の中東は数々の見解とともに、地域的とも世界的とも言える力が衝突する混乱した地域である。
我々の大多数を占める見解とは、中東が自身の状況のままにしておいて貰えたならば繁栄できただろうに、
アメリカとイスラエルの介入によって地獄と化してしまった、というものだ。
しかし、これに言及するにあたり、地域の持つ力学によって生み出された問題に注視しなくてはならない。
石油収入で潤っているにもかかわらず中東を後進地域たらしめ、そして外からの介入を許してしまっている
基本的な要因もまた、中東地域の宗教、宗派そして政治権力の衝突なのである。
与党公正発展党が一時、中東地域に働きかけた有望な計画の観点からみてみると、現状がトルコの
望まない方向へいかに進展してしまっているかがより良くわかるだろう。現在、それぞれ異なるレベルで、
それぞれの目論見があるにしても、当該地域での「生存競争」に参加していると信じる国々、あるいは
統治機構があるのだ。
■最大の戦略的目的とは
この「生存競争」とは、競争を行う者がルールを無視し、あらゆる行動を起こしうるものと言える。核の力を
ちらつかせ、テロリズムを政治目的で利用する組織へ支援を行うイランの、「国連加盟国のイスラエルを
“地図から消すために戦っている”」との発言も、この一端を示していよう。
一方で、イランは現在、アメリカとイスラエルに対する緊張を高めつつ、シリアにおいて失いかけている
戦略的土台をもこの方向から立て直そうとしている。多くの地域専門家たちも、シリアを失うことはイランの
イスラム法支配体制にとって「最大の戦略的インパクト」となるだろうと述べている。
イスラエルもまた、当然ながら、防衛策をとりつつ、自国に対してこのような考えを持つイランに対し、 いつでも軍事作戦に出られる準備があることを隠さない。興味深いのは、自国も核保有国であるイスラエルが この問題に関しては、サウジアラビアやカタールといったスンニ派と同じ立ち位置にあるということだ。 公式見解でも明らかにされているように、シーア派保護を行うイランが核の力を保持しないことは、 スンニ派の政治体制にとって非常に重要性を持つのである。 他方、前述の各国政府に加え湾岸の他のスンニ派各国は、ここ10年でアメリカとの安全保障協力関係を ひそかに密にしている。トルコが2003年に米軍の領内通過を認めなかったことや、現在もまた「ミサイルを イランに対して使わせない」と発言していることは、湾岸諸国とアメリカの間における対イランの協力関係を より深めさせることとなっている。 ■ロシアの仲介が重要 今日、トルコとの関係がいかに「素晴らしい」といっても、アメリカ政府は対イランのいかなる軍事行動に おいてはトルコ政府より湾岸諸国に信頼を寄せることは必須である。そして最終的には「ロシアの仲介」を 忘れてはならない。ロシア政府は国連安全保障委員会においても、また国連総会においても、アサド 大統領を支援し続けることをはっきりと表明している。これも当然ながら、中東地域におけるアメリカとの 権力争いの枠組みの中で行われている。 一方で、中国のシリアへの支援についても忘れてはならない。しかし、中東の石油を必要とする中国は、 ここ数日で行われたいくつかの会見では、こうした状況が変化するかもしれないということを示している。 そのため、この均衡のなかで中国の置かれた状況は若干異なるものである。 ■異なる方向へ行っている これらすべてを総合すると、トルコがシリア情勢でなぜ流れに逆らうように進んでいるかのように見えるか がより一層理解できる。結局、状況はトルコがコントロールできる範囲外で進展し、そして強大な力の介入 によって様々な方向へ進んでいるのだ。我々に極近くから影響を与えるこの事の進展を理解しようと努める 一方で、上述の事項も考えることが我々にとって重要なことである。 ゆえに、問題はもはや単純な「シリア問題」ではないのだ。
バルザーニー・北イラク大統領、全クルド人に呼びかけ、「権利を手にするとき」 2012年02月19日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetayV3&ArticleID=1079238&CategoryID=81 メスート・バルザーニー・北イラク大統領は、平和民主党(BDP)党首と民主社会会議(DTK)議長も参加した
マハバード共和国建国記念会議で、「ついにクルド人が権利を手にする時が来た」と話した。
イランで1946年に建国されるも、同年にイラン軍により消滅させられたマハバード共和国の建国記念のため、
イラク北部のアルビールで会議が行われた。会議には、北イラクのメスート・バルザーニー大統領の他に、
大統領の招待で平和民主党のセラハッティン・デミルタシュ党首、民主社会会議のアフメト・テュルク議長、
無所属国会議員のレイラ・ザナ氏、アイセル・トゥールク氏、平和民主党所属の国会議員スッル・サクク氏と
ナズミ・ギュル氏も参加した。
開会のスピーチを行ったバルザーニー大統領は、マハバード共和国の歴史と重要性について話した。
また、クルド人が権利を手にする時がついに来たとし、この問題に決着をつける必要があると述べた。
バルザーニー大統領は、スピーチを以下のように続けた。
「あらゆる現実が明らかにしているところであるが、クルド問題の平和的な方法での解決が必要だ。
もし私たちが平和の実現に着手すれば、重要な収穫になる。もし対話の道を選べば、近隣諸国との末永い
関係ができる。クルディスタンのすべての地域にはそれぞれ独自の特徴があり、自身の運命を決める
権利がある。今、一部の裏切り者たちがクルドの歴史を乱そうとしているのが見られるが、私たちは彼らが
何者であり、何をしようとしているのかを知っている。」
■平和民主党と民主社会会議の代表団、タラバーニー大統領、バルザーニー大統領と会談へ
バルザーニー大統領の招待でアルビールに滞在中の平和民主党のセラハッティン・デミルタシュ党首と
民主社会会議のアフメト・テュルク議長が率いる平和民主党と民主社会会議の代表団が会議の後、
イラクのジャラール・タラバーニー大統領、北イラクのメスート・バルザーニー大統領と個別に会談する
ことが明らかにされた。
南北スーダン、相互不可侵を謳う安全保障条約に調印 2012年02月12日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/361548 スーダン政府は昨日[11日]、南北両国の相互不可侵を謳う安全保障条約の調印を歓迎した。
南スーダンのトーマス・ダウス情報局長官とスーダンのムハンマド・アター治安情報局長官が
条約に署名したとの発表は、観測筋の驚きを呼んだ。というのも、南北両政府の代表団がアディス・
アベバで困難な交渉に取り組んでおり、そこでは両国関係を緊迫化させて再び戦争を望ませる
誘因となった石油問題の解決に向けた交渉が行われている、と見られていたからである。
同条約が遵守されれば、双方の国境地帯にいる武装集団に対する支援やこれらの集団による
代理戦争が食い止められることになる。この代理戦争は、両国の限られた財政能力を使い果たし、
国内で行き詰まっている治安・経済状況に向き合う力を削ぐものだ。
専門家らは、「今回の条約は両政府内で強い影響力を持つ方面の立場を反映していない可能性
がある。とりわけ南スーダン政府側は、内務相と防衛相が安全保障条約に参加するためにエチ
オピアに来ず、下位の代理を立てた。スーダン側の両相が参加したにもかかわらずだ。
今回の会合中に両国は商取引を円滑化すべく、国境と検問所の開放について協議する予定だった」
との見方を示している。
また観測筋は、「この条約は両国間の危機的状況を改善するものではないだろう。とりわけ、
係争中のアビエイ地区の危機や、両国国境線の20%以上をめぐる対立に加えて、水問題や北部に
居住する南スーダン人の状況など、争点は数多く多岐にわたっているからだ」との見解を述べた。
スーダンのアミーン・ハサン・ウマル大統領府担当大臣は、「条約の調印が南スーダンの策略
なのではないかと危惧している」と明らかにし、「スーダン政府は政治活動において、南スーダンに
勝る長い経験を有している」と警告した。また、「南スーダン政府に専門家はいるが、急進派の方が
より影響力を有している」と本紙に語り、「もし南スーダン政府が安全保障条約を遵守しなければ、
スーダンは代理戦争を利用するかもしれない」と指摘した。
(後略)
アリー・サーレハ大統領が33年間に渡って支配してきたイエメンで大きな変化が起こった。 昨年に始まる反アリー・サーレハ大統領の国民運動は、アリー・サーレハ大統領がアメリカに治療に行った ことによって新大統領選挙が可能となり、実施された。結果は、明確にアリー・サーレハ大統領体制に 終焉を告げるものであり、同時に、アブドルラッブ・マスール・アルハーデイ氏が新大統領に選出された。 これでめでたしめでたしと言いたいが、どうもそうでもなさそうだ。 選挙の投票では、南部イエメンで反対行動が起こり、投票所の多くが途中で閉鎖したり、投票箱が持ち 去られたりした。怪我人や9人の死者も出ている。今回の選挙は、サーレハ大統領が国外に出たのを 機会に大急ぎで決定され、実施されたもののようだ。したがって、大統領立候補者は1人であり、選挙は アルハーデイ氏に対する信任投票のような形になった。 この新たな大統領が、実は問題がある人物のようだ。彼は南イエメンの軍学校を卒業し、軍人となったが、 その後のイエメン統一の動きの中でサーレハ大統領に取り上げられ、国防大臣に就任した後、副大統領 に就任しているのだ。そのうえ、イエメンの与党の事務総長にもなっている。つまり、サーレハ大統領の 子飼いの人物だということだ。彼が新大統領に就任したということは、サーレハ大統領の影響が、今後も イエメン政治に及ぶということであろう。 彼ばかりか、サーレハ大統領の子息や甥が、現在なお軍や治安部分をしっかりと握っているのだ。 そうであるとすれば、新たに選出されたイエメンの大統領は、サーレハ前大統領の傀儡でしかない、 ということではないのか。そうであることを分かっているからこそ、反サーレハ派は徹底的に今回の 選挙に反対したのであろう、 そこで気になるのは、これまでサーレハ前大統領を全面的に支援してきたサウジアラビアが、 今回の選挙でもアルハーデイ氏支持に回っていたようだ。そして、今回の選挙結果に、アメリカの オバマ大統領が祝意を送っている。つまり、イエメンの選挙はサウジアラビアとアメリカの影が色濃く 影響していたということであろう。そして、ムスリム同胞団もそれを支持していた、ということのようだ。
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/23(木) 23:21:05.55 ID:5R6Pi+hH
620 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/24(金) 20:33:12.27 ID:K5rbvyaY
これはちょっと、未確認で検証不可能な記事なので、とりあえず聞きおくというレベルだけど、DEBKAの書いているもの
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US, France, UK, Turkey, Italy prepare for military intervention in Syria
DEBKAfile Exclusive Report February 23, 2012, 10:29 AM (GMT+02:00)
英米仏伊トルコが、秘密裏にシリアへの介入を検討中
ttp://www.debka.com/article/21762/ 公的には明確に否定しているにもかかわらず、英米仏伊トルコの諸政府は軍事的介入の検討を行っている。
オバマ大統領はペンタゴンがシリア反政府側と避難民の保護のオペレーション計画を提出後に最終判断を
くだすことになる。
こういう動きはカダフィ大佐のリビアへの介入を決めた時と類似で、諸国はホワイトハウスの判断を待っている。
リビアの場合、国民の政府軍の攻撃からの保護を名目に国連安保理で介入が決定された。シリアの場合、
安保理が介入を承認するチャンスはなく、諸国は国連の枠の外で限定的なオペレーションを検討している。
2月24日にTunisで、80ヶ国の“Friends of Syria,”が最初の会合を開き、紛争解決の為の検討を行う。
英国外務省のWilliam Haguはアサド政権の暴力を停止させる責任があるといっている。
英国の態度は最終的にアメリカの决定まちであるとされる。
Tunis国際会議の様子を見てクリントン国務長官がオバマ大統領に報告するが、サウジアラビア、エジプト、
カタール、UARなどがアメリカ主導の介入に賛成するかを見極めたい。ロンドンの新聞サンデー・タイムズの記者、
フランスのフィガロのビデオ写真家が水曜日に砲撃で死亡している。その秘密の西側記者センターは反政府側に
防衛されていたものである。この建物は直接の攻撃を受けていて、シリア軍は先進的な電子標的システムを
使っていると推測される。
別の情報源は、この秘密記者センターは暗号化された通信チャネルを用い、ジャミングと追跡を防いでいたという。
そのためにシリア軍はロシアの衛星の助けを得て、或いはイランの先進的電子システムを得て標的を設定したと
推測される。秘密記者センターの攻撃はシリア政府の西側の介入への公然たる挑戦とみなされている。
シリアに対する世界の風当たりは、日増しに強くなってきている。5000人とも7000人とも言われる 犠牲者が出ているだけに、アサド政権を支持するのは困難な雰囲気が世界中を包み込んでいるのだ。 そうしたなかで、これまで本部をシリアのダマスカスに置いていたパレスチナのハマースが、 遂にシリア離れを明確にした。パレスチナのガザではアサド体制に対する大規模な抗議デモが行われ、 ガザの住民はシリアの反体制派を支持することを明らかにした。 このハマースの路線変更の裏には、カタールの強い働きかけがあったが、その裏にはアメリカの 意向が存在したのであろう。カタールがハマースを説得できたのは、金銭的援助であったろう。 膨大なガス輸出によって得られる収入が、ハマースに対して説得力を持ったのであろう。 さて、そうした世界の流れに反して、ロシアはいまだにアサド体制支持の立場を堅持している。 それは、シリアとの良好な関係無しには、ロシアの中東地域での活動が大幅に制約されるからに 他ならない。ロシアにしてみれば、リビアのカダフィー政権亡き後、同国の海軍が地中海地域で 自由に活動する上で唯一利用可能な軍港が、シリアのタルトース港だけなのだ。 そうした事情からロシアはアサド政権を支持する姿勢を堅持しているが、これから先もそうなので あろうか。これだけ多くの犠牲者を出したシリア内乱は、結局のところアサド憎しという感情を 世界的に燃え上がらせ、カダフィの最後のような結末に到るのではないか。ロシアの外交方針は 義理と人情で決められているわけではない。あくまでも自国の利益を最優先して、種々の決定が 下されているものと思われる。そうであるとすれば、近い将来、ロシアも他の国々と同じように、 アサド体制に背を向ける時が来るのではないか。 ロシアはそのことによって、アサド体制崩壊後のタルトース港の利用権を維持しようとするのでは ないのか。つまり、シリアに対するロシアの対応の変化が、近い将来、アメリカとの取引材料になる のではないかということだ。アメリカもロシアも、シリアのために戦争をする気は毛頭無いだろう。
昨今に於いては、インティファーダという言葉をお忘れの人がほとんどであろう。 インティファーダは第一回が1987年、第2回目は2000年に発生している。簡単に言えば パレスチナ問題が完全にデッド・ロックにぶち当たり、なす術を失ったパレスチナ人たちが、 石を武器にイスラエル軍と衝突するということだった。しかし、いずれのインティファーダも、 しかるべき成果を生まずに終わっている。そこには明確な方向性も目的もなかったのだから、 無理の無いことであったろう。 最近になってイスラエル軍や政府は、第3次インティファーダが起こるのではないかという 懸念を抱き始め警戒し始めている。アラブ世界はいずこも『アラブの春革命』が大きく 各国を揺さぶっているというのに、パレスチナでは何の変化も生まれていないのだ。 マハムード・アッバース議長による和平交渉は、何の成果も生まないだけではなく、 同時進行でイスラエル側のヨルダン川西岸地区に対する入植は着々と進んでいる。 こうしたなかでは、パレスチナ人の間で不満が増大していくのは当然の帰結であろう。 そのことは、パレスチナ内部でもアラブの春が吹き荒れる可能性があるということだ。 マハムード・アッバース議長に対する反乱の炎が、パレスチナ大衆のなかから生まれても、 何ら不思議ではない。そこでパレスチナ自治政府は、大衆の怒りをイスラエルに向かうよう、 政治的インティファーダを起こすのではないかという懸念が生まれている。 カタールの仲介でファタハとハマースが統一する方向に向かっているが、必ずしもしっくり いってはいないようだ。ハマースはこれまでの路線を捨てるつもりはなく、イスラエルに 対する力による抵抗の姿勢を崩していないのだ。 パレスチナ大衆の間には、イスラエルの拡張主義的な政策(ヨルダン川西岸地区への 入植拡大)に対する反発もあるが、マハムード・アッバース議長に対する反発も強い。 パレスチナを各勢力を統一しイスラエルに怒りを向けるという作戦は、場合によっては パレスチナ自治政府とアッバース議長に向かって暴発するかもしれない。その選択肢は イスラエルも考えていよう。パレスチナ大衆の不満は、そこまで達しているのだ。
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/05(月) 22:21:20.88 ID:353UoKK1
シリア:治安部隊がバーバー・アムルー地区からテロリストを一掃 2012年03月04日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/369896 シリアの公式通信社である「SANA」は、「自爆テロリスト」がシリア南部のダルアーのダッワール・
アル=ミスリー地区で運転していた車両を爆破させ、国民2名が死亡、民間人と治安部隊要員20名が
負傷したと報じた。SANAは、「テロ爆破により、ダッワール・アル=ミスリー地区周辺の建物と焦点に
物質的被害も生じた。」と指摘した。
一方、SANAは、「担当当局がヒムス(シリア中部)のバーバー・アムルー街区に安全と安心を回復した。
これは、担当当局が複数の武装テロ集団の者を一掃した後のことである。武装テロ集団は、同街区を
占拠し、そこに殺戮・破壊の惨劇ををもたらし、同街区の住民の生活を地獄と化した。」と報じた。
SANAは、「同街区の住民複数は、外国から資金と指令を受けたこれらのテロ集団が行ったことの
詳細を目撃した。それは、国民や公共機関、およびあらゆる生活に対する犯罪・惨劇・恐怖であった。」、
「住民らは、テロ集団は道路や街路に障壁を設置し、住民の移動を妨害すると共に、彼らを攻撃したり、
通勤を禁じたり、脅迫したり、追放したり、テロを拒んだ者を皆殺しにしたりしたと強調した。」と続けた。
SANAは、「住民らは、テロリストが学校や診療所、公共機関を武力で占拠し、これらの施設が国民の
ための仕事をできなくした後、殺戮・テロ・拷問の拠点へと変貌させたと述べた。同様に、テロリストは
街区内の家屋の一部を選挙、住民を追い出し、テロや攻撃の計画・実行のための巣窟と化したと述べた。
住民らは、これらのテロ集団の行為、彼らの多種多様な装備、野戦病院について証言した。」と報じた。
SANAは、住民の証言として、「テロリストは住民らを無理矢理デモに参加させた。
また、彼らは従わない者全てを殺したり拷問したりした。その結果、同街区の生活は地獄と化し、
誰一人家から出ることができなかった。なぜなら、家を出た者は街路や屋上に展開したテロリストから
常時銃撃されるからである。住民らは、同街区から諸般のテロ集団が一掃された後、安全と安心を
感じると表明した。」と報じた。
二つの著名な情報源が、サウジアラビアの将来に対する危険を伝えている。 一つはイギリスの権威あるガーディアン紙、もう一つはイランのプレステレビだ。 イギリスのガーディアン紙が『アラブの春サウジアラビアは時間の問題』というタイトルで記事を 掲載しているということを、アラビア語新聞のアッサフィール紙が伝えている。ガーディアン紙の 記事によれば、サウジアラビアではシーア派マイノリテイ国民の蜂起や、女性の運転の自由を 求める行動だけではなく、大きな社会的不満が蓄積しているということのようだ。 そのなかで興味深い部分は、誰が主催者なのか分からないが、22万人のメンバーを有する ツイッター(mujtahidd@)が、サウジアラビア国内の多くの不満の声を公表すると同時に、サウジ アラビア王家にかかわるスキャンダルを暴露しているのだ。たとえば、サウジアラビアの平均 月収が1300ドルと伝えられているなかで、失業率は30パーセントに達している。そして貧困 ライン以下で生活している人の割合は22パーセントにも達しているというのだ。そうしたなかで、 政府の要人たちの汚職は目を見張るものがあるとも伝えている。 この無名のツイッター氏をはじめ、今では多くのサウジアラビアのインテリたちが、衛生放送、 インターネット、携帯電話などを通じて意見の発表や情報を交換し合っているということだ。 汚職では政府の公金がどのように私的に使われているのか、王家のメンバーたちの散財振り などが明かされているということだ。この記事を見る限り、サウジアラビアの王家の将来は 危険なものだということになろう。 もう一つのイランのプレステレビの方は、『アメリカはサウジアラビア分割を検討している』 というタイトルだ。以前にもプレステレビは、カタールの首相がサウジアラビアの国王や軍隊を 非難し、体制打倒ができると語ったと伝えている。今回はアメリカが、サウジアラビアの体制が アメリカの意向通りに行動しないことに業を煮やし、サウジアラビアの体制打倒を考え始めて いるというものだ。そして、サウジアラビアの体制打倒は、現在のアブドッラー国王の死亡時が 最も可能であるとも指摘している。イランのプレステレビは、情報源としてナヘール・ニューズ・ エージェンシーの名を挙げている。
リビア:分裂・連邦制への動き 2012年03月07日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/371368 部族の指導者と軍事指揮官らは、リビア東部の石油の山地で一種の自治を享受する地域の設置を宣言した。
これは一方的な措置であり、この宣言の反対者たちが、ムアンマル・アル=カッザーフィー体制の放逐から
6カ月を経たリビアが分裂する端緒となると懸念している。
東部地区の主要部族、民兵指揮官、政治家は、ベンガジで数千名が参加した会議の最終声明で、
彼らの執った措置はリビアの分割を目指すものではなく、彼らの地域が統一リビアの一部となることを欲した
措置であると述べた。会議参加者らは最終声明で、国民的な連邦制は、イスラーム統治・憲政的・文民統治の
国家の下での統一リビアの形態として諸地域を選択するものであると述べた。そして、移行国民評議会に
ついては、評議会は国の統一の象徴であり、国際場裏での正当な代表であると述べた。
なお、同会議は、アル=クワイフィーヤ地区にある軍事評議会建物で開催された。
また、同声明は、1951年に公布された独立時の憲法を「現在のリビアの状況に沿って」修正したものを
出発点とすることを決定した。
声明は、1963年に行われた当該憲法改正の正当性を認めないことを強調した。このような主張により、 会議参加者らは1951年から1963年まで続いた王政の体制の復活を望んでいることを表明した。 王政体制では、リビアは西のトリポリ地区、南西のフェッザーン地区、東のバルカ地区の3地区に 分割されており、この分割体制は1963年に廃止された。 昨日(6日)にベンガジで採択されたこの宣言は、移行国民評議会に対し既成事実として連邦制を 押しつける試みである。会議は、移行国民評議会が発表した憲法宣言を拒否したが、憲法宣言は (制憲議会で)西部に102議席、東部に60議席を割り当てている。リビア東部の住民は、これを彼らを 周縁化する政策の継続とみなしている。 ベンガジでの会議は、数週間のうちに東部でバルカの統治を担当する評議会の選挙が実施されるであろう と述べた。また、同会議は、「バルカ地区」は独自の議会・警察・裁判所を持ち、首都をベンガジにすると 発表した。これは、東部のことを東部自身で運営するためである。この計画によると、外交政策、国軍、 石油資源についての政策は、トリポリの中央政府の手に残される。ちなみに、バルカ地区はリビアの面積の 約半分を占め、リビア東部から、東はエジプト、南はチャドとスーダンとの国境までの地域である。 (後略)
リビアの東部が分離し、自治権を持つ方向に動き始めているが、この自治区は表面的には リビアから分離独立するものではないと語っている。リビア中央政府との関係について、 このキレナイカ地方(バルカ)を自治区にしようと思っている人たちは、キレナイカ(バルカ王国) 自治区を創立するだけだと語っている。しかし、その自治区は独自の議会を持ち、警察を持ち、 裁判所を持つというものであり、加えて、イドリス・サヌーシー元国王の末裔アハマド・ズベール ・サヌーシー氏をトップに据えるというものだ。 中央政府については、外交政策、国軍、石油資源について権限を持つとしている。 しかし、リビアがトリポリタニア、フェザーン、キレナイカの3地域に分割された場合、キレナイカ の面積はリビア全面積の半分以上を占め、ほとんどの油田地帯がそこに含まれることになるのだ。 当然のこととして、この動きは現段階では自治と言っているが、将来的には分離独立を目指して いるのであろう、と中央政府は疑問視している。このため、中央政府のムスタファ・アブドッジャリ ール代表は、軍事力を行使しても、このキレナイカ(バルカ)の動きを阻止する、と強い立場を 示している。そうであるとすれば、今後キレナイカとトリポリタニアとの間で、戦闘が起こることが 予測されよう。そのことは、油田地帯が危険にさらされることであり、リビアの石油が世界市場に 流れてこなくなるかもしれない。 イランのイスラエルやアメリカとの緊張状態が石油価格を押し上げており、それが世界経済に 悪影響を及ぼしているなかで、リビアの石油が止まるようなことになれば、世界は大パニックに 陥るであろう。なかでも、リビアの石油は主にヨーロッパ諸国に流れていることから、ヨーロッパ 諸国の経済悪化やユーロ安という現象を生みかねない。 欧米諸国や中国はリビアの現状に、どう対応していくのであろうか。いまのところ、キレナイカと トリポリタニアの対立解消に仲介できる国は無さそうだが、ここでもトルコの仲介が物を言い 始めるのであろうか。
だから何度も言うように アジアアラブアフリカのAAA作戦ができれば ロスチャに対抗できるって 人材、資源
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/09(金) 08:28:10.96 ID:9bkwGztJ
イランの議会選挙で、ハメネイ師忠誠派が75%の議席を獲得し、対立していたアハマディネジャド派を打ち破った事への
コメンタリー、UAEのガルフニュース、オピニオン欄に掲載されているもの
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ttp://gulfnews.com/opinions/columnists/ahmadinejad-s-fall-khamenei-s-rise-1.992272 Ahmadinejad's fall, Khamenei's rise
アハマディネジャドの凋落、ハメネイ師の権力拡大 By Osama Al Sharif
The region will be more insecure as clerics gain more power and influence impacting fledgling democracy
By Osama Al Sharif, Special to Gulf NewsPublished: 00:00 March 10, 2012
イランの政治に聖職者の影響と発言権が更に高まることで、中東地域はより不安定化するであろう
The result means that Ahmadinejad will finish his term, which ends next year, as a lame duck president. But what is more
important is that Khamenei can now turn Iran into a full-fledged theocracy with undisputed clerical powers vested in him
under Willayat Al Faqih (Guardianship of the Jurist).
この議会選挙結果の意味するところは、アハマディネジャドが、レームダック大統領として来年末までの任期を
全うするという事である。しかし、より重要であることは、今やハメネイ師がイランを完全な宗教国家に、聖職者
たちの権力を持って変えることが出来るということである。(後略)
アメリカとヨルダン、アル=アサド政権崩壊の場合に備え、シリアの化学兵器を確保 2012年03月09日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2012-03-09-09-33-16.htm アメリカとアラブの当局者は、アメリカ軍とヨルダン軍は「大量な備蓄があると信じられているシリアの
化学及び生物兵器」を確保する準備計画を実行に移す、と語った。当局者は、アラブ連盟の広範囲な
いかなる平和維持のための任務の枠組みにおいても動く特殊部隊がヨルダンからシリアに入ったと
語った。これは、この種の兵器を保有していると考えられている10ヶ所以上の場所に対する安全措置
のためである。アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルが金曜日[9日]に語ったところによる。
アメリカとヨルダンの当局者は、ヨルダン防衛省の高位の代表団が先月下旬アメリカ防衛省を訪問し、
シリアの大量殺戮兵器による脅威や他の治安問題について議論した、と述べた。アメリカ当局者は、
アメリカとヨルダンは、シリア国内で特殊部隊が一方的な攻撃を仕掛けたことに関して話し合った、
と強調した。この動きは、シリア大統領バッシャール・アル=アサドの治安部隊との直接の闘争勃発の
可能性に起因している。
しかし、これらの兵器の備蓄場所の限定とそれの確保が、いかなる平和維持の任務の中でも最も
重要な位置を占めるであろうと明らかにした。平和維持のために、この行動が最終的にシリア国内で
なされるわけである。この問題に関わる専門家は、シリアの兵器計画について、当地の化学、生物
兵器は発達しており、10ヶ所以上の場所に保管されており、ほとんどがシリア北部と中央部にある、
と述べた。このうちのいくつかの場所は、現在暴力による弾圧を受けている、ハマやヒムスのような
都市に存在している。
また、アメリカ当局者はこれらの武器がヒズブッラーや他の武装集団に渡ることへの懸念を表現した。
また、付け加えて、トルコやヨルダンの当局者たちは、アル=カーイダに関係を持つとされているシリアの
反政府メンバーにこれらの兵器が押さえられ、テロ攻撃に使用される可能性への懸念を表わしている。
サウジアラビアの国務大臣で国家警備隊のトップでもあるムトイブ・ビンアブドッラー・ビン・ アブドルアジーズ王子が、意外な不満を述べている。通常自国が不安定化していくときは、 それに関わる情報は明かさないし、そのことについて否定はしても認めたがらないものだ。 ところが、このムトイブ大臣は、サウジアラビアに対する外国の工作があることを語り警戒 している。どうやら、サウジアラビア国内では明確な不安定の傾向が現れ始めているという ことであろう。先日、アブハのキング・ハーリド大学で起こった女子学生の抗議以外にも、 幾つかの大学で同様の抗議集会が起こっていたようだ。 インターネットや携帯電話、ツイッターやフェイスブックを通じ、アラブ各国間の国内情報は 瞬時にして他のアラブの国々にも伝えられるのだから、サウジアラビアだけがカヤの外、 というわけにはいくまい。情報を極めて平等に受け取れるシステムが、インターネットや 携帯電話の普及で、アラブの湾岸王制諸国の間にも広がっているのだ。 大学で起こった抗議集会についても、他の湾岸諸国の若者たちも既に知っていよう。 それはサウジアラビアの学生の抗議行動が、他のアラブ王制諸国にも広がっていく 危険性があるということだ。サウジアラビアの大学の場合、男女格差に対する抗議が 女子学生によって行われたが、それ以外に大学教職員の横柄な学生に対する対応や、 宗教警察の大学への立ち入りと関与も不満の一因になっているようだ。 サウジアラビアはいま、他のアラブの春を経験した国々や、そのアラブの春に追随している アラブ諸国と同じように、これから国民の行動が表面化してくるということであろうか。 国民に対し政府が大盤振る舞いによってアラブの春を阻止しようとした努力は、水泡に帰する 危険性があるということだ。そこまでサウジアラビアの若者層も、民主化意識、世界の流れを フォローするレベルに進歩したということでもあろう。
シリアの4将軍、トルコに脱出 2012年03月09日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=1256724&title=esedin-4-generali-turkiyeye-gecti 今日、シリアからトルコ・ハタイ県へ渡った将軍の人数は4人にのぼることがわかった。
地元の情報筋から得た情報によると、治安部隊の横暴や虐殺を理由として7人の高級軍人が
反政府側に回った。兵士らとともに234人のシリア人が様々な場所からトルコへ避難してきた。
シリア軍から離れた4人の将軍と、2人の大佐、1人の軍中佐、3人の将校がハタイへ渡った
という情報が得られた。ダマスカス、ホムス、ラタキアの町で任務にあたっていたとされる将軍ら
によるコメントが出されるものと見られている。
ユスフ・ギュレル・レイハンル郡長は、本国の混乱から逃げてきた、将軍2人と大佐1人や下士官1人、
曹長1人を含む234人がレイハンル群へやってきたことを明らかにした。
ギュレル・レイハンル郡長は、アナドル通信(AA)に行った説明で、最近、シリア国内での混乱の
ためにトルコへの避難を望んでいるシリア人が増加していることを明らかにし、同郡のブクルメズ村、
クシャクル村、カヴァルジュク村の国境からトルコへ入国したシリア人は同郡のテント村(避難民
キャンプ)に滞在していると述べた。
アドナン・カスム・フェルザト シリア准将は先週、インターネット上で、シリア軍から離れたことを、
そして部下の兵士らと共に自由シリア軍に参加したことを明らかにした。
さらに、アブドゥル・ヒュサメッティン石油・鉱山副大臣が昨日、辞職したことを明らかにした。
634 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/17(土) 10:38:05.05 ID:LHCtUQiX
シリアからのトルコへの避難者、1日で千人 2012年03月15日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=1259080&title=turkiyeye-son-24-saatte-1000-kisi-girdi トルコ外務省のセルチュク・ウナル報道官は、シリア情勢の悪化を受け、
この24時間のシリアからトルコへの避難者数が、1000人に達したと発表した。
トルコ外務省の定例記者会見で、ウナル報道官はトルコに避難したシリア人に関する情報を
報道陣に明らかにし、今朝(3/15)の時点でトルコに避難したシリア人の数が14,700人に達し、
この24時間では1,000人がトルコに入国したと語った。
ウナル報道官は、トルコに入国したシリア人のうち、14,200人はハタイに、500人はイスラヒイェ
にいるとし、昨日(3/14)の時点で6人いた将校クラスの避難者の数も7人に増えたと述べた。
シリア、トルコ・レバノン国境に地雷敷設か? 2012年03月13日付 Zaman紙
http://www.zaman.com.tr/haber.do?haberno=1258308&title=suriye-sinirlara-mayin-dosuyor 人権NGO団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、シリアのレバノン・トルコ国境付近において、
情勢不安から逃れようとする人々が通るおそれのあるルートにロシア製の地雷が敷設されたと発表した。
ニューヨークに本部を置くヒューマン・ライツ・ウォッチは、目撃者や反政府団体の情報をまとめた報告書で、
問題の地雷がここ数週間の間に国境地域に設置され、すでに犠牲者が出ていることを明らかにした。
同団体のスティーブ・ローズ氏は「いかなる国も、いかなる目的があろうとも、無差別に命を奪うこの兵器を
使用してはならない」と話した。
シリアは、159カ国が署名した対人地雷の使用、生産及び売買を禁止する1997年の条約に署名していない。
シリアの対人地雷所有数の確かな情報が得られていない一方、これらがロシア製であることが推測されている。
また国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、昨年始まったシリアの騒乱により現在までに少なくとも3万人が
シリアを離れ、数十万人がシリア国内にある住居を後にしなければならない状況に置かれていると明らかにした。
イランがイスラエルとアメリカによって明日にも軍事攻撃を受けるのではないか、という懸念が 世界中で広がっているなか、イランではアハマド・ネジャド大統領を議会が吊るし上げにする という現象が起きている。 アハマド・ネジャド大統領については、だいぶ前から種々のスキャンダルが噂されてきていた。 それを大統領は、選挙に影響を及ぼすことを理由に避けてきていた。今回、イラン議会選挙が 終わり、しかもハメネイ師派の議員が大量当選したことで、状況はアハマド・ネジャド大統領に 極めて厳しくなった。その結果イラン議会は、大統領に関する種々のスキャンダルを詰問する ことを決定したのだ。 アハマド・ネジャド大統領と最高指導者であるハメネイ師との間では、情報大臣の更迭を 大統領が強行したこと、それにハメネイ師が反対していたこともあり、今回のような厳しい措置 になったものと思われる。大統領は議会で、経済政策の失、敗金融スキャンダル、外交などが 詰問されることになった。金融スキャンダルをめぐっては、テヘランの鉄道延長に絡んだものだ。 今回のイラン議会での大統領査問会は、イランがイスラム共和国になって以来、初めてのもの であることを考慮すると、相当大きな問題ということであろう。以前、似たようなことで問題になった アブルハサン・バニサドル大統領は、女装で国外に逃れたということがある。彼はその後フランス に亡命したままになっている。 さて、この議会での査問を受け、アハマド・ネジャド大統領が満足いく答弁ができなければ、 犯罪者ということになり失脚するだろうが、それがどのような状況を生みだすのであろうか。 もしアハマド・ネジャド大統領が失脚した場合、イランとイスラエル・アメリカとの緊張関係に 何らかの変化が生まれるかもしれない。そうなれば、イラン攻撃はなくなろう。 しかしし、ハメネイ師も核開発推進派であることから、簡単にはいかないのではないか。 唯一の望みは、ハメネイ師が核兵器を悪魔の兵器として、それを制造することは最大の罪だ、 と断じていることだ。 アハマド・ネジャド大統領を失脚させ、イラン政府はイスラエル・アメリカとの敵対関係に終止符を 打つつもりなのかもしれない。この予測は甘すぎるだろうか。しかしそうあって欲しいものだ。
シリア:ダマスカスの爆破事件 2012年03月18日付 al-Watan紙
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=119610 GCC諸国が駐シリア大使館を閉鎖し、シリアへの渡航や査証発効を禁じたことは、おそらくはシリアに対して
準備していた新しい段階の指標であった。新しい段階とは、湾岸諸国の豪族たちから送り込まれる爆破と
テロの段階であり、これら豪族どもはかねてから爆破とテロで脅迫し、そして昨日それを実行したのである。
これら全ては、シリアを転覆しようとする彼らの陰謀が失敗に終わった後の出来事である。
彼らは諸大使館を閉鎖し、丸1年にわたり資金援助し、密かに武器援助した挙句反体制派なるものを武装化
する意図を公言した。彼らは反シリアのファトワーを発表し、未熟な若人をだまし、「戦闘員」を派遣し、シリア
とその人民に対して養成してきたテロの成果を得た。
背後につながる全ての意図が暴露された現在、もはやシリアへの軍事干渉を呼びかけるいかなる反体制、
アラブの解決を求めるあらゆる反体制派に対しても寛容の余地はない。内務省から公式な許可を得ないで
行われるデモは、平和的デモであろうが拒絶されるべきものである。現在は法律、法律による支配、安全と
安心を支持すべき時であり、シリアの安全と安心を動揺させようと欲する全ての者は、そうした行動が懲罰
されねばならない。現在は非常時であり、哲学やフェイスブック上の闘争や宗教的勧告の時ではない。
つまるところ、現在はシリアの敵を利する結果にしかならないデモをやっている時ではないのである。
充分だ!我々は彼らに、大声で、1000回でも言う。流血は充分だ。テロは充分だ。今は行動と建設と改革の
時である。既にお前らは存分に無辜の者を殺し、経済を破壊した。お前たちは元々からしてシリア人民の
大半が拒否している革命の火をつけることができなかった。
昨日朝、正確には午前7時30分、初動捜査によると自爆犯が運転する車両3台が同時に爆発した。 3台の自爆車両のうち2台の爆発により、27名が殉教し、その他140名が負傷したが、被害者の大半は 民間人だった。ヤルムーク・キャンプで爆発した3台目の車両については、爆破実行犯だけが死亡した。 本紙の取材によると、第1の爆破はバグダード通りとカッサーア地区とを結ぶアッ=タフリール広場の近所の 空軍情報局前で発生した。これにより、攻撃対象となった空軍情報局庁舎の前面と外壁はほぼ完全に破壊 された。そして、爆破に用いられた車両のエンジンの残骸が目撃されたが、そこからは当該車両が四駆車 であることがうかがわれた。同様に、この爆破により空軍情報局の向かいにあった4階建ての集合住宅も ほぼ完全に破壊された。この建物には、複数の民間人家族が居住している。さらに、周辺の建物複数にも 被害が出た上、爆破現場付近を通行中の民間の車両数十台がほぼ完全に破壊された。 第2の自動車爆弾は、アル=ジャマーリク広場にある刑事警察局庁舎を狙った爆破だった。爆破の破壊力は 第1の爆破ほどではなく、刑事警察局庁舎正門で爆発した。爆発現場にいた情報筋は本紙に対し、爆発した 車両は14人乗りのマイクロバスだが、運転者しか乗車していなかった。現場では、バスの破片が20メートル 〜300メートルにわたり散乱していた。この爆破により、刑事警察局庁舎に大きな損害が出たほか、現場の 正面にある関税総局庁舎にも被害が出た。その上、隣接するフリー・ゾーン(訳注:貿易などの経済活動に 免税などの優遇措置が付与される開発区域)の建物にも被害が出た。 内務省が声明で発表したこれらの爆破の初動捜査によると、「2件のテロ爆破は、シリア人民の安全、 安定を標的とする行為と不可分であり、最近我々が名にしている地域・国際的な情勢激化の一環として 行われたものである。最近の情勢激化は、シリアへの武器搬入がを公然と行うようにとの呼びかけと 軌を一にしている。」とのことである。 (後略)
シリア;アレッポでの爆破事件 2012年03月19日付 al-Watan紙
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=119698 消耗と社会の一体性・共存への攻撃を狙い、シリアの諸都市を標的とする卑劣な手が戻ってきた。
テロリズムはサイドアレッポ市を攻撃。市内の住宅街での2件の爆破のうち1件は自動車爆弾、もう1件は爆弾。
2件の爆破事件により、治安維持部隊兵1名とその他2名が殉教した。同様に、2件の爆破により民間人と
治安維持部隊要員32名が負傷した。この事件はダマスカスでの2件のテロ行為の1日後に発生したが、
ダマスカスの事件では27名が殉教し、昨日(18日)葬儀が行われた。
テロ集団は、偽造ナンバープレートをつけた自動車爆弾を、アッ=スライマーニーヤ地区のアッ=ラーティーン
教会近くにある政治治安局庁舎裏で爆発させた。爆発は、当該車両が怪しまれたため、レッカー車で異動しよう
としていたところ発生した。これにより、治安維持部隊兵1名、女性1名を含む3名が殉教、30名が負傷した。
負傷者は公立アッ=ラーズィー病院に搬送された。
現場に深さ1メートル以上の痕跡を残したこの爆発は、硝酸銀200キログラムと同等の強力な爆発物を
使用したとみられるが、近隣の住宅に甚大な物的損害を与えた。ある建物は、外壁が完全に崩壊しガラスが
100メートルにわたり飛散した。この爆発と共に、バサーティーン・バーシャー・アッ=シャアビー街区のタバコ
販売店が爆弾で爆破された。
同街区では去る2月に爆弾2発を用いた爆破事件が発生、そのうち小学校近くでの爆破により子供2名が死亡
していた。今回の爆破では、2名が負傷した。また、爆破されたアッ=サーフール街区では携帯電話販売店で
ガスボンベが爆発したが、死傷者はなかった。
およそ2カ月前のアレッポでの治安機関庁舎を狙った2件の爆破事件では、民間人・軍人28名が殉教した。
(後略)
641 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 19:20:08.63 ID:0m3hC3KS
シリアのバッシャール・アサド大統領は人否人で冷血で、独裁者だという評価が 世界のマスコミで踊ってきた。そしてそのニュースを見る人たちのほとんどが、 そうなのだろうと思うようになっていた。 しかし、最近になってどうもシリアに対する、風向きが変わってきたようだ。 反体制派の一部に対する厳しい非難の声が上がり始めたのだ。 彼らはテロリストと呼ばれるようになり、実は彼らが凄惨な殺人を繰り返してきていたのだ、 と報じられるようになってきている。 それは事実であろう。アサド体制を打倒するために、過激派がシリア軍や内務省の犯行として、 多くの国民を殺してきたことは間違いなかろう。だが、もう一方でシリア軍によって殺害された人も 多数いるのだ。そこが問題であろう。戦争で自派が正しいと世界に知らしめるためには、平気で 人間を殺し、敵側による犯行と非難することは、歴史上、沢山あったろう。 問題はこのアサド大統領に対する、どちらかと言えばひいき眼な流れが、今後どうシリア問題に 影響していくかということだ。そもそものこの流れの起こりは、アナン氏のシリア問題仲介による のではないか。ロシアのラブロフ外相も時を同じくして、『アサド大統領は多くの間違いを犯してきた。 我が国はシリアの体制を支持しているわけではない。』といった発言をし始めている。 一時期はヨーロッパ諸国の大使館がダマスカスから撤退したこともあり、欧米による軍事攻撃も ありうるかと思わせたのだが、どうやら平和的な解決努力が今後当分の間続けられそうだ。 しかし、反体制派のテロ集団は何とかして平和的な流れを粉砕したいと思い、行動するだろう。 そのことは、これまで以上に残虐な殺戮が展開されるということを予測すべきではないのか。 同時に、誰がこのテロ集団のスポンサーなのか、ということについても追及が及ぼう。 今のところサウジアラビアがその非難の矢面に立ってきている。一時期はカタールも声高に シリア体制の打倒、軍事介入を口にしていたが、突然静かになった。 しかし、イスラエルのペレス大統領は、『バッシャール・アサド大統領は早晩打倒されよう。 そのことはシリアの新体制とイスラエルの間に、新たな問題を生み出そう。』と語っている。 あまり明るい未来ではないということか。
スペイン元首相、サウジにはアラブの春をイスラーム化させる計画があると明言 2012年03月16日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=today\16qpt966.htm&arc=data\2012\03\03-16\16qpt966.htm スペインのフェリーペ・ゴンサーレス元首相は、EUがアラブの春において、いかなる民主化支援での役割も
果たしていないと述べた。同氏は、アラブの春をイスラーム化させることを意図してサラフィー運動に資金提供し、
強化させようというサウジアラビアが果たしている地政学的役割について警告した。
このベテラン政治家の声明は、今週水曜日[14日]に、政治家で思想家であるアルジェリア系フランス人の
サミール・ナーイルの『チュニジアの教訓--マフィア的権力の尊厳がいかに崩落したか』というタイトルの本の
紹介を通じて行われた。これはチュニジア革命を扱った本であり、アラブ世界にいかに革命が拡大したか、
この地域の、とりわけ、選挙でイスラーム主義者の勝利後の政治的将来の展望が書かれている。
同氏は発言を続けて、国際勢力の全てが支援や状況の行方を統制するなど、アラブの春において何らかの
影響を与えることを望んでいる、と述べた。この点において、サウジアラビアはイスラーム主義運動に、
とりわけサラフィー運動に資金提供をすることで、戦略的な計画を有していると強調した。それは、アラブの春
にイスラーム主義的性質を与えようと試みているものである。このことを、カタールは拒絶している。
カタールはイスラーム主義運動を支援をしているにも関わらず、アラブの春をイスラーム化させようという
狙いはないと強調した。このことは、資金、メディアの提供によるアラブの春への影響力を求めるサウジ
アラビアとカタールの間に衝突をもたらすに至った。
サウジアラビア側にはアラブの春に影響力を与えようと狙うアメリカによる計画が存在するが、ゴンサーレス
元首相は、アラブの春に対し、経済的支援のみならず、民主化に対する精神的・社会的支援を提供しなかった
ヨーロッパの「不在」について批判した。
643 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 19:07:57.15 ID:x+sCZ4AR
アメリカやイスラエルは、2003年のイラク侵攻以前からイラクのクルド人を支援してきていた。 イラク国内の情報収集には極めて有効な相手であったのであろう。 このためアメリカ軍がイラクに侵攻し、サダム・フセイン体制を打倒した時から、クルド地区は ある種の自治権を獲得していた。イラク国内にあって、同国北部のクルド地区は、イラクの 他の地域とは異なり、発展し平和を維持してこれていた。 このイラクのクルド地区を統治するムスタファ・バルザーニ議長(大統領とも呼ぶ)は、トルコ との良好な関係を維持し、トルコの企業に依頼してクルド地区、なかでもその首都ともいうべき エルビル市の開発を進めてきていた。今までは独特の自治権で済ませられていたクルド地区の 処遇をめぐり、バルザーニ議長は最近になって分離独立を公に口にするようになってきた。 彼に言わせれば、現在イラクの実権を握っているマリキー首相は独裁者になり、彼と彼の側近 だけの利益を図っている。つまり小さなグループによるイラクの富の収奪だというのだ。 そこでムスタファ・バルザーニ議長は、中央政府との合意はすでに無意味になっているとし、 クルド地区3県をまとめてクルド国家を設立すると言い出したのだ。 イラク北部のクルド地区はイラク国内にあって、ほとんどの石油生産をカバーしている地区だ。 それだけに、もしクルド地区がイラクから分離独立することになれば、クルド国家は巨万の富を 手にすることになろう。しかし、それはイラク中央政府との間に戦争も起しうる危険な動きである。 また、イランやトルコもクルド問題の拡大を懸念し、厳しい対応をしてこよう。 では、そのような危険な発言を、バルザーニ議長は何故始めたのであろうか。実はクルド地区 の石油開発をめぐり、エクソン社との交渉でイラク中央政府が難癖をつけていることに起因する ようだ。バルザーニ議長は分離独立をちらつかせて、エクソン社との交渉権を中央政府から 得たいと思っているのではないか。
トルコのシリア侵攻の際には クルド地域戦場に ク労働党 25.03.2012, 12:07 The Voice of Russia
http://japanese.ruvr.ru/2012_03_25/69527358/ 24日、クルド労働党の戦闘部隊を率いるムラト・カライヤランは警告を発し、トルコがシリアに侵攻した場合には、
すべてのクルド地域が戦場となると語った。またカライヤランは、「イスラム保守勢力であるトルコ政府が、
欧米諸国にそそのかされて」、シリアへの介入計画を立てていることを非難した。
トルコのタイイプ・エルドアン首相は、シリア政府にたいして暴動鎮圧における武力行使を停止するよう求めているが、
最近、バシャル・アサド大統領に対して、「流血への責任を逃れることは難しくなるだろう」と警告していた。
一方で、トルコの与党「公正発展党」のヒュセイン・チェリク氏は、いまだシリアとの「緩衝地帯」をもうける決定は
行っていない、と述べている。また4月はじめにイスタンブールで行われる「シリアの友人グループ」の会議で、
この問題に前進が見られるだろうとしている。
国境地帯のハタイ州では、トルコ政府によって難民のためのいくつかのテント村が設けられている。
人道団体らの資料によれば、すでに1万9千名以上のシリア難民がトルコに逃れているという。
以前から必ず起こるだろうと思っていた、エジプトの軍とムスリム同胞団の対立が表面化してきたようだ。 それは軍が、半ば結成した政府をバック・アップしていることに起因しているようだ。 その発端は、アメリカからの援助をめぐるエジプト政府とムスリム同胞団の意見の違いだったようだ。 政府は軍の意向を受けて、援助のうちの軍事援助をそのまま軍に渡したいと考えているだろう。 そのことは、軍も今までどおりの既得権と受け止めていよう。 もう一つの対立点は、IMFからの援助という名の借り入れがある。この金の使い道をめぐり、ムスリム 同胞団はエジプト政府に対し、使途を明確にするように迫った。過去には政府の高官が、公金を私的に 使用するケースが多かった。IMFからの資金援助や外国からの借款は、汚職の巣だったのだ。 ムスリム同胞団は現在の政府が軍最高評議会によって結成されたものである以上、その政府が 犯した失敗は軍最高評議会にあるとして非難し、外貨準備の大幅減少、燃料不足社会不安、 法の不公正などを挙げている。ムスリム同胞団はこれらのことを根拠に、軍最高評議会に対し、 現在の政府を解散させ、ムスリム同胞団の政党である自由公正党が第一党になったのだから、 その自由公正党に内閣を結成させろと詰め寄っている。 このムスリム同胞団の姿勢は真正面から軍と対峙するものだが、その結果、今後は今までのような 不安定な軍とムスリム同胞団とのハネムーン時代が終わることを意味していよう。 ムスリム同胞団が今後を有利に展開していけるのかというと、必ずしもそうではあるまい。 なぜならば、憲法起草委員会はメンバーの大半がイスラム原理主義の自由公正党メンバーと、 サラフィ組織のヌール党のメンバーによって構成されているからだ。このことに対しては、エジプトの 世俗派が猛烈な反発を示している。したがって、軍がムスリム同胞団と対立した場合、エジプトの 大衆が全面的にムスリム同胞団を支持するとは限らないのだ。それどころか今後、軍とムスリム 同胞団が衝突するようなことになれば、大衆は軍を支持する可能性もあるのだ。
シリア:アナン特使の任務の行方 2012年03月27日付 al-Watan紙
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=120142 ロシアの首都モスクワの報道筋は本紙に対し、「国連のコフィ・アナン特使との諸会合は、深く、詳細なものだった。
アナン特使はロシア側に対し、同特使の提案とそれに対するシリアの回答について説明した。」と述べた。
この報道筋によると、シリアからの回答とは、アナン特使がモスクワに滞在している間に受け取ったものである。
同筋は、アナン特使が諸会合の間に、米国を筆頭とする国際社会は同特使の任務を支持しており、国際社会は
政治対話を通じてのみ解決され、シリア人のみが自らの指導部と命運を決める権利があると考えていると強調した。
同筋は、アナン特使はロシアの指導部に対し、シリアで起きていることについての国際的な立場の変化を伝えた。
特に、米国の立場はシリアの内政への不干渉と、地域全体を爆発させかねない国内紛争回避へと変化した。
同筋によると、国内紛争とはカタールとサウジアラビアが引き起こそうと尽力したが、シリアの指導部がそれを
阻んだ紛争のことである。
同筋は、「ロシア政府はアナン特使に対し、地域・アラブの諸勢力が、反体制派への武器・資金援助を通じて
シリア内政に干渉し続けていることに不満を表明した。」と述べた。ロシアの外務省は、同国のラブロフ外相と
アナン特使との会談後に声明を発表、アナン特使が任務において中立性を遵守することと、同特使が当事者の
いずれかに偏向しないことが必要であるとと明確に指摘した。
カタールとトルコは、いわゆる外部の反体制派を統合するための会議の開催を呼びかけていた。
外部の反体制派は、過去数週間国内の反体制勢力からのあらゆる支持を失ったこと、国外の反体制派を
権力の座につけるためのシリア占領と空爆を要求し続けたこと、カタールとサウジからの資金と、トルコの後援に
沈み込んでしまったことにより、崩壊し始めた。
ロシアやアナン特使の発言を前に、「シリアの友」会議なるものの開催を数日後に控え、ヨーロッパの行き詰まりは
明白である。この会議は、トルコが4月初めに自国で開催する会議である。ヨーロッパ人はこの会議に対し様々な
立場を示したが、彼ら自身が自己矛盾を起こしている。
Fikret Bila コラム:クルド問題、政府の新・解決策 2012年03月22日付 Milliyet紙
http://siyaset.milliyet.com.tr/pkk-ve-kurt-sorununda-yeni-strateji/siyaset/siyasetyazardetay/22.03.2012/1518326/default.htm (前略)
エルドアン首相の発言は、昨日の党派会議での演説でも一部みられたように、PKKとの闘争及びクルド問題の
解決にあたっての新戦略にもとづいている。この新戦略の概要は、次のように要約できる。
1- クルド問題の解決にあたり、文民政治グループ以外のいかなる窓口とも折衝は行われず、利用されない。
2- イムラル島でオジャラン、カンディルやヨーロッパでPKKと折衝することは今後行われず、彼らは交渉相手から除外される。
3- 南東アナトリアやその他の地域で暮らすクルド系市民は、PKKやKCKからの圧力から解放される。
4- この目的にため、直接民衆が交渉相手とされ、文民政治組織との接触で解決策が模索される。
5- 解決の場は議会のみとなる。オジャランやカンディルPKK本部に操られておらず、民主的な方法で選ばれ議会に当選し、
政治的なイニシアチブをとれる政党、ないしは複数の政党と交渉が行われる。
6- PKKが武装闘争を続ける限り、武力での戦いは続けられる。
7- PKKと再び交渉することがあるとすれば、それは武装解除にためのものとなる。
8- PKKが武器を政府に引き渡したならば、犯罪をおかしていない者についてどういうプロセスが採られるかは、追って発表される。
9- 新憲法に、クルド・アイデンティティや自治制は盛り込まれない。新憲法は、人権と国民の法の前での平等が基本となる。
10- 地方自治が強化される。国際法に基づく諸権利が尊重される。
■合意と野党
PKKとクルド問題は、国全体の問題である。PKKとの闘争とクルド問題の解決には、トルコが心をひとつにして当たらなくてならない。
要約につとめたこの新戦略では、その一端が伺われる。この国全体の問題への対応戦略が推進力をえるためには、この作業について、
野党の首脳にも情報が伝えられ、彼らの意見や提案もきくことが必要だろう。このことは、社会的、政治的な歩み寄りに基づく、
一つの挙党戦略の推進のために有益となるだろう。
シリアでは反政府運動が起こってから、それに伴ってトルコには多くの難民が逃れてきている。 現在トルコにいるシリア人難民の数は17000人と報告されているが、今後の状況次第で それが10万人にも達するのではないかという強い懸念をトルコ政府は抱いている。 1日一人の難民に5ドルの援助をしたとして、10万人に達した場合、援助に必要な費用は 50万ドルにも達するのだ。それが1カ月では1500万ドルにも上ることになるのだ。 つまり、トルコにしてはシリアの問題は、他国の問題ではなく、自国の問題となっているのだ。 難民の流入を阻止することは人道的に出来ないことであり、受け入れが続くことになる。 トルコがシリアの難民問題に対する対応で決断しつつあるのは、シリア国内にバッファー・ ゾーンを構築することだ。しかし、それはシリア軍とトルコ軍が武力衝突する可能性のある、 危険なものでもあろう。シリアがトルコの考えるバッファー・ゾーンを、シリアの領土内に 構築することを放置するわけがない。なぜなら、そこは反バッシャール・アサド体制の ゲリラの巣窟になることが分かり切っているからだ。 韓国で先日行われた核会議で、トルコのエルドアン首相とアメリカのオバマ大統領が、 シリア対応について意見交換をした。そのなかで明らかになったことは、アメリカは あくまでも武力行使に至る状況は作りたくないということであり、トルコは武力行使も辞さず というものだった。この点ではトルコとアメリカの考えは、何の合意点も見いだせなかった。 そこで公表されたのは、トルコとアメリカが、トルコに流入して来たシリアの難民に対して、 人道支援をすることで合意した、というものだった。トルコはバッファー・ゾーンの構築に 近く動き出すであろう。それはシリアとの武力衝突を生むことが予測される。 嫌な言い方だが、それ以前に、アサド大統領暗殺やクーデターが起こることを望む。
アルジェリア、マリでのクーデーターを受け隣接する国境閉鎖・両国間の協力凍結 2012年03月23日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/377891 アルジェリアは、マリとの軍事協力を凍結した。また、マリ北部のダメージに苦しむ地域に数日前から
運ばれていた人道支援物資の輸送を中断した。アルジェリア外務省は危機対応部局を組織し、
即時、陸路の通関地を閉鎖することを決めた。また、軍の指導部に、マリのトゥマニ・トゥーレ大統領
政権に対するクーデター後の状況予測を依頼した。
更に、同国政府は、武力行使と「憲法に矛盾する改革」を非難した。これは、アルジェリアがアフリカ
のクーデターに対しとってきた立場である。最後におきたクーデターとしては、モーリタニア大統領
ムハンマド・ウルド・アブドゥルアジーズによって彼の前任者であるムハンマド・ウルド・サイーディー
・アル=シャイフに対して、2008年の夏に起こったものがある。また、2年前には、ニジェールのママドゥ
・タンジャ大統領に対してクーデターが起きた。
アルジェリアは、マリにおける立憲体制復帰を強調した。同国外務省のアンマール・ビラーニー公式
報道官は、22日、「アルジェリアは、マリの状況を大きな関心をもって見守っていく。また、我々の
原則的な姿勢をもってアフリカ連合の憲章の条項に従い、我々は、武力行使を非難し、憲法に矛盾
する改革を激しく拒否する。」と述べた。
マリのクーデターは、アルジェリアのマグリブ・アフリカ問題担当大臣を含むアフリカの大臣たちが、 マリの首都バマコへ向けて出発してから数時間後に起こった。会議は、独立の旗印を掲げるアズ ワード運動を阻止する目的でアルジェリアの呼びかけで開催された。アルジェリアは、マリにおける 全面戦争が勃発することや、アルジェリア領土の奥深くで、「イスラーム的マグリブのアル=カーイダ (AQIM)」が作戦を実行に移すかもしれないという、前例のない治安の喪失を恐れている。 軍事協力の凍結は、アフリカ・サハラ統一組織におけるマリのメンバーシップにまで及んでいる。 同組織には、モーリタニアやニジェールも含まれている。観測筋は、アルジェリアに対して軍事 クーデターの結果から来るより大きな衝撃が起こるとみている。これについては、アルジェリアには リビアの東部政府との調整が可能な切り札はほとんどない。 同様に、トゥーレ政権への無関心や齟齬に特徴づけられる時期に関係が戻るであろうとする 期待のもとにクーデターは起こったが、これは「テロ」に関する問題へのトゥーレ政権の以前の姿勢、 あるいは北部開発問題に対する指揮の仕方が原因であった。 軍事クーデターが完了した場合、アルジェリアは、隣国マリとの間で積み重ねてきた全ての条約を 見直すよう求めている。隣国マリは、一方では、「テロ」活動の中軸の中でも最も重要なリンクで、 他方では、戦闘における最も弱いリンクであるとみなされている。 同様に、トゥーレ政権退陣とマリのスメイル・マイガ外相逮捕により、アルジェリアのタマンラセット州 に拠点を置くサハラ諸国高等軍事委員会へのマリの参加が保証される。
シリア難民受入、これにトルコの負担経費はどれだけ? 2012年03月24日付 Yeni Safak紙
http://yenisafak.com.tr/Ekonomi/?t=24.03.2012&i=374299&k=b8 シリアで混乱が始まって1年が経過するにも関わらず、シリアからトルコへの難民流入は未だ続いている。
AFADの情報によると3月22日から23日の間に378人のシリア人が自発的にシリアに戻った一方、333人が
国境からトルコに入国した。最新の数字によると、今日(24日)までに合計3万829人のシリア人難民が
虐殺を逃れて国境からトルコに入国した。
ハタイの難民キャンプに作られた68のクラスと128の科では、就学年齢の女子1121人と男子29人の
計2150人のシリア人に就学前教育および初等・中等教育を提供している。
シリアから逃れた難民が暮らすキャンプにはあらゆるものが揃っている。テントには基本的に必要となる
ベッド、毛布、電気ヒーター、食事のテーブルがあり、更に1日3度の食事ではシリアからの客人たちに
温かい食事が提供されている。シリア人難民は救急サービスや病院で無料の治療を受けることができ、
更に無料で薬が提供されている。難民キャンプでは更に24時間の救急車、保育テント、礼拝テント、
学校テント、手芸教室とパソコンのテント、日常の買い物のため周辺の市場に向かう無料の交通手段、
状況説明を行なっているテント、テレビ閲覧のためのエリア、サッカーコート、24時間湯が利用できる
シャワーエリアと電話サービスなど多くの可能性に備えられている。
AFADの情報によると現在までに、難民キャンプで暮らすシリア人たちのために約1億5000万リラの
支出が行われた。この1億5000万リラという数字が難民のために最初に分配された金額として目を引く
一方、AFAD担当者らから得られた情報によるとシリア人難民のため分配される財源には限度がない。
第1段階として分配された1億5000万リラのうち120リラから130リラがすでに使われている可能性が
想定されることが注目されている一方、必要に応じて追加される新たな資金がシリア人難民のために
使用されるためハタイ県庁に送られる。