【吉田ドクトリン】日本をこんな国にしたのは吉田茂

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32名無しさん@お腹いっぱい。
今なお田中を失脚させたロッキード事件は、資源自立外交を目指した田中を危険視したアメリカが仕組んだ
謀略だとの馬鹿げた妄想を語る愚か者がいるが、
憲法で軍事力に制約があり、米国の核の傘とシーレーン防衛に依存する日本に
そもそも自主独立外交を歩むことなど出来るわけもない
いかな自主開発資源比率が増えたところで、アメリカからすれば鼻で笑うほどのものでしかない
独立した軍事力のない国に独立した外交などはないのである

日本の在外公館では、他の主要国のそれと違って、諜報活動をしてるわけでもなく、
外交官僚らが現地の日本人社会で築き上げた醜悪なヒエラルキーの頂点に立って、
税金を使って高価なワインや絵画を購入し、社交界でパーティーをやり、夫人と優雅にオペラ鑑賞し
定期的に地元紙のスクラップを本国に送ってる程度の仕事をするばかりだ
テロリストに襲撃されたペルーの青木大使などはその典型だろう
しようがないではないか、やることが何もないんだから
目的のない、国益を定義することのできない外務省に多くを期待しても無駄だ

要するに戦後日本外交というのは、地方に公共事業をばらまき、企業から賄賂を受け取るという、
日本の利権汚職政治を、地方を途上国に変えて国際的に展開した、土建政治の世界版にすぎない
軍事力を放棄し、安全保障政策を放棄して、国家であることを停止した戦後日本に
そもそも外交など存在するはずがないのである

国内司法を歪める中国の外交圧力に屈したことで国民的憤怒を生み出し、
日本の国家主権、日本外交のあり方が根本から問われている今、
従来そうした土建政治、土建ODA外交を取り仕切っていた自民党が既に野党に転落しており、
その中枢だった旧田中派・経世会は事実上解体し、
中国に140人もの大朝貢団を送り込み、次世代トップ候補・習近平の訪日時に天皇接見をごり押しして
激しい国民的反発を受けた、
田中角栄・金丸信の継承者、経世会政治文化の申し子である小沢一郎が、
与党内野党に転落してしまっていることは実に皮肉なことだと言うより他ない

もはや日本には土建政治・土建外交は求められてはいないのである