『新潮45』 2008年4月号
◆◆独走スクープ!◆◆中国製毒ギョーザ事件
日中両政府がひた隠す三つの「指紋」と黒幕の「正体」/一橋文哉
http://www.shinchosha.co.jp/shincho45/backnumber/20080318/ (記事の主な内容)
中国の無国籍児3〜4千万(黒孩子)は、都市で無国籍状態の「民工」を率いて秘密結社化し、
マフィア組織「黒道」を形成、各地方の人民政府、公安当局、各地人民解放軍ともつながって
いる状態。彼らは、犯罪、労働争議、市民運動など反政府運動の支援などを行っているが、
05年の激しい反日デモの過激労働者グループや民工と組んで『反企業・反政府・反日』の
スローガンを掲げ、天洋食品周辺で蠢いているとの情報があり、毒ギョーザ事件も彼らの意志
によるものとみられる。
中国側は、黒道は、日本で強盗団や窃盗団を仕切り、日本の暴力団とつながり、
過激反日分子と交流、反日サイト運営にも関与しており、敵に回すなと日本政府に警告して
きている。また、天洋の実質オーナーの事業拡大に日本の政治家、財界人も関与している。
ギョーザはJTが商品企画し、天洋に製造委託。中毒事件公表の2日前、JT株価が急落。
証券取引等監視委員会はJTかその周辺の人物がインサイダー取引を仕掛けたと見て調査
したものの、はっきりわからなかった。この株価操作疑惑をめぐり、中国側は、オーナーと
つながりのある政治家、黒道を通じ関係がある闇社会の紳士の名を外交ルートでチラつかせ
てきている。