【アメリカ】 「米軍」の「従軍慰安婦施設」

このエントリーをはてなブックマークに追加
158154
「全国的な売春宿の非合法化は15万人以上の女性の職を奪った」とタナカは2002年の性奴隷についての
本に書いている。「その多くは非合法での売春を続けたが、その多くが性病と貧困に苦しんだ。」

海外からの集中的な圧力を受けて、1993年に日本政府は、アジアにおいて売春宿を運営し、
女性に兵士への奉仕を強いたことに一定の役割を果たしたことについて謝罪した。この問題は
依然として議論の的となっている。

1月に、カリフォルニアの下院議員マイク・ホンダは日本の性奴隷の使用に対する
非難決議を提議した。これは、慰安婦に対する保証を行うための私的機関として、
93年の謝罪の2年後に設立されたアジア女性基金の解散を前に、日本に対して新たに
プレッシャーをかける思惑もあってのことであった。

この基金は、5万人とも20万人とも言われる、日本軍のために奴隷化された多くの女性のうち、
フィリピン・韓国・台湾の285人の女性に対してのみ補償を行った。それぞれの女性は200万円を
受け取った。オランダ人とインドネシア人の女性の一部も支援を受けた。

この基金は3月31日に予定通り解散した。

この基金のエグゼクティブディレクターであったワダハルキは、この基金の創設は
日本のリーダー達の態度に重要な変化があったことを意味すると同時に、正義を行うべしという
日本のサイレントマジョリティの意思の反映であると語った。また、この基金は
私的なものではあれど、日本政府は46億円を支出したメインスポンサーであったという点も彼は指摘した。

しかし同時に、かれはこの基金が予想を下回ったということを認めた。
「ほとんどの女性は名乗り出なかった」と彼は語った。

日本女性に対する搾取を認識し、解決するための第一歩としては、この基金は完全に失敗だった。
彼女ら日本女性にはその資格があったにも関わらず、誰一人として補償を求めては来なかったのだ。

「日本の女性は誰一人として名乗り出なかった」とワダは語った。「彼女らが自身の意思と関係なく
強いられていたのだと言える、と感じない限り、名乗り出ることは出来ないと彼女らは感じている。」
---------------------------------------------------------