E.H. CARR <危機の二十年>読もう

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>241のつづき
>北海道だけ別レート
北海道が独立したら(AFF1995年4月号掲載 )@萬晩報
ttp://www.yorozubp.com/95-97/950228.htm
ttp://www.yorozubp.com/95-97/950606.htm
が面白いでつ。

ただし、一国内においては、この手の金融政策の齟齬を調整する事が可能でつ。
たとえば、東京周辺の輸出産業の実力はとても高く、そのお陰で円の価値がとても
高くなってしまい、北海道の農業に圧迫を加えてしまった、と仮定しまつ。
そして、中央銀行は輸出産業のことを考えて金融政策を行った(つまり、農業にとっ
て必要な円安政策(金融緩和政策)を採らなかったととも仮定しまつ。

この時、輸出産業は健全に発展しますが、農業はボロボロになってしまうでせう。
しかし、日本政府にとってはそれは困る事かもしれませぬ。
そこで、東京都には重税をかけ、そこで得た税金を北海道に注入するのでつ。
このようにして調整が可能でつ。
ちなみに、EUでは、スペインやアイルランドに重税をかけ、ドイツに財政支援とい
うのが正しい政策になるかもしれませぬ。

まぁ、これの利点と問題点を整理して、独自に通貨を持つことの利点と問題点と比
べるのが一番でせう。という問題がどこかの大学の試験問題にあったと逝ってみる
テスt