同時多発テロ後の社会構築13

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944中葉 ◆22bKXenR5Q :2008/09/12(金) 15:44:56 ID:lXk5V6k9
大きな問題が残っています。

私が現在進めている世界の社会構築が自分にとってだけでなく、
世界にとっても正しいかどうか、それが問題ですね???

ハムレットじゃないけど、That is the question! ですね??
945名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/12(金) 20:41:29 ID:vAmdLzut
俺も、基本的には行動の選択が自分にとって正しいかどうかについて興味があります。
ただ、俺には重大な欠点があって、ガス欠になるとダークサイドへ堕ちて、
野蛮な妄想しながらグーグー寝てばっかになっちゃうことです。
あと、結論にいたるまでの作業がめんどくさくて、ちゃんとした下地の
積み重ね(コツコツ勉強して、学んだことを身につける)をはぶいて、
一気にスターwになりたがり、なれないとわかると放りなげて平気なことです。

俺はずっと、知性のない人たちを「俗物」と見下して生きてきましたが、
そういう自分自身が一番の俗物かもしれなかったなと最近思います。

>私が現在進めている世界の社会構築が自分にとってだけでなく、
>世界にとっても正しいかどうか、それが問題ですね???

俺は中葉さん本人じゃないから、完全にはわからないけど、
たぶん、ほぼ正しいと思います。その理由は、俺的には出てるんだけど、
うまく言うのがむずかしいから後で書きます。

スレで議論してわかったことのひとつに、ペシミズム→ニヒリズム→
テロリズムって、負の思考が肥大していくことがあります。

物質には反物質が存在することは証明されてるので、負の思考も
必要なのかもしれないけど、これもあとで整理して書きます。

で、俺も俺なりにちゃんと勉強をはじめることにしました。
とりあえず、物理と生物学の基礎の本を買ってきました。
哲学は、今日はピンとくるのが見つからなかったので後で探します。
946名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/13(土) 17:41:41 ID:Co0NAKIu
答え:どうして中葉さんの社会構築が世界にとっても正しいのか?

俺たちは、原子核を回る電子=原子からできています。
原子は太陽を回る惑星と似ています。
フラクタル理論を考えるとかぐぐってみてください。
ミクロにしてもマクロにしても無限に変わらない形状のことです。

それをふまえて考えると、俺たちの中には、無数の宇宙があり、
その宇宙から見たら、俺たち一人一人はそれぞれの宇宙の神です。
そして俺たちもまた、さらに大きな宇宙に存在します。
俺たちの宇宙がどんな姿や思考をしているかわかりませんが、
俺たちにとって、宇宙は神です。

宇宙は秩序と調和と法則の上に成り立ちます。
もし、それらが崩れたら神は病んで死にます。

太古から人類が神を創造したのは、本能です。
宗教的な神は、それぞれの民族や環境や習性にあった形で存在すればいいんです。
要するに神を健全に保つのは生物として当然のこと、あたりまえのことです。
そして、自分自身も宇宙=神を内包してるんだから、自分を健全に保とうと
することは当然です。だから、人を殺しちゃいけないんです。
それは神を殺すことに等しいからです。

そう考えると、中葉さんの社会構築は、中葉さんにとっても世界にとっても、
正しいということになります。中葉さんは中葉さんのやり方で、俺もみんなも
それぞれのやり方で、自分にとって正しい生き方をすればいいんです。
947名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/13(土) 21:01:28 ID:xJPaMR+d
その理屈だと、簡単に人を殺してもいいんだになっちゃいそうだな。
自分自身が宇宙=神ならそれで完結してるわけだし。

でももちろん自分だけで完結してるなんてあり得ない。
社会構築をしようとすればもちろん、みんなに影響がある。
「人それぞれにとっての社会構築」ももちろんあり得ない。
948名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/13(土) 21:02:39 ID:xJPaMR+d
同時多発テロそのものが、すでに社会構築(あるいは社会改造)の試みだろうな。
しかしその社会構築が全員にとって善を目指すかどうかはわからない。

ごく少数にとってだけ善で、大多数にとっては破滅的な結果になる、ということもあり得るな。
地球は60億人の人間が住むには小さすぎるのだろうし、その方が妥当なのかもしれない。
949名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/13(土) 23:33:47 ID:Co0NAKIu
>>947-948
>その理屈だと、簡単に人を殺してもいいんだになっちゃいそうだな。
>自分自身が宇宙=神ならそれで完結してるわけだし。

ちゃんと読んでくれたんですか?完結しません。
神が神を内包しその神を神がまた内包するっていう連鎖なんです。
そして神は神を裁けません。なぜなら神にもダークサイドがあるからです。
裁くのは法というツールです。いまのところその手段しか俺たちは持ってません。

たとえばギリシャ神話の神々は、それぞれ崇高な意味を持っていますが、
乱交、近親相姦、恨み、妬み、嫉妬、略奪、暴力、殺し、やってることはそんなんです。
神道とかヒンズー教もちょっとかじりましたが、似たようなかんじです。
イエス・キリストもエゴイストです。季節外れにイチジクが食べたくなって、
山にとりに行ったけど、どの木にも実がなってませんでした。あたりまえです。
でもキリストはキレて呪いをかけて、その山の木をすべて枯らしてしまいました。

個人的にはアメリカインディアンの宗教というか考え方に共感しますが、
彼らは絶滅したも同然です。キリスト教徒が殺戮し、わずかに残ったものは隔離し、
崇高だった彼らの精神は崩壊し、暴力やアルコール中毒が蔓延してます。

もしあなたの目的が「議論に勝つ」ことだったら、神でも罪を犯すんだから、
神である我々も人殺しをしてもいいじゃないかと返してくると思います。

でも違います。
ここはあなたも認識してるように、「同時多発テロ後の社会構築」スレです。
事実、歴史から犯罪や戦争が消えたことはないのだから、もしかしたら
俺らのやろうとしてることが間違ってるのかもしれません。
でも、テロのことを議論し考えつくした結果、我々はこの結論に至りました。

でも強制はしません。あなたはあなたの正しいやり方でいいんです。

続く↓
950名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/13(土) 23:44:30 ID:Co0NAKIu
>同時多発テロそのものが、すでに社会構築(あるいは社会改造)の試みだろうな。
>しかしその社会構築が全員にとって善を目指すかどうかはわからない。

その通りです。
俺にとってはビッグバンになりましたが、被害者や彼らが属する世界にとっては、
悪夢であり殺人であり犯罪であり、憎しみや憎悪を生み、結果的に
テロリストたちの世界も惨澹たる状態になりました。

でも、テロリストたちもまた正しいと思ったことを実行しただけです。
もしかしたらこのスレの結論は極端というか、未来的すぎるのかもしれません。
永久に実現できないことでもがいてるのかもしれないです。

でも俺はこれでいいです。俺も自分が正しいと思ったことをするだけです。
951名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/14(日) 00:42:07 ID:kC41lzva
中葉さん、Yさん、俺は議論の中でずっと哲学をすすめられてたんで、
とりあえず、これからボロクソに言うから名前は出さないけど、
アマゾンですごく評判のいい、日本人の哲学者の本を買ったんです。

で、最初は難しい漢字とか言い回しでワケワカメでめんどくさい病が出て
放置してたんだけど、ここんとこフカーツしたから、がんがって読んでみたんです。

でもやっぱり言いたいことがぜんぜんわからない。
仕方なく解説を読んだら、「〜らしい」とか、この手の本では
小学生でもやっちゃいけないってわかってることを平気でゆってるし、
極めつけは、現代の「わかりやすい」症候群の初心者にはついていけないだろう、
読破したものだけに知の喜びが訪れるみたいなことが書いてあって、
俺の考えでは、専門家同士だったらそれでいいかもしれないけど、
一般向けにはむずかしいことをわかりやすく言うのがプロじゃないの?って思う。
なのに自分でおもっきり「初心者」意識しまくりんぐですげー腹立ちました。

正直、ゲロ以下の臭いがプンプンしました。

あまりにも腹立ったからぐぐったら、現代哲学、とくに日本の哲学はダメみたい。
WIKIで「哲学」で検索したら、その理由がよくわかりました。

で、俺はニーチェがハマるんです。でもニーチェだと、ダークサイドに堕ちる一方。
親父に相談したら、デカルトを勧められたんだけど、どう思いますか?
あと日本人なら西田きたろう?って人が最高峰なんだって。

そうなんですか?俺は哲学だったらニーチェ以外で何を読めばいの?
952名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/14(日) 00:57:12 ID:/MpTjqeR
>>949

読んでるよ。完結するしないっていうより、観念的になりすぎてるな。

> 人を殺しちゃいけないんです。
> それは神を殺すことに等しいからです。

神を殺しちゃいけない理由は?と聞かれたらなんと答えるんだろう。
まあどちらにしても、殺人がいけない理由をわかりやすく示すことはそんなに簡単なことではないと思うが。
953名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/14(日) 01:35:11 ID:kC41lzva
>>952

読んでくれてありがとうございました。
ちょっと今過激になってて>>952さんが考えてくれてることはわかってたけど、
今までの議論の中で希望がでてきた一方、焦燥感もあるんです。

俺は今まで、「俗物や悪人は死んだ方がいい」って思ってました。
それは自分自身への投影でもありました。正直、自分も破壊して死にたかった。

俺はもともとダークサイドの人間です。
ニーチェやボードレールやワグナー、ティモシー・リアリー、カルロス・カスタネダ、
スウェデンボルグ、精神異常者や犯罪者、性的倒錯者、ドラッグetc,
にハマり、
むちゃくちゃな生き方をしてました。

一方で、清浄な世界も求めてました。音楽や絵画などの芸術から得られる感動です。
音楽も絵画も印象派とか好きですが、俺はリアリストなので、もちろん芸術で癒されたり
感動に浸るのは趣味としたら問題ないんだけど、理論的には美術は911の映像で終わり、
音楽はセックスピストルズで終わってるんです。あとは商業的なやつは需要があるけど、
純粋な魂としての芸術は911で終わったんです。

911は美術理論的にはシュールリアリズムを超えたし、
そういう究極の現象には「美」や「エロス」が発現する。
それに魅了されるのは、俺的には当然のことだったんです。


ひつこいけど続く。
954名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/14(日) 02:02:54 ID:kC41lzva
だから、本音を言うと、俺は悪にエクスタシーを感じます。
そして死もエクスタシーです。

俺は、殺されかけたことがあるんです。首締められて。
最初は怖くて苦しくて、神様助けてって思ったけど、
極限まで苦しんだら、急に小鳥のさえずりとか、木の葉っぱのそよぐ音とか、
子供たちが遊ぶ声が聞こえてきて、永遠のおだやかな春にいるみたいになって、
なんかすっごく気持ちよくなって、真っ白い光に包まれたあと気絶しました。

で、結局ぶったおれた後生き返ったわけですがwww

エロスを感じるのは他にもありました。物心ついたときから、
棒とか石とかナイフや拳銃、武器、兵器に異常に興味があって、
人殺しや戦争は嫌なのに、どうして戦争は嫌なのに兵器に魅力を感じるんだろうって
ちょっと悩んだら、ようするに無駄なものはすべて削って、究極の殺人機能を
追求した結果、そこに美が生まれたからです。機能美です。

同時多発テロにも俺は美とエロスを感じてしまいました。
ただ俺はダークサイドに生きて来た結果、疲れてアタマのビョーキになって、
何年も寝たきり、テレビも4コママンガすら苦痛って廃人状態。

それでも癖で考えることはやめられなくて、最近、薬のせいもあるけど、
なんとか気力が出て来て、とある本にであって、今夢中です。
そこに書いてあることも、中葉さんやYさんの言うように、宇宙レベルで
正しい存在であることでした。
955中葉 ◆22bKXenR5Q :2008/09/14(日) 14:50:44 ID:Jaij/NuI
「宇宙レベルで正しい存在である」ということは、
当然ながら、
「地球レベルでも正しい存在である」可能性が大きいことを意味しています。

正に私が現在読んでいる
John Friedmann: Planning in the Public Domain: From Knowledge to Action, 1987, Princeton UP, p.389
http://www.amazon.co.jp/Planning-Public-Domain-Knowledge-Action/dp/0691077436
の主張そのものです。
956名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/14(日) 17:11:54 ID:kC41lzva
俺は、宗教より「祈り」を重視します。
それは存在するもの全てに敬意を払い、感謝し連帯するための作業だからです。
「宇宙レベルで正しい存在でありつづける」ための意識の発露です。

でも、漠然と祈ることは人間にはむずかしいことなので、
人々は宗教を作って、祈る対象をわかりやすくイメージ化しました。
そこに目をつけた悪知恵のある一部の人間が、天国や地獄を作り、
恐怖で人々を支配しました。天国のイメージってわりとシンプルで、
地獄についてはいろんな文献や絵画やなんかで、徹底的に教え込みました。

その結果、「祈り」の目的は「宇宙レベルで正しい存在である」ことではなく、
自分だけは天国に行けるようにという、エゴイスティックなものに成り下がりました。

俺たちがやるべきことは、「祈り」を本来の目的に戻すことです。
天国や地獄はありません。「無」もありません。「死」もたぶんありません。
もちろん人体としての死はありますが、我々を構成していた物質(思考や感情も含め)は、
なんらかの形で存在し続け、宇宙の一部でいつづけます。
星にもまた誕生や死がありますが、終焉を迎えても星を構成していた素粒子は
なんらかの形で宇宙空間に存在し続けます。

もしも地獄や死があるとしたら、それはまだ解明されてないので憶測になりますが、
光さえ吸い込むブラックホールの向こう側、「事象の地平線」の向こうです。
そこはどんな世界かわかりませんが、事象の地平線を超えてしまったら、
もう二度と、どんな存在としてでも、俺たちの宇宙には戻ってこられないということです。
957名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 00:18:12 ID:FQlbfWQU
俺ね、なんかしらんけど子供のころから、
寝る時に「おやすみなさい」じゃなくて「バイバイ」って言うんだよ。
親に教えられたわけじゃなくて、自分的にそのほうが安心するんだ。

習慣だから今まであんまり考えたことはなかったけど、さっき親父が寝るんで、
フと「なんで俺は寝るときバイバイって言うのかな?」って聞いたら、
「それは明日また会うためのバイバイ」なんだって。

きっとまた会える。バイバイは永遠の別れじゃなくて、
また会うための希望の言葉。

俺も今日は寝よう。みんな、バイバイ。また明日会おうね。
958名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 14:14:46 ID:FQlbfWQU
もし、帰る場所が永遠になかったら。
ひたすらさみしいです、孤独です、悲しいです。
でも泣いても無駄です。そこは絶対に帰る場所のない世界だからです。

俺たちも、さみしくて孤独で悲しいです。
だから家が必要で、そこにいていいという保証と、そこを心地よく保つために、
家族の愛情を求めます。そして家を保つために近所も大切にし、
地域を大切にし、民族や国家を大切にし、国家が存在する地球も大切にする。

中葉さんが教えてくれた「相互理解」です。

でも、現実は違います。みんなの知ってるとおりです。
もしかしたら、俺たちの宇宙は、どこか他の宇宙が事象の地平線を
超えてしまったところに存在するのかもしれません。
だけど、だからと言って悲観したり絶望するのは間違ってます。

哲学の初歩の問題です。
「ここにコップがある。これはなぜコップか?」

俺だったら、「そこにコップがあるから、それはコップです」としか
答えようがありません。つまり、あるものはあるんです。存在するんです。
そう考えたら、存在を存在させるために、秩序と調和と法則に従って生きる、
あたりまえのシンプルな結論に至ります。おもしろいことに、宇宙もまた、
秩序と調和と法則の上になりたちます。それは絶対的に美しい、究極の美です。

だから、「宇宙レベルで正しく生きること」が現時点では正解なんです。
959名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 14:56:43 ID:FQlbfWQU
負の思考、原罪、無と永遠について。

俺は「無」はないと考えました。
ずいぶん遠回りしたけど、単純なことでした。

0という数字は「何もない」ということではなく、
1+−1、100+−100、というふうに、果てしなく続く、
「永遠の正と負」を持つ数字です。

もしかしたら正だけの世界、負だけの世界もあるのかもしれませんが、
哲学者が考え、物理学者が発見し、数学者が結論を出した俺たちの宇宙は、
物質に反物質があるように、人間に正義と悪があるように、正と負の世界なんです。

たとえば、1の喜びや幸せを持つ者には、1の悲しみや苦しみがあります。
100の喜びや幸せを持つ者には100の悲しみや苦しみがあります。
どちらを選ぶか?俺だったら100を選びます。闇が深いほど光が輝くからです。

↓続く。俺ってひつこいね。
960名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 14:59:19 ID:FQlbfWQU
では、原罪とは何か?

俺の考えでは、それは人類が道具や武器を持ち、食物連鎖の頂点に立ち、
他の生命をコントロールしはじめた時から始まったと思います。
そればかりか人類は食べるためだけでなく楽しみのために生物を殺し、
お互いをも殺し合うようになりました。

そして罪からのがれようと自分勝手に作った神に必死に祈り、
宗教がまた戦争を起こすことを「正義」と言い張ってます。

もちろん俺は宗教を否定してるわけじゃありません。
先に書いたように、本来は「祈る」ために必要なイメージだったからです。
でも、こうなってしまったら、もういいかげんにやめましょう。
原点に戻りましょう。原始人になれってことじゃありません。
知性が作り出した学問や道具を知的に使い、我々が存在する宇宙のような、
究極の美に感動し、酔いしれ、調和し、同化し、さらなる美を追求しましょう。
961名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 15:01:56 ID:FQlbfWQU
あのー、わかってると思うけど、
俺が言いたい「美」ってのは、
かのうしまいみたいなんじゃないよ?
まあ、かのうしまいはおもろいから嫌いじゃないけどwww
962名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 16:27:48 ID:FQlbfWQU
俺がまだわからないことです。
わかる人がいたら教えてもらいたいです。

ゴリラのオスは、自分の遺伝子だけを残したいために、
他のオスの子供を殺します。子供を殺されたメスはなぜか発情します。

ウサギは、赤ちゃんがまだ自分で食べられない、歩けない時期に、
人間とかにいじくられると、赤ちゃんを押しつぶして殺してしまいます。

これらは罪ですか?

人間によって絶滅させられたオオカミは、親をなくした子供を、
群れで協力して育てます。オオカミはしっかりとした社会を持ち、
「祈り」に見える行為をします。満月の夜に定期的に集まって、
天に向かって歌うような遠吠えをします。

なぜ人間はオオカミを悪の化身として絶滅させたんですか?

トビネズミもまた満月の夜に集まって、ポップコーンみたいにみんなでジャンプします。
クジラは歌をうたいます。ちゃんとした一定の節のオリジナルソングを持ってます。
魚も人間には聞こえない周波数の声で交信してます。
金魚とか、チリンチリンって鈴みたいな奇麗なかわいい声をしています。
ゾウリムシは単細胞だから勝手に分裂して増えますが、時々2匹がひっついて
ひとつになってまた別れます。数は元の2匹です。でも、やつらにはそれが必要です。

ああああああもおおおおおおお!!なんでですかなんでですかなんでですか????
963名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 16:04:21 ID:dnEX159I
子供のころ、リンカーンの伝記を読んで、立派な人だなあと思ってたけど、
なんとなく思い出して、リンカーンとか南北戦争をぐぐってたら、
なんだかなー。。。

リンカーンは黒人奴隷解放をしたけど、インディアンは殺しまくってた。
おじいちゃんがインディアンに殺されたんだって。
それで黒人奴隷解放の本当の理由は、工業化が進んで、自分たちで経済を
発展させたいっていう北部の「保護貿易」に対して、奴隷を使って生産される
綿花の需要が主にイギリスで高まってたので、このまま貿易を続けたいっていう、
南部の「自由貿易」。。。つまり経済摩擦による戦争で、「奴隷解放」は、
もし戦争が長引いて、南軍が黒人奴隷を兵士として使い始めたら、
体力的にもとてもかなわないから、南部に黒人を使わせないようにしたんだって。

だから、結果的に北軍が勝って、南部の奴隷は解放されたけど、
自分ら北部の奴隷は解放しなかったんだって。

ミシシッピー川の渡し守をしたり、字が書けない人のために代わりに手紙を書く
代書屋やったり、プロレスの元祖みたいなことをしたり、奴隷を解放したり、
素敵な人やん!て思ってたけど違うんだ。考えたらプロレスやってたから、
黒人の強さを知ってたんだ。なんかガッカリ。。。

前に中葉さんが「産業革命」のことゆってたけど、
南北戦争はその結果起きたんだ。今ごろわかった。バカバカバカ。

ちゃんと勉強した人は、こういうのとっくにわかってるんだろうな。
俺はこれから知らなきゃいけないことがいっぱいある。。。

964名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 17:49:24 ID:dnEX159I
なんでリンカーンのことを考えたかというと、
今すごくハマってる本が、レオン・レーダーマンっていう
ノーベル賞とった宇宙物理学者の「対称性」っていう本なんです。

どうして「対称性」というタイトルに惹かれたかは長くなるので置いといて、
物理とか数学とかぜんぜんやってねー、つか覚えてねー。。。って思ったけど、
あまりにもそのとき俺が考えてたことにピッタリのタイトルだったので、
ダメモトでとりあえず目次を見たら、なんと音楽の話からはじまるんですよ!
俺の大好きな音楽!それから美術、詩、ギリシャ神話、とくに俺が好きだった、
ゼウスが生まれる前の、クロノスとかウラノスとか巨人が出て来るところなんですよ。

それをわかりやすい美しい文章で書いてあって、物理の本というよりも
何か詩のような芸術のような、とにかく一言でいうと「美しすぐる」本なんです。
そして俺は趣味でまえに書いた素人小説wで、終わっていく孤独な魂のことを、
湖面に映った星空の中で、儚く光る蛍にたとえて書いたんですけど、
レオン先生も、終わった星の残骸の素粒子が宇宙空間に漂って、
時々生まれる超新星の光に照らされて儚く光る蛍にたとえてるんですよ。
965名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 17:51:41 ID:dnEX159I
マジーーーー!?と思って、これは奇跡なのか、それとも俺が狂ったのか
わかんないけど、とにかく先生のことをぐぐってみたら、写真があったんです。
先生はすっごくすっごくすっごく優しい顔で笑ってて、俗っぽさとか邪気とか
ぜんぜんなくて、おじいちゃんだから頭真っ白でシワシワだけど、
少年というか、子供の顔してるんです。純粋な子供の顔なんです。

先生は「笑う物理学者」っていうあだ名がついてるくらいユーモアのある人で、
一度、間違った論文を出しちゃった時も、叩かれるとか嘲笑されるとかじゃなくて、
「おやまあ、レオン君」って、その言葉が当時の物理学者の間で流行ったくらい、
人に愛され可愛がられる人なんです。もう超絶にファンになっちゃいました。

で、今まで俺が尊敬した人は。。。って考えたらリンカーンが出て来たんで、
あらためてぐぐってみたら上に書いたようなことでガッカリしたわけです。

このスレが終わるまでに「対称性」読み切れるかわかんないし、
たぶん読み終わったら物理の基礎を勉強し直してまた読むし、
何度も読むことになるだろうけど、今の俺にとっては超嬉しい本なんです。
966名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 18:06:05 ID:dnEX159I
超ひも理論。

10日からスイスでミニビッグバンを起こす実験がはじまりました。
この実験の目的は、宇宙を作って神になろうとかそういうんじゃなくて、
「重力」を作る素粒子を発見するためだそうです。
物理では「重力」「電磁気力」「強い力」「弱い力」で自然界が構成されてると
考えられてます。その中で、重力を作る素粒子だけが見つかってないんです。
ニュートンのころから、さらに哲学者が原子を考えた古代から、
実は学問てそんなに進歩してないんです。

宇宙の誕生したばかりのころは、クウォークなどの素粒子が
自由に飛び回る世界でした。そこに重力が生まれ、規則性が生まれ、
星や銀河ができました。だから重力の謎を解くことが宇宙を解くという、
飛躍的な進歩につながるんだそうです。
そして、今はまだ仮説ですが、超ひも理論(超弦理論とも呼ばれます)が
証明されれば、宇宙のこと、次元のこと、かなり説明できるんだそうです。
967名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 18:18:25 ID:dnEX159I
俺はワクワクして超ひも理論のことを検索しました。
当然ワケワカメですが、なんだかギターを弾いた時の弦の振動や、
そこから生まれる音、その音の余韻の中で次の弦を弾いてまた生まれる音、
その繰り返しで生まれる音楽を連想しました。

で、これは勝手に考えたことだし、イメージだけでわかった気になっちゃ
いけないなと思って、「超ひも理論」の本もパラ見してみたら、
なんと!そこでもギターやバイオリンにたとえて説明してるんです。

ああ…素敵。。。。

でも超ひも理論は俺にはまだ早いので、基礎を勉強してからにします。
ただ、言いたいことは、哲学、物理、数学、文学、芸術、歴史、etc.
学問は必ずしも現在定義されてる枠にとどまるものではないってことです。
いつか学問が融合される時代もくるかもしれません。

ちなみに、ペシミズム→ニヒリズム→テロリズムがさらに進行すると、
なんでもおk!wwwwwww超幸せ!のクルクルパーの肯定主義になるそうなので、
いちおう親にはそのことを説明して、俺がクルクルパーになったら、
すぐに病院に連れていってくれるように頼んでおきました。
968名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 18:58:49 ID:dnEX159I
炭素の不思議。

親父に教えてもらいました。

ひとつの細胞は、たくさんのタンパク質でできてる。
タンパク質の中に遺伝子がある。
タンパク質はアミノ酸でできてる。
アミノ酸は炭素とアミノ基でできてる。

で、植物を含めすべての生命体に存在する炭素とは?

呼吸や光合成のためにあります。
石油や天然ガスにもなります。
炭素の結晶はダイヤモンドです。

「炭素って、じゃあ生き物なの?物なの?」
「どっちでもあるんだよ」
「じゃあ俺が死んだら石油とかダイヤモンドになるかもしれないの?」
「うまいこと土に埋もれればね」

星が死ぬと、最終的に、炭素と酸素と窒素が残ります。
なんだか夢がひろがりんぐです。
969名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 22:41:25 ID:dnEX159I
炭素、酸素、窒素。

wikiからコピペ。

>窒素(ちっそ, Nitrogen)は原子番号7の元素。
>元素記号はN。空気中に78%も含まれ、アミノ酸をはじめ、
>多くの生体物質中に含まれており、すべての生物にとって
>必須の元素である。

うわー!星は死んでも命の元でいっぱいだあ!!!!!
970名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 13:57:48 ID:TgfmaVle
「人を笑わせることは好きかい?」

60年代のサブカルチャーに興味のある人なら、たぶん真っ先に
ティモシー・リアリーの名前が浮かぶでしょう。
彼はアメリカの心理学者で、ハーバード大学の教授でした。

まあ、心理学者だから当然といえば当然かもしれないけど、
彼は「悟り」を求めました。彼はドラッグによって、その答えを
導きだそうと考えました。キッカケは、友人からもらった
マジックマッシュルームでした。その体験に感動した彼は、
より強い幻覚作用をもつLSDに出会い、それ以降、LSDによる
様々な体験や他人も交えた「セッション」を繰り返し、
「答え」を求めてインドの「グル(精神指導者)に会いに行きました。

彼はLSDをキメながら、グルと問答し、修行し、もう帰る日がきたので、
グルと最後の問答をしようと、小難しいことをまくしたてると、
グルがただ一言いいました。「人を笑わせることは好きかい?」
971名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 14:11:51 ID:TgfmaVle
その言葉を聞いた時、リアリー先生はなぜか涙があふれてきて、
へたりこんで泣いていると、グルが優しく先生の頭に手を置いて、
「それでいいんだよ」と言いました。

で、リアリー先生はたぶんもともとバカかキチガイだったので、
そういう大切な体験を忘れて、帰国してからしょーこりもなく、
LSDで飛びまくり、タイーホされたりいろいろで最後はガンで亡くなりました。

笑う物理学者・レオン先生のことで、その話を思い出しました。

グルの言う「笑い」は、嘲笑とか卑屈な自虐的な笑いとか、
勝ち誇った笑いとかじゃなくて、純粋に、面白くて楽しくて、
笑った方も笑わせた方もハッピーになれる、そういう笑いだと思います。

俺も、とりあえずできることの一つとして、人を笑わせる人になりたいです。
972名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 16:52:25 ID:TgfmaVle
「悟り」

現世で悟りを開いたり、そのために修行したりとか、
俺は全然無意味だと思います。むしろ悟ったとカンチガイして、
そこで思考停止するので危険です。

現世で生きることが修行そのものであり、
正しく生きることで魂が浄化され宇宙も浄化される。
それでいいんだと思います。

超ひも理論を音楽にたとえて書きましたが、
もし存在するなら、ヘタクソで耳障りの悪い旋律よりも、
美しい美しいなめらかな旋律の中に存在したいです。

俺も思春期の頃は、精神世界とか悟りとか興味ありましたが、
いろいろ読んだり体験してるうちに、そういう連中が卑しく見えてきて、
勝手に「精神乞食」wと命名して鼻で笑うようになりました。
まあもちろんハマった時期があるからそういう考えに至ったわけで、
ハマったことは無駄ではないと思いますが。

というわけで、やっぱり我々は「宇宙レベルで正しい存在」であるべきなんです。
973名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 18:55:43 ID:TgfmaVle
いったい俺には何が起きてるのでしょうか。

さっき、考え事をして歩いてたら、ギターを持ったおじさんが2人、
ベンチに座ってたんです。ここらへんて若い人のバンドとか
吹奏部とか聖歌隊とか、まあよくいろんなイベントをやってるのですが、
その2人はなんか雰囲気違うので、フラフラ寄って行って、
こんにちはつて、ぼくもギター好きなんです、何か1曲聞かせて
くださいって頼んだら、「何にしようか?」「鬼平鬼平犯科帳は?」
「いいね、今日はまだ弾いてないね」って、はじまったんです。

時代劇の方の曲とか話は知らないけど、それは鬼平犯科帳の音楽を、
フラメンコとかところどころジャズやジプシー風味にアレンジしたもので、
素晴らしかった。心から拍手して頭を下げました。

で、おじさんたちと話してたら、ここでは実名は書けないけど、
一人は「宇宙」、もう一人は「地球の音楽」っていう意味合いの名前で、
それぞれプロとして活動してるんだそうです。
974Y:2008/09/17(水) 18:56:22 ID:IDID0e+w
罪とは何か
罪はどこに「ある」のか
この場合の「ある」とは何か
それは物がある場合と同じか、そうではないのか
975Y:2008/09/17(水) 19:04:13 ID:IDID0e+w
宇宙に、生命に、世界に、自己に、愛に、驚き、そしてなぜかと問いを持つこと、
その問いの答えを考えること、問いの答えを考えることを愛し、楽しむこと、
これが哲学すること

しかし西洋の哲学を日本人が学ぶ場合、最大の障壁は言語だ。哲学を専攻すると
時間の半分は語学の勉強にとられるという。哲学の勉強を原典で行う場合、
小説などの訳出よりはるかに厳密な言語理解を必要とするという。だいたい、
原典の原語が日本語に厳密には対応していない。
976名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 19:04:22 ID:+6HwGcy7
最新ニュースを動画でお届け↓
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=geinoonews
977名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 19:05:16 ID:TgfmaVle
そこまで話がきたので、おそるおそる、
「こんなこと言うと頭がヘンだと思われるかもしれませんが。。。」って、
前置きして、このスレでチラ裏してて書いたようなことを、かいつまんで
話してみたんです。そんな長くは話さなかったけど、ようするに
宇宙と音楽について、簡単に話してみたんです。

そしたら、「キミ、面白いねwww」って。また会う約束をしました。
俺が「ありがとうございました」ってゆったら、おじさんたちも
「ありがとうございました」って。

最近、クルクルパーになってるかどうか心配しながら考えてるので、
妄想じゃないかどうか、念のために家族に、おじさんたちの名前と
アクセス先を書いてもらったやつを見せたら俺の筆跡じゃないし、
アクセスしたら本当にあったし。だから本当のことみたいなんです。
978名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 19:08:15 ID:TgfmaVle
で、「鬼平犯科帳」をぐぐってみたら、下記のような話でした。
↓↓↓

「鬼の平蔵」と呼ばれる長谷川平蔵の人情味あふれる人間性と
悪を許さぬ不屈の意志が見ものである。平蔵は複雑な生い立ちの
せいもあり、若い頃は深川近辺で顔を知られるほどの放蕩三昧の
日々を送っていた。そうした経験の数々が、火付盗賊改方長官と
なった平蔵の人間性に深みを持たせており、悪人からは鬼と呼ばれる一方で、
部下だけではなく捕らえた盗賊に対しても友人のように接したり
父親のような優しさを見せることがあり、単純な勧善懲悪ではない
物語の深み、複雑な味わいを感じることが出来る。

なんですかこの符号の合い方は?何が起きてるの?
979Y:2008/09/17(水) 19:17:04 ID:IDID0e+w
物が「ある」と、罪が「ある」とは直感的には別の「ある」だと言う人がある。
では、物とは何か。たとえば石ころだという。石ころとは何か。体積をもった
物体だという。では体積とはなにか。たてと横と高さの長さの積のことだという。
では、長さとは何か。幅を持たない2点間の距離だという。では点とは何か。
位置を指し示す、大きさ・面積・長さをもたないものだという。
しかし、限りなく小さいものなど人には見えないし、触ることもできない。
つまり実際に点を体験することはできない。
980名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 19:19:10 ID:TgfmaVle
Yさんいた!
ヨカータ、もうみんなにドン引きされてしとりぼちかと思ってた。

現代哲学や日本の哲学がダメになってるのは、
最初は哲学者が考えてた分野を最近は化学者がやるようになって、
悔し紛れに理解しないまま物理用語や数学式を使いはじめて、
気の利いた高校生レベルでもバレるような間違いを指摘されて、
なんだか哲学ってよりへりくつになっちゃったみたいですね。

日本の哲学は、明治時代に西洋哲学が入って来た時に、
やたらむずかしい漢字や表現で訳してしまったために、
勘違いして、むずかしければむずかしいほどイイ!!みたいな
ヘンな方向に逝っちゃったみたいですね。

「哲学的ゾンビ」とかwww笑えるwwwwwwwww
981名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 19:24:48 ID:TgfmaVle
>>979
Yさん、俺の考えでは、人類はまだ「重力」のことも解明できてないんだから、
当然、心や魂みたいに、じっさい「ある」ものも、証明されてないだけで、
「ある」んだと思うんです。

生命を作るために、有機物だけではなく無機物が必要なように、
つまり石ころや砂粒も生物と同じ世界に存在するんだから対等なんです。

だから残念なことに、罪もまた「ある」んだと思います。
982Y:2008/09/17(水) 19:35:48 ID:IDID0e+w
点が「ある」のと、罪が「ある」とは違うと言えるのか。

罪の意識は時代や場所によって変わるという人がいる。それをきめるのは
価値観だという人もいる。しかし、私が見ている「石」とあなたが見ている
「石」が同じものだとなぜ言えるのか。
それを、あなたたちが「石」だと呼んでいるから、私もそれを「石」だと呼んでいる
だけだ。私は、それを石と呼ぶ。私はそれが石だと思う。しかし、それはもともと
あなた達がそれを「石」と呼んだからだ。
983名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 19:44:37 ID:TgfmaVle
>点が「ある」のと、罪が「ある」とは違うと言えるのか。

たぶん違いません。同じです。

人間がダークサイドに魅了され美を見出すことのように、
罪もまた認め理解し愛さなければいけないんだと思います。
そして裁かれる罪から学び、考え、自分自身の答えを出すしかないんです。

石ころについて。

「ここにコップがある。これはなぜコップか?」

Yさんなら何て答えますか?
984Y:2008/09/17(水) 19:55:26 ID:IDID0e+w
あなたの呼んでいる「コップ」が、わたしの思う「コップ」と同じかどうか
本当はわからない。私が、たとえ外国人で全く違う「コップ文化」を
もっているとすると、あなたの呼んでいるコップと同じかどうかわからない。
極端な話、コップというものを見たことがなければ、この対話も成立しない。
「コップ」という言語すら存在しない世界では「コップ」は存在しえない。
985名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 20:23:04 ID:TgfmaVle
じゃあ、「ここに石がある。これはなぜ石か?」ならどうですか?

>極端な話、コップというものを見たことがなければ、この対話も成立しない。
>「コップ」という言語すら存在しない世界では「コップ」は存在しえない。

その通りです。
じゃあ原点に戻って「はじめに言葉ありき」ってどう思いますか?

言霊という言葉があります。わかりやすい言霊をあげると、「自分の名前」です。
自己のアイデンティティは、まず、名前、性別、国籍あるいは民族、宗教、
などによって形成されていきます。

アメリカインディアンは決して本名を明かしませんでした。
だから、「白い鷲」「座るバッファロー」「若いオオカミ」「きれいな蜂」
「小さな木」など、それぞれの個性に見合った自然からとったあだ名で呼び合いました。

これは俺の考えでは、個々のアイデンティティを守る、つまり魂を守る
最低限のギリギリセーフだけは死守する本能的な行為だと思います。

そして、コップの概念を知らなかった人たちも、グローバル化wwwによって、
必然的に受け入れ理解し利用します。だからコップはコップです。

アフリカのある未開の部族は、空を飛ぶ飛行機を模倣したオブジェに祈ります。
コーラの瓶を宝物にします。なぜかKISSのTシャツ着てたりします。

俺はリアリストなので、あるものは「ある」と認めないと前へ進めません。
986名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 20:30:34 ID:IDID0e+w
思考と言葉とどちらが先か。言葉がなくて思考ができるのか。
多分、言葉がなくては思考は成立しえないだろう。しかし、あの人々の言葉
と私の言葉は、あまりにも違っている。
987名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 20:35:44 ID:TgfmaVle
もっとわかりやすく言うと、映画の「2001年宇宙の旅」で、
類人猿の原始世界に黒い四角い物体「モノリス」が落ちてくるでしょ。
時が立って、最新鋭のコンピューター「ハル」を搭載した宇宙船が、
「モノリス」の謎を解きに行くでしょ。「ハル」が暴走しはじめて、
手に負えなくなって最後に残った一人が「ハル」のプログラムを壊していくと、
ハルはだんだんアフォになって、なんか鼻歌うたいはじめたり、
最後は「。。。気持ちいい」ってゆって死ぬでしょ。

そしてとうとう宇宙でたった一人孤独になった宇宙飛行士が、
やっと「モノリス」を理解した。そして彼もまた死んだ。

コップはコップであるように、モノリスはモノリスである時代が、
来るかもしれないし到達できないかもしれない。
でも、もしもモノリスを手にできたら、人類はコップと同じように
それを使うのでしょう。
988名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 22:19:38 ID:TgfmaVle
>悪気の無い泥棒、それは一生懸命やる姿勢の裏にある一瞬の隙をついて
>誰にでも襲ってくる厄介な輩です。
>自分のために集中し過ぎて周りが見えなくなった時、
>それは奴等の狙いどきです。どうぞ、ご用心を。

今日出会ったギターおじさんの一人の言葉です。
989名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 22:34:49 ID:1G85pVY2
age
990名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 22:52:21 ID:TgfmaVle
>しかし、あの人々の言葉と私の言葉は、あまりにも違っている。

俺は英語が全然ダメです。なのに、とある手違いで、
日本で音楽で一旗あげようと、家や持ってたスーパーマーケットを
全て売り払って来日した黒人のバンドのギタリストを、なぜか
やるハメになりました。

ドラムはやっぱりワケワカメで連れてこられた日本人、
ベースは謎のイラン人、キーボードは、ほんとか嘘かわかりませんが、
エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)のメンバーだったとか。
ほんとかなあ。でもまあたしかに超絶にうまかったです。

で、まあ当時は学校でやった英語も多少は覚えてたのもあるけど、
音楽ってコード進行とかいろいろ世界共通なので、意外とスムーズに
バンド活動はできたんです。でもだんだん話が大きくなってきて、
メジャーデビューするとか、お忍びで来るロン・ウッドと競演するとか、
うそくせーと思って抜けたわけです。ちなみにロン・ウッドはほんとに来ましたが。

笑顔も泣き顔も困った顔も怒った顔も世界共通です。
コミュニケーションは必ずしも「言葉」が必要なわけじゃありません。
でもどうして「はじめに言葉ありき」なのか。それはインテリジェンス、
すなわち道具を持ち始めた人類に必要な第一歩だからだと思います。
991名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 23:16:16 ID:TgfmaVle
あれっ、俺、990で本当にやめるつもりだったんだ。
それは「余白の美」を残したかったからです。
その余白は誰にラクガキされても破られても、なんでもかまいません。

みなさん、ありがとうございました。
みなさんのおかげで学び考える喜びをいただきました。
最後は俺の好きな歌をうたいます。こういう時は「蛍の光」が定番ですが、
俺はこのスレの終わりにふさわしい歌を見つけました。じゃあ、ほんとに、バイバイ。↓
992名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 23:17:04 ID:TgfmaVle
「夢路より(フォスター作:津川圭一訳詞)」

夢路より かえりて
星の光仰げや
さわがしき 真昼の
業(わざ)も今は 終わりぬ
夢みるは わが君
聞かずや わが調べを
生活(なりわい)の 憂いも
跡もなく 消えゆけば
夢路より かえりこよ

海辺より 聞こゆる
歌の調べ きかずや
立ちのぼる 川霧
朝日うけて 輝く
夢みるは わが君
明け行く みそらの色
悲しみは 雲井に
跡もなく 消えゆけば
夢路より かえりこよ
993中葉 ◆22bKXenR5Q
1さん、皆さん、さようなら。

また、何処かでお会いしましょう。

中葉こと、柴田祐作