710 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
『ノアの七戒』(創世記六−九章)
1、社会正義(法を整える義務)
2、偽証を含む悪口雑言の禁止
3、偶像崇拝の放棄
4、近親相姦及び姦通の禁止
5、殺人の禁止
6、盗みの禁止
7、残虐行為の禁止(生きている動物から切り取った生肉を食べてはならない)
ユダヤ人 Jew ユダヤ人の定義は今に至るまで明確でないが、
近年では母親がユダヤ人の場合にユダヤ人とみなされる。
帰還法の定義とハラハー上の定義が異なるため、問題なることが多い。
ハラハー Halacha ユダヤ教の生活律法規定のことです。コシャー規定もこれに含まれます。
コシャー コシェル、コーシェル、コーシャー Kosher 清浄食品等と訳される。
ユダヤ教の厳密な食品規定をパスした食品のことですが、
基準にもいろいろあり、最も厳しいものは「グラット・コシャー」と言われる。
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アシュケナジ Ashkenazim 東欧系ユダヤ人で、白人が多く上流階級だと言われる。
イディッシュ Yiddish ドイツ語とヘブライ語の混成語。
東欧系ユダヤ人(アシュケナジ)が用いていた。
チーフラビ 管轄地域のラビの中で最も権威ある人。
イスラエルでは、アシュケナジやセファラディにより権威が分かれるなど、
複雑な仕組みになっている。米国などにはこの制度は無い。
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セファラディー Sepharad(セファルディー)スペイン系のユダヤ人のこと。
イスラエルでは中流以下を占めているとして、差別が問題になっている。
ラディノ語 Ladino スペイン系ユダヤ人(セファラディー)が使っていた言葉。
スペイン語とヘブライ語の混成語。
711 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/16(日) 19:49:20 ID:2d4xBG0g
ユダヤ人でない方はノアの子らの7戒を守れば十分だからです。
今日ではそういう人たちの団体もあります。ノアの子らの7戒を守る人は
他のユダヤ教の戒律をも自由に守ってもよいという意見もあります(マイモニデス)。
しかしユダヤ人になったら、613箇条の戒律を厳守する義務が生じます。
その用意がなければ改宗は認められません。
日本人として生まれた者がこれらの戒律を守り続けることは
けっして簡単ではありません。それがユダヤ教への改宗は単なる
宗教替えではなく民族替えを意味すると言われるゆえんでもあります
口伝律法 Oral Law ユダヤ教では、モーセがシナイ山で十戒を与えられた時、
文書としての律法の他に口伝もで多くの律法が伝えられたことになっている。
紀元以後に成立したタルムード Talmud は、その口伝律法を書き写したものとされる。
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ノアの七戒 7戒 Noahide Law ユダヤ教において、異邦人も守るべきだとされる戒律。
社会的不正、偽証や悪口、偶像礼拝、姦淫、殺人、盗み、残虐行為をそれぞれ禁止するもの。
口伝律法によりノアに対して与えられたとされる。
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タルムード Talmud 紀元後に数回にわたって編纂された法典とその注解書で、
ユダヤ人にとってはトーラーについで権威あるものとされている。
中心となるのは、ミシュナとゲマラという二つの法典。
ミシュナ 2世紀頃にラビ・ハナシが整理した口伝律法の名前。
これに対する注釈が、ゲマラである。タルムードの基本となる。
ゲマラ グマラ ミシュナ法典に対する注解と補足であり、
3〜6世紀にイスラエルとバビロニアで成立した。
712 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/16(日) 19:50:56 ID:2d4xBG0g
法を整え(法に基づいて原状回復や賠償に応じ。社会正義を行う)
名誉回復や無実の罪を証明し(禁止を破ったら、社会正義を行う)
芸術品に願掛けしたり、人間を神のように崇拝する(愛国無罪だの)を止める。
創世9章(ノアの章の一部)
5節 また、あなたたちの命である血が流された場合、
わたしは賠償を要求する。いかなる獣からも要求する。
人間どうしの血については、人間から人間の命を賠償として要求する。
6節 人の血を流す者は/人によって自分の血を流される。
人は神にかたどって造られたからだ。
レビ記24章(カル・バホメル ノア契約→レビ戒律)
21節 家畜を打ち殺す者は、それを償うことができるが、
人を打ち殺す者は死刑に処せられる。
カル・バホメル Kal VaChomer 軽いもので成り立つ原則なら、
重いものでも当然成り立つという論法で、ラビ的解釈の原則の一つ。
使徒パウロが書簡で多用しているのは、彼がユダヤ教の教育を受けたからである。