837 :
sage:2006/08/03(木) 19:48:01 ID:Zkhf5guQ
東アジアFTAは経産省主導(4月に二階が発表、中川が文句つけるポーズ)だから
麻生は出る幕じゃないだろ。
軍事演習のこととか相談してりゃいいの。
>>838 元々、EUとオーストラリアは(農産物貿易で)仲が悪い。
EU「もっとウチらの農産物買えや (#゚Д゚)ゴルア!!」
豪州「独自の生態系を守らなきゃならないからダメ!!1!」
EU「…加工すりゃ無問題だろ?何、それも駄目?
んじゃスコッチだシャンパンだのカマンベールだのはEU産以外は偽装表示!!!1!」
豪州「(´・ω・`)ショボーン 」
ニュージ「えーと、ボクのとこのリンゴはいいよね?」
豪州「…それもダメ」
ニュージ「><」
ウルグアイ・ラウンド、ドーハ・ラウンド・・・
多角的通商交渉が協議された地名だけど、
経過とともに話が変わってくるんだから、
毎年年初にどこかで交渉開催し、
その地名をあてがうのがいいんじゃないの?
07年 シアトル・ラウンド
08年 バンコク・ラウンド
09年 フランクフルト・ラウンド
10年 ブエノスアイレス・ラウンド
こんな感じで・・・
841 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 22:46:28 ID:2yI+D9Wj
ラウンドじゃなくってアジェンダがいいかも?
2007 Seattle Agenda
2008 Bangkok Agenda
2009 Frankfurt Agenda
2010 Buenos Aires Agenda
2011 Nairobi Agenda
2012 Ottawa Agenda
米農業法見直しに凍結論
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060808AT2M0101507082006.html 世界貿易機関(WTO)の多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)を休止状態に
追い込んだ「主犯」とされるブッシュ政権にとって農業法の扱いが難題に浮上し
ている。補助金の削減を同法の見直しによって進める構えだったが、WTO交渉
の停滞と歩調を合わせる形で現状維持を求める声が台頭。中間選挙も近づき、政
権はますます動きにくくなっている。
農業法は2002年に制定。5年後とした見直し期限を来年に控える。議会の調
整で決まった年間約200億ドルにも及ぶ補助金の支出には「過剰な農業保護策」
との声が出ていた。ジョハンズ農務長官は「バランスの取れた政策をまとめるこ
とが重要」と強調。WTO交渉の進ちょくとは関係なく同法の見直しを議会に求
める考えを示してきた。
米国:インド、ブラジルへの免税撤廃 ドーハ決裂で検討へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20060809k0000m020004000c.html 【ワシントン木村旬】米通商代表部(USTR)は7日、途上国からの輸入品に
関税をかけず、輸入しやすくしている免税制度について、インドやブラジルなどを
対象に免税撤廃も含めた見直しの検討に入ると発表した。世界貿易機関(WTO)
の多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)が凍結状態に陥ったことに関して、米議会
では「インドやブラジルが市場開放に消極的だったため」との不満が強まっており、
交渉失敗の矛先を両国などに向けた形だ。
USTRのシュワブ代表は「免税制度の恩恵が一部の途上国に偏っているとの懸
念が議会で高まっている。議会の意向に沿って制度が運用されているかを確認した
い」との声明を発表した。
ラウンドの決裂をめぐっては、途上国などは「米国が農業補助金の削減で譲歩し
なかったため」と批判しているが、米議会では「農業分野の市場開放に応じなかっ
た途上国に免税制度を維持する必要があるのか」との反発が広がっている。
米国の途上国向け免税制度は74年の創設で、133カ国からの約3400品目
(輸入額267億ドル=約3兆円)が対象となっている。今回見直されるのは、輸
入額が一定水準を超す13カ国。免税制度は今年末に期限切れとなり、更新には議
会の承認が必要。
845 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 08:36:06 ID:PYi+rbkC
ドーハラウンド決裂で、次回シアトルアジェンダに持ち越し?
486 :名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2006/08/05(土) 10:17:20
>>310 >>314 竹石圭佑は絶対にこの世にいない方が良い。
人の金や物を盗んだり、自分より力の弱い女を狙ってイジめたり、挙句の果てには強姦しようとする…
こんなんで生きる価値があると思うか?
竹石のような人に害を撒き散らす有害なゴミクズは絶対に消滅すべき。
竹石圭佑は在日中国人の血を引いてるから犯罪行為を行うのも不自然じゃないと言えば納得だけど、
でも、あんな下衆が日本に存在してると思うと反吐が出る。
847 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/10(木) 12:25:59 ID:pPuZKQrP
>>836 そういえば、繊維というと中国やベトナムを思い浮かべますが、韓国もまだまだ頑張っているんでしたよね。
韓国は東アジア経済連携協定構想の想定国の中では、農産物への関税はインドと並んで突出していますが、実は非農産物への保護もまだ残しているんですよね。
米韓貿易摩擦で随分関税さがりましたけど。
>>839 でも、オーストラリアは農産物の関税は日本よりも低いみたいですね。
そのかわり、非農産物の関税は日本よりも高い。
農産物に力をいれている国ではタイの農産物への関税が高い。
以外と中国とマレーシアとインドネシアってそれほど関税高くないんですね。
韓国とそれほど大きくは変わらない。
勿論、金融・貿易立国の香港とシンガポールは・・・ですから、他国とは比較できませんけど、タイとインドの関税は目立ちますね。
ソースは2006年通商白書です。
>>837 確か、東アジアや中南米との2国間FTAは外務省主導で、構想自体は経済産業省より早かったんではなかったかと。
いわゆる、省ごとの縄張り争いみたいなのがあるらしいですね。
だから、外務省は、経済産業省が東アジア経済連携協定構想を提唱したとき怒ったんですよね。
まあ、高級官吏と政治家のごたごたはいいとして・・・皆様は経済産業省の東アジア経済連携協定構想と、外務省の2国間FTAを東アジアと中南米の国々と順次結んでいく構想、どちらを支持されますか?
848 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/10(木) 23:40:23 ID:gezjbxgW
>>847 産業界からすれば最終的には対中含む全域FTAが望ましいが
さすがにそれは時間がかかるから2国間を先にというところでしょ?
去年あたりから2国間交渉が滞っているので
しびれを切らして、局面打開のために二階を焚き付けたのでは。
>>849 チリってメルコスル加盟国だけど、
中国やタイからの輸入品をそのまま他のメルコスル加盟国へ輸出できるの???
851 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/23(水) 01:24:57 ID:lakfjTeq
チリはメルコスル加盟してないっしょ
ロシア、米国産鶏肉を一部禁輸・WTO加盟交渉で圧力か
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060821AT2M2101Y21082006.html 【モスクワ=古川英治】ロシア政府が米国産鶏肉の一部に輸入停止措置を発動し
た。ロシアは世界貿易機関(WTO)加盟に関する米国との二国間交渉が難航して
いるため「10月末までに妥結できなければ米国産食肉輸入の特恵措置を廃止する」
と通告していた。今回の措置は米国への事実上の圧力とみられ、両国関係の悪化に
つながる可能性がある。
インタファクス通信によると、ロシア政府はミシガン州産の鶏肉の輸入を19日
から停止した。同州で「鳥インフルエンザが発生したことへの措置」と説明してい
る。ただ、ゴルデーエフ農相は21日「WTO加盟交渉が停滞しているため米国へ
の特恵措置を廃止すべきだ」と改めてプーチン大統領に進言しており、米国側に揺
さぶりを掛けるのが狙いとの見方が支配的となっている。
ロシアは2005年に米国産食肉の年間輸入割り当てを06年から09年までの期間
に81万トン(05年実績)から93万トンに増やすことで合意していた。その大半は
鶏肉で、米国にとってロシアは最大の鶏肉輸出市場となっている。
>>850 最近のFTAは第三国からの迂回輸入は原則禁止がデフォ。
854 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 21:46:30 ID:Ln3fLSSG
東アジアEPA、基本合意 +3FTAは足踏み
http://www.asahi.com/international/update/0824/021.html 東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓(+3)にインド、豪、ニュージー
ランドを加えた16カ国(ASEAN+6)による初めての非公式経済相会合が2
4日開かれ、日本が提案した経済連携協定(CEPEA)構想(東アジアEPA構
想)について、学術レベルの研究会を来年中にも発足させることで基本合意した。
16カ国のうち、日本を含む14カ国が積極的に賛意を示した。一方、韓国は
「まず日中韓それぞれとASEANのFTA(自由貿易協定)を妥結させ、その後
にASEAN+3の経済統合に進むべきだ」と述べ、中国は「ASEAN+3が東
アジア経済統合の主要な道筋であり続ける」などと発言したが、研究会発足自体に
は強い反対を示さなかった。
これに先立つASEAN+3経済相会合では、ASEANと3カ国によるFTA
の利点や問題点について研究を進めてきた専門家グループの報告書が提出された。
(1)政府間交渉を来年から始める(2)09年に本交渉を開始し2年で終了する
(3)16年ごろまでに3カ国とASEANの先進国が自由化を終え、20年まで
に域内の自由化を完了する――などが柱だ。
ただ、閣僚たちの承認は得られず、報告書の内容を高級事務レベルで協議して再
度閣僚会合で検討し直すことになった。
「16カ国の経済連携協定は時期尚早」中川農相が批判
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060825AT3S2500Y25082006.html 中川昭一農林水産相は25日の記者会見で、アジア・大洋州16カ国による経済連
携協定(EPA)について「時期尚早だ。勉強するのは結構だが、戦略が理解でき
ない」と批判した。
この協定は二階俊博経済産業相が提唱し、日中韓と東南アジア諸国連合(ASE
AN)にインドなどを加えたもの。24日に初の経済担当相会議を開き、民間レベル
の検討に着手する方針が決まったばかりだ。
ただ二階経産相が今春構想を発表した際、農業分野を所管する農水省側に事前の
擦り合わせがなく中川農相が反発。現在も民間レベルでの研究は容認しつつも、本
格的な交渉については慎重な姿勢を崩していない。農業はEPA交渉でも主要分野
の一つ。政府内の温度差は今後の議論に影響を与えそうだ。�
856 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 03:27:11 ID:m9QXZ0Dn
ASEANと豪NZ、07年半ばのFTA締結で合意
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060825AT2M2501Z25082006.html 【クアラルンプール=伊東義章】東南アジア諸国連合(ASEAN)各国とオ
ーストラリア、ニュージーランドの経済担当相は25日、クアラルンプールで会談
した。ASEANと両国との間で自由貿易協定(FTA)を07年半ばまでに締結
し、08年の発効を目指すことで合意した。ASEAN・中国のモノのFTAなど
と並び、東アジア全体の経済連携を進める際の前提となる。
ASEANと豪州・ニュージーランドは原産地規則で合意した。モノの貿易で
の関税撤廃・削減を提案し、一定の進展を得た。ただ、豪州とニュージーランド
が協定に含めたいとする労働、環境、知的財産権を巡っては、ASEANとの立
場に違いが残っている。
05年のASEANと豪州・ニュージーランドのモノの貿易額は、前年比23%
増の356億ドル(約4兆1652億円)。FTA締結で一段の拡大が見込まれてい
る。
日本だけが弾きだされたりして。
(アメリカもASEANと貿易枠組みだかを結んだよね)
貿易・投資枠組み協定に調印 米・ASEAN 農産品の検疫など協議へ
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200608260042a.nwc 東南アジア諸国連合(ASEAN)と米国は25日、当地で経済担当閣僚会議を
開き、貿易・投資枠組み協定(TIFA)に調印した。TIFAは自由貿易協定
(FTA)締結に向けた足掛かりとなるもので、米・ASEANはまず、農産品の
検疫制度などについて協議を開始する。
両者はTIFA合意に基づき(1)農産品取引拡大に向けた植物検疫制度の枠組
み確立(2)医薬品の許認可に関する基準の一本化(3)ASEAN域内および米
ASEAN間の貿易円滑化−の3つの作業を早期にスタートさせる。また、作業の
進展状況などをチェックする閣僚級の委員会を設置する方針。
米国は現在、ASEAN加盟国ではインドネシア、フィリピン、ブルネイ、カン
ボジアとTIFAを締結しており、マレーシアとタイとはFTA交渉を進めている。
米ASEANの年間貿易額は1490億ドル(2005年)。
一方、同閣僚会議では、7月後半に凍結された世界貿易機関(WTO)新多角的
貿易交渉(ドーハ・ラウンド)に関して、米とASEANが年内の再開に向けて協
力することで一致した。(クアラルンプール=時事)
交渉打開へ「6者」見直し WTOで米通商代表
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006082601000320.html 【ワシントン25日共同】シュワブ米通商代表は25日、世界貿易機関(WTO)
新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の打開に向け、日米や欧州連合(EU)、
インドなどの「主要6者」が主導する従来の枠組みを見直す意向を表明した。ロイ
ター通信とのインタビューで明らかにした。
新ラウンドは農業自由化をめぐる主要6者の対立が解けず、7月に交渉を凍結し
た。通商代表は年末までに交渉を再開させることは可能だと強調した上で「6者以
外には、譲歩が欠かせないと知っている国がたくさんある」と述べ、多くの国との
協力を強めることで事態打開を目指す考えを示した。
なんだかなあ。
今日の明け方の2時ごろ、NHKで過去のドキュメンタリー番組の再放送やってたけど、
ベネズエラの反米左派政権、ブラジルとチリの左派政権についての特集やってたね。
ベネズエラはご存知のとおり・・・
ブラジル、チリもアメリカの掲げる汎アメリカ州主義、アメリカ州自由貿易構想については険悪感。
またブラジルはエタノールの産出に躍起で、その技術をインドほか第3世界に公開していくとのこと。
特に外交ではインド、中国との結びつきを強化していく模様・・・
もう欧米の自由経済にだまされない、
先進国の多国籍企業にいいように利益吸い上げられ、
失業と貧困は改善されないままおわった80年代、90年代を繰り返さない意気込みはすごいな。
ブラジルのルーラ大統領は見ていて、温厚そうななかに抜け目ない厳しさのある感じを受けた。
自ら貧困層からの出身で、ブラジルの貧困問題を立て直すといった意気込みはすごく感じた。。
それだけでなく、第3世界全体を底上げしていくというような心持ちも見えた。
外交は多角的にしてゆく、という番組最後にでてきたブラジル外交官の声が響いた。
>>860 >>またブラジルはエタノールの産出に躍起で、その技術をインドほか第3世界に公開していくとのこと。
つまり、世界全体でエタノールの生産が進めば、
今後エタノール使用エンジンの必要が世界規模で拡大することを見込んでということ。
品種改良なんかは世界最高レベルみたいよ。
なんとも妙な組み合わせだな。
「熱帯同盟」あたりでいいかな。
BRICSって、いままで経済立ち遅れたのは、
欧米依存で結局先進国の多国籍企業有利に事が運んでいたからという印象があるから、
これを脱却せんがために、BRICS同士で協調できるものは強調しようとい狙いがあるみただねw
しかしこれもCIAなんかの謀略に嵌められなきゃいいけど・・・・
アメリカは結局、自分の都合のいいとおりに人の国を利用とするし・・・
コロンビアのネオナチみたいな軍事主義右派なんか、南米で騒動起こしそう・・・
特にベネズエラへ・・・
もち、影で動かしているのはCIA。。。
>>862 しかし文化も言語も違い、民間レベルでの交流なんてまだまだ、
それに距離も相当離れているというのに、うまくやれるのかな?
エタノールが何でも動力にできる未来になれば、
ブラジル・インド・中国連合、軍事的にも脅威かな?
866 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/29(火) 22:47:39 ID:EsKJT6ET
WTO凍結受け対立噴出・米通商政策が摩擦の種に
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060829AT2M2301528082006.html 【ワシントン=藤井一明】7月末の世界貿易機関(WTO)の新多角的通商交渉
(ドーハ・ラウンド)凍結後「米国発」の通商摩擦が相次ぎ表面化してきた。綿花
保護策や特恵関税制度の見直しを進める米政府の方針にブラジルなど南米のほかア
ジア、アフリカ各国が反発。WTO交渉の中で懸案解決を優先しようとしてきた各
国が、個別に国益を主張、対立構図が浮上してきた格好だ。
ブラジルが問題にしているのは、長らく「米農業の象徴」といわれてきた綿花へ
の生産補助金。ブラジルは2003年、米国の生産者が補助金による低価格輸出を進
めたことで被害を受けたとWTOに提訴。05年3月に米国の敗訴が確定しているが、
ブラジルはここにきて再提訴に動いた。
868 :
.:2006/08/31(木) 11:57:25 ID:oWPkPeib
>>867 NHK特集ではルーラ大統領がインドへ訪問した際の映像が出たねw
>>農業部門ではインドの中央研究所とブラジル農牧調査研究所(Embrapa)間の交流に関する協定。
サトウキビでしょうね。。
でもブラジル、インド、あるいはその他の熱帯地域でサトウキビ生産拡大しても、
今後エタノール燃料を全世界的に供給する余裕あるのかな?
メキシコ大統領「米州自由貿易圏、早期構築は困難」
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060831AT2M3002230082006.html 【メキシコ市=岩城聡】メキシコのフォックス大統領は29日、メキシコ市で日
本経済新聞記者と会見し、米国が主導する自由貿易構想の米州自由貿易地域(FT
AA)について「南米の中に反対勢力が広がっており実現を悲観している」と語っ
た。ブラジルなどを中心とするメルコスル(南米南部共同市場)へのメキシコ加盟
は「待機状態」と表明。南米に広がる反米・左派化が米州の広域的な自由貿易圏の
早期構築を阻んでいるという考えを示した。
FTAAは米州全域をカバーする自由貿易圏を構築する構想。米国のブッシュ大
統領が提唱し、フォックス大統領も支持している。ただ、ブラジルのルラ大統領ら
左派の南米指導者が米主導の貿易自由化を警戒しており、昨年11月の米州首脳会
議で物別れになった経緯がある。フォックス大統領は「FTAA交渉は何も進んで
いない」と指摘した。
>>868 何も全量置き替わるわけじゃないし、だぶついたら別の作物を作ればいい。
ブラジルについての書込みがここに来て多いけど、
航空機メーカーのエンブラエルはなかなかの躍進ぶりみたいだね。
中距離旅客機の受注は好調みたいらしい。
株式の20%はフランスのダッソーが保有し、技術交流がなされているほか、
川崎重工業が機体の製造に参加、
去年は中国に製造工場を設立したらしい。。
主体的に旅客機製造をあきらめた日本としてはうらやましい限り。
当面のライバル?のボンバルディアはトラブル続出だしな
WTO事務局長「外銀、中国で内国民待遇受けていない」
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060906AT2M0602D06092006.html 【上海=川瀬憲司】世界貿易機関(WTO)のラミー事務局長は6日、上海で記
者会見し、外資銀行の中国での内国民待遇について「すべて詳細をみたわけではな
いが、私の知る限りそうなっていない」と語った。中国政府がWTO加盟時の公約
に基づく12月の人民元業務の全面開放を事実上先送りする動きをみせていること
に対しては「交渉の必要がある」と述べ、外銀の業務自由化について新たな枠組み
作りの必要性を示唆した。
一方、中国が自由貿易協定(FTA)の攻勢をかけていることに関して「中国の
地政学的な利益や、短期の商業利益を満たすが、長期の利益にはつながらない」と
くぎを刺した。同日上海で記者会見した国連貿易開発会議(UNCTAD)のスパ
チャイ事務局長は「中国を名指ししない」としつつも「アジアはFTAが多過ぎて
ビジネスマンには煩わしい」とFTA重視の現状を批判した。
農業自由化は少数輸出国と一部先進国消費者を利するのみー欧州委が最近の諸研究を鳥瞰
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/globalisation/multilateral/news/06062401.htm 農業自由化からの途上国の利得の分配
CEPIIの研究では、[一部途上国が主張するような]農業自由化に限定された
ラウンドは、一部の国では大きな利得が期待されるものの、
全体的には途上国に有利とは言えない。
この研究は、農業に限定しての自由化がもたらす影響が
国によって非常に異なることを示している。
利得があるのは、農業貿易を自由化する先進輸入国
(欧州自由貿易圏=EFTA、韓国、台湾、そしてより少ない程度においてEU)と、
ごく僅かな競争力ある輸出国
(オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、アルゼンチン、タイ)
に限定される。
最貧国の利得
最貧国の利得は多くの要因により限定されている。
第一に、現在は一部先進国がこれらの国に与えている特恵的アクセスが
全般的貿易自由化により浸食される。
第二に、これらの国は基礎食料品の純輸入国であり、
貿易自由化はそれらの価格上昇につながる。
同時に、これらの国は熱帯産品の純輸出国であり、
これは既に高度に自由化されているためにラウンドの大きな影響は受けない。
第三に、これらの国は、ドーハ・fラウンドでいかなる関税削減約束も
要求されない。
CEPIIやその他の研究は、関税収入が国の歳入の大部分を占めているから、
これらの国が関税削減を約束しないと仮定している。
とはいえ、これらの研究は、
これらの国は自身の自由化から得られる効率性と生産性の利得のために、
多少の関税削減はするべきだと結論している。
Rank Country GDP (purchasing power parity) Date of Information
1 World $ 60,710,000,000,000 2005 est.
2 United States $ 12,360,000,000,000 2005 est.
3 European Union $ 12,180,000,000,000 2005 est.
4 China $ 8,859,000,000,000 2005 est.
5 Japan $ 4,018,000,000,000 2005 est.
6 India $ 3,611,000,000,000 2005 est.
7 Germany $ 2,504,000,000,000 2005 est.
8 United Kingdom $ 1,830,000,000,000 2005 est.
9 France $ 1,816,000,000,000 2005 est.
10 Italy $ 1,698,000,000,000 2005 est.
11 Russia $ 1,589,000,000,000 2005 est.
12 Brazil $ 1,556,000,000,000 2005 est.
13 Canada $ 1,114,000,000,000 2005 est.
14 Mexico $ 1,067,000,000,000 2005 est.
15 Spain $ 1,029,000,000,000 2005 est.
16 Korea, South $ 965,300,000,000 2005 est.
17 Indonesia $ 865,600,000,000 2005 est.
18 Australia $ 640,100,000,000 2005 est.
19 Taiwan $ 631,200,000,000 2005 est.
20 Turkey $ 572,000,000,000 2005 est.
https://www.cia.gov/cia/publications/factbook/rankorder/2001rank.html
米韓FTA交渉、競争政策もテーマに
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060908AT2M0700N07092006.html 【ワシントン=藤井一明】米国と韓国の自由貿易協定(FTA)を結ぶための3
回目の交渉が6日、シアトルで始まった。14日のワシントンでの米韓首脳会談を控
え、交渉の前進をめざす。米国が競争政策の強化を求める考えを示したのに対し、
韓国は財閥系企業の解体を狙った米産業界の意向だと反発するなど新たな対立点も
浮上している。
米通商代表部(USTR)の幹部は5日、交渉に先立ち「韓国の企業は反トラス
ト法の規制を受けなければならない」と表明した。具体的な論点は不明だが、韓国
は財閥系企業の市場支配をけん制した発言と受け取り、「米国の認識は間違い」と
主張している。
EU、インドとFTA交渉・ASEAN・韓国とは来年締結
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060909AT2M0703308092006.html 【ヘルシンキ=下田敏】
欧州連合(EU)はインドとの間で自由貿易協定(FTA)交渉を進める方針を
明らかにした。東南アジア諸国連合(ASEAN)や韓国とも来年中の締結を目指す。
世界貿易機関(WTO)交渉の再開のメドが立たないため、EUは相手国ごとに
FTAを加速する姿勢に転換。貿易が急速に拡大するアジアで攻勢をかけ、日米に対抗する。
EUは10月にフィンランドで開催するインドとの首脳会議でFTA交渉に向けた
具体的な調整を進める。そのうえで欧州委員会が加盟国にFTAの交渉権限を求め、
来年初めから交渉に入る方針だ。EUはサービス分野などの市場開拓を見込み、
インドは農産物や繊維製品などの輸出拡大を期待できる。 (07:00)
G20:ラウンド再開目指し閣僚級会合 ブラジル
先進国と発展途上国の対立から凍結された世界貿易機関(WTO)の多角的貿易交渉
(ドーハ・ラウンド)再開を目指し、有力発展途上国グループ(G20)の閣僚級会合が9日、
ブラジルのリオデジャネイロで2日間の日程で始まった。
会合にはWTOのラミー事務局長のほか、シュワブ米通商代表や欧州連合(EU)の
マンデルソン欧州委員(通商担当)、中川昭一農相も参加。再開に向けた機運の盛り上げを目指す。
ただ、先進国に対して農産品の大幅な市場開放や農業補助金の引き下げを強硬に求めてきたG20が、
これまでの姿勢を大きく転換するとの見方は少なく、会合がラウンド再開に大きく貢献できるかどうかは
不透明だ。
G20を主導するブラジル外務省のアゼベド経済局長は、同国の国営通信に「会合は、ラウンド凍結は
誰のためにもならないという(途上国の)意思表明をする場になるだろう」と意義を強調。
先進国との間で大きな対立点となった農業分野を会合の主要議題とする考えを示した。
中川農相は10日に本会合に参加するほか、ラミー事務局長やシュワブ代表、
ブラジルのアモリン外相らと個別に会談する見通し。(リオデジャネイロ共同)
毎日新聞 2006年9月9日 19時09分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20060910k0000m020036000c.html
チリとのFTA、10月1日から実施?サービス貿易と投資分野に関する交渉も開始へ? (中国)
http://www.jetro.go.jp/topics/42044 チリを公式訪問中の呉邦国・全国人民代表大会委員長は9月7日、
ミチェレ・バチェレ大統領と会談、
a.中国・チリ自由貿易協定(FTA)を2006年10月1日から実施すること、
b.サービス貿易と投資分野に関するFTA交渉を開始すること、
を共同で宣言した。
885 :
a-ha:2006/09/13(水) 17:42:26 ID:+o897bFd
チリ動いてるなぁ。
でもブラジルなんかがfta攻勢かける前に先攻してるだけのような・・・
チリワイン、中国で人気でるか?