1999年11月10日
旧日本軍の残虐行為記録、収集公開へ作業部会を
−米上院に法案が提出−
【ワシントン11月12日共同】
旧日本軍の人体実験や「南京大虐殺」などの残虐行為に関して、米政府や米軍が
第二次大戦中から戦後にかけて得た機密扱いの記録を広く集め、公表するための
「大統領作業部会」を設置する法案が米上院に提出されてことが12日分かった。
戦時中の日本企業による強制労働に対する損害賠償請求を認める法案が提案されるなど、
米議会ではアジア系・ユダヤ系団体の圧力を受けて、日本の戦争責任追及の動きが活発化
しており、今回の法案もその一環。
法案はカリフォルニア州選出のファインスタイン議員(民主党)が10日に提出した。
米議会は昨年、ナチス・ドイツに関する資料作業部会を設置する同様の法案を可決している。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/5481/amerikasagyoubukai.htm ダイアン・ファインスタイン議員(民主党)が米上院に提案していた「日本帝国軍公開法案」
(Japanese Imperial Army Disclosure Act)が昨年11月10日、法務委員会に付託された。
1年近く前、ナチスのホロコーストに関して同様の法律が成立したが、この法律を制定させ、
ホワイトハウスでの調印式にも立ち会ったサイモン・ヴィーゼンタール・センターのクーパー師
は、「ナチスに関する情報公開法(Nazi War Crimes Disclosure Act)の『ナチス』を『日本』に
入れ替えただけの法律」と説明する。アメリカには以前から「情報公開法」があるが、日本軍
の戦争犯罪、とくに化学兵器や生物兵器に関する情報については公開の対象から外されて
いる。それを公開させようというのが「日本帝国軍公開法案」なのである。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/5481/JIADA1.htm ファインスタイン ―― もろにユダヤ系の名前。