128 :
127:01/10/18 17:34 ID:LBeP+QYh
2つ目としては、政治家の処遇。
例えば米と日では政治家に公給を認められる私設秘書の数があまりに少ない。求められる支出に関して収入も少ない。
これだけでも戦略を立て、十分な生活をするに苦しいものになります。
まともに政策を立てようと思ったら派閥の力が必須となり、経済的にも然りになります。それでも全然足りない。
さらには、民度の低さ。具体的には、1つには地元利益の優先と、小局的なモノの味方。
政治家なんてのは、本来国の国防・外交・教育・財政・金融を考えていればいいのに、地方議員がやるようなことも
やらなければならない羽目になるし、民衆がそれを求める。これは政治家も大衆も悪いです。
また、選挙に票田の確保に随分カネを求められること。これも政治家も大衆も悪い。
また、まだまだ反政府的な行為が「自由」の名の下にはばかっているのも問題かと思います。
小さな例から挙げれば、国旗の掲揚1つにも反対する「国民・国家の従業員」教師がいたりします。
業務中に反組織のイデオロギー活動をしていれば、まともな企業なら即刻クビです。それが何故かまかり通る。
マスコミが立法府のよき政策・法制化についてまともな評価を下すことなど殆どありません。褒めることなどしないし、できない。
できるのは誰でもできる「何がなくとも」とりあえず批判です。
これで政府だけ、政治家だけまともにやろうと言う方が難しい。まともにやろうとすれば国民の抵抗に合うのですから。
日本外交が本当にダメだったら、俺たち日本人はこんな平和な生活してないよ。
130 :
鉄槌:01/10/18 18:57 ID:EQBbVEJ+
>>127>>128 そのとおりですね。そのような分析をもとに考えると、僕は以下の3つが必要かと思っています。
1・高等学術機関において、教育システムの抜本改革を図る。より、個人の論理性や、問題発見、解決能力、分析能力を
鍛えることが出来るような教育カリキュラムに改める。これは、国立大学も、私立もそうでしょう。ただ、マスプロ
の授業を受けて、教授の意見を試験でそのまま書き写すだけという現状を改革する必要があるのではと思います。
2・行政、立法双方に、政策、戦略構築のためのシンクタンクを作ること。これは、どういうシステムがいいのかわかりか
ねますが、内閣直属のシンクタンlクを創るなり(もちろん公費で)、各党に政策シンクタンクの創設を義務付け、
その経費を国が肩代わりするなり、いろいろな方法が考えられるかと思います。
3・日本独自の諜報機関を作ること。日本人は、諜報機関というと、スパイ大作戦とか007を想定するかと思いますが、
その主な活動は、情報収集と、その情報の分析、それに基づく国家戦略の策定なんです。特に後者が重要で、今の日本
に一番足りないものかと思ってます。
どうでしょうか。意見くれれば嬉しいです。
要するに、縦割り行政のボトムアップ式依存から、トップダウン式
にして、双方のバランスを計るって事なんだろうが、1、に関して
は公的な問題より、それぞれの学校でできる事だと思う。
2、3に関しては、現在そういう方向性になりつつある、実際、
ほんとに権威ある学者は御用学者になってより現場に近いところに
いるし、シンクタンク系は名前が知られてないだけで、結構裏で
ちょこちょこやってるしね。
情報機関はできるよ、なんかそういう方向で動いてるみたいだし・・・
132 :
鉄槌:01/10/18 19:30 ID:EQBbVEJ+
>>131 ほぼそういうことですね。しかし、御用学者はどうかと。内閣の下に出来る何とか会議とかそういうのに
一時的に集まるのではなく、政権が維持され続ける限り常に常駐するという、専門の研究員が必要か
と。それが、1人や2人ではなく、20〜30人単位で必要かと。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/18 19:48 ID:GeIn4+Th
>これで政府だけ、政治家だけまともにやろうと言う方が難しい。
>まともにやろうとすれば国民の抵抗に合うのですから。
こういうのって言い訳にしか聞こえない。まともに仕事していてこういうこと言うならわかるけど
外務省やら厚労省やらの体たらくは一体何?
あついら民間だったらもっとクビになってないとおかしいぞ。
その辺は多分、自民党なら自民党の政策研究会とかあってそこで
やってるんだと思うけど・・
もし、国家戦略を継続的に研究遂行するなら、多分情報機関、あと
それにつながるシンクタンクってとこかな・・・
135 :
鉄槌:01/10/18 20:32 ID:EQBbVEJ+
>>134 自民党には政調会というのがあります。しかしこれは、族議員の主張と官僚の考えを仲介する機関でしかない。
特に外交関連は金にならないから、政調会で扱ってるのかな?
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/18 20:37 ID:2AJpGcij
日本って国家だったの?
137 :
鉄槌:01/10/19 06:29 ID:FIeO1k/Y
>>137 国家の根本である軍隊がない(対外攻撃戦力という意味で)から、国家じゃないかもね。
アメリカの極東前線基地。
まあ、こんな時代だし国を憂える気持ちは解るが、今はちょうど
時代の変わり目なんだと思えばそう悲観する事もないと思うよ
実際、バブル崩壊までの日本はうまく立ち回ってたわけだし、
行政だって少しづつ変わってきてるし、もし、ドラスティックに
国政を変えたいんだったら、それだけ大きなショックが必要って
事だからね
石原慎太郎は
「日本は米国の金融奴隷じゃない」
だって
>>139 どうしてまたあれほど借金が増えたんだろう。
借金軽かったら、結構大胆な金融政策取れて、
バブル崩壊如きは対処できたのではない?
>>141 逆に、そんな大胆な政策とれるような行政システムなら
バブル崩壊だって防げたってのもあるね
崩壊は防げないが、
アメリカの株価みてると、
本当に航空機の離着陸のような動きを実現しようとしているのがわかる。
日本のバブルは騰がるに任せっきりで、
まるでロケット打ち上げ失敗の如く落下してきた。
これにはそれなりの技術が要るのでは。
若しくは米国は日本のバブルから学んだ所もあるかもしれない。
アメリカの場合は、その力の為に多くの犠牲を出してるからね・・・
(今回のテロ事件然り)
こう言っちゃなんだが、日本人の場合、自分達が平和な生活して
なんの犠牲も出さず、都合よく政治だけ動けと尻を叩く訳だから
ねぇ・・・仕事しないで旦那の尻ばっか叩く馬鹿嫁と同じような
ところがあるよ。・・・・・あっ、だから社民党がメディアに
人気あるのか。
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 21:09 ID:yee4+S/Q
?????????????????
147 :
鉄槌:01/10/20 07:24 ID:tMlkzg5Z
>>144 しりを叩かれる(国民に)のは、どの民主主義国も同じではないかと。だったら、国益の追求という観点から
だけではなく、大衆民主主義の要請としても、日本は国家戦略を政治経済全体を俯瞰して構築できる何らかの
システムが必要ですよね。何で、国会議員とか官僚は気づかないんだろう・・。
大衆民主主義(マスコミが形成する世論)が要請してないからさ
大衆を政治無関心に育ててるのは何処だろ?
メディアの低俗化はヤクザの活躍による所が大きいな。
まさに日本転覆工作の数々が実りだしたという所だろ。
151 :
鉄槌:01/10/20 08:12 ID:tMlkzg5Z
>>148 そうかな?だって、マスコミは必死になって、日本政府の今回の事件や大災害の際の
政府の対応の遅さを批判している。その批判を間に受け国民は、政府はだめだと思
う。そういう世論が渇望しているのは、迅速かつ適当な対応の出来る、強い政府でし
ょう。それを実現できる政府機関として、それを創ることに、国民は反対しないよ。
多分。それは、TBSやテレ朝が意図した世論誘導とは逆だけど。
>>151 何をどうすればの具体的報道がなされていない。
責任問題も曖昧なまま。農家や流通は農水省に集団訴訟、賠償請求の動きすら見せない。
もとが無関心からくる無知なのだから、問題が複雑であったり、
喉もと過ぎれば忘れられる。持続的でない。
それは違うよ、基本的に日本のメディアの場合反権力で飯を食う事に
味を占めてるだけであって、結果なんて求めていない。
どんな事でも行動には良い所と悪い所がある訳で、マスコミとしては
悪い所だけを突いていれば、常に政府を悪者にできるのさ、そして
大方のノンポリにとっては、政府というのは不満のはけ口であって
故にいつまでもノンポリなんだよ、特に主婦層はね。
世界最先端国家のアメリカを見ても解るように、基本的に権力が
メディアを支配している、日本は一営利企業が野放しにされてる
この差なんだよ。
154 :
153:01/10/20 08:25 ID:???
155 :
鉄槌:01/10/20 08:31 ID:tMlkzg5Z
>>153 そうですよね。日本ほど政府が嫌いなメディアはない。アメリカならホワイトハウス、イギリスなら
エーと・・。度忘れしたけど、首相官邸に対する語感も、欧米は権威や畏怖の念を感じるけど、日本
で永田町とか首相官邸とか言うと、なんかどろどろしてるか、又失敗しそうなイメージ。これはマス
コミに責任あるよね。
だから、今のマスコミは結構一枚岩じゃないところもあると思うから
とりあえず特殊法人、官僚のスリム化を計って、内閣に割く予算を
上げる、こうして内閣の権力を上げて内閣(トップ)と省庁(ボトム)
とのバランスを計る、その上で内閣が直属の情報機関を作るなり
なんなりして(きっかけが必要かな)予算(機密費もアリ?)を使って
いくらでもマスコミを懐柔すればいいのであって・・・
ただ、そういう意味で改革する為には、一度大きなショックが必要
だとは思う、何故なら正攻法だと邪魔する組織、国家があるから・・
今回のテロ事件である程度マスコミを黙らす事ができて重要な法案
例えば海保法の改正とかを通す事ができたように、大義名分を作る
のが一番難しいだろうね・・・
俺が生きている間に日本を立派な国にしたいよ。一歩一歩前進だな。
(これは経済力とかそういうことではなくてね)
158 :
鉄槌:01/10/20 09:40 ID:tMlkzg5Z
それは可能でしょうね。後20年以内に、必ず日本はよみがえります。普通の国家として。
今すでに充分立派な国でしょうが?
もっと「良い国」にするのは構わないが、
米国や英国のような酷い国にしないでくれよ、頼むから。
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 11:19 ID:A/fCx3cG
この板、官僚の広報係がいるのかな。
161 :
鉄槌:01/10/20 11:23 ID:tMlkzg5Z
>>160 いえいえ。官僚はそんなに国益のことなんて考えてませんよ。ただ、まともな国にするならば、もっと
官僚以外の日本全体を俯瞰した総合的な戦略を練る機関と人材が必要という話ですよ。
>>161 官僚が国益を考えていないなんて、何故そう考えるんですか?
ちょっと偏った情報で判断されているように思えますが。
それに、戦略を練る人材は必要でしょうが、今でもそれはいるし、
そのための専門の機関など、あるだけ無駄だと思いますね。
あたりまえですが、本当の戦略というものは明らかにするものではありませんし、
日本にもちゃんと戦略があることは、戦後の政治史を注意深く見ていけば気が付く
かと思いますよ。最近では、オブチさんでコケたところなどもありますけどね。
まあ、そういうことは、あまり表立ってやるといいことがあるワケでもないですしね。
例えば、政治家は「本格的な景気回復策はまだ先送り」なんて言えないでしょう?
163 :
鉄槌:01/10/20 14:06 ID:tMlkzg5Z
>>162 本当にいるのかな?具体的に教えてください。
確かに、日本戦後外交史をみていると、日本なりの戦略があり、それが功を奏してきた時期は
あります。それは、中国や韓国、東南アジア諸国へのODA投資であり、岸内閣の、再軍備断念
であり・・。しかし、大平内閣当時、環太平洋連帯構想を巧妙に叩き潰され、独立国としての
道を断たれた。そして、冷戦後の失われた10年の到来。いったいここに、どんな戦略があるの
か。アイカハラズ対米従属の現状は変わらず、日本が独立国として行動できない結果として、
どのくらいの日本の国益が失われてきたことか。そういう負の部分を見れば、現状のシステム
でいいとは思えません。
164 :
鉄槌:01/10/20 14:13 ID:tMlkzg5Z
>>162 戦略は明らかにされるものでは確かにないでしょう。しかし、国民が冷静に考えれば、この国の
この行動は、こういう戦略、目的のもとなされた行動の一環だろうと、明快に理解できます。
では、戦後の日本外交、そして今日の日本外交において、明確な一貫性のある、日本の外交方針
、戦略は明確に示されているのでしょうか。洞察力のない僕には、その戦略性がまったく理解で
きないのですが。ただ、起こった事件に対し、事後的にあたふた処理をはじめているようにしか
思えないのですが。皆さんの分析を聞かせてください。
>>163 日本の外交が必ずしも期待通りの成果を挙げていないことと、
戦略そのものがないこととは別でしょう。実際、困難な状況ではあると思いますし。
ましてや、それを以って「官僚が国益を考えていない」と断ずるのは粗暴でしょう。
それを「システムの変更」に結び付けようとする根拠がわからないな。
あなたの言うような「専門の機関」は、組織として一定の「成果」を挙げなければ
ならないため「目に見える成果」を求めて、それこそ国益を損なう危険性が高い
ように考えます。
対米従属は今後40年続くかもしれないが、それが戦略のなさに起因するとは言えない。
その、「独立国として行動できずに損なわれた国益」とは何ですか?
それがこの状況下で、対米追従を避けて行動した場合に損なわれる国益より大きい
とは考えませんが。
166 :
鉄槌:01/10/20 14:39 ID:tMlkzg5Z
>>165 確かに・・。一理ありますね。しかし、戦後56年間、なんらの組織の大改革(省庁再編とかじゃなくて)
もなく、ある意味人材の流動性のない官僚組織に関し、かなり不満や反発が出ている。
その硬直性に対し、斬新なアイデアが出ないのではないかとか、発想や人事が減点方式だとか、年功序列
だとか・・。そういう点に関し、どう思います?
失われた国益。たとえば、今回のアフガンでの戦争でも、日本が軍隊をもって、アメリカと共同歩調をと
ることが出来れば、その後のアフガニスタン新政府の組閣に参加できますよね。そうすれば、日本の石油
元売会社や総合商社にパイプライン施設権をカントリーリスクなく、かつ安価に手に入れることが出来た
のではないかと。それに関連して、中央アジアや極東ロシア、そして当然中東諸国でも日本は石油採掘権
をもっていない。くみ上げた石油を買うだけ。それは日本のエネルギー安全保障を脅かし、石油の値段が
あほみたいに高い理由のひとつでもある。これだけではないですが、日本が独立国として、その機能を発
揮できなかったことに起因する国益の損失はたくさんあるかと。
完全に欠如していない
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 06:01 ID:DeMWFEmp
age
170 :
:02/01/07 21:14 ID:z/F1DFFI
いきあたりばったりなんですね 政治って
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/07 22:26 ID:mkzcYWUU
にっちもさっちもいかなくなってから動くんでしょうな。
一般の人は。だって早く彼女できてやつらはSEXして
たほうが楽しいもん。彼女がなかなかできないアホは
仕事しかとりえがないから勝手に頑張ってください。
うひひひひひひh。
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 23:09 ID:cg6TaXzt
>>171 あなたの知能指数は45ぐらいだと思われます。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 23:28 ID:mWcEPHQb
戦略の有無というよりは、すべての組織を統一的な戦略のもとに
スムーズに動かすことができないんじゃないの?バラバラでさ。
組織のあり方が問題だと思うな。
やっぱりまだまだ人治の国なんだよ、日本は。
age
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/24 15:43 ID:s6R/oGx4
対中国外交で一案。
今日本の産業が人件費の安い中国に流出している。
中国は経済が発展しているのに人件費が上がらない。
これは何故か?
理由は大前研一が指摘したように、「移動の自由」がないから。
とい状況なので、アメリカと共同で(出来るなら単独でも良いが)
人権問題で中国に圧力かけて、移動・報道の自由を認めさせるべし。
そうすれば、高度経済成長期の日本みたいに
人件費の上昇が加速し、日本からの産業の流出に
ある程度歯止めをかけられるかも。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/24 15:43 ID:s6R/oGx4
日本に昔から戦略性が無いというが、それは違う。
日本を統一する中央(=天皇と幕府のこと、時代によって違う)が
生まれて以来、ほぼ一貫して日本の対外貿易は中央の管理下にあった。
どうしてか知ってるか?
実は日本も朝貢貿易やってたんだよ。中国のように華夷秩序の構築までは
出来てなかったようだが、朝貢貿易によって「夷」側が得られる富を、
「夷」となる外国のトップが自分の認めた忠実な部下にだけ分配できる
体制を作る。
ただこういうことやっていると、「夷」の国のトップはこの権益の分配という
カードなしでは、国家運営が難しくなってくる。つまり「華」の国は「夷」の国の
トップを操れると言うわけさ。
もちろん「華」のトップも、朝貢貿易から得られる富(交易権)の分配というカードを
内政に使っていたわけだが。江戸時代で言えば長崎奉行が儲かる役職で、
同時に、出世コースでもあったのがわかりやすい例だ。
まあ、華夷秩序の構築が出来なかったあたりが、外交の下手さ、
関心の無さの証明だと言われれば反論できないのだが。
つまり、交易権の与奪の権を持っていた人間が、国内だけでなく
海外でも支配権をと考えていたら、だいぶ外向きであった
日本史が出来ていただろう。そうはなってないんだが。
いずれにしろ、外交に戦略は有ったぞ。国内の政治のために使うと言うね。
その延長にあるよな事件が、今回の無値汚だね。日本の為に税金使っていれば
良かったのだが、私利私欲の為に税金使ったからな。無値汚は炒って良し。
大体、なんで北方領土に人道支援なんてやるんだ?
戦争なしで取り返すつもりなら、
むしろロシアの沿岸部に経済支援して、北方領土の
生活環境を悪化させる。そうすることで、そこに住むロシア人が、
「大陸の沿岸部に移りたい」と思うように仕向けるのが筋だろう。
どうせ返還するときには、ロシア人には出ていってもらうんだろうから。