>>424でイヌイットの先住民捕鯨を持ち出してるのは頭の具合が悪い反捕鯨君だね。
イヌイットの捕鯨は「生存捕鯨」というカテゴリーで、文字通りそれが無ければ生存できない、
だから捕鯨をさせろ、という枠なんだよね。
ところがグリーンランドやロシアのそれと違ってアラスカイヌイットの「生存捕鯨」による
鯨肉が彼等の摂取蛋白の8%にしかならない、ということ。
しかもアラスカ州は原油採掘利権で全米一裕福な所なので州人口の数%のイヌイットの、
そのまた8%程度の蛋白源をスーパーの畜肉売り場で買う為の補助ぐらいが出せない訳は
全く無いのね。
つまりこんなものを「生存捕鯨」などと呼ぶのは完全な嘘っ八でして、しかも
モーターボートと「ダートガン」と呼ばれる100年ほど前にヨーロッパから持ち込まれた
火薬式の「ライフル」で止めを刺す、という漁法なので、これを「文化」と呼ぶなら
日本の沿岸捕鯨も同じ「文化」としてIWCで認められなきゃおかしい訳です。
しかもアラスカ捕鯨の対象はたった9000頭程度しか生息してない北極鯨ですぜ?
そこから年60頭も捕ってる。
捕獲圧というのは生息数に対する比率が同じでも分母が小さければ小さいほど
種に対する負荷が大きくなる(遺伝子多様性を損ない易い為)のにね・・・。
IWCで「反捕鯨国」アメリカが如何に異常な事をしているか、という証左の最たるものがこれですね。