>>581 孫正義がボーダフォン日本法人を買収する際、ベル24が違法性の高い巨額増資をして
日興が買収し、その資金でソフトバンクグループのBBコールをベル24が買収して、
ソフトバンクは巨額の資金を捻出できたのだが、それを演出したのが、NTTドコモの
海外投資で兆単位の損失を出させたゴールドマン・サックス。おまけに、それが原因で
日興は上場廃止危機に陥り、シティの傘下に入れられることになったわけ。
孫正義はわざわざ法廷に出席して増資の必要性を力説したのだが、日興社員がその後、
「あのとき、CSKの差し止め訴訟が認められていたら・・・」と悔やむ声が週刊誌にあった。
たしか、下記の『ベルダ』座談会だったと思うけど、ベル24関連の取引ではソフトバンクが得を
して、日興には何もいいことはなかった。なぜベル24を買収する必要があったのか、という疑問
について、米国がソフトバンクの通信事業進出を後押したかったのだろう、という話が出ていた。
もともと米国は日本のエレクトロニクス産業の競争力の源泉であるNTT分割・弱体化に異常な
執念を発揮してきた。『宣戦布告「NO」と言える日本経済 アメリカの金融奴隷からの解放』
(石原慎太郎/著 一橋総合研究所/著)にもそのことが書いてある。
その点では同様に怪しいのが、やはり、通信事業進出、NTT分割に執念を見せ、露骨に
米国寄りだった京セラの稲盛和夫。
『月刊ベルダ』 2007年2月号
【証券マン・オフレコ座談会】日興と日航の行方に巨大外資の影
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/hf20199/vback9.html