死者10万人の東京大空襲、広島と長崎の原爆投下など対日空襲作戦を指揮したアメリカ空軍の
爆撃兵団司令官カーチス・ルメイに勲一等旭日大綬章を授与した日本政府。1964年のことである。
カーチス・ルメイ曰く、
「原爆を落とすまでもなく太平洋戦争は実質終わっていた」
「。日本の軍需工場を破壊していたのだ。日本の都市の民
家は全て軍需工場だった。ある家がボルトを作り、隣の家がナットを作り、向かいの家がワッシャを
作っていた。木と紙でできた民家の一軒一軒が、全て我々を攻撃する武器の工場になっていたの
だ。これをやっつけて何が悪いのか…。」
ちなみに授与理由は「航空自衛隊の育成に尽力した」ことによる。
1945(昭和20)年1月7日 グアム島に到着 以後、対日戦略爆撃を指揮
2月15日 名古屋空襲
2月18日 硫黄島空襲
3月9日〜10日 東京大空襲
3月16日〜17日 神戸空襲
3月27日 沖縄発空襲 以後、5月まで空襲を続行
8月6日 広島へ原爆投下
8月9日 長崎へ原爆投下
1964(昭和39)年12月8日 勲一等旭日章受勲