>>67 サンプリング調査だから細かい数字をそのまま受け取るのはよろしくないが、
便宜的に数字をそのまま利用して考察してみます。
前回の投票数が10,500万人。
今回が12,000万人だから、1,500万人増加。
だから支持政党率をかけると
民主党支持者4,100万人→4,200万人 +100万人(2.4%up)←人口増加分くらいは増えてる
共和党支持者3,700万人→4,400万人 +700万人(16%up)←大幅増加
微増した民主党支持者の中で共和党大統領候補に投票する率は11%のまま、
絶対数も2.4%upで450万人→460万人と10万人増。
増えた共和党支持者の中で民主党大統領候補に投票する率は8%から6%へと2%減ってるため
300万人→270万人と絶対数でも30万人、1割も減っている。
ネーダー他の第3候補について見てみると、民主共和両党の支持者がそれぞれ1%2%入れてたのが0%に。
無党派層での得票も7%(ネーダー6%+ブキャナン1%)→1%と激減してブッシュに2%とケリーに3%向かった。
ケリーも歴代2位の得票数になったのは第三候補に入れていた層が激戦を見て二大政党候補に戻ってきたから。
これらから推察できるのは、
・投票に行かなかった共和党支持者が投票に来た
・共和党候補が民主党候補に投票していた共和党支持者の一部を取り戻した
・第三候補に入れていた人々は最寄りの二大政党に付いた、ほぼ半々かやや民主党が多め
・民主党は投票率大幅増にも関わらずネーダーに逃げてた人が帰ってきた以外は微増止まり
まあブッシュ選対の予定通りの選挙というわけですね。
逆にケリー側は激戦を見てネーダーに入れてた人が帰ってきたくらいで後は成果が小さい。