まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。
日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな?
平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は
不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが
現実なのだ。
しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、
その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。
もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。
1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。
100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。
つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた
打撃を被るというわけだ。
君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。
それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。
株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。
日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を
日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど
造作もないのだ。
最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で
外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。
金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら
自営業と答えれば良い。
アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、
武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。
海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/29(火) 13:32:55 ID:CD/2ltZn
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/06(火) 19:26:20 ID:iPxnMyPf
<ライス米国務長官>レバノン不干渉をシリアに要求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080505-00000054-mai-int 【カイロ高橋宗男】ライス米国務長官は4日付の汎アラブ紙アッシャルク・アルアウサトで、トルコが仲介する
シリア・イスラエル間の和平交渉再開への動きを後押しする条件として、シリアによるレバノンへの「干渉見直し」
を挙げた。
ライス長官は「双方(シリア・イスラエル)が和平への努力を望むのなら、米国は支持する」と述べる一方、
「シリアはレバノンを自国の一部のように扱うことをやめなければならない」とくぎをさした。また、「イランは
中東のすべての問題の背後にいる」と指摘。レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラに影響力を持つイランを
非難した。
イスラエルは占領地ゴラン高原をシリアへ返還する条件として、シリアがヒズボラやパレスチナのイスラム原理主義組織
ハマスとの関係を見直すよう求めている。ライス長官の発言は、こうしたイスラエルの主張を援護したものだ。
◇ことば シリア・レバノン関係
75年のレバノン内戦を受け、シリア軍は76年に「平和維持軍」としてレバノンへ進駐し、同国の実効支配を開始した。
05年2月のハリリ・レバノン元首相暗殺事件を機に国際的な圧力が強まったため、同年4月にレバノンから駐留軍を
完全撤退させたが、依然として大きな政治的影響力を有している。レバノン南部のイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラとは、
イランとともに深い関係にある。
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/09(金) 22:09:23 ID:5XTZIfIj
米国務長官、レバノンとの国境画定および大使派遣をシリアに要求 Al-Nahar紙
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/nahar/080503nahar_hu.mht コンドリーザ・ライス米国務長官はロンドンに同行した記者たちとの対談に
おいて昨日、レバノンとの国境画定と2国間の外交団設置をシリアに要求した。
また、アメリカ合衆国は中東和平プロセスに関して起こっていることが何であれ、
レバノンの問題を隅に追いやることはしないと強調した。和平プロセスに関して
はライス長官は、パレスチナ・イスラエル間交渉を優先すべきであると繰り返した。
また、アメリカ政府はシリア政府を信用していないと述べた。
トルコがシリア・イスラエル間で行っている調停についてどのように評価するか、
将来的には2国間の調停を行う用意はあるのかという問いに対してライス長官は、
「我々はトルコを信用しており、イスラエルを信用している。我々がシリアをあまり
信用していないことは明らかだろうと思う。しかし我々は長年、いずれの交渉に
おける和平への努力も阻害する意図は持っていないと言ってきた」と答えた。
しかしライス長官は、「アナポリス会議によって明らかになったのは、パレス
チナ・イスラエル間交渉こそ最も機が熟しており、努力が行われている他の
事柄についてはともかく、前進させるべき交渉だということである。レバノンに
ついてはシリアとの国境画定と然るべき外交代表の設置、すなわちレバノン
駐在シリア大使の派遣が待たれているが、レバノン問題も隅に追いやっては
ならない。それは、この(和平)プロセスにおいて生じていることとはまた別である。
なぜなら、国連安保理決議第1701号は非常に重要だからである」と述べた。
そして、国連がレバノン領に関するいくつかの問題に対処していることを指摘
した後、「最も重要なのは、シリアが国境を画定すべきだということであり、私は
この問題が見失われないよう望む。この事柄については、次のように言っておき
たいと思う。アメリカはいかなることが中東地域で生じようとも、この問題を見失
わないという姿勢を固守する」と述べた。
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/13(火) 22:59:33 ID:z960xh0a
111 :
黒崎恵:2008/05/17(土) 20:04:46 ID:eMJol2c2
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 07:00:08 ID:PnedJglY
核疑惑のシリアに初の調査団 IAEA理事会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080602-00000968-san-int 国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が2日、5日間の日程で本部ウィーンで開幕した。エルバラダイ事務局長は
冒頭演説で、北朝鮮の協力による核開発疑惑が指摘されるシリアに対し、今月22〜24日に初のIAEA調査団を
派遣する方針を表明した。
この疑惑をめぐっては、イスラエルが昨秋、シリアの砂漠地帯の建物を空爆。米政府は、この建物が北朝鮮の
黒鉛減速炉に似た原子炉の施設であるとして、北朝鮮から極秘に技術協力を得ていたと非難している。
一方、イランが国連安全保障理事会の決議を無視して、ウラン濃縮活動を続けている件に関して、事務局長は
「遺憾」の意を表明した。4度目の対イラン制裁に向けた本格論議が行われる見通しだ。(ミュンヘン 黒沢潤)
【関連記事】
・イランは核疑惑解消を プーチン露首相
・イランがウラン濃縮活動を拡大 IAEAが確認
・エネルギー安保戦略 インド、“反米”国家と関係強化へ
・シリア核疑惑 米朝協議のあり方見直せ
・北施設に酷似 シリア核施設の写真公表
イスラム問題の最終的解決には欧米の反イスラム感情を爆発させる必要がある。9.11のアメリカも
スペインやイギリスのテロ後の欧州もイスラム不信が強まった。中東では心強い殺戮の下手人候補イス
ラエルがナチスにやられた虐殺を転嫁してくれそうだが、まだ世界は偽善的な人道主義が覆っている。
ムハンマド風刺漫画事件もイスラム教徒への不信感を増幅した。しかしアメリカは民主化が旗印のため
殲滅できずイラクも偶然の虐殺しかない。インドやタイも反イスラム化している。イスラム教は文明を
滅ぼす人類世界の癌である。痛みを伴うが勇気を出して切除するしかない。それはイスラム教徒の殺戮
だけでなく邪教の中心メッカの破壊が必要になる。野蛮で前近代なイスラム圏は世界経済において21
世紀の主役のインドや中国のような重要性はない。民族の能力ではなくたまたま石油やガスが湧いて世
界の癌が潤ったが受益者が彼らである必要はない。イスラム移民はテロや暴動や犯罪の温床で、かつて
のユダヤ人のような重要な社会的文化的役割もなく、放置すると増殖・転移して文明の死をもたらす。
癌の治療のため日本の優秀な科学技術も手術機器や放射線療法や抗癌剤や免疫療法として役立つ。決戦
を始めるためには世界を覆う深刻な経済的社会的危機の発生が重要になる。サブプライムローン問題で
根本的な変化が起きる。第2の世界恐慌で先進国も偽善の仮面が剥がれ落ちる。かつてのドイツの様に
絶望した大衆の憎悪を政治家が潜在的に敵意を持つ相手に向かわせる。今回は間違いなく鼻つまみ者に
して少数者のイスラム教徒である。彼らを地球から一掃すれば各国社会は安定するし国際紛争が激減し
て世界は平和になる。彼らが占めていた広大な土地は人口過剰国からの移民先になる。女子供とて見逃
してはならない。殺戮に情けも容赦もない。癌細胞が生き残ると再び不気味に増殖して病は再発する。
まず核戦争でイスラム国を滅ぼし、邪神アッラーの巣カーバ神殿を完全に破壊し、イスラム移民を捕ら
えてガス室へ送り、国民一人一人が武器を取って敵を殺し、癌細胞を完全に除去しなければならない。
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 05:39:14 ID:6dk6Hsq6
<シリア>「核疑惑施設」をIAEA理事会で否定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080605-00000146-mai-int 【ウィーン中尾卓司】シリアが北朝鮮の支援を受け、秘密裏にプルトニウム生産が可能な原子炉を
建設していたと米国に指摘されている問題について、シリアは5日、国際原子力機関(IAEA)の
定例理事会で、問題とされた施設の存在を認めたうえで「建設中の軍事基地だった」と説明。未申告の
核施設との見方を否定した。米国が4月に「核疑惑施設」に関する声明を出してから、シリアが公式の
場で反論するのは初めて。
IAEAが今月22日からシリアに調査チーム派遣を決めたことから、理事会でこの問題が取り上げられた。
シリアは、IAEAへの積極的な協力を要求した米国や欧州連合(EU)などに反論した。
シリアは、IAEAに協力する意向を表明する一方、「軍事機密を守る権利もある」と主張。問題の
施設跡に調査チームを受け入れても、すべてを公開しない可能性を示唆した。調査は保障措置協定に
基づく査察にはならない見込み。
【関連記事】トルコ大統領:イランのウラン濃縮活動軍事転用をけん制
【関連記事】北朝鮮核問題:IAEA理事会が総括「重要な役割担う」
【関連記事】IAEA:シリア核調査へ、22日調査団派遣−−事務局長
【関連記事】IAEA:シリアへ代表団派遣へ
【関連記事】米大統領:「イランは脅威」強調…イスラエル首相同意
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/09(水) 01:47:08 ID:Yk1UMV1I
イスラエルの元外務省高官のアロン・リエド氏は、もしアメリカがシリアに対し、
資金援助と軍事援助をするのであれば、シリアはイランとの関係を断絶しても
良い、という意向を持っていると語っている。これが本当であれば、まさに中東
問題解決への大きな一歩ということになるのだが、その実態はどうであろうか。
もし、シリアがイランとの関係を断絶することになれば、イランはシリアだけ
ではなく、レバノンのヘズブラに対する影響力も低下しよう。なぜならば、
イランのヘズブラに対する兵器の供与は、シリア経由で行われているからだ。
同じように、パレスチナのハマースに対する影響力も、低下することになろう。
ハマースのトップは現在、シリアの首都ダマスカスに事務所を構えているのだ。
もし、イランとシリアとの関係が冷却化した場合、シリアのハマースに対する
対応にも変化が生まれることから、ハマースにとってはすこぶる居心地の
悪い国になるということであろう。
シリアが実際にイランとの関係を断絶しないまでも冷却化していくとすれば、
イランのレバノン、パレスチナに対する影響力は低下し、その他のアラブ諸国
への影響力も低下していくことになろう。したがって、アラブ諸国が恐れるような、
アラブ諸国でのシーア派の台頭と、イランの影響力拡大は停止する。アラブ
諸国の大衆のなかでイラン支持色が強くなっているのは、アメリカと強硬に
対峙していることと、パレスチナやレバノンのヘズブラを支援しているからである。
イスラエルの元外務省高官が、シリアとイランとの関係が悪化することに言及
したのは、他方で、イスラエルとシリアが交渉を始めていることに、起因して
いるのではないか。その流れのなかで、イランを孤立させるために、発言した
ものではないかと思われる。
少なくとも、現段階でシリアがイランとの関係冷却化を、言い出すメリットは
何処にもないからだ。シリアはレバノンについても、ヘズブラを使った影響力の
行使を、当分の間は維持したいと考えていよう。
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。
日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな?
平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は
不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが
現実なのだ。
しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、
その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。
もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。
1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。
100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。
つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた
打撃を被るというわけだ。
君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。
それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。
株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。
日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を
日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど
造作もないのだ。
最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で
外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。
金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら
自営業と答えれば良い。
アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、
武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。
海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 19:25:54 ID:eHQwZbOY
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/14(木) 22:35:45 ID:szQM+7m3
シリア・レバノン 外交関係樹立へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080814-00000107-san-int 【カイロ=村上大介】レバノンのスレイマン大統領は13日、シリアの首都ダマスカスを訪問し、同国のアサド大統領と
会談、相互の大使館設置など通常の外交関係を樹立することで正式に合意した。シリアのシャアバン大統領顧問が発表した。
同顧問は「両大統領は双方の外相に対して、この問題に関して直ちに必要な準備に入るよう指示した」と述べた。
シリアとレバノンは歴史的に「シャーム」と呼ばれる一つの地域を形成していたが、第一次世界大戦後、フランスの
植民地となり、1940年代前半の独立では、中東にキリスト教国を造りたいとのフランスの狙いもあり、キリスト教徒が
多数を占める形で線引きが行われ、レバノンが成立した経緯がある。このため、もともと一体だった両国は別々に国連に
加盟する独立国でありながら大使を交換しないなど、例外的な関係を続けてきた。
75年に勃発(ぼっぱつ)したレバノン内戦はシリアやイスラエルの介入で泥沼化したが、90年秋の内戦終結後は、
シリアがレバノンを実効支配することで内戦再発を防ぐ「パックス・シリアーナ(シリアによる平和)」と呼ばれる
復興期に入った。
しかし、2005年に起きたレバノンのハリリ元首相暗殺事件を契機に「シリアの干渉」を非難する欧米や
サウジアラビアの支援を受ける「反シリア派」の声が力を増し、シリア軍は撤退。シリアを「テロ支援国家」とする
米政府のシリア包囲網形成もあり、シリアにとって国際的孤立からの脱却が課題となった。
両国の関係正常化は、レバノン内部の反シリア、親シリア両派のにらみ合いのなかで、中間派として今年5月に
選出されたスレイマン大統領が就任演説で呼びかけていた。7月のフランス革命記念日にサルコジ仏大統領がシリア、
レバノン両国大統領を招待した際、双方が正式な外交関係を持つことについて原則合意したと発表していた。
119 :
天照大神:2008/09/17(水) 19:04:30 ID:IpCmiIgx
サンドイッチマン
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/28(日) 00:45:58 ID:Xx5Hoj/i
車爆弾テロで17人死亡=通行の市民犠牲−シリア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080927-00000081-jij-int 【カイロ27日時事】シリアの首都ダマスカス南郊の治安部隊の詰め所近くで27日朝、自動車爆弾が爆発し、
17人が死亡、14人が負傷した。国営通信などが伝えた。死傷者はいずれも通行中の市民という。犯行声明などは
出ておらず、犯人やテロの目的は明らかではない。シリアは秘密警察などを使った厳重な治安維持体制を
敷いており、爆弾テロは珍しい。
爆発は、首都からダマスカス国際空港に向かう道路と、イスラム教シーア派の始祖アリの娘ザイナブを祭る
聖廟(びょう)への道の交差点で起きた。同廟には外国からのシーア派巡礼者も多い。
【関連ニュース】
・自爆テロの死者53人に=大統領、過激派と対決宣言-パキスタン
・首都高級ホテルで爆弾テロ、50人死亡=トラックで自爆か-パキスタン
・新婚の米女子高生が死亡=イエメンの爆弾テロ
・米大使館前で自爆、16人死亡=アルカイダ系組織が犯行声明-イエメン
・爆弾テロ相次ぎ34人死亡=米国防長官が訪問-イラク
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/11(土) 00:16:53 ID:Y3rlhsOr
シリア軍が、レバノン国境に増強している、という情報が流れている。
具体的には、シリアとの国境に近い、アッカ地区の近くだということだ。
そのシリア軍の数は、およそ1万人だと言われているが、増派の理由
について、シリア側は密輸の取り締まりとテロ防止だと説明している。
シリアの首都ダマスカスでは、最近爆弾テロが発生し、多数の死傷者を
出しており、この犯行者について、シリア政府はイスラミストによるもの
だったと説明している。しかし、レバノン側は、今度のシリア軍の動きに
ついて二つの不安を抱いているようだ。
反シリアの急先鋒ともいえるサアード・ハリーリ議員(彼の父親故ハリー
リ首相はシリアによって暗殺されたとみなされている)は、シリアが再度
レバノンを軍事的に制圧することを考えての、動きだと非難している。
そしてレバノン側のもう一つの懸念は、シリアがイスラム原理主義者を
レバノンに潜入させることを目論んでいるのではないか、ということだ。
事実、レバノン国境に近いシリア北部には、イスラム原理主義者が
相当数集まっているようだ。彼らイスラム原理主義者たちは、シリアが
イラクに潜入することを手びきしたイスラム原理主義者たちであり、
その後、イラクでの戦闘が不利になったために、シリアに戻り、シリア
側が国外に追放したいと思っている人たちではないか、と思われる。
シリア側は今回の軍の移動について、国連の決議に基づくものであり、
なんら非合法なものではないと説明している。シリア軍の移動について、
今のところイスラエル側が、特別な関心を寄せていないことが救いで
あろうか。シリア軍の動きが、単にレバノンに対するものであれば、
国際的な危機につながる不安はないからだ。
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/16(木) 21:51:28 ID:HBMu8pO9
<シリア>レバノンと関係正常化 40年代の独立以来初めて
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000026-mai-int 【カイロ高橋宗男】シリアのムアレム外相とレバノンのサルーフ外相は15日、シリアの首都ダマスカスで、
両国の正式な外交関係樹立を宣言する共同声明に調印した。レバノンが1943年、シリアが46年にフランスの
委任統治から独立して以降、両国の関係が初めて正常化される。AFP通信が伝えた。
関係正常化に伴い、両国は独立以降初めて相互に大使館を設置する。声明では大使館開設の時期に触れていない
ものの、ムアレム外相は共同記者会見で「年内に設置する」と述べた。
シリアとレバノンは歴史的に「大シリア」と呼ばれる地域にあり、シリア側にはレバノンを自国の一部と見なす
考えが強かった。シリアは76年のレバノン内戦介入後、05年4月のレバノン駐留シリア軍の完全撤退まで
レバノンを実効支配していた。
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第2次レバノン戦争
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123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/29(水) 12:21:22 ID:KNwP4AYg
シリア・レバノン
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/30(木) 16:23:49 ID:er8a0GFV
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/30(木) 23:11:54 ID:o313aqid
>>124 リブニが連立政権の樹立に失敗。これで、昨年9月のシリア空爆を機会に始まった
シリアとの間接和平交渉は事実上の頓挫。これとタイミングを合わせるように、
米国務省は即座にロシアの国営武器輸出公社ロスオボロンエクスポルトに制裁を決定。
同時に、イラク駐留米軍は、対アルカイダ作戦の名目でシリアへの越境攻撃を開始。
オバマに有利な米大統領選挙戦やイラクでの駐留米軍の地位協定問題もあわせて
考えてみると、ブッシュの任期が切れる来年1月までのイランとシリアの情勢は
かなりヤバい気がする。
ハマスとの人質解放交渉が先に進まなくなってしまったイスラエルの今の状況を
考えると、イランを先制攻撃するのはダメリカ?
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/31(金) 12:45:02 ID:gsPvCqDU
アメリカ崩壊
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/04(火) 14:22:01 ID:8faQnB7o
シリア!
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/11(火) 22:54:16 ID:5+ZC1u3P
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/23(日) 19:33:19 ID:fJJA7B/D
もうだいぶ時間が経過したが、昨年の9月、シリアの核施設がイスラエル
空軍機によって空爆され、完全に破壊されるということが起こった。
当初、シリアはこの施設が核施設であることを否定していたが、次第に
暗黙のうちに、認めた形になっている。イスラエルとアメリカは、この建物が
核施設であり、シリアもイランと同様に核兵器の開発に向かっていたという、
オドロオドロした説明を行っていた。
確かに、シリア側の反応を見ていると、この空爆を受けた建物は、核施設
であったろう。しかし、それは建設中であり、完成していたわけではないし、
核兵器の製造を目指していたとも、断定しかねるものであったろう。
イスラエルが核兵器を持っている以上、イスラエルと敵対的な関係にある
アラブ諸国は核兵器を持ちたいと思っていることは事実であろうが、核兵器
を開発するには、相当の時間と費用を伴うということだ。イランの核開発が
世界的な話題になってから、しばらくの時間が経過したが、いまだに核を
持つに至っていないし、実際に使用できるような、ミサイル搭載可能な小型
のものにするには、もっと時間がかかろう。
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/23(日) 19:34:07 ID:fJJA7B/D
さて、今回問題になり始め、それを取り上げたのは、イスラエルやIAEAが
シリアの空爆された核施設で、ウランが検出されたというニュースが伝わっ
てきたからだ。つまり、シリアは確実に核兵器の開発に動いていた、という
ことを証拠立てようということであろうが、どうも話には無理がありそうだ。
建設途上の核施設になぜウランがあったのか、常識では考えられない
ことだ。燃料としての核燃料棒が持ち込まれるのは、工事が終わり核施設が
完成した段階のことに限られるからだ。シリア側は「アメリカはあの建物が
核施設であり建設途上にあった。」と説明しているが、「したがって、そこに
ウランが持ち込まれることはないはずだ。」と説明している。
IAEAが客観的な立場から、このウラン発見を主張するのであれば、
イスラエルが空爆時に、微量のウランを投下したと考える方が、まともな
推測ではないのか。いずれにしろ危険極まりない話だ。
イラクは核兵器をはじめとする、WMD (大量破壊兵器)の開発をしている
ということを、でっち上げられて、アメリカ軍により全面攻撃を受けた。シリア
でも同じような話になるとすれば、極めて犯罪に近いことではないのか。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/25(火) 23:02:41 ID:Box+gsOO
シリアのアサド大統領が、非常に意味深長な発言をした。イスラエルのエル
サレム・ポスト紙とのインタビューのなかで、彼は「レバノンのヘズブラは私とは
関係ない、ヘズブラは国境のあちら側におり、パレスチナのハマースもシリアの
国境の向こうにいる。したがって、もし、イスラエルが平和を求めるならば、
3つの相手と交渉すべきだ。」といった内容の発言をしたのだ。
このアサド大統領の発言の内容と、それに対する反応には、幾つもの重要な
要素が含まれているものと思われる。レバノンのヘズブラはいままで、イランと
シリアの支援を受け、かつ政治的な関与も受けて活動してきた組織だ。いわば、
ヘズブラはレバノンにおける、シリアのフロント的組織なのだ。換言すれば、
レバノンのヘズブラ組織は、シリアとイランのレバノンにおける代表のような役割
を果たしてきていたのだ。その組織を、シリアとは関係ないとアサド大統領が
言ったということは、今後のシリアとヘズブラとの関係に悪影響を与えていこう。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/26(金) 20:13:48 ID:euoCw9YD
もちろん、アサド大統領が「ヘズブラとは関係ない」発言したのは、あくまでも
イスラエルがレバノンのヘズブラはシリアの影響下にあるのだから、シリアが
真にイスラエルとの和平を望むのであれば、ヘズブラの反イスラエル活動を、
押さえる義務シリアにはある、という事に対する反論に過ぎないのかもしれない。
アサド大統領はインタビュアーの質問に、軽く答えたのだといえばそうかもしれ
ないが、イスラエル側はこのアサド大統領の発言を「ヘズブラはシリアとは関係
ないから、イスラエル軍がヘズブラを、徹底的に攻撃したとしても、シリアは手も
口も出さない。」という意味に捉えよう。イスラエル側がアサド大統領の発言を
そう理解し徹底的な攻撃を加えた場合、シリアは放置できないことから、武器を
ヘズブラに供与するか、あるいはイスラエル非難を行うことであろう。あるいは
自国軍を動かす、可能性もあろう。
イスラエル側はその場合、シリアのアサド大統領は、ヘズブラとの関係を
否定したにもかかわらず、実際には深く関与しているではないか、と非難する
であろう。そして、それはイスラエルとシリアとの間に、新たな緊張を生み出す
危険性があろう。また、イスラエルはこのアサド大統領の発言が二枚舌で
あったとして、シリアが否定している核兵器の開発についても、同じように
信用ならないと世界に吹聴することになろう。そうなれば、イスラエルはます
ますシリアに対する軍事行動、軍事的圧力をかけやすくなるであろう。
言ってみれば今回のアサド大統領の発言は、イスラエル側に対し、極めて
不利な言質を与えてしまったということにはならないか。シリアはイスラエル
との交渉で、不利な立場に立たされる可能性が出てきたということではないか。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/31(水) 22:11:21 ID:TwwZuSBR
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 17:07:29 ID:4o6mnsxC
シリア人の国際的な武器商人に禁固30年の刑、米裁判所
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200902260024.html ニューヨーク(CNN) ニューヨークの検察当局は26日までに、南米コロンビアの反政府左翼ゲリラの
コロンビア革命軍(FARC)に地対空ミサイルなどの兵器を売り付けようとしていたシリア人の有名な
武器商人に禁固30年の判決が下されたと述べた。全資産も没収された。
共犯の男には禁固25年の刑が言い渡された。2人は昨年11月、FARCへの武器支援、資金洗浄、
米国人殺害謀議などで有罪評決を受けていた。
この武器商はモンゼル・カサール被告で欧州や中東に関連企業を設け、世界の紛争地で武器を売り込んでいた。
米国が逮捕状を出し、2007年にスペインで逮捕後、米国へ身柄送還されていた。米政府はFARCを
テロ組織に指定している。
米麻薬取締局(DEA)要員がFARC構成員を装い、武器購入を持ち掛けて接近するおとり捜査で捕まえていた。
検察によると、被告は米軍ヘリコプターの撃墜を狙ったFARCに地対空ミサイルや爆発物の売却を図ろうと
したほか、FARCの戦闘に参加する要員千人の派遣を申し出ていた。これらの武器商談の一時金として
440万米ドルを要求したという。
米司法省当局者によると、被告は1970年代から武器ビジネスに関与。ニカラグア、キプロス、ボスニア、
クロアチア、イラン、イラクやソマリアなどで契約を取っていたという。スペインで逮捕後、被告は武器売買からは
引退したと主張していた。
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/21(土) 23:39:39 ID:RHN27s83
高官派遣で米・シリア関係にさらなる改善の兆し、アサド大統領はイスラエルとの単独和平に
応じる用意があるとのイスラエル報道も 2009年03月04日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090310_150923.pdf アメリカのヒラリー・クリントン国務長官は昨日火曜日(3日)に、バラク・オバマ政権が
今週、シリアに高官2名を派遣し、2カ国関係を協議する予定であると発表した。両国関係
の改善を示す新たな動きとなる。
エルサレムでイスラエルのリヴニ外相と合同記者会見に臨んだクリントン国務長官は、
「私たちはシリアと2カ国間の問題を協議するため、アメリカ国務省の代表とホワイト・
ハウスの代表を派遣する」と述べ、「この最新のステップは、数年来緊張状態にあった
欧米でのシリアの立場を改善することに役立つだろう」との考えを明らかにした。
米高官筋によれば、派遣される2人は国務省近東担当副公使のジヴリー・フェルト
マン氏とホワイト・ハウス国家安全保障会議のメンバーであるダン・シャピロ氏である。
イスラエル発の報道によれば、シリアの報道機関は去る2月10日に行われた選挙
でのリクード党党首の勝利を大変冷淡に受け止めたが、現在アサド大統領は組閣を
任じられたネタニヤフ党首に対し、和平のサインを送っており、また複数の欧米外交
筋もアサド大統領から、アメリカ新政権との関係改善を大いに望んでいるとの印象を
受けているという。イスラエルの政治情報筋は、「シリアはアメリカの仲介によるイス
ラエルとの対話に関心を寄せているが、両者の和平交渉にトルコが加わることも
望んでいる」と述べ、「シリアは国際舞台での自らの力が増してきていると感じており、
国際的に孤立した国家から国際社会の懐に舞い戻ったと感じている」と言葉を継いだ。
ある欧米の外交筋によると、ネタニヤフ政権のイスラエルとの和平に向けた用意が
あるにもかかわらず、複数の外交筋と行った会談の中でアサド大統領は、ハマース
に対していかなる批判を向けることも拒否した。また、「彼らには平和利用目的で
核開発を行う権利がある」として、イランの核開発を非難するのも拒否したという。
米新政権とシリアの関係進展に楽観は禁物 2009年03月10日付 Al-Ahram紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090318_170030.pdf ジェフリー・フェルトマン米国務次官補(元在レバノン米大使)とダニエル・
シャピーロ米国家安全保障会議中東・北アフリカ部長という、米政権を代表する
二人の特使が、ここ数年来で初めてシリアに派遣されたことは、次のような疑問
を抱かせる。米・シリア関係に真の緩和が実際に訪れるのか、あるいはその問題
は未だ様子見の段階にあるのか。
シリアのバッシャール・アル=アサド大統領との会談後、ダマスカス空港を
飛び立つ飛行機に搭乗する直前にベンジャミン・キャルダン米上院外交委員は、
オバマ米大統領の就任以来広まっていたシリアの対米関係における楽観的な
姿勢に冷や水を浴びせた。キャルダン氏は 、「シリアはハマースやジハード団
といったテロ組織とテロへの支援、さらにイランとの不愉快な関係によって、
自らを孤立させたのだ」という、米政府とシリア政府の立場の距離を反映する
強烈な声明を発表したのだ。そして彼は、「シリアの振る舞いが、我が国との
関係改善のものさしになるであろう」と指摘した。
ハワード・バーマン米下院外交委員長とジョン・ケリー米上院外交委員長も、
アサド大統領と会談した際に、より穏やかな口調ではあったが、これと同じ立場
を繰り返し述べた。それはショックという程ではなかったが、オバマ就任後に
シリアの政界に充満した楽観的な気運にブレーキをかけるには十分だった。
この楽観を強めていたのは、2つの重大な出来事だった。第1は、ボーイング
747型航空機2機用の交換部品をシリアに供給することを拒否し続けていた
アメリカが、それに合意したことである。アメリカによる禁輸措置のためメンテ
ナンスができず、その2機は運行を停止していた。第2の出来事は、アメリカ
政府がシリアの慈善団体に、シリア系アメリカ人からの資金の受け取りを
許可したことである。この二つの出来事は、いわゆる両国間の外交上の
重大な進展、そしてシリア政府に対しほぼ全面的な経済封鎖を課している
アメリカ政府による、シリア制裁法の適用緩和とみなされるのだろうか?
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/23(月) 18:49:43 ID:UW6hvYGx
おそらくこの2つの出来事が、バラク・オバマ氏の米大統領就任と時期が
重なり、特にイランとシリアへの対処において新政権はブッシュ政権とは
異なった手法を用いるとの声明が続いたことが、この楽観を膨れ上がらせた
のであろう。一方、米上院外交委員の声明に対するシリアの反応は当惑
したものであった。アサド大統領はアメリカ側の訪問者たちに対し、
「押し付け政治」を止めるべきであるとのシリア側の言い分を伝えたが、
これはブッシュ時代に言われていたことであって、新政権になれば言う
必要がなくなるはずではなかったのか ?
またアサド大統領は、「対話こそが、諸問題の真相を知り、地域の歴史と
人民の権利に依拠した総合的な解決のためのビジョンを生み出すための、
唯一の方法である」とも語った。また別の政治家も、シリアとハマースや
ジハード団、イラン政府との関係についてのキャルダン米上院外交委員長
の声明に反発して、「米政権の変化を耳にすることは出来なかった。だから
彼はシリアが過去に拒否したのと同じ古い要求を携えて来たのだ」と話したが、
これは2003年にダマスカスを訪問した際、コリン・パウエル元国務長官が
シリアに突きつけた要求を意図しての発言であった 。(中略)
ケリー上院議員は自国アメリカに対し、地域の全面和平実現のために
仲介役と中立公正な裁定役を果たすよう、求めるべきだ。なぜなら、和平
実現こそが地域の諸国が安全と平穏、安定、繁栄を享受するための唯一
の道であるからだ。そうすればアメリカは、和平の実現が中東の危機を
根本的に解決する鍵であるのだと公言できるようになるし、シリアもテロ
組織を支援し、ハマースやイスラミック・ジハードと関係を持っていると
非難されることもなくなる。
同様にシリアはイスラエルとの対話を再開する用意を明確にするだろう。
中東和平の実現は、テロとの戦いの一つの重要な要素であり、様々な党や
組織が武器を持ち、抵抗運動を行う理由を失わせるものだからだ。
中東和平が実現しなければ、この地域は混乱と戦乱、暴力とテロの只中に
置かれ続けることだろう。
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/18(土) 00:17:37 ID:NSNC8SNS
コラム:カッザーフィー大佐の発言とアラブ革命諸体制の政治文化 2009年04月01日付 al-Hayat紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090415_221145.pdf ドーハ[アラブ諸国]首脳会議でリビアのカッザーフィー大佐がサウジアラビアの
アブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王に向けた最低限の礼節を欠いた演説は、
[アラブ諸国]国王らの慣行と革命家らの軽率さの違いを明らかにするものだった。
アブドゥッラー国王は6年間にわたってこの違いがもたらす苦渋を乗り越えようと試み、
半世紀にわたりアラブ世界に存在してきた2つの政治的言説を比較するという苦痛が
なくなるよう、寛容に次ぐ寛容をもって努力をしてきたが、軽率な方向性は、それを
治療しようとする者の手に負えないものだった。
カッザーフィー大佐の演説と残念な姿勢は、その他のアラブ諸国の首脳や為政者ら
の口から様々な表現によって過去何十年もの間繰り返されてきた。サウジアラビアと
アラブ革命体制との関係の歴史を振り返れば、過去のサウジアラビア国王は皆、
同様の軽率な姿勢に直面してきたことがわかるであろう。サウジアラビア国王の慣行
は常に、この次元の言説や振る舞いに対しては超然とした態度で臨むというもので
あった。しかし、サウジアラビアやアラブ地域が革命諸体制から蒙ってきた問題は、
言説や言葉遣いの下品さに留まるものではなかった。
カッザーフィー大佐や、軍事クーデターやスローガンによって政権の座に就いた
彼の先人たちや首脳たちの言説は、未だ地域全体を弄び、民衆の上に圧しかかる
政治的な一時代を物語るものである。痛ましいことに、これらの体制のいくつかは
支配中に過激な行動をとり、翻弄し、抑圧し、そして害を及ぼしたばかりか、自らが
終焉した後にもその手法を残そうとしているのである。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/18(土) 00:22:27 ID:NSNC8SNS
抑制の効かない革命勢力の言説は、それらの体制の政治手法の表れである。
もしも手法がその人物を物語るのだとすれば、世界に対して恥ずべき言葉で語り
かける国家元首は、統治や政治に対して一体どのように取り組むことが予測される
だろうか?悲しいことに、この醜悪な政治的言説は何年もの時間を経て固定化し、
この地域の政治文化の一部となり、マスメディアにまで広がってしまった。
そしてアラブ人は、民族の歴史上かつてないほどの陳腐な言葉で自らと世界に
語りかけるようになったのである。
それゆえに、取り沙汰されている[アラブ諸国間の]和解は、このような行動や
言説が広まっている現状においては難しく思える。問題は政治的見解をめぐる
対立ではなく、修復することも理解し合うことも最早できない文化に依拠し続ける
諸体制を更生させるという、困難な試みなのである。カッザフィー大佐の演説の
前には、バシール・スーダン大統領が世界を「靴」の下に踏みつける演説を行った。
バシール大統領の前には、首脳らや諸政党の指導者らの口から様々な罵りが
発せられた。怒った時に発せられる言葉が問題なのではなく、崩壊し始めた政治
手法が問題なのである。このような言説との和解は不可能なことである。このような
言説が拡大し、それを闘争や対決の手段の一部として誇る姿勢は、それらの体制
の終わりの時が迫っていることを示している。これらの体制が消え去っていくのは
何ら遺憾なことではない。放っておけばよいのである。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/14(木) 17:34:33 ID:YwtEqt8W
オバマ政権が対シリア制裁を延長 2009年05月09日付 al-Hayat紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090511_114217.pdf 対シリア政策において一方では段階的に外交チャンネルを開き、
他方では圧力手段を保つという、慎重な方針を反映する措置として、
バラク・オバマ米大統領政権は、ダマスカスに対する制裁を延長した。
この措置は経済・金融部門における制裁と、シリア政府高官を対象
とした制裁からなる。
中近東担当のジェフリー・フェルトマン米国務次官補代理とホワイト
ハウス顧問のダニエル・シャピロ両氏からなる米国代表団がシリアへの
訪問を終えた時、ロバート・ウッド国務省報道官は昨日、ワシントンは
今日で期限切れとなる対シリア制裁を延長したと発表した。制裁措置は、
2004年から施行されている経済制裁と禁輸措置からなるシリア問責法と、
シリア政府高官〔の資産凍結などを定めた〕大統領令からなる。
米国の公式情報源が本紙に明かしたところによれば、これらの制裁を
見直すにはシリアがアメリカの要求、特に、ヒズブッラーやハマース運動
のような、ワシントンがテロリスト集団とみなす集団に対する支援をカット
すべきとの要求に応じる必要がある。米の議会筋が本紙に明かした
ところでは、シリア側は最近ダマスカスを訪問した米議会からの代表団
に対し、これらの制裁を見直すことを要求していたという。
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 21:39:05 ID:CdwTKdQN
ロシア外相がシリア訪問、アサド大統領およびハマース政治局長と会談
2009年05月25日付 Al-Nahar紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090601_180828.pdf シリア・アラブ通信社「サナ」が報じたところによると、ロシアのセルゲイ・
ラブロフ外相は、「中東和平プロセスについて協議するためのモスクワ国際
会議を開催する意向がロシアにあること」を確認した。
また同通信社によると、「アサド大統領は、和平問題に関するシリアの
立場を明らかにし、国際会議に関しては十分に準備し、紛争に関する当事者の
立場を明確にし、公正かつ包括的な和平実現のための基本原則をイスラエルが
どの程度遵守するのかを見定める必要があると説明した」という。
またラブロフ外相は、イスラーム抵抗運動ハマースのハーリド・マシュアル
政治局長と会談を行い、パレスチナ最新情勢、特にパレスチナ国民対話の展開、
ガザ地区復興と封鎖の解除、アラブ・イスラエル紛争の諸問題と、それに関する
国際的、地域的動向について話し合った。
ハマースは声明で、「ラブロフ氏はハマースとのコミュニケーションの
重要性を確認した。またロシアは今日、パレスチナ人民の多数派の見解を
代表するハマースとの関係樹立を決定したことが正しかったと実感している」
「ラブロフ氏は、ロシアがパレスチナ国民対話を支援することを確認した。
また、来たる中東和平モスクワ国際会議で、パレスチナ代表団が統一代表団
として参加するよう希望すると述べ、入植活動の停止とガザ地区封鎖の解除に
向けてイスラエル政府に圧力をかけることを約束した」と述べた。
マシュアル氏は、ハマースに対するロシアの対応は前向きなものであると
強調し、パレスチナ人民の利益実現のためにロシアと連携することを歓迎した。
また、パレスチナ国民対話は主に2つの障碍に直面しており、それは対話の
内容に外国が条件を付けている事と、一部の勢力がヨルダン川西岸地区を
独占しながらガザ地区情勢のみについて取り上げ、対話の内容を分割しようと
している事であり、ハマースはそのような論理を拒否すると説明した。(後略)
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/26(金) 22:03:59 ID:zMLrtbSc
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/04(火) 19:57:47 ID:Wzw7uipp
コラム:レバノン内政、ジュンブラートの立場の変転 2009年08月03日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090803_221211.pdf ワリード・ジュンブラート氏は、自身と党の利益を一般的倫理観念に優先させる、
政治的首領としての人格を体現している。英語のことわざで言う所の「隣の芝生の
方が緑に見え」れば、彼は、立場を完全に覆すことをためらわない。
昨日ジュンブラート氏は、「3月14日」勢力に身を置いたことは「必然」のなせる技
であったが、もはや継続は不可能、「レバノンにおいては再編成が再考されるべき」
と述べて、サアド・ハリーリ氏率いる3月14日勢力の同盟者たちを驚かせた。
抵抗勢力を支持していた極左的立場から、その抵抗勢力に反対する右翼的陣営
へと移動し、武装解除を迫るまでにジュンブラート氏を転向させた必然性とは何で
あったのか、我々には分からない。しかし、彼がアラブ、レバノン双方のレベルで
読みを誤ったことは分かる。彼の読みは短絡的で分析が甘かった。
ジュンブラート氏は、シリア体制が不可避的につぶれるとみなしていた。
これは、ラフィーク・ハリーリ氏暗殺の後、ワシントンを訪問した際に得られた情報
に基づいての推測であった。そこで、アメリカの同盟者、特に地域的一大勢力である
サウジ、米同盟の要であるエジプトにならうことを決定した。
ところが、シリア体制は嵐の前に揺らいだが、潰れなかった。
米政権がシリアを屈服させるために課した国際的孤立を破り、それを変更させた。
フランス、アメリカの外交官らはこぞってダマスカスを訪れ、協力や協調を求める
ようになった。ジュンブラートの目論見は全く外れた。シリア体制失墜に賭けたのは
彼のみではなかった。二大アラブ国、サウジとエジプトも彼の仲間であった。
両国政府報道官は、シリア没落が確定したという風な口調であった。
シリア、並びにレバノンにおけるシリアの同盟者たちに向けた、かつての自信
過剰気味の発言の数々を思い出せとは言わない。しかし、大国、そして合衆国
自体もまた、己の利益のために政策を変更するのであり、そのためには現地の
事情など全く顧みないものだということをジュンブラート氏は思い出してもいい
かもしれない。
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/04(火) 20:00:02 ID:Wzw7uipp
そしてシリアもまた利己的に振る舞い、尾羽打ち枯らして自陣に戻って来た
ドルーズの首領を好意的に迎えるだろう。現代国家は個人的怨恨で政策を
決するものではなく、常に前を、将来を見ている。つまり、小さき事どもの前に
わざわざ立ち止まったりはしないのだ。
ジュンブラート氏は、かつて反体制陣営から突如その反対側へと転向した時、
元々いた側にそれ程ダメージを与えたわけではなかった。しかし今回、組閣の
微妙な時期に際し、3月14日勢力に背を向けたことは、同勢力にかなりの打撃
を与えたはずだ。
ジュンブラート氏と見解を異にすることは数え切れないほどあろう。しかし
今回、「レバノンにおける再編成を考える必要性」という点には同意できる。
レバノンを守るのに米イスラエルに頼るという線は、実際問題として失敗して
いる。それはつまり、隣国、特にシリアに敵対的政策をとるという事になる
からだ。合衆国は、国際的決定によりシリア軍をレバノンから撤退させる
ことはできても、レバノンに安定と安全を与えることはできない。イラクにした
ように、シリア占領のために艦隊を派遣でもしない限りは。そしてイラクでの
出費を思えばそれは二度と考えられないことだろう。
合衆国前政権の責任者らと会見したことは、進歩社会党にとり汚点で
あったとジュンブラート氏は認めた。ネオコンとの連携に走ったことは全く
非合理であり、進歩社会党は、原点へ、アラブ的左翼主義、労働者、農民
たちのための原則へと立ち戻ると述べたのだ。さて、アメリカと、そのアラブ
の同盟者らにスポイルされたその他の面々、サアド・ハリーり氏を筆頭にした
彼らが「良心に目覚める」時は来るだろうか。
ジュンブラートの悔悛は遅かったとしても、彼は上手く、根本的に、帳尻を
合わせて見せた。誤った同盟の道を歩み続けているその他大勢よりはましだ。
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/31(月) 19:52:55 ID:sN7Q7Qbu
アメリカ軍の撤退が近づくにつれて、イラク国内ではテロ事件が頻発するように
なってきている。このテロは誰が企画し、誰が支援して成立いているのか、非常に
関心が持たれるところだ。
最近、イラクの高官筋から漏れてきた情報ということで、アラブ紙のネットに掲載
された情報によれば、サウジアラビア人がイラクでテロに参加している段階で、
しかるべき人物に声をかけられ、シリアのラーズキーヤに連れて行かれ、そこで
本格的なテロの訓練を受けたというのだ。そこには、サウジアラビア人、リビア人、
チュニジア人、モロッコ人、イエメン人、クウエイト人も参加していたということだ。
その訓練所では、首を切って殺害する方法などを指導されたということだ。
こうして訓練されたアラブ各国出身のテロリストが、イラク国内でテロ活動を
展開しているが、それはイラクをシーアの支配する国家にはしない、ということが
目的だと伝えられている。
果たして、この情報がどれだけの信憑性を持つものであるかの確認のしようは
ないが、シリアとイラクとの関係が急速に悪化し、双方が大使を本国に召還して
いることなどを見ると、単なる情報や噂ではないということであろう。サウジアラビア
はイエメンでもシーア派撲滅に助力しているようであり、イランとの間接的な緊張が
高まっていることは、確かであろう。
問題は、本来イランと良好な関係にあるシリアが、なぜサウジアラビアと協力
して、イラクのシーア派勢力潰しに協力しているかということだ。アメリカはこれら
の情報については確認のしようがないと、コメントを拒否している。
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/02(水) 19:46:47 ID:blNqq5gE
イラクが自爆攻撃者の引き渡しをシリアに要求し両国が対立 2009年08月28日付 al-Hayat紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090901_181157.pdf イラク政府のアリー・アル=ダッバーグ報道官はAFP通信に対し、「イラクは『指名手配者』
のリストを安全保障委員会の会合で幾度もシリア側に渡したが、彼らは回答を誤魔化している」
と述べ、「今後イラクは如何なる引き延ばし工作も受け入れない」、「良好な関係を望んでいる
のであれば犯人の身柄を引き渡すよう、国連や二国間関係を通して求めてゆく」と述べた。
また、「両国の関係は岐路にさしかかっている。シリア政府はイラクとの良好な関係か、
それともイラクを標的とする者たちの保護か、どちらかを選ばねばならない」と強調した。
イラク当局は8月23日、バアス党ムハンマド・ユーニス・アル=アフマド派の有力幹部が
関与を認める発言をしている映像を公開した。その中で同幹部は、シリア在住の党幹部
サッターム・ファルハーンの要請により、イラク外務省と財務省を標的とした自爆攻撃に
関与したことを認めている。またマーリキー首相に近い「アル=バヤーン」紙は火曜日、
ダマスカス在住のイラク・バアス党員が計画した内容についてシリア情報機関が知らない
という可能性は低いと述べている。
ダッバーグ報道官は「イラクは、隣国シリアとの戦略的協定締結を提案した。この協定は
シリア政府に対し、同国内の容疑者とテロ組織の追放を義務付けるものである」と明らかにし、
「しかしシリア側は提案を拒否した」と述べた。
またダッバーグ報道官は、「イラクは現在、犯罪や集団殺戮が地域内の国を拠点にして
行われていることや、国際社会はこれらの犯罪を阻止すべくイラクを支援せねばならない
ということを世界に伝えるため、国際社会に働きかけている」と述べた。
こうした非難に対してシリア側は声明を発表し、イラク側代表団から攻撃の実行者に
関する証拠を受け取る用意があると述べ、イラク側が証拠を引き渡さない場合、イラクの
報道機関が伝えている情報は国内における政治的目的のために「でっち上げられた情報」
だとみなす、との立場を示した。
(後略)
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/05(月) 21:40:25 ID:7lgvi9CB
8月のバグダード爆発事件でイラク政府、シリア側の対応を「真剣さに欠ける」と批判
2009年09月30日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20091005_113541.pdf イラクのホーシヤール・ズィバーリー外相は昨日、シリア側との話し合いで、
去る8月にバグダッドで起きた流血の爆発事件以降の両国間の懸案問題への
対処における「真剣さの欠如」が露わになったと述べた。
同外相はまた、「イラクはトルコ政府の仲介に応じた のだが、会談では真剣な
解決策や提案に到らなかった」と明かした。この声明発表の直前に同外相は、
「トルコとアラブ連盟が仲介したイラク・シリア間対話の成果を評価」するべく、
トルコのアフメト・ダヴドオール外相とニューヨークで会見していた。
一方、イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は月曜日に、「イラクの民主化
と自由化は、我々にとっては好ましいものであるが、彼らにとっては自分たちの
政権を脅かす、不愉快なものである」とシリアを指して語っていた。さらに同首相は、
「バアス党は自分たちのしてきた事について、謝罪をしたか。我々は、全く正反対
のことを見てきた。彼ら〔イラクの旧バアス党員〕を匿っている者はイラク国民に
危害を企ててきた。そして彼らはある特定の国々を経由して容易に移動し、先日
の爆発事件を起こすに至ったのではないのか」と問いかけた。
マーリキー首相が指摘したのは去る8月19日にバグダード、とりわけ外務省を
揺るがした一連の爆発事件のことで、約100名が死亡し、数百名が負傷した。
マーリキー首相はシリアのことをほのめかしつつ、「我々は常に良好な関係と
内政不干渉を呼びかけてきたが、功を奏さなかった。それどころか、彼らの味方
につく国々があり、そうした国々は彼らがこのような行為を行うためにどう訓練
しているかを知っている」と続けた。そして、「イラクは、全ての国と良好な関係を
持つことを望み続けるが、それを理由にイラク国民を虐殺する国については、
決して関係を結ばない」と締めくくった。
マーリキー首相は国連に対し、この事件に関する国際調査委員会を設置
するよう、公式に要請している。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/20(金) 20:19:27 ID:SvhjrTsO
シリア大統領がフランス大統領と会談、イスラエルとの和平の用意があると発言
2009年11月14日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20091120_152853.pdf 金曜日、パリのエリゼ宮でシリアのバッシャール・アル=アサド大統領とフランスの
ニコラ・サルコジ大統領の間で政治協議が持たれた。アル=アサド大統領が会談の
後に行った記者会見によれば、両者は国際・地域・二国間問題全般について協議し、
中でも中断している中東和平プロセス、ことにシリア・イスラエル間交渉と、その前進
にフランスが果たしうる役割について話し合った。
アサド大統領は、「和平プロセスは一方の当事者だけで成し遂げることはできない」
「シリア側には和平の用意があり、トルコには調停役をつとめる用意がある。
またフランスをはじめ、ヨーロッパ諸国も和平プロセスに手を貸してくれる。
欠けているのは、和平を達成する用意のあるイスラエルというパートナーだ」と述べた。
またアサド大統領は、イランの核問題を「大きく」取り上げたとも語り、レバノンにおける
前向きな状況の進展、特にレバノン新政府の組閣についても話し合ったと指摘して、
組閣は「レバノンの安定に向けた重要な一歩」であるという見解を示した。
(後略)
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 21:01:10 ID:7NWFJ5ou
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/03(水) 17:49:46 ID:Bae2BJvR
アラブ諸国では外国企業の誘致にフリー・ゾーンを設置する国が多い。エジプトを
皮切りに、ヨルダンやシリア、レバノンなど、各国がフリー・ゾ−ンの設置を進めた。
そして、遂にリビアもフリー・トレード・ゾーンの設置を発表した。これは同国の
海岸線に面した場所に、設置されることになった。このフリー・トレード・ゾーンでは、
10年間の免税がなされ、物資や資金の移動が、自由になるということだ。
問題は、このフリ−・トレード・ゾーンが、うまく機能するかどうか、ということだ。
これまでアラブ各国で設置されたフリー・ゾーンは、一部を除いて、あまりうまく
機能していないのではないかと懸念される。
外国企業が進出してきて産業を興し、就労機会を増やし、技術移転が行われ、
収益が倍増することを狙ってのものだ。つまり、他人の努力と資金と技術で、
寝ていて儲けようという発想なのだ。
そのためには海岸に近い足場のいい場所に、このゾーンを設置することが
第一条件であり、そのゾーンには、建物や港湾施設はホスト国が建設すること
に加え、電気、水、ガス、下水施設などが、完備していなければなるまい。
加えて、良質で安価な労働力の供給がなされること、法律的に進出企業が
自由を認められることなど、各種の条件が整わなければなるまい。
しかし、アラブ諸国では、権限が法よりも前に出る場合があり、建前と実際が
異なる場合が多々見受けられる。このため、思いのほか外国企業の進出が
進まなi場合が多いのだ。
リビアがフリー・トレード・ゾーンを設置した場合、外国の製品が大量に持ち
込まれ、一大マーケットが出来ることは間違いなかろう。しかも、リビアは
アフリカの北の玄関口でもあるし、ヨーロッパにも近い。
しかし、ほとんどの労働者従業員は、外国人ということになるのではないか。
リビア人にとっては購買意欲をあおるだけの、設備に終わるのではないかと
懸念される。しかも、リビアは他のアラブ諸国に比べても、人治の度合いの
強い国であり、スムーズに事が運ぶのか否かが今のうちから懸念される。
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/03(水) 18:22:09 ID:/2vGwC1R
週刊新潮が報道ステーション関係者の暴力事件を暴露。 単なる暴力事件ではない。 気に入らない言論を暴力で黙らせる韓国人特有の異常な蛮行だ。 これを風化させてはならないだろう。
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 17:37:49 ID:VvJdUTH7
シリアは多くの観光資源を持ちながら、長い間、観光客が極めて少なかった。
それはいうまでもなく、対欧米関係が悪化していたからだ。シリアはテロ支援国家の
ひとつとして、イランや北朝鮮同様に、西側諸国から敵視され続けてきていた。
最近になって、アメリカはシリアに大使を派遣することを決め、関係改善が期待
されるようになってきている。このことは、シリアへの欧米からの観光客の訪問が
期待できるということだ。
シリアは東地中海沿岸の国であり、ギリシャ、ローマ、イスラムの各時代の遺跡が
国内各地にあり、それ以前の遺跡も数多い。それだけに観光資源は多く、ツアーが
組まれ、ある程度の観光地の整備がなされれば、観光は一大資源となりうる。
しかも、シリアは料理がうまい。シリア人独特のソフトな語り口と、うまい料理、
素晴らしい遺跡が世界に知られれば、この国は石油無しにも、十分やっていける
のではないか。シリア人は商売上手で知られた民族でもあるのだから。
民族主義の旗頭、アラブ革命のリーダー国と、あまりご利益のないタイトルで
自国を追い詰めることはないだろう、と思えるのだが。最近では、トルコもエジプトも、
地中海沿岸の国は皆、その海岸線が黄金の砂漠に変わっている。平和が金を生む
ということを、シリアはもう一度真剣に考えてみるべきではないのかと思えてならない。
アメリカのシリアとの外交正常化は、そのきっかけになるかもしれない。
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/18(火) 21:50:10 ID:VkEQnV4b
ブルガリアがシリアの債務5400万ドル帳消し 2010年04月26日付 Al-Nahar紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20100429_213105.pdf シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、ブルガリアに対し、EUの加盟国として
和平実現のために行われている努力に対する支援の取り組みを呼びかけた。シリア・アラブ
通信(SANA)によると、アサド大統領はブルガリアのボイコ・ボリソフ首相と会談を行った際に
「ブルガリアがEU加盟国として和平努力への支援に取り組むことの重要性」を強調した。
また、会談では「国際社会の取り決めに基づく和平を実現するためさらなる努力を行うこと」
が確認され、ボリソフ首相は「ブルガリアには中東地域における和平の実現のために可能な
限りの全ての支援を行う用意がある」「ブルガリアはあらゆる分野においてシリアとの強固な
連携を望んでいる」と述べた。
会談ではまた、「2国間関係とその発展の重要性やあらゆる分野、とりわけ何十年も前に
遡る良好な両国関係の回復に寄与し、友人同士である両国民の利益を実現する政治・経済
分野における相互協力の強化を目指すこと」なども話し合われた。
ボリソフ首相とシリアのナージー・アトリー首相は両国の実業家らの会合の際、シリア・
ブルガリア実業会議を発足させることを発表した。両国は財政、運輸、経済、スポーツの分野
における4つの合意に署名した。それらのうち1つは、両国間の債権債務関係の解決に関する
もので、シリアのムハンマド・アル=フサイン財政相は、「ブルガリアはシリアの債務5400万ドル
の帳消しに合意した。両国は残額1700万ドルの返済方法を検討中である」と述べ、「この合意
の締結により、シリアは対外債務の返済を最終的に完了することになる」と指摘した。
また、両国はヴァルナ・ラタキア間の海路の再開およびソフィア・ダマスカス間の航空便の
再開で合意した。ボリソフ首相は「訪問での私の第一の目的はブルガリア企業にシリアでの
ビジネスの機会を開くことである」と述べ、「ダマスカスでの地下鉄建設や発電所建設のため、
シリアはブルガリアの専門家や企業を必要とするかも知れない」と指摘した。
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
シリアのアサド大統領がスペインのマドリッド市を訪問中に、中東戦争勃発の懸念を語っている。
アサド大統領は戦争勃発の懸念の第一に、イスラエルとトルコとの関係悪化を挙げている。
これまでイスラエルとシリアとの緊張に、トルコが両国の和平に仲介の労を採ってきていたために、
緊張は戦争暴発に至らずに済んできた。しかし、ガザへの支援のためのフロテッラ号に対する
イスラエル・コマンド部隊の襲撃で、トルコ系アメリカ人一人を含む9人のトルコ人が殺害されて以来、
関係は最悪の状態にある。これでは、イスラエルとシリアとの和平の仲介をトルコが果たすということは、
期待できないのが当然であろう。
戦争を起こすとすれば、最初に挑発するか攻撃するのはイスラエルであろう。イスラエルにはいま、
戦争を周辺諸国との間で始めたい幾つもの理由があるのだ。それらは、シリアの兵器装備が進んで
いること。レバノンのヘズブラが2006年の戦争時以上に、兵器を蓄えていること。そして、シリア・
レバノン・ハマースとイランとの連帯がある。この状況を壊すには、レバノンかシリアに対する、
徹底的な軍事的勝利が必要であろう。
それ以外にも、イスラエルが戦争を起こしたい理由がある。イスラエルはレバノン沖の海底ガス田を
全部抑えたいと考えている。このガス田はイスラエル沖から、レバノン沖まで伸びる長大なものであり、
ガスの埋蔵量は莫大だと言われている。(埋蔵量はタマルガス床が8兆5千億立方フィート、リバイア
サンガス床は16兆立方フィートと言われている)
イスラエルはかつて、レバノンのリターニ川の水源を確保するために、レバノンの南部を占領して
いたが、ガス資源をめぐっても同じ手口を使うかもしれない。そのためには、いち早く開発に着手し、
レバノン沖からガスが出るようになった場合は、盗掘だと主張するのであろう。またレバノン南部の
占領は、このイスラエルの主張を実質的に補強することにもなろう。
レバノンのヘズブラやシリアは、正直なところ現段階で戦争をしたいとは考えていまい。だからこそ、
シリアのアサド大統領が、戦争抑止のために戦争の懸念を声高に世界に訴えているのであろう。