The Diplomad(米キャリア外交官達の書いているブロッグ)
Monday, January 03, 2005 Day 9 of the tsunami crisis.
almost fUNnny . . . (ツナミ被害救済での国連のおかしさ)
ツナミ被害発生後9日目。ツナミ被害救済活動について、相変わらず国連は何もできていない。
今必要なのは、被害者に食料や医療を与えて保護することだが、国連は会議ばかりやっている。
今日の午後、また大きな会議をやるという。彼らはわれわれ(各国外交官達)に「コーディネ
ーション」と共同作業のお説教をしたいわけで、つまり国連の介入余地を作りたいわけだ。
コフィ・アナンが大会議に顔を出すとかで、(阿呆な)国連官僚(UNocrats)たちはとにかく
なんとか国連の実績を示したいようだ。そういうことなのでアメリカ軍の派遣した空母・エイ
ブラハム・リンカーンが国連管理下にあるとかリンカーン大統領は国連支持者だったとか言う
話が出てきてもおかしくはない。
ttp://diplomadic.blogspot.com/2005/01/almost-funnny.html 追記:信じられないような国連機関("The UNcredibles")
WFP (World Food Program)が津波支援に乗り出してきたのだが、以下の話はジョークではなく
実話である。WFPは被害国で「アセスメントとコーディネーション・チーム」のための「コー
ディネーション・オペレーション・センター」を現地の五つ星ホテル内部に設営した。
彼らのWFPチームが電話やFAXやコピー機にもまして、最優先で手配したのは
「24時間の食事サービス」をホテルに約束させることだった。
USAIDの連中はこのWFPチ−ムを皮肉って「国連シェラトン("The UN Sheraton" )」と呼んで
いる。アメリカの軍部と民間の救援機関はC-130輸送機のピストン輸送にかかりっきりで、ヘリ
コプターも飛び捲くっているわけだ。それによって被害者の命が救われているわけだが
無論、彼らは五つ星ホテルも24時間食事サービスもなしにやっている。
こういう対比が、ますますはっきりとしてきている。
http://diplomadic.blogspot.com/2005/01/almost-funnny.html