>>246 >>260 >>675 >>679 民主・自由両党の合併の舞台裏に「経済人がいる」との情報が流れていたが、それは京セラの
稲盛和夫名誉会長だったことが判明した。・・・・野中氏はこう言った、という。「稲盛? あれは
小沢一郎のスポンサーや」
京セラの稲盛氏といえば、「中曽根行革路線」以来の規制緩和を強行に推進する立場の
親米派財界人であり、瀬島龍三、宮内義彦、竹中平蔵、孫正義らとの人脈が深い。
稲盛氏は、行革審以外でも「日米二十一世紀委員会」の中心メンバーをつとめるなど
「財界のニューリーダー」を自認していたが、
稲盛氏は「資本主義市場経済の舞台で競争していくため、システムを欧米型の世界観に
合わせて変えていかなければならない」との持論にもとづいて数々の提言を行ってきた。
この考え方は、竹中平蔵氏の発言とほとんど同じである。これには何の不思議もない。なぜなら、
彼らは同じバックボーンを持った人脈に連なっているからだ。
ソフトバンクの孫正義氏も、そういう人脈に位置づけられる一人である。
稲盛氏の親米ぶりはCSISに500万ドルを寄付して、政界・経済界の若手リーダーを養成する
「アブシャイア・イナモリ リーダーシップアカデミー」を設立したことにも如実にあらわれているし、
前回の京都府知事選では失敗に終わったものの、野中広務氏ら主導する勢力への対抗軸を
擁立する「クーデター騒ぎ」も起こしました。ここ数年の動きとしては小沢一郎氏の政界での
盛衰ぶりと軌を一ににするかのように、昨今は財界の中でもあまり目立たない日々が続いていた
と言えるでしょう。
ところが、稲盛氏は小沢一郎氏の「最後の勝負」とまた連動するように、再び表舞台へ出て
こようという意欲が出てきた模様。しかも、「ダイエーの福岡事業がハゲタカに買われていいのか
という愛国心が芽生えた」とまで言っており、過度の親米色を打ち消そうという配慮までしている
ように見えます。
http://www.snsi-j.jp/boards/trafics/36.html