■ボリビア変革=今しかない=12月大統領選=日系候補に国民関心=長谷倫明氏=本紙記者に決意語る=連載(下)=34%が支持「勝算あり」
------------------------------------------------
2005年8月26日(金)
二十日の出馬表明から三日後に発表された国内大手テレビ局UNITELが行った視聴者アンケートの結果によると、現在長谷氏は三四%の支持を得ている。
現在、出馬を表明している四候補のうち、サムエル・ドリア・メディーナ氏の三七%に次ぐものだ。
サムエル氏はボリビア・バーガーキングオーナーであり、大手センメント会社を経営する事業家。
ペルーのテロ組織MRTAに誘拐された際に支払った身代金百万ドルが日本大使館占拠事件の資金につながったのは、周知の事実となっている。
同じ日系、政治的手腕が未知数などの共通項から、フジモリ大統領と比較されることも多い長谷氏。
「フジモリートって僕のことを呼ぶ人もいるけど、ナガタニとして見て欲しい」。
日本に亡命、現在訴追中の元ペルー大統領のイメージを払拭することにも力を入れる。
「日系移住地が努力してきたという信頼があり、クリーンなイメージもある。
それは政治にもつながる」と選挙活動に〃日系色〃を最大限利用していく考えだ。
愛称はサムライ・カンバ(サンタクルスの人)。
大統領になることにより、日本との関係を期待する声もあるようだが、「援助を期待するより、国内の問題解決が先決」と国民の意識変革をも促したい、とも。
各メディアでの活動のほか、地方遊説を来月早々にも予定している。重点的に行うのは、インジオが多く住む山間部。
昨年の市長選では、中産階級に支持が厚いとされていた長谷氏。MNR党からの出馬でその垣根は取り払われたとみるが、日系ゆえのデメリットもあるという。
「サンタクルスやラパスなどの都市部はともかく、山間部に住むインジオにとっては、日系人は外国人」
長谷氏は二重国籍を持っておらず、完全なボリビア国民だが、「日系人の位置が宙ぶらりんなことは確か。僕をボリビア人と認識してもらうことが重要なポイント」と話し、民族衣装に身を包んでの遊説も視野に入れる。
現在、党では山間部における日系人に対する意識調査を行っている。
「もちろん、日系移住地も行きます。みんな政治に関心は薄いけど、応援してくれる気持ちはあるはず」と日系票にも期待をかける。
選挙を二カ月後に控えた十月からが本格的な選挙活動。
MNR党は三百万ドル以上の選挙資金を供出することを決定した。
当選すれば、二〇一〇年まで、四年の任期となる。
公約には、貧困撲滅と教育を挙げる。
二〇%と高い完全失業率による国民の国外流出にも歯止めをかけたい考えだ。
「自分の中にある日本人的なところとボリビア的な良い面を出していければ勝算はある」と自信を見せる長谷氏。
現在、独身。三人の息子はコロンビアに住む。
「政治では家族が犠牲になるけど、僕にはその問題はない。二十四時間活動できるメリットと考えている」
サンファン在住の父・拙美さんには、「『政治の世界に入るなんて、頭がおかしくなったんじゃないか』って言われましたよ。政治的経験もないのにってね。けど、よく考えたうえでの判断したこと。
今がボリビアの歴史を変えるチャンス。一夜漬けの政治家ですけどね」
汚職、腐敗、国内政治に対する不信と失望、そして〃ハポネス〃の顔を追い風に、サンファン出身の日系二世がボリビアの救世主となれるのかー―。(堀江剛史記者)
http://www.nikkeyshimbun.com.br/050826-72colonia.html
ボリビア大統領選18日投票、初の先住民大統領誕生か
【ラパス=中島慎一郎】南米ボリビアで大統領選と上下両院選の投票が18日、行われる。
天然資源の国有化を求める先住民のデモなどで大統領が相次ぎ辞任に追い込まれるなど政治的混乱が続く中、同国初の先住民大統領が誕生するか注目される。
選挙戦は、天然ガスなど資源の国有化を訴える左派・社会主義運動党(MAS)党首で先住民のエボ・モラレス下院議員(46)と右派市民団体・民主社会勢力のホルヘ・キロガ元大統領(45)の事実上の一騎打ち。
モラレス候補は、コカインの原料となるコカの葉の栽培合法化を主張する農民指導者。米国主導の新自由経済主義に反対し、反米姿勢を強めるベネズエラのチャベス大統領とは盟友関係にある。
最新の世論調査によると、モラレス候補が支持率34・2%でキロガ候補29・3%をリード。ただ、当選に必要な過半数の得票は困難と見られ、来月中旬以降招集される議会での投票に持ち込まれる可能性が高い。
右派・民族革命運動党(MNR)から日系人として初めて大統領選に出馬する会社社長ミチアキ・ナガタニ候補(45)は支持率4・2%にとどまっている。
(2005年12月17日21時43分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051217id23.htm
今回ナガタニ候補の当選はほとんどまちがいなくないでしょうね。
前回選挙は大統領をだしたんだけど現在は弱体化してしまったMNRが
苦肉の策で選出した候補ですからね。
エボ・モラレスは投票でトップになっても
決選投票で反MAS連合ができてしまい逆転されるのでしょうか。
前回そうでしたから。どうなるんでしょう。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/18(日) 21:16:19 ID:XdOAI7G5
ボリビアで初なのか南米で初なのか
ボリビア大統領選、「反米」のコカ農家代表が当確
【ラパス=岩城聡】南米ボリビアの大統領選挙は18日、投開票がおこなわれ、先住民出身で反米を主張するコカ栽培農家代表のエボ・モラレス社会主義運動党党首(46)の当選が確実になった。
確定すれば、キューバのカストロ国家評議会議長やベネズエラのチャベス大統領といった中南米の反米勢力が、さらに広がることになる。
全国選挙裁判所による正式発表はないが、開票会場のデータを基にした複数の報道機関の速報によると、モラレス氏が50%超を獲得。
31%を獲得した2位のホルヘ・キロガ元大統領(45)は同日夜、「モラレス氏らを祝福する」と早くも敗北を宣言した。
日系2世で民族革命運動党から出馬した会社社長のミチアキ・ナガタニ氏(45)は4位と伸び悩んだ。 (16:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051219AT2M1900C19122005.html
ボリビア:モラレス氏が親米派破り、当選確実 大統領選
【メキシコ市・藤原章生】南米ボリビアで18日、大統領選と議会選が行われ、
米国のコカ撲滅作戦に異を唱える左派野党「社会主義運動」のエボ・モラレス党首(46)が5割近い得票で、親米保守派政党が推すキロガ元大統領(45)を10ポイント以上引き離し、当選を確実にした。
モラレス氏は勝利宣言し、キロガ氏は敗北を認めた。同国初の先住民大統領となる。
モラレス氏の得票が5割を超えるかどうかは微妙。
過半数に達しない場合、決選は1月の議会決定に持ち込まれるが、票差は大きく、モラレス氏が次期大統領に選ばれるのは確実とみられる。
モラレス氏はキューバのカストロ国家評議会議長やベネズエラのチャベス大統領の盟友。
毎日新聞 2005年12月19日 12時14分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20051219k0000e030059000c.html
第二次ボリバル革命のはじまりだ。
貧乏は貧乏を呼ぶ
ナガタニ氏、下院議員に ボリビア
【ラパス19日共同】18日のボリビア大統領選に主要政党の民族革命運動から出馬し、地元民放の集計では7%の得票で4位に終わる見通しの日系2世、ミチアキ・ナガタニ氏(45)は、同時に立候補したサンタクルス県選出の下院議員には当選することになった。
ナガタニ氏は大統領選について「3位には入りたかったけど、全く無名の存在から、7%まで得票を伸ばせたのはよかった」とサバサバした様子で話した。
当面は下院議員として汚職対策などに取り組み「周囲から求められれば次回の大統領選も挑戦したい」と意欲を示した。
ナガタニ氏は父親が長崎県松浦市、母親が東京都豊島区出身。
(共同通信) - 12月19日17時38分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051219-00000174-kyodo-int
日系人か、いいな
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/20(火) 00:13:17 ID:mUQBglng
ソ連が崩壊してから南米の赤化が加速するなんて予想外だったな。
裏で中共が支援しているんだろうよ。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/20(火) 00:20:35 ID:mUQBglng
中共ってソ連より凄いのか?
左派政党党首のコカ農家先住民当選へ ボリビア大統領選
2005年12月19日19時33分
ボリビアの位置
南米の最貧国ボリビアで18日、大統領選があり、コカ栽培農民代表で、左派の社会主義運動党(MAS)党首のエボ・モラレス候補が過半数の票を得て当選する見通しが強まった。当選すれば、同国で初の先住民の大統領となる。
選管による公式発表はないが、ロイター通信によると、地元の五つのテレビ局が行った開票調査でモラレス候補が50.8〜51.1%を獲得。右派の社会民主勢力(ポデモス)が擁立したホルヘ・キロガ元大統領は31%にとどまった。
モラレス候補は自らの地盤であるコチャバンバで、「平等と正義、公正を求めるボリビアの新しい歴史が始まった」と勝利宣言した。キロガ候補は敗北を認めた。
先住民アイマラ族のモラレス候補は、南米の「反グローバリズム」の旗手だ。11月の米州サミットでは、大規模な反米デモの先頭に立った。
米国主導の米州自由貿易地域(FTAA)に反対する集会でも、強硬な反米姿勢で知られるベネズエラのチャベス大統領と肩を並べた。
大統領選では、コカ栽培推進のほか、先住民の政治参加の機会確保や、天然ガス資源の国有化などを掲げ、貧困層の支持を集めた。
米国務省の報道官は投票前に「モラレス候補が勝利すれば、米国はボリビアとの関係を再考する」と懸念を示していた。米CNNはモラレス候補の躍進を、「アメリカにとっての『悪夢』が選挙をリード」と伝えた。
http://www.asahi.com/international/update/1219/014.html
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/20(火) 06:53:41 ID:9VbkN8w1
過半数獲得するのかな
なんかベネズエラといいここといいすごい事になってきたな
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/20(火) 15:51:27 ID:A874Hzq3
ベネズエラ→ブラジル→アルゼンチン→ウルグアイ→ボリビア→メキシコ?
連鎖してきたな
アメリカ連敗中
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/20(火) 15:55:37 ID:q1XdKXCf
グリンゴは昔から嫌われ者なんだよ
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/20(火) 16:08:55 ID:A874Hzq3
日本が鬼畜米英に負けたのもABCD包囲網
鬼畜米国を打ち倒すには南米のABCD包囲網だ
アメリカが打ち倒されたら日本も倒れるんだが。
>>124 ちがう。アメリカが倒れてくれないと日本はアメリカに食いつぶされる。
日本が完全にだめになるまえにアメリカが倒れてほしい。
そんなこといってると日本が先につぶされる。
アメリカあっての日本なんだよ。
>>123 A アルゼンチン
B ブラジル
C チリ
D ・・・ド、ドミニカ???
>>126 潰されないように上手く立ち回らなきゃ。
必要に応じて中国やブラジルと手を組むことも必要だ。
アメリカ倒さなくてもいいけど、南米が「アメリカの裏庭」という
屈辱的立場から脱するこの流れは続けて欲しいね。
北米(North America)と南米(América del Sur)が対等につき合えるようにね。
ボリビア大統領選:反米先住民・モラレス氏が当確 周辺国に波及も
【メキシコ市・藤原章生】ボリビアで18日行われた大統領選で、「社会主義運動」のエボ・モラレス党首(46)が当選を確実にしたことで、
南米にまた一人、市場優先の新自由主義を批判する反米的なリーダーが誕生することになった。
出口調査によると、モラレス氏の得票率は44〜45%で、主に中間層、富裕層が推す親米保守派のキロガ氏は33〜34%だった。
同国の報道機関数社はモラレス氏の得票は50%に達したと報じた。選管の公式発表は19日以降となる。
モラレス氏は18日夜、「結果にとても満足し感動している」と語り、キロガ氏は「モラレス氏の勝利を祝う」と敗北宣言した。
首位の得票が過半数に達しない場合、来年1月22日の就任式を前に新議会が上位2人から新大統領を選ぶ。
だが3位候補は「首位が2位より5%以上得票した場合、首位を応援する」と公約しており、モラレス氏の大統領選出は確実と言える。
アイマラ系先住民のモラレス氏はコカ葉栽培農民の代表として政治運動を始め、02年の大統領選で2位に躍り出た。
その後、天然ガス開発の再国有化などを求めた先住民運動を率いた。
キューバのカストロ国家評議会議長やベネズエラのチャベス大統領の支援で反米の舌鋒(ぜっぽう)を強め、
コロンビア、ペルー、ボリビアでの米軍によるコカ葉撲滅作戦の撤退などを公約にしてきた。
約880万人が暮らすボリビアの人口構成は先住民55%、白人15%、混血30%だが、政権や議会は今も白人が主体だ。
このため先住民には「長年搾取されてきた」という思いが強く、選挙戦の終盤、モラレス支持が一気に伸びた。
先住民の積極的な投票行動は今後、ペルーやエクアドルなど周辺国に影響を与えそうだ。
民族革命運動(MNR)推薦の企業家で日系2世、ミチアキ・ナガタニ氏(45)は推定得票率7%で4位だった。同氏は下院選に当選した。
毎日新聞 2005年12月20日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20051220ddm007030013000c.html モラレス氏、おめでとう。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/21(水) 03:43:54 ID:OZF5jVO3
ロシアの裏庭のロシア離れは米国の影が指摘されているが、
アメリカの裏庭の政変ではロシアが絡んでるのか?中共?
>>123 >>125 支那の日米離間要員。拠点のタリ板から出張か?
お前の工作も90年代には有効だったかもしれないが与野党党首が日米離間策への警戒で一致した21世紀に
騙される日本人は白痴しかいない!
前原氏 中国が日米同盟関係の分断を図っている節がある。台湾問題をめぐり米中関係を緊密化させる一方、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
東アジア首脳会議では米国参加を排除するなど両面作戦だ。中国をどう見るのか。
首相 中国が日本を敵対国とみなしているというのはちょっと違う。日米を離間させようという動きが内外の一部に
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
あるのは承知している。しかし、日米関係が緊密であればあるほど日本は諸外国と友好関係を維持できる。断じて
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
日米離間策に乗ってはいけない。
【大紀元】豪州に亡命した前中国国家安全局警官「日本には中共のスパイがいるので亡命は考えてなかった」[07/31]
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1122778971/l50 前中国国家安全局警官:日本にもスパイを多数派遣
【大紀元】全米が激怒?亡命した中国人外交官、中国の「反米工作」を暴露[07/02]
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1120314167/l50
自発的な動き。強いて言えば欧州。
>>133 欧州からんでいるとは思えないけど?
強いて言えば、他の南米諸国、ベネズエラやブラジルなどの
反グローバリズムの政権の間接的な影響といえるかなと思ったけど
これも含めて自発的な動きと言ったほうがいいよね。
これほど先住民比率が高い国でいままで先住民系の大統領がいなかったことのほうが不思議。
日本だとコカ栽培農民の代表ということでかなり過激にとらえられがちだけど
農民にとってコカは伝統的な作物らしい。
抗議行動の道路封鎖を指導したりするのは過激とも言えなくもないけど
日常茶飯事で、あまり過激になることは少ない。
エボが大統領になると道路封鎖無くなるんでしょうかね。どうなんでしょうか。
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/21(水) 18:07:50 ID:UaphYsP/
ブッシュ氏をテロリスト呼ばわり?=反米派のボリビア次期大統領
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051221-00000027-jij-int 【サンパウロ20日時事】「ブッシュ(米大統領)はわたしの知る限り、世界唯一
のテロリストだ」−。ロイター通信によると、南米ボリビアで18日に実施された大
統領選で当選を決めた左派の先住民コカ農民指導者エボ・モラレス氏は、20日放映
されたアラブの衛星テレビ局アルジャジーラとのインタビューで、米国のイラク進
攻などを挙げてブッシュ大統領を辛らつに非難した。
同通信は、アラビア語放送を英語に訳したが、収録に同席したモラレス氏の報道
担当者は、同氏がそのような発言をした記憶はないと主張。いずれかの段階で誤訳
があったと反論している。
反米主義者のモラレス氏は、過去に何度もブッシュ大統領を帝国主義者呼ばわり
している。11月の米州首脳会議の際は、会場付近で行われたブッシュ批判デモにも
参加した。ただ、大統領選では中間・保守層の支持を得るため、表立った反米的発
言を控え、米国との対話も表明していた。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/21(水) 21:08:02 ID:9AVRyGse
ニュース板をはじめとして
こんなにボリビアがとりあげられるのは
2ちゃん始まって以来か
コカ・コーラに“対抗”し新ソーダを発売 コロンビアの先住民が
南米コロンビアは、世界最大の麻薬のコカイン供給国と知られる。そのコロ
ンビア南西部の山中に暮らす先住民(インディオ)が、コカインの原料となる
コカの木の葉を使って、コロンビアの消費者向けに瓶に入った「コカ・セック
」と呼ばれる炭酸ソーダの販売を開始した。コカの葉から抽出された物質を使
っているが、作り方は秘密という。しかし、ごく微量に使用されるため、何本
飲んでも薬物中毒になる心配はないという。この計画の責任者は、「コカ・セ
ック」を米多国籍企業コカ・コーラ社にとって変わるソフト・ドリンクにする
と、意気込んでいる。(ベリタ通信=エレナ吉村)
中南米にかけて生活する先住民は、今でも伝統的な生活を続けている。自分
たちだけのコミュニティーを持ち、スペイン語も話すが、独自の言葉も持って
いる。歴史的には、スペインが南米などを征服した際、多くが殺害された。
「コカ・セック」の販売をするのは、エクアドルに近いコロンビア南西部の
カウカ州の山中に住む「パエセス先住民」。「コカ・セック」は、先住民の言
葉による呼び名で、「太陽のコカ」という意味。このほか、コカ・ケーキ、コ
カ・パンなども商品化の候補になっている。
先住民の生活は今でも貧しい。世界的な経済のグローバル化の流れで、経済
発展の機会からも取り残されている。今回の「コカ・セック」の販売は、こう
した窮状を打開し、先住民の生活を改善するのが狙いのようだ。
先住民は、カウカ州内に小さな瓶詰め工場を持っているが、当面は小規模な
出荷になる。販売開始を前に試飲会が行なわれたが、評判は上々だった。
「コカ・セック」は黄金色の炭酸ソーダで、味はレモネードとジンジャーエ
ールを合せたようなものという。「エネルギー・ドリンク」としての効果があ
るという。1本の値段は、日本円に換算すると、50円程度。当面は先住民が
住む周辺の街のスーパーなどで販売するが、将来的には大都市でも販売を目指
す。
しかし、麻薬の原料となるコカの葉を使用しているため、各国で輸入規制の
対象となるため、「コカ・セック」が、世界市場を制圧するということはなさ
そうだ。
麻薬大国コロンビアでコカの葉を使って炭酸ソーダが製造・販売されるとの
ニュースは、メディアを通じて世界的に打電された。しかし、コロンビア国内
では、麻薬というよりも、昔からコカの葉は、お茶に使われたり、子どもの下
痢止めに使われるなど、一種の健康薬の役目も果たしてきている。
一方、「コカ・セック」の製造・販売について、パエセス先住民のリーダー
、デイビッド・クリドール氏は、西側メディアに対しコカ・コーラ社の「帝国
主義的支配」に対する挑戦だと述べ、かなり政治的な発言をしている。
コロンビア・ジャーナル(電子版)によると、コカ・コーラ社が、コーラの
作り方を秘密にしているのは有名な話だが、クリドール氏は、コカ・コーラ社
が、米政府の特別許可を得て、ペルーからコカの葉を合法的に一部輸入し、使
用していると主張している。
2005年12月21日00時06分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1569042/detail
ボリビア:コカの合法栽培を推進 大統領当確のモラレス氏
【メキシコ市・藤原章生】18日の大統領選で当選を確実にした南米ボリビアの反米左派「社会主義運動」のエボ・モラレス党首(46)は20日、
アンデス地方の伝統作物で、コカインの原料となるコカ葉の合法栽培を推進する考えを強調した。モラレス氏は来年1月22日、
大統領に就任するが、コカ葉の根絶を目指してきた米国との対立を深めそうだ。
ラパスからの報道によると、モラレス氏は記者会見で「コカ葉栽培を国が管理し、合法栽培地を広げる調査を始める」と述べた。
コカ葉農民の代表として97年に政界入りした同氏は「完全合法化はない」と語り、麻薬対策面では米国と協力していく考えを示した。
ボリビアでは国内法により、ユンガス谷と呼ばれる地の約1万1700ヘクタールでのコカ葉の栽培が認められている。
これとは別にメサ元大統領が04年に農民との合意でチャパレ地域で約3200ヘクタールの栽培を認めている。
国連世界麻薬報告によると、ボリビアはコロンビア、ペルーに次ぐコカイン生産国で、04年には前年比35%増の118トンが製造された。
貧しい農民から大統領の座にまでのし上がったモラレス氏は多くの農民に現金をもたらすコカ葉栽培の合法化を公約にしており、
近い将来、急進派支持者と、コカ葉栽培に反発する米国との板ばさみになりそうだ。
一方、ボリビア選管は20日現在、大統領選の開票結果の最終集計を終えていない。
仮にモラレス氏の得票率が過半数に達せず1月の議会決定に持ち込まれるとしても、2位の候補がすでに敗北宣言しており、
同氏の勝利は確実とみられている。
毎日新聞 2005年12月21日 17時57分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051222k0000m030024000c.html
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/22(木) 12:02:59 ID:e5nrtIaH
ボリビア:大統領選でモラレス氏の当選確定
【メキシコ市・藤原章生】ボリビアの選管は21日、18日に行われた大
統領選の開票の途中経過(開票率79%)をまとめ、反米左派「社会主義運
動」のエボ・モラレス党首(46)の得票率が約54%に達したと発表した。
得票率が半数を超えたため、同党首の勝利は確定した。また、貧困対策を主
眼に置くモラレス氏の政党、社会主義運動も上下院で過半数に近い議席を確
保しそうだ。主に中間層以上が支持したキロガ元大統領の得票率は約29%
だった。有権者の関心は高く、投票率は85%に達した模様だ。
モラレス次期大統領は選挙後、メディアに対し(1)天然ガス部門の再国
有化(2)大統領や閣僚、国会議員の給与削減(3)コカ葉の合法栽培地域
の拡大(4)米国の対キューバ経済封鎖の停止−−に尽力すると語っている。
米国や周辺国は、左派のモラレス氏が、ベネズエラのチャベス大統領のよ
うに急進的な社会開発を実行するかどうか、1月22日の就任以降を注視し
ている。
毎日新聞 2005年12月22日 9時55分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051222k0000e030020000c.html
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/22(木) 12:09:41 ID:LAq38ca5
1ですがこんなにこのスレが伸びるとは、、、
ちなみに憲法上の首都はケスレ
こんなときでないとスレ伸びないだろうが、ニュース板にもいろいろたって、少しびっくり。
記事コピペもいいけど、それ以外の情報や感想がほしいね。
ちなみに事実上の首都で政庁所在地は、ラパスレ。
ラ・パスだろ。
モラたんの本拠はコチャバンバ。
146 :
144:2005/12/22(木) 17:32:51 ID:PkJBdBqD
>>145 どうもこのスレでは、Sucreをケスレというお約束になっているみたいなので
まねぽしてみたラパスレ。
>>135 GMOという小説読んでみた。
たしかにエボ・モラレスをモデルとした人物でてくるけど、えらい善玉役 www
まあ、小説は小説で、自分としては面白かったよ。
他のスレみていると、コカ栽培農家代表=超とんでもない急進過激派と思われているな。
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/22(木) 21:29:04 ID:/SdqSb5f
まー、いろんなことがやるもんだな。。。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081135239124.html ボリビア次期大統領にイタ電
[マドリード 21日 ロイター]
ボリビアでは先週、大統領選挙が行われエボ・モラレス候補が勝利した。
その後、次期大統領は、スペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ
首相から祝福の電話をもらった、と発表したが、これにスペイン政府はビ
ックリ仰天。首相は電話などかけていなかったのだ。
実はこれ、スペインのラジオ局「La Cope」の番組で、喜劇俳優が首相のフ
リをしてモラレス氏に電話をかけたもの。同局が21日、認めた。
(以下略)
150 :
モラたん:2005/12/22(木) 21:45:45 ID:/SdqSb5f
おー、セニョール、サパテロ! コモ・エスタス?
やっぱりアメリカの世界支配は許せないよな。そして経済支援はいままでの2倍たのむぜ。
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/23(金) 01:11:34 ID:DkzFrcOH
なーんかボリビアが面白いことになってきたなあ
スレ立ての時 憲法上の首都をケスレと脳内議決したのがなつかしい
南米 コーヒー ネスレ スクレ が合わさって
ケスレ になったのかどうかさえ忘れた
ボリビアオタとしてはなにはともあれうれしい
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/23(金) 12:33:35 ID:sO+3GXr1
>>134 >エボが大統領になると道路封鎖無くなるんでしょうかね。どうなんでしょうか。
いままでは対政府ということで大同団結できたのかもしれませんが
地域や労働組合など組織間の利害や対立もけっこうあるらしいので
単純にはいかないのでは。
とりあえず最初は暫く様子見、なんでしょうが。
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/23(金) 19:53:52 ID:nJK5EOcd
サパテロよ、ボリビア海軍にも船売ってやれや
155 :
サパテロ:2005/12/23(金) 22:57:13 ID:yTWyBXy8
エボたんよ、売ってやってもいいがね、
どうやってチチカカ湖に持っていくのかね。
地下鉄に電車入れるのとわけが違うぞ。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/24(土) 02:11:38 ID:6DpTHONC
サントス将軍は用心深いが
お抱えパイロットのホルへは女好き
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/24(土) 17:35:58 ID:JcOsnTKX
次期大統領に偽電話 ラジオ番組、外交問題に
【パリ24日共同】キューバやベネズエラとともに左翼枢軸を築こう−。ス
ペインのカトリック教系ラジオの番組で、スペインのサパテロ首相に成り済ま
した出演者が、ボリビア大統領選に当選した左翼、社会主義運動のモラレス氏
に電話。スペイン、ボリビア両政府が激怒、カトリックの総本山、バチカンを
巻き込んだ外交問題にまで発展した。
19日のモラレス氏と“偽サパテロ”との電話で、モラレス氏が「多くの祝
電をいただいた」と話すと、偽サパテロは「私は就任から2年(近く)になる
が(左派サパテロ政権に批判的なブッシュ米大統領からは)まだ電話をもらっ
たことがない」と迫真の演技。
この「悪ふざけ」で22日、スペイン政府がバチカンの外交使節を呼び付け
て抗議。23日にラジオ局が謝罪し、関係者の怒りは何とか収まった。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MRO&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005122401000909
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/24(土) 19:11:26 ID:6DpTHONC
アリカ回廊は返還されるのは無理なのか
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/25(日) 00:59:23 ID:xQbJsdtM
アリカ回廊を取り返すには、やっぱ武力がないと厳しいだろうな。
今以上に南米が反米政権だらけになって、そのときボリビアが親米だったら、
ボリビアがアメリカの援助を受けて軍事力でアリカ回廊奪還、ってシナリオはどうだろう?
パワーバランス的に、アメリカ+ボリビアVS全南米になるときついから、
ブラジルが中立、ペルーとボリビアが親米、チリが超反米、その他南米諸国も反米くらいがいいかな
アメリカが見方すれば奪還できるというのが甘いな。。。
アリカがボリビア領になる可能性はほとんどないだろうけど
唯一あるとすればボリビア人が合法非合法に移民していくこと。
人口パワーがあれば121年後ぐらいにはひょっとするかもしれない。
よく勘違いしている人もいるのだけれども
アリカはもともとボリビア領ではなくペルー領だった。
戦勝国チリは、ペルーからアリカとタクナ(タクナだけ後に返還)を、
ボリビアからはその南に位置するアントファガスタ地方を割譲させた。
ボリビア領でなかったから"返還"はない。
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/25(日) 03:03:58 ID:VR9WVoZJ
温暖化が加速してチリ海岸は侵食されるというシナリオ
なんかシムシティの護岸工事みたいだ
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/25(日) 03:11:20 ID:wJqtB0cY
>>162 そんなに温暖化進んだらチリはおろか日本もなくなるやんか…
けど世界中が3000mまで沈んでもラパスは全然へいき
その時はボリビアが世界最強国家かも、と考えると愉快
うわ、3000メートルだとカトマンズやメキシコシティも海の底か。
ラサとラパスが2大都市か?
今日は楽しいクリスマス。目を覚ましてびっくり。
なんとエボくんの靴下にはアリカがはいっていましたとさ。
よく勘違いしている人もいるのだけれども
ボリビアは太平洋よりも大西洋のほうが「近い」のである。
実はボリビアが海への出口を持つ日は遠くない。
上にかかれているように地球温暖化が進めばいいのである。
アリカ側つまり太平洋側からはアンデス山脈に阻まれ
それこそ2000メートル3000メートル水位が上昇しないと海は来ない。
しかし、たった200メートル水位が上がるだけで大西洋側
ベニ・バンド・サンタクルス県には海がやってくるのである。
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/26(月) 11:06:13 ID:Pt3TmlN3
なんだかんだ温暖化はボリビアの味方ということか
だったら実は、京都議定書を批准しないアメリカってボリビア最大の味方
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/26(月) 15:44:31 ID:PEqsaSBD
ラパスはすり鉢状の都市で上部の辺地に低所得者層
底部に都市部があるんだったっけ
中南米に「左」旋回の波 経済自由化政策の失敗→高まる反米感情
【ニューヨーク=長戸雅子】中南米地域が“左旋回の季節”に入りつつあるようだ。
最新の波はボリビアにまで押し寄せ、強硬な反米派のチャベス・ベネズエラ大統領の盟友として知られるエボ・モラレス社会主義運動党(MAS、左派)党首が先の大統領選で対抗馬の親米派候補を予想を上回る大差で破った。
地域の他の左派、中道左派政権と同様、経済政策の失敗を米国主導の改革にあると捉えた国民が反米へと流れている状況が背景にはあり、〇六年に予定される南米各国の大統領選での「モラレス効果」が注目されている。
「米国が民主主義国家なら、民主主義的なやりかたでの国民の決定というものを尊重すべきだ」
モラレス氏は二十二日付ボリビア紙、「ラ・ラソン」紙との会見で米国をこう挑発した。同氏が当選確実となったことを受け、ライス米国務長官が「民主的統治を行うかどうか注目する」と述べた点を意識したものだ。
モラレス氏はキューバ国営テレビにも出演してカストロ議長を称賛するなど、「米国の悪夢」を早くも体現している。
モラレス氏は選挙戦で天然ガス資源の国有化、コカインの原料となるコカ栽培規制撤廃を掲げ、国民の七割を占める貧困層からの圧倒的支持を得た。ガス資源で得た収入を貧困層に分配する計画や富裕層への特別課税の検討も明かしている。
一九八二年のメキシコ債務危機を機に深刻な経済危機に見舞われた中南米各国は、九〇年代に米国や国際通貨基金(IMF)の後押しで市場開放や外資導入による「新自由主義」(ネオリベラリスモ)政策を実施した。
だが、外資は鉱業など特定の産業分野に集中して有効な失業対策にはならず、政府の福祉削減策などもあって貧富の格差がかえって拡大した。
国民とりわけ貧困層の目には一連の失政はIMFを実質影響下に置く米国のせいと映り、その結果、ブラジルのルラ政権(二〇〇三年一月)、アルゼンチンのキルチネル政権(同年五月)、
パナマのトリホス政権(〇四年九月)、ウルグアイのバスケス政権(〇五年三月)など左派、中道左派政権が、次々に誕生した。
十一月にアルゼンチンで行われた米州首脳会議でも、ブラジルなど四カ国(当時、現五カ国)によるメルコスル(南米南部共同市場)加盟国が米主導の米州自由貿易地域(FTAA)交渉再開に否定的姿勢を貫き、米国との対立を鮮明にした。
さらに、同会議開催中に行われた反ブッシュ政権デモにモラレス氏が参加していたことも、米国には容認し難かろう。
〇六年には、一月のチリ大統領選決選投票で中道左派のバチェレ元国防相のリードが予想され、十月にはブラジル大統領選、年末にはベネズエラ大統領選がそれぞれ予定される。
ベネズエラではチャベス再選の可能性が高く、同氏を「独裁民主主義者」(アロンソン元米国務次官補)とみる米国の懸念は強まりこそすれ、弱まる気配は全くない。
◇
□筑波大大学院・遅野井茂雄教授
■変わらぬ植民地時代の構造
中南米では十九世紀にスペインからの独立が相次いだが、これは「スペイン人の子孫のスペインからの独立」であって、先住民が彼らを追放したわけではない。
白人が上層部を占め、先住民が下層を形成するピラミッド型の社会構造が植民地支配の最大の影響であり、この状況は現代まで五百年間、変わっていない。
各国とも独立後、鉱物やコーヒーなどプランテーションの農作物、つまり一次産品を先進国に輸出してきており、第二次世界大戦で先進国が戦場となったため輸出が鈍り工業化へと舵(かじ)を切った。
一九八〇年代に中南米は大変な経済危機に見舞われる。産業の国有化による非効率な経済構造で国際競争力もない中で行われた構造改革が「ネオリベラリスモ」で、保護関税撤廃や国営企業の民営化などの規制緩和・撤廃が急速に進められた。
米国は世界銀行や国際通貨基金(IMF)の背後で資金援助、それと引き換えに経済自由化を促した。各国とも債務返済の重圧がのしかかり、米国の改革案をのまざるを得なかった半面、グローバリズムの進展に中南米が対応していくには不可避の選択でもあった。
この結果、欧米資本の流入で経済は回復したものの、中南米全体で成長率は3%台と低く雇用は増えず九〇年代には失業率が倍に跳ね上がった。
中南米は元来、経済格差が大きい社会で、その格差は縮まるどころか拡大、四割に達する貧困人口も減らなかった。
数百年来の構造的問題が解決されないことへの批判も加わって、左派政権の相次ぐ誕生という形となって現れた。この傾向はここ五年ほどのものながらさらに強まる勢いだ。
ただ、ブラジルやウルグアイ、チリなどは左派政権とはいっても、「ネオリベラリスモ」の枠内での経済政策を継続している。米国は今後、こうした国々との関係を維持し、ベネズエラやアルゼンチン、これからのボリビアとの分断を図る可能性もあるのではないか。(談)
(産経新聞) - 12月28日2時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000013-san-int
アメリカもね、コカ葉栽培を本気で抑える気があるんだったら
もっと徹底的に金つぎこんどくべきだった。
アメリカ国内中毒患者の社会的費用と比べても高くない。
コカインの末端価格と比べれば、
上流の農民の収入など冗談みたいに僅かなもんだしね。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/28(水) 15:27:09 ID:THeFgU9i
当選したけどモラレスはまだ大統領に正式に就任してないんでしょ。
そのあとだよね、実際に政治姿勢や統治能力が問われるのは。
いつ就任するの?
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/29(木) 11:50:38 ID:ASZlfMDp
1月22日
しかし既に勝負は始まっていると言える
誰も褒めてくれないけどロドリゲス大統領はよかった
政治的野心もなく事態を収拾
暫定大統領さえ失脚しておかしくないのがボリビアだからな
最高裁長官に戻るのだろうか
>>169 俺の感覚だと
> ボリビアに「まで」押し寄せ
というのは少し違和感ある。
本当だったら、貧しくて先住民比率が高く富の偏在も大きいボリビアで
単独で、あるいは先ず最初に”左旋回”あって不思議でなかった。
アルゼンチン、チリあたりと社会状況ちがう。
かつてゲバラもそこのあたりに目を付けたわけだが失敗した。
早すぎたのか、彼が白人だったからか…
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 12:56:42 ID:789HwMCO
そんなことより、コイズミのふりして
モラレスに電話する勇者はいないものか
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/30(金) 19:11:51 ID:ExWOnZQZ
「ブッシュはテロリスト」次期ボリビア大統領が批判
【サンティアゴ=中島慎一郎】12月18日の南米ボリビア大統領選で当選を果たした左派のエボ・モラレス氏(46)は、
29日放送されたカタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」との会見の中で、ブッシュ米大統領を「唯一のテロリスト」と呼ぶなど過激な対米批判を展開した。
モラレス氏は、反米姿勢を強めるベネズエラのチャベス大統領やキューバのカストロ国家評議会議長と親しく、ブッシュ政権の新たな頭痛の種となりそうだ。
モラレス氏はイラク戦争などブッシュ政権の外交政策について、「第3国の問題に軍事介入するのはブッシュ大統領だけ。これは国家テロだ」と非難。
さらに、ブッシュ政権について「連中は殺人者」とし、コンドリーザ・ライス国務長官に対しても、スペイン語で「お悔やみ」を意味する「コンドレンシアスさん」と呼んで揶揄(やゆ)した。
モラレス氏は米国主導の新自由経済主義に反対し、先住民が伝統的に嗜好(しこう)品として利用してきたコカの葉の栽培合法化や天然ガスなど地下資源の国有化を訴えて当選。1月22日、ボリビア初の先住民大統領として正式就任する。
(読売新聞) - 12月30日18時48分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051230-00000111-yom-int
カストロ議長が熱烈歓迎 ボリビア次期大統領
【サンティアゴ30日共同】南米ボリビアの次期大統領に当選した先住民出身の左翼、社会主義運動のモラレス党首が30日、カリブ海の社会主義国キューバを訪問、カストロ国家評議会議長の熱烈な歓迎を受けた。
ベネズエラのチャベス大統領と並び、カストロ議長を「尊敬している」と公言するモラレス氏。キューバ政府は専用機でボリビアに迎えを出し、ハバナの空港ではカストロ議長自ら待ち構え抱擁を交わすなど、就任前ながら国家元首級の扱いで歓待した。
AP通信によると、カストロ議長は「(当選は)歴史的な出来事だ。(政治的)地図は塗り替えられつつある」と語った。
(共同通信) - 12月31日6時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051231-00000011-kyodo-int
かつて盟友ゲバラをボリビアで殺された恨みのあるカストロは感慨もひとしおだろう。
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/31(土) 18:20:04 ID:0Rv7tGIB
>>180 いろいろ言うのはいいが
それなりに計算して言ってるのかな。。
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/01(日) 19:23:06 ID:4lpJRqbw
モラレスはキューバでリゾートな年越しか
いい身分だ
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/01(日) 19:36:37 ID:aLFUeRT5
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 00:35:55 ID:09zrL9Ro
中南米指導者の強気な発言の背後には中国との貿易額の増加がありそうだね。
これまではアメリカに「オマエのところの天然資源を買わないと言われたら言うことを聞く以外に選択肢が無かったから」
今では、アメリカが買わなくても他に買ってくれる国がいるから。
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 03:29:20 ID:xhTnkeAJ
>>186 それじゃ第2のアメリカじゃん。本末転倒だね
おれは違うと思うよ。
そういうマキャベリックな考えは中南米の指導者は持ってないと思う
そういう意味で危ないのはアフリカとか中央アジアのような気がする
アフリカや中央アジアも中南米のような道程を辿るんじゃないか
中南米を支配したアメリカのように、アフリカ中央アジアは中国が支配して
いずれ国民が支配に反旗を翻す日が来る事は間違いない
いや中国は、中央アジアに対しては知らないけど
アフリカに対しては、EUの支配が現存する以上、今のところ救世主でしょう。
中国との貿易額の増加は殆ど世界中どこの国でもだと思うが
(日本やアメリカも含めて)
少なくともモラレスはそういうこと念頭に発言なんてしていないと思うよ。
ボリビアの経済発展のためには、隣の大国ブラジルとの関係がカギでは。
地域大国というだけでなく、経済的政治的潜在力は大きい。
そのためにもボリビア国内のインフラ整備が必要だが。
モラレスもキューバ訪問のあとは
ベネズエラ、スペインか。忙しいな。
本物のサパテロとちゃんと会えたのだろうか。
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/09(月) 22:53:09 ID:SQNe5sWO
モラレスは同じセーターを着ていることが多いのが気になる
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/10(火) 01:16:35 ID:Y0UVgl9A
モラレスは新宿西口の通路でフォルクローレ演奏しててもおかしくない
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/10(火) 04:24:23 ID:C+pMr1gZ
>194
うーーーん、これはエボ・モラレスも気付よ、と思ってしまいます。
何でスペインの「大統領」とか言ってわけ?(サパテロは首相だし・・・・)
声もサパテロとは違う、まあ電話だと声は聞き分けにくいかも知れないけれど
とはいえ、こんなやりとりを作り出して、それを録音して、笑いものにして放送するラジオ局って、
超悪質。ひどいもんだ。
ラジオ局もひどいと思うけど、それなりに批判があって世論からおしりペンペンされたわけだし
モラたんも当選直後いろんなところから取材等くるなかで見破るのも難しかろう
それより、真相が明らかになったあとも
モラたんは、本物のサパテロから(スペインへ)招待があったものと思っていると
コメントしたりして、意外と太っ腹だと思ったよ
単に鈍感なだけかもしれんが…
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/12(木) 00:06:02 ID:CsR/1BoD
ここのレサーはどちらかというと反米左翼と見た
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1622615/detail 米はボリビア新大統領との対話望む=国務省高官が表明
【ブラジリア10日】ブラジル訪問中のシャノン米国務次官補(米州担当)
は10日記者団に対し、米政府はボリビアとの関係をこれまでと同様に極めて
良好に維持するため、同国の新大統領に選ばれた左派のエボ・モラレス氏との
話し合いを希望していると述べた。(写真は10日、南アフリカを訪れたモラ
レス氏)
モラレス氏は先住民出身で、先月の大統領選挙で当選、今月22日に就任す
る。モラレス氏は反米姿勢を鮮明にしているが、シャノン次官補はモラレス次
期大統領およびボリビア政府と理解増進に向けた対話に入る機会を望んでいる
と語った。
モラレス次期大統領は当選後、中国、キューバ、ベネズエラ、スペイン、オ
ランダ、フランスを歴訪した。10日には南アフリカ訪問を開始した。
一方、モラレス氏の同盟者であるチャベス・ベネズエラ大統領は同日、「ボ
リビアの首都ラパスの米大使館員たちが既にモラレス氏に反対する策動を開始
したことは確実だ。ボリビアにいる米軍人たちがモラレス打倒クーデターを起
こす陰謀家らを探しているのは間違いない」などと述べた。〔AFP=時事〕
チャベス先輩、煽りがキツいっスよ・・・