●教育漢字、常用漢字を有志で作り直すスレ●

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493名無氏物語:2009/11/18(水) 14:04:38 ID:KpuyRgVc
岡山の岡って人名漢字ではないんだよなw
494名無氏物語:2009/11/25(水) 17:17:23 ID:29bI+U2d
「岡阪鹿熊茨栃埼梨阜奈媛」
495名無氏物語:2009/11/27(金) 05:56:44 ID:jMK8lBOB
高校が義務教育化している今、中学生に習わせるのは難しいが使用頻度は高い「準常用漢字」ってのがあれば良いのに。
496名無氏物語:2009/11/27(金) 11:34:36 ID:sklE7Fza
「教育漢字」っていうのは無くなったのか?
497名無氏物語:2009/11/27(金) 21:47:44 ID:rJTmn4ng
>>496
それは小学生用。
498名無氏物語:2009/11/27(金) 22:30:51 ID:sklE7Fza
『学年別漢字配当表』に定められている漢字は、読みについては当該学年で、書きについては次学年(小学校6年の分は中学校1年)で学ぶことになっている。

なるほど、中学一年生までに習う字ね。
499名無氏物語:2009/11/28(土) 08:23:41 ID:ymReg5XA
この際,思い切って学年別漢字配当表も改定するとよいと思う。「彼」「僕」などが入っていないのはおかしい。
500名無氏物語:2009/11/28(土) 15:24:53 ID:0O3mukpC
500ゲット・・・
501 ◆vQVArfOOj6 :2009/12/20(日) 16:34:59 ID:qqUO7gUJ
test
502名無氏物語:2010/01/01(金) 11:19:44 ID:FqKTknJG
今年、常用漢字表が改定されるだろう。
503名無氏物語:2010/01/01(金) 15:10:18 ID:BE50CzhE
民主党がそんなことやるのか???
504 ◆jQIkHsEapo :2010/02/15(月) 22:16:12 ID:6kjvJF7s
test
505名無氏物語:2010/02/25(木) 17:13:49 ID:urnQ4a2k
意味なし。
506名無氏物語:2010/03/05(金) 23:09:46 ID:wRlvBR9n

『清水 新漢和辞典 』 山岸 徳平 (清水書院)
  
親字数 約4200字

*****************************************
常用漢字1945字
人名用漢字985字
表外漢字字体表1022字

計3952字(常用漢字の旧字体など異体字含む)
*****************************************

この現在の漢字政策から考えると、「改定 常用漢字表」は上記『清水 新漢和辞典』収録の
親字4200字すべてを新漢字表の収録対象字種として選定するのが良いと思います。(改定作業はすでに終盤ですが・・)
「漢字出現頻度数調査」でも上位4000位がひとつの目安になっていましたし。
現代日本人が、小学校入学から高校卒業までの12年間で習得すべき漢字数はこの4000字程度で必要かつ十分だろう。
ならば、すでに学者の監修による4000字程度収録の漢和辞典があればこれを「たたき台」にすれば話が早い。
しかし、いざ収録字数4000字前後の漢和辞典を探しても、これが意外と少ないのです。

『角川最新漢和辞典 改訂新版』は5000字で、かなり多め。
『ベネッセ新修漢和辞典』も4600字で、少し多め。
このほか、小学生用の漢和辞典は3000字弱、中学生用はJIS第一・第二水準を意識して6000字を超えている。

あまり目立たない辞典だが、やはり『清水 新漢和辞典 』の4200字は貴重な存在であると思う。


507名無氏物語:2010/03/05(金) 23:11:14 ID:wRlvBR9n

◆資料
文化庁漢字小委員会【改定常用漢字表試案】より

以下のような「漢字出現頻度数調査」を実施した。
対象総漢字数調査対象としたデータ
A 漢字出現頻度数調査 49,072,315 書籍860 冊分の凸版組版データ
B 上記Aの第2部調査3,290,795 Aのうち教科書分の抽出データ
C 漢字出現頻度数調査(新聞) 3,674,613 朝日新聞2か月分の紙面データ
D 漢字出現頻度数調査(新聞) 3,428,829 読売新聞2か月分の紙面データ
E 漢字出現頻度数調査(ウェブサイト) 1,390,997,102 ウェブサイト調査の抽出データ

これらの調査結果のうち,Aを基本資料,B以下を補助資料と位置付けて,上記の3500 字の漢字集合に入った漢字の1字1字について,改定常用漢字表に入れるべきかどうかを判断した。
実際に検討した漢字は,調査Aにおいて,常用漢字としては,最も出現順位の低かった「銑」(4004 位)と同じ出現回数を持つ漢字までとしたので,4011 字に上る。
この漢字集合に入った漢字については,常用漢字であるか,表外漢字であるかによって,次のような方針に従い,かつ常用漢字表における字種選定の考え方を参考としながら選定作業を進めた。

508名無氏物語:2010/03/05(金) 23:12:12 ID:wRlvBR9n

この『出現文字列頻度数調査』によって,当該の漢字の出現状況が明らかになり,その漢字の具体的な使われ方を正確に確認することができた。
その上で,当該の漢字を追加候補とするかどうかについては,以下のような観点に照らして判断した。

<入れると判断した場合の観点>
@ 出現頻度が高く,造語力(熟語の構成能力)も高い
→ 音と訓の両方で使われるものを優先する(例:眉,溺)
A 漢字仮名交じり文の「読み取りの効率性」を高める
→ 出現頻度が高い字を基本とするが,それほど高くなくても漢字で表記した方が分かりやすい字(例:謙遜の「遜」,堆積の「堆」)
→ 出現頻度が高く,広く使われている代名詞(例:誰,俺)
B 固有名詞の例外として入れる
→ 都道府県名(例:岡,阪)及びそれに準じる字(例:畿,韓)
C 社会生活上よく使われ,必要と認められる
→ 書籍や新聞の出現頻度が低くても,必要な字(例:訃報の「訃」)

<入れないと判断した場合の観点>
@ 出現頻度が高くても造語力(熟語の構成能力)が低く,訓のみ,あるいは訓中心に使用(例:濡,覗)
A 出現頻度が高くても,固有名詞(人名・地名)中心に使用(例:伊,鴨)
B 造語力が低く,仮名書き・ルビ使用で,対応できると判断(例:醬,顚)
C 造語力が低く,音訳語・歴史用語など特定分野で使用(例:菩,揆)

188字の追加字種候補を選定した後,追加字種の音訓を検討する過程で,字種についても若干の見直し(追加4字,削除1字)を行い,「「新常用漢字表(仮称)」に関する試案」では191字を追加することとした。
さらに,平成21年3月から4月に実施した,一般国民及び各府省等を対象とした意見募集で寄せられた意見を踏まえて再度の見直し(追加9字,削除4字)を行い,「「改定常用漢字表」に関する試案」では196字を追加字種とした。

509名無氏物語:2010/03/05(金) 23:13:01 ID:wRlvBR9n

◆資料
追加及び削除字種の候補漢字一覧

<現行「常用漢字表」に追加する字種候補(196字)>
挨 曖 宛 嵐 畏 萎 椅 彙 茨 咽 淫 唄 鬱
怨 媛 艶 旺 岡 臆 俺 苛 牙 瓦 楷 潰 諧
崖 蓋 骸 柿 顎 葛 釜 鎌 韓 玩 伎 亀 毀
畿 臼 嗅 巾 僅 錦 惧 串 窟 熊 詣 憬 稽
隙 桁 拳 鍵 舷 股 虎 錮 勾 梗 喉 乞 傲
駒 頃 痕 沙 挫 采 塞 埼 柵 刹 拶 斬 恣
摯 餌 鹿 叱 嫉 腫 呪 袖 羞 蹴 憧 拭 尻
芯 腎 須 裾 凄 醒 脊 戚 煎 羨 腺 詮 箋
膳 狙 遡 曾 爽 痩 踪 捉 遜 汰 唾 堆 戴
誰 旦 綻 緻 酎 貼 嘲 捗 椎 爪 鶴 諦 溺
塡 妬 賭 藤 瞳 栃 頓 貪 丼 那 奈 梨 謎
鍋 匂 虹 捻 罵 剝 箸 氾 汎 阪 斑 眉 膝
肘 訃 阜 蔽 餅 璧 蔑 哺 蜂 貌 頰 睦 勃
昧 枕 蜜 冥 麺 冶 弥 闇 喩 湧 妖 瘍 沃
拉 辣 藍 璃 慄 侶 瞭 瑠 呂 賂 弄 籠 麓


<現行「常用漢字表」から削除する字種候補(5字)>
勺 錘 銑 脹 匁


★漢字小委員会の配布資料はこちらから。(PDF)

http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kanji.html
510名無氏物語:2010/03/05(金) 23:54:10 ID:wRlvBR9n

@本来は漢字表廃止が筋だが、縛りがなくなればNHKなど放送局が勝手に漢字表を作り、
それに従った放送をやりかねないので、ここはひとまず、残すべきでしょう。
これ以上の「交ぜ書き」の氾濫は御免ですから。

A3部首をどうするかについて、漢字小委員会でも揉めているようですが、
「字体の整合性」の議論を突き詰めれば、結局は「新字体」の可否に行きつきます。

ここはやはり「手書き」と「活字」の歴史は別物であるという認識に立って、教育においても
「筆写体・教科書体」と「活字体・明朝体」の両体併記で教え、書き取りは筆写体で行うことにすべきでしょう。
そうすれば、「活字体・明朝体」は戦前に用いられていた字体(正字体・旧字体・康煕字典体などと呼ばれる)で教えることが当然となります。
511名無氏物語:2010/03/06(土) 02:45:56 ID:ChUFWiyx

たとえば、「心」という漢字は活字と手書きでは形が違いますよね。
手書きの「心」という字を見て、「これは心ではない」という人なんかいませんよね。
ほかに「人」と「入」も活字では微細な「筆おさえ」の違いしかありませんが、手書きは明らかに違った形をしています。

つまり、ふだんから私たちは「活字」と「手書き」をほとんど無意識に使い分けているのです。

活字は「斷」、手書きは「断」
活字は「av、手書きは「福」

学校でもこのように教えて行けばよいと思います。
活字体と筆写体(楷書)の流れは、歴史的に別のものなのです。
私たちの祖先も、そのような「文化」の中で生きてきたのですから・・。
512名無氏物語:2010/03/06(土) 20:59:00 ID:ChUFWiyx

ただ、上述の「漢字出現頻度数調査」もこの問題を考える上で果たして「基礎資料」となり得るのか、疑問が残ります。

というのは、そもそも現在の日本社会は「常用漢字表」の「縛り」 (一応「目安」とは言っているが・・) のかかった
社会であり、その中で言語生活を営んでいる者たちに対して文字情報を提供する出版社や新聞テレビの制作者側の意識の
中にもその「縛り」が働いているのであり、本来ならある語句を使いたいところをこの「意識」が働いて「交ぜ書き」に
したり、あるいは「他の<やさしい>語句」に置き換えたりということが半ば日常化している言語空間であるからです。

このような現代日本の言語空間で、個々の漢字の出現頻度を調査しても、もし「常用漢字表」が存在していなかったなら
ば使用されていたであろう数百数十の漢字はこの調査には反映されぬまま、という「不十分で偏った調査結果」しか出て
来ないからです。
513名無氏物語:2010/03/08(月) 19:47:43 ID:4OJeXanc
>>511 活字は「斷」、手書きは「断」 、また活字は「av、手書きは「福」
後者は正しい。前者は活字・手書きのどちらも「斷」。
514名無氏物語:2010/03/08(月) 22:57:56 ID:OimFW6Ez
楷書では、「斷」と書いてる例はないはず


515513:2010/03/10(水) 20:47:19 ID:pX8mXrZE
>>514さん では,どのように書いていたのですか。
516名無氏物語:2010/03/11(木) 01:31:38 ID:jpaS+0RD

やはり写本は「断」、印本は「斷」が多いように感じるが。

http://joao-roiz.jp/HNG/search/word=%25E6%2596%25B7&ratio=0.020
517名無氏物語:2010/03/12(金) 09:15:58 ID:bMExitB9
***************************************************************************************************************
平成22年3月11日(木)20時59分配信 時事通信
兵庫県佐用町の佐用共立病院で、入院していた高齢者の肋骨(ろっこつ)を折ったとして、県警捜査1課と佐用署は11日、
傷害容疑で同町山脇、看護師羽室沙百理容疑者(26)を逮捕した。県警によると、羽室容疑者は容疑を認め、「職場の人間
関係に悩んで、いらいらした」と話しているという。
***************************************************************************************************************

「肘」「膝」「眉」「爪」「腎」「脇」「股」「咽」「喉」「腺」「腫」「瘍」「唾」「拳」。

この秋に答申される『改定常用漢字表』には「体に関する漢字」がたくさん入っているが、「肋骨」の「肋」、
「脳梗塞」の「梗」「塞」、「癌」、「胃潰瘍」の「潰」、「顎」、「口腔外科」の「腔」、「麻痺」の「痺」など 
足りない漢字ばかりだ。

518名無氏物語:2010/03/13(土) 01:47:22 ID:780VFK2a
胃潰瘍の潰は入っているよ
あと、医学用語で最低限欲しいのはこんなとこかな

三叉神経 水疱 弯症 疱瘡 妊孕 吃音 頭蓋骨 仰臥位 弛緩 耳朶 尖圭 迂回状紅斑
坐骨 鎮咳 含嗽 昏睡 腎盂炎 疝痛 糜爛 疣痔 疥癬 耳垢 耳茸 飛沫 胆嚢 砒素
扁桃腺 発疹 浣腸 狭窄 眩暈 聾啞 面皰 黄疸 彎曲 脛骨 倦怠 体軀 徘徊 淋巴
腋下 喀血 喀痰 粥状 嵌入 痙攣 靱帯 喘息 脾臓 脳溢血 睫毛 搔痒 鼠径 眼窩
睾丸 嘔吐 滲出 塵肺 膀胱 褥瘡 動脈瘤 尾骶骨 縊死 壊疽 襁褓 蕁麻疹 味蕾 罹患 鼾
顆粒 臀痛 脳震盪 眼瞼 蟯虫 骨粗鬆 臍帯血 嚥下 襞 躁鬱 瀰漫 癩菌 攪拌 黴菌 癲癇
519名無氏物語:2010/03/13(土) 10:35:27 ID:cHhD2XJn
医学用語はドイツ語で十分だろ。
520名無氏物語:2010/03/17(水) 08:03:49 ID:IBa1mzF2
中学校や高等学校にも学年別漢字配当表を設けるべきだな。
521 ◆516146SRc6 :2010/03/23(火) 17:14:06 ID:j0vk4qwQ
test
522名無氏物語:2010/04/27(火) 10:08:10 ID:dqUfq09I
教育漢字→第一種常用漢字
教育漢字以外の常用漢字→第二種常用漢字
人名用漢字→第三種常用漢字
に改称・再編すべき。
523名無氏物語:2010/04/27(火) 23:37:40 ID:DcbVH4Op
何故?
524名無氏物語:2010/04/29(木) 20:31:46 ID:FNVZ7YL1
525名無氏物語:2010/05/13(木) 17:07:02 ID:xeB7t4qB
少なくとも常用漢字表など,目安漢字表は必要だな。漢字の乱用を防ぐため及び教育上の配慮に。
526名無氏物語:2010/05/30(日) 19:32:34 ID:pI0ULpju
196字追加、5字削除となった今回の改定常用漢字表の字種選定には疑問が残る。
漢字数がまだまだ足りないのだ。
検討を行った文化庁国語審議会漢字小委員会では、委員会メンバーの小中学校の校長が漢字数増加に揃って反対していた。
「生徒の学習上の負担が大きくなるから」だ、ということを言っていた。結果的に、このような「教育関係者」の意見が通った形となってしまった。まったく馬鹿な連中である。

常用漢字を考える上で参考にしなければならなかったのは、漢和ではなく国語辞典のほうであった。
現代日本語を正面から映し出しているのが、国語辞典の見出し語であるからだ。
たとえば三省堂の『新明解国語辞典』は巻頭の30ページ程度を割いて「漢字索引」を掲載している。
これは、この辞書に掲載されている見出し語に現れた漢字を、部首別に一覧表にしたものだ。
ざっと見て5000字程度掲載されているようだ。このような資料ををたたき台に検討を行うべきであった。
今回参考資料にされた、出版・印刷会社等の「漢字出現頻度数調査」は、現行常用漢字表の「縛り」がかけられた社会で使用されている漢字であり、「交ぜ書き」や「言い換え」により現われなかった漢字は調査結果に反映されていないのである。
これに対して国語辞典の見出し語に用いられている漢字は当然、常用漢字云々の軛からは自由な立場で語彙を収集・掲載したものであるから、現代日本人の生活に必要な語彙と漢字をより忠実に反映していると言えるのだ。
527名無氏物語:2010/05/30(日) 20:43:23 ID:l0O8uGY9
>>518
「襁褓」なんて必要ない。かな書きで十分。元々の漢字が当て字っぽい。
528名無氏物語:2010/06/02(水) 22:19:30 ID:YhdJcQnH
文化庁文化審議会国語分科会漢字小委員会
「表外漢字字体表」で定めた印刷標準字体の「曾、瘦、麵」を採用せずに、
簡易慣用字体としていた「曽、痩、麺」を常用漢字に採用するという愚挙に出た。
また、すでに人名用漢字に入っている漢字は、その字体を採用すると言っている。
経産省のJIS、法務省の人名用漢字に配慮するようになったら、文科省の常用漢字
ももうおしまいだな。
529(@∀@) ◆ANOSADJXD6 :2010/06/02(水) 22:55:35 ID:ZLINewvU
最近の印刷物だと麥部はすべて麦ですね。
わがやの高校生に「麥」を読ませたら、
「知ってるよ。昔の『変』でしょ。」とぬかしやがりました。
530名無氏物語:2010/06/02(水) 23:20:12 ID:qEKitxNo
つまらん。
531名無氏物語:2010/06/03(木) 12:11:57 ID:1IyapdY8

今秋答申、内閣告示、新年度から社会一般で使用され、学校で学習することになる『(改定)常用漢字表』
で「正式に」誕生することになってしまった"新たな"新字体の18字。
来年春に各社から改訂、発売予定の国語・漢和の各辞典を見れば、その見出し語、親字、本文の記述に
用いられている漢字の字体のうち3字、つまり「曾、瘦、麵」が「曽、痩、麺」にコッソリ変更されている
ことに気付くであろう。

媛 艶 鎌 亀 拳 采 柵 曽 痩 
戴 緻 藤 那 餅 蔑 麺 弥 湧

※以下の漢字は、旁の一部が「⊥」か「ニ」か、の微小な差異にとどまる。
臆 骸 憧 諦 瞳 闇 籠  
(書き換えられていた「憶測」「暗夜」をそれぞれ「臆測」「闇夜」に戻すかどうかは不明)
532名無氏物語:2010/06/04(金) 12:16:30 ID:t61MiqW5

『「改定常用漢字表」に関する試案』(文化庁文化審議会国語分科会)より 

****************************************************************************
◆(前略)本表の漢字欄には,印刷文字としての通用字体を示した。具体的には,
「表外漢字字体表」の「印刷標準字体」と,「人名用漢字字体」を通用字体として
掲げた。ただし,同表で「簡易慣用字体」とした「曽」「痩」「麺」はその字体
を掲げ,人名用漢字字体の「瘦」は「痩」を掲げた関係で採用していない。なお,
現行の常用漢字表制定時に追加した95字については,表内の字体に合わせ,一部
の字体を簡略化したが,今回は追加字種における字体が既に「印刷標準字体」及び
「人名用漢字字体」として示され,社会的に極めて安定しつつある状況を重視し,
そのような方針は採らなかった。(後略)

@ 当該の字種における「最も頻度高く使用されている字体」を採用する。
・「表外漢字字体表」の「印刷標準字体」及び「人名用漢字字体」がそれ
  に該当する。(「表外漢字字体表」の「簡易慣用字体」を採用するものは,
  頻度数に優先して,生活漢字としての側面を重視したことによる。)
533名無氏物語:2010/06/04(金) 12:17:37 ID:t61MiqW5
(続き)
A 国語施策としての一貫性を大切にする。(p167)
・今回,追加する字種の標準の字体が,既に「印刷標準字体」及び「人名
用漢字字体(=昭和26年以降平成9年までに示された字体。なお,平成
16年9月に追加された人名用漢字においては,印刷標準字体がそのまま
採用されている。)」として示されており,表内に入るからといって,その
標準の字体を変更することは,安定している字体の使用状況に大きな混乱
をもたらすことが予想される。
・社会的な慣用(字体の安定性)を重んじ,一般の文字生活の現実を混乱
させないという考え方が国語施策の基本的な態度である。

B 「改定常用漢字表」の「目安」としての性格を考慮する。
・目安としての漢字表である限り,表外漢字との併用が前提となる。この
点から表内の字体の整合を図る意味が,制限漢字表であった当用漢字表に
比べて相対的に低下している。
・今後,常用漢字が更に増えたとしても表外漢字との併用が前提となる。
その表外漢字の字体は基本的に印刷標準字体であるので,表内に入れば,
字体を変更するということが繰り返されると,社会における字体の安定性
という面で極めて大きな問題となる。

C JIS規格(JIS X 0213)における改正の経緯を考慮する。
・表外漢字字体表の「答申前文」にある以下の記述に沿って,JIS規格
(JIS X 0213)が平成16年2月に改正されていること,また,この改正
を受けて平成16年9月に大幅に追加された人名用漢字が印刷標準字体で
示されていることを考慮する必要がある。
・今回,字体を変更することは,表外漢字字体表に従って改正された文字
コード及びそれに基づいて搭載される情報機器の字体に大きな混乱をもた
らすことになる。

534名無氏物語:2010/06/04(金) 12:18:49 ID:t61MiqW5
(続き)
◆公共性の高い,一般の文書等での漢字使用においては,「1字種1字体」
が基本であることを確認していくことは「コミュニケーションの手段とし
ての漢字使用」という観点からは極めて大切である。(p160)

◆情報機器の使用が一般化・日常化している現在の文字生活の実態を踏まえ
るならば,この漢字表に掲げる字のすべてを手書きできる必要はなく,
また,それを求めるものでもない。(p161)
****************************************************************************


535名無氏物語:2010/06/04(金) 12:19:45 ID:t61MiqW5
(続き)
>ただし,同表で「簡易慣用字体」とした「曽」「痩」「麺」はその字体
>を掲げ,人名用漢字字体の「瘦」は「痩」を掲げた関係で採用していない。

>「表外漢字字体表」の「簡易慣用字体」を採用するもの(曽、痩、麺)は,
> 頻度数に優先して,生活漢字としての側面を重視したことによる。

>表内に入るからといって,その標準の字体を変更することは,安定している
>字体の使用状況に大きな混乱をもたらす

>一般の文字生活の現実を混乱させない

>表外漢字の字体は基本的に印刷標準字体であるので,表内に入れば,字体を
>変更するということが繰り返されると,社会における字体の安定性という面
>で極めて大きな問題

>今回,字体を変更することは,表外漢字字体表に従って改正された文字コード
>及びそれに基づいて搭載される情報機器の字体に大きな混乱をもたらす

>「1字種1字体」が基本である

>手書きできる必要はなく,また,それを求めるものでもない。




と、以上のようにさんざん述べているにも関わらず、今回「曾、瘦、麵」が常用
漢字表に入るにあたって「曽、痩、麺」に字体変更した理由を「生活漢字として
の側面を重視した」という極めて曖昧な表現で片づけてしまっていることに強い
違和感と憤りを禁じ得ない。

536大中華共榮圈:2010/06/05(土) 17:59:10 ID:N6GISobL
日本的朋友能看懂哥的漢字嗎?
537↓ブックマーク推奨:2010/06/16(水) 07:39:41 ID:N+s0PbCo


NHKの極左売国捏造路線何とかなりませんか?19
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1273991231/
次スレ
NHKの極左売国捏造路線何とかなりませんか?20
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1276388465/







538名無氏物語:2010/06/17(木) 08:56:50 ID:cvikaydb
>>526さん
>常用漢字を考える上で参考にしなければならなかったのは、漢和ではなく国語辞典のほうであった。
現代日本語を正面から映し出しているのが、国語辞典の見出し語であるからだ。
たとえば三省堂の『新明解国語辞典』は巻頭の30ページ程度を割いて「漢字索引」を掲載している。
これは、この辞書に掲載されている見出し語に現れた漢字を、部首別に一覧表にしたものだ。
ざっと見て5000字程度掲載されているようだ。このような資料ををたたき台に検討を行うべきであった。
今回参考資料にされた、出版・印刷会社等の「漢字出現頻度数調査」は、現行常用漢字表の「縛り」がかけられた社会で使用されている漢字であり、「交ぜ書き」や「言い換え」により現われなかった漢字は調査結果に反映されていないのである。
これに対して国語辞典の見出し語に用いられている漢字は当然、常用漢字云々の軛からは自由な立場で語彙を収集・掲載したものであるから、現代日本人の生活に必要な語彙と漢字をより忠実に反映していると言えるのだ。

それはいえますな。学年別漢字配当表にも。ある小学校国語教科書に「山がく地帯」の表記があったのには憤慨した。
539名無氏物語:2010/06/22(火) 22:32:51 ID:e9QUfM0T
中嶋寿挙に価値はない
540名無氏物語:2010/06/23(水) 15:44:27 ID:ggHy/ra1
九度目の還暦ですね・・・
541名無氏物語:2010/07/01(木) 15:28:11 ID:fbgt0MNk
で?
542真珠記念日・・・「匁」が常用漢字表から除かれる?
今日(7月11日)は真珠記念日だそうです。
『Yahoo!Japan きっず 今日は何の日』(下記参照しました。http://contents.kids.yahoo.co.jp/today/index.html
(以下引用)
『「1893年(明治26年)、三重県鳥羽町の御木本幸吉が初めて真珠の養殖に成功した。」』
(以上引用)

御木本幸吉さんに関しては『Wikipedia』「御木本幸吉」を参照してください。(下記)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%9C%A8%E6%9C%AC%E5%B9%B8%E5%90%89

真珠の単位はいまだに「匁」が使われていて、5円玉の重さも1匁だそうです。このことに
関しては『Wikipedia』「匁」を参照しました。(下記)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%81
(以下引用)
「匁は貫とともに真珠の質量の単位として国際的に使われている。これは真珠が日本の特産品
であったことによるものである。この場合は"momme"と綴られ、"mom"という記号が使われる。
日本の計量法では、尺貫法の単位はほぼ全廃されているが、匁だけは真珠の質量の計量に限定して
使用して良い単位となっている(ただし表記は平仮名の「もんめ」である)。また、日本の五円硬貨
の質量は3.75gで、ちょうど1匁である。」(以上引用)

2010年にこの「匁」が常用漢字表から除かれることが文化審議会国語分科会の漢字小委員会の
見直しで決定しそうです。「使用頻度が低い。」というのが主たる理由ですが、個人的にはやや残念
な気がします。

余談です:「古代エジプト女王のクレオパトラがぶどう酒に真珠を溶かして炭酸飲料にして飲んでいた。」
という趣旨の伝説がサントリーの『炭酸文明』http://www.suntory.co.jp/softdrink/tansanbunmei/index_nf.html
に掲載されていました。いまどき、実際にぶどう酒やシャンパンに真珠に溶かしてのむひとはほとんどいないと思い
ます(いるのか??)。そんなことをするくらいなら、サントリーの『炭酸文明』でも買って飲んだ方がよい
のでしょうね(笑)。