●●●●●●バングラディシュ●●●●●●

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265名無しさん@お腹いっぱい。
バングラデシュ首都、3日連続で賃上げ要求デモ
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE2E0E2E2E38DE2E0E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000

【ニューデリー=長沢倫一郎】
人件費がアジアで最低水準にあり、衣料品の生産拠点として注目されるバングラデシュで
工場労働者の賃上げ要求デモが収まらない。政府は7月29日、最低賃金を月1660タカ
(約2060円)から月3000タカに引き上げると発表したが、月5000タカへの引き上げを求めて
いた労組側は受け入れを拒否。首都ダッカでは30日から3日連続で激しいデモが起き、
暴徒化したデモ隊が工場を襲撃するなどの混乱が生じている。

物価の上昇を背景とした賃上げ要求デモは6月にも発生しており、同国最大の輸出産業で
ある縫製業への影響を懸念した政府は、最低賃金の引き上げで収束を狙った。ハシナ首相は
7月21日に国会で「賃金水準は非人道的。経営者は労働者の犠牲で輸出からもうけている
ことを認識すべきだ」と発言、労働者側の要求に理解を示していた。
だが発表された引き上げ幅が要求を大きく下回ったため、デモが再燃した。

最大野党であるバングラデシュ民族主義党(BNP)を率いるジア元首相は31日、党の会合で
「間違った政策が縫製業界の混乱を招いた」と政府批判を展開。労働争議は政局に波及するリスクもはらんでいる。