あはは、どうもすみません
476 :
名無氏物語:2007/04/17(火) 00:41:09 ID:PFR79IH9
>>475 ほんとうに済まないと思ってるならもう来るな。
いつもいつも出任せを書きやがって。
あららら、怒られちゃいましたよー
478 :
名無氏物語:2007/04/17(火) 01:09:57 ID:vjGKuv0c
質問スレッドは常にあげておきましょう。
単発質問スレッド防止のために。
479 :
名無氏物語:2007/04/17(火) 10:12:36 ID:vaaJuao9
>>466-477 熱心に取り組んでいただきありがとうございます。
たいへん参考になりました。
480 :
名無氏物語:2007/04/21(土) 00:38:24 ID:iE6jcMxm
>一(ひとり)台王自ら行幸を蒙(こうむ)り
ひとたび台王に行幸を蒙りてより、と読むのだと思います。
“台王”はもしかしたら和語かもしれませんねえ。
481 :
名無氏物語:2007/04/21(土) 02:34:55 ID:ni2Da1Ql
>>480 それだったら、「一自台王蒙御幸」ではなくて「一自蒙台王御幸」の語順にならない?
「一(ひとり)台王自ら行幸を蒙(こうむ)り」も違うと思うけど。
482 :
名無氏物語:2007/04/22(日) 00:22:42 ID:QrmIBlbu
それでは漢詩の語調になりません。一自、一從は常用語。
ただ、すこし和習があるとは思います。
で、題詠・詠物の詩として、四句を通しての意味を考えてみてください。
483 :
名無氏物語:2007/04/22(日) 09:59:29 ID:wi3Qk6OH
スレ違いかと思うのですが質問させてください。
「友人とは9割の軽蔑と1割の尊敬である」という言葉を
漢文の授業で習ったのですが、いくら探しても出典が見当たりません。
もしご存知でしたら教えてください。
484 :
名無氏物語:2007/04/22(日) 15:09:54 ID:UsqWVNAS
「一自台王蒙御幸」
漢詩の語調は分かりませんが、
一たび台王の御幸を蒙むりて自り=台王の訪問を受けてからはずっと
くらいな意味かと。
詠まれた松の姿の素晴らしさを、『論語』以来の君子になぞらえる形で表現した詩だと思います。
だからこそ第四句に「吹笙声」と出てくるかと。これは松自体が風を受けての音をこう言ったのでしょうかね
(あるいは間接的に上野の宮様の人格の素晴らしさを言ったかでしょうか)。
ちなみに「台王」は「大王」と読みかえず、そのまま「宮様」の意でとれるので問題ないと思います。
485 :
名無氏物語:2007/04/22(日) 15:58:48 ID:/GIsEQX7
>>482 台王と御幸の間に蒙という動詞があるという語順なのに、「台王に行幸を蒙り」と読めるのかなという疑問です。
普段、散文しか読まないので、漢詩はよく解らないのですが、漢詩では、こういう表現も許されるのですか。
どうも、文法的に釈然としないので、そのような用例を他にも教えていただければありがたいです。
486 :
名無氏物語:2007/04/23(月) 02:16:40 ID:bmM65uQK
後凋松偃翠髯清。雨雪風霜老倍栄。
一自(一得)台王留御駕。昼宵時有吹笙声。
これだと文法的にはすっきりしませんでしょか。
もともとの句自体がどうも日本語を倒置しただけの
調子で、おっしゃることもごもっともです。
ただ、これは松を詠んだ詩ですので、文法的には少々
破格でも松を主体に解釈した方がいいと思います。
ですので、二句目も、雨雪風霜にも老いて倍すます栄える。
と言う意味でしょう。
487 :
名無氏物語:2007/04/23(月) 02:42:41 ID:7OdmWneo
>>486 日本人の作った漢詩で、文法的な正確性に拘るつもりはないのですが、
漢詩には馴染みが無いもので、そういう表現が普通に用いられるのかなと思ったわけです。
全体の解釈は、特に異論はありません。
台王が「台王の松」のような名前だったら、問題ないんだけど、そういうわけにはいかんでしょうね。
488 :
名無氏物語:2007/04/23(月) 03:04:08 ID:bmM65uQK
質問の初出時にレスされているように、検索ではどこかの
「御幸松碑」みたいなことが書かれていたのですが、今検索
するとあたりません。ということはそこの管理人氏が削除された
のか・・・
たしかにこれは語を二、二、三に切った漢詩風な表現だと思います。
もし時間があれば、今度同様な表現を引っ張ってきてみましょう。
489 :
名無氏物語:2007/04/23(月) 05:42:20 ID:els2fO0W
>>465です。
皆さん、ありがとうございます。私はまったく漢詩に縁なき者ですが大変参考になりました。
この詩は、東京・根岸の「御行の松」の名の由来の傍証として、
大槻文彦編著「東京下谷・根岸及近傍圖」(明治34年)に載っていたものです。
○御行ノ松
偃蓋巨松ニテ西面ノ枝振、最モヨシ金杉村水帳ニ大松トアリシ由コレ本名ナラム
宮家ノ舊臣本間八郎翁云フ 上野ノ宮御加行トテ百日間毎朝山内及根岸辺ノ神祠佛宇ヲ
徒歩ニテ廻ラルゝ事アリテ此松ノ下ニ息ハセラルゝヲ例トシタリ 土民因テ御行の松ト稱セリト
此説得タルガ如シ 小畑詩山(名行簡稱良卓)ハ上野ノ宮ノ侍讀タリシ由ニテ
其御行ノ松ノ作ニ「後凋松偃翠髯清、雨雪風霜老倍榮、一自台王蒙御幸、晝宵時有吹笙聲」
拙調ナレド傍證トス
上野ノ宮の御加行は、「御一代一度」行われたようです。
上野の輪王寺(寛永寺)は天台宗である。天台宗では俗人が得度して、宗旨の學習が一通り終れば
加行と云ふことを行ふ。これを行って一個の天臺僧となるのである。上野の輪王寺の宮様も、
其例に漏れさせたまはず、御代々御幼少で東下あらせられ、御一代一度加行を行はせられたのである。
参考になれば・・・
490 :
名無氏物語:2007/04/23(月) 17:21:20 ID:SeHaEMbh
491 :
名無氏物語:2007/04/23(月) 22:36:19 ID:XE4Tm8Zk
すみません。教えてください。
掛け軸意味不明で困っています。
良寛のものです
封(これの旧字体)君不語
不語意悠哉
巾矢(巾に矢と書いて一文字)散床頭書
雨打簾前梅
多分こうだと思います
読み方と意味を教えてください
よろしくお願いいたします
492 :
名無氏物語:2007/04/23(月) 23:26:16 ID:01MzyfWq
>>491 とりあえず、"良寛 即事"でぐぐってごらん。
493 :
名無氏物語:2007/04/24(火) 00:25:35 ID:CnLLyjI6
>>492 ありがとうございました!
助かりました!
494 :
名無氏物語:2007/04/26(木) 00:32:52 ID:bQIKGsNr
家から出てきた掛け軸の文ですが載せて解読して貰っても良いですか・・・?
495 :
名無氏物語:2007/04/26(木) 00:45:56 ID:rbJOBrlT
496 :
名無氏物語:2007/04/26(木) 00:47:54 ID:bQIKGsNr
おお!感謝します!!
おじいさんの遺品の中にあった掛け軸です。
明又三神
美千妙
□ 安 末来□
戯 政 磨忽小
□ 二 琢□用
□ 春 十休撫
小 □ 分音正
月 □ 理四異
□ 極海城
節 □
斉
妙の下の四角の漢字は(ム、上がム下が虫の辺に惟←の右側のを組み合わせた物です)
虫
惣の下の□の漢字は(上が敬で下が馬です)
その他の四角は地元の詳しい人でも解読不能でした。
掛け軸の裏には「森田節斉 明治四十一年十一月 贈従四位 維新勤王ヲ以テ令石高ミ 大和五条ノ人 名ハ益 字謙蔵 老年節翁ト称ス備中倉示城ニ於テ師弟ヲ薫陶スル事多年
明治元年十六日卒ス 年五十六」
と書いてあるとの事ですが詳しい人でもはっきり読み取れないらしく間違っている可能性も高いと言うことです。。
上の漢詩の意味までは分からなかったので詳しい人の情報お待ちしております
497 :
名無氏物語:2007/04/26(木) 00:51:53 ID:bQIKGsNr
斉は全部「斎」の方でした。
498 :
名無氏物語:2007/04/26(木) 21:02:50 ID:rbJOBrlT
>>496 すまん。どうぞとは言ったものの、さっぱり解らん。七言絶句らしいけど。
神妙雖小用撫正
異城三千来忽驚
休音四海又美末
磨琢十分理極明
何を詠んでいるのか、さっぱり解らん。美末って何やろう?
掛け軸には字だけですか。絵とか描かれてませんか。
森田節斎って、わりと有名な人らしいですね。ネットで検索したら、結構たくさんでました。
死後に従四位を追贈されたんですね。「維新勤王ヲ以テ令石高ミ」では意味が通らないので、
たぶん「令石高ミ」は「令名高シ(れいめいたかし)」ではないですか。
「名ハ益 字謙蔵」ですが、中国人は「名(な)」と「字(あざな)」を持ってます。
諸葛亮孔明だったら、「諸葛」が姓で「亮」が名で「孔明」が字です。
下のサイトに「名は益(すすむ)、字は謙蔵(けんぞう)」とありました。
ttp://homepage2.nifty.com/kanbun/writers/morita-sessai.htm 一時、備中(びっちゅう)倉敷に住んでいたそうで、「倉示城」は「倉敷城」のことでしょうね。
499 :
名無氏物語:2007/04/26(木) 21:24:39 ID:0sQg6WqC
これはできれば画像をUPしてほしいですね。
500 :
名無氏物語:2007/04/26(木) 21:35:26 ID:0sQg6WqC
神妙雖小用撫正。
小は不ではないでしょうか?
異城三千来忽驚。
城は域とか他の字では?
休音四海又美末。
音は言とか他の字、また美は何か別字では?
磨琢十分理極明。
十、理、のどちらかが別の文字の可能性があります。
ただ、幕末は孤平をうるさく言わなかった時代なので、
なんとも断定はしかねます。
501 :
名無氏物語:2007/04/26(木) 21:54:00 ID:qcKCxKV2
デジカメでとってうpしたまえ
502 :
名無氏物語:2007/04/27(金) 02:32:16 ID:/0omC4Zq
503 :
名無氏物語:2007/04/27(金) 02:35:16 ID:/0omC4Zq
ちなみに私は先祖代々岡山在住です。
先祖との繋がりを知る上での資料になるようなので興味津々です。
504 :
名無氏物語:2007/04/27(金) 02:40:25 ID:/0omC4Zq
明日の帰りも何時になるか分からずリアルタイムで御礼を言え無いのが悲しいですが
難しい事に時間を費やしていただいて有難く思っております。
お手数ですがよろしくお願いいたします。
505 :
名無氏物語:2007/04/27(金) 14:16:14 ID:G6aJsRCd
>500氏の推定はすごい。
休音四海又美末は休言四海文義末か。
部分部分でいいから正面から撮った画像がほしいね。
506 :
500:2007/04/27(金) 19:46:25 ID:sNiyKp+/
神州雖小用權正。異賊三千來忽驚。
休言四海文○末(?)。磨琢十分理極明。
安政二春、醉中賦(?)小詩、戯嵐(?)小月。 節齋
「忽」字、「○」「賦」「嵐」は、僕のPCではよく見えません。
正面からの画像なら、もっと判るかもしれません。
下田開港の頃の雰囲気がなんとなくわかりおもしろいですねえ。
筒みたいな方は、もうすこし画像がはっきりすれば読めるかなあ。
507 :
506:2007/04/27(金) 19:57:47 ID:sNiyKp+/
>休言四海文華未。
とでも、とりあえず試読しておきます。
508 :
505:2007/04/27(金) 20:38:12 ID:G6aJsRCd
なるほど、意味が通ってきた。素晴らしい。
509 :
名無氏物語:2007/04/27(金) 21:06:53 ID:/0omC4Zq
皆さん相変わらずお手数をおかけします
今日は早く帰れましたので分かり辛い箇所があれば掛け軸を取り出して撮影してうp致します
デジカメを借りてないので携帯の写メになります・・・
510 :
名無氏物語:2007/04/27(金) 22:51:05 ID:/0omC4Zq
511 :
名無氏物語:2007/04/27(金) 23:05:40 ID:/0omC4Zq
512 :
名無氏物語:2007/04/27(金) 23:22:32 ID:9YjXDFoJ
神州雖小用權正。異賊三千來忽驚。
休言四海文華末。磨琢十分理極明。
安政二春、醉中賦小詩、戯獲小月。 節齋
でしょうかね。まだ、すこし筆路が見えないのです。
「華」「獲」
513 :
名無氏物語:2007/04/27(金) 23:32:58 ID:/0omC4Zq
おお!多謝!ついに全文解明ですか!!
ちなみに漢詩はどう言う意味なんでしょうか・・・?
514 :
名無氏物語:2007/04/27(金) 23:46:20 ID:9YjXDFoJ
森田節齋。明治四十一年十一月、贈從四位。維新勤王ヲ以テ令名高シ。
大和五條ノ人。名益、字謙藏。老年節齋ヲ(ト?)稱ス。備中倉子城ニ於テ、子弟ヲ感陶スル事(?)多年。
明治元年七月十六日卒ス。年五十八。
やはりはっきり見えないところがありますねえ。
515 :
名無氏物語:2007/04/28(土) 00:01:17 ID:ZohQQzB5
516 :
名無氏物語:2007/04/28(土) 00:13:44 ID:mki+DbrX
ありがとうございます。よく見えました。華の右下の点はなんだろ。
神州ハ小ナリト雖モ、權ヲ用フルコト正シ。
異賊三千モ來ラバ忽チ驚カン。
言フヲ休メヨ四海文華ノ末ナリト。
磨琢十分理極メテ明ラカナリ。
安政二ノ春、醉中ニ小詩ヲ賦シ、獲小月ニ戯ル。 節齋
「権」の字の解釈に迷っており、まだはっきり意味をご説明できません。
どなたかアドバイスを。獲小月は漢風の日本人名ととりましたが、不明。
517 :
名無氏物語:2007/04/28(土) 00:22:20 ID:ZohQQzB5
噂には聞いてましたが2chの力は凄いですね・・・ここまではっきり解読できるとは・・・
誠に以って恐縮です、解読をして頂いている人たちに感謝に思います
518 :
名無氏物語:2007/04/28(土) 10:13:42 ID:41LR84Tr
>>516 疑問の字。權ではないような。何かはわからないけど。
賊は絨に見える。異絨でも意味がわからないけど。
華ではなく義じゃないかな。
519 :
名無氏物語:2007/04/28(土) 19:22:16 ID:ZohQQzB5
私の話題だけでこのままこのスレを独占してしまうのも少し問題があるかなと思い
森田節斎の掛け軸については今日で終わらせていただこうかと思います…
掛け軸はデジカメで撮影してまた蔵へしまうと共に中に解読して頂いた文をプリントアウトして入れておく予定です。
外書き
「森田節齋。明治四十一年十一月、贈從四位。維新勤王ヲ以テ令名高シ。
大和五條ノ人。名益、字謙藏。老年節齋ヲ(ト?)稱ス。備中倉子城ニ於テ、子弟ヲ感陶スル事(?)多年。」
神州雖小用權正。異賊三千來忽驚。
休言四海文華末。磨琢十分理極明。
安政二春、醉中賦小詩、戯獲小月。 節齋
神州ハ小ナリト雖モ、權ヲ用フルコト正シ。
異賊三千モ來ラバ忽チ驚カン。
言フヲ休メヨ四海文華ノ末ナリト。
磨琢十分理極メテ明ラカナリ。
安政二ノ春、醉中ニ小詩ヲ賦シ、獲小月ニ戯ル。 節齋
解読協力
2ch漢文板「漢文の宿題をうけたまわります」住人
498 :名無氏物語 :2007/04/26(木) 21:02:50 ID:rbJOBrlT
500 :名無氏物語 :2007/04/26(木) 21:35:26 ID:0sQg6WqC
505 :名無氏物語 :2007/04/27(金) 14:16:14 ID:G6aJsRCd
506 :500 :2007/04/27(金) 19:46:25 ID:sNiyKp+/
512 :名無氏物語 :2007/04/27(金) 23:22:32 ID:9YjXDFoJ
516 :名無氏物語 :2007/04/28(土) 00:13:44 ID:mki+DbrX
518 :名無氏物語 :2007/04/28(土) 10:13:42 ID:41LR84Tr
と書いた紙を一緒に入れておいてまた後世まで蔵へしまっておきます。
本当に協力頂いた方々有難うございました。
520 :
名無氏物語:2007/04/28(土) 19:28:25 ID:ZohQQzB5
解読協力
2ch漢文板「漢文の宿題をうけたまわります」住人
498 :名無氏物語 :2007/04/26(木) 21:02:50 ID:rbJOBrlT
500 :名無氏物語 :2007/04/26(木) 21:35:26 ID:0sQg6WqC
505 :名無氏物語 :2007/04/27(金) 14:16:14 ID:G6aJsRCd
506 :500 :2007/04/27(金) 19:46:25 ID:sNiyKp+/
512 :名無氏物語 :2007/04/27(金) 23:22:32 ID:9YjXDFoJ
516 :名無氏物語 :2007/04/28(土) 00:13:44 ID:mki+DbrX
518 :名無氏物語 :2007/04/28(土) 10:13:42 ID:41LR84Tr
他住人多数。
レスは頂けなかった物のここを見て時間を割いて考えて頂いた方々を付け加えておきます。
521 :
名無氏物語:2007/04/28(土) 19:37:03 ID:4UyQM6lo
>>519 まだ何か出て来るかもしれないから、しばらくこのスレは見てたほうがいいよ。
522 :
名無氏物語:2007/04/28(土) 20:09:55 ID:ZohQQzB5
>>521 了解です、今より来る事は減りますが見に来たいと思います。
523 :
名無氏物語:2007/04/29(日) 02:03:07 ID:pjccSqzK
「休言四海文華末。磨琢十分理極明。」
と節齋の語を逆にお贈りしておきます。
524 :
名無氏物語:2007/04/30(月) 12:02:19 ID:FOAeACMd
>>518 素人なりに納得したいと思って、書体辞典など色々引っ張り出して確認してみました。
權と華は孫過庭が似たような書き方をしてます。
華の右下の点はうっかり墨を落としてしまったものかな。周りが大きく滲んでるし。
賊の貝偏は右に大きく傾いているのと、目の最終画を意識したものか右縦画から左払いに
行く途中でちょっと止まっていて糸偏にも見えます。でもやっぱり賊でしょう。
>500 >506 >516 さん、すごいなあ。読んでいて勉強になりました。
525 :
名無氏物語:2007/05/01(火) 01:50:53 ID:odT8iCSd
孫過庭の書譜は草書を学ぶには避けては通れないお手本だと
考えていいと思います。仮名、カタカナにもとても役立ちます。
用権、理明、の権と理、これは戯作みたいですから、あまり字義の
穿鑿はしなくてもいいのかもしれませんが、いったい何を指している
のか、またゆっくり考えてみたいと思います。
ヘンナ奴らが来ても、我が神州日本・・・、世も末だなんて言うなよ、
・・・・極明の理よ、って詩ですね。
用権正・来忽驚≒琢磨十分
以前はよく出入りしていましたが、今回久しぶりに伺い、とても楽し
く感じました。
526 :
名無家物語:2007/05/02(水) 00:43:36 ID:xyQReng7
初めまして今晩は。一件お知恵を拝借したいブツが。
けだるい風にはこばれて、野鴨の啼き声がするどく響く。
朝雪がふりつもり、くもり空に空気は冷たい。
貧しいわたしには、別れの餞にあげるものもない。
あなたにどこまでもついていく青い山嶺のほかには。
この訳文にぴんと来る方居られませんか?
スウェーデン語の翻訳小説に出てきて、「昔の中国の大詩人ラン・シー・イーアン」の詩とあるのですけれど。
527 :
名無氏物語:2007/05/03(木) 01:30:29 ID:TFXaXqRV
以前他でも同じ質問があったようですが、そこでも判明
しなかったようですね。“ラン・シー・イアン”の綴り
がわかれば、だいぶ手がかりとなるのですが、大詩人と
なるとわかりそうなものなのですが、なかなかこれが・・・
姓がRan/Lan/Lang或いはYian/Yiang
また、号・字となれば、例えば易安、蘭室、蘭渓、その辺りから
検索していきましょうか。
懶風慵柳帶鳧聲。曉雪陰天出鳳城。
離別莫愁杯易竭。青山無際伴君行。
↑例えばこんな感じでしょうかねえ・・・適当に並べてみましたが。
一句の流れというか発想は、長句を切り取ったものではなく、絶句。
理屈っぽいので、すこし時代が下るような気がします。
528 :
名無氏物語:2007/05/03(木) 13:46:10 ID:b8MtCGA+
こんにちわ。
今、授業で近思録という漢文?をやり始めたのですが、しょっぱな解らない宿題が出まして、、
北宋四子の学を集大成して、朱子学を樹立した朱子および朱子学について、
200字程度で説明せよ。
という宿題なのですが、解る方いらっしゃったら教えてください。
529 :
名無氏物語:2007/05/03(木) 14:55:50 ID:bd7NlC1j
530 :
名無氏物語:2007/05/04(金) 02:52:07 ID:HACwCOTu
あげ
531 :
Holy:2007/05/04(金) 12:54:54 ID:HyM2kNPo
フランス人の友人が「精神一統何事かならざらん」という文章を
漢文で刺青したいというのですが、漢文で書くとどうなるのでしょうか。
教えていただけないでしょうか。宜しくお願いいたします。
532 :
名無氏物語:2007/05/04(金) 13:26:21 ID:wOSRDuBF
533 :
名無氏物語:2007/05/04(金) 13:38:46 ID:MvC9pwr7
>>531 朱子語類の一節の言葉のようですが、刺青はやめとけと言いたい。
断髪文身(髪を切り、刺青をする)は、儒教の教えに反するんやで〜。
儒者の言葉を、儒教の教えに反する刺青で彫るってどうよ。
陽氣發處,金石亦透.精神一到,何事不成!
陽気発する處、金石も亦た透る。精神一到、何事か成さざらん。
ちなみに、統ではなく到のようですよ。
534 :
名無氏物語:2007/05/04(金) 14:56:41 ID:AJm+FdGw
535 :
名無家物語:2007/05/04(金) 19:19:16 ID:sezHkRe/
身体髪膚これを父母に受く、敢えて毀傷せざるは孝の始めなり――とも言うですね。その辺から諄々と説いたら外人さんは却って感心してくれるかも。
逆にその線に抵触しない範囲で「元気があれば何でもできる!」的な漢辞って何でしょ。石を射て虎と為す、一念岩をも徹す……とかですかね。
>>527 いかにもその質問をしてた当人です。あれもかれこれ半年余り前の事になりますが、爾来どうも寝付きが悪くって……。策に窮して岩波版唐詩選なぞにも目を通してみましたけど、それでひょっこり見付けられる程には運に恵まれていないようで。
それでも何処かで聴いた覚えのある詩なのは確かだと思いますし、私の如きに覚えがあるならまず相当メジャーな類に入る筈なのですけれど。これがなかなか。
536 :
名無氏物語:2007/05/05(土) 21:56:40 ID:c2ZVzYeO
age
537 :
名無氏物語:2007/05/05(土) 23:09:51 ID:wkeZKG2y
魏志倭人伝を全訳して覚えて来いと言われました…いくら調べてもわからなかったので教えて下さい
相逢へば、はなんと読むんですか?
538 :
名無氏物語:2007/05/05(土) 23:21:16 ID:wkeZKG2y
あと相攻伐がなんと読むかわかりません。わかる方がいましたらよろしくお願いします
539 :
名無氏物語:2007/05/05(土) 23:31:39 ID:+1oM6URb
>>537 「相逢へば」は「あいあえば」。意味は「出会うと」
「相攻伐歴年」は「あいこうばつすること れきねん」もしくは「あいこうばつして としをへ」どちらでも良いです。
「相」が「互いに」、「攻伐」は「攻める」です。
540 :
名無氏物語:2007/05/05(土) 23:38:13 ID:wkeZKG2y
541 :
名無氏物語:2007/05/06(日) 21:16:18 ID:nfavJWHD
すごい基本的な事ですみません
臣ノってなんて読むんでしたっけ?
542 :
名無氏物語:2007/05/07(月) 17:26:17 ID:GatoGauw
(身本)
↑これで、一つ字なんですが、読み方教えてください!m(__)m
543 :
名無氏物語:2007/05/07(月) 18:55:38 ID:PCEkdWQr
544 :
名無氏物語:2007/05/07(月) 23:36:00 ID:aZ5f5RZ5
>>541 臣ノって見たことないんだけど、何かの間違いかな。
前後を示してくれれば何かわかるかもしれません。
545 :
Holy:2007/05/08(火) 15:48:21 ID:bpiRwkMe
皆様、「精神一到何事かならざらん」の漢文訳をありがとうございました。
みなさまの「刺青はやめたほうがよい」というメッセージと共にフランス人に
伝えます。ほんとうにありがとうございました。
546 :
名無氏物語:2007/05/08(火) 18:02:18 ID:AG0HN38X
>>543 感謝しますm(__)m
ありがとうございました!m(__)m
547 :
名無氏物語:2007/05/08(火) 18:32:49 ID:AG0HN38X
>>542です!
[躰]←ちなみに、この字なんですが、名字に使われていて・・・
大変申し訳ないのですが、[永躰]←なんと読むかわかりますか?
548 :
名無氏物語:2007/05/08(火) 18:58:50 ID:ADzx09wm
>>547 エイタイ だそうだ。ぐぐるとこの姓の人がみつかるね。
名字検索というプログラムによると、順位は36,760位。
549 :
名無家物語:2007/05/08(火) 19:17:38 ID:GtLJnDEM
ついでに右も左も茶髪だらけのイエローキャブに説教してやっておくれよルコック。
550 :
名無氏物語:2007/05/08(火) 19:30:13 ID:AG0HN38X
>>548 本当にありがとうございますm(__)m
2ちゃんはやっぱり頼りになります!
551 :
名無氏物語:2007/05/10(木) 10:58:27 ID:ugoJWyMh
梅花絶句(宋?陸遊)
當年走馬錦城西,曾為梅花醉似泥。
二十里中香不斷,青羊宮到浣花溪。
書き下しをお願いします。
552 :
名無氏物語:2007/05/10(木) 23:12:01 ID:CBURAqhW
袁韓兩袖唆劉虞而即帝位、諸侯之使入洛都。而別東西漢朝。將來亂雲於平原。
袁韓兩袖は劉虞を唆して帝位に即かせ、諸侯これを洛都に入らしむ。而して東西に漢朝別るる。將に亂雲平原に來たらんとす。
似非だが校正頼む
553 :
名無氏物語:2007/05/10(木) 23:41:48 ID:xWs7c4JT
漢文ではないですが、十画の漢字をひたすら教えてください。
554 :
名無氏物語:2007/05/11(金) 00:30:42 ID:ZVeoorXD
>>551 當年、馬を走らす、錦城の西、曾て梅花が為に酔うこと泥に似たり。
二十里中、香り断えず、青羊宮より浣花溪に到る。
>>552 ごめん。ちょっと質問の趣旨がよく分からんです。
原文の配置を下の書く下しに合わせるということ?
>>553 漢和辞典の索引を眺めた方が早いかも。何の宿題ですか。
555 :
551:2007/05/11(金) 00:41:48 ID:jBMaH5Pm
>>554 dクスです。
ここまで読んだにクスッ。
556 :
名無氏物語:2007/05/11(金) 00:50:28 ID:xa0w2Rd7
>>553 右下のタスクトレーのIMEパッドのアイコンをクリック→総画数をクリック
IMEパッド-総画数が立ち上がるので、プルダウンを10画にすると沢山でます。
557 :
552:2007/05/11(金) 01:21:13 ID:2HdGoFIU
>>554 言葉足らずですまない。そういうことorz
文法すら碌に理解せぬまま漢文を書けと言われたのだが、正直ムリポw
見よう見真似で何とか上のものを書いた訳なんだが、無理がある。
そこで、文章校正を御願いしようかと罷り越した次第です。
558 :
名無氏物語:2007/05/11(金) 02:36:00 ID:ZVeoorXD
>>557 なるほどそういうことでしたか。しかし、なんだか楽しそうですね。
私も歴史はよく分からんのですが、出来るだけお使いの単語を残していじってみました。
「袁韓兩袖唆劉虞即位、諸侯擁入洛都。于是漢朝別為東西。亂雲將來平原。」
「唆劉虞即位」は「説劉虞即位」でもいいかな。
「亂雲將來平原」は「亂雲鬱塞於平原」かな、或はやっぱり「將」を活かして「亂雲將起於平原」がいいかな。
作文ってやりだしたら、正解もないし、きりがないですよね。
559 :
名無氏物語:2007/05/11(金) 14:54:07 ID:Y+LypGfN
agete
560 :
552:2007/05/11(金) 20:44:00 ID:2HdGoFIU
>>558 激しくd
基本的な短文類は書ける様には成って来たんだがな…
長文に為ると混乱する上に、如何せん知識が乏しいorz
またお世話に為るやも知れないなw
561 :
名無氏物語:2007/05/11(金) 21:43:35 ID:WNcQiAMH
漢朝別爲東西は分爲東西の方がいいんじゃないっすか?
562 :
552:2007/05/11(金) 21:50:07 ID:2HdGoFIU
>>561 ご指摘どうも。
確かにその通りですねw
563 :
名無氏物語:2007/05/15(火) 03:57:25 ID:f8856rFT
age
564 :
名無氏物語:2007/05/15(火) 17:37:49 ID:BMNxAp7O
漢検の「完全征服一級」なる問題集に、読み問題としてこんな一節が。
「毒水に【獰鱗】多し」
こんな書き方をしてるあたりからして、典拠のある言葉だと思うんだが、
そもそも諸橋大漢和にすら「獰鱗」が載ってなくて、出典探しに大変困ってる。
一体この言葉、典拠が何で、「獰鱗」は「おそろしい魚類」くらいの意味でいいのか、
お力をお借りしたいという次第。
なんとなくスレ違いの気もするけど、
やっぱり漢文屋さんに相談するのがいちばんいいかなと思って。
565 :
名無氏物語:2007/05/15(火) 18:48:09 ID:7pnWSdJy
566 :
564:2007/05/15(火) 19:12:57 ID:BMNxAp7O
>>565 うわっ、本当だ。ググッたら出てきますな。
油断した orz.....
迅速な解答thanx。こんど何かあったらあっちでお世話になります。
567 :
名無氏物語:2007/05/16(水) 11:16:54 ID:8HGMmpP9
age
568 :
ぽお:2007/05/20(日) 09:47:07 ID:vqV4DEI5
「呉季札之初使、〜」で始まるのです
誰か教えてください
569 :
ぽお:2007/05/20(日) 09:48:00 ID:vqV4DEI5
季札挂剣の口語訳教えてください
「呉季札之初使、〜」で始まるのです
誰か教えてください
570 :
名無氏物語:2007/05/20(日) 10:39:37 ID:bJrzgNW9
571 :
名無氏物語:2007/05/20(日) 10:41:41 ID:bJrzgNW9
572 :
ぽお:2007/05/20(日) 11:22:50 ID:vqV4DEI5
季札挂剣の口語訳教えてください
「呉季札之初使、〜」で始まるのです
誰か教えてください
573 :
名無氏物語:2007/05/20(日) 11:41:57 ID:ks7xlhFT
>>572 マルチポストをする馬鹿には教えてあげません!
以上
574 :
名無氏物語:2007/05/20(日) 13:18:03 ID:9GZlOwdx
明日テストでやばいです。
第一学習社の漢文の教科書の 饅頭を畏る の現代語訳教えてください。。お願いします。
575 :
名無氏物語:2007/05/20(日) 14:37:58 ID:HvBTBgMm
>>574 解答する人は、多分中学や高校の教科書なんて持ってない。原文を書き込みなさい。
それから、原文全部というより、この部分がわからないとピンポイントで聞くほうが
解答が帰ってきやすい。
>>572も同様。