インタゲについては経済板のインタゲスレをすこしずつ
読んで勉強中ですが、疑問がいろいろありまつ。
・具体的にどういうプロセスでインフレが実現するのか?
長期国債買い切り⇒ベースマネー増⇒マネーサプライ増⇒需要増⇒物価上昇
なのか、
長期国債買い切り⇒ベースマネー増⇒銀行が外債購入増⇒円安⇒物価上昇
なのか。
・BIS規制下で、銀行の増資なくして
「ベースマネー増⇒マネーサプライ増」
は実現できるか?
・長期国債の買い切りのみでインフレは実現できるか?
財政支出の拡大、ETFやREITの買いオペ、銀行の増資、円安
などは必要ないか?
・消費者物価を上昇させるのが目的なのか、
不動産価格を上昇させるのが目的なのか?
・インタゲを導入した場合、必ず円安になるのか?
もし円安にならなかった場合、さらなる産業の空洞化を招き、
「貿易収支が悪化してから」円安になるのではないか?
と、話題を円安とアジア経済から強引にインタゲに戻してみるテスト。
うむ。私の理解もむちゃくちゃだから考えてみヨット。
>・具体的にどういうプロセスでインフレが実現するのか
私は、ベースマネー増→マネーサプライ増、派
>・BIS規制下で、銀行の増資なくして「ベースマネー増⇒マネーサプライ増」
は実現できるか?
国債を購入しているのは、銀行だけでは無い。企業の滞留資金も外へ流れる筈。
大恐慌時には、銀行の貸出増無しでインフレに出来てた。
>・消費者物価を上昇させるのが目的なのか、
不動産価格を上昇させるのが目的なのか?
消費者物価を指標とすべきかと。不動産価格上昇は付録と言う勘が働いて
いる(w ただ、消費者物価上昇分だけ、企業は利益を出しやすくなる筈。
消費も増えると予測。絶対に金持ちは財布の紐を絞ってる。
>・インタゲを導入した場合、必ず円安になるのか?
必ずなるかどうかは不明。アメリカが金融緩和を続けてドル安が進んでいれ
ば、円安はそれほど進まないかも。ちなみに、苺では、だいたい140円ぐらい
まで円安が進む。最大瞬間風速なら、190円位いくかもしれないと言ってた。
>もし円安にならなかった場合、さらなる産業の空洞化を招き、
「貿易収支が悪化してから」円安になるのではないか?
まず、円安になる理由がなんであるのか? も問題。
貿易収支が悪化するのが何故か? も問題。
個人的には、貿易収支に悪化などと云う概念があったかどうかも・・・
貿易収支はただISバランスによって決まるんじゃナカターけ?
それと、日本の貿易黒字は、ただ単に使わないお金がたまって行っているだ
けで、非効率だという風に考える様になって来たので、それが減るのは、
歓迎。多分その頃には、貯蓄率も減ってくるのでは無いかと愚考。
あれ? ベースマネーってなんだっけ?
マネーサプライって?
・・・・・・
岩田規久男の金融をかえせー×××
21 :
おきゅきゅきゅきゅ〜@・゜・( つ皿T)・゜・.:03/01/25 01:17 ID:ivF/IrYb
話題転換が強引すぎたかと反省してたら、丁寧なレス。感謝します。
>国債を購入しているのは、銀行だけでは無い。
なるほど。目から鱗。
>企業の滞留資金も外へ流れる筈。
しかし、国内の消費が弱い状況がまずあって、
国債買いオペの結果、先に企業がキャッシュを持った、と。
このとき、「企業の滞留資金」はどこに向かうのでしょうか?
消費が弱いのに、企業は国内で設備投資を増やしますかな?
それとも「外へ流れる」とは他の事を想定されてるのでしょうか?
国外で投資するのならやっぱり円安主導型の
インフレになるよな〜とか逝ってみるテスト。
>大恐慌時には、銀行の貸出増無しでインフレに出来てた。
「銀行の貸出増無し」だったとは知らなかった。またも目から鱗。
FDRの政策は、財政拡大と金本位制離脱(ドル切り下げ)が柱ですよね。
それでインフレになるのは当然でしょうが、
需要が増えたのになぜ銀行の貸出増がなかったんでしょうね。
大恐慌時とはうって変わって貸出が増やせないぐらい貯蓄不足だった?
だとしたらむちゃくちゃ金利があがっていそうだな〜とか逝ってみるテスト。
ま、これは過去の話なのでどこかに書いてあるでしょうから自分で調べます。
それはそうとして、事実、FDRのときは、
財政拡大+通貨切り下げでインフレを実現させた、と。
そのとき、銀行の貸出しは増えなかった、と(謎)。
今の日本でも、財政拡大+通貨切り下げ
(あるいはそのうち片方だけ)で
インフレが実現することは理解できます。
そのとき、銀行の貸出しは増えていないかもしれません(謎)。
が、私の疑問は、
「財政拡大なし、円安なし、と仮定して、
国債買いオペのみでインフレが実現できるか?」
がスタートです。
おきゅ氏ご指摘のとおり、銀行の貸出し増が無くても、
国債買いオペによって、企業はキャッシュを手にするでしょう。
しかし、
>>22で書いたとおり、財政拡大なし、円安なし、の状況で、
その「企業の滞留資金」はどこに向かうか?がわからないため、
本当にインフレが実現できるか?がわからないのです。
んー、せっかく丁寧にレスしてくれたのに
全然レス出来てない…
頭が混乱してきたので、ゆっくり考えながらレスします。
余裕が無いのでレスまってください。スマソ
他のスレで遊んでたら時間なくなっちまった。
(
>>24のつづき)
あ、国債を売った企業は、設備投資するんじゃなくて、
資産を外債や株や不動産に移す、という話ですか?
それならそれで疑問がありまつ。
>消費者物価を指標とすべきかと。不動産価格上昇は付録
なるほど。しかし、付録といえども、国債買いオペのみでの
インタゲの場合、消費者物価上昇のためには
不動産価格上昇(か円安)は不可欠かと。
つまり、国債買いオペ→債券の利回りが低下→投資魅力度低下。
で、その後の投資先を国外と国内に分けて考えると、
1.外債購入→円安→消費者物価上昇
2.(日本の)株・不動産の購入→地価・株価の上昇
→企業や家計のBSが改善→資産効果で需要増→消費者物価上昇(?)
というシナリオで消費者物価上昇が実現するからですね。
私が望ましいと思うシナリオは1の方です。円安主導万歳。無問題。
一方、2の場合。これは疑問。
まず、企業の金を(外債ではなく)株や不動産に
向かわせるには最初に火付け役が必要だと思われまつ。
>>17で「ETFやREITの買いオペは必要ないか?」と
書いたのはそういう意味でつ。
次に、2のシナリオでの株価や地価の上昇は持続可能か?という点。
地価・株価の上昇が始まった時に予想される金融政策は、
a.直ちに引き締め→元の木阿弥。
b.ずーーーっと金融緩和継続(国債が売られてもなおオペで買い支え)
→再びバブル→やばくなった時点で引き締め→バブル崩壊→元の木阿弥?
実際にはaもbもありえなくて、適当なところで買いオペはやめるのでしょうが、
その場合、金利が上昇し、債券利回りと株式配当利回りのバランスから
株価の上値が抑えられ、資産効果は小さくなり、需要は伸び悩む。
上がった金利を放置すれば景気が悪くなり株価が下がるので、再び買いオペ開始。
ん?シナリオbと同じ?
それから、最後に、2のシナリオで
消費者物価は本当に上昇するか?という点。
金融緩和は需要も刺激するが、同時に供給力も向上するはず。
15年前のバブルのときは消費者物価は上がらなかった。
今は当時以上に貯蓄過剰で、また輸入品によるインフレ抑制圧力も強いので、
「円安なき消費者物価上昇」は相当難しいと思われまつ。
ま、消費者物価が上昇しなくても資産インフレで消費が活発になり
景気がよくなるのならそれはそれで(゚д゚)ウマー なのでしょうが、
それはすなわちこれ↓を期待しないということなので、
>>18 >消費者物価上昇分だけ、企業は利益を出しやすくなる筈。
>消費も増えると予測。絶対に金持ちは財布の紐を絞ってる。
結局、需要増を生むための「資産インフレをいかにして持続させるか」が
目的になってしまうのでは、と愚考。
>しかし、
>>22で書いたとおり、財政拡大なし、円安なし、の状況で、
>その「企業の滞留資金」はどこに向かうか?がわからないため、本当にインフレが実現できるか?
企業の滞留資金は、多分常識的にポートフォリオ組んで国内外に投資されるでしょう。
まぁ、確かに国外に出る量はかなりの額になると思われるし、だからこそ円安も進みそうですが(w
しかし、企業は為替リスクがある以上、国内にも投資せざるを得ない。最終的に日本国内への投資を行う事になる。
つまり、日本の金融商品(何かは分かりませんが)の価格が上昇し始める。
設備投資やってくれればなおオッケイですが(w
そして金融商品の価格が上昇してくれば、それを結構保有しているであろう上流階級の消費も煽れると思ってたりして。
それに、銀行の含み益も少なからず上昇するのではないかな・・・
それと、日銀が買いオペを増やした場合には、日本政府の債務負担が軽くなるという話は知ってますか?
日銀が国債を購入した場合、受け取った利子-日銀の経費=日銀から日本政府へGO、でつ。
しかし、私の知識もあやふやなので助かりまつ。経済板ではこんなにマターリとは出来ないですから。
>>27 あ、カキコ、気づきませんでした。
参考文献感謝です。
ゆっくり読ませていただきます。
う〜ん。
私の立場からして随分あいまいだと言う事が良く分かったなぁ。
幾つかの前言を撤回。
まず、消費者物価上昇を優先→資産価格の上昇が肝
円安については起こらないかもから→多分円安になる・・・に
>>31をかいてみて、そうなる事が分かった(w
それでいて、
>>31のつづきと、氏(コテつけません? 一人ですよね)の課題に
取り組みまつ。
>>33 2chでコテハンは…やめときまつ。怖いので。(w
…とか冗談言ってる場合ではなかった!
>幾つかの前言を撤回。
>消費者物価上昇を優先→資産価格の上昇が肝 (
>>33)
すみません、私の書き方がまずかったようです。(自爆)
撤回する必要はありませんでつ。
もう一度整理しましょう。日銀が国債買いオペを進めて逝くと、そのうち、
>企業の滞留資金は、多分常識的にポートフォリオ組んで国内外に投資される。(
>>31)
つまり、実際には「国内にも国外にも」投資されるでしょう。
で、その投資がもたらす効果を、「国外投資による寄与分(1)」と
「国内投資による寄与分(2)」に分解して考えると、
>1.外債購入→円安→消費者物価上昇
>2.(日本の)株・不動産の購入→地価・株価の上昇
>→企業や家計のBSが改善→資産効果で需要増→消費者物価上昇(?) (
>>28)
となるのですね。もう一度繰り返しますが、実際は1と2の「どちらかしか
起こらない」のではなくて、「両方とも」同時進行で起こるでしょう。
従って、まず、1(国外投資)からの寄与として、
>多分円安になる・・・(
>>32)
でしょうし、消費者物価上昇も起こるでしょう。それに、
>消費者物価上昇分だけ、企業は利益を出しやすくなる筈。
>消費も増えると予測。絶対に金持ちは財布の紐を絞ってる。 (
>>18)
も、当然、期待できます。
次に、2(国内投資)からの寄与分についてですが、
私は、2は消費者物価上昇には寄与しない、と愚考します(
>>30)。また、
>株価や地価の上昇は持続可能か? (
>>29)
という疑問も残ります。しかし、2は株価や地価の上昇に寄与するでしょうから、
>消費者物価が上昇しなくても資産インフレで消費が活発になり (゚д゚)ウマー (
>>30)
>上流階級の消費も煽れる
>銀行の含み益も少なからず上昇する (
>>31)
ということが期待できます。
以上、分解してたのを1つにまとめると、
日銀が国債買いオペを進めると、そのうち、
円安になり、「消費者物価が上昇」し、消費が増える。
それと同時に、「資産価格が上昇」し、銀行の含み益が増え、消費も増える。
つまり、「消費者物価上昇」も「資産価格上昇」も起こるので、おきゅ氏は、
>消費者物価上昇を優先→資産価格の上昇が肝 (
>>33)
と、撤回する必要はありません。
なんとお粗末な思考実験だったんだろう…
では、逝ってきます…
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ 。ノ
∪∪
>>37 一々逝かんでも(にがw
一応撤回の事情など。
わたしは、円安が起こらなくても消費者物価価格の上昇が起こると思ってたわけで
この点はまぁ、>10桁台の書き込みを見ていただければよろしいかと。
そして、それを前提とすると資産価格の上昇が無ければ消費の増加はないという結
論になるのでつ。
まぁ、円安も発生すると言う事で万事上手く逝った・・・と(本当か?
しかし、円安が発生した場合は、アジアへの影響はどうなるのか?
まぁ、本題に立ち返る事になるでしょう。
遅レススマソ
>>27読みました。
>-昭和恐慌デフレとレジーム転換の重要性- 安達 誠司
>銀行貸出の増加が、殆んど見られない
そのようですね。企業は設備投資の資金需要を、デフレ期に溜め込んでいた
内部資金で賄ったため、銀行の貸出は増えなかった、ということでつね。
いま金融緩和してもBIS規制のために銀行貸出が増やせないことが
デフレ脱出の障害になる、と思ってたのが間違いだとわかりました。感謝。
⇒「銀行貸出増は、デフレ脱出のための必要条件ですらない」
あと、昭和6年11月の「金本位制離脱(円切り下げ)がデフレ脱出のための
十分条件ではなかった」ということも新発見。
⇒「円安にしても金融緩和しなきゃ意味なし」
(昭和7年度の財政拡大(昭和6年度歳出:約15億円→
昭和7年度歳出:約20億円)の効果について触れてないのは何故だ?)
最後に、日銀国債引受額ですが、
ttp://www.imes.boj.or.jp/japanese/kouen/h0210.pdf のp.8によると、昭和7年度から約9割(!)日銀引受だったようです。
>>40 訂正。
(誤)1933年9月までは1932会計年度なのでフーバー政権のときに決まった予算。
(正)1933年9月までは1933会計年度なのでフーバー政権のときに決まった予算。
>>40 >⇒「円安にしても金融緩和しなきゃ意味なし」
これは、円安にしても、政府がリフレ政策の採用という強い意志を示す事で、
インフレ期待を煽る事が出来る、とも書いてましたよね。
国民へのアピールが十分出なければならない。それを行うには大胆な金融緩
和が有効ーっと。
>財政拡大に触れてない
確かにその通り、多分財政拡大不賛成の人なのでしょう(同じ立場には岩田
規久男などがいたかと。苺の主流派も財政の拡大には反対してたかと)
アメリカの結果から財政不拡大を唱えてますし。
こっちは私にはよく分からない。すくなくとも減らすべきでは無いとしか。
>日銀の国債引受額
そのレポート見ますた。凄い額ですな。
でも、インフレ率を前年度比でみず、数十年で見るのはいやん。
>>43自己レス
しかも時期を見ると年度末に向けて引き締めてるところがコワイ。日銀…
今日も書くことがない罠。このスレの存在意義はどこにw
>>43 日銀のあっぽさ加減なんか今更強調しなくても・・・
バブル後の政策金利とGDPデフレーターを見れば一目瞭然。
ECB以下。逝って良し。
かつて、通貨防衛・金流出防止のために厳しい引き締め策を余儀なくされた金本位国。
今、金本位貨じゃないのに、通貨価値の安定のために引き締め策を自分で強制するユーロ国。
そして、何の縛りもないのに、十分な金融緩和をしないデフレマンセー日銀。
どれが一番ドキュソ?
___ ___ ___
|日銀|∧_∧ |日銀| ∧_∧ |日銀| ∧_∧
〃 ̄∩ ´∀`) 〃 ̄∩ ´∀`) 〃 ̄∩ ´∀`)
ヾ. ) ヾ. ) ヾ. )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
\ \
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 神・DQN認定委員会 |
| |
\| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>45 >GDPデフレーター
実質GDP成長率がわずかにプラスでも名目GDP見ると
1997年度からほぼ下落一直線ですからね。
>名目GDP、年度(単位:10億円)
>1995/4-3 501,960.3
>1996/4-3 515,248.9
>1997/4-3 520,177.4
>1998/4-3 513,244.7
>1999/4-3 514,348.7
>2000/4-3 513,006.1
>2001/4-3 500,216.5
他国から見たら謎ですな。日銀の金融政策。
>日銀のあっぽさ加減なんか今更強調しなくても・・・
スマソ。またやっちゃいますた。
バーナンキの背理法について。
>>7 >CSFB 日本のインフレターゲティング政策FAQ(PDF 432KB)
>
ttp://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco030110.pdf のQ5-A5をよく読むと、「既発債買いオペのみで必ずインフレにできる」とは
逝ってないんですね。700兆円全部買い取ってもインフレにならないことは理論上はあり得る。
しかし、万一そうなったとしても、新発債発行・日銀引受で政府が
いくらでも需要を作れることになるので、そうすれば、インフレに
ならないことはあり得ない、と。こういうことですな>バーナンキ。
(残高は重要だな。仮に、残高700兆円ではなく7兆円だと仮定したら、
既発債買いオペのみでは多分インフレにはできない。)
まあ、国債残高も十分に多いことだし、実際には日銀がインタゲ採用宣言しただけで
市場参加者のインフレ期待をプラスに変えることはできるでしょうね。
先日、次期日銀総裁に中原さんがなるという噂が流れただけで円安株高になったぐらいだから。
(債券市場はどうでしたっけ?割と落ち着いてた?)
新しい論客の登場を期待して、age。
>>48 国債発行量が少ない時には、国債引受をしてしまえばよいかと・・・
しかし、新しい論客って・・・ 板違いだと言われるのではなかろうか?
うむ。アメリカ経済の現状とか、各国でのインタゲの進行状況とか、
イギリスでなんだか批判の多いインタゲとか、
まあ、先進国でデフレになったのは日本だけだけど。
さて、落っこちそうだから上げてみるわけだが(苦笑
とりあえず、
>>1には、中国元の問題は、中国元が、アメリカドルにペグしている
以上、米中間の問題であり、アメリカ以外の国は、自国通貨や巣に誘導すれば、
問題ないといってみる。
51 :
United Nathing:03/04/02 22:35 ID:VU9rz0SG
age
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 23:57 ID:Ig9dU0/G
>>1 アジアの安定のために日本と痛みを共有し我慢するのか?>
かつてジョージ・ソロスなんていう怪しげな投資家使って
自国の経済のためのアジア金融危機を引き起こしたアメリカが
そんな共有するわけないじゃんよ。
アジア経済の勃興で、ドル、ユーロに続くアジア基軸通貨が
できるなんてのはアメリカにとっては悪夢だし。
嗚呼、日本経済が死んでない頃にはそんな基軸通貨構想も現実味を
帯びていたのだが・・・
プラザ合意以降、日本はアメリカの金庫且つ番犬として
徐々に国家の体力を奪われていき「ぬるま湯死」する道を選んで
しまったんだよ。
>>52 そんな基軸通貨が好きなあなたに、
ユーロなんかこわくない
Who's Afraid of the Euro? ( Fortune, 1998 年 4 月)
Paul Krugman 山形浩生 訳
http://www.post1.com/home/hiyori13/krugman/euroj.html 一読アレ
>嗚呼、日本経済が死んでない頃にはそんな基軸通貨構想も現実味を
>帯びていたのだが・・・
端から見ていてダメダメでしたね。特にアジア通貨危機のときの基軸通貨構想。
固定相場制が通貨暴落の主原因だったのに、日本でよく議論されていた基軸通貨構
想は、通貨バスケットとかだったんだもの。。
>>39-43 >⇒「銀行貸出増は、デフレ脱出のための必要条件ですらない」
これなんですが、誤解を生まない為にも一応書いておきまつ。
銀行貸出増は、確かに現状では必要ないでつ。
でも、中小企業が銀行に頼っているのは確かだし、情報の不完全性がある限り、
この手のお仕事は、銀行がするべきなのでつ。
そんなわけで、不良債権処理や、構造改革が将来にわたって不必要なわけではあり
ません。構造改革は、潜在成長率を高め、高インフレのリスクを減少させまつ。
また、不良債権処理による景気回復という話もデフレ下でなければ十分可能でつ。
まぁ、現状では不良債権処理は、さらなる不良債権を生みまつが・・・
ちなみに、金融政策を充分に描ききれる経済理論はまだアリマセン。
最新の論文として、Kiyotaki Mooreとか、バーナンキのクレジットサイクルの話
があるのですが、不充分だという話もあるでつ。