【人口激減】ロシア極東総合スレ【中国の脅威】

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422名無しさん@お腹いっぱい。
ttp://www.taipeitimes.com/News/edit/archives/2005/05/28/2003256964
China must collapse for Russia to stay united
By Chang Hsi-mo 張錫模   Saturday, May 28, 2005,Page 8

台北タイムズ:ロシアが永続できるためには、中国の崩壊が必要

ロシアは解体に瀕している。プーチン大統領は危機を回避すべく反米路線を維持しているのだが、
深いレベルでは、ロシアはアメリカと競合しているのではなく、中国と競合している。

ロシアの解体というのは、2003年のグルジアの「ローズ革命」、昨年のウクライナの
「オレンジ革命」、今年のキルギスタンの「チューリップ革命」などのことである。
この革命の波はロシアの内側にさえ影響していて、Bashkortostan, Tatarstan, Sakha(Yakutia),
Tuva (Tyva), Karelia そして Kalmykija地区に影響を与えている。これらの地域の中の一部は、
戦略的にロシアにとって重要なところであり、もしそれが独立すれば、国の分裂になる。

例えばSakha地区が独立すれば、北東部のChukotka や Kamchatka地区がアメリカの影響にさらされ、
ベーリング海峡をへだててアラスカに面することになる。

アメリカや、ある程度までは欧州も、そうした(独立の)傾向を歓迎しており、実際にロシアの一部の
マイノリティ民族の独立を勇気付けている。つまり、ブッシュ政権は(ロシアに対して)英国や、
ナチス・ドイツやレーガン政権のやったのと同じ事を、また他のスーパーパワーの
過去にやったようなことをしている。それはロシアを分裂させて、弱体化させることである。

ロシアはその危険を理解していて、先月、大統領行政府のDmitri Medvedevがその危険を公的に
認めている。しかし、プーチン政権は国の存続の為に権力を中央に集中し、アメリカに対抗して、
シリアや中国に軍備を売っている。イランの核技術開発に協力し、中国とはこの夏、共同軍事演習を行う。
423名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/30(月) 14:39:49 ID:FDCgyp/D
モスクワがそういう事をやり捲くれば、それらはブッシュ政権のトラブルの種になるわけだが、
それでもプーチン大統領はロシアの解体へのドリフトを止められない。何故ならばその動きは
USSRの解体の結果であるからである。そして、USSRの解体は、20世紀の一党独裁国家が
時代に対応できないために起こったことなのだから。

USSRの分解は一党独裁国家の危機を示すもので、危機を解決するものではない。
ボリス・エリツインの混乱に満ちた10年余りの政権は一党独裁国家の痕跡を解消したわけではなく、
さらに、プーチン政権はそれを逆行させ、中央情報局を復活させるなどしている。

プーチン政権は強力な国家管理の復活をめざし、経済的によみがえった為に、BRICSの一員に
加えられる名誉に浴した。しかしロシアの抱える問題の多さは、ロシアを解体させるに充分な力をもつ。

プーチン政権が明らかにしていることは、大きなパワーの再編成、例えば第一次世界大戦後の再編成、
のようなものがなければ、ロシアの解体が避けられないということである。
ユーラシアを見渡してみると、そうした再編成に有用なものは、中国の解体以外には無い。

ロシアは自らの延命のため、アメリカに対抗すべく、アメリカに反対する国を支援するので、
その理由から中国との連携を進める。しかし、実際問題としてのロシアはアメリカと同じではないので、
アメリカに対抗することは出来ても自らの解体を止められない。歴史の弁証法に拠れば、
中国はロシアの唯一の希望で、ロシアのチャンスは自らの解体の前に中国が解体することなのである。