【石工組合】湯駄屋の陰謀【啓蒙協会】24

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518名無しさん@お腹いっぱい。
他板を彷徨ってたらグルジア問題の解法を見かけたんで紹介するよ。
俺が疑問だったのは、米とイスラエルになんの利益があったのかということ。
イスラエルは原油輸入の8割をロシア・親ロシア国に頼っていて
カスピ海原油をBTCパイプラインでトルコから海底に引っ張るのが理想だった。
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2004/image/13301030.png
なのになぜグルジアでロシア相手に負けがわかってる挑発を仕掛けたのかが不思議だった。

その解法の要旨はこんな感じ。
陰謀のテーマ:英・米・イスラエルとロシアとで、グルジアをネタにEUをはめこんだ
それで各国にどのような利益があるかというと

米:ロシアとの対決状況により共和党は大統領選での劣勢を挽回。東欧の親米国を掌握、EU衰退。
イスラエル:BTCパイプラインは影響を受けない。天敵イランとシリアはロシアが抑える。EU衰退。
トルコ:クルドを攻めるのに米とイスラエルの力を借り、ロシアの暗黙的協力も期待できる。EU衰退。
(ロシアの暗黙的協力とは、クルドを支援しているシリアとイランをロシアが抑えること)
EU:NATO衰弱、EU拡大も渋滞。カスピ海原油は黒海を渡らなくなってロシアかトルコ経由。

一般陰謀論的にはロンドンとEUはロスチャイルドの領地であり、
「ロスロック対決派」はロックフェラーをやっつけたロス茶のEUが世界の王だと主張する。
実際にはEUはバブルがふくれあがって通貨高止まらずサブプライム債権はアメリカ以上に持ってる。
今回のグルジア紛争でEUは資源・領域とも封じ込められてしまったので覇権縮小。
英米露は向こう何十年かEUを経済搾取の対象にできると言う。

諸氏の見解はいかが?