【疫病】インフルエンザ　2004-2005

＜トルコ＞鳥インフルエンザが発生　ＥＵ、鳥関連の輸入禁止
　【ブリュッセル福原直樹】トルコで、鳥インフルエンザが発生したため、欧州連合（ＥＵ）は１０日、同国からの鳥に関連した物資の輸入を、全面禁止した。
また、ルーマニアでも発生の報告があるため、ＥＵは詳しい検査結果を待ち、禁輸などの措置を決める方針だ。
　トルコからの報道によると、１０日までに同国北西部の養鶏業者で約２０００羽の七面鳥が死んだ。当局はウイルスの存在を確認し、周辺を封鎖。七面鳥やニワトリ３０００羽を処分した。
　一方、ルーマニア政府によると先週以来、同国東部で多数のガチョウなどが死に、近くの河川地帯でも１０日、白鳥などの死がいが見つかった。同国は、ニワトリなど約４万５０００羽を処分する方針。また河川地帯での狩猟を全面禁止した。
（毎日新聞） - 10月11日19時25分更新

米大統領、鳥インフルエンザでワクチン開発を要請
　【ワシントン＝笹沢教一】ブッシュ米大統領は７日、世界的な流行が懸念される鳥インフルエンザ対策を強化するため、大手製薬会社６社の経営者をホワイトハウスに呼び、効果的なワクチンや治療薬の開発と、生産体制の拡充を要請した。
　ブッシュ政権は、ハリケーン被害で批判のあった危機管理体制立て直しの一環として鳥インフルエンザ対策に力を入れており、流行阻止を目的とした国際実務者会合をワシントンで主催したほか、レビット厚生長官が流行地域の東南アジアを来週訪問する。
（2005年10月8日12時2分 読売新聞）

外電多数速報
トルコの鳥フルはH5N1確認by EU
(H5N1は一番おそれれられている高病原性。京都と同じ）

>>655　トルコの鳥インフルエンザ、Ｈ５Ｎ１型と判明
2005.10.13 21:21 JST　- CNN/AP
ブリュッセル──欧州連合（ＥＵ）のキプリアヌ欧州委員（保健・消費者保護担当）は
１３日、トルコで感染が確認された鳥インフルエンザのウイルスは、高病原性の「Ｈ５Ｎ１型」だった、と発表した。
Ｈ５Ｎ１型ウイルスの感染によって、２００３年からアジアを中心に、６０人以上が死亡している。
ＥＵの欧州委員会は１３日、鳥インフルエンザの発生を受け、ルーマニアなどから生きた家禽類の輸入を禁止している。
ＥＵは、トルコからの輸入も禁止しているが、ウイルスが高病原性であるが判明したことから、輸入禁止期間を来年４月まで延長することを検討している。

鳥インフルエンザが欧州に波及　nikkei.net
　【ブリュッセル＝下田敏】欧州連合（ＥＵ）の欧州委員会は13日、トルコで検出された鳥インフルエンザが人に感染する恐れがあるＨ５Ｎ１型だったと発表した。
また、ルーマニアの家禽（かきん）からも鳥インフルエンザを検出した。欧州委は同日、専門家会合を緊急開催し、対応を協議する。
　トルコに加えてルーマニアからの生きた鳥類や鶏肉などの輸入を即日禁止するほか、加盟25カ国に鳥インフルエンザへの警戒を強めるよう要請する。 (22:00)

>>655-657　一次情報源　EU記者発表（プレスリリース）
EU press release IP/05/1277,13 Oct 2005
http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1277&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

Avian influenza in Romania and Turkey:
Commission takes　further action

お節介な注：ECSC→EEC→EC→EU　と名前を変えて変身
キプリアヌス氏は欧州全体の厚生大臣

>>657
ルーマニアの鳥フルは陽性、陰性と二転三転したが、EUはH5確定と発表。

>>657は>>658のEU発表を元にした外電から引用したため「鳥フル」としか書いていない
元のEU原文(>>658でない別の物）は、鳥フルの色々な有名サイトにもないので要注意。

公式情報URL
(1)WHO-CSR:Avian influenza ？ new areas with infection in birds
？ update 34
13 October 2005
(2)OIE-Press Release：Update on Avian Influenza in Turkey and Romania
http://www.oie.int/eng/press/en_051013.htm
(3)EU Comission:Avian Influenza in Romania: Presence of virus confirmed
Reference: IP/05/1276
Brussels, 13 October 2005
http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1276&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
(4)OIE Alert Message:High mortality observed in wild birds in Iran
http://www.oie.int/Messages/051012IRN.htm
(5)EU Comission:Avian Influenza in Romania and Turkey: Commission takes further action
Reference: IP/05/1277
Oct.13
http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1277&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

>>660 (1)WHO-CSR:Avian influenza ？ new areas with infection in birds
？ update 34
13 October 2005
http://www.who.int/csr/don/2005_10_13/en/index.html

ttp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=FLASH
耐性鳥インフルエンザウイルス検出　ベトナムの患者


【00:26】　アジアの鳥に流行中の高病原性鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）に感染したベトナムの患者から、
「特効薬」ともいわれる抗ウイルス剤タミフルに耐性を持つウイルスが検出されたことが、
河岡義裕東京大医科学研究所教授とベトナムの研究チームの分析で１４日、分かった。

>>662 「特効薬」に耐性ウイルス　越の鳥インフルエンザ患者
　アジアの鳥に流行中の高病原性鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）に感染したベトナムの患者から、「特効薬」ともいわれる抗ウイルス剤タミフル（一般名・リン酸オセルタミビル）に耐性を持つウイルスが検出された。
ベトナム国立衛生疫学研究所と河岡義裕東京大医科学研究所教授らのチームの研究で１４日、分かった。２０日付の英科学誌ネイチャーに発表される。
　Ｈ５Ｎ１型が人で爆発的に流行する事態を警戒し、日本など各国はタミフルの備蓄を進めている。だが研究チームは「タミフルだけでは不十分な可能性がある」としており、世界の薬の備蓄計画にも大きな影響を与えそうだ。
　耐性ウイルスは今年２月、兄（２１）の看病中に感染したらしいベトナムの少女（１４）から分離された。微熱と軽いせきがみられたため、発症予防目的で通常の半分量のタミフルを服用したが、４日目に熱が３９度に上がるなど症状が悪化。
この段階で分離されたウイルスの６０％に、増殖を止めるのに通常の７００−１０００倍の薬が必要という強い耐性が確認された。
（共同通信） - 10月15日0時55分更新

ルーマニアでも「Ｈ５Ｎ１型」確認、鳥インフルエンザ
2005.10.15 18:07 JST - CNN/REUTERS
ブカレスト――ルーマニア東部の河川流域「ドナウ・デルタ」の村で死亡した農家飼育のアヒル３羽が今月７日、鳥インフルエンザに感染したことが判明した問題で、
同国の動物医学・衛生当局は１５日、英検査機関での検体の調べで、ウイルスは、高病原性の「Ｈ５Ｎ１型」だったことが確認されたと述べた。
同ウイルスの感染は、トルコでも１３日確認されている。ルーマニア当局は感染を受け、同村を「隔離」し、家禽（かきん）類を処分している。住民数は約３０人だが、病人などはいないという。
Ｈ５Ｎ１型ウイルスの感染により、アジア諸国では２００３年からこれまで６０人以上が死亡している。

ＥＵ、鳥インフルエンザで緊急対策を要請
　【ブリュッセル＝下田敏】欧州連合（ＥＵ）は14日夜、鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、加盟各国に緊急対策を要請した。人に感染する恐れのあるＨ５Ｎ１型ウイルスがトルコで検出されたため、
渡り鳥の飛来地の重点調査や家禽（かきん）の隔離を求めた。冬を控えて欧州で鳥インフルエンザが流行する恐れがあり、警戒を強めている。
　ＥＵ加盟国には渡り鳥の飛来コースにあたる沼地や農場などの重点的な調査を要請。鶏などの家禽と渡り鳥の接触を防ぐほか、危険地域では家禽の放し飼いを禁止するよう促した。感染地域からの生きた鳥類や鶏肉などの輸入禁止も改めて確認した。
　ＥＵは17日に環境相理事会、18日には緊急外相理事会を開き、鳥インフルエンザへの対策をさらに協議。加盟国間の調整を進める。トルコ西部では今月上旬に数千羽の七面鳥が死に、致死性のＨ５Ｎ１型ウイルスが検出。ルーマニアでもアヒルから鳥インフルエンザが見つかった。
渡り鳥を通じて独仏やオランダに感染が広がる恐れが出ている。 (19:03)

http://ime.st/www.chuo-sec.co.jp/anarist/pdf_backnum/4549357.pdf

高病原性鳥インフルエンザ
感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/
・鳥インフルエンザ−鳥での感染が発生した新たな地域−更新34（05/10/13 WHO）http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/55who6.html
・インドネシアの状況−更新33（05/10/10 WHO） http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/55who5.html
・感染確定症例数（05/10/10 WHO） http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/case051010.html
・アジアの動物（家禽）における鳥インフルエンザの最新状況（05/9/30 OIE）http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/54oie.html
・H5N1 鳥インフルエンザ− ヒト用ワクチン開発の第一ステップ （05/8/12 WHO）http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/54who-statement.html
・鳥インフルエンザの分布図　2004.6-2005.10.2
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/tori051003.gif

>>664-665 毒性強いＨ５Ｎ１型と確認　ルーマニア
　【ロンドン１５日共同】ルーマニアで見つかった鳥インフルエンザのサンプル検査に当たっている英国の環境・食糧・農村省は１５日、検出されたウイルスについて、毒性の強いＨ５Ｎ１型であることを確認したと発表した。
　欧州及びその周辺で同型が確認されたのはトルコに続き２カ国目。同省は発生源や、約６０人の死者が出たアジアのウイルスとの関係などについて検査を急いでいる。
　クリスマス向けの七面鳥などの出荷準備に入る１０月に、２カ国で相次いでウイルスが確認され、事態は一層深刻化した。欧州連合（ＥＵ）は１７日の環境相理事会と１８日の緊急外相理事会でもこの問題を取り上げる。
（共同通信） - 10月15日22時54分更新
検出したのは英国環境・食糧・農村省（DEFRA）のナイスブリッジ研究所

ヽ＝ル=ノ 　　　　　　　ヽ＝ル=ノ
( ⊃ω⊂)＜ｺﾝﾊﾞﾝ…お（　＾ω＾）

>>664
欧州（ヨーロッパ）とは
(1)ロシアのウラル山脈の西側
(2)トルコのボスポラス海峡、ダーダネルス海峡の西側

ロシアの検出・・エカテリンブルグ・・ウラルの少し東
トルコの検出・・国はアジアとヨーロッパだが、検出はアジア側
ルーマニア・・・完全にヨーロッパに侵入

地理的には大した違いはないのだが、心理的には全然違う。
前回韓国全土に鳥フルが広がったとき、日本の全マスコミが無視(100語以上載せた新聞は皆無？）したが、
山口で騒ぎ、京都で大騒ぎしたのと同じ。

>>654-655 >>668 鳥インフルエンザ拡大警戒 ＥＵ　野鳥と家きん類隔離徹底
　【ロンドン＝池田千晶】(既報分省略）
　また、トルコとルーマニアに挟まれたブルガリアへの感染の恐れが高いとして、十七日から専門家を派遣し、警戒にあたる。こうした対策の一方で、「調理した鳥を食べても害はなく、人への感染の恐れは少ない」として消費者に過剰反応しないよう呼びかけている。

鳥フル総合サイトを作ろう

英語版Fluwiki のように、作りませんか？
http://www.fluwikie.com/
ProMEDに載ったゴンザレス氏の呼びかけて出来たように。

SARSのmariko,Ever・・・みなさんどうですか？

新潟地震支援の時のように（ちょっと問題有りでしたが）

Date: 2005/10/16/09:02:57 [133]
http://www47.tok2.com/home/tarunai/cgi-bin/sbu2_bbs/sbu2_bbs.cgi?

2005年10月16日(日)「しんぶん赤旗」
欧州への拡大に危機感 鳥インフルエンザ　各国で対策急ぐ（既報分省略）
　【パリ＝浅田信幸】
　WHOのベルトリーニ欧州局長は「トルコでH5N1型ウイルスが確認されたことは、鳥フルが人に広がることを意味しないが、家禽（かきん）類の間で流行する恐れがある」とのべ、パニックに陥らないよう警告しました。
　　欧州はいま、渡り鳥が飛来する季節です。EUは14日、ブリュッセルで専門家会合を開き、渡り鳥との接触によって人の感染危険性について論議。
現段階ではEU域内で人が感染する危険はないとする一方、野鳥や家禽との接触を避ける措置を取ることで合意しました。
　渡り鳥の通り道に沿った地域や水鳥が集まる湿地付近では家禽を屋内で飼育することなどを提案。各国が実施状況を11月5日までにＥＵに報告するよう義務付けました。
また、ウイルス感染の兆候を示す鳥を発見した場合は、速やかに関係機関に通報する制度を実施することも決めました。
　トルコでは鳥フルの症状が確認されてから鶏、七面鳥、ガチョウなどが大量に処分。当局は家禽類が感染した地域は限定されたと発表しています。ポーランドでは市場で生きた家禽類の販売を禁止。
農業経営者の間ではワクチン購入に殺到して、各地で売り切れの状態が生まれているといいます。
　フランスでもマスクや風邪薬の売り上げが急速に伸び、在庫のなくなる店も。また食肉販売店では売り上げが目立って減り始めているところもあると報道されています。　
ドビルパン仏首相は14日、「真剣にとらえるべき問題だ。態勢は整っている。パニックに陥らないよう」呼びかけました。

＜鳥インフルエンザ＞ギリシャで発見　ＥＵ加盟国では初
　【ブリュッセル福原直樹】欧州連合（ＥＵ）は１７日、ギリシャの七面鳥から、鳥インフルエンザウイルスが発見されたと発表した。
ＥＵ内でのウイルス発見は初めて。ＥＵに入った連絡では、最近感染が確認されたトルコに近いエーゲ海の小島の農場で飼われていた七面鳥の感染が確認された。毒性の強いＨ５Ｎ１型かを調べている。
　ＥＵは感染が確認されたトルコ、ルーマニア両国からの鶏肉などの輸入を禁止している。また、ＥＵは「シベリアからの渡り鳥が感染源」とみており、アジアでの発生との関連を調べている。
（毎日新聞） - 10月18日11時27分更新

20051017-0010 ( 2005/10/16 ) - [2]情報源：Haaretz、10月16日。イスラエル農業省は鳥インフルエンザワクチン800万回接種分を購入。
イスラエル農業省は、鳥インフルエンザの2種類の病原性株H7型株とH5型株に対する鳥インフルエンザワクチン800万回接種分を購入した。
同省はまた、感染した鳥類に接触する可能性のある省職員用に、感染防御装備を購入した。イスラエルのラジオ局は、ワクチンと感染防御装備はオランダ製であると報じた。
以下、イスラエル当局による鳥インフルエンザ流行対策の概要。
( 重要度：Ea ／ 対象：2 )

ハーレツはイスラエルの最有力紙。
この記事の重要性はモデレーターが探してきた、
イスラエル（図のエイラートEilat）が欧州・アジア・アフリカの３大陸をつなぐ、渡り鳥の主要結節点であることを示す地図にある。
トルコ、ギリシャはドイツに向かう経過地点になっている。
http://www.eilat-guide.com/images/maps/bird_map.gif

ギリシャ、離島で鳥インフルエンザ感染のシチメンチョウを発見
　［アテネ　１７日　ロイター］　ギリシャは、エーゲ海の離島にある農場で鳥インフルエンザに感染したシチメンチョウを発見し、現在そのウイルスが病原性の高い型かどうか検査を行っていると明らかにした。
　高病原性のＨ５Ｎ１型ウイルスは、これまでに隣国トルコとルーマニアで見つかり、両国で数千羽の家禽が処分されている。
　欧州では、まだ人体への感染は報告されていない。
　ギリシャ農業開発省は、Ｈ５型の抗体に陽性反応を示したシチメンチョウの組織について「分析の正しさを確認する」ためにさらなる検査を行う、としている。
　感染したシチメンチョウが見つかったのは、キオス島の沖にある島で２０羽程度のシチメンチョウを飼育する小規模な農場。バシアコス農業開発・食糧相は、この農場のある人口約４００人の村を隔離すると述べた。
　キオス島知事はロイターに対し、この島からの家禽や卵の移動を禁止している、と説明した。
（ロイター） - 10月18日10時53分更新

鳥インフルエンザは「世界的脅威」と　ＥＵ外相理事会
2005.10.18 20:32 JST CNN

ロンドン――欧州連合（ＥＵ）は１８日、緊急外相理事会を開き、ルーマニアとトルコに続いてＥＵ加盟国ギリシャでの発生が確認された鳥インフルエンザを、「世界的脅威」と位置付ける声明を発表した。
声明は、鳥インフルエンザの人への感染に強い警戒を示し、各国が協力して対応するよう呼び掛けている。
ギリシャ・ヒオス島沖の小島で確認された七面鳥の鳥インフルエンザについては、検査の結果、毒性の強いＨ５Ｎ１型ウイルスと判明した場合、ヒオス島付近からの家禽（かきん）類のＥＵ域内移動を禁止する方針だ。
会合に先立ち、欧州委員会のキプリアヌ委員（保健・消費者保護担当）は記者団に「ウイルスが欧州に上陸した時点で、必要な対策はすべてとっている」と強調。
ソラナ共通外交・安全保障上級代表も「われわれがパニックを起こす必要はない」と、平静を呼び掛けた。
ＥＵはさらに、英ハートフォードシャーで２０日から２１日にかけて保健相理事会を開き、各国の準備態勢を点検する予定だ。

「大流行起きる」とＷＨＯ　新型インフルエンザ
　【ジュネーブ１７日共同】世界保健機関（ＷＨＯ）の李鍾郁事務局長は１７日、ジュネーブでの講演で、人の間での新型インフルエンザ大流行が「起きる」と断言、発生源は「鳥インフルエンザの大発生が続く東南アジアのどこかになる」との見解を示した。
　李事務局長は「いつとは言えないが、新型ウイルスはいつ出現してもおかしくない」と指摘、「（毒性の強い）鳥インフルエンザのＨ５Ｎ１型ウイルスが変異して、人から人に感染するようになる可能性が最も高いと考えられる」と述べた。
　事務局長はまた、世界各国が感染抑制プランを策定し、大流行発生に迅速に対応できる態勢を整えることが必要で、有効なワクチンを短期間に大量生産できる方策を検討すべきだと訴えた。

サー・ジョン・スケール・・英国の訪中団長、MRC医学研究所長（世界最高の機関の一つ）
「（中国の）鳥フルは、「氷山の一角」で、その下に何人の感染者が隠れているのだろうか？
それは重大な問題だ。」
Bird Flu Cases 'Are Tip Of The Iceberg'

米国情報機関の機密報告書「隠されている鳥フル患者」を思い出す。
（存在しか明らかでない文書）

アウトブレイクしたら米軍が出動しそうな悪寒

スペイン風邪の再来か。　　
太陽の大規模爆発と関連があるかもってどこかで読んだ気がする。
おととしと今年は超大規模爆発があったからﾏｼﾞであるかも。アウトブレイク。

読売　朝刊　10月19日（水）
１面右上　A4位の大きさ＋４面右上（キッシンジャーの寄稿より大きい扱い）
国家戦略を考える　第４部　安全大国の幻想（１）
「見えない脅威」備え欠く

京都府丹波町騒動以来初めての日本の一般紙で、多分１面に初めて鳥フルが取り上げられた記事。
記事の内容は日本にもP4施設が必要というキャンペーン。
東大の河岡先生は日本で実験が出来ないので、仕方なく米国で研究しているとか。
（北大の喜田先生はどこで実験しているんだろうか？）

そう言えば日本人（日系人）は鳥フルの世界的権威が多いモナー
CDCのティム・ウエキ、ケイジ・フクダ
東大の河岡、北大の喜田、鳥取の大槻
感染研の田代（根路銘先生は別の世界の住人になった様な）
WHOの尾身

日本経済新聞　１０月１９日(水）８面（国際１）トップ記事
鳥インフルエンザ　EU、緊急予防対策合意　抗ウィルス剤に備蓄目標


朝日、毎日、東京、NHK他放送局もがんばれ
特に「国谷裕子とクローズアップ現代」に期待しています。
（SARSの時メール送ったのに、２ヶ月以上かかったけど）

栄研化学 <4549> が一時、前日比７６円高の１３１０円まで買われ大幅高に続急伸。東証１部値上がり率上位となっている。
同社は臨床検査薬の大手。６月に高病原性鳥インフルエンザの検出用試薬を発売しており、ここ最近の鳥インフルエンザに
対する警戒感の高まりを背景に堅調な動き。またアスベスト関連で「中皮腫」の検査キットを開発した免疫生物研究所に出
資していることも材料視される　なお、同社株は、「株式新聞Ｗｅｅｋｌｙ」８月２２日号の注目銘柄。

韓国：タミフル、国内独自生産検討　
非常事態のときは特許権無視出来る規定を利用
2005/10/19(Wed) 15:00

食品医薬品安全庁（以下安全庁）が、鳥インフルエンザ治療用抗ウイルス剤である「タミフル」のコピー薬を国内で自体生産する方案を検討している。
安全庁は、最近韓国製薬協会、韓国多国籍医薬産業協会などに公文書を送り、タミフルのコピー薬を生産することができる技術を持つ企業があるかどうか調査することを要請したと明らかにした。
安全庁のこのような動きは、国家緊急事態が発生した場合特許権者の同意なしに特許を利用することができる「強制実施権」の発動を念頭に置いたものだ。
安全庁は技術的な検討とともにタミフルに対し強制実施権を発動することができるか法律検討作業も行っている
ttp://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=2&ai_id=49356

ロシュ、第三者による「タミフル」製造を認める用意あると表明
WSJ：鳥フルに対する警戒が強まる中、ロシュは18日、「タミフル」について、他社が製造することを認める用意があると表明した。
ロシュは18日、今年のタミフル生産量を倍増し、2006年半ばまでにさらに倍に拡大すると表明。また、タミフルの生産を拡大するために、米国内のもうひとつの施設を使う許可をFDAから得たことも明らかにした。
ロシュに対しては、不当にタミフルの製造を独占していると批判する声が聞かれている。売り上げは今年、昨年の約2.5億ドルから４倍増の10億ドル強になると予想されている。　
インド、タイ、台湾は、タミフルのジェネリック版製造を検討あるいは実際にそうした計画を進めている。
ロシュは18日、タミフルの生産拡大のため「すべての選択肢について話し合う用意がある」と表明。これら選択肢には、政府や、タミフルの製造を目指す民間企業に「サブライセンスを供与」することが含まれるとした。
　事態を複雑にしているのは、タミフルの販売権利をめぐり、ロシュがギリアド・サイエンシズと対立していることだ。ギリアドは96年にタミフルを開発、ロシュにライセンス供与した。
タミフルの特許は依然としてギリアドが保有しており、製造・販売はロシュの責任となっている。
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djAVX3880.html

ttp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=FLASH

鳥インフルエンザで男性死亡　タイ

【13:31】　【バンコク２０日共同】タイのタクシン首相は２０日の記者会見で、
同国中部カンチャナブリ県で、男性が鳥インフルエンザで死亡したと語った。

おいお前ら、予防には手洗いが有効ですよ！

http://www.geocities.jp/handwashmethod/index.html
↑『手洗いのガイドライン』

密輸の鳥からH5N1型ウイルス＝台湾
　【台北20日時事】台湾の行政院農業委員会（農水省）は20日、中国大陸から密輸された九官鳥などから鳥インフルエンザのH5N1型ウイルスが見つかったと発表した。
　14日に台中港に停泊中の貨物船から押収された約1000羽の中から感染が確認された。15日にすべて処分したという。　
（時事通信） - 10月20日21時1分更新

香港、中国との境界閉鎖も…鳥インフルエンザで警戒
　【台北＝石井利尚】中国で強毒性のＨ５Ｎ１型の鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受け、香港衛生当局幹部は２１日、爆発的流行になった場合は、中国大陸との境界閉鎖もあり得るとの考えを明らかにした。
　また、台湾の衛生当局幹部も同日、人への感染が確認されれば、台湾住民の中国への渡航禁止措置を検討する考えを表明した。
　中国政府は２０日、内モンゴル自治区フフホト市の農村でＨ５Ｎ１型が発生、約２６００羽の家きんが死亡したことを明らかにした。一方、台湾当局も同日、中国から台中に密輸された九官鳥などがＨ５Ｎ１型に感染していたと発表した。
　中国や台湾、香港では２００３年、新型肺炎（重症急性呼吸器症候群＝ＳＡＲＳ）が猛威をふるった。しかし、台湾では、中国から長期にわたって適切な情報が伝えられず、被害が拡大した経緯があり、中国当局の「情報隠し」への疑念が今も根強く残っている。
　そのため、台湾外交部（外務省に相当）は２０日、「新型肺炎を隠して、近隣に災いをもたらした過ちを繰り返すべきでない」と、中国政府に速やかな情報公開を要求した。台湾当局は当面、感染ルートとなる密輸の取り締まりを強化するなど水際作戦を行う。
（読売新聞） - 10月21日21時38分更新

中国の内蒙古自治区で鳥インフルエンザが発生＝新華社

　［北京　１９日　ロイター］　新華社は１９日、中国北部の内蒙古自治区の養鶏場で、鳥インフルエンザにより少なくとも２６００羽のトリが死んだ、と伝えた。それ以降、発生は抑えられているという。
　新華社が、中国農業省の情報として伝えたところによると、内蒙古自治区のフフホト近郊で、病原性の高いＨ５Ｎ１型ウィルスで死んだ鳥が見つかった。大規模な伝染は食い止められている、としているが、発見された時期や人への感染の有無については触れていない。
　一方、衛生省は、人への感染は一切報告されていないとしている。
（ロイター） - 10月20日6時8分更新

カナダから鳥類の輸入禁止　豪、輸入ハトに陽性反応
　【シドニー２１日共同】オーストラリア政府は２１日、カナダから輸入されたハトの一部に鳥インフルエンザなどの抗体の陽性反応が出たため、同国からの鳥類輸入を即時禁止すると発表した。
　マゴーラン農林水産相によると、９月初めにカナダからメルボルンに到着したレース・展示用のハト１０２羽を検疫当局が検査した結果、３羽が鳥インフルエンザの抗体を持っていることが分かった。毒性の強いＨ５Ｎ１型などのウイルスには感染していなかった。
　また、別の４羽は鳥類の伝染病であるニューカッスル病の抗体の陽性反応があった。
（共同通信） - 10月21日12時25分更新

死者１万４０００人と予測　新インフルエンザで東京都
　世界保健機関（ＷＨＯ）が大流行を警戒している新型インフルエンザについて、東京都の新興感染症対策会議は２０日、都内で流行した場合、都民の３割に当たる３７８万５０００人が感染、死者は１万４１００人に達するとの被害予測をまとめた。
　対策会議は、１９５７年に世界的に大流行したアジアかぜの米国での死亡率を参考に推計。ピーク時は、国のデータを基に感染者のうち約２９万人が入院すると予測した。
１万４１００人の死者数は、過去５年間の都内のインフルエンザによる死者数（関連死を含む）の約３３倍という。
　対策会議は流行に備えて、抗インフルエンザウイルス薬の確保や、検査を含めた医療体制の整備、社会的不安の解消策を検討するよう指摘している。
（共同通信） - 10月20日19時22分更新

「抗菌」せっけん、効果は「普通」…米ＦＤＡ
　【ワシントン＝笹沢教一】米食品医薬品局（ＦＤＡ）の諮問委員会は２０日、「抗菌」をうたうせっけんや洗浄剤などの商品に、普通のせっけんを上回る感染症予防効果はないとする見解をまとめた。
　抗菌商品を販売する企業に対し、普通のせっけん以上の効き目があるとした根拠を示すよう求めている。
　委員会によると、細菌などが起こす感染症は、通常のせっけんと水による手洗いでかなり予防できるが、抗菌商品にそれを凌駕（りょうが）する特別な効果があるとは確認できなかったという。
　また、細菌の活動を抑える目的で抗菌商品に含まれる「トリクロサン」などの化学物質について、「耐性を持つ細菌を生み出す恐れがある」と警告、安易な利用を戒めている。
　抗菌商品は日本でも人気があり、トリクロサンも「殺菌成分」として多くの商品に含まれている。
（読売新聞） - 10月22日1時57分更新

外電速報
鳥フルは欧州中心部（英仏独伊スイスベネルックス）を直撃

英国で高病原性鳥フルにオウムが感染しているのを発見

>>679　鳥フル隠蔽工作はインドネシア政府・・ワシントン・ポスト　（深読みすれば、某国への警告記事？）

Indonesia Neglected Bird Flu Until Too Late, Experts Say
By Alan Sipress
Washington Post Foreign Service
Thursday, October 20, 2005; A01
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/10/19/AR2005101902147.html

>>693　鳥フル（HPAI)　英国
ロイター
http://today.reuters.co.uk/news/newsArticle.aspx?type=topNews&storyID=2005-10-22T002955Z_01_FOR172338_RTRUKOC_0_UK-BIRDFLU-BRITAIN.xml

Japan Today
http://www.japantoday.com/e/?content=news&cat=8&id=352922

AFP
http://news.yahoo.com/s/afp/20051021/wl_uk_afp/healthflubritain_051021203119;_ylt=AtyjtKnpb5JCUaX6vK4JnE2TvyIi;_ylu=X3oDMTBiMW04NW9mBHNlYwMlJVRPUCUl


CIDRAP
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/avianflu/news/oct2105avian.html

BBC
http://news.bbc.co.uk/go/click/rss/1.0/-/2/hi/uk_news/4365956.stm



NEWS RELEASE
DEFRA：Department for Environment, Food and Rural Affairs

469/05
21 October 2005

CONFIRMED CASE OF AVIAN FLU IN IMPORTED PARROT PICKED UP IN QUARANTINE

http://www.defra.gov.uk/news/2005/051021f.htm

新型インフルエンザ封じ込めに対策本部　厚労省
　厚生労働省は２２日までに、出現が世界的に懸念されている新型インフルエンザに備え、予防や治療、発生動向の監視など総合的な健康危機対策に取り組む推進本部を設置することを決めた。
　尾辻秀久（おつじ・ひでひさ）厚労相を本部長に、今月下旬にも初会議を開催。発生時の感染拡大防止や医療措置の具体策を示した全国行動計画の早期策定を重点的に進める。
　農水省や警察庁、国土交通省など１０を超す関係省庁による政府レベルの対策会議も計画されており、新型封じ込めに向け国の対策が本格化する。
　新型に変異する恐れがある高病原性鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）の患者や死者の発生がアジアで続き、世界保健機関（ＷＨＯ）は新型大流行の危険性を警告、各国に対策強化の動きが広がっている。
　このため厚労省は、健康や医薬品部門だけでなく、高齢者や雇用などの担当部署を含め省を挙げた対応が必要と判断した。
　行動計画には、正確な情報提供や、抗ウイルス剤の適切な投与、大規模集会や渡航の自粛勧告などの方策を、発生状況に応じ段階的に盛り込む方針で、近く公表する。
　また、感染症の専門家らの協力を得て、診療や検疫、ワクチン開発について研究や有効な方策を進める。（共同）(10/22 15:57)sankei

平成17(2005)年10月22日[土] sankei
鳥インフルエンザ　米、水際阻止へ対策強化
　【ワシントン＝気仙英郎】鳥インフルエンザの流入を防ぐため、米政府は空港など“水際”での検疫強化とともに、鳥インフルエンザが発生した場合の旅客機の運航停止や米軍による流行地域の隔離などの具体的な事例を想定した対応の検討を始めた。
また感染拡大を最小限に抑える対策として、抗ウイルス剤「タミフル」の2000万人分の在庫確保を早急に目指す。
　米政府は今月中の鳥インフルエンザの国家対策プランのとりまとめを急いでいる。また、初期の封じこめ対策を重視し、2003年のSARS発生時に、中国がWHOへの報告を怠り、感染を拡大させたことを教訓に、
各国に対して鳥インフルエンザの流行の兆しがあった場合、早期に情報を共有するよう要請している。
　また、スイス製薬大手ロシュの幹部と対策を協議したチャールズ・シューマー米上院議員は20日、記者会見し、
同社が特許を持つ「タミフル」の製造を、米バール・ファーマスーティカルズ、米マイラン・ラボラトリーズなど4社にライセンス提供することで合意したことを明らかにした。
　一方、ワクチンについては、NIHと製薬会社が共同で開発を急いでいる。米議会では上院が先月末、ワクチン開発と抗ウイルス剤の備蓄に総額39億ドル（約4500億円）を支出する予算法案を可決。下院でも同様の法案が審議中だ。

平成17(2005)年10月22日[土] sankei
東南アジアで新たに死者　新型の封じ込め急務
　毒性の強い鳥フルウイルスH5N1型の鳥から人への感染は、すでに東南アジアでは現実のものとなっている。タイで20日、今年初めての死者が出たことが明らかになったほか、台湾でも今年初めて鳥フルが確認された。
鳥との接触が多い東南アジア地域で、人から人への感染力を持つ「新型フル」に変異する可能性は高く、
その場合、世界的被害をもたらしかねない。同地域での“封じ込め”に向けた、国際協力体制の確立が求められている。
　H5N1型ウイルスの人への感染が1997年、香港で確認されて以降、同ウイルス感染はベトナム、タイ、インドネシア、カンボジアに拡大。WHOなどによると、一昨年12月から今年10月までの間にH5N1型の感染者は118人、死者61人、致死率は約50%にのぼる。
ベトナムの死者が41人と最も多く、タイ、カンボジア、インドネシアと続く。中国は人的被害を報告しておらず、鳥への感染例しかないと主張している。
　WHO西太平洋地域の尾身茂事務局長は、新型フルの発生はアジア地域からの可能性が高いという。問題は先進国と違って、発展途上国のサーベイランス（調査）体制が確立されていないことだ。
貧しい地域の農民らは家禽（かきん）の強制処分を恐れて、届けない場合も多い。
　尾身事務局長は「世界的大流行を発生させないため、あらゆる手段、資源を活用して早期対応すべきだ」と話す。（杉浦美香）

>>682 朝日、毎日、東京、NHK他放送局もがんばれ
特に「国谷裕子とクローズアップ現代」に期待しています。
（SARSの時メール送ったのに、２ヶ月以上かかったけど）

>>696-698
一般紙初の1面トップ

産経新聞　10月22日（土）朝刊1面トップ　見出し5段抜き(産経は字が大きいので、上半分全部）　
1面の半分を使用　2面にも4段抜き80行

鳥インフルエンザ　3回シリーズ　Real Player 音声付き
（テキストで保存したら、合計２２KB）

21世紀政策研究所
田中直毅（たなか　なおき）コーナー

2005年10月 7日 緊急事態への即応体制構築(1) (約11分)
http://www.21ppi.org/japanese/hitokoto/tanaka238.html
2005年10月14日 緊急事態への即応体制構築(2) (約12分)
http://www.21ppi.org/japanese/hitokoto/tanaka239.html
2005年10月21日 緊急事態への即応体制構築(3) (約15分)
http://www.21ppi.org/japanese/hitokoto/tanaka240.html

>>696-699　産経　2面
新型インフルエンザ　進まぬ治療薬備蓄　国民２５％感染で半数不足

今冬中外製薬が1500万人分(1．2億カプセル）供給体制
初めて厚労省は備蓄９万人分（７２万カプセル）を年末までに保管。
予想は最大3200万人感染、１６．７万人死亡

投稿者注
日本はタミフルの世界最大消費国だった。そのため沢山供給される。
世界で一番備蓄量・率が多くなった(過去形）。去年は余ったはず。（どこへ行った？）
この供給体制のおかげで、逆に対策が進まない。
（法律上は都道府県に備蓄義務もある。もたもたしているうちに、米国の対策が進み、欧州に発展して、確保が困難になった。）


逆に耐性ウィルスの発生は日本からではないかと懸念されている。

>>694　インドネシア鳥フル隠蔽工作　抄訳

2003年半ばに発見、中国南部の型
８養鶏、鶏卵コングロマリットが農業省上層部と密接な関係で圧力。
警鐘を鳴らした鳥フル対策責任の動物衛生局長を「農業省高官との関係悪化」を理由に解任。

2004年10月鳥フル国際会議を開こうとした教授に圧力、「もし開けば警察力を行使する」と脅された。

今年7月ジャカルタ郊外で人間感染が発見された際、10マイル以内のニワトリの処分命令を発表したが、その後全く処分されなかった。
　先月人間感染が発見された時も地域に対する劇的な処置を発表したが、実際は発見された特定の養鶏場のみの処分に限ることになった。まだ未実行である