1 :
蕪蕉:
江戸時代の俳諧って解釈の難しいものが多いですね。
私は今、炭太祇の研究をしていますが、現代でも良く分かるもの、
全く解釈に困るもの、いろいろです。
難解句の多い其角などはもとより、芭蕉、蕪村などでも解釈に困ることが
多いです。
硯学の意見を求めます。
また、研究、解釈に困った時の意見交換をしましょう。
そんなことよりも聞いてください!
私の肛門はすごくきれいなんです!!
3 :
名無氏物語:04/10/03 16:40:02 ID:hQCYB1gQ
いいテーマのスレだけど「碩学の意見」はここでは聞けないよw
4 :
冬のオイラ:04/10/04 02:40:18 ID:h5bF4RiD
オイラ4様。
5 :
名無氏物語:04/10/04 13:17:48 ID:8RHD0P6d
五
6 :
名無氏物語:04/10/04 17:51:59 ID:iHja1IMh
徘徊?
まったく・・・・・痴呆老人は・・・・・
7 :
名無氏物語:04/10/04 18:52:41 ID:C1g2ql5u
なぜ炭太祇なの。全集なんか出てないでしょ。
書誌からして大変じゃないの?
8 :
1:04/10/05 18:32:33 ID:O3bGc132
>>7 太祇は、「日本俳書体系」「古典俳文学大系」やその他おそろしく
古い文献で現存する千数百句に触れることができます。
また太祇も参加した「平安二十歌仙」や歳旦帳などが「蕪村全集」に
収められています。
ただ、評釈書となると、皆無に近く、また、テキストによってルビや
送り仮名が違うなど、戸惑うことが多いです。
9 :
1:04/10/05 18:40:47 ID:O3bGc132
とかく、古俳諧は送り仮名がいいかげんであったり、また、
濁点がないためにとんでもない読み違いをしてしまったりも
します。
太祇は、高校の頃「初恋や燈籠によする顔と顔」など代表作を
読んで個人的に惚れてしまっただけです。
ただですら過疎スレになりそうなので、太祇には、いまのところ
こだわらないつもりです。
10 :
1:04/10/05 18:53:56 ID:O3bGc132
貞門、談林、蕉風、中興なんでも、
芭蕉好き、蕪村好きの方でも、
鬼貫、其角好きなどの奇特な方も、
「この句はナニが言いたいんだ?」「この俳人を研究するには何を
読めばいいんだ?」「この俳句、出典がありそうだけど、ナニ?」
といったことを情報交換しましょう。
11 :
名無氏物語:04/10/06 20:47:40 ID:JBhbPQ/t
とりあへずあげておくなり秋の風
12 :
名無氏物語:04/10/07 23:51:37 ID:t9a5GuYu
蕪蕉さん何かネタ振ってくださいよ。
13 :
宝井其角:04/10/07 23:53:09 ID:nr5L6OzY
にゃは!
14 :
榎本其角:04/10/07 23:54:27 ID:nr5L6OzY
にょほ!
15 :
蕪蕉:04/10/08 00:21:19 ID:LoaIUPGb
そうですねー、ネタ振りと言われるとわたくしの場合、
やっぱり太祇になってしまうのですが…。
(前書)あるかたより蘭を贈らるゝに、名立事ありて
蘭の香や君がとめ奇楠に若も又
これは、テキストによって「奇楠」にきゃら、きなとルビが
ありますが、どちらにしても香の名であることは分かります。
問題は、「若」に、わか、とあるものと、もし、とルビがある
ものがあることです。
どちらにしても、意味がサッパリ分かりません。
16 :
蕪蕉:04/10/08 00:31:51 ID:LoaIUPGb
また、太祇ですが、
(前書)歯をたゝくこと三十六、我白楽天にならふ
歯を鳴し句成先立り花の陰(はをならしくなりまずたてりはなのかげ)
という句の句意はなんとなく分かるのですが、白楽天が歯を三十六
たたくという出典が分かりません。
ご教授おねがいします。
あ、でも太祇スレではないのでよろしく。
こんな板で太祇スレじゃ誰も来ないでしょ。
17 :
茜:04/10/09 01:57:52 ID:lgiR4meC
琉歌を知っていますか?
18 :
蕪蕉:04/10/09 10:14:39 ID:Fp7hP37i
>>17 琉歌って、沖縄の歌のことですか?
あまり、というか、全く知識がありません。
八八八五でしたっけ。
19 :
茜:04/10/09 15:26:35 ID:lgiR4meC
多分、八八八六だったと思うんですが私も知識がないのでなんとも‥。ただ興味があったので学んでる人いるかな、と
20 :
蕪蕉:04/10/09 21:20:18 ID:Fp7hP37i
琉歌OK。
拙者は何も知らないに等しいですが、
歴史、形態、解釈について詳しい方、
茜さんのためにも情報希望します。
とにかく、なんでもOKということで。
21 :
蕪蕉:04/10/09 21:24:08 ID:Fp7hP37i
このスレ立てて、いきなり琉歌とは意外でしたけどね。
22 :
名無氏物語:04/10/10 09:10:04 ID:bPDX6x3s
硫化水素
23 :
名無氏物語:04/10/10 15:22:41 ID:yWeHnHrH
蕪蕉さんは発句にしか興味ないの?
24 :
蕪蕉:04/10/10 18:06:58 ID:CZIFYR2D
いえいえ、連句の中にこそ解釈の難しいものが多いですね。
「冬の日」の有明の主水だっていまだに解釈が揺れているようですし。
前掲の「平安二十歌仙」にしても、「五色墨」にしても、江戸期は連句
こそが大事なのに、むしろ、現代、発句しか重要視されないのを不満に
思っています。
芭蕉の連句、蕪村の連句、すべて発句の評釈書にくらべると頼りない
ですよね。
連句、歌仙の情報交換、大いにやりましょう。
25 :
ぶ:04/10/13 23:23:37 ID:kGXoy/N/
あげるなり
26 :
名無氏物語:04/10/14 17:19:50 ID:h+882v4O
俳句スレ、前はたくさんあったのにみんな落ちちゃったんだな・・・
27 :
名無氏物語:04/10/14 20:04:15 ID:ktHvJ7bE
おじいちゃん、またハイカイしてる。
28 :
ぶ=1:04/10/17 00:51:59 ID:AMhLa57G
>>26 落ちないように、
みんな、ネタ振りましょうよ。
拙者のネタには誰もレスくれないけど…。
拙者に分かることなら、レスします。
>>6>>27 確かに拙者は俳諧も徘徊もハイカイもします。よ。
29 :
名無氏物語:04/10/17 01:02:07 ID:nZJosYBU
スレタイに
俳句とないのが
運の尽き?
30 :
茜:04/10/17 01:57:23 ID:HhBt69D0
それでは..
何か俳句やその様なもので、一般的な解釈とは別に自分は違う解釈を持ってるぞっていうやつありますか?
ないかなぁ♪‥
31 :
名無氏物語:04/10/17 10:15:57 ID:H6MVQzRZ
32 :
名無氏物語:04/10/28 12:07:22 ID:zgoumFji
点取りの盛行が一句立てを促進したという説明にちょっとひっかります。
事実はその通りなんでしょうけど、付け合いの巧拙を評価する点取りも
あり得るはずなので、点取りと一句立ての結びつきの必然性がやや
呑み込めません。どうなんでしょう。
33 :
ぶ:04/10/28 13:29:22 ID:vtaA7tI2
>点取りの盛行が一句立てを促進したという説明にちょっとひっかります。
どういうテキストでそう書いてあったのかわかりませんが、
点取りから一句立てという流れは、例えば、
江戸座点取り〜武玉川〜川柳というような感じじゃないかと思うんですけど。
つまり、面白い付け句が一人歩きして人口に膾炙していく、といったような…。
34 :
ぶ:04/10/28 19:07:08 ID:vtaA7tI2
ですから、現代の俳句に連なる「俳諧の発句」は、点取り俳諧の流れ
とは直接の関係は深くない、というのが私見ですが。
江戸期は連句が大事、と言った前言を翻すわけではないのですが、
やはり「俳諧の発句」というのは、江戸期からも特別なもので、
みんな常に発句というものを案じていたのだと、想像します。
芭蕉あたりから以後、みな歌仙を巻いたりもしますが、一句独立の
ものが、やはり多いですから。
見当はずれの意見だったらスイマセン。
異見のあるかた、ドウゾ。
35 :
曾良:04/10/28 19:51:57 ID:Zr9BUTX/
芭蕉さん
スレageるから
頑張って
曾良
ということで、頑張ってください。
芭蕉のお供「曾良(そら)」の名前を借りました。
36 :
ぶ:04/10/28 20:06:41 ID:vtaA7tI2
おお、とっても心強いお供出現!!
でも、拙者、「蕪蕉」です。
芭蕉さんなんて、おそれおおい、ブショウ者の徘徊人でござる。
37 :
名無氏物語:04/10/29 20:56:13 ID:/jepM86l
俳句の源流は月並発句合興行ですよ。月並発句興行が連句と無縁な大衆に
発句を作る習慣を広めたのです。
38 :
ぶ:04/10/30 00:31:18 ID:RN5C4f0D
>>37さんのおっしゃる月並発句興行とは、後に子規に攻撃される、江戸後期の
梅室とかの時代のことですか?
39 :
名無氏物語:04/10/30 21:41:46 ID:Gf8PHVrs
川柳の歴史を前句付けから説き始めるのが妥当なら俳句の歴史も
月並発句合わせより遡って説く必要は無いはずだ。俳句が芭蕉の
継承者を自任し、川柳がそうしないのは、連句から分かれたのが
蕉風復興期の前か後かの違いがあるからに過ぎない。
40 :
ぶ:04/10/30 23:49:48 ID:RN5C4f0D
>>39さん
もう少し分かりやすい文章、お願いします。
しかしながら「蕉風復興期」は、このスレのキーワードかも知れません。
41 :
ぶ:04/10/31 00:19:56 ID:Dk6FFLEG
ただ、蕉門一番弟子の其角=江戸座が、洒落風、比喩体、化鳥風と
なり、その中から蕪村も、太祇も出ていますから。
太祇は「武玉川」の紀逸の弟子ですし、蕪村も江戸座の洗礼を受けています。
そして、それぞれ蕉風を慕っています。いわゆる中興俳諧ですね。
簡単に川柳vs発句ではない混沌こそが、古俳諧の魅力なんですが。
雅も俗もないところから生まれる真実、を拙者は古俳諧から感じます。
42 :
游野:04/10/31 17:38:59 ID:hXPBrZUB
43 :
游野:04/10/31 17:40:54 ID:hXPBrZUB
44 :
名無氏物語:04/10/31 22:49:14 ID:marbBP9d
俳諧は難しすぎる
45 :
ぶ:04/10/31 23:38:07 ID:Dk6FFLEG
>>42>>43游野さん。
超、超、超ありがとうございます。
辻褄どころか、眼からうろこです。
検索しても、図書館でうろうろしても、分かりませんでした。
スレ立てた甲斐があったというもんです。
拙者も単なる俳句/俳諧好きです。
46 :
游野:04/11/01 01:59:48 ID:D85SQ+bl
47 :
名無氏物語:04/11/01 21:22:02 ID:/GUo/mE+
付け合いの妙では連歌は俳諧に勝りますよ。どっちが面白いかは
別ですけど。付け合いを重んじた蕉門でも連歌に比べれば
付け合いの弛緩は明らかです。
48 :
名無氏物語:04/11/01 23:56:41 ID:Jl637kLq
付け合いの弛緩ってエッチな響きね。
49 :
名無氏物語:04/11/02 12:25:43 ID:IP6+T/3z
ここに書き込んでるのは院生が多いのかな?
大変そうだよな、近世は…。うちの先生見てたらどれだけやってもキリがない、
って感じがするよ。とにかくどれだけたくさん資料を読んでるか、で勝敗が決まる世界というか…。
50 :
名無氏物語:04/11/02 15:31:36 ID:IBbOCWR2
50
51 :
ぶ:04/11/02 18:51:49 ID:zwb7Hxez
拙者は、院生ではなく、ただの世捨て人ですが、
やっぱり近世は大変ですね。
それまでの日本古典はもちろん、中国文学やら謡曲やらにも
通じてないといけないし…。
さらには、風俗、風習、時代背景。
そうか、キリがないですか。
さすがに、謡曲とか興味持てないし。
52 :
名無氏物語:04/11/02 21:12:16 ID:W4GDxmG7
謡曲はいいですよ。
53 :
ぶ:04/11/02 23:42:07 ID:zwb7Hxez
謡曲のよさ、また、よさに触れる方法教えていただきたいです。
これを読め、とか。
こう鑑賞しろ、とか。
54 :
名無氏物語:04/11/03 11:33:51 ID:69dFm2E2
そう言えば能・謡曲のスレって無いですね。やっぱり人気ないのかなあ・・・
55 :
名無氏物語:04/11/03 11:59:13 ID:itewJ8/+
56 :
名無氏物語:04/11/03 12:54:22 ID:ZGgNedng
謡曲の詞章関係なら板違いでは無いと思うが・・・
57 :
名無氏物語:04/11/03 13:14:13 ID:69dFm2E2
ぜんぜん板違いじゃないよ。国文学科/日本文学科で講義研究してます。
58 :
名無氏物語:04/11/03 13:16:27 ID:R4+CsGvb
二松に比べりゃ、全く問題なし!
立てましょう!
59 :
名無氏物語:04/11/03 13:19:25 ID:7Q2+e1GH
謡曲か。
芭蕉なんかは行く先そこかしこで諸国一見僧のつもりに浸ってるって感じがするんで
けっこう読んでみたりはしてる。
60 :
名無氏物語:04/11/03 13:23:30 ID:v4p5urth
還暦
61 :
名無氏物語:04/11/03 13:39:56 ID:69dFm2E2
衣川で義経の亡霊に会って「夏草や」の句を吟じたら成仏したという新作能『奥の細道』は
どうでしょう。
62 :
ぶ:04/11/03 20:32:59 ID:sgvYlnkR
謡曲でスレが伸びると思ってませんでしたが。
板違いではないです。
特に談林系の俳諧は謡曲を知らずして語るべからずって感じですし。
謡曲、勉強したいです。
なにから手をつけていいやら。
曾良さん、いずこへ?
63 :
名無氏物語:04/11/03 21:34:50 ID:itewJ8/+
別に板違いと言う気はないけど、能のスレないって言うから、
伝統芸能板にならいくらでもあるよってこと。
64 :
名無氏物語:04/11/04 09:17:42 ID:AOkBB8uo
65 :
ぶ:04/11/05 23:15:24 ID:9ypHMgps
秋の夜の俳諧スレに戻すなり
66 :
名無氏物語:04/11/05 23:33:47 ID:NeCnZ1Ut
行く秋やこの過疎スレに仲間あり
67 :
名無氏物語:04/11/06 00:09:57 ID:7paystCE
蟲絶ゆやきのふの聲に似たる風
68 :
ぶ:04/11/06 00:26:16 ID:vdCLJL8C
↑いい。
ネタ振つて欲しきスレなり残る虫
69 :
游野:04/11/06 20:20:51 ID:7paystCE
>>15 この句ですが,「名立事ありて」という前書から見て,恋の句でしょう.
相手が蘭の贈り主なのかどうかは判然としませんが,ともかく浮名が立つ
ことがあったのでしょう.
また,「とめ奇楠」は,「留伽羅」とも書き,歌仙で言う恋の詞です.
語意は留木としての伽羅なんだろうと思います.留木とは広辞苑によりますと,
「香木をたいてその香りを衣服や髪に移すこと。また、その香り、その香」
のことです.
さて,問題は下五です.最初私もさっぱりわかりませんでしたが,
ふと,これ「若も又」ではなく,「わか(我が)も又」の誤読なんじゃないか
と思い至りました.そうすると句意も,
「あなたの伽羅の香に応えて私も蘭を薫らせていますよ」
という感じになりすっきりします.
原文はあるいは,「我も又」,「吾も又」,「われも又」というような表記
だったのかもしれません(この場合の下五は,「われもまた」と読むことになります).
これらからの誤読がどれ位考えられるのか私はくずし字に詳しくないのでわか
りませんが,「若も又」ではどう読んでも意味が取れないので,
誤読を疑っています.
70 :
ぶ:04/11/06 21:21:33 ID:vdCLJL8C
游野さん
相変わらず鋭い読みですね。
そう読むと、確かに意味はすっきりするようです。
ただ、どのテキストでも「若」となっているのは、おそらく原文も
そうなっていたものと思われます。
そういう慣例でもあったのでしょうかね。
江戸期の版元は誤読、誤記、多いですからなんとも言えませんが。
いずれにしても、レス嬉しいです。有難いです。
游野さん、何かネタありませんか?
太祇にこだわるつもりはありませんので。
71 :
游野:04/11/07 00:41:12 ID:ZXUPclH7
>>70 そうですね.誤読や誤伝が起きたとして,それはどの時点からなのかが問題です.
『太祇句選』が編まれた当初から誤っていたら,それ以降はすべて誤伝したとも
考えられますので.
余談ですが蕪村の句に,蘭と奇楠が出て来るのがあります.
蘭夕狐のくれし奇楠をたかむ
蕪村の友人でもあった太祇が,この句を知っていたのかどうか,そもそもどちらが
先に出来たのかも知りませんが,これを下敷きにして狐を浮名の相手(遊女?)と重ねて
いたりすると面白いなー,と思うのです.まあ私の妄想ですが,謎の多い俳諧はこういう
妄想を湧かせるところが楽しいものです.
ネタの方は何か当方でも考えてみます. ではまた.
72 :
名無氏物語:04/11/07 08:00:27 ID:NPW48CFX
曾良って壱岐に墓があるよね。
あんな西の果ての島で死んだ彼の運命も興味深い。
ちなみに壱岐といえばイカが美味いらしい。
取材旅行と称して食べに行きたひ・・・じゅる。
73 :
ぶ:04/11/07 12:20:30 ID:9CWZrcmB
>>70 蕪村と太祇は類句が多いですね。
幟たつ母なん遊女なりけらし 祇
ころもがえ母なん藤原氏なりけり 村
東風吹とかたりもぞ行主と従者 祇
春雨やものがたりゆく簑と傘 村
行々てこころ後るるかれ野かな 祇
行々てこころ行々夏野哉 村
勝迯の旅人あやしき辻相撲 祇
飛入の力者あやしき角力かな 村
きりがないのでこのくらいにしますが、どちらが影響を与えた、とか
ましてや盗作などという問題ではない、この時代のおおらかさ、のような
ものを感じます。
とはいえ、現代における蕪村の有名さに比べ、太祇の一般的認知度のあまりの
低さにチョッと悔しい思いも…。
>>72 へー知りませんでした。
ちょっと曾良について勉強してみます。
壱岐のイカ、むまそー!
74 :
名無氏物語:04/11/07 13:08:22 ID:DUJ33Gys
引用は必ず出典を明記してください。
75 :
游野:04/11/07 13:24:03 ID:ZXUPclH7
>>73 私も太祇の句は良く知らなかったので,今回まとめて読んでみました.
今まで知っていたのは,春風馬堤曲に出て来るものくらい.
人事句の名人という感じの人ですね,こういうのは古くなりやすいので,
認知度の低い一因かもしれない.
曾良で思い出しましたが,これも似てますよね.
蚕飼する人は古代の姿かな 曾良
蚕飼ふ女やふるき身だしなみ 太祇
イカは呼子(佐賀県)のもうまい.
76 :
名無氏物語:04/11/07 17:20:18 ID:HffVFSXd
曾良の墓の場所は壱岐の北の方の勝本というところ。
壱岐はウニも有名らしい。取材で行くなら
博多→フェリー→壱岐→ウニを食う→曾良の墓(取材)
→フェリー→呼子→イカを食う
これが最強。壱岐観光はレンタカー持ち込みがお勧め。
77 :
名無氏物語:04/11/07 20:49:08 ID:8+xHt8k5
77
78 :
游野:04/11/09 22:35:11 ID:fhhGL/Gk
こんにちは.ネタふりに来ました.
このスレの上の方にもありましたが,其角の句にはさっぱりわからないのが
多々ありますが,この句の句意がよく取れません.
おくり火や定家の烟十文字 其角
情景はわかるような気がするのですが,「定家の烟」って何でしょう?
定家といえば,「焼くや藻塩」の歌くらいは浮かぶのですが,どうも
腑に落ちません.
79 :
ぶ:04/11/11 23:30:22 ID:UvXVxKNx
ん〜、よりによって其角から、よりによってこんな難解句とは…。
游野さん、実はイジワル?
其角のエキスパートでも降臨しないかな。
とりあえず、考え中、おてageです。
80 :
冬のオイラ:04/11/12 00:58:06 ID:adD4Ew4r
古希
81 :
ぶ:04/11/12 20:36:59 ID:vkXpeW8J
>>78の句って「虚栗」に載っているんですね。
「虚栗」のころって芭蕉も漢詩文調の句を模索していたり、
蕉風のなかでも最も難解句が多いですね。
もうすこし考えてみます。
82 :
游野:04/11/15 23:55:23 ID:qMr0QnVl
>>81 ああこれ『虚栗』にあるんですか.当方はネットで拾った其角句集
で見て,わからんなーと思っていました.
そうすると,うちの積ん読物件をあされば何かわかるかも.当方も
ちと努力してみます.
其角の句については,蕪村にも,「わからないのが多いけど,磊落なところ
が良い」とかなんとか評していた文がありました.私も彼の句はけっこう好き
ですね.江戸のハードボイルド.
83 :
名無氏物語:04/11/16 21:01:52 ID:IPHG5NNj
84 :
游野:04/11/16 21:50:47 ID:GavYsheL
>> 83
今となってはちょっとわからないです.
検索エンジンなどで捜せばいくつかあると思いますよ.
85 :
ぶ:04/11/16 23:34:38 ID:aYNHu1He
86 :
ぶ:04/11/16 23:41:01 ID:aYNHu1He
其角って、やっぱり句がどうとか言うのではなく、
好きですね。
生き様というか。
酒好きで、遊び人で。
関係ないですけど、芭蕉は結構酒好きで、
西鶴は全くの下戸だったそうで。
87 :
名無氏物語:04/11/17 12:52:49 ID:81U5+aG7
88 :
ぶ:04/11/17 18:44:43 ID:iSOfaOZc
わっ、わかりました。「おくり火」。
岩波文庫版「蕉門名家句集」堀切実氏校註23ページに詳細な解説がありました。
「定家の烟」は当時伝承されていた「定家難題十首」というのにある、「烟十文字」という題の
大原や小塩の山の横がすみ立つは炭焼く煙なりけり
という歌に基づくもののようです。
景としては、横に広がった町の角々からおくり火が一斉に立ち上って、定家卿の歌の
ようである、ということみたいです。
「難題十首」というだけでもかなりヒクのに、またこれが、現在伝わっていないそうで。
さらに上掲の歌も源頼政のものの後世による改作らしい……と、ええかげんにせぇ!って
感じです。
また、去来の「時鳥鳴くや雲雀の十文字」もこの歌と関係ありそうとのこと。
以上、古本屋で立ち読みしてきたものなので、記憶違いがあったら失礼。
まさに其角は衒学趣味全開ですね。
>>83さん其角句集読んでも、イライラしないように。
なにか発見、疑問があったらみんなで解決しましょう。
本当に近世俳句は、果てしない道のりかも、です。
「おくり火」の句なんか、字面だけじゃ絶対解釈不能ですからね。
長文スイマセンでした。
89 :
名無氏物語:04/11/17 23:26:58 ID:81U5+aG7
90 :
名無氏物語:04/11/18 09:27:23 ID:o8H+iqa+
90
91 :
名無氏物語:04/11/18 11:08:24 ID:TyrVNy98
>>89 見たけど、
「蕪村句における存在とハイデガーの思考」って……………。
92 :
名無氏物語:04/11/18 19:59:40 ID:xl/mbv9K
句の引用には必ず出典を明記してください。また、
明治以後に編纂された発句集は出典たりえないことも
お忘れなく。これは和歌、「川柳」についても言えることですが。
93 :
名無氏物語:04/11/18 21:00:02 ID:TyrVNy98
94 :
名無氏物語:04/11/19 14:28:05 ID:RGrVqrGX
95 :
名無氏物語:04/11/19 17:20:12 ID:JNoC7DEa
>>94 理由になってません。
著作権なら、何百年も前に死んでる人たちのものなので、問題ないはず。
明治以前の出典をお持ちなら、そこから、あなたが、問題提起すればいいこと。
古文漢文板に明治以後編纂されたものしか受け付けられないのなら、誰も来ません。
「国歌大観」抜きに和歌を語れますか?
子規の「俳句分類」抜きに発句を語れますか?
そもそも「俳句板」って?
96 :
名無氏物語:04/11/19 17:27:41 ID:JNoC7DEa
訂正
古文漢文板に明治以後
↓
古文漢文板に明治以前
蕪蕉さん、スイマセン、熱くなってしまいました。
この出典小僧、また来るのかな〜。
97 :
94:04/11/19 19:20:21 ID:RGrVqrGX
私が1000パーセント間違ってました。
二度と来ませんからどうぞお好きなようにやってください。
98 :
名無氏物語:04/11/19 20:15:47 ID:VOXqPmBS
95はうんこ
99 :
游野:04/11/19 23:28:27 ID:K9qdjwHv
>>88 おーなるほど.「定家の烟」ではなく,定家の「烟十文字」の題詠歌を
踏んでいるわけですね,へー.膝をうつと言うより,其角に「そんなんわかるかー」
と突っ込みを入れたいところ.ともあれ,解答ありがとうございました.
これで腑に落ちました.
さて,参考文献の句の解釈では,十文字の横方向を町並みの広がりと取っている
ようですが,これ横も烟じゃないかと言う気がします.町のあちこちでおくり火を焚く
もんだから,烟が低くただよって,ちょっと横雲のようになっている.そこへ
また新たに立ちのぼる一筋のおくり火が十文字をつくる.こういった情景を詠ん
でいると私は取りました.でないと,「烟十文字」になりませんから.
「難題十首」と言うのは,難しい題の題詠事例集みたいなものかと想像しますが,
其角としては,「俺なら世話に落としてこう解くね」と得意顔の句なのかもしれ
ませんね.
100 :
名無氏物語:04/11/20 04:32:08 ID:jg2NFQ0j
100ゲット!
101 :
游野:04/11/23 01:39:22 ID:1WAQv6Wq
>>88 わが家の積んどく物件をごそごそしていたら,件の『蕉門名家句選』ありました.
申し訳ない _0_ (一括再販時にとりあえず買ったっきり)
これだけでは何なので同書より,其角の同工異曲の句を紹介しときます.
ほとゝぎす家隆のうそや蛬 其角
蛬の読みは「きりぎりす」で今のコオロギ.これは藤原家隆(いえたか/かりゅう)
の歌
ほとゝぎす声も絶えにし垣根より忍び音に鳴きりぎりす哉
を引いているらしいです.「同時にいるじゃねえか」というのが「家隆のうそ」.
こういう引用って当時どれくらい通用したんでしょうね.現在と比べて読む本が
少なかったというのはあるでしょうけど,江戸時代の大衆文藝のレベルは相当なもの
という気がします.現代ではとてもかなわない.
102 :
游野:04/11/30 00:10:25 ID:IQXtTI9D
蕪蕉さん来ないなー.
世捨人いほりを閉ぢて蕪鍋
103 :
名無氏物語:04/11/30 00:13:27 ID:n0LwAcyQ
住人は二人だけなり俳句スレ
104 :
名無氏物語:04/11/30 09:36:00 ID:khPPXTlo
番号案内
105 :
ぶ:04/11/30 20:15:52 ID:CO5Caqxt
しばらくいほりを閉ぢてしている間に、上の方で、やや不毛な荒れ方をしていたので、
世をはかなんでおりました。
また、ハイカイします。
106 :
名無氏物語:04/11/30 23:03:25 ID:0QPHeCqA
糞スレ
107 :
游野:04/11/30 23:36:59 ID:IQXtTI9D
夜咄やならぶ庵の二つ三つ
108 :
名無氏物語:04/12/01 10:42:02 ID:xFP6nNqX
煩悩
109 :
名無氏物語:04/12/01 10:42:34 ID:xFP6nNqX
東急
110 :
名無氏物語:04/12/01 10:43:46 ID:xFP6nNqX
警察
111 :
名無氏物語:04/12/01 10:44:05 ID:xFP6nNqX
111げっと
112 :
游野:04/12/05 00:55:51 ID:ShDs56d5
時雨るるや庵の隙の夕けぶり
113 :
名無氏物語:04/12/05 09:20:11 ID:rJ1PdxDr
ムショにすぐ戻りたくなる師走風
114 :
游野:04/12/05 14:40:04 ID:ShDs56d5
115 :
名無氏物語:04/12/05 19:39:01 ID:rJ1PdxDr
年の瀬や水の流れと人の身は
116 :
游野:04/12/05 20:47:52 ID:ShDs56d5
117 :
名無氏物語:04/12/06 09:38:27 ID:xCl7d22v
時報
118 :
游野:04/12/07 22:25:37 ID:XsaF7mcN
119 :
名無氏物語:04/12/08 03:26:03 ID:a12GMa75
115はキカクと大高源吾の付け合いだね。
何パターンかあるみたいだな。
俺が覚えてるのは「あしたまたるるその宝船」だった。
120 :
游野:04/12/08 09:21:17 ID:vIh8LvLF
>>119 おっしゃる通りです.付合い自体はフィクションのようですが,
源吾が其角の門人であったのは事実.
118は年末ジャンボあたりにひっかけて少々ひねってみました.
121 :
名無氏物語:04/12/09 19:46:45 ID:gsSgfvec
つけてみせけりつけてみせけり
122 :
游野:04/12/10 06:41:13 ID:ZJF6EWKW
>>112 前句付?
聖夜近し大人買いするイルミかな
123 :
游野:04/12/10 06:45:34 ID:ZJF6EWKW
124 :
名無氏物語:04/12/10 12:33:07 ID:hQ3p4ilX
おもしろいかなおもしろいかな
125 :
游野:04/12/10 20:55:27 ID:ZJF6EWKW
126 :
名無氏物語:04/12/10 22:20:46 ID:hQ3p4ilX
わらはれにけりわらはれにけり
127 :
游野:04/12/11 12:01:53 ID:78NKAdUs
128 :
名無氏物語:04/12/11 19:17:38 ID:G6jutLKa
いそぎこそすれいそぎこそすれ
129 :
游野:04/12/11 22:23:45 ID:78NKAdUs
130 :
名無氏物語:04/12/11 23:08:48 ID:G6jutLKa
こはいことかなこはいことかな
131 :
游野:04/12/12 00:29:49 ID:FdX/VfVs
132 :
名無氏物語:04/12/12 13:42:30 ID:UShG0eo8
くだらん
133 :
游野:04/12/12 14:09:55 ID:FdX/VfVs
くだりものかなくだりものかな
134 :
名無氏物語:04/12/12 17:06:43 ID:UShG0eo8
くだらん
135 :
游野:04/12/12 18:07:53 ID:FdX/VfVs
つけてみせなよつけてみせなよ
136 :
名無氏物語:04/12/13 14:21:50 ID:2G4Ty8Nu
137 :
游野:04/12/13 21:39:42 ID:by3NMSPq
をーうまいね.「きみ」が効いてる.
138 :
名無氏物語:04/12/14 22:38:47 ID:/0m0+8xz
139 :
游野:04/12/15 00:58:22 ID:2pRq8riy
>>138 これむずかしい.北条政子と九条頼経(京都出身)?
当方は簡単にたぬきうどんで,
>>133 揚玉も餡に化かすや都ぶり
140 :
名無氏物語:04/12/15 11:55:18 ID:qQXfzXxF
140
141 :
名無氏物語:04/12/15 20:48:27 ID:n2rUCDkS
うらめしいかなうらめしいかな
142 :
游野:04/12/16 01:09:45 ID:e4yRfugr
>>141 カツ丼の蓋開けて見るしんのやみ
信州.これはこれでまずくはなかったけど.
143 :
名無氏物語:04/12/16 10:54:04 ID:H3NQ/hdb
へたくそ
144 :
游野:04/12/17 01:24:53 ID:J9uDMObL
>>141 ふたたびの一言居士や名無し人
んだから,つけてみせなよ.
145 :
名無氏物語:04/12/17 12:24:19 ID:Hfhdxzqf
>>142 へたくそはあんただよ。俳諧も古文も知らないんだから
しゃしゃり出るな。
146 :
名無氏物語:04/12/17 18:48:43 ID:J9uDMObL
むべこのひとをあらしといふらん
147 :
名無氏物語:04/12/21 22:51:50 ID:UspcmjtP
148 :
游野:04/12/25 23:44:09 ID:a6CbzjKJ
>>147 ご親切にどうも.そこには時々詠み人知らずで,顔を出しております.
このスレもまたゆっくり俳諧の話などしたいものです.
燭台の影うつし合う寒夜かな
149 :
名無氏物語:04/12/27 11:51:52 ID:WVJiPF1/
>>148 >燭台の影うつし合う寒夜かな
火桶抱へる老いの繰言
150 :
游野:04/12/28 03:36:41 ID:TSJmQnKG
>>149 燭台の影うつし合う寒夜かな
火桶抱へる老いの繰言
遠霞ふとき男の手かざして
151 :
俳諧老人:04/12/28 10:11:01 ID:GRHSpK/B
>>150 わが杣山やはや春の色
游野さん、冬の句にいきなり春の句は付きませんよ。
152 :
游野:04/12/28 23:41:37 ID:TSJmQnKG
>>151 雑をはさむべきでしたね,失礼しました.連句は略式の式目で友人と
遊んだ程度の経験なもので忘れておりました.また妙な点がありましたら
ご指導下さい.
150を詠み直しても良いのですが,151にも影響しますので,このまま
続けます.
わが杣山やはや春の色
身代は馬に一駄か月朧
153 :
俳諧老人:04/12/29 12:09:12 ID:rvIb7P2g
154 :
游野:04/12/31 15:42:37 ID:roCGmJW0
>>153 見納めとなる古里の村
ヴォイジャー往く日輪さえも想い出に
ヴォイジャー(Voyager)はNASAの惑星探査機です.
木星,土星,天皇星,海王星などを十数年かけて歴訪し,
2003年に太陽圏外に旅立ちました.
では,よいお歳を.
155 :
ぶ:04/12/31 22:51:03 ID:izmswsh8
いつのまにか、歌仙スレになってますね。
ワタクシ、草庵にて、勉強中につき、書き込むほどの
ことがなかったのですが、ミナサマの付け合いを感心しながら
鑑賞しております。
しばらく、ネヒキ(ネットヒキコモリ)しますが、よいお年を。
156 :
俳諧老人:05/01/01 00:14:51 ID:kkETC9I0
明けましておめでとうございます。酔狂にも歳旦三つ物でご機嫌を伺います。
天の戸を出づる初日や伊勢の海
松の緑も新たまの年
時津風枝も鳴らさぬ御世ぞとて
157 :
游野:05/01/01 02:56:37 ID:Y5rQMp3n
皆様あけましておめでとうごさいます.俳諧老人さんの三つ物には目出度さの
なかにも背筋が伸びる気がいたします.蕪蕉さんもまた山を下りて来てください.
山越しの呉爾羅と聴けり除夜の鐘
獅子舞とほる門の松竹
猫の仔のその初蝶を追ひゆきて
呉爾羅(ゴジラ)は,第一作の設定では大戸島(大東島?)の伝説の神とされており,
この字があてられています.昨年末はスカパーでゴジラ三昧の日々でした.
158 :
名無氏物語:05/01/06 11:19:23 ID:4gacpvHh
鏡研ぐ仕事始めや閻魔の庁
159 :
游野:05/01/07 02:04:01 ID:tJ8HhaKR
160 :
名無氏物語:05/01/07 13:26:56 ID:dLCuVxoY
160
161 :
名無氏物語:05/01/07 16:48:43 ID:bbuo2Vdi
162 :
名無氏物語:05/01/14 05:06:46 ID:qOaLPkE2
学部3年のものです。
俳諧と賭博の関係について調べてみようかな〜と思ってたんですが、
卒論としてどうですかね?冠付けとか三笠付けとか、賭博としての俳諧。
蕉風などとの関係とか。
163 :
名無氏物語:05/01/15 00:58:36 ID:KmCFAMJx
テスツ
164 :
名無氏物語:05/01/15 01:12:22 ID:VjkDiBGe
>156
岩の戸を出づる初日や手力男
猿の大つび○玉の筋
玉鉾のまらを離さぬ御ほととて
本ニ云ク 猿ハ猿女ナリ
165 :
名無氏物語:05/01/15 09:20:09 ID:/ThziJO5
>>164 岩の戸を出づる初日や手力男
猿の大つび○玉の筋
玉鉾のまらを離さぬ御ほととて
腰うち振るやみ神楽の元
>>158鏡研ぐ仕事始めや閻魔の庁
>>161髪に手をやる十八の鬼女
桃太郎の着きし浜辺に風吹きて
(「着きし」は「かつて着いた」の意味だよ〜ん)
166 :
名無氏物語:05/02/21 23:45:05 ID:2J+MBgtf
俳諧をもっと知れ!
167 :
名無氏物語:05/02/22 10:03:31 ID:bav9HNcs
もっと知りたい。教えて。
168 :
俳諧老人:05/02/22 12:05:05 ID:iT9rviIW
梅見とて襁褓換ふるもそこそこに
169 :
名無氏物語:05/02/22 18:14:27 ID:bav9HNcs
ろーじーん。おむつしてるなりか?
170 :
名無氏物語:05/02/23 10:37:52 ID:TCOPbkmF
170
171 :
俳諧老人:05/02/23 11:35:36 ID:Oy19XPnZ
黒塀の穴を覗いて梅見かな
梅見とて何を若い衆垣ごしに
東風吹くや鼻ぴくぴくと権帥(ごんのそつ)
172 :
俳諧老人:05/02/24 11:41:39 ID:jeOL1yFZ
じじばばのばかづら並ぶ俳句会
おや季語がありませんねと得意顔
季違いのボケも咲くなり俳句会
173 :
名無氏物語:2005/03/31(木) 18:01:20 ID:19XYq/Dd
あげ
174 :
名無氏物語:2005/04/13(水) 01:19:36 ID:jSd3qOQb
花車きのふは何処に駐まりしか
175 :
名無氏物語:2005/04/14(木) 19:02:36 ID:FbpkTBL2
どなたか「奥の細道」に掲載されている芭蕉のあまり有名ではない俳句と
その歌意を3つほど教えてくれませんか?
学校の宿題なのですが、ぐぐってもでてこないんですよ。
176 :
名無氏物語:2005/04/15(金) 00:50:04 ID:MnPFuq7L
177 :
:2005/04/15(金) 01:40:57 ID:Rz8Fh+lr
俳句じゃないんですけど、どなたかこの歌の詠み方を教えてくださいませんか…?
花あわれ せめては あと二旬 ついの開花をゆるし給え
の「二旬」の読み方です。ホントすみません。
外国の友達に説明しなきゃいけないので、よろしくおねがいします…
178 :
名無氏物語:2005/04/17(日) 04:20:39 ID:Ias09OcJ
「にじゅん」でしょう.
一旬で十日間を指す.
179 :
名無氏物語:2005/04/24(日) 12:41:09 ID:ICCwYnYC
月日は百代の過客にして、いきかうふ年もまた旅人なり
というのは、どういう意味なのでしょうか?
180 :
名無氏物語:2005/04/24(日) 21:25:34 ID:B/j4OR/b
>>179 本、読もうね。
釣られる人もまた旅人なり。
181 :
はっ:2005/04/27(水) 09:52:26 ID:sW8SzaIk
古池や、
蛙とびこむ、
水の音。
ポチャ〜ン
182 :
名無氏物語:2005/04/27(水) 16:53:35 ID:xLWc7lXY
>>179 時空間と言う「容器」も旅人という「内容物」も共に移ろい行く等価な
変容体である、ということですね。超相対性理論とでも呼んでおきませう。
183 :
名無氏物語:2005/05/27(金) 20:08:12 ID:tZ+cYdp9
はっ
184 :
名無氏物語:2005/05/29(日) 03:36:11 ID:R+vLyY4m
鰯
185 :
名無氏物語:2005/09/03(土) 07:40:21 ID:zM3IQHMv
はっ
186 :
名無氏物語:2005/09/18(日) 17:06:30 ID:5EUwOrEL
俳句研究age
187 :
名無氏物語:2005/09/22(木) 20:54:16 ID:vW+SpyhY
心あてに去年の小径を彼岸花
188 :
平下流:2005/11/23(水) 08:13:10 ID:Foe3i+se
189 :
名無氏物語:2006/01/15(日) 17:36:36 ID:AzWmeiMl
花にあかぬ嘆きや我(われ)が歌袋(芭蕉)
190 :
名無氏物語:2006/01/16(月) 16:54:55 ID:Yc7L3t+z
きつつまだ馴れぬ袷やかきつばた(横井也有)
191 :
名無氏物語:2006/01/16(月) 18:09:22 ID:Gm72LTPR
塩にしてもいざことづてん都鳥(芭蕉)
192 :
名無氏物語:2006/01/19(木) 15:51:57 ID:F3pLThR/
梅が香に昔の一字あはれなり(芭蕉)
193 :
名無氏物語:2006/01/19(木) 19:19:54 ID:6nigyFyB
多分芭蕉作じゃなかったかと思うんだが
○○○○を集めてはやし最上川
の○○に入るのってなんだっけ!?ふと今頭に浮かんで気になる
194 :
名無氏物語:2006/01/19(木) 19:26:38 ID:2D497mE2
杉の子を
195 :
名無氏物語:2006/01/20(金) 10:40:56 ID:GS0kVURJ
ゆきどけ
196 :
名無氏物語:2006/01/26(木) 02:07:26 ID:7mPFsDS0
山鳥よ我もかもねん宵まどひ(芭蕉)
197 :
名無氏物語:2006/01/26(木) 19:57:36 ID:CMKpxoks
阿古久曽の心も知らず梅の花(芭蕉)
198 :
名無氏物語:2006/02/14(火) 17:59:57 ID:Q6D6TkPr
年の内に踏み込む春の日脚かな(北村季吟)
199 :
名無氏物語:2006/03/09(木) 16:38:00 ID:jH3mmteO
今宵誰吉野の月も十六里(芭蕉)
200 :
名無氏物語:2006/03/10(金) 17:00:44 ID:Y6DHVyoj
200
201 :
名無氏物語:2006/03/19(日) 18:35:52 ID:lNu9mR/P
さまざまに品かはりたる恋をして(凡兆)
202 :
名無氏物語:2006/03/19(日) 18:36:31 ID:lNu9mR/P
浮世の果は皆小町なり(芭蕉)
203 :
名無氏物語:2006/03/20(月) 21:00:46 ID:O1VpLval
質問です。
俳諧類船集と中国文学の関わりを
簡潔に説明してください
204 :
名無氏物語:2006/03/29(水) 23:10:41 ID:YcmkkVXK
夜窃かに虫は月下の栗を穿つ
205 :
名無氏物語:2006/03/29(水) 23:13:36 ID:YcmkkVXK
野分して盥に雨を聞く夜かな
206 :
名無氏物語:2006/03/29(水) 23:14:12 ID:YcmkkVXK
朝顔に我は飯くふ男かな
207 :
名無氏物語:2006/03/30(木) 00:19:53 ID:LM382ozf
野ざらしを心に風の沁む身かな(野ざらし紀行)
208 :
名無氏物語:2006/03/30(木) 00:20:38 ID:LM382ozf
道の辺の木槿は馬に食はれけり(野ざらし紀行)
209 :
名無氏物語:2006/03/30(木) 00:21:08 ID:LM382ozf
馬に寝て残夢月遠し茶の煙(野ざらし紀行)
210 :
名無氏物語:2006/03/30(木) 08:23:06 ID:66RUsMcK
蔦植ゑて竹四五本のあらしかな(野ざらし紀行)
211 :
名無氏物語:2006/03/30(木) 09:41:43 ID:Ca2Zt4Ri
秋風や薮も畠も不破の関(野ざらし紀行)
212 :
名無氏物語:2006/03/30(木) 17:11:19 ID:OGJFIt58
古池や蛙飛び込む水の音
213 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:27:27 ID:KpK0cesY
馬をさへながむる雪の朝かな(野ざらし紀行)
214 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:28:30 ID:KpK0cesY
海暮れて鴨の声ほのかに白し(野ざらし紀行)
215 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:30:23 ID:KpK0cesY
年暮れぬ笠きて草鞋はきながら(野ざらし紀行)
216 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:45:25 ID:KpK0cesY
春なれや名もなき山の薄霞(野ざらし紀行)
217 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:46:06 ID:KpK0cesY
唐崎の松は花より朧にて(野ざらし紀行)
218 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:47:00 ID:KpK0cesY
山路来て何やらゆかし菫草(野ざらし紀行)
219 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:47:49 ID:KpK0cesY
月はやし梢は雨を持ちながら(鹿島紀行)
220 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:48:21 ID:KpK0cesY
旅人と我が名呼ばれん初時雨(笈の小文)
221 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:49:45 ID:KpK0cesY
冬の日や馬上に氷る影法師(笈の小文)
222 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:50:23 ID:KpK0cesY
雲雀より空にやすらふ峠かな(笈の小文)
223 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 13:51:00 ID:KpK0cesY
ほろほろと山吹散るか滝の音(笈の小文)
224 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 14:44:16 ID:KpK0cesY
日は花に暮れてさびしや翌檜(笈の小文)
225 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 14:45:16 ID:KpK0cesY
若葉して御目の雫拭はばや(笈の小文)
226 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 14:45:55 ID:KpK0cesY
草臥れて宿借る比や藤の花(笈の小文)
227 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 14:46:36 ID:KpK0cesY
降らずとも竹植うる日は蓑と笠(笈日記)
228 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 14:47:28 ID:KpK0cesY
俤や姨ひとり泣く月の友(更科紀行)
229 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 14:48:15 ID:KpK0cesY
身に沁みて大根からし秋の風(更科紀行)
230 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 14:48:48 ID:KpK0cesY
冬籠りまた寄り添はん此の柱(曠野)
231 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 14:49:21 ID:KpK0cesY
草の戸も住み替はる代ぞ雛の家(奥の細道)
232 :
名無氏物語:2006/03/31(金) 14:56:11 ID:AfzAH6gG
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
233 :
名無氏物語:2006/03/32(土) 00:31:16 ID:pnB7CVnb
初雪や水仙の葉のたわむまで
234 :
名無氏物語:2006/04/04(火) 00:17:45 ID:+AjTDjBZ
散る桜 残る桜も 散る桜(良寛)
235 :
名無氏物語:2006/04/05(水) 02:03:00 ID:Jeg4YTIr
行く春や鳥啼き魚の目は泪(奥の細道)
236 :
名無氏物語:2006/04/05(水) 02:03:46 ID:Jeg4YTIr
あらたふと青葉若葉の日の光(奥の細道)
237 :
名無氏物語:2006/04/05(水) 02:04:56 ID:Jeg4YTIr
田一枚植ゑて立ち去る柳かな(奥の細道)
238 :
名無氏物語:2006/04/07(金) 18:23:55 ID:zcSxHb2g
風流の初や奥の田植歌(奥の細道)
239 :
名無氏物語:2006/04/07(金) 18:24:36 ID:zcSxHb2g
早苗とる手もとや昔しのぶ摺り(奥の細道)
240 :
名無氏物語:2006/04/07(金) 18:25:07 ID:zcSxHb2g
笠島はいづこ五月のぬかり道(奥の細道)
241 :
名無氏物語:2006/04/07(金) 18:25:42 ID:zcSxHb2g
夏草や兵どもが夢の跡(奥の細道)
242 :
名無氏物語:2006/04/09(日) 14:40:25 ID:af8LSnjD
五月雨の降り残してや光堂(奥の細道)
243 :
名無氏物語:2006/04/09(日) 14:41:09 ID:af8LSnjD
蚤虱馬の尿する枕もと(奥の細道)
244 :
名無氏物語:2006/04/09(日) 14:42:26 ID:af8LSnjD
閑かさや岩にしみ入る蝉の声(奥の細道)
245 :
名無氏物語:2006/04/09(日) 14:44:56 ID:af8LSnjD
五月雨を集めて早し最上川(奥の細道)
246 :
名無氏物語:2006/04/10(月) 03:15:24 ID:ZKDHPQWO
石川県金沢藩前田家
加賀千代女 の 俳句
247 :
名無氏物語:2006/04/10(月) 17:46:20 ID:uZ51VhYq
涼しさやほの三日月の羽黒山(奥の細道)
248 :
名無氏物語:2006/04/10(月) 17:47:12 ID:uZ51VhYq
雲の峰幾つ崩れて月の山(奥の細道)
249 :
名無氏物語:2006/04/10(月) 17:49:55 ID:uZ51VhYq
暑き日を海に入れたり最上川(奥の細道)
250 :
名無氏物語:2006/04/10(月) 17:50:30 ID:uZ51VhYq
象潟や雨に西施が合歓の花(奥の細道)
251 :
名無氏物語:2006/04/10(月) 17:51:22 ID:uZ51VhYq
汐越や鶴脛濡れて海涼し(奥の細道)
252 :
名無氏物語:2006/04/11(火) 01:28:38 ID:yyNT08Kf
時鳥今は俳諧師なき世かな
253 :
名無氏物語:2006/04/11(火) 09:39:15 ID:mROqwjF2
芭蕉も当時の男性として男色・衆道をたいそう好んだようです。
実際には誰と深い関係にあったのですか?
254 :
名無氏物語:2006/04/11(火) 09:56:17 ID:WPncWwM1
荒海や佐渡に横たふ天の河(奥の細道)
255 :
名無氏物語:2006/04/11(火) 09:57:06 ID:WPncWwM1
一家に遊女も寝たり萩と月(奥の細道)
256 :
名無氏物語:2006/04/11(火) 09:57:52 ID:WPncWwM1
早稲の香や分け入る右は有磯海(奥の細道)
257 :
名無氏物語:2006/04/11(火) 09:59:06 ID:WPncWwM1
あかあかと日はつれなくも秋の風(奥の細道)
258 :
名無氏物語:2006/04/11(火) 20:11:17 ID:PZWvEY0s
一尾根はしぐるる雲か富士の雪
259 :
名無氏物語:2006/04/12(水) 01:37:59 ID:4zb4WO/1
秋涼し手毎にむけや瓜茄子(奥の細道)
260 :
名無氏物語:2006/04/12(水) 01:39:07 ID:4zb4WO/1
むざんやな甲の下のきりぎりす(奥の細道)
261 :
名無氏物語:2006/04/12(水) 01:40:16 ID:4zb4WO/1
石山の石より白し秋の風(奥の細道)
262 :
名無氏物語:2006/04/12(水) 01:41:51 ID:4zb4WO/1
浪の間や小貝にまじる萩の塵(奥の細道)
263 :
名無氏物語:2006/04/12(水) 12:02:40 ID:dxGmQ+8M
月いづく鐘は沈める海の底
264 :
名無氏物語:2006/04/13(木) 01:08:32 ID:y6yalK8D
此の秋は何で年よる雲に鳥(笈日記)
265 :
名無氏物語:2006/04/13(木) 01:09:05 ID:y6yalK8D
白菊の目に立てて見る塵もなし(笈日記)
266 :
名無氏物語:2006/04/13(木) 01:09:53 ID:y6yalK8D
秋深き隣は何をする人ぞ(笈日記)
267 :
名無氏物語:2006/04/13(木) 01:10:24 ID:y6yalK8D
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る(笈日記)
268 :
名無氏物語:2006/04/13(木) 01:11:51 ID:y6yalK8D
清滝や波に散り込む青松葉(笈日記)
269 :
名無氏物語:2006/04/13(木) 09:40:22 ID:/viDO1dr
菊の香や奈良には古き仏達(杉風宛書簡)
270 :
名無氏物語:2006/04/13(木) 09:41:40 ID:/viDO1dr
六月や峰に雲置く嵐山(杉風宛書簡)
271 :
名無氏物語:2006/04/13(木) 16:39:04 ID:PJsHlafn
夏の夜や崩れて明けし冷し物(続猿蓑)
272 :
名無氏物語:2006/04/13(木) 16:39:46 ID:PJsHlafn
稲妻や顔のところが薄の穂(続猿蓑)
273 :
名無氏物語:2006/04/14(金) 01:29:04 ID:gMKyM75g
梅が香にのつと日の出る山路かな(炭俵)
274 :
名無氏物語:2006/04/14(金) 01:30:42 ID:+ozKDIlM
蕣や昼は鎖おろす門の垣(藤の実)
275 :
名無氏物語:2006/04/14(金) 01:51:14 ID:ejJ+srV/
嵐山藪の茂りや風の筋(嵯峨日記)
276 :
名無氏物語:2006/04/14(金) 01:51:54 ID:ejJ+srV/
憂き我をさびしがらせよ閑古鳥(嵯峨日記)
277 :
名無氏物語:2006/04/14(金) 02:22:21 ID:GgATxlVQ
初しぐれ猿も小蓑をほしげなり(猿蓑)
278 :
名無氏物語:2006/04/14(金) 02:23:01 ID:GgATxlVQ
行く春を近江の人と惜しみける(猿蓑)
279 :
名無氏物語:2006/04/14(金) 02:23:38 ID:GgATxlVQ
日の道や葵傾く五月雨(猿蓑)
280 :
名無氏物語:2006/04/14(金) 09:47:07 ID:d0y76Fys
京にても京なつかしやほととぎす(己が光)
281 :
名無氏物語:2006/04/14(金) 18:53:26 ID:7gIHzWSH
牛部屋に蚊の声くらき残暑かな(三冊子)
282 :
名無氏物語:2006/04/14(金) 19:50:13 ID:d0y76Fys
曙や霧に渦巻く鐘の声(続句空日記)
283 :
名無氏物語:2006/04/15(土) 02:02:39 ID:oFF47lXv
山も庭も動き入るるや夏座敷
284 :
名無氏物語:2006/04/15(土) 02:03:31 ID:oFF47lXv
しばらくは花の上なる月夜かな
285 :
名無氏物語:2006/04/15(土) 02:04:17 ID:oFF47lXv
花盛り山は日ごろのあさぼらけ
286 :
名無氏物語:2006/04/15(土) 10:00:48 ID:fHooY+zl
雲雀より空にやすらふ峠かな
287 :
名無氏物語:2006/04/15(土) 10:02:02 ID:fHooY+zl
秋海棠西瓜の色に咲きにけり
288 :
名無氏物語:2006/04/15(土) 20:29:18 ID:KwusspQc
枝ぶりの日ごとにかはる芙蓉かな
289 :
名無氏物語:2006/04/15(土) 20:31:41 ID:KwusspQc
一輪の芙蓉に秋をとどめたり
290 :
名無氏物語:2006/04/16(日) 08:32:41 ID:PXvepbdm
浮世の果は皆小町なり( 芭蕉 )
291 :
名無氏物語:2006/04/16(日) 18:22:25 ID:VlwuNIsY
筆ひぢてむすびし文字の吉書かな
292 :
名無氏物語:2006/04/17(月) 14:32:59 ID:9rf+h1cg
山鳥よ我もかもねん宵まどひ( 芭蕉 )
293 :
名無氏物語:2006/04/17(月) 14:43:13 ID:MZLzQE8H
古井戸に 蛙投げ込み おらが春
294 :
名無氏物語:2006/04/19(水) 02:39:38 ID:AFOv0GL8
古井戸に 蛙投げ込み おら知らねw
295 :
名無氏物語:2006/04/21(金) 16:36:39 ID:nGSIumsG
ぬれて行くや人もをかしき雨の萩(芭蕉)
296 :
名無氏物語:2006/04/22(土) 14:29:56 ID:QLjvh0LJ
草いろいろおのおの花の手柄かな(芭蕉)
297 :
名無氏物語:2006/04/22(土) 15:19:19 ID:oNhoXh1c
鴛はまだ織らぬ龍田の錦かな(蕪村)
298 :
名無氏物語:2006/04/23(日) 16:28:06 ID:nEzr9EFT
ほととぎす啼くや五尺の菖草(芭蕉)
299 :
名無氏物語:2006/04/23(日) 16:33:20 ID:nEzr9EFT
子規啼くや夜明けの海が鳴る(白雄)
300 :
名無氏物語:2006/04/23(日) 16:43:53 ID:6Md0gpnL
300
301 :
名無氏物語:2006/04/23(日) 18:03:49 ID:ezl4XWbo
かづらきや高間の山の時鳥雲ゐのよそに鳴きわたるなり(実朝)
302 :
301:2006/04/23(日) 18:05:32 ID:ezl4XWbo
誤爆、すまん・・・
303 :
名無氏物語:2006/05/04(木) 20:18:39 ID:ZzdxmACx
年の内に踏み込む春の日脚かな(北村季吟)
304 :
名無氏物語:2006/05/10(水) 09:43:50 ID:Qlz0D3dE
鬼灯は実も葉も殻も紅葉かな(芭蕉)
305 :
名無氏物語:2006/05/10(水) 16:32:12 ID:zdLvF75f
父母のしきりに恋し雉の声(芭蕉)
306 :
名無氏物語:2006/05/15(月) 16:03:39 ID:GRZCZTTQ
見るに我も折れるばかりぞ女郎花(芭蕉)
307 :
名無氏物語:2006/05/29(月) 17:17:44 ID:x9KSCce/
盃や山路の菊と是を干す(芭蕉)
308 :
名無氏物語:2006/05/29(月) 18:08:24 ID:H72CmtGV
今こんといひしば雁の料理哉(西山宗因)
309 :
名無氏物語:2006/05/31(水) 18:34:36 ID:G3Qg3bpY
秋来ぬと合点させたる嚔かな(与謝蕪村)
310 :
名無氏物語:2006/05/31(水) 18:35:30 ID:G3Qg3bpY
秋たつや川瀬にまじる風のおと(飯田蛇笏)
311 :
名無氏物語:2006/05/31(水) 21:49:50 ID:guooZGBR
春立つと合点させたる花粉かな(漏れ)
近頃も貼紙悪い、欝だ
312 :
名無氏物語:2006/06/10(土) 03:33:29 ID:hEiiRYaA
竹の子やあまりてなどか人の庭(大江丸)
313 :
名無氏物語:2006/06/29(木) 15:35:39 ID:vh7V1m6V
長嘯の墓もめぐるかはち敲き(芭蕉)
314 :
名無氏物語:2006/07/01(土) 07:25:40 ID:LcPvpmuW
奈良七重七堂伽藍八重桜(芭蕉)
315 :
平下流:2006/07/04(火) 04:17:45 ID:iwLPF7xa
なんでこんなになちゃったんでしょうね。
スレタイの趣旨と全く違いますね。
316 :
名無氏物語:2006/07/04(火) 18:52:48 ID:XSke1MF8
お前が糞スレを立てて放置したからだよ・・・
放置スレは遊びに使われる・・・
317 :
名無氏物語:2006/07/11(火) 16:50:17 ID:AKPT5zbn
うかれける人や初瀬の山桜(芭蕉)
318 :
名無氏物語:2006/07/12(水) 03:12:41 ID:RZvXdc0U
笠寺や漏らぬ窟も春の雨(芭蕉)
319 :
名無氏物語:2006/07/18(火) 15:47:40 ID:Ty+CzkCy
今宵誰吉野の月も十六里(芭蕉)
320 :
名無氏物語:2006/07/19(水) 01:56:16 ID:wr6Ca8gn
小沼博子はストーカー。
321 :
:2006/07/19(水) 03:09:16 ID:NMv+QWxe
ユアネット 死んでしまえと 二松生
322 :
名無氏物語:2006/07/19(水) 08:12:43 ID:khU2vMwy
↑俳句も知らない馬鹿が書き込んでるよw↑
323 :
名無氏物語:2006/08/01(火) 07:39:09 ID:9VJBF6h5
世にふるもさらに時雨のやどり哉(宗祇)
324 :
名無氏物語:2006/08/01(火) 12:23:30 ID:bGsPrQe2
325 :
名無氏物語:2006/08/01(火) 15:33:47 ID:FsxDh9W+
俳句を知らない馬鹿より、俳句は知ってる馬鹿の方が、ほんの少しだけマシ・・・w
326 :
名無氏物語:2006/08/01(火) 17:05:12 ID:bGsPrQe2
>>325 俳句を知ってるやつは知らないやつよりも馬鹿だ。
327 :
名無氏物語:2006/08/01(火) 17:10:06 ID:ijoEldm5
凄い理論だなwww
328 :
名無氏物語:2006/08/03(木) 15:32:46 ID:YDcCpN4C
荒海や佐渡に横たふ天の河 (芭蕉 『おくのほそ道』)
329 :
名無氏物語:2006/08/03(木) 15:33:35 ID:YDcCpN4C
七夕や 暮露引き入れて 笛を聞く (其角『五元集』)
330 :
名無氏物語:2006/08/03(木) 15:37:05 ID:YDcCpN4C
あやめ草 足に結ん 草鞋の緒 (芭蕉 『おくのほそ道』)
331 :
名無氏物語:2006/08/08(火) 08:12:05 ID:waXpBwxh
碪打ちて我にきかせよや坊が妻(芭蕉[野ざらし紀行])
332 :
名無氏物語:2006/08/19(土) 11:42:33 ID:xvUZRmqR
すいません、スレ違いと思われますが、適当なスレが
見つからなかったので質問させて下さい。
先日奥の細道を何箇所か辿ってきて疑問に思ったのですが、
普段芭蕉はどうやって収入を得ていたのでしょう?
また、陸奥への旅に出る旅費はどう工面したのでしょうか。途中歓待を受けたり、餞別は
あった様ですが、それだけで事足りたとは思えないもので・・・。
333 :
名無氏物語:2006/08/19(土) 18:36:20 ID:IwpaiYL+
333ゲット!
334 :
無名氏物語:2006/09/03(日) 14:32:43 ID:W0podp4n
335 :
名無氏物語:2006/09/05(火) 16:03:34 ID:l4xAESRg
いにしへの 奈良のみやこに 逝ってよし!
336 :
名無氏物語:2006/09/05(火) 16:49:01 ID:lLMDg+UW
>>332 公儀隠密として幕府から手当てが出てた。
337 :
名無氏物語:2006/09/05(火) 16:54:21 ID:7PKWEfiI
今と違って、貨幣経済が発展してないんだから、どうにかなるよ・・・
水飲み百姓が伊勢参りできるんだから・・・
338 :
名無氏物語:2006/09/05(火) 21:15:11 ID:lLMDg+UW
芭蕉は伊賀者だったんだよ。
339 :
名無氏物語:2006/09/05(火) 23:59:54 ID:fJiJM18e
忍者なんだから飲み食いせずに半年くらい大丈夫だよなw
340 :
名無氏物語:2006/09/09(土) 13:58:22 ID:s+Ukm5bt
年の内に踏み込む春の日脚かな(北村季吟)
341 :
♪:2006/09/24(日) 04:47:32 ID:orZXXX0M
まだ一茶がでてきてないか.九交.
342 :
名無氏物語:2006/11/07(火) 18:54:26 ID:0ES670xw
?(´・ω・`)
343 :
名無氏物語:2006/12/20(水) 02:11:35 ID:x780VupT
水青し消えて幾日の春の雪(心敬)
344 :
名無氏物語:2006/12/22(金) 17:48:45 ID:SsWNqCC7
老いの名の有りとも知らで四十雀(芭蕉)
345 :
名無氏物語:2006/12/23(土) 15:13:50 ID:oeHc5cam
昭和とは どんな眺めぞ 花へんろ
346 :
名無氏物語:2006/12/24(日) 02:31:40 ID:9GqeDC5t
浪速津にさくやの雨やはなの春(宗因)
347 :
名無氏物語:2006/12/24(日) 02:32:39 ID:9GqeDC5t
先づ祝へ梅を心の冬籠り(芭蕉)
348 :
名無氏物語:2006/12/24(日) 02:33:22 ID:9GqeDC5t
難波津や田螺の蓋も冬ごもり(芭蕉)
349 :
名無氏物語:2006/12/24(日) 08:29:35 ID:tDntkvjq
仕事終へてモツ鍋つつく外科医かな
350 :
名無氏物語:2006/12/24(日) 19:32:44 ID:PJJ5xoY1
351 :
名無氏物語:2007/01/16(火) 14:32:48 ID:nVDQpQ5U
父母のしきりに恋し雉の声(芭蕉)
352 :
名無氏物語:2007/01/16(火) 14:36:31 ID:nVDQpQ5U
鬼灯は実も葉も殻も紅葉かな(芭蕉)
353 :
名無氏物語:2007/01/26(金) 17:14:09 ID:ExyGv6J8
見るに我も折れるばかりぞ女郎花(芭蕉)
354 :
名無氏物語:2007/01/26(金) 17:18:50 ID:ExyGv6J8
ちると見ればまたさく花のにほひにもおくれさきだつためしありけり(西行)
355 :
名無氏物語:2007/02/19(月) 16:23:41 ID:CG5VXyeZ
長嘯の墓もめぐるかはち敲き(芭蕉)
356 :
名無氏物語:2007/02/26(月) 04:17:09 ID:6SY5BP9h
秋来ぬと合点させたる嚔かな(与謝蕪村)
357 :
名無氏物語:2007/02/26(月) 04:17:52 ID:6SY5BP9h
硝子の魚おどろきぬ今朝の秋(与謝蕪村)
358 :
名無氏物語:2007/02/26(月) 04:18:33 ID:6SY5BP9h
秋たつや川瀬にまじる風のおと(飯田蛇笏)
359 :
「勇俊(冬のオイラ):2007/03/04(日) 13:23:04 ID:a3EFK9eG
「お兄ちゃんらめぇぇぇ!!そこはおしっこをするところよ、きたないわぁ…
妹は泣きながら頼んだが、
僕は便器を舐め続けた。
360 :
名無氏物語:2007/03/05(月) 23:46:42 ID:+Pn6P7Xn
六度目の 還暦になり おらが春
361 :
名無氏物語:2007/04/12(木) 17:25:48 ID:8fgQX5zq
(*^_^*)
362 :
名無氏物語:2007/05/10(木) 20:26:24 ID:xtMvlXPR
骨拾う人にしたしき菫かな 蕪村
この句ってどういう意味?
363 :
名無氏物語:2007/05/21(月) 00:56:59 ID:2y02ulzu
364 :
名無氏物語:2007/05/22(火) 15:29:45 ID:QLx8hQBZ
うら寂しい焼き場の光景じゃね?
365 :
名無氏物語:2007/06/06(水) 02:02:09 ID:10tPaMDC
花にあかぬ嘆きや我(われ)が歌袋(芭蕉)
366 :
◆mAtUObAsHo :2007/06/10(日) 22:49:03 ID:D5ttO55w
スレの流れを全く読まずにTrip検索記念真紀子
25年以上前に絶版だった安藤次男の「芭蕉七部集評釈」を探して古本屋めぐりをしたのを思い出します
最近は、いろいろな研究がさらに進んでいるんでしょうね
367 :
名無氏物語:2007/08/19(日) 02:46:14 ID:w3j/+S+y
今日は俳句の日w
368 :
名無氏物語:2007/09/09(日) 16:21:49 ID:Vr8s1Ex3
時は今 あめが下しる 五月かな (明智光秀)
369 :
名無氏物語:2007/10/17(水) 14:49:26 ID:XFBLxMjd
赤信号 車は急に 止まれない
370 :
名無氏物語:2007/10/18(木) 15:07:23 ID:K+9txzdP
↑
それは川柳でしょ・・・w
371 :
名無氏物語:2007/12/22(土) 16:52:39 ID:xOH22NlY
雲雀より空にやすらふ峠かな(松尾芭蕉)
372 :
名無氏物語:2008/03/20(木) 14:42:38 ID:S+4njh3n
見るに我も折れるばかりぞ女郎花(松尾芭蕉)
373 :
名無氏物語:2008/05/24(土) 01:53:26 ID:SoCAFIlq
近世文学の人気が無くなってきたねぇ・・・
374 :
名無氏物語:2008/07/11(金) 12:22:17 ID:BmBXQ0RJ
@与謝蕪村の「しら梅や 誰がむかしより 垣の外」
の訳というか解釈を教えてくださいm(_ _)m
A辞世の句の「しら梅に 明る夜ばかりと なりにけり」に絡めて考察してみたいのですが何か良いアイデアはありますか?
375 :
名無氏物語:2008/07/12(土) 22:16:47 ID:RTQJFbdH
失恋をした姉ちゃんはよく食べる
376 :
名無氏物語:2008/07/13(日) 00:12:00 ID:+Osl1HFI
馬鹿ばかり 五流大学 国学院
377 :
名無氏物語:2008/07/13(日) 06:21:34 ID:Fw0XgvRW
ドラキュラの氷イチゴは塩辛い
378 :
名無氏物語:2008/07/29(火) 13:58:44 ID:mZEk5QdO
咳をしても一人
↑
こんなのが俳句だなんて納得できない・・・
379 :
名無氏物語:2008/07/31(木) 10:38:22 ID:/Av+MhxN
寝過ごして飛び出す顔や半化粧
380 :
名無氏物語:2008/07/31(木) 16:30:22 ID:WTfHqtVi
>>371 雲雀の飛跡より高いところに峠が見えるという情景でない? 初夏の青々とした木々に覆われた峠が
くっきりと浮かんでいて「やすらふ」という感じ。
「吹き上げて塔より高き落ち葉かな」という漱石の句を、子規が
「吹き上げて塔より上の落ち葉かな」と添削した話を思い出した。
381 :
名無氏物語:2008/08/01(金) 10:40:32 ID:sWlSyCBO
>>380 峠で休憩して雲雀の声を下に聞いてるんだよ。一読して明らか。
380は俳句をやると日本語語能力が破壊される典型だ。
しかも季節は春だ。さっさと死ね。
382 :
名無氏物語:2008/08/03(日) 15:41:09 ID:ZczstWZ7
?
383 :
名無氏物語:2008/08/03(日) 15:57:57 ID:rTRxLDWQ
イ三三三三 \
/イニニニニ\ヽ\ゝ_
/イニニニニニ\\V/彡\、
|三ニ>───、\V//彡\ヽヽ
|三ニ|  ̄ \\ヽ|
ハ三シ∠ミヽ, \ミ l
{!レ/ ミゝ.,_ ∠三ゝ |ミ l
| レ 彡ヽ`'ゝ f=・xミ; |ミ/
'┤ ノ i `'' /}
l ーイ⌒(、 ':i / / サァン!
| 《三ヲ`7≦ 〃
ト、 斤  ̄`''キ≧ /´
<| 丶 ヽニ--ソ'" /
ノ| \ \  ̄ /\
/ l / ヽ、ヽミ _彡'´.〉 /\
__/ .ト、ヽ i | / |. \_
384 :
名無氏物語:2008/08/28(木) 00:43:55 ID:/4QgeKmn
大和路や枯野を歩むポチの影(馳浩)
385 :
名無氏物語:2008/09/01(月) 17:30:21 ID:WPA4kC3G
386 :
名無氏物語:2008/09/19(金) 01:30:08 ID:SJH/LVuB
387 :
名無氏物語:2008/09/21(日) 00:25:55 ID:X1cBp2TY
>>386 本物ってどういう意味?
見た感じ普通の板本だと思うが、てか20万はボッタ栗杉だろw
388 :
名無氏物語:2009/01/02(金) 11:01:04 ID:l28laoLM
霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き(松尾芭蕉)
389 :
名無氏物語:2009/01/26(月) 18:45:56 ID:aZeGI2Zk
まっすぐな道でさみしい(種田山頭火)
390 :
名無氏物語:2009/01/28(水) 00:22:19 ID:QBgWF4d/
長嘯の墓もめぐるかはち敲き(芭蕉)
391 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 00:49:40 ID:+TW6fT2d
雲雀より空にやすらふ峠かな(松尾芭蕉)
392 :
名無氏物語:2009/02/09(月) 18:07:15 ID:cCGm3Poz
子供らにまた教えてる総理の名(ゆきこ)
393 :
名無氏物語:2009/02/09(月) 18:11:50 ID:e74ZZHhU
川柳と 俳句の区別 つきません
394 :
名無氏物語:2009/02/10(火) 23:22:35 ID:HN+EfR53
時鳥声横たふや水の上(松尾芭蕉)
395 :
名無氏物語:2009/02/14(土) 17:58:00 ID:OwrKTY5u
この道や行く人なしに秋の暮(松尾芭蕉)
396 :
名無氏物語:2009/02/17(火) 08:06:39 ID:Q9wJB+32
かなしさや釣の糸吹く秋の風(与謝蕪村)
397 :
名無氏物語:2009/02/24(火) 07:08:53 ID:p7ILmc00
もみぢ葉のこがれてみゆる御舟かな(良暹)
398 :
名無氏物語:2009/03/17(火) 23:16:31 ID:ygmi5ypO
ぬれて行くや人もをかしき雨の萩(芭蕉)
399 :
名無氏物語:2009/03/18(水) 00:58:32 ID:KFSjyH1Q
草いろいろおのおの花の手柄かな(芭蕉)
400 :
名無氏物語:2009/03/18(水) 00:58:59 ID:Joh6XFSC
400ゲット・・・
401 :
名無氏物語:2009/03/18(水) 08:13:28 ID:KFSjyH1Q
鴛はまだ織らぬ龍田の錦かな(蕪村)
402 :
名無氏物語:2009/03/18(水) 20:54:21 ID:KFSjyH1Q
ほととぎす啼くや五尺の菖草(芭蕉)
403 :
名無氏物語:2009/03/18(水) 20:54:58 ID:KFSjyH1Q
子規啼くや夜明けの海が鳴る(白雄)
404 :
名無氏物語:2009/04/11(土) 21:09:36 ID:aAc12NH+
>>403 正岡子規が痛みに耐えかねて号泣してるのかと思った、ほととぎすか
五七五短歌板のスレもここみたいに淡々と進行すればいいのに
あそこはキモイ粘着荒らしが一人いるから行きたくない
405 :
名無氏物語:2009/04/11(土) 21:34:23 ID:FtaP7B1A
406 :
名無氏物語:2009/04/14(火) 03:47:08 ID:V1wCn2dR
田一枚植えて立ち去る柳かな(芭蕉「奥の細道」)
407 :
名無氏物語:2009/04/17(金) 22:31:43 ID:CcZA++dH
あの中に蒔絵書きたし宿の月
408 :
名無氏物語:2009/04/18(土) 00:36:22 ID:RATmLTgq
阿武隈や五十四郡のおとし水(蕪村)
409 :
名無氏物語:2009/04/18(土) 00:50:20 ID:RATmLTgq
卯の花をかざしに関の晴着かな(曾良)
410 :
名無氏物語:2009/04/18(土) 03:13:02 ID:RATmLTgq
早稲の香や分け入る右は有磯海(芭蕉)
411 :
名無氏物語:2009/04/30(木) 22:40:22 ID:V7KRjSHx
秋来ぬと合点させたる嚔かな(与謝蕪村)
412 :
名無氏物語:2009/04/30(木) 22:41:28 ID:V7KRjSHx
硝子の魚おどろきぬ今朝の秋(与謝蕪村)
413 :
名無氏物語:2009/04/30(木) 22:42:13 ID:V7KRjSHx
秋たつや川瀬にまじる風のおと(飯田蛇笏)
414 :
名無氏物語:2009/06/03(水) 20:13:19 ID:mqGGK3Sk
今宵誰吉野の月も十六里(芭蕉)
415 :
名無氏物語:2009/06/11(木) 14:15:29 ID:WnEJy5uP
小学生の時、授業で芭蕉の「閑かさや…」を「静けさや…」と教えられました。本当です。
416 :
名無氏物語:2009/06/11(木) 14:27:27 ID:pHRaBFmO
馬鹿教師だろ。
417 :
名無氏物語:2009/06/11(木) 15:43:18 ID:WnEJy5uP
本当にに馬鹿教師だと思います。いまだに「静けさ…」の方がしっくりときてしまいます。
418 :
名無氏物語:2009/06/11(木) 15:51:20 ID:pHRaBFmO
まあ、気にするな。
国学院出身の四流大学の教授(既に定年退職)が、
「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」
って句に偉そうな解説を付けてネットで垂れ流してたけど、本人は間違いに全く気付いていなかったから、
一寸、祭りになって、その大学の学生の耳にでも入ったのか、三年後くらいに訂正されたけどね。
何処が間違っているか、わかるよな?
419 :
名無氏物語:2009/06/12(金) 15:53:47 ID:a8FpGbb1
目には
420 :
名無氏物語:2009/06/13(土) 01:14:23 ID:aSylG7V1
七度目の還暦ですね・・・
421 :
名無氏物語:2009/06/13(土) 01:15:58 ID:NZ4cb0NF
>>418 その間違いをした人物は結構大物だよね。
上代の(以下自粛
422 :
名無氏物語:2009/06/23(火) 08:23:40 ID:qYVuZbV0
五月雨を あつめてはやし 最上川
423 :
名無氏物語:2009/06/25(木) 13:06:43 ID:5A9dR7++
天門山を地図でさがしていたら、
蕪湖市というところの近所に
芭蕉湖という湖がありました。
芭蕉や蕪村の名前はどこからとったのでしょう?
424 :
名無氏物語:2009/07/05(日) 23:40:54 ID:bWqdFWHm
鎌倉を生きて出にけん初鰹〈芭蕉〉
425 :
名無氏物語:2009/07/05(日) 23:41:53 ID:bWqdFWHm
鎌倉を日蓮出にけん初鰹〈子規〉
426 :
名無氏物語:2009/07/05(日) 23:43:02 ID:bWqdFWHm
芭蕉忌や南無妙俳諧蓮華経〈一茶〉
427 :
名無氏物語:2009/07/07(火) 19:51:57 ID:4W6ssgVK
荏原退蔵著作集は買いですか?
428 :
名無氏物語:2009/07/10(金) 01:04:33 ID:T+PNgDap
霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き〈芭蕉〉
429 :
名無氏物語:2009/08/24(月) 20:13:19 ID:5Eg8/LF+
23 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:2009/08/24(月) 18:52:56 ID:3nB3pAW2O
芭蕉
25 名前:松原団地 ◆yu2l310nuQ [] 投稿日:2009/08/24(月) 20:06:13 ID:P0XWuNsOO
>>23 よめないw
てかお疲れ帰宅でジョッキ生いっき乙わら
430 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 15:20:25 ID:nGRdcltZ
信濃では 月と仏と おらがそば (一茶)
431 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 15:21:08 ID:nGRdcltZ
おもかげや 姨ひとりなく 月の友(芭蕉)
四度目の還暦ですね・・・
433 :
名無氏物語:2009/09/09(水) 01:10:01 ID:M1iZwTZV
菜の花や月は東に日は西に(与謝蕪村)
434 :
名無氏物語:2009/09/09(水) 01:11:02 ID:M1iZwTZV
公達に狐化けたり春の宵(与謝蕪村)
435 :
名無氏物語:2009/09/18(金) 18:38:28 ID:xZ1ZUTPh
おもかげや姨ひとりなく月の友(松尾芭蕉)
436 :
名無氏物語:2009/09/22(火) 18:13:29 ID:rbltuCVq
秋海棠西瓜の色に咲きにけり(松尾芭蕉)
437 :
名無氏物語:2009/09/23(水) 16:12:58 ID:gU45Wkks
仲秋の月は、更科の里、姨捨山になぐさめかねて、なほあはれさの目にも離れずながら、長月十三夜になりぬ。今宵は、宇多の帝のはじめて詔をもて、世に名月と見はやし、後の月、あるは二夜の月などいふめる
(「芭蕉庵十三夜」)
438 :
名無氏物語:2010/01/24(日) 01:04:12 ID:eJrULSSV
雪の朝二の字二の字の下駄の跡(田捨)
439 :
名無氏物語:2010/01/24(日) 05:22:05 ID:Y9M3p+Ks
あさみこそ袖はひつらめ涙河 身さへ流るときかばたのまむ-在原業平
440 :
名無氏物語:2010/01/24(日) 05:23:32 ID:Y9M3p+Ks
↑すませ、スレチorz
441 :
名無氏物語:2010/01/24(日) 18:17:03 ID:eJrULSSV
柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺(正岡子規)
442 :
名無氏物語:2010/01/24(日) 18:17:58 ID:eJrULSSV
松山や 秋より高き 天主閣 (正岡子規)
443 :
名無氏物語:2010/01/24(日) 18:18:42 ID:eJrULSSV
春や昔 十五万石の 城下哉(正岡子規)
444 :
名無氏物語:2010/01/24(日) 18:33:16 ID:yOW20eij
444ゲット・・・
445 :
名無氏物語:2010/01/24(日) 18:34:35 ID:eJrULSSV
牡丹画いて 絵の具は皿に 残りけり (正岡子規)
446 :
名無氏物語:2010/01/24(日) 18:35:21 ID:eJrULSSV
山吹も 菜の花も咲く 小庭哉 (正岡子規)
447 :
名無氏物語:2010/01/25(月) 23:33:40 ID:NwPtTSH5
をとゝひの へちまの水も 取らざりき (正岡子規)
448 :
名無氏物語:2010/01/25(月) 23:46:10 ID:NwPtTSH5
風呂敷を ほどけば柿の ころげけり (正岡子規)
449 :
名無氏物語:2010/01/27(水) 09:31:16 ID:9DNtHajV
柿くふも 今年ばかりと 思ひけり (正岡子規)
450 :
名無氏物語:2010/01/30(土) 03:16:38 ID:jkpQU+1M
紫の 蒲團に坐る 春日かな (正岡子規)
451 :
名無氏物語:2010/02/02(火) 21:08:02 ID:1DnnOkz9
遠山に日の当たりたる枯野かな(高浜虚子)
452 :
名無氏物語:2010/02/02(火) 21:09:52 ID:1DnnOkz9
春風や闘志抱きて丘に立つ(高浜虚子)
453 :
名無氏物語:2010/02/08(月) 18:15:15 ID:Iiv6QK7K
かなしさや釣の糸吹く秋の風(与謝蕪村)
454 :
名無氏物語:2010/02/12(金) 09:15:16 ID:sNxghf3k
湯船より一とくべたのむ時雨かな(川端茅舎)
455 :
名無氏物語:2010/02/12(金) 09:17:01 ID:sNxghf3k
去年今年貫く棒の如きもの(高浜虚子)
456 :
名無氏物語:2010/02/12(金) 09:19:14 ID:sNxghf3k
露の玉蟻たぢたぢとなりにけり(川端茅舎)
457 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 20:55:12 ID:XU1vkESk
おもしろき こともなき世を おもしろく(高杉晋作)
458 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 20:55:53 ID:XU1vkESk
動かねば 闇にへだつや 花と水 (沖田総司)
459 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 21:27:27 ID:XU1vkESk
木枯らしや跡で芽をふけ川柳(柄井川柳)
460 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 21:28:22 ID:XU1vkESk
たましいのちり際も今一葉かな(羽川珍重)
461 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 21:45:06 ID:XU1vkESk
行列の行きつくはては餓鬼地獄(萩原朔太郎)
462 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 22:02:07 ID:XU1vkESk
しら梅に明くる夜ばかりとなりにけり(与謝蕪村)
463 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 22:03:33 ID:XU1vkESk
さめぬなりひとたび眠りたる山は(京極杞陽)
464 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 22:11:23 ID:XU1vkESk
春を病み松の根つこも見あきたり(西東三鬼)
465 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 22:12:46 ID:XU1vkESk
今生は病む生なりき鳥頭(石田波郷)
466 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 22:14:13 ID:XU1vkESk
白露や死んでゆく日も帯締めて(三橋鷹女)
467 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 22:16:16 ID:XU1vkESk
露草や赤のまんまもなつかしき(泉鏡花)
468 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 22:39:25 ID:XU1vkESk
われも秋六十帖の名残かな(柳亭種彦)
469 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 22:41:36 ID:XU1vkESk
光りつつ秋空高く消えにけり(永井隆)
470 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 22:43:02 ID:XU1vkESk
悔いもなく怨みもなくて行く黄泉(松岡洋右)
471 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 23:00:18 ID:XU1vkESk
すがすがし暴風のあと月清し(大西瀧治郎)
472 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 23:18:56 ID:XU1vkESk
無覚の聖衆来迎空に満つ(空也)
473 :
名無氏物語:2010/02/20(土) 23:24:31 ID:XU1vkESk
こしらへて有りとは知らず西の奥(早野巴人)
474 :
名無氏物語:2010/02/21(日) 14:24:54 ID:o10CEdUe
うらを見せおもてを見せて散るもみじ(良寛)
475 :
名無氏物語:2010/02/21(日) 15:09:26 ID:o10CEdUe
これでよし百万年の仮寝かな(大西滝治郎)
476 :
名無氏物語:2010/02/21(日) 15:11:12 ID:o10CEdUe
腹いたや苦しき中に明けがらす(山岡鉄舟)
477 :
名無氏物語:2010/02/21(日) 15:18:54 ID:o10CEdUe
霜の夜を思い切ったる門出かな(武藤章)
478 :
名無氏物語:2010/02/21(日) 15:28:03 ID:o10CEdUe
たらいから たらいに移る ちんぷんかんぷん(小林一茶)
479 :
名無氏物語:2010/03/04(木) 23:17:48 ID:+7B5pwt9
星崎の闇を見よとや啼く千鳥(松尾芭蕉)
480 :
名無氏物語:2010/03/04(木) 23:23:12 ID:+7B5pwt9
有とある たとへにも似ず 三日の月(松尾芭蕉)
481 :
名無氏物語:2010/03/05(金) 23:16:09 ID:5ab4azoT
梅が香に昔の一字あはれなり(松尾芭蕉)
482 :
名無氏物語:2010/03/23(火) 19:08:39 ID:j0vk4qwQ
塚も動け我泣聲は秋の風(松尾芭蕉)
483 :
名無氏物語:2010/03/23(火) 19:09:40 ID:j0vk4qwQ
秋涼し手毎にむけや瓜茄子(松尾芭蕉)
484 :
名無氏物語:2010/03/23(火) 19:11:16 ID:j0vk4qwQ
あかあかと日は難面もあきの風(松尾芭蕉)
485 :
名無氏物語:2010/03/23(火) 19:13:22 ID:j0vk4qwQ
しほらしき名や小松吹萩すすき(松尾芭蕉)
486 :
名無氏物語:2010/03/23(火) 19:14:46 ID:j0vk4qwQ
むざんやな甲の下のきりぎりす(松尾芭蕉)
487 :
名無氏物語:2010/03/23(火) 19:16:06 ID:j0vk4qwQ
石山の石より白し秋の風(松尾芭蕉)
488 :
名無氏物語:2010/03/23(火) 19:17:08 ID:j0vk4qwQ
山中や菊はたおらぬ湯の匂(松尾芭蕉)
489 :
名無氏物語:2010/03/23(火) 19:18:12 ID:j0vk4qwQ
行行てたふれ伏とも萩の原(曾良)
490 :
名無氏物語:
ぬれて行くや人もをかしき雨の萩(松尾芭蕉)