岡崎久彦 No.4

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901にょ
>>896
どもども、いや〜そうはいうだすが、、
英国として、日英で、米国と対峙するだけの地政学的余裕というのは
もともとないんでないでしょうかね、、つまり米国と本気で対峙するならば、英連邦を
利用するにしても、背後の欧州とは巧くやらねばならん。米国が頭越しに欧州と結ん
だら、やはり長く、多岐に渡るシーレーンをどう守るのか、全く計算が立たないと、、
カナダ、オージー、インドがといえ、これらは人口も少なく国力もそれ程ない訳でして、
ただ広いけど、英国の主要機能をこれらの国に移して戦うとかってことはできんでしょ。
そもそも。、米国の場合は何よりも内戦を行ったことがある時点で他国から見る戦略
というのは大きく変わる訳でつ。ワシントンを奪い取っても、米国は戦争継続できるだろうと、、
翻ってロンドンが奪われたら、、ということでつ。もちろんこれは日本でいうところの東京を
ということも同じで、、
米国が国益として、日英同盟を潰したがることは、おきゅさんの言うことでは理解できる
し、おいらの認識もさして変わることはないですが、英国がどうしようという面からみたら
という文脈で731は書いたつもりでつんで、、

>やっぱ、アメリカ側から参戦するのでしょうか。
これは高度に微妙な問題でつが、恐らく参戦したかと思いまつ。911テロによる臨戦態勢
→イラク戦という流れも同じようなものかと、、まあ当時と今とでは情報機関などは当時なきに
等しかった米国ですから、状況が違いすぎますが、、国民性というのはそれ程変わらない。
つまり、やられたら身構えて、敵を探して、徹底的に叩くだけの性格は当時も今もそれほど
変わらぬ国民性かと、、第一次大戦の経験から鑑みれば、米国としては対独参戦は必至か
と思いまする。(理由は日本の同盟国というだけで十分でつ。「大西洋中心の「世界」の安定なく
して、太平洋での平和もなし」ということでつ。)
902にょ:04/04/28 22:28 ID:PRIhj4g1
つづき、
>おきゅさん
台湾の事。
>現状の中国共産党指導部ではほぼ不可能でわw

とは言え、個人的な見解として岡崎さんの人となりを考えると、
現在の中共政府が中台同盟を結ぶという悪夢にうなされているような感じな
人の気もするんでつよね〜、、
何かの本に書いてあったんでつが、湾岸戦争だったか、この前のアフガン戦だったか、
中国が日本より先に「俺様が兵を出す」と言ってきたらどうしようと、夜も眠れなかったと
あった気がしまつ。
おいら、この上策・中策・下策の下りを読んでなにやら背筋にいや〜な汗が流れたんだすが、、
何をもってこの時期に、この文を岡崎さんが読売に寄稿したんだろうか、という点がハゲシク
気になりまして、、もちろん総統選挙の結果を受けての寄稿なんでしょうが、だとしたら、何も
上策・中策・下策にふれる必要もなかったんではないかと、、
ほんの少しの可能性として、中共の新政権が台湾に対して譲歩して、上策を選択する可能性が
高まりつつあるから、あえて書いたのかと、、
それとも、上策を選択する可能性が全くなくなったから、書いたのかと、、、
後者だったら良いのでつが、、