1 :
六条院:
とりあえず女三宮萌え。『あさきゆめみし』の目に焦点の無い
描かれ方がものすごい気に入ってからのファンっす。一番子供そうで
実は一番俗世そのものを達観したかのようなところがなんか良いです。
もちろん柏木との不義とか、結婚後の環境が急速に彼女を変えたって
ところもあるんだろうけど……。
2 :
六条院:2000/03/22(水) 18:54
あ、やべえ…もう下にあった。
とりあえずこっちは女君限定ってことで。
3 :
名無しさん:2000/03/22(水) 21:29
これは、『あさきゆめみし』の女君ってことですか?
私は紫上のファン。
『あさきゆめみし』では、最後、光の君への愛に救われていますが、
原文の方は、物思いのまま、亡くなってしまうところが、無常観を
体現しているようで、特に心魅かれてしまいます。
ところで、『あさきゆめみし』って、田辺聖子さんの『新源氏物語』
そっくりだと思いませんか?
4 :
名無しさん:2000/03/23(木) 03:05
末摘花
5 :
六条院:2000/03/23(木) 09:33
>3さん
いえ、一応全対応です。自分は与謝野版と『あさきゆめみし』しか
(あと円地版を少々…ちょっと古いか?)通読した事はないんすが…。
原文は機会があればおいおい……。
6 :
名無しさん:2000/04/11(火) 20:13
浮船がすき。
7 :
名無しさん:2000/04/27(木) 01:44
ぼくは帆船。
8 :
名無しさん:2000/05/08(月) 20:53
紫上は別格として、私は花散里に魅力を感じるなあ。とりたてて
美人でもなく、何が秀でているわけでもないけれど、その性格の
良さゆえ誰からも愛されてる女性。
#う、これは『新源氏物語』の脚色かな。
でも、『源氏』に出てくる女性達のうち自分ならどのタイプが
好きかなあと考えてみても、やっぱり花散里は魅力的だと思う。
あるいは時々物足りなくなるかもしれないけど、側でほっとさせて
くれるってのは大きい。紫上や明石といった完全無欠の女性は確かに
いいけど、いつもいつも一緒にいると男としては息が詰まるかもしれない。
彼女たちにも花散里みたいな部分があるのかもしれないけど、あんまり
そういう描写はないし。物語だから人間をパターン化して描いている
のは仕方が無いことだけどね。
9 :
名無しさん:2000/05/16(火) 21:15
私は紫の上と女二の宮が好き。紫の上はメジャーだけど、女二の宮は
みんな変なのって思うみたいね。柏木未亡人で夕霧に言い寄られる皇女
って設定も好きだし、財力も後見もない零落寸前の宮なのに、きっぱり
夕霧を拒絶できる自立したところが好き。財力も後見もなく、愛にすがる
しかない紫の上と似たところない?
8さん、花散里もいいね。あの人が出てくると場面がほっと落ち着くね。
逆に華やかに激しくなるのが朧月夜の君。
10 :
名無しさん:2000/05/19(金) 21:18
雲居の雁と夕霧の恋が好きです。
この二人の結ばれ方、ときめいてしまった。
普通の子っぽい雲居の雁が好きです。
11 :
名無しさん:2000/05/26(金) 05:36
夕顔か花散里がいいですね。
夕顔のはかなげさ
花散里の暖かさが好きです。
12 :
名無しさん:2000/05/28(日) 15:00
13 :
名無しさん:2000/06/02(金) 21:26
朧月夜はどうでしょう
恋に仕事にばりばりで現代女性っぽい
14 :
若紫:2000/06/04(日) 02:47
ロビーではこのハンドル使ってますが、実際に好きなのは朧月夜です。
現代に通用するキャラだと思う。
15 :
バーモント平瀬立小便:2000/06/04(日) 17:22
八の宮の大君。
徹底した拒否、その潔癖さが美しすぎ。
16 :
y:2000/06/04(日) 20:27
──────────────────
/ ────────────────
/ / Λ〜Λ
/ / ( ´∀`)♪
/ / 〜〜〜〜〜
________________________________________
__________________________________
∧ ∧∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゚Д゚≡゚Д゚) < なるほど
./ | \_____________
(___ノ
/
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ,,) <
./ | \_____________
(___ノ
/
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚) <
./ | \_____________
(___ノ
/
17 :
y:2000/06/04(日) 20:28
──────────────────
/ ────────────────
/ / Λ〜Λ
/ / ( ´∀`)♪
/ / 〜〜〜〜〜
________________________________________
__________________________________
18 :
y:2000/06/04(日) 20:29
──────────────────
/ ────────────────
/ / Λ〜Λ
/ / ( ´∀`)♪
/ / 〜〜〜〜〜
________________________________________
__________________________________
19 :
y:2000/06/04(日) 20:30
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜(((((((( ゚Д゚)<
UU U U \_____________
∧ ∧∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゚Д゚≡゚Д゚) < なるほど
./ | \_____________
(___ノ
/ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ,,) <
./ | \_____________
(___ノ
/ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚) <
./ | \_____________
(___ノ
/
20 :
y:2000/06/04(日) 20:31
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜(((((((( ゚Д゚)<
UU U U \_____________
∧ ∧∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゚Д゚≡゚Д゚) < なるほど
./ | \_____________
(___ノ
/
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ,,) <
./ | \_____________
(___ノ
/
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚) <
./ | \_____________
(___ノ
/
21 :
y:2000/06/04(日) 20:36
──────────────────
/ ────────────────
/ / Λ〜Λ
/ / ( ´∀`)♪
/ / 〜〜〜〜〜
22 :
y:2000/06/04(日) 20:37
/ ────────────────
/ / Λ〜Λ
/ / ( ´∀`)♪
/ / 〜〜〜〜〜
__________________________________________________
23 :
y:2000/06/04(日) 21:46
ヨ ∧ ∧
ン (゚Д゚ )
ダ U U
?
24 :
y:2000/06/04(日) 21:48
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| it is fine today .
\_ _________/
∨
ΛΛ
(゚Д゚ ) ̄ ̄ヽ〜
U U ̄ ̄UU
25 :
y:2000/06/04(日) 21:52
ヨ ナ オ χ
ウ ン レ Σ¨)
カ カ ニ (_≦
?
26 :
mura"saki"shikibu:2000/07/28(金) 15:43
やっぱり浮舟でしょう。
(でも宇治十帖は紫式部が書いたのではないという説も
あるが…)
皆さんどう思います?
27 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 02:43
だんとつ雲居の雁。いっちゃんかわいい。
夕霧とのへっぽこ夫婦ぶりがいい。
逆にさっぱりよさが分からないのが紫の上。
どなたか良さをかたってください。
28 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 11:31
いちばんHが好きそうなのは誰だろう?
29 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 17:06
おんぼろづきよ
30 :
名無しさん@1周年:2000/07/31(月) 16:00
宇治十帖は紫式部の妹が書いたって、もう定説だと思ってたが。
31 :
名無しさん@1周年:2000/07/31(月) 20:32
葵上が一番好き。
なんか不幸だし。
32 :
>31:2000/08/01(火) 01:58
28に対するレス(わら)?
33 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 02:04
>32
なんで?
34 :
>33:2000/08/02(水) 13:36
28の質問が、ほったらかしにされていたから。
35 :
名無しさん@1周年:2000/08/03(木) 02:24
>34
29が28へのレスかと思った。
36 :
>30:2000/08/04(金) 15:17
その説、初耳。
紫式部に妹なんていたの?
姉ならいたようだけどね。
よく言われているのが娘の賢子説。
でも、娘は自由奔放で享楽的、かつ現実的な性格だったらしい
から、あの宇治十帖を書き上げるのは無理だろう、ってのが
大方の見方になってるよ。
37 :
名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 15:30
若紫萌え
「まづは乱るる色変わる 浅茅が露にかかるささがに」って凄く語感よくって
華やかな嫉妬っていいね
38 :
名無しさん@1周年:2000/08/17(木) 18:43
>15
私も大君大好き。
おんなじ意見の人初めてなので嬉しいです。
自分で引いた線を越えられないというか、妹への思いなど
潔癖さに憧れるな・・・。
宇治十帖がやっぱり最高!
39 :
大学院生:2000/08/21(月) 17:36
清少納言も作者だって説も古注釈にある。
40 :
>39:2000/08/21(月) 22:20
どの本に?
41 :
名無しさん@1周年:2000/08/22(火) 01:04
雲居の雁がすき。なんか一途なイメージがあってかわいいなあ
42 :
名無しさん@1周年:2000/08/22(火) 01:15
紫の上と、朧月夜かなあ。気の強い美人が好きなのね。
で、気の強い美人が挫けるのを見るのも好き。エヘ。悪趣味。
朧月夜が最終的にお兄ちゃん上皇を選んだの判る気がするし。
で、六条っていう人、意外といないね! 昔は六条がダントツ
人気あったよーな。こうゆうのにも、流行り廃りってあるのね。
43 :
名無しさん@1周年:2000/08/22(火) 13:20
六条院が?
44 :
名無しさん@1周年:2000/08/23(水) 00:04
>63 ミッヤッスッドッコッロ!!
橋本治も、清水よしのり(漢字忘れた・・・・)も、なんかそんなこと
書いてたよ自分の本で。
45 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 23:41
みんなそれぞれに魅力がある女君ばかりで、どのひとが好きというより、
妬ましくなってしまうんです。殿のおそばに寄れるだけでいいやん、
私なんかお姿を実際に拝見することだってかなわないのよ〜!
なんて思ってしまう。
物語に、のめりこみすぎ。アホですね(笑)
とりあえず一番好きなのは、朧月夜ですね。はじめて物語に触れた中学生の頃は
明石の君が好きでした。年とともに、好きな女君もかわってゆきません?
46 :
8 :2000/09/14(木) 05:58
朧月夜がいい。潔く、自分の意志を通す女性が好きだから。
でも、紫の上は別格。
47 :
名無しさん@1周年 :2000/09/14(木) 08:27
>39
どの本に?
48 :
名無しさん@1周年 :2000/09/26(火) 21:09
紫の上と並ぶ別格女性の藤壷が好きな人って少ないの?
個人的には紫の上よりも好きなんですが・・・
浮舟も好き
49 :
名無しさん@1周年 :2000/09/29(金) 16:38
ごめん、藤壷ダメ〜。
ある意味、彼女が諸悪の根源の様な気もする。
(もっとしっかりしていれば……)
ところで弘徽殿の女御(頭の中将の娘)が好きってマイナーすぎ?
(あんなに仲が良かったのに、立后できなかったのはかわいそすぎ)
50 :
かなり手遅れ@猫右翼 :2000/10/02(月) 04:20
>>42 男の人に訊くと六条御息所と答える人が多めなんじゃないのかなあ。
ここ答えてる人を見てると女性が多そうだから、
六条の母性的なところには惹かれないのかも。
>>38 そうそう、宇治十帖面白いですよね。大君は本当に美しい。
本編で語られてきたことを否定するような宇治十帖の
潔癖さというのは、やはり紫式部本人が書いたからこその気がする。
51 :
名無しさんといつまでも一緒 :2000/10/02(月) 20:25
朧月夜人気あるのね。
やっぱもてるキャラは人気があるのかしら。
浮舟好き。
どちらも選べないなら、
消えてしまいたいっていうどうしようもないとこがなんとも言えない。
52 :
名無しさん@1周年 :2000/10/02(月) 21:04
>>50 男だけど六条の御息所はイヤだよ。
俺は夕顔と浮舟だな。
53 :
名無しさん@1周年 :2000/10/05(木) 19:08
>>49 ひどいなあ。藤壷に罪はないよ。
私的には桐壺、藤壷、六条の御息所、浮舟は源氏物語の4大女性被害者。
54 :
おばーさーん :2000/10/06(金) 03:44
花散里がかわいい!
性格一番!
55 :
すりりんご :2000/10/11(水) 03:49
私は、葵の上が好きです...
56 :
紫文は死文か? :2000/10/12(木) 04:18
源氏にやられちゃう前の紫。
57 :
ななしさん :2000/10/13(金) 02:07
葵の上が凄く好きだった・・・彼女、桐壷や藤壷よりもかわいそうかも
しれない。だってあの二人は目一杯愛されたんだよ。なのに・・・!
あと弘徽殿の女御(桐壷帝の)が好きだった。彼女が怒る気持ちが
わからなくはないから。ちなみ藤壷大嫌いです。
58 :
名無しさん@1周年 :2000/10/14(土) 01:01
源氏に出会ってから15年位が経ちました。
その間に何度読み返した事か。
今年結婚してみて、やっと空蝉の気持ちが分ったり
つまり、その年代やその時の自分の状況によって
源氏に登場する女君のそれぞれの気持ちに
自分の気持ちを投影できる。
だからこそ源氏が多くの人に愛され、何度でも読み返したくなる
所以なのではないでしょうか。
一貫して好きなのは大君なんですけどね。
これから年取って行ったら六条の心境になるかもしれない?
59 :
名無しさん@1周年 :2000/10/14(土) 01:47
桐壺ってそんなに可哀想?
60 :
名無しさん@1周年 :2000/10/15(日) 17:14
夕顔は求めないから男にとって都合のいい女。だから記憶に残り、作品
を裏で支配している。(林望・ホルムスヘッドの謎、橋本治・窯変源氏
物語参照)
紫の上はこの女なら俺の夢についてきてくれるとある種身勝手な投影さ
れる女。(無理矢理自分の物にした源氏の暗さも男のそういうしようも
なさの表われ)
61 :
名無しさん@1周年 :2000/10/15(日) 17:25
浮舟は、その両者の結合。
薫とくっつけば、大事にされるが、より上の姫君がでてくれば紫の上の
若菜と一緒でないがしろにされるのは見えている。
匂宮とくっつけば、夕顔と同じで所詮は遊び女。頭の中将や光源氏がそ
うしたように、通って気持ちいいだけではあっても、家に向かいいれる
でもない身分違いの恋。
結局、浮舟に最後にできたことは選択しないという選択。
62 :
浮舟 :2000/10/15(日) 18:06
最後に男社会のパワーゲーム(裏では女がそれを支えている)離れて、
薫が私の前にきてくれれば。
それは、所詮、叶わぬ夢。
だがそうやって、浮世を離れて1000年、まだ人の世は同じ所を
回っている。
63 :
名無し :2000/10/17(火) 02:31
この版ウザ・・・・・・
64 :
名無しさん@1周年 :2000/10/19(木) 01:02
敵には実力行使?の六条御息所が俺のお気に入りですね・・・
65 :
名無しさん@1周年 :2000/10/19(木) 08:23
末摘花、花散里、何故か三文字の方に惹かれます・・・。
66 :
名無しっす :2000/10/19(木) 23:54
宇治十帖嫌い。宇治十帖を売り物に観光客集めている宇治市もきらい。
私は朧月夜が好き。何年か前東山が光源氏をやっていたドラマがありましたが、
その時、宮中での密会を右大臣に見つかるシーンでのヒガシの演技は、
あれは違うだろう?と、源氏物語友達同士で語り合いました。
そんな私は元光GENJIの大沢君が好きだった、ただのばか者です。
67 :
名無しさん:2000/12/05(火) 09:19
朝顔の斎院はいかがでしょう?
68 :
どきどき名無しさん:2000/12/07(木) 15:14
30代半ばになって空蝉の気持ちが痛いほどわかります。
69 :
女性ですが:2000/12/07(木) 16:18
六条さんが大好きです。
あと、玉鬘や女三の宮もいいですね。
男性にはむしろ夕顔の人気が高いと思いますよ。
70 :
名無しさん@HOME:2000/12/10(日) 20:09
真木柱〜〜
71 :
世界@名無史さん:2000/12/14(木) 12:44
今、実写版で源氏を作るとしたら、女君たちのキャストはどうなるんだろ?
72 :
名無しさん@1周年:2000/12/14(木) 15:03
いっそ全て3Dモデリングで
73 :
愛:2000/12/18(月) 15:55
藤壺です。
74 :
名無しさん@1周年:2000/12/21(木) 02:38
三の宮が好き。
源氏の身勝手に振り回されてばかりだったのが最後に逆転(?)した所とか。
75 :
名無しさん@1周年:2000/12/28(木) 12:41
夕顔一票。
流されてそーでいて男なめてる感じが。
76 :
こく:2001/01/11(木) 08:16
誰でもかまいません。僕に源氏のあらすじをメールしてください!
もう受験まじか!よろしくおねがいいたします。
77 :
>76:2001/01/11(木) 14:34
フリーメールでなくて、プロバイダのアドレスにならおくってやる。
78 :
花:2001/01/17(水) 11:28
>73。ほんとに藤壺少ないですね。でも私は今も昔も藤壺です。
藤壺がいなきゃ物語は成り立たない訳ですし。まあ、それは関係ないとしても
紫の上のどこがいいのかまったくわかりません。
理想的すぎて(後半重みを増しますが)人間臭くない〜。
田辺聖子さんの私本源氏物語(関西弁の源氏物語)の「紫ちゃん」は笑えます。ぜひ皆さん読んでみて下さい!
あと、葵の上ですね〜。やっぱり。何百年か前にも葵の上ファンはいたようで、
光源氏と葵の上のハッピーエンドの古典のお話があるそうですよ。
79 :
六条&秋好親子のファン:2001/01/17(水) 12:09
私は逆に、昔っから藤壷のどこが良いのかわからない人間です。
特に原文では、子供を産むまでは源氏の視点からしか描かれない、
目出度すぎるだけの理想の女性でしかなく(しかも源氏に流されっぱなし!)
子供を産んでからは途端に豹変、吾が子1番!吾が子最高!ってな感じに
なってしまって、皇族出自のくせに自ら皇統を乱すようなことするし、
何だか現代の「子供べったりの母親」像を見る感じで気持ちが悪いです。
(まぁ、その辺りは確かに人間臭くって面白いとは思いましたけどね
でも、おかげで秋好中宮は冷泉帝の元に嫁がされてしまった……涙)
それに比べれば、若菜以降の紫上は女の苦しみや絶望がきちんと表されてい
て藤壷なんかよりも全然人間臭くって好きになりました。
藤壷がお好きなのは構わないんですが、比べて「紫の上なんて理想過ぎて
わかんない〜」という人たちの感性の方が、源氏物語ホントに好きなの?
ちゃんと読んだの?って感じで、全く理解できないですね。
そういう人って、「あさきゆめみし」とか、前半部分までしか読んでない
んじゃないの?って思ってしまいます。
80 :
名無しさん@1周年:2001/01/17(水) 14:22
81 :
花:2001/01/17(水) 16:38
>79 なるほど。確かに紫さんは後半、重みをまして原文の最後なんて救いよう無いほど悲しいですが、
やっぱり藤壺なんですね。生きている時はカンペキにスキのない人間ですが、死んでから光源氏に恨み言を言うために化けてでてきたあたり、
いきなり人間くさくなって、生きてるときと死んでるときのギャップが好きですよ。「あさきゆめみし」を批判しているようですが、あれで源氏物語に興味を持った人も多いですし、原文のすき間を縫うような「あさき、、」は
素晴らしい作品です。それはそれでいいんじゃないかなー。
ちなみに女三宮も好きです。
82 :
名無しさん@1周年:2001/01/17(水) 18:54
花散里が好き。から騒ぎの群馬ちゃんとか槌本姉っぽいイメージ。
83 :
名無し:2001/01/18(木) 09:59
藤壺一票!
あれだけ想われれば言うこと無し〜
84 :
たなしさん:2001/01/20(土) 18:26
あおいちゃんに一票
85 :
名無しさん@1周年:2001/01/22(月) 01:15
朝顔の斎院。
恋愛命!な人が苦手なせいかも。
86 :
名無しさん@1周年:2001/01/22(月) 03:58
紫の上の苦しみや絶望が全然人間臭く感じない
87 :
名無しさん@1周年:2001/01/24(水) 19:47
葵の上。側にいてほしいと言えない女、切ない…。
同じく若くして死ぬにしても、夕顔よりは葵の方が現実味があって好き。
(本当は六条より葵の方が余程源氏を恨んでいいはずだー)
意外に明石と言う人少ないですね。
88 :
桃の天然水:2001/01/24(水) 21:40
明石のような人生なんてまっぴらご免。
源氏の君の前で変死する夕顔なんか格好悪い!
朧月夜のようなファンキーな人生か、
六条のようなおどろおどろしいのが好き。
89 :
お高くとまって!:2001/02/05(月) 20:50
朝顔の斎院。桃園式部卿の姫君って最高!
紫の上なんて、凌駕している。
90 :
提供:名無しさん:2001/02/08(木) 00:06
デア?
91 :
大弐の三位:2001/02/08(木) 00:34
葵の上に1票!!
理由は、彼女って作者にひどい扱いを受けてるので、かわいそう
だから応援したくなっちゃうんです。
まず、彼女だけ物語の中で歌を詠んでいないこと。
次に彼女の源氏に対する気持ちが書かれていないこと。
葵の上の死に際のシーンで、「朝参する源氏をいつもよりは
長く見送っていた」みたいなことが書かれてありましたが・・・
この1か所だけですよ。彼女の心理描写が書かれているのって。
ひどすぎるっ。作者はきっと、葵の上が嫌いだったんだっ。
それに対して藤壺の宮には、うっとおしい位に賛美してるし。
92 :
名無しさん@1周年:2001/02/11(日) 07:34
近江の君
93 :
渡る世間は名無し:2001/02/13(火) 11:28
うっとおしいぐらいに賛美されてるのは、紫の上。
死んだ後の賛美の仕方はこれでもかこれでもかと賛美の嵐。
まあ、、女ヒロイン的な人だからしょうがないけど、、、。
で、私も葵の上に一票!!
94 :
桃の天然水:2001/02/14(水) 22:48
明石の上の人生には共感できない。
なにか石坂浩二の新しい嫁みたい。
親の介護のために結婚したみたいなことを夫が発言しても
正式に紹介もされてないから、自分の発言のチャンスもない。
95 :
名無しさん@1周年:2001/02/20(火) 03:30
末摘花。好きというよりは同情。
96 :
名無しさん@1周年:2001/02/20(火) 04:38
中学生の時、田辺聖子の新源氏を読んだ時から、葵の上が好き
だった。左大臣家の姫君で、源氏の正妻で、これといって欠点も
見当たらないこの人。つまり、一番源氏に愛されてしかるべき
人物だと思うんだが、「そうはさせじ」と作者から嫌われていて
可哀想な人だと思ってた。
「女性読者は自分に似ている女君を好きになる」っていうのが、
持論(つーほどのものじゃないけど)なんですが、みなさん
どうでしょうね。私は、自分の甘え下手なところが葵の上に似てると
思ってます。
97 :
95:2001/02/20(火) 05:05
じゃあ私は超絶ブスで、気もきかねえってことか。。。
オチる。
98 :
名無しさん@1周年:2001/02/21(水) 01:16
僕が光ゲンジだよ、女君達〜♪
============彡川川川三三三ミ=============
\============ |川|川\ /|========== /
=\ \==========‖|‖ ◎---◎|=========/ /===
===\ \========川川‖ 3 ヽ======/ /=====
=====\ \======川川 ∴)∇(∴)=== / /=======
=======\ /\===川川 /=/\ /=========
=========\/ \川川‖ // \/===========
==========\ 川川川川 __/ /=============
============\ \___/ /==============
===============\;;;;;;; /================
================|;;;;;; ヽ================
================|;;;;;; ヽ==============
================|;;;;;;;; ヽ=============
================|;;;;;;;; |============
99 :
名無しさん@1周年:2001/02/21(水) 03:32
>>95 う、悪気はなかった!
不器用だけど素直で一途で、古風な姫君で、私も嫌いじゃないっす。
平安時代に生まれてたら、歌とか絶対上手く詠めなさそうだ、私。
100 :
97:2001/02/21(水) 04:29
>>99 いえいえ。容姿と見当違いなところは何にも言えませんが、
私は決して恥ずかしがりでも、世間知らずでも、古風でもないから、そういうところは
むしろ自分にないものとして密かにうらやましいのかも。
101 :
名無しさん@1周年:2001/02/21(水) 19:53
彡川川川三三三ミ〜
\ !川|川/ \|〜
\ \ ‖|‖ (・)--(・)|〜 /
\ \ 川川‖ U 3 Uヽ〜 /
\ \ 川川 ∴)∇(∴)〜 / /
\ / \ 川川 〜 /〜/\ /
\/ \川川‖ 〜 // \/
\ 川川川川 _/ /
\ \___/ /
\;;;;;;;; /
|;;;;;; ヽ
|;;;;;; ヽ
|;;;;;;;; ヽ
|;;;;;;;; |
102 :
ななし:2001/02/23(金) 05:40
やっぱ朧月夜の君が好き。
憧れです。
103 :
沈み舟:2001/02/25(日) 02:20
98が光源氏で101が末摘花…ですか??
104 :
>63:2001/03/06(火) 15:35
>この版ウザ・・・・・・
ウザいなら見なきゃいいのに?
105 :
名前:2001/03/23(金) 13:34
末摘花、近江の君、玉鬘(だっけ?)。
玉鬘はあんな美人なのに何?危機一髪野郎に処女奪われたから駄目なの?
男ってこれだから嫌ね
106 :
名前:2001/03/23(金) 13:36
紫の上は確かに人間味を感じない。
でもそれは当たり前。人間的な育ち方をしてないから。
107 :
名前:2001/03/23(金) 13:37
明石の君が良い。
ずっと抱え続ける「身分不相応」という悩みは現代人には微妙に捉えにくいものだが
式部は凄い上手く描いてると思う。共感出来た。
108 :
名無しさん@1周年:2001/03/29(木) 12:28
葵上が好き。幸せになって欲しかった…。
遅レスですが
>>78 源氏と葵上のハッピーエンドの話って気になります。
よろしければタイトルを…ってもうここ見てないかしら78さん。
109 :
名無しさん@1周年:2001/03/29(木) 14:28
僕はロリコンなんですが、どなたがオススメですか?
ネタにします。
110 :
名無しさん@1周年:2001/04/06(金) 15:32
大系でしか読んだことがないのですが、学生時代から、六条御息所が好きだと言うと
音をたてて皆に引かれるのがオチでした。
あの、自分で自分をがんじがらめに追いつめていくところが
すごく生々しくて好きだったんだけれどもなぁ。
111 :
名前:2001/04/06(金) 16:16
>>109 普通は紫の上。
面白いのは近江の君かなあ。
ロリの好みってよく分かんないけど
112 :
名前:2001/04/06(金) 16:17
>>110 うん、ひく。
生々しいのは分かるけど好きになるかあ?って感じ
113 :
110:2001/04/06(金) 16:53
>>112 卒論の過程で好きになっていったんですよ。
ただ、恥ずかしながら「あさきゆめみし」等はまったく読んでないんで、
絵や身近な台詞などで、六条御息所という人物像を捕えてはいません。
もしかして、おどろおどろしいイメージとかがあるのかな。
114 :
名無しさん@1周年:2001/04/08(日) 02:27
「あさきゆめみし」も面白いですけど、
今度始まった、江川達也の源氏物語も面白いですよ。
「あさき…」とは違って、原文をそのまんま絵にしていくという、
ものすごい手法で描いてます。(笑)
「こんな事やってたら、全部描ききるのに何十年かかるのやら」って感じです。
でも、あれのおかげで、桐壺、ちょっと好きになりました。
最後に歌を詠む場面、泣けました。
115 :
名無しさん:2001/04/09(月) 00:50
あさきゆめみし、代々木ライブラリーでも売っててびっくし。
116 :
奥さまは名無しさん:2001/04/09(月) 21:51
若紫=辻
藤壺=後藤
葵=なっち
六条御息所=飯田
朧月夜=吉ィー
夕顔=石川
末摘花=保田
117 :
>116:2001/04/10(火) 01:08
矢口と歌語がいねえぞ!
ゴルァ!
118 :
奥さまは名無しさん:2001/04/10(火) 19:28
kago=女三宮
矢口…源氏の中の明るい女の子って誰かいたっけ??
ちなみにつんく=源氏
119 :
名無しさん@1周年:2001/04/13(金) 21:22
>118
矢口=雲居の雁はどう?
120 :
ななし:2001/04/14(土) 17:05
葵の上の描かれ方って、作者の悪意のようなものを感じるのですが・・・。
明らかに他の女君よりも感情移入していないし、死去の場面など遺体を真夏に何日も置いておいて「あらぬ様に変わり給えば・・・」
なんてすごすぎます。
何か、作者がすごく憎んでいたいた人がモデルだったのでは?
121 :
ななし:2001/04/14(土) 17:07
>118
近江の君なんてどう?
御簾の中から夕霧をみて大きな声で「好み!」なんていうところは
今時のギャル風ではないの。
122 :
奥さまは名無しさん:2001/04/14(土) 22:26
中澤は何だっけ??
あのオバサンの人。名前忘れちゃった。
アレが似合いそう。
123 :
名無しさん@1周年:2001/04/16(月) 09:13
紫上に1票。
「若菜」以降の苦悶が好きです。
特に源氏(というより男女=俗世)から心が離れてゆく辺りが非常に
面白いし、とにかく哀れ。
それまでの人形妻から、人として、女性として、源氏から自立するよ
うな姿を見せてくれるし。ある意味、19世紀の西洋文学のテーマにも
通じつような気がしています。
後は少女時代の若紫。生き生きとしていて、とても少女らしくって
良かった。
それと「夕霧」の雲居の雁や、近江の君、真木柱なども好きです。
葵上も可哀相ですね……でも、六条御息所も憎めない。
宇治の大君、中君も好き。
ただ流されるタイプではなく、自己主張がはっきりしているタイプの
方が好きです。
124 :
名無し:2001/04/18(水) 11:12
>>108さん 私78ではないですが、私もその話、源氏物語関係のHPで
見つけました。
何百年前かにも熱烈な葵の上ファンがいたようで、2人がハッピーエンドに
なる物語を書いたようです。ただ、六条御息所が逆に死んでしまうという、、。
土日に、京都にある「源氏物語図書館」というところに行ってきまして、
いろいろな研究書を読みましたが、そのなかでも、藤壺と源氏の悲恋物語の
重要さと物語に対する影響を読み、あらためてそれを念頭において読んでいく
と、今までとは違った読み方ができ、いきなり藤壺にわたくし焦点をあてて
しまいました。やはりこの人無しではこの物語は成り立ちませんね。
年齢を重ねるごとに好きな女君は変わっていくもので、今は藤壺かな。
そこには、瀬戸内寂聴さんの源氏物語(実はこの人の解釈あまり好きじゃない
んですけど)を、俳優さん達の朗読によるCD化されたものがありました。
光源氏は中村橋之介、紫の上は沢口靖子さんでした。
125 :
108:2001/04/19(木) 06:07
>>124さん
情報ありがとうございます。
早速検索かけてサイト回ってみようと思います。楽しみ♪
126 :
名無しさん@1周年:2001/04/22(日) 21:07
私は花散里だよぉ。
あんまり、っていうか全く話題に出てこないけど
ああいう存在になりたいんだよねぇ。
127 :
名無しさん@1周年:2001/04/24(火) 21:58
花散里ですか。。。
嫌いじゃないんですが、どうも男に都合の良い女性のイメージが。
海外(の女性)には結構敬遠されるキャラのようですね。
ちなみに私は宇治十帖の大君、中君姉妹が好き。
大君に惹かれる。
六条の御息所は パス 妬まれるから。
129 :
名無しさん:2001/05/09(水) 02:07
雲居の雁。
130 :
非公開@個人情報保護のため:2001/05/22(火) 17:02
藤壺の宮さまかな。
皆さん同思う?
131 :
名無しさん@1周年:2001/05/22(火) 21:20
マルグリット・ユルスナ−ルの書いた、
光源氏出家後の花散里の大活躍ばなしが
なかなか笑えた。
132 :
名無しさん@1周年:2001/05/23(水) 12:59
話がずれるだろうか。(ちょと心配)
藤壺のことを源氏の「継母」と解説されるのが時々あるが、
これはどうかと思うんだけど、どーよ?
源氏は藤壺の養子格だったの?
ただ「桐壺帝のオクサン」という意味であれば、弘徽殿も
継母になるじゃない。
133 :
名無しさん@1周年:2001/05/25(金) 16:34
雲居の雁に一票。
普通っぽい(貴族の女君にしたら普通じゃないが)のが好き。
134 :
名無しさん@1周年:2001/05/29(火) 11:41
空蝉のひと
せつないよ〜
135 :
名無しさん@1周年:2001/06/04(月) 14:18
空蝉、宇治の大君が好きです。
どうも身持ちの堅い女が好きらしい。(笑)
136 :
名無しさん@1周年:2001/06/11(月) 00:30
夕霧と雲居の雁に触発されて、いとこに恋しちゃった人いる?
俺は若紫が好き。天真爛漫でとにかく可愛い。
137 :
名無しさん@1周年:2001/06/11(月) 00:43
夕顔に5票!(爆)
138 :
名無しさん@1周年:2001/06/11(月) 00:45
葵の君と紫の上と玉鬘に7票!!(滅)
139 :
名無しさん@1周年:2001/06/14(木) 04:20
花散里良いと思うんですけどね〜。
>>127が言うように男に都合の良い女性な感じはありますが
都合が良い、と思わせる辺りが逆に。
彼女が全くの天然のようには思えないので、やはり
男を常に安心させられる(事ができる)女、って「いい女」って感じするけどなぁ…
140 :
夕霧:2001/06/14(木) 16:51
紫の上に5票!
空蝉と宇治大君に2票!
気が多くてすみません。(笑)
141 :
峠:2001/06/18(月) 12:01
やっぱり宇治十条の大姫でしょう、
142 :
名無しさん@1周年:2001/06/18(月) 21:08
なんだかんだ言っても 「明石の君」が好きだな
女としてではなく 人間として源氏に一目置かせているでしょう ?
それはすごいと思った
六条御息所に一票。
プライドの高さから来るどうしようもない嫉妬の
描写が印象深いです。
朝顔の斎院も(あさきゆめみしを読んだ限り)共感できるのですが
瀬戸内さんは「単なる逃避している女。つまらない」と
おっしゃっているようです。
(女人源氏で確か、紫の上の章だったような気がする)
まぁ、あれだけちょっと現実離れした人生を送った彼女(瀬戸内さん)
には確かに恋愛から逃げている朝顔の斎院はつまらなく写るのでしょうか・・・
不器用で小心者な私には、朝顔の意思と決断はものすごく
共感できるところがあります。
144 :
私も:2001/06/28(木) 05:33
明石の御方かな。努力して色んなものを手に入れてるし。
1歩さがってるのに、強烈な個性を感じる。雰囲気もある。
最終的には一番幸せになってる所も、やるな〜って感じ。
145 :
名無氏物語:2001/06/28(木) 11:56
夕顔。
ものすごい美人というイメージがあるだけですが。
146 :
名無氏物語:2001/06/29(金) 00:32
>>145 夕顔は美人というより、
原典でも「らうたげ」とよく言われていることから察して
可愛い系で、外見もさることながら、性格やものごしから来る
可愛らしさ、いじらしさ、思わず手を差し伸べたくなるような弱弱しさがあって
そこが魅力だったんじゃないかと思います。
私はそんなに好きじゃないけど・・・(笑)
147 :
あは:2001/06/30(土) 02:40
「猫絵、探し中」
我が家臣の猫絵やろう「猫絵マターリ(仮名)」が行方不明です
2001/06/22(金) 22:29に出かけてから一度も帰っていません
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| aha〜、今なにしてんの〜? 訓練中?
\___ ___________
∨
∧無∧
( ・∀・) γ^・⌒)
( つ~~つ~~~~~~/~~/~~
( ) / /
γ⌒⌒⌒ヽ / /
/ ヽ_ノ /
/ ノ
( ノ
(( U U ̄ ̄U U
↑↑↑こういうやつです、頭も行動もおかしいのですぐにわかります、こいつが兵器
を平気で買い物してきて(プププププ)、後から「長岡藩
の河合継之助より、ガトリング砲4門、弾8000発の請求書、二万両頂戴する」
という馬鹿げた手紙(請求書)が届きました、うちの月の収入は二千両だから無理だ
っちゅーの!!(国力収入400両、今川、徳川から略奪400両ずつ、自国から
略奪600両)しかもこいつ、また勝手に「交通費でまた武器探しの旅にいってきま
〜す」だってよ!交通費4両で二万両の買い物しに行くなっちゅーの!!
怖いっちゅーの!!と、いうことで急いで捕獲して説教して丸焼きにします
見つけた方は「戦国板の掲示板」にすぐに報告を!報酬として4両払います!!
(猫絵マターリ、年齢不明、経験不明、出身不明、能力ー役立たず、性格ーマターリ
、のんびり、好きな食べ物ー魚、格好ー猫、動きー猫、しゃべり方ー猫、性別ー猫)
148 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 23:17
女君にはあらねど、犬君。名も行動もいとワイルドなれば。
古文漢文板諸氏へ
(はじめに、こんな形でスレを中断する事、深くお詫びします。)
いきなりこんなレスが貼られてさぞかし吃驚している
事だろうが、許して欲しい。
単刀直入に用件を述べると、アンタの力を必要としている
人間がいると言う事だ。
我々は知らない者同士で一本のゲームを制作するつもりだ。
普通の業界では考えられない方式でだ。
開発、会議、相談、すべてをネット上で行う。
しかもシナリオも絵も音楽もすべてオープンでだ。
しかもサイトを立ち上げずに掲示板上のみで開発を行なう。
端から見れば明らかに常識から大きく外れている企画だ。
しかし、制作の方は全く進んでいない。
我々は始めから大きな山を迎えているのだ。
人材不足。
現在、我々のいる葉鍵板では同様の企画が2つも動いている。
我々の企画に手を上げる人間は、誰もいない。
このままでは企画が空中分解してしまう。
俺はこのまま終わらせたくはない。
さしあたってシナリオが必要だ。
俺たちが考えているネタだ。母乳だけど純愛がテーマなんだ。
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi?bbs=leaf&key=992355642&ls=50 無茶な事だとは十分承知だ。しかし、アンタも母乳で育ったんだろ。
アンタを漢と見込んでの頼みだ。
頼む!俺たちに・・・・・
俺たちにシナリオを書いてくれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
150 :
名無氏物語:2001/07/13(金) 22:11
>131
超遅レスですいませんが
かなり気になる。何ですかそれっ!
151 :
名無氏物語:2001/07/14(土) 18:10
私はあさきゆめみしと瀬戸内寂聴さんの源氏の解釈で読んでますが、
どれもこれも、どこか女性なら持っているようなところを上手く書き分けてあるので、
どの女君がすきか、といわれると迷いますね、ほんと。
自分に近いというか、共通するところを持ってる人に共感してしまうので、
切ないほどの嫉妬に苦しめられる六条御息所も好きだし、
流されているようで都合もいい感じだけど娼婦性のある夕顔も好き。
男女関係を超えた安心感のある花散里も好き。
他の女たちの頂点にいるようでありながら、結局出家もさせてもらえなかった、
たぶん源氏でもっとも不幸な女性、紫の上も共感できる。
男女の愛の次に母としての愛を取った藤壺もわかるきがする。
官能的であでやかな朧月夜もあこがれる。
普通に明るく、現代にもいそうな雲居の雁もかわいらしい。
きりがないですね。
152 :
名無氏物語:2001/07/14(土) 23:16
現在、二人の男性の間で心が揺れている私にとっては、浮船に気持ちが重なります。以前はどちらつかずで嫌いだったのに…。宇治十帖でごめんなさい。
153 :
名無氏物語:2001/07/27(金) 10:32
朧月夜がいいな。
あと、女三宮。この人は今なら親父キラーだな。
154 :
名無氏物語:2001/08/11(土) 01:00
やっぱり、朧月夜。
最後の最後で見せた潔さ。カコイイ。
155 :
名無氏物語:2001/08/12(日) 18:27
本当に紫の上が源氏で最も不幸な女性なの?
最も不幸なのは浮船と六条の御息所のような気がするけど。
156 :
名無氏物語:2001/08/13(月) 23:23
本当に紫の上が源氏で最も不幸な女性なの?
最も不幸なのは浮船と六条の御息所のような気がするけど。
157 :
名無氏物語:2001/08/14(火) 03:15
>>156 自分の意志で人生を選択できなかったから。
158 :
名無氏物語:2001/08/14(火) 13:40
近江君萌えですが何か?
160 :
名無氏物語:2001/08/15(水) 06:52
やっぱり葵の上でしょう!
不器用で意地っ張りなところがかわいいと思う。
でも男の人に人気ないんだよね。
どうして良さがわからないのかなあ……
161 :
名無氏物語:2001/08/15(水) 16:19
「新源氏」しか読んでませんが、葵の上と大君が好き。
162 :
名無氏物語:2001/08/18(土) 00:10
紫の上と明石の君ってお互いを補完する人物になってる。
晩年紫の上が出家を許されないまま亡くなったとき、
明石の君もまたもう光源氏を必要としなくなっていたと思う。
163 :
平安貴族:2001/08/19(日) 00:02
葵の上!!!
紫の上も好きだけど、紫の上は一応(意見が分かれるとこだけど・・)幸せ
だったと思う。
でも葵の上ってさ、やっと源氏と心が通い合えたって時に死んでしまったから、
なんだかすごく切ない・・。
女の私から見て、けっこうステキな女性だと思う。
素直になれないってゆーのなんてすごいわかるし。
164 :
名無氏物語:2001/08/19(日) 00:51
弘徽殿大后だな。やっぱりこういうパワフルな悪婆がいないと物語は面白くないからね。
しかもこの人源氏物語の中でも例外的に自分の意志で人生生きているし、自分が病気に
なって息子の眼が悪くなっても、そんなのは先帝のたたりではなく、ただの気のせいだと
言い切るところがかっこいい。
165 :
名無氏物語:2001/08/19(日) 03:01
藤壺が不人気なんだな。
俺が一番好きなのは藤壺と夕顔なんだが。
166 :
名無氏物語:2001/08/19(日) 17:51
>165
いやいや。藤壺さんいいですよ♪
この人あっての源氏物語じゃないすかね。
だって源氏って藤壺を求めて、紫の上ないしいろんな女性と交わしたんだし。
167 :
実習生さん:2001/08/19(日) 21:19
66666666柏木がすきです
168 :
名無氏物語:2001/08/20(月) 04:30
近江君が好き。
なんでか良くわからないけど、好き。
169 :
00:2001/08/20(月) 23:32
藤壺は嫌いですね。彼女が人を不幸にしているような気がするので。
もちろん意図して無いんだけど、
「えー。私、わかんない〜。だってぇ、光の君が勝手に言い寄って来たんだしぃ。
結構好きだったから、許したけどー、でも後から思えば迷惑だったかもー。
ホント、月違いの子供産む事になっちゃってムカツクぅ。めっちゃ冷や汗モンじゃん?
責任取れよったって、ムリな話しなんだけどサ。私も自分の地位、若いうちは捨てたくないし。
んま、歳取ったら出家してもいーかな。でも今は勘弁。楽しい浮気程度でいいんだよねー。
だからぁ、ちょっと光の君がマジになっちゃっててコエー。ストーカー注意報って感じ。」
……このような藤壺を想像してしまうのです(汗)。
そう感じる私の性格に問題があるとは分かってるんですけど、スイマセン。
とにかく↑のような意味で嫌いです。
好きなのは明石の君。憧れる。
170 :
名無氏物語:2001/08/21(火) 04:10
不幸にしてるのは源氏です。
藤壺は明らかに犠牲者の一人。
というか最大の犠牲者じゃないの?
桐壺院の被害者、ひいては桐壺の更衣の被害者とも言えるけど。
171 :
00:2001/08/21(火) 22:45
犠牲者って部分では大変共感してるんですけど、
「もう、私ぃ、超迷惑〜」みたいな性格を想像してしまうのです(苦笑)
何処からそんな藤壺のイメージが出てきたんだか、大変謎なんですけど。
瀬戸内主流で読んでるので、↑のイメージはオカシイですよね。
明石の君も好きなんですが、六条御息所もなかなかリアルで
彼女の物語の部分は読んでて興味深いです。
172 :
名無氏物語:2001/08/22(水) 14:04
特別な存在っていうのが藤壺を不人気にしてるのかも。
紫の上は特別な存在になりえなかったから共感を呼ぶとか。
藤壺→どこまでも特別な存在だが結局源氏と結ばれず、罪の意識にも悩まされ続ける
紫の上→源氏と結ばれるが結局特別な存在になれず
どっちも傍目から見たら当時の女の幸せを極めたように見えるけど、
苦しみもまた多かったってことが良いのかな。
まあ藤壺は子供のおかげで最後は幸せだったかもねえ。
173 :
名無氏物語:2001/08/23(木) 20:21
女三の宮に一票!
朧月夜に一票!
空蝉に一票!
全然共通点がないけど。
174 :
そらみ:2001/08/24(金) 14:30
源氏物語の女性を父親の不在という観点で分類すると面白いことが見えてきます。結局は父代わりとなる男の腕次第ということか。なお、私のお勧めは落の宮ですね。
175 :
:2001/08/24(金) 14:41
花散里に一票
176 :
00:2001/08/25(土) 03:39
特別感で言うと、夕顔が光の君にとってはかなり特殊な存在だった気もします。
彼女の娘にも、相当後執心だったようだし。
個人的な(はちゃめちゃな)理由は抜きにして
藤壺不人気の一般的な原因は、「完璧過ぎて、共感できないから」だと
思ってたんですけど。
源氏にとって特別→嫌い!
というよりは
こんな女、いるか!→嫌い!
の方が、解かりやすい気が。
177 :
名無氏物語:01/08/27 13:08 ID:hxC5YOjY
朧月夜。雲居の雁。花散里。
178 :
名無氏物語:01/08/27 13:43 ID:gyfLnXj6
うつほの藤壺はかなり人間臭いけどな
179 :
名無氏物語:01/08/27 13:45 ID:gyfLnXj6
源氏の藤壺は源氏にとってだけじゃなくて
地位から血筋から何から何まで特別ですな。
それが完璧すぎるってことなのだろうか?
180 :
:01/08/27 17:24 ID:BvMklDhY
>173
三人とも源氏から離れる決心をした女性というのはどうですか?<共通点
女三の宮>自分の意志で出家
朧月夜>最終的に兄帝を選んだ
空蝉>空蝉の衣を残して下京
私は宇治の大君が好きですね。
宇治十帖はジッドの狭き門と被るところがあって結構好きです。
182 :
名無氏物語:01/08/28 14:30 ID:Fx5lJuUY
末摘花〜!
いやまじで・・・
「あさきゆめみし」の顔はあまりにひどいけど
文字だけで読むとカワイイかんじしません?
183 :
名無氏物語:01/08/28 15:31 ID:036lwEaE
完璧すぎなのは紫の上も同じだと思う。
わたしゃ浮船が一番好きですな。
184 :
名無氏物語:01/08/28 16:27 ID:rvzTC1uU
漏れは、女三宮に一票。
あのわがままぶりが、かわいい。
ただ、あの幼女期のみ。いい年した大人になってもあのままだと、萎えだけど。
185 :
_:01/08/28 18:33 ID:5HK1sI36
186 :
名無氏物語:01/08/28 19:19 ID:jU.AThbM
明石の上に1票
187 :
日本@名無史さん:01/08/28 19:25 ID:W6pmfA2A
桐壺。
188 :
173:01/08/29 14:50 ID:.FJzInV6
>>181 あら、ホントだ。どうもありがとう。
そういえば光源氏って嫌いなんです。
そういう意味では、読んでいて痛々しいのは紫の上。
尊敬するし女らしいし魅力的だし……、でも痛々しい。
189 :
名無氏物語:01/08/31 02:35 ID:rpuattKk
藤壺は源氏の子を疎ましく感じてたんですね。
やはり母親にはなりにくい人なんだと思う。
やっぱり空蝉がいい。
191 :
名無し:01/09/01 03:50 ID:cr6CkdFE
紫の上
幸福そうに見えて全然幸福じゃなかったところがあわれ。彼女はいつも不安だったはず。でもそれを表に出せなかったところが可哀相で・・・どうもそういうのに弱いようで葵の上も好き。
192 :
名無氏物語:01/09/01 11:48 ID:GDQDCFRg
紫の上は幸福だよ。
あんなのが不幸だなんて俺は認めんね。
193 :
名無氏物語:01/09/01 19:29 ID:Z1QtjR46
>192
そう感じるのは貴方が男性だから。
194 :
:01/09/01 19:49 ID:201ilzDY
えーと。源氏が書かれた頃の貴族階級ってさ、結婚すると夫の
身の回りの世話って妻の家がまかなうのよ。紫の上は親に見放
されて、財産も後ろ盾もあまりないから源氏に養われてる状態
じゃん。世間から幸運な人って言われてるけど、本人にしては
「夫に養われて恥ずかしい」って立場なのよ。
この辺りは花散里も同じだけど、紫の上は最も愛されてるって
ことになってるから、苦しさも倍増。
明石の上は親の財産がたんまりあるので、紫の上ほど世話になって
るって感じじゃないでしょう。
そのうえ中年になってから、女三宮の降嫁でしょ。辛かろうと思うよ。
でも私は明石の上が好きなんだけど(ワラ
>>193 激しく同意!
どの女君の人生と変わっていい、って言われても
紫の上だけは勘弁して!
もっとも絶対に無理な話しだけれど。
でも男の人は彼女を幸福と思うのね?
そこがまた不幸のはじまりって気がします。
「こんなにしてやってるのに出家だと? 許さんゴルァ!」
一生平行線だなぁ。
っとスレ違い。sage
196 :
名無氏物語:01/09/01 22:13 ID:xmK8UUjg
雲居の雁が好き。殿方の思うままになってしまう女性が多い
中で、この人だけじゃないかな、浮気したダンナにここまで
反発したのって。まあ、実家が権威のあるところだからって
のもあるけど。
197 :
名無氏物語:01/09/01 22:33 ID:xmK8UUjg
「あさきゆめみし」では葵の上がステキに描かれていて
源氏も彼女を愛していたかに思えたのに、紫の上の出家
を引き止める時に源氏は「葵の上は意地を張ってるうち
に亡くなった」なんて、紫の上を優位に立たせるダシに
使っていた、ひどい!
198 :
名無し:01/09/01 23:49 ID:HfFf5rw.
葵の上けっこう好き。原文ではこの人の容姿は褒められてたよね。
199 :
名無氏物語:01/09/02 00:27 ID:Y4fX3f0s
辛いところがあったのは確かだろうが
不幸なんて言うほどのもんじゃなかろう。>紫の上
本人も自分が不幸だなんて思ってたかどうか。
200 :
名無氏物語:01/09/02 01:07 ID:JS/a52VU
紫の上。
連日いろんな女性のところへ行ってしまう夫を
堪え忍んで見送る。
女にとっては、拷問に近いんですよ。
その辛さ
男性には絶対に理解できないと思うし
女性にも理解できない人もいるでしょう。
カタギの家で育ったフツーの娘が、極道の一家へ嫁ぐようなもんでしょう。
夫が、めちゃくちゃ尽くしたところで、
妻の苦しみは計り知れないものですよ。
201 :
名無氏物語:01/09/02 01:13 ID:M4Qa.0Fw
それでいけば葵の方がよっぽど不幸
202 :
名無し:01/09/02 01:31 ID:v1xfMNPI
葵は正室だという保証があったんだよ!紫はいつ誰が自分にとって代わるかわからないうえ、宮家の姫といっても妾腹だわ子供もいないわけでいつも追い詰められてたんです!
203 :
名無氏物語:01/09/02 03:25 ID:FsFehxeM
>>200 の主旨からすると
正室なのに愛されてないということの方が不幸なんじゃないの?
204 :
名無氏物語:01/09/02 23:08 ID:gFb//SFs
紫の上がもっとも源氏に愛された女君であることは間違いないが、彼女は源氏の愛以外に頼るものが全くなかった。源氏の求める「理想の女性像」から外れる行為は何一つ許されなかったし、考える事すら出来なかった。
だって彼女、一旦源氏に見捨てられたら、もう、末摘花と同じような憂き目に遇っちゃうわけですよ。葵の上や女三宮も可哀想だけど、少なくともそれで落ちぶれる心配はなかったし。
なのに源氏ったらあの浮気っぷり…。
そもそもまだ自我の芽生えてない内にあんな身勝手な男に目を付けられたのが運のつき? 源氏、はっきり言って性格は最悪です。
そんな私は浮舟が一番好き。
205 :
名無氏物語:01/09/03 09:48 ID:mY7nY/dg
で、結局身分が低いのに愛されたから紫の上は不幸なの?
ボロを出せば追い出されるみたいな追い詰められた気持ちが
あったようにはとても見えないけどな。
どうも紫の上が不幸だ不幸だって言ってる人は過剰に感情移入
しすぎだと思うけどな。
彼女の苦しみには境遇の幸不幸とかとは違う気がするんだけどな。
206 :
名無氏物語:01/09/03 11:04 ID:LU66j4pQ
>205
同意。
源氏に捨てられたら社会的にもアウトなのは事実としても、
本人にそういう認識(発想?)はないように見える。
207 :
名無氏物語:01/09/03 16:14 ID:qHSbOb8I
紫の上の不幸は境遇がうんぬんではなく、なまじ源氏に一番愛された故に、精神的にも完全に源氏に取り込まれてしまった所。
紫の上はそれを女三宮降嫁の件でハッキリ自覚する。
一番救い様がないのが、源氏がそういった彼女の苦悩を最後まで全く分かってやれなかった事。
208 :
名無氏物語:01/09/03 17:46 ID:/nVCR3Lg
紫の上と浮舟はどこか似てる気がする。
彼女達は本当に不幸だったのか?
209 :
名無し:01/09/03 20:15 ID:YRt.zAGc
宇治の中の君が好きなんで、そんな中の君や夕霧んとこの
六の君もいるのにフラフラと浮舟に言い寄る
匂の宮が嫌い。浮舟も気まずさいっぱい。
210 :
そらみ:01/09/04 13:39 ID:5L6HTafg
源氏物語の女性は父親の存在と幸福ということがすごく密接に結びついているからね。父親不在をカバーする者としての夫=光源氏は最高の存在。でも三部の匂宮とかはそんなこと考えてないからね。
211 :
名無氏物語:01/09/05 01:24 ID:SjpmNnQc
>>209 あたしも、大嫌い!>匂の宮
薫の君のほうが、哀切な感じがして素敵。
好きな女君、というより尊敬するのは紫の上。
でも、絶対自分はなりたくないぞ。辛すぎる。
まぁ、あんな素晴らしい女性に、なれるわけないんだけど(笑
212 :
名無氏物語:01/09/05 01:38 ID:vOsdTzw.
紫の上が出家を望んだのは妻と言う立場、源氏あってこその存在に疑問を
感じはじめたからでは?
女三宮が去ってもそれを自分の勝利などとは思わなかったでしょう。
他者との関係性による存在ではない自分を求めていたのだと思います。
>>211 そ、そうか。私は大好きだ、匂の宮。
こっちも遊びって割り切ってたら、最高の
相手と思う。
まぁ、スレ違いなのでsage
ゴメン、でも中の君や浮舟の相手としては最悪だね。
215 :
名無氏物語:01/09/05 15:58 ID:jIvp.vSg
>>212 そう思う。不幸だとか辛いとかじゃなくて
もっと思想的なものが感じられる。
216 :
名無し源氏:01/09/05 22:27 ID:jOZyhrxY
私は匂宮のあの天真爛漫なところが憎めないわ。薫はちょっと苦手かな。
217 :
名無氏物語:01/09/05 22:30 ID:ooKtTGSk
朧月夜の奔放なところが好きです。
218 :
名無氏物語:01/09/09 20:41
asagao.
薫ってなんかウソつきっぽくて嫌い。
すべてがうさんくさいっつーか。
光源氏のほうがただのスケコマシと思えば可愛く思わないでも無いけど
薫はなんとなく。上手く説明できなくてごめんなさい。
220 :
名無氏物語:01/09/12 00:00
玉葛が好き。(玉鬘?)
221 :
名無氏物語 :01/09/13 23:48
私は葵の上と弘徽殿大后が好き。感情移入したのはこの二人だけ。
素直に言えない女と、怒ってる女。源氏も桐壷帝も少しはこの二人の事をもっと
察してやれよ等と思ってしまった。
朱雀帝に葵の上が入内してれば、優しく、愛されて幸せだったかもしれないのに。
怖い姑がついてても、バックが強力だから、ひるむこともないし。
そのせいか藤壷が嫌い。「こいつさえいなければ・・・」って感じです(藁)。
冷泉帝に子が恵まれないのを知って、安心してしまった。秋好中宮も朱雀帝に
入内してればねえ、年令のバランスも良かったのに。
紫の上は「葵の上が死んだから、こうしていられるのねえ」としか思えませんでした。
イヤな奴ですねえ。
222 :
名無氏物語:01/09/17 22:29
↑
う〜ん、イヤな方ではないと思いますよう。
だってある面、本当にその通りですもの。
弘徽殿大后は私も好きです。リアルで
なよなよしてなくって。
荘口彰久ですが何か?
浮き船だぁね。
なんか実際の俺の体験とかぶるんだよ(汗)
225 :
名無氏物語:01/09/21 17:44
桐壺、藤壷、紫は多くの女性を不幸にした元凶だわな。
この三人もまた被害者だったわけだが。
結局お父ちゃんと源氏が悪いってだけか。
226 :
名無氏物語:01/09/23 11:17
全員紫つながりですね。
桐は薄紫、藤は藤色、紫はそのまんま。
227 :
-モロ、無修正画像サイト発見!:01/09/23 12:12
228 :
名無氏物語:01/10/09 19:13
紫の上って明石中宮の養母だったのに、中宮の母として位は貰わなかったのかな?
高官の妻や中宮の母が位を貰うのってよくあることですよね?
そういうのはなにもなかったんでしょうか?
うーん、これが葵の上だったら、あっさりと従一位まで進んでそうですね。
229 :
名無氏物語:01/10/23 18:42
つい最近「あさきゆめみし」を読んだんだけど、
六条御息所、朧月夜が好きかなあ。
全然自分とはタイプが違うけど。
桐壺帝の桐壺更衣への寵愛を妬む弘徽殿女御の気持ちも無理はないよね・・・
私は断然花散里。
なぜなら彼女が一番幸せだと思うから。
しかも夕霧まで世話をするというすばらしい栄誉を
与えられているから。
彼女は最高だ。
231 :
名無氏物語:01/10/26 17:21
あさきゆめみしといえば、末摘花の話は泣けたな、いやマジで。
「もっときれいに生まれたかった、もっとかしこく生まれたかった」
ってセリフのとこ。あまりにけなげで、哀れで。うう。
232 :
名無氏物語:01/10/27 00:23
私も泣けた!
ぐっとくるものがあった・・。
233 :
名無氏物語:01/11/01 00:08
女主人公論ってよくあるけど、やっぱり紫の上だと思うな。
藤壺って人間としての心情とか葛藤があまり分からない。ただ高いところで
ふわふわしている感じ。
紫の上の、一人の女性としてのドラマは深くて、近代小説なみのリアリティが
あると思う。子どもももたず親も実質いないから、常に源氏とのみ男と女として
対峙しているという設定がいい。
特に若菜以降の彼女の苦悩はそういう設定がないと成り立たないことを考えると、
若紫のあたりからそういう構想を持っていたのだろうか…。としたら、すごすぎる。
221さんの感想興味深いね。円地文子氏は、その二人、葵の上と弘徽殿女御だけが
主要人物の中で、歌をまったく詠まない女性だと、私見で述べていたよ。
234 :
名無氏物語:01/11/10 21:30
あさきは読んだ事がないです。
初読以来気になっているのは宇治十帖の女一宮。匂宮の姉ね。
本当にミステリアスなお方。源氏の血を引いていて誰より美しいに違いない。
本編では最近では藤壺に惹かれる。死んでから出てくる所が未練がましくていいよね。
235 :
名無氏物語:01/11/14 18:59
葵上と朧月夜と弘徽殿大后が好き……。
どれも自分とは違うタイプだからかな。
この中の誰かになるとしたら朧月夜になってみたい。
236 :
名無氏物語:01/11/14 23:25
私も弘徽殿大后は好きだな。
漢!(゚д゚)カコイイ!
237 :
名無氏物語:01/11/16 16:13
>233
>高いところでふわふわしている
そうかなあ。あさきのセリフで、
「私の顔を見てはなりません。誰憚ることなく、あの方の傍に
いることのできるあまたの女人方に嫉妬しています」(うろ覚え)
ってところ、切ないけどなあ。
帝の寵愛あつくても、所詮前妻の身代わりだし。で、帝の寵愛を
受けてるがために、本当の自分の恋心?も表に表せない。
238 :
名無氏物語:01/11/17 17:07
紫の上は幸せなんだけど幸せではないと思う。
上手く言えないけど、今も昔も一緒。
結局女は愛する人に自分だけを見てほしいんだよ。
私は紫の上がスキ。
でも彼女の生き方には共感できない。
私が今、紫の上のような立場だから。
(もちろん、容姿ではなく。)
240 :
名無氏物語:01/11/20 23:00
藤壺、若菜からは紫の上、宇治十帖からは大君。
理性的なキャラが好きだ。
色気は余り無さそうだけど。上品さはあると思う。
241 :
名無氏物語:01/11/21 14:21
空蝉が好き。
大人しそうなんだけど毅然としてるとこが。
242 :
名無氏物語:01/11/23 13:32
人間の薄い私には、一人の男にあそこまで執着できる六条御息所に魅力を感じる。
生霊となりつつも理性が残っていて、自分のしていることに恐怖や悔いを感じながら
どうすることもできずに苦悩している様子に臨場感があって恋にはまるってああいう感じなのかも。
弘徽殿大后も東宮時代から長年連れ添った夫に裏切られて
子供の出世にかけてる×イチという感じが生々しい。
田辺聖子の小説「隼別王の反乱」のお后(名前忘れた)とキャラがダブったな。
源氏は自分が母親の後見が無くて臣籍に落とされて、強制的に結婚させられて苦労したのに、
平気で紫の上を同じ境遇に貶めたのが身勝手でいや。
そのくせ身分の高いマドンナを別に求めてるから始末に終えない。
藤壺も意地の悪い見方をすれば、若い源氏を弄び、思うままに操って、表の権力と息子の後ろ盾を作ったしたたかな女性のような気もする。遊女っぽいといわれた夕顔が少し入った魔性の女。
なんか、家庭は保持して恋愛したいとか言う出会い系メール不倫してる専業主婦って感じ。
不義の子を天皇にしようとするのも、識見のある式部が作った理想の女性像とは思えないなぁ。
式部の使えてた中宮さまって、彼女から漢文習ってて、道理に外れるから自分の子供じゃなくて、
ライバルだった定子の生んだ宮に皇位を譲るようにいったんでしょう?
源氏の父帝も子供にえこ贔屓するから嫌い。現世に執着たってまともに成仏しろよ・・・。
長文のうえに俗っぽい表現使ってすみません。でも正直そう思った。
読んでて目がくらくらするほど源氏と親に頭きた。
現世にいたらすごいうっとうしい一家だ。感謝知らずだし。見栄っ張り。
243 :
名無氏物語:01/11/23 17:04
>242面白い見方。
私も六条はいいと思う。超重要な脇役・ツウ好みって感じがするよ。
藤壺や葵上より「恋」に生きた女だよね。
地位も教養も何もかも持っている女が恋に狂ってぼろぼろになって
いくのがいい。「葵」の生霊のシーンは白眉だと思う。
紫の上や女三宮に取りつくところは、とってつけた感じがして不要
だと思うけど。
藤壺は恋愛の葛藤があまり描かれていないし、特に中盤は後宮政治家みたい。
藤壺といい、明石といい、子どもが東宮や女御だとステージママ?
244 :
名無氏物語:01/11/26 00:04
弘徽殿大后は東三条院詮子とイメージかぶる。
245 :
名無氏物語:01/12/02 13:32
私は、紫の上が一番好き。
彼女は、源氏との生活がつらくても、精神的に逃げ場がない。
子供がいるわけではないから、藤壷や明石の上のように、母親としての立場に逃げられない。
親もいないもどうぜんだから(源氏が誘拐もどきしたせいで!!!)、雲井の雁
のように、実家にも帰れない。
全部自分でかかえこんで生きて行かなきゃいけないなんて。。。
246 :
名無氏物語:01/12/02 14:03
雲井の雁。一番現代女性に近い。実家に帰るとこなんか喝采を送りたくなる。
でも、平安時代もきっと夕霧夫婦の様な夫婦が普通だったんじゃないかと
思うけど。むしろ紫の上の事情の方がまれだった筈。
247 :
名無氏物語:01/12/03 15:12
夕霧も薫も(昔の源氏も)女好きであちこちに色目使っているくせに
「自分は誠実な男で好色めいたところはありません。世間の男とは違います」
って態度がむかつく。他の男を見下しているようだったけど、並みの奴らと変わらないよ・・・・。
夕霧は浮気するタイミングがいつもきわどいよね。
当時としては女遊びが下手な夫だろうから雲井の雁は人一倍つらかったろうな。
248 :
名無氏物語:01/12/07 20:35
葵の上。
身分も美貌も教養も持ちながら、それ故にプライドを捨てられず愛をつかめなかった人。
やっと手に入れた幸福も命と共に朝露のように消えてしまった人。
原作の扱いの悪さといい読むたびに泣けます。
夕霧
250 :
名無氏物語:01/12/08 00:14
僕もロリ育成をしたいんですがどうすればいいでしょうか
法律に触れない方法を教えてください
251 :
名無氏物語:01/12/08 03:16
うーん。。。
ちょっと変わっているかもしれませんが、
宇治十帖の大君さ!
ああいうぐだぐだしてストイックなひとが好きなのよ。
自分に似ているからかな?
252 :
名無氏物語:01/12/11 02:57
今映画やってるよ
>252
ビデオ撮ってみたから、あとで見るよ〜。
たしか昔のアニメのだよね。
254 :
名無氏物語:01/12/14 11:27
昔(高校時代くらい)は朧月夜の君が嫌いだったんだ。
あの奔放さが自分とかけ離れてて腹が立ってた。
自分が優等生的な性質で親の顔色を考えてしまう体質だったし
正統派ヒロインの紫の上に感情移入してた。
しかし数年後の今・・・
親と真っ向から反抗して男性経験も数人経験した後となると
朧月夜って身近に感じるなぁ・・・なんて・・・。
同時に二人の男性から求愛されてどちらも選べないどちらも好き
という状況もわかる。どっちに行っても心のどこかで迷いが出たり。。
ホントに現代にも十分通用する小説ですね。
255 :
名無氏物語:01/12/17 16:42
空蝉に自己投影しているのかなあ、紫式部は。あと、花散里にも。
256 :
名無氏物語:01/12/18 22:48
257 :
名無氏物語:01/12/19 13:17
何故か藤壷のアンチが多いねぇ。
後半は確かに紫の上がメインになってたから
藤壷の葛藤はあまり描かれなかったけどさ。
藤壷が幸せだったとか逃げ場があったとかいう意見には納得出来ないな。
紫の上に感情移入しすぎなんじゃない?
258 :
名無氏物語:01/12/19 13:32
源氏物語って女の業を描いた物語だろう?
紫の上だって花散里みたいに生きることだって可能だったわけよ。
それが出来ないのは結局は業の深さ故。
でも花散里みたいな賢い生き方はずるく感じてあまり好きじゃない。
一番好きなのは浮船。
彼女は紫の上にも藤壷にも出来なかったことをやり遂げた。
本当の主人公は浮船じゃないかな?
259 :
名無氏物語:01/12/19 14:21
>>256 規制されるのは視覚メディアだけだろう?
「あさきゆめみし」はアウトだが。
260 :
名無氏物語:01/12/19 15:35
「あさきゆめみし」には、高校時代に出会った。
これがきっかけで、古文に興味を持って、
国文科を目指すきっかけになった。
規制されちゃうの、嫌だなぁ…。(笑)
261 :
名無氏物語:01/12/20 19:10
式部的には浮船>紫の上>藤壷かと。
思い入れのあったのは紫の上だろうけど。
262 :
名無氏物語:01/12/21 11:25
少女の強姦場面がモロに出てくるもんな。>あさきゆめみし
263 :
うふっ!私もおうえんするね♪:01/12/21 13:25
264 :
名無氏物語:01/12/24 06:33
雲居雁がいっとーすきですー!いわゆるおとなの女性になりきれない、
ストレートで、自分に素直なとこがとてもかわいい。多くのほかの女性と
同様恋に悩む場面もありますが、彼女の場合、深刻さというよりむしろ
小気味よい印象さえ受けてしまえるのは、あの陰のない性格によるのでしょう。
よって夕霧は私にとって大好きであり、大嫌いなキャラです。
全く苦しんでいないとか、幸せだったとはいわないけれど、
何で息子を皇位に押し上げたり、皇后を選んだり、源氏と共謀して政治に口出すんだ?
反省してるならおとなしく仏道修行に勤しんでればいいのに。
空蝉や女三宮、浮船は最後は男を拒んですごしたのに。
男の好意に寄りかかって甘えているのに、被害者ぶってるのが
女の狡賢さが露骨に出ていていや。
死んだあとまでしつこく出てくるし。
あるいは六条の御息所より源氏に執着してたのではないかと穿ってしまう。
266 :
名無氏物語:02/01/08 19:03
雲居雁もいいっすね。なんだか感覚が現代の女性のそれに
近いものがあるからかな?けどやっぱりお気に入りは花散里です!!
差し出がましくなく、それでいて源氏のことを支える。そういう
ところがいいっすね。
267 :
名無氏物語:02/02/12 16:17
自分は優柔不断なんで、浮舟に共感するとこがあるなあ・・
雲居雁は友達になりたい感じ。夕顔は実際いたら女友達には嫌われるタイプ?
学生なんでまだこんな感じだなあ・・紫の上、朧月夜は憧れ。
268 :
名無氏物語:02/02/12 21:31
>反省してるならおとなしく仏道修行に勤しんでればいいのに
これわかんないね。
なんで反省してるなら仏道修行に勤しむの?
男を拒んで過ごすことはそんなに立派なこと?
源氏に対する執着があったのは事実かもね。
ただしこれに関してはあまり詳しくないけど当時の仏教の思想なども
関わってそうだから死後にどうなったとかいうのを現代の価値観で
判断するのはどうかと思う。六条にしても藤壷にしても。
269 :
名無氏物語:02/02/12 22:40
女三宮。最初のほうは、源氏にバカにされてて可哀相だけど。
柏木とセットで好きだなー。柏木もいい男。源氏ほど美男じゃ
ないけど、いい男だよ。かこええ。あんなにただ1人の女性を
愛することができるなんて素敵杉。
女三宮は、源氏が50歳のときに14歳で輿入れしてきたんだよね。
建前上、親代わりということだったけど、源氏の正室でしょ。
夫婦関係ってどうだったのか気になる。でも、宮の出家の儀式が
描かれてる「鈴虫」で、「昔夫婦のちぎりを結んだ御帳台もはかなく
見えてくる」とか源氏が回想してたからなあ。あの年の差で、
そういう関係があったのなら、とてつもなく淫靡なんですけど。
その源氏と夫婦の営みをしたベッドで柏木とも・・・ということは、
女三宮ってば結構すごい。
雲居雁。多分、同時代人(平安貴族)から見ても、いちばん普通で可愛らしい女性
だろうと思うが、源氏物語という物語世界では稀有の存在。
「美人だが希少価値を主張するほどではない」という表現<藤裏葉>がおかしい。
夕霧の性格は豹変したわけではなく、もともとああいう男だと思うので、幼少期に
彼と運命を結び付けられてしまったことは、彼女の幸福であり不幸であろう。
271 :
名無氏物語:02/03/06 23:51
六条御息所だな。
教養が高くて女らしいところがとても好き。
漏れの理想の女性だ。
ま、もし付き合ったら気が張るだろうが(w
っつか結婚するなら花散里はいい奥さんになってくれそう。
男はそう思う人多いんでない?
272 :
名無氏物語:02/03/07 00:56
シム板にある2ch最古のスレと張るな、このスレ。(藁
俺の好みは人並みに紫の上。だが玉鬘もなかなか捨てがたい。
あれほどの美女をレイプで奪い取った髭黒、おそるべし。
273 :
名無氏物語:02/03/07 01:02
でも俺は髭黒の男らしく不器用なところが結構好きだが。
玉鬘もそのへんわかってやれよ!とか思ってしまったよ。
ま、俺は原典読んでないが。
黒髭はラオウだな。不器用な愛。ロマンだ。
しまった!危機一髪だ!
髭黒の間違い!スマソ。
鬱だし脳・・・。
275 :
名無氏物語:02/03/07 22:22
平安貴族ごときをラオウと一緒にすんじゃねーよ。
276 :
名無氏物語:02/03/08 01:27
俺の少年時代の憧れラオウ様を冒涜すんじゃねーよ。
ラオウはレイプなんぞするような男ではないぞよ。
277 :
名無氏物語:02/03/08 04:12
278 :
名無氏物語:02/03/08 04:30
源氏スレで北斗の拳とはワロタ。
279 :
名無氏物語:02/03/08 22:02
じゃあ、ケンシロウは誰だ?
ケンシロウ似の源氏か・・・原哲夫に源氏物語のコミック書かせたらありうるな(藁
280 :
名無氏物語:02/03/09 01:06
趣味が良いケンシロウ?
それは結局花の慶二みたいになると思われ。
281 :
名無氏物語:02/03/09 02:34
ラオウは空蝉の旦那さん
282 :
名無氏物語:02/03/09 04:20
伊予の介だっけ?
確かに賊を倒したりするシーンあったけど・・・。
据摘花は?原哲夫が書いたら美人になっちまうぜ?
283 :
名無氏物語:02/03/09 04:28
ラオウはやっぱり帝王だろ。
桐壺帝がラオウでよろし。
リュウが源氏。
っつか据でなくて末だ。逝って来ます。
285 :
名無氏物語:02/03/15 05:40
藤壺は仏道にはいってからも、なんだかんだと
源氏に頼ってるんだよね。それは源氏を信用して愛しているとも見えるが
意地悪な見方をすれば<都合のいい時だけ利用する>にも
見えちゃうんだよな・・・。桐壺帝が女三宮を小馬鹿にした晩年の源氏の
ように藤壺に対してひどい扱いをしていたら、藤壺にもっと同情してたかも。
でも藤壺は大事にされていたし愛されていたと思うんだけど・・・
それとも桐壺帝の心の奥底にいつまでも桐壺の更衣がいる事を感じ取って
「自分は桐壺の更衣の身代わりにすぎない」と傷ついていたのかなぁ?
286 :
名無氏物語:02/03/15 10:33
↑かたしろという発想が、たしかには現代人にはわかりにくいよね。
しかしふぢつぼがそれを気に病んだということを示唆するものはないし、
言わずともあきらかということもなさそう。
287 :
名無氏物語:02/03/15 10:56
アンチ藤壺多いなぁ。
子供のために藤壺が源氏を都合良く利用したとしても悪いとは思わないけどな。
288 :
名無氏物語:02/03/15 12:05
確かにアンチ藤壺多いっすね。
けど、原文で読んでいけばそこまで嫌いになったり
はしないような気がします。もっとも、すでに先入観みたいな
ものが作られてるとしたらどうしようもないのだけれど。
289 :
名無氏物語:02/03/15 20:11
桐壺。
290 :
名無氏物語:02/03/18 09:16
天の邪鬼な私はスレの傾向に反発して藤壷を挙げてみます。
291 :
名無氏物語:02/04/02 07:09
>>4 それを書こうと思ってこのスレッドを開いたのに。。。
292 :
名無氏物語:02/04/02 08:38
利用か。
ある意味では源氏も藤壷を利用してるように見えるな。
藤壷のおかげで奴は帝の後見人になれたんだから。
意地の悪い見方なんてやり出すとキリがない。
源氏の登場人物全員嫌な奴と捉えることだって可能。
そもそも人間は業を背負ってるのが当たり前。
293 :
名無氏物語:02/04/11 08:59
源氏を振り切ってロマンスよりも母としての現実を生きている藤壷は魅力的。
294 :
名無氏物語:02/05/11 03:17
あさきゆめみしは読んだことないけど。一番好きなのは朧月夜。彼女が出て
くると急に面白くなったから。再登場の場面でもやっぱり面白い。
後好きなのは夕顔と明石の上と葵の上。紫の上は称賛されるばかりで、実質が
伴ってないからどこがいいのか分らない。
ふらふら出歩いてる頃は好きだったけど、自分の屋敷に女性を全部集めた頃から
源氏は嫌いになった。恋じゃないじゃん。ただの性欲じゃん。
今、与謝野訳を読み途中だけど現段階(若菜下)では紫の上だな。
やはり男としては女の子を育てて妻にしたいという願望がある。
反面年上の女に甘えたいから藤壺も捨て難い。あと朧月夜の尚侍、玉鬘かな。
明石はそれほどでもない。
>>294 紫の上は実質が伴いすぎだよ。だから作者は唯一の欠点を持たせるために
子供を産ませなかった。
296 :
名無氏物語:02/05/19 01:26
近江の君と明石の前を推したいです。
地方出身の彼女たちの、清々しい野性味やたくましさに惹かれます。
田辺さんの「私本源氏〜」にだいぶ影響を受けていますが。
この作品は、典侍が素敵な女として書かれていて好感持てます。
紫の上も、あの悲惨な境遇(光源氏の「自分好みの女に調教しよう」
なんつーゾッとするような企みの中、誰も助けてくれない)でも見事に生きのび、
ついに源氏を超越した点で、サバイバーとして感服しますね。
女三の宮にも同様の強さを感じます。
養母(藤壺)を犯して、子を作る源氏と、養父(源氏)に犯されて、子が出来ない紫の上。
そういうパラドックスが面白いと思う。
特に好きなのは明石の君と葵の上だが。 ただ、誰も嫌いではない。
男も女も正直異様で、だからこそ人間のいろんな面を見せてくれるからなぁ・・・
以外と源氏とか紫の上、薫、浮舟辺りのほうが印象薄かったり。
298 :
名無氏物語:02/06/09 00:19
真木柱の君が好き。髭黒の右大将の娘の。
出番の少ない、脇役の脇役のようなキャラだけど。
妙に印象に残った。柱に歌を残していく場面は泣ける。
宇治十帖で紅梅と幸せになってて嬉しかったな。
>269
遅れレスすまそだけど、源氏が40歳の時にもらった奥さんだよ。女三宮は。
…まぁ、年齢の感覚的には50歳以上だろうけど。ホントに。
女三宮に味方しようと論文を書き始めたんだけど。
紫の上、それまでどの研究書読んでも出てくる、完璧だの、理想の女君だの
という言葉にムカついてたけど、じっくり読んだら全然違う。
女三宮に会う前には、あんなにもんもんと悩んだのに、いざ一目彼女にあっ
たら、その後悩むつー言葉がなくなった。
で、源氏の賀の祝いを、彼女に気を使わないですむ我が殿とおぼす二条院で、
六条院にいる女三宮をハブして行った。
31歳の紫にとって14歳の女三宮は、さぞやとるに足らん小娘に見えたので
しょー。
ここのくだり読んで、あ、人間的だぞ、面白いぞって思った。
で、話は7年後にかっとんで、紫38歳、三宮21歳になった時、源氏はだんだん
三宮の所へ通う回数を増やし出し、女として敗れることを悟った紫の上は、
とうとう倒れる。
勝てないもんね。こーの年齢には。
女って残酷なくせに哀れな生き物だなーとつくづく思った。
で、紫の上を憎めなくなってる自分がいた。
でも、女三宮の密通事件〜出家退場、という事態がなかったら、紫の上は
その後あれだけの平安な境地に至れたかどうか。
源氏と三宮がイチャイチャしてるのを横目で見ながらじゃ、無理だと思う。
結局愛につつまれなければ、そこから脱する事もできない。
一人で飛び立とうとした朧月夜や浮船に比べると、そこが紫の上の弱さで
あり、魅力かと。
一番悪いのは老境に達してるにも関わらす若い女体にヨロヨロしてる
源氏だけど。
あらら、しまった…。
浮船→浮舟
すいません。逝ってきます。
301 :
名無氏物語:02/06/22 00:33
女三宮が好きです。
今で言う不思議キャラで子供ぽくて
ちょっとあほっぽかったのもかわいい
浮舟もいいですね。
302 :
名無氏物語:02/06/30 13:58
「あさきゆめみし」の藤壺の前髪に萌え。くだらなくてゴメン
「↑」竹河の冷泉院の家庭生活を視覚で体験したかったのでガックリ・・・。
今上帝の女一宮や、彼女を見た薫が女二宮に氷遊び?をむりやりさせる
変態ちっくなシーンも描いてほしかったよー。
でもそしたら少女漫画としての薫のイメージ崩れるからだめだね・・・。
303 :
日本@名無史さん:02/07/01 18:07
藤壺は、なんせ遠い宮中の後宮にいる人だから、いちおう心情や様子をわかりにくくぼかして書いたんじゃないかな。
紫の上は、帰る実家も無し、いい子で我慢しすぎて寿命を縮めた気がする。陰陽なら’陰’の人かな。対照的に、
雲井の雁なら、そんなことはありえないでしょ。
明石の上は、設定に若干疑問。若くして都からひっこんで田舎住まいの父親の元で、都の貴公子をうならせるほど
(御所で通用するほど)の風流人が育成できたのか、普通だと考えにくい。
朧月夜は、魅力的ではあるが、皇妃としては、0点(…マイナスかも)だろうな。
御子がうまれても、誰の子かわからん。
304 :
名無氏物語:02/07/01 21:46
浮舟の名前と生き方が好き
305 :
名無氏物語:02/07/05 21:15
>>299 源氏は紫の上の死によって、長年苦しまされつづけた
愛欲の業から逃れることができたわけで、彼女に子供がなかったのは
源氏を肉親の情から解き放つための、欠点ではなくて美点だったのかも。
それに、紫の上の子供が男の子だったりしたら、
親子で彼女の関心を争うことになって面倒だし。
私的に子供(家族)がいなかったぶん、源氏を一番愛していたのが紫の上だと思うし、
その置かれている立場や愛し方は、特に後半、源氏が長年求めつづけた母親像に近かったように感じた。
紫の上が源氏の慰めや癒しになっても、その逆は少なかったのでは?
源氏こそが紫の上によって救われたのではないかと。
それに、紫の上は晩年、源氏の女性への愛が揺らぎやすいものだと知って、
源氏や自分を含めた女達を憐れんでいたんじゃないかな?
彼の愛情に頼るのはやめようとしてたし、だれも恨まずに逝けるよう、
思うように愛されない現実を受け入れた上で源氏たちを愛せる
慈愛の域に独力で達しようと足掻いていたように思うよ。
306 :
名無氏物語:02/07/08 21:09
昨日、江川達也の源氏物語を読みました。すごいエロチックな内容で
びっくりしましたが、昔読んで分かり難かった部分も納得できるものが
ありました。
私の解釈では、帝にとって藤壺は桐壺の更衣の身代わりだったと思います。だから、
自分を自分として愛してくれる源氏に惹かれたのではないでしょうか?
でもまあ、源氏は源氏で藤壺に自分の母の面影を追い求めていた訳だし、
紫の上には藤壺を追い求めていた訳だし・・・・
あーもうややこしい!江川達也の源氏、果たして完結してくれるのか
果てしなく疑問ですが・・・今休載中だし(笑)
私の好みは、昔は紫の上でしたが、今はどうだろう。あさきゆめみしを
まだ読んでないので、読んでからまた書き込みするとします。
男女の生々しい関係が苦手な私は、花散里がいいかな。
307 :
名無氏物語:02/07/08 23:43
>306
江川の源氏やってるよ。
先週の水曜に出たALLMANでは、空蝉と源氏がエチーして朝になってたよ。
ちなみに完結は26年後らしい
308 :
名無氏物語:02/07/09 00:09
>>307 あっ、そうなんですか。ありがとうございます。一応女なので
立ち読み恥ずかしいけど、見て見ます
コミックの第一巻を読んだんです。エロチックすぎて、困ったけど
当時それほど娯楽のなかった時代、男女の営みにはまっていくのも
わかるような気がします。だからこそ、そういうことが許されない
斎宮の存在も際立ってくるのですよね。
かなり極端な解釈ではありますが、最初に源氏を読んだときは
小学生向けの源氏物語で、そういった部分を全部カットしてあった
ものですから、肝心なところがまるでわからなかった。
これで納得、と思えるものもあります。
エロ本として読むと、これまた究極のエロ本という気がします。
女性でも安心して読めるエロ本ですかね。こんなことが書けて
しまうのもこの板ならではかな。
しかし、明石の上は12歳くらいで子供を生んでるって・・・
体格的にどうだったのだろう。12歳ではまだ体がしっかり出来ていない
でしょう。食べ物も良くなかった時代なのに、そんなに早熟だった
とは信じられないのですが・・
>306&308
ちなみに私も女なんですが…
私も江川源氏の斎宮の描き方が気になる。
>女性でも安心して読めるエロ本ですかね
江川は女性を意識して源氏を描いているそうです。
私はちなみに、葵の上が好き。
彼女、ツンケンしてるけど、ちゃんと血の通った人間なんですよね。
源氏と上手く行ってない結婚生活において
唯一の慰めが、あてきだったのかな?と思うと、つい同情してしまいます。
310 :
名無氏物語:02/07/09 00:23
小侍従
312 :
名無氏物語:02/07/14 08:32
江川達也は不潔。
知恵熱づいた土民のいう事を真に受けるでない。
>305
もし紫の上と源氏のハピーエンドにするんだったら、若菜以降を紫式部は書いちゃ
いけなかったんだと思う。
藤裏葉で終われば良かった。そうすれば大円団で終わった。
でも、紫式部は「ハピーエンドその後」に手をつけて書いてしまったんだよねー。
それが彼女の中の業というか、なんというか…。
314 :
名無氏物語:02/07/15 19:22
江川源氏の話題が出てますけど、
掲載雑誌の「オールマン」は近々休刊だそうです(w
朧月夜だな。
「朧月夜に似るものぞなき〜」に萌えた。
>308
明石の上が源氏に会ったのは確か18か19だったはずだが・・・・
308が言いたかったのは
明石の上ではなく源氏と明石の上の娘の明石の姫君(のちの中宮)
のことだったんだろう。
明石の姫は12歳くらいで入内している。
明石の上については315の言うとおり。
あえてつっこむ必要もないと思ったが、一応。
317 :
名無氏物語:02/08/21 02:17
常夏の女ってどう思う?
源氏が彼女を子供っぽくてかわいいだの何だのいって連れてくのが…きもい(゚д゚)私は、中将の君が好き。(笑
あの最低男に言い寄られても毅然とした態度と歌で返していて、好感がもてました(・∀・)
>>317 いいね。こぼれそうなおっぱい。初恋の人です。
319 :
名無氏物語:02/08/23 01:48
>>315 私も朧月夜大好き!!
悩みながらも生き方が、しっかりしてて
女!!って感じが。。。
美人さんだったみたいだし、魔性っぽいのも壺だよ〜
320 :
名無氏物語:02/08/23 15:22
-------変態・MTTどこでも-------
---●●●変態痴女を紹介致します。●●●---
例えば>欲求不満オマ●コヌレヌレ女・露出オナニー痴女・
フェラチオおしゃぶり女・ミニスカ・ノーパン娘・巨乳パイズリ娘・
アナルSEXおねだり娘・オマ〇コ弄られマン汁グチョグチョ女・
SM牝豚・緊縛・浣腸・スカトロ・等・・・刺激を求めています。
●●●学生・OL・主婦・モデル・牝豚・女王様・オカマ等・多数!●●●
090-8002-8356番
-----------------------------
http://www.mttdocomo.jp/ -----女性アルバイト随時募集・高収入(日払い)月100万円可能-----
http://www.mttdocomo.jp/
-------変態・MTTどこでも-------
---●●●変態痴女を紹介致します。●●●---
例えば>欲求不満オマ●コヌレヌレ女・露出オナニー痴女・
フェラチオおしゃぶり女・ミニスカ・ノーパン娘・巨乳パイズリ娘・
アナルSEXおねだり娘・オマ〇コ弄られマン汁グチョグチョ女・
SM牝豚・緊縛・浣腸・スカトロ・等・・・刺激を求めています。
●●●学生・OL・主婦・モデル・牝豚・女王様・オカマ等・多数!●●●
090-8002-8356番
-----------------------------
http://www.mttdocomo.jp/ -----女性アルバイト随時募集・高収入(日払い)月100万円可能-----
http://www.mttdocomo.jp/
このスレでは葵の上人気ありますね。私も葵の上が好き。
夕霧を出産後、亡くならなかったら源氏とどんなふうに暮らしただろう?
などと埒もないことを考えてしまう。
また、もし葵が朱雀帝に入内してたら、弘徽殿大后は息子の嫁には是非葵の
上を!と望んでたわけだから、葵は姑にもそこそこ大事にされただろうなー。
…でもそうはならなかったのが源氏物語の素晴らしいところ、なのかも。
葵が亡くならなかったら、か。
やっぱり源氏の北の方として居座り続けたんだろうね。
となると紫や他の女君の立場が微妙に変わってきますね。
ま、そんなこと考えても何にもなりませんが。
紫を源氏の一の人とするために、やはり葵の死は必然だったし。
今まで源氏物語をきちんと読んだことがなくて、早く読み終えてこのスレに参加したいものです。
今、まだ乙女なんです。雲居の雁と引き離された夕霧が五節の舞姫に手紙を送ったところ姫パパ惟光大喜び。
少し前の薄雲の明石の君と姫君が別れる場面は泣いてしまいました。
夢浮橋まで長いけど、それまでこのスレ終わらないで下さいね。
ちなみに男共のだらしなさに呆れるばかりで、どの姫君がいいかまだ決めかねています。
1に大賛成。
「うれしい、ほめていただいたのはじめて」
萌え萌え萌え〜
327 :
名無氏物語:02/08/27 23:58
私も葵の上好きだ。
薄幸の人とか言われるけど、死ぬ間際は割と幸せだったはず
そう思いたい。
私は女三の宮が好きです。
魅力うんぬんっていうか、彼女出てくると物語が面白くなるから。
そして好きな場面も三の宮がらみが多い。
柏木の三の宮垣間見とか、逢瀬のシーンとか、柏木の死に涙するとことか。
「立ち添いて〜」「あてどなき〜」の贈答歌も好きだし、
「おほかたの秋をば憂しと〜」の源氏との贈答も何か印象に
残ってます。
329 :
名無氏物語:02/08/30 17:46
空蝉、朧月夜がいいな。
光君に振りまわされない強さが気に入ってます。
330 :
名無氏物語:02/09/01 23:42
>>324 居座り続けたっていう言い方はちょっと…
源氏も桐壺帝も彼女の実家のバックアップを当てにして臣籍降下したわけで、
当時の状況から見て彼女が正妻の地位にいるのはあたりまえじゃないの。
紫上を含めて他の女君たちにそういった政治力はなく、
それが出来ない女は単なる情人で妻とは言えない(伊勢物語にそんな話があった)
明石の上は財はあっても中央への政治力がないし、
紫上はまともな後見も財産もないうえ、
使用人すらいつからとははっきりしない結婚をしちゃったわけで、
彼女たちが正妻になるのは苦しいのでは。
葵上の死後も紫上の地位は妻ではなく、今でいう内縁の妻でしょう。
だから女三宮が降嫁してきたんだし。
葵上が生きてれば朱雀帝も遠慮したと思われ。
若紫も一度実家に戻してあげて
玉蔓みたいにちゃんと手順を踏めばよかったのに。
331 :
名無氏物語:02/09/02 00:50
332 :
名無氏物語:02/09/07 22:38
明石の女御がうらやますぃ。
源氏の娘として大事に育てられ、産みの母も育ての母もすばらしい人だし、
入内してからは寵愛も厚くて、産んだ子どもは東宮に&自分は中宮に・・・
物語中、一番おいしい人物じゃないか?
333 :
無料動画像:02/09/08 17:18
334 :
名無氏物語:02/09/19 22:02
末摘花が好きな人はいないのか?
335 :
名無氏物語:02/09/29 10:44
>332
おいしいけど、印象薄くてあんま魅力ない。
生母と別れた時のエピソードは結構泣けたけど。
336 :
名無氏物語:02/10/09 13:21
私は、作者が葵の上と弘徽殿大后をあまり良く書かなかった
ことに不満を持ってる。(仕方がないとはいえ、あまりに気の毒)
それと、弘徽殿大后→朱雀帝→女三宮の流れが気になります。
女三宮の精神面での急激な成長には驚くけれど、どうしてオババ様に
似なかったのだろう?とも思うので。
(似ていたら、朱雀帝はあそこまで溺愛しないか・・・)
朝顔斎院については、あの時代に斎院が臣下に嫁下することは
あまり考えられないだろうし、当時の斎院に対する配慮もあるだろう。
作者から外見と性格をぼかされてしまった朝顔斎院のお陰で、私も
少し歴史に興味を持てるようになったので、彼女が今でも一番好きです。
337 :
名無氏物語:02/10/09 15:44
>>334 おれ好きだよ。
美人より多少ブスの方が好み。
338 :
名無氏物語:02/10/09 16:57
>>330 紫の上が内縁の妻扱いというのは・・・
確かに『実家の父に疎んじられ確たる後ろ盾を持たない若く美しい夫人』
という認識はあったろうけれど、中世期は正妻が一人とは決まってない時代。
したがって、北の方が二人や三人いる貴族もいたわけ。
『上』と呼ばれるのは上級公家の正妻の呼称で、どんなに寵愛されていても、
身分の低い女は『上』とは呼ばれず『御方』どまり。
だから、原文では『明石』は一度も『明石の上』とは表記されてない。
彼女こそは、その実子が中宮となっても『囲い女』の一人の扱いを脱せず、
実の娘に対しても、生涯『女官頭』であり続けるしかなかった忍従人生。
何しろ、実の娘の入内に徒歩で従ったのだから・・・。
兵部卿宮→式部卿宮の息女である紫の上は、
宮家の血筋しかも、藤壺の中宮(当時)の兄の娘であることを明かした時点で
立派に正妻扱いされる核であることを証明したことになり、
たとえ、葵上が元気でいたとしても、双方が北の方扱いされることは十分あり。
もちろん、格付けで言えば、桐壺帝の姉妹を母に持ち、左大臣を父に持つ葵は
地位と重みから言えば最強の正妻ではあるけれどね。
強いて言うなら、葵上が健在であったなら、源氏が紫の上と共住みをすることは
かなり難しかったかも知れない。でも、
桐壺帝も、自分の姪をたてたい気分と、最愛の妻藤壺の姪を粗略にできない思いで
なかなか、コレはコレで面白そうな話ができるとは思うけど(w
339 :
2チャンネルで超有名:02/10/09 16:57
340 :
名無氏物語:02/10/09 17:06
そうね・・・
葵上が生きていて、女王である紫上を、
生母『大宮』と父『左大臣』の権威と格付けでもって押してくるなら、
寵愛顕き紫上が、源氏と気の合わない葵上の風下に立たされるのがイヤで、
源氏は内心どんなに気に食わなくても紫上の父宮を、大切にしたはず。
そうなれば、紫上は、藤壺の女院の姪であり、冷泉帝の従姉という格付けが
もっとクローズアップされ、重々しい扱いを受けたかもしれない。
341 :
名無しさん:02/10/09 21:35
でも夕霧という後継ぎを生んだ強みが葵の上にはあると思う。
夕霧を生んだ事で今まですれ違っていた葵の上と源氏の絆も
深まったようだし、もしあのまま葵の上が生きていたら
紫の上はそれなりに苦悩したんじゃなかろうか。
342 :
名無氏物語:02/10/09 21:52
いや、若かったから、苦悩というより、
『お兄様、どうしてずっと私といてくださらないの?プンプン』
と源氏がやに下がるような可愛い焼餅を焼いてたのでは?
葵上は源氏に心を開いたとはいえ、それで即、しおらしい妻になるとは思えないから、
やはり、健康を取り戻すにつれて、どこか権高な様子に戻る部分もあったろうから、
焼餅を焼いている様子は色にも出さないだろうけど。
もちろん、石女を運命付けられていた紫上は、確かに
『世間的に見た第一の正妻』の座をゲットするのは難しかったろうとは思う。
343 :
名無氏物語:02/10/09 22:05
源氏の妻の中で、当時の上流階級の令嬢・夫人の
『かくあらまほしい』傅かれ方をしているのは、唯一、葵の上だけなんだよね。
財力と権力を持つ父、筋目正しい出自の母、この二人が元気で長生き。
それなりの権門の家と結んだ才腕豊かな男兄弟。
婿が失脚しても、父親か兄がいれば、
とりあえず『落ち目』の暮らしはしなくてすむ。
女三宮は実は十分な傅きを受けたいた女君とはいえない。
まず、父親が上皇という権威はあるが、実権を持たず、人望がない。
母は既に死んでおり、母方の里も見る影もない。
(なにしろ、女三宮の母の腹違いの姉藤壺の女院でさえ、
后であった母を亡くして寄る辺がなくなり後宮に入ったくらいだし、
女三宮の生母も決して寵愛を受けた女御というわけでもない)
そうやってみると、六条御息所は、莫大な父の遺産があったのだろうとは思うが、
夫や父親の庇護の枠を超えた一個の独立した人間といえるかも。
厳密に言うと源氏の妻ではないけれどね。
で、そういう女性ほど愛欲に勝てないドロドロした弱さを持っていたのが
ドラマだよねぇ(w
344 :
名無氏物語:02/10/10 14:33
ここに雲居の雁ファンはいねーのか、くそ。
345 :
名無氏物語:02/10/11 09:42
>344
懐かし漫画板の「あさきゆめみし」スレッドにイパーイいるよ。
自分も雲居の雁、好きだから安心すれ。
出所が悪くないのに、あのストレートさが良いな。
346 :
名無氏物語:02/10/11 10:28
なーんにもしないで、子どもばっかり生んでる女性だよね。
楽器も嗜まないし、和歌も詠まず、風流も好まない。
ピューリタン的価値観がいまだに支配的なアメリカの影響を受けた戦後の日本人から言えば、
とても実利的な良き家庭婦人。
おさんどんしてる姿を夫の前に平然とさらけ出す大雑把さも、ね。
王朝的価値観から言えば、つまらない女性なんだろうけど。
身も蓋もない評価だが、正しくはある。
ただ、夕霧夫妻(特に雲居の雁)を好む批評家は江戸時代以前にも存在する。
野暮ったさゆえに愛されるキャラを説明するのにアメリカの影響は不要だ。
348 :
名無氏物語:02/10/14 22:18
雲居雁のキャラの特徴というのは、確かに、子どもばかり次々生んで
「もののあはれ」も「風流」も「嗜み」も全く無視したところで、
漫然とただ生きている女性の持つ、もやもやだと思う。
それなりの家庭に生まれ、母が再婚したために、正妻腹の異母姉より格落ちした扱いだが、
一時は皇族妃に擬えられたこともある姫だが、王朝的雅にはあまり縁がない。
だから、王朝的雅を日常とする階級の人や、王朝的雅に心から憧れる階級の人には
あまり高く評価はされなかったろうと思う。
けれど、時代が下がるにつれて、王朝の雅は遠くなり、大宮人も蚊帳を着て過ごすほどの貧窮振り。
変わって台頭してきた武家社会では、花鳥風月をめでていられる人間は稀だし、
花鳥風月をめでてのみ生きる女は正妻向きではない、となり、
おさんどんに明け暮れる女性の価値というものが高くなった時代になったのだと思う。
349 :
名無氏物語:02/10/15 03:26
雲居雁というと色んなところでみる源氏物語絵巻の絵柄の代表格
ってイメージが払拭出来ない…
しょっちゅう雲居雁が夕霧の手紙を取ろうとしてるシーンの絵見ません??
個人的には凄く好きなキャラなんですけどもね。
350 :
名無氏物語:02/10/15 13:38
最近は冷泉帝と源氏の向かい合っているシーンをよく見ます。
虚構世界における等身大の人物造形への共感、というのは時代を問わず
あるのではないかと思う。「隣の○○ちゃん」というやつね。
王朝の姫君がすべからく風雅に通じていた、というのは過大評価であって
例えば道長の周囲で「源氏の女君」に比肩し得るのは定子皇后くらいか?
雲居雁だって和歌が詠めないわけでも筝が弾けないわけでもない。
「源氏」という理想の世界では興醒めかもしれないが「身近な存在」として
リアルタイムの読者に雲居雁が支持されていても不思議ではない。
352 :
名無氏物語:02/10/15 17:50
雲居の雁>>>>>近江の君>>>>>>>>>玉鬘>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>弘徽殿女御。
353 :
名無氏物語:02/10/15 18:47
そうか?弘徽殿女御、いいと思うよ。
弘徽殿の妹・頭の中将の妻も気が強いし、
さらにその妹朧月夜尚侍の君も派手好みで、
人の噂を恐れない向こう見ずな性格。
この一族は、この代の姉妹たちが「誇りか」な性格なのに
なぜ、朱雀院も柏木も愚図なんだろう?
354 :
名無氏物語:02/10/15 18:49
朱雀院の孫であり、柏木の息子である薫にいたっては、
足蹴にしてどやしたいほどのぐずったれぶりだしね。
355 :
名無氏物語:02/10/15 19:28
>352の弘徽殿女御は頭の中将の娘の事でしょ?
356 :
名無氏物語:02/10/15 22:08
千年の恋って面白かった?
357 :
名無氏物語:02/10/16 08:49
源氏物語って映像化しないほうがいいと思うんだよね・・・。
どの役をどんな俳優がやっても、「えええ?なんか違う・・・」と
思ってしまうような気がする。
358 :
名無氏物語:02/10/16 12:48
>356
バカ映画として見れば面白かった。
>357
女君のキャスティングからして
自分なりにイメージを持ってるからね。
359 :
名無氏物語:02/10/16 18:36
夕顔が好きです。
ああゆう儚げで、おっとり柔らかくて、何も望まない女性は源氏も
言ってるように、やはり男の憧れです。
女性からすれば、都合のいいつまらない女かもしれませんが。
癒すだけではなくて、一抹の毒を秘めた所がまたたまりません。
ひたすら純粋で、童女のようでいて、色気もある。
最高なんじゃないでしょうか?
そんな人が現実にいたら、男なら誰でも心奪われてしまいます。
また、わずかひと夏の、儚い儚い、夢のような恋だからこそ、源氏の心に
鮮烈に残ったのだと想います。
あれがだらだら続いていたら、ここまで源氏に思われることもなかったでしょう。
短くも美しく燃えた、これが生涯を貫いた一つの要因でしょう。
360 :
名無氏物語:02/10/16 22:20
女の私から見れば、葵が一番カワイイです。
素直になれないところがホントにいじらしい。
嫌いなのは浮船ですね。
361 :
名無氏物語:02/10/16 22:47
>>360 確かに葵はそういう貴族のお姫様然としたところが非常に魅力的ですよね。
浮舟は女性にはやっぱり人気ないですねぇ。男の身としては好きか嫌いかは
別として気になる女性のタイプであると思うのですが、いかがですかね?
362 :
名無氏物語:02/10/16 22:52
葵上が可愛いというのは、ワリと現代の女流作家や少女漫画などで、
『あんな綺麗な人を前にどんな風に振舞えばよいのかわからない』という
戸惑いがクローズアップされてこそ、という感じがします。
私は、葵上というのは、天然ボケ的面白さのある女性だと思う。
いじらしいとは思わないけれど、その世間知らずな妙ちきりんな応答が
可愛いと感じる。頭が良くて、世間知らずな深窓育ちのお嬢様。
彼女は兄に似てきっぱりはっきりした『誇りか』な性格なんですよね。
容姿が美しく、感情を押える人なので、桐壺帝の弘徽殿女御のようにまでは
男性的な印象がないですけど・・・。
末摘花の「寒いので皮衣を着ていたのだけれど、兄が持っていってしまって」
の逸話について、ふと思い出した源氏が、いわゆる『毛皮』を着る女のことを
話題にした時の葵の上の反応などは典型的な
「お勉強好きな優等生の深窓の令嬢」風だと思った。
現代風に言えば、かなり格式の高い名門の家に生まれ、
何不自由なく育ち、学習院の幼稚園から一貫教育で、大学は東大へ。
みたいなお嬢さんっぽい。学校の規則なども一度も破ったことがない。
でも、生まれつき綺麗なので、規則通りに制服を着てても野暮に見えず、
近所でも学校でも評判の『綺麗で頭の良いまじめなお嬢さん』
でも、話してみると、なんか、ミョ〜なずれ方をしてる。
源氏がもう少し年を取っていたら、面白がれた妻なんだと思う。
363 :
名無氏物語:02/10/17 00:08
>362
夕霧の不器用すぎるクソ真面目ぶりは
母親ゆずりと言う事。
| さいたまさいたまさいたま!をやっていいですか?
\____ ________________/
/||ミ V
/ ::::||
/:::::::::::||____
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::||│ / ||
|:::::::::::::::|| ̄\ ガチャッ
|:::::::::::::::||゚ ∀゚) ||
|:::::::::::::::||_/ ||
|:::::::::::::::||│ \ ||
|:::::::::::::::||∧ ∧∩ ..||
|:::::::::::::::|| ゚∀゚)/ .||
|:::::::::::::::||∧ ∧∩ ..||
|:::::::::::::::|| ゚∀゚)/ .||
|:::::::::::::::|| 〈 .||
|:::::::::::::::||,,/\」 .|| …
\:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧
\ ::::|| ___\(・∀・; ) < こ、こでやるのかよ・・・
\|| \_/⊂ ⊂_ )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
365 :
名無し募集中。。。:02/10/17 12:45
玉鬘と宇治の中君。
366 :
名無氏物語:02/10/17 21:36
葵上はプライドが高い故に甘え下手で、
自分に素直になれないもどかしさがあるようなかんじ。
まるで私みたい・・・なんちゃって。
367 :
名無氏物語:02/10/18 00:37
当然、葵上は東宮に嫁ぐ予定だったのに、臣下となってしまった源氏の
添臥になったという背景も考えないといけないとは思いますが、とても
現代人のわれわれから見ると可愛らしく見えますよね。プライドの高さとか。
女性に人気があるのみたいですね。わりと自己投影し易い女君なのかな?
368 :
名無氏物語:02/10/18 00:57
素直な自分を表現できない高飛車お嬢様萌えってのは
男にもいると思うけど・・・
369 :
名無氏物語:02/10/18 02:54
>>368 うーん、確かに…けど、それは女性だからサマになるわけで、男が
自分を表現できない高飛車な奴だったら、ただの小憎らしい奴になりそう…
368は「男にもお嬢様タイプの性格の人がいる」ではなく
「そういったお嬢様を好む男もいる」という意味では?
>>370 ホントだ…すまん…よく読んでなかった…
372 :
名無氏物語:02/10/19 01:24
朧月夜がいいなー、なんかイケイケって感じで
ああいう周りに流されない女性はカッコいいよね
他の女君は悩んでばかりで自分から不幸になってる人が多いと思う
373 :
名無氏物語:02/10/19 01:39
宇治の姉妹とかってちょっとおかしくない?
なんか自分から幸せを遠ざけているとしか思えない。
親の遺言や仏教を引き合いにしてるけど、執着心を捨てるのが
仏の教えなのに、逆にそれにとらわれてあれこれ悩むなんて
本末転倒だと思う。
374 :
名無氏物語:02/10/19 02:20
>>373 確かにおっしゃる通りだと思いますが、八宮が死んだ後に、顔だけでも
見たいと阿闍梨に言うんですが、阿闍梨は駄目だって言うんですね。
その時の語り手の言葉は「『さかしき』聖心を憎くつらしと思しける」と
なって居ます。つまり語り手は執着心を捨てることを薦めている阿闍梨を
批判的な視点から見ていると読めるわけです。
そういった面からもこの問題については考える必要があると思います。
まぁ、完璧に執着心を捨てることなんて坊さんでも難しいのに、ましては
落ちぶれたと言っても宮家のお姫様が執着をすてることは極めて困難かと…
そういう、人間の弱さみたいなものもこの場面には現れていますよね。
>>374 嘘だと思われるかもしれないけど、実は自分も真言宗の阿闍梨です。
確かに執着心を捨てるなんて簡単にできることではありませんよね、
そのへんを朧月夜は「この世に生まれたからには・・」みたいに
割り切ってる感じの所が現代人っぽくて好きです。
って実は源氏は「あさきゆめみし」読んだだけなんですけどね。
すでにおばあちゃまだけど、源の典侍もいいんじゃない?
この人と修理の大夫の関係が一番ロマンチックだと思った。
>>376 源の典侍、いいですね。
源氏(若者)の視点からは滑稽に描かれてるけど、
女性としてはとても幸せそうだなあ
378 :
名無氏物語:02/10/19 13:19
真言宗って長男がたたないってホント?
確かにうちも親族も長男が早くに亡くなったり
女系だったり・・・
>>378 たたないって何が?まさかナニが?いや、下ネタじゃなく以前某新興宗教の
勧誘のおっさんと口論した時、似たようなことを言われたことがあって・・・
「真言宗の坊主には子供が生まれない!」って我が家は代々真言密教の
坊主の家系なのに。つーかそんな非科学的な(笑)
スレからずれちゃった。
380 :
名無氏物語:02/10/19 19:04
381 :
名無氏物語:02/10/19 21:52
前なんかの本に、末摘花は現代人の価値観で見たらそれほど
不細工ではないって書いてあったんだけど、そうなの?
だとしたら外見で好きな女君を選ぶのは無意味なのかな
382 :
名無氏物語:02/10/19 22:11
東宮妃候補というと些細なスキャンダルも許されず、一族総出で身辺を保護(監視)され、
男の好き心をふくむあらゆる世間の垢から守られた初心な箱入り娘のようなイメージがある。
葵の上は本当にそういう深窓の佳人だし、源氏以外と色めいた歌のやり取りなんてなかった感じ。
母親も内親王、兄はカラッとしすぎていて頼りにならず、源氏の要求する男女の機微とかには疎いのもしょうがないかなって思う。
けど、朧月夜も東宮妃候補だったんだよね。
あの色好みの性格はどこで培ったんでしょう。
家族が嘆いた宮仕えも馴染んでるし、育ちのわりにはとても前向きでたくましい人だ。
性格も行動も軽がるし過ぎて好きではないんだけど、個性的で無視できない人だと思う。
ちょっと尊敬する。
383 :
名無氏物語:02/10/19 23:35
東宮妃候補の二人の年齢の近い女性(葵上と朧月夜尚侍)の気質の違いは、
既に地歩を固めた名流の御曹司である父(左大臣)と
時の帝の同母姉妹の母(大宮)という組み合わせが生み出す家風・・・
つまり、既に満ち足りた状態、これ以上特に臨むものがない人々の持つ、
悠揚迫らぬゆとりが、ああいう、おっとりはしているけれどあまり潤いのない娘を育て、
一方、兼家や道長をモデルにしたと思われる右大臣家は、
(兼家にしても道長にしても、権門の家の三男なんですね)
名門の出ではあるかもしれないが本来なら一族の長にはなれない、
なのに、運と本人の気力で氏の長者になったということはそれだけ野心家ということ。
「こんなところで俺は終わらんぞ」という進取の気質に溢れていたと思われ、
とりあえず、一女を宮中に入内させ、うまく日嗣の皇子を儲けたところで、
「八合目」さあ、もう一人の娘を時代の妃にするぞ!という
「いいや、まだまだ・・・こんなもんじゃないぞ」という野心と上り調子の家の強みが
ああいう、冒険心の豊富な、いささか「人を人とも思わぬ」やんちゃ娘を作ったのでは?
384 :
名無氏物語:02/10/20 01:23
近江の君も個性的で面白いよね
385 :
名無氏物語:02/10/20 04:15
源氏物語に出てくる女人で好きなのは、秋好中宮ですね。
風流で紫の上とタメをはれるのは彼女くらいなものですし、秋という難しい季節を美しく
歌っているからです。紫の上と秋好中宮の歌合戦は六条院の行事の中でも格別に華やいだ
雰囲気を醸し出しています。
また、物の怪になって彷徨う母御息所を宇治十帖編でも思いやっている様子が書かれているのも
ポイントが高いです(^^;;;
それにしても寵妃(妾?)の朧月夜に手は出されるわ、秋好中宮は冷泉院にとられるわ、
しまいには信頼して預けた女三宮までぞんざいに扱われる朱雀院もかわいそうな描かれ方
をしたものです。昔も今もマザコンで気の弱い男に対する評価は厳しいですね(ぉ
386 :
名無氏物語:02/10/21 11:13
>>381 厨房時代に友達とあさきゆめみし読んで
色白(実際には青白いんだっけ?)
長い鼻=高い鼻(鼻高い人は寒いと頂点が赤くなりやすくないか?)
痩せている&長身(モデルっぽくていいかも。ただし胴長なんだが)
という辺りを踏まえると、現代なら結構イケてると思ったよ。
性格も一途で可愛いと思うし、あの趣味の悪さなんかも
サッカー韓国代表の安貞桓みたく楽しめちゃうような感じで
私は結構好きだったりするよ>末摘花。
387 :
名無氏物語:02/10/21 23:16
>>386 いざベットイン、という時に「南無阿弥陀仏」は男が萎えるだろう
「あさきゆめみし」って多くの人に『源氏』への扉を開いたという意味で
その功績は大きいけど、逆に読者の読み方をある程度「あさき〜」風の解釈に
縛りつけてしまったという点では功罪あるかな〜とここ読んでて思いました。
藤壺は源氏を深く愛していて〜とか桐壺帝が愛していたのは桐壺更衣で
藤壺はその代わりに過ぎないとかは「あさき〜」の解釈であって原文が
そういってるわけじゃなかったと記憶してるんですが。桐壺帝が藤壺を寵愛
するようになったとき、原文は確か「勿論藤壺が桐壺更衣に似てるというのも
あるけど、やっぱり人の想いなど風化していくものなのだ」みたいなこと
言ってるから、必ずしも藤壺が(桐壺帝に形代としてしか愛されてなかったから)
不幸だったとは言い切れないんじゃないかなと思いますね。
長文スマソ
389 :
名無氏物語:02/10/23 00:09
英訳者:Arthur Waley(オーサーウェーリー)のThe Tale of Genji(源氏物語)の『さわらびの巻』(Fern-Shoots)
日本語訳持ってる人いませんか?
>>388 私も以前から同じようなことを思っていました。
「あさきゆめみし」しか見たことがない人は、文字の源氏物語(現代語訳など)を
一度読むべきだと思います。「あさき〜」とは違う源氏物語を知ることができるでしょう。
と、書きましたが、私は現代語訳と「あさき〜」しか知らない素人です。
偉そうに書いてすいませんでした。
私が好きな女君は、このスレではあまり人気のない紫の上です。
物語的な理由は、特にありません。ただ、もし実在して自分の隣にいてくれるなら、
紫の上がいいかな…という妄想だけです。
物語的には、「幻」の巻の中将の君が結構好きです。
登場箇所はあまりありませんが、何となく気になる存在です。
391 :
名無氏物語:02/10/23 23:03
自分は末摘花、近江の君、源の典侍の3人が好きだ。
>>387 それもまた面白くて良いじゃないか。
392 :
名無氏物語:02/10/23 23:13
>391
ゲテモノ趣味ですか?
393 :
名無氏物語:02/10/24 00:19
>>392 うーん、確かにそうかもしれないけども、源典侍は先代、或いは先々代の
帝に仕えていた可能性もありますし、立場上、それなりの家柄じゃないと
駄目な職業に就いてますからねぇ…歳がもっと若ければ、そこまでゲテモノ
にはならないかもね。
394 :
名無氏物語:02/10/24 00:25
>392
近江の君も、父親似なんだしブス可愛いんじゃないの?
>>387 萎えない。もっと可愛いと思うかも(w
395 :
名無氏物語:02/10/25 08:53
近江の君は、顔立ちは可愛いと原文中にあったと思うよ。
ただ、まあ、その、なんだ、育ちがアレなんで(w
挙措、言語動作、出処進退等々に品がないと。
流れるようにべったりとつけた紅に、聞き取りにくい早口と、
嫌味や皮肉が通用しない素朴さも、上流の姫としては欠点なわけで・・・。
396 :
名無氏物語:02/11/11 21:20
女三の宮を良く言わない人は
婦女ボーコーとかでも女に原因があるというくちかな?
柏木から迫っていってたのに
源氏も似たようなことしてるけど
女三の宮を良く言う人は
おジャ魔女はづきが好きなタイプかな?
398 :
名無氏物語:02/11/11 21:35
????????
>>396 いや、現代のDVとは違うから。
女三の宮ってのは自分でなにもせず、当時のルールに則って断ることもできない。
源氏が怒ったのはそこだろう。
自分が遊んできたから、見事に断った女も過去にいたわけだし。
400 :
名無氏物語:02/11/12 15:12
仮にも正妻が、自分の侍女に勝手に手引きされて、間男するわ、
それを隠し通す=なかったことにする こともできない。
そんな不体裁に怒ったのだ。(世間的にではなく、自分に対しての)
どうせ挌下の夫。バレテモかまうものかというような豪胆さもない、
人形妻に晩年の平穏を乱されるのが腹立たしいと。
自分が降嫁を断れなかったことは棚に上げて。
女三の宮が朧月夜みたいな性格だったら、源氏も「おっ」と思って一目置いた
んじゃないかなあ。
>400
『準太政天皇』というのは『一品の宮』より「格下の夫」なの?
403 :
名無氏物語:02/11/12 21:34
とんとんでしょうね。
準太政天皇個人と、一品宮個人の格の比較なら・・・。
でも、一品宮のバックに「準」ではない太政天皇という父と、
現役の天皇という兄がついているとなると・・・。
404 :
名無氏物語:02/11/12 22:12
>>399 DV?ドメスティックバイオレンス、家庭内暴力のこと?
405 :
名無氏物語:02/11/13 12:13
>402
女三宮にそれほどの襟持があれば、源氏にねちねちやられることもなかったろうと
言う意味。「格」なんて、言ったもん勝ちってとこあるし。
更衣腹の源氏が準太政天皇にのぼりつめても、皇女腹の一品の宮からすれば、
所詮成り上がりと思い決めることも出来たと思うんだけど、女三宮は
はなから勝負する気概なんかのないひとだからなあと。
しかしそれほどのお方ならば、実父が心配して降嫁させることもなかったわけだし。
少なくとも源氏のとこへは。
実父の心配は的中したわけね。
だから守りきれなかった源氏はその意味でも面目無いはずなのに。。。
心弱き父と娘は、源氏の晩年の平穏をずたずたにして、静かに去っていく。
文学だなあと。
406 :
名無氏物語:02/11/13 13:06
ある意味源氏が一番のDV夫だよね、今の感覚からすれば。
放置プレイ&陰湿な精神的虐待。
三宮の件は結局自業自得としか思えないね、私には。
大体源氏の求める出来た女って、
「自分の欲望やプライドを満足させて、
自分に箔をつけて引き立ててくれる程度の能力があって、
(でも自分を超える程だったり、自分の欠点に気づけて指摘出来るほどで
あってはならない)
自分のワガママや甘えは何でも余裕持って受け入れてくれて、
自分の気持ちやプライドや体面は決して傷つけない女」
というわけだ。
そのくせ女の方の弱さや甘えは決して受け入れようせず、
女の方の愚かさや思慮の無さ、ということにする。
要するにそれって、男にとって一番都合のいい女性像じゃん。
ただのスケベやロリコン・マザコンよりタチ悪いよ。
そして、そういう源氏の欲求に過剰に応えた結果、
一番苦悩に陥ったのが紫の上。
なまじ源氏に愛し愛されてしまっただけに、余計痛々しいね。
407 :
名無氏物語:02/11/13 13:27
>406
うん。だから源氏からするりと逃げて、年上の夫に愛され、かしづかれ、
さっさと出家して、ちゃっかり源氏の世話になってる空蝉が、
式部なんだよという解釈が出てきちゃう。
「わたくしなどは数ならぬ身」って、解釈変えれば「あのブランド大好き
DV男。わたしはつきあっちゃらんないわ〜。人間扱いしてもらわなきゃ!」
てなもんですかな。
408 :
名無氏物語:02/11/13 13:37
紫の上、相当かわいそうだよ。
春の御殿に住んでても財産があるわけじゃないし。
冬の御殿(庭か)に住んでる明石の上は、亡き入道の遺産を蔵立てて持ってるし、
娘は中宮。
女三宮が身分は上だし、肝心の源氏の愛情って奴が、腰が定まらない。
紫の上の苦悩なんかお構いなしで、自分の怒り(自業自得)に身を任せてるんだもん。
そもそも孤児(実の父から源氏が奪った形だけど)の彼女の父親がわりのくせして、
レイプしちゃうし。
彼女は父親を二度なくしたようなもの。夫しかいないのに。
女三宮にさえ父親がいて、一心に父親の愛情を傾けてくれるんだよ。
紫の上には、真の意味の保護者はいなかった。
410 :
名無氏物語:02/11/13 15:49
一見恵まれているように見えて、実は不幸な女性・・・
結構萌えだな。
思えば、紫の上はコンプレックスの塊だったのかもね。
夕霧にもっと肝がすわっておれば・・・と想像してみる
>410
>夕霧にもっと肝がすわっておれば・・・
紫の上を寝取れということ?女三宮を娶れということ?
どちらにしろ夕霧には無理と思うけどな。
肝の問題じゃなく、彼の嗜好というか行動規範からして。
>>399 DVは家庭内暴力でいいの?
家庭内のことじゃなくてもっと広い範囲のことだったんだけど
ちゃんと拒否しないとか抵抗しないとか、迫る側より迫られる側が悪いの?
って思う
415 :
名無氏物語:02/11/13 22:11
あと、
現代と違うにしても、結婚した女に言い寄ってくる方に問題あると思うんだけどなぁ
その前から好きでもさ
源氏も人妻に手だしてるけど
それなのに女三の宮がしっかりしてないからだというのは
かわいそうな気がする
416 :
名無氏物語:02/11/13 22:25
>ちゃんと拒否しないとか抵抗しないとか、迫る側より迫られる側が悪いの?
>結婚した女に言い寄ってくる方に問題あると思うんだけどなぁ
それはそうでしょう。だから柏木は……。源氏も源氏で苦悩が多いし。
迫る方が悪いのは当り前。そのうえでということですね。
激しくスレ違いだけど、ゴウカーンは知り合いの男性にやられるケースが多い。
女性の側に全く原因がないとは言い切れないでしょうな。
417 :
名無氏物語:02/11/13 22:26
犬君が逃がしつる。
どうして、つるは、連体形になってるんですか?
418 :
名無氏物語:02/11/13 22:32
だからといって、大声だして暴れて抵抗したら
それこそ「はしたない」「情がこわい」とか言われるしねえ…
いくら頑張って一線守ったとしても、部屋に入られた時点で、
結局いろいろ憶測されるし、アウトですな。
いくら自分で気をつけていても女房に手引きされたら最後だし。
でもそのへんの価値観に対する疑問は当時の女性達にも
あったんじゃないかな。
だからこそ出家に救いを求めようとしたわけで。
源氏は何でも許してくれて優しい綺麗なママンのような女性(藁)を追い求めてたと。
決して僕ちゃんを小馬鹿にできるような人であっちゃならないし、
手ごたえのない女も嫌。
父兄参観の時に若くて綺麗な母親が来て鼻高々な男の子って
クラスに一人はいたな・・・。
>418
いくら知り合いでも、無理矢理押し倒されたり
力づくで迫られたりしたらビビるんじゃないの?
そういう言い方をセカンド・レイプって言うんだよ。
>>420 たぶん、
>>416へのレスだよね…?
それでも何が言いたいのかよくわからんが…。
スレ違いどころか板違いなので、以後、このことについては書き込み控えてもらいたいんだけど、一言かいとく。
犯人と知り合いだったのなら、犯行に及ぶまでの女性の行動にも原因があるってことさ。
防犯意識が希薄だってのは問題。ケースバイケースだけどね。
少なくとも、自分の意志で男の知り合いと二人きりになった場合については
『もうちょっと警戒しろ』と思います。
もちろん、犯した奴が悪いのは言うまでもないけどね。
422 :
名無氏物語:02/11/14 04:53
一度(髭黒)ならず二度(柏木)までも、
レイプ男の進入を許してる、六条院の防犯責任者が
一番悪いんじゃないかと思う。
423 :
名無氏物語:02/11/14 06:01
.,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ
,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/
l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _><
《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` {
\《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ }
\ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕
.゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .}
゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト
゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ
〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙
l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ
| ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ,
| ノ′ ヽ 〔 ミ
} } ′ } {
.| .ミ .< 〔 〕
.{ \,_ _》、 .{ .}
当時の貴族の男なんて大声出したり殴ったりできないどころか、自分がされても
びびると思うが・・・・・・。
そう考えると、源氏や柏木が押し倒されてても抵抗はできなかったような。
425 :
名無氏物語:02/11/14 18:16
警備や女房の手引きが悪いというよりも、女三宮に下を締めるだけの
威厳が無かったのが悪いというのが当時の価値観かなと思う。
その点、足りないひとだってわかってた源氏が、放置してたのが
一番悪いんだよ。
そのへんにほっぽって置いたおもちゃで、だれかが遊び出したら、
それは僕のだ!と取り上げる幼児そのもの。
それも思いやりの無いタイプの幼児。二歳児だって貸してあげるよ。藁
源氏は他人に対して思いやりが無いんだ。
だから勝手に自分ひとりで底のそこまで沈んで悲しんだり怒ったりできる。
例えば源氏が愛していたのは紫の上自身ではなく、
紫の上のような素晴らしい女性を育て上げ、ものに出来た
自分だったのだな。
近代的な読み方ですな。
ところで、源氏物語は誰が悪いっていうレベルでは語ってないと思うのだが。
個人ではどうしようもない中で諸問題が起こっているのであって…
428 :
名無氏物語:02/11/15 05:42
浮船は匂の宮に襲われた後、
薫にどっさり警備員つけてもらえてたのになー。
女三の宮可哀想。
429 :
名無氏物語:02/11/15 10:12
しかしその薫も、浮舟に振られたら、「他に男ができたんだろう。。。」
だもんなあ。藁
男はドイツもこいつも本当に。。。男性読者はその辺、どう思うんだろうね。
どうでもいいけど船じゃ美女は浮かばない。
女君の名前くらい、横着しないでもらいたいなあ。
因果応報の筋書きのために作られた登場人物という側面もあるしね、
女三宮。<427
紫の上に不倫させたら、まさに近代文学だったんだが。藁
かわいそうな上に悪女にまでしたくなかったのかも。
430 :
名無氏物語:02/11/15 20:01
葵の上もかなり不幸そうだけど、権力者の両親や兄に何不自由なく
溺愛されて育てられ、
間違うことない源氏の長男を出産して、
死ぬ間際だけど源氏と束の間の夫婦の情を交わしているんだよね。
紫の上が、実は一番可哀想だったのか…。
431 :
名無氏物語:02/11/16 00:05
そっかなあ。
紫の上は不幸とは思わないけど。
人間として不幸なのはやっぱ女三宮だと思う。
432 :
名無氏物語:02/11/16 01:17
女三宮は話に出演していないときは、
のほほんと幸せにやってたんじゃないかな。
優しいお父さんにその遺産、出来た息子も
いて、嫌な旦那とはすっばり縁が切れてると。
不幸と言えば浮船のお母さんが結構悲惨。
433 :
名無氏物語:02/11/16 09:59
また浮船かよ。。。
感性鈍いねといいたくなる。
舟と船じゃイメージする女君が違ってこないか??
常陸殿は不幸というより、たくましさを感じる。
八条の宮には結局、人並みにあつかってもらえなかったけど、
受領とはいっても自分を妻として待遇してくれる夫がいる。
かえって浮舟と離れたほうが、身に添わぬ野望を忘れられて、
平和な晩年を過ごせるんじゃないかな。
女三宮はほんと、結構のほほんと幸せにやってたと思う。
というより、幸せとか不幸せとか、他人と比べたりしないし、
野心を持たない高貴な身だから、傍目に張り合いがないように見えても、
本人にはそうでもないんだと思う。
434 :
名無氏物語:02/11/16 10:03
紫の上も女三宮も結局相手の勝手な思いでレイプされたのは変わりない。
紫の上は、源氏に悩まされ、源氏ゆえに不幸になっていくけど、
女三宮は、源氏も柏木もかかわり無く、念仏三昧で生きていく。
男を愛しいとも頼みともせず生きていけるって、ある意味最強。
435 :
名無氏物語:02/11/17 00:46
女三宮はどんな男と結婚しても「幸福」を実感することもなかったと思うし、
源氏との結婚の果てに、むりやり不義の子を産んでしまったも、
「冷たくされて辛い」と感じていたあの一時期を覗けば
「不幸」を実感したこともないと思う。
その時期もまさしく「辛い」「ちょっと嫌な気分」「顔みれば責められてウザい」
って程度のものとしか思えないし。
彼女が紫の上や六条御息所が感じたような「ああ、私は一人だ」というような
いいしれぬ「寂寞」を感じたことは、多分死ぬその瞬間にさえもないだろう。
彼女のキャラの売りは、その極端なまでの「無感動・無感情」であり、
自分の外に対する徹底した「不感症・不干渉」にあるんだと思う。
436 :
名無氏物語:02/11/17 14:13
「顔見れば責められてウザイ」劇藁。はげどう。
なんか、人生に疲れた中年親父が、今日日の女子高生に、
「それって、人としてどうよ!」とか、いきり立ってる図を想像してしまった。
源氏と女三宮の感受性のギャップって、埋められないものだと思う。
人間、人生の幸不幸が、神から等しく同じ量を与えられてるとしたら、
その濃淡が激しい人と、ほとんど区別のつかない人と、いるのかもしれない。
いいしれぬ「寂寞」を感じないですむなら、感じないほうが幸せと思うのも、
女としてひとつの意見です。
437 :
名無氏物語:02/11/17 14:23
なんか、源氏の女君、あなたは誰が好き?きゃぴきゃぴ
というノリが懐かしい。わら
結局、源氏の女はみんなかわいそうなんだよね。
だから、誰が好きっていうより、あの立場にはなりたくない。。。辛そう。
とか思ってしまう。
他人の評価や人生の張り合いをもとに、あの立場ならいいと思うか、
経済的に困窮もせず、深い悲しみを感じなくてすむ立場を選ぶか。。。
更級日記の作者があこがれたのは浮舟や夕顔だった。
身分高い姫に憧れないところが現実的というか。。。
源氏のような男性にひと時でも愛されたいという願いからなのか。。。
今や女君の内面や内省を読むのが源氏読者だから、
「好き」という単純で一徹な言葉では言い表せないのかも。
438 :
名無氏物語:02/11/17 15:35
439 :
名無氏物語:02/11/17 22:51
>433
確かにこんな掲示板での変換ミスまで、
ねちねち指摘せずにはいられなくなるほど、
感性豊かじゃないなぁ。
それにしても感性豊かだと、ナンバーで
区別されてるような登場人物には冷淡になるようで。
紫の上は、客観的立場は源氏の女の中でも
特に悲惨ってほどじゃないけど、当人の感受性と
知性の深さが災いして、不幸になってる感じ。
同じ個人財産も後ろ立てもなくて、源氏の情にすがる
しかない立場でも、末摘花は不幸って感じしないし。
440 :
名無氏物語:02/11/17 23:01
>437
漏れは単に「ステキな貴公子二人に愛されちゃった」てのも
ポイント高かったと思うんだが・・・
年を食ってから若いときの自慢話にしたかったんじゃ?<更級日記
442 :
名無氏物語:02/11/18 13:58
>440
そだね。
当時の中流貴族は逆玉ねらいだから、うだつの上がらない受領階級の娘に、
ロマンスは遠かったかも。
443 :
名無氏物語:02/11/18 18:24
高貴な男は高貴な出の女を正妻にするのが通例だった時代だから
(もちろん、そうじゃない人もいたけど)
受領階級の女は美貌で教養があり、生まれが高貴で経済力もばっちり
という男に愛されても本妻にはなれない。
宇治の中の君なんてらっきぃ!な方だよね。
親はないわ、財産はないわ・・・。あるのは宮家の姫だというかくたる出自だけ。
そんな姫君がどこぞに「お宮仕え」に出されるなんてよくある話。
現に明石の中宮は夕霧大臣の六の君との縁談も進む中、
すっかり尾羽打ち枯らした宮家の姫など高貴とは言いがたいとばかりに、
「宇治の中の君を女一ノ宮の元へお宮仕えに・・・
(姉宮のご機嫌伺いの折にでもちょっと可愛がってやる程度にあそばせってか)」
だもんね。まして受領の娘ともなれば・・・。
身分のつりあった男の中には華々しさなどないから夢は見られないし。
そういう少女からしたら、夕顔とか浮舟といった
「隠し女」として愛されるってのは、「それならあたしも・・・」と
自分を重ねられるシチュエーションなんだろうね。
444 :
名無氏物語:02/11/21 22:11
トップ貴族の娘に生まれるより、下のほうに生まれて教養つけて
女房になったほうがいいのかな?って思った
スレちがいか…
「更級日記」の作者は意外に経済的には豊かだったらしい。
(父親は学者としては振るわなかったが、受領としての見入りは
結構あったらしい)
少なくとも、なまじ落ちぶれた宮家の姫よりは良い暮らし
だったんじゃないだろうか。
彼女が夕顔や浮舟に憧れたのはこの二人の
「悲劇のヒロイン」ぶりに陶酔してた部分が大きいと思う。
446 :
名無氏物語:02/11/22 15:22
老醜を晒すことのない
愛された時の美しいままの記憶が残った
悲劇のヒロインか・・・
447 :
名無氏物語:02/11/22 15:26
448 :
名無氏物語:02/11/22 15:28
ドラマチックに憧れつつ、自分の身分はわきまえてるわけですね。
自分の身分そっちのけで、空想にふけったりしないとこに、
当時の身分制度の堅牢を見ますわ。
だって、受領の身分を否定したら自分も家族も困るわけで・・・・・・。
女はなんだかんだ言って現実的なのだと思われ。
男の場合はできもしない空想っつーか妄想になりがちですな。
金もないのに、姫君をさらって逃げる、とか<男の妄想
451 :
名無氏物語:02/11/23 15:43
愛しい美しい姫をさらってはみたものの、
お屋敷にいたときと同じ不自由ない暮らしを姫にさせられず、
甲斐性無しの男は結局盗賊にまで成り下がり、
山里に姫を匿いなんとかかんとかその日暮らしをする。
ある日姫は男の留守中に水を欲して井戸まで行くと、
そこにはすっかりやせ衰え美しさを失った自分が映り、
ショックのあまり、そのまま井戸に身を投げて死んでしまう。
なんて話、なかったっけ?
452 :
名無氏物語:02/11/24 01:23
あたしが平安時代の人に生まれるのなら、
上流の姫君より、受領の娘で宮仕え、のほうがいい。
外に出られないお姫様なんてつまんない。末摘花を連想しちゃうんだよね。
美貌とセンスがあれば、中流でも恋はできたんだろうな。
(例。和泉式部などなど)
大事にしてもらえたかどうかは保証できないけど。
あ、この「恋」って「貴公子との恋」ってことよ。
454 :
名無氏物語:02/11/24 10:51
平安時代に生まれるなら・・・
私だったら、男に生まれたい。
もちろん、上流階級に。それなりに重きを置かれる母をもつ身で。
外に出られないお姫様はつまらないというのなら、
たとえ受領の娘だろうと、貴族の女なら、早々外出なんかできないもん。
男に生まれて、花から花へ。「とまれよ遊べ、遊べよとまれ」人生
雪月花、花鳥風月を愛でて、飽いたら次へと、ふわふわと。
当時は財産(不動産)をすべて娘が継ぐ仕組み。
だから、男は宮中に勤務してもらえるサラリー以外に財産なし。
あちこちの女に恋文を出すのは、逆玉に生活がかかってるからだよ。
奥さんもそうだけど、そのお母さん(妻の母)がしっかり者だと、衣替えの時期に
ちゃんとした衣類を届けてもらえて、職場でも面目をほどこすらしい。
末摘花はそういう部分でも魅力がなかったんだろうね。センスも悪いし。
458 :
名無氏物語:02/11/30 17:39
末摘花は、身分、髪の毛、一途に源氏を待つ心以外は、「負」の1例として描かれた様で気の毒。
貴族の男か…心労がたたって持たないだろうな。権力争いには向かんからな。
本当に一握りの上流階級に生まれてさえ毎日が腹の探り合い、呪詛におびえ、怨霊におびえ。
下級役人とまで言わなくても中流だろうが文官なんぞになれば地獄の政務。
アホの上司に代わって働き通して過労死。しかも女にはモテナイ。
立身出世は大事。指が手の甲を貫き、血の涙を流す。あーヤダヤダ。
女に生まれて才女を集め、流行小説でも読んでたほうがなんぼかマシだね。
まあ、どっちもイヤだけどな。
460 :
名無氏物語:02/12/01 11:36
うーん。不動産を所有することに関心がないから
私はサラリー以外に財産がないことは気にならない。
自分が女で既婚だから思うことだけれど、
それほどしっかりした賢夫人ではない私でさえ、
夫の身なりをきちんと整えるくらいのことはできるから、
そういう妻を捜すことはさほど難しいことじゃないと思う。
兼家兄弟にしても、道隆道長兄弟にしても、
実際のところは御曹司ゆえに金銭の苦労はしなくてすんでる。
道長には後宮入りした娘が仰山いるけど、
息子にも助力は惜しんでいないし、嫁の実家をあてにはしてない。
道長はともかく、兼家と道隆は妻の縁故で出世したわけじゃない。
兼家は実力もあったし、自分の手を汚しても心労を感じないだけの
根性と気力があったから別格としても、
道隆なんか、中流の女を正妻として大切にしつつも、
当代随一の美男と呼ばれてふらふらあちこちでつまみ食いもしてるし、
家がいい男は、矢はし気楽に生きられた時代だと思うよ。
461 :
名無氏物語:02/12/01 12:06
>女に生まれて才女を集め、流行小説でも読んでたほうがなんぼかマシ
平安時代の女がみんなこういう生活を保障されてたわけじゃないからさぁ
>下級役人とまで言わなくても中流だろうが文官なんぞになれば地獄の政務。
>アホの上司に代わって働き通して過労死。
こういう男を父や夫に持ってしまったら、才女を集めるどころか、
自分が才女であれば、そんな世界を垣間見られるかも、程度だよ。
あの時代は、男女を問わず、よほど能力がない限り、
上流の資産家に生まれなきゃ日の目を見ない時代だもん。
>>461 あんたも和歌らん人ねえ。
上流の資産家に生まれるのは絶対条件。その上で男か女かどっちがマシかということ。
まあ、文学サロンが出来るくらいだったら殆ど皇族だろうが……
また、中流以下だって男の激務に比べればなんぼかマシだと思うけどな。
この辺は悩みの質が違うからどっちが辛いとかは言えないかも知れないが。
ただ、文学的な悩みを持てるってのは余裕がある証拠だと思うけどな。
まあ、スレ違いレスだったから反省してるよ。
横から口出しで悪いんだけど、
459本人が先に「中流」を持ち出してるんじゃないの?
>下級役人とまで言わなくても中流だろうが文官なんぞになれば地獄の政務。
>アホの上司に代わって働き通して過労死。
って・・・。
上流の資産家が絶対条件なら、あとは本人の好みと資質だよね。
権謀術数にまみれた政界覇権ゲームに参加してみたい人もあるだろうし、
文芸サロンの女王を夢見る人もあるだろうし・・・。
うーん、確かにわかりづらい書き方をしていました。
私のいいたかったのは、上流と中流以下だったら上流がマシ。
上流の資産家での男と女の場合、
男=権謀術数にまみれた政界覇権ゲーム
女=文芸サロンの女王
だったら、命がけの争いで胃潰瘍になりそうな男より女のほうがマシ。
男は付き合いの酒の飲みすぎで体壊すし。
中流以下の男と女の場合、
男=地獄の政務で過労死
女=上流社会を夢見つつ現実に絶望
これもやっぱり肉体的にもキツイ男のほうが嫌だナァと思う。
よって、女のほうが何ぼかマシという結論に至る。と言うわけです。
しかし、463さんの言うように本人の好みによるところが大きいとは思います。
一握りの権力者や金持ち以外の大抵の人間が、
年中あくせく働いて苦労しているのはいつの時代でも同じ。
ただ、「源氏」の時代には社会保障制度なんてものはなかったから、
権勢を失ったり、職場からクビ切られてどこにも雇ってもらえない、
って事になったら即効餓死だね。
そういえば、「帚木」巻で非参議レベルの貴族の中に
わりと裕福で、品や趣味の良さも兼ね備えた
なかなか立派な暮らしぶりをしている連中が結構いて、
そういう家に結構掘り出し物の娘がいる、ってな話があったような。
明石の一家がまさにそんな感じだったね。
466 :
名無氏物語:02/12/01 17:55
どの女性が好みかって話題からずれているんだが・・・・・・。
自分は政争に参加してみたいくちだなあ。
文芸サロンよりは面白そうだ。
保障がないのは時代ゆえ、仕方ないでしょ。
おつきの人なんかも連座して生活がぱあになっちゃうし。
468 :
名無氏物語:02/12/08 13:58
匂宮の姉貴、女一宮が好きだね。何気に宇治十帖では一番光ってる。
469 :
名無氏物語:02/12/08 14:18
女一宮はどんな人なのかよくわからない。だから、好きになり様が無い。
わけもわからず姉の真似をさせられ、しかも、姉のほうが・・・
と勝手に思われる女二の宮はかわいそうに思う。
470 :
名無氏物語:02/12/08 14:45
>>469 なかなか隙見ができないから、より高貴さを醸し出しているんだよ。
葵、六の君(夕霧の娘)、それから女二の宮にしても
主人公の政略結婚させられた、愛されない妻の役だから
しょうがない。強制的なお見合いみたいなものだから。
471 :
名無氏物語:02/12/09 01:19
>>470 あなたは昔に生まれてれば、失敗してるかもしれない。
柏木のように、脳内で高貴で美しい人を作り上げて・・
472 :
名無氏物語:02/12/09 09:52
チラッとみるんだよね、薫が女一宮を。
暑い盛りで・・・。氷水を勧める女房たちを相手に
きわめてお行儀良く、優雅に薄物をまとって端座した感じ。
『涼しいですよ』と進められる氷にも
「手が濡れるのが嫌だから」と敢えて手にとろうともしない。
薫はその姿を見て惚れ惚れしてしまう。
で、翻って、自分の妻である、更衣腹の女二宮は…というと、
着ている物も暑苦しげに、氷などに手を触れている。
女二宮の周辺の女房たちも行儀悪く氷を懐に入れたりしてる。
『宮が心地悪そうだから、薄物などお着せ申し上げよ』と
薫は支持しながらも、先ほどの女一宮を思い浮かべ
「やっぱ、中宮腹と更衣腹はちがうよなぁ・・・」と嘆息する。
ある意味、野分のシーンで紫の上を図らずも透き見してしまったあと、
あちこち他の女人たちをも覗き見た若き日の夕霧の焼き直しっぽいシーン。
473 :
名無氏物語:02/12/09 11:27
>>471 柏木は愛すべき男だと思います。
>>472 訂正させて頂くと女二宮は女御腹ですね。それから、
「白き羅の御衣、着給へる人の、手に氷を持ちながら…」(蜻蛉)
↑女一宮は最初は氷を持っています。
紫上を隙見した夕霧の焼き直しとは良い指摘ですね。源氏にはそういうのが
結構あります。薫から逃げた大君も、光源氏から逃げた空蝉を彷彿とさせますね。
474 :
名無氏物語:02/12/09 11:43
>訂正させて頂くと女二宮は女御腹ですね。
んなこた聞いたことがないのだが、ホント?
475 :
名無氏物語:02/12/09 12:26
472です。
さまざま、勘違いのありました点、ご指摘ありがとう
>>473 『焼き直し』というのは、海外ドラマなどでも長期化するとよくありますね。
同じようなエピソードを人物と些細なディテールだけをちょちょっといじって、
まんま使う・・・というような(w
『源氏物語』も長編という点では世界第二位だそうですから、さもありなんと。
>>474 はい、確認しました。女二宮は当代の藤壺の女御の腹でした。
あー分かりますた。
落ち葉の宮と混乱してた。失礼。
>>473 >柏木は愛すべき男だと思います。
そう思うのは、あなたが男(多分)だから。
源氏の中で柏木ほど、あからさまに自己中な人も珍しいと思います。
「愛されない妻」という役割で登場させられている(?)にしても、
落葉の宮に対する態度は、あなたは何様!!
大した身分でもないのにと腹が立ちます。
ただ、現実には柏木のような人は案外沢山います。
自分の関心のある女性には、馬鹿にやさしくて、
隣にいる関心の無い女性にはぞっとするほど冷たい男。
多分本人は気づいてないのでしょうね。余裕が無いだけかも。
関心のある女性にだけ優しい人間がそれほど悪い存在かどうか・・・。
誰にでもいい顔する人より誠実かもしれませんよ。
柏木はぞっとするほど冷たいと言えるほどの気概や『太い』ものを感じません。
そこら辺に入るフツーの男。
「落葉の宮」の降嫁にしても、柏木本人は皇女なら誰でもいいとは
いわなかったのに、『女三宮は惜しいから、劣り腹の女二宮をやろう』
という上皇側の発想そのものが、当時の男の女性蔑視と身勝手さ((今もあるが)
の表れなわけで柏木の父だって相当身勝手だし、
源氏だって身勝手、朱雀院も相当なものだし、
最愛を御側去らずに寵愛し、結局衰弱しさせた桐壺帝も身勝手、
娘二人を残してさっさと出家した宇治の八の宮も身勝手、
未亡人になった落葉宮をムリヤリ陥落させようとする夕霧の態度は
源氏物語中でも最もいただけない野暮な身勝手さ。
だいたい、夜這いという結婚システムそのものがめっちゃ身勝手。
私は個人的に柏木は出自がいいだけで根拠のない自信を持ってしまった
「ただの莫迦」だと思います。
>源氏の中で柏木ほど、あからさまに自己中な人も珍しいと
そんなたいそうな男じゃないですよ。
>最愛を御側去らずに寵愛し→×
最愛の女を御側去らずに寵愛し
481 :
名無氏物語:02/12/09 20:55
>>478 >源氏の中で柏木ほど、あからさまに自己中な人も珍しいと思います。
↑そうですか? 僕は匂宮だと思いますが… 何故なら柏木は良心の呵責を
覚えて早逝してしまいますが、匂宮は浮舟失踪後は早くも放蕩生活に戻って
いますからね。
>>479 >娘二人を残してさっさと出家した宇治の八の宮も身勝手、
↑これは笑いました(w
482 :
名無氏物語:02/12/09 21:48
紫式部も当時の一夫多妻なんかに疑問を持っていたから
ああいう物語を書いたんじゃないかって説もあるよね
>>479 >柏木は出自がいいだけで根拠のない自信を持ってしまった
「ただの莫迦」だと思います。
私もまったくそう思いますよ。
それから、書き方が悪かったと思いますが「ぞっとするほど冷たい男」
というのは柏木のことではなく現実世界の若い男の事です。
それも、冷徹と言うほどの意味ではありません。
私が一瞬そう感じただけの人。
そもそも、柏木のことを愛すべき人と思っている人がいて、
私はそう思わないし柏木は大嫌いなので、あんな自己中と書き込んだだけのこと。
他の登場人物にまで手を広げて腹を立てるつもりもないし、
まして、当時の社会制度にまで怒りを感じる気力はありません。
どうせ男というものは今も昔も身勝手なもの。
いや、「源氏」の男の中で一番身勝手で冷たいのは
源氏だと思う。
柏木や匂宮は、ある意味自分の欲望に正直で、
その欲望も分かりやすいからまだいい。
源氏みたいになまじっか自分を出来てる大人の男だと思い込んで、
女の人格にまであれこれ踏み込んで、色々好き勝手な要求突きつけてくる
やつの方がよっぽどタチが悪いよ。
源氏はそれほど身勝手な要求を突きつけてないと思うけど。
まあ「源氏」の物語だから、源氏の内面とか女遍歴とか、
どんなことを思いながらその女を口説いたのかとかが
微に入り細にわたって描かれるわけだからね、他の男より身勝手も際立つ。
でも、案外実際はそのまんまの女を受け入れてて、
「┐('〜`;)┌ここがイマイチだよな、この女は」と思ってても、
とりあえず見捨ててないしね。
若い頃の源氏は柏木や匂宮よりある意味ピュアだし、
夕霧や薫よりしっかりしてる。
私は宇治の八宮がイヤだなぁ。
大して実力もないくせに担ぎ出されるままに弘徽殿一派に利用される間抜けさも、
浮舟の母への無責任で傲慢な態度も(だいたい正妻に義理立てして
子まで成した召し人を粗末にするくらいなら手なんかつけなきゃいい)
あの似非聖ぶりも胸糞悪いし、たいした資産も残してやらずに
娘を二人見捨てて出家するなんて言語道断だよ。
腹も括れないうちに出家するというのは朱雀院もそうだから、
腹違いとはいえ朱雀院とは似ているのかもしれない。
まあ当時としては、経済的な所もふくめて
最後までしっかり面倒見てくれる男というのは理想的だったのかもしれないけど、
源氏の場合はそういう、「誠実で面倒見の良い出来た男」という自分に
満足してるだけのような気がするんだよね。
八宮や朱雀院は弱いけど、そういう自分の駄目さに対する自覚や苦悩は
ちゃんとあった人だと思う。
源氏ってある意味では、最愛の女性であり、これ以上ないくらい理想的な女性だった
紫の上すら最終的には幸せに出来なかった男、て言い方もできるよ。
487 :
名無氏物語:02/12/10 09:35
>>478 >自分の関心のある女性には、馬鹿にやさしくて、
隣にいる関心の無い女性にはぞっとするほど冷たい男。
↑
>>479さんも書かれているけど、本当に悪い男ですかね?
蓋し薫もこのような男ですよ。だから気を持たれない女房達からは
冷たいと謗られる。あなたの論理でいくと誰にでも優しい匂宮が素晴らしい
男なのですね。
>>485 >浮舟の母への無責任で傲慢な態度も(だいたい正妻に義理立てして
子まで成した召し人を粗末にするくらいなら手なんかつけなきゃいい)
↑これは確かに八宮、唯一の汚点ですね。でも彼も人間ですから。
> 娘を二人見捨てて出家するなんて言語道断だよ。
↑あれは阿じゃ梨が悪いと思いません?
>>486 紫上が理想的な女性になったのは源氏が教育したからですよ。
488 :
478・483:02/12/10 15:58
>>487 何度も同じ様なレスをするのは嫌なんですけど、
私は源氏物語の中の男性論をするつもりはなかったのです。
483でも述べたように、柏木を愛すべき人間だと言う人がいて、
「何処が?」と思ったから,柏木の悪口を言ったまでのこと。
>あなたの論理でいくと誰にでも優しい匂宮が素晴らしい 男なのですね。
私は論理的なことは何も言ってないし、匂宮まで、どうして出てくるのですか。
柏木を貶せば、匂宮が素晴らしい事になるのですか?白か黒かどっちか選べって事ですか?
私は、匂宮も嫌いですよ。
それから、柏木が、悪い人間なんて一言もいってませんよ。
いい人間でもないと思うけど。
どの女君が好き?から、どの男君が嫌い?になってるね
葵ちゃんと桐壺更衣が好きだー。
でも論文書くのはツライヨ…あと10日なのに何してんのさ…
近江の君たん、雲居の雁、朧月夜が大好きだ。
>>490 がんがれ〜。
492 :
名無氏物語:02/12/10 19:42
>>488 >匂宮まで、どうして出てくるのですか。
↑だから薫があなたの言う「自分の関心のある女性には、馬鹿にやさしくて、
隣にいる関心の無い女性にはぞっとするほど冷たい男」ですよ、ということで
薫より匂宮が好きなのかと申したのです。父である柏木もやはりそういう男なのです。
柏木も嫌い、匂宮も嫌いだとすると薫が好きなのですか? それでは矛盾しますよね。
分かった、八宮が好きなのですね。それとも髭黒大将ですか?(w
何かこのところ粘着な厨が出入りしてる…。
「源氏」のキャラは男女問わず、色々精神的な弱さや欠陥が描かれている
タイプの方が共感出来るね。
あさきゆめみしでいえば、紫の上が一番すき。
ライバルの娘を立派に育て上げるなんて
きれいごとだけでは絶対できないし、美人で
強くてかしこいけど、人並みに嫉妬もして。
高校生の時は源氏が紫を好みの女に仕立て上げた
あげく無理矢理犯して自分の妻に、
と聞いてゲロゲロと思ったけど、
今考えれば、ある意味羨ましいカップルかも。
496 :
名無氏物語:02/12/11 09:34
>>495 娘(明石中宮)だけでなく、義理の孫(女一宮、匂宮)も育ててますよね。
まあ、あの時代に貴族階級に関していえば、
あまり実際の血の繋がりはそれほど重要でなかったのかも。
上流階級では正式な養子は嫡子扱いで、意識的にもそうだから。
母親の身分が卑しい一種の「妾腹」扱いの子より格上扱いになる。
だから、現代人の「夫の愛人の子を本妻が育てる」とは根本的に違う。
ことに、紫の上は自分の実子がないのだから。
あの時代の継子イジメ物語はたいていの場合継母が実子を持っている。
で、実子と差をつけて継子を苛める話だからね。
焼餅焼きでヒステリーな道綱母でさえも、夫が他の女に産ませた娘を
晩年引き取って育ててる。道綱母の場合ライバルの女が死んでたから。
紫の上の場合、ライバルとは言え、身分階級意識の強いあの時代では、
明石は源氏の正妻には逆立ちしてもなれない存在だから。
原文では明石は「上」と呼ばれたこともないんだもん。
498 :
名無氏物語:02/12/11 16:44
源氏って「艶福家」みたいに言われてる割に、
最終的に六条院の各町に「女主人」として住んだ女性で
美女なのは明石と紫の上だけ。秋好中宮は妻ではないし、
夏の町に一時住んだ玉鬘も危うい関係ではあったが実際は
妻でもなければ、愛人関係にもなっていない。
二条東院に住んだ空蝉は若い頃から容姿はしょぼかったし、
末摘花は言うに及ばず。
彼が美女と放蕩三昧だったのは紫の上と結婚する前までのこと。
あの当時は確かに、正妻の葵の上はもちろん、
六条御息所も、朧月夜の尚侍の君も、藤壺の中宮も、夕顔も、
美女美女美女のオンパレード。でも、誰も彼の妻じゃないんだよね。
共住みするなんてありえない人たち。
だからこそ、「華」ともなるべき「正妻」が欲しかったのかもしれないし、
それを紫の上は良くわかってたんでしょう。
自分という玉には「女王とはいえ父宮に省みられない妾腹みたいなモン」という
この時代では決定的ともいえる疵があると。
源氏が若い頃に朧月夜や朝顔の斎院と結婚する気になっていたら、
紫の上には「一の人」になるチャンスは無かった。
身分マンセーのこの時代ならではの「哀しさ」だよね。
だからこそ控えめに振る舞え、結果として皆に好かれたという解釈もできる。
父母の身分だけよくても、後ろ盾がなくて苦労してる宮様だって多い時代。
気の毒っちゃ気の毒だけど、源氏と出会わなくても苦労したことに変わりない
んじゃないか。父宮から財政的支援がないのは、どう考えても痛いよ。
というかさ・・・
作者の性格がもろに出てるんだよね>女は哀しい存在だって。
どの女君を見て、ラッキィ♪って感じで生涯を全うしてない。
欠ける所のない出自と育ちの葵上は潤いのなさゆえに受ける愛が少なく、
出自経歴ともに華々しく本人の資質も優れているが愛欲におぼれた六条夫人もまた
ある種の女の悲しみがあり、
明石と空蝉はその「身の程」をわきまえた振る舞いには身分社会ゆえの哀しみがあり・・・
というわけで、
「とかく女は生き難いもの・・・」という作者の女性観・人生観がそもそも暗い。
501 :
名無氏物語:02/12/11 22:56
>>499 紫の上って「控えめ」なの?
でしゃばりなんてことはもちろんないけれど、
「華やか」「当世風」「煌びやか」というキャラでは?
控えるべきところは控え、
華やかに当世風に振舞うべき時は場にかなった華やかさを演出する、
いわゆる「知的で華やかで、かつ愛らしい美人」なわけだよね。
絶妙なメリハリの附け方ゆえに魅力的なんだし、人気者だったんじゃ?
明石の女御や宇治十帖の女一宮は(当時としては)幸せだったんじゃ?
でもあんまり恵まれ過ぎてるキャラはあんまり描きがいが無いし、
描いてもストーリー盛り上がらないからね。
とにかく「男に振り回されない生き方がしたい!」ってのが作者の人生観かもね。
そうは言っても光源氏のような超人的なキャラを愛情を持って描いてる
から、紫式部はやはり恋愛至上主義者だと思う。
>503
最初のうちはそうだったのかもしれないけど、
話が進むにつれて、光源氏に対しても恋愛に対しても
視点がシニカルになって来てるような気がする。
505 :
名無氏物語:02/12/12 21:57
家で主婦してた頃は恋に妄想してた。
宮仕えに出て、道長の愛人になって、
壮年の政治的にパワフルな男の魅力と、
身勝手さとを同時に見たが、とりあえず、
「天下に並ぶ者亡き才女」として寵愛されたので、
権力者に愛される女のめでたさを描いた。
いつのまにか、「女」としては飽きられてしまい、
「娘のカテキョの先生であり、サロンの女王の資質のない娘の文芸サロンの編集長」
としての役目だけを要求されるようになり、恋に幻滅を感じた。
ああ、女とはなんと哀しいものだろう、男に人生を左右されたくない。
確固たる意思と品位を保って、泰然としていたい!!
という具合に恋愛感、人生観が変化した、とも考えられる。
506 :
名無氏物語:02/12/12 22:36
道長の愛人……?
もともと娘のカテキョとして召抱えられたのでは?
尊卑文脈の記述は紫式部日記の記述からの想像だと思われますが……
それに、男対女というような図式では捉えきれないと思うのですよ。
女が男に振り回されるというよりも、男女共に運命に翻弄されるという印象を受けるのは
俺だけ?
507 :
名無氏物語:02/12/12 22:45
娘のカテキョに手をつける男というのありえるし・・・(w
恋愛小説を書きまくる才女にちょこっと食指を動かす男心って、あると思う。
清少納言も結構殿方に人気があった感じだが、
美人だとかなんとかより「評判の才女をモノにしてみたい」男心でしょうし。
すくなくとも、紫式部は自分が「口説かれた」「道長は私に気がある」
と思ってたっぽいしね、日記を読むと。
508 :
名無氏物語:02/12/12 22:49
>>506 505です。
書き方が悪かったかな。
定子サロンにライバル意識満々だった道長は、
とにかく才女を必死で集めてましたよね。
だから、まず「宮仕え」に出て、そのうち、
道長のお手がついた、と。
それを端折って、宮仕えに出て道長の愛人になって、
とかいてしまったんですね。
で、たしかに、まじめに考えると、紫式部の人生観からすると、
当時の流行の考え方でもあったのでしょうが、
「もののあはれ」で厭世的なわけですから、
男に生まれようと女に生まれようと同じでしょうね。
けれど、その傾向が宇治十帖でことに強くなってるのは、
何らかの人生観の変化であろうと思うんですよ。
本編の「光源氏の物語」ではああまで厭世的ではないように思えて。
509 :
名無氏物語:02/12/12 22:53
>>506 > それに、男対女というような図式では捉えきれないと思うのですよ。
> 女が男に振り回されるというよりも、男女共に運命に翻弄されるという印象を受けるのは
> 俺だけ?
そのとおりですね
今も昔も、人は悩み苦しみつつも、日々、小さな喜びを
見つけながら一生懸命生きてるんだな〜、とかも思います。
でも光源氏の苦悩は独善的な感じだなあ。
「てゆうか、お前、自業自得やん!!」
「なに自分に酔っぱらってんだよ、テメー」
てな感想しか浮かんでこない。
光源氏はそれなりに成功して表舞台を歩いてるから、家庭にいる女としては面白く
ないのかもね。
505の意見、おおむね同意。
あれは長期連載小説だから、作者の人生観とともに変わっていってると思う。
513 :
名無氏物語:02/12/16 20:07
明石の御方。
好きな人の子供産めて、後に宮仕えキャリアウーマン。
まさに才色兼備。現代女性の憧れ!
514 :
名無氏物語:02/12/17 09:00
>>513 あなたの憧れでしょ。
夫からは最初から当然のように卑しめられ、娘からは生涯侍女扱い。
憧れません。
好き好んで宮仕えに出たわけじゃないよ、彼女は。
明石の姫の乳母に雇われて女性や源氏本人にまで、
下方の生まれの女が、なにを上流夫人ぶって・・・(苦笑
なんて思われるほど気取りに気取って、宮様のように振舞ってきた女だよ。
お宮仕えなんて、中流の女性のするような真似をしたいわけないでしょ。
あのひと、中流の下の資産家の出だけど、心はプリンセスなんだから。
他に生きる目がなかったから、娘のそばにあがるにはこれしかないから、
徒歩でまで付き従って宮中に「女房」として上がっただけ。
悲しくも哀れな女の一生よ。
>514
訂正 私の憧れです。
516 :
名無氏物語:02/12/17 19:46
>513
そういう意味で現代女性の憧れの対象になりやすいのは、
むしろ朧月夜かな(子供はなかったけど)。
明石上は財産はあったんだから、身分相応の相手を婿にでもすれば
もっとのどかで優雅な人生送れたのにねえ。
父親が変な野心を持ったばっかりに…。
517 :
名無氏物語:02/12/17 23:59
私は断然、六畳御息所が好き。
冷静な頭してたら恨むべきは夕顔ではなく心変わりした源氏なのに
理知的で聡明で美しい彼女でもそういう迷い方をするのかと思うと
あわれの一言に尽きる。
518 :
名無氏物語:02/12/18 00:00
六畳→六条だ。スマソ
519 :
名無氏物語:02/12/18 00:05
ところで、三宮が降嫁した時に紫の上に皮肉の手紙をよこしたのは誰?
「大変なことになりましたね。私どもは殿にとって数ならぬ身だから
こういう場合かえって気苦労もないけれど・・・」とかいう内容のやつ。
六条の他の夫人から来たと書いてあるから六条院の誰かなんだろうけど。
末摘花や空蝉や明石がそんなことするわけないし、まさか花散里?
520 :
名無氏物語:02/12/18 00:21
昔は紫の上の憧れたけど、人妻になった今では空蝉の憂鬱に惹かれる。
源氏のような男に迫られたらここまで強く拒めるか自信が無い。
521 :
名無氏物語:02/12/18 00:24
玉鬘は?
>520
そお?「一瞬おいしいとこ取りだけ」の色男より、
一緒に頑張ってくれてるブ夫のほうが断然魅力的じゃない?
523 :
名無氏物語:02/12/18 08:45
>522
空蝉は伊予の介に魅力を感じていたのか???
524 :
名無氏物語:02/12/18 08:51
山里から拉致られ、兄とも父とも慕っていた源氏からレイプされて妻になり、
頼るべき実家もなく、ひたすら源氏の愛情だけにすがって生きていくしかなく、
出家したいというただ一つの望みも叶わず、失意の中で死んだ紫の上に憧れるという
ノーテンキな女がけっこういるな。
>>519 んー、それは夕霧が落葉の宮に夢中になっている時に、藤の典侍が雲居の雁に送ったやつじゃないかな?
526 :
名無氏物語:02/12/18 19:06
>>525 519ではないけど、それとは別。
「あさきゆめみし」しか読んでいないけど、
コミックスには「六条の他の夫人から来た」とまでは描かれていなかったから、
(具体的な誰かの顔を描いてなかった。)
数える対象にならないクラスの愛人からかと思っていたけど、
そうじゃないんだ。
>>519 ある程度の地位じゃないと、
紫の上に手紙出さないもの?
自分はつまらないと言われても、守りにはいっているといわれても、
朝顔のような生き方はいいと思う。大きい喜びも無いかも知れないけど、
男に振り回されて深く苦しむ事も無さそう。
身分って事もあるけどねー。
あ、朧月夜も大好きだけど(w
527 :
名無氏物語:02/12/18 19:19
>526
源氏には六条の夫人以外にも、「ものの数にも入らないクラスの愛人」が!
「あさきゆめみし」には詳しく書いてないけど、
空蝉の継娘(「牧場の荻」だっけ?)は源氏お手つき後どーなったの?
528 :
名無氏物語:02/12/18 20:06
軒端の荻じゃなかった?
牧場ってアータ(w
>528
あ、そーだ、そーだ、「軒端の荻」だ!
指摘ありがと。牧場じゃないよね〜。(藁
その(名前間違える)程度の存在だったのです。
ものの数に入らない愛人?
>>519 えーと、
>>525とは別ってことなんで、ちと確認してみました
与謝野訳ですが
中将とか中務とかいう女房は (略) この人たちは若い頃に院の御愛人であったが、
須磨へおいでになった留守中から夫人付きになっていて、みな女王を愛していた。
他の夫人の中には、どんなお気持ちがなさることでしょう、愛されない者のあきらめが
平生からできている自分らとは違っておいでになったのであるからという慰問をする人もあるので、(略)
ってことで、源氏に以前、情を交わされたことのある名もなき人らではないかと
531 :
名無氏物語:02/12/18 22:54
>530
源氏ってほんと、ばかみたいに精力旺盛だね。
>>531 「源氏」というよりは、「当時の貴族」はだろね
特に桐壺帝、、、何人子供がおんねん
533 :
名無氏物語:02/12/18 23:02
>他御方々よりも、
> 「いかに思すらむ。もとより思ひ離れたる人びとは、なかなか心安きを」
> など、おもむけつつ、とぶらひきこえたまふもあるを、
とある地の文の「御方々」は通常はプロの研究家の間でも、
六条院に住むほかの「夫人」たちととることが一般的。
「御方々」なので、この場合、召し人は数に入れないらしい。
あくまでも侍女でお手もついている程度では「御方」ではないので。
当時は後世の妾があまたいるが、妻は一人きりというのとも違い、
正妻格の夫人が複数いることも珍しくない。
妻同士が夫に新たな女が出現するたびに消息文を交わす習慣は
「蜻蛉日記」などにもうかがわれる。
したがってこの「他御方々」とは花散里か明石ということになる。
で、この言葉の言外に悪意と意地悪を感じるとする研究者と、
花散里、明石の両者の日常から、悪意を嗅ぎ取ろうとするのは不自然
とする説がある。
>>533 源氏が囲っている夫人ら(妻たち)って、名前が出てこないような人も何人か
いそうな気がするんだけど、どなんでしょう。
535 :
名無氏物語:02/12/18 23:22
>533
六条には身寄りのない空蝉や末摘花も住んでいたような?
彼女達は「御方」?
536 :
名無氏物語:02/12/19 08:48
田辺聖子しか読んでないけど、私も六条院に住む御方の誰かだという印象を受けた。
「こちらの気持ちを理解したような慰め顔がわずらわしい」という記述もあるし、
少なくとも紫はその手紙を自分に対する同情ではなく皮肉だと受け止めているようですね。
>517
六畳御息所って書くと、すごく貧乏くさい雰囲気になるね。
若い源氏が六畳間(当時は畳がないけど)でごろんと寝そべってるイメージが浮かんだ。
538 :
名無氏物語:02/12/19 16:23
六畳間での乳繰り合い・・・官能的!
539 :
名無氏物語:02/12/19 17:49
桐壺の更衣と紫の上!!
540 :
名無氏物語:02/12/19 19:52
夕顔って覆面の源氏と契ったって本当?
541 :
名無氏物語:02/12/19 22:19
>>534 名前が出ないような人が何人か「いそう」ではあっても、
正式に「妻」という格で『上(つまり正妻=当時はひとりとは限らない)』とか
『御方(正妻格ではないが、それに順ずる待遇を受けた公的に認められた女)』
でなければ『御方々』とは、すくなくとも、この地の文では言われないでしょう。
>>535 空蝉や末摘花は六条院には住んでない。
二条東院に住んでいたし、
「妻」という格ではないので、「御方々」ではない。
>541
そうでしたか。それにしても、その当時「明石の御方」は御所勤めですよね?
じゃあ、明石の御方以外の「認可された妻」って花散里とあとは?
543 :
名無氏物語:02/12/20 00:02
>542
女三の宮と葵の上は?
2人とも文句なしの北の方ですよ。
まあ葵は若くして死ぬし、宮は出家するから最後まで残った妻は
紫の上と花散る里だけじゃん?
544 :
名無氏物語:02/12/20 00:23
>543
じゃあ、例の「いやみとも取れる慰め」の送り主は花散里に決定!
↑スマソ。流れを読めてなかった(恥)。
三の宮の輿入れ時、紫の上は明石や花散里と仲が良かったはずだから、
悪意ととるのは不自然な気がするなぁ。
彼女らにとってはそんなつもりじゃなかったけど、
紫にはわずらわしく思えたってこと?
546 :
名無氏物語:02/12/20 02:15
弘徽殿女御(笑)
547 :
名無氏物語:02/12/20 07:55
末摘花のお付きの女房が代筆したとか。
>>547 代筆でも末摘花にはやっぱり「からころも」がついていてほしいなぁ
549 :
名無氏物語:02/12/20 09:31
>>542 いないですよ。
六条院は四季の名を冠した四つの町からなるわけですが、
このうち、秋の町は源氏の養女格の秋好中宮の里となってますので。
春の町の女主人が紫の上(と、後には女三宮の一種の二后同時冊立)
夏が花散里で、常夏の撫子の君=玉鬘はここに預けられたんですね。
冬が寝殿のない蔵の町で、いわば、六条院全体の主人である源氏の、
常のおましどころがないということで、主人が常住する場所ではないという、
一段下がった扱いになり、宮家の出である紫の上と、
大臣家の出である花散里と比して、数段落ちる明石の出自を鑑み、
ちゃんと差をつけてるわけですが、
まあ、たとえ、六条院に住まず、宮中に身を置いていたとしても、
手紙をよこすときは、六条院内冬の町が彼女の所領である以上、
「御方々」の中の一人であることははずせないと思いますけど。
550 :
名無氏物語:02/12/20 18:13
>549
「例のいやみな慰め」は明石の御方の可能性もあるわけですね!
・・・だとしたら、紫は精神的にそうとう打ちのめされていますね。
仲のいい(?)2人の御方からの慰めさえ卑屈に取っている。
551 :
名無氏物語:02/12/20 18:52
紫の上と明石の女は仲が良いとはいえないでしょう。
源氏自身、実に辛辣にそう言い放っていたではありませんか。
「私のようなものにもご親切、お隔たりのないおあしらいに感謝しています」
というようなことを明石が源氏に述べたときに、
「いやいや、あなたを認めているのではないよ。全ては姫のためです。
あなたが自分の身の程をわきまえてでしゃばらぬのが、またよろしいのだ」
と「紫の上と肩を並べたようなつもりにはなってくださるなよ」
とばかりに釘をさしてますのでね。
なんのかので「身の程のわきまえ」が尊ばれた時代なら、
それが常識なんでしょうが、現代人からすると、
明石の立場は、いくら富裕でも、哀れです。
552 :
名無氏物語:02/12/20 19:11
>551
では、明石があの「慰め」を送ったのかもしれませんね?
それを紫が「身のほどもわきまえずに!」と気分を害したということでしょうか。
明石は同情しているように見せかけて、溜飲を下げたって感じですかね。
553 :
名無氏物語:02/12/20 23:49
紫の上と明石は仲良くないですかね?
仲が良いという表現は適切じゃないかもだけど、以前のように険悪でもないし
和解はしてるよね?
でも「慰め」は明石かもしれんと思った。
「数ならぬ身のほど」を強調しすぎるとイヤミに取れるよな。
身分の低さの裏返しか、卑屈になってるように感じられる。
554 :
名無氏物語:02/12/21 02:25
>553
そうかもね。明石かあ。
555 :
名無氏物語:02/12/21 03:52
555げとしはべる。
556 :
名無氏物語:02/12/21 11:16
>>553 原文に紫の上の言として
「異人は見ねば知らぬを、これは、まほならねど、
おのづからけしき見る折々もあるに、いとうちとけにくく、
心恥づかしきありさましるきを、いとたとしへなきうらなさを、
いかに見たまふらむと、つつましけれど」
とあるし、この前文における源氏の台詞も
「うはべは人になびき、おいらかに見えながら、
うちとけぬけしき下に籠もりて」
とあるので、どこかかたくなで、気の置ける人物として捉えられている
と見ても良いのでは?
険悪な関係ではないが、それもこれも姫君の御ためでしょう。
557 :
名無氏物語:02/12/21 16:33
昔読んだとき(与謝野晶子訳)、花散る里だとばっかり思っていました。
それも、心の奥底は別にして悪気というより当時の義務的な習慣、つまり「病気見舞い」の様な物だと。
で、当然、明石も「ご機嫌お伺い」のような手紙は出していると思います。
本文に書いて無かったとしても。
明石と花散る里の間でも、社交として、そのことに関して手紙のやり取りなどあったような気がします。
ウロオボエの上に想像で、スマソ。
558 :
aa2002020261003.userreverse.dion.ne.jp:02/12/21 16:57
559 :
名無氏物語:02/12/21 17:11
原文には、花散里であると匂わせたところはないですね。
もちろん、花散里と明石との間に
「そのことに関して」の消息文のやりとりも原文にはなかったですよ。
近代以降の作家(特に女流作家)の翻訳文には、
たぶんにその作家の「想像」が入り込んできています。
それぞれの作家が、それぞれの性格に従って、
中世期の言葉の連なりの行間を読んでいるわけです。
560 :
名無氏物語:02/12/21 17:12
実際、この、「他御方々」よりの消息文は、
「方々」という点からも複数であると考えることもできます。
従って、明石か花散里かどちらか一人が手紙をよこしたのではなく、
二人とも、異口同音なことを書いてよこしたとも考えられます。
561 :
名無氏物語:02/12/21 19:13
「あさきゆめみし」ではその手紙の背景に2〜3人の女性の顔が描いてあったような。
玉鬘の意見が少ないけど、母親とは違う運命を切り開いた(?)彼女に惹かれる。
563 :
名無氏物語:02/12/23 19:15
玉鬘はいいねえ。
でも、正室の出た桃園式部卿家ってちょっと「天罰(?)」くだりすぎ。
間違えた。桃園は朝顔のところだった。
どこだっけ?紫の実家。
565 :
名無氏物語:02/12/23 20:10
夕顔のいいところが伝わってるよね>玉鬘
あの、おっとり構えているんだけれども、才気のあるところや、
可愛いお茶目さとか。
「噂に高い源氏の君も、案外ね」みたいなことをさらっと言ってのける。
さぞかし源氏は夕顔が可愛かったろうし、その忘れ形見の玉鬘も・・・。
でも、母親に比べて、実利に勝ったところが私個人は・・・かな。
だからこそ、ああして権門家の正夫人に納まり、
かつ公的にも尚侍という地位を勤めおおせたのだろうけれど、
源氏も手に入れ損ねたところでよかったのよ、彼女は。
しっかりと地に根を張るタイプだから、手に入れちゃったら、
源氏みたいなタイプにはつまらないはず。
玉鬘は生まれにそぐわない育ち方をしてしまったコンプレックスがあるから、
変な意味で超安定志向。六条院では、二番手どころか、
三番手の地位も危ういという不安定さだし、夕顔のような
「危うさ」がないので現時に飽きられるのは時間の問題。
実直な鬚黒の只一人の妻だからこそ、アレでいい。
566 :
名無氏物語:02/12/23 20:23
>>564 登場当時は兵部卿宮だった>紫父
そのあと、式部卿宮へ昇格。
で、そのときは玉鬘に求婚した源氏の異母弟が兵部卿宮で、
蛍巻の逸話から、俗に「蛍兵部卿宮」と呼ばれてる。
567 :
名無氏物語:02/12/23 21:11
古文なんか読んでねえで、チンポでもしゃぶれや!
568 :
名無氏物語:02/12/23 23:55
でも、玉鬘は宇治十帖になるとなんかウジウジ(洒落じゃありません)して、愚痴っぽくてつまらない人になってます。
569 :
名無氏物語:02/12/24 00:49
空蝉age
570 :
名無氏物語:02/12/24 03:04
夕顔と夕霧まぎらわしいぞ!
571 :
名無氏物語:02/12/24 09:42
>>568 玉鬘は、夕顔と違って後先を考える。
だから、ちゃんと正妻格に収まれた。
でも、後先を考えて、あっちもこっちもうまくやろうとして、
竹河で『どうしてうちの子達は、まともに出世してくれないの!』になるのも、
上り調子で終わらない女の一生という作者の意図の表れかも。
572 :
名無氏物語:02/12/24 19:07
玉鬘の娘って冷泉院の子産んでるよね?
573 :
名無氏物語:02/12/25 01:41
574 :
名無氏物語:02/12/25 13:05
葵と雲居の雁が好き
575 :
名無氏物語:02/12/25 21:57
ここの人たちは、「あさきゆめみし」に描かれた人物の印象のみで好悪を方っていらっしゃるのですか。
それとも原文や現代語訳もあわせた上での意見なんでしょうか?
「あさきゆめみし」読んでない。(今から読むところ)
小学館古典セレクション源氏物語(大島本)からの
個人的意見です。
577 :
名無氏物語:02/12/25 23:08
>>575 レス一通り読めば、「あさき・・」で語ってる人のほうが少なそうですが?
578 :
名無氏物語:02/12/26 01:02
>>577 私は、「あさきゆめみし」という本の存在を知りませんでしたし、
今もまだどんな本か知らないのですが、(源氏は若い頃に読んだだけなので)
改めて、1の六条院さんの最初の文章を読んでみて(スレタイしかろくに見てなかった)
ここは、本当は「あさき〜」で語るところかなと心配になってきたので聞いてみたのです。
私の前の574さんもなんとなく「あさき〜」のような気がしてきて・・・
579 :
名無氏物語:02/12/26 03:48
あさきなんて読む気にもなれんが江川もどうかと思う‥
なんか気持ち悪い。
いや、あさき〜だけで言ったのではないんだけど…
でも確かに私はあさき〜から入ったから
漫画のイメージかなり強いかも…
582 :
名無氏物語:02/12/26 22:18
>>578 だから、あなたの前に574件もレスがついてるのに、
>(スレタイしかろくに見てなかった)
じゃないでしょうに・・・と思うんですが。
574件の書き込み人全員がここにいつもいるわけじゃないのだし。
575みたいなことを書く前に、少しは読むことも必要じゃないですか?
あれー?
あさきは読んだらだめなのか?
584 :
名無氏物語:02/12/27 00:25
わたしゃ浮舟と藤壷が好きさ。
特に浮舟。
男に振り回されたけどそれを結局振り切ったってことで。
浮舟は藤壷と違って子供という逃げ道はなかったからな。
ある意味恋愛からの逃げなんだけどさ。
585 :
名無氏物語:02/12/28 00:23
末摘花タン!!!
>>583 いいんじゃない?
瀬戸内読むよりはちゃんとした源氏物語って気もするし
587 :
名無氏物語:02/12/29 16:01
瀬戸内の「女人源氏」では吐きそうになったもん。
「あさき・・・」のほうがまだ原作にたいして律儀だと思う。
588 :
名無氏物語:02/12/29 17:05
やっぱり、瀬戸内源氏って「う〜ん、ちょっとぉ???」なのか。
私は、瀬戸内晴美(寂聴)サンの生き方が余り好きじゃないので、
読まなかったけど。
でも良く考えたら、私の読んだ与謝野晶子も情熱的過ぎると言う点では・・・・・
589 :
名無氏物語:02/12/30 00:39
男の描き方が変なんじゃないかと思う>瀬戸内氏。
彼女自身が変な男に惚れる傾向があるのかもしれないけれど、
桐壺帝にしても、源氏にしても、頭中にしても、朱雀院も、冷泉帝も、
柏木も夕霧も、薫も匂宮も、キモイんだよね。
女の愛し方もキモイし、愛されているはずの女人たちもバカに見える。
私はそう感じることが多くて、瀬戸内源氏は正視に耐えない・・・。
590 :
名無氏物語:02/12/31 19:37
589は誰の現代語訳が好きなの?
591 :
名無氏物語:03/01/01 12:58
「誰の現代語訳」っていわれてもねぇ・・・。
基本的に原文を読んで、わかりにくいところを逐語訳でみるもんだと思ってたけど。
瀬戸内源氏は、原文を意訳したものと、
瀬戸内氏の創作が大部分の「女人源氏」とあるわけだよね?
「女人・・・」はとにかく読みきれなかった。
592 :
名無氏物語:03/01/01 13:00
590って、もしかして、「現代語の源氏物語」しか読んだことないの?
593 :
名無氏物語:03/01/02 20:00
590じゃないけど、原文読んだことあるって人の方が圧倒的少数派でしょ。
世間の源氏物語の認知度なんて、普通は名前知ってるだけ、
漫画とか映画であらすじ知ってる人でもじゅうぶん物知り、
現代語訳通して読んだことある人すら、ほとんどいないだろうし、
原文まで読むようなのは、研究者かそれに準じる人くらいでしょ。
どの女君が好き?なんて、軽めのスレタイなんだし、
原文読んでて当たり前なんて、
庶民感覚からあんまり離れた認識持たんといてくれや。
594 :
名無氏物語:03/01/02 20:52
590は別に、原文を読んでる、読んでないと言う話はしていないと思いますが。
だから、みんな勝手に決めつけてるけど、読んでるかもしれないし、
読んでないかもしれないじゃ無いですか。
ただ、589が瀬戸内訳が嫌いだと言うから、それでは、現代語訳だったら誰のが良いと思ってるのか訊いただけだと思うけど。
595 :
名無氏物語:03/01/02 21:45
590は原文読んでる読んでないの話はしてないね。
592がしてるんだから。
それに誰も590が原文読んでないなんて決めつけてないよ。
596 :
名無氏物語:03/01/03 00:25
>原文まで読むようなのは、研究者かそれに準じる人くらいでしょ
そんなことないと思うけど。
私、大学は国文じゃなかったけど、原文読みました。
単なる趣味で・・・。だから、面倒になると逐語訳にすぐたよりながら。
私の周りにそういう人結構いますよ。
別に研究者でもそれに順ずる人でもなく・・・。
また、逆に、国文科で中世文学を選択した人でも、読まない人は読まないし。
「原文読んでて当たり前」とは思わないけれど、
原文を読むことが「庶民感覚から離れてる認識」とも思わないけど?
597 :
名無氏物語:03/01/03 00:40
>>596 そりゃ厳密に研究者クラス以外は皆無ってわけはないでしょうが。
極少数の愛好家には違いないでしょう。
同好の士は集まりやすいものだから、
たまたま596の身近にその極少数の愛好家が集って
いても不思議じゃないし。
月1冊本を読むか読まないかという人が多数を占める
世の中、庶民の目には、源氏物語の原文読むのが
趣味なんて人は高尚な趣味を持つ教養人と見えますよ。
まして、591のように基本は原文なんて思われちゃ、
庶民を置いていかんでくれと言いたくもなりますわ。
599 :
名無氏物語:03/01/03 11:48
1が最初に書いてるのを見ると、このスレは、研究者とそれに準じる人であろうと一般の古典好きであろうと気楽にマターリと語れそうな雰囲気なのに。
なぜか、ぎすぎすして。同じことを言うにしても、柔らかく言って下さればと思うことしばしばあり。
同じ源氏好きなのに。(T_T)
自分は、「あさきゆめみし」を全巻と
高校時代に部分的に古文の授業で原文(だと思う)を読んだ。
原文の方だと、高校生だったせいもかなりあると思うけど、
登場する女人はどれも、ナヨナヨし過ぎてるか恐いかどっちかだった。
「あさき」に出てくる女人は、それぞれなにかしら
魅力的だと思う。とくに紫が好き。
大人になった今、原文をも一回読んでみたいけど、ゆとりがない。
>599
そんなにぎすぎすしてるか?
別にそうは思わなかったけど。
さしてすさんでもいないのにそんなこと言う方が
なんか感じ悪い。
602 :
名無氏物語:03/01/04 02:12
翻訳で読むのはそんなに悪いのか?
外国語で書かれた書物も翻訳で読むのは邪道?
俺、何十カ国語もマスター出来る程頭良くないんだが・・・
源氏は小学館の古典文学全集版と講談社学術文庫の湖月抄を購入して
現在ちびちび読んでますが・・・
603 :
名無氏物語:03/01/07 02:40
原文ってどうやって手に入れられるの?
一般の書店で安価で売ってる?
604 :
名無氏物語:03/01/07 03:23
売ってる。
岩波文庫で6冊。
1冊800円。
605 :
名無氏物語:03/01/08 00:24
>604
どもありがと。
6×800=4800円か。
図書館だな。
(^^)
607 :
名無氏物語:03/01/11 21:24
608 :
名無氏物語:03/01/12 13:47
夕顔
609 :
名無氏物語:03/01/25 02:40
>>1 私も女三宮好き。
光源氏(やってることが新潟監禁男)ざまあみろ。
六条の御息所の怨霊(光源氏の妄想説もあるが)
が取り憑いても死なないし出家をお父さんに頼むという策士。
敵にしたら一番怖い女人ですね。
610 :
名無氏物語:03/01/25 04:54
>>9 全然違うって。
落ち葉の宮は親から完全に見捨てられた紫の上と違って母親と仲がよかったし
父親も出家していて後見にならないけど女三宮ほどではないが気に掛けてくれる。
>>139 寺館和子の源氏物語では紫の上を姉のようになぐさめるという役でしたね。
こんな見方もあったんだと思いました。
六条院のカウンセラー?
>>143 逃げずに積極的に逃避するなんて流されて監禁男の嫁になるよりかっこいい。
>>205 新潟監禁男の被害者が親から捜してもらえないようなもの、と言ったらわかりますか?
今の日本では考えにくいことですが。
>>269 柏木ってストーカーできもい。
611 :
名無氏物語:03/01/25 05:37
>>405 いや、しなくてもいい出家を父親にお願いするなんて最高のリベンジでしょう。
間男の存在を隠さないというのもプライドゆえでしょう。
>>418 落ち葉の宮ががんばって一線守ったのに周囲からいろいろ憶測されて辛い思いをしたんすね。
女三宮が拒まなかったのは拒むのは無粋なことだと思ったのかもしれない。
>>421 女房が手引きするのだから自分の意思なんか関係ない。
注意しろ以前の問題。
しかも一度男が入ったら手引きした女房以外も実力行使とかは無粋なのでなかなかしない。
>>435 源氏や柏木みたいな男に愛を感じる方がどうかしてるよ。
あんなろこつなリベンジを考えるなんて女三宮、日ごろから激しく恨んでいただろう。
さすが真の意味で高貴な人間です。
自分のことをきちんと扱ってくれる男と出会えていたらどうだっただろう。
朱雀院のガードがきつすぎるか。
612 :
名無氏物語:03/01/25 09:43
『自分をきちんと扱ってくれる男ねぇ・・・』
基本的に感受性がどこか壊れているというか
かけているような女性だからね。
『きちん』が理解できなかったと思われ>女三宮。
身分の卑しい夜盗のような男に無理やり盗み出されて、
侍女もいない環境で、「これ、やっとけ!」
といわれながら、こわごわながらも自分の手を使ってなにかする
なんてことを経験すると、少しはかわるかも(w
鬼龍院花子みたいに・・・。
で、「おもうさま、おねがい、たすけて」とつたない文字で・・(w
613 :
名無氏物語:03/01/25 10:52
>>612 >身分の卑しい夜盗のような男に無理やり盗み出されて、
>侍女もいない環境で、「これ、やっとけ!」
>といわれながら、こわごわながらも自分の手を使ってなにかする
>なんてことを経験すると、少しはかわるかも(w
光源氏が夜盗のような男だからね。
でも
>侍女もいない環境で、「これ、やっとけ!」
>といわれながら、こわごわながらも自分の手を使ってなにかする
>なんてことを経験すると、少しはかわるかも(w
なんてことを想像するのは面白い。
女三宮以外の六条院の女人がそういうことになったらどうなるかな?
彼女たちもそういうこととは無縁だからね。
雲井の雁は子守くらいはできるとおもうが。
ちなみにあんな環境にいたら少しは精神おかしくなって当然。
614 :
名無氏物語:03/01/25 10:56
平安時代に2ちゃんねるがあったらどうなってただろう。
615 :
PURE-GOLD:03/01/25 11:51
■■■■■■■■■■■■■■■■■
=================
★ 総合芸術情報ポータルサイト ★
=================
◆ 1月21日リニューアル ◆
《言葉の芸術新規開催》
◎個人・法人広告掲載募集中!!◎
◎個人・法人情報掲載募集中!!◎
--------------------------------
http://www.pure-gold.jp/koten/ --------------------------------
■■■■■■■■■■■■■■■■■
616 :
名無氏物語:03/01/26 06:55
やっぱり、紫の上が何を言っても一番じゃないの??
個人的には朧月夜も明るくてかわいくてすきです〜
>>616 一番、と言われても…ここは別に優劣を決めるスレではないと思うが
618 :
名無氏物語:03/01/26 16:54
女三ノ宮って身分は高くてもそれに中身が伴わない人思った。
彼女にもっと魅力があれば源氏だってもっと大切にしただろうし、
柏木との事も無かったと思う。そもそも降嫁しなかったかも。
結局宇治編でも子供っぽいままだったし。
619 :
名無氏物語:03/01/26 19:37
>618
三宮に関しては、そもそもそういう風な育てられ方しかされて来なかったわけだし、
彼女自身をあれこれ非難しても仕方が無いと思う。
良く知りもしないうちから勝手な幻想ふくらませて、
そのくせ、いざ期待外れだったらほったらかしたり責めたりするほうが
よっぽどムカつくよ。
620 :
名無氏物語:03/01/26 21:08
>結局宇治編でも子供っぽいままだったし。
それはただ単に飄々と生活しているだけなのでは?
薫の方が心配性なだけだし。
それと14歳で妙に大人びている紫の上の方が何か過剰適応ぎみであわれ。
漏れは成人になっても友人とお人形遊びをしています。
621 :
名無氏物語:03/01/26 22:58
>620
まあ当時は13、4ぐらいで結婚するのが普通だったし、
まして紫の上は孤児同然の身の上だったから、
精神的に大人になるのも早かったのかも。
しかし、その紫の上の「過剰適応」ぶりを
ひたすら「俺の教育の成果だ!」って思い込んで止まない
おめでたい男、源氏…。
622 :
名無氏物語:03/01/26 23:35
女君はたくさんのそれぞれに違った魅力的な
のが多くて誰か一人に決めずらいけど、男だった
ら、断然、匂の宮様だわ!!
お・と・こ・ま・え!!
624 :
名無氏物語:03/01/27 03:15
>>621 紫の上って新潟監禁男を逆上させないで生き延びるためにじっと大人しく
監禁男の話し相手をしていた被害者とだぶって見える。
しかも親は何もしてくれないんだもん。
625 :
名無氏物語:03/01/31 23:15
>>624 源氏が光輝く美しさで教養豊かで金持ちだったってことを
抜くとだぶるね
626 :
名無氏物語:03/02/01 11:46
>>625 あんなことがあるまでは慕っていましたし。
ある意味詐欺。
当時美しいといえば新潟監禁男って光源氏と似てたりして。
昔の美人今の不細工って言うし。
627 :
名無氏物語:03/02/01 18:02
でもその監禁がなければそれまでに
もっと辛い思いがあったかもしれんよ。>紫の上
最後のどーんと落とされるのはその反動かもね。
仏教で六道輪廻の天っていうのはそういう苦しみを言うらしいし。
ま、源氏みたいな男を信頼しすぎた罰ってことで。
もっと気楽に生きれる生活だったら普通に幸せな人生だったんだろうね。
もしくは藤壷や明石みたいに子供が生まれてればそっちに感情をシフト出来たろう。
ガキが出来ればそれはそれで新たな苦しみが出来る可能性もあるけど。
とりあえず情が深い人間ってのは苦しい人生しか歩めんものさ。
いくらなんでも新潟監禁男と比べるなんて・・・
源氏を愛してたから悩んだんでしょ?>紫の上
自由度だって新潟で監禁された少女とは比べ物にならない。
そんなに逃げたいなら逃げればいいじゃん。
夕顔みたいな生活送っても構わないはず。
そんな比較は監禁された少女に失礼だと思う。
629 :
名無氏物語:03/02/02 05:40
少女により紫の上に失礼でしょ!!
630 :
世直し一揆:03/02/02 10:07
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけの優しさ・もっともらしさ(偽善)に騙され
るな!)
●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い)
●他人に異常に干渉し、しかも好戦的・ファイト満々(キモイ、自己中心)
●自尊心が異常に強く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようと
する(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際に
はたいてい、内面的・実質的に負けている)
●本音は、ものすごく幼稚で倫理意識が異常に低い(人にばれさえしなければOK)
●「常識、常識」と口うるさいが、実はA型の常識はピントがズレまくっている(日本
の常識は世界の非常識)
●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者に弱く
、弱い者には強い)
●あら探しだけは名人級(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格がうっとうしい(根暗)
●一人では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量)
●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険)
●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい)
●他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(「〜みたい」とよく言う、「世間体命」)
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度
も言ってキモイ)
●表面上意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は
個性・アク強い)
●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う)
●自ら好んでストイックな生活をし、ストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬
する(不合理な馬鹿)
●執念深く、粘着でしつこい(「一生恨みます」タイプ)
●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。しかも冷酷)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男
前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
631 :
名無氏物語:03/02/02 10:11
632 :
名無氏物語:03/02/03 07:17
女君じゃないけど、匂の宮本当カッコイイよね〜。綺麗なんだけど
力強いっていうか・・・麗しいわ・・・
633 :
bloom:03/02/03 08:41
634 :
名無氏物語:03/02/03 10:19
>>632 原文には源氏の目を通してみた観察として
「明石の中宮腹の宮たちは、さすがに品位はあるが顔立ちは平凡。
その点、この子(薫)は親(女三宮・柏木)にも似ず、
なんともいえない艶やかさがあり、図抜けて美しい。
宮たちと比べても見劣りがするどころか、いっそ引き立つようだ」
とあるから、匂宮は、次期東宮と目される身分ゆえに
それと、本人の恐れ気のない性格ゆえに
実際以上にいい男に見えるタイプ。麗しいという柄ではない。
でも男としての魅力は、このタイプの方が、
ウジウジぐずぐずの薫タイプよりずっと上だよね。
635 :
名無氏物語:03/02/03 15:22
>>629 いやぁ、少女に失礼なんじゃないですか?
少女の青春時代を台無しにした長い地獄の苦しみを
深く考えもしない安易な発言は。
637 :
名無氏物語:03/02/04 00:26
少女は十分過ぎるほど傷ついていると思われるので、
こういう場に引き合いに出さない方が良いと思われ。
638 :
PURE-GOLD:03/02/04 12:09
■■■■■■■■■■■■■■■■■
=================
★ 総合芸術情報ポータルサイト ★
=================
◆ 1月21日リニューアル ◆
《 1月31日更新済 》
◎個人・法人広告掲載募集中!!◎
◎個人・法人情報掲載募集中!!◎
--------------------------------
http://www.pure-gold.jp/koten/ --------------------------------
■■■■■■■■■■■■■■■■■
639 :
名無氏物語:03/02/04 16:46
>>634 確かに原文にはそう書いてあるね。
あさきゆめみしでは、麗しさも伝わってこない??
640 :
名無氏物語:03/02/04 21:59
>>639 いや、少なくとも私の主観ではそうは感じなかった。
641 :
名無氏物語:03/02/04 22:27
匂宮に強さと麗しさを感じた人いない??
ガクトみたいな感じがしたよ。
642 :
名無氏物語:03/02/05 23:00
玉鬘ちゃんいいですね。モテモテで。
おまけに無骨な男に一途に求められて無理やり…。そそるシチュエーションだわ。
★あなたのお悩み解決致します!!
●浮気素行調査
彼氏、彼女、妻、夫の浮気を調査致します!!
●盗聴器盗撮機発見
あなたの部屋に誰かが仕掛けているかも!!
●行方調査
行方不明になっている家族の消息を調査致します!!
●電話番号から住所割り出し
一般電話、携帯から住所を割り出し致します!!
●ストーカー対策
社会問題ともなっているストーカーを撃退致します!!
その他人生相談からどんなお悩みでも解決いたします!!
24時間受付 090−8505−3086
URL
http://www.h5.dion.ne.jp/~grobal/ メール
[email protected] グローバル探偵事務局
644 :
名無氏物語:03/02/07 01:07
平安時代にもこんなギャグな女がいることを知らしめる逸材
近江の君に一票
645 :
名無氏物語:03/02/07 02:29
何人あげても良いんだったら、近江の君も好き。
でも、一人一票しか無いんだったら、その一票は紫の上のもの。
646 :
名無氏物語:03/02/07 04:52
紫の上に1票。
647 :
名無氏物語:03/02/07 16:30
/うるせー!!
\羊はぶっ殺すんだよ!
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヾ>;;::;;;'ァ、
(*`Д´);y====ー――゙;゚/ ゚ ))::';・∵. モコーン
( ⊃ (エ_,ノ:::;;;;;::';
∪∪ ::(゚Д゚ ):;:;::;'
とヾ:;::;:;υ;::;'
゙、::i:::''';'
U" U
/!?
\な、なんだ!?
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヾ>;;::;;;'ァ、
( `Д´)メェー メェー ゙;゚/ ゚ ))::';
( ⊃:::;;;;;::;:::::::;;;;;:;, (エ_,ノ:::;;;;;::';
∪∪ :::;;;;;::::;;;;;::::;;;;;: > ::(゚Д゚ ):;:;::;'
:::;;;;;::::;;;;;:;:;:;::;' とヾ:;::;:;υ;::;'
メェ- ゙、::i:::''';'
U" U
/メェー
\メェー メェー
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヾ>;;::;;;'ァ、
@':';:;::';@ ゙;゚/ ゚ ))::';
:'::(’エ‘)) (エ_,ノ:::;;;;;::';
゙、::i:::''';' メェーメェー>::(゚Д゚ ):;:;::;'
U" U とヾ:;::;:;υ;::;'
゙、::i:::''';'
U" U
>>641 匂宮はガ糞みたいな整形宮じゃねーよ
しかもここは女君を語るスレ
当時の女性像をあれこれ書き分けた文才の持ち主、紫式部。
すごいと思う。
(^^)
651 :
このキチガイにご用心!:03/03/25 20:07
652 :
潤タンをもっと知りたいなら読もう:03/03/25 20:08
653 :
もうすぐで一周忌です 弔おう:03/03/25 20:09
●怖くて画像が見れない人の為に解説
1 バスタブの中で猫缶食べて見上げているネコを俯瞰撮影。
ペロリと鼻をなめている仕草が実にカワイイ・・・。
2 赤い紐を、右前足から首にかけて巻いて吊るされているネコの 上半身アップ
こちらを訝しげに見詰めている
3 ニッパーのようなもので尻尾の先を切り取った画像。
ネコはバスタブの中で怯えながらこちらを見上げ、バスタブの縁 の上に、切断された尻尾がのっている。バスタブの中には血が 飛び散っている。
右には肛門につっこんでグリグリしたであろう割り箸
4 血まみれになったバスタブの中でもがくネコ。
肉の欠片が点在。ヒモがからまっている
5 右耳を切断された血まみれ猫の正面アップ。手前には切断され た右耳が写っている。
完全に恐怖で目をつぶり縮こまっている。
6 目は見開き、口は力なく大きく開け広げている猫が、赤いヒモを 首にまかれ、吊るされている。首には「私は敗北主義者です」と 青いペンで書かれた
CD-Rが吊るされている。体は完全に脱力し、伸びきっている。
完全に絶命している。
7 血に濡れたバスタブの中に下ろされた猫。見開いた目は明後日 の方向を向いている。
死語硬直が始まりだしたのか、前足が不自然にピンと伸びてい る。
赤いヒモがグチャグチャとからまりついている。死体の傍らには
「世界の斗う黒ムツ諸兄に捧ぐ!! オスカル・ディル」
と青いペンで書かれた白い紙が置かれている。
654 :
名無氏物語:03/03/29 17:18
655 :
名無氏物語:03/03/30 02:31
、''"''''''丶ヽ、.,、
.、、: : : : : : : : :`'',,、
、 .,.,.,: : : ゙':、 : : : : : : : ゙'.、,,,
.゙″ `゙^''ー-,`‐ : : : : : : : `;;.、、
`、 : : : ::,,:'′ : : : : : : `;;、
ヽ :,,:'´ : : : : : `;、
` 、,:' : : : : : : .'; 僕はきちがい潤に殺された・・
: ," : : : : : :;;
: :" : : : : : : ;;;
: .; : : : : ;;
: ." _,=@ ,. : : : : : :′
: ;; ''゚゚ι ''"´ : : : : : ::゙';;、
: ゙; : : : : : : `、
: .ヽ、 : : : : : : : 丶
`‐.,,、 -ー : : : : : : : : :゙;;
`"'‐-、.,,、、,、‐'' : : : : : : : ゙;、
:;; : : : : ;;
:;;;
656 :
大事件!大犯罪!:03/03/30 02:33
危険物→松原潤有罪被告(無職)
住所 広島県呉市焼山西3−3−5
◆◆◆◆◆◆◆ 判決 ◆◆◆◆◆◆◆
松原潤被告に懲役6カ月執行猶予3年
2002年10月21日(月)福岡地裁にて
☆危険汚物じゅんじゅんにくれぐれもご用人!!!
猫のつぎは殺人の可能性を
察知し、潤じゅんをご存じの方は命をまもろう・。
657 :
ちょっとずれちゃうけど:03/04/15 15:30
女君の好き嫌い論からちょっとずれるけど・・・いい?
源氏が断続的にか継続的にか、肉体関係をも続けた女性って何人もいるけど
明石の御方って、源氏を愛していたと思う?
紫の上は源氏を愛してたと思うんだよね。花散里も。
六条御息所は妄執といってもよいほどの愛欲だったろうし、
葵も源氏に心惹かれていたと思う。死ぬ間際の会話なんか読んでるとね。
藤壺も、なんのかんので源氏を愛していたのかもしれない。
朧月夜も、ゲーム感覚と、火遊び好きの性格のもあろうけれど、
源氏に魅力を覚えていたろうと思う。
夕顔も、源氏を好きだったろうし、空蝉も、惹かれてたと思うんだ。
658 :
ちょっとずれちゃうけど:2:03/04/15 15:31
女三宮は、まあ、ああいう性格だから愛だの恋だの、どんなのどっちでもいいだろうけど、
でも、明石の御方ってどんなんだろう・・・。
女流作家が色々脚色した現代語訳を読むと愛があったようにも思えなくもないけど、
原文を読んでいると、明石が源氏に「恋」だとか「愛」だとかを感じてたと思えなくて。
彼女の場合、源氏が来てくれないとか、長居してくれない、とか言うのも、
全て「わたくしのことを軽んじておいでなんだわ。もっと大切にして欲しい」
という自己愛に見えるんだよね。だから、六条院に移って
宮家の出の紫上、大臣家の出の花散里、一度は東宮であった人の娘の秋好中宮
などという、彼女からみれば雲上人の女性たちが自分より優遇されるのを
目の当たりにしてやっと、「私にはコレが分限」と落ち着いたように見える。
659 :
ちょっとずれちゃうけど:3:03/04/15 15:34
その現実を目の当たりにするまでは、明石の鄙びた土地で、
大金持ちの父に綺羅を飾られ、三宅の出の母に十分に教養を与えられ、
「わたくしだって、都の姫達劣らないわ!」とひそかに自負してたろうし、
なまじ美人だったから、なおさら、「もっと大事にされてもいいはず」と
思い込んでた封にしか見えなくて・・・。
それが落ち着いた後の彼女にとって、源氏は「明石一族の発展のよすが」
だったんじゃないかな、と。なればこそ、徒歩での参内も、女官長扱いも、
耐え切れたんじゃないかしら?
六条院に移って以降、あれほど「わたくしをもっと大事にして、大事にして」って
みやさまみたいに気取ってふるまってた彼女が、急に分相応に振舞うようになったのも、
妙に、淡々としてきたのも、源氏や娘への愛情云々じゃなく、
「お家再興のためには、ここで我慢」という諦めっぽく見えるときがあるんですが。
(^^)
>657-659
あくまで私見ですが・・・
明石の御方が落ち着いちゃったのは、娘の入内以降だと思います。
初音の巻あたりはまだ紫の上を意識しているのが読み取れます。
女御の入内についていくというのは、実質源氏の妻の座から降りる
ということですから、ここで明石は夫=源氏より娘=女御を選んだ
のでしょう。というか、たいていの母親にとっては夫>娘だと思います。
源氏のことも愛していたでしょうが、娘≧明石一族>源氏のような
位置づけだったのように考えています。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
レス数・上位スレ
1【1】・古文・漢文は無用の長物・・・・・834(3)
2【2】・かーごめかごめ・・・・・821(4)
3【3】・学会スレッド・・・・・732(0)
4【4】・古文漢文の参考書でとにかくいい本を教えて下さい・・・・・726(0)
5【6】・古文漢文を学ぶ意義・・・・・664(40)
6【5】・ 『源氏物語』、あなたはどの女君が好き?・・・・・663(0)
7【7】・しりとりpart3・・・・・593(13)
8【8】・春秋学専用スレッド・・・・・547(0)
9【9】・二松学舎スレpart3・・・・・540(6)
10【13】・國學院part2・・・・・457(−)
【 】は前回の順位
( )は増加数
?
今だ!セクースしながら666ゲットォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚ ) (´´
アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´
⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;;
∧∧∧∧ (´;;
〃 (>_<*)Д-)
〃 ⊂(。(。 つと| グィッ
〃 > y ) /〜))
.し'し' U
何見てんだゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
パ ∧∧ ∧∧ パ
ン (n。n*)゚Д゚) ン
(.ノ(し⊂ニノ ))
ミナイデェ > y ) /≡〜
.し'し' U
667 :
名無氏物語:03/05/05 00:59
あげ
668 :
名無氏物語:03/05/05 21:21
今朝、上げたのに・・・・・・・・・随分、落ちたなw
669 :
名無氏物語:03/05/14 10:50
あげ
670 :
名無氏物語:03/05/14 11:01
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
673 :
名無氏物語:03/05/24 18:10
紫の上で抜いてきますた
674 :
名無氏物語:03/05/24 19:35
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
676 :
名無氏物語:03/05/29 01:27
あげ
江川達也の源氏物語は、どうなりましたか?
678 :
名無氏物語:03/06/05 09:08
あげ
679 :
名無氏物語:03/06/23 18:44
あげ
680 :
名無氏物語:03/06/23 19:01
今だ!セクースしながら680ゲットォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚ ) (´´
アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´
⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;;
∧∧∧∧ (´;;
〃 (>_<*)Д-)
〃 ⊂(。(。 つと| グィッ
〃 > y ) /〜))
.し'し' U
何見てんだゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
パ ∧∧ ∧∧ パ
ン (n。n*)゚Д゚) ン
(.ノ(し⊂ニノ ))
ミナイデェ > y ) /≡〜
.し'し' U
681 :
名無氏物語:03/06/25 23:10
葵の上、朧月夜の尚侍、女三宮。
好みがばらばらだって笑われた(笑)
682 :
名無氏物語:03/06/28 22:57
あこめ。
683 :
名無氏物語:03/06/29 00:35
それは着衣
684 :
名無氏物語:03/06/29 11:45
685 :
名無氏物語:03/06/29 18:01
>683
葵上に仕えてる子でしょ。
686 :
名無氏物語:03/06/29 20:07
迷うなぁw
687 :
名無氏物語:03/06/30 23:32
>>685 葵上に仕えていた女童は「あてき」だよ。あこめじゃない。
あこめってのは衵と書いて、着衣の一種だよ。
女性の衵は下着の一種、
童女の衵は汗衫の下に着る「うちき」
男性の場合は単衣の上、下襲の下に着た平絹の裏のついた綾地。
689 :
名無氏物語:03/07/02 13:31
690 :
名無氏物語:03/07/03 21:40
今だ!セクースしながら690ゲットォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚ ) (´´
アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´
⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;;
∧∧∧∧ (´;;
〃 (>_<*)Д-)
〃 ⊂(。(。 つと| グィッ
〃 > y ) /〜))
.し'し' U
何見てんだゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
パ ∧∧ ∧∧ パ
ン (n。n*)゚Д゚) ン
(.ノ(し⊂ニノ ))
ミナイデェ > y ) /≡〜
.し'し' U
691 :
名無氏物語:03/07/03 21:44
692 :
名無氏物語:03/07/05 23:56
女三宮に一票。炉利入った御姫様つー時点でポイント高い。
柏木も、その炉利炉利な雰囲気に理性を失ったんだから。
柏木と密通して女として少し成長したったていうのもいいね。
やるじゃんとおもた。
夕顔という書き込みがこれまた少ないんだが、なぜ?
純粋にこの人気の無さの理由を訊きたい。
私は一番好きなんだけども。
>693
どういうところが好きなの?
>>694 流されてるように見えてその実・・・(と思う)というところ。
決して幸せな愛され方では無いが、物語上の役割としてものすごくかっこいいと思う。
インパクトとかが凄い。(私の中では)
「あさき〜」の夕顔も大好きだなぁ。
「神様のくださったぶんだけ」という台詞がこの人の生き様を表してると思う。
受身ではあるけれど、愛されてるだけじゃなく愛しているところとかがいい。
清廉な媚び方をしているところが好き。
長文すいませんでした。あくまで自分的解釈ですので・・・。すいません。
>>693 夕顔ってなんか他の姫君と違う感じがするのよね。原文読んでると
女三宮みたいな人形という感じではないけど
こちらから刺激を与えると反応を返すけど自分からはなにもしない
自我がはっきりしない心霊的な感じを受けるのです。
研究対象としてはそそるものがあるけど
なんか他の女君みたいに好き嫌いの土俵には乗せられないかな。と
それだけだとなんなんで
私が好きなのは宇治の大君。
永遠に手に入らない女というはやはり最高の女でしょうね。卑怯ですけど。
697 :
名無氏物語:03/07/14 09:25
あげ
698 :
名無氏物語:03/07/14 11:50
夕顔は私も結構好き。
ただ、どの女君が好き?ときかれて、ぱっと「夕顔」とはでないね。
なんでだろう?
いわゆる「本当の意味での男好きのする女性」だと思う。
一見、幼げで儚げで、「あばずれ・蓮っ葉」などと程遠い。
けれど、
誘われるままに荒れ果てた某の院などに遠出する大胆さも持ち、
どこか投げやりにわが身を儚んでもいる。
(前の世の契り知らるる身の憂さに 行く末かねて頼みがたさよ)
「心あてにそれかとぞ見る白露の 光そへたる夕顔の花」と
っ葉女のように自ら呼びかけ、親しんでまもなく
「光ありと見し夕顔のうは露は たそかれ時のそら目なりけり」と
落としてみせる茶目っ気。
ほうって置けば簡単にほかの男になびきそうな不安定さと、
「待っててね」というとずっと待ってるような子どもっぽい一途さが
複雑に交じり合ってる感じ。
うれしいな。私も夕顔が好き。すごーく好きという訳ではないんだけど。
ほぼ
>>698さんと同じ意見で夕顔が好き。
大好きな女君っていないなぁ。
本当に幸せになったね…、という女君がいないからかな。
平等に,全ての妻に1票(笑)
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
702 :
名無氏物語:03/07/15 16:08
あげ
703 :
名無氏物語:03/07/24 08:47
あげ
私は明石。
他の女君と違って、受身の源氏べったりでなく
身分の制限の中、できる範囲で自分や一族の一番
幸せな道を自分で考えて選択してるその聡明さ、
凛とした印象が好き。「玉鬘」での衣もお気に入り。
変人の父がいなかったらもっと楽だったのに
子供と離れる悲しみも克服してがんばったと思う。
登場してからいつも身分をわきまえ身を処してるのに
思い上がったって言われ続けて、かわいそう。
内親王並みの気高さを持つ聡明な美女で趣味も良い。
女官扱いでも宮中で軽んじられていないし、持ち前の
琵琶の腕で源氏亡き後も宮中で幸せに暮らすでしょう。
でも、実際なるなら真木柱〜
705 :
名無氏物語:03/07/30 10:40
age
706 :
名無氏物語:03/07/31 12:02
私は実際になるならば頭中将の正室の右大臣家の姫君あたりかな?
夫とはなんだかんだ言ってうまくいってるみたいだし・・・。
でも柏木という子を失うのは辛いなあ。
真木柱や雲井の雁なんかもなんだかんだで幸せそうだ。
あと源氏の妻達の一人にはなりたくない。六条院は家庭って
感じではないから常に緊張を強いられそうだ。
以上、くだらない妄想でした。
708 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/31 17:09
夕顔と近江の君はともかく。源内侍なんてのは私ぐらいでしょうか・・・。
改めて読み直してみたら好感が持てました(w
709 :
名無氏物語:03/07/31 21:11
あああ、でも、あのモデルにされた、
実際『源内侍』と呼ばれた紫式部の縁者の女性は
うらみ深かったでしょうねぇ・・・
紫式部もなんと言うか、まあ、お世辞にも、
穏やかで優しいおっとりした女性じゃなかったことはたしかなわけで。
いい作品を書く作家なんて、冷徹な人間観察眼に恵まれてるんだから、
お人好しなわけはないけどさ
710 :
名無氏物語:03/08/02 02:28
私、結構“大宮”好きかも。
おっとりしてて、多分、美人で、可愛いおばあちゃまっぽい。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
712 :
名無氏物語:03/08/07 13:00
age
>710
大宮、美人だよ。
本文に夕霧の感想として記述あり。
100位のスレッドにカキコ!
715 :
名無氏物語:03/08/15 19:32
age
716 :
名無氏物語:03/08/15 20:39
>>713 そうね。夕霧は、
おばあちゃまといい、その御付の女房たちといい、
父親の屋敷の女房といい、自分専任の女房といい、
美人しかみたことがなかったから、
花散里を垣間見したとき、ものすごくがっかりしたのよね。
花散里もそのせいで不器量ぶりが折り紙付きになってしまい、
なんとも気の毒だが・・・
717 :
名無氏物語:03/08/15 21:34
エキゾチックな感じのする少女です。
時折見せる大人びた表情とは裏腹にオッパイはまだまだ蕾という感じで幼児体形ですね。
ちょっと背伸びした黒い下着の下にはとてつもなく綺麗なオマンコが待ち構えています。
若いっていいねー。
援交女がすべて見せます。
無料ムービーはここから
http://www.geisyagirl.com/
718 :
名無氏物語:03/08/17 04:20
あさきでは紫の上の性格が素晴らしくなりすぎだからなぁ。
たとえばちい姫を預かった時、明石の上の心情を思いやって
涙ながら「立派に育てます・・・!」って誓うシーンとか・・・・・・。
(原文ではそこまで感動的ではない。単にちい姫を見て愛情を抱いた
という感じ。後に源氏が明石を訪ねることに関してはちい姫に免じて
許してあげる、というのはある。)
もちろんあの物語の中では教養・見た目・性質と最高の女性として
描かれてるのは本当なんだけど、あさきほど感動的に思いやりある人
ではないよ。
719 :
名無氏物語:03/08/17 15:40
というかさ、あの時代に『現代小説』としてアレを書いた紫式部にとっては、
あの時代の身分階級意識に根ざした『人には上下がある』という感覚は
もう、デフォルトみたいなものでしょ。
身分の低い者が身分の高い者に遠慮や引け目を感じるのは当たり前。
これでもかというくらい身を低く持すのは当然過ぎるほど当然のこと。
また、高貴な身分に生まれた者は、その身分ゆえに、
美貌や教養の点を抜きにして、『一の人』となる資格があるのが、
一般常識だったわけだから・・・。
第二次世界大戦敗戦後の日本の平等教育の中で育った人間とは、
根本的に『価値観』が違うわけじゃない?
紫の上は宮家の姫で、藤壺の女院の姪で、冷泉帝の従姉妹で、源氏の正妻
明石の御方は、父は元中納言とは言えいまは名もなき土豪の娘、
その差は埋めようがないことだったんだろうからね、あの時代では。
721 :
嬢 ◆eMz7S0gCho :03/08/17 16:49
葵の上
722 :
名無氏物語:03/08/18 00:29
朧月夜
華やかでおいしいとこどりな感じがいい
723 :
名無氏物語:03/08/18 05:54
qpk8t1vXVnY
nwRRX8jTkBQ
GNFK5Ywa1XU
0oGDFO5LN6s
zV5DwtOU5Vk
4H/jDnmQzBw
?
【オートネット】N・Pさん 新・究極パンチラ 女子高生編 Vol.7.mpg
この板で、1000まで逝ったスレッド
1、古文漢文の宿題うけたまりす(ママ
2、「にしょう」だよ、「にまつ」じゃないよ二松だよ
3、桶連何而多重投稿Part437
4、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ
5、古文、漢文、國學院。
6、この板で1000いってみませう
7、ジプシースレッド153
8、古典・漢文を教育現場から削除せよ
9、この板で1000いってみませう part2
10、a
11、お気に入りの和歌ありますか?
12、漢文・古文・二松学舎
13、餃子の王将どうよ?
14、漢字検定お前等持ってんの?
15、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ!第二回戦
16、なんでも雑談・スレたてる程でもない事
17、■スレッドを立てるまでもない質問はここへ■
18、この板で1000いってみませう part3
19、達磨と遊びたい人はここで
20、古文・漢文・國學院 二限目
21、この板で1000いってみませう part4
22、かーごめかごめ
23、この板で1000いってみませう part5
24、漢文・古文・二松学舎 第二学舎(part3)
25、この板で1000いってみませう part6
26、古文・漢文は無用の長物
27、★☆学会スレッド☆★
28、あ、あ〜○○○のテスト中
29、【理論】古文漢文を学ぶ意義【武装】
30、この板で1000いってみませう part7
続く
この板で、1000まで逝ったスレッド(その2)
31、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ part3
32、この板が閑散としている理由は
33、この板で1000いってみませうpart8〈6/15成立〉
34、【雑談】古漢茶館【マータリ】
35、平家物語のおもしろさについて!
36、この板で1000いってみませうpart8〈6/14成立〉
37、この板で1000いってみませうpart10
38、この板で1000いってみませうpart11
39、三国志関連資料
40、三国志関連資料part2
41、三国志関連資料part3
42、三国志関連資料part4
43、この板で1000いってみませうpart12
44、三国志関連資料part5
45、この板で1000いってみませうpart13
46、この板で1000いってみませうpart14
47、【雑談】古漢茶館 弐番館【歓迎】
48、●ほう、ここが2ちゃん1寂れた板か・・●
49、漢文・古文・二松学舎 第四学舎
50、この板で1000いってみませうpart15
51、そしてお前は今日も騙されたわけだが
52、この板で1000いってみませうpart16
53、この板で1000いってみませうpart17
54、達磨vs佐藤君
55、三国志関連資料part6
以上
1【2】・この板で1000いってみませうpart18・・・・・991(93)
2【1】・◆スレッドを立てるまでもない質問はここへ.2◆・・・・・965(5)
3【3】・思いやりの心を持って・・・・・936(41)
4【4】・古文漢文の参考書でとにかくいい本を教えて下さい・・・・・789(0)
5【5】・古文・漢文の宿題、うけたまわります・巻二・・・・・781(0)
6【6】・古文・漢文・國學院 三限目・・・・・740(0)
7【7】・ 『源氏物語』、あなたはどの女君が好き?・・・・・713(0)
8【8】・春秋学専用スレッド・・・・・667(0)
9【9】・■■古典文法に関する質問はこちら■■・・・・・566(0)
10【10】・漢字専用スレ・・・・・543(0)
11【11】・古文・漢文は前世の遺物! サル以下・・・・・493(3)
12【12】・漢文を最もよく学べる大学はどこですか?・・・・・484(3)
13【12】・古典専攻院生の生活・・・・・481(0)
14【14】・ひろゆき・・・・・472(0)
15【15】・滝沢馬琴ってどうよ?・・・・・450(0)
【 】は前回の順位
( )は増加数
乙!
前スレ、1000ゲット!
?
−【1】・この板で1000いってみませうpart18・・・・・991(93)
1【2】・◆スレッドを立てるまでもない質問はここへ.2◆・・・・・965(5)
2【3】・思いやりの心を持って・・・・・936(41)
3【4】・古文漢文の参考書でとにかくいい本を教えて下さい・・・・・789(0)
4【5】・古文・漢文の宿題、うけたまわります・巻二・・・・・781(0)
5【6】・古文・漢文・國學院 三限目・・・・・740(0)
6【7】・ 『源氏物語』、あなたはどの女君が好き?・・・・・713(0)
7【8】・春秋学専用スレッド・・・・・667(0)
8【9】・■■古典文法に関する質問はこちら■■・・・・・566(0)
9【10】・漢字専用スレ・・・・・543(0)
10【11】・古文・漢文は前世の遺物! サル以下・・・・・493(3)
11【12】・漢文を最もよく学べる大学はどこですか?・・・・・484(3)
12【13】・古典専攻院生の生活・・・・・481(0)
13【14】・ひろゆき・・・・・472(0)
14【15】・滝沢馬琴ってどうよ?・・・・・450(0)
【 】は前回の順位
( )は増加数
※「この板で1000いってみませうpart18」が、1000まで逝ったので、順位を繰り上げます!
円周率が来る前に、新スレ移行か・・・・・
ブルマ姿の可愛らしいロリ少女が体育倉庫でなにやら怪しい動き!
物凄くでかいオッパイをぷるんぷるんに揺らしながらハゲオヤジにバックから突かれます。
最後のオナシーンではなんととうもろこし挿入!ブツブツで気持ちいいんでしょうね。
悶絶のエロアニメ!
無料、無修正ムービーをどうぞ
http://www.pinkfriend.com/
20
?
この板で、1000まで逝ったスレッド
1、古文漢文の宿題うけたまりす(ママ
2、「にしょう」だよ、「にまつ」じゃないよ二松だよ
3、桶連何而多重投稿Part437
4、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ
5、古文、漢文、國學院。
6、この板で1000いってみませう
7、ジプシースレッド153
8、古典・漢文を教育現場から削除せよ
9、この板で1000いってみませう part2
10、a
11、お気に入りの和歌ありますか?
12、漢文・古文・二松学舎
13、餃子の王将どうよ?
14、漢字検定お前等持ってんの?
15、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ!第二回戦
16、なんでも雑談・スレたてる程でもない事
17、■スレッドを立てるまでもない質問はここへ■
18、この板で1000いってみませう part3
19、達磨と遊びたい人はここで
20、古文・漢文・國學院 二限目
21、この板で1000いってみませう part4
22、かーごめかごめ
23、この板で1000いってみませう part5
24、漢文・古文・二松学舎 第二学舎(part3)
25、この板で1000いってみませう part6
26、古文・漢文は無用の長物
27、★☆学会スレッド☆★
28、あ、あ〜○○○のテスト中
29、【理論】古文漢文を学ぶ意義【武装】
30、この板で1000いってみませう part7
続く
この板で、1000まで逝ったスレッド(その2)
31、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ part3
32、この板が閑散としている理由は
33、この板で1000いってみませうpart8〈6/15成立〉
34、【雑談】古漢茶館【マータリ】
35、平家物語のおもしろさについて!
36、この板で1000いってみませうpart8〈6/14成立〉
37、この板で1000いってみませうpart10
38、この板で1000いってみませうpart11
39、三国志関連資料
40、三国志関連資料part2
41、三国志関連資料part3
42、三国志関連資料part4
43、この板で1000いってみませうpart12
44、三国志関連資料part5
45、この板で1000いってみませうpart13
46、この板で1000いってみませうpart14
47、【雑談】古漢茶館 弐番館【歓迎】
48、●ほう、ここが2ちゃん1寂れた板か・・●
49、漢文・古文・二松学舎 第四学舎
50、この板で1000いってみませうpart15
51、そしてお前は今日も騙されたわけだが
52、この板で1000いってみませうpart16
53、この板で1000いってみませうpart17
54、達磨vs佐藤君
55、三国志関連資料part6
56、この板で1000いってみませうpart18
以上
コテハンの書き込みがないなw
xqzCoWNKDew
lTERmNjdMVc
T.2plIoRbQY
lTERmNjdMVc
Ea8EVyt7P32
WlDl5fOfTbA
mqpfgCx1aa6
w2NR8GQ99e6
G5QOYd80/3g
Ta1Nwg86ICw
PZwY8rIYUqU
FMLusVQFies
X3m5z0.zXjY
mv4c3paQcts
下衆野郎!死ねや!
774 :
名無氏物語:03/08/20 13:35
下の方にあると何をされるか分からないのでage
bIHpsTUOpp6
UikiGR4dH1M
777 :
名無氏物語:03/08/20 13:41
今だ!セクースしながら777ゲットォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚ ) (´´
アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´
⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;;
∧∧∧∧ (´;;
〃 (>_<*)Д-)
〃 ⊂(。(。 つと| グィッ
〃 > y ) /〜))
.し'し' U
何見てんだゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
パ ∧∧ ∧∧ パ
ン (n。n*)゚Д゚) ン
(.ノ(し⊂ニノ ))
ミナイデェ > y ) /≡〜
.し'し' U
pzKzGU4sEL.
z5MPF426Hd2
izO4qJxHoDs
/hR85R1KFTI
qlelfZrkybQ
UsyPbsUhElk
L3Ozu.6Vq9o
1xbkv.rAHbI
WByU5oCtua.
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
lHESHCuBKjw
8zyNJV4D.yE
?
?
?
?
ZNSMc8bvsbU
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
tqdIzaiDbEk
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
xMFia3CaOxo
?
?
?
?
?
?
?
?
Z0wH/TvzNoE
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
今だ!セクースしながら888ゲットォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚ ) (´´
アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´
⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;;
∧∧∧∧ (´;;
〃 (>_<*)Д-)
〃 ⊂(。(。 つと| グィッ
〃 > y ) /〜))
.し'し' U
何見てんだゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
パ ∧∧ ∧∧ パ
ン (n。n*)゚Д゚) ン
(.ノ(し⊂ニノ ))
ミナイデェ > y ) /≡〜
.し'し' U
今だ!セクースしながら890ゲットォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚ ) (´´
アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´
⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;;
∧∧∧∧ (´;;
〃 (>_<*)Д-)
〃 ⊂(。(。 つと| グィッ
〃 > y ) /〜))
.し'し' U
何見てんだゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
パ ∧∧ ∧∧ パ
ン (n。n*)゚Д゚) ン
(.ノ(し⊂ニノ ))
ミナイデェ > y ) /≡〜
.し'し' U
R33ByoHQxXU
LHOQjLyOjFg
7D.L1KHA.cw
2DSSaxdeAo2
qW7UWzuF0RA
0tx4DPm7OZM
KroP5GbQ2Os
kZ2gA5q5JMU
?
?
?
?
?
?
9OmcgHz/zEg
JHedR5zDyvA
?
?
友達いないんだなw
mhWSTEIxNKo
WlDl5fOfTbA
.HPyhPZvc.c
ZjklQL8Pc0c
aCsesGAuEXs
この板で、1000まで逝ったスレッド
1、古文漢文の宿題うけたまりす(ママ
2、「にしょう」だよ、「にまつ」じゃないよ二松だよ
3、桶連何而多重投稿Part437
4、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ
5、古文、漢文、國學院。
6、この板で1000いってみませう
7、ジプシースレッド153
8、古典・漢文を教育現場から削除せよ
9、この板で1000いってみませう part2
10、a
11、お気に入りの和歌ありますか?
12、漢文・古文・二松学舎
13、餃子の王将どうよ?
14、漢字検定お前等持ってんの?
15、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ!第二回戦
16、なんでも雑談・スレたてる程でもない事
17、■スレッドを立てるまでもない質問はここへ■
18、この板で1000いってみませう part3
19、達磨と遊びたい人はここで
20、古文・漢文・國學院 二限目
21、この板で1000いってみませう part4
22、かーごめかごめ
23、この板で1000いってみませう part5
24、漢文・古文・二松学舎 第二学舎(part3)
25、この板で1000いってみませう part6
26、古文・漢文は無用の長物
27、★☆学会スレッド☆★
28、あ、あ〜○○○のテスト中
29、【理論】古文漢文を学ぶ意義【武装】
30、この板で1000いってみませう part7
続く
この板で、1000まで逝ったスレッド(その2)
31、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ part3
32、この板が閑散としている理由は
33、この板で1000いってみませうpart8〈6/15成立〉
34、【雑談】古漢茶館【マータリ】
35、平家物語のおもしろさについて!
36、この板で1000いってみませうpart8〈6/14成立〉
37、この板で1000いってみませうpart10
38、この板で1000いってみませうpart11
39、三国志関連資料
40、三国志関連資料part2
41、三国志関連資料part3
42、三国志関連資料part4
43、この板で1000いってみませうpart12
44、三国志関連資料part5
45、この板で1000いってみませうpart13
46、この板で1000いってみませうpart14
47、【雑談】古漢茶館 弐番館【歓迎】
48、●ほう、ここが2ちゃん1寂れた板か・・●
49、漢文・古文・二松学舎 第四学舎
50、この板で1000いってみませうpart15
51、そしてお前は今日も騙されたわけだが
52、この板で1000いってみませうpart16
53、この板で1000いってみませうpart17
54、達磨vs佐藤君
55、三国志関連資料part6
以上
乙!
前スレ、1000ゲット!
−【1】・この板で1000いってみませうpart18・・・・・991(93)
1【2】・◆スレッドを立てるまでもない質問はここへ.2◆・・・・・965(5)
2【3】・思いやりの心を持って・・・・・936(41)
3【4】・古文漢文の参考書でとにかくいい本を教えて下さい・・・・・789(0)
4【5】・古文・漢文の宿題、うけたまわります・巻二・・・・・781(0)
5【6】・古文・漢文・國學院 三限目・・・・・740(0)
6【7】・ 『源氏物語』、あなたはどの女君が好き?・・・・・713(0)
7【8】・春秋学専用スレッド・・・・・667(0)
8【9】・■■古典文法に関する質問はこちら■■・・・・・566(0)
9【10】・漢字専用スレ・・・・・543(0)
10【11】・古文・漢文は前世の遺物! サル以下・・・・・493(3)
11【12】・漢文を最もよく学べる大学はどこですか?・・・・・484(3)
12【13】・古典専攻院生の生活・・・・・481(0)
13【14】・ひろゆき・・・・・472(0)
14【15】・滝沢馬琴ってどうよ?・・・・・450(0)
【 】は前回の順位
( )は増加数
※「この板で1000いってみませうpart18」が、1000まで逝ったので、順位を繰り上げます!
円周率が来る前に、新スレ移行か・・・・・
20
−【1】・この板で1000いってみませうpart18・・・・・1000達成!
1【2】・◆スレッドを立てるまでもない質問はここへ.2◆・・・・・965(5)
2【3】・思いやりの心を持って・・・・・936(41)
3【4】・古文漢文の参考書でとにかくいい本を教えて下さい・・・・・789(0)
4【5】・古文・漢文の宿題、うけたまわります・巻二・・・・・781(0)
5【6】・古文・漢文・國學院 三限目・・・・・740(0)
6【7】・ 『源氏物語』、あなたはどの女君が好き?・・・・・713(0)
7【8】・春秋学専用スレッド・・・・・667(0)
8【9】・■■古典文法に関する質問はこちら■■・・・・・566(0)
9【10】・漢字専用スレ・・・・・543(0)
10【11】・古文・漢文は前世の遺物! サル以下・・・・・493(3)
11【12】・漢文を最もよく学べる大学はどこですか?・・・・・484(3)
12【13】・古典専攻院生の生活・・・・・481(0)
13【14】・ひろゆき・・・・・472(0)
14【15】・滝沢馬琴ってどうよ?・・・・・450(0)
【 】は前回の順位
( )は増加数
※「この板で1000いってみませうpart18」が、1000まで逝ったので、順位を繰り上げます!
?
この板で、1000まで逝ったスレッド
1、古文漢文の宿題うけたまりす(ママ
2、「にしょう」だよ、「にまつ」じゃないよ二松だよ
3、桶連何而多重投稿Part437
4、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ
5、古文、漢文、國學院。
6、この板で1000いってみませう
7、ジプシースレッド153
8、古典・漢文を教育現場から削除せよ
9、この板で1000いってみませう part2
10、a
11、お気に入りの和歌ありますか?
12、漢文・古文・二松学舎
13、餃子の王将どうよ?
14、漢字検定お前等持ってんの?
15、御前等しりとりで古文板ageるぞゴルァ!第二回戦
16、なんでも雑談・スレたてる程でもない事
17、■スレッドを立てるまでもない質問はここへ■
18、この板で1000いってみませう part3
19、達磨と遊びたい人はここで
20、古文・漢文・國學院 二限目
21、この板で1000いってみませう part4
22、かーごめかごめ
23、この板で1000いってみませう part5
24、漢文・古文・二松学舎 第二学舎(part3)
25、この板で1000いってみませう part6
26、古文・漢文は無用の長物
27、★☆学会スレッド☆★
28、あ、あ〜○○○のテスト中
29、【理論】古文漢文を学ぶ意義【武装】
30、この板で1000いってみませう part7
続く
コテハンの書き込みがないなw
30
?
長嶋の背番号33・・・・・散々・・・・・
●駄スレ・糞スレには書き込まないこと。完全放置でsageでも書き込まないように。
●荒らし・煽りは完全放置の上削除依頼へ。反応すると同罪です。
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
?
1000 :
名無氏物語:03/08/22 03:04
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。