◆ジェイク・エーデルスタイン◆01

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25名無しさん@お腹いっぱい。
きょう臓器移植法の改正案が衆議院を通過しましたが、このこととジェイクさんは、意外に深い関係があります。

まずは、共同配信のニュースから(http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061801000082.html)。
「可決された『A案』は、提出された4案の中で、臓器移植へのハードルを最も下げる内容となっています。
具体的には、(1)脳死を一律に人の死と見なす(2)本人が拒否していない限り家族(遺族)の同意で
提供ができる(3)提供を15歳以上としていた現在の年齢制限が撤廃される−という特徴を持ちます。
 日本移植学会は、現在は年約10例の脳死臓器移植が、A案のもとでは年70例程度にまで増えると
予想している。現在、日本では提供を待つ人の数に比べ、提供者の数が圧倒的に不足している。とりわ
け提供を待つ年少者は、国内で子供の臓器提供が禁止されているため、海外で移植を受けるしか生き
る道がなかった。A案の可決は、これら長年の懸案を大きく好転させる可能性がある」

もともと、1997年6月に成立した臓器移植法は、施行後3年の見直し規定がありましたが、これまで、
たなざらしの状態が続いていました。ところが、
「昨年5月、国際移植学会が自国外での臓器移植自粛を求めた『イスタンブール宣言』を採択
し、世界保健機関(WHO)も臓器移植の自国内完結を促す指針を取りまとめる方向となった。このため、
15歳未満の臓器提供が禁止されている日本の小児患者は臓器移植を受ける道が閉ざされる可能性が
出てきたことから、にわかに同法の改正論議が活発化した」というわけです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090618-OYT1T00468.htm?from=top

このWHOが海外での臓器移植の規制に乗り出した理由は、インドや東南アジアなどの臓器売買ビジネス
や、中国の死刑囚から取った臓器を使った移植問題などもさることながら、日本の「ヤクザ」のボスが
FBIと取引して入国し、カリフォルニア大学で臓器移植を優先的に行い、しかもこのボスから同大学に巨額
の献金がなされていた事実が発覚したことも、大きなインパクトがあったと言われています。
http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/689.html

ジェイクさんが命がけで追及したスキャンダルは、今なお大きな波紋を広げています。