【ヒゲソリ】ひげそり、何使ってます?21【髭剃り】
202 :
197 ◆HsptrkZmYk :
【ド・玄人のヒゲ剃り日記】
さて、顔半分ずつをQ4Tと3DDで剃ってみた訳ですが…
一言で言うと「ショック」でした。
結果としては「3DDで剃った側の方が深剃りでき、自由にヒゲ剃りの腕が揮え、
両カミソリで同じレベルの深剃りをすると、3DDの方がカミソリ負けしない」
という、信じられない結果でした。
前回のレビューで3DDの性能の高さについて語りましたが、
3DDに比べるとQ4Tは、普通に剃ると肌に優しく剃れはするものの、
3DDのように軽く深剃りする事は出来ません。剃れないでもなく剃れるでもなく…
と、いった所です。
Q4Tと3DDの2本で顔の片側ずつを剃ったせいか、
どうしても、同程度の深剃りにしようとしてしまいます。
Q4Tを、3DDの深剃り、コントロール性能に張り合うように使う、
Q4Tの刃を肌に食い込ませないといけなくなりました。
そのような無理な剃り方をした結果、
同程度の深剃り具合をし、双方で剃り残しを殲滅した結果、
Q4Tの方が3DDよりもカミソリ負けしてしまったのです。
初心者がさっさっと剃るのならば、そこそこの深剃りが出来ます。
しかし、私のようなヒゲ剃りド・玄人が自分の腕を駆使してしまうと、
Q4Tの敷いたレールを外れた剃り方になり、カミソリ負けしてしまうのです。
今まで新Q4Tがパーフェクトなカミソリだと口を酸っぱくして言ってきましたが、
それは頭髪剃りや無駄毛処理に限った性能でした。
私はシック派ですし、新Q4Tはそのシックの主力カミソリで、
実際、頭髪や無駄毛が一番うまく剃れるので、最高のカミソリだとずっと妄信していました。
頭髪や無駄毛よりも遥かに硬く、肌も剃りにくい形をしているヒゲ剃りに使う場合には、
まさに「ド・素人用カミソリ」と評価せざるを得ません。
思えば3DDは、世界最高の切れ味の2枚刃で、そのままではまさに凶器でした。
それを、3D的なヘッド・刃の動きの自由度、セーフティワイヤー、刃へのコーティングで
「キレてな〜い」レベルにまで危険を抑えた、ギリギリのバランスのカミソリです。
3DDの時点でシックのカミソリは極まっていたのです。
それを、ジレットの「肌への優しさ」への追求に影響を受けて
「誰でもある程度剃れるが、上級者は満足のいく深剃りが出来ない」
カミソリにモデルチェンジさせてしまったのが、今のQ4Tです。
肌への優しさにこだわるならジレット使え。
深剃りにこだわるなら3DD使え。
わかったかおまうぇら