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パキスタンから帰ってきたサラリーマン:
現場を見に行かないとわからないほど、ほんと日本は平和ボケしてるんだなあ。
もしくはマスコミの姿勢、教育システムに問題があるのかも。
中国は昨今の急激な経済成長で、アフガン、パキスタン、イランとの貿易も
活発になってるんだ。それに伴って武器、特に小火器の輸出も急激に
増えているんだ。こんなの現地の露店商を歩けばすぐわかる。
蛇足だが麻薬も中国産が幅を利かせているんだ。
ODAを日本から取っているあの中国が武器を輸出して、貧しい人のために
送ったはずのお金が中国に来てるんだよ。しかも資金支援したのは多分日本。
くどいが私が言いたいのは、武器を売りつけて貧しい人たちに回るはずの
お金を、それも借金まみれ失業者まみれの日本の税金をだ、奴ら中国、
アメリカ、EUは武器と交換して、自国に持ち帰ってるんだ。
(ロシア製はなぜか人気がない。)
権力者はとかく金をいうけど、実際貧しい人は職を求めて、しかも少しでも
高い賃金を得るため、技能、技術を身につけたがっているんだ。
ようは勉強して、自らの努力で自立したいんだ。
とくに日本からひもつきで送られてきた生産資材、例えばトヨタの
トラックがあっても、運転の仕方がわからず、また壊れても修理する
技術がないことで、廃棄されているんだ。
もし運転技能者、修理技能・技術を身につけた人を複数確保できれば、
またこのトラックが使えるんだ。
都市から離れた部族集団では、町までの病人搬送にも使えるし、部族内で
作った生活用品を町まで運んで、現金収入をえることも、可能になる。
そのとき新たに障害になるのが、宗教集団を母体にした政治権力者だ。
彼らは、こういった自主的な経済活動を目ざとく見つけ、唯一神アラーの
名を使ってかれらから搾取をするんだ。
この言葉の力は本当にすごくて、政教分離ってのは大事何だと思ったよ。
今回のアフガンでの戦闘で否応なく日本へ帰ってきたが、来年3月に
もう一度、本当に貧しい人たちが自立できるよう現地で行動するつもりだ。
詳しくはホームページを作って、報告できればいいなと思っている。
以 上