>37
ふむ、わたしは、反グロバリの主張には反対。
理由は、比較優位と貿易利益を重視しているから。
重点的に考えるべきは、後進国において、その国の人々を(滅茶苦茶な企業から)
守る為の規制を、経済成長に過度にダメージを与えずに、どのようにして行うか?
だと、愚考するでつ。
>38
EUROに関しては、私は否定的ですな。。
ただ、EUだけであれば、域内の関税の減少と、資本、人の移動の自由の三点セット
は、それなりに上手くいくのではないかと思っていたり。
比較優位や、貿易利益を考えれば、各国の住み分けは可能であるのではないか、と。
NAFTAでも、それなりに上手くいっていると思いますからね。
カナダもメキシコも、結構調子良さげ。
でも、政治面ではどうかというと・・・?
ちょっと、EURO圏内で火花が散りそうなヨカーン
前にもどこかで行った事がありますが、景気の良い国と悪い国では、必要とされる
金融政策は異なったものになります。そして、EURO圏内では、景気が一致するほど
経済が一体化しているとは思わないでつ。
現状で、各国の物価水準が随分乖離していまつ。
このままでは、最適な金融政策を取れない国々で、不満が蓄積していくのではない
かと思いまつ。でも、EUROそのものは、一般市民にとって使い勝手の良いものだっ
たりもしたり(ね氏には、解説してモラータでつ)するので、上手く乗り切るかもしれ
ませんが。