1 :
よいこ:
★★【国家の罠〜外務省のラスプーチンと呼ばれて〜】★★
http://tinyurl.com/ddnwh 久しぶりに魂が震える本に出合えたぜ!
日本は、「公平配分モデル」→「傾斜配分モデル」、そして「国際協調的愛国主義」
→「排外主義的ナショナリズム」へ移行したと佐藤優氏は言うが、確かに今の国際情勢
の中における日本は孤立化しつつあるし、金持ち至上主義になってきている。
日本は今後どうなるのか???
まだ読んでない国際派は、是非読んでから議論して欲しい。
2 :
がんも:2005/08/23(火) 18:22:10 ID:fM9eSGSL
流れるように2
ペニ
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 18:23:23 ID:b3z5I9rH
華麗に3
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/23(火) 18:58:01 ID:r0eZ/ac7
奇遇だな。
ちょうど俺もいまから読むところだ。
読書会やろーぜ。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 04:04:12 ID:E2+5iEkk
鈴木宗男や佐藤優のイメージって、読んだ後は全然変わるっしょ?
それほど、マスコミは怖いってことだ。でも実は検察が番記者に都合の
いい情報しか流さないから、マスコミをそれを伝えるしかないらしい。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 19:22:12 ID:qG88qiwE
どうして日本は情報戦において非力なのか、これ読むと分かるかも。
生かすべき人を生かすどころか、殺してしまうんだから。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 22:03:44 ID:9EL0MElB
マスコミが日本を悪くしている
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 22:22:59 ID:xxhtLF9Z
初めまして。こんばんわ
この本を丸々信じてるヴァカども
もっと批判精神を持て、目を養え
マスコミにだまされるなという心がけは崇高だが、
ネットも書物も嘘だらけだし光の当て具合により見え方違ってくる。
でラスプーチンて誰?
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 16:05:00 ID:EDgulYiw
↑まずお前の書き込みを疑うよ
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 17:17:28 ID:FN2oGsQK
この本はまだ読んでないが、それに先立つ月刊誌「正論」の
インタヴューは読んだ。
外務省の問題点もたしかに無視できないが、それ以前に日本が
国家戦略を確立できていないのが大問題だな。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 22:51:07 ID:MOdXTBmW
>>11 >>国家戦略を確立できていない
実はそれこそが問題なんだが、何故だと思う?
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 23:01:02 ID:h6jTt7X4
常任理事国入りを目指して、ひたすら「国際貢献」した挙句が、
AUとの一本化にも失敗し、望み薄って、日本外交Sugeeeee
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 23:09:47 ID:FN2oGsQK
>>12 第一には、敗戦の後遺症。
古来からの宗教感覚と敗戦ショックが重なって、軍事や安保を冷静に
考えられなくなってるから。
多国間他勢力間において軍事とは絶対に無視できない要素なのに、
その部分が欠落してる。
第二に、アメリカ占領政策の悪い面がもろに出てること。
教育政策などの精神面における、日本否定のあたりがよくない。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 23:12:22 ID:FN2oGsQK
第三に、日本が地政学的に恵まれすぎてること。
敵対国と接するという緊張感がまったくないのもいいことではない。
第四に、地政学に対する無理解。
左派系の論者は、地政学をナチスが利用したという理由だけで
全面否定するらしい。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 23:25:21 ID:SV/yMq1r
だいたい北方領土なんてなくても困らん
あんなものは政治家(宗男)が自分の名前を残すためにやってるだけのことだよ
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 23:41:43 ID:FN2oGsQK
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/27(土) 23:47:10 ID:fvg4E2VV
>>16 領土は要るイラネの問題じゃなくて、それを守り抜く気概を内外に示す事に大きな意味があると
思うのだが。
フォークランド紛争を例に出してみる。
正直言って当時のGBにとってフォークランドの価値って大したことなかった。国内ガタガタでそれ
どころじゃなかったし。アルゼンチンもそれを踏まえてた。
それでもGBは遠征したんだよね。
あれは島を守る戦いというよりも、「おまいら、この島もう要らないよな?もらっといていいよな?」と
他国になめた態度に出られて失墜の危機にあったGBの誇りを守る戦いだった。
ちなみに北方領土で下手をうつと、それは竹島・尖閣諸島にモロに影響します。
歴史がその恐怖を教えてくれています。
佐藤優単独スレか、どうせだったら対露外交スレにした方がよかったのに
外務省的な国際情勢の見方のくだりが面白いよな
親露派ってのは地政学的な見方だとか
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/28(日) 02:32:06 ID:RDjq04D7
かといって実際に動く必要はない>北方領土
返せ返せと圧力はかけるも、今のロシアと平和条約結ぶのも国益に反するから本気で動かない。
北朝鮮政策と同じロジック(倒れる政権と仲良くする必要ない
今の状態がベスト
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/29(月) 14:57:10 ID:mY/yzgdN
この国策捜査が国家のパラダイムシフトの顕れ云々・・・
のくだりは面白かったな。で、そうなのかい?
>>22 少なくともこの板の住人にしちゃとっくにわかってることなんだが、あえて誰も言わないというか
言えないところを書いてるのは評価してもいいんじゃないの
>>22-23 でもさぁ、ムネオを引きづり下ろしたのは、
田中マキコ (外務省対立)、
共産党 (ムネオハウスのスクープ)、
社民党 (辻元の疑惑の総合商社発言)
の印象が強いんだけど。
あんまり官邸主導だったような記憶はないけどなぁ。
国策の流れとは関係ないよーな。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 11:13:41 ID:WW/TnTAq
ムネオはともかく、なんで、佐藤が巻き添えになったかっていうと、外務省が
黒幕ってことでしょ。
26 :
22:2005/08/30(火) 15:08:25 ID:eFFhBKHH
ちなみに俺の言いたかったのは社会学的な話ね。
権力闘争に関しては大局で橋本派の追い落としという流れがあるんだろうけど、
それに検察(国民の目線により行動と書かれてる)が与するというのは
社会学的にも何らかのパラダイムの変化が生じ、歴史的必然だったのでは?っていう
佐藤氏の論が面白かった。
どうなんだろ
27 :
名無しさん@お腹いっぱい:2005/08/30(火) 16:12:28 ID:LyRzL1/H
建造にムネオが貢献した建物が「ムネオハウス」と呼ばれたことが
そんなに悪いことかな? もっとも、丸B野中の家来にまともなのが
いるわけは無いが。
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 16:48:46 ID:jJOq4iab
|;:;:;:;| ヾ;:;:;:|
|;:;:;:;| ,,,;;:iii;;;;; ,.-==--、. `!;:;|ヽ
〉;:;:| ,.-''" ̄ ̄ ̄`ヽ⌒| --。、-、 ヽ-`' | 国政の場にいながら
i `u i -‐'"ヾ'" :: ::! U : | ノ 地元しか見ていない
i | U ノ ヾ、___ノ ::| そんな泥くさい人情政治家が
| | ヽ、__,.-i i 、 U : :| 少しくらい居ても
| | : U : '" `〜ー〜'" ヽ: : ::| いいじゃないですか。
`i ヾ ' ____ ;: ;: :|
\ -‐'''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ; ;: :/-、_
少しっつーか、大半じゃんw
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/04(日) 23:39:51 ID:e1lbQRG0
>>23 少なくともこの板の住人にしちゃとっくにわかってること
本当かい?オヒ。 じゃあ言ってくんない?ww
>>24 佐藤氏の本は国策捜査の黒幕が誰かについてはわかってるけど書けないという雰囲気だね。
でも文脈を読むとM氏、或いは彼の集団の誰かっぽい。
M氏に捜査が及ぶ可能性が出てきた途端に捜査が終結したらしい。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/19(月) 23:04:00 ID:SHjm5V5C
age
結局、このスレは2ちゃんのレベル(歴史観、政治、及び国際的なセンス等々)を知らしめる
ことになったようだな。 「とっくにわかってること」(<<23)というこの板の住人が何も
分かってなかった、ということがね。
ムネオ逮捕を知って田中角栄逮捕を思い浮べた人は少なくなかったと想うけど、結局その流れが
不可逆的になってることを示したのがこのムネオ逮捕だったと思うし、その結果が今回のコイズミ
大勝ということなのだろう。
角栄逮捕を時の検察首脳は「国家の論理」と言ったが、今に直せば、正に「国策捜査」だ。
では、角栄逮捕からムネオ逮捕まで(オレは金丸逮捕もそうだったと観るが)、一貫して流れる
「国家の論理」を説明出来る人、居るかな?
※「国家の罠」に留まらず、様々な点で、佐藤優氏の孕む問題は、オタクらの現実感や世界への
見方をガラリと変える魔力を持つぜ。
ぼくは
官邸直属の 情報機関を設置し そのキーマンとして 佐藤氏を 据えたらいいと おもいます。
歴史研究などで 冷や飯を 食わせておくのは あまりにも もったいないと おかあさんもいってます。
>>33 俺は、戦後日本に進駐してきた米軍人達が、日本の政治家、ヤクザと太い
パイプを作ったのが大きいと思う。米軍人は共和党支持者だから、アメリカの
共和党(特に保守系)に日本へ影響力のある人物が多いじゃねーかな。
共和党のブッシュなんか露骨なんだが、石油絡みで動き出すと途端に潰される。
ムネオ、角栄も石油で潰されたしね。
この人は社会科学的なセンスはあまりないと思う。
まあ、並のレベルの頭だな。
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/25(日) 12:02:14 ID://FeIcWI
>>36 つまり、「学者」じゃない、ってことでしょ。
もちろん、これは良い意味でだよ。
確か柳田国男が言ってたけど、近代日本の学問ってのは、要するに、コピー。
「近代化」が欧米の模倣であった時期はそれでもまかり通ってたわけだけど、様々なレベルで
弊害が明らかになった今では、むしろそういった「センス」は有害なんじゃなかろうか?
オレが感心したのは、この人の守備範囲の広さと想いの外の深さ。
今「神皇正統記」を読んでるらしいけど、びっくりしたねえ。 そう、日本人にとって、焦眉の、
しかも決定的に重要なものは「国体論」。
ここの2ちゃんネラーを見ただけでも、国民の液状化、民族の解体は進んでるとしか思えないしね。
ひょっとしたら、思想家として大化けするかも?って思ってる。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/25(日) 14:02:14 ID:oWGRsS5a
アメリカに逆らったら潰される・・。
この人は基本的に人を信じすぎている。
特にユダヤ人脈を信頼しすぎていて完全に取り込まれている。
ロシアやヨーロッパにおける反ユダヤ主義を忌むべきものとして切り捨ててるが、
それでは現実の姿は見えてこない。
あらゆる観念、道徳規範を常に反証、批判の対象にしなければ真実の姿は見えてこない。
仮にこの人が切られなくてもプーチン政権成立後のロシアvsネオコンの支配するアメリカ
の構図は読みきれなかっただろう。
そもそも北方領土問題自体がアメリカが日ソ接近を阻むために打ち込んだ楔にすぎないのに、
そんなことに人生をかけていたというのも悲しいな。
佐藤氏はネオコン路線(neo liberalism + nationalism)を批判しているが、結果として自分がそのお先棒を
担いでいた事に気がついていない。
現在ネオコン路線を推進しているのも、北方領土問題で楔を打ち込んでるのも、すべて佐藤氏が信頼していた
ユダヤ人だ。佐藤氏を切ったのも佐藤氏が真実に気がつくことを恐れたユダヤ筋(勝共保守=森派)
だろう。
悲しい本だね。佐藤氏は平均的日本人よりは優秀だが、ユダヤに太刀打ちできるほど優秀ではないようだ。
>>39 > そもそも北方領土問題自体がアメリカが日ソ接近を阻むために打ち込んだ楔にすぎないのに、
これはヤルタ秘密協定のことを言ってるの ? それなら単にスターリンへの飴でしか
ないでしょ。
戦後情勢のことを言うなら、樺太南部と南千島は日本固有の領土としての正当性が
あるし、連合国は大西洋憲章で領土拡張を否定しているのだから、「理」は日本の方に
ある。日本の外交官であれば、その問題解決を目指すのは当然では。
戦勝による領土拡張を「理」だけで覆すのは困難 (不可能に近い) ではあるけど。
>>40 2島返還で妥協しようとした鳩山、重光にダレスが「日本が国後、択捉の返還要求をしないならば
アメリカは沖縄を併合する」って脅したの知らないの?
領土は国際法によって決まるのであって、日本固有の領土とかそういう話は無意味。
そんなこと言ったらドイツはポーランドやロシアに東プロイセン返還を要求できることになる。
サンフランシスコ講和条約の条文を素直に読めば放棄したクリル諸島には南千島も入り、
日本が南千島に権利を持ってないのは自明の事。日本外務省の「択捉、国後は放棄したクリルに入らない」
って理屈はダレスに脅されて以降でっちあげた苦しい言い訳にすぎない。
佐藤氏がその程度の知識もないのならばやっぱり馬鹿ってことだが。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/25(日) 22:03:32 ID:QKFYr6FJ
43 :
40:2005/09/27(火) 02:43:41 ID:Gc/Oh+DA
>>41 鳩山の妥協はシベリア抑留者を人質に取られていたからでしょ ?
二島返還といえば聞こえはいいけど、地図見てみたら分かる通り、面積で言えば一割以下だよ。
本心から妥協しようとしたとは思えないけど。
国際法という観点で語るなら、ソ連はサンフランシスコ講和条約調印していないんだし、
主導したアメリカとイギリス、当事者の日本が南千島は対象外で合意しているんだから
日本側の要求に問題はないんじゃないの。
逆に、旧ソ連・現ロシアの占領に国際法上の合法性はあるの ?
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/27(火) 20:56:27 ID:Pst0y7ST0
こいつ最後まで国の為には発言できなかったな、、、
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/27(火) 20:59:59 ID:Pst0y7ST0
46 :
45:2005/09/27(火) 21:00:14 ID:Pst0y7ST0
撤回
わすれて
和田春樹にどんなアドバイスをしてもらったんだ、、>佐藤優
特定アジアに媚びへつらっていた時でも、ずーーっと
「日本は孤立している」と言われ続けていたわけですが。
中共に飲み込まれない=孤立している or アジアを軽視している
ってことでしょ、結局。もう要らない。そういうのは。
っていうか、中共の事なんてひとつも書いてないし発言してない。
彼の立場からすれば、重光−ダレス云々は冷戦時代の構造で、
その頃にあーだこーだ言う必要は認めなかったんだと思う。
まがりなりにも外務省の専門職員、それも政治的な面も含めて
能力を買われて、分析課の主任分析官をやった人が、
外交交渉をする上で最も大きな大臣クラスの交渉レベルでの
交渉経過の微細や機微を知らないなんて事を書くっていうのは。
佐藤優の言ってることが気に食わないという理由だけで
彼が捨て身でどんだけ勉強してたかっていうものまで否定するのはどうかと。
アメリカを中心とした西側社会と共産主義陣営の対立の中で
アメリカが先進西側諸国を束ねている限りにおいて、
ソ連を仮想的とする団結に組み入れられるのが国益だったというのが
彼にとって表向きの判断だから
冷戦期の楔云々は彼にとっては論点にならない。
冷戦が終わって仮想的を軸とした団結の中で国益を設計できない時に、
どういう国益観がありえるのかという時に、
彼や東郷局長は、表向きはパワーゲームポリティクス(古典的現実政治)として
ロシアとの戦略的提携がありえるという判断をしたわけだから。
というかこの本は本質的には
鈴木宗男氏や佐藤優氏本人のエクスキューズのために書かれたものだから、
価値判断(国民感情)の明確に分かれる
「アメリカ」に対する積極的な評価は半ば意図的に避けているところがある。
政治的に左派活動を行った経験があり、
ソ連の共産党人脈に通じている彼が、
国内の権威主義的な保守派層を代表する機関
(及び公安当局や内閣調査室、防衛庁関連の一部組織)
からマークされていたというのは良く知られた話。
ここへ突っ込むのは保守基盤を再編して政治活動を再開したい
鈴木氏のエクスキューズとしては全く得策ではないという判断だったと思う。
それと社会科学としてこの本を評価しようとしても難しい。
この本はピンポイントに絞った「国家外交論」であって、
例えばオリガルヒ(ユダヤ寡占資本家)に規定されたロシア自由主義の
客観的な評価なんかは意図的に避けている。
あくまで彼らが現在ロシアで権力を掌握しているポリティカル・プレイヤー
として把握した上で、「冷徹な計算」の元に判断している。
知りたいことを全部論じてないからこの本は価値がないっていうのはどうかと思う。
とりあえず一旦休憩して続編を読みましょう。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/03(月) 13:04:48 ID:dknjUw2C
>日本は、「公平配分モデル」→「傾斜配分モデル」、そして「国際協調的愛国主義」
→「排外主義的ナショナリズム」へ移行したと佐藤優氏は言う
>>1 佐藤優氏の言うとおりだし、これでいいんじゃない。
日本国内の労働力を安易に使ってはならない状況が生じているのだし、
国力を維持・拡張してゆく上でも、
自分の労働については、グローバルな競争に鑑みて、
どの程度の価値を生み出しているのか、
それを自己確認しなければならない時代になっているのだ。
あと、排外的ナショナリズムについてだが、
日本の周りには、中韓のような存在があるのだから、
まず、国際協調ありき、では、国がもたなくなりつつあるのだから、やむをえないでしょう。
一見、危なっかしいが、
いや、危なっかしく見えてしまうように半分は意図的なのだろうけれど、
小泉さんは、よくやってきたと思うよ。
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 18:30:17 ID:HUq27DHE
佐藤はアメリカ、ユダヤ、ロシアのオリガルヒに対しては批判を避けているね。
結局、佐藤が批判してる日本版ネオコン連中(勝共保守)と結論としての
政治スタンスは大して変わらんな。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 23:52:59 ID:klf4Hzb0
>>53 批判を避けているというより、価値判断自体を避けているんじゃないか?
分析が仕事なんだし、そういう判断は政治家や有権者がすべきことでしょう。
>>54 その割には中国や反ユダヤ主義、プーチンのことは激しく批判してるぞ。
新刊が産経新聞社から出てるのも怪しいね。
結果として日本版ネオコンと言ってること変わらないんだもん。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/05(水) 21:57:40 ID:n7ZG8FBW
新刊ではっきりしたな。結局佐藤はユダヤのエージェントの一人に過ぎない。
ユダヤをあまりに信じきっている。
佐藤氏は自分の信じる「国益」に正直だっのだろうが、今にして思えば、彼を切ること
(国策捜査)も結局「国益」のためだったんだろうなぁと思うよ。国際情勢が変われば
ころっと変わって当たり前でしょう。
ほかの国と違って口封じされることもなく、たとえ有罪判決受けても執行猶予つき程
度だろうし、長野のオウム事件の被害者のように引く手あまたみたいだからいっぱい
稼げるでしょ。
>>56 ユダヤといっても
アメリカのユダヤ人(ネオコン)とロシアのユダヤ人
の後者よりかな
アメリカのユダヤ人(ネオコン)について書かれた本はいっぱいあるけど
国家の罠のユニークなのは
ロシアのユダヤ人を通したイスラエルについて着目している
ことだと思う
ロシアのユダヤ人、イスラエルにおけるユダヤ人その政策について詳しく書いてる
最初の本
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/12(水) 13:54:30 ID:BalRKN0B
佐藤がネオコンはカバラと関係があるとか書いてたからびびったよ。
電波陰謀論でお馴染みの太田龍もネオコン批判でそう書いていた。
太田龍もすべてが電波って訳ではないのね。
お、太田龍の話をここでするのはヤメレ!!!
((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
>>54 佐藤が批判しているのは、外務省のダメダメさってことだろうかと。
政治家を支える為のプロ集団が、プロじゃあなくなりつつあるということ。
国益を考えて、首相を補佐し、しっかりした情勢分析のもとに、行動する
のではなくて、単に自分の立場を守る為に汲々としている矮小な人々の
集団になりさがったということを言いたいだけなんじゃないかと。
国家の自縛読んでる
国家の罠の肉付けって感じだね
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 21:03:11 ID:yfRAsPK2
>>63 国家の自縛は国家の罠とは比較にならないほどヤバイ本。
逆に言えば、国家の罠なんかよりずっと価値のある本だ。
哲学や宗教学を少しでもかじってればわかる。
日本の一般向けの本でここまで書いたのはたぶん佐藤氏が初めてかと。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/24(木) 00:06:36 ID:btQoZrKn
宗男の行動やちょっと高尚な発言がことごとく
佐藤の書いたものそのものというのが愉快だね。
俺も罠と自爆と両方読んだけどどっちも面白か
ったよ。読者の印象をかなり計算して書いてい
るし、こういう仕事をしてきた以上読者は都合
の悪い情報は隠していそうだと考えるから、今
後は現実の生臭いところから身を引いて思想方
面に生業を移そうという方向性はよく自己の客
観的評価を分析しているものだと思う。外務省
は惜しい人をなくしたと思うわ。
うちは国家の自爆のほうがおもしろかったぞ
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 09:30:59 ID:98cNW1mV
>>6 そうするように仕向ける
確信犯的の売国奴が日本の中枢にいるから
そういうのを排除しないと。
> そういうのを排除しないと。
うむ。
で、その手段についてなのだが。
法治国家として許された範囲内で頑張るべきか、
たとえ非合法な手段でも果敢に実行する特殊部隊を
編成投入すべきか。
ロシアにスパイ博物館があるらしいので
行ってみたいんですけど
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 11:51:39 ID:8JmgR33d
上海総領事館職員自殺「これは日本の国権への攻撃」 - 佐藤優氏
http://cuttingedge.blog18.fc2.com/blog-entry-34.html > 日本が被害者で中国が加害者であるにもかかわらず、中国側は「1年半たった今、日本側が
> 古いことを改めて持ち出し、さらに館員の自殺を中国側関係者と結び付けているのは、完全に
> 下心を持ったものだ。われわれは、なんとかして中国のイメージを落とそうとする日本政府の
> 悪質な行為に強い憤りを表明する」(12月30日、奉剛中国外交部報道官発言)と開き直っている。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 18:09:21 ID:rGjxJwIS
日本にも諜報機関が必要だと認識させる
特命をおびて活動しているのかと
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 18:12:29 ID:v5tZG10w
「朝日新聞 NHKによる 民主党のっとり工作」
国家社会主義政党 社民党の指示を受けた
NHKと朝日新聞の労働組合員が 偽造した伝言情報だと嘘を言
って人をだますために悪用している
これは 著作権法で定める
氏名県名権違反であり且つ 表示権違反である
よって 法律の定める規定に 違反している
ので この業者を法律にのっとり逮捕するべきである これは懲役5年の罪である
偽造内容 民主党のっとり工作のための 小沢出馬 前原代表下ろし
まえは 鳩山代表降ろしに悪用して 岡田を代表につけるのに
情報工作していた
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 20:58:43 ID:PGmIZDxG
ライブドア事件も「国策捜査」か?
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 13:42:15 ID:f88K6pz4
包みも演られた濠絵も演られた
「財閥潰し。」
「仲間殺し」の銛歯に近付いたのが運のつき。
76 :
穴埋男@今週注意:2006/01/26(木) 22:35:25 ID:OemZd/c0
>>74 日本の国策捜査ってのは、どこが主導しているんだ ?
少なくとも官邸筋はライブドア事件で叩かれ放題だから、違うんだろうし。
亀井静香あたりの警察筋 ? 今回は。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/30(月) 19:07:54 ID:tyeGP6ZA
AERA見る!
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 00:10:44 ID:9QmPvd4n
汚ねぇー。何て汚ねぇー組織なんだ。ライブドアは
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/03(金) 07:48:45 ID:ueSiqT4k
良スレage
>>31 『国家の罠』、『国家の自縛』、週刊文春の鈴木宗男・佐藤優の対談記事、
などを通じてみてみると、
鈴木宗男と佐藤優を国策捜査で葬ることを国内で主導したのは
当時の福田康夫官房長官だろう。
福田は親中派。ゆえに親イラン派。
それに対して鈴木や佐藤は地政学的視点からバランス重視外交。
鈴木は当時、イランの日本企業の油田開発にも慎重な立場だった。
おそらく今後、アメリカがイランに侵攻することも念頭に置いていたのだろう。
結局、鈴木宗男の懸念がもうすぐ的中しようとしている。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 18:37:31 ID:1SCuLDj9
保守〜
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/08(水) 21:10:44 ID:/k5tJgaQ
>>80 無知だなww 何も分かっていないwww
100年とは言わない、この30年、政治は一体何を巡っての対立であったか、
少しは考えてみるんだな。 政治の流れを読めなければ、所詮床屋論議さね。wwww
福田が「親中派」とされるなんて、日本の軸足が大きく傾いておることの現れ以上ではないだろうに。
お前、余りにオソマツ杉!wwww
「国際協調的愛国主義」から「排外主義的ナショナリズム」はここ最近顕著化している。
マスコミよりもむしろネットで。
>>83 マスコミの反日傾向がこの十年くらいで凄く酷くなったから両面じゃないのかな。
今の日本のマスコミ見てると、天安門事件が起きても一週間で報道されなくなりそう。
(実際、ウズベキスタンでの抗議市民 800人虐殺事件はあっさりと風化)
天安門事件当時はニ、三年の間は政府よりもマスコミの方が対中関係改善に批判的だった
なんて、今じゃとても信じられない。一体何が起こったのかね > 日本のマスコミ
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/10(金) 05:02:32 ID:r7BA3k7Z
三月末に、至高の愛国者として尊敬されている
橋本元首相、野田毅氏、高村氏、平山画伯ら諸氏が
中国の招きで訪中される予定。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/24(金) 21:28:50 ID:2Po18bWu
第3弾、「国家の崩壊」にんげん出版
発売中!
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/24(金) 21:37:53 ID:+qkwiP5q
情報の独占と秘密保持が
与党、官僚ら権力者が
権力を保つための原点なのである。
この情報の独占と秘匿性を打ち破り
既存の支配体制を脅かす
winnyを政府は必死になって取り締まろうと
しているのではないかと考えるが
みなさんはどう思っているのか?
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/02(木) 13:21:34 ID:xFe7TeHK
>>86 ひさーしぶりに宮崎学のサイトを見てみたら偶然発見
出たこと全然知らなかった、やっぱ出版社が弱いからか
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/02(木) 14:13:29 ID:marQ+GNK
結局、この人の言う「国益」の定義があいまいすぎ
親露・親ユダヤを地政学で誤魔化してる感じがする
分析はけっこういいんだけどね・・・
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/02(木) 14:17:08 ID:/le0/gB2
>>89 その指摘はもっともなんだが
日本の対外戦略の本はたいていアメリカないし中国に向いているので
ロシア、ユダヤからの視点はかなり貴重
特に
ユダヤ関係の本は陰謀論とかモサド関係なら割とあるんだけど
国際情勢や政治から見たユダヤ関係書ってあまりないし
>>91 それはあるね
今後はロシア視点から時事を解説してくれるとありがたいなぁ・・
季刊でいいからブログとかネットで発信してほしい
>>92 本来ならロシア政治経済ジャーナルが
やることなんだろうけど
最近メタメタだからなー
特に広告がすごい
親ロシアは共産主義、親ユダヤはキリスト教へのシンパシーからかなぁ?
今日買ってきたけど半分以上宮崎学じゃねえか
対談してるわけでもないし損した気分だ
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/17(月) 19:49:11 ID:roe5goSl
「国家の崩壊」おもしれー
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/21(金) 01:57:50 ID:0a/WD1sQ
佐藤優はウヨか?サヨか?
岩波の世界と産経の正論と週刊金曜日に同時に書いている。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/21(金) 03:35:22 ID:J/xqCtXS
99 :
中川八洋:2006/06/05(月) 17:47:10 ID:iUzyvxf0
図の中で、佐藤優なる、論壇で余りよくは知られていない人物が登場しているので
怪訝に思う読者もいるかも知れず、多少の説明は必要かも知れない。
あのロシアと異様な利権関係と外交機密情報の大量漏泄の疑いが濃い鈴木宗男
(野中広務の右腕とも言われた元衆議院議員)の側近として、外務省のラスプーチ
ンと怖がられた専門職(ノン・キャリア)の外交官で、現在起訴され休職中である。
その『国家の罠』という、自己弁明書が、背後の何か得体の知れない大きなうごめき
のお陰であろうが、話題になっている。
同志社大学在学中は、黒ヘルメットを被り、ソ連を「わが祖国」として、暴力的アナ
ーキストとして悪名をはせたようである。ロシア語に堪能なだけで、全く外交などでき
ない雑務屋レベルのものが、情報分析で高度な能力がある外交官のごとき、偽りの
イメージが流されている。ロシア大使館の旧KGB組織が全面的に裏で動いたことが
よくわかる。
共産革命雑誌『世界』も佐藤優を全面的にバックアップしているが、ロシアの旧KGB
と無関係ではないだろう。外交のイロハも弁えぬあのサウナでの裸を売り物にした児
戯で世界の失笑を買った1997年のクラスノヤルスクでの橋本龍太郎・エリツィンの
首脳会議は、日本は北方領土の返還をやめて国境線確定だけでよいとの、日本が
ロシアに全面屈服した対露敗北の極みであったが、この日本の固有の領土を敵国
に貢ぐ「反日外交」を暗躍的に誘導した「鈴木宗男機関」の一人が佐藤優であった。
100 :
中川八洋:2006/06/05(月) 17:48:02 ID:iUzyvxf0
スパイ防止法があれば、その容疑筆頭候補で塀のなかに入るかも知れない、そんな
人物の佐藤優に、生き別れた「瞼の双子の兄」(ともに1960年生)に抱きついて再開
したかのように、急ぎ込んで対談を申し込んだのが和也であった。
『現代』2005年6月号のが、それである。幸徳秋水と大杉栄がさも出会ったかのような、
「平成の怪物」ともいわれるアナーキスト同士の不気味な意気投合ぶりがよくわかる
対談であった。
しかも和也は、同志社大学神学部(夜間?)卒の学歴でも明らかのように、外交の分
析も外交交渉もいっさいできない”ならず者”的な佐藤優について、さも陸奥宗光や
小村寿太郎かのごとき、「倫理」的な「大外交官」とばかりの、詐欺的な嘘ラベルを貼っ
た。佐藤優が外務省から消えたことによって、ロシアに通謀する外務省職員が減った
のだから、対露北方領土交渉は、日本にとって、その環境は好転したのである。
現実を逆さにする和也の、その秘めた目的はなんであろう。
「常に自分の位置と意識に距離を設けて眺め、分析する態度は、佐藤氏の、情報
の専門家としての倫理によるものでしょう。…・・・佐藤氏が外務省をひいた後、要路
にこうした人物がどれほどいるでしょうか」(注13)
中川って本人?
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/19(水) 23:57:52 ID:ocnthsyg
基本的に、湾岸戦争も北朝鮮も、テロも、アメリカのつく嘘だまされて負けるか、だまされず負けないかの勝負だよ。
国際関係としては↑だが、本質的かつ基本的に、日本国内の嘘にだまされるか、だまされないかの勝負だ。 児童殺害もライブドアもオウムも・・
情報戦略としては、真実をとにかく暴露することだ。火に水をかけるごとし。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 13:46:11 ID:tCfSJJsY
ところでさあ、青山学院の袴田茂樹大先生はお元気なのかな?
この本についての反論文をセコセコと仲間内にだけ配った
らしいけど。最近、全く見かけない(ような気がする)。
この本を読んですごく脱力した
公務員試験の勉強のやる気失せた・・・
>>103 青学のサイトでの自己紹介文みて吐き気した
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 21:28:01 ID:BsE4dn6U
「自壊する帝国」読了
これ佐藤氏が提供したはずの日本の機密が
一切書かれてないのが気になった。
情報はギブアンドテイクだから何某かの機密が
漏れてるはずなんだけど
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/26(金) 14:36:10 ID:W0jEteWN
保守
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/26(金) 16:12:02 ID:yTFx8vTK
日本には人権という概念しか広まっていないけどちゃんと欧米にはそれとは違う概念がちゃんとあります。
日本にも否定する人はいますけどちゃんとしたそれに対抗して独立した思想にはなっていませんよね。
なので、
1. 自然法 ( natural law ナチュラル・ラー )
2. 自然権 ( natural rights ナチュラル・ライツ)
3. 人権 ( human rights ヒューマン・ライツ )
4. 人定法 ( positive law ポズィティブ・ラー)
の関係と対立をアメリカ思想を分析した副島隆彦の本で知ってください。
この四つが分らなければ、欧米の思想界では高校生並みにさえ扱ってもらえないです。
欧米人の本気の議論の輪の中に入る前に知らなくてはいけない最低限の常識です。
人権しか知らない前近代人どもよ滅びよ。
詳しくはここから
http://jcpw.site.ne.jp/bbs/bbs23.cgi?id=&md=set&tn=1809#1839