【疫病】インフルエンザ　2004-2005

米国のインフルエンザ・ワクチン不足は世界的な問題に広がりそうだ

2

３都須

さらに４様
これにて終了

Ｈ５Ｎ１型、耐熱性強まる　 鳥インフルエンザでＷＨＯ
　【ジュネーブ３０日共同】世界保健機関（ＷＨＯ）当局者は２９日、鳥インフルエンザのＨ５Ｎ１型ウイルスは耐熱性が上がっていることを明らかにした。
ＷＨＯは、鳥インフルエンザが今年、流行しにくい夏に想定外の広がりを見せた理由がウイルス耐熱性の向上にあると分析している。
　同当局者によると、ＷＨＯがこのほど米テネシー州メンフィスの施設で実施した試験の結果、今年のウイルスは３７度の環境で６日間生き延びた。昨年のウイルスは２日程度だった。
　またＷＨＯによると、カモが健康な状態のままでＨ５Ｎ１ウイルスを体内で増殖させ、排せつ物とともにウイルスを排出することも分かった。
ttp://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack.cgi?world+CN2004103001000679_1

世界は地球規模のインフルエンザ流行に無防備＝専門家
　［ワシントン　３１日　ロイター］　保健専門家らは１０月３１日、米国で現在発生しているインフルエンザ・ワクチンの不足は、世界が次回の地球規模の流行に対していかに無防備かを如実に示している、と警告した。
　専門家らが米国で行われた会議で発表したところによると、インフルエンザのワクチンはほとんどない状態のうえ、製造には数カ月かかるため、一度流行すれば長期にわたり猛威が継続する可能性がある。
　ワシントン大学医学部のキャサリーン・ノイジル博士は、インフルエンザの流行に備えるには、各国がまず毎年恒例の流行に向けてワクチンや薬品を常備し、感染や死亡がどんな人にみられるかデータを蓄積しておく必要性を指摘した。
　ＷＨＯでインフルエンザを担当するクラウス・シュトール博士は、数百万人の死を招く恐れのある感染症について世界の対策は立ち後れているとしたうえで、死因として最も可能性が高いのは、アジアで数千万羽の鳥を死亡させているＨ５Ｎ１型ウイルスだとの認識を示した。　
多数の死者を出す新種のインフルエンザの世界的流行は、平均２７年周期で発生しており、前回は１９６８年だった。
　シュトール博士は記者会見で、「世界的な流行は３６年間起きておらず、われわれは次回の流行に最も近づいている状況だと考えている。アジアでは鳥インフルエンザが蔓延しており、これがヒトに移ってくるのは時間の問題に思える」と語った。
（ロイター） - 11月1日13時55分ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041101-00000172-reu-int

ワクチン不足、米で大騒動　インフルエンザの冬目前
　【ワシントン１８日共同】インフルエンザが本格流行する冬を前に、米国でワクチンの供給が突然半分に減る深刻な品不足が発生し、少ないワクチンを求めて長時間並んだ高齢者１人が死亡したことが１７日、明らかになった。
　接種を求める行列は全米に広がり、ワクチンの価格は約１０倍に高騰、盗難事件まで発生するなど事態は深刻。
大統領選の民主党候補ケリー上院議員の陣営は「ブッシュ大統領の医療失政の典型例」と攻撃しており、投票日が約２週間後に迫った選挙の争点にもなりかねない情勢だ。
　ＡＰ通信によると、死亡したのはカリフォルニア州北部のマリー・フランクリンさん（７９）。
今月１３日、ワクチン接種を受けるために接種場所の屋外にできた数百人の行列に加わり、５時間以上順番を待っていたが、日陰に入ろうと列を離れた際に崩れるように倒れて頭を強打、翌日死亡した。
（共同通信） - 10月18日18時32分更新

＜米大統領選＞インフルエンザ・ワクチン不足が新たな争点に
　【ワシントン河野俊史】インフルエンザの季節を前に米国内で予防用ワクチンの不足が深刻化し、大統領選の新たな争点になっている。直接の原因は米国の医薬品メーカーの海外工場でワクチンの汚染が指摘されて納入が停止したためだが、
民主党のケリー候補は「３年前から予見できた」とブッシュ政権の無策ぶりを攻撃。ブッシュ大統領は「（副作用など）医療訴訟の乱発でメーカーがワクチン生産から撤退したからだ」と応酬する。身近で切実な問題だけに、最終盤の有権者の動向を左右する可能性もありそうだ。
　発端は米医薬品メーカー「カイロン」が英国リバプールの工場で製造した米国向けのワクチンに細菌汚染の疑いが浮上したこと。英当局は今月５日に出荷の停止を命じ、米国内で今冬の需要が見込まれる約１億本のほぼ半分にあたる4600万〜4800万本の納入が不可能になった。
　米国では例年、インフルエンザが原因で高齢者を中心に３万〜５万人が死亡している。ＣＤＣは「２〜６４歳の健康な人は今年は接種を控えて」と要請しているが、集団接種の会場はどこも長蛇の列でパニック状態になっている。
　ワクチン不足問題は今月13日の大統領候補の第３回テレビ討論で取り上げられた。30年前は10社以上あった米国の製造メーカーは現在、カイロンなど２社。生産コストが相対的に高く、メーカーにとって利益が少ないことが背景にある。　
一方、南部のサウスカロライナ州では、連邦政府の補助を受けた医療支援団体が１１月２日に「ワクチン接種と投票」をセットにした事業の計画を立てていることに共和党側が反発している。
「ワクチン接種を餌に民主党支持者の投票率を上げる行為だ」と批判しているが、現実にはワクチンの入手自体が難しくなっている。（毎日） - 10月22日18時59分ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041022-00000074-mai-int

インフルエンザワクチン 2004年は足りるの？
道内の医療機関で、インフルエンザの予防接種が始まりました。2003年はワクチンが早々と不足し、予防接種を受けられない人が相次ぎましたが、この冬は足りるのでしょうか？

札幌中央区の斗南病院です。10月18日からインフルエンザの予防接種を始めました。小児科では、希望者が確実に接種出来るように、今シーズンから完全予約制にしました。
仕入れの本数も、2003年の900本から、2004年は1000本に増やしたといいます。ワクチンが不足しないよう充分に供給して欲しいと、医師は話します。
(長谷山美仁医師)｢供給体制はメーカーでやっていただいている。(不足が)ないように期待したい｣
一方、国からワクチンの安定供給対策の指導を受けている道は、医療機関などに、必要以上の数を注文しないように要請しています。返品できる仕組みを利用した、一部医療機関の抱え込みが、インフルエンザワクチンが不足する一因になっているためです。
大手薬品卸会社の冷蔵庫です。インフルエンザワクチンは、例年以上の数を確保しているといいます。2004年は全国で2003年より40％も多い、2061万本が製造されました。国の安定供給対策とワクチンの増産で、ワクチン不足は解消されるのか薬品卸会社ではこう見ています。
(ほくやく:小野素幸執行役員)｢予測出来ないのが現状。ただ、それに見合った供給をいただいている。普通どおり接種していただければ混乱なく行くと思う｣
インフルエンザの予想以上の大流行などがない限り、ワクチンの数は充分に足りるはずなのです。
（2004年10月29日(金)「どさんこワイド２１２」）ttp://www.stv.ne.jp/news/item/20041029193811/

<丶｀∀´>　＜安心しる。これからはワクチンはウリナラにお任せニダ！

http://japanese.joins.com/html/2004/1028/20041028175725200.html

　盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領は２８日、ソウル大研究公園内に位置した国際ワクチン
研究所（ＩＶＩ）提供式に出席、「いまでも毎年、数百万人の開発途上国の子供が
ワクチンを受けられず、命を落としている」とし、「過去にコレラ、腸チフスなどの
伝染病に苦しみ、国際社会から多くの支援を受けた韓国が、いまや恩に報いて
人類の健康に寄与しようとしている」と述べた。

　９４年にＩＶＩを誘致した韓国は、研究所の建物と年間運営予算の３０％を支援しており、
盧大統領の夫人、権良淑（クォン・ヤンスク）氏がＩＶＩ韓国後援会名誉会長として活動
してきた。

　盧大統領はこの日、「わが国に本部を置いた最初の国際機構であるＩＶＩが発展
するよう支援していきたい」と語った。

韓国のインフルエンザワクチンは１００％輸入原料・・どこから？？
2004/10/27 13:06
インフルエンザ薬の「比較広告」　他社製品中傷の疑い
　食品医薬品安全庁は27日、自社の輸入完成品インフルエンザ・ワクチンの効能が基準製品より優れているという某外国系製薬会社の広告内容が薬事法に違反した可能性があり、行政措置などを検討していると発表した。
食品医薬品安全庁は該当製薬会社が一線の病院・医院に配布していたこうした内容の資料配布を中断するよう指示し、今度の事案が誇大広告や不当な他社製品への中傷など薬事法違反に該当するかを調査している。
　違反と認められた場合、該当企業は該当製品の4か月間販売禁止か過怠料処分を受けることもある。
　該当企業は「我が社の製品は『高品質インフルエンザ・ワクチン』で予防効果の持続期間が12か月であり、接種後1週間で予防効果が現れるのに比べ、
既存のインフルエンザ・ワクチンは予防効果の持続期間が6か月で接種後4週間で予防効果が見られる」という内容の広報物を一線の病院などに配布していた。
　問題の製品は今年韓国に102万人分が輸入された。今年韓国に供給されるインフルエンザ・ワクチン1700万人分のうち輸入完成品は問題の製品を含め、157万人分で、全体の9.2％にあたり、残りの90.8％は原液を輸入し韓国国内で包装する製品だ。
　輸入完成品のインフルエンザ・ワクチンは韓国の製品より約50％高い9千ウォン前後で病院などに供給されている。
チョソン･ドットコムttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/10/27/20041027000029.html

オランダの鳥インフルエンザ、昨年は1000人以上感染か
　【ワシントン25日共同】オランダの鶏で昨年大流行し、感染した獣医師1人が死亡した高病原性鳥インフルエンザ（Ｈ７Ｎ７型）について、同国内の感染者は確認数の10倍を超す少なくとも1000人いたとの推定を、
オランダ国立公衆衛生環境研究所が25日までにまとめた。
　Ｈ７Ｎ７型は、アジアで広がるＨ５Ｎ１型に比べ人への病原性は弱いが、今回の報告は、従来の想定より人に感染しやすかったことを示しており、拡大防止へ慎重な監視が求められそうだ。
　報告書要約によると同研究所は、感染鶏と接触した養鶏所作業員500人の約半数からＨ７型に感染したことを示す抗体を検出。
さらに、感染した作業員の家族の59％からも抗体を見つけ、人から人への感染が高率に起こる可能性を示した。これらの数字を基に、同国内の感染者を「1000人かそれ以上」と推定した。
　口と鼻を覆うマスクを着けた作業員も感染したが、抗ウイルス薬タミフル（一般名リン酸オセルタミビル）は感染予防に有効だったという。
　同研究所は今年2月、感染者数は死者1人を含む計89人、うち人から人への感染は3人と発表していた。米科学誌サイエンスによると、今回はより鋭敏な検出法を使ったとしている。ttp://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20041026D3K2600S26.html

>>12
Archive Number 20041015.2808
Published Date 15-OCT-2004
AVIAN INFLUENZA H7N7, HUMAN - NETHERLANDS 2003 (03)

20041015-0010 ( 0004/10/13 ) PRO>Influenza vaccine 2004/2005 - N. hemisphere (04)
インフルエンザワクチン2004/2005年-北半球(04)# 情報源：CDC新聞発表、
優先的に接種する群として以下を挙げた、すなわち、
-6カ月〜23カ月齢の全乳幼児、 -65歳以上の高齢者、 -基礎疾患のある2〜64歳の個人、
-インフルエンザ期に妊娠が予想される女性、 -老人ホームや長期介護施設の入居者、 -長期のアスピリン治療中の6カ月齢〜18歳の乳幼児・小児・青少年 -直接介護に当たる保健介護施設スタッフ、および、
- 家庭外ケア関係者(out-of-home caregivers)と家庭内で6カ月齢未満の乳児と接触のある個人
( 重要度：D ／ 対象：2 )

ワクチン不足で新企画　カナダへ接種付きフェリーの旅
2004.10.31　Web posted at: 13:40 JST - CNN/AP

シアトル――観光と健康をセットにした旅はいかが――。インフルエンザ・ワクチンの不足が問題になっている米国で、観光業者が新たなツアーを考案した。高速フェリーで国境を越え、カナダでインフルエンザの予防接種を受けるというパッケージだ。
ビクトリア・クリッパー社が、カナダ企業からワクチンを調達し、年末までの期間限定ツアーとして売り出している。「ビクトリア・クリッパー」号は風光明美なピュージェット・サウンド湾を渡り、カナダの観光都市ビクトリアへ。
通関手続きを済ませた乗客は、ターミナルで接種を受けることができる。
フェリーは夕方、ビクトリアから再びシアトルへ向かう。料金は往復１０５ドル（約１万１２００円）。通常の往復料金より１０ドル安い割引ツアーとはいえ、高くつく予防接種になる。
それでも、同社にはツアーの情報を聞きつけた客から問い合わせの電話が殺到しているという。今年は、連日ほぼ満席という繁盛ぶりだ。
「予防接種だけが目的でツアーに参加しました」と話すのは、８０歳の女性客。同行する８１歳の夫は肺気腫を患っていて、ワクチンなしでは安心して冬が迎えられないという。
シアトルに住む７０代の夫婦は、「かかりつけの診療所で接種が受けられなかったので、ついでに船旅とビクトリアでのランチを楽しんで来ようと」参加を決めた。
ttp://www.cnn.co.jp/business/CNN200410310006.html

県が初、横浜市立市民病院を指定−−感染症の第１種医療機関　／神奈川
　ＳＡＲＳやエボラ出血熱など、感染力が強く重篤な感染症に対応できる病院として、県は１日、横浜市立市民病院（同市保土ケ谷区）を、感染症法の第１種指定医療機関に指定した。県内で初めての指定となる。
　第１種の病院は、内部の気圧を低くした陰圧病室や、外部と病室内をつなぐ別室（前室）を備える必要がある。同病院は先月、約６００万円をかけ、条件を満たす病室を２床整備した。
　旧厚生省は９９年に、各都道府県に対し、１カ所以上の１種病院を指定するよう通知した。しかし実現は遅れ、今回の指定は全国で１８番目だ。
　横浜市は「１種基準を満たすよう市民病院の整備を、と県に要請されていた。昨年のＳＡＲＳ出現で実現を急いだ」と話す。同病院には日本感染症学会認定の感染症専門医が１人、ほかに感染症診療の専任医師が１人いるという。【高木昭午】
１１月２日朝刊（毎日新聞） - 11月2日16時33分　ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041102-00000082-mailo-l14　

米国西海岸時間２００４年１０月５日
米国で予想されるインフルエンザワクチン供給不足
ポール・ジェイコブズ記者：マーキュリー・ニュース
インフルエンザの季節到来を目前にして、米国のインフルエンザワクチン供給量が半減することになりそうだ。英国政府は４日、大手ワクチンメーカーのＣｈｉｒｏｎに対し、
英国リバプールにある同社の工場で製造したインフルエンザワクチンの出荷停止を命じた。
同工場では汚染の問題が見つかったが、数日前に同社の最高経営責任者は、最大４８００万本のインフルエンザワクチンを同工場から１０月初めに出荷すると発言していた。
米連邦政府のある職員は、この出荷停止によってワクチン供給に深刻な影響が出るだろうと述べた。米国立アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は、
米国は「深刻なワクチン不足」に直面するだろうと言う。加州エメリーヴィルに拠点を置くバイオテクノロジー会社Ｃｈｉｒｏｎは、昨年英国に本拠を置くＰｏｗｄｅｒＪｅｃｔを買収し、インフルエンザワクチン事業に参入した。
米国でインフルエンザワクチンを供給する２社、ＣｈｉｒｏｎとＡｖｅｎｔｉｓ　Ｐａｓｔｅｕｒは、２００４−２００５年のインフルエンザのシーズン用に、前年度の供給量８０００万本から大幅に増やした１億本のワクチンを準備する予定だった。
卵を使ってワクチンを製造し、梱包して出荷するには数ヶ月かかるため、今からインフルエンザのシーズンに間に合うように穴埋め生産を行うことは不可能である。
今回の出来事は、米国のワクチン供給が少数のメーカーに頼っている構図を再び浮き彫りにした。さらに、ワクチン供給が不安定なものであることも思い知らされる結果となった。
一年前には、人々はインフルエンザのワクチンを求めて殺到し、わずか２社のメーカーが過去最高の８０００万本以上のワクチンを販売した。
ttp://www.asahi.com/english/svn/TKY200410060171.html

■ インフルエンザワクチン株について
○2004/2005冬シーズンのインフルエンザワクチン株
　　A/New Caledonia（ニューカレドニア）/20/99（H1N1）
　　A/Wyoming（ワイオミング）/3/2003（H3N2）
　　B/Shanghai（上海）/361/2002

○2003/2004冬シーズンのインフルエンザワクチン株
○2002/2003冬シーズンのインフルエンザワクチン株
　　A/New Caledonia（ニューカレドニア）/20/99（H1N1）
　　A/Panama（パナマ）/2007/99（H3N2）
　　B/Shandong（山東）/7/97（Victoria系統株）
ttp://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs002.html
　



　　A/New Caledonia（ニューカレドニア）/20/99（H1N1)
　　A/Panama（パナマ）/2007/99（H3N2）
　　B/Shandong（山東）/7/97（Victoria系統株）

>>6
外電各種
ＷＨＯインフルエンザ対策責任者クラウス・シュトール博士による

１１月１１日　世界の１６のワクチンメーカーといくつかの行政当局が
ジュネーブでワクチンサミットを行い、来るべき大流行pandemicを防ぐべく
対策を検討する。今の供給量は世界で３億本しかない（通常時不明）

>>5　インフルエンザ　ワクチン　ツアー　バス
ttp://www.greatfallstribune.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20041102/NEWS01/411020301/1002
モンタナ州グレートフォールズからアルバータ州レスブリッジへ
バス代＋ランチ＋予防接種で４０＄だって。
日本は１回２０００円から４０００円（平均３５００円くらい）だよーん

外電各種
アリゾナ州　インフルエンザワクチン接種クジ
他の各州　行列１０００人とか
１０００本要求して７００本しか来なかったとか
どっちにしろＣＤＣのハイリスク認定が必要なところが多い

>>20 往復400km　
日本で言えば　東京−名古屋　往復バス＋昼食付き＋インフルエンザ予防接種
日本は物価が高い＝相対的に言えば貧しい

>>19新型に備えワクチン会議　インフルエンザでＷＨＯ
　【ワシントン２日共同】出現の危険が増大しているとされる新型インフルエンザのワクチン対策を話し合うため、
世界保健機関（ＷＨＯ）が、日米欧など主要国の衛生当局と各国のワクチンメーカーを集めた初の会議を１１、１２の両日、ジュネーブで開く。外交筋が２日、共同通信に明らかにした。
　誰も免疫を持っていない新型インフルエンザに備えるにはワクチンが不可欠だが、
新型が出現しなかった場合の損失などメーカー側の負担が重い上、各国の規制当局の足並みもそろわず世界的な取り組みが遅れている。会議はこの問題への関係者の認識を一致させ、解決策を探るのが狙い。
（共同） - 11月2日21時6分

米国でインフルエンザ・ワクチン不足が深刻化
2004年11月03日 11時53分
British Medical Jornal誌10月30日号で、Owen Dyer氏は、米国におけるインフルエンザ・ワクチン不足の影響がさらに広がりつつあると報告している。これまでに900万人分のワクチンの追加入手が可能になり、確保されたワクチンは計6100万人分となった。
今年生産が依頼されていたのは１億人分で、通常ならその約半分がハイリスク群に投与されるため、FDAは、健康な人が自粛すれば、6100万人分でハイリスク者たちの要求には答えられると述べた。
が、ワクチン不足を伝える報道により、接種希望者が増加し、その数は前例のないレベルになりつつあるとの報告もある。ttp://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash/341565
■記事の全文はttp://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/341375

Shortage of flu vaccine in US sparks political row
London Owen Dyer
ttp://bmj.bmjjournals.com/cgi/content/full/329/7473/998-b

>>20 カナダ西海岸ブリティッシュ・コロンビア州
急な需要増がある
Huge demand for flu shot in B.C.: official
Greg Joyce Canadian Press
Wednesday, November 03, 2004
ttp://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=15870

米ワシントン州から加ビクトリアまでのワクチンツアー再開
１２月１８日まで　ビクトリア・クリッパー社の高速フェリー

Flu Shot Cruise To Victoria Is Back
November 5, 2004
１日航海１人 $105、夜行 $129
call 206-448-5000 or 1-800-888-2535
http://www.victoriaclipper.com/

ttp://www.komotv.com/stories/33825.htm

カンザス州司法長官　フロリダの会社を告訴　１０倍の値段でワクチンを売ろうとした
１週間前の相場は８５＄！！なのに９００＄で売ろうとした。
会社は９００＄ではなく６６０＄だったと言っている

シンシナティ付近にはもうワクチンがない
Monday, November 8, 2004
Supply mostly gone in local area
ttp://www.enquirer.com/editions/2004/11/08/loc_loc1fluloc.html
同紙の別記事によれば
通常１０本80-100＄のワクチンが現在９００＄する
（でも、無い）

AFP
ハイマンWHO感染症局長マイアミで語る
「世界は致死的な鳥フルの世界的大流行pandemicの危険に非常にさらされているが、準備は心許ない」
（今年になってからの鳥フルの死者はもう３２人になっている。＝ＡＦＰの注）

World at risk of bird flu pandemic, ill-prepared to handle it: WHO official
ttp://www.channelnewsasia.com/stories/afp_world/view/116143/1/.html

平成16年度（2004/05シーズン）インフルエンザワクチン株の選定経過
ＬＡＳＲ(Vol.25 p 238-239)
http://idsc.nih.go.jp/iasr/25/295/kj2951.html

age

WHO　Urges More Flu Vaccine Efforts Before Pandemic

Thu Nov 11,10:09 AM ET Health - Reuters
By Stephanie Nebehay
GENEVA (Reuters)
ttp://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=571&ncid=751&e=1&u=/nm/20041111/hl_nm/health_flu_dc
WEBにWHO報告出たとロイターにはあるんですが、未発見

11-Nov-2004
世界保健機関WHO、国際獣医事務局OIE、国連食糧農業機関FAO
３機関　共同声明
「家で飼われているアヒルは、新型鳥インフルエンザ発生の脅威の原因となりうる」
Domestic ducks could pose a new Avian Influenza threat

Joint FAO, OIE and WHO warning

http://www.fao.org/newsroom/en/news/2004/51443/index.html
http://www.oie.int/eng/press/en_041111.htm

注：前回（鳥インフルエンザで）３機関合同声明が出たとき、X大新聞は完全黙殺（１字１句も無し）、
Ｚ大新聞は２面に１段の記事（見出しは違う）
今回もそうなるのだろうか？

1420　米国のインフルエンザワクチン騒動

2004年10月19日（火）
カイロン社（キロン社）の失速とメディミューン社の復活

米国ではインフルエンザのシーズンに向かい、ワクチンが奪い合いの様相を呈しています。
価格が暴騰し、通常価格の10倍もの請求をする診療所が社会問題ともなっています。

米国の予定供給量1億本の半分を占めるカイロン社（キロン社）（Chiron Corporation）（注1）のインフルエンザワクチン、フルーヴィリン（Fluvirin）の供給が、今シーズンは全く期待できなくなったからです。
CDC（米国疾病管理予防センター）の予防接種委員会ACIP （Advisory Committee for Immunization Practices )は10月5日、今シーズンのワクチン接種は、老人や子供など抵抗力の弱い人たちを優先するよう呼びかけています。
ワクチン製造は受精卵の確保など、製造に時間と手間がかかり、労多くして実の少ない事業のため、製造会社は多くありません。

CDCはカイロン社と並ぶ、供給大手のアヴェンティス・パスツール社（Aventis Pasteur, Inc）のフルーゾーン（Fluzone）を5,400万本、メディミューン社（MedImmune）（注3）の生ワクチン、フルーミスト（FluMist）を110万本確保して凌ぐようですが、
アヴェンティス社はすでに60%以上を出荷済であり、品不足によるパニック状態が続いています（注2）。
今回の騒動によって、昨シーズン売れなかったメディミューン社のフルーミストが再び話題となり、株価が上昇してきたのは皮肉です（2004年10月18日現在、株価$27.48）
カイロン社は英国リパーブールの工場でインフルエンザワクチンのフルヴィリン（Fluvirin）の製造をしています。フルヴィリン=（フルビリン）（フルーヴィリン）

今回の騒動は、この工場が製薬工場の法的基準であるGMP（Good Manufacturing Practice）を満たしていないとして、
英国の医療製品統制局MHRA（the Medicines and Healthcare Products Regulatory Agency ）より製造が一時禁止されたことに端を発しています。外国で自国用のワクチンを製造することの問題点が露呈した事件ともいえます。

注1）カイロン（キロン）社（Chiron Corporation ,Emeryville, California）従業員5,332人
カイロン社は1981年に、カリフォルニア州、サンフランシスコ近郊のオークランドで創業しています。社名はギリシャ神話の医学の祖アスクレピオス（Asteropaios）の師であるケイロン（Cheiron）=（キロンChiron）に因んで名付けられました。
カイロン（キロン）社は各種ワクチン製造、エイズや肝炎等の血液分析受託、血液分析機器製造（商品名PROCLEIXなど）を主たる事業としており、ワクチンは30種類以上が臨床試験中、ないしは販売されています。
PROCLEIXなど血液分析機器製造ではカリフォルニア州サンディエゴのゲンプローブ社（Gen-Probe Incorporated）と密接な提携をしています。
ワクチンの製造会社としては世界で5位の規模、インフルエンザワクチンに関しては2位といわれています。（Chiron Corporation）
創業者はハーバード大学、ユタ大学、イリノイ大学で生化学（Biochemistry ）を修めたルター博士（William Rutter, Ph.D）ら3人の化学者ですが、
2003年の4月に、経営者がメロン大学やMITを卒業した、事務系経営者とも言えるハワード・ピアン（Howard H. Pien）氏に変わりました。
ハワード・ピアン氏は、英国の同業者であるパウダージェクト社（PowderJect Pharmaceuticals）を買収してカイロン社を急成長させ、2002年に較べ、倍近い1,766百万ドル/2003年を売り上げています（経常利益774百万ドル）。
内訳はワクチンの売り上げ678百万ドル、血液分析422百万ドルなどです。
ハワード・ピアン氏に変わってからは、主要技術系役員の退社もあり、バブル的急成長による歪が事件の原因の一つといえるかもしれません。
　株式はナスダックに上場しています。2003年の11月、12月の55ドル近辺をピークとして45ドル前後で推移していた株価は、事件後に急落し、現在は30ドル近くまで低下しています。
インサイダー取引の疑惑もあり、SECの調査が始まったとも言われています。
社名はギリシャ神話の医学の祖アスクレピオス（Asteropaios）の師であるケイロン（Cheiron）=（キロンChiron）に因んで名付けられました。

注2）米国は日本に較べインフルエンザワクチンの需要が高いのが特徴的です。
日本は先進国としては、ワクチン接種率が大変低く、2004年はデンカ生研、北里研究所など4社で約2000万本が予定されています。
2004年のワクチンは前年までとは異なるウィルス株が選択されています。国産のみで独自の供給プランを作っていますので、今回の事件の影響はありません。

注3）メディミューン社（MedImmune）はインフルエンザワクチン製造に欠かせない逆遺伝子技術（リバース・ジェネティクス）（reverse genetics）（注4）の特許を独占しています。
既報（1090鳥インフルエンザ・ワクチンの製造に障害？参照）のように、メディミューン社のインフルエンザワクチンは生のウィルスを使用していますので、接種対象者が限定されます。
注射の必要が無い、噴霧式のフルーミスト（FluMist）を売り物にしていましたが、価格も高かったため、昨シーズンは予想に反した業績で、毎年右肩上がりで伸びてきた業績も失速していました（売り上げ1,054百万ドル/2003年、経常利益289百万ドル）。
今年はメディミューンのワクチンにも頼らざるを得なくなり、脚光を浴びていますが、昨年のフルーミストの販売状況が悪かったため、供給量は非常に少なくなっています。

注4）逆遺伝子技術。リバース・ジェネティクス（reverse genetics）
遺伝学の用語。
ゲノム解析した全遺伝子情報を基に、人為的に遺伝子変異させた動物（インフルエンザ・ウィルスの場合はマウス）を作り、機能、特性を調べる技術。
ゲノム情報が完全に得られなかった頃は、変異している動物を集めて、解析し、どの遺伝子が変異しているかを同定していました。これをフォワード・ジェネティクス（forward genetics）とよんでいます。
リバース・ジェネティクス（reverse genetics）はこの反語です。
（鳥インフルエンザ・ワクチンの製造に障害？より転載）

ttp://www.botanical.jp/library/news/142/index.shtml

20041112-0010 ( 0004/11/11 )
[3]情報源：OIE、11月11日。飼育されているアヒルが、新たな鳥インフルエンザ流行の脅威となる可能性がある：FAO, OIEおよびWHOが警告を発する。
FAO, OIEおよびWHOの3国際機関は11月11日に、飼育されているアヒルが、ニワトリには高病原性であるH5N1 型鳥インフルエンザウイルスの無症候性保有動物となっている可能性があり、
そのため同ウイルスを他の家禽やヒトに伝播される新たな役割を担っている可能性があると警告した。
FAO, OIEおよびWHOの共同声明によれば、こうした懸念は、伝統的な放し飼いのアヒル、ニワトリおよび野鳥が同じ場所で、しばしば水飲み場を共用している感染国の農村地区で最も高い。
2004年に分離された複数のH5N1 型鳥インフルエンザウイルスに感染したアヒルでの新たな研究結果では、2003年のウイルスによる感染に比べて、アヒルが、症状を呈することなく、以前よりも多量のウイルスをより長期間排出していることが示された。
同国際機関は、研究により健常と見えるアヒルが排出するウイルス量は、発病が明らかなニワトリによって排出される量に匹敵することが示されたとしている。
声明では、保健当局や一般市民が予防対策を取る手がかりとなる目に見える兆候・症状を示すことなく、アヒルが鳥インフルエンザウイルスに感染し長期間ウイルスの排出を続けることは、公衆衛生上の懸念事項であるとしている。
以下、3機関による感染国当局への今回の研究結果を踏まえた勧告の内容。
( 重要度：C- ／ 対象：2 )
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi

>>32　発見　
Informal Meeting of WHO, Influenza Vaccine Manufacturers, National Licensing Agencies, and Governmental Representatives on Influenza Pandemic Vaccines

Geneva, 11 - 12 November 2004
http://www.who.int/csr/disease/influenza/meeting2004_11_08/en/

WHO、鳥インフルエンザワクチンの開発を討議
cri
　WHO・世界保健機関は11日、ジュネーブで会議を開き、鳥インフルエンザワクチンの開発について討議しました。
　WHOの((ディック))トンプソン・スポークスマンは、「この会議の目的は、鳥インフルエンザワクチンの研究開発を早めることと、将来ワクチンの大量生産が引きおこすかもしれない各種の障害をできるだけ減らすために、協議調整をすることだ」と述べました。
世界の主要な製薬会社の責任者やいくつかの国の医療衛生関係者および専門家が今回の会議に出席しました。

　WHOのインフルエンザ対策担当の((クラウス))ストール氏は当日、会議の席上で、「今年、アジアのいくつかの国で鳥インフルエンザが2回発生している。これはH5N1型ウイルスによる世界的なインフルエンザの可能性がこれまでよりも高いということを示している。
より多くの製薬会社がこのワクチンの研究開発に参加することが望まれる」と述べました。
ttp://jp.chinabroadcast.cn/1/2004/11/12/[email protected]

天然痘の遺伝子操作を容認　治療薬開発へＷＨＯ諮問委

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　【ワシントン１２日共同】天然痘に対する治療薬開発を促進するため、世界保健機関（ＷＨＯ）の諮問委員会が１２日までに、現在は認められていない天然痘ウイルスの遺伝子操作を容認すべきだとする勧告をまとめた。
ニューヨーク・タイムズ紙など米主要メディアが報じた。
　天然痘はＷＨＯ総会が１９８０年に根絶を宣言、２００２年末のウイルス廃棄を目指していたが、バイオテロ対策を理由とする米国の強い反対で延期された経緯がある。
遺伝子操作の過程で、病原性がより強いウイルスが偶発的にできる恐れを懸念する声もあり、勧告に異論が出ることも予想される。
　諮問委が認めたのは、光を当てると緑色の蛍光を発するクラゲの遺伝子を天然痘ウイルスに組み込む遺伝子操作。
2004年11月12日金曜日　ttp://www.kahoku.co.jp/news/2004/11/2004111201002399.htm

2004-11-08 インフルエンザワクチン終了間近
21:00現在 16℃
● インフルエンザワクチン終了間近
昨年は水銀フリーのインフルエンザワクチンを550本(1本で1回接種分)購入しました。
喘息外来などでワクチン接種を勧めるパンフレットまで配ってがんばったのですが結局余ってしまい、
ワクチン不足で泣いていた内科に100本ほど使っていただきました。それでもキャンセルなどがあり20本ほど最後まで余って返品となりました。
全国的にインフルエンザワクチンの不足したなかで約5%の返品が多かったのか妥当なのかは意見が別れるところです。

今年はパンフレットを作成しない、12月までで接種を終了すると決め、450本と昨年より100本少なく注文しました。
しかし事務の方で接種料を昨年より1000円値引きしためか昨年より予約の入り方が早く、既に400本が接種済または予約済となってしまいました。

あと50本はありますが、おそらく今週中にワクチンは終了となるのはまちがいないでしょう。他の地域ではどうなんでしょうか?

院長のつぶやき日記
ttp://www.kids-clinic.jp/tdiary/

感染症拡大防止策で合意できず＝国際保健規則の改定作業−ＷＨＯ　【ジュネーブ１２日時事】国際保健規則の改正に向けたＷＨＯ作業部会は１２日、２週間の日程を終えた。
しかし、最終的な合意はできず、来年２月に改めて同部会を開催することになった。
　同規則の改正は、ＳＡＲＳなどの感染症の国際的な拡大防止が目的だが、ＷＨＯへの通報義務が生じる疾病の対象や検証の在り方をめぐり各国の意見が対立、妥協点が見いだせなかった。
ＷＨＯは来年５月の総会での採択を目指しているが、作業は大幅に遅れており、目標実現を危ぶむ声も出始めている。
（時事） - 11月13日9時0分ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041113-00000253-jij-int

http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20041113/e20041113007.html
タイのタクシン首相がインフルエンザに感染してダウン、
日本財界の訪問団との会合や国内での選挙運動を急遽キャンセルした。
タクシン首相は十一日、 日本からのシンガポール・マレーシア・タイ生産性使節団（団長・牛
尾治朗ウシオ電機会長）と会う予定だったが、 取りやめた。

日本、ワクチン開発支援へ　数億円規模とＷＨＯ会議

　ＷＨＯ当局者は１２日、新型インフルエンザのワクチン開発支援のため、日本政府が日本の製薬会社４社の臨床試験に来年以降、数億円規模の資金援助を行う方針を示したことを明らかにした。
　この方針は、１１−１２日にジュネーブの本部で開いたワクチン対策会議の席上で表明された。
　同当局者は「新型ワクチン開発の最大の障害は資金不足。現在、製薬会社の開発に資金を拠出しているのは米政府だけだ」と述べ、日本が臨床試験を支援する姿勢を示したことを高く評価。
　鳥フルが流行したアジアでは「今後２、３年のうちに新型インフルエンザが大流行する恐れが強まっている」と述べ、事前にワクチン開発を急ぐ必要性があると訴えた。
　会議には、欧米などの製薬会社１１社の代表ら約５０人が出席。新型インフルエンザに対応できるワクチンづくりに向け、各国政府と企業が国際的な協力態勢を構築することの重要性などを確認した。
　さらに、ワクチン開発への資金協力を各国政府に要請するとともに、各国の規制、研究開発上の協力などについての問題点を３つの作業部会で検討することを決めた。（共同）(11/13 10:37)ttp://www.sankei.co.jp/news/041113/kok027.htm

＜インフルエンザ＞全ウイルスを保存　北大がデータベース化

　人類が流行を経験していない新型インフルエンザの発生に備えるため、自然界にある１３５種類すべてのＡ型インフルエンザウイルスを保存し、遺伝子配列をデータベース化する計画が北海道大で進んでいる。
今年度中にほぼ完了する見通しで、来年４月には同大に「インフルエンザウイルス・遺伝子リソースセンター」を設置する。
ワクチン開発などの新型インフルエンザ対策に不可欠な情報を世界に提供する。
　Ａ型インフルエンザウイルスは野生動物や家畜、人がかかる人獣共通感染症で、ウイルス表面に感染、増殖に必要なヘマグルチニン（Ｈ）、ノイラミニダーゼ（Ｎ）という２種類のたんぱく質を持つ。Ｈは１５通り、Ｎは９通りあり、この組み合わせで１３５種類が存在する。
現在、人がかかるのはＨ１Ｎ１型とＨ３Ｎ２型だが、これ以外のウイルスでも変異して、人の新型インフルエンザになる恐れがあるという。

北大の喜田宏教授（ウイルス学）は、全種類のインフルエンザウイルスを収集しようと、ロシア、モンゴル、中国、日本で自然宿主のカモなどの野鳥から計４９種類を分離。残りの種類のウイルスも掛け合わせて作り出している。
　また分離した別種類のウイルスを卵に同時感染させ、５５種類のウイルスを作り出した。この手法で来年３月までに残り３１種類のウイルスを生み出し、１３５種類のウイルスライブラリーを完成させるという。
　喜田教授は「遺伝子配列をすべて解読し、データベース化して人類共通の財産としたい。保存されたウイルスはワクチンのもとにもなるため、新型インフルエンザの『先回り対策』として役立つ」と話している。
【江口一】（毎日新聞） - 11月20日15時3分更新 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000054-mai-soci

● インフルエンザは誰が打つ？
日本小児科学会は先日「１歳以上６歳未満の子どもに対するインフルエンザワクチン接種は有効であり接種を勧める。
乳幼児は高齢者と同様インフルエンザに対してハイリスクであり、本人のみならずハイリスクを取り巻く周囲の人々、家族、同居者、
保育園、学校では保育士、教職員など関係者への接種も合わせて実施することも感染の機会を減らす上で大切である。」と見解を示しています。

一方、アメリカ小児科学会は６ヶ月から２３ヶ月までの乳児、６ヶ月から１８歳のアスピリンを服用している人、
２歳から６４歳までの慢性疾患を持つ人、６５歳以上の高齢者、インフルエンザ流行中に妊娠中の女性、その他介護関連の仕事に従事する人となぜか小児科の範囲外の人にまでワクチン接種を勧めています。

アメリカと日本で単純に比較することが出来ませんが、やはり日本は控えめ、アメリカは大胆と言う気がします。
根拠はないのですが、ＳＡＲＳや鳥インフルエンザのことを考えると、健康な成人でも２回接種したほうがいいような気がするのは偏った考えでしょうか。

2004-11-20 インフルエンザは誰が打つ？
21:00現在 13℃
こどもクリニック 院長のつぶやき日記
ttp://www.kids-clinic.jp/tdiary/?date=20041120

>>43氏。ご善意の医師に。
ワクチン接種に関しては本邦では少なからず啓蒙の必要性を思う
こと切であると認識を共有します。
米小児科学会幹部が苦情しましたし、カナダに麻疹を持ち込んだ
ことは先進国にあるまじき恥辱でした。
周知のことですが?@予防摂取がいったん任意摂取となると極端に
施行率が低下し、また?A予防接種による反応かも明らかでない副
作用事例においてもA新聞やらマスコミが鬼の首を取ったごとく
保健行政を攻撃することで世界水準の保健衛生情勢から常に隔離
されてきたという愚かしい事情があります。
貴施設はたしかに良心的な対応をなされていると思います。しかし
ながら私も、医療もしょせん人々が積極的に求める「価値」である
べきと考えるものです。
寂しくもありますが旧き善き時代のパターナリズムが去って久しい。
医療施設の責任はあらかじめ衛生に関心のある人々の予約分を確保
するだけのこと。
可愛い盛りの〜6才児をインフルエンザ脳症で失おうとも自己責任！
妊娠中の風疹罹患による年間30万の堕胎も自己責任！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　──そういうことです。

.

>>51 今でも生きている　前橋レポート

前橋市インフルエンザ研究班／1987年１月

ワクチン非接種地域におけるインフルエンザ流行状況
http://www.kangaeroo.net/D-maebashi.html


私たちはインフルエンザ予防接種について、こう考え、こう呼びかけます!!
2001.11初版　2003.11-12改訂（12月16日現在）
http://www.ne.jp/asahi/kr/hr/vtalk/infl_appeal0311.htm

漏れの周辺は、もうワクチン打った人多いよ。

20041122-0010 ( 0004/11/21 ) 情報源：新華社通信、11月20日。
退院患者3名の検査室検査において2名でアデノウイルスが、1名でパラインフルエンザ3型が示された。過去24時間以内にCMCから新規患者報告は無い。
いくつかの臨床検体からパラインフルエンザ4型が陽性となっている。更なる検体の検査が進行中である。
[Moderator注：
CMCにおける起因病原体同定はいまだに不確実である。。接触者のスクリーニング中に同定されたアデノウイルスとパラインフルエンザウイルス3型は一般人口中に広範囲に存在し、
かならずしもCMC流行と関連が無い。パラインフルエンザウイルス3型感染の確実な診断は感染ウイルスの分離による。再感染が生涯を通じて起こりうるため、中和抗体価の存在にもかかわらず、
小児と成人の双方において院内感染が一般的である。現行の診断検査法結果に関するさらに詳細な情報が待たれる。]( 重要度：C ／ 対象：2 )

アジア大都市ネット始まる　石原都知事も出席

　【ジャカルタ２２日共同】アジアの１２都市が共通の課題について意見交換する「アジア大都市ネットワーク２１」の第４回総会が２２日、ジャカルタ市内のホテルで、２３日までの日程で始まった。
　東京都の石原慎太郎知事やバンコク、北京、デリー、ハノイ、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、ソウル、シンガポール、台北、ヤンゴンの首長らが出席。
　都は、新型肺炎（ＳＡＲＳ）などの感染症患者がアジアで発生した場合、各都市間でいち早く情報交換できるネットワークを整備する「アジア感染症対策プロジェクト」を提案する予定だ。
　アジア大都市ネットワーク２１は、石原知事の呼び掛けで東京とソウル、クアラルンプール、デリーが共同提唱都市となり、２００１年１０月、都庁で第１回総会を開催。総会はその後、デリー、ハノイで開かれた。
（共同通信） - 11月22日12時25分更新

制圧に向け連携強化へ ２５日からアジア閣僚級会合
　【バンコク２３日共同】冬の流行期を間近に控え、感染拡大が懸念される高病原性鳥インフルエンザを封じ込めるため、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）各国と日本、中国、韓国が２５日から２日間の日程で、バンコクで保健担当相らによる閣僚級会合を開く。
（共同通信） ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041123-00000059-kyodo-int

再び鳥インフルエンザ＝安全宣言見送り−マレーシア・クランタン州
　【クアラルンプール２３日時事】マレーシア農業省は２３日、タイに隣接するクランタン州で新たに鳥インフルエンザのＨ５型ウイルスが検出されたと発表した。これを受け、周辺で直ちに鳥類を処分するなどの防疫措置が取られた。
　同州では８月に鳥インフルエンザが発生。最近は感染例が確認されておらず、農業省は安全宣言に向けた最終検査を進めていた。しかし、サンプル調査で新たにウイルスが検出され、安全宣言は見送りとなった。　
（時事） - 11月23日19時1分ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041123-00000240-jij-int

ワクチン打つのもいいけど手も洗ってくれよ。

http://www.geocities.jp/handwashmethod/

鳥インフルエンザ、ヒトの間でまん延の恐れ＝ＷＨＯ
　［バンコク　２５日　ロイター］　世界保健機関（ＷＨＯ）でインフルエンザ対策の調整役を務めているクラウス・ストール博士は２５日、今年アジアで猛威を振るったＨ５Ｎ１型ウイルスの鳥インフルエンザが、ヒトの間で次にまん延する可能性が最も高いと指摘した。
　当地で行われた記者会見で、鳥インフルエンザが６０億人余りの世界の総人口の間でまん延する可能性は疑いないとしたうえで、「まん延し出すのが来週か数年後なのか分からない」と述べ、いつ発生するかが問題だとコメント。
　博士は「死者が２００万―７００万人、感染者が世界の総人口の２５―３０％に上るとの推計がある」と述べ、警戒を呼びかけた。　
（ロイター） - 11月25日17時38分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041125-00000298-reu-int

今冬の流行防止へ協力　鳥インフルエンザ閣僚会合

　【バンコク２６日共同】高病原性鳥インフルエンザが再び流行する可能性がある冬を前に、感染防止策を協議するためバンコクで開かれた東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）各国と
日本、中国、韓国の閣僚級会合は２６日、情報交換など協力の強化をうたった共同声明を発表し、２日間の日程を終えた。
　声明は、鳥インフルエンザが猛威を振るっていた１月に開かれた緊急閣僚級会合の声明を踏まえ、世界保健機関（ＷＨＯ）に一層大きな役割を果たすよう求めた。
　閉幕後の記者会見でＷＨＯの尾身茂・西太平洋地域事務局長は「鳥インフルエンザは人に感染しやすい型に変異した場合、世界的に流行する恐れがあり
、新型肺炎（ＳＡＲＳ）よりも制圧が難しい」として、各国の協力を訴えた。
（共同通信） - 11月26日20時5分更新ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000207-kyodo-soci

>>51　>>53
市立病院、インフルエンザ広報で遺憾の意−−小児への予防接種記事掲載で　／静岡
　静岡市の広報紙に小児へのインフルエンザ予防接種を勧める記事を掲載したとして、同市内の市民団体が抗議していた問題で、
市立静岡病院は「誤解を招く表現で申し訳なかった」と遺憾の意を伝えた。団体が求めた広報紙での訂正については「掲載できるのは来年１月で時期を失しており難しいと考えるが、今後検討したい」と話している。
　記事は同病院が１０月１５日号に掲載したもので、「インフルエンザの予防接種を受けましょう」と呼びかけたうえで「小児（１５歳以下）」の項目を設けていた。
静岡市の市民団体の「静岡予防接種を考える会」（内藤静雄代表）は「小児の接種は現在任意であり、市が勧めるのはおかしい」と抗議していた。同病院の近藤美津江医事課長は「受けられるという情報提供のつもりだった。以後は表現に気をつけたい」と話している。【吉崎孝一】
毎日新聞　2004年11月26日

スリーエムヘルスケア、ＳＡＲＳや鳥インフルエンザなど対策の微粒子用マスクを発売
Ｎ９５微粒子用マスク（折りたたみ式）１８７０Ｆを、このたび一般消費者向けパッケージとして、販売開始しました。
１９９７年の販売開始時は病院利用を前提としたパッケージ（２０枚／箱）でしたが、このたび一般消費者向けパッケージ（２枚／袋）としての販売を開始しました。
　１８７０Ｆは主に結核病棟において医療従事者の安全確保のために、世界的に利用されてきたＮ９５規格マスクで、０．０７５マイクロメーターの粒子を９９．９％捕集する性能を持ち、
　　・ＳＡＲＳウイルス・鳥インフルエンザウイルス（約０．１マイクロメーター）は、もとより、
　　・結核菌（約０．４〜４．０マイクロメーター）
　　・花粉やハウスダスト、埃（約１．０マイクロメーター以上）
などの対策に有効です。
　また、以下のような特長を兼ね備えています。
　　●折りたたみ式のためかさばらず、優れた携帯性
　　●顔への密着性が高いうえに、ソフトな使用感
　　●個別包装され、開封するまで清潔保持
参考価格　：￥８１９（税込み）／２枚　（「楽天市場」出店の日本グリーンパックスによる価格）
製品ＵＲＬ：　http://www.mmm.co.jp/hc/n95mask/n95_1870.html
製品、購入先についてのお問い合わせは　カスタマーコールセンター　　ＴＥＬ　０５７０（０１１）３２１
●スリーエムヘルスケア（株）は、住友スリーエム（株）と米国３Ｍ社の折半出資による会社です。

004年11月25日更新
インフルエンザワクチン接種料金に２倍以上の差　低料金病院に予約相次ぐ
　医療機関によって料金に二倍以上の格差があり、戸惑う県民の姿が目立っている。
健康保険が適用されない「自由診療」であり、料金は二千円から五千円以上と大きく開いていることから、低料金の病院に予防接種の予約が相次ぐ現象も起きている。平均的な料金は四千円前後になるという。
　ワクチンの価格も卸売業者によって異なる。また、医療機関によっては家庭医としてのサービスとして低料金で予防接種を提供しようと努めていることなどから、料金格差が生まれる。
　富山市内のある内科医院は2500円に設定しており、今月上旬から連日30人前後が訪れているという。
同市内の別の内科医院は、料金を三千円としているが、二回接種が必要となる13歳未満の子供と、二回接種希望者には、二回目を千円に割り引いている。
また、ワクチン一本には接種二回分が入っているため、二人同時に接種する人に対して割引料金とする医院もあるという。
　県健康課は「自由診療と定められている以上、各医療機関で違いが出るのは当然。同一料金にする行為は、独占禁止法に抵触する」としている。ttp://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20041125003.htm

横浜・港北区の幼稚園、かぜで施設閉鎖−−市で今冬初　／神奈川
　横浜市は２５日、港北区菊名の高木学園付属幼稚園（山本清美園長）が集団かぜのため施設閉鎖したと発表した。集団かぜによる市内施設の閉鎖は今冬初めて。
付属幼稚園では２４日、在籍２０２人のうち７５人が３８〜３９度の発熱やせきなどインフルエンザのような症状で欠席。園長の判断で２５日と２６日を施設閉鎖にした。
　集団かぜによる施設閉鎖は例年、年明けが多いが、今年は早いという。【渡辺創】毎日2004年11月26日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20041126ddlk14040073000c.html

新型インフルエンザ大流行の恐れ、ＷＨＯ警告
　【バンコク＝川辺徹】世界保健機関（ＷＨＯ）の尾身茂・西太平洋地域事務局長は２６日、バンコクで記者会見し、「（鳥インフルエンザウイルスの変異で出現する可能性が高いとされる）新型インフルエンザが、大流行する可能性が近年になく高い」と警告した。
　尾身氏はその理由として、「処分された家禽は昨年末以来、１億２０００万羽以上と空前の規模」、「ネコやトラなど感染動物の種類も増えている」などと鳥インフルエンザ感染拡大の現状を指摘、人に感染するウイルスへの変異が起きやすい環境になっていると説明した。
　さらに「（新型の流行は）２０―３０年周期」であり、「香港かぜ」（１９６８年）から３０年以上も新型インフルエンザの流行がないことを踏まえ「国際機関や政府が一層、真剣に取り組むことが必要だ」と強調した。
（読売新聞） - 11月26日23時10分ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000114-yom-soci

>>61
WHOとASEANなどが鳥インフルエンザ予防で声明　　

バンコクで開かれた世界保健機関（WHO)と東南アジア諸国連合（ASEAN）、中国、日本、韓国の保健衛生閣僚会議は26日、「鳥インフルエンザ予防治療共同声明」を採択した。
同声明では、各国政府、国際組織、社会団体の間の協力を強化することで、鳥インフルエンザ感染拡大を効果的に抑えることがうたわれた。
中国衛生部の王隴徳副部長は26日の演説で「中国は声明内容に大いに賛成する。鳥インフルエンザ予防治療の分野で他の国の保健衛生部門や国際組織との交流と協力を強化していきたい」と語った。（編集ZX）
「人民網日本語版」2004年11月27日 ttp://www.people.ne.jp/2004/11/27/jp20041127_45529.html

明後日　木曜日
NHK総合　夜７：３０−８：００
再放送　BS１　夜９：３４−１０：００

　クローズアップ現代　国谷裕子

インフルエンザ、鳥フル

インフルエンザは中国からやってくる
中国を焼き払え

>>68 国谷裕子＋科学文化部　虫明英樹記者

新情報無し　ただし現地取材画像付き＆良く取材された記事
「いつ起こるか分からない」という微妙なきわどいニュアンスを極めて正確に伝えている印象

登場者
東大医科研　河岡義裕教授（（最近スペイン風邪の遺伝子変異が２カ所しか無いことを発見。ただし動物実験をレベル３でやったので議論の的））
WHO西太平洋地域事務局　押谷仁（ositani hitoshi)　博士（感染症対策のエキスパート。Dr。取ったんだね）
国立感染症研感染第３部長　田代眞人（（日本のWHO代表））
宮城パンデミックインフルエンザ研究会代表　西村秀一医師（（「スパニッシュ・フルー」翻訳者、CDC留学））
ベトナム　ハノイ郊外　ホアビン村　ホンさん夫婦（１歳の子供がアヒルの鳥フルで死んだ。WHO警告の原因。アヒルは元気に１１日もウィルスを排出する。）
　　
田代部長の調査・・日本はWHO勧告１８０項目中半分しかやっていない。
カナダ　アルバータ州・・408-LINKという感染症ホットライン、２４時間保健婦勤務
日本の患者予想・・患者2500万、死者１７万
米国　・・・入院７３万、外来４２００万、死者２１万

色情アメリカ人を日本から排除し、子沢山野郎を地球から排除する件について・・。
http://sc.msn.co.jp/HI/421Z[DO]SY{@Y!`IR4PB.jpg

Archive Number 20041202.3219
Published Date 02-DEC-2004
Subject PRO/AH/EDR> Avian influenza, human - France (ex Viet Nam): susp.

AFP
鳥インフルエンザ　人間への感染の疑い
フランスのナンシーで入院した６９歳の男性
最近ベトナム旅行から帰国し鳥フル症状を示した
（（ウィルスの検出はまだという意味））

.

>>72
20041203-0040 ( 0004/12/02 ) PRO>Avian influenza, human - France (ex Viet Nam): susp.
フランス - トリインフルエンザ
鳥インフルエンザ、ヒト患者-フランス(ベトナムからの輸入例)：疑い# 情報源：Expatica online, Agence France Presse report、12月2日。
鳥インフルエンザ疑い輸入患者。 69歳男性が、フランス北東部で、鳥インフルエンザ感染疑いで入院していると、保健当局が12月2日に発表した。
当局は、氏名が公表されていないこの男性患者が、最近ベトナム旅行から帰国したとしている。
「我々は、患者がベトナムから帰国し、鳥インフルエンザを示唆する症状を呈していることから、予防対策の原則に沿って対応している。」と、Nancy市の主要病院の医師Bertrand Demangeon氏は語った。
男性患者は集中治療室で隔離されている。過去1年間に、ベトナムでは鳥インフルエンザAウイルス感染により約20名が死亡しており、感染流行は他のアジア6カ国でも発生している。
[Moderator注：患者がベトナムから帰国したことを除き、この患者が鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスに感染しているという直接的な証拠はないようだ。
ベトナムでは過去2カ月間、患者も死亡患者も確認されておらず、これまでの診断確定患者は全例がベトナム人であった。
アジア6カ国での鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス感染流行は、家禽での流行を指している。
ヒト患者はベトナム(患者27名、うち20名死亡)とタイ(患者17名、うち12名死亡)でのみ確認されている。さらなる情報が待たれる。]
( 重要度：C ／ 対象：2 )

アヒルを小屋へ、３時間がかりで捕獲　日吉で鳥インフルエンザ予防

　鳥インフルエンザの予防対策のため３日、京都府日吉町の日吉ダムの湖面にある小屋で観光用に飼われているアヒル１４羽とアイガモ７羽のうち、アヒルを湖岸の別の小屋に移す作業が、水資源機構の同ダム管理所職員らの手で行われた。
　これまで放し飼いにしていて野鳥との接触の恐れがあるため、周りを網で囲った小屋に移すのが狙い。
この日、職員ら７人が、ボート３隻を出し、アヒルを網などで捕獲。アヒルも水中に潜るなどして、懸命の捕獲作戦が続いたが、約３時間がかりで別の小屋に無事、移した。
　新しい小屋は、府民の森ひよし（日吉町天若）の散策の森にある「湖の見える展望台」付近の湖岸。
道伝いに降りて小屋を間近に見学できるが、ダム管理所では「アヒルの保護のための小屋なので、いたずらなどをしないで見守って」と話している。アイガモの捕獲は６日に行う予定。
（京都新聞） - 12月4日11時27分更新

>>72 >>74
南フランス　鳥フル疑い例　違った
Archive Number 20041204.3237
Published Date 04-DEC-2004
Subject PRO/AH/EDR> Avian influenza, human - France (ex Viet Nam) (02): not

９００医療機関で在庫切れ　インフルエンザワクチン
　本格的なインフルエンザ流行シーズンを前に、２０都道府県の少なくとも９１１医療機関で予防接種のワクチンが在庫切れとなっていることが８日、厚生労働省の全国集計で分かった。
　医療機関の買い占めなどが原因で品不足になった昨シーズンの教訓から、厚労省はメーカー各社に計１００万本を出荷せず備蓄しておくよう求めていたが、８日付で一部解禁して不足施設に融通するよう通知した。
　７日時点で都道府県から報告された調査結果によると、埼玉、石川、広島各県内でワクチンが不足気味となっており、少なくとも２０都道府県の９１１施設で既に在庫がなく、新たに接種希望者を受け付けられない状態だった。２万２７００施設余はまだ在庫があるとした。
（共同通信） - 12月8日16時41分更新

都、新興感染症対策会議を発足−−経済活動制限など視野に　／東京

　新型インフルエンザやＳＡＲＳの大規模発生に備え、具体的な行動計画を立案しようと、都は６日、「新興感染症対策会議」を発足させた。都の大半の部局が参加し、まん延防止のために経済活動や移動の自由を制限することも視野に入れた非常事態対策を検討する。
　会議の冒頭、浜渦武生副知事が「最悪の状態を想定した行政と民間を挙げての対策を検討する必要がある。目に見えない敵への危機管理を再点検しないといけない。私たちが取り組むのは人類の危機への戦いである」とあいさつした。
　会議では今後、区市町村や医師会などの専門家を加えたプロジェクトチームを発足させ、「予防・医療対策」と「大規模発生時対策」の専門部会で具体的な対策を検討することを決めた。
　都は従来、ＳＡＲＳ患者発生などを想定した医療体制を整備しており、外国からの帰国者が単発的に発症するケースには指定医療機関での対応が可能となっている。
しかし、鳥類の間で流行中の鳥インフルエンザが仮にヒトに感染するタイプに変異した場合、爆発的な感染拡大が予想されるとして、パニック的な社会不安を防止するための方策を準備することにした。来年２月をめどに第一次中間まとめを公表する方針という。【奥村隆】

１２月７日朝刊　（毎日新聞） - 12月7日16時32分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000004-mailo-l13

日経　１２月１２日（日）３１面　サイエンス　科学技術部　舘野真治　記者
「凶悪インフルエンザ迫る　変異で大流行も　治療薬準備急ぐ」
危険なウィルス、アジアにまん延
田代眞人国立感染研ウィルス第３部長談
・１９９９７年香港（６人死亡）現在の状況は当時よりも明らかに悪化している
・（４４人感染と発表されているベトナムの状況は）実際の感染者は５００人以上に達するのではないか

厚生労働省試算　国内最大死者１６．７万人
WHO予想　死者最大５０００万人、少なくとも２００万〜７００万人

東大医科学研　河岡教授
・現在の鳥のH5N1ウィルスで（スペイン風邪と同じような）同じ事が起きるのを警戒しなければならない
・（タミフル）耐性ウィルスにどの程度の病原性があるか調べ、場合によっては別の治療薬の開発も勧めておく必要がある

インフルエンザは中国からやってくる
中国を核で消毒すればいい

20041215-0010 ( 0004/12/14 ) PRO>Avian influenza - Eastern Asia (144): Hong Kong, conf.
- トリインフルエンザ
鳥インフルエンザ-東アジア(144)：香港、診断確定# 情報源：AP via The Star Online、12月13日。香港で、死亡したサギに関する検査で鳥インフルエンザ陽性。
香港内の中国本土との境界地区で確認された死亡したアオサギ(gray heron)が、鳥インフルエンザ検査で陽性となったが、これは今年香港で3例目の陽性鳥類症例であると、政府当局が12月13日に発表した。
Lok Ma Chau地区で10日前に発見された問題のサギは、今年ベトナムとタイで死亡患者32名を出しているH5N1型鳥インフルエンザウイルスによる感染で死亡したことが確認された。
発見地点から半径5km以内にある養鶏施設20ヵ所すべてが、保健当局の査察を受けたが、鳥インフルエンザ感染症状を呈する個体は確認されなかったと、香港政府は声明の中で明らかにした。
以下、前回陽性が確認された症例の概説、1997年以来香港で発生した鳥インフルエンザ流行による被害など。
( 重要度：Ea ／ 対象：2 )

20041215-0020 ( 0004/12/14 ) PRO>Avian influenza - Eastern Asia (145): Thailand, birds
タイ - トリインフルエンザ
鳥インフルエンザ-東アジア(145)：タイ、鳥類# 情報源：The Bangkok Post、12月14日。 H5N1型インフルエンザウイルスが土着種の鳥類で確認される。
タイの鳥インフルエンザ対策センターの議長であるDr. Charal Trinwutthipongは12月13日に、H5N1型インフルエンザウイルスが、5県で採取されたハトおよびスキハシコウを含む土着種の鳥類6種で検出されたと発表した。

京都の鳥インフルエンザ、５人に感染の疑い

　今年２月に京都府丹波町の浅田農産船井農場（廃業）で発生した鳥インフルエンザをめぐり、大量死した鶏に接触した可能性のある元農場従業員ら５人が、ウイルスに感染した疑いのあることが１７日、分かった。
厚生労働省によると、この５人の血液から、ウイルスに対する抗体が検出されたという。
ただ、抗体のレベルが高くないため、明確に感染したと言えるかどうか、専門家が検討中だという。人への感染が確認されれば、国内では初めてのケースとなる。
　厚労省によると、国立感染症研究所が、同農場で鳥インフルエンザが発生した際に、防疫作業に関係した数十人の血液を調べたところ、５人の血液から鳥インフルエンザウイルスに対する抗体が検出された。
５人は当時、発熱などの症状を訴えたが、重症にはならず回復している。
今のところ、家族間など人から人への感染はないという。
　この５人は、作業の事前に、抗インフルエンザ薬の「リン酸オセルタミビル」（商品名・タミフル）を服用したほか、防護服などを着用していたが、ウイルスがすり抜けた可能性があるという。　厚労省と感染研で、検出された抗体について詳しい検証を進めている。
(12/18 01:18)

ＷＨＯの報告によると
ベトナムで鳥フル感染患者が発見された
１６歳の女性、ホーチミン市（旧サイゴン）
９月以来の人間感染例

ＷＨＯは警告を出した

20041231-0030 ( 2004/12/31 ) PRO/AH/EDR>Subject: Avian influenza, human - Viet Nam (12)

>>86
ベトナムで１６歳少女死亡　鳥インフルエンザ
2005.01.10　　Web posted at: 16:44 JST - CNN/AP

ハノイ――ホーチミン市の病院当局者は１０日、ベトナム南部ドンタップの１６歳少女が高病原性鳥インフルエンザで死亡したと明らかにした。ベトナムでは過去２週間で、３人が鳥インフルエンザで死亡したことが確認された。
ホーチミンの熱帯医学病院のトラン・ティン・ヒエン副院長によると、少女は高熱などの症状を訴えて入院し、２週間後の今月８日に死亡した。少女は、病気感染していた鶏肉を食べた後に発病。検査で「Ｈ５Ｎ１」型ウィルスが検出された。
同病院には、鳥インフルエンザの感染が疑われる別の患者２人も入院している。
ベトナムでは昨年１２月３０日にドンタップ省の６歳男児、今月４日に南部チャビン省の９歳男児が、それぞれ鳥インフルエンザで死亡したと確認されている。

[ldFn]中国雲南省、鳥インフルエンザ対策で防疫区域設置などの緊急対策
[ライブドア・ファイナンシャル・ニュース　8日　東京]　AP通信によると、中国政府は8日、国境を接するベトナムで最近2人の死者が出たことを受けて、中国南部の雲南省で防疫区域設置などの緊急対策に乗り出したことを明らかにした。
　　中国新華社通信の同日付の報道によると、国境から30キロメートルの幅で設けられた防疫区域には各所に検疫所を設け、そこを通過する全ての車と人の検査と消毒が施される。
また、養鶏業者に鳥へのワクチン接種を義務付け、これを怠って鳥インフルエンザの流行を招いた者を厳罰に処すとした。
　　雲南省とベトナムの国境は1200キロメートルにも及び、両国間で物資のやりとりをする市場は100を超える。中国では3月に鳥インフルエンザが確認されると、900万羽の鶏を処分した。その後、7月にも鳥インフルエンザの発生が報じられたが、中国では人への感染例はない。
　　ベトナムでは12月30日に6才の子供、1月4日に9才の子供がそれぞれ鳥インフルエンザで死亡した。これまでにベトナムでは22人、タイでは12人が鳥インフルエンザで死亡している。
世界保健機関によると、インフルエンザ･ウイルスが人から人へと感染するウイルスに変異した場合、世界的に鳥インフルエンザが蔓延する恐れがあるが、これまでの人への感染は全て鳥からのものとされている。　　　（了）城塚愛也記者

ベトナムで鳥インフルエンザの２人死亡・厚労省が注意喚起
　ベトナム南部で高病原性鳥インフルエンザに5人が感染、うち2人が死亡したとの情報を入手したとして、
厚生労働省は7日、旅行者に注意喚起するよう空港などの検疫所に指示した。感染はこの一週間で相次ぎ、残る3人も重体といい、出国者らに「生きた鳥を扱う市場や養鶏場などには不必要に立ち入らないで」などと呼びかける。
　厚労省によると、今回の情報は新型病原体などの専門家向けの情報を集めたホームページに載った。これほど短期間に重症事例が集中するのは異例という。同省はベトナム政府や世界保健機関（ＷＨＯ）への確認を急いでいる。
　空港ではベトナムからの帰国者に対しても、健康に異常があれば検疫所に相談するよう求める。 (23:07)

11日（火）外電
ベトナムでさらに鳥フル疑い例１人

私は完全に混乱したので、まとめるね

１．１２月３０日死亡ドンタップ省の６歳男児
２．１月４日に死亡した南部チャビン省の９歳男児
３．１月８日（土）に死んだ１６歳の少女
４．１月１０日（月）に死んだハウジアン省の１８歳の女性
５． ４．の妹の１５歳の少女・・一応鳥フル。まだ確定ではない

WHO新文書（日付は間違いではない）今日出たばっかり
Avian influenza - fact sheet
15 January 2004

ベトナム政府
さらに２０前後の人間を鳥フル検査中

>>89　ぼけた２００４年だ

ワクチン不足にはこんな裏側があったのか・・
http://com.ofiga.com/KlND.htm

WHO 更新情報 2005年1月13日　
鳥インフルエンザのベトナムにおける状況−更新2

ベトナムの保健省は本日、2004年12月以来4例目の、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルス感染例の発生を確認した。
この患者は、南部のティエンザン省（Tien Giang Province）の18歳の女性である。彼女は1月1日に発症し、5日に入院した。現在も、入院中で重体である。
今年に入り報告されたこの他の3例のH5N1感染例は、それぞれベトナム南部の異なる省に在住していたが、全員死亡した。
今回の症例により、2004年1月以来ベトナムからの報告数は31例となり、そのうち23例が死亡した。

週刊文春　１月２０日号　発売中　ｐ４０−４３
「インフルエンザ注射はしてはいけない。厚労省データのでたらめ」椎名玲、吉中由紀

同一意見の専門家
大阪赤十字病院　山本英彦医師
慶応大医学部講師　近藤誠医師
元国立公衆衛生院疫学部感染症室長　母里啓子氏
日本消費者連盟　古賀真子氏

文献
「神谷データ」厚生科学研究費補助金（平成９〜１１年度）インフルエンザワクチンに関する研究　　主任研究員　神谷齋（三重病院）
「前橋データ」トヨタ財団助成金報告書　１９８７年「インフルエンザ非接種地域におけるインフルエンザ流行状況」前橋市医師会まとめ　

【特に論議を呼びそうな部分】
「（流行を予想している）株とほぼ抗原的に同一でワクチン製造に適している別の株を採用しているのです。しかしほぼ同一と行っても同じではないため、そんなものを作っても何の意味もありません。
日本では増殖性が良くコストのかからない、メーカー側の都合の良いものが作られているのです」（前出母里氏）　

【論議の理由】
１．この文章の前にＩＤＳＣの「選定経過」(>>30 　http://idsc.nih.go.jp/iasr/25/295/kj2951.html)を引用し、「ＷＨＯは福建類似株を推奨しているのに【日本では作りにくいため】ワイオミングを採用」とある。？？？？
２．去年ワクチン適合株が無く、採用をぎりぎりまで延ばしたＷＨＯやＮＩＩＤの苦労は・・
（福建の流行は分かっていたが、最終候補仙台がつぶれた。
３．交差耐性試験はやっていないか、無意味か捏造？？？

>>93
　TBS系列　「噂の東京マガジン」で今週の中吊り大賞受賞

>>93
諸外国での流行もA/H3N2型が主流であり、分離ウイルスの多くはわが国と同様に、A/福建/411/2002類似株であった。このことから、WHOはA/H3N2型のワクチン株としてA/福建/411/2002類似株を推奨した。
ワクチン製造株としては発育鶏卵で分離され、しかも発育鶏卵で増殖性が高いことが条件となるが、A/福建/411/2002株自身はMDCK細胞分離株であり、増殖性も悪いことからワクチン製造には適さない。
そこで、この株と抗原性が類似している発育鶏卵分離株A/ワイオミング/3/2003およびA/熊本/102/2003が検討された。
A/ワイオミング/3/2003株は発育鶏卵での増殖性が高く、数回の継代によっても抗原性の変化は見られず安定していたことから、【わが国および諸外国では】A/ワイオミング/3/2003をA/H3N2型ワクチン製造株に採用した。

http://idsc.nih.go.jp/iasr/25/295/kj2951.html

>>93
米国CDCもワイオミングだよ

For the A/Fujian/411/2002 (H3N2)-like antigen, manufacturers may use the antigenically equivalent A/Wyoming/3/2003 (H3N2) virus

http://www.cdc.gov/flu/professionals/vaccination/2004.htm

WHOもワイオミングやクマモトで良いって

Northern hemisphere: 2004-2005
It is recommended that vaccines to be used in the 2004-2005 northern hemisphere influenza season contain the following:

an A/Fujian/411/2002(H3N2)-like virusa

a
The currently used vaccine virus is A/Wyoming/3/2003. A /Kumamoto/102/2002 is also available as a vaccine virus.

http://www.who.int/csr/disease/influenza/vaccinerecommendations1/en/index1.html

>>93
週刊文春が朝日・週刊金曜日グループに参加するとは思わんかった

>>93
「福建（Fujian）類似（like)株」が「クマモト、ワイオミング、センダイ」

「しかしほぼ同一と行っても同じではないため、そんなものを作っても何の意味もありません」
「ＷＨＯは福建類似株を推奨しているのに日本では作りにくいためワイオミングを採用」
矛盾していない？
類似株では何の意味もないはずだけど？？？

たまたま検索したら出てきた

FAO Recommendations on the Prevention, Control
and Eradication of Highly Pathogenic Avian
Influenza (HPAI) in Asia
(proposed with the support of the OIE)
September 2004
http://www.oie.int/eng/AVIAN_INFLUENZA/FAO%20recommendations%20on%20HPAI.pdf

ベトナムで鳥インフルエンザ感染の女性死亡、2週間で5人目
　［ハノイ　１４日　ロイター］　ベトナムで、鳥インフルエンザにより３５歳の女性が死亡した。この女性の死亡で、過去２週間での鳥インフルエンザによる死者が５人となった。
　同国では昨年１２月から、鳥インフルエンザの発生が続いている。
　国営の「労働」紙が１４日伝えたところでは、チャビン省出身のこの女性はＨ５Ｎ１型ウイルスに感染し、ホーチミン市内の病院に入院していたが、１２日に死亡した。
　医師によると、２週間前に感染したニワトリを食べて高熱と呼吸困難に陥っていた。
　同国南部の養鶏場ではウイルスの感染が拡大しており、保健衛生の専門家らは、確固たる対策が取られなければ、数百万人が死亡する恐れがあると警告している。
（ロイター） - 1月14日17時13分更新

結構各全国紙朝刊に掲載が始まった

ベトナムで鳥インフルエンザ再燃　５人死亡、対策急ぐ
　【バンコク＝岩田智雄】ベトナムで再び鳥インフルエンザが猛威を振るい始めた。先月末から十六日までに新たに六人の感染が確認され、うち五人が死亡。死者からはいずれも死亡率の高いＨ５Ｎ１型ウイルスが検出されており、
昨年終息を宣言した同政府は再び対策に追われている。
　ハノイからの報道によると、ベトナムでは先月三十日に、六歳の男児がＨ５Ｎ１型の鳥インフルエンザ・ウイルスに感染して死亡。今月に入っても感染は拡大を続け、今月十二日に三十五歳の女性が死亡するまでの二週間で、計五人が死亡した。
　ベトナムでの鳥インフルエンザによる死者は、昨年九月初めを最後に途絶えていた。これまでの死者は最初の確認以来計二十五人。当局は昨年三月末にいったん、終息宣言を出したが、その後も散発的に感染例が報告されていた。
　事態を受けてベトナム政府は、家禽（かきん）類への感染が確認されている南部十六県で、先月からニワトリやアヒルなど約十七万羽を処分した。また、ファン・バン・カイ首相は十四日、周辺国から密輸により流入する生きたニワトリと鶏肉を徹底的に阻止し、
正式ルートで輸入される動物や鳥については、厳重な検疫を行うよう関係当局に指示した。
保健省は感染の疑いのある家禽類を売買しないよう呼びかけている。
　ベトナムは来月九日にテト（旧正月＝春節）を迎え、鶏肉の流通量が増加する。東南アジア一円の華僑も春節を控えて、鶏肉などの流通や、帰省や休暇による人の流れが地域レベルで活発化する時期だけに、国外への感染拡大が懸念され始めた。
　インド洋大津波の被害を受けたタイでは、昨年十一月以来新たな患者は確認されておらず、マレーシアでも最近は患者は発生していない。しかし、被災地での疫病対策に手をとられ、
鳥インフルエンザ対策が手薄になれば、今後、周辺国でウイルスが蔓延（まんえん）する恐れもある。
　世界保健機関（ＷＨＯ）では、「感染した家禽類が緊急援助物資に含まれないようにすることが重要だ」と、注意を呼びかけている。
（産経新聞） - 1月17日2時52分更新

さすが産経。国際面（４面）真ん中　４段抜き

20050117-0020 ( 0005/01/15 )　CDC警告　１月１４日

［最近の展開］ 2004年6月下旬以降、家禽での新たな致死的H5N1型株流行がアジア数ヵ国から報告された、すなわちカンボジア、中国、インドネシア、マレーシア（初報告）、タイおよびベトナムである。
韓国と日本では、鳥インフルエンザの再発生はなく、流行はこの2カ国では征圧されたと報告されている。
他国のH5N1型株流行がどの程度の範囲で進行中であるかは不明である。家禽での流行に関するさらなる情報は、国際獣疫事務局(OIE)ウェブサイトを参照されたい。
アジアの家禽でのH5N1型株新規流行には、2004年8月以降のベトナムとタイで新たに散発的に報告されたH5N1型株感染患者発生が続いた。
特記すべき事項としては、2004年9月にタイで限定的なヒト・ヒト感染伝播の可能性が高い弧発症例が発生したことである。 2005年1月14日時点で、ベトナムとタイでは48名の鳥インフルエンザA (H5N1)感染患者が発生しており、うち35名が死亡している。
ヒトでのH5N1型株感染のさらなる情報は、WHOウェブサイトを参照されたい。

［現在の状況評価］アジアでの鳥インフルエンザA (H5N1)型株動物間流行は、短期間では終息しないと思える。鳥類におけるH5N1型株感染は、この地域では土着したようであり、ヒト患者も発生が続くと思われる。
これまでH5N1型ウイルスの継続的なヒト・ヒト感染は同定されておらず、ヒトインフルエンザウイルスと鳥インフルエンザウイルスの遺伝子組み換えの証拠も発見されていない。
しかしながら、アジアでの動物間流行は、重大な公衆衛生上の脅威にあたる。もしこれらH5N1型ウイルスが、ヒトにおいて効率的かつ継続的に感染伝播する能力を獲得した場合、
人類には既存のH5N1型株に対する自然免疫がないため、高い発病率と致死率を持ったインフルエンザ汎流行につながる可能性がある。
加えて、ベトナムとタイでのヒト患者臨床検体から採取したインフルエンザA (H5N1)型株の遺伝子配列解析により、インフルエンザ使用に汎用される抗ウイルス薬アマンタジンとリマンタジンへの耐性が示された。
このことは残り2種の抗ウイルス薬（オセルタミビルとザナミビル）は、
現在循環しているH5N1型株に対してまだ有効であることを示していると思われる。
インフルエンザA (H5N1)型の今回の株に対して有効なワクチンを作製する努力が現在進行中である。ワクチン株(vaccine reference virus strain)は既に作製され、
ヒトでの臨床治験用の治験用ロットおよび大量のH5N1型ワクチンを生産するため、ワクチンメーカーに供給されているが、
こうしたワクチンが大量生産され入手可能になるには、まだ一定の時間を有する。

乳児７３７人にタミフル　「投与控えて」販売元注意

　２００３年１１月から昨年４月までにインフルエンザ治療薬タミフルを投与された１歳未満の赤ちゃんが、
１５６医療機関で７３７人いたことが８日、日本小児科学会の副作用調査（中間報告）で分かった。副作用が疑われる症状の報告は２・７％あったが、重症例はなかった。
　タミフルを輸入販売する中外製薬は昨年１月、海外の動物実験を基に１歳未満に関して安全性への懸念が示唆されたとして、投与を控えるよう注意喚起していた。
ただ、人間の乳児への影響は明確でないため投与を禁止する「禁忌」にはなっておらず、医師の判断で投与することは可能だ。
　調査は、小児科学会が４２病院と１１４診療所を対象に実施。（共同通信） - 1月8日15時50分更新

　ベトナムの鳥インフルエンザ感染地域、21省179村に拡大

　農業農村開発省獣医局によると、2005年初めから1月19日までに鳥インフルエンザ感染地域が21省179村に拡大しているという。鳥インフルエンザが確認された21省は
Lam Dong、Binh Phuoc、Ben Tre、Tien Giang、Long An、Dong Thap、Can Tho、Bac Lieu、Hau Giang、Tra Vinh、An Giang、Ca Mau、Ha Nam、ハノイ、Tay Ninh、Dong Nai、Ninh Thuan、Quang Nam、Binh Duong、Kien Giang、Hai Duongとなっている。
　また感染して死亡するか廃棄処分された家禽の数は35万羽以上で、内訳は▽鶏・9万2,620羽、▽アヒルおよび家鴨・9万6,690羽、▽ウズラ・14万2,350羽となっている。
　ハノイ市Hai Ba Trung区在住のHungさん(42歳)は1月13日にBach Mai病院の臨床医学院に高熱や呼吸困難、肺炎で運ばれ、H5N1型ウイルスが18日に検出された。
Hungさんは感染した家禽の肉を食べていないが、肺炎で死亡した兄を看病していたという。
また18日には、Vinh Phuc省出身でハノイ市内のあるアヒル焼肉店で働くTruongさん(22歳)が高熱でVinh Phuc病院から同医学院に搬送された。
　ホーチミン市熱帯病病院では、既にH5N1型ウイルスへの感染が確認されたTien Giang省在住のTさん(18歳)が1月19日に死亡した。これは2005年初めから今までに6人目の死亡者となっている。
　ホーチミン市Binh Chanh県獣医局は、同県内の家禽飼育場で鶏467羽からH5型ウイルスを検出した。同獣医局はこれらの鶏を始め近くの飼育場で未感染の鶏839羽すべてを廃棄処分した。
(Nguoi Lao Dong/Tuoi Tre/Thanh Nien) http://www.thewatch.com/news/t/0266-121.htm

20050121-0070 ( 0005/01/20 ) 鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(13)：ベトナム# 情報源：AFP、1月20日。ベトナム：
6例目の鳥インフルエンザによる死亡患者確定、累計の死亡患者数は26名となる。ベトナム国内で、18歳女性が鳥インフルエンザ感染により死亡したため、2004年12月以来の同国の死亡患者数は6名となった。
Tien Giang省出身の18歳女性が、6例目のH5N型株による死亡患者となった。この女性患者は、ホーチミン市内の熱帯病病院に入院して13日後の2005年1月19日に、死亡した。
当局では、死亡患者6名全員が南部在住で、家禽との密接な接触があったとしている。
今回の死亡患者により、2003年末以来ベトナム国内でH5N1型鳥インフルエンザ感染が原因となって死亡した患者数は、少なくとも26名となった。一部の疑い患者では検査が実施されなかったため、死亡患者の実数はそれより多いと考えられる。

タイでも、12名が鳥インフルエンザ感染で死亡しているが、タイ当局は2005年1月20日に、今年初のH5N1型鳥インフルエンザ流行を確認したことから、当全国に高度な警戒態勢を宣言した。
畜産局局長Yukol Limlamthong氏は、タイの研究者が、東部のRayong県で闘鶏20羽に鳥インフルエンザウイルスの感染を確認したと明らかにした。
同氏は、「検査によって2005年1月10日に、2軒で飼育されていた闘鶏約20羽が感染していることが確認された。」としている。
2件目の流行は、タイ中央部のPhitsanulok県で確認された。Limlamthong氏は、1月17日に、現地で飼育されていたニワトリ50羽が鳥インフルエンザに罹患していると確認されたと述べた。
鳥インフルエンザ症例が確認された2県は、21日間のサーベイランス期間が設定され、県内外への家禽の持ち込み、持ち出しは一切不可能となっている。
農業省によれば、鳥インフルエンザはベトナム全土の3分の1、すなわち、64地域(省および都市)中22地域で報告され、2005年年初以来、家禽362,000羽以上が処分された。

外電
ベトナムの鳥フル死者は
去年１２月以来合計９人に増えた。
（ただし、重複の可能性アリ。約３０％）

>>108
確認＆訂正
感染確認者　９　死亡７
南部メコンデルタ　７　北部２

>>107
最新情報　２００５年１月１日〜１月１９日合計
２３省（ハノイ特別市を含む）２３２コミューン
５０．４万羽処分

>>110　今日の朝刊に出たので　多分２２日までの集計。

>>105では３５万羽、２１省、１７９村
>>106では３６．２万羽、２２省　　（１９日まで）
>>110では５０．４万羽、２３省、２３２コミューン（２２日？）

ついでに去年は４３２０万羽で、総数２５００万羽の１７％

>>111　ミスプリ　２５０００万羽

ベトナム　人口は７７６９万人、面積３３万平方ｋｍ、鶏２５０００万羽
日本　　　人口は１３０００万人、面積３８万平方ｋｍ、鶏１４０００万羽

★ベトナムでの鳥フル死者　今週だけで５人★
CDCはWHO理事会での緊急討議を要請
高度警戒中・・・中国、タイ、カンボジア

外電　鳥フル　最新情報

死者１０人
（兄弟３人の感染は人間間ではなく、生のアヒルの血を触るか飲むかしたため）
２４省市（中央高原のカクラク省も）、４０４コミューン、５５万７６００羽

去年のベトナムで人間間感染の証拠見つかる
（ごく一部で報道されたが、立ち消えになった女性患者。タイ国境付近）

古い情報ですが・・

ホーチミン市のPasteur研究院は1月13日に死亡したHau Giang省在住のCさん(18歳)からH5N1型ウイルスを検出した。
また、同日Tien Giang省のTien Giang総合病院である患者がインフルエンザウイルス感染の疑いで死亡した。
Pasteur研究院は同病院にこの患者の検査サンプルを採取して送るよう要請した。ウィルスが検出されれば、昨年末のインフルエンザ再発以来5人目の死者となる。

ベトナム農業農村開発省獣医局は、2005年初めから1月13日までに鳥インフルエンザ感染地域が10省74村に拡大していると発表した。
また感染して死亡するか廃棄処分された家禽の数は13万1,000羽以上で、
内訳は▽鶏・3万6,500羽、▽アヒル・4万5,000羽、▽ウズラ・5万羽などとなっている。
(Nguoi Lao Dong / Tuoi Tre)（2005/01/17 09:22更新）

外電最新情報　死亡９人
２５省市、４１２コミューン、６０．４万羽

>>111

>>115では１３．１万羽、１０省、７４村（１３日までの集計）
>>105では３５万羽、２１省、１７９村
>>106では３６．２万羽、２２省　　（１９日まで）
>>110では５０．４万羽、２３省、２３２コミューン（２２日？）
>>114では５５．８万羽、２４省、４０４コミューン
>>116では６０．４万羽、２５省、４１２コミューン（２４まで、２５日発表）

鳥インフルエンザ感染で7人目の死者か？

　1月21日、Dong Thap省Cao Lanh県在住のT.Lさん(35歳)は肺炎や呼吸困難の症状でホーチミン市熱帯病病院に運ばれたが同日死亡した。鳥インフルエンザ感染はまだ確認されていないが、この患者はインフルエンザ感染地域の川で入浴したことがあるという。
Nguyen Tan Dung副首相は1月21日、北部の各省指導部や関連当局と緊急会議を開き鳥インフルエンザ感染防止策について討議した。席上、農業農村開発省のCao Duc Phat大臣は鳥インフルエンザがメコンデルタ地域、南東部、中部地域の沿岸およびHong川デルタに拡がっており、
感染地区の拡大は年初2週間で一日平均10カ所だったが、ここ数日30〜40カ所に急速に拡大していると指摘した。
同省直轄の獣医局によると、2005年初から現在までにH5N1型ウイルスへの感染者は8人で、うち7人が死亡したという。また現在、Bach Mai病院の臨床医学院と中央児童病院で鳥インフルエンザ感染の疑いで治療を受けている患者は7名に上る。
(Nguoi Lao Dong / Thanh Nien)（2005/01/24 10:35更新）

NHKオンライン（（多分　今シーズン初めての鳥フルNHKニュース））
鳥インフルエンザ 感染拡大　

ベトナム保健省によりますと、重い肺炎を発症して、今月２１日死亡したベトナム南部ドンタプ省の３５歳の女性が、人に重い症状を起こすＨ５Ｎ１型の鳥インフルエンザに感染していたことが確認されたということです。
これで、ベトナムでは、先月３０日以降の３週間余りに、鳥インフルエンザへの感染で、９人が死亡したことになり、鳥インフルエンザが猛威をふるった去年３月までの時期を上回る勢いで感染が拡大しています。
農業省によりますと、ベトナムでは先月末以降、南部を中心に２３の省と特別市で、計５０万羽の鶏とあひるを処分しましたが、鳥インフルエンザの感染は、依然収まる気配を見せていないということです。
01/25　07:31 http://www3.nhk.or.jp/news/2005/01/25/d20050125000031.html

>>111 >>116

>>115では１３．１万羽、１０省、７４村（１３日までの集計）
>>105では３５万羽、２１省、１７９村
>>106では３６．２万羽、２２省　　（１９日まで）
>>110では５０．４万羽、２３省、２３２コミューン（２２日？）
>>114では５５．８万羽、２４省、４０４コミューン
>>116では６０．４万羽、２５省、４１２コミューン（２４まで、２５日発表）
>>119では６１．３万羽、２６省、２６３コミューン（４５４area)(２６日発表）

社会ニュース - 1月25日(火)20時27分

宮崎が全国初の対策指針　新型インフルエンザで

　宮崎県は２５日までに、世界保健機関（ＷＨＯ）が流行の注意を呼びかけている新型インフルエンザへの対応をまとめた指針を、全国で初めて策定した。
感染拡大を最小限にするため、公共機関の利用を一部制限することも検討するとしている。東京都も策定作業を進めている。
　指針は、感染動向調査や医療体制を、８段階の危機管理レベルごとに規定。県内で最初の患者が出た時点で知事を長とする対策本部を設置し、患者隔離や公共機関の制限を判断する。
　人口約１１６万人の同県で新型インフルエンザが大流行すると最悪の場合、死者１６００人を含む約２２万人の患者が出ると予想。
患者が殺到した際は医療機関に治療計画を見直し、重症患者を優先的に入院させることを求める。また抗インフルエンザ薬の備蓄方法を検討する。
（共同通信） - 1月25日20時27分更新

インフルエンザ出足遅め　暖冬、多湿、免疫あった？

　例年なら１２月末には始まることが多いインフルエンザの流行が、今年はまだ始まっていない。１月中旬まで流行が始まらなかったのは、過去１０年で今年が２度目だ。
専門家は暖冬や湿度の高さなどが関係しているのではないかと考えているが、今後の予測は難しく、油断は禁物だ。
流行が兆せば、うがいや手洗いなどの感染予防が重要になる。
　国立感染症研究所の５０００医療機関定点調査で、今年１月第２週（９〜１５日）の１機関当たりインフルエンザ患者数は０．７人。
感染研は１．０人を「流行の始まり」とみて注意を呼びかけており、今年はまだ流行が始まっていないことになる。地域的にも、宮城県と岐阜県の一部保健所管内で１２月に一時的に患者発生が目立っただけだ。
　過去１０年で流行開始が最も遅かったのは００〜０１年のシーズンで、１月末だった。この年の流行のピークは例年より１カ月遅い２月下旬で、流行の規模も小さかった。

今年の流行開始が遅いことについて、感染研感染症情報センターの安井良則主任研究官は「寒く乾燥した日が少なかったことが影響しているのではないか」という。
気象庁によると、昨年１２月の気温は北海道を除く全国で平年を上回り、降水量も平年のほぼ倍。高温多湿を嫌うインフルエンザウイルスにとっては、不都合な天気が続いた。
　今年流行が予測されるＡ香港型に対して、多くの人がすでに免疫を持っているから、との見方もある。
　インフルエンザウイルスにはＡ香港型、Ａソ連型、Ｂ型と３種類ある。流行が早く始まる年はＡ香港型のことが多い。
感染研がこの冬を前に一般の人の血液を調べたところ、最も高い１０〜１４歳では７割弱にＡ香港型の抗体が見つかった。昨年の流行がほぼすべてＡ香港型だったためらしい。
　さらに、今年は過去最高に匹敵する２０００万本以上のワクチンが出荷されており、その効果の可能性も考えられる。
　ただ、今後に関しては予断を許さない。過去１０年は、定点当たり患者数が０．７人を超えた翌週には必ず１．０人を超え流行が始まっている。
　流行開始が遅い年は、Ｂ型の割合が大きい傾向がある。Ｂ型は感染力、病原性とも比較的弱く、爆発的な流行にはなりにくいが、免疫を持っている人は最も多い１５〜１９歳でも３割程度で、流行の素地はある。
　流行が兆せば、マスクや手洗い、うがいが大事だ。感染研は「手洗いはノロウイルスなど感染性胃腸炎の予防にもなる。徹底を」といっている。 (01/26 18:56) asahi

ＷＨＯ事務総局　２００５年１月３０日

インフルエンザの世界的大流行への傾向と対策（ＰＤＦ６ページ）

Influenza pandemic preparedness and response



B115/44
115th Session
Agenda item 4.17
20 January 2005
Influenza pandemic preparedness and response


Report by the Secretariat

http://www.who.int/gb/ebwha/pdf_files/EB115/B115_44-en.pdf

今年になってからの合計
>>115では１３．１万羽、１０省、７４村（１３日までの集計）
>>105では３５万羽、２１省、１７９村
>>106では３６．２万羽、２２省　　（１９日まで）
>>110では５０．４万羽、２３省、２３２コミューン（２２日？）
>>114では５５．８万羽、２４省、４０４コミューン
>>116では６０．４万羽、２５省、４１２コミューン（２４まで、２５日発表）
>>119では６１．３万羽、２６省、２６３コミューン（４５４area)(２６日発表）
>>124では７０．２６万羽、２５省、２７４コミューン（２７日発表）

>>124
274 communes in 25 provinces and cities, including 21 southern provinces. A total of 200,000 chickens, 210,600 ducks and geese,
and 292,000 quails have been culled.

>>124>>115では１３．１万羽、１０省、７４村（１３日までの集計）
>>105では３５万羽、２１省、１７９村
>>106では３６．２万羽、２２省　　（１９日まで）
>>110では５０．４万羽、２３省、２３２コミューン（２２日？）
>>114では５５．８万羽、２４省、４０４コミューン
>>116では６０．４万羽、２５省、４１２コミューン（２４まで、２５日発表）
>>119では６１．３万羽、２６省、２６３コミューン（４５４area)(２６日発表）
>>124では７０．２６万羽、２５省、２７４コミューン（２７日発表）
>>125では８１．２万羽、２７省（２８日発表）

Since January, bird flu has stricken 27 cities andprovinces nationwide, killing and leading to the forced
culling of more than 812,000 fowls

ＡＰＥＣ、鳥インフルエンザでシンポ開催へ
　【シンガポール＝宮内禎一】アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）参加国・地域は27日、シンガポールで開いた運営委員会で、7月に米サンフランシスコで鳥インフルエンザに関するシンポジウムを開くことを決めた。
「鳥インフルエンザ発生への対応と人類の健康に対する緊急事態への備え」と題して米国が主催、香港と台湾が協賛する。
メンバー国・地域や国際機関の政策担当者、保健や農業の専門家らが鳥インフルエンザの影響や課題を討議し、必要な対応策を打ち出す。nikkei

WHO 更新情報
　　鳥インフルエンザのベトナムにおける状況−更新６ 　2005年1月27日　WHO（原文）

ベトナム健康省は今日、検査確認されたH5N1亜型鳥インフルエンザのヒト感染症例をさらに2症例報告した。
最初の新規報告症例は南部のドンタップ省（Dong Thap Province）在住の35歳女性である。この人は1月14日に発症し、20日に入院し、その翌日に死亡した。
第２の新規報告症例は南部のバクリュー省（Bac Lieu Province）在住の17歳の男性である。この人は1月10日に入院し、1月14日に死亡した。
これらの追加症例を加えて、2004年12月中旬以来ベトナムでの症例は計10例になる。そのうち9例が死亡している。

ベトナム北部における最近の家族内集積例

以前に公表された通り、ベトナム北部の家族内集積例が詳細な調査の対象となっている。この集積例には3人の兄弟が含まれている。ベトナム当局はそのうち2人がA型インフルエンザH５の感染であることを明らかにした
：46歳の男性とその人の42歳の弟である。兄は12月26日に発症し、1月9日に死亡した。
弟は呼吸器症状で1月12日に入院し、今は完治している。弟は兄の重症期に、兄に対して病床でケアを行なったことが知られている。
この兄弟の感染源は特定されておらず、調査が続けられている。36歳になる末の弟は観察のみの目的で入院したが、症状を呈さず、その健康状態は良好である。調査の一環として行なわれた検査の結果はまだ出ていない。
確定した２症例の臨床検体は更に詳細に調べるためにWHO協力センターに送られている。
医療従事者、その他の家族の人々、2人の兄弟がそれぞれ住んでいた地域の住民の中でさらなる症例を探すサーベイランスが行なわれたが、現在のところ更に症例がいる形跡は発見されていない。
限定的なヒトーヒト感染が起こったとしても、現段階での全ての証拠が示唆することは、感染伝播のつながりが一人の感染者で断ち切られたことである。

>>115では１３．１万羽、１０省、７４村（１３日までの集計）
>>105では３５万羽、２１省、１７９村
>>106では３６．２万羽、２２省　　（１９日まで）
>>110では５０．４万羽、２３省、２３２コミューン（２２日？）
>>114では５５．８万羽、２４省、４０４コミューン
>>116では６０．４万羽、２５省、４１２コミューン（２４まで、２５日発表）
>>119では６１．３万羽、２６省、２６３コミューン（４５４area)(２６日発表）
>>124では７０．２６万羽、２５省、２７４コミューン（２７日発表）
>>125では８１．２万羽、２７省（２８日発表）
>>129では８２．８万羽、２８省（内６省は北部）（２９日発表）
Since January 2005, bird flu has stricken 28 cities and provinces in Vietnam, including six in the northern region, killing and leading to the forced culling of over
828,000 fowls

去年の１２月からの再発以来死者１１人（疑い例　なお数人）
カンボジアでも死者（ベトナム国境地帯）

>>129 ３０４コミューン、１０９地区、２８省　
Since the beginning of this year, bird flu has broken out in
579 spots in 304 communes of 109 districts in 28 provinces and cities across the country,
with a total of 213,486 chickens, 253,549 ducks and geese, and 361,570 quails having been culled.(合計８２万８６７５羽）

鳥インフルエンザで１４歳少女が死亡　ベトナム (外電では１３歳）

　ベトナム南部ホーチミン市の病院関係者は２９日、入院中の１４歳の少女が２８日にＨ５Ｎ１型の高病原性鳥インフルエンザで死亡したことを明らかにした。
同国の鳥インフルエンザの死者は昨年１２月からわずか２カ月間で１１人となった。
　少女は南部ドンタップ省の出身で、少女の母親（３５）も今月２２日に鳥インフルエンザで死亡、少女も同様の症状を訴えて入院していた。
　ＡＰ通信によると、ベトナムではさらに３人の患者が確認されており、南部ロンアン省出身でホーチミン市の病院に収容されている１０歳の少女は重体
。ハノイの病院にも６６歳と３０歳の男性が入院しているが、容体は安定しているという。（共同）(01/29 15:21)sankeiweb

ＷＨＯ「Ｈ５Ｎ１型は変異」・人への感染力は未確認
　【ダボス（スイス東部）27日共同】世界経済フォーラムの「ダボス会議」に出席している世界保健機関（ＷＨＯ）の李鍾郁事務局長は26日、
タイとベトナムで高病原性鳥インフルエンザのＨ５Ｎ１型ウイルスが人から人へ感染した可能性が高い症例が出ていることについて、同ウイルスが「変異していることは明らかだ」と述べた。
　しかし李事務局長は「問題は変異の程度」と指摘、同ウイルスが人から人への感染能力を獲得するような「大きな変異を遂げた証拠はまだない」との見解を示した。
　タイの症例について事務局長は、人から人への感染の「可能性がある例」として、ＷＨＯとして「調査を進め、明白な結論を出さなければならない」と述べた。
　タイの症例は昨年９月に発生。鳥インフルエンザが原因とみられる肺炎で相次いで死亡した母親と娘の間で、ウイルス感染の可能性があるとの分析結果を、タイ保健省と米疾病対策センターが米医学誌に報告した。 (09:59) nikkei

越で３０人目の死者　鳥インフルエンザ
　【ハノイ２８日共同】ベトナム保健省当局者は２８日、北部フート省の３０歳の男性が２７日、Ｈ５Ｎ１型の高病原性鳥インフルエンザで死亡したことを明らかにした。
ベトナムでの鳥インフルエンザによる死者は昨年初めから３０人目。ベトナムでは昨年１２月半ばから鳥インフルエンザが再発している。
　男性は年末にせきなどの症状が出て今月２２日にハノイの病院に入院した。家禽（かきん）の販売業をしていたという。
　保健省当局者によると、２８日までに新たに北部で３人からＨ５Ｎ１型ウイルスが検出された。全員、回復に向かっているという。（共同通信） - 1月28日19時42分更新

>>120
インフルエンザ：新型に備え、県が対応指針　県内発生は患者隔離　／宮崎
　◇危機管理レベルを８区分
　人間に免疫力のない新型インフルエンザの大規模発生に備え、県は独自の対応指針を策定した。最悪の場合、県内の死者は１６００人に達すると予測。
危機管理レベルを０〜７の８段階に分け、患者の隔離や、集会など人が集まる場への参加自粛要請など、非常事態対策も想定している。【中尾祐児】
　指針では、レベル１〜３＝鳥インフルエンザ発生▽同４、５＝海外、県外で新型インフルエンザ発生――と区分。レベル４で対策会議を設置して感染拡大防止策を協議、発生地域へ渡航する県民に注意喚起する。
　更に県内で患者が発生したレベル６では、患者を七つの指定医療機関に隔離。県内で３０人以上集団発生した最高位のレベル７では、交通機関など公共機関の利用制限も検討する。この他、平常時の抗インフルエンザ薬の備蓄も検討している。
　県の試算では、県民（約１１６万人）の２５％が集団感染した場合、医療機関を訪れる患者数は最大、外来約２２万３８００人▽入院約５１００人▽死者約１６００人――に上る。
　新型インフルエンザは、鳥と人のインフルエンザが人などに同時感染して遺伝子が組み換わったり、鳥インフルエンザが人の体内で変異して発生する恐れがある。
１９１８年から世界的に流行した「スペイン風邪」など過去の新型インフルエンザは鳥インフルエンザに由来しているとされる。
　厚労省の専門家会合は昨年８月、国内で流行すると全人口の約２５％が感染し、約７万〜１７万人が死亡する可能性があるとの報告書をまとめた。
１月２７日朝刊（毎日新聞） - 1月27日17時35分更新

少し古い情報
ベトナムの鳥インフルエンザ感染地域が拡大

　ベトナム農業農村開発省直轄の獣医局によると、2005年初から1月23日までにベトナム国内の鳥インフルエンザ感染地域は25省245村に拡大しているという。また感染して死亡するか廃棄処分された家禽は55万7,600羽超で、
内訳は▽鶏・16万5,500羽、▽アヒル・16万4,560羽、▽ウズラ・22万7,540羽などとなっている。
　ホーチミン市人民委員会は、家禽飼育業者への廃棄処分補助金と各感染地区で活動する感染防止作業員に対する援助金リストを公布した。それによると鶏やアヒル1羽あたりの補助金は、
▽出荷できる状態にあるもの・1万5,000ドン、▽生後4週間以上・1万ドン、▽生後1週間以上・5,000ドン、▽生後1週間未満・3,000ドンとなっている。
また成育状態に関係なく▽ウズラ・1,000ドン、▽国内産ハト・5,000ドン、外国産ハト・1万5,000ドンが1羽あたり補助され、卵1個あたりでは▽鶏・アヒル・300ドン、▽ウズラ・30ドンの補助金が支給される。
　各感染地区で処理にあたる作業員への援助金は平日1日あたり5万ドン(約3.3ドル)で休・祭日は10万ドン(約6.6ドル)となっている。
　ハノイ市保健局と市保健予防センターは1月23日、関連当局の協力の下、家禽肉の販売状況に関して市内のスーパーマーケットや市場を調査した。
Intimexスーパー、Metro Thang Longスーパー、Hang Be市場などでは検査済みの家禽肉が販売されており、検査は毎日行われている。
Metro Thang Longスーパーは国内産の鶏肉販売を既に停止し、アメリカおよびブラジル産の鶏肉のみを販売している。
(Nguoi Lao Dong/Phap Luat/Tuoi Tre) ベトナムニュース The Watch （定期購読）
ttp://www.thewatch.com/news/t/0270-128.htm

去年の鳥フル人間間感染の詳細情報

New England Journal of Medicine

Published at www.nejm.org January 24, 2005 (10.1056/NEJMoa044021)

Probable Person-to-Person Transmission of Avian Influenza A (H5N1)

>115では１３．１万羽、１０省、７４村（１３日までの集計）
>105では３５万羽、２１省、１７９村
>>106では３６．２万羽、２２省　　（１９日まで）
>>110では５０．４万羽、２３省、２３２コミューン（２２日？）
>>114では５５．８万羽、２４省、４０４コミューン
>>116では６０．４万羽、２５省、４１２コミューン（２４まで、２５日発表）
>>119では６１．３万羽、２６省、２６３コミューン（４５４area)(２６日発表）
>>124では７０．２６万羽、２５省、２７４コミューン（２７日発表）
>>125では８１．２万羽、２７省（２８日発表）
>>129では８２．８万羽、２８省、３０４コミューン、１０９地区、５７９カ所（２９日発表。２７日現在） （北部は６省）
>>137では９０．７万羽、３０省、？コミューン、１１６地区（郡）（２８日まで）
From Jan.1-28, bird flu outbreaks occurred in 116 districts of 30 cities and provinces nationwide.
A total of 225,690 chickens, 289.590 ducks and geese, and 381,850 quails were culled.

>>136
20050125-0050 ( 0005/01/24 ) 鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(18)：タイ# 情報源：NEJM online、1月24日。鳥インフルエンザA (H5N1)型ウイルスのヒト・ヒト感染伝播の可能性。
[Moderator注：以下は、本日New England Journal of Medicine誌に発表されたKumnuan Ungchusakら他15名による論文の抄録である。]
背景： 2004年中に、高病原性鳥インフルエンザA (H5N1)ウイルスにより、アジア8カ国で家禽での流行が発生し、少なくとも44名が感染し、32名が死亡した。
感染者の大部分が家禽と密接な接触があった。効率的なヒト・ヒト感染伝播の証拠は報告されていない。
当研究チームは、タイで家族内に患者が集団発生したヒト・ヒト感染伝播の可能性がある事例を調査した。方法：家族内発生した患者3名各々について、個々の事情や家禽や他の患者への曝露の時期を再調査した。
フィールドチームは、生存した患者を隔離・治療し、鳥インフルエンザ感染の能動的サーベイランスと曝露を受けた接触者での予防内服を実施し、症例が発生した村の周囲で飼育されていた家禽の処分を行った。
家族からの検体は、ウイルス培養、血清学検査(microneutralization法)、免疫組織アッセイ法、RT-PCR法および遺伝子核酸配列解析により、検討された。

結果：初発患者は、飼育していた瀕死のニワトリに最後に曝露して3〜4日後に発病した。
母親は、患者の介護のため遠方の都市から来所し、家禽への曝露は確認されておらず、感染防御対策なしで16〜18時間介護した後、肺炎で死亡した。
おばも感染防御対策なしで介護を行った。おばは、母親が最初に発熱してから5日後に発熱した。
母親の剖検検体とおばの鼻腔・咽頭拭い検体が、RT-PCR法によりインフルエンザA (H5N1)型株に対して陽性となった。
それ以外の感染伝播の連鎖は確認されなかった。ウイルス遺伝子の核酸配列解析では、同ウイルスのヘムアグルチニンの受容体結合部にも、他の重要な分子にも変異は確認されなかった。
検出された8つのウイルス遺伝子断片の核酸配列は、他のタイで鳥類検体から最近分離されたH5N1型ウイルス株との相同性が高かった。

結論：母親とおばの感染・発病は、重症の初発患者に感染防御対策なしで曝露した際生じた鳥インフルエンザA (H5N1)型株のヒト・ヒト感染伝播の結果であった可能性が高い。

( 重要度：Er ／ 対象：2 )

>>173訂正・追加
>115では１３．１万羽、１０省、７４村（１２日までの集計）
？？では２５．４万羽（１７日）
？？では２９．６万羽（１９日）
>105では３５万羽、２１省、１７９村
>>106では３６．２万羽、２２省　　（１９日まで）
>>110では５０．４万羽、２３省、２３２コミューン（２２日）
>>114では５５．７６万羽、２４省、４０４コミューン（２３日）
>>116では６０．４万羽、２５省、４１２コミューン（２４まで、２５日発表）
>>119では６１．３万羽、２６省、２６３コミューン（４５４area)(２６日発表）
>>124では７０．２６万羽、２５省、２７４コミューン（２７日発表）
>>125では８１．２万羽、２７省（２８日発表）
>>129では８２．８６０５万羽、２８省、３０４コミューン、１０９地区、５７９カ所（２８日） （北部は６省）
>>137では８９．７１３０万羽、３０省、？コミューン、１１６地区（郡）（２８日まで）
From Jan.1-28, bird flu outbreaks occurred in 116 districts of 30 cities and provinces nationwide.
A total of 225,690 chickens, 289.590 ducks and geese, and 381,850 quails were culled.

The numbers listed above reveal the continuing spread of H5N1 in poultry, The number killed or culled this month was 130,000 on Jan 12.
It jumped to 254,000 on Jan 17, 296,000 on Jan 19, 504,000 on Jan 22, 557,600 on Jan 23, and 828,605 on Jan 27. Yesterady, Jan 28 the number culled this month was up to 897,130.

外電総合

カンボジアの２５歳女性、鳥フルで死亡
今回（去年の１２月以来）初めてのベトナム国外の死者
ベトナムのパスツール研究所の医師が確認
カンボジア政府にはまだ通知なし

外電
ベトナム
３１省（正確にはハノイ特別市を含む）
死者１２人

20050201-0010 ( 0005/01/31 ) PRO>Avian influenza, human - East Asia (24): Viet Nam ex Cambodia
鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(24)
カンボジアからの鳥インフルエンザ感染疑い患者の死：
ベトナムの医師らは、2005年2月1日に判明する予定の、1月28日に高熱で入院し1月30日に死亡した25歳カンボジア人女性の検査結果を待っている。
患者の両側肺はひどく傷害されていた。このカンボジア人患者を診察した医師Nguyen Van Hung氏は、
「患者の兄弟も、医療機関に急送される前に、呼吸不全で死亡したため、この患者は懸念される。」と、患者の親族から得た情報を明らかにした。
もしこの患者の診断が確定すれば、この女性は、カンボジアで初のH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染死亡患者となる。
カンボジアでは、家禽での鳥インフルエンザ流行は前回、2004年9月に検知されたが、死亡患者は1名も報告されていない。
Hung氏は、「カンボジア保健当局に警告できるよう、検査結果が迅速に明らかにされるよう希望している。
カンボジアの住民は頻回に(ベトナムの) Ha Tien町を訪れている。」と加えた。ベトナムの町Ha Tienは、南部Kien Giang省にあり、カンボジアとの国境に位置する。

インフルエンザワクチン、製造・返品量とも過去最多に
　今冬のインフルエンザ対策で、過去最多となる２０００万本（大人４０００万人分）のワクチンが製造されたが、予想ほど需要がなく、過去最多の返品量になる見通しであることが、厚生労働省の調査で明らかになった。
　同省によると、医療機関からの返品は例年より１、２週間早い１月初旬から始まり、すでに３１万本にのぼる。
　返品が過去最も多かったのは、２００２年度の２６０万本。その当時でも１月末日の返品は５万６０００本で、今冬は約６倍のペースだ。
　さらに、先月２８日現在で、約２６０万本が出荷されず販売会社などに眠っている。ワクチン接種のピークは例年１２月で、年明けからは需要が激減するため、「この在庫がはける見通しは薄い」とメーカーは見ている。
　昨冬は一時、ワクチンが不足したため、厚労省検討会は昨年６月、今冬の必要量を、前年から６００万本上乗せし、２０００万本とした。
鳥インフルエンザが再発すれば需要が高まると見込んだためで、これを受けて国内メーカーもほぼ同数を製造した。
　返品されたワクチンは次の冬には使えないため、処分される。国立感染症研究所によると、今冬はインフルエンザの流行が遅れ、先月中旬の段階でも流行がなかった。
（読売新聞） - 2月3日3時19分更新

現在
ベトナム
３３省
１２０万羽

読売新聞　特集　「基礎からわかる　新型インフルエンザ　　高まる危機 」

　人類が抵抗力を持たない新型インフルエンザ出現の危機が高まっている。鳥インフルエンザがアジアで不気味に流行しているためだ。中には鳥から人に感染したり、人から人に感染したと疑われる例まで出ている。 (2005/1/27)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/feature/infl/

Oh, No

鳥インフルエンザ被害拡大、国連に支援要請、ベトナム
2005.02.03 Web posted at: 16:40 JST - CNN/REUTERS/AP
ハノイ──ベトナムのカオ・ドゥック・ファット農業相は２日、昨年末から計１３人の死者が出た鳥インフルエンザの被害を食い止めるため、世界保健機関（ＷＨＯ）と国連食糧農業機関（ＦＡＯ）に対し、支援を要請する書簡を送付した。
専門家を派遣してもらい、これ以上の被害を出さないため、緊急に対応策を練りたいとしている。農業省当局者が３日、明らかにした。
ベトナムでは昨年１２月３０日から、鳥インフルエンザで計１３人が死亡した。このうち１人は、２５歳のカンボジア人女性で、１月２１日に高熱などの症状が出て、国境に近いベトナム南部の病院に２７日に入院、３０日に死亡した。
ホーチミン市のパスツール研究所が調査した結果、１日に感染が確認され、カンボジアで初の死者となった。
ホーチミン市は、感染拡大を防ぐため、鳥インフルエンザ・ウイルスを媒介する恐れのある食用アヒルなど２０万羽を、６日まで処分すると発表。市内ではまだ感染者がでていないものの、
感染者が多発している南部メコンデルタ地域に近いことから、処分を決めた。
また、欧州連合（ＥＵ）の駐ベトナム欧州委員会代表部は１日、検査機器や患者用備品購入費用として、７８万２０００ドル（約８１００万円）の支援を表明している。
ＷＨＯのまとめによると、昨年１月からの感染者数は、ベトナムとタイ、カンボジアで計５５人に達した。このうち、ベトナム２９人、タイ１２人、カンボジア１人の、計４２人が死亡した。

毎日新聞　鳥インフルエンザ特集
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/tori/
（結構フォローしている）
鳥インフルエンザ：
カンボジア女性死亡
　【ハノイ共同】ベトナム保健省当局者は１日、カンボジア・カンポート州出身の２５歳の女性が、Ｈ５Ｎ１型の高病原性鳥インフルエンザにより、ベトナム南部キエンザン省の病院で死亡したことを明らかにした。
　ベトナムで鳥インフルエンザが再発した昨年１２月半ば以来、カンボジア人が鳥インフルエンザで死亡したのは初めて。
毎日新聞　2005年2月2日　東京朝刊

・・毎日新聞速報から
1月11日 発生から１年　官民一体で生産立て直し 20:05
1月10日 ベトナムで１６歳少女死亡 20:54
ベトナムで１６歳少女死亡　今年３人目 14:47
1月7日 ベトナムで１週間に５人感染、２人死亡 20:27
12月24日 対馬と見島の渡り鳥を調査 21:28
・・毎日新聞紙面から 一覧
2月2日 カンボジア女性死亡
1月18日 事前対策に５００万円−−来年度県予算　／愛知
1月12日 山口での発生から１年　官民一体で立て直し−−経営支援制度など
1月11日 ベトナムで１６歳少女死亡
1月8日 ５人の感染を確認−−ベトナム

タイの２００４年の鳥フル人間感染例の分析
６１０例を検査し、１２確定例と２１疑い例を確認
CDC　Research
Human Disease from Influenza A (H5N1), Thailand, 2004
http://www.cdc.gov/ncidod/EID/vol11no02/pdfs/04-1061.pdf
http://www.cdc.gov/ncidod/EID/vol11no02/04-1061.htm

20050207-0020 ( 0005/02/05 ) PRO>Avian influenza - USA (DE, MD, VA): Industry privacy issues
米国 - トリインフルエンザ
鳥インフルエンザ-米国(デラウェア州、メリーランド州、バージニア州)：生産者の情報開示問題# 情報源：Delmarva Now.com。
養鶏業界は、鳥インフルエンザ流行の詳細情報を公表しないよう請願。
2004年にDelmarva地域[デラウェア州、メリーランド州、バージニア州の東海岸3州]で発生し経済的に大きな被害をもたらした鳥インフルエンザ流行を受けて、養鶏業界は2月4日議会に対し、感染した養鶏場の名前を非公開とする法律制定を要請した。
同業界では、海外の輸入者によるパニック的な輸入制限を避けるためとしている。しかし、情報の非公開は、非政府関係者による感染症拡大監視能力をも制限し、その結果としてヒトを危険にさらすことにつながりかねない。
（以下、業界関係者の議会への働きかけの内容とコメント、2004年同地域で発生したH7N2型鳥インフルエンザ流行の疫学とその経済的なインパクト、過去の鳥インフルエンザ流行でヒト感染患者が発生した事例などの記載。）
[Moderatorにより、この法案が公衆衛生当局の努力に逆行し、情報公開の透明性や公正性を損なう悪法であることの指摘。]
( 重要度：Ea ／ 対象：2 )
・注・既に州議会に「報告を怠った業者の罰」「業者名を公表しない」法案が上程中。

スレ違いですが・・

英国政府（DEFRA）発表（数時間前）
1990に狂牛病の山羊がいた

地図で見るインフルエンザの流行状況。日本だけだけど。
http://vvv.atspace.com/upB1.htm

○2005/2006北半球冬シーズンのインフルエンザワクチン株 （２月１０日 WHO）
（１） A/ニューカレドニア/20/99(H1N1)-類似ウィルス
（具体的な候補は選定中）
（２） A/カリフォルニア/7/2004(H3N2)-類似ウィルス
（３） B/上海/361/2002-類似ウィルス
（現存するのは　B/上海/361/2002, B/江蘇/10/2003 、 B/吉林/20/2003 ）
http://www.who.int/mediacentre/news/notes/2005/np05/en/index.html

>>18 ：04/11/02 22:24:12
○2004/2005冬シーズンのインフルエンザワクチン株
　　A/New Caledonia（ニューカレドニア）/20/99（H1N1）
　　A/Wyoming（ワイオミング）/3/2003（H3N2）
　　B/Shanghai（上海）/361/2002

○2002/2003/2004冬シーズンのインフルエンザワクチン株
　　A/New Caledonia（ニューカレドニア）/20/99（H1N1）
　　A/Panama（パナマ）/2007/99（H3N2）
　　B/Shandong（山東）/7/97（Victoria系統株）
ttp://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs002.html

>>153　ミスプリ訂正

○2005/2006北半球冬シーズンのインフルエンザワクチン株 （２月１０日）
（１)A/ニューカレドニア/20/99(H1N1）[大分類では「A香港」]-類似ウィルス
((２００２年からずっと一緒))
（２）A/カリフォルニア/7/2004(H3N2）[大分類では「Aソ連」]-類似ウィルス
　　　　　　（具体的な候補は選定中）
（３）[B]B/上海/361/2002-類似ウィルス
（現存するのは　B/上海/361/2002, B/江蘇/10/2003 、 B/吉林/20/2003 ）
http://www.who.int/mediacentre/news/notes/2005/np05/en/index.html

>>18 ：04/11/02 22:24:12
○2004/2005冬シーズンのインフルエンザワクチン株
　　A/New Caledonia（ニューカレドニア）/20/99（H1N1）
　　A/Wyoming（ワイオミング）/3/2003（H3N2）
　　B/Shanghai（上海）/361/2002

○2002/2003/2004冬シーズンのインフルエンザワクチン株
　　A/New Caledonia（ニューカレドニア）/20/99（H1N1）
　　A/Panama（パナマ）/2007/99（H3N2）
　　B/Shandong（山東）/7/97（Victoria系統株）
ttp://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs002.html

>>93-98

BRIEF REPORT NEJM Feb.17
下痢および昏睡を呈する
致死的な鳥インフルエンザ
Fatal Avian Influenza Manifested
as Diarrhea and Coma
ベトナム南部で，4 歳の男児が重度の下痢を起し，その後てんかん発作，昏睡を呈し，死亡した．
その 2 週間前に，男児の 9 歳の姉が同様の症候群で死亡していた．姉弟とも，臨床診断では急性脳炎とされた．ともに受診時に呼吸器症状はなかった．
鳥インフルエンザ A（H5N1）の診断は，男児の脳脊髄液，糞便，咽頭，血清の検体からウイルスが分離されたことで確定した．
この 2 症例は，H5N1 型インフルエンザがこれまでに考えられていたよりも拡大していることを示唆しており，公衆衛生に重大な影響を及ぼす可能性がある．


686 ページ

「インフルエンザ患者急増、全国７万7000人」

全国のインフルエンザ患者数は６日までの１週間で約７万７０００人に達し、
２週連続で大幅に増えたことが１８日、厚生労働省のまとめで分かった。
同省は、さらに流行が拡大する恐れもあるとして、うがいや手洗いなどを呼び掛けている。
厚労省は全国約５０００の病院の協力で、週ごとの患者数を調査。１病院当たりの報告数は、
本格流行入りした１月１７〜２３日は２・８１だったが、同２４〜３０日は７・９４、
同３１日〜２月６日は１６・４６と急増した。
２０を超えていたのは、埼玉県の３８・６６を最高に三重、千葉、神奈川、宮崎、東京、群馬、鹿児島、愛知、佐賀、静岡の１１都県。関東、東海、九州地区での流行が目立った。

２ｃｈスレ（医者板）

インフルエンザ流行ってますか？０４〜０５（２）
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1106801299/

>>155
20050220-0010 ( 2005/02/20 ) PRO/AH/EDR>Avian influenza, human - East Asia (33): Viet Nam, clinical analysis
- トリインフルエンザ
NEJM Volume 352:686-691 February 17, 2005 Number 7

Fatal Avian Influenza A (H5N1) in a Child Presenting with Diarrhea Followed by Coma

Menno D. de Jong, M.D., Ph.D., and others

鳥フル・ウィルスのHA部位のレセプターに突然変異

CDCのNancy Cox博士は米国CDCのインフルエンザ部門長である。彼女は現在の研究において鳥インフルエンザがヒト・ヒト感染を介して感染拡大しうる型に変異しうることが示されたと述べた。
「我々は2003年のウイルスにおいてこのウイルスが実際にレセプター結合部位を突然変異させ、あるいはヒト細胞へのレセプターの結合する能力を獲得したことを確認した」と述べ、
「このことはウイルスがこのような方法で実際に変化することができ、また過去にも実際変異してきたことをしめすものであり、ヒト・ヒト感染も容易にすることになることを示している」と加えた。
彼女は最近のヒト感染患者急増の原因として、突然変異株がヒト感染患者の間で感染拡大している可能性を述べた。「何が原因となるか予測することは不可能である。
我々は1968年の比較的軽度な汎流行のような事態を経験しているのかもしれない」とCox医師は述べた。「その代わりに1918年の際発生したような比較的深刻な汎流行、あるいはおそらくもっと深刻な汎流行が発生するかもしれない。」

20050221-0040 ( 2005/02/20 ) PRO>Avian influenza, human - East Asia (34): CDC Updates [2]

>>150　
メリーランド州議会は法案を可決した（１９日頃）

今日のアメからのニュースによると
SARSは自然界から消えたそうです。
研究室からは消えないだろうな。

>>161　濃いめのおたふくソースおくれ

思い出したことがあります

ソ連風邪は、香港風邪が研究室から漏れて（故意か偶然か事故かは？）流行した疑いが濃厚なんだそうだ。
（変異量が少なすぎるから）

>>161 ＳＡＲＳ、自然界では消滅？＝米の研究発表を報道−中国紙

　【北京２２日時事】米国の研究者がこのほど、米科学関係団体の開催した会議で、２００３年に中国などで爆発的に流行した新型肺炎（ＳＡＲＳ）が有効に抑制され、ウイルスは既に自然界から消滅したと発表し、
「新型肺炎は人間または動物間でもはや感染せず、自然界で再び突然発生すると心配しなくていい」と報告した。２２日付の中国各紙が報じた。
　この研究結果を発表したのは、米コロラド大学で微生物学を担当する教授。ただ、(1)新たな類似ウイルスの進化(2)実験室で使うウイルス流出(3)生物テロ−の３つの場合は例外としている。　
（時事通信） - 2月22日19時2分更新

インフルエンザ脳症に新タイプ、大阪で子供６人死亡

　インフルエンザに感染した後、中枢神経が急速に侵される「インフルエンザ脳症」で、睡眠中などに子供が突然死する新しいタイプが出現、２年前の流行期に大阪府内だけで６人が死亡していたことが、厚生労働省研究班の調査でわかった。
　同時期に他地域でも子供数人が死亡、昨冬も死亡例があったという。従来の脳症と異なり、けいれんや意識障害などの症状が出ないまま急死するのが特徴で、研究班は「共通する原因は不明で、詳しい調査が必要」としている。
　研究班員の塩見正司・大阪市立総合医療センター小児救急科部長によると、２００２年１２月から０３年２月にかけ、大阪府内でインフルエンザになった１―８歳の男児６人が、発症後１―２日目に、寝ている間に突然死した。
　厚労省研究班（班長＝森島恒雄・岡山大教授）に同様の急死例が数例報告されたが、詳しい調査は行われていない。ただ、大阪で死亡した６人のうち４人は、抗ウイルス薬オセルタミビル（商品名タミフル）を服用、その３―７時間後に死亡していた。
　タミフルは０１年２月から発売されたが、製造元のロシュ社（本社・スイス）は、動物実験で大量投与を受けた幼若ラットが死亡、脳から高濃度の薬剤成分が検出されたため、昨年１月、１歳未満には投薬しないよう警告していた。
（読売新聞） - 2月24日3時16分更新

>>155 >>158-159
原文　Nancy Cox of CDC
She says research now shows that bird flu is capable of mutating into
a form that can spread from humans to humans. "We have found that,
for the 2003 virus, the virus had actually changed its receptive
[receptor] binding [site] or its ability to bind to the receptors
that are in human cells," she said. "This shows that the virus can
actually change in such a way, or has actually changed in the past in
such a way, that might make it more easily transmitted from person to
person."

>>164
研究班員の塩見正司・大阪市立総合医療センター小児救急
科部長によると、２００２年１２月から０３年２月にかけ、府内でインフルエ
ンザになった１―８歳の男児６人が、発症後１―２日目に、寝ている間に突然
死した。いずれも死亡前に特別な症状はなく、３人は昼寝中だった。解剖が行
われたのは３人で、いずれも脳全体の浮腫（ふしゅ）（むくみ）がひどく、
「星状細胞」が変性していた。この変性も従来のインフルエンザ脳症にはな
く、塩見部長らは新型の脳症と結論づけた。米国でも同じシーズンに睡眠中の
学童の急死が５例以上あったという。これを受け、研究班（班長、森島恒雄・
岡山大教授）は全国に情報提供を依頼。他にもインフルエンザの発症直後、睡
眠中や病院搬送中に子供が急死したケースが数例報告されたが、詳しい調査は
できていないという。ただ、大阪で死亡した６人のうち、４人は抗ウイルス薬
オセルタミビル（商品名タミフル）、１人はアマンタジンを服用。タミフルの
４人は服用して３―７時間後に、息絶えているのが見つかった。他の１人は薬
を飲んでいなかった。タミフルは０１年２月にカプセル、０２年７月に飲みや
すい粉薬が発売された。

　　　　　　　　 ( ⌒⌒ )
　　　ﾉノハヽ　（ブブー）
　　 从*‘ｰ‘从 ノノ 〜′
　　　 【⊃⌒*⌒⊂】
　　 　　/__ノψヽ__）

20050227-0020 ( 2005/02/24 ) PRO>Avian influenza, human - East Asia (36): surveillance
ベトナム - トリインフルエンザ
鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(36)：監視# [Moderator注：以下の文章はDavid Cyranoski氏による「東京における検査によりベトナムにおける鳥インフルエンザ監視の欠陥が明らかになる」と題したNature誌の記事の引用である。]
新たな証拠により鳥インフルエンザ患者は見逃されていたことが判明。
情報源：Nature 2005; 433: 787、2月24日。 <http://www.nature.com/news/2005/050221/full/433787a.html>
先週[2005年2月第3週]に公表された研究によれば、アジアにおける鳥インフルエンザ感染ヒト患者を診断しようとする努力は重要な指標を見落としていた。
インフルエンザ様症状を発症したベトナム患者の臨床検体の再解析で、当初は鳥インフルエンザに感染していないとされていた数名の患者が実は鳥インフルエンザA (H5N1)型に感染していたことが明らかになった。
もう一つの研究で、通常鳥インフルエンザと関連していた症状以外の症状を呈していた患者数名も、同様にH5N1型ウイルスに感染していたことが明らかになった。
これらの事実はこれまで考えられていたよりもはるかに広範囲にこのウイルスが感染伝播していた可能性を意味することから、この所見は非常に憂慮すべきことである。
この事は、仮説として、H5N1型ウイルスが汎流行の誘引となりうる容易にヒト・ヒト感染をする型に突然変異する機会が非常に多いことを示すものである。
再確認として、東京の国立感染症研究所(NIID)における予備的遺伝子解析の結果ウイルスは昨年[2004年]以降、ウイルスはそれほど変異していないことが示された。

（以下、新たな研究成果により、鳥インフルエンザ死亡率の再評価が必要になったこと、
NIIDに送付された鳥インフルエンザ患者11名と疑い患者90名の臨床検体再検査で約1/3が再検査終了しているが、うち7件で以前陰性と判定された患者で陽性となったこと、ベトナムのホーチミン市でも新たに4件の検査陽性例が報告されたこと、
検査室間の検査品質差異は問題であるが当初陰性と判断された3件はNIIDとホーチミン市パスツール研究所双方が陽性と再評価したこと、ウイルスの検査感度の問題の議論の記載。
またProMED-mail 20050220-0010 鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(33)：ベトナム、臨床解析の記事でも紹介されたように、
呼吸器症状を伴わず胃腸炎や脳炎症状しか呈さない鳥インフルエンザヒト患者が確認されたことから、従来の感染監視体制に重大な問題点が指摘されたことの記載。）
[Moderator注：検査室ごとの診断感度の差が問題になることは言うまでもないが、上記記事ではあまりに少数例から多くの結論を引き出しているとの指摘。
鳥インフルエンザで脳炎を来たすことが知られているが引き続き検査した脳炎患者100名ではいずれも鳥インフルエンザA (H5N1)型陰性であったことから、
血清抗体価陽性率などの確定的なデータがでるまでは結論を出すには時期尚早であるとのコメント。]
( 重要度：C+ ／ 対象：2 )

20050303-0040 ( 2005/03/02 ) 鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(41)：ベトナム
[3] WHOは、ベトナムからの鳥インフルエンザ報告の欠如がリスク評価の妨げになると懸念を表明。情報源：Canada.com、3月2日。
インフルエンザ専門家らがインフルエンザ汎流行の引き金となるではないかとおそれている危険な鳥インフルエンザH5N1型株の最新の感染患者を、ベトナム当局が公式報告しないことに関して、WHO当局は2005年3月1日懸念を表明した。
（以下、2月2日以降、ベトナムから鳥インフルエンザ患者に関する公式報告が中断していることと、その危険性を指摘するWHOインフルエンザ専門家Klaus Stohr医師のコメントと、同様に危険性を指摘するProMED編集者らのコメント記載。） ( 重要度：C+ ／ 対象：2 )

>>170
多くのベトナムからの鳥フル報告が準公式ソースであることに留意。
Voice of Vietnam（国営放送）、Vietnam News Agency（国営通信社）,Pioneer,Youth,Thianmenh　など

ベトナム社会主義共和国は純粋な共産主義国家であり、「報道の自由」は存在しない。
しかし、WHOへの報告がないのに、報道では政府関係者の発言が実名で直接引用されている。　　不思議だ。

（SARSのとき、ベトナム保健省の対応に問題があり、当局最高幹部も認めている（NHKの受賞作　WHOのウルバニ医師に関するNHKスペシャルでのインタビュー）
しかし当時、ベトナム当局の対応を「日本も見習うべきだ」と言った有名医療関係者（複数）もいるので注意。
）

中国国営　新華社（Xinhua、旧名New China News Agency,NCNA）通信も、相当気合いを入れてベトナムでの鳥フル情勢を報道中。

インフルエンザ：「警報」を超え大流行のレベル−−発生状況調査　／大阪
　府が実施しているインフルエンザの発生状況調査で、流行レベルが７年ぶりに「警報」を超えたことが３日分かった。Ｂ型が多いのが特徴という。
　府は３０４の内科、小児科からインフルエンザの患者数の報告を受ける定点調査を毎週実施している。２月２１〜２７日の週は患者数が１万１００９人に上り、前週の約１・３倍、前々週の約２・５倍と急増。１医療機関当たりの患者数が３６・２１人と過去５年で最多となった。
国は、１医療機関当たりの患者数が３０人を超えた場合を、大流行の疑いがある警報と位置付けている。
　インフルエンザは普通の風邪に比べて感染力が強く、急激に高熱が出る。府は「十分な栄養と睡眠をとり、うがいや手洗いの励行を。特に乳幼児や高齢者は、風邪の症状が出れば早めに医療機関で受診して」と呼び掛けている。【堀雅充】
３月４日朝刊（毎日新聞） - 3月4日17時5分更新

関連投稿　　Ｅ型肝炎で１２人死亡　「重症型」北海道に集中

　下痢や劇症肝炎を起こすＥ型肝炎ウイルス（ＨＥＶ）感染で１９７９年以降、全国で少なくとも１２人が死亡し、北海道に重症化しやすい型が広がっていることが５日、厚生労働省の研究班（主任・三代俊治東芝病院研究部長）の全国調査で分かった。
　謎の多いＥ型肝炎について、感染症法で報告対象となった９９年度以前も含む長期間の症例を集めたのは初めて。ブタなどの肉や内臓を食べて感染した例が目立つが、全体の６０％以上は感染ルートが不明で、
三代部長は「ほかの食べ物や動物との接触、調理中の傷口からの感染なども考えられ、今後調べる必要がある」としている。
（共同通信） - 3月5日19時25分更新

>>157
インフルエンザ流行ってますか？2004-2005（３)
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1110066221

http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.htmlここくるとインフル情報あるよ

最近誤訳の多い　ProMED日本語

この数ヶ月前Wholesalerを行商人と訳し、今度はVendorを行商人と訳した。
どの辞書を使っているのだろうか？
「ホールセーラー」「ベンダー」はほぼ正しい意味でカタカナ日本語で使われているのだが・・

おまけ
アンゴラで96人死亡の原因はマールブルグ・ウィルスだった
（エボラ、ラッサ、マールブルグの「恐怖3兄弟」のひとつ）

>>177
「アンゴルモアの恐怖の大王」とはこれだった？？
（AFPは93人、96人はロイター。APはまだ）

そのうちProMEDに出るかも知れないニュース

SARSは空気感染（飛沫核伝染）するかも知れない
（ソースはJID)

今日新聞発表ありますたね

経鼻ワクチン開発へ　インフルエンザで厚労省
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/03/2005032401002021.htm
------------------------------------------------------------
　厚生労働省は２４日までに、皮下注射する現在のインフルエンザワクチンを約５０
年ぶりに見直し、より効果が高い、鼻に噴霧する経鼻ワクチンの開発に乗り出すこと
を決めた。

　皮下注射ワクチンは、製造で用いたウイルスと流行したウイルスの型が一致しない
と、予防効果が減少し「効果に限界がある」（同省）。経鼻ワクチンは、ウイルスの
変異への対応力が高く、感染の場となる気管支やのどの粘膜に達して直接作用するの
が特徴。

　厚労省は、有効性や安全性を調べる研究班を２００６年度に発足させ、３−５年後
の実用化を目指すとしている。
　現行のワクチンは、死滅させて不活化したインフルエンザウイルスの表面タンパク
質を注射し、体内にウイルスを攻撃する抗体を作り、感染や発症、重症化を防ぐ。

少し気になる訳

20050324-0050 ( 2005/03/23 )
Moderator注：保健省が確認できていない、同じ地区内での鳥インフルエンザ感染ヒト患者の同時発生の記述は、先の新華社記事からは削除されている。

・削除された新華社原文
Now, up to 195 residents of the commune have a common flu. Birdflu outbreaks were spotted in the area in early February

・ProMED原文
The description of a concurrent outbreak of human influenza in the same area, which the Ministry of Health has been unable to confirm,has been deleted from the preceding Xinhuanet report

スレが立てられないので、ここで書くね

>>178-179

アンゴラでマールブルグ病の流行
WHO（CSR）　 2005年3月23日

　アンゴラでのウイルス性出血熱が疑われた流行における病原体は、検査によりマールブルグウイルスであると同定された。
このウイルスは、12名の死亡患者中9名の臨床検体から2005年3月21日検出された。2004年10月までさかのぼった後ろ向き調査で、現在102名の患者が同定され、このうち95名が死亡している。
大部分の患者は現在アンゴラ北部ウィジェ州で感染している。
　流行開始以降、月間患者数は次第に増加しているが、この数字の増加は（患者実数の増加というより）監視強化に伴う結果であると考えられている。
75％前後の患者が5歳以下の小児に発生している。成人患者の中には少数の医療関係者も含まれる。

>>177-178　>>182
最新情報
・CDCはOutbreak Noticeを発行
・死亡者は１１３人に増加
・首都ルアンダ（ウィジェ州から200km）でも３人の感染者発見

>>182 続き

マールブルグ病にはワクチンや根治療法は存在せず、急速に死に至るこ
とがある。現在の流行では、大部分の死亡患者が発症から3日から7日の間に死
亡している。過去の流行からは、医療行為や死者の埋葬に伴う感染者の体液と
の密接な接触により感染リスクが増加することが示されている。
アンゴラ保健省が各病院における感染コントロールを強化し、患者検知と接触
歴追跡調査を強化し、マールブルグ病とその感染伝播経路に関する理解を高め
る対策を実施することをWHOは支援している。

>>184読みにくいので再投稿
マールブルグ病にはワクチンや根治療法は存在せず、急速に死に至ることがある。現在の流行では、大部分の死亡患者が発症から3日から7日の間に死亡している。
過去の流行からは、医療行為や死者の埋葬に伴う感染者の体液との密接な接触により感染リスクが増加することが示されている。
アンゴラ保健省が各病院における感染コントロールを強化し、患者検知と接触歴追跡調査を強化し、マールブルグ病とその感染伝播経路に関する理解を高める対策を実施することをWHOは支援している。

背景情報：
マールブルグ病は重症の出血症状を伴う急性発熱性疾患である。この疾患は3日から9日の潜伏期間がある。感染初期には症状は非特異的で、マラリア、黄熱、腸チフスなどのより頻度の高い疾患にしばしば誤診される。
重症の水様性下痢、腹痛、悪心嘔吐が初期症状で、同様に激しい胸部や肺の疼痛、咽頭痛、咳嗽を伴う。患者は高率に第5〜第7病日に重症の出血症状を発症し、最も高頻度に消化管や肺の出血を来たす。
通常はこの時点で特徴的な皮疹が出現し、時に全身に拡大することがある。
この疾患は、1967年にドイツのマールブルグとフランクフルト、旧ユーゴスラビアのベオグラードの検査室従業員が感染した同時多発流行において初めて同定された。
31名の患者と7名の死亡患者が発生した流行は、引き続きウガンダから輸入された感染サル（アフリカミドリザル）との接触が原因として関連付けられた。
このウイルスはその後しばらく姿を消したが、1975年2月南アフリカの病院に、最近ジンバブエへの渡航歴がある重症患者男性が入院した。
感染はこの男性から、渡航時の同伴者、病院看護師へと感染拡大した。この男性は死亡したが、その他2名の患者は快復した。
1980年ケニアで患者2名が発生し、うち1名が死亡した。1987年さらに1名の死亡患者がケニアで発生した。
史上最大規模の流行では1998年末から2000年末にかけてコンゴ民主共和国で149名の患者が発生し、うち123名が死亡した。流行は当初Durba地域の金鉱労働者に集中していた。

北朝鮮−朝鮮民主主義人民共和国
国営通信が認める
鳥フルが２，３の農場で発生し、数十万羽を処分
その中には平壌最大のHadang農場も含む

アンゴラのマールブルグ　
死者１２０人に
首都ルアンダの死者３人は、内部感染ではない

>>187
北朝鮮で鳥インフルエンザを初確認
　【ソウル＝浅野好春】朝鮮中央通信は２７日、北朝鮮の首都、平壌市兄弟山区域にある大規模養鶏場「下堂（ハダン）ニワトリ工場」をはじめ２〜３か所の養鶏場で最近、鳥インフルエンザが発生していたと報じた。
　北朝鮮が鳥インフルエンザ発生を確認したのは、これが初めて。
　同通信によると、国家獣医非常防疫委員会が「鳥インフルエンザ現象があらわれた直後、非常対策を立て、他のニワトリ工場など家禽（かきん）工場に広まらないよう防疫事業を綿密に遂行した」という。
　さらに、「該当の工場では感染した数十万羽のニワトリを地中に埋めて焼却処分した」結果、これらの養鶏場では「現在まで、管理作業員らの中で感染者は出ていない」としている。
また、「専門機関の職員や科学者、技術者がウイルスを撲滅するための研究作業を進めている」とも伝えている。
　韓国の聯合ニュースは今月１５日、消息筋の話として下堂養鶏場で２月中旬ごろに鳥インフルエンザが発生していたことを報道。日本の農林水産省ではこれを受け、同日から北朝鮮産鶏肉の輸入を一時停止する措置をとっている。
（読売新聞） - 3月27日19時28分更新

>>177-178　>>182-188
アンゴラ、マールブルグ病で121人死亡・130人以上入院
　【ロンドン＝横田一成】アフリカ南部アンゴラからの報道によると、
同国北部でエボラ出血熱に類似したウイルス性のマールブルグ病が広がり、27日までに121人が死亡した。
感染源は不明で、ポルトガル人1人を含む130人以上が入院しており、さらに死者数が増える恐れがある。

　マールブルグ病の致死率は6―7割で、エボラ出血熱、天然痘などと同じくウイルス感染で最も危険度が高い「レベル４」に位置づけられている。
世界保健機関（ＷＨＯ）によると、死者の約75％は5歳未満の幼児。ワクチンも治療法も見つかっていない。潜伏期間は3―9日、発熱や下痢などの症状がある。
1967年にアフリカから輸入したサルが原因でドイツ・マールブルグで集団感染が起きたことから名付けられた。 (10:05) 日経

注：アンゴラは旧ポルトガル植民地なので、ポルトガルには大きなアンゴラ社会がある。
そのため、リスボンの空港は厳戒態勢である。
１人感染地から帰国した人間がおり、疑い例として検査中。
死んだ医師の１人はポルトガル人女性である。（もう１人はベトナム人）

アンゴラのマールブルグ
・北部のカビンダ州Cabinda Provinceでも患者発生（１〜２人）
・隣接するコンゴ民主共和国DRC（首都キンシャサ、旧ベルギー領、前名ザイール＝有名なモブツ大統領の）
は、監視を強化しているが、発生は確認できていない。
（（もう一つ北に旧フランス領コンゴ共和国（首都ブラザビル）があって紛らわしい。
そういえば、キンシャサの旧名はレオポルドビルだったと思われ）

アンゴラ：人口１３００万人、面積１２５万ｋｍ２、１人あたりGNP２４０ドル
コンゴDRC:５１００万人、２３５万ｋｍ２、１００ドル

両方とも世界最貧国の一つ。アンゴラのある州では人口１００万位に医師２人
だからほとんどの患者は祈祷師（呪術師）が見放してから来るので手遅れだそうだ。
（看護婦でさえ、少なくとも１人はそうやって死亡した）
日本は医療過疎最悪地でも人口約２０００人に医師１人くらいはいる
どんな監視体制を全力でひいても、苦しいと思われ

日本：１２７００万人、３８万ｋｍ２、３４２１０ドル

>>192
アンゴラ全土で１２００人＝人口１０万あたり１０人
日本の医師数　人口１０万人あたり１５０-２５０人（各県別。全国平均２００）
アメリカは日本より多いが、イタリアは日本の３倍。

ＷＨＯ、鳥インフルエンザ発生で北朝鮮に支援提示
　【北京28日共同】世界保健機関（ＷＨＯ）平壌事務所関係者は28日、北朝鮮が発生を確認した鳥インフルエンザについて北朝鮮当局に機材、技術面などでの支援を申し入れ、事後対策の協議を始めたことを明らかにした。
　北朝鮮でヒトへの感染はまだ報告されていないが、最近もベトナムやカンボジアで死者が確認されていることから、ＷＨＯは北朝鮮でもヒト感染があり得るとみて予防対策に積極的に乗り出すとみられる。
　世界食糧計画（ＷＦＰ）や国連食糧農業機関（ＦＡＯ）も、北朝鮮で貴重なタンパク源として国家的に飼育を奨励している鶏が鳥インフルエンザに感染したことで、食糧事情がさらに悪化することを懸念、
感染に関する情報収集を進め、対応策を検討する方針だ。 (21:54)

20050328-0010 ( 2005/03/27 ) PRO>Avian influenza - North Korea (04): conf.
[2]The Korean Times、3月27日。北朝鮮公式ニュース機関KCNA「我々は既に数万羽のニワトリを火葬にした。専門家や科学者らもウイルス駆除に協力している」と当局者は述べた。

疑問：日本や他国でもしていない火葬を北朝鮮は出来たのだろうか？

>>190
20050328.0902 28-MAR-2005
Marburg hemorrhagic fever - Angola (07): RFI
ポルトガル当局はアンゴラから帰国直後、土曜日に死亡したポルトガル人の死因を調査中である。
（ウィジェ州で入院中のもう１人は陰性だった）AFP

（ベトナム、ハイフォンの）5人から採取された検体はH5N1型株について検査されている

疑問：高病原性インフルエンザはH5N1だけではないし、アジアで流行したのもH5N1だけではない。
さらに変異した場合、抗原抗体法ではもらすおそれがある。日米などではPCRで確認しているが、ベトナムはそうでないらしい。
（もっとも日米仏に送って確認しているらしいが・・）

マールブルグ　in　アンゴラ

アンゴラからポルトガルへ帰国した2人は陰性。

新記録　死者１２７，感染１３２

カナリ重要ニュース（AP）

ブッシュ大統領は、鳥フル検疫のための大統領行政命令に、4月1日（金）に署名した。
CDCのインフルエンザの権威フクダケイジ氏は「我々はベトナムの患者は報告よりカナリ多いと疑っている」

マールブルグ出血熱　in アンゴラ
WHO最新情報（4月1日第5報）
死者１３２、感染者１４０、致死率９４．３％

日本はベトナムとアンゴラに人材、機材を援助しているのだろうか？
（外電には日本の名前はない）
「情けは人の為ならず」

感染渡航者の隔離可能に　鳥インフルエンザで米
　【ワシントン１日共同】ブッシュ米大統領は１日、アジア各地で発生が確認されている鳥インフルエンザの米国への感染拡大を防ぐため、感染の恐れがある米国への入国者を隔離、拘束できる権限を保健当局に与える大統領令を出した。
　米国では、鳥インフルエンザの家禽（かきん）類への感染は見つかっているが、人への発症例は確認されておらず、発生の予防が狙い。
　鳥インフルエンザは今年に入り、ベトナムで発生が相次いでいるほか、北朝鮮の朝鮮中央通信も３月下旬、同国内での発生を報じている。　（04月02日）

北朝鮮で鳥インフルエンザ発生、鶏の半数以上処分情報も
　【ソウル＝池田元博】北朝鮮で鳥インフルエンザが発生し、被害が拡大しているもようだ。国内で飼育する鶏の半分以上を処分したとの未確認情報もある。
国連食糧農業機関（ＦＡＯ）は30日、実態調査のため専門家を北朝鮮に派遣したと発表。中国や韓国政府も北朝鮮との国境付近の検疫強化に乗り出した。
　鳥インフルエンザの発生については、朝鮮通信（東京）によれば、朝鮮中央通信が27日、平壌の「ハダン鶏工場」など2、3の養鶏場で発生していたことを認め、感染した数十万羽を焼却処分したと報じていた。
世界保健機関（ＷＨＯ）も29日、北朝鮮での鳥インフルエンザの発生を確認した。
　一方、30日付の韓国の東亜日報はソウルの北朝鮮消息筋の話として、平壌地域で飼育していた鶏1000万羽すべてを「感染拡大を防ぐ」ため処分したと報じた。
北朝鮮で飼育する鶏は1873万羽としており、事実なら半分以上を処分したことになる。 (20:02) （日経）

Last updated: ４月１日20時26分

メキシコ２州から輸入停止　鳥フルで鶏肉など

農水省は１日、メキシコのコアウイラ州など２州で、弱毒タイプの鳥インフルエンザに感染したニワトリが見つかったとして、
この２州からの鶏肉など家禽（かきん）肉輸入を同日付で停止したと発表した。
これまでも鳥インフルエンザでメキシコの１８州から輸入を止めており、計２０州になる。
　日本とメキシコはこの日、自由貿易協定（ＦＴＡ）を柱とした経済連携協定が発効し、鶏肉の対日輸出については初年度に１０トンの無税枠が設けられ、メキシコは市場開拓に乗り出したばかり。
ただ「停止になっていない州から輸出すれば、量は足りる」（同省生産局）ため、当面の影響はなさそうだ。
First upload: ４月１日20時26分

>>177-178　>>182-188 >>190-193　>>196　>>198　>>200

マールブルグ出血熱　in アンゴラ

死者１４６
アンゴラ政府保健省発表
ロイター

アンゴラでマールブルグ病の感染広がる、死者１３２人
　【ハラレ＝加藤賢治】世界保健機関（ＷＨＯ）はアフリカ南部アンゴラで昨年１０月から同国北部を中心に致死率の高いウィルス性出血熱「マールブルグ病」の感染が広がり、３月３１日までの死者数が計１３２人になったと発表した。
　過去のマールブルグ病の死者は、１９９８年から２０００年にかけてコンゴ民主共和国で１２３人が死亡したのが最多だったが、これを上回った。
　下痢や発熱などの症状を伴うマールブルグ病はアフリカ中南部で散発的に流行し、致死率は２０％以上とされる。自然感染経路は不明で、ワクチンや治療法も見つかっていない。
(2005/4/2/18:47　読売新聞

アンゴラ北部で出血熱１２６人死亡
　【ナイロビ＝共同】アフリカ南部アンゴラからの報道によると、同国保健省と世界保健機関（ＷＨＯ）は三月三十一日、
同国北部ウイゲ州を中心に昨年十月以降、エボラウイルスに似たマールブルグ病ウイルスによる出血熱で百二十六人が死亡したと発表した。同ウイルスによる死者数は過去最悪となった。
　同ウイルスにはワクチンや治療法はなく、これまでは隣国コンゴ（旧ザイール）で百二十三人が死亡した例が最も死者数が多かった。
　アンゴラ内戦を逃れてコンゴに避難していた難民数万人が昨年からウイゲ州への帰還を始めており、感染ルートとして疑う声も出ている。

朝鮮の鳥インフルエンザ、中国が禁輸措置
　【上海＝伊藤彰浩】中国中央テレビの２日の報道によると、北朝鮮で発生した鳥インフルエンザに関連し、中国農業省は１日、北朝鮮からの鳥類、鳥肉製品の輸入を禁止した。
　北朝鮮での流行が終息していないことを示すものと見られる。
　先月２７日に北朝鮮が認めた鳥インフルエンザ発生に対し、中国側は国境を接する遼寧、吉林、黒竜江の３省で予防活動を強化。鳥類の持ち込み禁止や車両の消毒などの対応をしていた。
　２日付の「吉林日報」紙（電子版）によると、吉林省延辺、琿春（こんしゅん）、集安などの国境都市では、先月末以降、入国者に対する厳重な検査が行われ、
見つかった鳥肉製品を焼却するなどの措置がとられている。
（読売新聞） - 4月2日21時30分更新

>>191-192
コンゴ東部、世界最悪の人道危機＝国連
３月１６日、国連は、コンゴ東部は世界最悪の人道危機に陥っているとの見方を示した。写真は５日、難民キャンプでミシン作業をするコンゴ人男性（２００５年　ロイター）
　［ジュネーブ　１６日　ロイター］　国連緊急援助調整官室のイゲランド事務次長は１６日、コンゴ民主共和国東部ではスーダンのダルフールをしのぐ死者が出ており、現時点における世界最悪の人道危機となっている、と述べた。
　イゲランド事務次長は、過去６年間に同国で死亡した人は「６カ月に１度津波に襲われている」ほどの水準として、昨年１２月のインド洋津波になぞらえた。津波による死者、行方不明者は３０万人に達した。
　事務次長は記者会見で、「人命の喪失でみれば、今日における世界最悪の人道危機であり、世界がこの程度の注意しか払っていないことは信じられない」と語った。
　事務次長は、国際人道支援システム改善の可能性について、国連や人道支援機関の関係者らと協議するため、ジュネーブを訪れている。
（ロイター） - 3月17日11時33分更新

マールブルグはコンゴ民主共和国DRC（ブラザビル、旧仏領）からアンゴラへ流れ込んだ人間が持ち込んだという話がある(あくまで噂レベル）
しかし、DRCに拡大したらWHO、CDC、MSFなど全く無力になるって・・

>>208　>>206
みす訂正　すみません

コンゴ民主共和国（旧名ザイール）旧ベルギー領・首都キンシャサ（旧名レオポルドビル）235万km2、5100万人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AB

コンゴ共和国（1991年までコンゴ人民共和国）・旧フランス領・首都ブラザビル、34万km2（日本と同じ）、300万人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B4%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD

アンゴラ共和国・旧ポルトガル領・首都ルアンダ・125万km2・1300万人

>>204 マールブルグ出血熱　in 　アンゴラ
死者１４６、感染者１５７、生存１１，致死率９３．０％

>>204 >>210 マールブルグ出血熱　in 　アンゴラ
現地時間　４日（月）朝　のデータ
死者１５０、感染者１６３、生存１３，致死率９２．０％

アンゴラでマールブルグ病の死者１４６人に
2005.04.04　Web posted at: 14:18 JST
- CNN/AP/REUTERS　（CNN 日本語　サイエンス）
ルアンダ――
アフリカ南部アンゴラの保健省は３日、エボラウイルスに似たマールブルグ病ウイルスによる出血熱で、１５７人の感染と１４６人の死亡が確認されたと発表した。この病気による集団感染の規模として過去最悪となった。
当局によると、昨年１０年に始まったマールブルグ病の集団感染は、同国北部でコンゴ民主共和国との国境に近いウイゲ州に集中している。ほかに４州でも死者が出ているが、いずれもウイゲ州内で感染したとみられている。
死者の約７５％は５歳以下の乳幼児。また感染者の治療にあたっていたイタリア人医師も死亡したという。
アンゴラ政府によると、すでに米疾病対策センター（ＣＤＣ）や世界保健機関（ＷＨＯ）などの医療チームが、感染拡大を防ぐため現地入りしているという。
マールブルグ病は下痢や発熱、おう吐、出血などの症状を伴い、致死率は２０％以上。ワクチンや治療法は見つかっていない。
マールブルグ病の集団感染による死者数はこれまで、１９９８年から２０００年にかけてコンゴ民主共和国で１２３人が死亡したケースが最多だった。

omake　ProMEDにないので投稿（FORTHより）

エクアドル：デング出血熱の発生　外務省　 2005年4月1日
　雨期に入っているエクアドルでは、海岸部を中心としてデング熱やマラリア等の蚊の媒介する感染症が流行しており、さらに増加する傾向が認められます。
（１）商業都市グアヤキル市を擁するグアヤス県においては、2005年に入ってから3月29日現在までで、49人のデング出血熱患者が確認され、うち1人が死亡しています。また、デング熱も300人以上が感染しています。
デング出血熱は、死亡率の低いデング熱と異なり、口や鼻等の粘膜からの出血を伴い、通常でも10パーセント前後、適切な手当がなされない場合には40〜50パーセントが死亡するといわれています。
　デング出血熱患者が多いことを重くみたエクアドル厚生省は、3月24日にグアヤス県全体に厚生大臣名で非常事態宣言を発出し、蚊の大規模駆除等の感染予防対策に乗り出しました。
（２）グアヤス県に隣接するロス・リオス県ケベド市および周辺地域でも、2005年に入り32人のデング熱患者ならびに388人のマラリア感染者が報告されているほか、海岸部以外の地域でも患者が確認されています。
　デング熱には予防接種も予防薬もありませんので、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防法です。
　エクアドル、特にデング熱およびマラリアの発生がみられる上記地域へ渡航、滞在される方は、虫除け剤、長袖、長ズボンの着用など、蚊に刺されないための予防措置を必ず励行して下さい。

>>211 マールブルグ出血熱　in 　アンゴラ
WHO 第6報で確認
現地時間　４日（月）朝　のデータ

死者１５０、感染者１６３、生存１３，致死率９２．０％

マールブルグ出血熱　in 　アンゴラ

現地時間　４日（月）夜　のデータ

死者１５５、感染者１７５、生存２０，致死率８８．６％


南アフリカ共和国　東ケープ州で疑い例。アンゴラから帰国後死亡

鳥フル　in 北朝鮮（DPRK)

現地入りしたFAO専門家ハンス・ワグナー氏談
「Ｈ５Ｎ１ではなくて、アジア初めてのＨ７」

>>21420050405-0080 ( 2005/04/04 )マールブルグ病-アンゴラ(16)# 。アンゴラ：マールブルグ病流行-WHO更新情報第6報。
4月2日時点で、アンゴラ保健省はマールブルグ病患者163名を記録した。そのうち、150名が死亡した。患者はUige, Luanda, Cabinda, Malange, およびKuanza Norte州で確認されている。
Uige州が現在も流行の中心である。これまでのところ、他の州で確認された患者全員が、Uige州で曝露されたと考えられる。

WHOのマールブルグ病専門家Dr. Pierre Formentyも、マールブルグウイルスの拡大範囲の広さにショックを受けている。
以下、Dr. Formentyのコメント。今回の流行は2004年10月に始まったと考えられ、患者の多くが病院内で感染した。同医師は、患者の大部分が5歳未満の小児である理由として、医原性の汚染された注射が原因と考えている。　　20050403-0030 ( 2005/04/01 )

北の鳥インフルエンザはＨ７型＝アジア初、強い感染力−ＦＡＯ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050406-00000323-jij-int

　【モスクワ５日時事】平壌発のタス通信によると、国連食糧農業機関（ＦＡＯ）の
ワグナー調査官は５日、北朝鮮で発生した鳥インフルエンザはアジアではこれまで発
見されていないＨ７型であることを明らかにした。
　Ｈ７型は人への感染力が強く、致死率も高いという。これまではＨ５Ｎ１型とみら
れていたが、同調査官は「感染防止へ新たな対応が必要だ」と述べた。
　人への感染が出ているかどうかは不明。北朝鮮は３月末に平壌での鳥インフルエン
ザ発生を認め、養鶏場の鶏を大量に処分した。　

ベトナム：少女が鳥インフルエンザで死亡
2005年04月06日 21時50分
　［ハノイ　6日　ロイター］　ベトナムで10歳の少女が鳥インフルエンザで死亡し、同国での犠牲者は36人となった。5日付の国営紙が報じた。
同紙が国立衛生疫病学研究所の話として伝えたところでは、少女はハノイ市郊外のロンビェン出身で、ハノイ市内の病院で3月27日に死亡した。ただ、これ以上の詳細は不明。
今年1月には、農業省はロンビェン地方の養鶏場2カ所で鳥インフルエンザの発生が検出されたと発表、同地方のニワトリとアヒル1000羽が処分された。
この少女の死亡で、2003年の発生以来、アジアでのH5N1型鳥インフルエンザの犠牲者は50人となった。

マールブルグ　in アンゴラ
（１）死者１５９，感染者１８１、生存者２２、致死率８７．８％（水曜or　木曜日朝まで）
（２）死者１７３、感染者２００，生存者２７，致死率８６．５％（WHO更新８、6日まで）
感染地域はKuanza Sulが増えて６州に。
（２）感染症担当ＷＨＯ事務次長談「まだ増える」

>>221
人が違うのかも知れないが、WHO本部の高官が現地入りするのは今までなかったように思う。
SARSや鳥フルでは、ハイマン部長や尾身地域事務局長などが飛び回っていた。

マールブルグ　in アンゴラ （WHO　更新９、８日付）

死者１８０，感染者２０５、生存者２５、致死率８７．８％（７日木曜まで）
ザイール州で発見のため、合計７州に。

>>216 >>219 20050107-0090 ( 0005/01/06 ) 　オランダのH７の人間への感染
オランダでの鳥インフルエンザ流行の最終解析結果で、高いレベルのヒトへの感染伝播が示された。

2003年3月から5月の間に、前例のないヒトでの鳥インフルエンザ流行がオランダで発生した。
養鶏場におけるH7N7型の流行期間中に、養鶏場従業員86名と、家禽の接触がなかった一般人3名が、感染陽性と確認された。
獣医師1名が、感染家禽と密接に接触した後に、呼吸窮迫症候群を発症し死亡した.
感染家禽に曝露したヒトの少なくとも50％が抗H7特異的抗体を保有していたことから、
A/H7N7型ウイルス感染は少なくとも1,000名、おそらくは2,000名近くの人々に発生したと推定された。
感染家禽との直接接触は無いが、感染した養鶏場従業員と家庭内で密接な接触があった人々での抗H7抗体の陽性率は59％であった。

>>224
この事実から、鳥インフルエンザ感染リスクのある人口集団は、感染家禽と直接接触のある個人に限定されないこと、およびヒト・ヒト感染が大きな規模で発生する可能性があることが示唆される。
ヒトでの発病はA/H5N1型の方がより重症であるが、2つの鳥インフルエンザ流行からは、種の壁を越えた(鳥フルウイルスの)感染がこれまで考えられていたより稀ではないこと、
鳥インフルエンザウイルスの適応が迅速に起こること、こうした種の壁を越えた感染が発生した場合には、広い意味でのヒトの活動がウイルス播種を増長する可能性があることが、示唆される。
( 重要度：C ／ 対象：2 )

OIE（国際獣医事務局、国連の専門機関）は、北朝鮮のH７はHPAI（高病原性鳥インフルエンザ＝H5N1と同等）だと言っている

今（一部or多くの）専門家の間で懸念されているのは
「H7の高伝播性とH5の高病原性が混ぜ合わされたら、とんでもないことになる」と言うことである。

アインシュタインとマリリンモンローの結婚の話をご存じだろうか？
「アインシュタインの頭脳とモンローの肉体を持つ子供が生まれる？」
「いやいや。アインシュタインの肉体とモンローの頭脳を持つ子供が出来る？」

北朝鮮がＨ７の検出におくれたのはしょうがないとも思う。
日本でもＨ７を疑って確定するのは難しい。>>216でも、最初は人間から検出できずに、新型抗体を開発したため出来た結果である
（30ヶ月未満の狂牛病の牛の肉からはどうであろうか？）
ましてや、東南アジアの発展途上国では

>>223
アンゴラの7州に広がったマールブルグ。
アンゴラには１８州しかない

マールブルグ病の死者１７３人に、アフリカ・アンゴラ
2005.04.08 Web posted at: 18:15 JST
- CNN/REUTERS
ルアンダ――
アフリカ南部、アンゴラで昨年１０月から深刻化している、エボラウイルスに似たマールブルグ病ウイルスによる出血熱で、世界保健機関（ＷＨＯ）は８日、これまで確認した犠牲者は１７３人に達した、と報告した。
ほとんどが５歳以下の子供。ロイター通信が報じた。
感染は依然、広がっており、死者が今後も増える恐れがあるとしている。昨年１０月以降感染が確認された住民らは約２００人となっている。
集団感染や死者は、同国北部でコンゴ民主共和国との国境に近いウイゲ州で目立つ。感染現場に臨時の医療研究施設を設け、対策に当たっている。
マールブルグ病は下痢や発熱、おう吐、出血などの症状を伴い、致死率は２０％以上。ワクチンや治療法は見つかっていない。
マールブルグ病の集団感染による死者数はこれまで、１９９８年から２０００年にかけてコンゴ民主共和国で１２３人が死亡したケースが最多だった。

鳥インフルエンザ、アジア以外への拡散防止訴え・国際機関
　【パリ７日共同】家畜の疾病を監視する国際機関、国際獣疫事務局（ＯＩＥ）のバラ事務局長は7日、パリで会見、
ベトナムなど東南アジアで約50人の感染者が出ている鳥インフルエンザがアジア以外の地域に拡散する可能性があると述べ、警戒を呼び掛けた。ロイター通信が伝えた。
　事務局長は「鳥インフルエンザが（アジアの）ほかの大陸に拡散する可能性が現実にあり、防止することに鈍感であってはならない」と指摘。
　さらに「最近の研究で水鳥、特にカモが周辺にウイルスをまき散らす可能性があることが確認された」と述べた。 (23:00)

北朝鮮が国際援助要請＝鳥インフルエンザが多くの養鶏場で発生と連絡
　 【パリ７日】北朝鮮は国内の多くの養鶏場で鳥インフルエンザが発生したことを明らかにするとともに、
この病気と闘うために国際的な援助を要請してきた。アジアの鳥インフルエンザに関する国連食糧農業機関（ＦＡＯ）と世界動物保健機関（ＯＩＥ）のパリ会議でバラトＯＩＥ事務局長（写真）が公表した。
　バラト氏によると、北朝鮮は７日、外交チャンネルを通じて救援要請メッセージを送ってきた。北朝鮮は鳥インフルエンザの診断方法を中心に国際援助を求めている。
　２００３年末以来のアジアの鳥インフルエンザ死者は６日現在で５０人に達した。内訳はベトナム人３６人、タイ人１２人、カンボジア人２人。
　北朝鮮を訪れた国連の専門家によれば、北朝鮮の鳥インフルエンザ・ウイルスは恐らくＨ７型で、人に感染する可能性は小さいと見られている。
ＦＡＯ当局者によれば、北朝鮮は先月の鳥インフルエンザ発見以来、３つの養鶏場で２１万９０００羽を処分した。
〔ＡＦＰ＝時事〕2005年04月08日11時07分 ライブドアニュース　ttp://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1075854/detail

世界であったこんな話／アフリカ
【マールブルグ病】ウイルス性出血熱の一つであるこの病気は、ドイツのマールブルク、フランクフルト、及びユーゴスラビアのベオグラードで、
実験動物としてウガンダから輸入されたアフリカミドリザルから研究職員が感染して、初めて知られるようになり、病名もマールブルク病と名付けられました。
その後アフリカのケニア、ジンバブエ、ザイール（現コンゴ民主共和国）などで発生していますが、【エボラ出血熱のように一度に多数の感染者・死者を出した例はまだありません。】
http://www.forth.go.jp/mhlw/animal/page_h/h06.html(現存ページ）

■マールブルグ病　Marburg disease、Marburg hemorrhagic fever
病原体：マールブルグウイルス Marburgvirus
好発年齢：特になし
性 差：なし
分 布：アフリカ（ケニア、コンゴ共和国、ウガンダ、ジンバブエ）

マールブルグ病の背景
■疫学状況
●1967 年にヨーロッパで、輸入サルの組織を介した31 人の症例が初めて記録された。その後アフリカで数回の散発例が報告されたが、1999 年にコンゴ共和国（旧ザイール）北東部で流行した。ウイルスはアフリカに固有のものと考えられる。
■病原体・毒素
●フィロウイルス科の（−）鎖のRNA エンベロープウイルスであるマールブルグウイルス。
■感染経路
●自然宿主が不明であるためヒトへの自然感染の経路は不明である。
●ヒトからヒトへの感染は、汚染した血液、体液との接触による。
■潜伏期
●3 〜10 日間程度。患者血液は、多量の感染性ウイルスを含む。

診断と治療
■臨床症状
●発症は突発的で、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛に続き、発症5 日目より躯幹部に顕著な斑状発疹が認められる。
その後、嘔気、嘔吐、胸痛、腹痛、咽頭痛、下痢が現れ、経過とともに症状は悪化し、黄疸、膵炎、重度の体重減少、精神錯乱、ショック、肝機能障害、出血、多臓器不全などが認められる。
致死率は23 〜25%で、回復例でも長期にわたって、肝炎、精巣炎、ぶどう膜炎、横断性脊髄炎などが認められることがある。
■検査所見
●出血、発疹、AST （GOT ）、ALT （GPT ）の顕著な上昇、DIC 、血小板減少。
■診断・鑑別診断
◎確定診断
●IgM 抗体の検出、IgG 抗体の上昇、抗原検出（ELISA によるウイルス抗原の検出）、RT- PCR によるウイルスRNA の検出、ウイルスの分離・同定。
◎鑑別診断
●発熱疾患全般、特にマラリア、チフス、ほかのウイルス性出血熱。

■治療
●特異的な治療法はなく、対症療法のみ。水と電解質バランス、血圧の維持などに留意する。
■経過・予後・治療効果判定
●発症した場合の致死率は23 〜25%との報告がある。
■合併症・続発症とその対応
●肝障害、精巣炎、ぶどう膜炎、横断性脊髄炎、耳下腺炎。
■2次感染予防・感染の管理
●予防ワクチン、特異的治療法ともない。

出典：日本医師会編・発行≪日本医師会生涯教育シリーズ≫「感染症の診断・治療ガイドライン」より、日本医師会の許可を得て転載
http://www.forth.go.jp/mhlw/animal/page_i/i01-4.html

揚子江流域は、世界最大のＢ型ウィルス感染地帯であり、感染者は１億人を超えている。農村では６千万人から１億人の住血吸虫患者がいる。
ＷＨＯ（世界保険機構）の資料では、首 都・北京でさえ、人口の５割は寄生虫保卵者であるとしている。 そのほか肺結核感染者が４億人いると中国の衛生省が発表して いる。
さらに栄養不足や環境悪化からくるカルシウム不足が深刻化しており、１億５千万人が歯の病気、骨疎症にかかっていると言われている。

またエイズにいたるＨＩＶ感染者・患者数は、2001年末の中国の公式報告では３万７３６人だったのが、突如、上方修正され、
02年上期ではすでに感染者・患者数は100万人を突破、「対策が不十分だと、2010年には感染者は１千万人に達する」との予測が発表された。[c]

これらに比べるとＳＡＲＳの被害などはほとんど無視できるﾚベルのものだ。
ただ海外諸国が大騒ぎをして、中国の経済発展に直接的なダメージを与えたからこそ、中国政府は真剣な取り組みをしただけで、現実には中国国民はそれ以上に深刻ないくつもの病気に脅かされているのである。
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h15/jog303.html

マールブルグ　in アンゴラ

WHO公式声明＆外電
・現在　死者１８１。ただし以下の理由により潜在患者・死者が激増中？
・WHOチームが襲われたため、調査を中止。1日に4人しか検査していない。
・「国境なき医師団MSF」は、アンゴラ政府に2つの病院の閉鎖を要請、病院自体が感染の中心になっているため。

アンゴラで致死率９割の感染症、半年間で死者１８０人
2005年04月09日
　アフリカ南西部にあるアンゴラで致死率の高い伝染病、エボラ出血熱に似た「マールブルグ出血熱」が発生し、
世界保健機関（ＷＨＯ）は８日、半年間に１８０人が死亡したと明らかにした。感染者の死亡率は９割近くに達するという。
　ＷＨＯは「何種類かの出血熱のうち、マールブルグは最も致死率が高く、エボラよりも深刻だ」との見方を示し、
緊急対策として国際社会に３５０万ドル（約３億６０００万円）の支援を求めた。
　アンゴラ保健省によると、首都ルアンダから北東約３００キロの町ウイジェで昨年１０月ごろに発生した。感染者は北部を中心に約２００人。
　症状は下痢や発熱、腹痛などから始まり、やがて激しい吐き気にみまわれて吐血する。血液や汗、涙など患者の体液への接触で感染するという。
有効な治療法はみつかっておらず、死者には医師や看護師ら医療関係者１８人も含まれている。
　日本の外務省はホームページで情報を流し、注意を呼びかけている。
　〈マールブルグ出血熱〉　病原体はウイルス。１９６７年、ドイツのマールブルグの研究所で、
ポリオのワクチン研究のため、アフリカから輸入したサルの腎臓の細胞を培養していたスタッフの間で発生し、７人が死亡。９９年にはコンゴで５０人以上が死亡した。
（朝日　第1報かな）

【最新スポット情報】アンゴラ：マールブルグ病の流行（2005/03/31）
１．アンゴラにおけるマールブルグ病の流行
　　2005年3月17日付で世界保健機関（WHO)よりアンゴラにおいてウィルス性出
　血熱の流行が発表されていましたが、その後、この病原体は検査によりマー
　ルブルグウィルスであることが確認されました（3月23日付WHO発表）。
　　3月29日付のWHO発表によると、3月29日までにCabinda、Luanda、Uigeの各
　地域で124人が感染し、このうち117人が死亡しています。これらの感染者の
　全てはUigeで感染したと見られています。この流行が始まって以来、月間の
　感染者数は次第に増加していますが（但し、この増加は監視強化の結果と考
　えられています）、感染者の約75％は5歳以下の子供で、成人の感染者の中
　には医療関係者も少数含まれているようです。
　　なお、アンゴラ保健省では更なる感染拡大を防止するために、アンゴラ国
　民に対して以下の予防策をとることを勧告しています。(省略）
２．マールブルグ病について
　　マールブルグウィルスの感染によっておこる感染症で、感染源と接触した
　サルや人間が発症します。発症した動物の体液に接触することで感染が拡が
　り、ヒトからヒトへの感染は体液や分泌液（血液、唾液、痰、便、精液）に
　直接接触することで起こります。空気感染や飛沫感染はないと考えられてい
　ます。
　　潜伏期間は3日〜10日で、頭痛、筋肉痛、倦怠感、嘔吐等とともに発症しま
　す。発熱は39〜40度に達し、発症後1〜3日後に下痢や昏睡などが見られ、5〜7
　日目に消化管や鼻腔、膣、皮膚、目などから出血が見られます。
　　マールブルグ病はワクチンも治療薬もなく、治療は対症療法のみとなって
　います。現在アンゴラで流行している症例の多くは発症して3〜7日後に死亡
　しています。
　　マールブルグウィルスを保有する自然宿主は未だ不明ですが、感染者が発
　生している地域では感染の危険性のある医療機関等への立入りを控えるとと
　もに、全ての動物、昆虫、ダニ等に注意して下さい。

マールブルグ　in アンゴラ
最新情報
死者　１８３、　感染者　２０５　、致死率　８９．３％

>>236　ただしＷＨＯチームは巡回調査を中止中

>>199
即時公開
大統領府広報官室
2005年４月１日

大統領行政命令 ：ある種のインフルエンザウィルス及び検疫可能な伝染病に関する大統領行政命令１３９２５号への修正

憲法及び公衆衛生法（42 U.S.C. 264(b))の361(b)条項を含む合衆国法令で私に与えられた大統領権限により、以下のように命令する。

第1項　医務総監と協議の上、厚生長官の提案に基づき、2003年4月4日付け大統領行政命令１３２９５号の第1章を有効にするために、以下の条文を最後尾に付加する形で、（13295号を)修正する。

(c)世界的流行を惹起するかその可能性を有する新型又は再発生したインフルエンザウィルスによるインフルエンザ

第2項　略

ジョージ・W・ブッシュ
ホワイトハウス
2005年4月1日
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2005/04/20050401-6.htm

（SARS対策のための大統領行政命令13295号）
EXECUTIVE ORDER 13295: REVISED LIST OF QUARANTINABLE COMMUNICABLE DISEASES
http://www.cdc.gov/ncidod/sars/executiveorder040403.htm

（2001年公衆衛生法）
42 U.S.C. §§243, 264 - 268 (2001)　Public Health Service Act
http://www.dtra.mil/press_resources/publications/deskbook/full_text/

>>240　私の試訳ですので、誤訳ゴメン（誤訳は多分ないが、気になるところ一つ）

北朝鮮、鳥インフルエンザ対策で韓国の支援を要請
　【ソウル＝浅野好春】（途中省略）
　Ｈ７型は、日本や韓国、東南アジアで流行が確認されたＨ５型（Ｈ５Ｎ１）とは異なるタイプで、人に感染することもある。これまで欧米での感染例は報告されていたが、アジア地域での発見は初めてと見られる。
2005/4/8/19:37　読売新聞　

未確認の外電を（未調査で）引用するとこうなる。「孫引きは失敗の元」

１９２５年千葉県で発生した鳥インフルエンザはＨ７Ｎ７。
（その後80年近く確認無くて、初めてが山口県Ｈ５）

英語に堪能な専門家の方は次へドウゾ

(1)WHO Fact Sheet
Marburg haemorrhagic fever - fact sheet
31 March 2005
http://www.who.int/csr/disease/marburg/factsheet/en/

(2)CDC Fact Sheet
Viral Hemorrhagic Fevers
http://www.cdc.gov/ncidod/dvrd/spb/mnpages/dispages/vhf.htm

(3) WHO & CDC
"Infection Control for Viral Haemorrhagic Fevers
In the African Health Care Setting"
December 1998
(PDF p210,2.569MB)
http://www.cdc.gov/ncidod/dvrd/spb/mnpages/vhfmanual.htm

(4)MMWR Dispatch
Vol. 54 / March 30, 2005

Outbreak of Marburg Virus Hemorrhagic Fever ？
Angola, October 1, 2004？March 29, 2005

http://www.cdc.gov/mmwr/pdf/wk/mm54d330.pdf

>>240
２００１年公衆衛生法には、不備があり、模範法Model codeの改正が進んでいた
(結果は不明。Model　Codeは州法の基本になるため）

カンボジアで３人目の鳥フル患者（WHO専門家確認）
共同が第１報

マールブルグ in　アンゴラ
>>177 3/23 死亡９６
>182-186　死亡９５
>183　3/26死者１１３
>188　3/27　死者１２０
>190　3/29　死者１２１　入院130以上（記者の勘違い）
>196　ポルトガル
>198　4/1　死者１２７、感染１３２
>200　4/2　死者１３２、感染者１４０
>204　4/3　死者146
>208-209　3/16　コンゴでの人道危機
>205　読売
>206　共同
>210-212　4/4　死者１５０、感染者１６３、生存１３，致死率９２．０％
>214
>215　4/4　死者１５５、感染者１７５、生存２０，致死率８８．６％
>217-218

マールブルグ　in アンゴラ
最新情報
死者　１８３　感染者　２１４　、致死率　８６．４％

中国　広東省沿岸部　深？（しんせん、シェンツェン、Shenzhen)で
エボラ患者４名発生（船から）のうわさ
（中国語ニュースサイトから広がる）
中国政府、広東省は全面否定

エボラ自体の流行がアフリカでほとんどないので、非常に考えにくいが、
可能性ゼロではない。
（１）中国政府の否定用語が、取りようによっては、後で弁解できる形。
（２）中国は最近エボラを重要検疫項目に指定したもよう。なぜエボラ？

マールブルグ　in アンゴラ
最新情報
死者　１９３　感染者　２１８　、生存者２５、致死率　８８．５％

>>245
鳥インフルエンザ、カンボジアで３例目の死者
　【ハノイ＝吉形祐司】カンボジアの首都プノンペンの病院に肺炎に似た症状で入院し、死亡した少女（９）から、鳥インフルエンザウイルス（Ｈ５Ｎ１型）が検出されたことが９日、わかった。
　同国での鳥インフルエンザによる死亡は３例目で、世界保健機関（ＷＨＯ）が近く公表する。少女は、過去２例の患者と同じカンポート州の出身。７日に死亡した。
（読売新聞） - 4月10日3時9分更新

北、鳥インフルエンザで鶏22万匹を処分　関係者を隔離も
　北朝鮮の保健当局が今年2月に鳥インフルエンザが発生して以来、ニワトリ約22万匹を処分、関連従事者全員を隔離していることが分かった。
　5日、WHOの平壌代表部がジュネーブ本部などに送った書信によると、鳥フルは2月25日に平壌の3つのニワトリ工場で発生した。
　WHOの平壌代表部は、北朝鮮にはまだ鳥フルへの感染者はいないと報告した。、北朝鮮保健当局は鳥フルに感染したニワトリと接触した勤務者やニワトリを触った人全員を隔離し、経過を観察しているとWHOは発表した。
　また、北朝鮮常駐のFAO専門家の検査で、「H7N7型」と判定された。
　これは2003年にオランダで発生したものと同じもので、当時、獣医師1人がこれに感染し、死亡している。しかし、最近流行っているH5N1型よりは病原性が弱いものとされている。
　国家防疫委員会は、鳥フルの拡散防止に向け、▲ウイルスの診断試薬　▲人体感染予防のための保護装備　▲タミフルの供給、などをWHOに要請した。
　これを受け、CDCのインフルエンザ診断キットがすでに中国北京経由で平壌入りしたことが確認されている。
金哲中（キム・チョルジュン） [email protected]
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/04/10/20050410000035.html

マールブルグ　in アンゴラ
最新情報

死亡　２０３、感染　２２１、生存　１８、死亡率　９１．９％

マールブルグ　in アンゴラ

・１０月にＣＤＣがマールブルグの検査したが、陰性だった
・今発見されているウィルスはすべて同一。つまり感染源はたった一つ。
・防護服が現地人には宇宙人に見えるらしい。

５０年前のウイルスを誤送　致死インフルエンザ再び？
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050413-00000140-kyodo-int

　【ワシントン１３日共同】１９５７年から５８年にかけて大流行し、世界で最大４
００万人が死亡したとされるインフルエンザウイルスのサンプルが、保存していた米
国の実験施設から誤って全米と世界１７カ国の計６５００カ所以上の研究施設などに
送られていたことが分かった。１３日付の米紙ワシントン・ポストなどが報じた。

　日本の厚生労働省によると、サンプルは日本の９カ所の研究施設にも送られており、
同省は１３日朝、各施設に廃棄を要請。同省は「サンプルは厳重に管理されており、
健康被害のリスクは低い」と説明している。

　このウイルスは「Ｈ２Ｎ２」型で「アジア風邪」の原因となった。６８年以降は人
での流行がなく、同年より後に生まれた人には抗体がないため、再流行した場合、多
数の死者が出る恐れがある。世界保健機関（ＷＨＯ）などはウイルスを送られた施設
の研究員などへの感染から爆発的に流行することを懸念し、送られたウイルスすべて
が安全に処理されているか確認を進めている。

中国の、基幹産業ですね、インフルエンザ菌の輸出は！

外電（ProMEDまだ）

・ベトナム南部メコンデルタ地帯
アヒルの７０％、ニワトリの２０％が鳥フルＨ５に感染していた

マールブルグ熱、世界の脅威にはならないだろう＝米機関
2005年 04月 13日 水曜日 15:02 JST
　［ワシントン　１２日　ロイター］　米疾病対策センター（ＣＤＣ）のガーバーディング所長は１２日、アンゴラで発生しているマールブルグ・ウイルスによる感染はおそらく世界規模の脅威にはならないだろうが、
国際専門家らは拡大の抑制に努めている、と述べた。
　マールブルグは、エボラ出血熱と同型の出血性発熱症で、これまでに２００人が死亡しており、アンゴラの首都ルアンダ北東地域で恐怖が広がっている。
　症状には、高熱、吐き気、下痢などがあり、体内や体外で出血が起きる場合もある。ガーバーディング所長は、このウイルスはあらゆる体液中から検出されているため、医療関係者は非常に警戒する必要があるとしている。
　所長はＣＮＮテレビで、「人々はこの問題に関わるのを懸念したりためらったりしているが、この問題が発している重要なメッセージは、
発症者を特定し、治療し、医療関係者に対しては血液や体液との接触から身を守る方法を教育しなければならないということだと思う」と語った。

・厚生労働省検疫所　ＦＯＲＴＨ　ProMED情報
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi

・ＦＯＲＴＨ海外渡航者のための感染症情報
http://www.forth.go.jp/forth/main.html

・ProMed-mail 国際感染症学会メーリングリスト
http://sank100.exblog.jp/

・Ｍａｉｎ　ＰｒｏＭＥＤ−ｍａｉｌ
http://www.promedmail.org/pls/askus/f?p=2400:1000

2005年04月14日

北朝鮮戦　マレーシアで代替開催有力
　日本サッカー協会は、北朝鮮・平壌付近で鳥インフルエンザが発生している問題について強い懸念を示し、６月８日のＷ杯最終予選北朝鮮―日本戦を第三国で開催するよう国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）に働きかける意向を明らかにした。
　代替開催地はマレーシアなどが有力。Ｗ杯フランス大会出場を決めたジョホールバルやアトランタ五輪出場権を獲得したシャーアラムなどが候補に挙がっているもようだ。
　北朝鮮では平壌付近の養鶏場などで２月２５日に鳥インフルエンザが発生した。感染が疑われる鶏２１万羽を土に埋めて処理したものの、事態に困った北朝鮮は最近になって韓国にこの件を相談したという。
北朝鮮国内では、国家獣医非常貿易委員会が鶏肉と卵の販売を禁止したとの報道もある。
　日本協会の川淵三郎キャプテン（６８）は「安全が大事だ。東南アジアの第三国で開催して入場料収入を北朝鮮が取るようにすればいい」と話した。
Ｗ杯予選の北朝鮮開催問題を検討するＦＩＦＡの規律委員会は現在、北朝鮮のサポーター暴徒化に関して調査を進めており、鳥インフルエンザ問題も含めて４月中に結論を出す方向だ。

マールブルグ　in アンゴラ
最新情報

死亡　２１０、感染　２３１、生存　２１、死亡率　９０．９％

マールブルグ　in アンゴラ

Marburg haemorrhagic fever in Angola - update 11
13 April 2005
Advice for travellers
http://www.who.int/csr/don/2005_04_13/en/
ＷＨＯ：旅行者へのアドバイス（意訳）
（警報や警告ではない）
・アンゴラへの旅行者は、感染者との濃密な接触を避けるべき
（性行動だけを意味するのではなく、もっと広い意味）
・入院の必要があるような人は、旅行を控える
・アンゴラ医療機関への赴任は、よく勉強して、装備を調える
・感染者と接触したら２１日の経過観察

20050414-0080 ( 2005/04/13 )
インフルエンザ-北半球(04)# 2005年〜2006年のインフルエンザシーズンで使用されるインフルエンザワクチンの勧奨される組成に対する補遺。

決定版
* an A/New Caledonia/20/99(H1N1)-様ウイルス株
* an A/California/7/2004(H3N2)-様ウイルス株
* a B/Shanghai/361/2002-様ウイルス株 -A/New York/55/2004株がワクチンウイルスとして利用可能である。 -
( 重要度：C ／ 対象：2 )

>>262
20050414-0080 ( 2005/04/13 )
インフルエンザ-北半球(04)# 2005年〜2006年のインフルエンザシーズンで使用されるインフルエンザワクチンの勧奨される組成に対する補遺。

* an A/New Caledonia/20/99(H1N1)-like virus
* an A/California/7/2004(H3N2)-like virusa
(A/New York/55/2004株がワクチンウイルスとして利用可能である。)
* a B/Shanghai/361/2002-like virus b

20050415-0070 ( 2005/04/14 )
アンゴラ：マールブルグ病流行-WHO第12報。4月12日時点で、患者235名が報告された。そのうち215名が死亡した。患者208名、死亡患者194名が発生したUige州は依然最も被害の大きい地区である。
400床の大規模病院の隔離病棟は、現地で患者と死亡患者の発生が続いているにもかかわらず、現在空床である。現在のところ、現地共同体が隔離という考え方を受けて容れていないことは明白である。
不幸な事件として、社会的動員について新たに訓練を受けた赤十字からのボランティア4名が落雷で死亡した。
( 重要度：B ／ 対象：2 )

今年のインフルエンザ流行、過去１１年で最悪の可能性

　今年のインフルエンザの流行は、この１１年で最悪だった可能性が高いことが、国立感染症研究所の調査で１５日わかった。
　感染研では、全国約４７００か所の医療機関を選んでインフルエンザ患者の報告を求め、毎年の流行を調べている。今年１月から今月３日までの統計では、これらの医療機関の患者は約１４１万２０００人。
現在の統計手法が導入された２０００年以降では、患者が最多だった０３年の約１１２万４４００人を上回った。
　１９９５年から９９年は、調査対象の医療機関が少なく単純比較はできないが、今年の１医療機関当たりの患者は３００人で、最も多かった９５年の２７７人を上回ったため、過去１０年と比べて、最悪の流行だったと考えられる。
　今年はＢ型のインフルエンザウイルス感染者が全体の６０％。近年はＡ型のウイルスが主流だったため、感染研では「Ｂ型の抗体を持っている人が少ないことが、流行拡大につながったのでは」と話している。
（読売新聞） - 4月15日22時39分更新

>>254
サンプルは各機関のウィルス検査能力を検定するために送られた。

発送した会社（ﾒﾘﾃﾞｨｱﾝ･ﾊﾞｲｵｻｲｴﾝｽ）はウィルスが確かにアジア風邪H3N2だと知っていた。
しかしBSL-2なので大丈夫だと思っていた。
CDCはBSL-3に格上げすることを検討中。
昨年９月から発送されたが、特に目立った流行は見られない（？）

>>254 >>266
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「アジアかぜ」試料行方不明…レバノンとメキシコ
　【ジュネーブ＝長谷川由紀】１９５０年代後半に大流行した「アジアかぜ」のＨ２Ｎ２型インフルエンザウイルスの試料が米国病理医会から日本など世界１８か国の研究施設３７００か所以上に送られていた問題で、
世界保健機関（ＷＨＯ）は１５日、このうち、レバノンとメキシコに送られた試料が行方不明になっていることを明らかにした。
　ＷＨＯは米国保健当局を通じて試料の行方を調査している。
　Ｈ２Ｎ２型ウイルスによるアジアかぜは、世界で数百万人の死者を出したといわれる。ＷＨＯは試料の廃棄を要請、１５日までに米国をのぞく１７か国のうち、１２か国で廃棄終了を確認したという。
(2005/4/16/00:01　読売新聞

ウイルス変異？で感染力増す　鳥インフルエンザでＷＨＯ 2005年04月15日12時12分(asahi.com)

　ベトナムなどで広がっている鳥インフルエンザＨ５Ｎ１型について、ウイルスがより人に感染しやすい変異を起こしている可能性があることが、ＷＨＯの調査でわかった。
尾身茂・西太平洋地域事務局長は「恐れていたことが起きている可能性を否定できない」として徹底した監視と調査を呼びかけている。

　尾身氏によると、０３年１２月ごろから始まった人への鳥インフルエンザ感染の波は、
同年１２月から０４年３月までが第１波、０４年８〜１０月が第２波、０４年１２月からの流行が第３波にあたるが、今回は４月になっても勢いが衰えていない。

　特にベトナムでは、この４カ月の間に３３人が感染し、１５人が死亡した。これまでの感染者は計６０人。最近の感染のペースは第１波を超え、さらに拡大の様相を見せている。

　またこれまでの鳥への感染の広がりをベトナムの地域別にみてみると、北部、中部、南部いずれでも完全に消滅した時期はなく、
ウイルスはすでに一定地域に定着してしまった可能性があるという。

ＷＨＯが注目しているのは、ベトナムで感染者が増えているのに死亡率が下がっていることだ。
０３年１２月から０４年３月の流行期の死亡率が約７０％、０４年１２月から今年２月までの死亡率が約６０％であるのに対し、３月は１５％にすぎない。

　ＷＨＯはこうしたベトナムでの鳥インフルエンザの人への感染の広がり方の変化を統計的に分析した結果、ウイルスの毒性は弱まったものの、
より少量のウイルスで感染するようになった可能性があるとの見方をとるようになった。
ウイルスの性格が変化すると感染に気がつかないまま快復してしまう人も増えるようになり、鳥インフルエンザがより人に拡大しやすくなる恐れがあるという。

　１９１８年に欧州などで広がり２５００万人が死亡したとされるスペイン風邪でも死亡率は１％前後だった。仮に圧倒的に高かったＨ５Ｎ１型の死亡率が下がったとしても、これまで以上に感染力が強まれば大流行し、かえって死者を増やす恐れもある。

　鳥インフルエンザは、遺伝子レベルですでに何度も変異を起こしていることが確認されているが、その変化がウイルスそのものの特性の変化につながっているかどうかはまだわかっていない。

>>268-269　「最悪に備える」話。可能性はコワイが、一番あり得る話ではない
・土着感染（環境全体にあるので、駆除不可能）は事実
・死亡率低下は、患者発見数の増加で説明可能（それまでは重症例だけを検査）
・ウィルスは一般的に土着化し、毒性が弱まる。
　スペイン風邪が突然凶暴化したのが例外か？
・ただ感染数が増えると、突然変異も増え、凶暴化する可能性も高くなる。
・スペイン風邪の凶暴化は確か遺伝子たった２個だけの変化だけだったと思う。
（それもおそらく１カ所（アフリカのシエラレオネ？）で）
だから監視を強化している。
・インフルエンザの普通の感染力は数十％で、死亡率１％でも数千万人が死亡する。
日本で言えば５０万人くらい。交通事故死１万、自殺３万に比べて非常に多い。交通事故負傷者を上回りそう。

>>268-270
例年インフルエンザと鳥インフルエンザは北半球で4月になると下火になる。
SARSも冬だった。
それは土着感染化と生活習慣が変化しないことで説明がつく

生活習慣：今でもアヒルや鳥の生き血を飲んだりスープにする。鳥をしめるときとさばくときに感染する。
農村部では（農業国家）昔の日本のようにみんな鳥やアヒルを飼っている。
アヒルが潜在感染でウィルスをまき散らすのはWHOレポートにある。

>>269
注意しなければいけないのは「死亡率」の使い方。
・ベトナムの死亡率＝死亡者／感染者
・スペイン風邪＝死亡者／全人口

>>265の感染者人数は特定の医療機関で受診した人数。
多くの開業医受診者や「家で寝ていた」「風邪気味だけどがんばった」人は含まれていない。

NYタイムズ
・アンゴラ政府は数人の医師と３０人くらいの兵士しか現地に送っていない
・発見と隔離に必要な広報活動はほとんど行われていない（だからWHOチームは襲われるし、病院に患者はほとんどいない）
・国境なき医師団の現地責任者談「我々のやっていることはほとんど効果がない。」「政権を交代させることは出来ない」

マールブルグ　in アンゴラ
死者２３５、感染者２５７，生存２２、死亡率９１．４％
調査中５００

鳥大の大槻教授が科学技術賞受賞
　鳥取大学農学部の大槻公一教授（６２）ら四人が、二〇〇五年度の文部大臣表彰科学技術賞に選ばれた。長年、取り組んできた鳥インフルエンザの研究で、弱毒ウイルスが高病原性ウイルスに突然変異することを解明した成果が認められた。表彰式は二十日、文部科学省である。
　同賞は、科学技術に関する研究開発で優れた成果を収めた個人やグループに贈られる。
　受賞したのは大槻教授と伊藤寿啓教授（４６）、村瀬敏之助教授（４０）、伊藤啓史助教授（３７）の同大家畜微生物学教室の四人。
　大槻教授は、一九七九年から安来市や島根半島で採取したコハクチョウのふんから鳥インフルエンザウイルスの分離を続け、八三年にはＨ５Ｎ１ウイルスの検出に成功。
免疫学的実験で、弱毒の同ウイルスが徐々に変異した後、最終的に突然変異することを世界で初めて突き止めた。
　この研究成果は、同ウイルスは危険性が低いというＯＩＥ（世界獣疫事務局）の定義を、危険性が高いので高病原性と同じに扱うべきだ、と方針転換させた。突然変異したＨ５Ｎ１ウイルスは昨年、山口県や大分県、京都府で大量発現した。
　大槻教授は、古代サンゴの岩石化したドロマイトの加工品が、鳥や人のインフルエンザに抗菌性があることを発見。同学部にこのほど、鳥由来人獣共通感染症疫学研究センター（鳥インフルエンザ研究センター）を開設したばかり。
　大槻教授は、「家畜微生物学教室の研究仲間に助けられた。長年の研究を評価していただき感謝している。今後は、Ｈ５Ｎ１ウイルス遺伝子のどの部位が変化すれば疫病性が発現するか突き止めたい」と受賞を喜んでいる。
'05/04/19 山陰中央日報

>>268-272
>>5 04/11/01 21:43:48
Ｈ５Ｎ１型、耐熱性強まる　 鳥インフルエンザでＷＨＯ
　【ジュネーブ３０日共同】世界保健機関（ＷＨＯ）当局者は２９日、鳥インフルエンザのＨ５Ｎ１型ウイルスは耐熱性が上がっていることを明らかにした。
ＷＨＯは、鳥インフルエンザが今年、流行しにくい夏に想定外の広がりを見せた理由がウイルス耐熱性の向上にあると分析している。
　同当局者によると、ＷＨＯがこのほど米テネシー州メンフィスの施設で実施した試験の結果、今年のウイルスは３７度の環境で６日間生き延びた。昨年のウイルスは２日程度だった。
　またＷＨＯによると、カモが健康な状態のままでＨ５Ｎ１ウイルスを体内で増殖させ、排せつ物とともにウイルスを排出することも分かった。
ttp://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack.cgi?world+CN2004103001000679_1

20050416-0040 ( 2005/04/15 )
アンゴラ - マールブルグ病 WHO更新第13報
4月8日に公表された国際声明に対応して、WHOは流行対策を支援する資金提供の申し出をドイツ、スウェーデン、オランダ、イギリス、EU人道支援事務局(ECHO)から受けた。

日本は？

マールブルグ　in アンゴラ
死者２３７、感染者２６１，生存２４、死亡率９０．８％

2005年04月19日 ウイルスの豚感染広がる　
高病原性鳥インフルエンザ、人で新型流行の懸念も

　鶏に高病原性鳥フル（Ｈ５Ｎ１型）が流行しているインドネシアで豚にも感染が起きていることを、同国アイルランガー大と河岡義裕東大教授らの研究チームが１９日までに、豚から分離したウイルスの遺伝子解析で突き止めた。
　鳥フルウイルスが豚に感染すると体内で遺伝子の組み換えが起き、人に大流行する新型インフルエンザになる恐れが指摘されている。豚からの同ウイルス検出はベトナムと中国で報告されていたが、さらに感染地域が広がった。
　アイルランガー大のＣ・Ａ・ニドム博士は同国内で複数の豚ののどからウイルスを分離。東大医科学研究所の河岡教授の研究室で、遺伝子のＤＮＡ配列などを調べた。
その結果、ウイルスは高病原性で、鶏に流行しているのと同じＨ５Ｎ１型と分かった。詳しい解析を進めているが、豚の体内で遺伝子が組み換わるなどの変異が起きた形跡はないという。

ベトナムの鳥インフルエンザ、07年まで終息しない可能性
　　［ハノイ　１８日　ロイター］　ベトナムでは鳥インフルエンザについて、専門家らが依然として感染の拡がり方に困惑しており、２００７年まで終息しない可能性がある。
　当局者が１８日明らかにした。
　ベトナムでは、鳥インフルエンザで既に３６人が死亡している。
　農業省の首脳は鳥インフルエンザ対策の見直しを図る会議で、政府はＨ５Ｎ１型ウイルスを０６年ないし０７年までに抑え込み、１０年までには根絶させたい意向を表明した。
　ただ、他の高官らは、過去２年間でみても、１２月から３月という涼しい時期に最も強くなるこのウイルスとの闘いは、厳しいものになるだろうと指摘。
　ズン第１副首相も「鳥インフルエンザは新型で、非常に危険な疾病。我が国をはじめ、国際的な最新の知識でも適切な説明ができない」と述べている。
（ロイター） - 4月18日20時6分更新

>>240
大統領行政命令13295号
2003年4月4日
検疫することの出来る伝染病のリスト＝改訂版

(a)
Choleraコレラ
Diphtheriaジフテリア
infectious Tuberculosis伝染性結核
Plagueペスト
Smallpox天然痘
Yellow Fever黄熱病
Viral Hemorrhagic Feversウィルス性出血熱
（Lassaラッサ, Marburgマールブルグ, Ebolaエボラ, Crimean-Congoクリミア・コンゴ出血熱, South American南アメリカ,及びその他の未分離又は未命名）

(b) Severe Acute Respiratory Syndrome (SARS)サーズ

今度追加になったのがインフルエンザ

事件で有名な炭疽がない

去年だったか、京都の件の養鶏場近くのハエから鳥インフルエンザ
ウイルスが検出されて、人に感染する量なのか調べていると聞いたんだが
その後表だった話がない。今シーズンまだ日本で発生してないようだし
これは問題無いということ？

マールブルグ　in アンゴラ
死亡
死者２４１、感染２６４，生存２３，死亡率９１．３％

１８州中８州に広がる
Luanda, Cabinda, Kuanza Sul, Kuanza Norte,
Malanje, Zaire, Bengo and Uige

南アフリカの疑い例はマラリア

■国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/index.php

・2005/04/15
マールブルグ出血熱：緊急に求められる対策の強化
ttp://www.msf.or.jp/news/news.php?id=20050415&key=angora

・2005/04/08
マールブルグ病流行：最前線でのMSFの取組み
ttp://www.msf.or.jp/news/news.php?id=2005040801&key=angora

・2005/04/01
致死的なマールブルグ熱がウィジェ州で流行
ttp://www.msf.or.jp/news/news.php?id=2005040102&key=angora

マールブルグ　in アンゴラ
WHO更新
死者２５０、感染２６６，生存１６，死亡率９４．０％

>>285訂正
マールブルグ　in アンゴラ
WHO更新
死者２３９、感染２６６，生存１６，死亡率８９．９％

マールブルグ　in アンゴラ

死者２４４、感染２６６，生存２２，死亡率９１．７％

鳥インフルエンザは終息＝人への感染なし−北朝鮮高官
　【モスクワ２１日時事】平壌発のタス通信によると、北朝鮮国家衛生管理局のキム・チョンフバン副局長は同通信に対し、北朝鮮で発生した鳥インフルエンザのウイルスを事実上根絶したと述べ、終息を宣言した。
感染したニワトリなど２０万羽以上を処分したが、人への感染はなかったという。　
（時事通信） - 4月21日19時0分更新

"There's a number of indications it could be moving toward a more dangerous virus."
Peter Horby of WHO in Vietnam

H1N1 -- 1918-19 スペイン風邪、　50万人 アメリカ人　2000万−5000万人　世界
H2N2 -- 1957-58 流行、 70万人アメリカ人 200万人世界
H3N2 -- 1968-69 流行、 34万人アメリカ人 100万人世界

H5N1 と他のH5亜種・・流行中
H5N1 　極めて人間に危険
H7 　滅多に人間に感染しないが、密接な接触で感染し、死亡例もある
H9 　２，３の人間感染例あり

>>290　訂正、追加
H1N1 -- 1918-19 スペイン風邪、　50万人 アメリカ人死亡、39万人　日本、　2000万−5000万人　世界死亡
H2N2 -- 1957-58 アジア風邪、 7.0万人アメリカ人、 200万人世界 、日本だけで100万人死亡か
H3N2 -- 1968-69 香港風邪、 3.4万人アメリカ人 、100万人世界
H1N1 -- 1977 ソ連風邪、日本だけで10万人死亡か

H5N1 と他のH5亜種・・流行中
H5N1 　極めて人間に危険
H7 　滅多に人間に感染しないが、密接な接触で感染し、死亡例もある （オランダ）
H9 　２，３の人間感染例あり

1996年北海道でＨ５Ｎ４、
1997年香港でＨ５Ｎ１、カモからニワトリに伝播し、その後ヒトが感染して６人が死亡しました
1999年香港でＨ９Ｎ２型

>>281　日本では
改正後の感染症法対象疾患（平成15年11月5日施行）
強制入院可能な1類感染症
エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱
追加・・・重症急性呼吸器症候群（病原体がＳＡＲＳコロナウイルスであるものに限る。）、痘そう（天然痘）

一類感染症の消毒法概要
消毒のポイント 消毒法

※エボラ出血熱 、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱、ラッサ熱、SARS

厳重な消毒が必要である．
患者の血液・分泌物・排泄物，およびこれらが付着した可能性のある箇所を消毒する
●80℃・10 分間の熱水
●抗ウイルス作用の強い消毒薬　0.05〜0.5％（500〜5,000 ppm）
次亜塩素酸ナトリウムで清拭*，または30 分間浸漬
アルコール（消毒用エタノール，70v/v％イソプロパノール）で清拭，または30 分間浸漬
２〜3.5％グルタラールに30 分間浸漬**

※ペスト 肺ペストは飛沫感染であるが，患者に用いた機器や患者環境の消毒を行う
●80℃・10 分間の熱水
●消毒薬
0.1w/v％第四級アンモニウム塩または両性界面活性剤に30 分間浸漬
0.2w/v％第四級アンモニウム塩または両性界面活性剤で清拭
0.01〜0.1％（100〜1,000 ppm）次亜塩素酸ナトリウムに30〜60分間浸漬
アルコールで清拭

マールブルグ　in アンゴラ
WHO・・封じ込めのめどがついた（数ヶ月先だが）
・基本的にウィジェ州のみ
・死亡率が高すぎるので、感染する暇がない
・濃密な接触のみで感染（空気感染とかしない）

クリミア・コンゴ出血熱　in パキスタン（首都イスラマバード）
少女1人だけど、どこから感染したかがコワイ


20050425.1150
25-APR-2005
Crimean-Congo hem. fever - Pakistan (Islamabad)

マールブルグが終わりかけたのに・・・

クリミア・コンゴ出血熱はロシア南西部クリミア地方、中央アジア、中近東、東欧、アフリカに広く分布しています。

　2001年には、コソボで6名の死亡患者を含む69名のクリミア・コンゴ出血熱感染疑い患者が発生しました。そのうち18名が確定診断例(15名は検査結果、3名は臨床的および疫学的判断による)と分類されました。
また、1999年6月から7月にかけて、ロシア連邦の黒海とカスピ海の間にあるStavropol地区でクリミア・コンゴ出血熱による死亡患者6名を含む65名の患者が発生しました。
　1944年クリミア地方で野外作業中の旧ソ連軍兵士達の間に重篤な熱性疾患が発生し、1969年、アフリカのコンゴで1956年に分離されたウイルスと同様のウイルスであることが判明したことから、クリミア・コンゴ出血熱と命名されました。
　主にダニの刺咬により感染しますが、患者の血液や体液との直接の接触によっても感染が可能なためヒトからヒトへの院内感染も発生しています。

北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）の鳥フル
封じ込めた・・FAOニュースリリース

>>297
北朝鮮の鳥インフルエンザ、感染抑制に成功と　ＦＡＯ
2005.04.26　Web posted at: 14:21 JST　- CNN/REUTERS
ローマ──国連食糧農業機関（ＦＡＯ）は２５日、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）で発生した鳥インフルエンザについて、感染拡大の抑制に成功した、と発表した。
ＦＡＯによると、首都・平壌近郊にある３カ所の養鶏場で、毒性の強い「Ｈ５Ｎ１型」とは別の「Ｈ７型」ウイルスを確認。
このウイルスに感染した鶏２１万８０００羽を処分したほか、感染していない鶏へのワクチン接種を行った。Ｈ７型が見つかった３カ所の養鶏場で、ウイルスは除去されたとしている。
ＦＡＯは北朝鮮に対し、今後の感染拡大を防ぐため、全国的な鳥インフルエンザの監視を続けるよう、求めている。

マールブルグ　in アンゴラ

死者２５３、感染２７３，生存２０，死亡率９２．７％

ポリオ（小児マヒ）　in イエメン（ProMED)
患者激増中

珍しい「WHO・ロータリークラブ・UNICEF・CDC合同ニュースリリース」
（だからWHO-CSRにない）

はしか　in　チャド　　　（まだProMEDにない）
死者100人以上（多分200-1000人？）、患者1万人〜2万人

マールブルグ　in アンゴラ
死亡者２５７　1人回復退院　その他の情報不明

>>294　>>299　>>301
マールブルグ　in アンゴラ

まだ封じ込めていない（院内感染例が相当ありそう）

死者２８０，感染者３１３，生存３３、死亡率８９．５％
（これはあくまでも公式統計）

国際情勢板らしく
次の本を参考に

「文明の衝突」サミュエル・P・ハンチントン
（ハーバード大学教授、Foreighn Policy 共同編集長）

単純に言うと、宗教的価値観の対立がこれからの世界を支配するだろう、と。
（ジョージ・ケナンの「X論文」が誤用されて一人歩きしたように、誤用されかけているが）

・イエメンのポリオは、ワクチン接種を「米国がアフリカにエイズを広げるためにやっている」とされ、住民がほとんど受けなかった。
・ハジ（イスラム教の巡礼年）でポリオが広がっている。

これはどこかでイスラム教徒差別につながるおそれがある。
イスラム近代化の流れを阻み、原理主義者の台頭を招きかねない。
中国（共産主義）とインド（社会主義・ヒンズー教）が石油など資源争奪合戦を始めた中、世界情勢が流動・不安定化していく。
（日本はなぜサウジの石油利権を放棄したのだろうか？）

・アンゴラのマールブルグは、地域住民が埋葬習慣と呪術医に頼り、医者を拒否するところにある。
（もっとも「アラビアンナイト」に行き倒れの病人が、病院の前まで運ばれるが、良い人が「こんな所に入っては殺される」と言って助け出す場面がある。）
（18世紀にあるフランス人が、入院患者とそうでない人の死亡率が同じであることを確認し、近代医学の始まりとされる）
実際問題として、病人から見れば、マールブルグにかかって病院に入って助かる見込みはない＝病院に入って殺される事と同じ。

日本でも「近所の噂」になって「学校でのいじめ」「パート先で・・」が重なり、潜在化することはあり得る。
昔の、結核やハンセン病での差別は忘れられた経験ではない。

>>303
SARSの時、香港メトロポールホテルのスーパースプレッダー=中山医学院のL教授(全世界に広めた）、シンガポールのスーパー・スプレッダー=E.M.（女性、家族数人に広め、シンガポール中に広げた）、
中国の政府高官？（飛行機の中で広げたという噂だが、詳細は不明になっている）の経験があるから。


>>303修正
・イエメンのポリオは、2003年中頃ナイジェリアのケーノ（Kano)州で、ワクチン接種を「米国がアフリカにエイズを広げるためにやっている」とされ、住民がほとんど受けなかった結果として広がった。

国際情勢板らしく

Huntington Theoryは、出版前から有名だった
（「ピルズベリー・メモランダム」のように）

新教国：米国、カナダ、英国、スイス
旧教国：南米、スペイン、ポルトガル、イタリア
仏教国：日本、タイ
イスラム教国：サウジ、イラン、イラク、インドネシア
ユダヤ教国：イスラエル、米国、英国
ロシア正教、ギリシャ正教：ロシア、ギリシャ、トルコ
共産主義国：中国、北朝鮮、リビア、キューバ、ベネズエラ？

「米・英・イスラエル連合国：アラブ・中南米連合国」の図式か

＜ポリオ＞インドネシアで１０年ぶりに確認　ＷＨＯ
　【ジュネーブ大木俊治】世界保健機関（ＷＨＯ）は３日、インドネシアで１０年ぶりにポリオ（小児まひ）の感染患者が確認されたと発表した。
今年新たに患者が出たのは、イエメンに次いで２カ国目。０３年末からウイルス感染者の移動によるとみられる新規患者の発生が各地で相次いでおり、ＷＨＯはワクチン接種の徹底など警戒を呼びかけている。
　ＷＨＯによると、今回確認された患者は西ジャワ・スカブミ地区の１歳半の子どもで、他に同地区の７人にまひ症状が表れた。
分析の結果、ウイルスは西アフリカ((ナイジェリア))からスーダン経由で旅行者によって持ち込まれた可能性が強いという。
（毎日新聞） - 5月4日21時46分更新

マールブルグ　in アンゴラ

死者２８７、感染者３２７、生存４０，死亡率８７．８％

ＮＹ原油大幅続落、終値３か月ぶり安値の４８．５４
　【ニューヨーク＝小山守生】１２日のＮＹＭＥＸの原油先物相場は続落した。　
ＷＴＩ６月渡しの終値は前日比１・９１ドル安の１バレル＝４８・５４ドルと、終値としては２月１８日以来約３か月ぶりの安値となった。
一時は同２・１５ドル安の４８・３０ドルまで下落した。
　米エネルギー省が１１日に発表した週間在庫統計で、米国内の原油の在庫増加が確認されたことから、
需給ひっ迫が解消されるとの見方が強まり、売り注文が膨らんだ。（読売新聞） - 5月13日11時7分更新

最近の情勢
・コンゴ共和国(ブラザビル）でエボラの疑い（9人）
・インドネシア(ジャワ島中央部）で豚の鳥フル、疑い
・ベトナムとカンボジアで鳥フル患者各1名
・マールブルグはまだまん延中
・米国西ナイル、新シーズンへ

ProMED情報
(厚生労働省検疫所＝成田空港検疫所の翻訳。一部抄訳）
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi

http://www.from-thai.com/previous-news.php?lg=j
タイ及びアセアン諸国は次のインフルエンザ世界的流行病に備えて
人間のインフルエンザ・ワクチンを開発して、緊急に蓄えておかな
ければいけない、と昨日タイを訪問中の米国ウィルス学者は語った。
鳥インフルエンザの世界有数な専門家のひとりであるロバート・ウ
ェブスター教授は、ベトナムにいる,,,,,
だってさ、インフルエンザ鳥から豚ー人間ってのもあるんで、、
ガクガクプルプル、、、

>>309　追加
・細菌性髄膜炎　インド　死者２３
・グレイハウンドの呼吸器疾患（鳥フル説も）　米国
・イエメンなどのポリオ（小児マヒ）
・中南米のマラリアは終息に
・チャドのはしか
・英国、特にスコットランドの院内感染（保健制度の失敗？）
・ニパ、ヘンドラは報告無し
・英国で狂牛病にかかった献血者（まだProMEDにない）
・シカゴのリンカーン公園動物園で続く不思議な動物の死亡
・ニュージーランドで首相をだまして伝染病警告
・ベトナム、FAO、WHOの協力体制に疑問（関係者は否定）（ProMEDにない。掲載の見込みもない）
（ベトナムの鳥フル隠蔽はかなり前から話題。一説には鳥フル患者は10倍とか。濡れ衣のおそれもあるが、SARSでの経験が・・）

マールブルグ　in アンゴラ

死者２９２、感染者３３６、生存４６

最新情報では　死者２９７、感染者５００以上か
飛び地のカビンダにも広がる

・ベトナムの鳥フル　また1名
・コンゴ共和国（ROC、ブラザビル）エボラ疑い死者11名。
・ジンバブエ　マラリア死者３００以上
・WHO総会、鳥フルの脅威が中心議題に

ブラジルで風土病集団感染、売店の生ジュース飲んで
　ブラジル南部サンタカタリナ州でカーニバルの時期に当たる今年２月、売店の生ジュースから風土病「シャーガス病」の集団感染が起き、現地で被害が出ている。
　日本の感染症専門家は「この時期、同州で生ジュースを飲んだ心当たりのある人は、念のため検査を受けて」と呼びかけている。
　感染源は、海岸リゾートで有名なフロリアノポリスの北約１００キロの国道沿いの売店で、２月１３日前後に販売されたサトウキビの生ジュース。同州などで急性症状で５人が死亡、４０人以上の感染が判明。
　この道路は、カーニバルのシーズンで観光客らの往来が多い時期に当たり、日本人ら外国人旅行者が立ち寄った可能性もある。
　シャーガス病は微生物の原虫が原因で、今回はジュース中に虫が入った疑いがもたれている。
（読売新聞） - 5月16日14時44分更新 （結構古いニュースです）

【中国】衛生部：生食原因の寄生虫激増、吉林では7倍に

　衛生部は、04年末までに全国31の省、自治区、直轄市で実施した寄生虫症に関する調査の結果を発表した。
血清検査により包虫（エキノコックス）症の陽性反応を示した人が、調査対象のうちの12．04％に上るなど、高い率を示した。　
包虫症に関しては、39,826人を調査した。嚢虫症に関しては96,008人調査した結果、0．58％が陽性。
肺吸虫（肺ジストマ）に関しては68,209人を調査した結果、1．71％が陽性。旋毛虫症に関しては93,239人を調査した結果、3．38％が陽性。
トキソプラズマ症に関しては47,444人を調査した結果、7．88％が陽性だった。

寄生虫やその卵などを含む食物を直接食べて感染する「食源性」の寄生虫の感染率は第1回の調査と比べて激増している。
肝吸虫（肝臓ジストマ）の感染者は75％増加。特に、広東省では182％増と前回調査時の2倍弱にまで増加。
広西チワン族自治区では164％増、吉林省では630％増と、前回調査時の7倍以上に激増した。
　同じく「食源性」の寄生虫である無鉤条虫は52．47％の増加。
特にチベット自治区では97％、四川省では98％の増加。無鉤条虫の感染者はチベット自治区、四川省、新疆ウイグル自治区、青海省など西部地域に集中しており、感染率は東部地区の約5倍となっている。
牧畜民が火の通っていない牛肉を食べて感染するケースが多いと考えられている。（編集担当：如月隼人）（サーチナ・中国情報局） - 5月16日23時25分更新

・コンゴ共和国（DRC、ブラザビル）エボラ確定。
・イエメンのポリオ(小児マヒ）８３。先週比2倍。

人への感染力が増大か　ベトナム鳥インフルエンザ
　ベトナム北部で従来より人に感染しやすいＨ５Ｎ１型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが出現している可能性が高いと、６、７日にフィリピンで開かれた世界保健機関（ＷＨＯ）の専門家会合で報告されていたことが、１８日分かった。
　直ちに新型インフルエンザの世界的流行につながるわけではない。しかし、現在の監視体制では症状の軽い患者の見落としが増え、感染拡大を食い止められない恐れがあるとも指摘され、ＷＨＯは対応を検討している。
　関係者によると、３月以降にベトナム北部で見つかったウイルスは致死率が１５％程度で、これまでに検出されたウイルスの７５％に比べて低い。
　だが、流行地域では、これまであまり見られなかった集団感染事例が相次いで発生。感染した鶏との接触がなくても発症するなど、人から人への感染を疑わせる報告もあり、ウイルスが人に感染しやすくなっている恐れが強まったという。
（共同通信） - 5月18日9時31分更新

スペインかぜ、旧日本陸軍で猛威…当時のカルテ発見

　１９１８〜１９年に世界で大流行したインフルエンザ「スペインかぜ」が、日本陸軍の内部でも猛威をふるった様子を示すカルテや入院目録など約７００人分の資料が、国立国際医療センター（東京・新宿）で見つかった。
　国がまとめたスペインかぜの統計データなどはあるが、カルテのような当時の一次資料はほとんど残っておらず、２０世紀の感染症史の一端を物語る貴重な“物証”になりそうだ。
　同センターが昨年５月、保管庫の古い資料を整理した際に見つかった。段ボール３箱分で大部分が筆書き。１８年当時、同センターは「東京第一衛戍（えいじゅ）病院」という名称の陸軍本病院で、患者はすべて軍人だった。
　資料を分析している同センター呼吸器科の川名明彦医師らによると、呼吸器系疾患の患者数は、１８年１〜１０月は毎月２０人前後で推移していたが、１１月に突然１０９人に急増、大半はスペインかぜ患者とみられる。
三つの流行期のうち、第１波（１８年８月〜１９年７月）の初期にあたり、軍隊の集団生活の中で急速に感染が拡大した様子がわかる。
　１８年１〜１１月の入院患者を記録した「病床日誌目録」では、１２７人でインフルエンザを意味する「流行性感冒」と病名が記され、名前や所属部隊、病状の経過などが記載されていた。
　カルテは陸軍本病院の３９８人分のほか、出兵に伴ってシベリアに作られた「第五陸軍病院」の１３２人分や、都内二つの分院の２１人分も残っていた。
　死亡率を計算すると６〜８％と非常に高く、最も死亡率が高かった第２波（１９年９月〜２０年７月）の国内平均５・３％を上回っていた。
インフルエンザは通常、子どもや高齢者で死亡率が高いが、スペインかぜでは２０〜３０代の死亡率が高く、軍人の年齢構成と重なるためとみられる。
　川名医師は「当時の衝撃が資料からはっきりと伝わってくる。古いカルテも将来への財産として保存すべきだ」と話している。
（読売新聞） - 5月17日3時3分更新

マールブルグ病、別地域で死者を確認　ＷＨＯ
2005.05.17 Web posted at: 11:32 JST- REUTERS
ルアンダ（ロイター）　世界保健機関（ＷＨＯ）は１６日、アフリカ南部のアンゴラで発生しているウイルス性出血熱マールブルグ病が、
これまで感染者が出ていた場所とは別の地域で発生し、新たな死者を確認したと発表した。
感染者はこれまでに３３６人に達し、うち２９２人が死亡している。
ＷＨＯのバティアセヴィ報道官はロイター通信に対し、アンゴラ北西部ウィゲ州からの電話インタビューで、
「今までの流行とは関連がはっきりしない別の地域で、感染者が確認された。感染経路を確認中だが、これまで考えられていた以上に、被害が拡大する恐れがある」と語った。
マールブルグ病の感染者が出た地域には、ＷＨＯを中心とした医療チームが派遣され、感染拡大を防ぐための活動を行っている。
しかし、ウイルス性出血熱に関する情報不足と、死者の弔い方といった文化的な壁が立ちはだかり、感染者が後を絶たない。
アンゴラのバンドゥネム保健副大臣は、「文化的な問題がある。
この地域の人々は、亡くなった人を水浴させないと、死者が安らかな眠りにつけないと考えている」と述べ、習慣による感染拡大の恐れを指摘した。
マールブルグ病は下痢や発熱、おう吐、出血などの症状を伴い、感染者の唾液（だえき）や血液などの体液に接することで、ウイルス感染する。ワクチンや治療法は見つかっていない。
マールブルグ病の集団感染による死者数はこれまで、１９９８年から２０００年にかけてコンゴ民主共和国で１２３人が死亡したケースが最多だった。

マールブルグ　in アンゴラ

死者３１１、感染者３３７、生存２６

>>319　20050519-0050 ( 2005/05/17 ) PRO>Avian influenza, human - East Asia (77): Viet Nam鳥インフルエンザ、ヒト患者-ベトナム：北部で鳥インフルエンザヒト･ヒト感染の可能性。情報源：UK Channel Four News、5月17日。
科学者らは鳥インフルエンザウイルスが間もなくヒト･ヒト感染をするようになると警告している。Channel 4 Newsが突き止めた新たな証拠は、ウイルスが突然変異を開始したため鳥インフルエンザ汎流行の可能性が増加したことを示している。
鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)は[2004年から2005年の]過去2年間にアジアで52名の患者を死亡させ、感染拡大は食い止められていない。現在我々はWHO科学者らの報告を受領したが、それによると鳥インフルエンザ汎流行の危険が増加しているとしている。
(以下、この報告がウイルス変異の初報告にあたること、北部ベトナムで感染伝播形態が変化しており検査室診断でも抗原性の変化が証明されたことを報ずるニュース記事、[2]参照｡) [Moderatorにより上記ニュース記事の元になったWHO文書の紹介：
<http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/H5N1%20Intercountry%20Assessment%20final.pdf> [2]に要約を記載しているが、その中でヒト・ヒト感染に関してはまだ確定的とは言えないとのコメント。]

[2] WHO国家間審議-アジアにおけるインフルエンザA/H5N1型感染ヒト患者-マニラ、2005年5月6日〜7日。情報源：WHO, CSR、5月18日。
<http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/H5N1%20Intercountry%20Assessment%20final.pdf>
評価：2005年1月から4月にかけて北部ベトナムにおいてH5N1型ヒト感染のある重要な疫学的特徴が発生しており、それは2004年アジア他の諸国や同じ時期に南部ベトナムで認められたいくつかの側面と異なっている。
すなわち南部に比較して北部では患者の集団発生件数が増加しており、初発患者から採集患者発生までの期間が延長しており、年齢層の拡大と死亡患者数の減少が認められている。
調査ではヒト･ヒト感染が発生した証拠は確認できなかった。(以下、科学的根拠は無いが疫学上ウイルスが変異している可能性を指摘する記載、原文参照｡)
( 重要度：C+ ／ 対象：2 )

>>312
＞・ベトナム、FAO、WHOの協力体制に疑問（関係者は否定）（ProMEDに＞ない。掲載の見込みもない）
＞（ベトナムの鳥フル隠蔽はかなり前から話題。一説には鳥フル患者は10倍＞とか。濡れ衣のおそれもあるが、SARSでの経験が・・）

WHOはやっぱりベトナム政府の対応に不満らしい。
WHO-CSR　Avian influenza 　update 18　19 May 2005

WHO has asked the Ministry of Health in Viet Nam tosupplement the numbers with data on individual cases.
Rapid field investigation of new cases, especially when these occur in clusters,
remains essential to assess possible changes in transmission patterns that could indicate improved pandemic potential of the virus.

>>319 >>323-324
鳥インフルエンザ　ヒト感染、危険性拡大　東南アジアで続発　ウイルス変異か

　強い毒性をもった鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）が、ベトナム、カンボジアなど東南アジアで感染を広げている。
このうちベトナム北部では、ウイルスの変異によりヒトに感染しやすくなった可能性が、今月初めの世界保健機関（ＷＨＯ）の報告書や専門家会議で相次いで指摘された。
世界的な感染爆発にただちにつながるわけではないが、危険性は高まっており、ＷＨＯは調査と監視の強化を各国の医療・防疫当局に呼びかけている。
　今月三日のＷＨＯ報告書によると、ベトナムではこれまでに鳥インフルエンザ発生の波が三度あった。
二〇〇三年十二月から〇四年八月までに起きた最初と二度目の波では、両方をあわせた致死率が７４％と高かったが、第三波にあたる同年十二月から〇五年四月は３６％と低下。
しかし発生は続いており、現地からの報道によると、今月に入って二人の感染者が出た。
　これは、ウイルスの毒性が弱まったことで致死率が下がった半面、感染の効率はよくなった可能性があるという。

今月六、七の両日にマニラで開かれたＷＨＯ専門家会議での議論のまとめによると、ベトナムでも地域差があり、致死率は北部では３４％だったが、南部では８３・３％と高かった。
その一方で、集団発生は北部で八件と多発したが、南部では二件だった。
タイでも昨年、ヒトからヒトへの感染が確認されたが致死率は７１％、カンボジアでは１００％と、ベトナム北部とは違っていた。
　感染の年齢層も、これまでは十七歳から三十一歳と若者や子供に多かったが、ベトナムでは最近、鳥と接しない一歳未満の乳児が感染するなど、感染のパターンが変わってきているという。
　また、ウイルスに感染していても発症しない「不顕性感染者」も報告され、国立感染症研究所の谷口清州・感染症対策計画室長は「実際の感染者は判明しているより多い可能性がある。
今のところ、感染は拡大傾向にないがこれまでと状況が違ってきており、世界流行の恐れがあることを留意したうえで、日本も監視を強めるべきだ」と指摘する。
　一方、大槻公一・鳥取大教授（獣医微生物学）は「インドシナ半島ではすでに二億羽以上のニワトリが感染やその疑いで処分された。
現地では鳥インフルエンザウイルスがさまざまな形で定着している。
ブタを介してヒトに感染しやすいウイルスに変化した可能性が高い。同半島からのツバメの渡来時期は過ぎたが、日本も警戒する必要がある」と話している。（杉浦美香）
　　　　　◇
　《鳥インフルエンザ》毒性の強いＨ５Ｎ１型のヒトへの感染が１９９７年に香港で起きて以来、タイやベトナムでも発生。感染はその後も波状的に報告されている。
日本でも昨年、ヒトへの感染が確認された。今年に入り北朝鮮で鳥インフルエンザによるニワトリの大量死が報告されたが、これは同型より病毒性が弱いウイルスによるとみられている。
（産経新聞） - 5月20日2時40分更新

＜アンゴラ＞マールブルグ出血熱の死者３００人突破 【ヨハネスブルク白戸圭一】
アフリカのアンゴラからの報道によると、同国北部のウイゲ州を中心に流行しているウイルス性感染症「マールブルグ出血熱」の死者が１９日までに３１１人に上った。
９８〜００年に隣国コンゴ民主共和国で１２３人が死亡したのを超える過去最悪の事態となっており、世界保健機関（ＷＨＯ）は他地域への感染拡大阻止に全力を挙げている。
　ＷＨＯによると、これまでに３３７人の発症が報告されており、致死率は約９２％。
同州では住民の移動が制限されているため、過去５週間、他の州での発症報告はないが、現地のＷＨＯ報道官はロイター通信に「流行は終息していない」と述べた。
ＷＨＯは、家族の遺体に触れることなどで感染が広がっているとみている。（毎日） - 5月20日10時43分更新

＜南アフリカ＞死因の第１位がエイズ　死者の３分の１
　【ヨハネスブルク白戸圭一】南アフリカの公衆衛生に関する独立調査機関、医療研究評議会は、同国国民の死亡原因のトップがエイズであると結論付けた調査報告書を作成した。
１７日付の南ア主要紙が一斉に報道した。
国連によると、南アはエイズウイルス（ＨＩＶ）感染者が５３０万人（０３年末現在）と世界最多だが、死亡原因のトップがエイズであるとした報告は初めて。
　同評議会は００年の死亡統計などを基に南アの九つの州ごとに死因を推定した。その結果、全国の死者の２９．８％はエイズが原因と判明。
９州のうち８州で死因１位はエイズだった。最も高かったのはクワズールーナタール州で４１．５％。政治経済の中枢であるハウテン州は３２．５％だった。
　報告書は外部に流出し、報道で存在が明るみに出た。政府は「厚生相が報告書を見るまでは論評しない」としているが、
南アの現政権はエイズ対策に消極的だと指摘されてきただけに、「調査結果は政府の失政を裏付けるもの」との政府批判が改めて強まりそうだ。
（毎日新聞） - 5月20日10時43分更新

>>329
南アフリカ；人口は約４４００万人中エイズ感染者５３０万人。

日本に例えるなら1400万人の感染者！

普通に禁欲的に生活して○○○しても、かかる可能性は高い。
日本の高校生なら４０％、大学生なら９５％は感染するのでは？
母子垂直感染を考えると、30年で人口半減だろう。

「私たちはサハラ以南sub saharaの国はもうないと思わなければ行けません」
ライアン大統領への専門家の言葉です。

マールブルグ出血熱の流行、いまだ制圧できず 05月13日
3月22日に発生が確認されたが、6週間が経過したが、流行の制圧には至っていない。4月30日までに271人の死亡と301人の感染が発表されている。医療スタッフの間にも多数の犠牲者が出ており、これまでに少なくとも19人が死亡した。
なおも憂慮すべき状況が続いている。流行の中心ウイジェ市では、遺体の回収が毎日行われている。また、ウイジェの北西50kmのソンゴの病院が、新たな流行発生地として浮上した。
ウイジェの病院では先週、3人の感染者がそれぞれ異なる病棟で死亡した。
流行制圧システムが機能していないということである。WHOは6日、「このような状況では感染が拡大する可能性はきわめて高い」ことを認めた。
MSFは当局からの要請を受けて、患者と医療スタッフ双方の感染を防ぐため、制圧への取組みをさらに強化していく。
全病棟の消毒に加え、救命病棟への入院を一時的に制限するため、トリアージを厳密に行う必要がある。これらの対策は、厳格に実施されなければ成果は上がらない。
この新しい状況に対して、新たな患者の流入に対処し、マールブルグ出血熱以外の病気も治療するため、近郊の医療施設を強化する必要が出てきた。
保健当局とWHOは、感染の疑いのある患者の特定方法および感染者と接触した人々の追跡をともに改善する必要がある。
MSFは感染症の制圧において、住民に対する病気とその予防についての情報提供が重要だと考えている。
当局、地域社会、その他の関係機関は、患者とその家族を支援しなければならない。彼らに対する暴力や脅しは、状況を悪化させ、患者やその家族がさらに肩身の狭い思いをすることにしかならない。
MSFはウイジェ、ソンゴ、ネガゲ、ルアンダで、病棟を設置した。MSFはまた、各地区で遺体を回収し、最も厳格な基準に沿って埋葬している。加えて、これらの公衆衛生対策について人々の理解が得られるよう、広報活動も強化している。
MSFはこの緊急事態に対し55人の外国人ボランティアを派遣している。

中国青海で発生確認
　【北京２１日共同】新華社電によると、中国農業省は２１日、
青海省剛察県で今月４日に渡り鳥の死骸（しがい）が見つかり、
検査の結果、死因は鳥インフルエンザウイルス（Ｈ５Ｎ１型）の感染だったと発表した。
　青海省当局は、関係地区への立ち入りを禁止するとともに、検疫作業を実施した。人への感染などは起きていない。

[注]青海((チンハイ))省は西域の省、省都西寧（シーニン）。剛察((ガンツァ))寧から北西に200kmの都市。

・コンゴのエボラは制圧の見込み
・マールブルグ　in アンゴラ　　死者３１９人、感染者３４５人
・フロリダの　かんきつ類かいよう病 citrus canker 感染拡大中
・インドネシアの豚インフルエンザ、人間への感染の疑い

>>332
青海((チンハイ))省 Qinghai province
剛察((ガンツァ)) Gangcha・・省都西寧（シーニン）から鉄道沿いに北西200km。


発見されたのは、１７８羽の死骸、一部にH5N1を検出。青海((チンハイ))湖の中の渡り鳥観察センター、5月4日、
種類不明（「水鳥ではない」といっているが）

「いくつかは東南アジア（またはインド）方面から」と新華社はいっているが、
シベリアからの渡り鳥ルート上なので懸念されている。
（シベリアに鳥フルだらけの水鳥の場所があって、そこから渡り鳥でウィルスが広がるという有力な説がある。
もう一つの有力な説は、広東省や東南アジアの鴨や豚の中で変異して広がるという説）

中国政府は
・当該地域への立ち入り禁止
・養鶏関係者への厳重警戒の呼びかけ
・一般人はニワトリに触るな

中国政府？　wild geese 雁（がん、かり）と認める

報道によれば「インドガン」だそうです

ガンの仲間からは、インドガンに登場してもらいましょう。インドガンは真っ白な頭に２本のダークブラウンの線が入っているオシャレな姿をしています。
このことから英語では「Ｂａｒ−ｈｅａｄｅｄ　Ｇｏｏｓｅ（頭に線のあるガン）」と呼ばれています。
彼らはインドとチベット、ロシアなどを行き来する渡り鳥です。ところが、その行く手にはヒマラヤ山脈が立ちはだかっています。
標高９０００メートルの高さがあるこの山々を、彼らは越えていくのです。おそらく世界一高いところを飛ぶ鳥だと思います。かっこよくてスポーツマン、こんな言葉がピッタリの鳥です。

報道によれば「インドガン」だそうです

ガンの仲間からは、インドガンに登場してもらいましょう。インドガンは真っ白な頭に２本のダークブラウンの線が入っているオシャレな姿をしています。
このことから英語では「Ｂａｒ−ｈｅａｄｅｄ　Ｇｏｏｓｅ（頭に線のあるガン）」と呼ばれています。
彼らはインドとチベット、ロシアなどを行き来する渡り鳥です。ところが、その行く手にはヒマラヤ山脈が立ちはだかっています。
標高９０００メートルの高さがあるこの山々を、彼らは越えていくのです。おそらく世界一高いところを飛ぶ鳥だと思います。かっこよくてスポーツマン、こんな言葉がピッタリの鳥です。

報道によれば「インドガン」だそうです

ガンの仲間からは、インドガンに登場してもらいましょう。インドガンは真っ白な頭に２本のダークブラウンの線が入っているオシャレな姿をしています。
このことから英語では「Ｂａｒ−ｈｅａｄｅｄ　Ｇｏｏｓｅ（頭に線のあるガン）」と呼ばれています。
彼らはインドとチベット、ロシアなどを行き来する渡り鳥です。ところが、その行く手にはヒマラヤ山脈が立ちはだかっています。
標高９０００メートルの高さがあるこの山々を、彼らは越えていくのです。おそらく世界一高いところを飛ぶ鳥だと思います。かっこよくてスポーツマン、こんな言葉がピッタリの鳥です。

最新情報　鳥フル　青海
・人間の死亡か？　ただしガセネタの可能性大
・本当は５１９羽死亡　発見、これはマジネタ

ネーチャー今週号　インフルエンザ・パンデミック
・予想　感染者3000万人、死者700万人
・ほとんどH1とH7しか検査していない

ネーチャー今週号　インフルエンザ・パンデミック
・予想　感染者3000万人、死者700万人
・ほとんどH1とH7しか検査していない

>>339鳥インフルエンザで１２１人死亡？…中国当局は否定
　【北京＝末続哲也】渡り鳥の鳥インフルエンザウイルス（Ｈ５Ｎ１型）感染が確認されていた中国内陸部の青海省で、
「４月以降、渡り鳥のＨ５Ｎ１型ウイルスが人に感染し、１２１人が死亡した」との未確認情報が２６日、海外の一部ウェブサイトに流れ、中国当局が急きょ、この情報を全面否定する一幕があった。
　この情報は、青海省の関係者が明らかにしたとされるものだが、信ぴょう性は不明。
これに対し中国衛生省は同日、２５日現在で鳥インフルエンザや新型肺炎（重症急性呼吸器症候群＝ＳＡＲＳ）などの感染例はないと発表、
現地で感染の早期発見や予防の措置を徹底していることを強調した。
　ただ、中国は一昨年、新型肺炎の感染拡大を隠そうとした前例があり、今回も当局が情報統制を敷いている可能性が指摘されている。
（読売新聞） - 5月26日21時29分更新

>>341　常設の国際チームで対策を　鳥インフルエンザで提言
　２５日付の英科学誌ネイチャーは、アジアで感染が広がる鳥インフルエンザに関する特集を組み、
鳥インフルエンザが人間の間で流行すれば、世界人口の２０％が感染、数カ月以内に３０００万人の治療が必要になり、うち４分の１が死亡すると指摘した。
専門家は、世界的なプロジェクトチームを常設して対応することなどを呼び掛けた。
　特集中でオランダ・エラスムス医療センターの専門家((オスターホルム他))は、予防接種の効果を確かなものにするため、世界中の保健機関と農業専門家が協力し、
国際的な標準となるワクチンを開発することを提案した。
（共同通信） - 5月26日2時54分更新

【中国】青海：鳥インフルエンザ、変化型ウイルスの可能性

　青海（せいかい）省で渡り鳥の死骸から発見された鳥フルのウイルスは、これまで中国で発見されているものとは、異なるタイプのものだった。
人への感染力が強いものである可能性があるが、衛生部の毛群安・報道官は、「これまでのところ、人への感染は確認されていない」とした。23日付の新浪網などが伝えた。
　死んだ渡り鳥は東南アジアから飛来したものだとされる。また、発見されたウイルスは、これまで中国で確認されている鳥フルのウイルスとはタイプが異なる、
人に発病させる遺伝子を持つ可能性があるものだったとも紹介されている。

　青海省で確認されたのは、H5N1型のウイルスだが、WHOは05年5月になってから、このH5N1型ウイルスが、人から人に感染しやすいタイプのウイルスに変化しつつある可能性があると、報告書などで指摘している。
　この指摘はベトナム北部のケースに対する調査にもとづくものだが、WHOでは「人が発症した場合の死亡率はこれまでのウイルスによるものよりも低いが、
大流行によって死亡者の数そのものは増加する可能性がある」として、各国の医療・防疫当局に調査と監視の強化を呼びかけている。

　ただし、毛・報道官は、「死んだ渡り鳥に接触した人を含めて、人への感染は報告されていない」と述べている。
また、該当する地域では人への感染に関する監視を継続しているとも説明。さらに、渡り鳥の死骸が発見された周囲には消毒をほどこして封鎖したことを紹介した。

　一方、農業部では全省の家きん類にワクチンを接種しており、これまでに家きん類への感染は確認されていないことを発表している。

　また、渡り鳥が飛来するコースにあたる都市に関して、衛生部の毛・報道官は「各地では、04年の鳥フルの流行時の緊急対策を定めており、必要があればただちに実行する」と説明している。
（編集担当：如月隼人）（サーチナ・中国情報局） - 5月23日17時55分更新

【中国】呉儀の「重要公務」、鳥インフルエンザの可能性も

　中国国務院の呉儀・副首相が23日に予定されていた小泉純一郎首相との会談を急遽、キャンセルし、帰国したことについて、日本の外務省関係者の間では、靖国神社問題が絡んでいるとの見方が強い。
しかし、中国で発生した鳥インフルエンザが関係しているという説も出始めている。
　香港紙の太陽報は、北京市で中国政府幹部による会議が開かれ、小泉首相との会談を中止することで、靖国神社参拝への抗議を表明するとしたとの情報があると伝えた。
　中国人民大学国際関係学院の時殷弘教授は、「日本政府の同意なしに、中国政府が一方的に会談を中止としたことで、日中関係は1972年の国交正常化以来、最悪の状態に陥った」
「呉・副首相は、（日中関係の）現状を打開するため日本を訪問したはずだったが、事態は急速に悪い方向に進み始めた」との見方を示している。

　一方、米AP通信は、中国政府が発表した「重要公務」について、「衛生部部長だった呉・副首相が、青海（せいかい）省で発生した鳥インフルエンザ問題を処理する必要が生じたため」と分析している。
（編集担当：田村まどか）（サーチナ・中国情報局） - 5月24日9時19分更新

【中国】農業部：口蹄疫と鳥インフルエンザの状況発表
　中国農業部は27日午後、記者会見を開き、山東（さんとう）省や江蘇（こうそ）省などで流行した口蹄疫と、青海（せいかい）省・剛察（ごうさつ）県で感染が認められた鳥インフルエンザに関して、
感染状況と現在までの対応策などを説明した。中国網が伝えた。
　農業部獣医局の賈幼陵・局長によれば、口蹄疫は4月上旬に山東省・泰安（たいあん）市と江蘇（こうそ）省・無錫（むしゃく）市でアジア1型の発生が確認され、5月13日、国連食糧農業機関（FAO）と国際獣疫事務局（FAO）に報告された。
　5月上旬には新疆ウイグル族自治区と北京市・延慶（えんけい）県でも流行し、新疆で75頭、北京で252頭の牛が感染したため、屠殺、消毒などの措置がとられたという。
　また、青海省で渡り鳥の一種であるハイイロガンの死骸から鳥インフルエンザウイルスが発見されたことについては、26日までに野鳥など1000羽以上が死んだと報告。
周辺地域と渡り鳥の移動経路などでの消毒や、家禽類へのワクチン接種など、感染防止のための緊急措置をとったという。これについても20日付でFAOとFAOに報告されている。（編集担当：恩田有紀）
（サーチナ・中国情報局） - 5月27日17時32分更新

ミツバチに吸血ダニ被害、全米の半数が死滅に直面　05年05月27日19時45分
　米国でハチ寄生ダニが殺虫剤耐性を強めた影響で、飼育されているミツバチが大量死している。アメリカ養蜂連盟（ＡＢＦ）は、
全米の半分にあたる150万コロニー（１コロニーは2〜７万匹）が死滅する恐れがあると警告。ミツバチを授粉に使うアーモンド、リンゴ、キュウリなどの農産物にも悪影響が出ているため、連邦政府などに支援を要請している。
大量死は今年１月、加州を皮切りに、米・加で続いている。87年ごろ東南アジアから入ってきたバロアダニの影響だ。
　農務省ハチ研でバロアダニ対策を研究しているフェルドラウファー博士は「市販されている殺虫剤に使われる１種類への耐性をバロアダニが備えたようだ」と話している。
全米では計300万コロニーあるミツバチのうち毎年250万コロニーが授粉用に貸し出され、150億ドル分の食糧生産に貢献してきた。
ハチを一番使うのはアーモンド業界。世界の75%を生産する加州アーモンド委員会によると、毎年、授粉用に120万コロニーを必要とする。
　ttp://www.asahi.com/international/update/0527/015.html(5月2日のNYタイムズの引用と思われる）

口蹄疫と鳥インフルエンザの感染状況　農業部
農業部獣医局の賈幼陵局長（中国国家首席獣医官）は27日午後、国務院新聞弁公室が開いた記者会見で、中国大陸部でアジア1型口蹄疫が、青海省で鳥インフルエンザがそれぞれ確認された問題について、関連状況を説明し、記者からの質問に答えた。

▽大陸部のアジア1型口蹄疫
中国大陸部の一部地域でこのほど、アジア1型口蹄疫が発生した。4月上旬、山東省泰安市の泰山地区と江蘇省無錫市恵山区の酪農場で、アジア1型口蹄疫が相次ぎ確認された。
農業部は5月13日、国連食糧農業機関（FAO）と国際獣疫事務局（OIE）に報告した。中国国内では14日に、メディアが報道した。
5月上旬、新疆ウイグル自治区和布克賽爾（ホブクサル）蒙古自治県と北京市延慶県で、アジア1型口蹄疫が相次いで発生し、国家口蹄疫参考実験室（検査室）が感染を確認した。
和布克賽爾県の酪農場では、牛75頭が発症した。延慶市の乳牛飼育エリアでは、252頭が発症した。
また、河北省獣医学部門の調査によって、同省三河市の肉牛飼育場の牛512頭にアジア1型口蹄疫の感染が見つかっている。
農業部と、新疆ウイグル自治区や北京の地方人民政府は、以上の感染報告を強く重視し、「中華人民共和国動物防疫法」に基づいて、口蹄疫防止・抑制の緊急マニュアルを適用した。プロセスは主に（１）直ちに感染確認エリアを厳重に封鎖する
（２）専門家チームを感染エリアに派遣し、処理作業や消毒作業の指導、監督に当たらせる（３）国家口蹄疫参考実験室が流行病学的調査と病原調査を行い、調査材料を収集して分析を進める（４）緊急免疫措置を手配し、感染状況の監視を強化する――の4点。
現在、感染した牛と周囲の牛すべてをすでに処分し、感染を効果的に抑制した。感染の拡大は見られない。河北省ではまた、口蹄疫感染検査で陽性反応が出た牛と周囲の牛計512頭を屠殺処分した。

▽青海省の鳥インフルエンザ
農業部は5月4日、青海省農牧庁から、同省剛察県泉吉郷年乃索麻村で渡り鳥の一部が死んだとの報告を受けた。
国家禽流感（鳥インフルエンザ）参考実験室は18日、鳥の死骸の体内にH5N1アジア型鳥インフルエンザウイルスを確認した。
26日現在、インドガン、オオズグロカモメなど1千羽以上が死んでいる。
青海省は、動物防疫法に基づいて、緊急の対策措置を進めており、感染地区を厳重に封鎖して消毒を行い、家きん、人、野鳥への接触を防いでいる。
感染地区周辺や渡り鳥の飛来ルートの、感染の危険性が高い家きんに対して緊急の免疫措置を行った。
農業部は5月20日、青海省剛察県の鳥インフルエンザ感染状況について、関連の国・地域や国連食糧農業機関（FAO）に報告した。
また、国家首席獣医官が専門家として世界獣疫事務局（OIE）に感染状況を報告した。
更新時間 ：2005年05月27日19:52 (北京時間)
（編集SN） 「人民網日本語版」2005年5月27日 　http://www.people.ne.jp/2005/05/27/jp20050527_50416.html

　中国・青海省で防疫関係者と家族が隔離との情報

青海省で、鳥インフルエンザの防疫に当たっていた三人が、突然いなくなったとの情報がある。

これらの人は、5月23日から27日まで、防疫に当たっていたようだが、その後、突然、隔離されてしまったようだ。

これら三人の家族や親戚も隔離されているようだ。

隔離者の名前は、(1) ?旺姆(23歳、女性)と従妹(家は、�ｺ令哈市にある。)その父母、(2)�ｺ令哈曲珍(29歳、女性)と、従妹の同僚(家は、茶汗河にある。)その夫と弟、(3)仁布多吉(33歳 男性))と従妹の同僚(家は、???希里??にある。)その妻、

とのことである。


ソースは
　　ttp://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=281

>>333 2005/05/21(土) 21:46:35
・マールブルグ　in アンゴラ　　死者３１９人、感染者３４５人、生存２６，死亡率９２．５％

27日
・マールブルグ　in アンゴラ　　死者３３７人、感染者３９９人、生存６２、死亡率９４．５％

>>350 怪しさ�ｂP，２

大紀元epochtimes　と　博？ boxun.com

（米国にいた人はWeekly World News　というタブロイド紙をご存じですね）

2億7千万年前の巨石に「中国共産党亡」の文字
　【大紀元日本5月27日】中国貴州省で2002年6月、約2億7千万年前の石に文字がはっきりと浮き上がっているのが発見された。
さらに世間を驚かせたのが、文字の内容は「中国共産党亡」であること。専門家の研究によると、この石は断崖から落ちるときに、二つの石に割れたという、
ともにおよそ長さ7メートル、高さ3メートルで、重さは100トンあまりある。右部分の断面に鮮明に「中国共産党亡」という文字が、浮き上がっている、字の大きさは約30センチ四方、均等に並べられている。
中国各主要メディアはこの怪奇現象を一斉に報道したが、「亡」という字を隠したのである。
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d72640.html

中国「深セン特区」の税関係員がエボラ出血熱に感染していた可能性がある事が判った。
現在4人の死亡が確認されている。4人の症状は激しく嘔吐し、腹痛を訴えた後、全身から出血し
内臓は溶解するという、エボラ出血熱に酷似した症状が見られる。
しかし、現在中国政府からの正式発表は行われておらず、当局はエボラ出血熱に関するニュースを
報道規制し、今後も監視、抑制すると「大紀元」誌で報じられている。

>>352注　
深？のエボラの噂は3月31日でつ。
「火のないところにも、噂を作る」典型例。

>252 4/12 死亡２０３、感染　２２１、生存　１８、死亡率　９１．９％
>260 4/14 死亡２１０、感染　２３１、生存　２１、死亡率　９０．９％
>274 4/18 死者２３５、感染者２５７，生存２２、死亡率９１．４％
>278 4/19 死者２３７、感染者２６１，生存２４、死亡率９０．８％
>283 4/21 死者２４１、感染２６４，生存２３，死亡率９１．３％
>286 4/22 死者２３９、感染２６６，生存１６，死亡率８９．９％
>2874/22 死者２４４、感染２６６，生存２２，死亡率９１．７％
>299 4/28 死者２５３、感染２７３，生存２０，死亡率９２．７％
>>302 5/4 死者２８０，感染者３１３，生存３３、死亡率８９．５％
>>307 5/9 死者２８７、感染者３２７、生存４０，死亡率８７．８％
>>313 5/17死者２９２、感染者３３６、生存４６
>>322 5/19 死者３１１、感染者３３７、生存２６
>>333 5/21 死者３１９人、感染者３４５人、生存２６、死亡率９２．５％
>>351 5/28 死者３３７人、感染者３９９人、生存６２、死亡率９４．５％

中国産稲わら輸入停止 口蹄疫発生で農水省　2005/05/27
　農水省は２７日、中国で牛の口蹄（こうてい）疫が発生している問題を受け、家畜伝染病予防法に基づき飼料用の中国産稲わらなどの輸入を一時停止すると発表した。
　中国産稲わらは、口蹄疫の侵入を防ぐために農水省が指定した施設で、一定の加熱処理をしたものに限って輸入を認めていた。
しかし同省は口蹄疫の発生が急速に拡大していると判断、輸入した中国産稲わらから動物のふんやガが相次いで見つかったこともあり輸入を停止することにした。

WHO インフルエンザパンデミック事前対策計画用チェックリスト ‐2005年4月

サーベイランスおよび対策部門 世界インフルエンザ対策プログラムによる

WHO インフルエンザパンデミック事前対策計画用チェックリスト

WHO/CDS/CSR/GIP/2005.4
（日本語訳監修：国立感染症研究所 感染症情報センター，同 ウイルス３部）

PDF 151KB 40pages
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/05pandemic/f-WHO-Japnese.pdf

口蹄疫の通知が日本にだけなされていなかった（少なくとも他の周辺国への通知よ
りも遅かった）ことに関し、日本は中国へ厳重抗議するべきだろ。

>>318 2005/05/18(水) 21:47:09
・イエメンのポリオ(小児マヒ）８３。先週比2倍。

5月29日集計　179人

306 2005/05/07(土) 22:50:12
＜ポリオ＞インドネシアで１０年ぶりに確認　ＷＨＯ
　【ジュネーブ大木俊治】世界保健機関（ＷＨＯ）は３日、インドネシアで１０年ぶりにポリオ（小児まひ）の感染患者が確認されたと発表した


30日　ポリオ（小児マヒ）in インドネシア　患者数１６

インドネシアの鳥インフルエンザ、豚から確認　OIE
20050602-0070 ( 2005/06/01 )鳥インフルエンザ-東アジア(56)：インドネシア、ブタ、OIE# 。高病原性鳥インフルエンザH5N1型。
Banten州Tangerang地区での調査中に、検体187件が採取された。
-最初の調査は05年2月23日にLegok地区で実施された。鼻腔拭い検体10件中5件が鳥インフルエンザ陽性となり、その血清型はH5N1型と同定された。
第2回目の調査が4月14日にPanongan亜地区で実施された。5ヵ月齢以上のブタ31頭から採取された鼻腔拭い検体10件中6件が、H5N1型鳥インフルエンザ陽性となった。
-第3回目の調査は4月26日にLegok地区でで実施された。
1歳齢以上のブタ6頭から採取された鼻腔拭い検体6件中1件がH5N1型鳥インフルエンザ陽性となった。鳥インフルエンザ感染症状を呈した個体は確認されなかった。以下、各事例の詳細。
( 重要度：Ea ／ 対象：2 )
((日本の研究者も参加したと思われる。情報はありませんか))

豚から鳥インフルエンザウイルス検出
インドネシア農業省によりますと、先月、インドネシアの研究者が、複数の豚から鳥インフルエンザのウイルスを検出したという連絡を受けて、農業省の研究所で改めて調べたところ、人に重い症状を引き起こす「Ｈ５Ｎ１型」のウイルスを確認したということです。
　豚は鳥と人の両方のインフルエンザに感染することから、体内でウイルスの遺伝子が変異して、人への感染力が強い新型のウイルスが生まれる可能性が高まると指摘されています。
　これについて、ＷＨＯの西太平洋地域事務局で鳥インフルエンザ対策を担当している長谷部太医師は、「検出されたウイルスの遺伝子は変異していなかったと聞いており、直ちに感染が人に広がるわけではない。
しかし、豚への感染が複数の農場で起きていたとするとよい兆候とは言えない」と話しており、ＷＨＯでは、鳥インフルエンザの感染が豚に広がっていないかどうか確認を進めています。 ttp://www.kousei-kyoukai.com/clip.htm

進まぬ新型インフルエンザ対策　「指針」宮崎・広島のみ
2005年06月04日01時08分
　国内で流行すると４人に１人が感染し、最悪で１７万人が死亡するとされる新型インフルエンザ対策の「指針」が、都道府県のほとんどでつくられていないことが朝日新聞社の調査で分かった。
患者の受診先や感染の拡大防止策などを決めているのは、宮崎、広島両県だけだった。
世界保健機関（ＷＨＯ）は５月、ベトナムで人に感染しやすい鳥インフルエンザウイルス出現の可能性を指摘しており、厚生労働省も自治体に体制整備を求めている。

　５月末、都道府県の感染症担当課に聞いた。指針を策定している２県のほか、「現在、策定中」と回答したのは東京、大阪、福岡など９都府県にとどまった。残りの３６道県は「未定」とした。

　宮崎は今年１月、「新型インフルエンザの対応指針」を策定した。
最悪で県内約２２万人が感染し、約１６００人が死亡すると試算。
患者が「海外で発生」「他県で発生」「県内で発生」「県内で集団発生」と感染の広がりを４段階に決め、方針決定機関や実務を行う機関、情報収集・提供方法などを定めている。
大規模に患者が発生した時の治療は、感染症指定医療機関に限らず一般病院も受け入れるとした。

　この指針を参考に、広島でも４月、同様のマニュアルをつくった。

策定していない自治体には「治療薬の備蓄も決まっていない。財政的な裏付けがない計画をつくっても意味がない」（栃木）、「県レベルでつくっても意味がない」（三重）、
「他県の様子を見ながら考える」（沖縄）といった理由が多い。

　新型インフルエンザは感染力が強く急激に患者が増え、多くの医療機関が必要とされる。しかし、感染者が少数の段階で抑え込みやすい新型肺炎ＳＡＲＳ対策の指針を準用したいと考える自治体も多かった。
また、抗ウイルス薬で治療薬のオセルタミビル（商品名・タミフル）は、人口の３．７％分の備蓄を求められているが、予算化している自治体はなかった。

　昨年８月まとまった専門家による対策報告書を受け、厚労省は都道府県にウイルス検査態勢の整備や、抗ウイルス薬の備蓄などを中心とした指針の策定を求めている。

　感染症に詳しい国立国際医療センターの川名明彦医師は「新型インフルエンザは、限られた施設に入院させて封じ込める時間がなく、一般の医療機関を含めた対応が必要となる。
自治体は感染の広がりの程度に応じ、行動方針を立てるべきだ」と話している。
http://www.asahi.com/health/news/TKY200506030329.html

鳥インフルエンザH5N1（中国政府公式報告）

中国西域奥地　新疆（しんきょう）ウイグル自治区
１１００羽感染、５００羽死亡、１３０００羽排除

20050608-0010 ( 2005/06/08 ) マールブルグ病アンゴラ(47)# アンゴラ-WHO更新21
情報源：WHO, CSR, Disease Outbreak News、2005年6月7日。
2005年6月5日現在、アンゴラ保健省は、マールブルグ病患者423名を報告している。これらの患者中357名が死亡した。
患者の大部分はUige州で発生しており、同州からは患者412名と死亡患者346名が報告されている。

>>364
新疆（しんきょう）ウイグル自治区 Xinjiang Uygur Autonomous Region
タルバガタイ（塔城）地区 Tacheng District
タルバガタイ（塔城）市 　Tacheng City

新彊ウィグル自治区北部で、カザフスタン共和国に隣接

大規模感染症に備え四国４県相互応援
2005年6月10日 09:41 四国新聞
　大規模な感染症や食中毒などの発生に備え、四国四県は近く、保健環境系試験研究機関の相互応援協定を結ぶ。七日に四県知事が出席して開かれた四国知事会議で合意した。
患者数や感染エリアが大規模となり、単県での対応が困難な場合、他三県は試験検査職員を発生県に派遣したり、手分けして検体検査を実施するなどして協力する。同様の協定は中国五県でも締結されている。
　県環境管理課によると、協定発動の対象は大規模感染症や食中毒、毒物劇薬などによって県民の生命と健康が脅かされる事態に陥り、試験検査のために必要な人員、設備、機器などが足りないケース。
具体的には新型肺炎（ＳＡＲＳ）や鳥インフルエンザ、病原性大腸菌の大規模集団感染などが想定されている。
　協定に基づく応援の内容は、▽試験検査職員の派遣▽試験検査の実施▽施設設備や機器の使用または貸与▽消耗資材（試薬、培地、診断用血清など）の提供―など。県では、県環境保健研究センター（高松市）から職員派遣などを行う。
経費は原則、応援を要請した県が負担する。将来的には四県による共同研究や高額な機器の相互レンタルなども検討する。
　中国五県の協定に基づく応援例では、鳥取県で擬陽性となったウエストナイル熱のウイルス検体を、広島県の機関が検査したケースがある。

ＢＳＥ検査で陽性反応＝米農務省 2005年06月11日13時44分
[ワシントン　１０日　ロイター］　米農務省（ＵＳＤＡ）は１０日、ＢＳＥ（牛海綿状脳症、狂牛病）検査で陽性反応が出たことを確認した。
ＵＳＤＡによると、予備的な検査では陽性、２回目の検査は陰性だったが、３回目では再び陽性だった。
農務省のジョハンズ長官はこの死亡牛の組織について、追加的な検査を英国の研究所に委託することを明らかにした。
同長官はまた、死亡した牛の肉は食品チェーンなどには出回っていないと強調した。

ＷＨＯ、鳥インフルエンザウイルスへの警戒を呼びかけ
　［北京　１０日　ロイター］　世界保健機関（ＷＨＯ）は１０日、鳥インフルエンザのウイルスに警戒するよう、呼びかけた。
世界中にまん延しているこの疾病が新たに、予測できない方向に向かっている可能性があると科学者が警告しているという。
　中国は９日、同国新彊ウィグル自治区でＨ５Ｎ１型ウィルスが発見されたと発表した。同地域での発症は、ここ数カ月で２例目。
　これを受け、尾身茂・ＷＨＯ西太平洋地域事務局長は、記者会見で、ウィルスは一定性がなく予測不能で神出鬼没との認識を示した。
（ロイター） - 6月10日20時3分更新

来月のフォーリン・アフェアーズ誌
インフルエンザの世界的流行に対する特集記事
ローリー・ギャレットやオスターホルム氏の記事を記載

人獣共通感染症(Zoonoses)講義 by 山内東大名誉教授 (May 15 - - 2005 )
第164回目講義 臓器移植で感染した動物由来ウイルス
第162回目講義 新刊書「ウイルスと人間」
第163回目講義 アンゴラで発生したマールブルグ出血熱

January 6 - December 20, 2004
第161回目講義 BSE対策をめぐる最近の議論と変異型CJDキャリアーの問題
第160回目講義 BSE をめぐる最近の問題
第159回目講義 中世の黒死病はペストではなくウイルス出血熱
第158回目講義 新刊書「だから、アメリカの牛肉は危ない！ 北米精肉産業恐怖の実態」
第157回目講義 ウシを用いたBSEの発病機構に関する研究の現状
第156回目講義 米国の屠畜場に関する書物
第155回目講義 鳥インフルエンザ出現の背景

http://www.anex.med.tokushima-u.ac.jp/topics/

>>370　とても印象に残った文章
"No one can truly be isolated from a pandemic." by Michael T. Osterholm

「この世界的流行の影響から逃れられる人間は誰1人としていない。」
マイケル・T・オスターホルム、ミネソタ大学教授

例えば日本人が誰もインフルエンザにかからなくても、世界的社会基盤が破壊されるから。
たとえばペルシャ湾の油田地帯で混乱が起こり、日本に石油が来ないとか・・・
小麦や飼料や肥料が輸入できないとか、自動車を輸出して外貨が稼げないとか・・

１週間で抗体作る手法開発　理研、感染症にも迅速対応
　抗がん剤などの医薬品として利用される「抗体」を、実験動物を使わずに、試験管の中でわずか１週間ほどで作る手法を理化学研究所の瀬尾秀宗客員研究員らのグループが開発。２９日、米科学誌、ネイチャーバイオテクノロジー（電子版）に発表した。
　抗体は、生体内に侵入した病原体などの異物に結合し、排除する働きを持つタンパク質。リンパ球のＢ細胞で作られ「免疫グロブリン」とも呼ばれる。
　従来、人工的に抗体を作るには、マウスなどの動物に病原体を注射し、体内にできた抗体を取り出していたが、数カ月程度を要するなどの難点があった。
今回の手法は短期間で抗体を作製できるため、突発的に発生する鳥インフルエンザや新型肺炎（ＳＡＲＳ）などの感染症にも迅速に対応できるという。
（共同通信） - 5月30日2時18分更新

６月６日付けニューヨーク・タイムズ投稿

世界的疫病の流行に備えよう
リチャード・ルーガー上院外交委員長（共和、インディアナ）とバラック・オバマ上院議員（民主・イリノイ）共同

先日そのための上級タスクフォース設置法案を可決した。

○山内(一也　食品安全委員会）専門委員
今のイギリスの例に関して、20ケ月齢の牛の場合に、
ここでは３か月前だったら、検査で見つかるだろうというふうにＥＵの報告書
は述べてあると書いてありますが、ＥＵの報告書は17か月、もしくは最悪の
シナリオでいけば13か月で見つかると書いてあるわけです。私はそのことも
この前の委員会で申し上げましたけれども、なぜか削られてしまっているん
です。ＥＵのレポートにはっきり書いてあります。レー・ブラッドレーとオースト
リアの神経病理のブドウカ教授２人が書いた報告です。

アメリカBSE騒動の内幕

農務省は「免疫組織染色immunohistochemistry or IHC」のテストを3頭の疑い例にやった。
その内1頭がこの前のワシントン州の1例目である。

ところが農務省は「IHCとウェスターン・ブロットWBは同等だ」という理由で（？）、WBをやらなかった。
消費者団体が抗議することから、監察総監Inspector General がWB検査を命じたところ、弱い反応があった。
それが今回（テキサス南部だという情報があり、信頼度がある）の結果になった。

監察総監というのは、各行政機関を内部監察する部署である。
有名なのは、メアリ・スキバオ（？）の運輸省。航空機の安全性を向上させた。
ライマン・カークパトリックのCIA。キューバ侵攻事件を調査した。
また氏名が分からないが（多分ウィリアム・ブロー？）のCIA。暗殺事件を調査した。

>>370　>>372　別情報
マイケル・T・オスターホルム博士

「ジャストインタイム方式はこわい。
食料品店は普通数日分の貯蔵しかないし、売れ行きの遅い品目でも30日くらいである。
ある吹雪で閉じこめられた日、人々は１．５〜３年続くパンデミックと食糧の関係に気づくだろう。」（意訳＋要約）

トヨタのカンバン方式、セブンイレブンの１日３回配送（昔は６回以上だったとか）になれた日本は・・・
日本の食糧自給率は・・・

20050616-0050 ( 2005/06/15 )鳥フル、ヒト患者-東アジア(86)：ベトナム# [1]
ベトナムでさらに鳥フルによる死者6名が記録され、ベトナムにおける2004年12月以降の感染者総数は61名となり、うち18名が死亡したと国営メディアが2005年6月15日報じた。
新規患者6名はハノイの病院で治療を受けている.その中でH5N1型ウイルスの感染者らから臨床検体を採取した病院医師1名が、自身発熱して、感染を疑われている。

ベトナム政府はいまだに公式報告をWHOに出していない。
WHOはCSRで公式に批難（言葉遣いは丁寧だが）
http://www.who.int/csr/don/2005_06_16a/en/index.html

【インドネシア】鳥流感の国内初ヒト感染確認、4カ国目
　保健省と世界保健機関（WHO）は国内初のヒトへの鳥インフルエンザ感染を確認したと明らかにした。ヒトへの感染が確認されたのは4カ国目。
抗体が弱かったために感染者はすでにウィルスを保菌していないとされるが、保健省では別の感染者がいる可能性もあるとしたほか、今後の感染防止対策を再強化するとしている。
　感染者は南スラウェシ州の養鶏所の元従業員の男性で、3月の血液検査で陽性反応が出ており、今月の2度目の検査でも陽性が確認された。米紙ワシントン・ポストなどが伝えた。
　保健省のナディリン感染調査課長は、南スラウェシ州で2万5,000羽の鶏が死んだ際に州内の養鶏所従業員81人の血液サンプルを香港の研究所に送付して検査を行い、この従業員の血液だけ陽性を示していたと述べた。
2度目の検査までに時間がかかったのは、この従業員が職を離れており、消息を探していたためとした

一方、WHOのスティーブン・ビヨルゲ氏は、どちらの検査でもウィルスの抗体が弱いとの結果で、この従業員はすでにウィルスを保菌していないとしている
　保健省によると、これまでに血液検査を実施したのは、養鶏場従業員や獣医など1,000人以上に上っている。ハリアディ伝染病撲滅課長は別の感染者がいる可能性があるとして「再度防止策を強化する必要がある」とする
。一方、15日にほかの4局長とともに就任した同省国民健康育成局のスリ局長は、16日午後「私の知る限り報告は受けていない」とした上で、確認された場合は新型肺炎SARSの流行時と同様に国民に対し回状を発布するとした。
　国際獣疫事務局（OIE）は先ごろインドネシアを鳥インフルエンザの感染地域に指定しており、5月13日付の報告書では4月26日にバンテン州で実施した検査で新たに豚6頭の鳥インフルエンザ感染が確認されとしている。
ウィルスはヒトや豚の体内で異変を起こしヒトに感染しやすくなる可能性も指摘されている。
　国連食糧農業機関（FAO）によると、日本を含めたドナーからのインドネシアへの鳥インフルエンザ対策が5月12日現在、約340万米ドルに達したと公表している。うち260万米ドルは豪州が拠出したものという。
　WHOは14日、ベトナムで新たに3人のヒトへの感染が確認されたと発表し、過去半年の感染者数が、ベトナム、タイ、カンボジアの3カ国で59人、死者が22人に上ったことを明らかにしている。
2003年末の発生からの累計では、インドネシアの1人を含め感染者数は104人、死者数は54人となっている。
　■ポリオ感染は46人に
　WHOは15日、西ジャワ州で新たに7人のポリオ感染者を確認し合わせて46人になったと発表した。うち2人は先月2日に10年ぶりの感染が確認されたスカブミ県在住で残る5人は近隣のボゴール県やレバック県在住者だった。
新たな感染者の症状が確認されたのは先月22日からで、ジャカルタ、バンテン、西ジャワ州で実施されたワクチン一斉投与の31日以前だったという。

初の鳥インフルエンザ感染者確認＝4月に30万羽死亡−インドネシア
　【ジャカルタ16日時事】インドネシア保健省当局者は16日、南スラウェシ州ソペン県の農家の30代の男性が鳥インフルエンザ（H5N1型）に感染していると診断されたことを明らかにした。同国で鳥インフルエンザの人への感染が確認されたのは初めて。
　同省によれば、南スラウェシ州の同県を含む一帯で4月に入り、約30万羽の鶏が死亡したため、農業従事者約80人の血液を香港で検査したところ、男性1人の感染が今月判明した。　
（時事通信） - 6月16日17時1分更新

今冬のインフルエンザワクチン２５％増…需要予測
　厚生労働省のインフルエンザワクチン需要検討会は１６日、今年末から来年春の流行期に必要なインフルエンザワクチン量を、２０５７万〜２１５４万本とする需要予測をまとめた。
　国内メーカー４社は、この数値を目安にワクチンの製造に着手する。需要が最大となった場合の２１５４万本は、大人４３０８万人分の接種量にあたる。
　１７０５万〜１８９８万本と予測した昨シーズンの実際の接種量は１６４３万本。接種率が年々上昇していることなどを踏まえ、昨シーズンの使用実績を約２５％上回る予測値を設定したという。
　インフルエンザワクチンは昨シーズン、医療機関から未使用のまま返品されるケースが相次ぐなど、流通を巡る課題が浮上している。
返品を最小限に抑えるため、検討会は、厚労省とメーカーが需要実態に則した出荷態勢づくりに努力するとともに、医療機関にも協力を呼びかけるよう求めた。
（読売新聞） - 6月16日22時54分更新

>>382
>>154 ：05/02/12 06:48:17

○2005/2006北半球冬シーズンのインフルエンザワクチン株 （２月１０日）
（１)A/ニューカレドニア/20/99(H1N1）[大分類では「A香港」]-類似ウィルス
((２００２年からずっと一緒))
（２）A/カリフォルニア/7/2004(H3N2）[大分類では「Aソ連」]-類似ウィルス
　　　　　　（具体的な候補は選定中）
（３）[B]B/上海/361/2002-類似ウィルス
（現存するのは　B/上海/361/2002, B/江蘇/10/2003 、 B/吉林/20/2003 ）
http://www.who.int/mediacentre/news/notes/2005/np05/en/index.html

再検査は手続き逸脱　米ＢＳＥ疑い牛で生産者

　【ワシントン１７日共同】全米肉牛生産者牛肉協会のマックアダムス会長らは１７日、新たな検査により米２例目の牛海綿状脳症（ＢＳＥ）感染牛の疑いが再び出てきた問題でジョハンズ農務長官と会談し、
一度「シロ」が確定した牛について別の検査方法で再検査することは同省の検査手続きから逸脱しているとの懸念を表明した。
　問題の牛は２００４年１１月、簡易検査で感染の疑いがもたれたが、米政府が実施している確認検査方法で「シロ」と判定。
しかし同省監察官事務所の要請により今月、日本などが実施している別の検査方法で調べたところ陽性反応が再び出て、現在英国の専門機関で確認検査を実施中だ。
　どのような経緯や理由で監察官事務所が再検査を要請したかは明らかになっておらず、同協会側も長官に説明を求めたが、納得のいく回答は得られなかったという。
同協会は、今回の問題で牛肉の取引価格が下落し生産者に損失が発生したとも訴えた。
（共同通信） - 6月18日10時4分更新

日本医師会　インフルエンザ総合対策
http://www.med.or.jp/influenza/inqa_e.html

インフルエンザQ&A【医療従事者の方のために】

Ｑ40：インフルエンザのパンデミックが起こったときの対策はあるのですか？
　Ｑ16にあるように、新型のインフルエンザが出現する可能性は以前にも増して大きくなりつつあります。新型インフルエンザに対しては誰も免疫を持っていないために、世界中で大規模な流行、つまりパンデミックが起こる可能性は非常に高いと言えます。
　新型インフルエンザが出現した場合に、パンデミックを食い止めるには、早期に検知して、直ちにワクチンを開発し、あらゆる手段を講じて、その間の感染拡大を最小限にとどめる以外に方法はありません。
事前対策としての、患者、ウイルス両面からのインフルエンザサーベイランスの強化に始まり、ワクチン生産体制の整備、生産実施計画の準備、緊急時の医療供給体制の整備、予防投与の考え方の整理、
そして、実際の行動計画の策定などをあらかじめ準備、演習しておく必要があります。
また、海外で先に発生することも考えられますので、国際情報の収集も重要になります。
　本邦では、これらを網羅した新型インフルエンザ対策検討会が、厚生労働省のもと開かれ、平成16年８月に報告書が取りまとめられています。詳細は以下の報告書をご参考ください。
　http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/09/tp0903-1.html

>>385
新型インフルエンザ対策報告書
新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会
委員長 廣田良夫（大阪市立大）
委員　岡部、喜田、田代氏他
（PDFだが文字ではなく画像）

１． 報告書概要と国の対応 (PDF:206KB)
２． 報告書表紙と目次 (PDF:83KB)
３． 報告書（１）（報告書１ページ〜１３ページ） (PDF:518KB)
４． 報告書（２）（報告書１４ページ〜２８ページ） (PDF:609KB)
５． 報告書（３）（報告書２９ページ〜４２ページ） (PDF:516KB)
６． 資料 （報告書４３ページ〜５８ページ） (PDF:574KB)
　http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/09/tp0903-1.html
厚生労働省健康局結核感染症課

インフルエンザ関連情報リンク集（愛知県衛生研究所）
Update 2005/1/25
このサイトは、(ヒト)インフルエンザ、鳥インフルエンザとSARSなどインフルエンザ関連の最新情報を得るためのリンク集です。
国立感染症研究所、厚生労働省、動物衛生研究所、共同ニュースなど日本語で書かれたサイトの情報は日本語ですが、それ以外のサイトの情報は英語です。
日本語による情報がある時はそのリンクもつけてあります。

● (ヒト)インフルエンザに関する情報
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/inf_links.html#human
● 鳥インフルエンザに関する情報
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/inf_links.html#bird
● SARS(重症急性呼吸症候群)に関する情報
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/inf_links.html#sars
● 総合的な感染症情報
インフルエンザ関連情報リンク集
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/inf_links.html#total

月刊日経サイエンス　2005年3月号
1,400円（税込）
鳥インフルエンザによる犠牲者の報道がまたありました。もし，このウイルスが変異して，人から人へと感染するようになったら……。今月の特集は「インフルエンザの脅威」です。
■特集　インフルエンザの脅威
前回の世界的流行から40年あまりの空白期を経て，再びパンデミック襲来の危機が迫ってきた。新型との闘いに備え，ウイルス解析やワクチン開発研究が進められている。
※ 1918年の殺人ウイルスを追う
J. K. タウベンバーガー／
A. H. リード／T. G. ファニング
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0503/sp_1.html
※史上最悪の犠牲者を出したスペイン風邪ウイルスを解き明かす。
パンデミックは再来する
鳥インフルエンザに隠された殺人鬼の影
堀本泰介／河岡義裕
強い毒性をもつ新型ウイルス出現のメカニズムを探る。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0503/sp_2.html

パンデミックは再来する:　鳥インフルエンザに隠された殺人鬼の影
堀本泰介／河岡義裕　
　かつては鳥インフルエンザウイルスはヒトには感染しないと言われていた。しかし，1997年に香港でH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが家禽からヒトに感染し，６人が死亡。これ以降，鳥ウイルスのヒトへの感染が相次いでいる。
これまでにベトナムとタイで合計47人の感染（うち34人死亡）が確認された。今や「鳥のインフルエンザウイルスはヒトに直接感染する」という見方は，事実として認識されるようになった。このことは，H5N1鳥ウイルスがパンデミックウイルスに変貌する危険性を警告している。
　鳥インフルエンザウイルスはカモなどの野生の水鳥を自然宿主としているが，野鳥ではほとんど症状を示さない。このウイルスがニワトリなどの家禽に感染すると，呼吸器や消化器で軽い症状を示すようになるが，死に至ることはない。
ところが，ごくまれに高い病原性を示し，全身の臓器でウイルスが増殖してニワトリを殺すことがある。これが高病原性鳥インフルエンザウイルスだ。
　今回ヒトに感染したH5N1ウイルスの致死率は70％を超えている。このウイルスがヒトからヒトに伝播するようになった場合，この高い致死率を示し続けるかどうかはわからないが，最悪の場合を考えて，ワクチン開発や抗インフルエンザ薬の備蓄を急がなければならない。
　安全な不活性化ワクチンを作るには，流行中のウイルスと同じ抗原性を持ち，鶏卵でよく増殖する弱毒ウイルスが必要だ。しかし，現在流行しているH5N1ウイルスはすべて強毒であり，鶏卵での増殖性も低い。
そこで，著者らが開発したプラスミド（環状DNA）を用いたリバースジェネティクス法という技術により，ワクチンに適した人工ウイルスを作製する研究が進んでいる。この試作ワクチンは日本および欧米で近々臨床試験に入る予定だ。
　
キーワード：鳥インフルエンザ／パンデミック／ハイブリッドウイルス／リバースジェネティクス法／弱毒改変ウイルス／抗インフルエンザ薬

特集　インフルエンザの脅威:　1918年の殺人ウイルスを追う
J. K. タウベンバーガー／A. H. リード／T. G. ファニング　
　1918〜1919年，人類史上最悪のインフルエンザが世界を襲った。スペイン風邪と名付けられたこのインフルエンザによる死者は，世界で2000万〜4000万人と推定される。
15〜35歳の若年層の死者が多かったことや，死後解剖で肺に多量の出血が認められたことなどなどから，
スペイン風邪が通常では考えられないような強い毒性と感染性を持っていたことがうかがえる。
　このウイルスにはどんな特徴があるのか。また，どこでどのようにして生まれたのだろうか。著者らはウイルスの性質と起源を調べるために，
アラスカの凍土に埋葬された遺体から1918年のパンデミックウイルスに感染した組織片を取り出し，ゲノム情報をもとにウイルスを再現することに成功した。
　ウイルスの感染防御に最も重要な赤血球凝集素タンパク質（HA）に着目し，1918年ウイルスのHA遺伝子を調べたところ，このHA遺伝子は鳥ウイルスに直接由来するものではないらしいことがわかった。
おそらく中間宿主あるいはヒトに伝播したのちに毒性や感染性が高まったと考えられる。
とはいえ，1918年ウイルスが鳥インフルエンザウイルスに起源を持つ可能性は高い。
野生の鳥には影響のないウイルスが，どのような道筋をたどって進化し，ヒトに感染するようになったか。それは依然として不明のままだ。
　
キーワード：インフルエンザウイルス／スペイン風邪／パンデミック／ウイルス進化／赤血球凝集素／鳥インフルエンザ

著者　 Jeffery K. Taubenberger／Ann H. Reid／Thomas G. Fanning

鳥インフルエンザのヒトへの感染
A) 主なインフルエンザ大流行(鳥インフルエンザ・パンデミック)
・1889−1890　アジアインフルエンザ　 ( H 2 N 2 )
・1918−1920　スペインインフルエンザ　( H 1 N 1 )
・1957−1958　アジアインフルエンザ　 （ H 2 N 2 ）
・1968−1969　ホンコンインフルエンザ　( H 3 N 2 )
・1977−1978　ロシアインフルエンザ　 ( H 1 N 1 )
〜現在
http://www.forth.go.jp/keneki/nagoya/TORI-HITO-KANNSENN.htm

結構良くまとまったサイトです。
誰が協力したのかな？

資料展示「インフルエンザ　と　ＳＡＲＳ」（2004.12　埼玉県立久喜図書館　資料リスト）
http://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/kako_topi/influenza/list.html
新型インフルエンザ対策報告書
平成16年8月

>>386　新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会

このファイルは、平成16年9月2日、ワムネットに掲載された「新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会報告書について」にあるｐｄｆファイルをｈｔｍｌ化したものです
http://park5.wakwak.com/~hacsw/siryou/influ_040902-02.html

WHO-H5レファレンスセンターに指定されている感染研では、高病原性鳥インフルエンザの流行が始まった2004年の初めから、国内外の感染疑い例、感染例の実験室診断を担当してきた。
診断の中心となる手法はH5ウイルス遺伝子を迅速に捉えるRT-PCR法であるが、流行当初にWHOから推奨されたプライマーは感度が低く見逃し例を出す可能性が高かったことから、
感染研ではより感度の高いプライマーを設計し、全国の地衛研に推奨し、国内での検査体制の構築のために診断マニュアルを提供した。
これら診断系は山口県における流行発生の際に養鶏業者、殺処分に関わった人々の診断に用いられ、早期の終息宣言発令に貢献することとなった。
一方、我々は重症急性呼吸器症候群（SARS）の流行において、RT-PCRより簡便で迅速に遺伝子を検出することができるSARS-LAMP法を開発し、世界的にも大きな評価を受けた。

そこで、この経験を基にして、今回の高病原性鳥インフルエンザの診断のためにH5-LAMP法の開発を行った。
この方法を用いてベトナムやカンボジアから入手した臨床検体や京都府の流行の際のカラスや野鳥の検体について遺伝子検出を行った結果、RT-PCRでは陰性と判定された検体から新たに数例の陽性例を検出した。
このことから、現時点でH5ウイルス遺伝子検出診断にはH5-LAMP法が最も有用な手法と思われる。
小田切孝人　感染研ウィルス3部

鶏に乱用、薬が人に無効　中国、鳥インフルエンザで
　【ワシントン１８日共同】中国が、鶏に鳥インフルエンザが流行するのを抑えるため、人の治療に使う薬「アマンタジン」を鶏に大量に与えていたことが分かったと、
１８日付の米紙ワシントン・ポストが伝えた。
同紙は専門家の話として、この結果、ウイルスが薬に対する耐性を獲得し、人にはもう効かない恐れが強いとしている。
　薬を製造した中国の製薬企業幹部の証言などに基づく報道。人の抗ウイルス薬を家畜に流用することは、耐性の危険を高める恐れがあり、国際指針でも認められていないが、
中国政府は鶏への使用を許可していたといい、倫理的な批判を浴びそうだ。
（共同通信） - 6月18日20時1分更新

>>394
「高くて使えないはず」と思う人のために

０．０２５ｇ／鶏重１ｋｇで投与
価格は１０＄／ポンド（２０００円／ｋｇ）
農薬販売店でいくらでも買える

ちなみに日本の薬価　84円／１００ｍｇ＝８４万円／ｋｇ

中国が安過ぎるのか、日本が高すぎるのか・・

>>395
日本の鶏肉はある時期まで中国産だった。その後タイ産に。
その後ブラジル産に。

>>395
塩酸アマンタジン
「アマンタジン原沫を生産する最大企業の一つ」は年間生産量８０ｔの
浙江迪耳？？有限公司
Zhejiang Deyer Pharmaceutical Co.,Ltd.

つまり中国国内年間生産量は200-1000ｔと推定される。
インドネシアやタイ、カンボジアへの輸出も推定できる。

20050619-0040 ( 2005/06/18 ) ベトナム#南部ベトナムで鳥インフルエンザウイルスにより6,000羽の鳥が死亡した。
Ben Tre省An Khanh村の養鶏場でニワトリ6,000羽のニワトリが4日間で6,000羽死亡したため、ニワトリ700羽が処分されたこと、
Bach Mai病院医師を含め多数の鳥インフルエンザヒト・ヒト感染疑い事例の報告があること。)
[ModeratorによりOIEへの未報告流行事例多数が存在すると思われるとの指摘。] ( 重要度：Ea ／ 対象：2 )

米のＢＳＥ疑い牛クロなら、日欧の検査法の導入検討
　【ワシントン＝広瀬英治】米国内で新たにＢＳＥ（牛海綿状脳症）感染が疑われる牛が見つかった問題で、
米農務省は２１日、この牛のＢＳＥ感染が確定した場合、日欧で既に導入している高精度のＢＳＥ検査法「ウエスタンブロット法」を、
米国でも導入することを検討していることを明らかにした。
　訪米中の衆院農林水産委員会の議員団に語った。
　ＢＳＥ感染が疑われている牛は、いったんは米国が通常採用している検査法で陰性とされた。
だが、より精度が高いとされるウエスタンブロット法で再検査したところ陽性となり、現在、最終的な確認検査に入っている。
米食肉業界は、米政府がウエスタンブロット法を全面採用することに強く反対している。
（読売新聞） - 6月22日12時43分更新

20050623-0050 ( 2005/06/22 ) インフルエンザB型感染流行。ニュージーランド保健省公衆衛生管理局、6月22日。
現在ニュージーランドではインフルエンザB型が流行している。B上海型とB香港型の双方が分離された。しかしながら現在はB香港型が優勢な株である。
小児や若年者が主に感染し、学校で感染率が20％以上の地域では学級閉鎖になった場合もある。現在までに今回の流行に関連して3名の死亡患者が同定されている

20050622-0050 ( 2005/06/21 )
鳥フル、野生の水鳥-中国(04) 中国政府が6月21日に西部の新彊ウイグル自治区での新たな鳥フル流行を報告した。ガチョウおよびアヒル128羽が感染し、そのうち63羽が死亡した。
新彊ウイグル自治区の省都ウルムチUrumqi近郊のChangji市で発生した。感染した個体およびその周囲で飼育されていた家禽を含む1,490羽を処分した。「ヒト患者は報告されていない。」。
H5N1型株鳥インフルエンザウイルスにより死亡したと確認された。事例発生日を明らかにしていない。 ( 重要度：Ea ／ 対象：2 )

20050624-0040 ( 2005/06/23 )
現在ニューカレドニアで感染循環しているインフルエンザBウイルスは、05年年初以来当地で分離された唯一のインフルエンザウイルス株でもある。
感染循環は、局地的ではあるが、5月中旬以来有意に増悪している。重症例は報告されていない。すべての分離株は、B/Shanghai/361/2002と同定されている。
これまでとは異なる感染中心が発生する可能性があり、ニュージーランドとの交流が盛んな諸島国家当局は警戒を怠らないようすべきである。
( 重要度：C- ／ 対象：2 )

APワシントン支局リビ−・カイド記者
「米国の狂牛病確認。２頭目」ジョハンズ農務長官発表

>>376 >>403
＜ＢＳＥ＞確認検査方法の強化を発表ーー米農務省
　米国で２頭目のＢＳＥ牛が確認されたのに伴い、米農務省は２４日、ＢＳＥの確認検査方法を２種類に増やし、確認の信頼性を高めると発表した。
今回の牛が、１種類目として行った「免疫組織化学検査」では陰性だったのに、２種類目の「ウエスタンブロット法」では陽性で、英国の研究所でもＢＳＥだと判定されたためだ。
（毎日新聞） - 6月25日12時4分更新

狂牛病情報（外電各種）
１.テキサス東部の牧場
・・・テキサスはブッシュ大統領の出身地＆牧場もある。
・・・全米最大の牛肉生産州
（州の名前が公表されないので、前に公表されたワシントン州関係者が怒っている）
２．去年　屠殺
３.　ダウナー牛
４．肉骨粉禁止以前生まれ
５．台湾はアメリカ牛の輸入を再禁止

６.探せば会社名も出てくる（「牛はほとんど検査されていない」記事で）
７．１２歳（つまり１９９３年生まれ）
８．米国での肉骨粉禁止は１９９７年８月

英国政府民間防衛局の先週の閣議への報告によると
鳥フルは、テロリズムと同様に英国への最大の脅威である。

（注）
どうも、ベトナムで鳥フルウィルスの変異が確認（これは事実）されたためらしい。（理由がこれかは未確認）
(日本政府にも情報が入っているはず・・分析機関のいくつかは日本にある）

また、完全な未確認情報だが、ベトナムでの土着感染（endemic)の規模と、ヒトヒト感染例の確認もされたかも知れない。

今すぐ慌てる必要なし。たった1-3例だから。
慌てた例として、昔米国で豚フルが発見された。・・結果は重症例ゼロ。ワクチン死亡例いくつか。（大あわてで作ったから）
個人的には富士山爆発や関東大震災より危険度は高いと思うが。

>>406
微妙な「８歳」禁止前？後？・・米国ではきちんと出生記録と耳タグが無いことを思うと・・
（日本でも付け替えが事件になったが）
　【ワシントン＝気仙英郎】ジョハンズ米農務長官は二十四日、記者会見し、
今月十日に見つかったＢＳＥ感染の疑いがある牛が英国の研究機関で行われた最終検査の結果、「陽性」と確認されたと発表した。
米国でのＢＳＥ感染牛は一昨年十二月以来二例目。ただ、ジョハンズ長官は「感染が確認されたのは八歳の高齢牛であり、二十カ月以下の若い牛を対象とした日本への輸出再開に影響はない」と強調した。
　　（産経新聞） - 6月26日2時54分更新

>>408　本当に８歳？　以下は日本のデータだが・・
【肉用牛】約2〜3年で出荷されます。
【乳用牛】ある程度の年齢に達すると乳の出が悪くなり約5〜6年で肉用として出荷されます。
【繁殖用牛】に関しても、ある程度の年齢に達すると受胎しにくくなるので、約4〜8年で肉用として出荷されます。

茨城の養鶏場で大量死　鳥インフルエンザの疑い
　茨城県は２６日、同県水海道市の養鶏場で鶏が大量死し、簡易検査で鳥インフルエンザの疑いが出たと発表した。県は動物衛生研究所（同県つくば市）に確定検査を依頼した。
　県畜産課によると、同養鶏場で３−５月、飼育している約２万５０００羽のうち約４３０羽が死に、産卵数も減った。養鶏場は民間機関に簡易検査を依頼し、鳥インフルエンザウイルスが分離されたため今月２４日、県に通報した。
　養鶏場では現在、鶏の大量死はなく、産卵数も回復。畜産課が２５日、養鶏場と周辺１０カ所の養鶏場を立ち入り検査した結果、異常は見つからなかったという。
　大量死があった養鶏場は、卵を埼玉県内の卸業者や東京都内の小売店に出荷している。
2005年06月26日日曜日　16:37 共同
ttp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005062601001980

>>410
【社会】茨城の養鶏場で大量死　鳥インフルエンザの疑い
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1119774847/l50

農水省によると、過去に山口や京都などで発生したウイルスが全身で増える
強毒タイプではなく、ウイルスが呼吸器などでしか増えず、感染した鶏の
致死率も低い弱毒タイプだった。しかし、強毒タイプに変異する可能性が
あるため、県は近く、この農場の鶏を処分し、安全が確認されるまでの間、
一定距離内の鶏や鶏卵の移動を制限する。
http://www.asahi.com/national/update/0626/TKY200506260190.html

茨城の養鶏場で鳥インフルエンザ…２万５千羽処分へ
　農水省と茨城県は２６日、水海道市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたと発表した。国内では昨年、山口、大分、京都の各府県で見つかっており、今回で５例目。
　鶏卵や鶏肉を食べて鳥インフルエンザに感染した例は世界的に一件も報告されておらず、同省は「出荷された鶏卵による人間の健康への影響は、考えにくい」としている。
茨城県は同日、半径５キロを移動制限区域とし、鶏卵や鶏肉の移動を禁止した。また、発生した養鶏場の鶏約２万５０００羽の処分を命じる方針。
　同省などによると、今回見つかったウイルスは、昨年見つかった「Ｈ５Ｎ１型」とは異なる「Ｈ５Ｎ２型」で、日本で確認されたのは初めて。同省は「病原性の弱いタイプとみられ、他の地域へ拡散した可能性は低い」としている。

鳥インフルエンザが確認されたのは、同市坂手町にある「アレバメントカントウ」（宮本秀源社長）の養鶏場。同養鶏場では約２万５０００羽を飼育しているが、今年４月から産卵率が低下し、６月までに約８００羽が死んだ。
５月下旬に民間機関に検査を依頼したところ、６月２４日に鳥インフルエンザを疑わせる結果が出た。動物衛生研究所（茨城県つくば市）が検査した結果、２６日にＨ５Ｎ２型と確認された。
　同養鶏場からは、４〜６月にも鶏卵が出荷されていたが、農水省は、鶏卵を食べたとしても健康に問題が生じるとは考えにくいとしている。
　茨城県は２６日、同養鶏場から半径５キロ以内の計１７か所の養鶏場に対し、鶏にウイルスが感染していないことが確認されるまで、鶏肉と鶏卵の移動を禁止した。
２５日の県の立ち入り調査では、１０養鶏場で感染を疑わせる臨床症状はみられなかった。
（読売新聞） - 6月26日23時30分更新

20050627-0100 ( 2005/06/26 ) PRO>BSE, bovine - USA (07)
米国 - BSE(07)# 　　農業書記官Mike Johanns

Secretary of Argiculture 農務長官マイク・ジョハンズ
Secretary of State　国務長官
Secretary of Defence　国防長官
Attoney General　司法長官

WHO中国西部探検隊の結果・・「あるある　鳥フル　こわい」

AP,ロイター、BBCの報道多数流通
日本語情報はその内入る？（少なくともProMEDの抄訳は出るだろう）

>>416 中国発表５倍の野鳥死ぬ　鳥インフルエンザ
　【北京２８日共同】世界保健機関（ＷＨＯ）の北京駐在代表は北京で２８日、記者会見し、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認された中国西部の青海省剛察県で、これまでに約５０００羽の死んだ渡り鳥が見つかったと発表した。
　中国農業省は５月２７日に「１０００羽以上が死んだ」と発表したが、被害実態が５倍と大きく上回ることが判明した。人や家畜などへの感染は起きていないとしている。
　代表らによると、渡り鳥の死骸（しがい）は５月４日に最初に見つかった後、ＷＨＯと現地政府の調査により大量に見つかった。５月下旬から沈静化したが、現在も毎日約２０羽が死んでいる。
　現地当局は感染した渡り鳥が見つかった地点から半径１０キロ以内を立ち入り禁止とし、半径３０キロ以内で消毒を実施した。2005年06月28日火曜日

>>416-417　WHO　専門家ジュリー・ホール談　ほか
　　　　（WHO中国代表はヘンク・ベケダム氏）

１　中国はウィルスの解析データをWHOやその他の外国に提供していない。（どの程度変異して危険なのか分からない）
２　中国は感染地の200種近い渡り鳥のうち5種類しか検査していない
３　湖にいるのは２−３ヶ月で、その機会を逃すと、渡っていって、ウィルスは拡散する。最後のチャンスである　

茨城の鳥インフルエンザ、周辺５農場から抗体検出
　茨城県水海道市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、農水省と茨城県は２８日、家畜伝染病予防法に基づいて鶏と卵の移動を制限している半径５キロ圏内の農場１０か所で鶏の血液サンプルを調べたところ、
５か所から過去に鳥インフルエンザウイルスに感染したことを示す抗体が検出されたと発表した。
　いずれのサンプルからもウイルスが分離されず、「現時点では感染しておらず、鶏や卵の安全性に問題はない」としている。
　農水省によると、抗体が検出された鶏は、５農場７０羽のうち３２羽。いずれも、鳥インフルエンザが発生した農場から半径６００メートル以内にある。ウイルスが分離されていないため、型の判別は難しいという。
　県は、農水省が２９日に開く専門家による家きん疾病小委員会で安全性が確認されれば、同日夜にも、抗体が確認されなかった５農場の卵出荷再開を知事権限で認める方針。
また、５キロ圏外の農場でも血液サンプル調査を行うかどうか、小委員会の議論を踏まえて検討したいとしている。
　鳥インフルエンザが発生した養鶏場では２８日、約９２００羽の鶏を処分した。県は２９日、全農県本部などの支援も得て作業員を増員し、残る約１万２６００羽を処分し、同日中に作業を完了したい考え。
（2005年6月29日3時6分 読売新聞）

半年間「陽性」隠ぺい…米で２頭目ＢＳＥ
　【ワシントン＝広瀬英治】米国で２例目となるＢＳＥ（牛海綿状脳症）感染牛の発生が２４日、確認された。
この牛は、昨年１１月下旬の確認検査でいったんは「陰性」とされたが、その際、同時に研究目的で非公式の検査が行われており、「ある種の陽性反応」が示されていた。
米農務省はこの事実を当時公表しておらず、結果的に約７か月間、感染の可能性が内部で隠ぺいされていたことになる。
こうした当局の迷走ぶりに米消費者団体も反発を強めており、輸入再開の手続きを進める日本政府の姿勢にも影響を及ぼしそうだ。読売新聞

チームは、鳥インフルエンザによるヒト感染の頻度が大幅に増していることや同ウイルスがヒト・ヒト感染する能力を獲得したことを示唆するような検査結果は確認できなかった。
2004年12月以来の現行の汎流行警報レベルは、変更されない。
現在出回っている一部の報道では、WHOが(鳥インフルエンザによる)汎流行の脅威の評価をより低いものへと変更したと示唆している。そうした報道は事実無根である。

>>417 鳥インフルエンザで6000羽死ぬ＝中国
　【北京1日時事】新華社電によると、中国農業省は1日、青海省で発生した鳥インフルエンザ（H5N1型）で、これまでに6000羽を超す渡り鳥が死んだと発表した。
　世界保健機関（WHO）は6月28日、同省内で5000羽の死んだ渡り鳥を確認したと北京で発表している。農業省によると鶏、人などへの感染は発生していない。
青海省当局は、感染した鳥が確認された地域の封鎖、消毒などに力を入れているという。　
（時事通信） - 7月2日1時6分更新

＜鳥インフルエンザ＞新検出の養鶏場で１万羽処分　茨城県
　茨城県水海道市の養鶏場２カ所で弱毒タイプの高病原性鳥インフルエンザウイルスＨ５Ｎ２型が検出された問題で、
県は２日、新たにウイルスが検出された養鶏場「スギヤマファーム第５農場」の鶏の処分を進めていたが、１万１４６２羽を処分した。
　また県は新たに一つの養鶏場に卵の移動禁止を解除し、出荷が認められた養鶏場は計１１カ所になった。【中田純平】
（毎日新聞） - 7月2日20時34分更新

鳥インフルエンザ、処分合計は１２万羽余に
　県は２日、新たにＨ５Ｎ２型ウイルスが検出された「スギヤマファーム第５農場」の鶏約２万４０００羽の処分を始め、同日中に約１万１５００羽を処分した。
　県は、第５農場も含め、感染歴を示す抗体反応が陽性を示した５つの養鶏場で処分する予定の鶏の合計数について再確認し、当初の約９万４０００羽を約１２万４０００羽に修正した。
　一方、県は同日、鶏と卵の移動を制限してい養鶏場のうち、新たに１か所の卵の出荷再開を認めた。2005年7月2日21時47分 読売

人獣共通感染症連続講座（山内一也）（第165回) 2005.6.24
BSEのリスクとわが国における安全対策

５月２０日の衆議院農林水産委員会に日本獣医畜産大学沖谷明紘教授と
私が参考人として呼ばれ、沖谷教授は牛の月齢判別について、私は表題
の内容で意見を述べました。その際に配布した私の資料を掲載します。
　なお、委員会の会議録は衆議院のホームページ（会議録）
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm
で読むことができます。
「BSEのリスクとわが国における安全対策」
http://www.anex.med.tokushima-u.ac.jp/topics/zoonoses/zoonoses05-165.html

>>425
衆議院農林水産委員会
第16号　平成17年5月20日（金曜日）
平成十七年五月二十日（金曜日）
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000916220050520016.htm#p_honbun

参考人
　　　（牛の月齢判別に関する検討会座長）
　　　（日本獣医畜産大学応用生命科学部食品科学科教授）　沖谷　明紘君
参考人
　　　（食品安全委員会プリオン専門調査会専門委員）　　　山内　一也君

　　　農林水産委員会専門員　　　飯田　祐弘君
　　　　―――――――――――――
本日の会議に付した案件
　農林水産関係の基本施策に関する件

ＷＨＯ局長、感染警戒訴え　アジアの鳥インフルエンザ
　【シンガポール４日共同】マレーシア訪問中の世界保健機関（ＷＨＯ）西太平洋地域事務局（マニラ）の尾身茂事務局長は４日、鳥インフルエンザについて「アジア地域でウイルスの感染力が増している。引き続き警戒が必要だ」と訴えた。
クアラルンプールで同日始まった鳥インフルエンザに関する国際会議で述べた。
　事務局長は、最近中国で感染死した疑いのある渡り鳥が見つかったことを踏まえ、「野生の鳥は（ウイルスの中でも毒性の強い）Ｈ５Ｎ１型への抵抗力があるとされてきたが、感染は広がっており、ウイルス（の動向）は予測できない」と指摘した。
（共同通信） - 7月4日20時5分更新　　（FAO,OIE,WHOの国連3機関合同会議でつ）

韓国で！ 抗生物質よく効かないカゼ患者が集団発病!!

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=65237&servcode=400§code=400

中央日報ソース　『一般の抗生物質もよく効かない細菌性かぜの原因菌が発見された。』

英語版ですが、WIKIプロジェクト「インフルエンザ・パンデミック」が出来ました。
出来たてですが、毎日成長しています。
（特にリンクが充実しています）
The Flu Wiki
http://www.fluwikie.com/

新潟地震WIKI：新潟中越地震 被災者救援本部@2ch
http://ime.st/eq.maido3.com/
のようなものを日本でも作りませんか？

>>428 TNX 抗生物質よく効かないカゼ患者が集団発病
一般の抗生物質もよく効かない細菌性かぜの原因菌が発見された。
疾病管理本部は、４日「京畿道九里市（キョンギド・グリシ）で、原因不明で集団発病した１４２人を調べたところ、新種伝染病の溶血性アルカノバクテリウム菌によるものであることが分かった」とし
「熱と皮膚の発しんなどを同伴し喉が痛むカゼの症状を見せるが、激しい場合血圧が落ちたり、肝臓の機能が落ちる可能性があるものと確認されただけに格別な注意が必要とされる」と要請した。
本部によると、先月初旬、京畿道九里市内の某病院に１０人の児童が原因不明で集団入院した事実を確認し、疫学調査に乗り出した。続いて、九里市の小中高校で高熱と皮膚の発しんなどの症状を同伴した原因不明の患者１４２人が集団発生した事実も確認した。
患者から採取しただ液などを検査し、この伝染病の原因が、新種の病源体である溶血性アルカノバクテリウム菌であることが判明したのだ。
本部側は「しょう紅熱と症状が似ていて、菌自体も分離培養がむずかしいため、遅く発見されただけ。
韓国内にもすでにこの菌が広がっている可能性が高い」とし「ペニシリンなどの抗生物質に対しては、大半が耐性を持っていることが確認されており、容易に治らない夏のカゼの場合、このバクテリア菌によるものと疑うことができる」と伝えた。
金廷洙（キム・ジョンス）記者 <[email protected]>

＜ＢＳＥ全頭検査＞生後２１カ月以上に義務付け　厚労省
　牛海綿状脳症（ＢＳＥ）の全頭検査について厚生労働省は１日、と畜場法の施行規則を改正し、検査の義務付け対象を生後２１カ月以上の牛に変更した。８月１日付で施行する。
（毎日新聞） - 7月1日21時43分

鳥インフルエンザ、重大な分岐点に　ＷＨＯが警告
2005.07.04　 18:43 JST　- AP

クアラルンプール（ＡＰ）　鳥インフルエンザへの対策を検討する国際会議が４日、当地で開幕し、ＷＨＯの専門家らが「今が重大な分岐点。全力で取り組みをを」と呼び掛けた。
会議はＷＨＯ、ＦＡＯ、ＯＩＥが共催し、３日間の予定で開かれている。

ＷＨＯ西太平洋地域事務局の尾身茂局長は会議の冒頭、鳥インフルエンザウイルスはアジア地域の「支配」を強めており、今後さらに予想外の動きを示す恐れがあると警告。
「この流れが覆るか、あるいは手に負えなくなるかのどちらかだ」として、「総力戦」が必要との見方を示した。
尾身局長は、中国で先月、渡り鳥約６０００羽が鳥インフルエンザで死亡したことや、人間の感染例がベトナムなどで相次いでいることなどを指摘し、鶏へのワクチン一斉接種、新たなワクチン開発などの対策を訴えた。

ＦＡＯの報告によると、アジアの鳥インフルエンザ対策には今後２年間で約１１０億円の資金が必要だが、これまでに集まったのはその１０分の１にすぎないという。ＦＡＯの担当者は「これはアジアだけの問題ではない」として、欧米諸国に支援の強化を求めた。
ttp://www.cnn.co.jp/science/CNN200507040015.html

>>432 ＷＨＯ局長、感染警戒訴え　アジアの鳥インフルエンザ
　【シンガポール４日共同】マレーシア訪問中の世界保健機関（ＷＨＯ）西太平洋地域事務局（マニラ）の尾身茂事務局長は４日、
鳥インフルエンザについて「アジア地域でウイルスの感染力が増している。引き続き警戒が必要だ」と訴えた。
クアラルンプールで同日始まった鳥インフルエンザに関する国際会議で述べた。
　事務局長は、最近中国で感染死した疑いのある渡り鳥が見つかったことを踏まえ、
野生の鳥は（ウイルスの中でも毒性の強い）Ｈ５Ｎ１型への抵抗力があるとされてきたが、感染は広がっており、ウイルス（の動向）は予測できない」と指摘した。
2005年07月04日月曜日

>>432-433
お節介な解説

鳥フルは野鳥を宿主として広がる。
つまり野鳥は感染しても、病気ですぐ死なないので、病気が広がる
ある説では、シベリアから中国南部まで数千ｋｍを渡って、病気を運ぶとされる
しかし、野鳥が大量死するということは、ウィルスが変異して毒性を強めたと言うこと。
人間への感染性、毒性を強めた証拠はないが、ウィルスは順調に（？）変異中である証拠ではある。
強化された毒性は、いつ人間への感染性を獲得して、パンデミック（世界的な疫病の大流行）になるか分からない

＜鳥インフルエンザ＞中国の渡り鳥が拡散、科学誌が注意促す
　病原性の強い鳥インフルエンザウイルス「Ｈ５Ｎ１型」に感染した中国の渡り鳥が、この秋にも世界各地へ飛んでウイルスを広げる可能性があるとして、
英「ネイチャー」と米「サイエンス」（電子版）の二つの科学誌が注意を促す論文を７日、掲載した。
中国西部で最近、このウイルスが渡り鳥の間で流行していたことが確認されたため。ウイルスはマウスへの感染実験で高い病原性を示しており、人間にも同様の可能性があるという。
　ネイチャーには米と香港の合同チームが、サイエンスには中国のチームが論文を発表した。

両論文によると、ガンやカモメなどの渡り鳥が多く集まる繁殖地、中国西部の青海湖で、４月３０日に流行が確認された。５月２０日までに１５００羽が死んだ。
　ガンなどがこのウイルスに感染した例は過去にもあったが、ほとんどが養鶏場の近くなどに限られ、鶏などから移ったとも考えられた。渡り鳥の間での流行は確認されていなかった。
　またこれまで、野生の水鳥は抵抗力が強く、Ｈ５Ｎ１型ウイルスに感染しても発病しないと考えられていた。
　今回のウイルスの遺伝子を調べると、二つの異なるＨ５Ｎ１型ウイルスの遺伝子が混ざり合ってできた、新しいウイルスだと分かった。
　ネイチャーの論文は、ウイルスが、感染しても発病しない鳥に運ばれる可能性を指摘。「９月には渡り鳥がミャンマーやインドへ南下する。渡りの道筋に沿って欧州まで広がることもあり得る」と訴える。

サイエンスの論文も「世界的脅威になる可能性がある。青海湖は東南アジア、シベリア、豪州から渡り鳥が集まる場所だからだ」と結論づけている。
　鳥取大の大槻公一教授（獣医微生物学）は「ウイルスは増殖するたびに形を変える。水鳥が大量に死んだ珍しいケースで、病原性が非常に高いといえるだろう。日本も警戒する必要がある」と話している。
　「Ｈ５Ｎ１」は昨年、京都など４カ所で発生した鳥インフルエンザと同じ型。ベトナムやタイなどでは人間にも感染し死者も出ている。ただ、青海湖のウイルスは、ベトナムなどのウイルスとは異なるという。【下桐実雅子】
（毎日新聞） - 7月7日3時7分 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050707-00000004-mai-soci更新

鳥インフルエンザ、中国の渡り鳥繁殖地で大量死
　【ワシントン＝笹沢教一】渡り鳥の世界的繁殖地である中国中西部・青海湖で、病原性の強い鳥インフルエンザウイルス「Ｈ５Ｎ１型」によるガンなどの大量死が確認され、
今後、渡り鳥を介して、「Ｈ５Ｎ１型」が、欧州、オセアニア、東南アジアなど広範囲に広がる危険性が高まっていることが明らかになった。
　調査に当たった中国科学院など２つの研究チームが、６日付英科学誌ネイチャーと同日の米科学誌サイエンス（電子版）に発表した。

　これまで、野生の鳥はこれらウイルスに抵抗力があり、感染しても発病しないとされてきたが、越冬する渡り鳥の間でウイルス遺伝子の組み換えが起こり、感染力が強まった可能性があるという。
　家禽（かきん）類と異なり、渡り鳥は焼却による処分が困難なため、研究チームは「世界的脅威になる恐れがある」として、感染拡大に注意を呼びかけている。

両論文によると、青海湖では、今年４月から５月にかけて、ガンなど１５００羽以上の渡り鳥の感染死が確認された。流行はその後も続き、数十万羽に感染した可能性がある。

　鳥の症状やウイルス株のＤＮＡ分析の結果、ガチョウやアヒルから感染したと見られ、採取したウイルス株を使った動物実験では、鶏が感染後２０時間以内にすべて死に、マウスの大半は７２時間以内に死んだ。人間にも同様の高い病原性があると推定されている。
　青海湖は中国のほぼ中央に位置し、琵琶湖の６倍以上という中国最大の塩水湖。シベリア、オセアニア、東南アジアなど世界各地の渡り鳥の一大繁殖地として知られている。（読売新聞） - 7月7日15時4分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050707-00000005-yom-soci

>>436 ウイルスが、感染しても発病しない鳥に運ばれる可能性を指摘。「９月には渡り鳥がミャンマーやインドへ南下する。渡りの道筋に沿って欧州まで広がることもあり得る
>>436 今回のウイルスの遺伝子を調べると、二つの異なるＨ５Ｎ１型ウイルスの遺伝子が混ざり合ってできた、新しいウイルスだと分かった。
>>439 採取したウイルス株を使った動物実験では、鶏が感染後２０時間以内にすべて死に、マウスの大半は７２時間以内に死んだ。人間にも同様の高い病原性があると推定されている。

比で初の鳥インフルエンザ　家禽類輸出停止へ
　【マニラ８日共同】フィリピン政府は８日、同国で飼育されているアヒルが鳥インフルエンザに感染していることを確認、日本などへの家禽（かきん）類の輸出を停止すると発表した。高病原性かどうかは不明だが、人に感染する可能性は低いとしている。
　フィリピンで鳥インフルエンザ発生が確認されたのは初めて。当局が６月末、マニラ北部の農場で定期的な検査を行っていたところ、少なくとも３羽が鳥インフルエンザに感染していたという。サンプルをオーストラリアに送付、詳しく調べている。
　アジア地域を中心として、毒性の強いＨ５Ｎ１型の鳥インフルエンザに鶏やアヒルが感染したケースが最近、相次いで報告されており、中国では渡り鳥約５０００羽が死んだことも明らかになった。世界保健機関（ＷＨＯ）が監視強化を呼び掛けている。
（共同通信） - 7月8日12時37分更新

鳥インフルエンザ、来週から全国１４９０養鶏場で調査
2005年07月08日20時36分 ttp://www.asahi.com/life/update/0708/007.html
　茨城県水海道市の採卵養鶏場の鶏から毒性の弱い高病原性鳥インフルエンザウイルスが見つかった問題で、農林水産省は８日、監視強化策として全国一斉調査を来週から始めると発表した。
　国の指針に基づいて、都道府県が、主に１０００羽以上を飼育している採卵養鶏場から約１８０カ所を選んで行っている定期モニタリングを、８倍強の約１４９０カ所に拡大。
約２カ月間かけて１養鶏場あたり１０羽以上の鶏を血清抗体検査やウイルス検査にかける。結果は毎週１回、農水省がとりまとめて公表する。
　ウイルスが見つかった茨城と周辺の福島、栃木、群馬、埼玉、千葉の計６県は、全体の６割にあたる約５２０カ所以上を対象とする。
同省衛生管理課は「茨城県周辺は、鳥インフルエンザが発生するリスクが高い可能性がある」としている。

こんな物もあるんですね
千葉県健康福祉部健康福祉指導課　健康危機対策室
043−223−2675

新興・再興感染症研究拠点形成プログラム
　　近年、ＳＡＲＳや高病原性鳥インフルエンザなどの新興感染症の出現、サリンなどの化学物質や炭疽菌などの生物剤によるテロ発生の懸念など、県民の生命や健康生活にとっての新たな脅威が次々に発生しています。
　　県では様々な健康危機から県民の生命・身体の安全を守るために、その発生予防、拡大防止、治療体制の確保、原因の究明などの体制整備に努め、迅速かつ適切な対策を講じることとしています。
　　このコーナーでは、感染症、食中毒、医薬品、毒物・劇物、その他何らかの原因により生じる生命や健康の安全に関する情報（健康危機情報）をＱ＆Ａ形式で定期的に掲載していきます。
　　皆様の感染予防や安全の確保などにお役立てください。

>>443　http://www.pref.chiba.jp/syozoku/c_syafuku/kikikanri/

発見

山口県高病原性鳥インフルエンザ防疫マニュアル
http://www.pref.yamaguchi.jp/gyosei/chikusan/HPAI/

全ページ一括ダウンロード（PDF：2.8MB）　133ページ
http://www.pref.yamaguchi.jp/gyosei/chikusan/HPAI/pdf/composit.pdf

20050708-0020 ( 2005/07/07 ) 中国 - トリインフルエンザ
Nature online　
2003年以降H5N1イウイルスが南アジアで家禽の風土病となってから、ヒトへも重大な汎流行の脅威を与えている。
05年4月30日、中国西部の青海湖で発見されたが周囲に養鶏場の無い自然保護区である。
罹患したインドガンは、チャガシラカモメ、オオズグロカモメ、カワウなどと共に3000羽のインドガンが生息する小島で報告された。
麻痺、異常な斜頚、動揺や頚部震顫などの臨床所見はすべて水禽のH5N1感染所見として知られているものである。
死亡した鳥の90％はインドガンで、残りがチャガシラカモメとオオズグロカモメであった。
我々は3種類の鳥のスワブ92検体から28のH5N1ウイルスを、また、インドガンの組織標本から5ウイルスを分離した。　
以下、中国各地のH5N1ウイルスとの遺伝子学的検討により、タイ･ベトナムでヒトに感染しているH5N1ウイルスとは異なること。青海湖に生息するインドガンがミャンマーやインドへウイルスを伝播させる可能性など
(重要度：Ea ／ 対象：2)
Ea : 動物の感染症記事。
　たとえば牛の口蹄疫のような、動物の感染症情報です。人畜共通感染症の人間への感染情報の場合には、Ａ〜Ｄのカテゴリーに入ります。

>>435-441 >>446
2004年 7月 8日（金）
中国のトリインフルエンザ禍 Avian Flu Outbreak in China
本年5月、中国の青海湖で何十万羽にのぼるトリが死亡あるいは病気になった。
その一部を調べたところ、これらのトリが極めて病原性の高いトリインフルエンザ、H5N1型に感染していたことが判明した。この結果は、渡り鳥を介して同菌株がアジア各地、さらには他の地域へと広がる可能性を示唆する。
Jinhua Liuらによると、東南アジア、シベリア、オーストラリア、ニュージーランドから渡ってくるトリにとって、青海湖は重要な繁殖地の1つであるという。
今号の「Brevia」に掲載された論文の中で、著者らは青海湖に飛来したさまざまなトリについて分析しているが、それらの身体症状はH5N1型ウイルスに感染した家畜のガチョウやアヒルで観察されたものと一致した。
彼らはまた、これらのトリから複数のH5N1型ウイルスも分離しており、そのゲノム塩基配列がH5N1株と同じ特徴を示していることが明らかになった。同塩基配列はGenBankに保存されている既存のH5N1ゲノムの塩基配列データと完全には一致していない。
このことから、東南アジアで越冬するトリの中でウイルスゲノムの組み換えが起こっている可能性が示唆された。

"Highly Pathogenic H5N1 Influenza Virus Infection in Migratory Birds," by J. Liu, K. Qin, X. Zhang, and D. Zhao at China Agricultural University in Beijing, China;
H. Xiao, F. Lei, X. Zhang, G. Wang, Y. Feng, J. Ma, W. Liu, J. Wang, and G. F. Gao at Chinese Academy of Sciences in Beijing, China; and Q. Zhu at Academy of Military Medical Sciences in Beijing, China.
＊本論文は7月6日（水）、オンライン版に掲載予定
ttp://www.sciencemag.jp/highlights/20050708/

鳥インフルエンザ拡大懸念　中国で渡り鳥から検出
　中国青海省の青海湖で鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）に感染した渡り鳥から検出したウイルスを解析した結果、
中国南部の家禽（かきん）から伝わったとみられることが判明、今後、南アジアや欧州にも感染が広がる恐れがあるとする研究結果を中国などのチームがまとめ、７日付英科学誌ネイチャー（電子版）に発表した。
　青海湖では、今年に入りインドガンへの感染が確認され、多くの渡り鳥が死んだ。死んだ鳥からＨ５Ｎ１型ウイルスを分離して調べたところ、鳥に対する高い病原性を持つ特徴があった上、マウスに対しても毒性が強い特徴を示していた。
遺伝子解析などの結果、青海湖で広がっていたウイルスはおそらく、中国南部の家禽から伝わったとみられるという。（共同通信） - 7月7日2時10分更新

（注）中国政府が反発し、鳥フルの研究を衛生省の直接統制下においた。
もっとも鳥フルをBSL-2や１でやって広がったら困るのだが、BSL-3も統制下に置くもよう

鳥インフルエンザ拡大懸念　中国で渡り鳥から検出
　中国青海省の青海湖で鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）に感染した渡り鳥から検出したウイルスを解析した結果、
中国南部の家禽（かきん）から伝わったとみられることが判明、今後、南アジアや欧州にも感染が広がる恐れがあるとする研究結果を中国などのチームがまとめ、７日付英科学誌ネイチャー（電子版）に発表した。
　青海湖では、今年に入りインドガンへの感染が確認され、多くの渡り鳥が死んだ。死んだ鳥からＨ５Ｎ１型ウイルスを分離して調べたところ、鳥に対する高い病原性を持つ特徴があった上、マウスに対しても毒性が強い特徴を示していた。
遺伝子解析などの結果、青海湖で広がっていたウイルスはおそらく、中国南部の家禽から伝わったとみられるという。（共同通信） - 7月7日2時10分更新

（注）中国政府が反発し、鳥フルの研究を衛生省の直接統制下においた。
もっとも鳥フルをBSL-2や１でやって広がったら困るのだが、BSL-3も統制下に置くもよう

鳥インフルエンザ直近情報
保健行政感染症ネットワークin北海道
http://homepage3.nifty.com/sank/BIRDFLU/index2.html

茨城衛生研究所　−新型インフルエンザ出現の可能性−
http://www.hsc-i.jp/pref/statics/kansen/Binful2003_8.pdf

BSE＆食と感染症 つぶやきブログ by Mariko
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/2a969806cf5d1e54bacad89ab27d9554

日生協による鳥インフルエンザQ&A
http://www.co-op.or.jp/jccu/news/syoku/syo_040115_01.htm　

動物衛生研究所　高病原性インフルエンザのページ
http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/poultry/tori_influenza.html

インフルエンザ流行　夏場に異例の患者数　小中で学級閉鎖も

　県内でインフルエンザが散発的に発生している。今年１月から３月にかけて猛威を振るった後、いったんは終息したが、６月下旬に患者数が再び増加。学級閉鎖になった小・中学校も出ている。
医療関係者は「夏場のインフルエンザの発生はこれまでにもあるが、今年は例年になく多い。
　通常、インフルエンザのシーズンは１０月から３月。しかし、今年第２６週（６月２７日―７月３日）の各保健所からの患者報告数は２９１人で、前週の２２３人から６８人増加した。
県内５８の定点医療機関当たりでも５・０２人と前週の３・８４人を大きく上回っている。
　６月下旬には、南部の２カ所の中学校でそれぞれ１０人と７人の生徒がインフルエンザにかかり、２日間の学級閉鎖を実施。６月末には国頭地区の小学校が３日間、学級閉鎖となった。
　来院する患者の多くは「Ａ香港型」。３９度の高熱や全身の倦怠感などがある通常の症状とは違い、今回は熱が３８度に満たない場合や比較的症状の軽いケースも見受けられるという。１０代から４０代の患者が多いのも特徴だ。
　６月上旬に患者が多かった今帰仁診療所の石川清和医師は「現在は沈静化しているが、学校の送迎車に乗り合わせて一気に５、６人に移ったケースや家族全員が患者になった事例もあり、感染力が強い印象は受ける」と話す。
　一方、県健康増進課は、注意報レベルには達していないとしながらも、時期外れの発生が県内各地で散発的に続いていることから警戒を強めている。（琉球新報） - 7月7日14時22分更新ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050707-00000017-ryu-oki

タイで鳥インフルエンザが再発＝政府
　［バンコク　１１日　ロイター］　アジアで５５人の死者を出した鳥インフルエンザが、タイで再発した。タイ政府が１１日、発表した。タイ政府は大規模な撲滅キャンペーンを展開していた。
　タイ農業省の高官によると、感染歴ある地域を対象に事後調査をしていたところ、７月に入ってバンコクの北１００キロのスパンブリ県の５カ所で感染したニワトリが見つかった。
　今回の発見は、病原性の強い鳥インフルエンザウイルス「Ｈ５Ｎ１型」の撲滅がいかに困難か、という国際保健機関の警告を現実味のあるものにしている。
　タイでは、鳥インフルエンザで１２人が死亡したが、昨年１０月以降は、人間への感染は報告されていない。
（ロイター） - 7月11日15時52分更新

集団感染対応例示す、厚労省が高齢者施設向け手引書
　厚生労働省は、高齢者介護施設で、ノロウイルスや病原性大腸菌Ｏ（オー）１５７が原因とみられる集団感染や感染による入所者の死亡が相次いでいることを受け、発生時の対応や予防方法などをまとめた「感染対策マニュアル」を作成した。
　集団感染への早期対応を徹底させるのが狙いで、同省は各都道府県などを通じ、マニュアルを全国の高齢者介護施設に配布する。
　マニュアルでは、同一の感染症や食中毒が原因で、〈１〉１週間以内に２人以上の死者や重症者が出た〈２〉１０人以上または施設利用者の半数以上が発症した――などの場合、
市町村の担当部局や保健所に報告すべきだとした。さらに、施設内に感染対策委員会を常設し、職員の研修を行うよう求めている。
　また、原因別に、症状の特徴や予防方法、発生時の対応を示した。
　高齢者施設の感染症への対応はこれまで、各施設の判断に任されており、厚労省研究班が今年２〜３月、
全国の高齢者施設にアンケート調査したところ、回答した１９０４か所のうち、感染症の疑いがある際、保健所へ連絡するとしたのはわずか３５％だった。
（読売新聞） - 7月13日3時7分更新

論文発表は「機密漏えい」　中国、鳥インフルエンザで
　【香港１２日共同】中国南部の家禽（かきん）を発端にした鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）感染拡大の可能性を指摘する論文を英科学誌に発表した香港大の研究者が発表後、
中国農業省から論文は「国家機密漏えい」に当たるとする通知を受けていたことが分かった。１２日付香港紙、香港経済日報が伝えた。
　通知は論文の内容を否定した上で「法的責任を問う可能性もある」と研究者に警告したという。
　中国では５月末、当局の許可なくウイルスのサンプルを収集・分析したり、感染情報を公表することを禁じる新条例が施行された。
研究者への通知は同条例などが根拠とみられるが、感染情報の迅速な開示が阻害されるとの懸念が高まりそうだ。

>>454 何が国家機密かというと
鳥フルが以下の各省で検出された事らしい
ttp://www.recombinomics.com/News/07130501/H5N1_China_State_Secrets.html

Fujian 福建省、Hunan 湖南省、Yunnan 雲南省、Shantou 汕頭 　広東省Guangdong Province の都市
又は　山東省Shandong Provinceのどちらか

>>453 沖縄でインフルエンザ注意報が発令　夏に異例、学級閉鎖5校
　県健康増進課は、13日、県内全域にインフルエンザ流行注意報を出した。89年からの記録では、季節外れの夏場の発令は今回が初めて。患者数も1週間で前週の2倍強に上っており、学級閉鎖校も5校ある。
異例の事態に、同課は「一般には冬場の乾燥時期にかかりやすいといわれるが、湿気の多い夏場での発生原因は分かっていない」と話している。
　通常のシーズンは10月-3月だが、今年7月4日-10日のの患者報告数は前週の291人から361人も増え、652人に。県内58の定点医療機関当たりでも11.2人と注意報レベルを超えた。
　地域別では、中央保健所17.9人、南部保健所15.6人。宮古を除いて北部、中部、八重山管内でも前週より患者数が増加している。
　散発的に発生し始めた6月中旬から7月13日までで、北部、中部の小学校２、南部の中学２、高校１の計５校で学級閉鎖。うち高校は現在も学級閉鎖中となっている。　
（琉球新報） - 7月14日9時15分更新

鳥インフルエンザで死亡か　インドネシアで３人
　【ジャカルタ１５日共同】インドネシアのスパリ保健相は１５日、
ジャカルタ郊外のバンテン州で１２日から１４日にかけて死亡した父娘３人が、毒性の強い高病原性鳥インフルエンザウイルス（Ｈ５Ｎ１型）に感染していた疑いが極めて強いと発表した。
　感染者が死亡したとすれば同国では初めて。同保健相は「３人は家禽（かきん）類と接触した形跡がなく、人から人への感染による可能性がある」と述べた。
人同士の感染は過去に確認されておらず、同国政府は感染経路を慎重に調べている。
　また世界保健機関（ＷＨＯ）と協力し、香港で検体の最終検査を行い、１週間前後で結果が出る見通し。
　同国ではスラウェシ島で病気の鶏と接触した農場作業員が感染していたと今年６月に発表されたが、発症はしなかった。
（共同通信） - 7月15日19時21分更新ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050715-00000199-kyodo-int
Yahoo海外トピックス。「感染症と衛生」「インフルエンザ」にはない

>>457　Possibility of Human-to-human transmission
インドネシアのスパリ保健相は「３人は家禽（かきん）類と接触した形跡がなく、人から人への感染による可能性がある」と述べた。
(ある報道では、『９９％の可能性』）

鳥インフルエンザで３人感染死か　インドネシア 2005年07月15日22時32分
　インドネシアの保健省は１５日、ジャカルタ郊外で死亡した国家公務員の男性（３８）と長女（９）が鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）に感染していた疑いがあることを明らかにした。
男性の次女（１）も死亡している。同国政府は香港で血液検査を実施しており、１週間以内に結論が出るとしている。
　鳥インフルエンザによる死亡が確認されれば、インドネシアでは初めて。また、男性らは家禽（かきん）類に接触した形跡はなく、人から感染した可能性があるという。
　同省当局者によると、男性は１２日、長女は１４日に入院先の病院で死亡。同省による血液検査で鳥インフルエンザに感染している兆候が見られた。
一方、次女については、９日に死亡し、すでに遺体が埋葬されているため、血液検査はしておらず、感染の確認はできないとしている。
ttp://www.asahi.com/international/update/0715/022.html
インドネシア、鳥インフルエンザの疑いで３人死亡
　【ジャカルタ＝代慶達也】インドネシア保健省は15日、ジャカルタ郊外の政府関係者家族3人が鳥インフルエンザの疑いで死亡したと発表した。
同国では6月中旬にスラウェシ島で鳥インフルエンザの初の感染者が確認されたが、これまで死亡した例はなかった。
　死亡したのはジャカルタ市内中心街にオフィスのある会計検査院の役人家族。12日に同職員の父親が死亡したほか、娘2人も相次いで亡くなった。
いずれも高熱発症後に呼吸困難に陥って亡くなっており、「鳥インフルエンザの疑いが極めて濃厚」とし、香港の感染症研究所での血液検査を急いでいる。
　インドネシア政府は人口の集中するジャカルタ首都圏で鳥インフルエンザの疑いのある患者が死亡したことを重視、感染ルートの解明に全力を挙げている。 (20:43)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050715AT2M1501J15072005.html

>>449 他　20050715-0040 ( 2005/07/14 )
鳥フル、野生の水鳥-中国(09)　サイエンス誌7月6日<http://www.sciencemag.org/cgi/rapidpdf/1115273v1.pdf>
4つのウイルスの遺伝子配列は高い相同性があるように思われた。GenBankの配列のいずれも、今回の配列とは完全には一致しなかったことは、今回のウイルスが再配列株であることを暗示している。
8ゲノム分節のうち5分節(M, PA, PB1, PB2 and NS)は、香港2004分離株(A/peregrine falcon/HK/D0028/04)と密接な関連が認められた。
渡り鳥でのHPAI　H5N1 感染は、青海湖が東南アジア、シベリア、豪州、ニュージーランドから集積する渡り鳥の繁殖センターであることから、このウイルスが潜在的に世界的な脅威であることを示唆している。

鳥インフルエンザ抗体検出の養鶏場から2万羽出荷済み
　茨城県水海道市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生した問題で、群馬県は15日、抗体が検出された同市内の養鶏場から、4〜5月の3回にわたり計約2万1000羽の生きた鶏が群馬県の食鳥処理場に出荷されていたと発表した。
鶏は加工処理後に出荷されたが、群馬県は「処理前の検査で異常は確認されていない。仮に感染していても卵と同様にヒトへの感染例はなく、問題はない」と説明している。
出荷業者は、6月26日に水海道市で最初に発生が確認された後、半径5km圏内で抗体検出した養鶏場のうちの一つ。出荷時期は4月17、19日、５月8日だった。
茨城県は6月26日から半径5km圏内の鶏卵や鶏肉の移動を禁止したが、今回の出荷は同市での発生判明前だった。
　鶏の出荷は、茨城県から13日午後、群馬県に連絡があり、調べていた。
（2005年7月15日21時42分 読売）ttp://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050715i214.htm
本物の高病原性鳥フルだったら・・・

Archive Number 20050715.2024
Published Date 15-JUL-2005
Subject PRO/AH/EDR> Avian influenza, human - East Asia (101): Viet Nam
Date: Fri 15 Jul 2005
From: ProMED-mail <[email protected]>
Source: Nature, News, Fri 15 Jul 2005 [edited]
<http://www.nature.com/drugdisc/news/articles/436006a.html>
Viet Nam: Conflicting Results Cause Concern
結構重要な情報・・ベトナムの鳥フルがどの程度こわいかの内部情報
（NatureとAFPの情報）

HPAI発生時の移動制限の意味を一体何人の人が分かっているのだろうか。

外国誌
2003年　中国山東省から日本に輸出された冷凍鴨肉から、鳥フルH5N1を検出

>>454-455
中国の鳥フル隠蔽説（WHO関係者が実名で公式に言明）

多分　今までの最高に被害者の大きい想定
英国インペリアル・カレッジ肺感染症部長ピーター・オープンショウ氏談

・人間の鳥フル感染者（予測）・・世界人口の５０％
・人間の鳥フル致死率(予測）・・３０％

フィリピンの鳥フル・・診断違い
ロシアのシベリアで鳥フルH５N1疑い（鳥）

>>462
20050716-0080 ( 2005/07/15 ) 鳥フル、ヒト患者-東アジア(101)： ベトナム：Nature, News, 7月15日。
世界は先週鳥インフルエンザ汎流行の瀬戸際に直面したように見えた。6月30日、WHOはレベル3から4あるいは最高の5まで上げることを考慮していた。
ヒト・ヒト感染は確定できなかったが、2005年5月にも集団発生が報告されており、ウイルスがヒト・ヒト感染をするには不十分ながら突然変異している可能性が指摘されたこと。
複数の国際研究グループがPCR法とWB法による検査結果を比較し、人口集団が「ある一定の割合で」H5N1型に感染していた可能性を示唆する研究結果を公表したこと。
これを受けてレベル4 から5 まで格上げを検討したが、感染研の田代眞人医師らに再検査を依頼したところヒト・ヒト感染集団発生の証拠はつかめなかったこと。
快復した患者は退院してしまい、十分な疫学調査が実施されていないことの指摘、原文参照。)
( 重要度：Er ／ 対象：2 )（誤訳がありそうだが大意は同じなのでそのまま掲載。ミスプリ数カ所訂正の上、要約）

>>467
Despite using different tests, each of the
teams reported that:
"Substantial proportions" of the hundreds of people it had tested seemed to be infected with H5N1.
色々な方法を使った検査でも、数種の国際研究グループの研究ではすべて、検査対象の数百人の「相当な割合」がH５N1に感染している事を示している。

20050722-0020 ( 2005/07/21 ) 鳥フル-東アジア(74)：インドネシア
[1]・感染源は肥料として利用している鶏糞であるとするSouth Sulawesi獣医学局の担当官のコメント。
Muhammad Kafil, bird flu prevention coordinator with the South Sulawesi Veterinary Services Department in Ujung Pandang, was quoted as saying that
the virus could have been spread through chicken excrement fertilizer which was widely used by farmers.

>>466
・シベリアの鳥フルはH5N2　高病原性かどうか不明（たぶんHPAI）
・中国の隠蔽続く・・WHO特別対策官マーガレット・チャン(SARSの時の香港衛生局長）が、記者会見で中国にデータ公開を要請
・インドネシアの鳥フルは21カ所から発見

沖縄の季節外れの流行は何を意味するのか？

新華社　謎の病気　20人中9人死亡　香港衛生局　警報発令

6月24日と7月21日の間で、四川省資陽市（Sichuan sheng Ziyang shi）の3つの病院は、類似した徴候20人の患者を迎えました。
彼ら全員は高熱、疲労、吐き気と嘔吐から始めて、後で皮膚の下であざが出来、こん睡状態になりました。
（Yahoo 翻訳。若干変更）

>>471　TBS（JNN)で放送されたの根路銘先生の意見では、気候変動だそうです。
私は、南半球の流行（シドニーなど）やベトナムの流行からみて、若干耐熱性が変化したと思いました。

>>472　四川省資陽市（しよう、ツーヤン、Ziyang）
省都成都（せいと、チョントゥー、Chengdu）から南東（貴州省貴陽方面）へ３０ｋｍ

>>472 >>474 UNDIAGNOSED DISEASE, DEATHS - CHINA (SICHUAN) (02)
★★★日本に直行か・クリミア・コンゴ出血熱★★★
・モデレーターの意見では、クリミア・コンゴ出血熱（CCHF)ではないかと。
・英語掲示板の意見では、鳥フルかエボラの隠蔽工作かもと。
・新情報・・死者１７＋感染者４１、さらに増える見込み。
・成都（せいと、チョントゥー）は、四川省（人口9000万、面積50万・・人口日本の9割、面積1．5倍）の省都。市街地人口350万、面積200km2（横浜の人口、面積半分）。

「中国内陸部の話」ではない
「成田〜成都」の直行便もある。（中国国際航空。毎日。成田08:55発）
日本に疫病が直行の可能性もある！！

IDWR感染症の話・・1類感染症（エボラ、ラッサ並み）
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g2/k02_31/k02_31.html

>>472 >>474-47520050725-0010 ( 2005/07/24 ) 中国 (四川省)(02)#
四川省で原因不明の疾患により17名の地元農夫が死亡、その他41名がこ発症。患者全員が高熱と倦怠感、悪心嘔吐などの同様な症状を呈し、皮下出血を呈して次第に昏睡状態になる。
入院患者中2名が快復し、その他12名は重症であるが、27名の容態は安定している。調査チームを派遣した。この疾患は資陽市周辺の15ヵ村において6月24日から7月21日の間に発生した。
農夫全員が最近病気のブタやヒツジを屠殺している。犠牲者は全員が30歳から70歳の農夫で、お互いに接触は無いと。
(以下、ヒト・ヒト感染の危険のないこと) [Moderatorにより、クリミア・コンゴ出血熱や鳥インフルエンザなど鑑別診断の記載と、詳しい調査結果が待たれるとのコメント。] ( 重要度：C+ ／ 対象：2 )

【中国情報】原因不明の病で１７人死亡
　中国の国営新華社通信によれば、四川省衛生庁は二十四日、同省資陽市を中心に原因不明の病に五十八人がかかり、うち十七人が死亡したと発表した。
二十四日付香港各紙によれば、六月下旬から病気になった豚や羊などを処分した農民らが発熱や吐き気を訴え、ショック状態になった。何らかの連鎖球菌などに感染した可能性も指摘されている。
人から人への感染は確認されていない。衛生省、農業省は現地の関係部局と連携し、緊急に専門家チームを派遣、原因解明と防疫、患者の治療に当たっている。（北京　福島香織）
（産経新聞） - 7月25日2時58分更新

【中国】四川原因不明の病：専門家はSARSを否定
　四川（しせん）省・資陽（しよう）市を中心とした地域で、原因不明の病により17人が死亡したことについて、専門家は、2002年に猛威を振るった新型肺炎（SARS）が原因である可能性を否定した。25日付で重慶時報が伝えた。
　発病者は先月下旬から23日時点で58人にのぼり、そのうち17人が死亡した。発病すると、発熱、吐き気といった初期症状がみられ、その後、皮下のうっ血、ショック状態に進み、ひどい場合は死に至る。
　現在は応急処置として、SARSウイルスに対する消毒方法が採られているが、衛生部が派遣した専門家は、上気道感染が見られないことから今回の症例がSARSである可能性を否定している。
　また、発病者のほとんどが、病気になった豚や羊を処分もしくは食べるなどしていることから、何らかの連鎖球菌などに感染した可能性が指摘されている。（編集担当：伊藤亜美）
（サーチナ・中国情報局） - 7月25日14時5分更新

20050726-0050 ( 2005/07/25 )
四川省。通常ブタでの感染が認められる細菌_Streptococcus suis_が病因である可能性が出ている。
「今回の疾患は、絶対にSARS、炭疽、鳥フルではないと明言できる。」患者は四川省23地区の49村の出身で、互いに関係は認められなかったとしている。
Ziyang医師は、患者の病状の進行は急速で、迅速な緊急治療を講じる必要があった、と述べた。昨日、香港当局はこの疾患に対する警戒体制を緩和した。
[注：当初報じられたよりも広範囲であるようだ。さらに58人が同様の症状で観察下にある。
症例が散発的で畜産関係者に限定し、病後期に出血症状を伴うことからクリミア・コンゴ感染当てはまらない。クリミア・コンゴ出血熱は、家畜では顕性感染とはならない。( 重要度：C ／ 対象：2 )

四川：「奇病」に特効薬なし、発病１９時間死亡例も
2005/07/26(火) 15:52:34更新 中国情報局
　　四川（しせん）省で発生した、ブタ連鎖球菌に感染したものとみられる「奇病」に関して、治療にあたっている医師は「大きな問題は『特効薬』がないことだ。症状が進行すると、従来の治療法では効果ない」などと語っている。２６日付で重慶晩報が伝えた。
　　この医師は患者が集中している四川省・資陽（しよう）市の第一人民病院で治療にあたっている。同病院にはこれまで３０人以上患者が運びこまれたが、７人が死亡。中には、発病から１９時間で死亡した例もあった。
　　現在、国家疾病コントロールセンターが、治療薬を特定する作業を続けているが、これまでのところ有効な治療薬は見出されていない。

原因不明の病気、ブタ連鎖球菌への感染　四川
この病気は人のブタ連鎖球菌への感染であることが認められた。人がブタ連鎖球菌に感染した直接の原因は、病気になったブタの食肉加工。
患者の分布は分散し、人から人への感染はまだみられない。
感染した場合の潜伏期間は数時間から数日間で、平均潜伏期間は2〜3日。患者の多くに突然の発病と深刻な臨床症状がみられ、約半数が中毒性ショックの総合的症状を示している。
24日正午現在、患者数は80、確認された患者が67、疑い例が13となっている。このうち死亡者は19、完治して退院した人は4、継続入院中の重症患者は17。
患者の居住地は資陽市および隣接する内江市の4区・県の40郷・鎮（街道）の75村に及ぶ。
衛生部と農業部は、今後も引き続き連携を強化し、人・ブタ間の感染調査や予防対策、実験室での検査などを進める。
衛生部と農業部は病気の進行状況や予防対策の進展状況を、香港・澳門・台湾地域、WHO、FAOにそれぞれ通達した。（編集KS） 「人民網日本語版」05年7月26日

>>480　『これまでのところ有効な治療薬は見出されていない。』

豚由来と思われるStreptococcus suis II による化膿性髄膜炎の1 症例
（佐世保中央病院）
ttp://www.kansensho.or.jp/journal/full/200305/077050340j.pdf
成人患者の髄液から，豚由来と思われる連鎖球菌，Streptococcus suisが検出された．同菌による化膿性髄膜炎の症例は本邦においては初めてと思われたので報告する
１．B 社のキットではS．sanguis（2670000011），アピ20 strep ではS．suis II（4641453）。NIAHにお願いし，PCR 法と血清によりS. suis血清型2 型と同定。
２．．感受性については多くの薬剤に感受性であった。（ペニシリンG0.06、ミノマイシン16、バンコマイシン1、アンピシリン0.12など）
３．，2002年2月、見当識障害があり，立ち上がれず，尿失禁も見られ，徐々に会話もできなくなった．救急入院．昏迷状態で，項部硬直，右不全片麻痺がみられた．
頭部CTでは頭蓋内に特に異常なし．2 日前から感冒症状を呈しており，発熱，項部硬直を認めた。

>>480　>>482『これまでのところ有効な治療薬は見出されていない。』

日本における豚由来S．suis薬剤感受性に関する10年間の調査・・日本獣医畜産大
　1987〜96年に病豚および健康豚より全国的に分離されたS．suis 689株について11種の抗生物質の感受性の調査．
アモキシシ リン，クロラムフェニコールおよびスルファメトキサゾール/トリメトプリム合剤に対する耐性株は検出されなかった．
分離株は，クロキサシリンを除いたペニ シリン系薬剤（ペニシリンG，アンピシリンおよびアモキシシリン）に対して， 高い感受性を示した．
また，テトラサイクリン，ストレプトマイシンおよびカナマイシンに対しては，低感受性を示した（MIC90が50μg/ml，＞ 100μg/ml及び＞ 100mg/μｇl）．多剤耐性株（3薬剤以上）が全体の20.3％に認められた．
J. Vet. Med. Sci. 62 (10)1053-1057
ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/03_Journal/abstract-j/62-10j.html#tag1

鳥インフルエンザ　茨城の養鶏場で新たに陽性反応
　茨城県水海道市の鳥インフルエンザ問題で、農林水産省と同県は二十六日、移動禁止区域内にある養鶏場の鶏から、新たに鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たことを明らかにした。
同県は新たに、この養鶏場から半径五キロの移動禁止区域を設定する。
　農水省などによると、この養鶏場では、移動禁止区域の設定解除に向けた抗体検査やウイルス分離検査を実施中で、一回目は両検査ともに陰性だったが、二回目の抗体検査で陽性反応が出た。
陽性反応が出た鶏は今月十五、十六の両日、県内のひなの育成農家から搬入された約二千五百羽の一部。同県は二十六日、この農家への立ち入り検査も実施した。
（産経新聞） - 7月27日2時41分更新

米でまたＢＳＥ疑い牛　確認されれば３例目
　【ワシントン２７日共同】米農務省は２７日、牛海綿状脳症（ＢＳＥ）に感染している疑いのある牛が米国内で新たに１頭見つかったと発表した。確認検査のため検体を英国の研究所に送付、結果は来週中にも出る見通し。最終的に感染が確認されれば米国では３例目となる。
　米国では６月に２例目が確認されたばかり。相次いで感染が確認される事態になれば、輸入再開に向けた日本国内の手続きや世論に影響を与える可能性もある。
　農務省によると、問題の牛は「少なくとも１２歳以上」の高齢牛で、今年４月に出産に伴う合併症で死亡した。発見場所や飼育環境は公表していない。食品としては流通していないという。
（共同通信） - 7月28日6時13分更新

>>472 >>474-483　四川省（上海の方が好き？？）
英語掲示板と外電から
・連鎖球菌感染症とは症状が違いすぎる（特に皮下出血がウィルス性を高く示唆する）
・抗生物質が効かない理由が不明
・全世界の人間感染例が今まで合計150しかなかった
・まだ患者が増え続ける理由が不明
・SARSの記憶が・・・

20050728-0060 ( 2005/07/27 )
ブタ、ヒト患者-中国(四川省) BBC。ブタの細菌である豚連鎖球菌_Streptococcus suis_による患者117名中、死亡が24名に増加した。その他に21名が、高熱と内出血を呈して、重体となっている。
患者らは汚染されたブタの肉を摂取したり取り扱ったため感染した。特効薬は存在しない。医師団は多量の抗生剤を使用している。資陽市から内江市までの100kmの地帯には、700万人が居住している。
感染ブタ450頭以上を焼却処分にした。検問所50ヵ所が、設置された。衛生状態の悪い300ヵ所の小規模農場で飼育されていた。ヒトへの感染は稀であるが、死亡率の高さは警戒を要する。
四川省は、年間5,000万頭以上を生産している。四川省政府は、大規模養豚場では感染は発生しておらず、市場向けの豚肉は安全であると強調した。 [注：新たな有病率も死亡率情報も発表されていない。
高い致死率が確認されているが、もし毒素によるものならば、発症例では抗生剤は有効ではないであろう。02年仏で豚連鎖球菌110株とヒトから分離された25株(異なる複数の国の住民)での抗生剤感受性が検討された。
一部の株特に2型株では、マクロライド系とテトラサイクリン系耐性が確認されたが、ベータラクタム系は有効であった。ブタからの分離株については、抗生剤に対する耐性と病原性には関連が認められなかったことである。]
( 重要度：C+ ／ 対象：2 )

「危険性はテロ以上」　鳥インフルエンザで外相ら
　【ビエンチャン２８日共同】東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）と日本、欧州連合（ＥＵ）、米国など１０の対話国・機構との拡大外相会議が２８日、ビエンチャンで開かれ、
アジアで猛威を振るう鳥インフルエンザについて「（危険性は）テロどころの話ではない」（ニュージーランドのゴフ外相）など、対策に向けた取り組みを求める発言が相次いだ。
　出席者によると、鳥インフルエンザ問題ではタイや米国なども発言。米国のゼーリック国務副長官は「鳥インフルエンザによる損失は１００億（約１兆１２００億円）−１５０億ドルに上る。
もっと（対策に）力を入れるべきだ」と熱弁を振るったという。
（共同通信） - 7月28日21時41分更新

>>488 鳥インフルエンザ対策強化で一致＝統合促進確認−ASEAN拡大外相会議
　【ビエンチャン28日時事】東南アジア諸国連合（ASEAN）と日本、米国、中国、ロシア、欧州連合（EU）など域外対話10カ国・機構によるASEAN拡大外相会議が28日、ビエンチャンで行われ、
ASEAN統合促進や鳥インフルエンザ対策での協力強化などを盛り込んだ共同声明を採択して閉幕した。　
（時事通信） - 7月28日23時1分更新

日本は中国での口蹄疫（Foot and Mouth Desease, FMD)の流行の為、豚肉の輸入を停止中。
中国は豚肉の輸入国でもある。

Q.中国から豚肉等を原料とする肉団子を輸入する計画ですが、輸入するにはどういう許可が必要か教えてください。

A.中国産の豚肉を原料とする肉団子など偶蹄類動物の畜産物は、家畜伝染病予防法施行規則43条により原則として輸入禁止の対象とされていますが、
日本（輸入国）の農林水産大臣が指定する中国（輸出国）の施設において、同大臣が定める基準にしたがって加熱処理され生産及び保管された畜肉製品に限り、日本への輸入が許可されています。
この農林水産大臣が指定する中国（輸出国）の施設とは、中国（輸出国）から日本（輸入国）の同大臣宛に指定申請があった施設（加熱処理設備および保管設備）に対し、
同大臣が定める基準にしたがって確実に加熱処理及び保管されているかどうかを日本から派遣された動物検疫官が立会い確認し、その報告に基づいて指定します。
2005年1月現在、偶蹄類で87施設が指定されており、指定の都度それぞれ施設名が官報で発表されています。指定施設は動物検疫所のウェブページでも見ることが出来ます（参考URL参照）。

【中国】四川奇病：死亡31人、発症152人に拡大、香港でも
　中国衛生部は28日、「四川省衛生庁からの報告にもとづく情報」として、四川（しせん）省・資陽（しよう）市などを中心に発生したブタ連鎖球菌感染症で、同日正午までに152人が発症し、31人が死亡したことを発表した。
　そのうち、実験室検査により感染が確認された人は13人、臨床診断によるものは93人、疑い例は46人。すでに問題がないとして退院した人は7人、危篤状態は27人となっている。
　なお、香港衛生署・衛生防護センターは、香港市内で同様の連鎖球菌に感染した疑いのある患者1人が確認されたことを報告したが、この患者は市内の病院で治療を受け、12日には退院したとされる。（編集担当：田村まどか）
（サーチナ・中国情報局） - 7月29日10時40分更新

ひな出荷元も抗体陽性反応　茨城の鳥インフルエンザ
　農水省と茨城県は２９日、茨城県茨城町の「内田養鶏場」で、過去にＨ５型の鳥インフルエンザウイルスに感染したことを示す抗体陽性反応が出たと発表した。
内田養鶏場は、抗体陽性反応が出た同県水海道市の「天王原養鶏園」にひなを出荷しており、ひながウイルスに感染していた可能性が高いという。
　茨城県は同日、内田養鶏場の鶏約１１万６０００羽の処分を命じ、半径５キロ以内にいる約８８万羽の移動を禁止した。禁止区域内の鶏卵と鶏肉は感染がないと確認されれば出荷を認める方針。
　農水省家きん疾病小委員会委員長の喜田宏北海道大教授は「水海道市周辺で６月末から確認された鳥インフルエンザとは別の感染ルートの可能性がある」としている。(共同　29日(金）23:22）

外電
・ロシアのシベリアの鳥フルは高病原性H5N1だった。
・四川奇病・・WHOが高い死亡率を問題視
・>>488　ASEANサミット共同声明原文では、鳥フルはオマケ扱い。報じていない外電ばかり。

スペイン風邪の脅威が再びやってくるのかね？

四川省の奇病
新華社：さらに５市に広がる
死者３２、感染者１６３、重体２４

５市は：
成都（チェンドゥ・Chengdu） 、
自貢（ジーゴン・Zigong） 、
遂 寧（スイニン・Suining）、
瀘州（ルージョオ・Luzhou）、
綿陽（メンヤン・Mianyang）

>>494
国際機関はスペイン風邪の再来を予測しています。（WHO、FAO、OIE）

特に尾身茂WHO西太平洋地域事務局長は、一生懸命ですが、日本のメディアはほとんど報道しません。
厚生労働省は「各都道府県に」タミフルの備蓄を呼びかけていますが、多分無理でしょう。

外国では、ネイチャーだけではなくフォーリン・アフェアーズが特集を組みました。
今年3月の日経サイエンスは巻頭特集を組みました　

私はスペイン風邪（死亡率数％）ならむしろラッキーで、黒死病（死亡率３０％）の再来を心配しています。
（もちろんペストそのものなら、大変だけれども対処可能だと思いますが）
スペイン風邪の大きな問題点は、青年層をねらい打ちにしたことと、第1次世界大戦とぶつかった事だと思います。

>>495新華社　
さらに５市に広がる
死者３２、感染者１６３、重体２４

５市は：
成都（チェンドゥ・チョントゥー・Chengdu）、四川省の省都 、日本から毎日直行便
自貢（ジーゴン・ジーコン・Zigong） 、成都から南東160km、重慶まで160km
遂 寧（スイニンソイニン・Suining）、成都から東130km
瀘州（ルージョオ・ルーチョウ・Luzhou）、成都から南東160km、重慶まで120km
綿陽（メンヤン・ミエニャン・Mianyang）、成都から北東120km

今日の発表　四川省の豚とヒト

死者３４、感染者１７４、重体２８、退院１２

なかなか良いサイトです
（リンクが玉石混淆。例えばProMED英語、日本語の両方のリンクが無さそう）

保健行政感染症ネットワークin北海道
http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/index.html
（【全国保健所長会平成１６年度地域保健総合推進事業】　小樽市保健所　所長　外岡立人先生のページです。先生はSARSの時大活躍された方です。確か前職は小児科か内科開業医だったかと）

特設　The Crisis of BIrd Flue
鳥インフルエンザ危機
http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/birdflu2.html

鳥型インフルエンザ海外直近情報意訳集
Let's prepare　for next influenza pandemic!!　
The frontline of bird flu (H5N1) information

【中国】豚連鎖球菌感染症：発症者7人増加181人に
　中国衛生部は、「四川省衛生庁からの報告にもとづく情報」として、四川（しせん）省・資陽（しよう）市などを中心に発生したブタ連鎖球菌感染症に関する31日正午までの情報を発表した。
30日正午からの24時間で、死者はいなかったが、新たに7人が発症した。
　新たな患者のうち、臨床診断によるものは3人、疑い例は4人。治癒して退院した人は5人だった。
　これで、発症者は181人。そのうち、実験室検査により感染が確認された感染・発症者は29人、臨床診断によるものは99人、疑い例は53人となった。　
治癒して退院した人は12人、重篤な患者は31人、死亡した人は34人となった。（編集担当：如月隼人）サーチナ・中国情報局

>>498
ブタ連鎖球菌、感染者新たに11人　四川
四川省で発生したブタ連鎖球菌の感染状況に関する同省衛生庁の発表によると、29日正午から30日正午までに、ブタ連鎖球菌に感染したとみられる患者は11人増えた。うち臨床診断で感染が確認されたのは7人、疑い例が4人。このほか死亡者は2人、完治して退院した人は1人。
30日午後12時現在、感染が報告された患者は累計174人、検査室検査で感染が確認されたのは19人、臨床診断で確認されたのは104人、疑い例は51人。完治して退院した人は12人、重症者は28人、死亡者は34人。（編集SN）
「人民網日本語版」2005年7月31日

カザフスタン共和国（旧ソ連シベリア、首都アスタナ、人口1600万、GNP１８０億＄）
パブロダール（アスタナの北東400km、ロシアのノボシビルスク南西600km）
・600羽のガン死亡、鳥フル確定（いわゆるlabo confirmed case)
・20歳の男インフルエンザ症状・・詳細不明

いよいよか？

四川　新華社　今日の昼まで

死者３６、感染者１９８（確認５３＋疑い例１４５）、重体３０、退院１８

一週間くらい前の情報
カイロンは欧州でまた（前回は英国工場。米国で不足）インフルエンザワクチンの製造に失敗。
今年のワクチン情勢は不透明（前回は大丈夫だったが・・今回は鳥フルがいよいよ危ない）

イタルタス通信

ロシア共和国シベリア連邦管区の鳥フルH5N1（一部のみ確認済み）死亡のみ

ノボシビルスクNovosibirsk region 2,382羽
オムスクOmsk region 450 羽
アルタイ Altai territory - 300羽

http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=U75B6+DDNP6A+5DW+1HP31T

ビンラディンの今

中国四川省で発生しているブタ感染病は７月２２日当局が最初のケースを発表してから
30日正午までに、すでに163人の感染が確認され、うち4人が死亡27人が危篤状態という。
病原について当局はブタ連鎖球菌の人への感染と公表したが情報筋によるとエボラ出血熱
である可能性が高いという。
(中略)
多くの分析家は今回四川省の伝染病ウイルスは、海外のメディアが報道した今年２月から
中国南部の深セン市周辺で発生したEB-SZ77型エボラ出血熱ウイルスと認識している。
大紀元３月２５日付報道によると、当ケースでは何人かが感染して死亡、当局の情報隠蔽
より多数の人が行方不明となった。その内、患者と接触した医者も死亡したという。しかし、
当局は、エボラウィルスの中国での発生を一斉否定していた。情報筋によると、３月２６日
夜中、深セン市南オ（三に奥）鎮にまたエボラ出血熱と疑いの死亡ケースが出た。当日、
深セン税関、関連病院と政府機関が秘密会議を開き、エボラ疫病の拡散防止に関する上の指示
を伝達したという。情報によると、エボラウイルス感染はすでに中国各地で蔓延しているが、
当局はエボラ出血熱に類似する症例の報道は一切禁止するという。WHOが、中国に出した四川省
のブタ感染に対する現地調査の申し出に、上記の医師は、中国政府がWHOの介入を拒むと予測、
「一連の伝染病問題が国際社会に暴露されたら、医学問題だけではなく、人間の生存状況、環境
汚染、政治腐敗などの問題もすべて連帯で暴かれる、中国の国際イメージが壊されるから」と述べた。
獣医病理学者・劉正義氏は、「中国政府は面子を保つために、たとえ多数の国民を犠牲にしても、
伝染状況を隠し通すでしょう。香港大学の鳥インフルエンザ研究者・管秩氏が、ある雑誌で青海省
の鳥インフルエンザの真相を述べただけで、中国政府因縁をつけ、彼の研究室を閉鎖した」と無念
さを語った。

ソース
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/08/html/d19811.html
関連スレ
【香港】四川省産豚肉の販売自粛　謎の奇病への不安広がる
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1122449037/l50

>>507　>>352
大紀元epochtimes　
2億7千万年前の巨石に「中国共産党亡」の文字
　【大紀元日本5月27日】中国貴州省で2002年6月、約2億7千万年前の石に文字がはっきりと浮き上がっているのが発見された。
さらに世間を驚かせたのが、文字の内容は「中国共産党亡」であること。専門家の研究によると、この石は断崖から落ちるときに、二つの石に割れたという、
ともにおよそ長さ7メートル、高さ3メートルで、重さは100トンあまりある。右部分の断面に鮮明に「中国共産党亡」という文字が、浮き上がっている、字の大きさは約30センチ四方、均等に並べられている。
中国各主要メディアはこの怪奇現象を一斉に報道したが、「亡」という字を隠したのである。
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d72640.html

20050730-0150 ( 2005/07/29 )
[2] ブタ由来の疾患が中国本土で発見
と殺業労働者1名が南部でブタ由来の感染症に感染したと病院担当者が7月30日に述べた。この男性は四川省以外の中国でみつかった最初の患者である。四川省では32名の農民が05年7月以来死亡している。　
Streptococcus suisの感染確認または疑い患者が163名発見された。四川省では数十の町や村で、豚を処理したり屠畜した農民が発病している。
最新の症例は四川省から南東に数百マイル離れている香港に隣接している広東省潮州市の43歳の男性で、入院している潮州中央病院の担当者によると、この患者は快復し退院した。
この患者が四川省での流行と関連があるかどうかは不明である。 （誤訳修正済み）

>>505 ＜鳥インフルエンザ＞シベリアで流行　３１００羽以上感染死
　タス通信によると、ロシア・シベリア地方のノボシビルスク州を中心に鳥インフルエンザが発生し、１日までに計約３１３０羽のガチョウやカモが死んだ。
ロシア非常事態省によると、病原性の強い鳥インフルエンザウイルス「Ｈ５Ｎ１型」が確認されたという。ロシア家畜病検査局は「欧州各地に広まる恐れもある」と警告した。
（毎日新聞） - 8月1日23時18分更新

>>492 インフルエンザ：「内田養鶏場」検出のウィルス、Ｈ５Ｎ２型と断定　／茨城
　茨城町の養鶏場「内田養鶏場」の鶏から鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、県は１日、見つかったウイルスをＨ５Ｎ２型と断定した。
今後、動物衛生研究所でウイルスの遺伝子を解析し、詳しく調べる。
　内田養鶏場は、鳥インフルエンザウイルスへの感染歴を示す抗体が確認された水海道市の養鶏場「天王原養鶏園」に、ひな約２０００羽を納入していた。
県は同日、天王原養鶏園で飼育している鶏約３万５０００羽の殺処分を始め、８６６０羽の処分を終えた。２日も約１００人体制で作業を続ける。【中田純平】
８月２日朝刊（毎日新聞） - 8月2日16時16分更新

>>498　>>500-501　>>503　【中国】豚連鎖球菌感染症：四川で死者36人、発症198人
　中国衛生部は、「四川省衛生庁からの報告にもとづく情報」として、四川（しせん）省・資陽（しよう）市などを中心に発生したブタ連鎖球菌感染症で、8月1日日正午までに198人が発症し、36人が死亡したことを発表した。
　そのうち、実験室検査により感染が確認された人は38人、臨床診断によるものは107人、疑い例は53人。治癒して退院した人は18人、重篤な患者は30人となっている。
　7月31日正午から8がつ1日正午までに、新たに発症が認められた人はいなかったが、これまでの経過を観察した結果、感染・発症者と認められた人が17人いた。治癒して退院した人は1人、新たな死亡者は2人となっている。
（編集担当：如月隼人）（サーチナ・中国情報局） - 8月2日1時13分更新

四川　新華社　２日（火）の昼まで

死者３７、感染者２０５（確認４６＋疑い例１４９）、重体２９、退院１８

シベリアで鳥インフルエンザの感染拡大　日経
　【モスクワ２日共同】ロシアのシベリアで鳥インフルエンザの感染が拡大し、衛生当局は2日までに、鶏の移動などを禁止する措置を取った。
　ウイルスは高病原性のＨ５Ｎ１型。西シベリアのノボシビルスク州で7月から鶏2000羽以上が死んだほか、チュメニ州でもウイルスが確認された。人の感染は確認されていない。
　ロシアの鶏肉は日本に輸出されていないが、日本の農林水産省は輸入禁止を関係機関に通知した。 (20:00)
（注）ロシアは鶏肉の純輸入国。必要量の半分くらい輸入

8月1日(月)「しんぶん赤旗」鳥インフルエンザASEANが懸念、4カ国で死者60人、ベトナム　ワクチン接種開始
　【ハノイ＝鈴木】ベトナムでは鳥フルの拡大を防ぐために、家禽へのワクチン接種が開始された。死者は27日までに41人。またタイ12、カンボジア4、インドネシア3人が死亡。死亡率は50%を超えている。
7月下旬のASEANでは、鳥フルが「テロ以上に深刻な問題となる可能性がある」（ニュージーランド）などの懸念が表明された。ARF議長声明は「鳥フルが人間と動物の健康、この地域の幅広い安全への脅威を高めている」と述べ、
各国に監視と発生のさいの迅速な報告を求めている。
　保健省は、鳥フルが今年の冬から来春にかけて大発生することを警戒、変異して人に容易に感染する可能性があるとみている。このため今年中にワクチン4億1500万回分を購入する計画。8月の接種用として2千万回分をすでに購入している。
　ワクチン接種の最初は南部のティエンザン省（290万羽）が選ばれ、8月5日までにチャガオ県アンタイントゥイ村で91,000羽にワクチンを接種する。北部では、ナムディン省が最初の接種地となっている。

日本で言うバクテリアって電電虫のnttのことだよねえ

四川
３日（水）昼

死者38
感染者206 (168確認+41疑い)・・確認急増
退院8
重体27

＜鳥インフルエンザ＞カザフで発生　鶏など輸入一時停止
　農林水産省は４日、カザフスタンで鳥インフルエンザが発生したとの情報が入ったとして、
同日付で同国産の家きん肉（鶏やアヒルなど）の輸入を一時停止したと発表した。
過去５年間で、同国からの家きん肉の輸入実績はない。（毎日新聞） - 8月4日21時43分更新
(OIEの公式報告が出たから。）

20050804-0110 ( 2005/08/03 )中国(05) 情報源：WHO CSR 2005/8/3
　衛生部と農業部は密に連携しており、新しい地検（知見）はすみやかにWHOとFAOに報告している。　最初のヒトの症例は四川省資陽県で6月末に発生した。WHOは7月22日に正式な報告を受領し、その時点で20名の患者と9名の死亡患者が報告された。　
四川省の11県から報告された。ほとんどの患者は成人男性の畜産家である。
Wほ（WHO)への情報では、発病または死亡したブタとの接触がヒトへの主要感染源であることが示唆された。　症状は、高熱、倦怠感、悪心、おう吐で、重症例では続いて髄膜炎、皮下出血、毒素性ショック(toxic shock)、昏睡がみられる。
潜伏期は短く、疾患の進行は速い。さらなる患者発見のための腱索（検索）を行っている。ヒトーヒト感染の証拠はみつかっていない。
ヒトの流行はあまり一般的でなく、WHOは経過に注目している。今回の流行を理解し、迅速な封じ込めを確実に行い、さらなる死亡患者の発生を防ぐため、原因病原体に関するさらなる追加検査が望まれる。 ( 重要度：C ／ 対象：2 )

20050805-0060　新華社
病気の潜伏期間はとても短く、何人かは感染後10時間以内に、1人は病気の豚を屠殺2時間に死亡したほどです。
（中国衛生省特派専門家チーム隊長Chen Zhihai氏談）
The latent period of the disease is so short that some patients died within 10 hours after infection,
he said in an interview with Xinhua Thursday. "In one case, a man died two hours after slaughering a sick pig."

【中国】四川：豚連鎖球菌感染症、48時間死亡ゼロ続く
　中国衛生部は5日、「四川省衛生庁からの報告にもとづく情報」として、四川（しせん）省・資陽（しよう）市などを中心に発生したブタ連鎖球菌感染症に関する情報を発表した。
8月4日正午から5日正午までに、あらたに感染が確認された患者は4人。
「7月29日に発症した人が1人、8月1日に発症した人が2人、8月2日に発症した人が1人」とされている。あらたな死亡者はなかった。また、治癒して退院した人が11人いた。
　8月5日正午時点で、四川省内の病院に入院している患者は135人。その中で、重篤な人は14人と発表された。
　これまでに、ブタ連鎖球菌感染症で四川省内で死亡した人は38人にのぼっているが、3日正午から5日正午までの間に死亡した人は、報告されていない。
ただし、4日正午時点の「重篤な患者」は5人だったが、その後24時間で9人増加している。（編集担当：如月隼人）（サーチナ・中国情報局） - 8月6日0時0分更新

日本のマスコミ不人気投票やってるぞ　朝日ぶっちぎり！
http://www.amiva.com/an/vote002/tvote.cgi?event=002&show=all

、

20050805.2274
DRCコンゴで出血熱？　エボラが疑い

【中国】四川：豚連鎖球菌感染症、死者1人増え39人に
　衛生部は6日、四川省の情報として、ブタ連鎖球菌感染症に関する情報を発表した。8月5日から6日正午までに死亡者が1人増えた。7月中旬に大量発生してから、累計で39人が死亡したことになる。
　新たな患者2人。7月29日発症1人、8月1日1人。治癒して退院した人が18人。
　8月6日正午、四川省内に入院患者117人。重篤患者13人。
　感染の拡大は抑制されていると考えてよい。また、死亡者も減少している。ただし、重篤患者が入院者の1割以上いることが懸念される。また今後、重篤な患者が増加する可能性も否定できない。（如月隼人）
（サーチナ・中国情報局） - 8月7日6時30分

米でワクチン臨床試験　鳥インフルエンザ

　【ニューヨーク７日共同】７日の米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）によると、
米国立アレルギー感染症研究所は、アジアで猛威を振るっているＨ５Ｎ１型の高病原性鳥インフルエンザウイルスに対するワクチンの臨床試験に成功した。
　鳥インフルエンザは、人から人に容易に感染する新型ウイルスに変異すると、世界的に大流行する恐れがある。
リン酸オセルタミビル（商品名タミフル）などのインフルエンザ治療薬も感染予防に有効とされるが、ワクチンの開発、実用化が急務とされている。
　同研究所のアンソニー・ファウチ所長によると、臨床試験は６５歳未満の少人数の成人を対象に実施。これまでのところ強い免疫反応が得られているが、一般のインフルエンザワクチンより多量の接種を必要とする。
（共同通信） - 8月7日21時18分更新

【中国】豚連鎖球菌感染：広東省陽江市でも1人確認、重篤
　広東（カントン）省衛生庁は6日、陽江（ようこう）市江城区でブタ連鎖球菌感染症の患者が出たとの報告を受けた。この患者は、臨床診断により感染が確認されており、重篤な状態。8日付で信息時報が伝えた。
　この患者は男性で、発症前に屠殺場でブタを処理したことがあったという。患者と接触した家族や医療関係者などに異常はなく、現在のところこの患者以外への感染は確認されていない。
　広東省委員会や政府は、この事態を重くみて、感染拡大防止に注力している。（編集担当：田村まどか）
（サーチナ・中国情報局） - 8月8日9時45分更新

20050806-0070 ( 2005/08/05 ) 中国ブタレンサ球菌、豚、人 - 中国(08) : OIE

中国はOIEにブタでのブタレンサ球菌流行を公式に報告した。動物の検査結果も報告した（※１）。The Delegate today officially provided the OIE with theinvestigation results carried out by the Veterinary Services in the affected animals.
→『中国代表団は獣医諸部局による感染豚の調査結果を提供した。』（provide with は成句。withに「ともに、〜も」という意味はない）
（the Delegateが提供したということは、中国政府から北京駐在代表に提供したのはなく、パリのOIE本部に提出したという意味。）
（today officially provided という中には、OIEがずっと要求していたが、5日まで報告を出さず、今日やっと出した、ということを暗示。OIE規則は迅速な報告を求めている。）

報告によると、最初のブタ症例の確認日は7月25日であった。

最初の流行は四川省の８牧場(※２）での発生が確認された。
It is confirmed that the outbreak occurred 1st in pigs in the Sichuan Province in 8 backyard farms.
→『流行が四川省の8軒の小規模農家の豚から始まった事が確認された。』
（四川省の豚の大多数は農家の裏庭で数頭ずつ飼われている。それをbackyard farmsという）

中国のNational Animal Exotic CenterとHarbin Veterinary Research Institute（※３）→ハルビン家畜研究所

は鳥インフルエンザと二派（※４）ウイルスを除外した。did the differential
diagnosis and excluded Avian Influenza virus and Nipah virus.
「ニパウィルス」はマレーシアで豚で大流行を起こした事で有名。豚の謎の急死は最初に鳥フルとニパが疑われた）

流行発生した郡内（※５）での迅速な制圧対策、検疫、スクリーニング、移動制限と、地域設定（※６）が実施された
movement control inside the country and zoning were undertaken.
→『中国国内での移動制限及び検疫地域設定を行っている。』（countryは国、countyが郡。中国の行政単位は省、市、区、県、村。郡はないはず？。
inside the countryは「輸出入の制限はしていないよ」という意味。
また国際規則でzoningは行政組織単位ではなく、距離でやることになっていると思う）

追加措置としてワクチン接種が検討されている。 ( 重要度：C ／ 対象：2 )

>>528　did the differential diagnosis and

例 訳語に迷った時、例えば「differential diagnosis」の訳を「鑑別診断」か「識別診断」か
迷ったと仮定してください。
「鑑別診断　differential diagnosis」で検索すると　→　大量のデータが検索され、　
「識別診断　differential diagnosis」で検索すると　→　全くヒットしません。
従って、自信をもって、「鑑別診断」と訳してください。

「対訳君」ソフトのページ
http://www.mcl-corp.jp/taiyaku/igaku/taiyaku-igaku-sample.htm

>>529
家禽類の殺処分による一掃（stamping out）
地帯区分（Zoning）
区画分割（Compartmentalization）
指標鳥（sentinel bird）
OIE陸生動物衛生規約（OIE Terrestrial Animal Health Code）
OIE（国際獣疫事務局）
ワクチン接種を受けた動物と感染動物の区別（DIVA）
個人防御具（PPE）
遺伝子再集合（reassortment）

FAO/OIE/WHOによる結論および提言
鳥インフルエンザ制御に関する専門家諮問会議
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/23FAOcsl.html
（IDSCの訳。少し気になるところもあるが・）

>>529　　中国 地方行政制度

東アジア環境情報広場
ttp://www.npec.or.jp/northeast_asia/social/page06.html

国の行政区画は、憲法上、ふつうは省級、県級、郷級の３級制をとるとされていますが、
実際には、省級と県級の間にもう一つ地区級という級が増設された４級制がとられています


別の例
中国甘粛省霊台県
Lingtai County, Gansu Province

中国全土の農業関連データを県（日本の郡）単位で集めるとともに
www.airies.or.jp/wise/j/J97H0300.htm

モンゴルで渡り鳥に感染　鳥インフルエンザ
　【ウランバートル８日共同】モンゴル政府は８日、同国北部のロシア国境に近いフブスグル県のエルヘル湖周辺などで７月末にハクチョウなどの渡り鳥が死んでいるのが見つかり、調査の結果、鳥インフルエンザに感染していたと発表した。
　渡り鳥が死んでいたのはエルヘル湖周辺のほか、同県に隣接するブルガン県の別の湖周辺で、合わせてハクチョウとガン計８６羽。ウイルスの型は分かっていない。
　政府はエルヘル湖周辺の住民に対する血液検査の結果、人への感染は確認されず、鶏などの感染例も見つかっていないとしているが、ロシアなどからの鶏肉の輸入中止を命じた。
（共同通信） - 8月8日20時56分更新

20050808-0010 ( 2005/08/06 ) OIE8月5日, 農業省獣医局長Jia Youling氏から8月5日に受領した報告。
深刻な罹患率、死亡率を示す疾患または人獣共通感染症（OIEに届出義務のある疾患ではない）の可能性のある疾患の発生病原体：豚連鎖球菌B群。
・確認日：7月25日 発生日：6月25日
・診断方法：臨床症状、剖検および検査以下、四川省各地で発生した8件の流行とそれらの診断検査結果の詳細(略)。
・感染源または原因：不明または結論が出ていない。
・制圧対策：すでに開始されているもの処分。隔離（隔離の解除：最後の豚の処分後14日）。国内での移動制限。スクリーニング。
ゾーン分け：感染した豚がいた施設、関係のある食肉処理場やその他の施設が感染地点としてみなされる。その地点から半径1ｋｍ以内の地域は感染ゾーンとみなす。感染ゾーンの周り3ｋｍ以内の地域は、バッファゾーンとみなす。
汚染のある施設や建物の消毒。ディッピング(洗羊液に浸けての洗浄)・噴霧。
四川省当局では総飼育数の87.92％に相当する5188万頭のサーベイランスを行っている( 重要度：C ／ 対象：2 )

いいもん見っけ

「高病原性鳥インフルエンザ」
社団法人全国家畜畜産物衛生指導協会
平成16年3月
PDF,２４ページ、１．７３ＭＢ
http://eishikyo.lin.go.jp/news.files/influenza.pdf

>>527-534　しっかり！（多分同一人物の訳？）(　>>534は専門家が訳したのに）

20050809-0010 ( 2005/08/08 ) PRO>Streptococcus suis, porcine, human - China (10)
中国

Meanwhile, 4 officials were fired over the outbreak in southwestern
Sichuan province,
また、当局者4名が、感染防止対策の際に、誤って焼死したと伝えられている

『�Y 〈人を〉お払い箱にする, 首にする
The cook was fired. 料理人は首になった.
New College English-Japanese Dictionary, 6th edition (C) Kenkyusha Ltd. 1967,1994,1998
(Microsoft Bookshelf Basic 3.0)』
(注）fireの本当の意味は「本人の意志に反し、その地位から強制的に離れさせること」つまり、解職、免職、首、左遷、強制転任など。
日本語の「首」(免職）とは微妙にニュアンスが違う。
この板の住民ならSARSの時中国衛生相がfire されたが、まだどこかで役人として復活していることを覚えておられると思う。

『しょうし【焼死】
句例
焼死する be burned to death； 《形式》 perish in the flames.
焼死者
文例
その火事で13人の焼死者が出た. The fire killed thirteen people. ／ Thirteen persons were trapped ［killed］ in the fire.
焼死体 a charred body』（同上）


原文のどこにもない『感染防止対策の際に、誤って』をfireから勝手に想像して付け加えた。

実際は、「四川省の中級、下級役人が迅速な報告を怠ったために解任された」という話。（日本語記事になっていないみたいだが）

チベットでもＨ５Ｎ１型か　中国チベット自治区
　【香港１１日共同】中国チベット自治区ラサ周辺にある飼育場でこのほど、ニワトリ１３３羽が鳥インフルエンザに感染して死んだ。香港政府などが１１日までに中国当局から連絡を受けた。
　香港政府は詳しい連絡内容を明らかにしていないが、香港メディアによると、ウイルスは高病原性のＨ５Ｎ１型の可能性が高いという。
　中国では今年に入り、青海省と新疆ウイグル自治区でＨ５Ｎ１型の感染が確認された。
（共同通信） - 8月11日14時49分更新

>>537 チベットで鳥インフルエンザ＝中国
　【北京12日時事】新華社電によると中国農業省は12日、同国チベット自治区ラサ市郊外の養鶏場で、鳥インフルエンザ（H5N1型）が発生したと発表した。
ラサ市では昨年も鳥インフルエンザが発生している。
　8月1日に発生が確認され、これまでに133羽が死亡した。当局は養鶏場を閉鎖して2600羽以上を処分し、発生現場周辺を消毒する措置などを取った結果、事態は沈静化したという。　
（時事通信） - 8月12日23時1分更新

鳥インフルエンザ緊急対策費 (茨城）県の総額２億９３００万円
　高病原性鳥インフルエンザ問題で、県は、鶏や卵の処分などをした水海道、坂東両市の養鶏場への緊急対策費が総額二億九千三百万円にのぼったと発表した。
　県畜産課によると、家畜伝染病予防法に基づく鶏、卵の移動禁止区域内の養鶏業者への対策費が二千三百万円で、鶏と卵の処分や鶏舎の清掃、検査などの経費が二億七千万円。
　このうち国が一億六千百万円を負担し、県の負担は一億三千二百万円。鶏の処分に伴う補償は国が直接行う。
　卵の補償は通常、市場価格をもとに決定しているが、直売方式で市場価格より高値で取引している業者に対しては、販売価格から補償額を引いた残りの８０％を県が独自に補償する。
(東京新聞）

これはもうだめかも分からんね。

＜鳥インフルエンザ＞互助基金加入、半数止まり
　鳥インフルエンザ発生で鶏を処分した業者を支援するため、昨年１月に設立された「鳥インフルエンザ互助基金」の加入業者が養鶏業者の半数にとどまっている。
基金は国が多額の助成金を支出しているが、浸透しない現状に、農水省は都道府県などを通じ、加入を促進するよう通知した。
（毎日新聞） - 8月15日15時3分更新

鳥フル　英語情報飛び交う

ウラル山脈を越え、ヨーロッパに突入！

カスピ海西岸「カルムイキア」（首都エリスタElistaで探す。範囲はカスピ海沿岸100kmを含む）で発見
オランダ政府はニワトリを屋外で飼わないように。
ロシア、CIS、東欧の穀倉地帯に入った。

ヨーロッパに突入したために、メディアの扱いがガラリと変わる予想

中国青海省青海（チンハイ）湖から3000km西へ動いたということは
おそらく1500km東の日本へは到達済み？？

ロシアで危険な鳥インフルエンザの感染拡大



　８月１６日、ロシア非常事態省は人体に危険な鳥インフルエンザの感染が拡大していると発表。写真は感染経路を示す図
　［モスクワ　１６日　ロイター］　ロシアの非常事態省は１６日、ウラル山脈のチェルヤビンスクの鳥インフルエンザは人間に感染する危険があり、ウイルスの西方への広がりを防ぐため、保健所職員がシベリア地方の鶏を処分していると発表した。
　この鳥インフルエンザはＨ５Ｎ１型。同型のウイルスでは、２００３年以来アジアで５０人以上の死者が出ている。ロシアでは、まだ人間への感染は確認されていないという。
　これまでに、１万１０００羽以上の鶏が処分された。
　ロシアの鳥インフルエンザは７月半ばにシベリアのノボシビルスクで発見され、約１０００キロ離れたチェルヤビンスクまで広がった。
（ロイター） - 8月16日20時32分更新

>>542ロシア西部で鳥が大量死、鳥インフルエンザ拡大を懸念
2005.08.17　18:17 JST　- CNN/REUTERS

モスクワ──ロシアの保健衛生当局者は１７日、カスピ海北西岸にあり、欧州で唯一の仏教国であるロシア連邦カルムイキア共和国で、鳥の大量死が発見された、と発表した。
欧州とアジアを隔てるウラル山脈の西側で、死因が鳥インフルエンザと確認された場合、欧州では初めての感染例となる。
ロシアでは７月中旬からこれまで、西部シベリア地域の６カ所で、鳥インフルエンザが確認されている。
しかし、感染が確認された地域は、西シベリアのチェリャビンスクを含め、モンゴルやカザフスタン共和国に近い、ウラル山脈以東だった。
インタファクス通信によると、チェリャビンスクの鳥インフルエンザは、高病原性のＨ５Ｎ１型と判明している。
鳥の大量死が見つかったカルムイキアは、西シベリア地域と２０００キロほど離れており、関連は不明。
しかし、多くの渡り鳥がシベリア地域を通って欧州や中東、アフリカへ渡っていることから、鳥インフルエンザの感染拡大が懸念されている

>>544
チェリャビンスクの北200kmの大都市エカテリンブルグで鴨の大量死

>>542 >>544
カルムイキアの大量死は
[E]helminthiasis [J] 〈畜産・獣医〉蠕虫（ゼンチュウ）病：蠕虫による寄生虫病.
の可能性が高い

鳥フル　地図　（信頼度、作成時期、更新間隔も色々）　全部英語

（１）WHO西太平洋事務局　http://www.wpro.who.int/avian%5Fflu/images/asia_spawn.htm　
（２）WFP（国連機関）http://www.reliefweb.int/rw/fullMaps_Sa.nsf/luFullMap/9E178CB10D20893A8525704B00610607
（３）外国有志　http://agonist.org/annex/asia_map_8-7-05.gif
（４）ナイマン博士　http://www.recombinomics.com/H5N1_Map_2005_QinghaiL.html

・ブッシュ大統領が夏休み用に持って行った３冊の本の一つ
「グレート・インフルエンザ　Great Influenza 」
ジョン・バリー著 　 共同通信
定価：3,360円 　 46 判 　 551ページ 　 2005年3月発売
ISBN4-7641-0550-0 　 C0022
1918年、突然の恐怖が人々を襲った。積み重なる死体、人通りの絶えた街、霊柩船と化した兵員輸送船、パニックに輪をかけた当局の対応…。
世界中で１億人の生命を奪ったインフルエンザ「スペイン風邪」の実態と、その謎を解明しようとした科学者たちの奮闘。

・こっちも良い本です
「忘れられたパンデミック　Spanish Flu:America's Forgotten Pandemic 」
アルフレッド・Ｗ．クロスビー／〔著〕　
西村秀一／訳（国立仙台病院、CDC留学）
みすず書房 　2004年1月
ISBNコード 4-622-07081-2
税込価格 3,990円

>>542 >>544 >>546
カスピ海西岸（ヨーロッパの範囲）カルムイキアは鳥フル確定

ローマ空港は検疫開始
豪州空港、検疫準備中（ていうか、鳥フルが来たら閉鎖する予定）

ドイツは農場対策中

ロシア共和国シベリア連邦管区西端のオムスクにある「一つの」大規模農場で鳥フル発生
１４万２千羽処分
（いわゆる「シベリア」は3つの連邦管区に分かれているので、注意が必要。報道では混乱して使われることがある。
東（日本寄り）から、（１）極東(ハバロフスクが中心地）、（２）シベリア（ノボシビルスク）、（３）ウラル（エカテリンブルグ））

ProMEDで次のサイトが紹介されました。
小樽保健所長　外岡立人博士のページです。
すごく良くできたページです。
SARSの時から結構有名です
自己紹介によると北大卒、ドイツのマックス・プランク研究所で研究


「オンライン感染症情報
The Crisis of BIrd Flue
鳥型インフルエンザ危機
〜新型インフルエンザへ〜
http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/birdflu.htm」

（ProMEDは
Archive Number 20050818.2426
Published Date 18-AUG-2005
Subject PRO/AH/EDR> Avian influenza - Asia (04): EU　update, H5N1
のモデレーターのコメントの中です）

予防接種を受けられず５歳未満で死亡する
子供＝アフリカで１,０００人中１７０人
以上

０３年、必要なワクチンを生後１年以内に
受けることができなかった子供の数
＝２,７００万人

０３年、ワクチン未接種で死亡した子供の
数＝約１５０万人

ＧＡＶＩ（ワクチンと予防接種のための世
界同盟）の支援で、０１〜０３年に生まれ
た子供のうち６７万人の早期死亡を回避

０３年、ウガンダの子供たちの８１％がジ
フテリア、破傷風、百日咳の予防接種を受
けた

（ウガンダ共和国のムセベニ大統領）

鳥フル続報（まだ完了していないのを含む）

・スイス政府・輸入禁止をアジア諸国＋ロシア、カザフスタンに拡大
・スイス政府・農家対象鳥フルキャンペーン開始
・スイス政府・10万人分のワクチンを準備（人口700万人・・日本換算160万人分）

・英国政府・開業医（GP）全員に鳥フル説明書を配布
たぶん配られたのはこれを印刷した物

March 2005:Explaining pandemic flu: A guide from the Chief Medical Officer PDF,49 pages,357KB

http://www.dh.gov.uk/assetRoot/04/10/60/56/04106056.pdf

鳥インフルエンザが猛威　１３万羽を処分　ロシア中部
2005年08月24日19時41分 asahi.com
ロシア中部で鳥インフルエンザが猛威を振るっている。ニワトリなど１３万羽近くを感染防止のため殺処分した。
アジアで多くの人を死亡させたウイルスも検出されている。
緊急事態省によると、まず７月２１日に西シベリアのノボシビルスク州で最初の感染が確認された。
オムスク、チュメニなど４州とアルタイ地方に広がり、これまでに約１万１０００羽が死んだ。
感染源は中国方面からきた野生の渡り鳥と見られている。０３年にアジアで多くの死者を出したＨ５Ｎ１型ウイルスも死んだ鳥から検出されたが、人への感染は確認されていない。
しかし、今まで個人経営の農場だけで発生していたのに、最近オムスク州の大規模家禽（かきん）農場でも感染の疑いが出た。
また、こうした地域に隣接するカザフスタン北部でも今月初めから感染が広がっており、死んだ鳥からＨ５Ｎ１型ウイルスも検出された。

鶏処分せず、なぜ方針転換…業界「最大手だから？」
　鳥インフルエンザが２２日、業界最大手の複数の農場に広がった。一部の鶏舎については、鶏を処分せず、鶏卵の出荷を認める農水省の方針転換に、
業界からは「大手だけ、なぜ」と不公平感を訴える声が上がる一方、大手スーパーなどでは消費者に冷静な対応を呼びかける方針だ。
　イトーヨーカ堂本部（千代田区）には、この日午後、新たに系列の３養鶏場で鳥インフルエンザの感染歴が判明したイセファーム（茨城県美野里町）のグループの担当者が訪れ、
イトーヨーカ堂には感染歴が発覚した系列４養鶏場から鶏卵などの納入はないと説明。
同社の広報担当者は、「冷静に対応したい。特に売り場にお断りなどは掲示せず、お客様からの問い合わせにはきちんと対応できるよう各店に指示した」と話す。
　江東区のスーパーの食品売り場では、客がイセファーム産の鶏卵を普段通り買い求めていた。副店長は「お客様からの問い合わせはこれまでのところない」と話す。
店を訪れた区内の主婦岩尾アイコさん（５７）は、「２日に１回は卵を食べているが、調理しているから全く気にならない」と話した。
　日本養鶏協会によると、イセファームは全国で７００万羽以上を飼育、シェア（市場占有率）は５％程度だが、中小零細業者が多い業界では、飛び抜けた存在という。
同協会の島田英幸専務理事は、「卵を食べて感染した例はない」と消費者に冷静な対応を求めたうえで、密閉型の鶏舎を処分の対象外とした農水省の判断について「これまでは例外なく処分していたのに、突然の方針転換で、生産者からは疑問が出ている」と話す。
過去に処分を受けた茨城県内の養鶏場の関係者は「（養鶏場の）規模が大きいというだけでやり方が変わったのではないか。理屈から言っておかしい」と不満を漏らす。
（2005年8月23日1時53分 読売新聞）

鳥インフルエンザ感染歴示す抗体、別の養鶏場でも検出
　茨城県は２５日、同県小川町中延の養鶏場「愛鶏園小川農場」（約３０万羽）の鶏から、鳥インフルエンザの過去の感染を示すＨ５型ウイルスの抗体が検出されたと発表した。
　密閉型のウインドレス５鶏舎すべてで抗体陽性反応が確認された。引き続きウイルス分離検査を行っている。
　小川農場は、２２日に抗体陽性反応が確認された同県美野里町の「イセファーム美野里農場」の半径５キロ圏内で、鶏と卵の移動が禁止されていた１４養鶏場の一つ。
小川農場の半径５キロ圏にも２５日、移動制限区域が設定され、新たに小川町内の８養鶏場約１３９万羽が対象となった。
（2005年8月26日0時11分 読売新聞）ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050825i414.htm

平成１７年８月２３日 在広州総領事館
広東省における豚連鎖球菌による感染
１．２２日、広東省人民政府は、広東省における豚連鎖球菌感染について 概要以下のとおり発表しましたので、お知らせします。
最近（注）広東省内において４名が豚連鎖球菌に感染。深セン市、南雄市 （省北部）、潮安県（省東部）及び陽江市江城区（省西部）において各々１名が 感染し、
潮安県の感染患者はすでに治癒・退院、深セン市及び南雄市の感染 患者は現在入院・治療中、陽江市の感染患者は治癒せず死亡した。
感染発生後、省政府は現地調査及び感染防止指導等に努め、上記４例以降、 省内では新たな感染例はない。
　 現在、豚の生産・販売は平穏、豚肉市場への供給は正常であり、市民生活に 影響はない。
（注）当館から広東省人民政府衛生庁に対し、具体的感染時期を照会しました ところ、時期を特定するのは困難であり、「概ね８月以降に確認されたもの である。」との回答がありました。
２．豚連鎖球菌の感染経路、病状、予防については以下のとおりです（８月５日 在中国日本国大使館ホームページに掲載）。
（１）感染経路
感染者のほとんどが、豚連鎖球菌に感染した豚や感染で死んだ豚を屠殺・解 体・加工したり、その肉を食べた成人男性農民で、特に、豚を解体・処理してい る過程で身体の傷から感染した例が多いとされています。
なお、人から人への感染は、現時点で確認されていませんが、世界保健機関 （ＷＨＯ）も注視しています。
　（２）病状
潜伏期間は、平均２〜３日間で、高熱、吐き気、皮下鬱血等の症状を示し、病 気の進行は急激で、重症になる場合が多く、約５０％が中毒性ショック症状を 起こしていると言われています。
（３）予防
　（イ）屠殺場や市場の肉売り場等には、近づかない。
　（ロ）肉は、信用のある店で購入する。
　（ハ）豚肉を料理する際には、指等に傷がないか確かめる。
　（ニ）豚肉は、表面上のみならず内部まで火を通した上で食べる。
　　　　（豚肉は生では食べられません。）
（注）連鎖球菌による感染症は、一般に感染力は高い方ではありません。（了）

欧州へ飛び火の可能性低い　鳥インフルエンザ
　【ブリュッセル２６日共同】ロシアやカザフスタンなどで鳥インフルエンザが猛威を振るっているのを受けて、欧州連合（ＥＵ）加盟国の専門家が２５日、ブリュッセルで対策を協議、近い将来ＥＵ域内に飛び火する可能性は低いとの見解で一致した。
　これを受けて欧州委員会は、オランダが実施している鶏やアヒルなどの戸外での飼育禁止措置をＥＵ全体に広げる政策はとらない方針を固めた。
　ＥＵでは、ロシアなどにいる渡り鳥が冬にかけて欧州方面に移動し、鳥インフルエンザのウイルスを飛散させることが懸念されていたが、専門家らは渡り鳥の移動ルートなどを子細に検討した結果、ウイルスが欧州の家禽（かきん）類に伝染する可能性は極めて低いと判断した。
（共同通信） - 8月26日12時5分

YAHOO　ニュース　索引

日本の鳥インフルエンザ問題（新設）
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bird_flu_in_japan/

鳥インフルエンザ（「海外トピックス」の中だが、今までの中心。国内の報道が多い）
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/


感染症と衛生（「サイエンス」の中）
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/infectious/

インフルエンザ（「サイエンス」の中）
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/influenza/

＜鳥インフルエンザ＞欧州で感染拡大警戒　ＷＨＯも対策強化

　【ジュネーブ大木俊治】中国や日本、東南アジアで広まっている致死性の鳥インフルエンザが７月末からロシアやカザフスタン、モンゴルでも発見され、欧州諸国が野鳥や渡り鳥による感染の拡大を警戒し始めた。
世界保健機関（ＷＨＯ）も２４日、３００万人分の抗ウイルス薬をスイスの製薬会社から調達することを発表し、国際的な大流行に備えた対策強化に乗り出している。
　ＷＨＯによると、ロシアではシベリアの養鶏場などでニワトリ約１２万羽が病死または感染の恐れがあるとして処分された。カザフスタンでも約９０００羽が発症。いずれもアジアで流行しているのと同じＨ５Ｎ１型のウイルスが確認された。
モンゴルでは８月初め、８９羽の渡り鳥の死がいが見つかり、鳥インフルエンザのウイルスが検出された。人への感染は報告されていない。
　これらの国で鳥インフルエンザが見つかったのは初めてで、野鳥や渡り鳥がウイルスを媒介した可能性が強まっている。
このため過去にも被害のあったオランダでは、政府が鶏肉など出荷用のニワトリは屋内での飼育に切り替えるよう通達。ドイツも同様の措置を検討し始めた。
　アジアでは０３年末からベトナム、タイ、カンボジア、インドネシアで計１１２件の人への感染例が確認され５７人が死亡。ただ主に鳥の死がいから感染したとみられ、人から人への感染拡大の起爆剤となるウイルスの変異はまだ見つかっていない。
　しかし、ＷＨＯはウイルスが変異すれば世界的な流行は避けられないとみて、各国に早急な対策を求めている。人のワクチンは８月初め、米国で最初の治験成功例が発表されたものの、実用化にはなお調査が必要。
このため当面は、Ｈ５Ｎ１型を想定した抗ウイルス治療薬の備蓄を呼びかけている。
（毎日新聞） - 8月29日10時16分更新

鶏などの戸外飼育禁止　オランダ、感染を予防

　【パリ２２日共同】オランダからの報道によると、
同国農業省は２２日、鳥インフルエンザの感染を避けるため、国内の農家に対し、アヒルや鶏などの戸外での飼育を禁止し、室内飼育に切り替えるよう命じた。期限は２００６年初めまで。
　アヒル、鶏、シチメンチョウ計約５００万羽が対象となる。
　鳥インフルエンザのウイルスを保持する可能性のあるアジアやロシアからの渡り鳥との接触を避けるのが目的。
　オランダでは０３年に鳥インフルエンザが大流行し、感染した獣医師１人が死亡した。
（共同通信） - 8月23日6時6分更新

EU専門家会合の決定違反なので、もめている。
EUの決定は >>555 小川農場の例のように、ウィンドウレス密閉型鶏舎は鳥フル封じ込めの決定打ではないことからである。

日本国政府の上級対策会議はあるのだろうか？（試案）

内閣府危機管理監（危機管理）
農水省（畜産局、食糧庁、家畜衛生試験所、食糧安全保障）
厚労省（検疫所、保健所、国立感染研、環境衛生）
林野庁・水産庁
消防庁（救急医療、消防機能の維持）
外務省（海外安全、外国情報）
警察庁（危機管理）
文科省（学校給食、危機時の教育、入試）
財務省（予算措置、景気対策）
海上保安庁（海上検疫、海鳥調査、密航阻止、密輸阻止）
経産省・資源エネルギー庁・中小企業庁（備蓄、景気対策、緊急時の輸送・電気・ガス）
国土交通省（緊急時の輸送機能の維持）
総務省（放送・通信機能の維持など）
環境省（環境監視活動）
国立国会図書館（資料の保全、無秩序状態への避難、資料の収集）

日本脳炎死者２００人超　インド北部
　【ニューデリー２８日共同】ＡＰ通信によると、インド北部ウッタルプラデシュ州で流行している日本脳炎による子どもの死者は２８日までに２１２人に達した。州保健当局は、さらに３００人以上の患者が病院で手当てを受けているとしており、死者はさらに増える恐れがある。
　当初は州東部のゴラクプルを中心に流行していたが、他の地域でも感染者が出始めた。州都ラクノーの病院では運ばれてきた子どもの患者が病室に入りきれず、十分手当てを受けられないまま死亡するケースも出ているという。医療機器の不足も指摘されている。
　同州保健当局によると、同州の子ども約７００万人に対し、予算不足のため予防接種を行き渡らせるには程遠い状態。州東部では雨期による洪水も起きており、蚊の大量発生でさらに被害は拡大するとみられる。
（共同通信） - 8月28日18時16分更新

Ｊリーグ　ニュース






(2/11)横浜Ｍ、ベトナム遠征の帰国延ばす――３人の精密検査で
　サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ（ＣＬ）の試合のためベトナムに遠征したＪリーグ１部（Ｊ１）横浜Ｍが、選手を含む遠征メンバー３人が体調不良で精密検査を受けるため、12日朝着の帰国便を変更し、帰国を13日以降に遅らせることになった。
　現地では鳥インフルエンザが流行しているが、初診では単なる風邪と診断されたという。チーム広報は「問題はないと言われたが、クラブとしての社会的責任もあるので、３人に精密検査を受けさせた上で全員一緒に帰国することにした」としている。
　横浜Ｍは10日にベトナムのクイニョンでビンディンと対戦し、３―０で快勝した。（共同）

【最新ニュース】(8/30)シゲタ動物薬品、インドネシアで鳥インフルエンザ用ワクチン
　動物用薬品メーカーのシゲタ動物薬品工業（富山県小矢部市、西尾義行社長、0766・69・1111）は、インドネシアに鳥インフルエンザ用ワクチンの生産基地を設ける。9月上旬に第1工場を稼働させ、来年2月までに2工場を増設する。
ワクチンはタイなどにも輸出し、3工場がフル稼働する2007年4月期には100億円の売上高を目指す。
　工場の運営母体は、シゲタがインドネシア国立のボゴール農業大学と共同出資で設立した、ＩＰＢシゲタ（ボゴール市）。シゲタの出資比率は80％。
[2005年8月30日/日本経済新聞　朝刊 17面　企業3　ベンチャー]
生産能力　フル稼働で45億羽分　H5N1対応　総工費12億円
今年5月、米メッドイミューン社のリバースジェネティクス技術の44カ国独占製造権を入手。

日本野鳥の会HPより　http://www.wbsj.org/nature/hogo/kyozon/influenza040206.html

　今、問題となっているのは高病原性鳥インフルエンザと呼ばれるものです。
この病気は自然界にもともとある、ほとんど病原性の無い鳥インフルエンザウイルスが、ニワトリなどの家禽に感染したのち変異を起こして発生すると考えられていまして、
野鳥が持つ鳥インフルエンザとは別の病気です。そのため高病原性鳥インフルエンザの発生を防ぐには、まず病原性の無い鳥インフルエンザの家禽への感染を防ぐ必要があります。

　鳥インフルエンザは通常では人に感染しないとされます。これは、ウイルスに適合性のあるタンパク質が鳥特有の物だからです。
国外での感染例は、病気にかかった家禽の糞の粉を吸い込むなどして、大量のウイルスを取り込んだためと考えられています。
高病原性鳥インフルエンザが野鳥から直接人に感染した例はありません。
　したがって、野鳥が近くにいるからといって怖がることはありません。

NYタイムズ　投稿（医学部助教授）
SARSも豚インフルエンザも西ナイルウィルスも、結局大騒ぎした割には大したこと無い。
狼少年のような物だ。

>>565
かなりヤバイ文章
今のうち削除しておかれた方が無難です
（昔会員。新浜常連）

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　　　　　　　　 ﾉ　　　 ,二!＼　　 ＼___／　　　/｀丶､
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　　　　　　 /　、 ｀ソ!　　　　　 ＼/l::::|ハ／　　　　　l-7 _ヽ
　　　　　　/＼　　,へi　　　　⊂ﾆ''ー-ゝ_`ヽ、　　　 |_厂　_ﾞ:、
　　　　　 ∧　 ￣　,ﾄ｜　　　 >‐-￣｀　　　　＼.　　| .r'´　　ヽ、
　　　　　,ﾍ　＼_,. '　| |　　　　丁二＿　　　　　7＼､|ｲ　_／￣ ＼
　　　　 i 　 ＼　　 ハ��　　　 　　 |::::|`''ｰ-､,_/　 /＼＿　 _／⌒ヽ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
このスレを見た人は、10年以内にかならず氏にます。
でも、逃れる方法はあります、
※10日以内に20箇所のスレにこれをはるのです。
すみません、僕、氏にたくないんだす

>>527-536
FORTHしっかり
誤訳多数
重要度は相当高いです
（下はとりあえず誤訳訂正）

20050828-0080 ( 2005/08/27 )- トリインフルエンザ　 EID, Vol. 11, No. 10, October 2005 要約：遺伝子解析により、地理的に分かれる2群に分類される。
全ての遺伝子は鳥インフルエンザ由来で、ヒトウィルスとの交雑がない事が示された。
ヒトから分離されたH5N1は同一クレードに属し、アマンタジン耐性で、ノイミタラーゼ阻害剤感受性であった。
殆どのヒトから分離されたH5N1株は抗原性が単一で、2003年以前に感染循環した鳥のウイルスと区別された。一部の2005年分離株には、不連続抗原変異（大変異）が見られた。
逆転写法で作成された現行のヒトの非病原性ファレンスウイルスは血球凝集素の遺伝子の開裂部がない。
( 重要度：Ea ／ 対象：2 )

A型は上述のマイナーチェンジを続けながら数年から数十年単位で流行が続きますが、突然まったく別の亜型に取って代わることがあります。
いわばフルモデルチェンジで、新型インフルエンザウイルスが出現したことになります。これを不連続抗原変異（antigenic shift）または大変異といいます。
1918年に始まったスペイン型（H1N1）は39年間続き、1957年からはアジア型（H2N2）に代わり、流行は11年続きました。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/fluQA/QAdoc-2.html

>>569　解説
最下段のMod（プリングル博士）のコメントが的確。
最重要部分は以下の部分
Some 2005 isolates showed evidence of antigenic drift.
2005年分離株には、今までの免疫やワクチンが効かない大変異をしているものがある
An updated nonpathogenic H5N1 reference virus, lacking the polybasic cleavage site in the hemagglutinin gene, was produced by reverse genetics in anticipation of the possible need to vaccinate humans.
現行の（ワクチン製造のための）参照株はH遺伝子の開裂部（この変異によりウィルスが人間への感染性を持つ）を持っていない。（つまりベトナムでの死者に対してすでに役に立たない株であるので、開発されているワクチンは有効で無い可能性がある）

「開裂部」 http://www.kids-clinic.jp/e/dic/c.php?c=cleavage
は、河岡先生などによるスペイン風邪ウィルス解析の最重要成果

>>554
「ウインドウレス鶏舎に対する防疫上の特別扱いは、やめるべし。」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=443

違法ワクチンで感染？茨城の鳥インフルエンザ

　茨城県で弱毒型の鳥インフルエンザが相次いで見つかっている問題で、
農水省家きん疾病小委員会（委員長・喜田宏北大教授）は２日、「ワクチンの使用など何らかの人為的な感染経路が否定できない」として、違法な未承認ワクチンが原因となった可能性があると発表した。
　違法行為が引き金となった「人災」の疑いが浮上したことで、対応に追われる養鶏王国・茨城県に、新たな困惑が広がった。
　この問題では６月以降、茨城県内の計２８養鶏場と埼玉県内の１養鶏場で、過去の感染を示す抗体陽性反応が確認され、このうち７養鶏場でウイルスが検出されている。
　このウイルスを、独立行政法人・動物衛生研究所が解析した結果、グアテマラやメキシコなど中南米で過去に見つかったウイルスと、遺伝子の型が９４〜９７％の割合で一致した。
本来日本に存在しないウイルスで、渡り鳥が直接運び込むことは考えられず、生きた鳥が輸入された形跡もない。
このため、喜田委員長は「中南米のウイルスを元にしたワクチンが国内に持ち込まれるなどして、鶏に接種され感染を広げた可能性がある」と指摘した。

国内では、感染が大流行した場合の緊急用に政府がワクチンを備蓄しているものの、一般には使用を認めておらず、
承認されたワクチンは流通していない。今回見つかったウイルスは、海外で市販されているワクチンとは遺伝子の型が一致しないため、正規ルート以外で製造したものが輸入された可能性があるという。
　未承認ワクチンを国内で使用すれば薬事法などに抵触することから、農水省は感染ルートを解明するとともに、違法行為が確認できれば刑事告発を検討する。
　一方、未承認ワクチンの可能性が浮上したことに対し、茨城県では関係者が戸惑いを隠さない。
　調査を進める茨城県は、６月以降、養鶏場の立ち入り検査の際に、ワクチンを使っていなかったかどうかを廃棄物の中までチェックしているが、「今のところ痕跡は見つかっていない」（畜産課）と話す。

　また、すでにウイルスが検出された複数の養鶏業者は、「ほかのワクチンを含めて一切使っていない」、
「認められたワクチンは数種類は使っているが、鳥インフルエンザのものは使っていない」などとして、ワクチン使用を強く否定する。
　同県養鶏協会の田中康弘会長は、「もし、ワクチンを使った業者がいたとしても、本人が話さない限り、真相は分からないだろう」と困惑した表情だ。
（読売新聞） - 9月3日10時31分更新

ttp://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050903i212.htm
鳥インフルエンザ、茨城の養鶏場で新たに抗体検出

茨城県は３日、同県小川町の１養鶏場（約１８万羽）で、鳥インフルエンザＨ５型ウイルスの感染歴を示す抗体が新たに検出されたと発表した。
引き続きウイルス分離検査を実施している。同県内でウイルスや抗体が検出されたのは２９養鶏場となった。
この養鶏場にある６鶏舎は、いずれもウインドレス（密閉型）鶏舎。８月３０日、周辺の養鶏場で抗体が確認され、新たに移動制限区域に加わっていた。

test

>>576

＜ワクチン＞原価３５０円が接種時３０００円　厚労省公表

　インフルエンザワクチンの製造原価は接種１回分当たり３５０円だが、二つの中間業者を経て、医療機関に売られる時には平均１０００円になっている。
厚生労働省は７日、こうしたデータをワクチンに関する同省の検討会（座長＝神谷斉・国立病院機構三重病院名誉院長）で公開した。医薬品の原価が公表されるのは極めて珍しい。
　同省が、ワクチンを作る国内メーカー全４社に聞き取り調査をした。
　メーカーは、１回分平均約３５０円で作ったワクチンを、約６００円で販売会社に出荷する。販売会社は約７５０円で「卸」と呼ばれる業者に売り、卸は約１０００円で医療機関に納める。
　インフルエンザワクチン接種は健康保険の対象外で、接種の料金は各医療機関が自由に決める。同省の昨年の調査では、１回の接種料金は平均３０００円だった。１万円近い例もあるという。
　医薬品は通常、製薬会社から卸に売られる。ワクチンの流通は、１段階多い。神谷座長は「原価と末端価格の差が大きい。これを何とかすれば、新型インフルエンザに備えた新ワクチンの研究開発費のねん出もできるのではないか」と指摘した。
　ワクチンメーカーなどで作る細菌製剤協会によると、０４年度のインフルエンザワクチンのメーカー出荷額は約１７１億円で、各種ワクチンの合計出荷額の約３割を占めた。【高木昭午】
（毎日新聞） - 9月7日19時46分更新

インフルワクチンに製造ミス＝他メーカーに増産要請−厚労省

　厚生労働省は6日、「デンカ生研」（本社東京都中央区）が製造した今冬用のインフルエンザワクチンに基準に達しない製品があり、他メーカーに増産を要請したと発表した。供給量には問題ないという。
　同社などによると、基準となるウイルス株を用いてワクチンの効力の測定をする手法に問題があり、実際より低く出た値に合わせて製造してしまったという。
1回目の国家試験に出したうちの大半が再試験となり、最終的には160万本から240万本程度が不合格となる可能性がある。　
（時事通信） - 9月6日20時3分更新

ワクチン需要４０００万人分　インフルエンザで予測

　厚生労働省の検討会は１６日、次の冬に必要なインフルエンザワクチンを、２０５７万本−２１５４万本と予測した。大人だと４０００万人強に接種できる量。
メーカー４社の製造量は最大約２１５０万本の見込みで、十分供給できるという。
　昨シーズンの需要予測は１７０５万本−１８９８万本で、実際に使われたのは１６４３万本。ここ数年、接種率が毎年上がっており、昨シーズンより多くした。
　新型肺炎（ＳＡＲＳ）や鳥インフルエンザの感染者が国内で出れば、２００万本−５００万本の追加が必要と予測した。
　製品の地域的な偏在や不足に対応する備蓄ワクチンは６０万本。
（共同通信） - 6月16日18時27分更新

メキシコに協力求める　ウイルスの感染経路調査
　茨城県の鳥インフルエンザ問題で、農水省の感染経路究明チームは９日、同県で検出されたウイルスと遺伝子の型が酷似しているウイルスが見つかったメキシコに協力を求めることを決めた。
感染原因として「ワクチンの違法使用」の可能性が浮上したことを受け、メキシコのワクチン製造、流通の実態を調べる。
　農水省によると、茨城県のウイルスはメキシコやグアテマラで見つかったウイルスと酷似。距離的に渡り鳥が運ぶ可能性は考えられず、中米のウイルスを基に作られたワクチンが持ち込まれた可能性があるという。
　究明チームはまた、アジア地域で同じようなウイルスが検出されていないかどうか調査し、渡り鳥による感染の可能性についても検討する。20:18 共同

ＳＡＲＳの主感染源、ハクビシンでなくコウモリ
　中国などで猛威をふるったＳＡＲＳウイルスの主な感染源は、食肉用のハクビシンではなく、
野生のキクガシラコウモリである可能性が高いとする研究結果を、香港大学のグループが１０日までにまとめ、米科学アカデミー紀要((PNAS))の電子版に近く発表する。
　同グループによると、野生のキクガシラコウモリの約４割から、新型肺炎ウイルスに似たウイルスが見つかったという。
このコウモリがどのようにしてウイルスに感染したのか、また、ハクビシンを含む他の動物への感染にかかわっているかどうかは不明だが、
アジアの一部地域で珍味として食用にされていることから、研究グループは取り扱いに注意を呼びかけている。
（読売新聞） - 9月10日11時12分更新
キクガシラコウモリ　horseshoe bat(Rhinolophus ferrumequinum)
ハクビシン(白鼻芯）Masked palm civet (Paguma larvata)

「日本と中南米とのH5N2鳥インフルエンザウイルスの接点」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=455

６病原体、所持禁止…生物テロ防止で厚労省が法改正案
　ウイルスや細菌を使った生物テロを未然に防ぐため、厚生労働省は１５日、天然痘ウイルスなど極めて危険な６種類の病原体を、国が主導する研究を除き、所持そのものを禁止する感染症法改正案をまとめた。
　さらに、ペスト菌など４種類の病原体の所持については、国の許可が必要とすることとし、テロに利用される恐れがあるこのほかの病原体についても届け出制とする。
　これまで研究機関や研究者の裁量に委ねられてきた病原体の所持や管理に、法による厳しい規制の網をかけようというもので、今後、専門家で構成する審議会の分科会で、違反した場合の罰則規定などについて討議した上で、来年の通常国会に提出する。
　国主導の研究を除いて所持が全面禁止となるのは、天然痘ウイルス、マールブルグ病ウイルス、エボラ出血熱ウイルス、クリミア・コンゴ出血熱ウイルス、ラッサ熱ウイルス、南米出血熱ウイルスの６種類の病原体。
許可制とし、国の許可を得られないと所持が禁止されるのは、ペスト菌や新型肺炎（重症急性呼吸器症候群＝ＳＡＲＳ）ウイルスなど４種類としている。
（読売新聞） - 9月15日22時37分更新

イノシシに感染源の疑い　野生動物で抗体調査
　人間や動物に感染する８種類のウイルスについて感染歴の有無を国内の野生動物で調べた結果、イノシシが最も多い７種類で抗体陽性を示し、
多くのウイルスの感染源となっている疑いがあることが岐阜大の源宣之教授（人獣共通感染症学）らの調査で１７日、分かった。
　源教授は「新興感染症の病原体の大半は野生動物が保有している。自然界で病原体がどのように生きているかを知れば、人間への感染の予知につながる」と話している。
　源教授らは１９９１−２００５年、国内に生息するイノシシ、猿、シカ、タヌキ、ドブネズミ、野ネズミ計約５５０匹から血液を採取。狂犬病や鳥インフルエンザ（Ｈ６Ｎ６）、日本脳炎などについて感染歴を示す抗体の有無を調べた。
（共同通信） - 9月17日7時58分更新

ニュージーランドの白人は、原住民を殺すためにインフルエンザ患者を
英国から意図的に連れて来たそうだな。
近年、首相が謝罪したとか。

集団かぜ：時津の小学校で３４人に症状　／長崎
　時津町立時津小学校（児童数529人）で、季節外れのインフルエンザとみられる集団かぜが発生した。
１３日現在の患者は６年生２学級の計３４人で、うち２４人が欠席。２学級は１４、１５日、学級閉鎖する。今年度、県内の集団かぜ発生は初。
　県医療政策課によると、１２日に医療機関からの連絡で児童たちが高熱などのインフルエンザ特有の症状を訴えていることが分かった。
例年１０月ごろから発生し、今の時期の集団発生は極めて珍しい。同課は、外出後のうがいと手洗いなどを呼び掛けている。
１４日朝刊・毎日- 9月14日17時40分

インドネシア政府は、鳥フルで国家的特別注目例に指定extraordinary national case
(KLB)((kejadian luar biasa))
(どの程度強い指定なのか不明。保健相が出したので、国家非常事態という訳では無さそう）

4人死亡して、検査待ちが3人。
周囲の家族、友人150人が陰性なので人間感染では無さそう

ttp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005092201000725
人のウイルスでも耐性急増　インフルエンザ、安価薬に


米疾病対策センター（ＣＤＣ）のチームが２１日、人で毎年流行するインフルエンザウイルスが、
比較的安価な治療薬「アマンタジン」に対する耐性を急速に獲得、中国や香港で耐性ウイルスの割合が約７割に及ぶ深刻な事態になっていると、
英医学誌ランセット（電子版）に発表した。
アマンタジンへの耐性は、アジアで流行中の鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）ウイルスでも報告されていた。
人と鳥のウイルスが交雑し、世界的に大流行する新型インフルエンザが出現する事態が懸念されているが、
ＣＤＣは今回の人のウイルスでの耐性拡大を受け「この薬は新型ウイルスの治療にはもう役に立たないだろう」と警告。
世界的な新型インフルエンザ対策にも影響しそうだ。

ttp://www.thelancet.com/journals
（クッキー切る＆登録しないと記事閲覧不可）

WHO-CSR　インドネシア　8歳の少年が鳥フル死亡

東カリマンタン(ボルネオ島）で人間の鳥フル疑い
FAO、WHO　インドネシアの鳥フルに憂慮を表明（今回の流行で初めての公式声明）
オーストラリア　在外公館に抗ウィルス剤を配布
ニュージーランド　鳥フル流行時に空港、港湾閉鎖

>>589 リレンザ、タミフルは有効

インドネシア鳥フル　は動物園感染の疑い濃厚

フロリダの移動ふれあい動物園での感染（鳥フルではない）の例もあり、動物園受難か

>>591　インドネシア　鳥フル　8歳少年　人間間感染の疑い・・WHO
　　　　先に死亡した女性の甥。発症するまでずっと会っていない。
　　　　女性の発症の4日後に発症。

茨城関連以外の感染なし　鳥インフルエンザ全国検査
　岩永峯一農相は２０日の記者会見で、茨城県の鳥インフルエンザ発生を契機に実施した全国一斉検査が終了し、茨城関連の３１養鶏場以外に新たな感染は確認されなかったと述べた。
　３１養鶏場の内訳は茨城県内が３０施設のほか、同県内の養鶏場から鶏を出荷した埼玉県の１施設。岩永農相は「（今回の鳥インフルエンザは）茨城県に限られている。あらゆる可能性を排除せず感染経路の調査を続ける」と話した。
　一斉検査の対象は、１０００羽以上を飼育する全国の養鶏場約４０００施設のうち、茨城県の全養鶏場と茨城県以外の無作為抽出養鶏場の計約２４００施設。農水省は、残る施設についても検査を実施するかどうか検討する。
　今回感染が確認された養鶏場の鶏は４００万羽を超え、うち約１５７万羽が殺処分の対象となった。岩永農相は、処分が１０月上旬に終了する見通しを示した。
（共同通信） - 9月20日12時46分更新
朝日か何かに続報が出て、18の県で未調査とか。

ＷＨＯ、鳥インフルエンザ拡大との見方を否定
2005年 09月 22日 木曜日 19:22 JST ロイター
　［ヌメア（ニューカレドニア）　２２日］　世界保健機関（ＷＨＯ）は２２日、ジャカルタでの鳥インフルエンザ感染報告について、感染被害が拡大していることを示しているわけではない、との見解を示した。
　ＷＨＯは、感染件数が増加しているのは、インドネシア政府の監視強化により、これまで発見されていなかった事例が明らかになってきているためではないかと指摘。鳥インフルエンザが人間から人間に感染する危険が高くなっているという証拠はない、とした。
　当地での会議を終えたＷＨＯの鳥インフルエンザ担当者はロイター通信の電話取材に対し、「監視体制の強化によって、感染件数が増加することは珍しいことではない。これまでのところ、人間から人間への感染件数が増加しているという証拠はない」と述べた。
　鳥インフルエンザ拡大の不安が高まるジャカルタでは、インドネシアの医師チームが現在、鳥インフルエンザに似た症状を示している患者１０人について観察を続けているという。同国の保健当局者が２２日明らかにした。

鳥インフルエンザ感染疑いの２人死亡、インドネシア
2005.09.22　Web posted at: 21:09 JST　- CNN/REUTERS
ジャカルタ──インドネシアのスパリ保健相は２２日、首都ジャカルタに住む２歳の女児がこのほど、鳥インフルエンザと疑われる症状で死亡した、と発表した。ジャカルタでは２１日にも同様の症状で５歳の女児が死亡している。
２女児の検体を香港の研究所に送り、高病原性の鳥インフルエンザ・ウイルス（Ｈ５Ｎ１型）の感染の有無を確認している。
インドネシア政府は、国内４４カ所の病院を鳥インフルエンザ対策の特定医療機関として指定。しかし、保健相によると２歳の女児は、この指定病院から入院を拒否されていたという。
保健当局によるとこの女児のほか、１１人が鳥インフルエンザ感染の疑いで国内で治療を受けている。
インドネシアの鳥インフルエンザによる死亡者は今年７月からの約２カ月間で、４人となっている。

インドネシア、10人が鳥インフルエンザの疑い
2005年 09月 22日 木曜日 15:08 JST
［ジャカルタ　２２日　ロイター］　インドネシアの保健当局者によると、同国で鳥インフルエンザに似た症状を訴えている患者が１０人発生し、監視下におかれている。
　同国では、７月以来４人が、病原性の高いＨ５Ｎ１型鳥インフルエンザウイルスで死亡したことが確認されている。
　保健省当局者は、「昨日死亡した患者を含めると、現在１１人について検査している」と語った。

http://blog.oricon.co.jp/ykukuca/archive/182
日本でこういう募集をかけてうまくいくのか？
次の記事に結果も書いてあるけど・・

NYタイムズの記事
ランセットに載った香港大学研究チームの論文
「ワクチンは、良くいっても『穏やかな効き目』だ」

日本でのワクチン論争に大きな火がつきそう


In one paper, international researchers analyzed all the data from patient studies on the flu vaccine performed worldwide in the last 37 years
and discovered that vaccines showed at best a "modest" ability to prevent influenza or its complications in elderly people.
"The runaway 100 percent effectiveness that's touted by proponents was nowhere to be seen," said Tom Jefferson,
a researcher in Rome with the Cochrane Vaccine Fields project, an international consortium of scientists who perform systematic reviews of research data.
"There is a wild overestimation of the impact of these vaccines in the community," he said.
"In the case of a pandemic, we are unsure from the data whether these vaccines would work on the elderly."

ProMED日本語版　またしっかりして

20050926-0040 ( 2005/09/25 ) PRO>Red tide - USA (FL)(06)
赤潮 - 米国(フロリダ州)(06) [1]新月の時に発生した赤潮で死亡した魚を清掃したことで、アカウミガメの子が無事産まれたニュース。
・こんな楽しいニュースを超多忙なProMEDがメールで流すわけがない。（国によってはメールの受信にも結構お金がかかるのに）



20050926-0010 ( 2005/09/24 ) PRO>Eastern equine encephalitis, avian, human - USA (NH)
ミシガン州・ トリの検査では初のEEE検出情報源：Rockingham News, New Hampshire 9/24。　Sunden Parkwayで見つかった死亡したトリから、EEEが検出された。
市街地でトリからEEEが発見された初の報告である。

A dead bird found off Sunden Parkway tested positive for eastern equine
encephalitis (EEE), marking the 1st documented case of the potentially
deadly disease in town.

・「in town」の誤訳。下にきちんと説明があるのに、見落としている。
Health officer Richard Mailhot said the positive test for EEE was the
1st in Raymond.

>>600　2005/09/26(月) 23:08:29 ID:V+iRK/Q0

ProMED日本語版　またしっかりして

20050926-0040 ( 2005/09/25 ) PRO>Red tide - USA (FL)(06)
赤潮 - 米国(フロリダ州)(06) [1]新月の時に発生した赤潮で死亡した魚を清掃したことで、アカウミガメの子が無事産まれたニュース。
・こんな楽しいニュースを超多忙なProMEDがメールで流すわけがない。（国によってはメールの受信にも結構お金がかかるのに）

続き
・原文読み直してまたびっくり。「魚」「清掃」なんてどこにも書いていないみたい。
どっから出てくるの？
（おそらくこの訳者は、中国の役人4人を焼死させた人だと思う？）

インドネシアの鳥フル疑い例５４−５７

米国　東部ウマ脳炎（EEE)流行中（ていうほどでもないが。ある報道では「西ナイルより危険」）
米国　ウマのインフルエンザ（H3N8)が犬に流行中（種の壁を越えたので結構重大）

インフルエンザワクチンは高齢者に期待されたほどの効果はない
Sep 23, 2005 (CIDRAP News)
Flu vaccination benefits for elderly called modest

外岡先生の訳文（議会開会中ありがとうございます）
http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/jyouhou/BIRDFLU/lancet922.html

養鶏場の監視態勢強化へ　弱毒性ウイルス早期発見

　岩永峯一農相は２７日の閣議後会見で、茨城県で感染が相次いだ弱毒性の鳥インフルエンザを早期に発見するため、全国の養鶏場に対する監視態勢を強化する方針を明らかにした。
　採卵用の鶏を１０００羽以上飼育する養鶏場は全国で約４０００施設あり、現在は毎月約１８０施設を抽出して調査している。しかし、弱毒性は症状が出にくく発見が難しいため、約４０００施設すべてで年１回は検査する方向で検討するとした。
　岩永農相はまた、茨城県の鳥インフルエンザの感染経路について、専門家チームが１０月中に中間報告を取りまとめるとの見通しを示した。
　また、農水省が実施した全国一斉検査で、陰性が確認された養鶏場は最終的に２３８６施設となった。
（共同通信） - 9月27日12時9分更新

鳥インフルエンザに予防薬使用を、養鶏業者が決起集会
　茨城県で弱毒型の鳥インフルエンザが相次いで見つかっている問題で、日本養鶏協会など業界団体が２８日に都内で決起集会を開き、正規ワクチンの使用を認めるよう農水省に要請すると決めた。
　参加したのは、全国の養鶏業者計約４００人。
　集会では、政府の防疫指針のままだと新たな発生を招く危険性があると指摘。養鶏農家の密集地帯などでは予防措置として正規ワクチンの使用を認め、鶏を処分した養鶏農家の経済的損失を政府が全額補償することなどを要請する。
（読売新聞） - 9月28日23時3分更新

米で犬インフルエンザ　馬から新型、人は心配なし
　【ワシントン２７日共同】アジアで鳥インフルエンザが猛威を振るっているが、米国では馬のウイルスが変異した「新型犬インフルエンザ」が複数の州でレース犬や飼い犬に広まり、問題になっている。
米疾病対策センター（ＣＤＣ）やフロリダ大の研究者が２６日、明らかにした。
　感染犬の８割は軽い症状で済み、症状が全く出ない犬もいる。致死率は推定５−８％。馬で４０年以上前から検出されていたが人への感染例の報告はない。ＣＤＣは「過度な心配は必要ない」としているが、危険性はゼロとはいえないため慎重に監視を続けるという。
　新型犬インフルエンザの発見は昨年１月、フロリダ州のドッグレース場でグレーハウンド２２頭に発熱やせきなどの症状が出て、８頭が肺炎などで死んだのがきっかけ。
（共同通信） - 9月27日17時46分更新

一般の人々は
「５０％の効果」を
A:「注射を受けた人の５０％が軽くてすむ（５０％の人にはむだ）」
B:「注射された人の５０％がインフルエンザにかからない（５０％の人には無駄）」

と考える。
普通の日本語では、他に考えようがない。

特に前橋リポート支持派が「ワクチンを受けてはいけない」というので、よっぽど無効で有害だと思う。

この誤解がすべてを生むと思う。

厚生労働省、日本医師会、IDSCなどは、この誤解を是正すべきと思う。

全く知らせてないわけではないが、国民浸透率は１％くらい？

>>607
Bはミスです。訂正します。

一般の人々は
「５０％の効果」を
A:「注射を受けた人の５０％が軽くてすむ（５０％の人にはむだ）」
または
B:「インフルエンザにかかった人の５０％はワクチンが効かないためにかかった」

と考える。
普通の日本語では、他に考えようがない。

特に前橋リポート支持派が「ワクチンを受けてはいけない」というので、よっぽど無効で有害だと思う。

正しい理解の国民浸透率は０．１％くらい？？

新型肺炎感染源はコウモリ＝米豪との研究結果発表−中国科学院

　【北京30日時事】2003年に中国などで大流行した新型肺炎（SARS）のコロナウイルスに関して、中国科学院は米国とオーストラリアの研究者と共同で、野生コウモリが感染源だとする研究結果を発表した。30日の新華社電が伝えた。
　同科学院・武漢ウイルス研究所の石正麗研究員によると、キクガシラコウモリ類から、コロナウイルスの抗体と遺伝子が発見された。コウモリが持つコロナウイルスと、新型肺炎に感染した人間の持つウイルス遺伝子の配列を比べたところ、同質性は92％に達したという。
　ただ、コウモリのコロナウイルスは直接人間に感染していなかった。これまで新型肺炎の感染源と疑われてきた野生動物ハクビシンがウイルスを人間に感染させる中間的役目を担ったとみられる。
　香港大学研究チームも9月、キクガシラコウモリ類がコロナウイルスの主要感染源の可能性が高いとする調査結果を公表している。　
（時事通信） - 9月30日19時1分更新

外電各種
国連のコフィ・アナン事務総長はＷＨＯのデービッド・ナバロ博士（Dr.David Nabarro）を鳥インフルエンザ及び人インフルエンザに関する国連調整官に任命した。
博士は会見で、「新型インフルエンザによるパンデミック（pandemic　世界的大流行）により、最大１．５億人が死亡するだろう」と述べた。
それに対しＷＨＯ本部のトンプソン報道官は、「７４０万人がより妥当な数であろう」とし、事態を沈静化させようとした。
これまでの専門家による予想には、２００万人から３．６億人までの各種有り、公式当局者の最大予想はＷＨＯ西太平洋事務局長の尾身茂博士（前自治医大教授）による１億人である。
なお普通のインフルエンザでも２５−５０万人が毎年死亡している。

>>610鳥インフルエンザで、1億5000万人が死亡する恐れある＝国連
　　［国連　２９日　ロイター］　国連は２９日、鳥インフルエンザが突然変異してヒトからヒトに感染するようになる事態への備えを怠れば、世界で最大１億５０００万人が死亡する恐れがあると警告した。
　世界保健機関（ＷＨＯ）のナバロ博士は、アナン事務総長から、鳥インフルエンザ流行を沈静化し、ヒトに飛び火する事態に備える世界キャンペーンの陣頭指揮を執るよう要請されたことを明らかにした。
　ナバロ博士は記者会見で、もしヒト同士の感染が起きた場合、全世界レベルの取り組みの程度によって、５００万人の死亡で済むか、それとも１億５０００万人にまで犠牲が広がるかが決まる、と述べた。
　そのうえで、同博士は、鳥インフルエンザＨ５Ｎ１型ウイルスがじきにヒト同士で感染する新種に変異する可能性は高いとし、この危険性を軽視すれば大きな間違いを犯すことになる、との認識を示した。
（ロイター） - 9月30日20時12分更新

20050929-0050 ( 2005/09/29 )鳥インフルエンザ-アジア(35)共同通信、9月29日。メキシコ畜産当局は9月27日、メキシコ産の違法なワクチンが最近日本で発生した鳥インフルエンザ流行に関係している、とする日本側の疑惑を否定した。
「当局が保存してあるものを除き、ワクチン製造用のウイルス株は存在しない」と、農水省の動物衛生担当責任者Jose del Valle氏は語っている。
同氏は、同省がワクチン製造に関して厳密な管理をしていると指摘し、「当局は、ワクチン製造者の登録を行っていて、この国でワクチン製造に用いられるすべてのウイルス株は政府が所有している」と述べた。
( 重要度：Ea ／ 対象：2 )

WHO　トンプソン報道官
アジア（インドネシア？？）で「ヒト−ヒト感染」が起こった。
しかし、4，5人が感染して終わった。

PNAS（農務省研究班）
現行のインフルエンザワクチンでも、鳥フルに少し効果がある

西ナイル熱が国内初の発症…川崎市の男性、米で感染か

　厚生労働省は３日、米国から帰国した川崎市内の３０歳代の男性会社員が、米国で流行中のウイルス感染症「西ナイル熱」と診断されたと発表した。国内で患者が確認されたのは初めて。
　男性は、すでに回復しており、同省は「人から人へは感染せず、男性から西ナイル熱が流行することはない」と、冷静な対応を呼びかけている。
　同省などによると、今年８月２４日に出国し、同２８日〜９月４日、ロサンゼルスに滞在した。帰国した同５日に発熱や頭痛などの症状があり、その後、発疹（ほっしん）も出たため、１０日、川崎市立川崎病院で診察を受けた。
国立感染症研究所での血液検査で西ナイル熱と確定した。
　西ナイル熱は、感染してから発病するまで通常２〜６日かかる。男性は帰国時、すでに症状が出ていたことなどから、同省は米国内で感染した可能性が高いとしている。
　西ナイル熱は突然の高熱や頭痛、筋肉痛、発疹などが特徴。人から人への感染はなく、感染者を刺した蚊からの感染もない。多くは１週間以内に回復するが、まれに脳炎などを起こし、重症化する。
今年に入って、米国では先月２７日までに１８０４人が発症、５２人が死亡した。発症者の約３分の１がカリフォルニア州に集中している。
　同省は３日、流行地への渡航歴があり、西ナイル熱が疑われる患者への対応を徹底するよう全国の自治体や医師会に通知。「流行地を訪れる人は、肌を露出しない服を着るなど、蚊に刺されない工夫をして欲しい」としている。
（読売新聞） - 10月3日21時49分更新

20051004-0040 ( 2005/10/03 ) WHO概観# ヒトでのH5N1ウイルス感染-レビュー。情報源：NEJM, 10月3日。
この評論は、ヒトでのH5N1ウイルス感染について、他では入手不可能な非常に貴重な情報の宝庫である。感染した鳥類が、アジアでのヒトでのH5N1ウイルス感染の最初の感染源である。
ヒトからヒトへの感染伝播は現時点では非常に限定的であるが、継続的なモニタリングが必要である。
ヒトでのH5N1ウイルス感染は、通常のインフルエンザとは、伝播経路、臨床的な重症度、病因、そしておそらく治療への応答を含めた様々な点で異なっている。
患者の検知は、発病当初の症状が非特異的であるため困難であり、それ故詳細な接触および旅行歴と家禽でのウイルス活動性の情報が必須である。
商業的な迅速抗原診断キットは感度が悪く、診断の確定には、高度な検査室の支援が必要である。
ヒトインフルエンザとは異なり、H5N1型株は、鼻腔よりも咽喉部でのウイルス価が高い可能性があるため、診断のためには、咽頭拭いあるいは下気道からの検体の方がより適している可能性がある。
現在までのヒトからの分離株は完全にM2阻害薬に耐性で、重症例では、経口オセルタミビルの処方量の増量が必要となるかもしれない。
最近の進展にもかかわらず、ヒトH5N1ウイルスについての疫学、自然経過および治療の情報は不完全である。
H5N1型ウイルス患者が発生している諸国および国際的な研究機関による臨床的および疫学的な共同研究が緊急に必要とされている。( 重要度：C ／ 対象：2 )
全文無料
New England Journal of Medicine online, Mon 3 Oct 2005
http://content.nejm.org/cgi/reprint/353/13/1374.pdf
Avian Influenza A (H5N1) Infection in Humans - A Review

強毒性のウイルスを再現　新型の流行対策に道
　【ワシントン５日共同】１９１８−１９年の世界的大流行で２０００万−５０００万人が死亡したとされるインフルエンザ「スペイン風邪」のウイルスを、遺伝子工学の手法を使って再現することに、米疾病対策センター（ＣＤＣ）などが５日までに成功した。
　マウスへの感染実験で、これまで謎だった強い毒性の発揮に関与する遺伝子も絞り込んだ。現在アジアで猛威を振るい、
人間での大流行も「時間の問題」と懸念されているＨ５Ｎ１型ウイルスと共通する遺伝子変異があることも分かり、研究グループはワクチンや治療薬の開発で新型インフルエンザの大流行に備えるための重要な成果としている。
（共同通信） - 10月6日2時5分更新

http://www.nature.com/news/2005/051003/full/437794a.html
20051005.2901 , 05-OCT-2005, Influenza virus, 1918 pandemic strain: reconstruction
Science　にも発表されたという

20051006-0060 ( 2005/10/05 ) 鳥フル-アジア(36)：インドネシア# Reuters 、10月5日。当局は、検査でH5N1型鳥インフルエンザウイルスが陽性であるが、発症しない複数のニワトリを確認した、
これは同ウイルスの検知がより困難である可能性が高いという兆候であると、香港とジャカルタの当局が発表した。
カモやガチョウといった一部の水鳥は、H5N1型株の自然宿主であり、感染しても発病しない。しかし、従来、同ウイルス株はニワトリに対しては病原性があるというのが定説であった。
香港の保健当局責任者York Chow氏は、インドネシアの当局者が無症候性の感染ニワトリを確認したと発表した。インドネシア農業省は、この報道を確認した。( 重要度：Ea ／ 対象：2 )

20051006-0030 ( 2005/10/05 )
インフルエンザウイルス、1981年汎流行株：復元 # BBC News、10月5日。 1918-19年にかけて全世界で死者5000万人を出したスペイン風邪ウイルスは、鳥類起源であった可能性が高い。
1918年ウイルス株は、現在アジアで感染循環している鳥フルウイルスと共通する遺伝子変異を有していることを確認した。
現在流行中のウイルス株が世界中の人類に突きつけている脅威を強調していると主張した。Science誌に公表された別の論文は、別の米国チームが1918年ウイルス株の再現に成功したことを明らかにしている。問題のウイルスは、米国CDC内に厳重な安全性管理下に保管されている。
CDCは、スペイン風邪ウイルスがあれほど高い病原性を示した生物学的特性の理解を深めるため、種々の実験を実施したいとしている。
警告：ロンドンQueen Mary大学のJohn Oxford教授は、(今回の研究によって)鳥インフルエンザウイルスは、ヒトのウイルスとの遺伝子組み換えなしにヒトの間で感染伝播できることが示唆されたことから、
それによる脅威が一層高まったと指摘した。以下、CDCのDr Terrence Tumpeyによる、1918年インフルエンザ株再現実験に対する批判への反論。( 重要度：Er ／ 対象：2 )

鳥インフルエンザゲノム解析　　　ネイチャー　オンライン
Researchers map 209 flu virus genomes
CIDRAPレビュー
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/general/news/oct0605flugenes.html

Large-scale sequencing of human influenza reveals
the dynamic nature of viral genome evolution

Elodie Ghedin,,,,,,,,,, Jeffery K. Taubenberger

Nature:doi:10.1038/nature04239（フリーアクセス）
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/pdf/nature04239.pdf
異例の早さ（一度でもレフェリー付き雑誌に投稿した人なら分かる）
受付　7月7日、受理　9月16日、WEB　10月5日

ルーマニア　鳥フル発見　
H5N1かどうか不明、英国に検査を依頼中

米など80カ国、鳥インフルエンザ封じ込めへ早期警報網　日経・夕刊第3面トップ
【ワシントン＝吉田透】米国をはじめとする世界約80カ国と国際機関は7日、世界的な大流行が懸念される鳥インフルエンザの発生情報を、各国が素早く通報し合う国際的な早期警報網を整えることで合意する。
流行を初期段階で最小限に封じ込め、世界中にまん延するのを防ぐ。
米政府主催で6―7日、ワシントンで開いている鳥インフルエンザ対策国際会議で合意する。会議には日本、中国、タイなどの政府当局者や世界保健機関（ＷＨＯ）の専門家らが出席している。
インフルエンザなどの感染症については、ＷＨＯを中心とする国際的な通報制度がある。だが2002年に発生した新型肺炎、重症急性呼吸器症候群（ＳＡＲＳ＝サーズ）では中国当局によるＷＨＯなどへの連絡が遅れ、世界全体で800人近くが死亡した。
この反省に基づき、各国は鳥インフルエンザの感染者が見つかった場合、ただちにＷＨＯを通じて各国に警告することを約束する。 (09:54)ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051007AT2M0700N07102005.html

中米には専門家３人を派遣　ワクチンの製造・流通調査
　茨城県の鳥インフルエンザ問題で、農水省は７日、中米で見つかったウイルスを基に製造された違法な予防ワクチンが使われた可能性があるとみて、
同省の家きん疾病小委員会と感染経路究明チームの専門家ら３人を９−１５日、メキシコに派遣することを決めた。
　現地での鳥インフルエンザの発生状況や違法なワクチンの製造、流通実態を把握する。
　７日の合同会議では、茨城県と埼玉県の計３１養鶏場に感染が広まった要因として、養鶏場間での鶏の移動に加え、
複数の養鶏場の従業員が同じ場所で買い物をしたケースがあり、感染原因になり得るとの指摘も出たという。
　感染経路究明チームはこうした養鶏場の従業員の行動を含めて感染原因を詳しく調べ、今月中に中間報告をまとめる。
（共同通信） - 10月7日20時3分更新

韓国にも鳥インフルエンザ警報 「最高3万人まで死亡可能性」　朝鮮日報
url:japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/10/07/20051007000011.html

最近、東南アジア地域で猛威をふるっている鳥インフルエンザが人から人に感染し、拡大する場合、国内だけで100万人が病院に入院し、3万人が死亡する可能性があるというシナリオが、保健福祉部傘下・疾病管理本部によってまとめられたことが6日確認された。

これを受け、政府当局は国内に絶対的に不足している鳥インフルエンザ予防薬の確保に追われていると伝えられた。
鳥インフルエンザは、ニワトリなど家禽類に感染するインフルエンザウイルスを意味するもので、この変種ウイルスが人に感染すれば、インフルエンザのような症状を起こし、死亡することもある。

この資料が衝撃的なのは、この日、鳥インフルエンザが1918年に全世界で5000万人余の命を奪った「スペイン風邪」のように致命的なインフルエンザに変異する可能性があるという警告が出たため。

米国研究チームが科学専門誌「サイエンス」と「ネイチャー」最新号に発表した研究報告で、「1918年のスペイン風邪は、鳥インフルエンザが人に感染する恐ろしい致命的なインフルエンザに変異した」と発表した。
本紙が疾病管理本部から確認した資料によると、鳥インフルエンザが大流行した場合、韓国では1000万人の感染者が発生し、このうち、10％である100万人が入院、治療を受けなければならない重症になるという。

ルーマニアで確認　鳥インフルエンザ
　【ウィーン８日共同】ブカレストからの報道によると、ルーマニアのフルトゥル農相は７日、同国東部の欧州最大の湿地帯「ドナウ・デルタ」の村で死んだ家畜のアヒル３羽が、鳥インフルエンザに感染していたことを明らかにした。
毒性の強いＨ５Ｎ１型ウイルスかどうかは不明で、英国で検査を行うという。
　アジアで流行している鳥インフルエンザはロシアやカザフスタンにも拡大。今回のケースがＨ５Ｎ１型と確認されれば欧州初とみられ、欧州でも広がる恐れがある。
　報道によると、感染したアヒルは９月末に発見された。村では家禽（かきん）の焼却処分が行われ、周辺への立ち入りが制限されているほか、ドナウ・デルタでの狩猟も禁止された。
（共同通信） - 10月8日10時10分更新

インフルエンザのワクチン入荷量や予防体制を確認する香川県インフルエンザ対策推進会議が六日、香川県庁であった。全国的に予防接種が増加傾向にあるため、
今シーズン（二〇〇五―〇六年）のワクチンは前年消費量の32％増の十九万四千本を入荷することを報告した。
　昨シーズンの県内のインフルエンザ患者数は一万千九百八十二人で、〇三―〇四年シーズン（六千六百五十二人）に比べて倍増。ワクチン使用本数は、過去最高の約十四万七千本だった。
　高齢者や子供の予防接種率向上などを背景に、今シーズンも使用本数の増加が見込まれることから、県は十分な入荷量を確保した。予防接種は、県内六百八カ所の医療機関で受け付ける。
　県や県医師会らの代表者が出席した会議では、予防対策についても協議。学校施設での感染予防に力を入れるほか、お年寄りの集団発症を防ぐため社会福祉施設について、主治医の要請に基づきウイルス検査を実施することを確認した。
　県薬務感染症対策課は、「インフルエンザの予防には予防接種が最も効果的。早めに接種した上で、うがいや手洗いなどの予防に努めてほしい」と呼び掛けている。

大阪では咳やくしゃみする場合に口を手で
押さえる人は10人に1人ぐらいしかいない
致命的だな
只でさえ結核の患者数が多いのに
いつも外から帰ったら必ずうがいをしてるよ

昨年の光景脳裏に　丹波市でカラス大量死 2005/10/07
　丹波市春日町で見つかった十一羽ものカラスの死がい。昨年二月、京都府丹波町で発生した鳥インフルエンザ事件を思い起こさせる光景に、地元住民らは息をのんだ。四十七日間に及ぶ鶏肉や卵の移動制限を経験した丹波地域。
鳥インフルエンザの感染を調べる簡易検査は陰性だったが、カラスの死因は調査中で、調査にあたる関係機関の職員らを不安そうに見守った。
　同日朝、近くの女性（６９）が畑で死がいを見つけ、夫（６９）を通して同市に通報。市が死がいを回収し、県などに通報した。
　昨年移動制限区域となり、被害があった丹波市春日町の養鶏農家の男性は「結果が分からないうちから騒いで風評被害になっても困る。陽性の場合に速やかに知らせてもらえればよい」と冷静な対応を要望。
夕方、畑に出てきた地元の男性（６９）は「いつもはこの時間、空を覆い尽くすほどのカラスが来るのに、今日は一羽も見ない。不気味な感じがする」と空を見上げた。
　一方、同市農林振興課は「除草剤や農薬をまく季節でもない。変な物でも食べたのだろうか」。原因に関して推定すらできない状況に困惑している。

Last updated: 10月８日18時４分

新型流行で死者１９０万人　米、インフルエンザで想定
　【ワシントン８日共同】新型インフルエンザが米国で流行したら、最悪の場合、人口の３％近い約８５０万人が入院、死者は１９０万人を超える恐れがあるとする、深刻な被害想定を米政府がまとめていることが８日分かった。
　同日付の米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）が、衛生当局幹部から、近く発表される政府の対策計画文書の最終案を入手したとして報じた。同紙は現在の米国の準備状況について「全く不十分だ」と批判している。
　文書は、アジアで発生する新型インフルエンザの小さな流行が、人の動きを通じて数週間から２、３カ月で米国に達すると推定。最悪の死者、入院患者が出た場合の費用は４５００億ドル（約５２兆円）と見積もった。
ttp://www.nytimes.com/2005/10/08/politics/08flu.html?hp&ex=1128830400&en=2d36703f52765687&ei=5094&partner=homepage

http://www.chuo-sec.co.jp/anarist/pdf_backnum/4549357.pdf

米大統領、鳥インフルエンザでワクチン開発を要請
　【ワシントン＝笹沢教一】ブッシュ米大統領は７日、世界的な流行が懸念される鳥インフルエンザ対策を強化するため、
大手製薬会社６社の経営者をホワイトハウスに呼び、効果的なワクチンや治療薬の開発と、生産体制の拡充を要請した。
　ブッシュ政権は、ハリケーン被害で批判のあった危機管理体制立て直しの一環として鳥インフルエンザ対策に力を入れており、
流行阻止を目的とした国際実務者会合をワシントンで主催したほか、レビット厚生長官が流行地域の東南アジアを来週訪問する。
（2005年10月8日12時2分 読売新聞）

1918年の｢ｽﾍﾟｲﾝ風邪｣ｳｲﾙｽを再現 AP通信

2005年10月5日 11:09am PT　研究者が､1918年に5000万人もの死者を出したｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ｢ｽﾍﾟｲﾝ風邪｣のｳｲﾙｽを新たに作り直した｡
歴史的大流行(ﾊﾟﾝﾃﾞﾐｯｸ)の原因となった感染性病原体が再現されたのは､今回が初めてだ｡
　なぜこんなことが行なわれたのか？ 鳥ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞが世界的な伝染病に発展する危険性を理解し､さらにはその予防策を開発するうえで役立つからだと､研究者たちは述べている｡
　現在東南ｱｼﾞｱで確認されている鳥ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ･ｳｲﾙｽも､1918年のｳｲﾙｽも､鳥の体内で自然に発生したものだ｡1918年にはｳｲﾙｽが突然変異を起こし､人に感染して世界中に広まった｡
現在のｱｼﾞｱの鳥ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ･ｳｲﾙｽでは､これまで少なくとも65人が死亡しているが､人から人への感染はごくまれだ｡

　だがｳｲﾙｽは突然に変異するので､短期間のうちに1918年ｳｲﾙｽに見られたような感染特性を生み出すこともありうると､米陸軍病理学研究所(AFIP)のｼﾞｪﾌﾘｰ･ﾀｳﾍﾞﾝﾊﾞｰｶﾞｰ博士は言う｡
｢1918年に起こったことを理解しようという試みは､新たな緊急性を帯びている｣と､この研究における塩基配列解析ﾁｰﾑのﾘｰﾀﾞｰであるﾀｳﾍﾞﾝﾊﾞｰｶﾞｰ博士は述べた｡

このｳｲﾙｽの再現によって一般の人々の健康に危険が及ぶ可能性はごく小さいと､米国の保健当局は述べている｡
致死率が非常に高かったｽﾍﾟｲﾝ風邪の大流行後､世界中の人々がこのｳｲﾙｽに対する免疫を持つようになり､現在でもある程度の免疫が残っていると考えられている｡
また､これまでの研究で､現代の抗ｳｲﾙｽ薬はｽﾍﾟｲﾝ風邪のようなｳｲﾙｽにも効果があるという結論が出ている｡
　このｳｲﾙｽの再現研究は5日(米国時間)に発表され､詳細は『ｻｲｴﾝｽ』誌に掲載されている｡『ﾈｲﾁｬｰ』誌には､ｳｲﾙｽの塩基配列のうち､これまで不明だった分がすべて掲載された｡
　このｳｲﾙｽ自体は新たに作り直されたものだが､その元となる設計図は､ｱﾗｽｶに眠っていた｡
　ﾀｳﾍﾞﾝﾊﾞｰｶﾞｰ博士の研究ﾁｰﾑは､1918年にｽﾍﾟｲﾝ風邪で死亡し､ｱﾗｽｶの永久凍土に埋葬されていた女性から取り出したｹﾞﾉﾑ情報を解析した｡
解析された情報はﾏｳﾝﾄ･ｻｲﾅｲ医科大学(ﾆｭｰﾖｰｸ)の研究者たちに提供され､この研究者たちがﾘﾊﾞｰｽ･ｼﾞｪﾈﾃｨｸｽという技法を用いて､解析された遺伝情報を元にﾌﾟﾗｽﾐﾄﾞと呼ばれる微小遺伝物質を作成した｡

　その後ﾌﾟﾗｽﾐﾄﾞはｱﾄﾗﾝﾀにある米疾病管理ｾﾝﾀｰ(CDC)に送られ､ﾋﾄの腎細胞に注入された｡これで､ｳｲﾙｽは再現された｡
　｢腎細胞内にﾌﾟﾗｽﾐﾄﾞを注入すると､ｳｲﾙｽは自然に生まれる｣と､ｳｲﾙｽを作成したCDCの研究者､ﾃﾚﾝｽ･ﾀﾝﾋﾟｰ博士は話す｡｢作成にはわずか2日しかかからない｣
感染性ｳｲﾙｽの粒子がそれぞれ約1000万個入った瓶をおよそ10本作成したと､ﾀﾝﾋﾟｰ博士は述べた｡博士によると､研究者たちの要望に応えるため､さらに多くのｳｲﾙｽが作られるかもしれないという｡

　ｳｲﾙｽの粒子はCDCに保管されており､外部に試料を送付する予定はないと､CDC所長のｼﾞｭﾘｰ･ｶﾞｰﾊﾞｰﾃﾞｨﾝｸﾞ博士は言う｡
ただしﾀｳﾍﾞﾝﾊﾞｰｶﾞｰ博士が解析した遺伝子情報は､米国立衛生研究所(NIH)が管理する公共の遺伝子ﾃﾞｰﾀﾍﾞｰｽ『ｼﾞｰﾝﾊﾞﾝｸ』に登録されている｡

この研究結果は､研究者が､将来大流行が危惧される病気に対するﾜｸﾁﾝや抗ｳｲﾙｽ薬を開発する際にｱｸｾｽする必要があるものだと､ｻｲｴﾝｽ誌のﾄﾞﾅﾙﾄﾞ･ｹﾈﾃﾞｨｰ編集長は述べた｡
　｢この研究を掲載する意味を十分に考慮したうえで､一般の人々の健康を守るためにわれわれが得ようとしている知識は､このｳｲﾙｽに取り組むﾘｽｸよりはるかに大きいという結論に達した｣とｹﾈﾃﾞｨｰ編集長は語った｡

　1918年のｽﾍﾟｲﾝ風邪は世界中で大流行した｡このｳｲﾙｽの犠牲者は､数ヵ月で人類史上最悪の数に達した――その数は世界中で2000万〜5000万人と推定され､米国でもおよそ55万人が死亡している｡
　重症例では患者の肺に水がたまり､たいていの場合は1週間もたたないうちに肺が水で一杯になった｡
また､通常､子どもや高齢者に比べてｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞの合併症を発病しにくいはずの15〜35歳の若年層で､ｽﾍﾟｲﾝ風邪では､特に死者が多かったことも知られている｡
　ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ･ｳｲﾙｽには8つの遺伝子断片がある｡
ﾀｳﾍﾞﾝﾊﾞｰｶﾞｰ博士をはじめとする研究者たちは､これまでに5つの塩基配列を発表していたが､その5つではｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ･ｳｲﾙｽの全塩基配列の半分にも満たなかった｡
今回の研究で､全塩基配列の解明が完了した｡

http://intmed.exblog.jp/2285710/

＜追記＞
Ｗｅｂで見聞きするより低俗な反ワクチン主義者の主張：ワクチンは製薬会社や医師会の金儲けのための陰謀である：陰謀説・・・・
職業人に対するレスペクトがない。自らの職業に対してもそういうスタンスなのであろうか？医師会が陰謀をめぐらせるほどの実力
があるのなら・・・日々の診療ももう少し楽なのだが・・・ふぅーーー

http://www.google.co.jp/search?hs=ZHN&hl=ja&c2coff=1&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official&q=aA?aA3aAAaA≪aA¨aA3aA¶aA￣aA￣aAAaA3aAAaAAeA°e¬A&btnG=Google+a?Ac´¢&lr=lang_ja
　文字化けで、リンク先が分かりません。

タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?
（笹山登生（ささやまたつお）Weblog)
ttp://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=285　
2005/06/02(Thu)ニューサイエンティストの記事「Can Tamiflu save us from bird flu?」http://www.newscientist.com/channel/health/mg18625023.100です。
『ウイルスの複製を阻止しうるものとして知られる、唯一の利用可能な抗ウィルス薬との希望を、タミフルに託している。
先月、WHOは、ヴェトナムの患者が、タミフル耐性のH5N1変異ウィルスに感染したことを報告した。ウィルスが、遺伝子的分岐変化しているとの研究も、発表された。
幸いにも、バージニア大学のフレッド・ハイデン(Fred Hayden)教授によれば、これらの耐性のあるウィルスは、広がりが弱いであろうという。
ヴェトナムでのタミフル耐性ウィルスのような突然変異は、通常のヒトインフルエンザでも起きていることで、接触感染性を、通常の１００倍も弱くしている。
日本では、タミフルを通常の人インフルエンザの流行の際にも使用しているが、治療される子供の16%に突然変異が現れるが、しかし、そのようなウィルスは、ほとんど、他には感染していない。
同じことは、H5N1の、いかなる薬剤耐性の変異にも、適用するものと思われる。「この仮定については、できるだけ早く、検証しなければならない。」と、ハイデン教授は言っている。』

>>635 内科開業医のお勉強日記
http://intmed.exblog.jp/2285710/

<ワクチン有効性の検討方法について>
分母と分子の「%」 有効率と相対危険の関係が相殺されることからわかるように、有効率と相対危険の両者とも 単位はない。有効率に%をつける が、これは割合を表す場合に「100分の1」を意味する「記号」 で、通常「単位」とはみなさない。
結果指標には欠席率や欠勤率を 用いる場合もある。発病率の算出に用いる疾患も、ウイルス分離インフルエンザ、血清診断インフル エンザ、肺炎、死亡、インフルエ ンザ様疾患などさまざまである。
また、インフルエンザ様疾患にしても、「発熱+呼吸器症状」「最流行期間の有熱疾患」など種々の定義が用いられる。当然ながら、インフルエンザウイルス感染症に特異性が高い結果指標ほど、正しい有効性を検出しやすくなる。

なお、ワクチンが無効である根拠として「接種者中の発病者の割合」、あるいは有効である根拠として「接種者中の非発病者の割合」を論ずることは無意味である

>>635 >>637
＜反ワクチン運動家たちのやりくち＞
反ワクチン運動家たちは、“ワクチンは無効”という主張に合致する記述だけを集め、論文中に一部の記述、あるいは、部分的な論文だけを大げさに主張し続けている。
━━━━
前橋市医師会のワクチン報告の不備の指摘
“前橋市医師会の報告は，実際には欠席防止の有効性が，少なくとも30〜40％ 認められている．さらに，インフルエンザ欠席者の定義が，現在の常識からは認めがたいほどに甘い”

Hoskinsらの報告
インフルエンザワクチンの有効性が，マスコミ上で話題になると，しばしば，1979 年に英国のHoskins らが，The Lancet に発表した論文が取り上げられる．
英国の寄宿制学校の生徒を調査した結果，最初の1 年目のインフルエンザワクチン接種は有効だが，2 年，3 年と接種を重ねると，感染防止効果が消失することを報告し，毎年のワクチン接種の意義に疑問を投げかけた論文である．
著明な医学誌に掲載されたこともあり，日本では今なお，一定の影響力を持っているようである．
しかし現在では，論文の基本的なデータ解析が誤っていることから，Hoskins らの主張は否定され，論文では毎年の接種のnegative な効果は証明されていないことが明らかにされた．
例えば，Hoskins らは，1974 年初頭のA 型インフルエンザの流行で，1972 年と1973 年の2 回接種したグループと1973 年のみ1回接種したグループ間で，インフルエンザの発病は，それぞれ544 と4125であり1回接種群の方が低いと述べているが，実際には統計的に有意差はない．
さらにHoskinsらの指摘するような毎年の接種のnegative な影響は，実際には見られないことも繰り返し報告されている
http://www.kansensho.or.jp/journal/full/200201/076010009j.pdf
＜追記＞
Ｗｅｂで見聞きするより低俗な反ワクチン主義者の主張：ワクチンは製薬会社や医師会の金儲けのための陰謀である：陰謀説・・・・職業人に対するレスペクトがない。自らの職業に対してもそういうスタンスなのであろうか？
医師会が陰謀をめぐらせるほどの実力があるのなら・・・日々の診療ももう少し楽なのだが・・・ふぅーーー

おい、みんな聞け。近いうちのここのサイト封鎖されるらしいぞ。なんでも
ここのスポンサーが次々に降りてって、今スポンサーもたいした額じゃないみたいで
経営できなくなってんだって。だからもう思い切ってここのサイトを閉鎖させるって。

インフルエンザワクチンの過去，現在，未来　平成14年1 月20日
日本鋼管病院小児科部長　菅谷憲夫
ttp://www.kansensho.or.jp/journal/full/200201/076010009j.pdf
前橋報告の最大の問題点は，インフルエンザ欠席者の定義である．
学校毎に流行期間を決めて，1．37℃ 以上の発熱があって，連続2 日以上欠席したもの，2．発熱は不明であるが，連続3日以上欠席したものとしている．
37℃ 以上の発熱のみで，インフルエンザ欠席者を定義すれば，ワクチン接種群にも，非接種群にも，多数のインフルエンザ以外の欠席者が入ることは明白で，
当然，インフルエンザワクチンの有効性は，大幅に低く計算されることになる．
ちなみに，発熱38℃ 以上で，咳，鼻漏等の上気道症状を伴うこととするという，普通に使用されているインフルエンザ様疾患の定義でも，
ウイルス分離でインフルエンザかどうかを確認すると，実際はインフルエンザウイルス感染症は60〜70％ にすぎなかったことが報告されている8）．
以上のように，学童集団接種の有効性を否定したと伝えられている前橋市医師会の報告は，実際には欠席防止の有効性が，少なくとも30〜40％ 認められている．
さらに，インフルエンザ欠席者の定義が，現在の常識からは認めがたいほどに甘く，インフルエンザ以外の原因の欠席者が多数入り，ワクチンの有効率は実際よりも相当に低く計算されたと思われる．
c．インフルエンザワクチンの効果臨床データであるワクチン効果は，人種を越え国を越えての普遍性があり，
欧米の高いワクチン接種率をみれば，インフルエンザワクチン効果は，既に，世界的に確立されたと見るのが科学的な態度である．
インフルエンザワクチンの有効性は，ワクチン株ウイルスと流行株が一致した場合は，成人での発病防止効果は，70〜90％ ある．
老人ホームでは，発病防止効果は時に30〜40％ と低い場合もあるが，肺炎と入院を防止する効果は50〜60％，死亡を防止する効果は80％ あることが証明されている9）．
1990 年代に入ってから，一般社会の高齢者でのインフルエンザワクチンによる入院や死亡の防止効果は，30〜70％ であることが証明された．

2005-06ワクチン(北半球）　WHO、CDC、日本 みんな同じ

WHO-WER　NO. 8, 25 FEBRUARY 2005　p74
http://www.who.int/wer/2005/wer8008.pdf
http://www.who.int/csr/disease/influenza/vaccinerecommendations1/en/index.html
A/ニューカレドニア/20/99(H1N1ソ連)類似(A/New York/55/2004)
A/カリフォルニア/7/2004(H3N2香港)類似(B/Jilin/20/2003 virus or B/Jiangsu/10/2003)
B/上海/361/2002類似

>>18 04/11/02 22:24:12 ■ インフルエンザワクチン株について
○2004/2005冬シーズンのインフルエンザワクチン株
　　A/New Caledonia（ニューカレドニア）/20/99（H1N1）
　　A/Wyoming（ワイオミング）/3/2003（H3N2）
　　B/Shanghai（上海）/361/2002
○2003/2004＆2002/2003冬シーズンのインフルエンザワクチン株
　　A/New Caledonia（ニューカレドニア）/20/99（H1N1）
　　A/Panama（パナマ）/2007/99（H3N2）
　　B/Shandong（山東）/7/97（Victoria系統株）
ttp://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs002.html

ルーマニアとトルコ、新たな鳥インフルエンザ感染を確認 　
　［ブカレスト　８日　ロイター］　ルーマニアとトルコで８日、新たな鳥インフルエンザの感染が報告された。両国では、感染の拡大を防止するため、数百羽の家禽（かきん）類の処分が開始されている。
　ルーマニアで確認した鳥インフルエンザが毒性の強いＨ５Ｎ１型であれば、同ウイルスがアジアから欧州に広がった初のケースとなる。
　ルーマニアの担当当局者が記者団に明かしたところによると、７日に同国のある村で鳥インフルエンザの初の感染が確認され、その後、別の村でも３羽が検査で陽性反応を示した。
これがＨ５Ｎ１型かどうか、これから英国などでさらに精密な検査を実施する予定、という。
　一方、テレビ局のＣＮＮトルコは、農業相の発言として、トルコで今回はじめて鳥インフルエンザの感染が確認された、と伝えている。
（ロイター） - 10月9日14時58分更新

見出しは誤り。
トルコはH5確認。N1かどうか検査結果待ち。
ルーマニアの英国での初期検査は陰性（つまり鳥フルではなさそう）。検査継続中。EUはさらなる検査のためルーマニアに代表団を派遣。

鳥インフルエンザに関する誤解と実際

◆鳥インフルエンザに感染した鶏肉を食べると感染する。
−摂氏75度以上の熱で30秒以上加熱するとウィルスが死ぬので、食べても伝染しない。
◆生の鶏肉・ユッケは危ない。
−鳥インフルエンザのウィルスは肉ではなくフンや分泌物にだけ存在するため、ユッケでも大丈夫
◆病気にかかった鶏肉を食べると感染する。
−鳥インフルエンザに感染したニワトリは3日以内に死ぬ。鳥インフルエンザは呼吸器や空気感染
染し、食べ物による感染はない。
◆鳥インフルエンザで死んだ鶏・アヒルの肉が飲食店で使われる可能性がある。
−鳥インフルエンザで死んだニワトリは肉の色が赤黒くなり、毛を抜くことができないほど硬くなるので
店に卸される可能性はない。
◆卵を食べるのも危険だ。
−鳥インフルエンザに感染したニワトリは卵を産めない。卵には鳥インフルエンザのウィルスは存在しない。
◆畜産農家が守るべき四大原則
・ニワトリ・アヒルの飼育業者は渡り鳥の渡来地に行かない。
・畜産農家はニワトリ・アヒルを放し飼いせず、飼育場は渡り鳥との接触を遮断する。
・飼料の貯蔵場所には渡り鳥の排泄物が落ちないように網を張る。
・海外旅行の際には、鳥インフルエンザの発生地域やアヒル農場を訪問しない。

朝鮮日報　10月10日07:28　
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/10/10/20051010000006.html

韓国は、10月14日に鳥フル予報を発令予定

>>642『確認』について
外電のいくつかは、大臣が「確認confirmed」と伝えている。

しかし、「確認」とは各種検査（特にRT-PCR）で、確認される必要がある。
抗体検査では誤りがあり、RT-PCRでは感度に問題がある。
少なくとも先進国（日米英仏独、瑞西、香港など）のWHOリファレンス・ラボラトリーでの
確認を要求される。
インドネシアでの確認患者数が５人にとどまっているのも、ベトナムでの検出結果が問題視されるのも、中国での研究が大問題になるのもすべて同じ理由である。

なお日本の病院で受けるインフルエンザの簡易テストも、かなり精度に問題がある。
精度は多分70-80％、最悪40-50％位ではないだろうか？
(田代研究室の新開発の方法で調べると、もっと下がると思われる）

発展途上国のテストも同程度又はそれ以下と思われる。
外電の「確認」が担当者・大臣・通訳・記者のどの段階で生じた誤りか不明だが、
設備、技術および上記関係者のどこにも誤りが生じる余地は大きい（鳥フル知識０もいる）ので、
報道は割引して聞く必要があろう。
（あのブッシュ大統領が読んだ「グレートインフルエンザ」も知らないだろう）

>>548　2005/08/18(木) 07:49:29
・ブッシュ大統領が夏休み用に持って行った３冊の本の一つ
「グレート・インフルエンザ　Great Influenza 」
ジョン・バリー著 　 共同通信
定価：3,360円 　 46 判 　 551ページ 　 2005年3月発売
ISBN4-7641-0550-0 　 C0022
1918年、突然の恐怖が人々を襲った。積み重なる死体、人通りの絶えた街、霊柩船と化した兵員輸送船、パニックに輪をかけた当局の対応…。
世界中で１億人の生命を奪ったインフルエンザ「スペイン風邪」の実態と、その謎を解明しようとした科学者たちの奮闘。
（ほとんど米国）

・「忘れられたパンデミック　Spanish Flu:America's Forgotten Pandemic 」
アルフレッド・Ｗ．クロスビー／〔著〕　
西村秀一／訳（国立仙台病院、CDC留学）
みすず書房 　2004年1月
ISBNコード 4-622-07081-2
税込価格 3,990円
(米国中心だが世界的視野を持つ。最初がアフリカのシエラレオネの首都フリータウンだと説得力のある説明がある。有力な説は米国中西部ミシガン州デトロイト付近だが。）

>>644　インフルエンザの確認について＝前橋リポートの最大の弱点

>>640
学校毎に流前橋報告の最大の問題点は，インフルエンザ欠席者の定義である．行期間を決めて，1．37℃ 以上の発熱があって，連続2 日以上欠席したもの，2．発熱は不明であるが，連続3日以上欠席したものとしている．
37℃ 以上の発熱のみで，インフルエンザ欠席者を定義すれば，ワクチン接種群にも，非接種群にも，多数のインフルエンザ以外の欠席者が入ることは明白で，
当然，インフルエンザワクチンの有効性は，大幅に低く計算されることになる．
ちなみに，発熱38℃ 以上で，咳，鼻漏等の上気道症状を伴うこととするという，普通に使用されているインフルエンザ様疾患の定義でも，
ウイルス分離でインフルエンザかどうかを確認すると，実際はインフルエンザウイルス感染症は60〜70％ にすぎなかったことが報告されている

>>638 インフルエンザワクチンの効果は小さい　ホスキンスHoskins報告

ネット・サーフィン　1時間やっと見つけたのはこれだけ
（ランセットの無料検索は1999から）

Lancet. 1979 Jan 6;1(8106):33-5.
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=83475&dopt=Citation

Assessment of inactivated influenza-A vaccine after three outbreaks of influenza A at Christ's Hospital.

Hoskins TW, Davies JR, Smith AJ, Miller CL, Allchin A.

The boys of Christ's Hospital experienced outbreaks of influenza A in 1972 (A/England/42/72), in 1974 (A/Port Chalmers), and in 1976 (A/Victoria).
In each outbreak, the protective effect of inactivated influenza-A vaccine was limited to those boys, not already immune, who were vaccinated for the first time with the most up-to-date strain.
Revaccination with the same strain did not increase the degree of protection, and revaccination with a later strain did not afford protection against subsequent challenge.
The cummulative attack-rate in the three outbreaks was similar in all groups irrespective of vaccination history.
These observations suggest that annual revaccination with inactivated influenza-A vaccine confers no long-term advantage.

インフルエンザ・ワクチンの問題　by E,a,c
(1)製造に時間がかかる（インフルエンザでは6ヶ月）。
　だから適合しないこともある。
　(1979年当時では、流行予測が悪く、効果が少なかった事もあっただろう）
(2)コストが高い（1本1000円では・・日本では1本8000円の所もある・・それを1人2本×家族人数）
(3)ニワトリを殺す鳥フルでは、鶏卵で培養できない。
(4)種に使えるための分離方法に制限がある。
(5)雑菌の制御が難しく、何千万本単位で廃棄して使用不能になることがある。
(6)毎年の需要が一定ではなく、破棄コストも馬鹿にならないだけではなく、企業として安心して投資できない。
（例えば新型タミフルが出来てワクチンが不要になったら？逆にタミフル側でも言える）
余れば無駄遣い、足りなければ人権問題、どちらにしろいいことが無い。
(7)力価の検定に時間がかかる。
(8)耐性が生じやすい。
(9)効力が6ヶ月くらいしか続かず、毎年の接種を必要とする。
(10)副作用がある。（水銀の不使用で大分減ったが）
国民的には死亡数が無視できないため、根強い反対がある。
（少なくとも死亡事故は０にしたい）
（「全国民が使用する物でこれ位死亡率の少ない物も少ないのだが）
(11)日本では、看護婦と医師と使い捨て注射器が必要である。コストも労力も大変。
いざパンデミックが始まったら、トリアージ治療するのが手一杯で、注射する暇もないと予想される。

2005/10/10 14:16 朝鮮日報
「大量感染が懸念」 鳥インフルエンザ流行時、隔離病室不足
国内で鳥インフルエンザが大流行した場合、感染者は人口の20％におよぶ1000万人以上になることが予
想される中、全国に確保されている隔離病室は280か所しかないことが分かった。
特に、これら隔離病棟のうち、感染防止システムの整った病室は1か所もないことが分かり、現在の状況
で鳥インフルエンザが広範囲な人体感染を引き起こす場合、隔離病棟から感染が拡大することが予想され
る。
10日、国会・保健福祉委員会の全在姫（チョン・ジェヒ）ハンナラ党議員は疾病管理本部の国政監査で「鳥
インフルエンザの流行に対する韓国の実情は、隔離病室の絶対的な不足に加え、隔離効果が期待できな
いこと」と指摘した。ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/10/10/20051010000041.html

>>648　
いくつかは遺伝子操作で解決できそうだが、難しい事もある。
ECM,ECCM,ECCCM・・・の連鎖の話をご存じだろうか？
また、商売敵との知恵比べにも比べられる。ウィルス対人類の戦争だから。


(3)鶏卵培養
いざ流行が始まったら、仮に鶏卵で培養できても、安全と確認できる鶏卵を必要数確保できるだろうか？
(12)輸送、保管、配布方法・・絶対数が不足した場合、買い占め／売り惜しみ／裏口配布／賄賂（公務員でない医者や薬品販売会社の場合、適用されないので、特別立法が必要か。それでも緊急避難の法理が成立してしまいそう）
インフラが崩壊していなければよいが。（薬でも同じ）
(11)副作用
もし副作用死が０．１％だとすると、全国民に注射できるとして、単純に考えて10万人が死亡する。大体鳥フル死亡予測と同じ。
人数と状況から考えて、補償は不可能。さてどうする？自己責任？強制？
自己責任では社会防衛が出来ず、強制は不可能。
法律で規制することによって言い訳を作ってあげるしかないかも。
（罰則規定は弱くし、社会規制と啓蒙を強化？）
またボランティアによる2重盲検法を通して効果や副作用を見極める必要がある。
技術の確立に１年、設備・人材に１年、製造に半年かかりそう。合計最低２年か。
間に合うかどうかギリギリだと思う。

根本的な問題は、ワクチンの核となる成分が、ウィルスのどこに作用していて、どこを押さえれば変異の影響が少ないか、確立していないこと。
（タミフルのノイミラターゼ阻害能のような）

>>648　>>650　(13)
パンデミックの問題点は、いざというとき病院に行くべきかどうかということである。
病院は関係者の多大な努力にもかかわらず、空気感染（飛沫核感染）時には、病気を広げる場所になりうる。
普通のマスクを一般人が使うだけでは防げない。（マスクのはずし方や手からの感染など。またマスクも有効ではない事も多い
＝今時四重ガーゼで何が防げるのだろう？偽りの安心感だけ？　N95やN100は高価だし、不足するだろうし、有効でないという意見（例のナイマン博士）もある。
自分や家族が病気になっても、病院に行くのはためらわれ、手遅れになる。
病院はあふれかえり、きっと寒い外で待たされ、ベッドには寝かせてもらえず、看護婦、医者、病院の院内感染対策はおろそかになる。

かかってもいない鳥フルをもらってくる可能性がある。
(胃炎で通院して、鳥フルで死んではつまらない）

70代以上の常識が崩れ、今は全世代で「病院は危険」という認識がない。
それはそれで関係者の長年の多大な努力の成果である。

しかし私が色々な理由で行く病院の外来では、毎日数回掃除しているところもあれば、掃除人の姿を見ないところもある（首都圏の大学病院４つ）。
入室時に必ず手を拭く看護婦のいる病院も、手を洗うのを見たこともない病院もある。

ブラジルで口蹄疫(こうていえき　FMD)　世界最大の牛肉輸出国
　【リオデジャネイロ１０日共同】ブラジル農務省は１０日、牛肉の生産が盛んな南西部マトグロソドスル州エルドラドで口蹄（こうてい）疫が発生したと発表した。
同国の牧畜業は近年急成長し、昨年の牛肉輸出量は世界最大。主産地での口蹄疫発生で、輸入を中止する国が出るなどの影響が広がりそうだ。
　発表によると、同日までに約１４０頭への感染が確認され、計５８２頭の処分が決まった。
　農水省によると、日本はブラジルから口蹄疫感染の恐れがない加熱処理済みの肉だけを輸入している。
（共同通信） - 10月11日11時46分更新

＜トルコ＞鳥インフルエンザが発生　ＥＵ、鳥関連の輸入禁止
　【ブリュッセル福原直樹】トルコで、鳥インフルエンザが発生したため、欧州連合（ＥＵ）は１０日、同国からの鳥に関連した物資の輸入を、全面禁止した。
また、ルーマニアでも発生の報告があるため、ＥＵは詳しい検査結果を待ち、禁輸などの措置を決める方針だ。
　トルコからの報道によると、１０日までに同国北西部の養鶏業者で約２０００羽の七面鳥が死んだ。当局はウイルスの存在を確認し、周辺を封鎖。七面鳥やニワトリ３０００羽を処分した。
　一方、ルーマニア政府によると先週以来、同国東部で多数のガチョウなどが死に、近くの河川地帯でも１０日、白鳥などの死がいが見つかった。同国は、ニワトリなど約４万５０００羽を処分する方針。また河川地帯での狩猟を全面禁止した。
（毎日新聞） - 10月11日19時25分更新

米大統領、鳥インフルエンザでワクチン開発を要請
　【ワシントン＝笹沢教一】ブッシュ米大統領は７日、世界的な流行が懸念される鳥インフルエンザ対策を強化するため、大手製薬会社６社の経営者をホワイトハウスに呼び、効果的なワクチンや治療薬の開発と、生産体制の拡充を要請した。
　ブッシュ政権は、ハリケーン被害で批判のあった危機管理体制立て直しの一環として鳥インフルエンザ対策に力を入れており、流行阻止を目的とした国際実務者会合をワシントンで主催したほか、レビット厚生長官が流行地域の東南アジアを来週訪問する。
（2005年10月8日12時2分 読売新聞）

外電多数速報
トルコの鳥フルはH5N1確認by EU
(H5N1は一番おそれれられている高病原性。京都と同じ）

>>655　トルコの鳥インフルエンザ、Ｈ５Ｎ１型と判明
2005.10.13 21:21 JST　- CNN/AP
ブリュッセル──欧州連合（ＥＵ）のキプリアヌ欧州委員（保健・消費者保護担当）は
１３日、トルコで感染が確認された鳥インフルエンザのウイルスは、高病原性の「Ｈ５Ｎ１型」だった、と発表した。
Ｈ５Ｎ１型ウイルスの感染によって、２００３年からアジアを中心に、６０人以上が死亡している。
ＥＵの欧州委員会は１３日、鳥インフルエンザの発生を受け、ルーマニアなどから生きた家禽類の輸入を禁止している。
ＥＵは、トルコからの輸入も禁止しているが、ウイルスが高病原性であるが判明したことから、輸入禁止期間を来年４月まで延長することを検討している。

鳥インフルエンザが欧州に波及　nikkei.net
　【ブリュッセル＝下田敏】欧州連合（ＥＵ）の欧州委員会は13日、トルコで検出された鳥インフルエンザが人に感染する恐れがあるＨ５Ｎ１型だったと発表した。
また、ルーマニアの家禽（かきん）からも鳥インフルエンザを検出した。欧州委は同日、専門家会合を緊急開催し、対応を協議する。
　トルコに加えてルーマニアからの生きた鳥類や鶏肉などの輸入を即日禁止するほか、加盟25カ国に鳥インフルエンザへの警戒を強めるよう要請する。 (22:00)

>>655-657　一次情報源　EU記者発表（プレスリリース）
EU press release IP/05/1277,13 Oct 2005
http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1277&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

Avian influenza in Romania and Turkey:
Commission takes　further action

お節介な注：ECSC→EEC→EC→EU　と名前を変えて変身
キプリアヌス氏は欧州全体の厚生大臣

>>657
ルーマニアの鳥フルは陽性、陰性と二転三転したが、EUはH5確定と発表。

>>657は>>658のEU発表を元にした外電から引用したため「鳥フル」としか書いていない
元のEU原文(>>658でない別の物）は、鳥フルの色々な有名サイトにもないので要注意。

公式情報URL
(1)WHO-CSR:Avian influenza ？ new areas with infection in birds
？ update 34
13 October 2005
(2)OIE-Press Release：Update on Avian Influenza in Turkey and Romania
http://www.oie.int/eng/press/en_051013.htm
(3)EU Comission:Avian Influenza in Romania: Presence of virus confirmed
Reference: IP/05/1276
Brussels, 13 October 2005
http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1276&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
(4)OIE Alert Message:High mortality observed in wild birds in Iran
http://www.oie.int/Messages/051012IRN.htm
(5)EU Comission:Avian Influenza in Romania and Turkey: Commission takes further action
Reference: IP/05/1277
Oct.13
http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1277&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

>>660 (1)WHO-CSR:Avian influenza ？ new areas with infection in birds
？ update 34
13 October 2005
http://www.who.int/csr/don/2005_10_13/en/index.html

ttp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=FLASH
耐性鳥インフルエンザウイルス検出　ベトナムの患者


【00:26】　アジアの鳥に流行中の高病原性鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）に感染したベトナムの患者から、
「特効薬」ともいわれる抗ウイルス剤タミフルに耐性を持つウイルスが検出されたことが、
河岡義裕東京大医科学研究所教授とベトナムの研究チームの分析で１４日、分かった。

>>662 「特効薬」に耐性ウイルス　越の鳥インフルエンザ患者
　アジアの鳥に流行中の高病原性鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１型）に感染したベトナムの患者から、「特効薬」ともいわれる抗ウイルス剤タミフル（一般名・リン酸オセルタミビル）に耐性を持つウイルスが検出された。
ベトナム国立衛生疫学研究所と河岡義裕東京大医科学研究所教授らのチームの研究で１４日、分かった。２０日付の英科学誌ネイチャーに発表される。
　Ｈ５Ｎ１型が人で爆発的に流行する事態を警戒し、日本など各国はタミフルの備蓄を進めている。だが研究チームは「タミフルだけでは不十分な可能性がある」としており、世界の薬の備蓄計画にも大きな影響を与えそうだ。
　耐性ウイルスは今年２月、兄（２１）の看病中に感染したらしいベトナムの少女（１４）から分離された。微熱と軽いせきがみられたため、発症予防目的で通常の半分量のタミフルを服用したが、４日目に熱が３９度に上がるなど症状が悪化。
この段階で分離されたウイルスの６０％に、増殖を止めるのに通常の７００−１０００倍の薬が必要という強い耐性が確認された。
（共同通信） - 10月15日0時55分更新

ルーマニアでも「Ｈ５Ｎ１型」確認、鳥インフルエンザ
2005.10.15 18:07 JST - CNN/REUTERS
ブカレスト――ルーマニア東部の河川流域「ドナウ・デルタ」の村で死亡した農家飼育のアヒル３羽が今月７日、鳥インフルエンザに感染したことが判明した問題で、
同国の動物医学・衛生当局は１５日、英検査機関での検体の調べで、ウイルスは、高病原性の「Ｈ５Ｎ１型」だったことが確認されたと述べた。
同ウイルスの感染は、トルコでも１３日確認されている。ルーマニア当局は感染を受け、同村を「隔離」し、家禽（かきん）類を処分している。住民数は約３０人だが、病人などはいないという。
Ｈ５Ｎ１型ウイルスの感染により、アジア諸国では２００３年からこれまで６０人以上が死亡している。

ＥＵ、鳥インフルエンザで緊急対策を要請
　【ブリュッセル＝下田敏】欧州連合（ＥＵ）は14日夜、鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、加盟各国に緊急対策を要請した。人に感染する恐れのあるＨ５Ｎ１型ウイルスがトルコで検出されたため、
渡り鳥の飛来地の重点調査や家禽（かきん）の隔離を求めた。冬を控えて欧州で鳥インフルエンザが流行する恐れがあり、警戒を強めている。
　ＥＵ加盟国には渡り鳥の飛来コースにあたる沼地や農場などの重点的な調査を要請。鶏などの家禽と渡り鳥の接触を防ぐほか、危険地域では家禽の放し飼いを禁止するよう促した。感染地域からの生きた鳥類や鶏肉などの輸入禁止も改めて確認した。
　ＥＵは17日に環境相理事会、18日には緊急外相理事会を開き、鳥インフルエンザへの対策をさらに協議。加盟国間の調整を進める。トルコ西部では今月上旬に数千羽の七面鳥が死に、致死性のＨ５Ｎ１型ウイルスが検出。ルーマニアでもアヒルから鳥インフルエンザが見つかった。
渡り鳥を通じて独仏やオランダに感染が広がる恐れが出ている。 (19:03)

http://ime.st/www.chuo-sec.co.jp/anarist/pdf_backnum/4549357.pdf

高病原性鳥インフルエンザ
感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/
・鳥インフルエンザ−鳥での感染が発生した新たな地域−更新34（05/10/13 WHO）http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/55who6.html
・インドネシアの状況−更新33（05/10/10 WHO） http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/55who5.html
・感染確定症例数（05/10/10 WHO） http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/case051010.html
・アジアの動物（家禽）における鳥インフルエンザの最新状況（05/9/30 OIE）http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/54oie.html
・H5N1 鳥インフルエンザ− ヒト用ワクチン開発の第一ステップ （05/8/12 WHO）http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/54who-statement.html
・鳥インフルエンザの分布図　2004.6-2005.10.2
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/tori051003.gif

>>664-665 毒性強いＨ５Ｎ１型と確認　ルーマニア
　【ロンドン１５日共同】ルーマニアで見つかった鳥インフルエンザのサンプル検査に当たっている英国の環境・食糧・農村省は１５日、検出されたウイルスについて、毒性の強いＨ５Ｎ１型であることを確認したと発表した。
　欧州及びその周辺で同型が確認されたのはトルコに続き２カ国目。同省は発生源や、約６０人の死者が出たアジアのウイルスとの関係などについて検査を急いでいる。
　クリスマス向けの七面鳥などの出荷準備に入る１０月に、２カ国で相次いでウイルスが確認され、事態は一層深刻化した。欧州連合（ＥＵ）は１７日の環境相理事会と１８日の緊急外相理事会でもこの問題を取り上げる。
（共同通信） - 10月15日22時54分更新
検出したのは英国環境・食糧・農村省（DEFRA）のナイスブリッジ研究所

ヽ＝ル=ノ 　　　　　　　ヽ＝ル=ノ
( ⊃ω⊂)＜ｺﾝﾊﾞﾝ…お（　＾ω＾）

>>664
欧州（ヨーロッパ）とは
(1)ロシアのウラル山脈の西側
(2)トルコのボスポラス海峡、ダーダネルス海峡の西側

ロシアの検出・・エカテリンブルグ・・ウラルの少し東
トルコの検出・・国はアジアとヨーロッパだが、検出はアジア側
ルーマニア・・・完全にヨーロッパに侵入

地理的には大した違いはないのだが、心理的には全然違う。
前回韓国全土に鳥フルが広がったとき、日本の全マスコミが無視(100語以上載せた新聞は皆無？）したが、
山口で騒ぎ、京都で大騒ぎしたのと同じ。

>>654-655 >>668 鳥インフルエンザ拡大警戒 ＥＵ　野鳥と家きん類隔離徹底
　【ロンドン＝池田千晶】(既報分省略）
　また、トルコとルーマニアに挟まれたブルガリアへの感染の恐れが高いとして、十七日から専門家を派遣し、警戒にあたる。こうした対策の一方で、「調理した鳥を食べても害はなく、人への感染の恐れは少ない」として消費者に過剰反応しないよう呼びかけている。

鳥フル総合サイトを作ろう

英語版Fluwiki のように、作りませんか？
http://www.fluwikie.com/
ProMEDに載ったゴンザレス氏の呼びかけて出来たように。

SARSのmariko,Ever・・・みなさんどうですか？

新潟地震支援の時のように（ちょっと問題有りでしたが）

Date: 2005/10/16/09:02:57 [133]
http://www47.tok2.com/home/tarunai/cgi-bin/sbu2_bbs/sbu2_bbs.cgi?