アシュケナジムはディアスポラ後に
今の東ドイツ地域を中心に住み着いたユダヤ系。そこにいたのは
西スラブ系部族(ソルブ人などの先祖)。神聖ローマ帝国が
西スラブ系部族を無理やりキリスト教化しようとしたとき、
キリスト教に改宗しなかったものは捕えられ、
マインツやマグデブルクのユダヤ商人を通じて、イベリア半島の後ウマイヤ朝
イスラム帝国に奴隷として売られた。奴隷化とキリスト教化に抵抗した
西スラブ人は、ユダヤ教に改宗することで、治外法権的特権を得るようになった。
これが増えてアシュケナジムとしてのまとまりができた。つまり、
アシュケナジムの種はディアスポラによって
ヨーロッパに移住したユダヤ人で、実の部分(つまり
人口的に大部分)は、エルベ川まで進出していた西スラブ人。
13−14世紀、ペスト禍のドイツで
ポグロム(ユダヤ人虐殺暴動)が頻発し、アシュケナジムの多くは
ユダヤに寛容で、ペストの被害も少なかった
ポーランド王国に逃げた。これが
ハシディストのような東方ユダヤ人の始まり。
http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=philosophy&vi=1142142997&rs=18&re=70&fi=no