[転載禁止] 鉈 ナタ 山刀 11本目©2ch.net
三角定規みたいな洋鋸と違い
日本の鋸は冗談かってくらい中子が細いがまぁ折れるのは刃の鋼の部分だし
材質や焼き入れのやり方でどうとでもなる
上のほうの東南アジアの野鍛冶の映像でも全鋼だが刃の部分にしか焼入れしてない
あれなら普通に使えば折れないでしょうね
廃材利用こそ野鍛治の原点。
大好きな話だ。
戦国時代の刀の肌が立っているのは硬軟の鉄を練り合わせた言うよりも駄目になった刀の廃材利用の結果だと思う。
同じ時代でも注文打ちは地金がきれい。
廃材ナイフと言えば昔本で読んだ台湾の中国軍から打ち込まれた砲弾の廃材から作った金門包丁が欲しい。
粗悪な鉄と思いきや中国軍の砲弾鉄はかなり良質な鋼らしい。
>>281 > 廃材ナイフと言えば昔本で読んだ台湾の中国軍から打ち込まれた砲弾の廃材から作った金門包丁が欲しい。
> 粗悪な鉄と思いきや中国軍の砲弾鉄はかなり良質な鋼らしい。
砲弾鋼は
>>206の石垣島鍛冶屋さんの報道でも出てくるの話だな。
昔の金門は本当に砲弾の破片で包丁を作ったが、今は宣伝用の昔話に過ぎない、鋼材は新しいの物を使う。その宣伝は鋼材難時代の歴史を記録するの効果があるだが。
今の金門包丁メーカーは鍛冶屋からブランド刃物工場に転向した。一応、現場で包丁を作るの観光見学コース用鍛冶場が残ている。
金門の最後の手打ち野鍛冶さんすでに高齢のために閉店したと聞いた。
http://meiyuan989.pixnet.net/blog/post/39218367 金門包丁メーカーの歴史を紹介するの台湾ブログ。
ページの下は例の正吉號さんが砲弾鋼で刃物を作るの写真あり。
>>282の続
複数の金門包丁メーカーがあるので、これはその中の一つ。
https://www.youtube.com/watch?v=Jq645Dq6GaI これは観光見学可能の古い鍛冶場、便利の機械を導入した町工場の程度で、基本の鍛造工法は同じ。ここで残った砲弾廃材を使って特注品を作る、正真正銘の砲弾包丁はここで買うことができる。
このメーカーは別の自動化工場がある、そこで量産型刃物を製造する。産量の数と自動化生産効率を考えれば普通に新しい現代規格鋼材を使うと思ったが、関係者は異口同音で「まだまだ砲弾が残ている」を言う。
まあ、大人の事情があるだろう。
別に刃物の品質が下がったではない、時代の流れをよく順応すると思う、でもこれは既に野鍛冶とは言えないな。
なるほと現地の情報が聞けて参考になったよ
金門包丁も名物としてはいいんだろうけど鋼として本当に良い物とは限らないからまあ、大人の事情があるんだろうな。
徹甲弾は鉄の装甲を貫通させるために先端は強靭ではあるらしいが硬度はなさそうな
榴弾なら爆散させるための弾体部分は高炭素鋼で出来てるのかな?
砲弾ってのはその国の冶金技術の粋みたいで複雑なもんなんですな
池村さんとこが新発見の様に書かれるのは住人が入れ替わっている証拠だなw
前に石垣島まで行って池村さんの工房を訪ねた人がレポを書いていた。
ヤマンガラス、現地では鞘無しで5千円だそうだ。
日本の剣鉈を伝承する為にも良い面、悪い面あるが宗正で買い物をしないとなw
有名鍛冶屋の次世代のレポを誰かまとめてくれんかね。
佐治、世代交代成功。とうぶん安泰。
日野浦、まだまだ現役。次代も有望。
秋友、・・・。次代は客層が変わる、品揃えも変わると跡継ぎ予定者が言っている。
浅井、鉈は見つけたら買え!包丁は後継者が居る。
重房、伝説の人とは違う人が打っている。買っている人は知っているのか知らないのか。
豊国、どうなるんだろうね?供給源の鍛冶屋は高齢化だろ?10年後は佐治から仕入れて豊国銘で売るのか?堅焼き土佐の伝統を守る為に頑張って欲しい。
追加、訂正求む。
浅井丸勝殿が去年の7月に亡くなられたのは本当に驚いたな…。
>>285 金門砲戦(1958から)当時中国の工業状況と石垣島の話も考えれば、砲弾鋼の質がいいより、単純に離島は鋼材難があるため砲弾廃材を使うと思う。
多分金門包丁は:
1.先代の鍛冶屋さんたちの腕がいい。
2.砲弾廃材は大量にある。(昔はトラック単位で砲弾廃材を運ぶと言う)
3.昔の台湾本島でも鋼材難。
4.当時としてはいい鋼材。
5.砲弾廃材の話が「物語のある広告(ストーリーテリング)」になる。
など複合の要因からの名声と思う。
同じ廃材でも、自動車板バネは
1.工業先進国からの標準化製品。
2.特性は刃物に向いてる。
3.自動車はどこにもある。
ため、海と国境を越えて別格的に高評判を受けている、と自分が推測する。
>>287 その話に興味津々。
実はこういう「伝統文化が現代にどう生きているのか」の日本的に話を期待している。
>>285 明治期に大砲の玉に使われたから、「玉鋼」ですがね
古見刃物店 廃業した。沼田鉈はこの世から消えてしまったのか。
中屋平治 若い後継者がいるようだ。
盛高刃物 安泰。青紙スーパーの包丁が大ヒット!二年待ち!おめでたいことだが注文しようとすると鉈まで二年待ち。
司って次代も有望なの?
佐治武士は一時期は数打ち仕事雑だの散々な言われようだったが小奇麗になってきたな、若手の育成成功か利器材の育成成功か。両方か
>>290 金門包丁の話の流れだよ世界大戦以降の改良された砲弾の話だよ
>>291 え?古見製作所廃業しちゃったんですか?
去年鉈と草?き買ったんですが、切れ味よくって気に入ってたのになぁ。。。。
>>292 去年の秋くらいに電話したが電話自体すでに使われてなかった。
高い金出せばいいものはいくらでも買えるが
現代に残る諭吉でお釣りがくる生活用品としての鉈のほんまもんの名工だったのに残念極まりないですねぇ
>>293 自分が購入したの、去年の3月なんですが、ギリギリセーフだったかもしれません。
本当に実用刃物で格安だったのに、残念です。
板バネは同じ車でも走行数によってかなり仕上がりが変わってくると聞いた。
長年乗った愛車の記念に鍛冶屋に持ち込む人も時々いるようだが、あまり良い仕上がりにはならないようだ。
静脈瘤の手術で血管を閉じるとその血管はやがて消えてなくなると言うが、かつては静脈産業だった野鍛冶も人も同じか。
しかし、だからこそ魅力的ではあるが。
板バネも長年ハードに乗ってれば割れることありますし
そういうのは鋼材としてみたら亀裂だらけなのかもしれないね
今となってはトラックや四駆くらいにしか使われてないけどね
「長年乗った愛車」が列車や軍用車両だったら映画のネタになるな
フクロナガサの西根さんの所は息子さんが修行中。
研ぎや包丁までなら作れるようになっているらしい。
包丁のが難しいように思えるがまぁピンキリか、秋田の包丁は安いし何でも片刃だったな
菜切包丁ください!って言っても片刃出されてこれは薄刃包丁じゃねーかって問答になること請け合い
沼田鉈こと上州鉈だがまだ群馬の金物屋には売っている。製作地は大抵三条越前土佐などだが
デッドストック品ばかりで次はないかもしれない。もしかしたら地産の手打ちが残ってるかもしれない
ヤ○オクでもデッドストックの沼田風鉈を投げ売りしてる群馬の人がいる、あれはちょろっと写ってるシールのマークから察するに越前製っぽい
名人つんぼの鉈が欲しい…
ねーんだわ。
ナイマガに載ってた西根作の菜切りは両刃だったよ
なんだとう
地域によって違うんか嘘ついてごめんね^^
> 板バネは同じ車でも走行数によってかなり仕上がりが変わってくると聞いた。
> 長年乗った愛車の記念に鍛冶屋に持ち込む人も時々いるようだが、あまり良い仕上がりにはならないようだ。
カニマンさんのブログに突撃質問で頂いた回答。
----
@ 新しいバネと使われたバネと仕上がりの違いについて、そこまで研究していませんの良く分かりません。
A 板バネの切れ味は安来鋼のようなカミソリ刃の切れ味は出ません。しかし、鉈や荒切用の刃物には優れた剛材です。
B 上手く焼きが入ると切り出しナイフとしても使えます。
----
東北は殆どの菜切りは片刃だよ
今の西根さんの所も片刃だし。
両刃は安物のホームセンターの包丁だけだと思っていたら全国的には両刃なんだな
鍛冶屋の話だと両刃は片刃と同じ厚さの地金を使うと二倍に延ばさないと行けないから延ばすのが面倒くさいとの事。
東北民からすると、関西〜四国あたりの両刃圏は逆にびっくりするな。
NHKで観た、十津川村の田上さんの作った鉈で杭を研いでいた老人には、かなり器用だと感じたもんだし。
ほーん
鉈が両刃文化になるのは津久井地方辺りからかな?
あれも上で話題になってる共柄の両刃鉈だな
寒い東北が薄い片刃鉈を発展させていった謎。
鋼材からして今とは違うんだろうが。
泊鉈を調べたら炭素量0.42%とか書かれてるが昔の東北鉈もそうだったのかな。
泊鉈は薄刃だけど東北の鉈は厚重ねの片刃が主流。
両刃も枝打ちや竹割りであるにはあるけど研ぎ易いから鉈や山刀は片刃がいい
年の半分は寒いから両刃なんか研ぎが時間がかかってゆっくり水研ぎしてらんないよ
兎に角、片刃は研ぎが楽。
柔らかいもの切る時はそのまま研げばいいし硬い物を切る時はエッジを付けるか刃先だけ鈍角に研げばいい。
俺の経験からいうと夏以外は寒くてゆっくり両刃なんて時間がかかって研いでられない。
片刃になれると両刃は不便。
両刃はまぐりとか大好物なのは俺が刃物オタクだからか、たしかに実用性では片刃ですね。
東北のは鉈としては薄刃だと思うのだけど
持ってる古秋田鉈が4ミリくらい、身幅で重さを稼いでるよう。用途によるんでしょうが。
東海地方の鉈は片刃でもたっぷりセンチ近くある。
天気が良いから春に向けて鉈研ぎ。
研ぎ汁で汚くなるから研ぎは当然外。
片刃なら短時間で研げるから兎も角、両刃なんか水も空気も寒くて研いでらんなかったよ
山形で家業が林業だったから古い鉈がたくさんあるけど研いで見ると鋼の質が皆微妙。
総じて厚重ねの片刃造り
昔は鋼の質が悪いから重さで切れ味と耐久性を補っている感がある。
片刃でも出来ないことはないがバトンもやるなら両刃の方がいいな。
片刃だと薪が曲がる。
焚付け作るには両刃で無いと話に成らん
そうだね鉞だね
鉈の両刃如きが寒くてしんどいなら研磨に向いてなくね?
確かに鉈如きだが
ここには鉈を仕上げ砥石で研磨どころか化粧研ぎする変態が居座っててもおかしくないからな
6桁の剣鉈とか持ってそうだし
気温2度くらいなのに寒くてゆっくり両刃の鉈なんか研いでらんないよ
318 :
名前なカッター(ノ∀`):2015/03/04(水) 04:25:54.53 ID:45GIhnX9
>>316 でも化粧砥ぎって案外楽なんだよなぁ。
内曇りまではぶっちゃけ人造砥石か耐水ペーパーで良いし、面倒な拭い用の微粒子鉄粉も今なら通販でいくらでも買えるからね
強いていえば内曇り引く所と刃取りが面倒かな
最近は差し込みの方が流行ってる様な
拘ってんじゃねーか
俺はグリズリーのグラインダーで刃だけジョリジョリジョリ
河原で拾った石で裏をシャッと
終わり!
ワイルドやねw
俺も最近、河原の石集めを始めた。
まだ使えそうなのが凝灰岩くらいしか分からんけど、使えるって聞いてたチャートは石灰みたいな筋が入ってて砥石には向いてないような気がする。
俺、デカイ凝灰岩見つけたらグラインダーで切断して平面出すんだ。。。
地元が亀岡なんだ
山にもよるが登って石拾ったら
ほとんどが砥石だもんな。
しかも多分めちゃ高いやつ。
山も砥石山って呼ばれてたりすんのがいくつかある。
偏見全開でいうと京都の山って持ち主がうるさそう、マツタケのイメージで
俺も石は詳しくはないけど
青黒の珪質頁岩がいいんでしょそりゃあ河原で拾うやつの質はお察しだけど
縄文人の気分になれる
河原で石を拾うと石に霊が憑いてるから駄目だと散々聞かされている俺には無理な話だな。
そういや俺の家族は昔、廃材のレンガで研いでたな
鉈は錆び防止の為にも軽く仕上げ研ぎしてるよ。
刃先はある程度仕上げかけた方が切れるしね
327 :
名前なカッター(ノ∀`):2015/03/06(金) 19:31:24.04 ID:G8uWBwgb
長生きするのは年寄りだけ
328 :
名前なカッター(ノ∀`):2015/03/06(金) 19:32:12.93 ID:G8uWBwgb
誤爆御免の向こう傷