■■古典文法に関する質問はこちら・その2■■

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884869:05/01/19 23:06:07 ID:zr8+SiFm
訂正 かぶってい → かぶっている
885名無氏物語:05/01/20 00:02:13 ID:pMwEkJIE
>>882
衣着せつる人、を君はどう訳したの?
886名無氏物語:05/01/20 02:50:32 ID:H3UXykeJ
>>882
受身に訳したほうがわかりやすいからでしょ。
「(Aガ)衣を(Bニ)きせたら、きせた人(B)の心が今までと違ってしまう」
の意味で、短くいうと「衣を着せたら、着せられた人の心が〜」となる。
887名無氏物語:05/01/20 05:14:23 ID:7QUT/XbH
>>885
最初は「衣を着せた人」と思ったけど、それだと文脈に合わなくて、訳を見たら「着せられた人」となってました。

>>886
直訳して「着せた人」とすると、衣をかぐや姫に着せた人の心が変わってしまうと言う意味ですになりますよね?でも文脈に合わないから受け身にしたのですか?
888名無氏物語:05/01/20 06:02:21 ID:7QUT/XbH
>>886
わかりました。
ありがとうございます。
889名無氏物語:05/01/20 09:33:01 ID:DMiuSstW
残り111げっと
890名無氏物語:05/01/20 09:33:58 ID:DMiuSstW
890
891名無氏物語:05/01/20 09:34:36 ID:DMiuSstW
白衣
892名無氏物語:05/01/20 09:35:15 ID:DMiuSstW
残り煩悩げっと
893名無氏物語:05/01/20 09:35:53 ID:DMiuSstW
ヤクザ
894名無氏物語:05/01/20 09:36:35 ID:DMiuSstW
白紙
895869:05/01/20 17:20:13 ID:C2zcCFuM
>>883
あ、なるほどそういうやり方ですね。
いやぁなんか勉強方法教えてくれるなんてありがたいです。
でも他に色々やる事たまっちゃって結局間に合いそうもないです…。
古語辞典も今ないし提出日は明日ですし、てんてこ舞いです orz
896名無氏物語:05/01/20 18:21:13 ID:1J2sSwlN
ソニー信者は痛い!!! 
http://plaza.rakuten.co.jp/sonylove/ 
897名無氏物語:05/01/20 18:45:27 ID:p7bZfRXI
みなさん、古文が大得意だった奴が大学受験が終わった途端、
自慢することがなくなってしまう点についてどう思われますか
898名無氏物語:05/01/21 01:21:10 ID:IcGufmBw
大学入試のために古文を勉強していたのなら、こんどは学歴を自慢すればいかがでしょうか。
899名無氏物語:05/01/21 08:20:18 ID:mMhNJIdC
899
900名無氏物語:05/01/21 08:22:16 ID:mMhNJIdC
900ゲット
901名無氏物語:05/01/22 18:11:27 ID:XgPhskYm
age
902名無氏物語:05/01/24 19:04:22 ID:NE3NKvAP
age
903名無氏物語:05/01/24 21:41:45 ID:+RiPZu4i
・かの国の人来ば
・かの国の人来なば
・御迎えに来む人

の、それぞれの「来」の読み方を教えてください
904名無氏物語:05/01/24 22:20:43 ID:zN3v+lqt
>>903
別スレに解答しました
905名無氏物語:05/01/25 03:24:20 ID:+AXr+orp
かのくにのひとこば
かのくにのひときなば
おむかへにこむひと
でOK?
906名無氏物語:05/01/27 00:04:35 ID:IzbrLxKm
高校生です。ちょっと教えてください。

伊勢物語十三段の歌で、
武蔵野はけふはな焼きそ若草のつまもこもれり我もこもれり について
(1)「つまもこもれり」の「り」は完了・存続「り」の連用形、「我もこもれり」の場合は終止形、と説明されたのですが、
これ、(2)「両方とも終止形」だと考えてはいけないですか?

うちの学校のある先生は(1)しか認めない、というけど根拠は教えてくれない。別の先生も受験には出ないし(2)でもいい、と
言うのですが何かすっきりしません。
907名無氏物語:05/01/27 00:22:17 ID:mt0v45Zn
山高く、空青し。
のように並列と考えると、連用中止法となり、連用形になるね。
山青い。空青い。
と解釈すると、終止形だが、別々の文となり、ニュアンスが変わる。

つま と 我 が 同じような状況に置かれていると考えると、並列で解釈した方がよいのかな。
解釈の学説は割れると思う。
908名無氏物語:05/01/27 10:16:04 ID:pyo7yinn
>>906
終止形です。「り」には連用形中止法はありません。
909名無氏物語:05/01/28 01:09:26 ID:yv9K2CXw
>>908ソースは?
910名無氏物語:05/01/28 06:13:26 ID:uv54+Itf
皆に逢はむ時にこそ申さめとぞ言ひけるをいとすさまじく覚えぬ。
911名無氏物語:05/01/28 06:24:12 ID:uv54+Itf
語源的にいえば「こもれり」は「こもり・あり komori-ari > komor-eri」(「こもる」の連用形+動詞「あり」) で
「あり」は連用形終止法が能だから、「こもれり」にその用法がないと断定することはできないんじゃないかな?
912名無氏物語:05/01/28 07:52:21 ID:yv9K2CXw
接続助詞「て」がつく「り」があるから、連用終止法もありそうな感じですが。

913名無氏物語:05/01/28 10:35:52 ID:ChqFt3Nn
「あり」との融合から生まれた活用語尾にはすべて連用形中止法はありません。
形容詞、形容動詞、「たり」「なり」「めり」等。無いものを無いといってるだけですから
ソースなどありません。反証を求めます。
914名無氏物語:05/01/28 11:37:58 ID:ChqFt3Nn
ごめん。補足します。動詞「はべり」「いますがり」「をり」は別にしてください。
915名無氏物語:05/01/28 14:37:30 ID:uv54+Itf
なんだ、ただの強弁か…

>>906 ご覧の通り、あるともないともいえないらしいよ。
916名無氏物語:05/01/28 15:56:07 ID:mi9OUL4q
>>906
歌の解釈が微妙に変わるため、その先生は連用形であると
主張しているのではないかな?
917名無氏物語:05/01/29 01:36:45 ID:4hPulLrR
ぶっちゃけ、国語の先生ってのは
過半数が、「文学屋」さんです。
文法・語学は、きちんと学んでない人が、案外、多い。
「苦手・キライ」と(ウラで)言い放つ人も、少なくない。

そういう先生は、「自分が教わった・覚えた説」に、必要以上に固執する傾向があります。
(自信のなさの裏返しですね)
邪推ながら、「連用形しか認めない」という先生は、かなりの確率で、
この類に相当するように思われます。
「根拠を教えてくれない」というところが、いかにもそれクサい。
(もしその先生が文法・語学出身であるなら、
10中8.9、「なぜ連用形なのか」について、大いに語ってくれるはずです。
文法屋というのは、そういう生物です)

ちなみに、私個人としては、どちらかといえば「終止形」が妥当と思います。
「り」の連用中止法の用例が、ちょっと思いつかない(ない、と言い切る自信はない)
つまり、明らかにメジャーではない、ということからです。
加えて、ちょっと主観的判断になりますが、
「句切れ」という見地から判断しますと(終止形=文末=句切れ、ですよね)、
五七調の歌ですので、「けふはなやきそ」「〜つまもこもれり」の二カ所で句切れが発生することに
問題はない、と考えますので。(四句は連用形と考え、句切れなし、としても、五七調はゆるがないので
薄弱といえば薄弱な根拠です)
918名無氏物語:05/01/29 11:15:44 ID:78DmOL9n
>>906
完全なる推測ですが、私の持っている何冊かの伊勢物語の注釈書のその和歌の該当部分
の現代語訳も「夫もこもっているし、私もこもっているから」といかにも「り」を連用
中止法として解釈したものになっています。いっぽう、「夫もこもっています。私もこ
もっています」と訳しているものもあります。で、前者はおそらく、文脈的にそう訳し
たほうがいいと思って訳したのであって、「り」を連用形だとみなし、文法的に厳密に
中止法で訳したのではないような気がします。
 その先生も、理由はよくわからないけれど、教師用の訳が中止法的訳だったから「り
」は連用形だと思ったのではないでしょうか。

 文学系研究者のものに連用中止法的訳が多いです。語学畑、たとえば森野宗明校注の
講談社文庫版伊勢物語では、しっかり「大事な夫もこのなかにかくれております。私も
また、こうしてかくれております。」と終止形で訳している。

 いろいろ調べたけれど、どうも、「り」の連用中止法は見当たらないようです。上代
の宣命なんかには、連用形の名詞化の「り」はあるみたいですが。
919名無氏物語:05/01/29 14:21:00 ID:Q3c3Mndx
思ひつつ 寝ればや人の 見えつ【らむ】 夢と知りせば 覚めざらましを

の【らむ】は「現在の原因推量」でよいのでしょうか。
訳は「あの方を思いながら寝たので、夢にあの方が見えたのだろうか」です。
疑問の係助詞が入っているから、少しややこしく、理解が難しいのです。

920名無氏物語:05/01/29 14:37:24 ID:8wGCOt/y
邦夫(920)
921名無氏物語:05/01/29 15:22:37 ID:CMNV0lmJ
>>919
それでおK

「らむ」は原因推量「〜からだろう」
「や」は疑問で「〜か」

「や+らむ」で「〜からだろうか」
あの人を思いながら寝たからだろうか、ということ。
922名無氏物語:05/01/29 15:24:16 ID:z8u0EAQh
現在推量。原因は「ば」の前で述べられてる。
923名無氏物語:05/01/29 15:25:48 ID:CMNV0lmJ
>>922
そうかもしれないw
924名無氏物語:05/01/29 15:55:17 ID:z8u0EAQh
「らむ」に原因推量の機能があるのかどうか疑う人は少なくない。
無いと言い切る自身は今の俺には無いが、「原因推量」の概念を
できるだけ使わずに説明するように心がけることが望ましい。
925919:05/01/29 17:51:54 ID:5mCGfpDB
なぜわざわざ「らむ」を使うのかもよくわからないのです。
「現在の」推量にする必要性を感じないのです。
夢に見たのは過去のことですよね。
それとも、この「らむ」はただの推量という判断でよいのでしょうか。
926名無氏物語:05/01/29 18:50:17 ID:4hPulLrR
>>925
「今見たばかりの夢について詠んだ」と考えればいいんじゃない?
たとえば、うたた寝していて、夢の中で彼との逢瀬、
はっと目覚めて夢と知り、ややあって、この歌を……みたいなシチュエーション。

そりゃ厳密に言えば、目覚めた段階でその夢は「過去」の事象になるけどね。
心理的には、十分、「現在」の事象とみなせるのではないか、と。
927名無氏物語:05/01/29 18:57:48 ID:yGUAMjVd
>>925
> それとも、この「らむ」はただの推量という判断でよいのでしょうか。
「らむ」が「む」との違いを失っていくのは、もっと時代が下ってからのことですから、
この「らむ」はやはり、「現在のことについて、はっきりそうとは言いきれない気持ち
を表す」ものとかんがえるべきでしょう。

> 「現在の」推量にする必要性を感じないのです。
> 夢に見たのは過去のことですよね。
国語では、このような考え方をしません。
「事実として過去のことだから、表現もそれに合わせて過去になる」のではなく、
「過去の言い方で表現されればそれは過去のことであるし、現在の言い方で表現されて
いれば、それは現在のことである」と考えます。

例に挙げられた小町の歌に即して言えば、
夢から覚めてはいるが、今なお夢の続きの中にいるような感じ、ということではないでしょうか。
928名無氏物語:05/01/29 22:08:32 ID:hvdnnH37
>>925
{つ}は「過去」(という時制)の助動詞ではなく、
「…てしまう」という「完了」アスペクトの助動詞だよ。
だから「…つ」という言い方も可能だし、「…て・き」「…て・けり」ということも可能。

というわけで「思ひつつ寝ればや人の見えつ【らむ】」というのは
「思いながら寝るからあの人が見えてしまう【のだろうか】?」という意味。
929928:05/01/29 22:14:52 ID:hvdnnH37
>>925
{つ}が過去を表さないというのは、
たとえば「言ひ・て・ば、言ひ・て・よ」=「言っ・てしまう・なら、言っ・てしま・え」という
時空間においては「非過去」に位置する事柄について用いられることからも分かります。
930名無氏物語:05/01/30 01:17:27 ID:iBARmTsD
「てよ」は一語。
931928:05/01/30 01:29:32 ID:nhCPIERc
「語」としては1つかもしれませんが、言語学的には、

「完了」の形態素{つ}の異形態である<て>+「命令」の形態素{よ}の異形態である<よ>

という連続した2つの最小意味単位からなると考えられます。
上の「言ひ・て・ば、言ひ・て・よ」の「・」は「語の切れ目」ではなく
「形態素の切れ目」の意味で使いました(現代語のほうは少し違いますが)。

たとえば「青白さ」はこれで1語ですが、
{あお}+{しろ}+{さ}という3つの形態素からなります。
932名無氏物語:05/01/30 10:28:47 ID:RAOk+dwP
>>928
言語学的には形態素がどうしたこうしたは、わかったからさぁ、
>925 の「らむ」の疑問に答えてくれよ。
【らむ】=【のだろうか】じゃ、それふつーに推量じゃねえか?
933名無氏物語
過去推量なら「けむ」だ。「つ」「ぬ」は過去じゃなくて
完了だから「つらむ」「ぬらむ」と現在推量でいい。
現代語には現在推量の助動詞がないのでやや理解しにくいが、
「らむ」は現在推量。