[真の自由の革命か, 銀行家どもの中央統制略奪経済か] ロン・ポール
2008.07.08 豆長者
http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-145.html このバブルが、今までと違う、今までよりも大きなものだと言うのには、もうひとつ理由があります。
世界の中央銀行家たちは、秘密裏に共謀して、世界の経済の中央計画を策定してきたのです。
中央銀行家たちの間で、過去15年間にわたって、
米国債を「マネタイズ」する〔ドルを刷って返す〕取り決めがあったと私は確信しています。
それは、秘密裏に、いかなる監視の目も届かない所でです。
特にアメリカ議会は、そうしたことに注意を向けることもありませんし、まったく理解もしていません。
この私たちへの「贈り物」にも終わりが来ますし、私たちが抱える問題はさらに悪くなるのです。
各中央銀行も各国政府も、非常に強い権力を持っていますが、
(価値のない)ドルをつかまされている状況にあることを理解した人々が、
感情に突き動かされて、そのドルを経済に注ぎ込み出せば、インフレの熱に火がつき、
結局は、市場がそんな者たちの権力など圧倒してしまうのです。
今回は、非常に多くのドル、そして非常に多くの国々が関わっているのです。
過去15年間、どんな危機がやってこようと、ドルという「紙の供給」で済ますことができました。
そうして、特に、アラン・グリーンスパン氏は、連邦準備制度理事会の議長として、
このバブルを史上最大の規模にまでしたのです。
人為的に低くした金利で貸し出されている過大な資金による間違いは巨大で、
市場は、それを修正しようとします。
過大な借金、間違った投資、過剰投資、その他もろもろの問題がそこにはあり、
これらは、政府が決してやるべきではなかった支出をしたことによって引き起こされています。
海外侵略の軍国主義、福祉ばらまき、そして、80兆ドルの様々な社会保障を約束していますが、
それはすべて終わるのです。
今ある要望すべてに答え、それらを手に入れられるほどのお金も、
富を創り出す能力も私たちは持っていません。
なぜなら、私たちは、市場経済を拒否し、健全な通貨・健全な財政を拒否し、自立を拒否し、
自由の大原則を拒否したからです。