古今和歌集・後撰和歌集・拾遺和歌集・後拾遺和歌集・金葉和歌集 詞花和歌集・千載和歌集・新古今和歌集・新勅撰和歌集 続後撰和歌集・続古今和歌集・続拾遺和歌集・新後撰和歌集 玉葉和歌集・続千載和歌集・続後拾遺和歌集・風雅和歌集 新千載和歌集・新拾遺和歌集・新後拾遺和歌集・新続古今和歌集の中で どれが好きですか?
加勢体臭
新加勢体臭
しかし、続後拾遺和歌集なんて読んだことある人間、 世界に何人くらい現存しているのだろう。 おいらも、国歌大観でしか見たこと無いぞ
しかし、二十一代集と言われるわりには、 わりと後期に編集された印象ある新古今集が第8番めなんだよね。 不思議な気がするけど、これは公家が衰退し、古くからの名家として 和歌製作に没頭することが多くなったことを象徴するんだろう。 平安時代いっぱいのように、政治家として忙しければ、 和歌なんて暇な時にしか作れなかっただろうからね。
> わりと後期に編集された印象ある新古今集 わたしゃそういう印象はないなー。 新古今で短くも輝かしい和歌の時代が終わって、 あとは退屈な時代が暗く長く続くようなイメージ。
7さん、「和歌」ではなく、「短歌」としたほうが正確だと思いますよ。 広義の和歌は「五七文」全般を指すでしょうから。 連歌も俳句も、もとをたどると短歌の延長線上にあるからね。 それに「短く」も問題あるんじゃない? 古今集は醍醐天皇の時代、新古今は後鳥羽上皇の時代だもん。 日本のばあい、わりと詩歌の形式に逸り廃れがあるんだよね。 平安時代の4分の3は短歌の黄金時代で、鎌倉後期から連歌が流行、 江戸時代は漢詩と俳句川柳の全盛期だった。正岡子規が 「明治の詩歌に順位を附けると、1位漢詩、2位俳句、3位短歌だった」 と喝破してるのも偶然じゃなく、江戸時代は漢詩が大流行した時期でした。 19世紀、としたほうが正確だろうけどね。 何を以て退屈と感じるかは人次第だけど、 僕は江戸時代の俳句川柳おもしろいと思うけどねー(柳樽とかさ)。 江戸時代後半、詩才のある人は短歌ではなく漢詩に走ったように思えます。 逆に言うと、短歌そのものはすたれていたのでしょう。 狂歌だって、川柳の一角、って感じだもんねえ。 まあ、これはこれでいーんじゃないでしょうか。 中国では唐代に詩の形式が、宋代に詞(ツー)、元代に曲が完成しましたが、 中国のばあい、詩や詞がすたれたわけじゃないみたいですね。 日本で詩型がすたれてしまうのは市場の狭さからでしょうか……? 僕は現代短歌が嫌いな保守的人間ですが、 あれは過去の短歌とはまったく別物だと思ってます。
>平安時代いっぱいのように、政治家として忙しければ、 >和歌なんて暇な時にしか作れなかっただろうからね。 んなこたあない
>>4 続後拾遺和歌集は明治書院の和歌文学大系から校注が出ていて、丸谷才一氏が高く評価していました(毎日新聞書評)。
また、玉葉・風雅のいわゆる京極派の撰集はさかんに研究されてます。玉葉集は岩佐美代子の注釈も出ているし。
> それに「短く」も問題あるんじゃない? なればこそ「イメージ」と申したはずですが。 べつに「短く」が歴史的事実として正しいと思っているわけではありませんよ。
岩佐先生の玉葉全註釈、 パッとしないと思うのは漏れだけ? 論文と著作との「キレ」の差が光る典型だと思うんだけど。
そりゃ、あれだけの和歌に注釈つければ、ああなるよ。
>>12 岩佐先生とは親しいのですが
風雅集の全注釈をご執筆中です
>>10 そりゃそうなんだけど、その全世界的にさ(日本限定でもいいけど)。
でも、結構レスついてきて楽し。
好きなのは古今集
漢字ばっかりで読む気にならないスレですね
>18 糞固定ラウンジから出てくんな
>>20 ミステリーsageされても困る
オススメの小説僕にも教えてください
>21 アントニー・バークリーの第二の銃声。 ・・・・・・ここってミス板とおんなじなんか・・・・・・
『新続古今和歌集』が好きです。
校注とかが一つも出てない和歌集ってあるの?
島崎和歌集
『新拾遺和歌集』が好きどすぇ。
『新千載和歌集』が好きだ。
『続後拾遺和歌集』万歳。
三代集、八代集、十三代集てどういう分け方ですか?
『詞花和歌集』はいいぞ。 勅撰集の中で一番和歌が少ないから・・・・
・
このスレ、何書いてあるのかさっぱりわかんねえ
>>33 日本人は日本文化を知らなすぎる。
能・狂言・歌舞伎?
あんなものは大衆の俗悪文化に過ぎない。
和歌、これこそが日本のハイ・カルチャー。
このスレの内容を理解できないような日本人は国籍は剥奪。
なんて、書いてみたりして。
スレ違いでした。ごめんなさい
酒井和歌集 ふるぅ〜
??????????????????????
二十一代集には入らないけど新葉和歌集ってどうよ?
だめです。
やっと、40。 和歌やってる人って、少ないんだね。
>>40 少ない上に、ネタ振りにくいスレだからね
後撰
とだけ、1行レスが続いてもつまらんし。
42 :
buddhist :02/04/22 23:44
三代集あたりかな、源氏にも引いてるし、正統派って感じだし。晩学の私には文庫本じゃないとつらい。
,、 ,、 γ⌒/^^/^-_ おおおおお・・・ ,ゝ`/~ /~ /~ /⌒ / ̄\ _〈(_)| |~ |~ |~ |~ /^ \_ (丿 /~ /~ /~ /~ /~ /~ /~ /^\ ()/()/~ /~ |~ |~ |~ .|~ |~ |~ /⌒\ へ^〈,|,,、,,|,,、,~|、、、|~,,,,,,,,|~,,,,、〈~,, 〈~ 〈~ |~ | /⌒|_________ //////////////////////////////////////////////////////// /////////////////////////////////////////////////////// /////////////////////////////////////////// ///////////////////////////////////// //////////////////////////
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?
(^^)
(^^)
(^^)
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
数年前書店で岩波の二十一代集CD-ROM索引を見ました. '八代集総索引'購入直後で,コンピュータも使ってなかったので,見送りました. 現在この方面はどうなっているのでしょうか?
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP) このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。 画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。 この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。 任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。
?
>50 国文研サイトで、二十一代集の検索できるよね。 私は普通に国歌大観のCDーROM使っちゃう。
55 :
細江直矢 ◆wIjyOeM5Yk :03/07/01 22:32
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その9●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1016/10165/1016527634.html 341 名前: SF7 投稿日: 02/04/01 03:14 ID:uRitxXOP
>>305 , 329
>でもその盗聴グループを使ってる人もバカですよね。.....
そうそう、社会の構成員はみんな監視されているのよ、いろんな意味で、いろんな手段でね。
盗聴屋や糞制作者だけが監視から免れていると信じていい理由がない。
フジの社員がカリスマ(?)美容師を脅迫した刑事事件では、フジの社員が、右翼という脅迫手段に安直に頼っている。
脅迫を思いついた時点で、ばれたら自分が不利になる、と考えなかった浅はかさには驚く。
誰でもできる幼稚な不正アクセスで得た個人情報を使って空疎な番組を作り続けていると、
リアルとバーチャルの区別が見えなくなって、ワイドドラマと同じように現実も制御できると思いこむのだろうね。
忍風戦隊ハリケンジャーが実在すると信じている、近所の未熟なガキと、頭の中身はおんなじだ。
100位のスレッドにカキコ!
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
58 :
omikuji h143.p494.iij4u.or.jp :03/08/14 18:59
.
一つの歌集について50も語れば、1000逝くのだが・・・・・
100位のスレッドにカキコ
テーマが広すぎるんだよw 『新古今和歌集』のスレッド作った方がレスが多いと思うが・・・・・
200位のスレッドにカキコ!
和歌age
100位のスレッドにカキコ!
確かに60の言うとおりだw
で結局、一番人気のあるのはやっぱり新古今かな。
古今和歌集
後撰和歌集
古希
拾遺和歌集
十二月十三日(土)午後1時半より 白百合女子大学 2号館2007号室 京王線仙川駅(新宿から30分・各停と快速のみ停車)下車、北へ徒歩10分(駅の西陸橋を渡り、甲州街道を渡って一本道) ○家隆家集『壬二集』の編纂過程について―部類歌の形成― 日本大学(非) 茅原雅之 ○催馬楽と和歌 十文字学園女子大学 植木朝子 ○すみれの歌 白百合女子大学 久保田淳 ※蔵書の展示(2号館2001教室・午後1時〜4時)と、研究発表終了後、委員会があります。 久保田淳教授の定年退職記念発表らしい・・・ マルチ御免!
後拾遺和歌集
金葉和歌集
詞花和歌集
千載和歌集
77ゲット!
100位のスレッドにカキコ!
新古今和歌集
新勅撰和歌集
一月十日(土)午後2時より 東洋大学 東洋大学白山校舎 井上記念館(5号館)5B12番教室 都営三田線白山駅、または営団南北線本駒込駅より徒歩5分 ○安積山の歌語り―記紀万葉から源氏物語へ 共立短大 久富木原玲 ○二つの自筆本―十市遠忠『住吉社法楽百首』攷― 埼玉大学 武井和人 ○源俊頼撰『和歌本傳集』―紹介をかねて― 東洋大学 高城功夫 ※図書展観(歌論・歌学書類、正午より、井上記念館1階ラウンジ)があります。 ※研究発表前、午後1時より委員会があります(2号館3階第2会議室)。 ※研究発表終了後、午後6時より、恒例の新年懇親会(2号館16階スカイホール、 会費1般5千円・院生以下3千円 当日受付)があります。多数のご参加をお待ちしています。
続後撰和歌集
続古今和歌集
続新古今和歌集
続拾遺和歌集
新後撰和歌集
玉葉和歌集
200位のスレッドにカキコ!
続千載和歌集
90
続後拾遺和歌集
風雅和歌集
新千載和歌集
風葉和歌集
和歌age
新拾遺和歌集
新後拾遺和歌集
99
100ゲット!
新続古今和歌集
やっと、100を超えたかw
21しか無い物のどれかを言うだけで面白いか?
番号案内
ひとつの集について5レスがあると・・・105になる。
106 :
昔、名無しありけり :04/03/10 22:34
千葉和歌集
万葉和歌集
煩悩
東急
警察
111ゲット!
112 :
昔、名無しありけり :04/03/12 02:53
さいたま和歌集
一向衆
114 :
名無氏物語 :04/03/12 15:45
非 常 召 集
100位のスレッドにカキコ!
116 :
名無氏物語 :04/04/08 09:24
和歌文学会4月関西例会 日時:2004年4月10日(土)14:00〜 場所:八坂神社常磐新殿(東山区祇園町北側625) 内容: *研究発表 京極派和歌における田園 阿尾あすか 道晃聞書から後水尾院御抄へ 海野 圭介 ―古今集後水尾院御抄の成立と伝来をめぐって― 「紫式部集」自撰説存疑 徳原 茂実 *細見美術館にて「やまと心の美―めぐり逢う王朝文学と美術―」展開催(2月17日〜5月9日)を後援。
時報
118 :
名無氏物語 :04/04/10 01:00
図報
消防署
二度目の還暦
100位のスレッドにカキコ!
122 :
名無氏物語 :04/05/01 15:07
和歌age
今だ!セクースしながら123ゲットォ!!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ (゚Д゚ ) (´´ アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´ ⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ ドッコイショ・・・・・・・・・  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;; ∧∧∧∧ (´;; 〃 (>_<*)Д-) 〃 ⊂(。(。 つと| グィッ 〃 > y ) /〜)) .し'し' U 何見てんだゴルァ!!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ パ ∧∧ ∧∧ パ ン (n。n*)゚Д゚) ン (.ノ(し⊂ニノ )) ミナイデェ > y ) /≡〜 .し'し' U
100位のスレッドにカキコ!
125 :
名無氏物語 :04/05/04 18:29
和歌age
全部読破した人いる?
5月15日(土) 午後1時30分より 東京医科歯科大学 お茶の水校舎5号館講堂(4階) JR・地下鉄丸ノ内線お茶の水駅、地下鉄千代田線新お茶の水駅下車、お茶の水門を入って一番奥、本郷通り寄りの正門近くの建物。 清水浜臣『泊■舎集』の画賛 ※「■」はさんずいに「百」 日本女子大学(院) 田代一葉 霊元院仙洞における歌書の書写と『新類題和歌集』編纂 国立歴史民俗博物館(非) 酒井茂幸 ありやの歌−散佚物語『扇流し』をめぐる臆説− 慶応大学 佐々木孝浩 ※研究発表終了後、委員会があります。
128 :
名無氏物語 :04/05/06 20:32
泊洦舎集
今だ!セクースしながら130ゲットォ!!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ (゚Д゚ ) (´´ アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´ ⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ ドッコイショ・・・・・・・・・  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;; ∧∧∧∧ (´;; 〃 (>_<*)Д-) 〃 ⊂(。(。 つと| グィッ 〃 > y ) /〜)) .し'し' U 何見てんだゴルァ!!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ パ ∧∧ ∧∧ パ ン (n。n*)゚Д゚) ン (.ノ(し⊂ニノ )) ミナイデェ > y ) /≡〜 .し'し' U
131 :
名無氏物語 :04/05/14 20:26
国歌大観の勅撰集篇のみもているが、通読してなし
132 :
名無氏物語 :04/05/24 17:52
和歌age
133 :
名無氏物語 :04/05/29 11:14
百人一首スレ、定家厨に埋め立てられてしまいました・・・
100位のスレッドにカキコ!
6月19日(土) 午後1時30分より 日本大学文理学部 百周年記念館(国際会議場) 京王線下高井戸駅から徒歩10分。 『訳和和歌集』の諸本について 日本大学(院) 那須陽一郎 連歌執筆作法書をめぐって−会席の文芸としての連歌− 青山学院大学 廣木一人 平安宮跡出土墨書土器和歌の読解−土器に書かれた恋歌− 神戸大学(名) 藤岡忠美 ※資料展示(午前11時〜午後5時、百周年記念館2階会議室)と、研究発表終了後、委員会があります。
136 :
名無氏物語 :04/06/27 00:38
誰がなんと言おうが、 拾遺和歌集。
7月 関西例会(第85回) 7月3日(土) 午後2時より 相愛大学 厚生施設棟三階小ホール ニュートラム「ポートタウン東」駅から徒歩3分(地下鉄四ツ橋線住之江公園駅または中央線コスモスクエア駅乗換) 顕昭判詞における注釈活動の影響について 松江工業高専 山崎真克 『和歌題林抄』古筆切の検討 愛知淑徳大学(非) 日比野浩信 『堀河百首』の匡房歌について −漢詩文との関わりを中心に− 大阪女子大学 竹下豊 ※当日、貴重図書資料室にて展観(春曙文庫・柿谷文庫など)を行います。 ※終了後、学内食堂にて懇親会を開催いたします。
死んだスレageるなよヴォケ
今だ!セクースしながら140ゲットォ!!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ (゚Д゚ ) (´´ アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´ ⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ ドッコイショ・・・・・・・・・  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;; ∧∧∧∧ (´;; 〃 (>_<*)Д-) 〃 ⊂(。(。 つと| グィッ 〃 > y ) /〜)) .し'し' U 何見てんだゴルァ!!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ パ ∧∧ ∧∧ パ ン (n。n*)゚Д゚) ン (.ノ(し⊂ニノ )) ミナイデェ > y ) /≡〜 .し'し' U
7月例会 7月10日(土) 午後1時30分より 東京成徳短期大学(十条台キャンパス)八号館二階多目的ホール JR十条駅南口下車、ドトールとファミリーマートの間の道を進み、サンクスの先の四つ角を右折し、直進。徒歩五分。 『肥後集』考―歌の特色を中心に― 日本女子大学(院) 高野瀬恵子 『三代集之間事』から『僻案抄』へ ノートルダム清心女子大学(大学院特別研究員) 島村佳代子 『林葉和歌集』諸本再考―古筆切の検討から異本の紹介・考察を経て流布本善本の選出に至る― 国文学研究資料館 久保木秀夫 ※研究発表終了後、委員会があります。
100位のスレッドにカキコ!
143 :
名無氏物語 :04/07/29 14:52
和歌age
100位のスレッドにカキコ!
和歌age
146 :
名無氏物語 :04/08/06 11:51
和歌age
和歌hage
おまいら・・・
100位のスレッドにカキコ!
150
151 :
名無氏物語 :04/08/16 16:01
和歌age
100位のスレッドにカキコ!
153 :
名無氏物語 :04/08/21 14:34
和歌age
100位のスレッドにカキコ!
155 :
名無氏物語 :04/09/02 18:05 ID:Osm/nO/Q
和歌age
156 :
名無氏物語 :04/09/13 10:00:44 ID:/KzQpDZt
100位のスレッドにカキコ!
157 :
名無氏物語 :04/09/14 09:23:29 ID:2QAKgPVB
和歌age
158 :
冬のオイラ :04/09/15 15:07:30 ID:46rDn3X7
パーン _, ,_ パーン パーン_, ,_ ( ・д・) _, ,_パーン ( ・д・) U☆ミ (・д・ ) ⊂彡☆))Д´(☆ミ⊃ パーン , ,∩彡☆ ☆ミ∩, , ( ) パーン ( ) パーン パーン
159 :
名無氏物語 :04/09/27 10:01:36 ID:Ci6RuWeR
100位のスレッドにカキコ!
160 :
名無氏物語 :04/09/27 10:04:33 ID:Ci6RuWeR
160
161 :
名無氏物語 :04/10/12 17:55:24 ID:y0XpcsUk
?
162 :
名無氏物語 :04/10/30 15:11:22 ID:goPIPTB+
和歌age
163 :
名無氏物語 :04/11/07 10:15:50 ID:dg9JkFAE
100位のスレッドにカキコ!
164 :
名無氏物語 :04/11/07 21:17:52 ID:EOPBdYlF
和歌age
165 :
名無氏物語 :04/11/18 20:13:58 ID:8s1AlBxr
100位のスレッドにカキコ!
166 :
名無氏物語 :04/11/18 20:20:09 ID:7wFPbTx+
和歌age
167 :
名無氏物語 :04/11/20 04:47:04 ID:FGYy2clF
11月例会 11月20日(土) 午後1時30分より 星美学園短期大学 図書館棟・大講義室 JR京浜東北線ほか「赤羽」駅下車、北改札西口より新幹線高架沿いに北へ、徒歩十分。 または、地下鉄南北線「赤羽岩淵」駅下車、徒歩八分。 JR「赤羽」駅からバス有「西口5番乗場」より、東京北社会保険病院行き「師団坂通り」下車。 行円法師について 早稲田大学(院) スピアーズ スコット 宣長歌論と国歌八論論争―「歌」語釈を中心として― 学習院大学(院) 谷 佳憲 『新勅撰和歌集』冬歌の「新しさ」 清星美学園短期大学 草野 隆 ※研究発表終了後、委員会があります。
168 :
名無氏物語 :04/11/20 19:48:13 ID:AkWPEbUq
玉葉集と風雅集を読んでみたくて 神保町のいくつかの本屋を回ってみたが 写本を写真でおこした専門家向けの高い本が あっただけで、文庫本とか古典文学集とか 一般人むけのものがまったく見当たらなかった
169 :
名無氏物語 :04/11/22 19:28:56 ID:ChoUZKlH
↑ 国学院? 玉風なら、途中できれているが、折口全集で売ってる 和歌文学大系でも出版計画はあるようだが何時になるかわかんないし、岩波文庫があるにはあるそうだが。 モレは、岩佐タソの抄訳を読んだぐらいだな…
170 :
名無氏物語 :04/11/22 19:30:53 ID:ChoUZKlH
短歌新聞社で文庫だしてくれないかな… あんなワケわからん歌人の歌集よりぜったい売れるぞ
171 :
名無氏物語 :04/11/29 16:10:43 ID:m5Rdz9gW
100位のスレッドにカキコ!
172 :
名無氏物語 :04/11/29 16:17:50 ID:pHxxIJIF
和歌age
173 :
名無氏物語 :04/11/30 16:48:04 ID:phdgB9Hc
昨日ageたのにこんなに落ちてる・・・
174 :
名無氏物語 :04/11/30 16:48:27 ID:phdgB9Hc
age
175 :
名無氏物語 :04/11/30 17:09:52 ID:d5Y7Kt9B
175R
176 :
名無氏物語 :04/12/14 19:04:08 ID:ZwBpYkE/
和歌age
177 :
名無氏物語 :04/12/14 19:11:55 ID:xKSr3Sla
天気予報
178 :
名無氏物語 :04/12/14 19:12:30 ID:xKSr3Sla
因幡
179 :
名無氏物語 :04/12/23 08:58:54 ID:BDUeZQiN
?
180 :
名無氏物語 :04/12/23 09:01:55 ID:BDUeZQiN
三度目の還暦
181 :
名無氏物語 :04/12/23 20:09:48 ID:65OBP1aY
祝
182 :
名無氏物語 :05/01/02 06:47:05 ID:hF2KTBSV
100位のスレッドにカキコ!
183 :
名無氏物語 :05/01/04 11:12:22 ID:adbU3Qw7
9月に「古今和歌集1100年、新古今集800年」の記念切手がでるそうです!
184 :
名無氏物語 :05/01/05 12:03:32 ID:kXuG+k9a
鰯
185 :
和歌文学会 :05/01/06 09:50:10 ID:y/9Z2ZB9
1月例会 2005年1月8日(土) 午後2時より 慶応大学三田キャンパス 西校舎五一七教室 JR「田町」駅、地下鉄浅草線・三田線「三田」駅、地下鉄大江戸線「赤羽橋」駅下車、徒八分 和歌会作法について―二条流『和歌会席作法秘伝』を中心に― 青山学院大学(院) 山本啓介 西行の和歌および周辺の人物等に関する二、三の知見―覚雅と西住・「空也上人持言」のことなど― 国文学研究資料館 落合博志 和歌から〈焼畑〉を考える 慶応大学 川村晃生 ※小展示「八代集の古筆切」(西校舎五一一教室、発表会場のそば、一二時半〜午後四時まで)があります。 ※研究発表前、午後一時より委員会があります(西校舎五一三教室)。 ※研究発表終了後、午後六時より新年懇親会(会費 一般五千円・院生以下三千円 当日受付)があります。多数のご参加をお待ちしています。
186 :
名無氏物語 :05/01/06 13:13:13 ID:ieXGveBu
うわぁ行きてぇ って研究会あるから逝けないけどNE…
187 :
名無氏物語 :05/01/06 17:34:59 ID:gBTCuh+O
岩魚
188 :
名無氏物語 :05/01/18 17:12:11 ID:Oqc9JWYE
和歌age
189 :
名無氏物語 :05/01/31 17:57:02 ID:QijXkFK+
100位のスレッドにカキコ!
190 :
名無氏物語 :05/01/31 17:57:44 ID:QijXkFK+
190
191 :
名無氏物語 :05/02/01 15:57:58 ID:zrKoaLWD
和歌age
192 :
名無氏物語 :05/02/07 00:05:02 ID:82+n8eV5
あげ
193 :
名無氏物語 :05/02/10 16:44:56 ID:iDwoa8O3
100位のスレッドにカキコ!
194 :
名無氏物語 :05/02/10 16:58:47 ID:njC57k4K
和歌age
195 :
名無氏物語 :05/02/17 15:39:54 ID:itxgRVxp
100位のスレッドにカキコ!
196 :
名無氏物語 :05/02/19 07:05:46 ID:vtvDkqRz
和歌age
197 :
名無氏物語 :05/02/20 00:22:51 ID:jNZDgfcc
どうして「新葉集」は、二十一代集に含まれないのですか?
198 :
名無氏物語 :05/02/20 10:49:58 ID:hirpFoxb
>>197 第一の理由は入れたら二十二代集になっちゃうから。
第二の理由は勅撰集じゃないから。
199 :
名無氏物語 :05/02/20 18:00:25 ID:GYe4G4Vd
南朝によって勅撰の扱いを受けたのでは?
200 :
名無氏物語 :05/02/21 09:21:44 ID:0zWhr+59
200ゲット
201 :
名無氏物語 :05/03/06 22:26:01 ID:F4Z4DOIc
202 :
名無氏物語 :05/03/07 11:00:02 ID:K9W66zA3
>>199 准勅選だ。しかも南朝自体が正統ではない。
203 :
名無氏物語 :05/03/07 11:04:42 ID:K9W66zA3
『新葉集』を勅選集に入れるなら北朝の五集は除かなければ ならないからやはり二十二代集にはならない。
204 :
名無氏物語 :05/03/07 14:47:52 ID:RbssY49R
南朝が正統とされたのは大正時代。
205 :
名無氏物語 :05/03/20 18:02:59 ID:+GACjiTh
100位のスレッドにカキコ!
206 :
名無氏物語 :05/03/20 21:42:23 ID:w1vjRASO
>>204 明治44年明治天皇の勅裁で南朝正統と定められた。
207 :
名無氏物語 :2005/05/09(月) 16:09:03 ID:WbhsqB2J
200位のスレッドにカキコ!
208 :
名無氏物語 :2005/05/09(月) 16:09:46 ID:WbhsqB2J
一歌集につき10レスあれば210まで逝くのだが・・・
209 :
名無氏物語 :2005/05/16(月) 17:17:51 ID:lCd15j+M
209
210 :
名無氏物語 :2005/05/16(月) 17:18:19 ID:lCd15j+M
ニート
211 :
名無氏物語 :2005/05/23(月) 17:07:43 ID:amqETH9E
100位のスレッドにカキコ!
212 :
名無氏物語 :2005/05/28(土) 12:08:59 ID:TXaJ2dPs
200位のスレッドにカキコ!
213 :
名無氏物語 :2005/05/30(月) 14:14:11 ID:kqy++Jhf
あげ
214 :
名無氏物語 :2005/05/30(月) 15:46:46 ID:vryT5BZr
ここまで和歌が一首も書かれていないのか?
215 :
名無氏物語 :2005/06/21(火) 16:49:05 ID:6Zy9SA9h
そして・・・
216 :
名無氏物語 :2005/06/21(火) 16:49:24 ID:6Zy9SA9h
煩悩の二倍!
217 :
名無氏物語 :2005/06/30(木) 09:58:31 ID:oa7sNypc
100位のスレッドにカキコ!
218 :
名無氏物語 :2005/07/26(火) 16:05:24 ID:/aD9ql38
200位のスレッドにカキコ!
219 :
名無氏物語 :2005/08/01(月) 22:56:16 ID:+ui2MEvw
ことしは 古今集と新古今集 買うよ
220 :
名無氏物語 :2005/08/02(火) 15:52:54 ID:LHXJ5bn0
220
221 :
名無氏物語 :2005/08/08(月) 06:54:15 ID:RKwpW2Nc
100位のスレッドにカキコ!
222 :
名無氏物語 :2005/08/08(月) 06:55:25 ID:aZebZlmX
222ゲット!
223 :
名無氏物語 :2005/08/08(月) 06:56:09 ID:aZebZlmX
残り777ゲット!
224 :
名無氏物語 :2005/08/08(月) 07:02:47 ID:+3H9FPd/
2005年8月8日 午後1時〜 古今集成立1100年記念シンポジウム 「古今集−注釈から伝授へ−」 古今集成立1100年を記念し、東常縁ゆかりの古今伝授の里において、古今集の注釈・伝授に関すること、古今伝授とは何だったのか、その本質を明らかにします。 【内容】 基調講演 演題 「古今伝授以前」−講師:大阪女子大学教授 片桐洋一 パネルディスカッション 「古今集−注釈から伝授へ−」 パネラー 大阪大学 海野圭介 跡見学園女子大学 川平ひとし 熊本県立大学 鈴木 元 コーディネーター 大阪大学名誉教授 島津忠夫 【会場】 大和生涯学習センター 岐阜県郡上市大和町剣 入場は無料です。古今集や古今伝授に興味のある方は、どうぞ! 【展観(同時開催)】 古今伝授の里フィールドミュージアム 東氏記念館・大和文化財展示館にて貴重本の展示を開催します。 @ 東氏記念館所蔵貴重本 A 島津忠夫蔵貴重本 B 甲子庵文庫蔵貴重本(梅林文庫蔵=故浜千代清旧蔵) ・主催:郡上市、古今伝授の里フィールドミュージアム ・共催:和歌文学会 ・後援:郡上市教育委員会/大和文化協会
225 :
名無氏物語 :2005/08/12(金) 21:19:54 ID:6aUmuNj6
古今集&新古今集の記念切手が9月1日に発行されますね。
226 :
名無氏物語 :2005/08/14(日) 09:29:47 ID:+UGPrnwe
226事件
227 :
名無氏物語 :2005/08/21(日) 08:45:10 ID:6ZnBI9LO
>>225 金葉集とか詞花集じゃ切手は発行できませんねw
228 :
名無氏物語 :2005/09/15(木) 10:12:07 ID:bb2gl2Ui
和菓子の箱に「古今和菓集」というシールが貼ってあった・・・・・
229 :
名無氏物語 :2005/09/15(木) 10:28:33 ID:Mla4vmVX
230 :
名無氏物語 :2005/09/15(木) 16:13:33 ID:8YfXs9sb
古今集&新古今集記念の年 記念のイベントたくさんあるのに盛り上がらないね・・・
231 :
名無氏物語 :2005/09/18(日) 17:32:22 ID:0sdzg1AO
和歌age
232 :
名無氏物語 :2005/09/20(火) 17:48:50 ID:8LvN9Ygo
切手発売記念age!
233 :
名無氏物語 :2005/10/13(木) 17:21:55 ID:Va7r+RJv
234 :
名無氏物語 :2005/10/27(木) 16:33:43 ID:ic/jP8eN
頑張れ!
235 :
名無氏物語 :2005/10/29(土) 08:51:41 ID:zerHV0Ub
和歌文学会age
236 :
名無氏物語 :2005/10/31(月) 16:33:38 ID:ujRE2GHm
五島美術館の特別展、八代集がメインだが凄く良かったぞ!
237 :
名無氏物語 :2005/11/01(火) 17:54:28 ID:mWTncgQd
いまいち、盛り上がらないな・・・
238 :
名無氏物語 :2005/11/07(月) 09:19:55 ID:ZlH1HC05
up
239 :
名無氏物語 :2005/11/14(月) 20:51:45 ID:+sy7Oc+p
和歌age
240 :
名無氏物語 :2005/11/16(水) 10:16:32 ID:k8rdOpfB
やっと240・・・四度目の還暦・・・ですね・・・
241 :
名無氏物語 :2005/11/18(金) 05:59:12 ID:pC9eNIh/
和歌文学会11月例会 2005年11月19日(土) 午後1時半より 日本大学文理学部図書館内オーバルホール 京王線 下高井戸駅下車 徒歩十分。 「和歌書様」「和歌会次第」について 日本大学(院) 鹿野しのぶ 藤原忠通の和歌表現について 立正大学(院) 布村浩一 後藤重郎氏旧蔵 坂上本『新古今和歌集』について 鶴見大学(非) 石澤一志 *資料展示を予定しています(12時〜17時 図書館内展示ホール) *研究発表終了後、委員会があります。
242 :
名無氏物語 :2005/11/19(土) 10:05:30 ID:iXxAAVl+
本日、和歌文学会age!
243 :
名無氏物語 :2005/11/22(火) 18:29:25 ID:1Dt1Ky3J
春霞たつやおそきと山川の岩間をくぐる音きこゆなり(後拾遺13)
244 :
名無氏物語 :2006/01/06(金) 13:16:41 ID:V2AOXMhB
今日といへば唐土までも行く春を都にのみと思ひけるかな(新古今・藤原俊成)
245 :
名無氏物語 :2006/01/06(金) 13:31:34 ID:F7p+DJBs
大井河すさきの葦はうづもれて波にうきたる雪の一村(玉葉971)
246 :
名無氏物語 :2006/01/06(金) 13:50:54 ID:rr7/7cGv
――あなたはこの板を知っていますか?
ペット苦手板、通称ペット虐待板。
http://c-others.2ch.net/test/-/cat/1 2chの中でも有数の悪板。
ここでは日々猫や犬、その他のペットが理由もなく虐待者に傷つけられ、その報告に住人は興奮し、
さらに虐待が増長されてゆきます。
猫や犬の虐待は日常茶飯事。酷い時には意味もなくその命すら奪われました。
ある猫は首を切られ、ある犬は足を切られる。
そんな我々が目を背けたくなるような光景さえ彼らには興奮の種でしかないのです。
この板からは既に逮捕者も出ています。
ネタスレ・クソスレ・愛護スレを立てたり、関係ないスレを優勢的に上げるなどで構いません。
既にVIP・ラウンジ、その他各板から協力者が集まっています。
この板を2chから消し去るために皆さんの力をお貸し願えませんか?
http://j.pic.to/3gfxv
247 :
名無氏物語 :2006/01/07(土) 06:46:09 ID:I7+wf4WN
敷島ややまと島ねの朝霞もろこしまでも春は立つらし(後嵯峨院[続後撰])
248 :
名無氏物語 :2006/01/09(月) 09:38:06 ID:O8hb64OW
ここのめぐり春はむかしにかはりきて面影かすむけふの夕ぐれ(風雅2039)
249 :
名無氏物語 :2006/01/10(火) 17:47:40 ID:flBlIrm1
心ありて見るとしもなき難波江の春のけしきは惜しくもあるかな(風雅)
250 :
名無氏物語 :2006/01/10(火) 18:04:01 ID:ADVyTXVW
何となく涙の玉やこぼれけん峰の木の実をひろふ袂に(新続古今和歌集)
251 :
名無氏物語 :2006/01/12(木) 01:32:38 ID:uNyg6zZa
はるかなるほどは雲ゐの月日のみ思はぬなかにゆきめぐりつつ(新勅撰999)
252 :
名無氏物語 :2006/01/12(木) 16:44:30 ID:4BmQnjjU
明けぬれば暮るるものとはしりながらなほ恨めしき朝ぼらけかな(後拾遺672)
253 :
名無氏物語 :2006/01/12(木) 17:04:10 ID:4BmQnjjU
かへるさの道やは変はる変はらねどとくるにまどふ今朝の淡雪(後拾遺671)
254 :
名無氏物語 :2006/01/14(土) 10:10:32 ID:dG7Eq07v
過ぎにけり軒のしづくは残れども雲におくれぬ夕立の雨(新続古今267)
255 :
名無氏物語 :2006/01/15(日) 15:30:13 ID:8GNb/w7g
たえぬるか相坂山のさねかづら知られぬ程を何嘆きけん(源兼康[新後撰])
256 :
名無氏物語 :2006/01/16(月) 15:40:39 ID:mP/StFW4
雲ゐよりちりくる雪はひさかたの月のかつらの花にやあるらむ(新勅撰・藤原清輔)
257 :
名無氏物語 :2006/01/17(火) 17:37:06 ID:wO+l3Bwn
花にあかぬなげきはいつもせしかども今日のこよひににる時はなし(新古105)
258 :
名無氏物語 :2006/01/19(木) 15:30:34 ID:RP2TMAUv
この世には又なぐさめもなきものを我をばしるや秋のよの月(藤原俊成・新千載和歌集)
259 :
名無氏物語 :2006/01/21(土) 09:57:22 ID:6JcshA3s
いかでわれ人をわすれん忘れゆく人こそかくは恋しかりけれ(風雅1343)
260 :
名無氏物語 :2006/01/26(木) 02:32:04 ID:LSO2kNn6
秋萩のさき散る野辺の夕露にぬれつつ来ませ夜はふけぬとも(新古333)
261 :
名無氏物語 :2006/01/27(金) 01:59:04 ID:yizgoKMu
よろづ代をちぎりそめつるしるしにはかつがつけふの暮ぞ久しき(千載797)
262 :
名無氏物語 :2006/01/30(月) 01:17:49 ID:S9Lwb8kq
心うつるなさけいづれとわきかねぬ花ほととぎす月雪のとき(玉葉・永福門院)
263 :
名無氏物語 :2006/02/01(水) 22:08:26 ID:Zrg4s3Hh
今もなほわが立つ杣の朝がすみ世におほふべき袖かとぞみる(新千載1664)
264 :
名無氏物語 :2006/02/02(木) 16:09:14 ID:wx1CtdJW
ほのぼのと花のよこ雲あけそめて桜にしらむみよしのの山(西園寺公経「玉葉集」)
265 :
名無氏物語 :2006/02/05(日) 02:57:11 ID:ngZfsyYJ
266 :
名無氏物語 :2006/02/06(月) 16:40:23 ID:pu+zYT7B
まよひこし心の闇をしるべにて子を思ふ道に月をみる哉(玄覚[新続古今])
267 :
名無氏物語 :2006/02/08(水) 02:38:04 ID:1cUJJliI
遠近の風とぞ今はなりなましかひなき物は我が身なりけり(新続古今1559)
268 :
名無氏物語 :2006/02/09(木) 16:42:26 ID:xSSYe8xC
あれはてし難波の里の春風にいまはたおなじ梅がかぞする(慶雲[新続古今])
269 :
名無氏物語 :2006/02/09(木) 17:55:10 ID:hAel2iAC
難波なる身をつくしてもかひぞなき短き蘆の一夜ばかりは(藤原定家[続後拾遺])
270 :
名無氏物語 :2006/02/10(金) 14:14:54 ID:RtF/vgHM
わかれてふことは色にもあらなくに心にしみてわびしかるらむ(紀貫之「古今集」)
271 :
名無氏物語 :2006/02/14(火) 19:12:31 ID:JbP/q1iA
夏衣うすくはさらに思はぬをひとへに人のつらしと言ふらむ(続後拾遺950)
272 :
名無氏物語 :2006/02/17(金) 21:18:51 ID:+Qc2Pr3H
昨日みし夢かとぞ思ふ寝ざめして昔をしのぶあかつきの空(新続古今1969)
273 :
名無氏物語 :2006/02/18(土) 02:18:28 ID:XuVaOez7
なにかその心の外にしをりせん立ちかへるべき恋路ならねば(新続古今1024)
274 :
名無氏物語 :2006/02/28(火) 18:37:17 ID:+ZL7sXiE
うき世をば花みてだにと思へどもなほすぎがたく春風ぞふく(続古今1515)
275 :
名無氏物語 :2006/03/03(金) 20:25:55 ID:viZ0pW+F
霧たちて秋はてぬめり紅葉ばも風の心にまかせてやみん(新続古今593)
276 :
名無氏物語 :2006/03/07(火) 10:27:57 ID:zKL0zqP6
二十一代集をまとめて語るのには無理があると思うのだが・・・・・
277 :
名無氏物語 :2006/03/09(木) 17:22:22 ID:WZQ/ZHMf
思ふどちひとりびとりが恋ひ死なばたれによそへて藤衣きん(「古今」読人不知)
278 :
名無氏物語 :2006/03/14(火) 09:05:34 ID:CqolbIOF
旅人の朝たつ後や積るらん跡こそ見えね野辺の白雪(小倉実教[新続古今])
279 :
名無氏物語 :2006/03/15(水) 14:53:59 ID:JIg78yqW
いまはわれ月もながめじはれやらぬ心たぐはばくもりもぞする(徳大寺実定「続古今集」)
280 :
名無氏物語 :2006/03/19(日) 18:17:12 ID:lNu9mR/P
秋の夜を事ぞともなく明けぬとは七夕つめや思ひしるらん(藤原親子[新続古今])
281 :
名無氏物語 :2006/03/19(日) 18:33:14 ID:lNu9mR/P
八十まで我が身世にふる恨みさへ積りにけりな花の白雪(浄弁[新続古今])
282 :
名無氏物語 :2006/03/21(火) 18:56:37 ID:D4UjQRsE
ぬれつつもとふべき人の心かはそをだにくもれむら雨の空(新続古今1233)
283 :
名無氏物語 :2006/03/22(水) 13:34:56 ID:N8uXXqHj
妹が島かたみのうらのさ夜千鳥おも影そへて妻や恋ふらむ(よみ人しらず「新続古今集」)
284 :
名無氏物語 :2006/03/25(土) 06:55:10 ID:2ymfQMTt
風ふけば花さくかたへ思ひやる心をさへもちらしつるかな(新千載122)
285 :
名無氏物語 :2006/03/32(土) 03:32:42 ID:rjSKYasY
天の川川音すみて彦星の妻迎へ舟まつや久しき(土御門院小宰相[新続古今])
286 :
名無氏物語 :2006/04/08(土) 03:28:09 ID:cs1LiUoY
古郷の人の面かげ月にみて露わけあかすまののかや原(宗尊親王[新続古今])
287 :
名無氏物語 :2006/04/14(金) 02:12:41 ID:PB90zCZH
age
288 :
名無氏物語 :2006/04/23(日) 16:47:00 ID:6Md0gpnL
さてもいかに岩垣沼のあやめ草あやめもしらぬ袖の玉水(後鳥羽院[新続古今])
289 :
名無氏物語 :2006/05/09(火) 15:55:58 ID:5wqwotvT
明石潟塩風あらき夕波に遠島かけてたづ鳴きわたる(祝部成胤[新続古今])
290 :
名無氏物語 :2006/05/15(月) 15:40:57 ID:B9G2QSfC
みがきなす光もうれしはちす葉のにごりにしまぬ露のしら玉(洞院公賢[風雅])
291 :
名無氏物語 :2006/05/22(月) 16:03:47 ID:hymFPD7h
かくしつつうき身消えなばありし夜の夢をはかなみあはれとをみよ(公経[新続古今])
292 :
名無氏物語 :2006/05/27(土) 08:36:33 ID:GDLw0UzD
くりためて今朝や氷に結ぶらん清滝河の瀬々の白糸(行意[新続古今])
293 :
名無氏物語 :2006/05/29(月) 16:28:08 ID:VkQHZntj
春ふかくなりゆく草のあさみどり野原の雨はふりにけらしも(新後拾遺639)
294 :
名無氏物語 :2006/05/29(月) 17:01:21 ID:4CVVM1DL
荒れにけり籬の苔の深緑たがぬぎかけし衣なるらん(後嵯峨院[新続古今])
295 :
名無氏物語 :2006/06/04(日) 02:06:44 ID:Kw3xxZc/
雪とのみさそふもおなじ河風に氷りてとまれ花の白浪(飛鳥井雅世[新続古今])
296 :
名無氏物語 :2006/06/07(水) 17:35:13 ID:ZSYzkcFG
朽ち残る板田の橋もかよふなりたえにし中を何にかけまし(二条満基[新続古今])
297 :
名無氏物語 :2006/06/08(木) 14:08:11 ID:7mV6oLFy
鶯のやどの花だに色こくは風にしらせでしばしまたなむ(新千載56)
298 :
名無氏物語 :2006/06/12(月) 07:50:26 ID:4+7ByoMm
月も今み山いづらし時鳥ふけゆく空に声のきこゆる(後花園天皇[新続古今])
299 :
名無氏物語 :2006/06/13(火) 01:05:02 ID:kVjbVMFU
妹が島かたみのうらのさ夜千鳥おも影そへて妻や恋ふらむ(よみ人しらず「新続古今集」)
300 :
名無氏物語 :2006/06/13(火) 01:27:06 ID:Jenz/lMB
301 :
名無氏物語 :2006/06/13(火) 01:57:40 ID:nvQBt64B
音に聞く田子の浦波それならで恋すてふ名のたたぬ日ぞなき(静仁法親王[新続古今])
302 :
名無氏物語 :2006/06/18(日) 05:00:46 ID:qTNh/L9M
春をあさみ旅の枕にむすぶべき草葉もわかきころにもあるかな(新続古今921)
303 :
名無氏物語 :2006/06/19(月) 07:58:11 ID:l1lUSv87
いとどしくなげかしき世を神な月旅の空にもふる時雨かな(新続古今929)
304 :
名無氏物語 :2006/07/01(土) 01:05:04 ID:vbCzzK3V
たまさかにあふことの葉もかれぬれば冬こそ恋の限なりけれ(藤原俊忠[新続古今])
305 :
名無氏物語 :2006/07/06(木) 14:31:39 ID:3aZ3/f/9
かすむより緑もふかし真菰生ふる美豆の御牧の春の河浪(藤原雅経[新続古今])
306 :
名無氏物語 :2006/07/08(土) 19:47:14 ID:4XSDP6+P
この世にはつれなき恋に身をかへて長くやはれぬ闇にまよはん(後醍醐院少将内侍[新続古今])
307 :
名無氏物語 :2006/07/11(火) 17:07:55 ID:93pwwU28
とへかしな玉串の葉にみがくれてもずの草ぐきめぢならずとも(続古今1759)
308 :
名無氏物語 :2006/07/13(木) 14:07:27 ID:MjIazbNZ
霧はれぬ花野の小萩さきにけり行きかふ人の袖にほふまで(新続古今399)
309 :
名無氏物語 :2006/07/27(木) 07:53:30 ID:E7nvITeN
あげ
310 :
名無氏物語 :2006/07/30(日) 02:01:30 ID:TAe83Puw
きく人もなくて時雨や過ぎぬらんかり田の庵に雲ぞかかれる(新続古今1765)
311 :
名無氏物語 :2006/07/30(日) 02:20:23 ID:A9RVKHwS
◆相関図◆ (派遣パチ屋の社宅が自宅) (離婚) パチ屋 ━┳━ パチ屋 水商売の母(40) ┳ ・・・・・・・・・ 8○3組長(宮川) ┃ ┏━━━╋━━┓ ┃ ┃ ┃ 姉(2000年集団レイプの主犯格) ┃ 友達 ┃ ┃ 現在は結婚して家を出る ┃ ┌――→ 兄(16)トビ職 ┃ 肉体関係 ┃ ↓ ┃ 一応友達/嫌い 別の ←――― 岡田(15)♂ ←――――→ なお(13)♀ ――――――→ かな♀ 少女(16.) ┃ 岡田健太郎 元カップル 清水直. ←―――――― ↑| ┃ |↑ 妊娠 . ↑ |↑ 好き(レズ). || ┃ .好き||彼氏 | || || ┃ 彼女||ヤリチン | .好き||DQN. || 2才の子供 ↓| | ↓| 嫌い. || (養護施設) リスカ友達| 好き? || まりよ♀ ←―――――――┘ 田口センパイ♂ ―――――――┘| ↑ │ └──────────────────────────┘ 岡田となおの関係をチクる
312 :
名無氏物語 :2006/07/31(月) 16:54:46 ID:ZWZPweXL
なにかその心の外にしをりせん立ちかへるべき恋路ならねば(新続古今1024)
313 :
名無氏物語 :2006/08/01(火) 17:12:29 ID:ijoEldm5
しはつ山風吹きすさぶならの葉にたえだえのこる日ぐらしのこゑ(新続古今1690)
314 :
名無氏物語 :2006/08/04(金) 17:10:08 ID:zDC7Ld5o
昨日みし夢かとぞ思ふ寝ざめして昔をしのぶあかつきの空(新続古今1969)
315 :
名無氏物語 :2006/08/07(月) 16:45:57 ID:tcKJk+qK
思ひ寝に我が心からみる夢もあふ夜は人のなさけなりけり(新続古今1318)
316 :
名無氏物語 :2006/08/09(水) 01:42:20 ID:NqN2RB39
いざさらばこん世をかねて契りおかん限りもしらぬ月の光に(新続古今2035)
317 :
名無氏物語 :2006/08/14(月) 15:25:04 ID:Yt01f/Gt
我はただ来ん世の闇もさもあらばあれ君だに同じ道に迷はば(新続古今1292)
318 :
名無氏物語 :2006/08/15(火) 02:00:23 ID:5limDj3J
さびしさをとひこぬ人の心まであらはれそむる雪の明ぼの(宮内卿[新続古今])
319 :
名無氏物語 :2006/08/15(火) 02:01:43 ID:5limDj3J
吉野川こほりとけ行く春風にあらはれそむる波の初花(式乾門院御匣[新続古今])
320 :
名無氏物語 :2006/08/15(火) 02:03:24 ID:5limDj3J
ふりつみしこぞの白雪むら消えてあらはれそむる野べの通路(日野俊光[新続古今])
321 :
名無氏物語 :2006/08/18(金) 11:53:26 ID:a+B8nyrB
おのづからまどろむ程に忘らるる恋を夢こそおどろかしつれ(新続古今1314)
322 :
名無氏物語 :2006/08/25(金) 12:46:19 ID:zO4rSPuf
かすむより緑もふかし真菰生ふる美豆の御牧の春の河浪(藤原雅経[新続古今])
323 :
名無氏物語 :2006/08/29(火) 14:26:26 ID:BpwR6MXK
さてもいかに岩垣沼のあやめ草あやめもしらぬ袖の玉水(後鳥羽院[新続古今])
324 :
名無氏物語 :2006/08/31(木) 16:30:02 ID:uG+2kEjr
志賀の浦やよせてかへらぬ浪のまに氷うちとけ春はきにけり(新続古今2)
325 :
名無氏物語 :2006/08/31(木) 16:30:38 ID:uG+2kEjr
春さむみ猶ふきあげの浜風にかすみもはてぬ紀ぢの遠山(新続古今29)
326 :
名無氏物語 :2006/08/31(木) 16:31:26 ID:uG+2kEjr
雪とのみさそふもおなじ河風に氷りてとまれ花の白波(新続古今162)
327 :
名無氏物語 :2006/08/31(木) 16:32:12 ID:uG+2kEjr
水無瀬山玉をみがきし跡とめて忘れぬ郷と月やすむらん(新続古今458)
328 :
名無氏物語 :2006/08/31(木) 16:32:47 ID:uG+2kEjr
今朝は猶ははその色もうす霧のしたにまたるる佐保の山風(新続古今546)
329 :
名無氏物語 :2006/08/31(木) 16:33:32 ID:uG+2kEjr
又むすぶ契りもしらで消えかへる野上の露のしののめの空(新続古今1338)
330 :
名無氏物語 :2006/09/03(日) 01:49:33 ID:I6KFALI4
くれぬまにわけつる雲は跡もなし月にぞこゆる峰のかけはし(新続古今957)
331 :
名無氏物語 :2006/09/04(月) 19:05:56 ID:Xj0Unp25
あふちさくそとものこかげ露おちて五月雨はるる風わたるなり(藤原忠良「新古今集」)
332 :
名無氏物語 :2006/09/06(水) 21:18:48 ID:kXJvqezY
過ぎにけり軒のしづくは残れども雲におくれぬ夕立の雨(新続古今267)
333 :
名無氏物語 :2006/09/06(水) 21:19:48 ID:kXJvqezY
しづかなる心しすめば山かげに我が身涼しき夏の夕ぐれ(新続古今330)
334 :
名無氏物語 :2006/09/08(金) 06:34:50 ID:q/aBkbJf
物おもふ雲のはたてになきそめてをりしもつらき秋の雁がね(新続古今524)
335 :
名無氏物語 :2006/09/09(土) 18:34:39 ID:SMLvng0f
生る日にこの術あらば醜郎も美男にならん首の入れ替
336 :
冬のオイラ :2006/09/09(土) 23:54:59 ID:wfx3giXe
民事訴訟だと過失の立証を訴えた側がやらなきゃいけない。 ↓ だからカルテの開示を遺族とかがする。 ↓ 医者が後ろめたいことないからカルテを開示する。 ↓ 遺族カルテを読んでなんら過失がないことを知る。 ↓ 遺族、「過失がないはずがない。医者は何か隠蔽してるに決まってる。我々では調べられない何かが 裏にあるに決まってる。」 ↓ そこで捜査件のある警察・検察に訴える ↓ 片岡に代表されるように検察は功名心の塊。 ↓ 刑事訴訟 ↓ 長い長い裁判で当然無罪 ↓ 遺族、「おかしい、裁判所は事実を誤認している。天国の子供も医者を有罪にして欲しいと言っている。」 ↓ 控訴が続く。日本は三審制 というのが最近の流行だそうです。 もうどうにも止まりません。w
337 :
名無氏物語 :2006/09/10(日) 02:49:24 ID:kgD00fDr
きのふこそ夏は暮れしか朝戸出の衣手さむし秋の初風(源実朝「新続古今和歌集」)
338 :
名無氏物語 :2006/09/14(木) 15:39:09 ID:yjfi+0KJ
命やはあだのおほ野の草枕はかなき夢もをしからぬ身を(順徳院[新続古今])
339 :
名無氏物語 :2006/09/21(木) 02:56:21 ID:rkepxLfW
まさかきの春のみどりの色なれや霞ぞにほふあまのかぐ山(新続古今9)
340 :
名無氏物語 :2006/09/21(木) 03:01:38 ID:rkepxLfW
榊とる卯月きぬらし子規そのかみ山にゆふかけてなく(新続古今246)
341 :
名無氏物語 :2006/09/21(木) 03:03:33 ID:rkepxLfW
その色とわかぬあはれもふか草や竹のは山の秋の夕ぐれ(新続古今425)
342 :
名無氏物語 :2006/09/22(金) 19:42:43 ID:VRxpZ8/Q
花も皆ちりにし宿の深緑をしまぬ色を春雨ぞふる(順徳院[新続古今])
343 :
名無氏物語 :2006/09/23(土) 01:28:04 ID:slz5hi+J
雪とのみさそふもおなじ河風に氷りてとまれ花の白浪(飛鳥井雅世[新続古今])
344 :
名無氏物語 :2006/10/07(土) 09:17:51 ID:IuAr9iR7
まよひこし心の闇をしるべにて子を思ふ道に月をみる哉(玄覚[新続古今])
345 :
名無氏物語 :2006/10/10(火) 14:49:31 ID:lCNfrvpS
夕暮の空こそ今はあはれなれ待ちも待たれし時ぞと思へば(玉葉1785)
346 :
名無氏物語 :2006/10/13(金) 01:08:26 ID:wMx5Pnoa
あひみしはありしうつつを限にて今は夢にもことのはぞなき(九条教実「新続古今集」)
347 :
名無氏物語 :2006/10/13(金) 18:21:07 ID:82geZcww
つひにさて逢はで此世を過してはたがつれなさの名をか残さん(洞院公宗母[新続古今])
348 :
名無氏物語 :2006/10/14(土) 02:49:50 ID:klMIyKS2
朽ち残る板田の橋もかよふなりたえにし中を何にかけまし(二条満基[新続古今])
349 :
名無氏物語 :2006/10/14(土) 02:51:19 ID:klMIyKS2
みどりなる外山の松のたえまよりあらはれてさく花桜かな(衣笠家良[新続古今])
350 :
名無氏物語 :2006/10/15(日) 21:11:32 ID:ddoCU49S
あれはてし難波の里の春風にいまはたおなじ梅がかぞする(慶雲[新続古今])
351 :
名無氏物語 :2006/10/27(金) 15:44:42 ID:uEIp2zEI
月も今み山いづらし時鳥ふけゆく空に声のきこゆる(後花園天皇[新続古今])
352 :
名無氏物語 :2006/11/01(水) 14:27:45 ID:nDMk8vVX
音に聞く田子の浦波それならで恋すてふ名のたたぬ日ぞなき(静仁法親王[新続古今])
353 :
名無氏物語 :2006/11/07(火) 18:52:04 ID:0ES670xw
?(´・ω・`)
354 :
名無氏物語 :2006/11/17(金) 08:09:17 ID:msJOQG+X
たまさかにあふことの葉もかれぬれば冬こそ恋の限なりけれ(藤原俊忠[新続古今])
355 :
名無氏物語 :2006/11/26(日) 17:57:22 ID:FJGWYE++
かすむより緑もふかし真菰生ふる美豆の御牧の春の河浪(藤原雅経[新続古今])
356 :
名無氏物語 :2006/11/28(火) 07:58:17 ID:oNyReVLf
この世にはつれなき恋に身をかへて長くやはれぬ闇にまよはん(後醍醐院少将内侍[新続古今])
357 :
名無氏物語 :2006/11/29(水) 02:40:27 ID:rrnIvSC2
さてもいかに岩垣沼のあやめ草あやめもしらぬ袖の玉水(後鳥羽院[新続古今])
358 :
名無氏物語 :2006/12/01(金) 23:37:20 ID:2STFj8nE
みどりなる外山の松のたえまよりあらはれてさく花桜かな(衣笠家良[新続古今])
359 :
名無氏物語 :2006/12/17(日) 02:08:03 ID:iBBdFr+H
旅人の朝たつ後や積るらん跡こそ見えね野辺の白雪(小倉実教[新続古今])
360 :
名無氏物語 :2006/12/18(月) 03:40:11 ID:NnXDW4QY
吉野川こほりとけ行く春風にあらはれそむる波の初花(式乾門院御匣[新続古今])
361 :
名無氏物語 :2006/12/18(月) 18:06:08 ID:UFWzfIZp
ふりつみしこぞの白雪むら消えてあらはれそむる野べの通路(日野俊光[新続古今])
362 :
名無氏物語 :2006/12/18(月) 18:09:24 ID:b9sv5MI/
遠近の風とぞ今はなりなましかひなき物は我が身なりけり(新続古今1559)
363 :
名無氏物語 :2006/12/18(月) 18:10:14 ID:b9sv5MI/
しほれふすまがきの霜の下荻や音せし風の秋の故郷(新続古今647)
364 :
名無氏物語 :2006/12/18(月) 18:11:03 ID:b9sv5MI/
かすみつる空こそあらめ草の原おちてもみえぬ夕雲雀かな(新続古今182)
365 :
名無氏物語 :2006/12/18(月) 18:11:39 ID:b9sv5MI/
今朝は猶ははその色もうす霧のしたにまたるる佐保の山風(新続古今546)
366 :
名無氏物語 :2006/12/18(月) 18:12:11 ID:b9sv5MI/
水無瀬山玉をみがきし跡とめて忘れぬ郷と月やすむらん(新続古今458)
367 :
名無氏物語 :2006/12/18(月) 18:13:22 ID:b9sv5MI/
雪とのみさそふもおなじ河風に氷りてとまれ花の白波(新続古今162)
368 :
名無氏物語 :2006/12/18(月) 18:13:59 ID:b9sv5MI/
春さむみ猶ふきあげの浜風にかすみもはてぬ紀ぢの遠山(新続古今29)
369 :
名無氏物語 :2006/12/18(月) 18:14:32 ID:b9sv5MI/
せきあへぬ袖よりおちて憂きことの数にもあまる滝の白玉(新続古今1081)
370 :
名無氏物語 :2006/12/20(水) 01:04:31 ID:wJwCuBBj
志賀の浦やよせてかへらぬ浪のまに氷うちとけ春はきにけり(新続古今2)
371 :
名無氏物語 :2006/12/20(水) 01:05:22 ID:wJwCuBBj
まさかきの春のみどりの色なれや霞ぞにほふあまのかぐ山(新続古今9)
372 :
名無氏物語 :2006/12/20(水) 01:05:52 ID:wJwCuBBj
又むすぶ契りもしらで消えかへる野上の露のしののめの空(新続古今1338)
373 :
名無氏物語 :2006/12/20(水) 01:06:26 ID:wJwCuBBj
榊とる卯月きぬらし子規そのかみ山にゆふかけてなく(新続古今246)
374 :
名無氏物語 :2006/12/20(水) 01:08:14 ID:wJwCuBBj
その色とわかぬあはれもふか草や竹のは山の秋の夕ぐれ(新続古今425)
375 :
名無氏物語 :2006/12/20(水) 01:08:58 ID:wJwCuBBj
やどれ月露わけきつる旅衣たちし都のわすれがたみに(新続古今924)
376 :
名無氏物語 :2006/12/20(水) 01:09:32 ID:wJwCuBBj
伏見山むかしの跡は名のみしてあれまくをしき代々の古郷(新続古今2007)
377 :
名無氏物語 :2006/12/20(水) 01:10:59 ID:wJwCuBBj
難波がた塩やく煙立ちそひて霞もなびくうら風ぞふく(新続古今24)
378 :
名無氏物語 :2006/12/21(木) 05:25:30 ID:HAnfHeyp
言の葉の花橘にしのぶぞよ代々のむかしの風の匂ひを(新続古今281)
379 :
名無氏物語 :2006/12/21(木) 05:26:28 ID:HAnfHeyp
木の葉のみちりしく頃の山河にくれなゐくぐる鳰の通ひ路(新続古今633)
380 :
名無氏物語 :2006/12/21(木) 05:27:10 ID:HAnfHeyp
白妙の真砂のうへにふりそめて思ひしよりも積もる雪かな(新続古今686)
381 :
名無氏物語 :2006/12/21(木) 05:29:04 ID:HAnfHeyp
昔だに昔といひし宇津の山こえてぞしのぶ蔦の下道(新続古今952)
382 :
名無氏物語 :2006/12/21(木) 05:29:39 ID:HAnfHeyp
見るままに鐘のね遠くなりにけり雲もかさなる峰の古寺(新続古今2013)
383 :
名無氏物語 :2006/12/21(木) 05:30:20 ID:HAnfHeyp
鳥はいまねぐらをしむる梢にも花はとまらぬ春風ぞ吹く(新続古今168)
384 :
名無氏物語 :2006/12/21(木) 05:30:51 ID:HAnfHeyp
月もなほ残るみぎりの朝きよめ夏さへ霜をはらふとぞみる(新続古今311)
385 :
名無氏物語 :2006/12/21(木) 05:33:27 ID:HAnfHeyp
ふけにけりおきそふ露も玉だれのこすのおほ野の夜はの月かげ(新続古今472)
386 :
名無氏物語 :2006/12/22(金) 03:03:30 ID:Kg+bhwoZ
暮れかかる山の下道わけ行けば雲こそかへれあふ人はなし(尊円[新続古今])
387 :
名無氏物語 :2006/12/23(土) 04:25:27 ID:mnofYdIH
ふる程もあさぢにまじりさく花のなびくとぞみる今朝の初雪(新続古今688)
388 :
名無氏物語 :2006/12/23(土) 04:26:27 ID:mnofYdIH
草枕わが故郷のほかにまたとほつ飛鳥のみやこ恋しも(新続古今962)
389 :
名無氏物語 :2006/12/23(土) 04:27:13 ID:mnofYdIH
なほまもれ和歌の浦波かかる世にあへるや道の神もうれしき(新続古今2138)
390 :
名無氏物語 :2006/12/23(土) 04:28:14 ID:mnofYdIH
のどかなる日影とともに軒ちかき梢にうつる鶯のこゑ(新続古今44)
391 :
名無氏物語 :2006/12/23(土) 04:29:48 ID:mnofYdIH
夕立の雲の衣はかさねても空に涼しき風のおとかな(新続古今321)
392 :
名無氏物語 :2006/12/23(土) 04:32:18 ID:mnofYdIH
おなじくは思ふ心のおくの海を人にしらせでしづみはてなん(新続古今1383)
393 :
名無氏物語 :2006/12/23(土) 04:32:55 ID:mnofYdIH
神垣にぬさと散りかふ紅葉かなしめをもこえて秋や行くらん(新続古今604)
394 :
名無氏物語 :2006/12/23(土) 04:35:59 ID:mnofYdIH
けさよりは袂もうすく立ちかへて花の香とほき夏ごろもかな(新続古今221)
395 :
名無氏物語 :2007/01/07(日) 18:26:02 ID:5lTnMy9o
飛鳥風いたづらに吹く宵々に秋ぞこととふたをやめの袖(亀山院[新続古今])
396 :
名無氏物語 :2007/01/08(月) 16:20:43 ID:+0uzSWPs
天の川川音すみて彦星の妻迎へ舟まつや久しき(土御門院小宰相[新続古今])
397 :
名無氏物語 :2007/01/08(月) 17:56:23 ID:ZpndLbqJ
このねぬる朝けの山の松風は霞をわけて花の香ぞする(定家[新続古今])
398 :
名無氏物語 :2007/01/12(金) 08:42:38 ID:mdJjrYjb
明石潟塩風あらき夕波に遠島かけてたづ鳴きわたる(祝部成胤[新続古今])
399 :
名無氏物語 :2007/01/14(日) 01:56:05 ID:9D1tC9Kz
山の井の水の心は浅けれどあかで年ふる柴の庵かな(寂真[新続古今])
400 :
名無氏物語 :2007/01/15(月) 07:58:48 ID:SDVa4hMj
400
401 :
名無氏物語 :2007/01/15(月) 15:05:13 ID:6yqo+kuJ
ありし夜を見はてぬ夢の枕にも猶うらめしき鐘の音かな(源通親[新続古今])
402 :
名無氏物語 :2007/01/18(木) 00:07:20 ID:zAQTWA/Q
古郷の人の面かげ月にみて露わけあかすまののかや原(宗尊親王[新続古今])
403 :
名無氏物語 :2007/01/19(金) 11:36:12 ID:IPI3+ygM
音にたてぬかり庭の雉さのみやはおのがありかを忍びはつべき(実甚[新続古今])
404 :
名無氏物語 :2007/01/20(土) 04:06:53 ID:Ax+sMSgN
秋風は日ごとに吹きぬ高砂の尾上の萩の散らまく惜しも(新続古今)
405 :
名無氏物語 :2007/01/21(日) 02:11:30 ID:IX4e9G0L
神さびて幾世を過ぎぬ古郷となりにしならの山のはの月(藤原光俊[新続古今])
406 :
名無氏物語 :2007/01/22(月) 00:30:13 ID:0TPXQCh8
思ひせく心しられて滝つせの中なる淀にとぶ蛍かな(源光正[新続古今])
407 :
名無氏物語 :2007/01/31(水) 14:35:07 ID:mFYZAhfx
宮城野の朝露分けて秋萩の色にみだるる忍ぶもぢずり(頓阿[新続古今])
408 :
名無氏物語 :2007/02/02(金) 18:00:01 ID:PVzgVmvP
せきあへぬ袖よりおちてうき事の数にもあまる滝の白玉(二条為遠[新続古今])
409 :
名無氏物語 :2007/02/03(土) 01:44:23 ID:WBU6pwaM
春くれば千世のふる道ふみわけてたれせり河の若菜つむらん(家隆[新続古今])
410 :
名無氏物語 :2007/02/04(日) 02:42:38 ID:vL7DM78Z
思はずよ花をかたみの嵯峨の山雪に跡とふ千世の古道(源満元[新続古今])
411 :
名無氏物語 :2007/02/06(火) 03:21:54 ID:vK98IwNH
たまさかにあふことの葉もかれぬれば冬こそ恋の限なりけれ(藤原俊忠[新続古今])
412 :
名無氏物語 :2007/02/07(水) 15:35:17 ID:Unc4CX0b
よとともに消えぬ思ひを信濃なる同じ煙のあさましの身や(源家長[新続古今])
413 :
名無氏物語 :2007/02/07(水) 15:43:36 ID:Unc4CX0b
あやなくや雲にまがへん見ずもあらずみもせぬ花に山ぢくらして(三条西公保[新続古今])
414 :
名無氏物語 :2007/02/07(水) 15:48:53 ID:Unc4CX0b
かくしつつうき身消えなばありし夜の夢をはかなみあはれとをみよ(藤原公経[新続古今])
415 :
名無氏物語 :2007/02/11(日) 02:23:30 ID:ygDNDYUv
秋の夜を事ぞともなく明けぬとは七夕つめや思ひしるらん(藤原親子[新続古今])
416 :
名無氏物語 :2007/02/12(月) 16:20:06 ID:0eZs2xI6
朝ぼらけ野ざはの霧のたえまよりたつ白鷺の声のさむけさ(新続古今1748)
417 :
名無氏物語 :2007/02/12(月) 16:20:49 ID:0eZs2xI6
思ひ寝に我が心からみる夢もあふ夜は人のなさけなりけり(新続古今1318)
418 :
名無氏物語 :2007/02/13(火) 01:47:32 ID:kxacDmY7
八十まで我が身世にふる恨みさへ積りにけりな花の白雪(浄弁[新続古今])
419 :
名無氏物語 :2007/02/19(月) 18:18:34 ID:b342DOaa
くりためて今朝や氷に結ぶらん清滝河の瀬々の白糸(行意[新続古今])
420 :
名無氏物語 :2007/02/22(木) 00:39:12 ID:R6KWCChm
心あてにそれかとばかりつたへきてぬしさだまらぬ夕がほの花(忠守[新続古今])
421 :
名無氏物語 :2007/02/22(木) 00:41:00 ID:R6KWCChm
荒れにけり籬の苔の深緑たがぬぎかけし衣なるらん(後嵯峨院[新続古今])
422 :
名無氏物語 :2007/02/23(金) 01:38:58 ID:cEB3fgqy
あぢきなく頼めぬ月の影もうしいひしばかりの有明の空(藤原忠良[新続古今])
423 :
名無氏物語 :2007/02/23(金) 02:59:22 ID:me7LL1pT
いざさらばこん世をかねて契りおかん限りもしらぬ月の光に(新続古今2035)
424 :
名無氏物語 :2007/02/23(金) 03:00:18 ID:me7LL1pT
わすれじの契りばかりをむすびてやあはん日までの野べの夕露(新続古今1330)
425 :
名無氏物語 :2007/02/23(金) 03:00:59 ID:me7LL1pT
朝ぼらけ野ざはの霧のたえまよりたつ白鷺の声のさむけさ(新続古今1748)
426 :
名無氏物語 :2007/02/23(金) 03:02:27 ID:me7LL1pT
思ひ寝に我が心からみる夢もあふ夜は人のなさけなりけり(新続古今1318)
427 :
名無氏物語 :2007/02/23(金) 03:03:32 ID:me7LL1pT
花すすき草のたもとも朽ちはてぬなれて別れし秋を恋ふとて(新続古今648)
428 :
名無氏物語 :2007/02/23(金) 03:06:31 ID:me7LL1pT
かすみつる空こそあらめ草の原おちてもみえぬ夕雲雀かな(新続古今182)
429 :
名無氏物語 :2007/02/23(金) 03:07:16 ID:me7LL1pT
しほれふすまがきの霜の下荻や音せし風の秋の故郷(新続古今647)
430 :
名無氏物語 :2007/02/23(金) 03:07:56 ID:me7LL1pT
志賀の浦やよせてかへらぬ浪のまに氷うちとけ春はきにけり(新続古今2)
431 :
名無氏物語 :2007/02/24(土) 19:57:42 ID:Igi9QQVe
?
432 :
名無氏物語 :2007/02/25(日) 03:37:33 ID:sXXAQOvO
妻こふる我が身一つの秋とてや夜な夜な月に鹿の鳴くらん(式乾門院御匣[新続古今])
433 :
名無氏物語 :2007/03/03(土) 00:23:20 ID:+cB+VWNq
旅衣みやこの月のおくらずはなにか別れのかたみならまし(頓阿[新続古今])
434 :
名無氏物語 :2007/03/03(土) 17:04:11 ID:RywQ/0Po
夏の夜の月の桂の下紅葉かつがつ秋の光をぞまつ(二条院讃岐[新続古今])
435 :
名無氏物語 :2007/03/03(土) 22:54:40 ID:RywQ/0Po
芳野山今朝ふる雪やつもるらん入りにし人の跡だにもなし(土御門院[新続古今])
436 :
名無氏物語 :2007/03/04(日) 07:52:43 ID:riGjWRaG
うつりゆく人の心は白雲のたえてつれなき契りなりけり(良経[新続古今])
437 :
名無氏物語 :2007/03/05(月) 23:51:04 ID:+Pn6P7Xn
思ひせく涙の川の淀はあれど絶えん命のしがからみぞなき(惟賢[新続古今])
438 :
名無氏物語 :2007/03/10(土) 04:07:17 ID:tQWiN+wh
命やはあだのおほ野の草枕はかなき夢もをしからぬ身を(順徳院[新続古今])
439 :
名無氏物語 :2007/03/11(日) 00:45:47 ID:gVofofRF
千ズリ集、どぴゅ
440 :
名無氏物語 :2007/03/13(火) 01:13:35 ID:3JLXVQsr
花も皆ちりにし宿の深緑をしまぬ色を春雨ぞふる(順徳院[新続古今])
441 :
名無氏物語 :2007/03/16(金) 11:55:30 ID:Vo1EL5Uc
雪とのみさそふもおなじ河風に氷りてとまれ花の白浪(飛鳥井雅世[新続古今])
442 :
名無氏物語 :2007/03/21(水) 06:27:34 ID:YzXeg6tP
さきやらぬ花の梢はたかさごの松を友とやつれなかるらむ(直明王[新続古今])
443 :
名無氏物語 :2007/03/24(土) 03:20:09 ID:hJl9wR0h
まよひこし心の闇をしるべにて子を思ふ道に月をみる哉(玄覚[新続古今])
444 :
名無氏物語 :2007/03/25(日) 10:17:45 ID:sdTgMQEu
尋ねてもいかに待ちみん郭公初音つれなき三輪の山本(宗尊親王[新続古今])
445 :
名無氏物語 :2007/03/26(月) 00:36:23 ID:1HdbnkSj
尋ねてもいかに待ちみん郭公初音つれなき三輪の山本(宗尊親王[新続古今])
446 :
名無氏物語 :2007/03/26(月) 00:37:15 ID:1HdbnkSj
つひにさて逢はで此世を過してはたがつれなさの名をか残さん(洞院公宗母[新続古今])
447 :
名無氏物語 :2007/03/26(月) 01:56:47 ID:Z1OeqQtP
朽ち残る板田の橋もかよふなりたえにし中を何にかけまし(二条満基[新続古今])
448 :
名無氏物語 :2007/03/27(火) 04:05:41 ID:t8EMqkIb
あれはてし難波の里の春風にいまはたおなじ梅がかぞする(慶雲[新続古今])
449 :
名無氏物語 :2007/03/29(木) 00:04:22 ID:924LQMZz
>>389 なほまもれ和歌の浦波かかる世にあへるや道の神もうれしき(新続古今2138)
これ、堯孝(ぎょうこう)の歌ですよね。勅撰集は、この新続古今が
最後になってしまうことを思うと、なんかこう、感慨深いものが
ありますよね。以降、ただただ連歌の時代になってしまう。
ところで”なほまもれ”って誰に向かって命令してると解釈すればいいので
しょうか? 後世の和歌愛好家に対してでしょか? 神に対してで
しょうか?
和歌素人で、大好きですが読解力がありません。
450 :
名無氏物語 :2007/03/29(木) 07:51:33 ID:nEQ7TRQx
人めもる心のうちの関なれは行もかへるも誰かいさめん(西園寺実氏[新続古今])
451 :
名無氏物語 :2007/03/29(木) 07:58:26 ID:mBtNi3T4
>>449 時代が勅撰集どころではなくなったからね・・・
企画はあって、何回か勅撰集を作ろうとしたけど・・・
世の中の混乱・朝廷権力の失墜・財力の低下etc.・・・
452 :
名無氏物語 :2007/03/31(土) 13:29:48 ID:TNO5NKWt
月も今み山いづらし時鳥ふけゆく空に声のきこゆる(後花園天皇[新続古今])
453 :
名無氏物語 :2007/04/02(月) 08:30:00 ID:ZbnViSrb
音に聞く田子の浦波それならで恋すてふ名のたたぬ日ぞなき(静仁法親王[新続古今])
454 :
名無氏物語 :2007/04/05(木) 14:23:56 ID:yjn+28KR
遠近の風とぞ今はなりなましかひなき物は我が身なりけり(新続古今1559)
455 :
名無氏物語 :2007/04/07(土) 01:47:11 ID:CP7Nf1rl
春をあさみ旅の枕にむすぶべき草葉もわかきころにもあるかな(新続古今921)
456 :
名無氏物語 :2007/04/10(火) 02:36:37 ID:4Ioyv+mF
草枕わが故郷のほかにまたとほつ飛鳥のみやこ恋しも (新続古今962)
457 :
名無氏物語 :2007/04/10(火) 02:39:07 ID:4Ioyv+mF
鳥はいまねぐらをしむる梢にも花はとまらぬ春風ぞ吹く(新続古今168)
458 :
名無氏物語 :2007/04/10(火) 02:41:50 ID:4Ioyv+mF
月もなほ残るみぎりの朝きよめ夏さへ霜をはらふとぞみる(新続古今311)
459 :
名無氏物語 :2007/04/10(火) 18:05:36 ID:0UiUYYBl
ありし夜を見はてぬ夢の枕にも猶うらめしき鐘の音かな(源通親[新続古今])
460 :
名無氏物語 :2007/04/10(火) 18:55:36 ID:W1Ibiy0w
ふけにけりおきそふ露も玉だれのこすのおほ野の夜はの月かげ(新続古今472)
461 :
名無氏物語 :2007/04/10(火) 18:57:31 ID:W1Ibiy0w
ふる程もあさぢにまじりさく花のなびくとぞみる今朝の初雪(新続古今688)
462 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 09:30:04 ID:5p1DEFsr
なほまもれ和歌の浦波かかる世にあへるや道の神もうれしき(新続古今2138)
463 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 09:32:22 ID:5p1DEFsr
のどかなる日影とともに軒ちかき梢にうつる鶯のこゑ(新続古今44)
464 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 09:59:22 ID:F4TnRPkt
夕立の雲の衣はかさねても空に涼しき風のおとかな(新続古今321)
465 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 10:00:09 ID:F4TnRPkt
おなじくは思ふ心のおくの海を人にしらせでしづみはてなん(新続古今1383)
466 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 10:10:15 ID:F4TnRPkt
かすみつる空こそあらめ草の原おちてもみえぬ夕雲雀かな(新続古今182)
467 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 10:23:55 ID:eWOsZIxG
しほれふすまがきの霜の下荻や音せし風の秋の故郷(新続古今647)
468 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 12:28:44 ID:GSPqQ4FA
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひぬるかな(後拾遺669)
469 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 12:29:35 ID:GSPqQ4FA
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひぬるかな(後拾遺669)
470 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 12:30:05 ID:GSPqQ4FA
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひぬるかな(後拾遺669)
471 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 12:30:44 ID:GSPqQ4FA
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひぬるかな(後拾遺669)
472 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 12:31:50 ID:GSPqQ4FA
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひぬるかな(後拾遺669)
473 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 12:32:58 ID:GSPqQ4FA
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひぬるかな(後拾遺669)
474 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 12:33:39 ID:GSPqQ4FA
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひぬるかな(後拾遺669)
475 :
名無氏物語 :2007/04/11(水) 12:34:26 ID:GSPqQ4FA
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひぬるかな(後拾遺669)
476 :
名無氏物語 :2007/04/13(金) 22:43:46 ID:GLrrVNax
初雁も思ふ方をやしたふらんなくねにまがふ秋の浦波(三条実重[新続古今])
477 :
名無氏物語 :2007/04/14(土) 08:13:56 ID:amLvOB3o
たまさかにあふことの葉もかれぬれば冬こそ恋の限なりけれ(藤原俊忠[新続古今])
478 :
名無氏物語 :2007/04/17(火) 17:49:04 ID:Y9zPfa/v
かすむより緑もふかし真菰生ふる美豆の御牧の春の河浪(藤原雅経[新続古今])
479 :
名無氏物語 :2007/04/18(水) 16:35:40 ID:+l46Eg+D
この世にはつれなき恋に身をかへて長くやはれぬ闇にまよはん(後醍醐院少将内侍[新続古今])
480 :
名無氏物語 :2007/04/18(水) 16:37:45 ID:+l46Eg+D
さてもいかに岩垣沼のあやめ草あやめもしらぬ袖の玉水(後鳥羽院[新続古今])
481 :
名無氏物語 :2007/04/22(日) 01:49:27 ID:gcgiJw4x
みどりなる外山の松のたえまよりあらはれてさく花桜かな(衣笠家良[新続古今])
482 :
名無氏物語 :2007/04/22(日) 02:54:38 ID:fCeX6uiT
沖縄県の方へ(命に関わる注意事項です) 沖縄県での選挙ですが、どうか民主党だけは避けてください。県民の生命に関わる可能性があります。 民主党の最大の公約は一国二制度(※)ですが、一度「一国二制度 沖縄 三千万」等で検索をお願いします。 この際、民主党のHPで調べても良いです。以下の注釈↓と矛盾することは書いてないはずですから… ※一国二制度 簡単に言えば沖縄を中国と日本の共有物にし、そこに3000万人の中国人を入植させます。 (つまり沖縄人口の 96% を中国人にして、実質、沖縄を中国人の居住地とします。) さらに「自主」の名の下、沖縄で有事が起きても自衛隊は干渉できません。 3000万人の中国人が、少数派となった130万人の日本人に何をしても、です。 そして反日教育を受けた中国人の反日感情の強さは、ほとんどの日本人の理解を超えるものです。 今回の選挙で民主党が勝った場合、「自主」「発展」を連呼しつつ段階的に進めていくことになります。 自主と言っても、自主を認めるのが「住人の96%が中国人となった」後だということに気をつけてください。 発展と言っても、新沖縄の少数派となった「少数民族日本人」の発展ではないことに気をつけてください。
483 :
名無氏物語 :2007/04/22(日) 11:09:59 ID:b0hyjrDb
恕
484 :
名無氏物語 :2007/04/22(日) 15:33:00 ID:67TfGypN
沖縄にどーやって3000万人も住むんだよwww お前、阿呆かwww 東京に1億人住まわせるよりも難しいぞwww
485 :
名無氏物語 :2007/04/28(土) 15:06:47 ID:CISURFze
なにとなく涙の玉やこぼれけん峰の木の実をひろふ袂に(新続古今837)
486 :
名無氏物語 :2007/05/01(火) 14:19:25 ID:pUcSxop4
さびしさはなれぬる物と思へども又今さらの秋の夕暮(為尹[新続古今])
487 :
名無氏物語 :2007/05/03(木) 01:07:45 ID:XCOjOC0Z
こえかぬる岩根の道に宿とへば猶山ふかき鐘のおとかな(二条為藤[新続古今])
488 :
名無氏物語 :2007/05/03(木) 18:20:06 ID:XSGPW6nz
いへば猶人こそうけれいく世しもあらじ我が身をなど忘るらん(定円[新続古今])
489 :
名無氏物語 :2007/05/03(木) 18:21:56 ID:XSGPW6nz
たまさかにあふことの葉もかれぬれば冬こそ恋の限なりけれ(藤原俊忠[新続古今])
490 :
名無氏物語 :2007/05/05(土) 17:51:55 ID:0WO1JNvh
昨日みし夢かとぞ思ふ寝ざめして昔をしのぶあかつきの空(新続古今1969)
491 :
名無氏物語 :2007/05/05(土) 18:07:15 ID:MDVCWjm+
旅人の朝たつ後や積るらん跡こそ見えね野辺の白雪(小倉実教[新続古今])
492 :
名無氏物語 :2007/05/06(日) 01:43:55 ID:2qyU6Lde
吉野川こほりとけ行く春風にあらはれそむる波の初花(式乾門院御匣[新続古今])
493 :
名無氏物語 :2007/05/06(日) 01:47:33 ID:2qyU6Lde
ふりつみしこぞの白雪むら消えてあらはれそむる野べの通路(日野俊光[新続古今])
494 :
名無氏物語 :2007/05/08(火) 08:23:56 ID:B40Se8y6
暮れかかる山の下道わけ行けば雲こそかへれあふ人はなし(尊円[新続古今])
495 :
名無氏物語 :2007/05/08(火) 15:11:15 ID:oBxAu6ki
さだめなき心やみえむ山里をさびしといひて又うかれなば(新続古今1829)
496 :
名無氏物語 :2007/05/12(土) 07:00:46 ID:K/yxT3pJ
飛鳥風いたづらに吹く宵々に秋ぞこととふたをやめの袖(亀山院[新続古今])
497 :
名無氏物語 :2007/05/13(日) 09:23:18 ID:XydKh8SS
天の川川音すみて彦星の妻迎へ舟まつや久しき(土御門院小宰相[新続古今])
498 :
「勇俊(冬のオイラ) :2007/05/13(日) 14:06:54 ID:PPJ1XltH
/ _ノ \ | ( ●)(●) 希望融資額は10万だね ところで職業に | (__人__) 朝鮮賭博工作員8年って書いてあるけど、工作員って何? | ` ⌒´ノ | } ヽ } ヽ、.,__ __ノ _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、 /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_ 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、 . i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::! /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|::: ____ / \ / ─ ─\ / ,(●) (●)、\ 朝鮮賭博所の、ライン工をする仕事です | (__人__) | 毎日、12時間ハンドルを握る超激務でした \ ` ⌒´ / そのため忍耐力は人一倍あります ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、. どうか融資をお願いします : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
499 :
「勇俊(冬のオイラ) :2007/05/13(日) 14:08:11 ID:PPJ1XltH
/ ̄ ̄\ / \ | ( ●)(●) 良く分かんないけどパチンカーなんでしょ! | (__人__) | ` ⌒´ノ | } ____ ヽ } / \ 違うお、本当に賭博工作員だったんだお ヽ、.,__ __ノ / _ノ ヽ、_ \ _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、 /o((●)) ((●))゚o \ /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_ | (__人__) | 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、 \__`⌒´___ / . i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::! /:::∨<;;;>∨::::::::::::::::\ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||::::: /::::::::i:::| ∧:::::::ヽ/;ヾ/::::::::::::::::::::::ヘ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||::: /::::::::::|::: /::::ヽ:::::::ヽl/:::::::::::::::::::::/
500 :
名無氏物語 :2007/05/13(日) 15:31:09 ID:UzOYZm4F
500
501 :
名無氏物語 :2007/05/13(日) 18:16:30 ID:kTg80QO2
このねぬる朝けの山の松風は霞をわけて花の香ぞする(藤原定家[新続古今])
502 :
名無氏物語 :2007/05/17(木) 16:29:10 ID:6MXfqqkP
明石潟塩風あらき夕波に遠島かけてたづ鳴きわたる(祝部成胤[新続古今])
503 :
名無氏物語 :2007/05/18(金) 02:31:22 ID:dKhxHp5h
山の井の水の心は浅けれどあかで年ふる柴の庵かな(寂真[新続古今])
504 :
名無氏物語 :2007/05/23(水) 02:38:08 ID:hify8cJW
古郷の人の面かげ月にみて露わけあかすまののかや原(宗尊親王[新続古今])
505 :
名無氏物語 :2007/05/24(木) 01:33:48 ID:UR3TYRLq
音にたてぬかり庭の雉さのみやはおのがありかを忍びはつべき(実甚[新続古今])
506 :
名無氏物語 :2007/05/25(金) 12:03:31 ID:eYDbwG/d
秋風は日ごとに吹きぬ高砂の尾上の萩の散らまく惜しも(家持[新続古今])
507 :
名無氏物語 :2007/05/27(日) 18:05:42 ID:zluqtd35
神さびて幾世を過ぎぬ古郷となりにしならの山のはの月(藤原光俊[新続古今])
508 :
名無氏物語 :2007/05/29(火) 14:07:32 ID:AXixXnew
思ひせく心しられて滝つせの中なる淀にとぶ蛍かな(源光正[新続古今])
509 :
名無氏物語 :2007/06/05(火) 01:43:31 ID:ukWCWoKL
宮城野の朝露分けて秋萩の色にみだるる忍ぶもぢずり(頓阿[新続古今])
510 :
名無氏物語 :2007/06/06(水) 01:15:19 ID:X+7zQtX4
せきあへぬ袖よりおちてうき事の数にもあまる滝の白玉(二条為遠[新続古今])
511 :
名無氏物語 :2007/06/06(水) 01:25:29 ID:X+7zQtX4
春くれば千世のふる道ふみわけてたれせり河の若菜つむらん(藤原家隆[新続古今])
512 :
名無氏物語 :2007/06/06(水) 01:30:45 ID:X+7zQtX4
思はずよ花をかたみの嵯峨の山雪に跡とふ千世の古道(源満元[新続古今])
513 :
名無氏物語 :2007/06/09(土) 01:04:35 ID:snA7gqYB
よとともに消えぬ思ひを信濃なる同じ煙のあさましの身や(源家長[新続古今])
514 :
名無氏物語 :2007/06/09(土) 04:03:52 ID:snA7gqYB
かくしつつうき身消えなばありし夜の夢をはかなみあはれとをみよ(藤原公経[新続古今])
515 :
名無氏物語 :2007/06/13(水) 00:27:09 ID:5Lma3P/S
秋の夜を事ぞともなく明けぬとは七夕つめや思ひしるらん(藤原親子[新続古今])
516 :
名無氏物語 :2007/06/15(金) 04:08:18 ID:nnCOiLQ0
八十ぢまで我が身世にふる恨みさへ積りにけりな花の白雪(浄弁[新続古今])
517 :
名無氏物語 :2007/06/22(金) 19:27:14 ID:/rsrBKQk
くりためて今朝や氷に結ぶらん清滝河の瀬々の白糸(行意[新続古今])
518 :
名無氏物語 :2007/06/23(土) 06:34:49 ID:tDF/N15e
心あてにそれかとばかりつたへきてぬしさだまらぬ夕がほの花(忠守[新続古今])
519 :
名無氏物語 :2007/06/23(土) 09:16:47 ID:tDF/N15e
荒れにけり籬の苔の深緑たがぬぎかけし衣なるらん(後嵯峨院[新続古今])
520 :
名無氏物語 :2007/06/24(日) 04:23:26 ID:OnG5OTa4
あぢきなく頼めぬ月の影もうしいひしばかりの有明の空(藤原忠良[新続古今])
521 :
名無氏物語 :2007/06/25(月) 18:08:32 ID:8HVZTFQs
妻こふる我が身一つの秋とてや夜な夜な月に鹿の鳴くらん(式乾門院御匣[新続古今])
522 :
名無氏物語 :2007/07/01(日) 04:14:14 ID:Non6Bdbu
旅衣みやこの月のおくらずはなにか別れのかたみならまし(頓阿[新続古今])
523 :
名無氏物語 :2007/07/05(木) 02:22:20 ID:MLzVVyfi
夏の夜の月の桂の下紅葉かつがつ秋の光をぞまつ(二条院讃岐[新続古今])
524 :
名無氏物語 :2007/07/06(金) 01:52:24 ID:gZCh+vAL
芳野山今朝ふる雪やつもるらん入りにし人の跡だにもなし(土御門院[新続古今])
525 :
名無氏物語 :2007/07/06(金) 22:59:10 ID:d5Y9vLXA
うつりゆく人の心は白雲のたえてつれなき契りなりけり(藤原良経[新続古今])
526 :
名無氏物語 :2007/07/08(日) 09:52:47 ID:QzF/VxuW
思ひせく涙の川の淀はあれど絶えん命のしがからみぞなき(惟賢[新続古今])
527 :
名無氏物語 :2007/07/09(月) 20:25:09 ID:EO0dq24i
花の香を風のたよりにたぐへてぞ鶯さそふしるべにはやる(紀友則・古今13) 春のきる霞の衣ぬきをうすみ山風にこそ乱るべらなれ(在原行平・古今23) さくら色に衣は深く染めて着む花の散りなむのちの形見に(紀有朋・古今66) 勉強を兼ねて古今から順番に好きな和歌を書き込みたいと思います。 「お気に入りの〜」スレは進行が速過ぎてついていけない… あっちにはたまに『六帖』の出典未詳歌でも混ぜておきます。
528 :
名無氏物語 :2007/07/10(火) 19:14:28 ID:5yzvQWnB
待てといふに散らでしとまるものならば何を桜に思ひまさまし(古今70)
529 :
名無氏物語 :2007/07/10(火) 19:16:18 ID:5yzvQWnB
花散らす風のやどりは誰か知る我におしへよ行きてうらみむ(素性法師・古今76)
530 :
名無氏物語 :2007/07/10(火) 19:17:46 ID:5yzvQWnB
春ごとに花のさかりはありなめどあひ見むことは命なりけり(古今97)
531 :
名無氏物語 :2007/07/10(火) 22:48:09 ID:5yzvQWnB
散る花の鳴くにしとまるものならばわれ鶯におとらましやは(藤原洽子・古今107)
532 :
名無氏物語 :2007/07/10(火) 22:50:11 ID:5yzvQWnB
やどりして春の山辺に寝たる夜は夢のうちにも花ぞ散りける(紀貫之・古今117)
533 :
名無氏物語 :2007/07/10(火) 22:52:17 ID:5yzvQWnB
五月雨に物思ひをれば時鳥夜深く鳴きていづち行くらむ(紀友則・古今153)
534 :
名無氏物語 :2007/07/11(水) 15:11:51 ID:N40Pvu/2
水のおもにあや吹きみだる春風や池の氷をけふはとくらむ(後撰11)
535 :
名無氏物語 :2007/07/11(水) 15:16:54 ID:N40Pvu/2
きみならで誰にか見せむ梅の花色をも香をもしる人ぞしる(古今38)
536 :
名無氏物語 :2007/07/11(水) 15:18:08 ID:N40Pvu/2
色も香もおなじ昔にさくらめど年ふる人ぞあらたまりける(古今57)
537 :
名無氏物語 :2007/07/13(金) 00:39:33 ID:DciBbQbN
命やはあだのおほ野の草枕はかなき夢もをしからぬ身を(順徳院[新続古今])
538 :
名無氏物語 :2007/07/14(土) 08:22:15 ID:wcGjS7AJ
花も皆ちりにし宿の深緑をしまぬ色を春雨ぞふる(順徳院[新続古今])
539 :
名無氏物語 :2007/07/22(日) 17:00:48 ID:KeIlcQuj
春ちかくなりぬる冬の大空は花をかねてぞ雪はふりける(続古今680)
540 :
名無氏物語 :2007/07/25(水) 18:07:30 ID:gvzO43lA
雪とのみさそふもおなじ河風に氷りてとまれ花の白浪(飛鳥井雅世[新続古今])
541 :
名無氏物語 :2007/07/26(木) 14:25:51 ID:jno01aEo
みる人にいかにせよとか月影のまだ宵のまにたかくなりゆく(玉葉2158)
542 :
名無氏物語 :2007/08/07(火) 15:27:48 ID:nt4HihTn
こぬ人をまつ秋風のねざめには我さへあやな旅ごこちする(新拾遺744)
543 :
名無氏物語 :2007/08/07(火) 17:58:33 ID:Z/4pnPMK
さきやらぬ花の梢はたかさごの松を友とやつれなかるらむ(直明王[新続古今])
544 :
名無氏物語 :2007/08/09(木) 00:27:42 ID:+mwwkfhP
みかの原わきてながるる泉河いつ見きとてか恋しかるらむ(新古今996)
545 :
名無氏物語 :2007/08/14(火) 18:01:05 ID:+M3ppFuk
まよひこし心の闇をしるべにて子を思ふ道に月をみる哉(玄覚[新続古今])
546 :
名無氏物語 :2007/08/17(金) 10:28:12 ID:A+oKQEEy
尋ねてもいかに待ちみん郭公初音つれなき三輪の山本(宗尊親王[新続古今])
547 :
名無氏物語 :2007/08/17(金) 10:58:41 ID:A+oKQEEy
つひにさて逢はで此世を過してはたがつれなさの名をか残さん(洞院公宗母[新続古今])
548 :
名無氏物語 :2007/08/18(土) 09:53:05 ID:s3QF6y4I
朽ち残る板田の橋もかよふなりたえにし中を何にかけまし(二条満基[新続古今])
549 :
名無氏物語 :2007/08/18(土) 10:45:35 ID:s3QF6y4I
荒れ果てし難波の里の春風にいまはたおなじ梅が香ぞする(慶雲[新続古今])
550 :
名無氏物語 :2007/08/20(月) 14:00:40 ID:BOtrLb/T
おほかたの秋の空だにわびしきに物思ひそふる君にもあるかな(後撰423)
551 :
名無氏物語 :2007/08/22(水) 01:31:43 ID:wkXZUQTl
難波津に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花(王仁「古今集仮名序」)
552 :
名無氏物語 :2007/08/27(月) 01:57:35 ID:RrKa7Tvk
これやこの行くも帰るも別れつつしるもしらぬもあふさかの関(後撰1089)
553 :
名無氏物語 :2007/08/27(月) 17:53:55 ID:yZsmDCJo
人めもる心のうちの関なれは行もかへるも誰かいさめん(西園寺実氏[新続古今])
554 :
名無氏物語 :2007/09/02(日) 17:52:10 ID:OemgDPHZ
月も今み山いづらし時鳥ふけゆく空に声のきこゆる(後花園天皇[新続古今])
555 :
名無氏物語 :2007/09/04(火) 02:15:47 ID:bvFSkXjs
555
556 :
名無氏物語 :2007/09/05(水) 01:14:44 ID:ObSXjQXc
音に聞く田子の浦波それならで恋すてふ名のたたぬ日ぞなき(静仁法親王[新続古今])
557 :
名無氏物語 :2007/09/09(日) 17:17:07 ID:evWsnA/s
遠近の風とぞ今はなりなましかひなき物は我が身なりけり(新続古今1559)
558 :
名無氏物語 :2007/09/09(日) 17:18:13 ID:evWsnA/s
吹く風の音にききつつ桜花目には見えずもすぐる春かな(玉葉1250)
559 :
名無氏物語 :2007/09/09(日) 17:25:07 ID:evWsnA/s
逢ふことはいつにかあらん明日香河さだめなき世ぞおもひわびぬる(続古今1091)
560 :
名無氏物語 :2007/09/11(火) 01:53:04 ID:K0oVEKsz
水のおもにうきたる泡をふく風のともに我が身も消えやしなまし(続後拾遺1230)
561 :
名無氏物語 :2007/09/11(火) 17:00:03 ID:tJATVsJh
春をあさみ旅の枕にむすぶべき草葉もわかきころにもあるかな(新続古今921)
562 :
名無氏物語 :2007/09/11(火) 17:01:07 ID:tJATVsJh
わぎもこが旅寝の衣うすき程よきてふかなん夜はの山風(新古921)
563 :
名無氏物語 :2007/09/11(火) 17:04:10 ID:tJATVsJh
月のいる山のあなたの里人とこよひばかりは身をやなさまし(続千載518)
564 :
名無氏物語 :2007/09/11(火) 23:04:44 ID:97uA7tEJ
やへむぐらしげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋はきにけり(拾遺140)
565 :
名無氏物語 :2007/09/12(水) 00:19:46 ID:gtuEBgy2
いとどしくなげかしき世を神な月旅の空にもふる時雨かな(新続古今929)
566 :
名無氏物語 :2007/09/12(水) 00:56:19 ID:r/rSvS/l
あさぢはら玉まく葛のうら風のうらがなしかる秋はきにけり(後拾遺236)
567 :
名無氏物語 :2007/09/12(水) 15:44:47 ID:ypMxqm7H
山吹の花のさかりに井手にきてこの里人になりぬべきかな(拾遺69)
568 :
名無氏物語 :2007/09/13(木) 00:34:54 ID:StRlmzQz
いにしへを思ひやりてぞ恋ひわたる荒れたる宿の苔の石橋(新古1685)
569 :
名無氏物語 :2007/09/13(木) 03:25:08 ID:9bbAnpMP
一巻にちぢのこがねをこめたれば人こそなけれ声はのこれり(後拾遺1084)
570 :
名無氏物語 :2007/09/13(木) 03:27:00 ID:9bbAnpMP
苔の庵さしてきつれど君まさでかへるみ山の道のつゆけさ(新古1630)
571 :
名無氏物語 :2007/09/17(月) 01:50:05 ID:W8dyCx3n
ありし夜を見はてぬ夢の枕にも猶うらめしき鐘の音かな(源通親[新続古今])
572 :
名無氏物語 :2007/09/23(日) 17:39:05 ID:sziyEyzp
おほえ山いく野の道のとほければまだふみもみず天の橋立(金葉550)
573 :
名無氏物語 :2007/09/23(日) 17:45:45 ID:sziyEyzp
死ぬばかり嘆きにこそは嘆きしかいきてとふべき身にしあらねば(後拾遺1001)
574 :
名無氏物語 :2007/09/23(日) 17:51:09 ID:sziyEyzp
春のこぬところはなきを白川のわたりにのみや花はさくらむ(詞花280)
575 :
名無氏物語 :2007/09/27(木) 02:55:27 ID:WFdwf53w
初雁も思ふ方をやしたふらんなくねにまがふ秋の浦波(三条実重[新続古今])
576 :
名無氏物語 :2007/10/02(火) 03:52:11 ID:Aqlr1QoP
たまさかにあふことの葉もかれぬれば冬こそ恋の限なりけれ(藤原俊忠[新続古今])
577 :
名無氏物語 :2007/10/07(日) 02:46:12 ID:ULFDAubm
かすむより緑もふかし真菰生ふる美豆の御牧の春の河浪(藤原雅経[新続古今])
578 :
名無氏物語 :2007/10/09(火) 17:00:02 ID:txDW3OHO
579 :
名無氏物語 :2007/10/09(火) 17:58:14 ID:WJf+/W4Y
この世にはつれなき恋に身をかへて長くやはれぬ闇にまよはん(後醍醐院少将内侍[新続古今])
580 :
名無氏物語 :2007/10/14(日) 18:13:28 ID:BVIlL5Kw
さてもいかに岩垣沼のあやめ草あやめもしらぬ袖の玉水(後鳥羽院[新続古今])
581 :
名無氏物語 :2007/10/16(火) 15:36:05 ID:r1KskBbc
夕されば門田の稲葉おとづれて芦のまろ屋に秋風ぞふく(金葉173)
582 :
名無氏物語 :2007/10/16(火) 15:37:29 ID:r1KskBbc
二松は中文では発表者を出しているみたいだが日本の古典は全然出していないねw
583 :
名無氏物語 :2007/10/17(水) 15:10:27 ID:cIRWSfI8
寝ぬほどに夜や明けがたになりぬらんかけひの水の音まさるなり(新後拾遺和歌集)
584 :
名無氏物語 :2007/10/18(木) 15:49:40 ID:aGP5JqJ1
霧はれぬ花野の小萩さきにけり行きかふ人の袖にほふまで(新続古今399)
585 :
名無氏物語 :2007/10/20(土) 07:37:15 ID:AyTUmCKq
みどりなる外山の松のたえまよりあらはれてさく花桜かな(衣笠家良[新続古今])
586 :
名無氏物語 :2007/10/24(水) 22:14:48 ID:pSF9/kFc
さびしさはなれぬる物と思へども又今さらの秋の夕暮(冷泉為尹[新続古今])
587 :
名無氏物語 :2007/10/25(木) 01:29:52 ID:f2uX+8YU
こえかぬる岩根の道に宿とへば猶山ふかき鐘のおとかな(二条為藤[新続古今])
588 :
名無氏物語 :2007/10/25(木) 01:54:00 ID:f2uX+8YU
なにかその心の外にしをりせん立ちかへるべき恋路ならねば(藤原実房[新続古今])
589 :
名無氏物語 :2007/10/25(木) 16:32:12 ID:YBPB7uQJ
時しあればしづのをだまきくるる夜に昔を今と匂ふ橘(飛鳥井雅永[新続古今])
590 :
名無氏物語 :2007/10/25(木) 19:05:07 ID:YBPB7uQJ
しはつ山風吹きすさぶならの葉にたえだえのこる日ぐらしのこゑ(守覚法親王[新続古今])
591 :
名無氏物語 :2007/10/25(木) 22:13:10 ID:YBPB7uQJ
我はただ来ん世の闇もさもあらばあれ君だに同じ道に迷はば(蓮胤[新続古今])
592 :
名無氏物語 :2007/10/26(金) 09:04:50 ID:9w3b/5ZQ
昨日みし夢かとぞ思ふ寝ざめして昔をしのぶあかつきの空(藤原公衡[新続古今])
593 :
名無氏物語 :2007/10/27(土) 00:54:13 ID:N7D3ReHz
花すすき草のたもとも朽ちはてぬなれて別れし秋を恋ふとて(藤原定家[新続古今])
594 :
名無氏物語 :2007/10/27(土) 02:41:32 ID:N7D3ReHz
思ひ寝に我が心からみる夢もあふ夜は人のなさけなりけり(藤原忠良[新続古今])
595 :
名無氏物語 :2007/10/27(土) 07:53:43 ID:N7D3ReHz
朝ぼらけ野ざはの霧のたえまよりたつ白鷺の声のさむけさ(藤原忠良[新続古今])
596 :
名無氏物語 :2007/10/27(土) 08:02:22 ID:N7D3ReHz
うつの山こえしむかしの跡ふりてつたのかれ葉に秋風ぞふく(藤原良経[新続古今])
597 :
名無氏物語 :2007/10/28(日) 00:24:33 ID:HHpzRBlT
わすれじの契りばかりをむすびてやあはん日までの野べの夕露(飛鳥井雅経[新続古今])
598 :
名無氏物語 :2007/10/28(日) 19:25:02 ID:HHpzRBlT
いざさらばこん世をかねて契りおかん限りもしらぬ月の光に(八条院高倉[新続古今])
599 :
名無氏物語 :2007/10/29(月) 18:26:37 ID:JjPiI2W6
おのづからまどろむ程に忘らるる恋を夢こそおどろかしつれ(嘉陽門院越前[新続古今])
600 :
名無氏物語 :2007/10/29(月) 19:58:54 ID:JjPiI2W6
旅人の朝たつ後や積るらん跡こそ見えね野辺の白雪(小倉実教[新続古今])
601 :
名無氏物語 :2007/10/29(月) 20:03:36 ID:JjPiI2W6
さびしさをとひこぬ人の心まであらはれそむる雪の明ぼの(宮内卿[新続古今])
602 :
名無氏物語 :2007/10/29(月) 22:05:07 ID:JjPiI2W6
吉野川こほりとけ行く春風にあらはれそむる波の初花(式乾門院御匣[新続古今])
603 :
名無氏物語 :2007/10/29(月) 22:07:45 ID:JjPiI2W6
ふりつみしこぞの白雪むら消えてあらはれそむる野べの通路(日野俊光[新続古今])
604 :
名無氏物語 :2007/10/30(火) 07:52:33 ID:TJGvQCQn
あだにやはふもとの庵にながむべき花より出づる峰の月かげ(源通光[新続古今])
605 :
名無氏物語 :2007/11/13(火) 18:03:45 ID:gWyf9Pgq
花と見てけふやぬれなん春雨にゆけど陰なき峰の白雲(道助法親王[新続古今])
606 :
名無氏物語 :2007/11/18(日) 17:55:56 ID:sR2oc1gI
しらつゆの玉江の葦のよひよひに秋風ちかくゆくほたるかな(道助法親王[新勅撰])
607 :
名無氏物語 :2007/11/18(日) 17:56:55 ID:sR2oc1gI
をぎの葉に風のおとせぬ秋もあらば涙のほかに月は見てまし(道助法親王[新勅撰])
608 :
名無氏物語 :2007/11/19(月) 17:51:07 ID:PS7E9sQV
とどめばやながれてはやき年波のよどまぬ水はしがらみもなし(道助法親王[新勅撰]
609 :
名無氏物語 :2007/11/19(月) 17:51:46 ID:PS7E9sQV
はつせ山あらしの道のとほければいたりいたらぬ鐘のおとかな(道助法親王[新勅撰])
610 :
名無氏物語 :2007/11/20(火) 19:51:27 ID:saFclCml
あらたまの年もかはらでたつ春は霞ばかりぞ空にしりける(後堀河院[新勅撰])
611 :
名無氏物語 :2007/11/20(火) 19:53:14 ID:saFclCml
わかの浦あし辺のたづのなくこゑに夜わたる月のかげぞひさしき(後堀河院[新勅撰])
612 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 00:13:09 ID:paZOWwA5
暮れかかる山の下道わけ行けば雲こそかへれあふ人はなし(尊円[新続古今])
613 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 00:51:04 ID:paZOWwA5
いつはりと思ひとられぬ夕べこそはかなきもののかなしかりけれ(藻壁門院少将[新勅撰])
614 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 00:52:43 ID:paZOWwA5
さびしさの真柴のけぶりそのままに霞をたのむ春の山ざと(藻壁門院少将[新勅撰])
615 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 00:54:17 ID:paZOWwA5
おのがねにつらき別れはありとだに思ひもしらで鳥やなくらむ(藻壁門院少将[新勅撰])
616 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 01:01:58 ID:paZOWwA5
暁のゆふつけ鳥もしら露のおきてかなしきためしにぞなく(藻壁門院少将[新勅撰])
617 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 01:11:17 ID:paZOWwA5
山のはにまだ影とほき月みればあくるもをしき鐘の音かな(式乾門院御匣[新続古今])
618 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 03:06:57 ID:paZOWwA5
いつはりのなき世なりともいかがせん契らでとはぬ夕暮の空(順徳院[続千載])
619 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 03:52:23 ID:paZOWwA5
袖のうへに露おきそめし夕べよりなれて幾夜の秋の月かげ(真昭法師[新勅撰])
620 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 03:57:05 ID:paZOWwA5
はかなしやつらきはさらにつらからで思はぬ人をなほ思ふ身は(性助法親王[新続古今])
621 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 04:17:28 ID:paZOWwA5
さびしさは色も光もふけはてて枯野の霜に有明の月(亀山院[新続古今])
622 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 04:18:50 ID:paZOWwA5
いつしかと霜こそむすべをざさ原冬の日数の一夜ふた夜に(亀山院[新続古今])
623 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 06:06:35 ID:paZOWwA5
さだめなき心やみえむ山里をさびしといひて又うかれなば(覚助法親王[新続古今])
624 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 07:23:28 ID:paZOWwA5
恋ひ死なん後も心のかはらずはこの世ならでも物やおもはん(京極為子[新続古今])
625 :
名無氏物語 :2007/11/21(水) 07:30:00 ID:paZOWwA5
くれぬまにわけつる雲は跡もなし月にぞこゆる峰のかけはし(小倉実教[新続古今])
626 :
名無氏物語 :2007/11/23(金) 18:03:28 ID:T3d2C4KE
過ぎにけり軒のしづくは残れども雲におくれぬ夕立の雨(後宇多院[新続古今])
627 :
名無氏物語 :2007/11/24(土) 17:49:23 ID:qttLQ7Xi
しづかなる心しすめば山かげに我が身涼しき夏の夕ぐれ(後宇多院[新続古今])
628 :
名無氏物語 :2007/11/25(日) 18:01:45 ID:uLqdLhVk
花なれやと山の春の朝ぼらけ嵐にかをる峰の白雲(藤原成宗[新勅撰])
629 :
名無氏物語 :2007/11/26(月) 18:09:36 ID:NiDjvSwy
桜花ちるをあはれといひいひていづれの春にあはじとすらむ(殷富門院大輔[新勅撰])
630 :
名無氏物語 :2007/11/29(木) 17:58:49 ID:63l+vcoH
かすむ夜の光を花とにほふにぞ月のかつらの春もしらるる(二条為明[新続古今])
631 :
名無氏物語 :2007/11/29(木) 17:59:28 ID:63l+vcoH
うたたねのとこ世をかけてにほふなり夢の枕の軒の橘(二条為明[新続古今])
632 :
名無氏物語 :2007/11/30(金) 16:11:43 ID:ar0WJpUj
いとどしくあべの市人さわぐらし坂こえかかる夕立の雲(二条為明[新続古今])
633 :
名無氏物語 :2007/11/30(金) 16:14:50 ID:ar0WJpUj
夢さそふ風のやどりと成りにけり枕にちかき庭の荻はら(二条為明[新続古今])
634 :
名無氏物語 :2007/11/30(金) 16:19:04 ID:ar0WJpUj
暮れかかる山の下道わけ行けば雲こそかへれあふ人はなし(尊円親王[新続古今])
635 :
名無氏物語 :2007/11/30(金) 19:32:55 ID:ar0WJpUj
神な月しぐれにあへるもみぢ葉のふかばちりなむ風のまにまに(大伴池主[新勅撰])
636 :
名無氏物語 :2007/11/30(金) 20:13:47 ID:ar0WJpUj
関守もとめぬ日数に秋暮れて有明の月のすまの浦波(冷泉為秀[新続古今])
637 :
名無氏物語 :2007/11/30(金) 20:15:28 ID:ar0WJpUj
すまのうらに秋をとどめぬ関守ものこる霜夜の月は見るらん(藤原信実[新勅撰])
638 :
名無氏物語 :2007/11/30(金) 20:19:08 ID:ar0WJpUj
あまつ風こほりをわたる冬の夜のをとめの袖をみがく月かげ(式子内親王[新勅撰])
639 :
名無氏物語 :2007/11/30(金) 20:23:54 ID:ar0WJpUj
あひみしはありしうつつを限にて今は夢にもことのはぞなき(九条教実[新続古今])
640 :
名無氏物語 :2007/11/30(金) 21:58:14 ID:ar0WJpUj
花はみな霞の底にうつろひて雲にいろづくをはつせの山(九条良経[新勅撰])
641 :
名無氏物語 :2007/11/30(金) 23:48:21 ID:ar0WJpUj
のがれきて人めをいとふ心にもあまりさびしき山のおくかな(覚誉法親王[新続古今])
642 :
名無氏物語 :2007/12/01(土) 01:50:21 ID:oXIor+DL
きのふこそ夏は暮れしか朝戸出の衣手さむし秋の初風(源実朝[新続古今])
643 :
名無氏物語 :2007/12/01(土) 04:22:58 ID:oXIor+DL
ささがにのくものいとすぢ代々かけてたえぬこと葉の玉津島姫(二条為重[新続古今])
644 :
名無氏物語 :2007/12/01(土) 04:43:40 ID:oXIor+DL
空にすむ星となりても君が代をともにぞまもる七の神がき(経賢[新続古今])
645 :
名無氏物語 :2007/12/01(土) 06:37:25 ID:oXIor+DL
めぐりあふ今日はやよひのみかは水名にながれたる花のさかづき(花山院家賢[新続古今])
646 :
名無氏物語 :2007/12/01(土) 09:37:00 ID:oXIor+DL
見るからになぐさめかぬる心ともしらずがほなる月の影かな(後亀山院[新続古今])
647 :
名無氏物語 :2007/12/01(土) 10:22:01 ID:oXIor+DL
せきあへぬ袖よりおちて憂きことの数にもあまる滝の白玉(二条為遠[新続古今])
648 :
名無氏物語 :2007/12/01(土) 10:40:00 ID:oXIor+DL
しられじなしのぶの山の初しぐれ心のおくにそむる紅葉ば(花山院長親[新続古今])
649 :
名無氏物語 :2007/12/01(土) 10:41:37 ID:oXIor+DL
なげきつつひとりやさねん葦辺ゆく鴨のはがひも霜さゆる夜に(花山院長親[新続古今])
650 :
名無氏物語 :2007/12/03(月) 02:25:45 ID:2DgyFEdn
さみだれの日をふるままにひまぞなき葦の篠屋の軒のたま水(平資盛[新勅撰])
651 :
名無氏物語 :2007/12/03(月) 02:27:40 ID:2DgyFEdn
春さむみ猶ふきあげの浜風にかすみもはてぬ紀ぢの遠山(飛鳥井雅縁[新続古今])
652 :
名無氏物語 :2007/12/04(火) 03:42:01 ID:mHcsSjV2
浪よするふきあげのはまのはま風に時しもわかぬ雪ぞつもれる(藤原教長[新勅撰])
653 :
名無氏物語 :2007/12/04(火) 03:42:52 ID:mHcsSjV2
雪とのみさそふもおなじ河風に氷りてとまれ花の白波(飛鳥井雅縁[新続古今])
654 :
名無氏物語 :2007/12/04(火) 03:44:15 ID:mHcsSjV2
水無瀬山玉をみがきし跡とめて忘れぬ郷と月やすむらん(飛鳥井雅縁[新続古今])
655 :
名無氏物語 :2007/12/05(水) 02:00:59 ID:du+1rIqm
今朝は猶ははその色もうす霧のしたにまたるる佐保の山風(飛鳥井雅縁[新続古今])
656 :
名無氏物語 :2007/12/05(水) 02:03:15 ID:du+1rIqm
かすみつる空こそあらめ草の原おちてもみえぬ夕雲雀かな(冷泉為尹[新続古今])
657 :
名無氏物語 :2007/12/05(水) 02:07:33 ID:du+1rIqm
しほれふすまがきの霜の下荻や音せし風の秋の故郷(冷泉為尹[新続古今])
658 :
名無氏物語 :2007/12/06(木) 18:00:23 ID:zCX9CR51
志賀の浦やよせてかへらぬ浪のまに氷うちとけ春はきにけり(後小松院[新続古今])
659 :
名無氏物語 :2007/12/06(木) 18:01:24 ID:zCX9CR51
又むすぶ契りもしらで消えかへる野上の露のしののめの空(後小松院[新続古今])
660 :
名無氏物語 :2007/12/08(土) 04:05:22 ID:VZ1eRJ7C
まさかきの春のみどりの色なれや霞ぞにほふあまのかぐ山(後崇光院[新続古今])
661 :
名無氏物語 :2007/12/08(土) 04:06:18 ID:VZ1eRJ7C
榊とる卯月きぬらし子規そのかみ山にゆふかけてなく(後崇光院[新続古今])
662 :
名無氏物語 :2007/12/08(土) 04:08:48 ID:VZ1eRJ7C
その色とわかぬあはれもふか草や竹のは山の秋の夕ぐれ(後崇光院[新続古今])
663 :
名無氏物語 :2007/12/09(日) 03:13:39 ID:gC9RYWma
やどれ月露わけきつる旅衣たちし都のわすれがたみに(後崇光院[新続古今])
664 :
名無氏物語 :2007/12/09(日) 03:20:28 ID:gC9RYWma
伏見山むかしの跡は名のみしてあれまくをしき代々の古郷(後崇光院[新続古今])
665 :
名無氏物語 :2007/12/09(日) 03:28:11 ID:gC9RYWma
花みるもくるしかりけり青柳の糸よりよわき老のちからは(藤原頼輔[新続古今])
666 :
名無氏物語 :2007/12/09(日) 17:57:53 ID:N9g/j8No
しのぶ山しのびてかよふ道もがな人の心のおくも見るべく(在原業平[新勅撰])
667 :
名無氏物語 :2007/12/09(日) 18:05:14 ID:N9g/j8No
難波がた塩やく煙立ちそひて霞もなびくうら風ぞふく(飛鳥井雅世[新続古今])
668 :
九 :2007/12/09(日) 22:38:57 ID:wVamfurQ
1999年のセンター試験、宇津保物語の現代語訳を教えてください。
669 :
名無し :2007/12/09(日) 22:48:54 ID:wVamfurQ
1999年のセンター試験、宇津保物語の現代語訳を教えてください。
670 :
名無氏物語 :2007/12/10(月) 02:07:17 ID:nz2W+sH7
受験以来古文から10年くらい遠ざかっていた者なのですが、急に昔読んだ古今集が 読みたくなりました。文法をほぼ忘れてしまいましたが、岩波の旧大系の古今集を 古書店で安く買ってきたら注を頼りに読み進むことはできるでしょうか?
671 :
名無氏物語 :2007/12/10(月) 07:50:27 ID:d8tyQtyb
言の葉の花橘にしのぶぞよ代々のむかしの風の匂ひを(飛鳥井雅世[新続古今])
672 :
名無氏物語 :2007/12/10(月) 07:51:14 ID:d8tyQtyb
木の葉のみちりしく頃の山河にくれなゐくぐる鳰の通ひ路(飛鳥井雅世[新続古今])
673 :
名無氏物語 :2007/12/10(月) 07:52:40 ID:d8tyQtyb
白妙の真砂のうへにふりそめて思ひしよりも積もる雪かな(飛鳥井雅世[新続古今])
674 :
名無氏物語 :2007/12/11(火) 02:44:04 ID:H7dNFCbi
昔だに昔といひし宇津の山こえてぞしのぶ蔦の下道(飛鳥井雅世[新続古今])
675 :
名無氏物語 :2007/12/11(火) 02:52:46 ID:r4LdWKOe
見るままに鐘のね遠くなりにけり雲もかさなる峰の古寺(飛鳥井雅世[新続古今])
676 :
名無氏物語 :2007/12/11(火) 02:56:03 ID:r4LdWKOe
鳥はいまねぐらをしむる梢にも花はとまらぬ春風ぞ吹く(堯孝[新続古今])
677 :
名無氏物語 :2007/12/11(火) 03:02:16 ID:r4LdWKOe
月もなほ残るみぎりの朝きよめ夏さへ霜をはらふとぞみる(堯孝[新続古今])
678 :
名無氏物語 :2007/12/11(火) 03:05:31 ID:r4LdWKOe
ふけにけりおきそふ露も玉だれのこすのおほ野の夜はの月かげ(堯孝[新続古今])
679 :
名無氏物語 :2007/12/11(火) 17:51:56 ID:QS/Rof9d
ふる程もあさぢにまじりさく花のなびくとぞみる今朝の初雪(堯孝[新続古今])
680 :
名無氏物語 :2007/12/11(火) 17:55:13 ID:QS/Rof9d
草枕わが故郷のほかにまたとほつ飛鳥のみやこ恋しも(堯孝[新続古今])
681 :
名無氏物語 :2007/12/12(水) 14:07:56 ID:9cSJDMQz
なほまもれ和歌の浦波かかる世にあへるや道の神もうれしき(堯孝[新続古今])
682 :
名無氏物語 :2007/12/12(水) 14:09:41 ID:9cSJDMQz
のどかなる日影とともに軒ちかき梢にうつる鶯のこゑ(足利義教[新続古今])
683 :
名無氏物語 :2007/12/12(水) 14:11:05 ID:9cSJDMQz
夕立の雲の衣はかさねても空に涼しき風のおとかな(足利義教[新続古今])
684 :
名無氏物語 :2007/12/12(水) 17:57:17 ID:CwIU0zj/
おなじくは思ふ心のおくの海を人にしらせでしづみはてなん(足利義教[新続古今])
685 :
名無氏物語 :2007/12/16(日) 03:37:06 ID:md2udVft
けさよりは袂もうすく立ちかへて花の香とほき夏ごろもかな(後花園院[新続古今])
686 :
名無氏物語 :2007/12/16(日) 03:38:18 ID:md2udVft
月も今み山出づらしほととぎすふけゆく空に声のきこゆる(後花園院[新続古今])
687 :
名無氏物語 :2007/12/16(日) 17:50:07 ID:BVxV01Au
夢にだに見で明かしつる暁の恋こそ恋のかぎりなりけれ(和泉式部[新勅撰])
688 :
名無氏物語 :2007/12/16(日) 17:53:55 ID:BVxV01Au
おもひ川かげみし水のうす氷かさなる夜はの月もうらめし(藤原家隆[新続古今])
689 :
名無氏物語 :2007/12/17(月) 01:22:02 ID:9Cfk+4Qk
おもかげに花のすがたをさきだてていくへこえきぬ峰の白雲(藤原俊成[新勅撰])
690 :
名無氏物語 :2007/12/17(月) 18:06:34 ID:fdKQ5puA
妹が島かたみのうらのさ夜千鳥おも影そへて妻や恋ふらむ(よみびとしらず[新続古今])
691 :
名無氏物語 :2007/12/19(水) 01:41:17 ID:ZSC4n+FE
春はいかにちぎりおきてかすぎにしとおくれてにほふ花にとはばや(大弐三位[新勅撰])
692 :
名無氏物語 :2007/12/20(木) 18:09:45 ID:55o07X7e
かくしつつゆく年波のあはれ身にいまいくたびかこえんとすらむ(洞院公賢[新続古今])
693 :
名無氏物語 :2008/01/08(火) 17:58:18 ID:F+2pb6kc
面影に花のすがたを先だてて幾重越えきぬ峯の白雲(藤原俊成[新勅撰])
694 :
名無氏物語 :2008/01/18(金) 06:42:27 ID:uFUKLhPl
秋こそあれ人はたづねぬ松の戸を幾重もとぢよ蔦のもみぢ葉(式子内親王[新勅撰])
695 :
名無氏物語 :2008/01/20(日) 18:17:53 ID:7XT8Q+P5
さらしなや姨捨山に旅寝してこよひの月をむかし見しかな(能因法師[新勅撰])
696 :
名無氏物語 :2008/01/20(日) 18:18:37 ID:7XT8Q+P5
すみわたる光もきよし白妙の浜名の橋の秋の夜の月(藤原光俊[新勅撰])
697 :
名無氏物語 :2008/01/21(月) 18:46:03 ID:rFYd96+W
霞しくこのめはるさめふるごとに花のたもとはほころびにけり(藤原顕季[新勅撰])
698 :
名無氏物語 :2008/02/07(木) 18:35:58 ID:9qhQCBxV
来ぬ人を松帆の浦の夕凪にやくや藻塩の身もこがれつつ(藤原定家[新勅撰])
699 :
名無氏物語 :2008/02/07(木) 19:31:42 ID:9qhQCBxV
ひさかたのみどりの空の雲間より声もほのかにかへる雁がね(藤原師氏[新勅撰])
700 :
名無氏物語 :2008/02/07(木) 20:14:37 ID:9qhQCBxV
咲かぬまは花と見よとやみ吉野の山の白雪きえがてにする(二条院讃岐[新勅撰])
701 :
名無氏物語 :2008/02/07(木) 21:18:00 ID:9qhQCBxV
清滝や瀬々の岩波たかを山人もあらじの風ぞ身にしむ(高弁[新勅撰])
702 :
名無氏物語 :2008/02/07(木) 21:19:35 ID:9qhQCBxV
くりためて今朝や氷に結ぶらん清滝河の瀬々の白糸(行意[新続古今])
703 :
名無氏物語 :2008/02/07(木) 22:35:29 ID:9qhQCBxV
梅が香のたが里わかず匂ふ夜はぬしさだまらぬ春風ぞ吹く(行念[新勅撰])
704 :
名無氏物語 :2008/02/07(木) 22:37:50 ID:9qhQCBxV
心あてにそれかとばかり伝へ来てぬしさだまらぬ夕顔の花(丹波忠守[新続古今])
705 :
名無氏物語 :2008/02/07(木) 22:41:52 ID:9qhQCBxV
荒れにけり籬の苔の深緑たがぬぎかけし衣なるらん(後嵯峨院[新続古今])
706 :
名無氏物語 :2008/02/07(木) 22:44:40 ID:9qhQCBxV
もみぢ葉のちりかひくもる夕時雨いづれか道と秋のゆくらむ(源有長[新勅撰])
707 :
名無氏物語 :2008/02/07(木) 22:49:00 ID:9qhQCBxV
あぢきなく頼めぬ月の影もうしいひしばかりの有明の空(藤原忠良[新続古今])
708 :
名無氏物語 :2008/02/08(金) 09:24:50 ID:KTTQqYA4
妻こふる我が身一つの秋とてや夜な夜な月に鹿の鳴くらん(式乾門院御匣[新続古今])
709 :
名無氏物語 :2008/02/18(月) 17:59:23 ID:o/O1mjlF
難波津に咲くやむかしの梅の花今も春なるうら風ぞ吹く(九条良経[新勅撰])
710 :
名無氏物語 :2008/02/22(金) 01:27:22 ID:FLwQTFjP
さ夜ふかみ山時鳥なのりして木のまろ殿を今ぞすぐなる(藤原公行[新勅撰])
711 :
名無氏物語 :2008/02/23(土) 17:59:22 ID:O8mJoZl+
世の中は常にもがもな渚こぐ海人の小舟の綱手かなしも(源実朝[新勅撰])
712 :
名無氏物語 :2008/02/24(日) 18:05:55 ID:sNAoAKvB
うちなびく野島がさきの夏草に夕波かけて浦風ぞ吹く(宗尊親王[新続古今])
713 :
名無氏物語 :2008/02/24(日) 18:07:56 ID:sNAoAKvB
夕凪に明石のとより見わたせば大和島根をいづる月影(西園寺実氏[新勅撰])
714 :
名無氏物語 :2008/02/26(火) 21:54:57 ID:85fWncAe
花の色をそれかとぞ思ふ乙女子が袖ふる山の春のあけぼの(藤原良経[新続古今])
715 :
名無氏物語 :2008/02/27(水) 00:32:53 ID:kz9SSMaJ
かざしをる三輪の檜原の杉の葉や年ふる色のしるしなるらん(亀山院[新続古今])
716 :
名無氏物語 :2008/02/27(水) 08:04:06 ID:kz9SSMaJ
風ふけば浜松がえの手向草つゆばかりこそぬさとちるらめ(寂蓮[新勅撰])
717 :
名無氏物語 :2008/03/01(土) 17:55:27 ID:wyHyiE35
飛鳥風いたづらに吹く宵々に秋ぞこととふたをやめの袖(亀山院[新続古今])
718 :
名無氏物語 :2008/03/01(土) 18:22:00 ID:wyHyiE35
あしへゆく鴨のはがひに霜降りてさむきゆふへのことをしぞおもふ(志貴皇子[新勅撰])
719 :
名無氏物語 :2008/03/01(土) 18:25:07 ID:wyHyiE35
天の川うきつの波に彦星の妻むかへ舟いまやこぐらし(藤原敦仲[新勅撰])
720 :
名無氏物語 :2008/03/01(土) 18:27:12 ID:wyHyiE35
天の川川音すみて彦星の妻迎へ舟まつや久しき(土御門院小宰相[新続古今])
721 :
名無氏物語 :2008/03/02(日) 18:08:53 ID:vq71amf9
この寝ぬる朝けの山の松風は霞をわけて花の香ぞする(藤原定家[新続古今])
722 :
名無氏物語 :2008/03/03(月) 18:04:11 ID:9/2CPZwO
この寝ぬる朝けの風にかをるなり軒端の梅の春のはつ花(源実朝[新勅撰])
723 :
名無氏物語 :2008/03/07(金) 03:42:19 ID:0FKqSK6q
明石潟塩風あらき夕波に遠島かけてたづ鳴きわたる(祝部成胤[新続古今])
724 :
名無氏物語 :2008/03/07(金) 05:02:08 ID:0FKqSK6q
風さむみ夜のふけゆけば妹が島かたみのうらに千鳥なくなり(源実朝[新勅撰])
725 :
名無氏物語 :2008/03/07(金) 07:24:36 ID:0FKqSK6q
山もとに雪はふりつつしかすがにこのかはやなぎもえにけるかも(山部赤人[新勅撰])
726 :
名無氏物語 :2008/03/07(金) 08:08:06 ID:0FKqSK6q
山の井の水の心は浅けれどあかで年ふる柴の庵かな(寂真[新続古今])
727 :
名無氏物語 :2008/03/07(金) 10:02:06 ID:0FKqSK6q
目には見て手にはとられぬ月のうちの桂のごとき妹いかにせん(湯原王[新勅撰])
728 :
名無氏物語 :2008/03/07(金) 10:35:21 ID:0FKqSK6q
青によし奈良の都のくろ木もてつくれる屋戸は居れど飽かぬかも(聖武天皇[新勅撰])
729 :
名無氏物語 :2008/03/07(金) 10:39:32 ID:0FKqSK6q
何処にもふりさけ今や三笠山もろこしかけていづる月影(源家長[新勅撰])
730 :
名無氏物語 :2008/03/08(土) 07:00:05 ID:vkCHk/1k
さしも草もゆる伊吹の山の端のいつともわかぬ思ひなりけり(藤原頼氏[新勅撰])
731 :
名無氏物語 :2008/03/08(土) 09:18:37 ID:vkCHk/1k
かはづなく神なび河にさく花のいはぬ色をも人のとへかし(二条院讃岐[新勅撰])
732 :
名無氏物語 :2008/03/08(土) 09:43:14 ID:vkCHk/1k
古郷の人の面かげ月にみて露わけあかすまののかや原(宗尊親王[新続古今])
733 :
名無氏物語 :2008/03/08(土) 10:09:20 ID:vkCHk/1k
ゆふさればみちたどたどし月まちてかへれわがせこそのまにも見む(よみ人しらず[新勅撰])
734 :
名無氏物語 :2008/03/08(土) 10:40:34 ID:vkCHk/1k
音にたてぬかり庭の雉さのみやはおのがありかを忍びはつべき(実甚[新続古今])
735 :
名無氏物語 :2008/03/11(火) 18:01:38 ID:vmC1gy55
秋風は日ごとに吹きぬ高砂の尾上の萩の散らまく惜しも(大伴家持[新続古今])
736 :
名無氏物語 :2008/03/11(火) 18:03:11 ID:vmC1gy55
秋萩のうつろふ惜しと鳴く鹿の声聞く山はもみぢしにけり(大伴家持[新勅撰])
737 :
名無氏物語 :2008/03/13(木) 18:04:16 ID:BqSg/gEs
神さびて幾世を過ぎぬ古郷となりにしならの山のはの月(藤原光俊[新続古今])
738 :
名無氏物語 :2008/03/14(金) 18:04:10 ID:nUbqDGy9
難波めがすくもたく火の深き江に上にもえてもゆく蛍かな(藤原雅経[新勅撰])
739 :
名無氏物語 :2008/03/17(月) 18:04:16 ID:V+RPBn0X
逢ひみてもさらぬ別れのある物をつれなしとても何歎くらん(殷富門院大輔[新勅撰])
740 :
名無氏物語 :2008/03/18(火) 17:57:58 ID:yNsMeqxW
思ひせく心しられて滝つせの中なる淀にとぶ蛍かな(源光正[新続古今])
741 :
名無氏物語 :2008/03/18(火) 22:32:54 ID:al0/F0Ha
ヘタレ、必死だなwww
742 :
名無氏物語 :2008/03/18(火) 22:35:20 ID:al0/F0Ha
ヘタレ、必死だなwww
743 :
名無氏物語 :2008/03/18(火) 22:37:16 ID:al0/F0Ha
ヘタレ、必死だなwww
744 :
名無氏物語 :2008/03/18(火) 22:38:14 ID:al0/F0Ha
ヘタレ、必死だなwww
745 :
名無氏物語 :2008/03/19(水) 22:16:12 ID:atMC9A+G
ヘタレ様(別名、二松(ふたまつ)様)登場 ID:w0b3yrnQ=ID:j9unkwWi=ID:chkBEbpE=ID:q4e/smMY(3月16日) ID:8NVBk1tV(3月17日) ID:m8xExGgv=ID:al0/F0Ha=ID:CYw25Pjy(3月18日) ID:4yhQmRLY=ID:2PR2j7UH=ID:pe8ObzEu(3月19日) バリエーションがでてきているが、いいのか、悪いのか?
746 :
名無氏物語 :2008/03/22(土) 18:29:23 ID:7vcBuBrI
我が庵は小倉の山の近ければ浮世をしかとなかぬ日ぞなき(八条院高倉[新勅撰])
747 :
名無氏物語 :2008/03/22(土) 19:14:11 ID:7vcBuBrI
昔誰かかる桜の花をうゑて吉野を春の山となしけむ(藤原良経[新勅撰])
748 :
名無氏物語 :2008/03/22(土) 20:49:46 ID:7vcBuBrI
天津空雲の通ひ路それならぬ乙女の姿いつか待ち見ん(八条院高倉[新勅撰])
749 :
名無氏物語 :2008/03/23(日) 01:09:31 ID:CmBjUpJF
ふくからに身にぞしみける君はさは我をや秋の凩の風(八条院高倉[新勅撰])
750 :
名無氏物語 :2008/03/23(日) 07:04:12 ID:CmBjUpJF
宮城野の朝露分けて秋萩の色にみだるる忍ぶもぢずり(頓阿[新続古今])
751 :
名無氏物語 :2008/03/29(土) 17:55:06 ID:IgdiXzam
せきあへぬ袖よりおちてうき事の数にもあまる滝の白玉(二条為遠[新続古今])
752 :
名無氏物語 :2008/04/01(火) 20:18:01 ID:iarCCyZQ
春くれば千世のふる道ふみわけてたれせり河の若菜つむらん(藤原家隆[新続古今])
753 :
名無氏物語 :2008/04/01(火) 20:39:12 ID:iarCCyZQ
思はずよ花をかたみの嵯峨の山雪に跡とふ千世の古道(源満元[新続古今])
754 :
名無氏物語 :2008/04/02(水) 00:24:56 ID:O3ReTx2F
秋はけふくれなゐくくる龍田河ゆくせの波も色かはるらん(藤原雅経[新勅撰])
755 :
名無氏物語 :2008/04/02(水) 06:28:08 ID:O3ReTx2F
よとともに消えぬ思ひを信濃なる同じ煙のあさましの身や(源家長[新続古今])
756 :
名無氏物語 :2008/04/02(水) 06:31:16 ID:O3ReTx2F
あやなくや雲にまがへん見ずもあらずみもせぬ花に山ぢくらして(三条西公保[新続古今])
757 :
名無氏物語 :2008/04/02(水) 07:26:21 ID:O3ReTx2F
かくしつつうき身消えなばありし夜の夢をはかなみあはれとをみよ(藤原公経[新続古今])
758 :
名無氏物語 :2008/04/02(水) 07:29:13 ID:O3ReTx2F
しのぶ山しのびてかよふ道もがな人のこころのおくも見るべく(在原業平[新勅撰])
759 :
名無氏物語 :2008/04/02(水) 07:57:59 ID:O3ReTx2F
のちの世の身をしる雨のかきくもり苔の袂にふらぬ日ぞなき(二条院讃岐[新勅撰])
760 :
名無氏物語 :2008/04/05(土) 18:12:24 ID:ABtKNqIp
思ふこと言はでぞただにやみぬべき我とひとしき人しなければ(在原業平[新勅撰])
761 :
名無氏物語 :2008/04/08(火) 18:54:54 ID:E9Uke2lP
秋の夜を事ぞともなく明けぬとは七夕つめや思ひしるらん(藤原親子[新続古今])
762 :
名無氏物語 :2008/04/08(火) 18:57:35 ID:E9Uke2lP
月草のうつろふ色の深ければ人の心の花ぞしほるる(中宮但馬[新勅撰])
763 :
名無氏物語 :2008/04/08(火) 20:35:57 ID:E9Uke2lP
春の夜の月も有明になりにけりうつろふ花にながめせしまに(藤原雅経[新勅撰])
764 :
名無氏物語 :2008/04/09(水) 01:15:03 ID:2/05irUh
八十ぢまで我が身世にふる恨みさへ積りにけりな花の白雪(浄弁[新続古今])
765 :
名無氏物語 :2008/04/09(水) 01:42:42 ID:2/05irUh
思ひいでて昔をしのぶ袖の上にありしにもあらぬ月ぞやどれる(源実朝[新勅撰])
766 :
名無氏物語 :2008/04/19(土) 15:15:57 ID:oQfrTosJ
雪ふればかねてぞ見ゆる鏡山ちりかふ花の春のおもかげ(二条為子[新続古今])
767 :
名無氏物語 :2008/04/20(日) 00:20:56 ID:+6QksfFD
山桜たちのみかくす春霞いつしかはれて見るよしもがな(光孝天皇[新勅撰])
768 :
名無氏物語 :2008/04/20(日) 10:26:20 ID:+6QksfFD
春は花冬は雪とてしら雲のたえずたなびくみよしのの山(西園寺公経[新勅撰])
769 :
名無氏物語 :2008/04/20(日) 10:30:25 ID:+6QksfFD
霞ゐる高間の山の白雲は花かあらぬかかへる旅人(式子内親王[新勅撰])
770 :
名無氏物語 :2008/04/22(火) 22:20:08 ID:nEBzM5HB
いかにせんねをなく虫のから衣人もとがめぬ袖の涙を(藤原範宗[新勅撰])
771 :
名無氏物語 :2008/04/22(火) 23:28:57 ID:nEBzM5HB
ふじのねの空にや今はまがへましわが身にけたぬむなし煙を(西園寺公経[新勅撰])
772 :
名無氏物語 :2008/04/23(水) 07:44:09 ID:qWhbMyfJ
咲かぬまは花と見よとやみ吉野の山の白雪きえがてにする(二条院讃岐[新勅撰])
773 :
名無氏物語 :2008/04/24(木) 18:06:13 ID:8pnX4cw7
清滝や瀬々の岩波たかを山人もあらじの風ぞ身にしむ( 高弁 [新勅撰])
774 :
名無氏物語 :2008/04/24(木) 18:13:22 ID:8pnX4cw7
くりためて今朝や氷に結ぶらん清滝河の瀬々の白糸(行意[新続古今])
775 :
名無氏物語 :2008/04/28(月) 18:11:15 ID:W4auImrO
梅が香のたが里わかず匂ふ夜はぬしさだまらぬ春風ぞ吹く(行念[新勅撰])
776 :
名無氏物語 :2008/04/28(月) 18:22:02 ID:W4auImrO
心あてにそれかとばかり伝へ来てぬしさだまらぬ夕顔の花(丹波忠守[新続古今])
777 :
名無氏物語 :2008/04/28(月) 18:23:04 ID:W4auImrO
荒れにけり籬の苔の深緑たがぬぎかけし衣なるらん(後嵯峨院[新続古今])
778 :
名無氏物語 :2008/04/28(月) 18:26:45 ID:W4auImrO
もみぢ葉のちりかひくもる夕時雨いづれか道と秋のゆくらむ(源有長[新勅撰])
779 :
名無氏物語 :2008/04/28(月) 18:37:57 ID:W4auImrO
あぢきなく頼めぬ月の影もうしいひしばかりの有明の空(藤原忠良[新続古今])
780 :
名無氏物語 :2008/04/29(火) 18:07:37 ID:nsXocJih
妻こふる我が身一つの秋とてや夜な夜な月に鹿の鳴くらん(式乾門院御匣[新続古今])
781 :
名無氏物語 :2008/04/29(火) 18:34:29 ID:nsXocJih
たちまよふ吉野の桜よきて吹け雲に待たるる春の山風(九条教実[新勅撰])
782 :
名無氏物語 :2008/04/29(火) 18:42:46 ID:nsXocJih
旅衣みやこの月のおくらずはなにか別れのかたみならまし(頓阿[新続古今])
783 :
名無氏物語 :2008/05/01(木) 18:06:08 ID:2j8p4ihi
ももしきの大宮人もむれゐつつこぞとや今日をあすはかたらん(藤原師氏[新勅撰])
784 :
名無氏物語 :2008/05/03(土) 18:39:49 ID:it9HWFv7
わび人や神な月とはなりにけむ涙のごとくふる時雨かな(在原元方[新勅撰])
785 :
名無氏物語 :2008/05/03(土) 18:41:33 ID:it9HWFv7
武蔵野や人の心のあさ露につらぬきとめぬ袖の白玉(九条道家[新勅撰])
786 :
名無氏物語 :2008/05/04(日) 18:05:13 ID:xK29AVJw
よそながら思ひしよりも夏の夜のみはてぬ夢ぞはかなかりける(源宗于[新勅撰])
787 :
名無氏物語 :2008/05/05(月) 18:00:05 ID:s8jbyAv6
夏の夜の月の桂の下紅葉かつがつ秋の光をぞまつ(二条院讃岐[新続古今])
788 :
名無氏物語 :2008/05/06(火) 22:23:34 ID:xxFKMrhr
見るままに色かはりゆく久方の月の桂の秋のもみぢ葉(藤原資季[新勅撰])
789 :
名無氏物語 :2008/05/06(火) 23:24:08 ID:xxFKMrhr
芳野山今朝ふる雪やつもるらん入りにし人の跡だにもなし(土御門院[新続古今])
790 :
名無氏物語 :2008/05/07(水) 02:12:51 ID:H7KrXbIY
うつりゆく人の心は白雲のたえてつれなき契りなりけり(藤原良経[新続古今])
791 :
名無氏物語 :2008/05/07(水) 05:16:07 ID:H7KrXbIY
もろくともいざしら露に身をなして君があたりの草にきえなむ(壬生忠岑[新勅撰])
792 :
名無氏物語 :2008/05/07(水) 08:56:15 ID:H7KrXbIY
思ひせく涙の川の淀はあれど絶えん命のしがからみぞなき(惟賢[新続古今])
793 :
名無氏物語 :2008/05/07(水) 11:15:39 ID:H7KrXbIY
紅葉ばの流れもやらぬ大井河かは瀬は波の音にこそ聞け(源資綱[新勅撰])
794 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 01:28:02 ID:1HIaeYFX
とどめばや流れて早き年波の淀まぬ水はしがらみもなし(道助法親王[新勅撰])
795 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 02:34:19 ID:1HIaeYFX
命やはあだのおほ野の草枕はかなき夢もをしからぬ身を(順徳院[新続古今])
796 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 04:16:14 ID:1HIaeYFX
山桜かたもさだめずたづぬれば花より先にちる心かな(源雅実[新勅撰])
797 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 04:17:13 ID:1HIaeYFX
花も皆ちりにし宿の深緑をしまぬ色を春雨ぞふる(順徳院[新続古今])
798 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 07:47:29 ID:1HIaeYFX
郭公鳴くや五月の玉くしげ二声聞きて明くる夜もがな(藤原雅経[新勅撰])
799 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 07:50:32 ID:1HIaeYFX
さらぬだにふす程もなき夏の夜を待たれても鳴くほととぎすかな(藤原俊成[新勅撰])
800 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 08:06:04 ID:1HIaeYFX
よる波の涼しくもあるか敷妙の袖師の浦の秋の初風(藤原信実[新勅撰])
801 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 08:38:04 ID:1HIaeYFX
唐衣うつ声きけば月きよみまだ寝ぬ人をそらにしるかな(紀貫之[新勅撰])
802 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 08:39:29 ID:1HIaeYFX
ふる雪を空にぬさとぞたむけつる春のさかひに年のこゆれば(紀貫之[新勅撰])
803 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 08:41:24 ID:1HIaeYFX
かはりゆく影に昔を思ひ出でて涙をむすぶ山の井の水(藤原親盛[新勅撰])
804 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 10:05:16 ID:1HIaeYFX
梅が香もあまぎる月にまがへつつそれとも見えず霞む頃かな(九条道家[新勅撰])
805 :
名無氏物語 :2008/05/08(木) 10:31:02 ID:1HIaeYFX
雪とのみさそふもおなじ河風に氷りてとまれ花の白浪(飛鳥井雅世[新続古今])
806 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 19:04:19 ID:hBpGW58f
いづれをかわきて折るべき月影に色みえまがふ白菊の花(大弐三位[新勅撰])
807 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 19:05:22 ID:hBpGW58f
月影に色もわかれぬ白菊は心あてにぞ折るべかりける(藤原公行[新勅撰])
808 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 19:34:04 ID:hBpGW58f
思ひ寝に我が心からみる夢も逢ふ夜は人のなさけなりけり(藤原忠良[新続古今])
809 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 21:12:09 ID:hBpGW58f
岩にむす苔ふみならす三熊野の山のかひある行末もがな(後鳥羽院[新古今])
810 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 21:31:50 ID:hBpGW58f
思へどもつらくもあるかな七夕のなどか一夜と契りそめけん(基長[新勅撰])
811 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 22:32:06 ID:hBpGW58f
さきやらぬ花の梢はたかさごの松を友とやつれなかるらむ(直明王[新続古今])
812 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 23:11:24 ID:hBpGW58f
天つ風氷を渡る冬の夜の乙女の袖をみがく月影(式子内親王[新勅撰])
813 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 23:31:38 ID:hBpGW58f
春やくる花や咲くとも知らざりき谷のそこなる埋木の身は(和泉式部[新勅撰])
814 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 23:33:08 ID:hBpGW58f
わくらばにあふ坂山のさねかづらくるをたえずと誰か頼まん(九条道家[新勅撰])
815 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 23:49:06 ID:hBpGW58f
さきにほひ風まつほどの山ざくら人の世よりは久しかりけり(藤原兼輔[新勅撰])
816 :
名無氏物語 :2008/05/09(金) 23:50:33 ID:hBpGW58f
くれ竹の世々の宮こときくからに君は千年のうたがひもなし(藤原兼輔[新勅撰])
817 :
名無氏物語 :2008/05/10(土) 00:13:56 ID:avaSASo6
まよひこし心の闇をしるべにて子を思ふ道に月をみる哉(玄覚[新続古今])
818 :
名無氏物語 :2008/05/10(土) 00:39:37 ID:avaSASo6
白雲のここのへにたつ峰なればおほうち山といふにぞありける(藤原兼輔[新勅撰])
819 :
名無氏物語 :2008/05/10(土) 00:41:59 ID:avaSASo6
影みえて汀にたてる白菊は折られぬ波の花かとぞみる(村上天皇[新勅撰])
820 :
名無氏物語 :2008/05/10(土) 06:39:56 ID:avaSASo6
尋ねてもいかに待ちみん郭公初音つれなき三輪の山本(宗尊親王[新続古今])
821 :
名無氏物語 :2008/05/10(土) 06:41:20 ID:avaSASo6
なれきつる霞の衣たちわかれ我をばよそにすぐる春かな(藤原教実[新勅撰])
822 :
名無氏物語 :2008/05/10(土) 08:03:33 ID:avaSASo6
つひにさて逢はで此世を過してはたがつれなさの名をか残さん(洞院公宗母[新続古今])
823 :
名無氏物語 :2008/05/10(土) 21:16:51 ID:avaSASo6
おもひ河身をはやながら水の泡のきえてもあはむ浪のまもがな(藤原家隆[新勅撰])
824 :
名無氏物語 :2008/05/10(土) 21:20:35 ID:avaSASo6
朽ち残る板田の橋もかよふなりたえにし中を何にかけまし(二条満基[新続古今])
825 :
名無氏物語 :2008/05/10(土) 21:45:51 ID:avaSASo6
あかでのみふればなりけり逢はぬ夜も逢ふ夜も人をあはれとぞ思ふ(醍醐天皇[新勅撰])
826 :
名無氏物語 :2008/05/11(日) 02:51:06 ID:jGjOlBZc
荒れ果てし難波の里の春風にいまはたおなじ梅が香ぞする(慶雲[新続古今])
827 :
名無氏物語 :2008/05/11(日) 06:41:37 ID:jGjOlBZc
ここのへにかはらぬ梅の花見てぞいとど昔の春はこひしき(源通親[新勅撰])
828 :
名無氏物語 :2008/05/11(日) 23:48:54 ID:yqw12Y+G
雲ゐにて雲ゐにみゆるかささぎの橋をわたると夢に見しかな(藤原敦忠[新勅撰])
829 :
名無氏物語 :2008/05/12(月) 06:08:51 ID:vLN3flFZ
かなしきもあはれもたぐひ多かるを人にふるさぬ言の葉もがな(藤原伊尹[新$勅撰])
830 :
名無氏物語 :2008/05/12(月) 09:00:39 ID:vLN3flFZ
人めもる心のうちの関なれは行もかへるも誰かいさめん(西園寺実氏[新続古今])
831 :
名無氏物語 :2008/05/16(金) 21:34:11 ID:z1paOuBq
月も今み山いづらし時鳥ふけゆく空に声のきこゆる(後花園天皇[新続古今])
832 :
名無氏物語 :2008/05/16(金) 22:04:18 ID:z1paOuBq
人しれずしのぶの浦に焼く塩のわが名はまだき立つ煙かな(藤原家隆[新勅撰])
833 :
名無氏物語 :2008/05/16(金) 22:05:10 ID:z1paOuBq
音に聞く田子の浦波それならで恋すてふ名のたたぬ日ぞなき(静仁法親王[新続古今])
834 :
名無氏物語 :2008/05/16(金) 22:24:51 ID:z1paOuBq
暮るる夜は衛士のたく火をそれと見よ室の八島も都ならねば(藤原定家[新勅撰])
835 :
名無氏物語 :2008/05/17(土) 00:43:59 ID:K0V6TTK2
つくば山はやましげ山たづね見む恋にまされるなげきありやと(藤原経家[新勅撰])
836 :
名無氏物語 :2008/05/17(土) 01:56:50 ID:K0V6TTK2
遠近(をちこち)の風とぞ今はなりなましかひなき物は我が身なりけり(朱雀天皇[新続古今])
837 :
名無氏物語 :2008/05/17(土) 20:24:16 ID:K0V6TTK2
とへかしなあやしき程の夕暮のあはれすぐさぬなさけばかりに(二条院皇后宮常陸[新勅撰])
838 :
名無氏物語 :2008/05/17(土) 21:57:56 ID:K0V6TTK2
秋こそあれ人は尋ねぬ松の戸を幾重もとぢよ蔦の紅葉葉(式子内親王[新勅撰])
839 :
名無氏物語 :2008/05/17(土) 22:33:41 ID:K0V6TTK2
春をあさみ旅の枕にむすぶべき草葉もわかきころにもあるかな(恵慶[新続古今])
840 :
名無氏物語 :2008/05/18(日) 07:12:34 ID:6k/3jo+u
忘れじのゆくすゑかたき世の中にむそぢなれぬる袖の月かげ(源家長[新勅撰])
841 :
名無氏物語 :2008/05/18(日) 08:18:37 ID:6k/3jo+u
かた時もわすれやはするつらかりし心の更にたぐひなければ(藤原高光[新勅撰])
842 :
名無氏物語 :2008/05/18(日) 08:22:18 ID:6k/3jo+u
逢坂の関ふみならすかち人のわたれどぬれぬ花の白波(藤原良経[新勅撰])
843 :
名無氏物語 :2008/05/18(日) 08:34:05 ID:6k/3jo+u
思ひやる心も空になりにけり独り有明の月をながめて(藤原高遠[新勅撰])
844 :
名無氏物語 :2008/05/18(日) 09:34:56 ID:6k/3jo+u
ありし夜を見はてぬ夢の枕にも猶うらめしき鐘の音かな(源通親[新続古今])
845 :
名無氏物語 :2008/05/18(日) 17:52:29 ID:Vn9cvqsQ
葉をしげみと山の影やまがふらん明くるもしらぬ日ぐらしのこゑ(藤原実方[新勅撰])
846 :
名無氏物語 :2008/05/19(月) 18:21:02 ID:ya76xws1
さしも草もゆる伊吹の山の端のいつともわかぬ思ひなりけり(藤原頼氏[新勅撰])
847 :
名無氏物語 :2008/05/22(木) 18:11:57 ID:WrxkiuEZ
いづれをかわきて折るべき月影に色みえまがふ白菊の花(大弐三位[新勅撰])
848 :
名無氏物語 :2008/05/25(日) 18:18:24 ID:2NvUnZn4
恋といへば世の常のとや思ふらん今朝の心はたぐひだになし(敦道親王[新勅撰])
849 :
名無氏物語 :2008/05/25(日) 18:20:50 ID:2NvUnZn4
琴のねの春のしらべにきこゆれば霞たなびく空かとぞ思ふ(選子内親王[新勅撰])
850 :
名無氏物語 :2008/05/27(火) 18:59:42 ID:zuDYTJaR
初雁も思ふ方をやしたふらんなくねにまがふ秋の浦波(三条実重[新続古今])
851 :
名無氏物語 :2008/05/28(水) 00:18:37 ID:iGftSdU8
たまさかにあふことの葉もかれぬれば冬こそ恋の限なりけれ(藤原俊忠[新続古今])
852 :
名無氏物語 :2008/05/28(水) 04:02:40 ID:iGftSdU8
嵐ふく船木の山のもみぢ葉はしぐれの雨に色ぞこがるる(藤原経忠[新勅撰])
853 :
名無氏物語 :2008/05/28(水) 04:04:01 ID:iGftSdU8
瑞垣にくちなし染めの衣きて紅葉にまじる人や祝り子(能因法師[新勅撰])
854 :
名無氏物語 :2008/05/28(水) 07:48:21 ID:iGftSdU8
よそにのみ思ひおこせし筑波嶺のみねの白雲けふ見つるかな(能因法師[新勅撰])
855 :
名無氏物語 :2008/05/28(水) 07:51:30 ID:iGftSdU8
更級や姨捨山に旅寝してこよひの月を昔見しかな(能因法師[新勅撰])
856 :
名無氏物語 :2008/05/28(水) 08:37:13 ID:iGftSdU8
そらならばたづねきなまし梅の花まだ身にしまぬ匂ひとぞみる(藤原頼通[新勅撰])
857 :
名無氏物語 :2008/05/28(水) 08:56:01 ID:iGftSdU8
いとどしく春の心の空なるに又花の香を身にぞしめつる(大弐三位[新勅撰])
858 :
名無氏物語 :2008/05/28(水) 08:58:48 ID:iGftSdU8
たえだえにたなびく雲のあらはれてまがひもはてぬ山桜かな(中宮少将[新勅撰])
859 :
名無氏物語 :2008/05/28(水) 09:37:13 ID:iGftSdU8
かすむより緑もふかし真菰生ふる美豆の御牧の春の河浪(藤原雅経[新続古今])
860 :
名無氏物語 :2008/05/31(土) 18:08:49 ID:aa92Glro
我も思ふ君もしのぶる秋の夜はかたみに風の音ぞ身にしむ(相模[新勅撰])
861 :
名無氏物語 :2008/06/01(日) 18:09:38 ID:O8G/ziDG
唐衣うつ声きけば月きよみまだねぬ人をそらにしるかな(紀貫之[新勅撰])
862 :
名無氏物語 :2008/06/01(日) 18:11:30 ID:O8G/ziDG
この世にはつれなき恋に身をかへて長くやはれぬ闇にまよはん(後醍醐院少将内侍[新続古今])
863 :
名無氏物語 :2008/06/05(木) 18:20:04 ID:ZU6TrUbN
さてもいかに岩垣沼のあやめ草あやめもしらぬ袖の玉水(後鳥羽院[新続古今])
864 :
名無氏物語 :2008/06/05(木) 18:21:35 ID:ZU6TrUbN
幾千代と岩垣沼のあやめ草ながきためしに今日やひかれむ(藤原公経[新勅撰])
865 :
名無氏物語 :2008/06/09(月) 20:39:26 ID:UFlProTs
踏みみける鳰(にほ)の跡さへ惜しきかな氷のうへにふれる白雪(康資王母[新勅撰])
866 :
名無氏物語 :2008/06/09(月) 20:42:54 ID:UFlProTs
天のとを雲ゐながらもよそにみて昔の跡をこふる月かな(菅原孝標女[新勅撰])
867 :
名無氏物語 :2008/06/10(火) 08:19:58 ID:7Txh01Hr
霞しく木の芽春雨ふるごとに花の袂はほころびにけり(藤原顕季[新勅撰])
868 :
名無氏物語 :2008/06/10(火) 23:47:22 ID:7Txh01Hr
たかさごのをのへの桜たづぬれば都の錦いくへ霞みぬ(式子内親王[新勅撰])
869 :
名無氏物語 :2008/06/11(水) 01:27:14 ID:1wiO8Vts
870 :
名無氏物語 :2008/06/11(水) 03:02:11 ID:tzE+lKYm
閉ぢはつるみ山の奥の松の戸をうらやましくも出づる月かな(源光行[新勅撰])
871 :
名無氏物語 :2008/06/12(木) 18:00:09 ID:pEslWJ2R
みどりなる外山の松のたえまよりあらはれてさく花桜かな(衣笠家良[新続古今])
872 :
名無氏物語 :2008/06/16(月) 18:23:20 ID:O5VbIlyE
あしびきの山のあらしに雲きえてひとり空ゆく秋の夜の月(九条教実[新勅撰])
873 :
名無氏物語 :2008/06/18(水) 18:12:00 ID:a32H62HP
霞しく木の芽はるさめふるごとに花の袂はほころびにけり(藤原顕季[新勅撰])
874 :
名無氏物語 :2008/06/18(水) 18:15:16 ID:a32H62HP
霧はれぬ花野の小萩さきにけり行きかふ人の袖にほふまで(藤原顕季[新続古今])
875 :
名無氏物語 :2008/06/22(日) 17:55:09 ID:E43F8EoY
三島江のかりそめにさへ真菰草ゆふ手にあまる恋もするかな(藤原俊忠[新勅撰])
876 :
名無氏物語 :2008/06/22(日) 17:58:47 ID:E43F8EoY
春はいかにちぎりおきてかすぎにしと遅れてにほふ花に問はばや(肥後[新勅撰])
877 :
名無氏物語 :2008/06/24(火) 20:00:21 ID:286zsbna
つらしともいさやいかがは石清水あふせまだきに絶ゆる心は(堀河院中宮上総[新勅撰])
878 :
名無氏物語 :2008/06/24(火) 20:04:41 ID:286zsbna
袖ぬるる山井の清水いかでかは人目もらさでかげを見るべき(待賢門院堀河[新勅撰])
879 :
名無氏物語 :2008/06/24(火) 20:14:54 ID:286zsbna
たちかへりまたやとはまし山風に花ちる里の人の心を(源師時[新勅撰])
880 :
名無氏物語 :2008/06/24(火) 23:07:30 ID:286zsbna
夕づく日いるさの山の高嶺よりはるかにめぐる初時雨かな(源兼昌[新勅撰])
881 :
名無氏物語 :2008/06/28(土) 18:08:06 ID:tOmWAuMA
雲ゐよりちりくる雪はひさかたの月のかつらの花にやあるらむ(藤原清輔[新勅撰])
882 :
名無氏物語 :2008/06/28(土) 18:11:08 ID:tOmWAuMA
いかに寝てさめし名残のはかなさぞ又も見ざりし夜はの夢かな(藤原清輔[新勅撰])
883 :
名無氏物語 :2008/06/29(日) 18:30:44 ID:vWT3TQ/K
花見るも苦しかりけり青柳の糸よりよわき老のちからは(藤原頼輔[新続古今])
884 :
名無氏物語 :2008/07/08(火) 19:44:34 ID:3Il6/G5t
から衣すそ野のきぎすうらむなりつまもこもらぬ荻の焼原(藤原良経[新続古今])
885 :
名無氏物語 :2008/07/08(火) 23:08:30 ID:3Il6/G5t
おのづから風のたよりにとふ人もありとやここに匂ふ梅が香(満済[新続古今])
886 :
名無氏物語 :2008/07/27(日) 18:04:49 ID:jFE7Wk36
萩のうへの雁の涙をかこつとも恋に色こき袖や見ゆらむ(藤原公経[新勅撰])
887 :
名無氏物語 :2008/08/01(金) 18:03:10 ID:Xlmi93zi
梅が香もあまぎる月にまがへつつそれとも見えず霞むころかな(九条道家[新勅撰])
888 :
名無氏物語 :2008/08/01(金) 18:21:40 ID:JbQ97z7M
888ゲット・・・
889 :
名無氏物語 :2008/08/03(日) 18:00:25 ID:SvX8hMRU
さてもいかに岩垣沼のあやめ草あやめもしらぬ袖の玉水(後鳥羽院[新続古今])
890 :
名無氏物語 :2008/08/05(火) 23:38:18 ID:a+v9jsLO
物おもふ雲のはたてになきそめてをりしもつらき秋の雁がね(二条為子[新続古今])
891 :
名無氏物語 :2008/08/06(水) 06:34:02 ID:a7snLXeI
恋せじとせし御そぎこそうけずとも逢瀬はゆるせかもの河波(三条実継[新続古今])
892 :
名無氏物語 :2008/08/06(水) 08:50:02 ID:h/gBBxbp
こひしなぬ身のおこたりぞ年へぬるあらばあふ世の心づよさに(藤原定家[新勅撰])
893 :
名無氏物語 :2008/08/06(水) 08:53:29 ID:h/gBBxbp
恋といへば世のつねのとや思ふらむけさの心はたぐひだになし(敦道親王[新勅撰])
894 :
名無氏物語 :2008/08/06(水) 09:02:57 ID:yRwvvkMG
うしと思ふものからぬるる袖のうらひだりみぎにも波やたつらむ(九条道家[新勅撰])
895 :
名無氏物語 :2008/08/07(木) 22:29:25 ID:x9VGfCsh
恋ひ死なむのちのうき世はしらねども生きてかひなき物は思はじ(藤原隆信[新勅撰])
896 :
名無氏物語 :2008/08/07(木) 22:30:47 ID:x9VGfCsh
こえばやな東路ときく常陸帯のかごとばかりの相坂の関(郁芳門院安芸[新勅撰])
897 :
名無氏物語 :2008/08/08(金) 09:20:05 ID:wRxVyFlG
見るとなき闇のうつつにあくがれてうちぬるなかの夢やたえなむ(九条道家[新勅撰])
898 :
名無氏物語 :2008/08/13(水) 17:56:41 ID:TfjLYVn9
松の戸をおしあけがたの山かぜに雲もかからぬ月を見るかな(藤原家隆[新勅撰])
899 :
名無氏物語 :2008/08/15(金) 13:13:32 ID:QJtqponD
うちはへていくかかへぬる夏びきの手びきの糸のさみだれの空(源家長[新勅撰])
900 :
名無氏物語 :2008/08/15(金) 14:30:15 ID:UlXNhwGj
900ゲット!
901 :
名無氏物語 :2008/08/18(月) 17:57:33 ID:VSSNMqOL
荻の葉にふきとふきぬる秋風の涙さそはぬ夕ぐれぞなき(藤原公経[新勅撰])
902 :
名無氏物語 :2008/08/19(火) 19:22:49 ID:4VIIvBgX
つたへてもいかに知らせむおなじ野の尾花がもとの草のゆかりに(藤原公衡[新勅撰])
903 :
名無氏物語 :2008/08/19(火) 19:25:20 ID:4VIIvBgX
武蔵野の春のけしきも知られけり垣根にめぐむ草のゆかりに(慈円[新勅撰])
904 :
名無氏物語 :2008/08/19(火) 22:00:45 ID:4VIIvBgX
更科やをばすて山にたびねしてこよひの月をむかし見しかな(能因[新勅撰])
905 :
名無氏物語 :2008/08/27(水) 00:49:40 ID:KNUQd0gN
906 :
名無氏物語 :2008/08/28(木) 22:05:02 ID:SZcfDJa9
花さそふあらしの庭の雪ならでふりゆく物はわが身なりけり(藤原公経[新勅撰])
907 :
名無氏物語 :2008/08/30(土) 00:05:51 ID:kuZMjNC0
あすか川けふの淵瀬もいかならむさらぬわかれはまつほどもなし(八条院高倉[新勅撰])
908 :
名無氏物語 :2008/08/30(土) 00:17:59 ID:kuZMjNC0
いへば猶人こそうけれいく世しもあらじ我が身をなど忘るらむ(定円[新続古今])
909 :
名無氏物語 :2008/09/01(月) 18:04:27 ID:T2EwMPZj
浅茅原ぬしなき宿の庭のおもにあはれ幾世の月かすみけむ(源実朝[新勅撰])
910 :
名無氏物語 :2008/09/02(火) 18:36:40 ID:080YbJ1U
よそながらふる川のべに立つ杉も又あひみじと契やはせし(二条為藤[新続古今])
911 :
名無氏物語 :2008/09/03(水) 23:47:59 ID:zKq3rELm
世中はつねにもがもな渚こぐあまのを舟のつなでかなしも(源実朝[新勅撰])
912 :
名無氏物語 :2008/09/03(水) 23:55:42 ID:zKq3rELm
わかるるもとまるもおなじ宮城野の木の下露はかさもとりあへず(藤原長能[新続古今])
913 :
名無氏物語 :2008/09/05(金) 23:50:56 ID:PX8xH/tL
霞しく松浦の沖にこぎ出でてもろこしまでの春を見るかな(慈円[新勅撰])
914 :
名無氏物語 :2008/09/07(日) 00:57:11 ID:g71/b0ih
面影に花のすがたを先だてて幾重越えきぬ峯の白雲(藤原俊成[新勅撰])
915 :
名無氏物語 :2008/09/07(日) 21:34:50 ID:xFKD7PAl
はるかなる芦屋の沖のうき寝にも夢路はちかき都なりけり(藤原俊成[新勅撰])
916 :
名無氏物語 :2008/09/07(日) 21:49:08 ID:xFKD7PAl
山のはに入日のかげはさしながら麓の里はしぐれてぞゆく(藤原公重[新勅撰])
917 :
名無氏物語 :2008/09/08(月) 06:49:58 ID:vMnbklDq
雲となり雨となりても身にそはばむなしき空を形見とやみん(小侍従[新勅撰])
918 :
名無氏物語 :2008/09/09(火) 18:17:00 ID:sL07lH0L
いくめぐりすぎゆく秋に逢ひぬらん変はらぬ月の影をながめて(小侍従[新勅撰])
919 :
名無氏物語 :2008/09/09(火) 18:19:37 ID:sL07lH0L
いかなりし時ぞや夢に見しことはそれさへにこそ忘られにけれ(小侍従[新勅撰])
920 :
名無氏物語 :2008/09/10(水) 17:54:42 ID:QngiCqkX
春の夜のおぼろ月夜やこれならん霞にくもる有明の空(宜秋門院丹後[新勅撰])
921 :
名無氏物語 :2008/09/10(水) 17:58:36 ID:QngiCqkX
冬の夜はあまぎる雪に空さえて雲の波路にこほる月かげ(宜秋門院丹後[新勅撰])
922 :
名無氏物語 :2008/09/11(木) 18:05:10 ID:Gd9mVceA
袖のうへの涙ぞ今はつらからぬ人に知らるる始めと思へば(宜秋門院丹後[新勅撰])
923 :
名無氏物語 :2008/09/11(木) 18:26:51 ID:3iMtT92N
創価学会にはストーカーマニュアルがあってうろつきや盗聴方法について細かく指示されている うろつきについては「子供が襲われないように地域の安全のためにパトロールしましょう」だそうだwww 盗聴については「たまたま自分の家が盗聴されてないかどうか調べてたら声が聞こえてきて 子供の安全のためにこれからはこれを利用してみんなで盗聴しましょう」だそうだwww この言い訳使ってたらまず創価学会に間違いないし他の言い訳使ってんなら創価学会じゃない可能性が高い 熊本隆談www
924 :
名無氏物語 :2008/09/12(金) 17:55:22 ID:QeLlMjZW
思ひ川いはまによどむ水茎をかきながすにも袖はぬれけり(皇嘉門院別当[新勅撰])
925 :
名無氏物語 :2008/09/12(金) 17:56:23 ID:QeLlMjZW
うれしきもつらきも同じ涙にてあふ夜も袖はなほぞかわかぬ(皇嘉門院別当[新勅撰])
926 :
名無氏物語 :2008/09/14(日) 18:00:06 ID:R5OaFo95
山里は秋のすゑにぞ思ひしる悲しかりけり木がらしの風(西行[新勅撰])
927 :
名無氏物語 :2008/09/16(火) 20:47:14 ID:nL75UN8J
さびしさはなれぬる物と思へども又今さらの秋の夕暮(冷泉為尹[新続古今])
928 :
名無氏物語 :2008/09/16(火) 20:52:56 ID:nL75UN8J
おもひすてて我が身ともなき心にもなほ昔なる山桜かな(藤原忠良[新勅撰])
929 :
名無氏物語 :2008/09/16(火) 20:56:35 ID:nL75UN8J
たのめつつ来ぬ夜つもりのうらみてもまつより外のなぐさめぞなき(平忠度[新勅撰])
930 :
名無氏物語 :2008/09/16(火) 22:16:19 ID:nL75UN8J
ながれての名だにもとまれゆく水のあはれはかなき身はきえぬとも(平行盛[新勅撰])
931 :
名無氏物語 :2008/09/17(水) 00:41:10 ID:u2CSyo/q
恋ひ死なむのちのうき世はしらねども生きてかひなき物は思はじ(藤原隆信[新勅撰])
932 :
名無氏物語 :2008/09/17(水) 07:49:08 ID:u2CSyo/q
こえかぬる岩根の道に宿とへば猶山ふかき鐘のおとかな(二条為藤[新続古今])
933 :
名無氏物語 :2008/09/17(水) 08:45:14 ID:u2CSyo/q
なにかその心の外にしをりせん立ちかへるべき恋路ならねば(藤原実房[新続古今])
934 :
名無氏物語 :2008/09/17(水) 08:50:45 ID:u2CSyo/q
たまさかに秋のひと夜を待ち得ても明くる程なき星合の空(藤原隆房[新勅撰])
935 :
名無氏物語 :2008/09/17(水) 17:53:52 ID:udyGm0GT
人しれぬうき身にしげき思ひ草おもへば君ぞ種はまきける(藤原隆房[新勅撰])
936 :
名無氏物語 :2008/09/29(月) 16:47:05 ID:/5MntSPf
逢ひみてもさらぬ別れのあるものをつれなしとても何歎くらん(殷富門院大輔[新勅撰])
937 :
名無氏物語 :2008/09/29(月) 16:50:03 ID:/5MntSPf
いかにせん今ひとたびの逢ふことを夢にだに見てねざめずもがな(殷富門院大輔[新勅撰])
938 :
名無氏物語 :2008/09/29(月) 16:51:14 ID:/5MntSPf
命ありてあひ見むこともさだめなく思ひし春になりにけるかな(殷富門院大輔[新勅撰])
939 :
名無氏物語 :2008/09/29(月) 23:54:11 ID:/5MntSPf
今はとて見ざらん秋の空までも思へばかなし夜半の月影(殷富門院大輔[新勅撰])
940 :
名無氏物語 :2008/09/30(火) 05:29:33 ID:SsbhV++R
あはれあはれはかなかりける契りかな唯うたたねの春の夜の夢(二条院讃岐[新勅撰])
941 :
名無氏物語 :2008/09/30(火) 05:37:35 ID:SsbhV++R
にほの海や霞のをちにこぐ舟のまほにも春のけしきなるかな(式子内親王[新勅撰])
942 :
名無氏物語 :2008/10/11(土) 06:24:30 ID:qodFnE1M
ただ羅列するよりも、その日々の時節にあう和歌にすれば洒落てるのに。
943 :
名無氏物語 :2008/10/14(火) 19:11:17 ID:FehNRk28
ながむれば見ぬいにしへの春までも面影かをる屋戸の梅が枝(式子内親王[新続古今])
944 :
名無氏物語 :2008/10/14(火) 22:10:46 ID:FehNRk28
時しあればしづのをだまきくるる夜に昔を今と匂ふ橘(飛鳥井雅永[新続古今])
945 :
名無氏物語 :2008/10/14(火) 22:12:59 ID:FehNRk28
いかにしてもの思ふ人のすみかには秋よりほかの里をもとめむ(相模[新勅撰])
946 :
名無氏物語 :2008/10/14(火) 22:15:41 ID:FehNRk28
秋こそあれ人はたづねぬ松の戸をいくへもとぢよ蔦のもみぢ葉(式子内親王[新勅撰])
947 :
名無氏物語 :2008/10/14(火) 23:06:23 ID:FehNRk28
天つ風氷をわたる冬の夜の乙女の袖をみがく月かげ(式子内親王[新勅撰])
948 :
名無氏物語 :2008/10/14(火) 23:20:26 ID:FehNRk28
しはつ山風吹きすさぶならの葉にたえだえのこる日ぐらしのこゑ(守覚法親王[新続古今])
949 :
名無氏物語 :2008/10/15(水) 00:36:02 ID:zKjIWdON
ふじのねは問はでも空にしられけり雲より上にみゆるしら雪(守覚法親王[新勅撰])
950 :
名無氏物語 :2008/10/15(水) 08:51:39 ID:zKjIWdON
我はただ来ん世の闇もさもあらばあれ君だに同じ道に迷はば(鴨長明[新続古今])
951 :
名無氏物語 :2008/10/26(日) 05:52:38 ID:I2T37ZNU
旅ごろもかへす夢路はむなしくて月をぞ見つる有明の空(藤原有家[新勅撰])
952 :
名無氏物語 :2008/10/26(日) 05:54:10 ID:I2T37ZNU
契りしにかはる恨みもわすられてその面影はなほとまるかな(藤原公衡[新勅撰])
953 :
名無氏物語 :2008/10/26(日) 05:55:43 ID:I2T37ZNU
思ひ寝のわれのみかよふ夢路にもあひ見てかへる暁ぞなき(藤原公衡[新勅撰])
954 :
名無氏物語 :2008/10/26(日) 21:26:16 ID:I2T37ZNU
夕けぶり野辺にも見えばつひにわが君にかへつる命とを知れ(藤原公衡[新勅撰])
955 :
名無氏物語 :2008/10/26(日) 21:27:44 ID:I2T37ZNU
昨日みし夢かとぞ思ふ寝ざめして昔をしのぶあかつきの空(藤原公衡[新続古今])
956 :
名無氏物語 :2008/10/26(日) 21:31:08 ID:I2T37ZNU
いく里か月の光もにほふらむ梅さく山のみねの春風(藤原家隆[新勅撰])
957 :
名無氏物語 :2008/10/27(月) 02:42:45 ID:auU/iYKJ
風そよぐならの小川の夕ぐれはみそぎぞ夏のしるしなりける(藤原家隆[新勅撰])
958 :
名無氏物語 :2008/10/27(月) 02:44:50 ID:auU/iYKJ
松の戸をおしあけがたの山風に雲もかからぬ月を見るかな(藤原家隆[新勅撰])
959 :
名無氏物語 :2008/10/27(月) 06:54:32 ID:auU/iYKJ
あしびきの山のあらしに雲きえてひとり空ゆく秋の夜の月(九条教実[新勅撰])
960 :
名無氏物語 :2008/11/06(木) 21:20:01 ID:EfgHPPD5
ふるさとの庭の日かげもさえくれて桐の落葉にあられふるなり(藤原家隆[新勅撰])
961 :
名無氏物語 :2008/11/06(木) 21:21:50 ID:EfgHPPD5
かささぎのわたすやいづこ夕霜の雲ゐにしろき峰のかけ橋(藤原家隆[新勅撰])
962 :
名無氏物語 :2008/11/06(木) 21:23:28 ID:EfgHPPD5
あけわたる雲まの星のひかりまで山の端さむし峰の白雪(藤原家隆[新勅撰])
963 :
名無氏物語 :2008/11/06(木) 21:27:21 ID:EfgHPPD5
おもひ河身をはやながら水の泡のきえてもあはむ浪のまもがな(藤原家隆[新勅撰])
964 :
名無氏物語 :2008/11/07(金) 00:54:56 ID:CSMyON0f
いにしへの幾世の花に春暮れて奈良の都のうつろひぬらむ(藤原家隆[新勅撰])
965 :
名無氏物語 :2008/11/07(金) 00:58:12 ID:CSMyON0f
天の原おもへばかはる色もなし秋こそ月の光なりけれ(藤原定家[新勅撰])
966 :
名無氏物語 :2008/11/07(金) 01:00:04 ID:CSMyON0f
明けば又秋の半ばも過ぎぬべしかたぶく月のをしきのみかは(藤原定家[新勅撰])
967 :
名無氏物語 :2008/11/07(金) 08:09:46 ID:CSMyON0f
しのべとやしらぬ昔の秋をへておなじ形見にのこる月影(藤原定家[新勅撰])
968 :
名無氏物語 :2008/11/07(金) 08:18:03 ID:CSMyON0f
花すすき草のたもとも朽ちはてぬなれて別れし秋を恋ふとて(藤原定家[新続古今])
969 :
名無氏物語 :2008/11/07(金) 08:19:33 ID:CSMyON0f
こぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くやもしほの身もこがれつつ(藤原定家[新勅撰])
970 :
名無氏物語 :2008/11/07(金) 08:21:37 ID:CSMyON0f
ももしきのとのへを出づる宵々は待たぬに向かふ山のはの月(藤原定家[新勅撰])
971 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 00:28:32 ID:QcGIN5M0
斧の柄もかくてや人はくたしけむ山路おぼゆる春の空かな(藤原兼宗[新勅撰])
972 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 01:05:57 ID:QcGIN5M0
思ひ寝に我が心からみる夢も逢ふ夜は人のなさけなりけり(藤原忠良[新続古今])
973 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 01:08:18 ID:QcGIN5M0
朝ぼらけ野ざはの霧のたえまよりたつ白鷺の声のさむけさ(藤原忠良[新続古今])
974 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 01:09:57 ID:QcGIN5M0
おもひすてて我が身ともなき心にもなほ昔なる山桜かな(藤原忠良[新勅撰])
975 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 01:32:00 ID:QcGIN5M0
昔誰かかる桜の花をうゑて吉野を春の山となしけむ(藤原良経[新勅撰])
976 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 02:42:42 ID:QcGIN5M0
うつの山こえしむかしの跡ふりてつたのかれ葉に秋風ぞふく(藤原良経[新続古今])
977 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 04:05:13 ID:2NtL2Mna
青葉さへ見れば心もとまるかな ちりにしはなのなごりおもえば
978 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 06:48:09 ID:QcGIN5M0
さびしきはいつもながめのものなれど雲まの峰の雪の明けぼの(藤原良経[新勅撰])
979 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 06:49:43 ID:QcGIN5M0
をはり思ふすまひかなしき山かげにたまゆらかかるあさがほの露(藤原良経[新勅撰])
980 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 06:52:29 ID:QcGIN5M0
秋は今日くれなゐくくるたつた河ゆくせの波も色かはるらん(藤原雅経[新勅撰])
981 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 06:58:24 ID:29rf+a7Q
982 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 06:59:36 ID:rycGKiy5
人 ( ) ( ) (____)
983 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:00:20 ID:U/3sRLMm
6年間お疲れ様でした!
984 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:01:48 ID:VXRpdCAZ
1年後ここは 乂1000取り合戦場乂 となります。 \∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!! ,,、,、,,, /三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,, /三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,, ,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \オーーーーーーーッ!!/ //三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧ ∪ ∪ ( ) ( ) ( ) ) ,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧ ,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) ( )
985 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:04:10 ID:Mcd1c4mz
986 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:04:34 ID:gzyWNaTL
987 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:05:13 ID:f8Lh3BY6
長寿スレ
988 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:05:29 ID:cV+dqJKC
1000
989 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:05:38 ID:VXRpdCAZ
>>985 タイムリーすぎる話題
未来を先読みしてたなwww
990 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:06:09 ID:f8Lh3BY6
ksk
991 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:06:39 ID:f8Lh3BY6
ksk
992 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:07:01 ID:QcGIN5M0
かり衣すそ野もふかしはし鷹のとがへる山の峰のしら雪(藤原雅経[新勅撰])
993 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:07:26 ID:VXRpdCAZ
994 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:07:28 ID:3ZrpXWhX
すげえ 俺がまだ中学生だった頃にたったスレかよ
995 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:08:05 ID:G4CTkw4t
2なら筑紫が生き返る
996 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:08:52 ID:QcGIN5M0
おもかげはなほあり明の月草にぬれてうつろふ袖の朝つゆ(藤原教雅[新勅撰])
997 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:09:02 ID:DksCHDl+
2002年から2008年か
998 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:10:21 ID:QcGIN5M0
わすれじの契りばかりをむすびてやあはん日までの野べの夕露(藤原雅経[新続古今])
999 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:11:31 ID:QcGIN5M0
恨みじな難波の御津に立つけぶり心からたくあまの藻塩火(藤原雅経[新勅撰])
1000 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:11:33 ID:n248zYuN
1000なら時が戻る
1001 :
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